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【総評】 僕だけがいない街

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---{▼概要}-------
『僕だけがいない街』は、三部けいによる日本の漫画作品。『このマンガがすごい!2014』オトコ編第15位、『マンガ大賞2014』第2位。『マンガ大賞2015』第4位。アニメ版はA-1 Pictures制作でフジテレビ『ノイタミナ』枠ほかにて放送された。全12話。十一話は途中から原作とは別のオリジナルストーリーとなっている。
---{▼あらすじ}-------
舞台は2006年5月。主人公・藤沼悟は漫画家としてデビューしているもののその後はぱっとせず、編集部に持ち込む原稿も扱き下ろされるばかり。大成しない自身に葛藤を覚える悟であるが、しかし彼は一つ特殊な能力を持っていた。『再上映(リバイバル)』。時が自動的に巻き戻るその現象は、その日アルバイトに勤しむ彼に”再び”発現した。
---{▼感想}-------
あの日の彼女を救えれば、未来は変わる。
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所謂タイムリープで連続殺人犯を追うサスペンス・ミステリー。息をもつかせぬ緊張感と、心の奥の正義感が蘇るような展開に、毎回大満足なアニメでした。原作既読・未読組共に評価は上々だった様子。ちなみに私は未読組でした。

本作で特徴的なのが、タイムリープ先が少年時代という点です。正直、ミステリーとしてはシンプルな部類だと思うのです。しかし、タイムリープ特有の熱い使命感に加え、幼少期の細やかな描写にカタルシスを覚え、グッときます!子供だから出来ることに制限がついたり、狭い世界観の中で必死にもがく感じ。虐められている子がいると身を挺して守りたくなる・・・そんな経験、男の子なら誰もが持っていると思うけれど、視聴していると蘇ってきて、胸が熱くなります。

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「馬鹿なの?」
雛月かわいいよおおおぉおおprprprpr
守ってあげたいっっ僕が守ってあげるよぉおぉおおおお!!
ハァハァ・・・(;´Д゜)ハッ!! oO(あ、声に出てた・・・)

甘酸っぱくてニヤニヤできるシーンも多かった。CV:悠木碧が最高だった。「今からお前のこと誘拐するけどいい?」「いいよ」のシーンとか、いいよね。
悠木さんだけでなく、他の声優さんも凄く良かった。
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終盤は原作シーンカット&改変で、アニメオリジナルで頑張っていたご様子。未読組としては違和感無し、むしろ『綺麗な幕引きだったなー・・・どこがオリジナルだったの?』ってな感じです(端折ってる感はなんとなく解りましたけど)。

ラストは愛梨ちゃんENDでしたねー。ヒーローに憧れる主人公としては、見返りを求めることなく全員を救えてハッピーエンド!という気持ちのいい終わり方でした。
なのに・・・雛月に恋をしてしまった視聴者の私(笑)は、『(最後は雛月と結ばれて幸せになるんだろうなぁ・・・)』と勝手に予想しながら見ていたので、最後ちょっとだけモヤモヤしてしまいましたー。いや、雛月に見返りを求めるのは邪心なので、あの終わり方で大正解ですよね。うん、雛月が可愛すぎるのが悪い(馬鹿なの?)。

あとは、犯人の行動原理だとか。悟のモノローグの演出だとか。OP・ED曲だとか。色々大満足でした。

したっけ!

--▼【総評*1行表】----
脚本演出作画人物音楽構成
887887
満足度ランク【AA】!!
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