AICからの独立組の1つ、TROYCAがA-1 Picturesと共同制作するオリジナルロボットアニメ。監督はTROYCAの取締役であるあおきえい、ストーリー原案(原案であり全体の脚本ではない)は製作にも名を連ねるニトロプラスの取締役である虚淵玄、シリーズ構成、脚本は高山カツヒコ、キャラクターデザインは漫画家の志村貴子による原案を基に松本昌子が担当している。
物語の主人公と呼べるキャラクターは三人存在し、地球側の主人公として界塚伊奈帆、火星側の主人公としてスレイン・トロイヤード、その中心に位置する主人公としてアセイラム・ヴァース・アリューシアを挙げており、複数の人物からなる群像劇を意識しているのだという。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------「王道」を謳っているにも拘らず、立て続けに予想を裏切る衝撃展開が起こる点がグッド。見応えがあります。
主人公が3人とのことですが、1クール目が終了した今段階までの主な主人公は伊奈帆ですね。ロボットものには珍しい冷静沈着な分析派。達観しているような物言い。ギャーギャー騒ぐタイプの主人公よりも好感が持てました。伊奈帆の性格が受け入れられるかが本作のポイントのようです。
ロースペックな練習機を愛用するという点も面白い。
敵役も非常に個性豊かでロボットアクションだけ見ていても◎。戦い方に性格が出ている点も評価したい。また、それらを分析して弱点を突くという伊奈帆のスタイルがめちゃくちゃ燃える!!
分割2クールだったわけですが、内容の濃さに差が出ましたね。
1クール目満足度【AA】、2クール目満足度【BB】
2クール目は広げた風呂敷を畳むのが精一杯という感じ。まとまってはいるが、1期のような奇抜さはありませんでしたね。
着地点が少々ズレましたが高水準作品だったのかな。
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
7 | 8 | 8 | 7 | 7 | 6 |
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