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【総評】 銀河英雄伝説 Die Neue These

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 ≪下記の作品を評価対象に含めます≫    放送開始:2018年04月~
◆銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(ファーストシーズン)

---{▼概要}-------
『銀河英雄伝説』(ぎんがえいゆうでんせつ)は、田中芳樹によるSF小説。1988年から2000年にかけて公開・リリースされたアニメ第一作の総評はコチラ ⇒ 【総評】 銀河英雄伝説
『銀河英雄伝説 Die Neue These』(ぎんがえいゆうでんせつ ディ・ノイエ・テーゼ)は、2018年よりProduction I.Gおよび松竹が共同製作・展開するアニメーション作品。テレビアニメシリーズとしてファーストシーズン『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』が、2018年4月から6月まで各放送局で放送。全12話。翌2019年より、セカンドシーズン『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』が全国の映画館でイベント上映。全12話を3回(3章)に分け上映する。
(wikipediaより)
---{▼感想}-------
歴史を紡ぐ戦いが、いま幕を上げる――


原作未読。旧作OVAはすべて視聴済み。本作は旧作OVAのリメイク……ではなく、原作の再アニメ化とのことなので記事は別々にしました。が、どうしても旧作と比較してしまいますw、仕方ないね。それにしても、銀英伝のアニメを新鮮な気持ちでまた見れるなんて嬉しいですねー。

脚本
(8)
相変わらず名言しかない言葉の数々で酔わせてくれますね。常勝の天才と不敗の魔術師、二人の英雄を軸に描くスペースオペラ。そして、戦略・戦術・政治・策謀・派閥払い など、単なる競い合いを超えた幅広い思索が存在し、対話が面白い点が銀英伝の魅力だと思います。私的には、艦隊戦よりも政争の方が好きですね(笑)
演出
(5)
本作は原作重視のシーンが多い(らしい)。差別化が図れていて良いですね、好感が持てます。また、台詞量が多い作品にも拘わらず、映像に変化が有り、すんなりと視聴出来るのは偏に演出のお陰でしょう。
一方旧作に劣る点として、淡々とした印象を受けるというのが挙げられます。例えば(旧作では)キャラクターの表情を歪めたり、語気を強めたりして鬼気迫った雰囲気を感じ取れたものですが、本作はそういった動作一つで雰囲気や内心を伝える事に関して無頓着で、少々脚本頼りになっていた様にも思えます。名台詞の多い作品ですから、演出の違いは嫌でも目に入ります。
作画
(7)
映像面は全てに於いて綺麗に&現代風になっていて良いですね!! 特に3DCGの艦隊戦は見応えがあり、交戦状況を映すホログラムも見易い!!
ただ先述の通り、動作の面では旧作にやや劣り、キャラクターの表情は無機質で味気ない。加えて、どのキャラもイケメン化しており、まるでキャラも3DCGかの様。髪型くらいでしか見分けがつかないんだよなァ……。まぁこれは好みの問題ですね。
人物
(7)
多彩な人間模様。そしてキャラ一人一人に頭脳と心があり、名言があり、見せ場がある。(尺がもっと長ければ)
音楽
(6)
主題歌◎。BGMも耳触りが良い。
構成
(5)
TV放送の1stシーズンはアムリッツァ戦の前まで(続きは劇場版)。これだけで終わってしまうのは非常に残念。
ただ全12話の進行ペースとしては、旧作と大して変わらないみたいですね。


個人的には「劇場に足を運んでくれ!」よりも「旧作OVAを見てくれ!」という気持ちの方が大きい。旧作が既に完成し過ぎていますので。……と、原作すら読んでいない私が偉そうに言うのはおかしいですよね(^^;)

満足度ランク【B】!!
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