『トップをねらえ!』は、1988年、ガイナックスにより1話30分、全6話のOVAとして製作・販売されたSFロボットアニメである。第21回(1990年度)星雲賞メディア部門受賞。そのタイトルに見られるようにアニメ『エースをねらえ!』や映画『トップガン』を始めとする往年の作品のパロディ的な構成とし、昭和時代のアニメ・特撮作品に対するオマージュを盛り込むなど、一見して明るくとっつきやすい作風となった。
本作はパロディを中心に始まりつつも、次第にシリアスな内容になっていく物語構造を持ち、ジョー・ホールドマンのSF小説『終りなき戦い』から着想を得て、「ウラシマ効果」を積極的にストーリーに取り入れるなど、根底には重厚なSF描写や細かい科学設定がある。多くのOVA作品が作られた1980年代にあって、映像やドラマ性を重視した本作は「OVAの金字塔」とも形容された。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------今なお評価が高い定番名作OVAであり、1980年代のオタク文化の集大成的作品と称されております。
各所にメジャーマイナー取り混ぜた、特撮、アニメ、邦画、洋画、SFのパロディがふんだんに散りばめられている様です。
が、予備知識もほとんど無く視聴した私には、何だがダイジェスト版を見ている様な感覚を覚えました(笑)。手っ取り早い面白さよりも、味わい深さに価値を置いている古き良きオタク文化作品といったところでしょうか。
概要にも記述しているが、戦う事の意義云々よりも「ウラシマ効果」の方が物語上のメインでありました。
宇宙に出陣する度に、地球の家族や友人・想い人が年老いてゆく…。そういった切なくてやるせない心情を描く上で、女子高生を主人公に据えた良さが活きてきますね。
スミス登場の第三話から面白さが止まりませんでした。
名シーンは多々あれど、第六話(最終話)の「ごめん、キミコ!・・・もう会えない!」が本作の素晴らしさを一言で言い表していて好きです。
ラストに潜む感動シーンは誰もが胸打たれる出来。
当時にしては凄い作画だ。尽力惜しまずこだわり抜かれた印象を受けます。
ロボットアニメ、ガイナックス製作のアニメを語る上では必見でしょう。
おっぱい丸出し。ありがたやー
--▼【総評*1行表】----
脚本 | 演出 | 作画 | 人物 | 音楽 | 構成 |
6 | 7 | 6 | 7 | 6 | 5 |
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