該当作品 | 放送期間 | 話数 |
▶ うさぎドロップ | '11年7-9月 | 全11話 |
▼ 概要
祖父の訃報で訪れた祖父の家で、30歳の独身男・河地大吉は、祖父の隠し子である鹿賀りんと出会う。親戚たちがりんを引き取る話し合いのふりをしながら互いに責任を押し付け合う中、見兼ねたダイキチは勢い余ってりんを引き取ることを宣言してしまう。ダイキチと、りん。ふたりの凸凹・二人三脚・共同生活が始まる。
(wikipediaより引用)
▼ 感想
脚本 | 余計なドラマ性を持たず、子供とのごくごく日常的な幸せを描くほっこりアニメでした。子供が欲しくなりますね、溢れだす父性! 温かい内容だが、どこか風通しの良さを感じる。何気なく吹く風が、様々な表情を帯びていて色々と考えさせられる。 |
演出 | 淡々としてたけど細かなところで演出が凝っていてよかった。 感じ入るポイントが満遍無く配置されていて、ハッとさせられることが毎話何回もある。すごい |
作画 | 優しい空気感を含んだ独特な絵柄。 メッセージ性のあるアングル。細やかな動作や視点の切り替えがあって、さり気なく良作画なんですよね。 |
人物 | ダイキチの心情は非常にとっつきやすいし、他の大人達の台詞は考えさせられるものばかり。 りんちゃんの可愛さは強烈ですね、養いたい "萌え"に媚びた感じが一切せず、ありのままの子供を見ているようでした。 |
音楽 | OP・ED共にアニメーションと曲が素晴らしい。 メルヘンチックで子供心・親心をくすぐりますね。 |
構成 | 全話同程度のクオリティを保っていたのが凄い。 最終回も最後らしからぬエピソードで「え、これで終わり?」という感じ。延々と続いてほしかったなぁ。 |
2011年夏季アニメの中でトップクラスの面白さでした!!
こういうハートフルな話に弱いんですよねぇ・・・
原作は10年後の話も描いていて結構シビアな内容らしいですね。
そういう意味では、ちょうどいい終わり方だったのかも。最後まで大人のりんちゃんが登場しなくて良かった。
満足度ランク【A】!!
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