≪下記の作品を評価対象に含めます≫ 放送開始:2001年03月 |
◆アニメーション制作進行くろみちゃん(第1作) ◆アニメーション制作進行くろみちゃん 日本のアニメは私が作る!2 |
『アニメーション制作進行くろみちゃん』は、ゆめ太カンパニー(現TYOアニメーションズ)の企画・制作、大地丙太郎の監督によるOVA作品。全2作で、第1作は2001年3月30日、第2作は2004年1月28日発売。
本作はアニメ制作における「制作進行」という役職に焦点を当てた、いわゆる業界アニメであるが、アニメでアニメ業界という舞台を取り上げたのは本作が初めてといわれている。
第1作は2002年度新世紀東京国際アニメフェア21でオリジナルビデオアニメ部門優秀作品賞を、第2作は東京国際アニメフェア2005で「東京アニメアワード」OVA部門 優秀作品賞をそれぞれ受賞している。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------「ルイモンド・・・まだ、辞めてないよ」
大地監督といえば、『こどものおもちゃ』『すごいよ!!マサルさん』『十兵衛ちゃん』等を手掛けた経歴を持つ方ですね。本作もそうですが、はちゃめちゃなコメディとじんわり泣ける感動シーンの緩急がグッドな作品が多い印象があります。B級感たっぷりのおフザケ演出も特徴的(笑)
タイトルの印象と、OVA作品という点からどうも今まで見る機会がなかったのですが・・・概要にも記した通り”アニメ業界を取り上げた初めてのアニメ”と知り、視聴しました。
結論から申しますと、大満足。アニメ好きならもっと早く見れば良かった。
原画マン・作監ってやっぱ凄ぇわ
ってなりますね。いや他のスタッフも大変なのだけど、本作は作画班にスポットが当たっています。
作画崩壊はノー作監で進めると起こるものなのね。勉強になる。
スタッフロールに感動
作中のアニメのスタッフロールにくろみちゃんの名前が表示されるシーン、胸が熱くなりました。
また、本作の(本当の)スタッフロールも実に感動的。
何故なら、通常クレジットされないレベルの原画マンや外注の下請け動画マンも含めた全員の名前が掲載されているから。本当に多くの人の努力の集大成なんだなぁと実感します。
ちなみに制作進行の欄にモデルとなったくろみちゃんの名前もちゃんとあります。
たった全2話なのに密度が濃い!それぞれ1回ずつ目が潤みました。
ED曲「ひだまりの街で」がまたい~い曲だな~
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
5 | 7 | 6 | 5 | 6 | 6 |
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