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【総評】 ワンダーエッグ・プライオリティ

該当作品放送期間話数
▶ ワンダーエッグ・プライオリティ
▶ 特別編「私のプライオリティ」
'21年1-3月
'21年6月
全12話
全1話

▼ 概要

『ワンダーエッグ・プライオリティ』(WONDER EGG PRIORITY)は、CloverWorks制作による日本のテレビアニメ作品。野島伸司が初めてテレビアニメーション制作に参加し、原案および脚本を手掛けるオリジナルアニメ作品となる。2021年1月から3月まで日本テレビほかにて放送され、特別編が同年6月29日に放送された。

▼ あらすじ

とある出来事が原因で不登校の中学生大戸アイは、深夜の散歩中に、謎の声に導かれエッグを入手する。次の日、別世界に引き込まれたアイがエッグを割ると、中から少女があらわれる。アイはエッグ世界で、親友の長瀬小糸が彫像になっているのを見て、少女を襲う敵ワンダーキラーを倒すことで、小糸を生き返らせることができると考え、戦いはじめる。
(wikipediaより引用)
▼ 感想(第1~12話)

卵を割ってセカイを変えろ。


"高校教師"や"家なき子"等、社会現象を巻き起こしてきたドラマ脚本家・野島伸司さんが手掛けるオリジナルアニメ。暴力・いじめ・自殺といったデリケートな題材を扱う作風はアニメでも健在、というか本作がまさにそれですね。
とは言え、非現実世界で自殺者のトラウマを倒していく……というファンタジー設定はアニメならでは。アクション・構図・脚本構成・決め台詞や台詞回しetc... どれもハイセンスな考察型作品となりました。



一筋縄ではいかない思春期事情。それを明瞭化するどころか、更に謎を加えて掻き混ぜた様な、そんな印象を受けました。しかも、追いかけても先回り&新たな謎を上乗せする構成のお陰で振り回されっぱなしです。それが不快ではなく小気味好いのだから、不思議ですねぇ。

そんな心地も束の間。第8話で総集編を挟み、どこにも収まらぬまま最終話を迎えました。あ、明らかに尺が足りてない……!!
制作が決定した特別編が何分枠なのか知りませんが、話をまとめるには正直あと1クールは必要なのでは……?と思わずにはいられません。う~~ん、ハイクオリティなのに勿体n……いや、特別編を見てから判断しましょう。
度肝を抜かれる結果になるのか。
はたまた、トサカにくる結果になるのか。
楽しみです。



▼ 感想(特別編)

「大戸アイ……復活!」

「せーのっ、終わり!」
んェ!?終わりなのか……。とりあえずまとめてみると、
・4人の自殺した友達を生き返らせるという目的達成
・正確には生き返らせるのではなく、パラレルワールドから連れてくる=実質別人
・ネイル=AIだった
・フリルがネイルに「友達になれる」「人間になれる」と囁き、ネイル失踪
・4人の仲間は疎遠になり友人関係も自然消滅
・ネイルと再会すべく、アイはエッグを買いに走る   END

全くスッキリしない終わり方でしたが、ここまでの話をアイ=エロスの戦士が活躍していくための序章として、続編が描かれれば特に不満無し。というか、続編が来たら胸熱なのでは!?
特別編加えても尺が足らねぇ!

脚本演出作画人物音楽構成
678753

満足度ランク【B】!!
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