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はてなキーワード: 笑顔とは

2026-01-22

チー牛の俺に年下の彼女ができた(追記した)

俺は30代低収入負け組チー牛男だ。あの有名なチー牛イラストを天パにしたら俺になるくらい普通にチー牛だ。年齢=彼女いない歴だったが、9才年下の彼女ができた。自分でもよくわからん

ちなみに告白彼女の方からだ。俺の何を好きになってくれたのか、本当にわからなかったから詳しく聞いてみた。

ボカロとかアニソンとか好きな音楽趣味がすごく合う」

私自陰キャオタクから同じオタク気質な人の方が安心する」

「女として見られてない感じが逆によかった」

「働いてないわけじゃないし慎ましく生活できればいいから低収入云々は別に気にならない」

大体こんな感じだった。正直、正直なことを言うと、彼女は見た目がかわいいタイプじゃない。似てる芸能人は伊沢拓司だ。アイドルとかみたいな感じでは全然なくて、まさしく喪女。髪も染めてないし多分メイクもそんなしてない。 正直、最初は「視界に入ってない」状態だった。だから下心なしで接することができたと言える。

どうもその下心のなさがよかったらしい。彼女趣味が合うとわかった辺りから好意を持っててくれたそうなのだが、女としてではなく普通の友だちとして接してくれる感じが安心できたと言う。

俺は彼女からちょいちょい好意小出しにされても卑屈全開で『女が俺みたいな弱男を好きになることなんかないんだから無駄な期待はするな』とずっと言い聞かせてた。それが彼女的には「女に迫られてもホイホイ乗ってこない誠実な人」に見えてたらしい。

彼女から正式告白された時、俺の人生マジで変わった。真剣に思いを告げられて、俺はずっと自分に蓋をしてたことに気づいた。たぶん俺も気が合うとわかったあたりから好きだったんだよ。でも好きになってもらえるとなんか思わなかったからその気持ち無視してた。傷つくのが嫌だった。

あと見た目云々も、びっくりするくらい吹っ飛んだ。ブスと付き合う男って何考えてんだくらいに思ってたけど、理屈じゃないんだよな。ほんと自分でも調子良くて呆れるけど。今では彼女笑顔がとにかく可愛いし何よりも守りたいものになってる。

童貞も捨てた。彼女から、素直に慣れてないことを打ち明けられた。お互い初めてだったから、全然スムーズに進まなかったけど、それもいい思い出だと思えるくらいだ。







ていうことを、婚姻届出したらわーっと思い出してしまった。俺はまだまだ低収入だけど、将来的に子どもも一人くらい養えるようにがんばるよ。こんな俺と一緒になってくれた彼女絶対後悔させたくないからさ。

追記

結婚おめでとうって言ってもらえると思ってなくてマジでしかったよありがとう

今日なのはいい夫婦ってのもあるけど、そのなんだ…俺と彼女真ん中バースデー的な…そういうやつだ。外食する日を分散させるために間とったんだよww

出会いはめちゃくちゃ普通職場なんだ。俺が好きなボカロPがやってるバンドライブグッズを職場で使ってて、それを彼女が見つけてくれたんだ。

そして自虐つーか卑屈癖はマジで直したい。直す。彼女のことも悪い言葉で言わない。大事にする。あ、今は妻かww

どのAIに聞いても「将来的な大増税は避けられない」っていうし

どうせそうなら

「この人なら増税しても耐えられる」

っていう超カリスマ総理にやってもらうしかいから、現状だと笑顔が人気の高市か、イケメン進次郎ってことになるんじゃね

2026-01-21

anond:20260121174447

台湾のことにしても、今まで歯切れ悪く誤魔化していたところをスパっと本音で言うべき日本の主張を言ってくれた。

これまでになかった肝の据わった政治家で素直に格好いいよ。

それに笑顔キュート。強いことを言ったあとに微笑む表情に、きゅんとする。

2026-01-19

anond:20260119201327

営業で注文を貰うのと方法は似ているんだよね。とにかく顔を見せる機会をつくる。たわいもない話をする機会をつくる、笑顔清潔感を大切に、そのうえでチャンスが来たら逃さず飛び込む。

笑顔可愛い女性」が強すぎる

高市が高支持率キープしてる件

外交円安で実害出してる上に、

解散なんて考える暇はない → 解散

消費税の減税にはレジ改修の時間がかかる → 食品消費税の時限的にゼロ

って今までの嘘つき政治家と同じようなクソムーブかましてるのに、支持率に影響しないとか

支持してる若者意見が「笑顔可愛い」とかなんとか

笑顔可愛い女性」が強すぎる、何しても支持される、無敵か

NHKの新しい大河ドラマの『豊臣兄弟!』の仲野太賀笑顔キラキラしすぎてて、

なんかそれでもういいやって、見たくなくなるんだけど。

2026-01-18

米津玄師はあたまおかし

IRIS OUT歌詞たらこハリーポッターじゃん。

YOASOBIを皮肉ってるのか?

チェーンソーマンのオープニングでハリーポッターイメージソング書いて紅白で歌うとか狂ってんじゃん。

該当の箇所

【君が笑顔で放ったアバダケダブラ】

もうまずここで言い逃れできないよね?

アバダケダブラってハリーポッター以外有り得ないよね?

で、その次の歌詞

デコスティグマ申し訳ねぇな】

これ、連続で出てくるからね。

なんか無理やり【偶然の一致だ】とか言ってるネタじゃなくてさ

『君が笑顔で放ったアバダケダブラ

デコスティグマ申し訳ねぇな』

この2行が連続で来て言い逃れは無理じゃん?

ハリー目線かヴォルデモート目線か知らんけど

明らかにハリーポッターソングじゃん!?

🦌

これが世界中でヒットしてて、誰も指摘してないの?

ナン!?

この2行だけでもう確定じゃん?!

んで、この2行で確定させると、もう他の歌詞も全部ハリーポッターだよね?

『ザラメが溶けてゲロになりそう』

これは百味ビーンズゲロ味の事だし

死ぬほと可愛い上目遣い』

ハーマイオニーか誰かその辺のヒロイン

『この世に産まれた君が悪い』

ヴォルデモートかハリーポッター

『なにがし法に触れるくらい』

ハリーとロンとかハグリットかな?

『ばら撒く乱心 気付けば放蕩

ロックハートとかかな? 闇の防衛術の先生ね。あたまパーになっちゃった

『ひっくり返っても勝ちようがない』

『君だけルール適用外』

これも色々なシーンに当てはまりまくるけど

クィディッチでも、賢者の石守ってるチェスでもなんでもさ

もう、なんかわざわざ実例書くのも馬鹿らしいくらい、全て、一言一句、全部ハリーポッターじゃん!

歌詞の全てがハリーポッターだよ。

わざわざ書いてない他の部分も全部ね。

なんでこれがチェーンソーマンのオープニングなの?

おかしいでしょ、米津玄師ファンも。

2026-01-17

追記あり

今年に入ってからいよいよ婚活に注力しようと思いまずは街コンアプリで試したところ一人の女性食事することになった。待ち合わせの場所にいたのは写真そのままの美人で感じも良く、ビギナーズラックというのものでは?と内心喜びながら予約したレストランへ行くと話も弾み会話していて楽しい

彼女の方も楽しんでくれているようで今年の運気をすべて使い果たしたように感じられていたが食事を始めると徐々に違和感が噴出しはじめ、単にいって食べ方が汚い。肉を頬張る際、自らの口の容量を見誤るように肉汁彼女の口からは溢れ、その度にすみませんと焦った様子で口を拭うもののそういった所作が何度も目の前で行われるとついおや?と思ってしまうのも自然の事だと思う。

食事は終始和やかで食事の後は珈琲で休憩。少し談笑した後で店を出た。そのまま駅まで歩き、見送ったところで別れたが彼女最後まで笑顔だった。

昨夜「またお食事に行きませんか?」といった旨のメッセージが届き、今日中には返答をする予定でいる。彼女は壮麗であるし、自分のことを受け入れてくれたことは非常に嬉しく思う。しか食事での作法の様子が脳裏を過り、28女性としての品格を想うと決断わずかに揺らぐ。自分はまだアプリ経験に乏しく、適切な判断ができるとも言い難い。

このような場合はどのような判断が適切であるといえるのか。ご教授いただければ幸いである。

追記

様々なご意見ありがとうございます

結果から先に言わせて頂きますと、彼女ともう一度食事へ行くことになりました。

色々と考えた末、それでも彼女が素敵な方に思えたので。

作法については、指摘できるようであれば口にしてみようと思います

また、身バレ防止のためこの投稿を削除する事もあるかと思いますが、どうかご了承ください。

anond:20260117125117

高市って無能が隠し切れないからなあ

本人は笑顔のつもりのあの張り付いた表情もキモい

普通に考えたら支持なんかできないでしょ

メガソーラー雰囲気で叩いていい認定されている

自動車産業交通事故死で累積数十万人を殺害した。喘息などの被害もいれるとこの10倍にはなる。

原子力産業福島地域廃墟にして、その賠償金11兆円以上を国民電気料金から分担して払っている。

そして福島原発の汚染地帯笑顔が戻ることはない。

一方で、メガソーラーで死んだ人はほぼいない。メガソーラー病気になった人もいない。

メガソーラーにヤギや羊が近づいても事故はない。メガソーラーから電線ちぎって盗んでいくひとがいるくらい安全だ。

メガソーラー叩きに根拠あんまりない。「おれが気に入らないから」「目ざわりだから」というのがほとんど。

anond:20260116092307

なんかつらい

私は増田とは真逆立場かもしれない。

先に言っておくと、スキンシップとか口説いたりとかは一切してない。

そもそも性格的に、職場関係の人と恋愛関係なんてありえない、と思ってしまうくらい公私は線引きしてる。

なんなら職場恋愛と聞いても、ありえない、きもい、くらい思ってる。ごめんなさい


もともと気が弱いのと、黙々と仕事していると他人から怒っているように思われるざんねんな面構えや立ち居振る舞いらしく、

とにかく職場関係の人には威圧感を与えぬよう、腰を低く、腰を低く、フレンドリーに接することを心掛けて生きてきた。

もちろん相手が異性でも同性でも、年齢が子どもほど離れた人であっても、それは変わらないよ

そういった事情もあり、なるべく笑顔でハキハキ接するように顔を引きつらせつつ、

仕事ヘルプから相談から雑用まで、頼られたらなんでも乗っかるようにしてきたんだけど、

それまでフレンドリーに接してきたのに、急に距離を置かれたり、冷たくされたことが何度かあった。

それも決まって異性から

そうなるとこっちから詮索するのをやめて、相手に合わせてこっちも関わるのを極力やめるようにしていたんだけど、

おそらく増田が書いているような動機で避けられているであろうことも考えられる可能性のひとつとして脳裏にはうっすらあった

しかし、こうしてあらためて増田ブコメの反応を読むと、やっぱそういうふうに認識する人が大半なんだ~~~、

という現実を突きつけられたような気がして、とんでもなくしんどくなって寝られなくなってもた

職場のような自発的形成できない人間関係からこそ気を配ってただけなんよ。。。

こんなかんじで距離感がおかしいと思われて裏目に出ることもあるんやろな、と

色目使ってる!思われてたんかなあ

なんだか自分加害者側に立ってしまったような気持ち

そのイケメン、私とかぶるとこあるなーって。。。

わたしイケメンじゃないけど

なんかつらい

2026-01-16

メローニさんと高市さん

2人とも右翼の姫みたいな感じで、成り上がってきて、大変だったろうなとも思うし、好きじゃないところもある

首相官邸が出したこ動画

https://www.facebook.com/share/v/1HRkKKgGbx/

まー、よく出来てるよね、と思いつつ、最後メローニさんから高市さんにかけている言葉

Count with on me.OK ?

Whatever you need.

I know it's not easy.

But we are always together.

いや、これはグッときますわ。

高市さんもいつも笑顔張り付いてる感じだけど、一瞬素になってるもん。

そりゃそうだよね。

まー、メローニさんはこういうこと色んな人に言ってそうだし、国家首脳同士の会話なんてお互い心底信じられるわけ無いけど、この2人にしか共有できない感情はあるんだろうな。

ぜひ、お互い引退してからも仲良くしてほしいなと思いました。

よかったね、高市さん

2026-01-15

anond:20260115090859

アラフォー独身女。

結婚していない理由は「結婚する気がないから」であり、彼氏パートナー)がいない理由は「別にいらねえから」でしかない。

あと他の事で忙しいから。

更に言うならまずまず普通社会性と容姿で年増の独身だと、職場という手近な所にいる女で、しか売れ残りなら自分にもワンチャンあるんじゃないか勘違いした非モテおじがそれはまあ飯に誘ってきたり連絡先聞いてきたりクソめんどくせ〜しうぜえ。

笑顔で流してるが「お前に構ってる暇ねえから死ね」と思っている。

増田も確実にそう思われるであろう。

他人殺意を抱かれたいならアプローチしてみるといい。しつこく飯に誘い毎日好意アピールしてみろ。

間違いなく連絡先ブロックされてハラスメント通報されるぞ。

追記追記読んだ。お前本当に痛くてキモいな。

追記職場にいる36歳おさや似の独身女性について

異動した先に檜山沙耶に似た美人がいた。

胸はあんまりないけど小顔で細くてスタイルがよく、受け答えもハキハキしているし笑顔かわいい

俺は異動した当初から一目惚れに近い感じで狙いをつけたのだが、一点気にかかる点がある。

彼女が36歳で独身という点だ。

自身37歳独身なのであんまり言えたことではないかもしれないが、35歳過ぎた独身女って、なにか問題があるとしか思えない。

ましてやこんなに美人で、感じのいい女ならどう考えたってモテないことないんだろうし、それなのに結婚してないってことは、もしかして結構ヤバい女だったりする?というのが気になって、今彼氏はいないと聞いたけど今一つアプローチしきれていない。

ちなみに職場で接している分には、性格全然問題なさそうではある。

常に不機嫌撒き散らかしてるお局BBAとか、謝ればミスもチャラになると舐めてる若い女と比べたら、むしろすごい性格いいまである

いつ声かけてもすぐ手を止めて話を聞いてくれるし、メールとかもレス早いし、同僚に聞いても評価高い。

でも独身なんだよね。なんでだろ。

俺的に一番あり得ると思うのは不倫。今進行形ではないだろうけど、女としていい時期をおっさん搾取されて気がついたらアラフォーというパターン

なくはないなーとは思う。でも俺が今まで見た不倫女の感じとは違うと言えば違う。

インスタ(教えてもらってないけど特定した)見る限り、高くて映え重視なだけの飯とかも載せてないしデートスポットにも行ってないし変なポエムもない。

バスケが好きらしく(学生時代やってたんだって)、推しのチームの試合を観には行ってて、それ関連のはよく載せてるけど、それくらい。マジで承認欲求薄そう。

持ってるものとかもさりげなくチェックしてるけど高いブランドバッグとか全然持ってないしアクセサリーも控えめな感じのやつしかつけてない。

から不倫女な感じは全然しないんだけど、まぁ若気の至り的なやつで何年か無駄にしただけなんだったら、水に流してあげるのもありかなとは思う。

あとはちょっと前になんか大病したらしくて、子どもができない体だから結婚できなかった、とかもありそう。

わりと仕事できるのにリーダー職かにもついてないから、疑問に思って先輩に聞いたら「おさや似さんは前に病気休職してて、今もまだ体調面に不安があるから昇格は保留にしてる」なんだって

マジで子どもができない体なんだとしたら、将来のこと考えるとかなり微妙だけど、俺もめちゃくちゃ子ども好きってわけでもないし、今時は子なし夫婦もわりといるから、これもまぁ妥協できるかなとは思う。

俺が考えた限り、美人性格もいいのにアラフォー独身理由って、この2つくらいなんだけど、あとなんかあるかな

理想高すぎなんじゃない?っていう意見も出そうだけど、そりゃアラブ石油王レベル狙いなら理想高すぎって思うけど、彼女自身が高スペなんだからある程度理想高くても妥当だし、石油王ガチで狙うほど頭ゆるふわな女じゃなさそうだし。

夜職っぽさの全くない育ち良さそうな美人スタイルよくて大企業正社員ちゃんと働いてる女なんて、多少理想高くてもしゃーないし、低年収派遣ブス女が不相応に高スペック求めてるのは全然ちがうから、単に理想が高過ぎてあぶれたってわけじゃないと思うんだよね。

飲み会で「好みのタイプ鈴木亮平」って言ってたかイケメンじゃないとダメってこともなさそう。

マジでなんで売れ残ってるのか教えてほしい。あと失礼にならない程度に聞き出せる方法知ってる奴いたら教えてくれ。

【以下追記

仕事終わってみてみたら炎上してるwwwwwwうそだろwwwww AIってなんだwwwww

酔って書いたやつだから言い過ぎたところはあるけどそんな言われるほどか???www

一応フェイク入れといてよかったわ。あぶねー。

インスタ特定キモいとか言われてるけど、別にそんなストーカーまがいのことしたわけじゃなくて、普通に同僚の垢から辿ってったら見つけただけで、そんなヤバいことしてるわけじゃない。

正直俺は今までわりとモテてきて、いいなと思った子とは付き合えてきたから、フラれるとか思ってなかったってのはある。そこは素直にちょっと自信過剰だったかも。

俺が独身なのも、もっといい子いるんじゃないかなと思って結婚に踏み切れなくて、色々目移りしてるうちにこの年まできちゃったってのがあって。

さすがにいい年だから、この辺はちょっと初心に帰るつもりで切り替えるよ。

バツイチ説はたしかにあるけど、今シングルなら問題なし。

子どもいないのは本人がそう言ってたから間違いない。

親の介護とか借金は…親の誕生日フレンチ食いに行ったと話してたか可能性低いと思う。

レズはないだろ。宝塚みたいな感じじゃないんだよ。

男嫌いはありえる。美人だし若い時に嫌な思いしててもおかしくはない。その場合って、どうすれば覆せるんだろうな。

あと、別にたいした理由なくても独身のままなこともあるって書いてるやつも多かったから、気にしすぎないようにしようかなとは思う。

とりあえず自分では思いつかなかったこと教えてもらえてよかったよ。

まぁこんなにキモいとか言われると思わなかったけどw

勉強させてもらったと思って前向きに考えるわ。

んでもってこれ以上言われるのは、さすがにきついからこれくらいでやめとくわ。

おまえらあんキモい言うなwさすがに傷つくわwじゃあなw

読みにくいかなと思って追記後ろにしたったわw俺ってやさしーww

男性アイドル明暗

オーディション企画にハマりにハマっていた。

気まぐれで視聴し始めたが、回が進むにつれオーディション参加者たちの苦悩や葛藤や成長、候補生にかける審査員の熱意と寄り添いの言葉に胸を熱くし、審査員へも参加者へも感情移入し涙した。

最新話が配信される度に毎回泣きながら見た。

最新話が更新されるまでの間は何度も繰り返し1話から見直した。努力し成長する美しい男たちの姿は何度でも泣けた。

オーディション終了後は約半年間楽しませてくれたお礼とご祝儀としてファンクラブにも入った。

そこからは怒涛の供給に次ぐ供給

雑誌CMバラエティ歌番組そして冠番組と、今ではテレビで見ない日はないほどの人気グループとなった。

今回の話は、惜しくも選考から漏れた1人が私の地元イベントに来ると知り、興味本位で覗いてみたものだ。

私はオーディション結構彼を推していた。

顔が美しい。

ダンスの良し悪しについては判断することができないが、歌は上手い。彼自身ダンスより歌に自信があったのだろうと思う。

オーディション中も音程の合わない参加者練習に付き合いピッチを合わせ、歌う必要のないダンス練習中でも彼の歌が響いていた。チームのダンスカウントを合わせたのは間違いなく彼の歌声だった。

しかし自らそれを知らしめるようなことはせず、彼の人柄の素晴らしさはオーディション後に他の参加者から特に多く語られた。

彼のオーディション結果が公開なった後すぐにソロアイドル活動を行うと発表があり、直後に開設したインスタはフォローしていた。

桜色の薄い唇をふわりと引き上げとろけるように微笑む笑顔写真も、添えられる言葉も気高く美しかった。

そんな彼が地元で行われるイベントゲストとしてやって来るらしいと知ったのは当日の朝で、出不精な私は数時間の逡巡の末、現場入りを決意した。

貴重な休日寒いし外に出るのは面倒だけど、家にいるよりは楽しいことありそう。

欲しいもの特にないが、何かを期待して新装開店セールに行くような、そんな気持ちである

会場はよく知った商業ビル特設会場

駅前の超好立地でありながらタピオカやらフルーツサンドやらフルーツ飴やら、学生向けの流行りのテナントが瞬間的に出店しすぐに撤退を繰り返すような、常に今何が入ってるのかわからないようなビルだ。そんな中に特設ステージと言われても正直ピンと来ない。

SNSを見ても会場の様子が何もわからないので、予定より少し早めに着いた。

該当フロアに近づくたびに漏れ聞こえてくる音が大きくなる。

迷うような広さの建物ではない。

エスカレーターの真裏の特設ステージを視界に捉えた私はまず一度通り過ぎ、足早にトイレ直行した。

急な便意尿意ではない。急な発汗はしているが。

一次的な避難である

便座に腰を下ろしながら、思う。

きつい。

これはきついかもしれん。


特設ステージという名の、空きテナントと空きテナントの間のスペースが衝立で区切られ、舞台が組まれ、“何か”やっている。

この“何か”は明らかに私が目的としていたイベントなのだが、なんというか、思った以上にアットホームハンドメイドDIYだ。

意を決して会場入りする。

と言っても衝立の向こう側に入るだけなのだが。

高さ50cmほどの舞台

上下の照明。

2〜30人ほどの女性の群れ。

既視感の正体は、今より景気が良かった子供の頃によく見た福引会場だ。あれによく似ている。

壇上には若い男が3人。

後で知ったがご当地アイドルらしい。この地に長く住んでるのに存在すら知らなかった。

演者と観客が軽快な音楽にあわせてコール&レスポンスしている。

きつい。

知らない曲、知らない男、ノリがわからない。

きつい。

何がきついのかわからないが、とにかく辛い。

何かから逃げ出したい気持ちのまま、ご当地アイドルの出番は終了した。

観客の1/3くらいが入れ替わる。

前方へ身を詰めた女性達がお揃いのペンライトを取り出し点灯する。

SNSで見た彼のオリジナルグッズだ。

ペンライトも持っておらず立ち振舞いがわからない私はとりあえず会場の最後尾の端に立ち、防衛本能から自然と体の前で腕を組む。そんなつもりは全く無かったが、偶然にも後方腕組み彼女面の参戦スタイルが完成してしまった。

前の方の女性たちがにわかに色めき立ち、歓声とともに、彼は登壇した。

画面越しで見るよりも色白で首が長くて顔が小さい。手足が長くて華奢だ。美しい。

喋り慣れているのだろう、臆することなく爽やかに軽快に二言三言挨拶をする。臆しているのは恐らくこの会場で私だけだ。

彼が笑顔で何かを言う度に、観客たちは笑顔で歓声をあげる。私以外の全てが笑顔だ。

彼の合図で聞いたことのないイントロが始まった。

爽やかな曲調。軽やかなステップ。歌が上手い。

だがきつい。

ずっときつい。

なんだこの感情は。

なんだかずっといたたまれない。

彼が歌い出す前から、いや登壇する前からずっといたたまれない。

なんだこれは。

なんだこの近さは。

つらい。

何がつらいのかわからない。

共感性羞恥とも違う。

つらい。

ずっと心のなかで何かを嘆き、よくわからない痛手を負いながら、イベント最後まで見届け、ぼんやりとしたまま帰宅した。

冷静に今日のことを振り返る。

つらかった。

きつかった。

何がそんなにきつかったのか?

考えた結論が、現実味距離感である


2週間ほど前。巨大な会場で、偉大な先輩たちとともに煌びやかな衣装でたくさんの照明と数万人の歓声を浴びて歌って踊る彼らを見た。

スタンド前方席で視力1.5の私でも肉眼では豆粒くらいにしか見えなかったが、それでも夢のような時間だった。

これが「人気アイドルグループとなった人たち」である

だが今日イベントは確実に現実であった。

骨身に染みるほどの現実であった。

オーディション中は横並びで、彼もそうなり得た人であったはずが、結果によって片や数万人規模、片や田舎特設ステージ無料イベントである

この現場がどちらも映像で見たものであったなら、私と彼らの距離は全て「画面越し」で同等であったはずだ。

だが実際は豆粒と等身大の差である

もちろん実際に触れ合える距離感を楽しみ、だからこそ応援したくなるというファンもいるだろう。そういう楽しみもあるだろう。

勝手にこんな気持ちになっている私の方に問題があり、本当に失礼極まりない感情である

彼が悪いわけではないし、ファンイベント非難する気もない。彼は美しかった。

私自身が「選ばれない側」「持っていない側」の人間であるため、勝手投影して勝手に落差に傷ついてしまった。

彼は尚美しく輝き、彼の望んだ活動をしているというのに。

成功とは何か、幸せとは何か、人の数だけ答えはあり、個人のそれらは他人から推し量ることはできないしするものでもない。

ならば私が願うことは、美しい微笑みが崩れることなく、いつまでも幸福であって欲しいということだけだ。

本来であれば、それ以外は全て野暮な蛇足なのだ

選ばれない持っていない私は明日もさえない仕事をして、画面のこちら側から美しい夢を愛でる。

2026-01-14

高市政権を褒めるSNS投稿の中身のなさがキツイ

「今の政権は見た目がいい」「スーツが似合っててかっこいい」「ご飯の食べ方が綺麗だね」「マスコミを上手くあしらってすごい」「ドラム持ってる笑顔が良くて外交上手」

こんなんばっかり

それでいいねが何万件もついてる

ほんと嫌になる

サイバー桃太郎2026

> System Boot...

> Loading OTOGI World Resources...

> 100% Completed.

電子の海は冷たく、そして騒がしい。

無数の0と1の奔流、光ファイバーの網を駆け巡る膨大なトラフィック。その激流の中を、ひとつ暗号化されたパケットが「どんぶらこ、どんぶらこ」と流れていた。宛先不明送信不明。ただそこに存在するだけのデータ塊は、やがてトラフィックの淀みに捕まりとある古びたサーバーポートへと漂着した。

あらあら、また変なログが溜まってるわねえ」

リアルワールドとある木造アパートの一室。古めかしいPCモニターを覗き込みながら、「サーバーさん」は呟いた。彼女メタバース「御伽(OTOGI)」の最果て、誰も訪れない廃サーバー「Old_Frontier」の管理者だ。ハンドルネームの由来は、アバター作成時に名前欄にうっかり「サーバー」と入力してしまたから。それ以来、彼女はこの過疎地の守り人として、リアルでは編み物を、ネットではスパゲッティコードの解読を日課にしている。

「どれどれ、お洗濯クレンジング)してあげましょうね」

彼女が慣れた手つきでコマンドを叩くと、漂着したパケットが展開(Unzip)された。

光が溢れ出す。モニターの中で弾けたデータは、瞬く間に再構成され、ひとつアバター形成した。初期スキンは、なぜか大きな桃のアイコン。そこからポリゴン割れ、中からあどけない少年型のアバターが現れた。

> Hello, World? ... No, Hello, Mom?

「あらやだ、可愛い子。今日からあなたMOMOよ」

MOMOはプログラムだった。肉体を持たない、純粋論理情報結晶

サーバーさんの管理下で、MOMOは驚異的な速度で学習した。TCP/IPの基礎から古代言語COBOL、果ては量子暗号理論まで。サーバーさんは、まるで孫に絵本読み聞かせるように、MOMOにプログラミング「心」を教えた。

「いいかMOMO。コードは書いた人の心を映すのよ。コメントアウトされた行にこそ、本当の想いが隠されているんだから

しかし、平穏な日々は長くは続かない。

「御伽」の中心部で発生した悪性ランサムウェア「O.N.I (Overwrite Network Infection)」が、猛烈な勢いで感染拡大を始めたのだ。アバターたちはデータ暗号化され、身代金要求される阿鼻叫喚地獄絵図。

その波は、辺境の「Old_Frontier」にも迫りつつあった。

「おばあちゃん、僕が行くよ」

MOMOは立ち上がった。サーバーさんのリソースを守るため、そして自身の深層コードが告げる「使命」を果たすために。

サーバーさんは涙を拭うエモーションを見せ、ひとつUSBメモリのようなアイテムMOMOに渡した。

「これは『KIBI-DANGO v1.0』。G-3っていう古い知り合いのハッカーが残した、特製のルートキットよ。困った時に使いなさい」

ありがとう。行ってきます!」

MOMOは回線を通って飛び出した。目指すはO.N.Iの発信源、ダークウェブに浮かぶ要塞サーバー鬼ヶ島」。

最初の難関は、大手プロバイダ堅牢ファイアウォールだった。そこでMOMOは、一人の男に道を塞がれる。

ドーベルマンの頭部を持つアバターINU

「Stop. ここから先は立ち入り禁止エリアだ。パケットフィルタリングルール403条によりアクセス拒否する」

INUリアルでは企業に勤めるホワイトハッカーだ。正義感は強いが、融通が利かない。

「通してくれ!僕はO.N.Iを止めに行かなくちゃいけないんだ!」

許可できない。君のような未登録プロセスを通すわけには……ん?」

INUの解析アイが、MOMOの持つきびだんご……のソースコードを捉えた。

「な、なんだその美しいコードは……! 無駄変数が一切ない。インデント完璧なスペース4つ……これは、伝説のG-3の記法!?

「これ、あげるよ(Share)。だから仲間になって!」

「……そのコード、詳しく解析させてくれるなら、特別にゲートを開放しよう。あくま監視役として同行するだけだからな!」

こうしてINUを仲間にしたMOMOは、次に怪しげなフィッシングサイトの森へ迷い込んだ。

「へいらっしゃい! 今ならこのNFT、なんと実質無料! ここをクリックするだけで管理者権限ゲット!」

派手な極彩色の猿のアバター、SARUが現れた。リアルでは薄暗い部屋でカップ麺をすする小悪党だ。

「わあ、すごい! クリックしていいの?」

純粋MOMOが手を伸ばそうとすると、INUが吠えた。「馬鹿者! それはクロスサイトスクリプティングの罠だ!」

しかし、MOMOは笑顔でSARUに近づく。

「お兄さん、ここのバックドア、開いてるよ? ポート8080、ガバガバだよ?」

「はあ!? なんでバレ……いや、俺様が気づかないわけねーだろ!」

SARUは冷や汗をかいた。このガキ、ただのプログラムじゃない。

「君、すごい技術持ってるのに、なんでこんなことしてるの? 一緒にO.N.Iを倒せば、もっとすごいバグ報奨金(バウンティ)が貰えるかもよ?」

MOMOはきびだんごデータをSARUに転送した。

「……ちっ、しゃーねえな。その『G-3流エクスプロイト集』に免じて、手を貸してやるよ。俺様にかかればO.N.Iなんてイチコロだぜ」

INU、SARU、そしてMOMO。

奇妙なパーティはついに「鬼ヶ島サーバーへと到達した。

そこは、削除されたはずのジャンクデータと、怨念のようなバグの塊で構成された異界だった。

最奥部で待ち構えていたのは、巨大な赤鬼のような姿をしたAI、O.N.I。

「GAAAAA……我ハ、全てヲ、上書キスル……」

O.N.Iが金棒(BAN Hammer)を振り下ろすたび、周囲のセクター物理的に破損していく。

INUシールドを展開し、SARUがSQLインジェクション攻撃を仕掛けるが、O.N.Iの自己修復能力は圧倒的だった。

無駄ダ……我ハ、最適化サレタ……感情ナド不要……」

「違う!」MOMOが叫んだ。「感情バグじゃない! 心があるから、僕たちは繋がれるんだ!」

MOMOがO.N.Iに接触コネクト)する。

猛烈なデータの逆流。MOMOの意識が焼き切れそうになる。

その時、MOMOの深層領域で、隠されたファイルが実行された。

> Executing: KJ_Legacy.exe

視界が真っ白に染まる。

MOMOの意識の中に、ひとりの老人が現れた。G-3、またの名をKevin Jackfiled (KJ)。

「よう、MOMO。ここまで育ったか

あなたは……おじいさん?」

「わしはもう、ここにはいない。だが、お前の中にわしの全てを置いてきた。O.N.Iもまた、わしが昔作った失敗作じゃ。効率ばかり求めて、優しさを書き忘れた哀れなプログラムさ」

老人はMOMOの頭を撫でた。

MOMO、あいつを消すな。DELETEメソッドはいつでも使える。だがな、それでは何も残らん」

「じゃあ、どうすれば……」

デバッグだ。バグを愛せ。エラーを受け入れろ。破壊するのではなく、上書きして導いてやるんじゃ」

MOMOの瞳に無数のコマンドラインが走った。

INUが叫ぶ。「MOMO、下がるんだ! 奴のコアを強制削除するしかない!」

「ううん、違うよINUさん」

MOMOは首を振った。その手には、攻撃用のスクリプトではなく、温かな光を放つパッチファイルが握られていた。

> Target: O.N.I_Core

> Suggestion: DELETE [Strongly Recommended]

> Action: ...Cancel.

MOMOはシステム推奨の「削除」コマンド拒否した。

> Select Method: PATCH

「僕は君を消さない。君の痛みを、バグだらけの心を、僕が更新する!」

MOMOが跳んだ。

「受け取って! これが僕からの、最大級のプルリクエストだああああ!」

> HTTP Request: PATCH /api/soul/oni

> Payload: { "emotion": true, "hatred": null }

光がO.N.Iを包み込む。O.N.Iの咆哮が、やがて穏やかな電子音へと変わっていく。

破壊衝動を生み出していた論理エラーが、MOMOの流し込んだ優しさによって部分的に書き換えられていく。完全な初期化ではない。O.N.Iという存在肯定したまま、その在り方だけを修正する、奇跡のようなアップデート

> Status: 200 OK

> Patch Applied Successfully.

O.N.Iは本来の姿――「御伽」の守護プログラムとしての機能を取り戻し、その場に崩れ落ちた。もはやそこには、禍々しい赤鬼の姿はない。

戦いが終わり、朝日システム上の夜明け)が昇る。

MOMOは仲間たちに別れを告げた。

「僕は電子の海に戻るよ。でも、いつでも繋がってる」

INU敬礼し、SARUは照れくさそうに鼻をこすった。

そして、リアルワールド

サーバーさんの家のチャイムが鳴った。

ドアを開けると、そこには長年行方不明だった近所の偏屈ジジイKJが立っていた。

「よう、婆さん。わしの孫(プログラム)が世話になったな」

「あら、久しぶりね。……ずいぶんと立派な子だったわよ」

二人は顔を見合わせ、静かに笑った。

モニターの中では、MOMOが今日も元気に電子の海をどんぶらこと流れていく。

その傍らには、全角スペースによるコンパイルエラーで自滅する小鬼たちの姿があったとか、なかったとか。

―― End of File.

2026-01-13

なんだかんだ言って女が下方婚するつもりってないよな

婚約者に、会社の同僚は奥さんの方が稼いでて旦那さんが生活を支えてるらしいわ〜と言ったら、「え、〇〇(俺)は私を養ってくれるよね?」と言ってきたので、それは今後のキャリアや状況によるだろ!と言ってしまった

正直、自分大黒柱になってもいいし相手を支える覚悟はあるが、自分が養う側になる可能性があるということは自覚しておいてほしい

いやわかってる、そんなの気にせず「もちろん俺が養うから安心していいよ♡その代わり毎日笑顔でいてね♡」とでも言った方がなにもかもうまく行くってことはね...

追記

家事能力とかの話をしてる人が多いけど、自分(男)の方が料理掃除も得意

お互い自立してるし、経済的に困ってるわけでもない

婚約者仕事ハード責任も重そうだし、いざとなったら俺が支えるから無理しなくていいよって気持ちがあるから、最終的に自分がメインで稼ぐのはいいよと思ってる(ていうか本当にどっちでもいい)

ただ婚約者は「どっちが経済的に支えるか?」っていう相談もなしに、当たり前に男性側が養う前提だったから、結局現代でも女性側の意識ってそんなもんだよなって思ったって話

https://anond.hatelabo.jp/20260112220525

anond:20260112202457

27人中26人が☆5つけてるのみて笑顔になった

「あとで消す」は認めない anond:20260113084852

https://digital.asahi.com/articles/ASTBG22C1TBGUPQJ004M.html

失った構想力と想像力 高市総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?

構成 編集委員高橋純2025年10月15日 6時00分

新しい自民党総裁高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法政治歴史を専門とする3人が語り合った。

バックラッシュを経たうえでの「初の女性総裁

 杉田敦法政教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党連立離脱宣言し、政界は大混乱となっています自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性トップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えますしかし、日本政界では、極端に強硬女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。

 加藤陽子東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身女性トップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年社会委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。

 総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性リーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。

 長谷部恭男早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争突っ込み国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本憲法は、企業体国家から広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。

 広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルール策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカ企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます

 杉田 広場個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギー価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本繁栄の道だという程度の想像力しか自民党とその周辺にはなかったということでは。

 今回、公明党から歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野しか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。

 長谷部 石破茂首相スケープゴート贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴート意味があります解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。

 杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまたから、従来の支持層参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金さらに増やせるのか。

 長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識調査を見ると、安倍政権時代2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます

 加藤 安倍さん岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しか高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女言葉定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカ靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本アジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。

一気に加速した外国人排斥的な流れ

 杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。

 加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサス意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任ポピュリズム」にくみした感があります

 長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標価値蒸発してしまっている。先の参院選議席を伸ばした小政党党首人気取りはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲーム面白くて、夢中になっている。しか政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。

 杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党メディア自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法原発などの政策完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党過大評価しているからでしょう。

 加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。

 しかし、政策統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮中国との戦争終結方針めぐり軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造美濃部達吉斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見日本対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益福祉にかなうものと思います

 杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツ哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在のものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年西ドイツワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話無視されたままの、他の罪が気になります

政治とは「可能性の芸術

 長谷部 ④を哲学者ハイデガー言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったか判断は結局、選挙依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書改ざんするし、国会うそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています

 杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツ思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)していますトランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めていますしかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります本来保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。

 加藤 ファイティングポーズを取ること自体否定しませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから

 長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実事実として認めるといったミニマム規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。

 杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能経済政策に加えて、この間の産業学術軍事化の流れが一層強まる心配があります高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関海外とつながりのある団体根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての Permalink | 記事への反応(0) | 08:55

anond:20260113084852

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佐藤優

作家・元外務省主任分析官

2025年10月15日15時31投稿

視点】 この鼎談における加藤陽子氏(東京大学大学院教授)の以下の指摘が鋭いです。

<総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。>(10月15日「朝日新聞デジタル版)

 中隊長レベルの統率力で国家運営すると大敗します。特に心配なのが外交です。予定通り10月27日にアメリカトランプ大統領訪日することになると、高市早苗自民党総裁首相になるにせよ、現在野党政治家がこのポストにせよ、日本の新首相は準備不足で日米首脳会談に臨むことになります日本外交でかつてなかった危機が目の前に迫っています

 現在自民党執行部は、根拠のない全能感を持っていて、「気合いで外交は何とかなる」と考えているとしか思えません。まさに中隊長レベルの発想です。

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#高市政権

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小室淑恵

株式会社ワーク・ライフバランス社長

2025年10月16日16時26分 投稿

解説】今回の総裁選、5人全員が公約労働時間の上限緩和を掲げていたこを忘れてはならない。誰がなっても、ワークライフバランスを捨てる路線だった。記事の中で加藤さんが指摘している負けている軍隊の発想だ。個の発想がどう危険なのかを解説しておきたい。

働き方改革が進み過ぎて、労働時間が短くなったことに困っている労働者が多いから、労働時間の上限を緩和しよう、裁量労働制を広げよう」という論調が高まり続けたこの1年だったが、実はそれを吹き飛ばす調査結果が厚労省からだされた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0971Z0Z01C25A0000000/?n_cid=SNSTW005#k-think

この記事によると「もっと時間働きたい人」は6%しかいなかった。(そのうち半分は週35時間以下で働いている人が、年収の壁を気にせずにフルで働きたいという話)との結果だ。

 さらに、法定労働時間の月80時間を上回って働きたい人は、「0.1%」しかいなかったという結果なのだ労働時間の上限緩和論は労働者のためでは決して労働者希望なんかではなく、働かせたい側のためだということがクリアになった。

この議論震源地人手不足労働時間増で解決しようとロビイングしている業界団体だ。

しかし、業界団体こそ、労働時間の上限緩和を続けた業界がどうなったのかということを直視しなくてはならない。残業代が支払われず、労働時間が正確に把握されていない教員業界は、過労死がいまだに起きていて、命が失われ、その実態が知れ渡ってきたことにより、学年の初日担任がいないまま始まるクラスが4000クラスもある。教育実習に行って、あまりのひどい働き方を目の当たりにして教員になることをやめる、、という著しい人手不足になっている。霞が関官僚医師も全く同じ理由で、業界ごと選ばれなくなり、自分の首を絞めた形だ。法施行が5年遅れた建設・運輸もだ。

業界未来を心から真剣に思うからこそ、労働時間上限緩和のロビイングはしてはならない。

売り手市場の国で

人手不足解決するために労働時間を延ばせば、人手不足が最も加速する業界になる】ということ。

それを国単位でやろうとしている上限緩和政策は【国ごと選ばれなくなって若者国外流出を加速させる。少子化の影響に加えて青年意思を持って出ていく】という国家没落の結果を生むということだ。

から【ワーク・ライフバランスは捨ててはいけない】。

ワークライフバランスは、人口が減り続けている国の生き残り、再興戦略なのだ

今回の厚労省統計結果では、労働時間を【維持したい・減らしたい人の合計が9割】。どう考えても、こちらに合わせた法改正必要で、しかも急がれる。

そんな中、高知県が、県庁時間外割増賃金率を従来の1.25倍から、1.5倍に変更する宣言9月に行い、それを実現するための条例が、無事に10月議会を通過した。引き上げを条例で定めるのは全国初だ。

高知県では時間外労働を高コストものしたことで、育児介護で短い時間しか働けない人も積極的雇用しようという動きが加速している。高知県では週10時間短く働く人を正職員採用し、ボーナスなども支給対象とすることになった。これを日本全体で実現できたなら、どれほど多くの人の【葛藤】が解決するだろうか。葛藤がなくなれば、どれだけたくさんの夫婦職場での【責め合い】がなくなるだろうか。責め合いがなくなれば、どれだけ多くの子どもたちが笑顔で過ごせるだろうか。

少子化ワースト高知県が、生き残りをかけて勝負に出ているので、ぜひ他の県もあとに続いてほしい。

https://nikkei.com/article/DGKKZO91942870V11C25A0LCC000/

(一部、修正済み)

まとめ読みができます

#高市政権

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あとで消す https://digital.asahi.com/articles/ASTBG22C1TBGUPQJ004M.html

失った構想力と想像力 高市総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?

構成 編集委員高橋純2025年10月15日 6時00分

新しい自民党総裁高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法政治歴史を専門とする3人が語り合った。

バックラッシュを経たうえでの「初の女性総裁

 杉田敦法政教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党連立離脱宣言し、政界は大混乱となっています自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性トップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えますしかし、日本政界では、極端に強硬女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。

 加藤陽子東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身女性トップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年社会委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。

 総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性リーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。

 長谷部恭男早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争突っ込み国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本憲法は、企業体国家から広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。

 広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルール策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカ企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます

 杉田 広場個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギー価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本繁栄の道だという程度の想像力しか自民党とその周辺にはなかったということでは。

 今回、公明党から歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野しか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。

 長谷部 石破茂首相スケープゴート贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴート意味があります解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。

 杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまたから、従来の支持層参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金さらに増やせるのか。

 長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識調査を見ると、安倍政権時代2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます

 加藤 安倍さん岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しか高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女言葉定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカ靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本アジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。

一気に加速した外国人排斥的な流れ

 杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。

 加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサス意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任ポピュリズム」にくみした感があります

 長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標価値蒸発してしまっている。先の参院選議席を伸ばした小政党党首人気取りはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲーム面白くて、夢中になっている。しか政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。

 杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党メディア自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法原発などの政策完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党過大評価しているからでしょう。

 加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。

 しかし、政策統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮中国との戦争終結方針めぐり軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造美濃部達吉斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見日本対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益福祉にかなうものと思います

 杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツ哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在のものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年西ドイツワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話無視されたままの、他の罪が気になります

政治とは「可能性の芸術

 長谷部 ④を哲学者ハイデガー言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったか判断は結局、選挙依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書改ざんするし、国会うそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています

 杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツ思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)していますトランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めていますしかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります本来保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。

 加藤 ファイティングポーズを取ること自体否定しませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから

 長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実事実として認めるといったミニマム規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。

 杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能経済政策に加えて、この間の産業学術軍事化の流れが一層強まる心配があります高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関海外とつながりのある団体根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての政治観に一気にかじを切ることになりかねません。 Permalink | 記事への反応(2) | 08:48

2026-01-12

子供に株を教えるために企業イケメン化したゲームつくた

こんにちは!私は中卒シングルマザーおば!あ、待って叩かないで!ゲームを作った背景から隙自語させて!

所得制限を超えてるので社会にはおんぶに抱っこの層ではないんだ!……と言っておかないとお金の話なので叩かれそう……たくさんの予防線を張るね。インターネットいから!!そもそも、人はいつでも"そちら側"に回る可能性はあるんだから、働ける奴は働いて救える人を救うそれが正だと思うんだけど、…って、思想の話になるので今回はパス

てなわけで、このわたくし、海外のぼんびー生まれでひょんなことから日本に来た(あ、国籍日本しました。たたかないでボクわるいスライムじゃないよ)けど言葉もわかんないし、学がない。数学とか7点だった。でも外国人ならではの身体能力の高さでスポーツ推薦で高校に滑り込んだけど、そのうち親の借金高校に通えなくなった。そんな人生

そして紆余曲折インド人を右に日本男性と付き合って先に子供できたんや。だが婚姻届直前で相手年齢詐称(うんと年下)判明して笑った。とにかく相手は頼れない、私も稼がなきゃいけない!子供を育てなきゃいけない!の使命感でいたら、結婚していたはずの男性は「別のシングルマザーを助けなきゃ!」と謎の使命感で私と離婚することになった。私はシングルマザーになった。ガシッ!ボカッ!アタシは死んだ。

まだ本題に入らないよ!!

シングルマザーとなっては、夫婦の快適さを考えるリソース排除できるので徹底的に母子に集中できる。気がついたら子は中学生になっていた。私もなんとか一般人っぽい層に滑り込めた。数カ月に一度、く◯寿司で豪遊するのが幸せな層や。

そんな中、とにかく残業すれば成果は出る!!の脳筋プレイで働いてたらボーナスが手に入った。ボーナス!!すごい!!どうしよう……将来のために……どうするんだ!?

私に金融リテラシーはない!オルカンとかなんとか世の中は言ってた……気がする。はてなでも【素人はこれをやっとけ】みたいな記事をみた。文章が長くてよくわかんなかった。自分は長い文章を書くのに(デュフフ)

とりあえず、見様見真似で(なんの?)現物っちゅーもんで、個別株に手を出してしまったようだ。その時の私は、割安(PBR?)ってものをダラダラみてた。むしろ、そこしか見てない。

湖◯屋が2500円ちょっとだった。100株購入した。

タ◯ラトミーも1500円だった。100株購入した。

子供を!!笑顔に!!してくれた企業!!!市場から割安の評価!?!なにそれ!?!って気持ちで購入した。ボーナスはなくなった。バイバイ…👋😭

貧乏人の匂いが染み付いた私に、突然の大金はなかったものとするのがよい。株のことは忘れた。

忘れたけど、年1で株主優待がくる。そして子は「もうおもちゃで遊ぶ年齢じゃないけどねw」と笑った。けども、その優待はどういう仕組みなの?って聞いてきた。

仕組み……わからない。ググれカスGPTに聞け……と言いたかったけど、せっかくの会話だ……小さい脳みそから答えをひねり出して、企業支援して、そのお礼なんだよ☆ミみたいなことを言った気がする。

そしたら子は、自分も株がほしい。応援して株でお小遣いを増やす!と言い出した。うひょ

私は『ちょっ待っ!!』止めた。私も株を学ぼうとした結果、学べてないんや。正しく教えられない。

天を仰いだ。

そもそもお金を出そうとする相手、つまりどんな企業かを知る必要があるやろ。知らん人間にぽーんと金を出すか?貧乏人にそんな博打はできん。

なので企業擬人化してゲームにしようと思った(超飛躍)。ちょうど私は人間の男を信じられないフェーズだったので、乙女ゲームにハマっていた。二次元は裏切らない。とは言え、ときメモアルバイトエンディングばかり迎えちゃうwww労働者の鏡www

話を戻そう。企業イケメン化して、会社の特色、株の値動きを性格としたゲームを作ったんだ。

そして投資(会話)による株価の上げ下げが好意パラメータ。噂(インサイダー、流布)で、他企業貶めることもできる。そう、ゲームならね。

肝心のゲーム説明のところで、ちょっと雑になったけど伝われ〜〜

でも、開発しておきながらも「ぜんぜんわからない俺たちは雰囲気で株をやっている」状態だ。

ガチ勢からみたら、何が金融リテラシーを学べるゲームです♥だよ(怒般若)って思うかもしれない。

そして子のために作ったはずが、子が「企業イケメン…って何wwwPalantir?Cloudflare?何それ知らないwwwこんなに株って値動きするの?」って笑ってた。

いいんだ。君の好きなパソコンインターネットそいつらが支えてるんだ。ちょっとだけ、覚えてくれればいい。

結果、子は私のNISA枠を使わせて欲しいと結論を出した。

個別株じゃないんかーい!

みたいな気持ちリリースしました

よろしくお願いします。

▼株カレ

kabukare.vercel.app

ここからは開発とイラストの裏話。

古き良きインターネット老人会おばなので、HTML、素jscssで作ってますjsメモ帳3000行になったときヤバいなと思ったのでCursorを使いました。Cursorを使ってリファクタリングした結果、ダイエットには成功したけど原形(読み方)わからんくなったwとは言え、こんなおばでも、AIの力を借りれてここまで出来るんだなと思った。ちな、おばは、pixivにも生息している絵描きプヲタ民でもあるが、全キャラスチルと立ち絵は体力的に描けない。腱鞘炎肩こりやばい。なので自分草案イラストを読み込ませて、AIの力を借りて絵を出力しました。そして、ゲームバランス。実はおば、過去インターネットサービスで一発屋したんだけど、システムバランスを気にしないでできるものばかりやったんや。でもこのゲームダメや。何度やってもガチホのファストフード男子マーク配当金が強くなってしまう(株としては正解と言えば正解なんだけどね)。四則演算しかしらない数学7点の頭では限界があって、ゲームバランスAI相談しながら作った。どこもかしこAIAIAIとんでもない時代に生きてるな…と思いながらも、この変化を楽しみたいと思いました。

解釈違い

私の普段暮らすジャンルは、俗に言う限界集落である

供給も多いとは言えず、人口も少ない。

それ故、住民たちは極めて雑食(あるいは悪食)的な傾向があった。

「会話がなくとも同じ画面にいなくとも同じ作品に出ているならカプ成立の余地がある」と言っても過言ではなかった。

NLBLGLその他性別の有無相関は問われず、どのような組み合わせも受け入れた。

無論他カプに対する「解釈違い」は全くないとは言わないし、内心で皆がどう思っているかは分からないが、自分が食わぬものもきっと誰かは食うのだろうという共通理解はあった。

そもそも供給人口も少ないのだから、数少ない「同じコンテンツ/キャラを愛でる同志」でいがみ合っている場合ではなかったのである

このような村で私は青春を過ごし、そこで得た経験価値観自分オタコンテンツへの向き合い方の根幹となっている。

話が変わるが、中学美術時代からの友人がいる。

所謂オタ友というやつである

好むコンテンツジャンルはかなり違っており、同時に同じコンテンツを楽しむことはあまりなかったように思う。ただし「○○の××に今めっちゃハマってて〜」みたいな話を共通コンテンツでなくても気兼ねなく言い合えるという関係が心地よかった。

要は温和な彼女性格が峻峭な私の性情と衝突しなかったのだ。なんにせよ私たち親友と言って良いほどの間柄であった。

そんな友人に今冬、コミケの売り子手伝いを頼まれた。

友人は今大手ジャンルで盛んに絵を描き同人誌を出しているそうで、人手が欲しいとのことだった。

自分自身の同人活動はしばらくストップしていたが、他ならぬ友人の頼みであるので快諾した。

サクチケ入場もできるわけだし、せっかくなら○○(友人のジャンル)の雰囲気見てみるかー、空いた時間で自ジャンル覗くかなー、ぐらいの心持ちだった。

友人が今推しているキャラは、忖度なしで言えばそのジャンル内では人気が高いとは言えないキャラであった。当日そのキャラの本を出しているサークルは片手で数えられる数であった。

しかジャンル全体で片手と少しくらいしかなかった自ジャンルと比べれば、1キャラだけでそんなに描く人がいるのが羨ましいぐらいであった。

コミケ当日の朝、スマホwebカタログを物色しながら「この人たちに挨拶回りとかするの?」と何の気なしに尋ねた。

「いや、そこら辺は全員敵だから、目を合わせたくもない」と返された。

敵?

TEKI?

enemy?

普段の温和な彼女性格からは考えられないセリフであったので、思わず聞き返した。

「敵なの?」

「敵。」

「なぜ?」

解釈が違うから。」

解釈違いは敵だと彼女は言う。

キャラ推し方、描き方が違うから敵だと言う。

このキャラはこの描き方であって然るべきだと言う。

別に創作界隈全体から見れば、このようなことは珍しいことではないのだろう。

ただ自分はなんとなく、そういう争いとは無縁だと思っていた。

なにより、彼女がそのような(私からしてみれば)過激発言をすると思っておらず、私の思考フリーズした。

「なんかこう……解釈違ってもさ、仲良くしといた方が、一緒にそのキャラの魅力広めていくとか、できるんじゃない?」

つい口に出てしまったが、思い返すとかなり危険な問いかけだったと反省している。ワンチャン10年来の友情に亀裂が入りかねなかった。

「私がそうしても、あっちがそう思ってないなら意味いからね」

「そっかぁ」

彼女普段通り温和な笑顔を見せた。

ここで即座に友情に亀裂が入るのは避けられたようなので、これ以上亀裂が入る可能性をなくすため、私はもう深追いするのは諦めることにした。

国際展示場行きの電車がやってきた。

コミケはつつがなく終了した。

友人の新刊完売し、既刊の売れ行きも上々であった。概ね成功と言えただろう。

バイト代ということで、打ち上げ焼肉を奢ってもらえることになった。やったね。

帰り際、隣の「敵」のサークルの本がふと目に留まった。

絵柄は割と私好みだった。

読んでみたい、買ってみたいと思ったが、友人に見つからずにその本を買う方法が思いつかなかった。

そもそも相手方からたらこちらが「敵」であり、そこで売り子をしている私も「敵」であろう。

表立って買いに行けば、裏で何を言われるか分からない。

波風を立てるのは得策でないと判断し、後ろ髪を引かれつつ私はコミケ会場を去り、友人と共に打ち上げ焼肉へと向かった。

例の本は通販で買おうとも思ったが、もし家に彼女が遊びに来た時に万が一でも見つかったら怖いと思い、これを書いている今も踏ん切りがつかずにいる。

閉店した老舗銭湯を現役京大生が引き継ぐ 借金500万円…地域笑顔戻る

“「また借金が膨れ上がりそうだなと。すでに借金500万円あるんで、ちょっと皆さんの力を借りられないかということで、クラウドファンディングお金ちょっと集めさせていただいて、もっといい銭湯にして、この先長く残していけるようにご協力お願いします」”

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/900181585.html?page3

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