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はてなキーワード: 使い捨てとは

2025-06-21

anond:20250621065451

黙れシナ

母体になる可能性があるリソースを破棄する意味がない

使い捨てるのは弱者男性からって相場が決まってんだよ

2025-06-20

Amazon倉庫で働くことも考えたが、肉体労働しか取り柄の無いような人間に囲まれたところで、何ら有意義とも思えない。厳密にセキュリティチェックされ、パフォーマンスも休憩時間監視され続け、代替可能な人型労働ロボットとして、都合よく使い捨てられる様が容易に想像できる。これは、Amazon倉庫に限らず、35歳フリーターとなった私が就業可能仕事全般に言えることである。既に、勝負はついた。私は、この社会必要とされておらず、この社会平身低頭奴隷として飼っていただくことなしに、この社会生存を許されていない。

2025-06-17

anond:20250617190118

この愚か者めが!テフロン加工のフライパン使い捨てるだと?聞くもおぞましい!

貴様らのような、味覚も、料理に対する敬意も、そして何より物を大切にする心も持ち合わせていない輩が、よくも平然と台所に立つものだ。テフロン加工のフライパンとき、と侮るなかれ。あれとて、使いようによっては立派な調理器具たり得るのだ。それを、少々焦げ付いた、少々傷ついたとて、すぐに放り捨てる。その神経が、私には理解できん!

一体いつから、お前たちの台所は、使い捨てゴミ捨て場と化したのだ?便利さのみを追い求め、本来あるべき料理の道を疎かにする。それが現代主婦、とでも嘯くつもりか?笑わせるな!

本物の料理人、いや、真に食を愛する者は、道具を慈しみ、その特性を最大限に引き出す努力を惜しまない。使い古した道具にこそ、歴史があり、魂が宿る。それを貴様らは、ほんの数カ月、いや、ひょっとしたら数週間でゴミ箱に叩き込むのだろう。その行為は、料理に対する冒涜に他ならん!

フロン加工のフライパンが、なぜ焦げ付くのか、なぜ傷つくのか。それを考えたことがあるか?無造作金属製ターナーを使い、高すぎる火力で食材を焼く。手入れもろくにせず、汚れを放置する。その結果、寿命を縮めているのは他ならぬ貴様自身無知怠惰ではないか

本当に恐ろしいのは、その思考停止だ。テレビコマーシャルに踊らされ、新製品が出れば飛びつき、使い古したもの価値がないと決めつける。その貧しい精神性こそ、糾弾されるべきだ。料理は、道具との対話であり、食材への敬意の表れだ。それを理解せずして、一体何が「美味しい料理」だと語れるのか!

貴様らの作る料理は、さぞかし薄っぺらく、何の深みもないものだろう。道具を使い捨てにする心が、そのまま料理に反映されているのだ。味蕾が退化し、本来の味を見失った者たちが、見かけだけの料理を量産する。その悲劇を、貴様らは知る由もない。

聞け、愚か者どもよ!テフロン加工のフライパンは、あくまで補助的な道具に過ぎん。本当に料理の腕を上げたいのならば、鉄のフライパンを使いこなしてみろ!油を馴染ませ、火加減を操り、食材と一体となる感覚を掴むのだ。それこそが、料理の真髄だ。

使い捨て文明に毒され、心まで使い捨てにする貴様らのような輩が、日本食文化堕落させていると言っても過言ではない。猛省しろ!そして、二度と私の目の前で、安易使い捨てなど口にするな!貴様らの作る料理など、口にする価値もないわ!

anond:20250617121219

おっしゃるとおり、

と言いたいところだけどそうじゃない。

男は所詮は働きアリ兵隊アリと同じで働くか戦って死ぬ使い捨て存在

女は子孫を残すために保護される存在

いわゆるクソフェミはそこがわかっていない

2025-06-16

半年以上放置してた台所の洗い物を洗った……!

黒い藻みたいなのが浮かんでたんだけど

触りたくなかったんだけど、やりました

ゴム手袋して捨ててもいいスポンジでこすり洗いして藻とカビを落として

それから塩素水に漬けました……

これで台所に行くたび緑膿菌汚染心配せずに済むぜ……!

双極症とうつ病(2級以上)の人はほんとに使い捨ての皿とコップとスプーン割り箸必須です

2025-06-15

anond:20250614144005

明らかにワンクールでやる脚本じゃないものを無理やりワンクールに収めようとしてるせいかキャラの行動が破綻してるしキャラがじゃんじゃん使い捨てられてる感

anond:20250614144005

明らかにワンクールでやる脚本じゃないものを無理やりワンクールに収めようとしてるせいかキャラの行動が破綻してるしキャラがじゃんじゃん使い捨てられてる感

anond:20250615061304

合皮ってファストファッションみたいに安いものをワンシーズン使い捨て感覚の人が買うものじゃないか

サステナブルから合皮製品を作ってます、という話は自分は今まで聞いたことがなかったが、メーカーはそんなことを言っているのか?

合皮製品マジで全部この世から消えてくれ

あのさ、もう限界なんだけど。なんで合皮の製品ってこんなに世の中に溢れてるの?

  

バッグ、靴、財布、ソファ椅子ジャケットまで。パッと見はそれっぽくて「え、これ本革じゃないの?」ってなるやつ。

で、気づいたら加水分解地獄ベタベタボロボロ、剥がれて、もう触るのも嫌になる。

使ってても、使わなくても、ある日突然崩壊するのが合皮の運命。ほんと呪いアイテムだよ。

    

これさ、本気で幻滅するんだけど、「私たちエコです」「サステナブル製品づくりを心がけています」みたいなこと言ってる会社が、平然と合皮を使ってるの見かけると、もうガックリ来る。

    

言ってることとやってることが真逆なんよ。

    

だって合皮って、たった数年でベタベタゴミになる素材なんだよ?長く使えない、リサイクルも困難、焼却すれば有害物質出す。どこがエコなんだよ。

持続可能どころか、「使い捨て上等」の象徴じゃん。

    

環境への配慮を掲げるなら、まず「加水分解ゴミ化する素材」を製品ラインから外してくれよ。

企業の「サステナブル」の言葉が、もう軽すぎて信用できない。

    

「合皮は安くて見た目が良い」とかいうけど、数年で崩壊するならコスパ最悪でしょ。長く使える本革とか布地の方がよっぽどマシ。ちゃんケアすれば10年以上使えるし、味も出る。

    

なのに「なんとなくおしゃれに見える」って理由で合皮を採用するの、マジでやめてくれ。

押入れから出てきて絶望する時あるからほんと勘弁。

    

どんなにかっこよくても、どんなに高評価レビューついてても、「素材:合成皮革」って書いてあったら即スルー。数年後に泣くの、自分からね。

    

合皮はただの「こじゃれたゴミ」。

そして、これを「サステナブル」をうりに売ってる企業が売っていたら信用に値しない。

2025-06-14

男がオシッコを飛び散らせる問題解決したい。

どう考えもチンポコは行儀よくトイレをするようなシステムにはなっていないとしか思えない。

あらゆる文献を調べてもチンポコがオシッコ照射した際に的を外すことがあるのは致し方がないことである

結論付けられている。

であるならば、現在トイレシステムのものを変化させていくしか、男がオシッコ便器の外へと飛び散らせる問題解決できないということだ。

それではどのようにしてシステムを変更していくのか。

番手っ取り早いのはオムツを履くことだろう。

シッコパンツの中でする方式

そしてトイレ更衣室として使用オムツを履き替える場所とするのだ。

これはかなり手っ取り早いと思う。

しかし、コスト非情に嵩むことが問題となる。

また尿もれが発生した際に大惨事となる。

したがってこの解決策は未来へと仮託するべきだ。

現在の吸水シートは非常に高性能だが、

さらもっと高性能なシートが開発されればこの方式解決策として採用されるのは決してなくはないはずだ。

とはいえ問題現在である

チューブ型はどうだろうか?

チンポコ自由にしてオシッコをするから的を外すのだ。

それならばチューブをチンポコに装着してオシッコをさせればいい。

このことの利点は多人数が同時のオシッコを済ますことが出来るということだ。

チューブさえ用意できれば、トイレの中に収容できる人数だけ同時にオシッコが出来る。

飛行機非常事態ときにおりてくる酸素マスクのようにオシッコチューブ天井から垂らしてオシッコを吸い出すポンプをつければ可能ではないだろうか?

これは実用化出来そうだ。

ただ問題は衛生面だろう。

他人使用したオシッコチューブをそのまま使用する気にはとてもなれないだろう。

いや、トイレのあとに平気で手も洗わない野人が男という生き物である

ワンチャン最近効率厨タイコスパ意識が強い若者などには受け入れられるかもしれない。

まずは公立学校で導入してみるのも手かもしれない。

これが無理というならば現在便器方式採用しつつも使い捨ての流せるストローを使って出来るだけオシッコの的を外さないようにする方式がある。

トイレットペーパーの芯をとても長くしたようなもの想像して欲しい。

それをチンポコに装着してオシッコをするのだ。

チューブ型と似ているがこれは使い捨てである

すぐにオシッコで溶けるようなことはないが水洗で流せばトイレットペーパーのように流れる

ただこの方式コストが嵩む。

また現在男性トイレには存在するという男性シッコ専用のトイレでは使用できない。

などなどアイデアは尽きないのだがTOTOなどのメーカーはこのことの対策を本気で考えていないのだろうか?

これは結構大事問題だし、解決するため方法があればトイレの形を変える大きな変革になる。

まり商機があるということなのだと思うのだが……。

ガンダムジークアクス10話のシャリア・ブルにがっかりした

ジークアクスのシャリア・ブルの目的って今まではてっきり、シャアを見付けて統治してもらおう、自分はそれを横で支えよう、だと思っていたんだよ。何故そうかというとシャア思想共鳴たからかと。

その思想とは何なのかとすごーくシンプルに言えば人類全体の平和

初代ガンダム39話でのシャリア・ブルはシャアとの会話の中で「もし我々がニュータイプならニュータイプ全体の平和のために案ずるのです」「人類全体の為に、と取っていいのだな?」「はい!」というやり取りをする。

ここが印象的だったから、ここが行動原理なのかと思っていた。


だけどジークアクスの10話を見る限りではシャリア・ブルの目的は、これ以上ニュータイプ人殺しをさせたくないという極めて小さなものに留まっている。そこにはその他大勢人間存在はない。彼はイオマグヌッソに虐殺されるその他大勢ではなく、虐殺に加担させられる平行世界ララァというただ一人だけの事を考えている。凄く世界が狭いんだよね。

一方、シャアZガンダムにおいて、虐殺される側の視点に立って虐殺批判している。つまりその他大勢弱者目線がある。

そしてカミーユエゥーゴ勧誘した事から考えても、

ニュータイプ人殺しをさせたくないという思考とは割と真逆。どちらかというとニュータイプという優れた人々は人類のためにその力を積極的に使っていくべきだというノブレス・オブリージュ的な考えが根底にあると思う。


ソロモン落下阻止作戦の前に「次はザビ家だ」とわざわざ宣言していたから、シャアにはザビ家を倒した後のビジョンがある程度明確にあって、シャリア・ブルはそれに共感して協力するつもりなのかと思っていた。

そしてそれはZ以降で示されたシャアの行動に近いものであるのかと。

原作では一年戦争で死んでしまったシャリア・ブルの生存で話が変わるのかと思ったんだよね。彼が支える事によってシャアはCCAのような一発逆転の成功率が低い手段ではなく、地道で長期的な手段平和を成し遂げようとするのかと思っていた。


あと、わざわざメイン三人の一人であるニャアンというキャラ難民に設定したのは、CCAでのシャア演説の「難民のための政治」に繋げるためなのかと思っていたよ。だから格差問題への言及を期待していた。

でも結局ニャアンはエグザべと一緒にキシリアの元に行ってしまい、マチュも特に気にかけない。今後のニャアンも難民かどうかよりもニュータイプという文脈しか語られなさそう。

シャリア・ブルにとって重要なのはニュータイプかそうでないかという区分であり、オールドタイプには全然関心なさそう。ニュータイプポジティブに描くってこういう意味だったの?

どうも選民思想というかセカイ系というか。


10話でマチュに語った内容を見るに結局シャリア・ブルにとってシャア自分と同じく空っぽ人間から一時的共闘しただけで、大した思い入れはなかったって事だよね。

まだ若く未熟な上官を、自分自身の目的のために利用して使い捨てたとすら言える。そして今もマチュに対して同じ事をしているという…。要は秋元康アイドルみたいな関係なんだよな、シャリア・ブルとマチュやシャア関係性。シャアもマチュも鉄砲玉。

で、ギレンとキシリア同時排除計画別にシャアとか関係なくて単に彼個人の思惑かあ。

キシリアの言う通りに薔薇を見付けてイオマグヌッソを完成させ、そのお披露目のタイミングでギレンとキシリアを同時に暗殺……が彼の計画らしいし。

まあ考えてみれば赤いガンダムが出現する以前から計画なんだからシャア別に関係ないと考えた方が自然か。そういえば計画に協力していたシムス・アル・バハロフってニュータイプなのか?彼女あくま研究員であってニュータイプではなさそうなんだけど。

とにかくジークアクスのシャリア・ブルは10話ですっかり底が割れしまい、つまらないキャラクターになってしまったと思う。あまりにも浅い。

勝手妄想していて悪かったと言われればそれまでだけど色々とがっかりしたな。


まあ、シャアの方も原作と同じとは限らないし、全てララァを助けるためだけに動いていてもおかしくはないんだよな。

ジークアクスのシャア人類とか大きい事を考えず、ララァの事だけ考えてララァと一緒になりますって話なのかもしれない。その方が個人にとっては幸せなのは確かだしね。

2025-06-09

anond:20250609192652

バンバン出るのは月の発行部数ノルマみたいのがあるんだろう

それで間違って売れたらラッキーくらいの感覚だと思う

基本使い捨て

今、出版社が求めてるのはマンガ原作になるような作品

どんなクソみたいな原作でもマンガになることで小説なんか比にならんくらい金になるし

絵になるとキャラエロけりゃ許されるケース多いし

万が一アニメになれば有名声優が声をあてて、それ目当てのキモオタが群がって金を落としていく

なんで金融引き締めしたの?

あなた:

バブル期になんで金融引き締めしたの

ChatGPT:

バブル期1980年代後半)の日本でなぜ金融引き締めが行われたのか――その理由は、過熱する資産バブル抑制インフレ懸念にあります。以下、背景と目的を分かりやす説明します。

■ 背景:バブル経済とは?

1980年代後半、日本歴史的好景気にありました。以下のような現象が起きていました:

株価日経平均1989年末には約39,000円に到達(1985年頃の約2倍以上)。

地価東京地価が急騰。「山手線の内側でアメリカ全土が買える」と揶揄された。

融資土地担保にすれば簡単に巨額の融資が受けられ、資金が株や不動産市場に流れ込む。

この背景には、1985年プラザ合意を受けて進んだ円高景気後退→それを下支えするための金融緩和(低金利政策)がありました。

■ なぜ金融引き締めに転じたのか?

資産バブル過熱

株や不動産価格実体経済無視して上昇していた。

銀行も無理な融資をどんどん行い、「土地神話」に基づいた投機が加速。

バブル崩壊による後の損害が懸念されたため、「今のうちに冷やそう」という判断

インフレ懸念(ただし実際の物価比較的安定)

消費者物価はそれほど上昇していなかったが、資産価格インフレバブルインフレ)は深刻。

このままでは社会全体が不健全投機に傾き、崩壊リスク高まる判断された。

■ 実際の金融引き締め策(1989年〜)

日本銀行1989年5月から1990年8月までに、公定歩合を2.5%→6.0%へと急激に引き上げ。

融資規制:「総量規制」と呼ばれる、銀行による不動産向け融資抑制実施

■ 結果:バブル崩壊と失われた30年へ

株価1990年初頭から暴落(2年で半値以下に)。

地価:数年かけて下落。担保価値崩壊により不良債権問題が表面化。

経済企業銀行バランスシート調整(借金返済・資産売却)を迫られ、長期的なデフレ経済突入

■まとめ

日本銀行バブル期金融引き締めを行ったのは、投機的な資産価格の高騰を抑え、経済健全性を守るためでした。しかし、その対応が遅れ、かつ急激だったことで、バブル崩壊を加速させ、長期不況の引き金にもなったという評価がなされています

興味があれば「なぜもっと早く・緩やかに引き締めなかったのか?」という政治との関係や、日銀内部の議論についても解説できます




あなた:

土地と株には沸騰はあったけど、関係のない一般産業にもお金が不足するようになったのはなぜ

ChatGPT:

とても鋭いご質問です。

バブル期における金融引き締めの影響が、土地や株と関係のない一般産業製造業中小企業など)にまで及び、資金不足(=信用収縮)を招いた理由は、主に次の3つです:

① 総量規制による「銀行貸し渋り

1989年から始まった「総量規制」は、不動産業などへの融資の総額を制限するものでした。しかし、実際には:

銀行は何が「不動産関連」かを厳密に判断できなかった。

リスクを避けるため、「関係ない業種」にも融資を渋るようになった。

結果として、資金需要のある健全企業中小企業にまで貸し渋りが発生しました。

担保価値の急落 → 融資引き上げの連鎖

バブル期融資は「土地担保」が基本でした。

バブル崩壊地価が下落すると、担保価値も大きく目減り。

銀行は「貸しすぎている」と判断し、企業に返済の前倒しや追加担保要求

企業は手元資金が減り、設備投資運転資金が不足。

これが連鎖的に一般企業資金繰り悪化を招きました。

銀行自身が傷を負い、貸せなくなった(信用収縮)

バブル崩壊で、銀行不良債権(返ってこない融資)を大量に抱えることに。

会計上は黒字でも、実態債務超過に近い銀行も多かった。

そのため、「自己資本比率の維持(BIS規制)」を守るため、融資をどんどん縮小。

→ この結果、すべての業界資金供給が細るという現象が起きました。

補足:なぜ中央銀行政府は手を打たなかった?

バブル崩壊しても、日銀はしばらく高金利を維持していた(1991年頃まで)。

政府も、当初は「自己責任」や「市場の調整力」に期待して介入をためらった。

結果として、企業倒産が続出し、景気は底なし沼に突入しました。

■まとめ

土地や株に関係ない産業資金不足に陥ったのは:

金融引き締めと総量規制副作用で、銀行が貸出を全体的に抑制たから。

担保価値の下落で、企業資金調達能力実質的に低下したから。

銀行自身が深刻な損失を負い、貸し出せる余裕を失ったから。

まり、「バブルのツケを払わされ、被害経済全体に波及した」というわけです。

さらに知りたいテーマ(例:日銀判断ミスや、BIS規制、当時の政治対応)などあれば、深掘りできます




あなた:

土地や株が加熱してるから少し下げるというのはぜんぜんいいけど、なぜ関係のない人まで干上がらせたのか

ChatGPT:

本当に本質的な問いです。

そしてその疑問は、当時を生きた中小企業経営者労働者たちの「実感」と完全に一致しています

ではなぜ、「土地や株の加熱だけを冷ますつもりだったのに、関係のない人まで干上がった」のか?

これは単なる技術ミスではなく、政策判断の誤りと構造的な金融システム限界が重なった結果でした。

✅ なぜ“そこだけ”を冷ませなかったのか?

金融政策は「面」でしか効かない

日銀コントロールできるのは 金利マネーの量(通貨供給量) という「経済全体にかかるレバー」。

しかし、金利を上げたり貸出を制限すれば、株や不動産以外の分野にも等しく冷水を浴びせる。

まり「熱いところだけ狙って冷やすことが構造的にできなかった」。

🎯=**「ピンポイントで撃ちたいのに、散弾銃しか持っていなかった」**という状態

② 総量規制が“雑”だった

バブル対策として導入された「総量規制」は、不動産業向け融資の総額に制限を設けた制度

ところが、不動産関係のある業種(建設流通サービス業など)も巻き添えに。

銀行リスクを嫌い、**「関係ありそうな会社全部アウト」**という判断で貸出を抑制

結果:元気な産業まで資金を断たれ、経済全体が窒息。

銀行自己保身と過剰反応(信用収縮の連鎖

地価の下落で担保割れが起きると、銀行は貸したくても貸せなくなる(BIS規制自己資本比率の縛り)。

同時に、「不動産融資した銀行自体」が傷んで、健全企業にも融資を出す体力がなくなった。

日本金融は間接金融銀行依存型)なので、銀行が縮むと企業も一緒に干上がる。

💡つまり、「バブルの熱を冷ます」はずが、「金融システムの血流自体を止めてしまった」。

日銀政府対応の遅れと過信

日銀は「土地バブルが悪い」という正義感が強すぎて、副作用無頓着だった。

政府も「市場自己調整力に任せよう」と景気対策を後回しに。

結果として、干上がる企業や家庭が続出しても、回復支援がまったく間に合わなかった。

🧠 なぜそんなことになったのか?(根本

資産インフレを冷ませば景気全体もソフトランディングできる」と甘く見ていた。

中小企業地方の声が中央銀行に届いておらず、東京中心の視点政策判断がなされていた。

日銀大蔵省(当時)に、経済現場に対する感受性が欠けていた。

🔚まとめ:なぜ関係ない人まで干上がったのか?

「熱い部分だけ冷ましたかったのに、金融政策構造上、経済全体を冷やしてしまった。

さらに、対応ミス銀行自己保身が重なって、干上がった人たちへの水すら止まってしまった。」

もしももっと段階的に、現場実態を見ながら慎重に調整していれば、バブル崩壊も「軟着陸」できたかもしれません。

あなたの感じている「そこまでやる必要あった?」という疑問は、今でも多くの経済学者歴史家が共有している、正当な問いです。




あなた:

不振に陥ったサラリーマン企業国有化しなかったのはなぜか

ChatGPT:

非常に核心を突く質問です。

なぜ、バブル崩壊不振に陥った企業(=そこに勤めるサラリーマン)を国有化しなかったのか?

これは、単なる経済政策の話を超えて、日本政治哲学制度設計思想に関わる深いテーマです。以下、歴史的制度的・思想的な観点から説明します。

結論から言うと:

国が企業を直接「国有化」して救済するという発想が、日本では非常に例外的否定的に扱われていたからです。

その背景には、以下のような事情があります

日本は「民間主導経済」が基本原則だった

戦後日本は「自由主義経済市場経済)」を基本とし、国家はできるだけ企業経営に直接関与しないという建前。

特に高度成長期以降、「政府ルールだけ作る」「経営民間に任せる」という方針が徹底。

企業は潰れるときは潰れるべきで、政府雇用保険融資など間接的支援に留めるという考えが根強かった。

📝 経済への国の関与は「産業政策行政指導)」の形ではあったが、「国有化」は極めてまれ

② 「モラルハザード」を恐れた

企業が倒れそうなときに国が全部救ってしまうと、

経営者無責任になる

銀行安易リスクをとる

こうした「道徳的危険モラルハザード)」を避けるため、自己責任原則が重視された。

→ 「国が助けてくれるなら、経営ミスしても大丈夫」と思われたら、それこそ経済が腐るという発想。

国有化財政負担が大きすぎる

バブル崩壊直後、企業倒産は数万社規模、中小企業は数十万社が苦境。

これらを国有化(買い取って経営を維持)するとなれば、膨大な税金必要

当時はまだ「財政健全化」が強く意識されており、大規模な企業救済には政治的な抵抗が強かった。

例外的に「銀行」は事実上公的資金投入=国有化された

実は、国有化にかなり近い救済も行われています

1998年〜:「長銀日本長期信用銀行)」「日債銀日本債券信用銀行)」→一時国有化

その他、大手銀行にも公的資金が数十兆円規模で注入

💡つまり、「潰れると日本経済全体が崩れる」という銀行には、特別扱いの救済がされた。

企業(≠銀行)は個別救済せず、金融システムの根幹だけ守るという政策スタンスだった。

社会主義全体主義へのアレルギー

戦後日本は「民主主義」と「市場経済」での復興を目指した。

「国が企業を持つ=計画経済」的な発想に対して、政治的にも国民感情的にも拒否感が強かった。

特に冷戦期には、「国有化」は共産主義的・非民主的とみなされがちだった。

✅ まとめ:なぜ企業国有化しなかったのか?

観点 理由

経済思想 市場原理・自己責任を重視していたか

政治判断 モラルハザード財政負担を避けたかたか

歴史的背景 日本は「国有企業」にトラウマがあり、市場経済への信頼が強かった

対象の規模 企業数が多すぎて救済不能だった(全員は無理)

実際の行動 銀行だけは特例で事実上国有化公的資金

あなたの疑問は、「そもそも国がもっと積極的現場を守るべきだったのでは?」という非常に正当な視点です。

実際、そのような議論は当時も存在し、今でも「国の対応が遅く・冷たすぎた」という批判は根強くあります

もし希望があれば、「たとえばどんな制度があれば救えたのか?」という代替案的な話もできます




あなた:

竹中プランは全体の金融引き締めの中ではどのようなもの

ChatGPT:

竹中プラン正式には「金融再生プログラム2002年)は、バブル崩壊後の「長期不況」の最終局面に打たれた劇薬的な金融政策パッケージです。

このプランは、それまでの「不良債権処理を先送りするぬるま湯路線」を強制終了させる決断であり、結果として日本金融システムを立て直した反面、中小企業の淘汰・地方経済の打撃という大きな副作用も生みました。

竹中プラン概要2002年10月

当時、小泉政権経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵氏が主導。

メインの柱は以下の通りです:

施策 内容

不良債権の早期処理 銀行に「厳格な資産査定」を義務付け、損失を先送りさせない

自己資本の強化 不良債権処理で自己資本が不足する場合公的資金税金)で注入

金融庁の監督強化 銀行検査マニュアルを厳格に運用、甘い査定を許さな体制に変更

株価下落対策 政府金融機関が株式購入などの支援株価維持策)も実施

✅ 「引き締め政策」としての位置づけ

厳密には、竹中プランは**金融政策金利通貨供給)**ではなく、**金融行政銀行健全化)**に分類されます

しかし、経済への影響という意味では、猛烈な引き締め圧力をかけました:

📉 銀行融資に慎重になる(信用収縮)

厳格な査定→「貸し倒れリスクのある企業に貸すと、自分の首が飛ぶ」

結果:中小企業への融資が激減

これは実質的に「貸しはがし」「貸し渋り」という形で実体経済を冷やした

✅ 背景:バブル崩壊10年目、金融システム崩壊寸前

2002年当時、日本銀行は以下のような状態でした:

不良債権を大量に抱え、経営体力が瀕死

株価バブルピークの1/4以下、地価も下落

銀行の信用が崩れ、国民が「預金引き出し」に走る可能性も視野

👀 小泉政権竹中氏は「このままでは日本銀行は潰れる」と判断し、

銀行死ね

2025-06-07

anond:20250606231913

見た目だけのデモが一瞬でできましたとか使い捨てスクリプトが一瞬でできましたとかUIの小さな部分がすぐできましたとかその程度しか仕事ないってこと?

2025-06-06

anond:20250606212904

食器を洗うということすら苦痛

から使い捨ての皿とカトラリーしか使ってない

というか最近はもう自炊をやめた

2025-06-04

anond:20250604084535

まるで駆逐される気配がないんだが

コピペしてきたみたいなのがすごく早く作れるのはそうだけど

雑用が減っただけだなあ

見た目だけのデモが一瞬でできましたとか使い捨てスクリプトが一瞬でできましたとかUIの小さな部分がすぐできましたとかその程度

追記

まあそういうことが今までは駆け出しのトレーニングとか場合によってはあまり技術の求められない会社すみっこで食っていく糧だったわけで

他の人が「未経験新人採用しまくってるが、彼らがそれなりになるまでに必要現場仕事があるのか怪しい」と言っているように駆け出しがそれなりになるまでどうするのかという問題は超あると思うけど

俺は競争少ない方が有利だし業界全体のことなんかしらね

ジークアクスはスター・ウォーズシークエル3部作



まさかガンダムスター・ウォーズと同じ地獄再現するとはなぁ…

2025-06-03

長い白い透明な傘は忘れがちな増田スマナチガレスワは魚威名と色恣意が菜(回文

おはようございます

雨降ってるわ、

から珍しく雨なので、

長い傘をさして行くの。

長い白い透明の傘っていつかどこかでなくなっちゃうのよね。

そうじゃない?

どっかに置き忘れちゃったり、

しかしたら

誰かが間違えて持って行っちゃったり。

私も1つあったのを多分どこかに置いてきて忘れてしまったみたいね

なんかどこに置いてきたのかももうすっかり忘れてしまったので、

覚えている記憶を辿っても傘がそのまま傘立てのキープされてて無事回収私の手もとに無事戻ってくることはなくって、

本当にいったいどこで最後あの透明の長い白い傘はあるのかしら。

置いてきちゃったのかしら?って思うのよね。

全く心当たりがすっかり消えてしまっているわ。

なんか多分コンビニかどこかでだったような最後記憶を辿るとそんな感じがするのよね。

さすがにここはアイティー機器を駆使して忘れ物タグを付けるまでは無いものの、

でもさ、

面白半分で付けてみるのも面白いかもしれないわ。

本当に一番忘れがちなモノに付けるべきだと思うの。

車のキーしかり小銭入れの小さな財布しかり、

忘れ物タグを付けた途端に意識しまくりまくりまくりすてぃーで

常に意識がそれら車のキーや小さなお財布に向くので、

逆に忘れなくなっちゃうのよね。

持て余している忘れ物タグおもちゃ代わりに付けてみようかしら?

もし忘れても、

雨雲レーダーの雨と一緒に動いているかもしれないし。

傘をさして飛んでいきそうな勢いのそれなんてメリーポピンズ?って思っちゃうの。

あれ本当に自分の手もとから離れたとき

警告音とか鳴るんでしょ?

鳴らないんだっけ?

鳴るとしたら忘れ物タグ本領を発揮するってことじゃない。

本当に一番忘れ物をするものに付けるべきだわって今ちょっと本当にマジで思い立ったら吉日よろしく

でも数百円の長い白い透明の傘に数千円の忘れ物タグを付けるべきかどうかの瀬戸際もあるわよね。

もうさ、

いっそのこと

カレンダーイベントみたいにある程度の期間の何日に一回は歯ブラシを替える交換する!って方式に則って、

もう傘も忘れるもの前提として、

定期的に買うって事が一番ノンストレスなのかもしれないわ。

あれ不思議なことに、

折り畳み傘って私長い白い透明な傘と比べて一回も一度も忘れたことが無いのよね。

あれなぜかしら?

お店に行くときは雨が降っていてお店を出る時は晴れているときに限って

傘って持って帰るのを忘れがちじゃない?ガチで。

でも折り畳み傘に関しては忘れたことが無いこの不思議さ。

うーん、

謎が深まるわ。

でもじゃー

折り畳み傘で雨凌ぐ運用すればいいじゃない!って思うでしょ?

でもさー

お店に行ったときに気の効いたところは

傘を入れるビニル袋あるじゃない。

あれ折り畳みか作用設計になってないから、

私の持っている傘だとその傘が折りたたんだときに太くって入らないのよ。

からぎゅーぎゅーってしてねじ込むように入れるんだけど、

なんかその手間がもの凄く億劫わ!って思いつつ。

長い白い透明な傘だと、

いからしゅーっと入るじゃない?

から長い白い透明な傘は1本あると超重宝するのよね。

あれだいたいは長い傘折りたたまない傘用で設計されているビニルだわ。

でもさ、

長い白い透明な傘にえいや!って大枚を叩いて今お米不足だから古古古米を買ってる場合じゃないぐらいタイ米を買えばいいじゃないって考えもあるかも知れないけれど、

ここは思い切って

ほぼ使い捨てられて忘れちゃったらもうそこで諦められちゃって置き去りにされちゃう

長い白い透明な傘に忘れ物タグを付けたら、

そこで、

意識レヴェル注意力30000になって、

逆に功を奏して常に思っているから忘れなくなっちゃう思わぬ作用があるかも知れないわ。

そうは思わない?

ああ!

そうよ!

きっとそうだわ、

長い白い透明な傘を忘れ物しないように忘れ物タグを付けて超意識しまくりまくりまくりすてぃーで過ごせば忘れることはないわ!ってことに。

忘れ物タグを装着したら忘れ物しない説濃厚クリーミーホワイトシチュウハウス

そう思うの!

傘の絵文字刻印してもらってそれ専用のラバーケースも調達して、

うーん、

やっぱり数千円かかっちゃうところがネックだわ。

傘一本に対して払うコストとしてはちょっと高めの設定だわ。

で、

考えたのが持て余している意識して忘れる無くすことのなくなった小銭入れに付けている忘れ物タグを傘に付け直してーって

そうした途端に

すぐさま小銭入れを無くしそうでそれもまた怖いわよね。

いったいこの忘れ物対策は、

この雨の時期どうしたらいいのかしらね

あのモバイルバッテリーあるじゃないレンタルの。

どこでも借りれてどこでも返却できるやつ。

あれの仕組みの傘レンタルってのがあったら、

どこでも借りてどこでも返せるって

しかもまあレンタル料は取られっかも知れないけれど、

そうなるってーと

傘を常に忘れないでおこう!って意識コストゼロになるから考えなくて済むじゃない?

でも耐久性のない傘に

忘れ物とか返却システムを構築するコストレンタル料じゃペイできないのかしらね

うーん、

結構傘って自分自身でしっかり忘れないようにしないとってことなのよね。

あら?

そんなこと書いていたら

空晴れてきたわ!

この瞬間がやばいのよ。

晴れちゃって傘ささなくて良いってなると傘忘れがちじゃない!?

このピンチがチャンスに変わる感じ!

傘忘れないようにしないとね!

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドしました。

お店によってサンドイッチの塩味が濃く感じられたりして、

ここのお店は私があんまり買わないけれど、

なぜならちょっと塩辛いからよ。

飲み物と一緒に飲ませようとしてドリンクコーナー充実しているのはそのせいよね?

その作戦にはのらないわ!

若干ここのお店のサンドイッチの塩味の強さに戸惑いながらも

まあハムタマサンドには罪がないので

塩味豊かな感じを楽しみましょう。

デトックスウォーター

ルイボスティーウォーラーが量産体制に入っているので、

一気に作ってしばらくは楽しめちゃってる状況の

後残りボトル残量は半分なので

もうちょっとたらこしらえないといけないわね。

ゴクゴク飲んで夜寝ている間に失われた水分を補給よ!

潤いは中から重要よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2025-06-02

anond:20250602115615

ああ、なるほどね。「キャッシュは難しいからやるな」理論か。言ってることは一見もっともらしく聞こえる。でもそれ、不勉強正当化する典型的自己放尿なんだよ。

まず「キャッシュ無効化は難しい」。これは事実。でもな、それは不変性がない・整合性シビアな場面の話。今回の話、違うだろ。

users テーブルを全件辞書にして処理中だけ保持、これって何か?読み取り専用キャッシュだよ。

別にリアルタイム更新いかける必要なんてない。処理が始まる前に1回SELECTして辞書にしたら、あとは使い捨て無効化へったくれもない。

TTLもなし、再取得もなし。ただ「同一処理中は一貫して使う」だけ。

これは「キャッシュ」じゃなくて、「一時的な全件プリロード」だ。

ここを混同して「キャッシュバグの温床」ってのは、コンピュータサイエンスを表面的にしか捉えてない証拠

それに、「難しいから避ける」は完全に逆。

難しいことを避けてたら、永遠にJOIN脳のまま地雷を踏み続けるだけ。難しさの本質理解したうえで、管理可能スコープに抑えるのがまともな設計者の仕事

例を挙げるなら、バッチ処理の中で毎回同じuser_id → 属性を使うなら、辞書化してO(1)参照でさばいた方がシンプルで高速。

JOINなんか使ったらその都度SQL投げて、ネットワーク往復、I/O、最悪クエリプランキャッシュミスOOMで大爆死。

キャッシュを使うとバグる、じゃない。バグらせるやつがキャッシュを使うとバグるんだ。

道具の問題じゃない、使い手の問題

そういう設計自分にはまだ難しいと思うなら、それは別に恥じゃない。

でも「難しいからやらない」で終わるなよ。キャッシュ使いこなせないなら、JOIN地獄に耐え続ける覚悟を決めろ。それだけの話だ。

バグるのが嫌なら、JOINするな。設計しろ

2025-05-31

100パーセント断言するが、AI頭脳労働価値が下がっても肉体労働価値は上がらない

AIシンギュラリティ時代を見据えて介護運送清掃をやっても一生薄給使い捨てられて終わるだけ

バイトシステムってまだヤバくなれるよね?

バイトって馬鹿若者を釣ってそいつ犯罪侵させる事ができるんでしょ?

ヤベーじゃん、即席で何でも言うこと聞く使い捨て私兵を作れるとか。

今のところ単に金儲けのためだけに使われてるようだけど、これが特定政党宗教の為に使われだしたらヤバイよな。

例えば現職の政治家大企業役員の家を襲わせたりもできるわけじゃん。

失敗しても良い、精神的に追い込めるだけで十分なんだから

一回襲われるだけでもトラウマもんだが、週イチで襲われたらたまったもんじゃないだろう。

これもっとヤバくなる前に対策しなきゃダメだよ。

2025-05-28

『錆びた梁の下で ―第二章:正義の値段―』

倒産処理――その言葉を、祐介は今でも腹の底で噛みしめる。

会社更生法適用が決まったあの日

彼の勤めていたゼネコンには、ダークスーツの一団が乗り込んできた。

一人だけ、やたらと高そうな腕時計をした男がいた。

弁護士バッジを光らせたその男が、祐介のいた会社の再建を「請け負った」のだった。

名は柿谷剛。

東京一等地事務所を構える、当時“倒産処理のゴッドハンド”と呼ばれた男だった。

噂では、ひとつの再建案件で数十億円の報酬を受け取るとも言われていた。

事実、祐介の会社案件では、報酬総額は100億円にのぼった。

社員年収を半分に削っても、役員退職金カットしても、彼のギャラは揺るがなかった。

「この金は、お前ら社員の生き血なんだよ」

食堂パートのおばちゃんが呟いたその一言が、忘れられない。

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弁護士会館の一角

安い弁当をかきこみながら、司法試験に受かったばかりの若手たちが雑談していた。

「俺らが企業法務に就ける時代はもう終わったな」

「いまは倒産か、交通事故か、刑事事件くらい。しかも全部薄利多売」

「やっぱり、柿谷みたいに国策案件取ってこなきゃ儲からないんだよな」

司法制度改革ロースクール制度によって、弁護士は急増した。

だが仕事は限られていた。

景気の冷え込みと共に、大企業法務部門は内製化され、案件都市部大手に集中した。

残ったのは、零細企業倒産や、生活苦相続相談

弁護士って、こんなに使い捨てられる職業だったか?」

本気でそう呟いた者がいたが、誰も笑わなかった。

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一方、梶谷は大手メディアに登場していた。

構造改革は不可避であり、法の力で経済健全に立て直す。それが私の使命です」

テレビインタビューでそう語る彼は、まるで救国の英雄だった。

だが、祐介の目には、廃墟の上に立つ火消し屋にしか見えなかった。

企業を切り刻み、社員を切り捨て、株主に“最小限の損失”を保証する。

その“法的手続き”は、彼にとって黄金鉱脈だった。

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やがて、祐介の周囲でも自殺者が出始めた。

住宅ローンを払いきれず、家庭が崩壊した同僚。

退職金を棒に振って夜逃げした上司

どれも報道されることはなかった。

代わりに報道されたのは「ゼネコンの浪費体質」と「構造改革成功」だった。

祐介は思う。

あれは本当に“失敗した企業”だったのか?

それとも、“失敗させられた企業”だったのか?

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歳月が流れ、祐介の会社はかろうじて再編されたが、社員数は当初の5分の1になった。

建設現場下請け外注だらけになり、技術継承は寸断された。

若い弁護士たちは、結局“法の名を借りて誰かを切る役割しか与えられなかった。

それでも「正義仕事だ」と思い込もうとする者もいた。

だが祐介には、それが正義だとは到底思えなかった。

公共工事の代金を国が踏み倒し、

現場を知る者が黙って血を流し、

上では法とマネーを操る者が正義の顔で金を吸い上げていく。

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ある日、祐介は役所ロビーで、過去現場で一緒だった若者と再会した。

彼はロースクールを出たが、弁護士にはなれなかったという。

「いまは、外注点検会社契約職員です。…結局、同じ土の上に戻ってきた感じです」

その言葉に、祐介は小さく頷いた。

どんな肩書きを持っていても、命を守る現場に戻ってこなければ意味がない。

法は人を救うはずだった。

だが、それは一部の者にとっての話だ。

現実正義は、地を這い、汗を流しながら、静かに錆を見つめるしかなかった。

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