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【総評】 小林さんちのメイドラゴン

該当作品放送期間話数
▶ 小林さんちのメイドラゴン
▶ 小林さんちのメイドラゴンS
'17年1-4月
'21年7-9月
全13話
全12話

▼ 概要

『小林さんちのメイドラゴン』は、クール教信者による日本の漫画。アニメ版は京都アニメーションが制作。本作は京都アニメーション放火殺人事件発生後、初となる元請制作のテレビアニメとなる。第1期で監督を務め、同事件で死去した武本康弘は引き続き「シリーズ監督」としてクレジットされる。

▼ あらすじ

朧塚という街に住むOLの小林さんは、酔った勢いから異世界のドラゴン・トールを助けた。トールは理由があって故郷に戻れないこともあり、人間のメイドに姿を変えて、小林さんの自宅に住み込んでお世話を始める。そして、小林さんの許にはトールを初めとした様々なドラゴンが集まるようになっていくのだった。
(wikipediaより引用)
▼ 感想(第1期)

メイド竜との擬似家族生活
ドラゴン(人型)と人間との異種間ホームコメディ。
原作者のクール教信者さんは「旦那が何を言っているかわからない件」「小森さんは断れない!」の人ですねー。作風やキャラクターに共通点が見られます。いやしかしまさか京アニでアニメ化するとは驚きです。映像美術的には申し分無い。細かい描写も行き届いていて動作ひとつ取っても愛くるしいです。京アニにとっても本作の様なライトでゆる~いジャンルを手掛けるのは珍しいですね。そういったテイストを楽しむ為に視聴するのもアリ、ですね。

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ここからはちょっと批判的になりますが……、
擬似家族やロー・ファンタジー等の設定には心くすぐられる一方で、ドラゴン関連のお話が鼻につくというか、正直どうでもいいとずっと思いながら見てました。と言うのも、ホームコメディやってる最中に半ば無理矢理にファンタジー要素を引き合いに出して、取って付けた様なシリアスや不幸話を繰り広げるのだから、あ~(ドラゴン要素)殲滅したい!と思うのも仕様がない。

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もっと言ってしまうと、カンナちゃんくらいしか魅力的なキャラクターがいなかったのが残念です。
これは私感ですが、本作のキャラクターは同人ウケしそうなカテゴリの寄せ集めだなと感じてしまうのです。「脇キャラはおねショタとロリ百合・ホモ要員を散りばめて~、ヒロインは人外メイド、主人公が男だとアレだから男風味な女にして~」……という作為が見えるようで好ましくない。キャラクター=属性の具現化ではないよね、という事が言いたかった。まあ、個性を履き違えた量産型キャラクターというのは本作に限った事ではないのでしょうけれど……。

スピンオフの作品に『小林さんちのメイドラゴン カンナの日常』というのがあるらしくて、じゃあもうそれでいいじゃん!と。それにしても京アニが描くカンナの幼女感が最高でしたー……子供特有のもたもたどてどてした感じがリアルで流石。声優さんもGJ。

才川のアヘ顔ネタを連発していましたが、原作では一回しかアヘってないらしいですね。アニメらしい演出だ。

▼ 感想(第2期)



京都アニメーション放火殺人事件を経て、第1期と遜色ない出来栄えで放送され、京アニが復活した事自体が嬉しい、そんな第2期でした。本当に良かった。
相変わらず、カンナ×才川とか、小林×カンナの日常シーンが好きでした。
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Comment

  • 河原
  • URL

確かにガチのファンタジーと、ほのぼの日常コメディって割と水と油ですよね
せめて甘プリや、はたらく魔王さまみたいにコメディ回とシリアス回を
きっちり分けてたら違ったのかもしれませんね
最終回は単体で観れば面白かったですし

連載してる雑誌の読者層からして仕方ないのかもしれませんが、
本当に小林さんが女性である必要性が皆無でしたね
最終回を観て、その気持ちが一層強くなりました
普通に、小林さんが男で異種間恋愛でいいじゃん、と
大体、同性の家族として認めるんならメイドはないだろ、メイドはw

  • 名無し
  • URL

>カンナちゃんくらいしか魅力的なキャラクターがいなか

そのカンナもうたわれのアルルゥの類似キャラと言ってしまう事が可能なキャラですけどね
まあ、これだけ作品とキャラが増えすぎた現代で、どれが元祖とか言い出したらキリがないですが

>ホモ要員

ファブニールとオタク眼鏡の事を言ってるんなら、さすがに邪推しすぎというか毒されすぎでしょう
あれはドラゴンにコミケなどのオタクネタをやらせたかっただけで、家主が同性なのは恋愛とか面倒な展開にしたくなかったからだと思いますよ

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