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【総評】 花咲くいろは

該当作品放送期間話数
▶ 花咲くいろは'11年4-9月全26話

▼ 概要

P.A.WORKS初の完全オリジナル&10周年記念アニメ。
16歳の少女・松前緒花は、母が夜逃げした事情から、全く面識の無い祖母が経営する温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)で住込みで働きながら学校に通うことに。緒花はこの旅館の個性的な従業員達とともに、艱難辛苦を経験しながら成長していく。
(wikipediaより引用)
▼ 感想

脚本
(7)
恋愛、家族との和解、仲居の仕事等を通して主人公・緒花が成長していく様を描きます。
本筋はドラマ的展開で、アニメでは珍しい内容だと思う。
サブキャラとの人間関係も重視、程良くコミカルで笑える。
少し不満だったのが、緒花と孝一の恋愛パート。煮え切らないと言うか内容が薄いと言うか瑞々しさが足りないと言うか・・・。
演出
(8)
細部に気を配っていてリアリティが凄まじい。
遊び心よりもクオリティを重視(?)
小ネタも細かすぎるものが多い。探すの面白いけどねw

ホビロンは良いが、ぼんぼるはかなり気持ち悪いわ
作画
(10)
風景、建物、鉄道etc... とにかく背景美術が美しい!
キャラ原案は岸田メル氏。綺麗でどこか女性的なタッチで可愛いですね。
映像的にもトップクラス!映画にしても恥ずかしくない!
人物
(8)
成長ストーリーにもかかわらず、緒花は初めから根性が据わっていて行動力もあって、ある程度出来上がった人間だよね(笑)
サブキャラもしっかり息づいていて、キャラ付けも濃い。
(緒花に何か影響を及ぼしているのかは謎だが)各キャラに必ず一度はスポットを当てているのが良い
次郎丸とママンが好きでした。
音楽
(6)
ちょろっと流れるBGMが良かったりしますね。
主題歌は緒花っぽいというか、作風に合っている感じです。
挿入歌に引用するのはやりすぎ。
構成
(7)
いまいち緒花の成長の成果が掴みにくかったが、
あらゆる面に直面する緒花を描けていた点と、
早々に紹介を済ませ、各キャラにじっくりスポットを当てた点は、非常によく練られた構成だと評価できます。

全体を通して振り返ってみると、脚本が惜しい面もありますが、テーマ自体はスケールがデカくて感服してしまう。
映像のクオリティの高さと相まって箔が付いた作品だと思うんだがどうだろう?
きもなこち
満足度ランク【AA】!!
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