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2026-01-19

ローソンミクライブに行って「自分はいつまでこのライブを楽しめるんだろう」と思った話

タイトルのとおり。

終わったあとに「自分は、いつまでこのライブを楽しめるんだろう」と思ってしまった。


今回のライブが最高で、楽しかったというオタクはこの記事を読まないことをおすすめする。

ただ、一人の古参オタクが歳を取ったことを認めたくなくて、ぼやいているだけというのが高いためである


このままだと、界隈全体が緩やかに衰退するんじゃないかなと思った日記です。


まず前提として、自分は30代。

初音ミク歴は2007年ニコ動全盛期からで、つまり小6か中1の頃からどっぷり浸かってる。

人生の半分以上、初音ミクに支えられてきた。


ただ、ライブ歴は浅い。

マジカルミライが始まった2013年頃は受験就活の時期だったし、昔は「高校生が一人で飛行機に乗って県外遠征」なんてハードルが高すぎた。

初参加は2016年地方ツアー。そこから数年後、やっと金銭的に余裕が出てきたため、2023年からマジミラ札幌以降、2024年福岡マジミラ・地方ツアー武道館(ミクフェス)、マジミラ仙台と通っている。


で、今回の「ローソンミクライブ」。

正直、「マジミラ」じゃない冠がついている以上、何か新しいことをやるライブだと思っていた。


結論から言うと、「焼き回しパレード」を見せられた気分だった。


今回のコンセプトがマジミラ2013年リスペクトだったのは分かる。

でも、それって「当時の感動を、今の技術で再構築する」から意味があるんじゃないのか。

(だいたい、2013年リスペクトを匂わせつつ、なんで兄さんだけ最近の曲なんだ?)

(探せばもっと当時の曲だってあるだろ!このへんの「とりあえずやっとくか感」にしか感じられなかった)


■「エモい」と「手抜き」を履き違えていないか

ステージを見ていて、新衣装モデルと昔のモデル映像の差がどうしても気になった。

解像度なのか、モデリングなのか、理由は分からないけど、チグハグ映像流れるたびに現実に引き戻される。

モデルを変えないことが「愛」なのか?

私には「古くから参加している人に文句を言われないようにしている」ようにしか見えなかった。(言い方が悪くてごめんね)


そう、そしてここから文句なのだ演出のしょぼさも感じた。

適当に噴き上がる炎、スカスカレーザー

一般アーティストライブと比べて、バックダンサーもいない、生身の人間ステージにいない分、視覚的な情報量が圧倒的に足りない。

我々大人チケット代なんていくらでも払う。多少上げたっていい。

から、「今のライブはこんなに進化しましたよ」というのを見せてほしかった。

※後から知った話だが、にじさんじライブでは1年以上前透過スクリーントロッコ移動させるものがあったらしい。

初音ミクライブの方が「最先端」として走り出したのに、どこでこんな差が生まれしまったのだろう。


■「今」のボカロはどこに行った?

一番キツかったのは、会場の空気だ。


アンコール、静かすぎないか?あれがライブ初参加の層が多かったからなのか、古参が「いつものね」と地蔵化していたのかはわからない。

でも、演者が休憩するタイミングが、過去踏襲すぎて視野が狭まってないか

ミクフェス武道館)のときみたいに、DJ入れて繋ぐとか、飽きさせない工夫はいくらでもできるはずだ。

あんアンコールを聞くくらいなら「休憩中」と途中札を入れてくれた方がまだマシだと感じるくらいには悲しい気持ちになった。


そして何より言いたいのは、「今の曲」へのリスペクトのなさだ。


ボカロは今も進化してる。YouTubeTikTokでバズり散らかしてる新曲がいっぱいある。

別に最近の曲を流せ!」と言いたいわけじゃない。

ただ、まだライブでやられていない良い曲が山ほどある中で、なんでライブ流れるのは「いつもの曲」ばかりなんだ?

何度も見た曲がまた選ばれているのは、自分には「懐古」ではなく「惰性」にしか感じなかった。


2013年リスペクトから」?

いや、それならそれでいいけど、私たちは「2026年初音ミク」を見に来てるんだよ。

新しいボカロPはどんどん生まれてる。新しい名曲も生まれてる。

それを取り込まずに、「昔はよかったね」だけで回すようになったら、それはもう新陳代謝が止まった「死」と同義なのではないか?(白熱してしまいましたね、失礼)


新曲で発表されてた「アイドル戦士」も「シアンブルー」も予習して、コール完璧にして行ったんだよ。

でも、周りの反応の薄さ。スペシャルシートですら、やや盛り上がりにかけるコールペンラ振り。

(※スペシャルシートが外れたオタクは、涙のスタンド席だったけれど、周りでコールが聞こえることはなかった)

熱意を持って「新しいもの」を楽しもうとしている層は、どこに行ったんですか…?


ボカロオタク独り言

勘違いしないでほしいけど、もちろん楽しかったよ。

懐かしい曲で盛り上がるのも悪くない。

隣に居た2010年ミクパ以来ライブに行ったことないオタクは感動していた。

そういう初見の人でもいつでも参加しやすものであり続け、感動して帰ってもらう。それも大事だ。


しかし、長年追ってるオタクはどうだろう?

ライブ、いつの間にか「惰性」と「安心できる行事」になってないか


「いつもの曲」を聴いて、「いつもの動き」をして、「ああ、今年もミクに会えたな」と満足して帰る。

それはそれで幸せなことかもしれないけど、それって盆踊り初詣と同じじゃない?

でも、初音ミクライブって、そんな「伝統芸能」を守るための場所だったっけ?


テクノロジー音楽最先端を走って、クリエイターとただのオタクたちの架け橋を用意してくれて、度肝を抜くような「未来」を見せてくれる場所じゃなかったのか?


武道館のミクフェスにはそれがあった。ボカロPが登壇して、演奏して、DJフロアを沸かせて、「これが今のボカロだ!ついてこれるか!」っていう熱気があった。唯一無二の体験があった。

今回のローソンライブには、その「ヒリつくような挑戦」がなかった。

※だからといってマジミラにあるかと言われたら、ギリまだあるくらい。


私はまだこれだけ文句を言いながら通う。

来月のDECO*27単独ライブも行くし、ポケミクも行く。地方開催があれば旅行ついでに行く。


でも、もし本丸であるマジカルミライ」までもが、今回のような「安心安全な懐古イベント」であり続けるなら、わざわざ東京まで遠征するのをやめるかもしれない・・・


運営さん、そして我々参加者もだ。


「これでいいや」って思ったら、そこが衰退の始まりじゃないか

我々には、金はあるけど、時間は有限なんだ。


老人会」はまだ先だってよくない?

進化し続ける初音ミク」に金を払わせてくれ。


とりあえず、スモーク焚きすぎてミクが見えなくなるのだけは、そろそろ改善できるんじゃないですかね…!



追記

今回、TLがローミクライブについて、とてつもない賞賛のあらしだった。

それを見て、私は自分感覚がズレているのか思った。 「焼き回しだ」「進化がない」と感じたのは私だけなのか? と。


ということを考えた時にひとつ考えに至った。


恐らく、今新曲を聞いている層は「プロセカ」にいるのではないかと。

今の10代〜20代前半のファンにとっての「リアルライブ」は、初音ミクライブではなく、「セカライ」なのかもしれない。


若者層: 「セカライ」で、自分たちの世代ヒット曲演出を楽しむ。

・30代以上(我々): 「マジカルミライ」や「今回のライブ」で、過去遺産を楽しむ


運営側もビジネスから、客層を分析している。

金払いのいい古参ファン(我々)向けにチューニングせざるを得ない。

その結果、会場は「同窓会」化し、新規が入りにくいガラパゴス化が加速していく。


私はプロセカもプレイしているし、新曲を追うために課金もしている。

けれど、私が好きなのはあくまで「初音ミク」という存在のものだ。だからこそ、ゲームライブではなく、マジミラに足を運び続けている。

しかし、TLの反応を見る限り、今のここのファンが求めているのは「未来」ではなく、安心できる「同窓会」なのかもしれない。


結局、いろいろ御託を並べたけれど。


周りが純粋に楽しんでいる中で、一人で腕組みして「進化がない」「未来がない」なんて文句を言っているのは、変化を受け入れられない老害の始まりなのかもしれない。


まり、何がいいたいかというと、私が高齢化しただけかもしれないって話ですね。

2026-01-15

10月28日赤井はあとさんの暴露配信を聞いた、いちリスナー感想

私の憶測

配信の中ではあとさんは「3年前の時もそう。最近も似たようなことがあって。まだ繰り返すの?」と言いました。

3年前と最近

るしあと、メルメルのことじゃないか、と思いました。

るしあさんの契約解除が2022年

メルさんの契約解除が2024年

まあ最近というほど近くないけど…

るしあさんの取った行動、何がどう悪かったのかって正直よくわからないですよね。

何を誰にどう漏洩させたか問題になったのでしょうか?もう少し具体的に言ってもよさそうなものです。

事務所対応はいつも不透明すぎなんです。

夜空メルさんのときもそうです。特に明確な理由説明されませんでした。

さくらみこについて

最初みこさんとの確執なのかなと思ったのですが反証する材料もいくつも話されていて、

個人的にはどうなんだろうと思っています

赤井はあとさんは配信中で「さっきの号泣配信、わざとだったんですか?」と声をかけられたり、

陰口、悪口を言われたということを言っていました。これ自体は本当ではないかと思います

それで、みこさんがこれを言っていたとすると、どうも違和感が強いです。

というのも「タイマンだと何も言わないくせに、大人数のときだけ絡んできて」などという発言合致しないですし

それに、さくらみこさんに至ってはホロメンのなかではかなり赤井はあとさんと関係を作れているほうですから

これで裏が真っ黒だとしたら相当演技が上手すぎると思います

数字取ってるから偉いってわけ?」などという発言と符合するために邪推されているだけなようにも感じます

どこまでが現実なのか

途中で「ホテルの部屋の壁をガンガン殴られた」「家の近くで、ホロメンが通話している声が聞こえて」などといいます

妄想?」とコメントされると、「ああ、そうですね。妄想はい。いいですよ妄想で」と返します。

このあたりは特に精神疾患系の症状とも合致してしまうので、どこまでが現実なのか非常に判断が難しいです。

病気統合失調症による妄想と決めつけることの暴力

しかし私は思います。これを妄想と決めつけることはとても暴力的ではないかと。

そういう結論自然だし、なんとなくスッキリします。

でもそれって、私たちスッキリする結論がほしくて、そう結論づけているだけかもしれないなと。

(もちろん全部を現実と思うわけではないですけど)

パーティとか寒い、入れてほしいとかもう思わなくなったし

これを派閥と結びつける考察もありますが私は違うかなと思いました。

結局大きいのは、諸々の結果としてはあとさんが完全に孤立してしまったということなのだと思います

サクラとか使ってんでしょ?

これも定かではないですが、おそらく同接数の水増しのことを指しているのでしょう。

誰のことかは文脈から判断できませんでした。

ただこれも「複数アカウント」の文脈から話されていたので、YouTubeのことを指していっていたのかもはっきりしません。

釣り竿構えても全然釣れない人のこと考えたことありますか?

これはおそらく人気の差による扱いの差でしょう。人気の度合いで扱いが変わるのは、現実的にはとてもありそうな話です。

待っても待っても遅い

応援の結果が報酬として届くまでの時間差ということでしょう。

以前ほかのメンバーの中にも「皆に応援してもらっているのに活動につなげられなくて、申し訳ない」というようなことを

言っていた人がいました。

グッズなどの応援がどう演者に届いているのか、事務所がひどくピンハネしてるのではと邪推してしまいたくなる話です。

同じことを何回もできる人がいて…

たぶんイベントなどのことでしょう。売上で差が出てしまうのは分かる話ですが、他の不満の積み重ねなのでしょう。

皆が正々堂々と勝負している環境であれば出てこなそうな発言です。

何度も探したよ。面白い場所を。そして盛り上がってきたら急に絡んできて。何なの?って感じ

バズにしっかり乗っていくのはYouTubeというプラットフォーム宿命みたいなところがありますが、

要は手のひら返しがひどすぎるということなのだと思います

VTuberうしの絡みがコミュニケーションの皮を被ったビジネスなのだということを思い知らされます

周囲の対応一貫性のなさが苦しめたのではないか

泣いた時だけ助けに来たり。でも普段放置

悪口、陰口を言うくせに、表では心配したフリ。

そういう、対応一貫性のなさ、手のひら返しうんざりしていたのではないかと思います

プライドが高くて絡みづらいヤツ」と言われた

これも聞いていて心が苦しかったです。

はあとさんは(ファン贔屓かもしれないですが)とても優しい人です。

はあとさん本人発信で色々アクションを起こすべきだったと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、

一時期はホロメンに対してかなり積極的に関わりを持ちにいっていましたし、後輩にもすぐ絡みに行くタイプでした。

リアル関係がないと関係構築が難しい

特に赤井はあとさんは初期にオーストラリアに住んでいたりして、遠隔のコミュニケーション余儀なくされていました。

そういったところも難しかったのではと思います

また「病院でも学校でも友達はできた。なのにホロライブだけできなかった」と言われていました。

それだけ周りを信じられない状態だったのだと思います

家庭環境、壮絶なホームステイ環境ダブルパンチ

家庭環境ホームステイ先にも色々困難があったと話しています

少なくとも、気軽になんでも相談できる感じではなかったのだろうと思います

家にも居場所がない。ホロライブにもない。だから配信で話してる。それの何が悪いの?

そう言っていました。

リスナーとして思うこと

これはVTuberに限らず学生アイドルとかもそうですけど、

とても若い人をこういう形で雇って働かせること自体が、かなり異常だと感じました。

赤井はあとさん。デビュー当時は15〜16歳とか、そういうレベルです。

その歳で、世界的にも新しいことに挑戦して、世界中のいろんなひとに活躍を見守られて。

すごくストレスもあったと思います

エヴァとかそういうフィクション世界じゃないの?って話ですよ。

社会人経験があってそのうえでVTuberを目指したとかいうことでもなく、

単に楽しくて配信して、その延長でっていうことでしょうから

ここまで追い詰められてしまうのは本当に、周囲のサポートでどうにかできなかったのかと思います

リスナー私たちに本当に問題はなかったのか

赤井はあとと、はあちゃま。

最後(?)の配信では、赤井はあとさんはもう本人として話していました。

から「はあちゃまって呼ばないで。私は赤井はあとだから」と返していました。

「言いたいことを言えなくて、そういうことを言える人格が欲しかった。だから、はあちゃまを作っただけ」

多重人格?違うよw なんかかっこいいって、憧れは確かにあったかもしれないけどね」

そう話していました。

「私を、一人の人間として扱ってほしかった」ということなのだと思います

行き過ぎた「美少女VTuber的」コミュニケーションも、苦しかったのではと感じました。

蛇口嘔吐、反射で映る顔。やり過ぎだよ。削除申請?当然した。気持ち悪い。やり過ぎ」

「こっちはエンタメにしたけどさ。何も感じてないとでも思ったの?」

リスナーはこれらのことを「エンタメ」として消費します。

しかしそれ自体ものすごく暴力的なことだなと感じました。

たぶん事実であろうと思うこと

警察保護され、病棟隔離されたことは事実なんだろうなと思って聞いていました。

話す描写もとても具体的です。

ただそこに至る経緯はよくわかりませんでした。

断片的な警察保護のくだり

話されたことをそのまま書き出すとこんな感じです。

木が締め付けられているかおかしいと思った。

外そうとしたら、「何してるんだ」と人が集まってきた。

怖くなって逃げようとしたら、荷物を持たれて逃げられなかった。

通りすがったトラック運転手に助けを求めると、駐車場裏のトイレに行けと言われた。

私はトイレに向かった。

タオルがあったのでそこで寝た。

久しぶりによく眠れた。

ウィッグがあったので謎解きをした。

ウィッグの扉で液体をかぶり、ずぶ濡れになった。

12Fという暗号があって、12Fに駆け上がった。

どうしようと思って部屋を3つ開けようとした。

警察を呼ばれた。

警察お話をしたが、信じてもらえなかった。

なんの罪なのかわからないが刑務所にいた。

出ると母と姉が迎えに来た。

迎えに来なければいいのにと思った。

二人に叱られた。

家に戻ると、また警察から連絡がきたら大変でしょうといわれた。

場所がないから、ベランダであぐらをかいた。

飛び降り勇気がなかったので、ギリギリに座ってリスクを楽しんだ。

変な人生

こういう話をしても同情されて終わるだけ。だからしてこなかった。

理解しようという姿勢が欲しかったのではないか

かに脈絡がない話です。でもはあとさんはこう言います

意味からないっていうけどさ、あなたたちはこれまで一度でも、私を理解しようとしてくれたの?」

これがリスナーに向けられているのか運営に向けられているのか、両方なのかわかりませんが、

この話を真剣に聞いてくれる。

そういう関係を求めていたのではないかと思います

常に誰かに命を狙われているという恐怖

これも現実なのかどうなのか、よくわからないです。

実際に脅すような行為が行われていても問題ですが、いかんとも判断し難いです。

ただそれほど追い詰められていたのだということは伝わります

結局、赤井はあとさんは何をしたかったのか

私の予想はこうです。

最後

私は赤井はあとさんをずっと追っていたわけではありません。

それでも、一時期はすごく好きでしたし、ファンレターを送ったこともあります

なので、どうにか赤井はあとさんの真意を汲みたいと思っていました。

唯一救いだったのは、「はあとんのことは好きだったよ」という言葉です。

しか配信の中では「心から応援されるほど、何を返したらいいの?と途方に暮れた」とも話されていて

とても複雑な思いで聞いていました。

これを書いたから何がどうなるかといったら、どうもなりません。

私には何もできません。

ただ、書きたくなったから書きました。それだけです。

おつるーじゅ

男性アイドル明暗

オーディション企画にハマりにハマっていた。

気まぐれで視聴し始めたが、回が進むにつれオーディション参加者たちの苦悩や葛藤や成長、候補生にかける審査員の熱意と寄り添いの言葉に胸を熱くし、審査員へも参加者へも感情移入し涙した。

最新話が配信される度に毎回泣きながら見た。

最新話が更新されるまでの間は何度も繰り返し1話から見直した。努力し成長する美しい男たちの姿は何度でも泣けた。

オーディション終了後は約半年間楽しませてくれたお礼とご祝儀としてファンクラブにも入った。

そこからは怒涛の供給に次ぐ供給

雑誌CMバラエティ歌番組そして冠番組と、今ではテレビで見ない日はないほどの人気グループとなった。

今回の話は、惜しくも選考から漏れた1人が私の地元イベントに来ると知り、興味本位で覗いてみたものだ。

私はオーディション結構彼を推していた。

顔が美しい。

ダンスの良し悪しについては判断することができないが、歌は上手い。彼自身ダンスより歌に自信があったのだろうと思う。

オーディション中も音程の合わない参加者練習に付き合いピッチを合わせ、歌う必要のないダンス練習中でも彼の歌が響いていた。チームのダンスカウントを合わせたのは間違いなく彼の歌声だった。

しかし自らそれを知らしめるようなことはせず、彼の人柄の素晴らしさはオーディション後に他の参加者から特に多く語られた。

彼のオーディション結果が公開なった後すぐにソロアイドル活動を行うと発表があり、直後に開設したインスタはフォローしていた。

桜色の薄い唇をふわりと引き上げとろけるように微笑む笑顔写真も、添えられる言葉も気高く美しかった。

そんな彼が地元で行われるイベントゲストとしてやって来るらしいと知ったのは当日の朝で、出不精な私は数時間の逡巡の末、現場入りを決意した。

貴重な休日寒いし外に出るのは面倒だけど、家にいるよりは楽しいことありそう。

欲しいもの特にないが、何かを期待して新装開店セールに行くような、そんな気持ちである

会場はよく知った商業ビル特設会場

駅前の超好立地でありながらタピオカやらフルーツサンドやらフルーツ飴やら、学生向けの流行りのテナントが瞬間的に出店しすぐに撤退を繰り返すような、常に今何が入ってるのかわからないようなビルだ。そんな中に特設ステージと言われても正直ピンと来ない。

SNSを見ても会場の様子が何もわからないので、予定より少し早めに着いた。

該当フロアに近づくたびに漏れ聞こえてくる音が大きくなる。

迷うような広さの建物ではない。

エスカレーターの真裏の特設ステージを視界に捉えた私はまず一度通り過ぎ、足早にトイレ直行した。

急な便意尿意ではない。急な発汗はしているが。

一次的な避難である

便座に腰を下ろしながら、思う。

きつい。

これはきついかもしれん。


特設ステージという名の、空きテナントと空きテナントの間のスペースが衝立で区切られ、舞台が組まれ、“何か”やっている。

この“何か”は明らかに私が目的としていたイベントなのだが、なんというか、思った以上にアットホームハンドメイドDIYだ。

意を決して会場入りする。

と言っても衝立の向こう側に入るだけなのだが。

高さ50cmほどの舞台

上下の照明。

2〜30人ほどの女性の群れ。

既視感の正体は、今より景気が良かった子供の頃によく見た福引会場だ。あれによく似ている。

壇上には若い男が3人。

後で知ったがご当地アイドルらしい。この地に長く住んでるのに存在すら知らなかった。

演者と観客が軽快な音楽にあわせてコール&レスポンスしている。

きつい。

知らない曲、知らない男、ノリがわからない。

きつい。

何がきついのかわからないが、とにかく辛い。

何かから逃げ出したい気持ちのまま、ご当地アイドルの出番は終了した。

観客の1/3くらいが入れ替わる。

前方へ身を詰めた女性達がお揃いのペンライトを取り出し点灯する。

SNSで見た彼のオリジナルグッズだ。

ペンライトも持っておらず立ち振舞いがわからない私はとりあえず会場の最後尾の端に立ち、防衛本能から自然と体の前で腕を組む。そんなつもりは全く無かったが、偶然にも後方腕組み彼女面の参戦スタイルが完成してしまった。

前の方の女性たちがにわかに色めき立ち、歓声とともに、彼は登壇した。

画面越しで見るよりも色白で首が長くて顔が小さい。手足が長くて華奢だ。美しい。

喋り慣れているのだろう、臆することなく爽やかに軽快に二言三言挨拶をする。臆しているのは恐らくこの会場で私だけだ。

彼が笑顔で何かを言う度に、観客たちは笑顔で歓声をあげる。私以外の全てが笑顔だ。

彼の合図で聞いたことのないイントロが始まった。

爽やかな曲調。軽やかなステップ。歌が上手い。

だがきつい。

ずっときつい。

なんだこの感情は。

なんだかずっといたたまれない。

彼が歌い出す前から、いや登壇する前からずっといたたまれない。

なんだこれは。

なんだこの近さは。

つらい。

何がつらいのかわからない。

共感性羞恥とも違う。

つらい。

ずっと心のなかで何かを嘆き、よくわからない痛手を負いながら、イベント最後まで見届け、ぼんやりとしたまま帰宅した。

冷静に今日のことを振り返る。

つらかった。

きつかった。

何がそんなにきつかったのか?

考えた結論が、現実味距離感である


2週間ほど前。巨大な会場で、偉大な先輩たちとともに煌びやかな衣装でたくさんの照明と数万人の歓声を浴びて歌って踊る彼らを見た。

スタンド前方席で視力1.5の私でも肉眼では豆粒くらいにしか見えなかったが、それでも夢のような時間だった。

これが「人気アイドルグループとなった人たち」である

だが今日イベントは確実に現実であった。

骨身に染みるほどの現実であった。

オーディション中は横並びで、彼もそうなり得た人であったはずが、結果によって片や数万人規模、片や田舎特設ステージ無料イベントである

この現場がどちらも映像で見たものであったなら、私と彼らの距離は全て「画面越し」で同等であったはずだ。

だが実際は豆粒と等身大の差である

もちろん実際に触れ合える距離感を楽しみ、だからこそ応援したくなるというファンもいるだろう。そういう楽しみもあるだろう。

勝手にこんな気持ちになっている私の方に問題があり、本当に失礼極まりない感情である

彼が悪いわけではないし、ファンイベント非難する気もない。彼は美しかった。

私自身が「選ばれない側」「持っていない側」の人間であるため、勝手投影して勝手に落差に傷ついてしまった。

彼は尚美しく輝き、彼の望んだ活動をしているというのに。

成功とは何か、幸せとは何か、人の数だけ答えはあり、個人のそれらは他人から推し量ることはできないしするものでもない。

ならば私が願うことは、美しい微笑みが崩れることなく、いつまでも幸福であって欲しいということだけだ。

本来であれば、それ以外は全て野暮な蛇足なのだ

選ばれない持っていない私は明日もさえない仕事をして、画面のこちら側から美しい夢を愛でる。

2026-01-09

驚きを隠せない誤発注増田素真のウュチッは語イナ急く化をキロどお(回文

おはようございます

私うっかりしていて最近インターネッツ界隈の注文で

ノールックでいつものイキフンの雰囲気マウスクリッククリックしていたら、

届いたものとか見てあれ?って気付くことがあったのよね。

そんで、

こないだ映画観たときもあれ?って気付くことがまたあったのよ。

それは

買ったカレンダー

開始の日付が間違っているうっかり私はAのつもりで買っていたものがBのものが届いて?あれ?ってなったの。

パンダ図柄カレンダーなんだけど、

パンダ日本からいなくなっちゃって悲しいじゃない?

そのパンダ写真カレンダーなんだけど、

私が思って買ったのが「シャオシャオ」のカレンダーだったのね。

そんで届いたのが「レイレイ」のカレンダーで、

わ!パンダカレンダー買うの間違っちゃったわ!って

まりにノールックで買ってしまうとパンダ違いになってしまうことを深く反省したわ。

そんでもう一つが、

私が観たかった映画が、

字幕版だと思ってチケットインターネッツで買って劇場にいっていざ上映!ってなってはじめてそこで、

吹き替えだってことに気付いたの!

あれ?

ジェイソンステイサムさんって日本語しゃべれたっけ?って

違う違うそうじゃない、

そうマーチンも言いそうなぐらい明らかに分かりやす日本語でセリフをしゃべるものから一瞬気付かなかったわ。

でさ、

吹き替え版は主役はいい声だけど、

他がなんかぜんぜん年齢とかけ離れているような幼い声だったりしたときのなんか、

どこにもぶつけられない、

わちゃー!私字幕版だと思っていたのに!って

英語セリフしゃべっていると年相応に聞こえるのに、

日本語で吹き替えられる一部のものについては、

なにか演者と声の感じが年が離れているような気がするのよね。

これも私がイキフンの雰囲気インターネッツ劇場チケット予約サイトでほぼノールックマウスクリックしたクリックが、

字幕版じゃなくって吹き替え版になっていたことを

本当にシアターに入場するまで気が付かなかったのよ。

なんか

近い期間でそんな私らしくないミスをしでかしまくりまくりすてぃーなこの2件は自分的にも衝撃的なインターネッツ界隈のクリックミスとして

反省しなければならないのよ。

インターネッツに慣れているからって、

ノールックで何でもかんでもボタンを押したらいいってもんじゃないって言うけれど、

私あれあれよ!

もんじゃ焼きって食べたことがなくって、

あれってどこが完成形なの?って

まだなんか半熟のままそれ食べるのコテで?

全く未知のものなので

のものなのか山のものなのかよく分からない山鯨の肉のもんじゃ焼きって一体これはなにの食材を使われているのかしら?って

もんじゃの食べ方も焼き加減どこまで焼いたらいいのかもわからない最中

使われている食材

のものなのか山のものなのかよく分からない山鯨!って

ダブルでよく分からない新年もんじゃ焼きパーティーだったわ。

私はそんなもんじゃ焼きの食べ方の達人じゃないので、

お酒おつまみで別で用意してあったリッツスモークサーモンを載せて、

一人でリッツパーリーをやっていたのよね。

そのぐらい私はインターネッツでここ最近の2件の、

注文間違いとか劇場シアター間違いとかをしでかしちゃったのよ。

教訓としては、

良く見てクリックしなさい!って

もりもり食べ野菜でお馴染みの鈴木杏樹さんもそう言いそうな感じの勢いでちゃんと見てクリック野菜!って言われちゃいそうよ。

2回しでかしたけど、

令和入ってからイチのテヘペロ案件なことは間違いないわ。

この近々に令和入ってからイチのを二度も更新してしまう勢いは自らやっぱり反省しなくてはならないところなのよ。

一人リッツパーリー

リッツの上に乗せたスモークサーモンが私がご機嫌だったものから

リッツの上から落っこちてその勢いでスモークサーモンマウスクリックした、

クリックだったのかしら?ってことはないはずだと思うの。

だってパーリー会場には私マウス持っていってなかったもん。

から

なんかうっかりというか、

なんで間違えたのかしら?って

もう思い込みがそうやってしまったとしか言いようがない言い訳しようがないのよね。

気を付けなくちゃ!ってそう思ったわ。

1回ならまだしも、

立て続けに2回も繰り広げられる誤クリック誤発注

まあ、

パンダ写真カレンダーは「シャオシャオ」か「レイレイ」かはパッと見で分からいから、

私の気分で今日シャオシャオレイレイ!って思って見たら、

それがシャオシャオレイレイに見えるようになると思うしね。

まあパンダカレンダーパンダ間違いのは許せていいとして、

やっぱり字幕版と吹き替え版を間違えたことがショックだったわ。

せっかくの戸田奈津子先生字幕を見れるかと思っていたのに、

もう私は日本でやってる映画の全部字幕をやっているのが戸田奈津子先生だって思い込んでいるぐらい、

そのぐらい張り切って劇場に行ったのに。

フタを開けてみたら、

いやスクリーンの幕を開けてみたら、

日本吹き替え版だったことに驚きを隠せなかったわ。

きっとあの時の私の驚いた感じの声を吹き込むのなら、

洗濯洗剤のシーエムで「驚きの白さ!」って、

よく汚れが落ちる驚きの洗浄力の声を吹き込むプロの驚き屋にだって勝るとも劣らない驚き声を上げられていたと思うわ。

そのぐらい驚いたんだもん。

慣れていると思っていたインターネッツ界隈に自信たっぷりでいすぎるのも、

よくないなぁって。

反省よ。

これは何かの大きなミスをしでかす前触れかもしれないので、

リアルお仕事で真面目にノールック発注とかしていたらミスるので、

しっかりしなさい!って。

その居酒屋には絵もない花もない歌もない飾る言葉もない洒落もなかったけれど、

のしっかりしなさいって声はあって私の心に届いたような気がするの。

ちょっと用心して日々暮らしてみることにするわ!

うふふ。


今日朝ご飯

シャキシャキレタスが美味しそうだった、

レタスサンドイッチしました。

想像通りのフレッシュシャキシャキレタスフレッシュさが身体に沁みわたる美味しさだわ!

レタスの活きのいい元気!いただきました!

たまのこういうレタスも食べたくなるのよね。

今日デトックスウォーター

ちょっと甘いのと格好を付けながら、

ホッツ白湯ストレートウォーラー

レモンと少しのほんの少しのハチミツを入れて、

飲むとめちゃ温まるわ!

ジンジャーがあっても良かったかも知れないんじゃー!なんて言わないよ絶対にって思うぐらい、

ジンジャー成分があったらもっと良かったかも!

って気付き。

その気付きを大切にしようと思ったし、

ポッカレモンレモンがなくなったので、

また買ってこなくちゃ!ってところね。

暖かくしてよい朝のスタートよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2026-01-07

TikTokステマ動画たくさんある

書くことの概要

TikTok製品WebサービスPRである旨を隠して煽動的な内容の動画PV集めて誘導してるっぽい、やらせ・嘘内容な気がする動画がたくさんある。その中の一例を暇だったんで色々調べて残す、Googleで調べりゃわかることだけ寄せ集めたこたつ記事

一例

今日見つけたアカウントがこれ

深夜が好きな女子小学生 @misaki_creeter

https://www.tiktok.com/@misaki_creeter

アカウントの様子

2026年1月7日現在動画投稿数6本、総再生回数は450万回再生ほどになってる。

深夜徘徊が好きな女小学生ということで、深夜23時台に家をこっそり抜け出してドンキコンビニに行くという様子の動画がアップされており、案の定その危険性を心配するコメントを集めてる。コメント率が高いようでアルゴリズムおすすめ掲載されるようになり再生数もそこそこ回ってる。

少しでも引いて観ればわかるが動画編集のされ方がショート動画作成にこなれた大人によるものっぽい。

どの動画も、動画中盤に「マンガを描くのが好き。SnapToonってSNS使ってる」が必ず差しまれる。アカウントページには該当サービスへのリンクあり。Webサービスプロモーションである旨の記載PRタグなどはなし。

SnapToon について

https://snaptoon.bolt.host/

whois情報は非公開。アクセスするとサービス概要説明もないただのアカウント作成画面。プライバシーポリシー利用規約を見ても "本サービス運営者(以下「当社」といいます)" とだけで運営会社名、個人名の表記はなし。

アカウント登録メールアドレス不要なので作成し中を覗いてみると、TikTokライクな縦スクロール画像SNS運営情報もなければログアウト、アカウント削除リンクもなくまー雑な作り。

Xアカウント

https://x.com/snaptoon48622

アカウント作成2025年12月、初回ポストは同月17日。現在フォロワー数4。

関連情報

"snaptoon bolt host" でググるトップに以下の求人が出てくる。

【5歳〜12子役募集マンガアプリPR動画映画製作映画制作シネプランナー

https://cinepu.com/cast/7k0wDt0OQ3_/

https://megalodon.jp/2026-0107-0938-35/https://cinepu.com:443/cast/7k0wDt0OQ3_/

以下求人ページから引用

縦型マンガSNS「SnapToon」のPR動画制作に出演いただける演者さんを募集します。

募集中の役柄

・5歳〜12歳ごろの女性小学生に見えれば問題なし)

掲載情報

掲載者 SnapToonn

担当者 伊藤湧也

住所 東京都品川区西五反田2-24-7

引用ここまで

担当者名を調べると同名のXアカウントがあり、プロフリンク集客用らしい仕事依頼用サイトフリーランス動画制作者っぽい。サービス運営者との関係性は不明

タチが悪いなーと思う点


TikTokこんなのばっか

散見される他の例と動画の毛色が違ったから挙げてみただけ。他によくあるのが


こんなような感じで不倫セックス、色恋に絡めた視聴者の関心を強く引く内容からWebサービスネットショップ誘導するものが本当に多い。ピュアに信じ込んでるらしいコメントの嵐を見るとなんだかなーってきもちになる。

今回取り挙げたのは、他によくある下ネタ系とは全然違えど「小学生女児の深夜徘徊」ってのが、なんかどうにもきもちがわるいなと思って(うまく言語化できない)ちょっと調べて見て書いた。こういうの無くなっていったほうが「健全社会Web」って感じな気がしてる。

日産の車のCMに出てる人って、

売れてない日産の車に、いいね!かいってて、なんか空しいなぁって思ってしまって、

タレント関係ないとは言え)CMで張り切っている演者が張り切っているほど、なんか空しくなる。

なんか上手く言えないけど、

要はなんかおまえ必死だな!ってところがなんか引く。

2026-01-05

anond:20260104125054

寄せって客席明るくない? 演者から見られてる感じ落ち着かないよね

2026-01-04

初めて寄席に行った

落語はサブスク動画から知識しかないけど、なんとなく昔ながらの風習が残ってるっていう偏見があって、正月に見に行くにはうってつけかと思った。寄席特有の温もりとか、正月特有の慣習とか雰囲気とかあるかなぁと思いきや、そんなことはなく、思った以上に、演者と観衆は見えない壁で仕切られていて、空気感劇場ホールに近かった。ちょっと落胆した。

木久扇師匠を初めて生で見た。生まれたてヒヨコみたいな歩き方で心配になる。髪も白く、顔色もどこか良くない。でも、目は奥底からキラキラ輝いていた。長い人生でずっと心から楽しく落語してたんだなと思った。喋り方がとても上手くて、人の芸の極地を見た気がした。とにかく凄かった。調べたら御歳88歳だった。

木久扇師匠に限らず、みんな高座で命張ってた。大仰な言い方かもしれないけど、なんか熱意とか個性とかが伝わって来て、落語すげーって思った。たくさん高座に上がってたら、だんだん雑でもよくね?ってなるんじゃないかって勝手想像してたけど、そんなことなかった。みんな全力で落語やってて、なんか感動した。

寄席いいな。なんか話の内容分かんなかったけど、また行きたいかも。

2026-01-02

楠木ともり

https://ameblo.jp/vipanother76/entry-12952022419.html

疲弊した弱者男性たちは、もはや演者の質が下がりながらも高騰を続ける声優イベントチケ代を払う気力を失い、Vtuber地下アイドル世界へと流出していく



ちょっと前は3次元アイドル辟易した連中が声優に逃げてたのに

3次元アイドルなんて生臭くて声豚には絶対耐えられないと思う

2025-12-24

anond:20251224101644

他の箱の演者の悩み相談マロ捏造して

運営から直接否定されたりしてんのに信じるやつがいから凄いよな

2025-12-23

M-1グランプリよりダウンタウンプラスのほうが面白かった件

前提

なぜ、と思われるだろうが自分の実感としてふとそう思ってしまったのだ。

一つずつ自己分析も含めて書いてみる。

番組としての笑いの密度の薄さ

まり番組が長い。4分ネタを13本で計52分。その漫才を観るために3時間弱も観ていなければならない。4分間の笑いを競っている競技で皆そこに命を懸けている状況なので、それ以外の場面で出場者を超えるような笑いを狙いはしない。今田審査員が場を暖めるような笑いは上手く作り出しているがその程度。2時間番組で十分だと思うのだが、制作サイドの意向がある。できる限り視聴時間を稼ごうと思って審査員紹介などにたっぷり時間をかける。結果M-1やその審査が一層神聖化され次の要素にも繋がる。

出場前後番組化していることを考えると本当にTV局側の欲張り加減がどんどん笑いの密度を薄くしているように思う。ネタ部分だけ観ればいいというのは一つの対策ではあるが逆に番組としては面白くないということを証明してしまっている。

神聖M-1番組として笑い辛い

司会や審査員番組を盛り上げるために笑いどころは作ろうとするが、万が一にも演者迷惑をかけないように皆ピリピリしている。当たり前だ。変にウケすぎたり滑ったりしてそれが演者ネタやウケ具合におかしな影響を与えてしまったら彼らの人生に関わる。結果恐る恐る打つ腰の入らないパンチ番組は進行する。

自分としては審査中に上沼恵美子が突然自分CDを紹介したような、ああい適当さがもっとないと番組としてはつまらなくなると思っている。「それで順位が変わったら」みたいな議論や、とろサーモン久保田事件気持ちはわかるが、決勝に出て面白かったらちゃんと売れるから神経質にならないほうがいいのではないかとも思えてしまう。オードリーメイプル超合金も優勝はしていないのだからしかメイプルはかなり下位だった。

そういう意味山田邦子審査もいい。今年はいなかったのが残念だった。ちなみにダウプラで知ることになるのだが、山田邦子審査員に推薦したのは松本人志のようで、自分と完全に同じ考えではないかもしれないが、ある意味審査に崩しを入れたほうがよくなると考えたようだ。

こういう番組企画がどんどん大きなものになり徐々に面白くなくなっていく現象過去にもいくつかみた。大喜利すべらない話、笑ってはいけない、そしてM-1など。TV局が目玉コンテンツにしようとすればするほどこういう現象が起きる。

話はそれるがこれらの現象の始まりにほぼ松本人志(とそのチーム)が絡んでいることが驚異的である大喜利漫才は昔からあるが、それが一般に普及するフォーマットになり競技化され社会現象になるのを長年観てきた。松本人志にはTV局都合に巻き込まれずダウプラ面白もののんびり育ててもらいたいと思っている。あと5年早く始めてほしかった。

漫才が(悪い意味で)期待を裏切らない

ここからネタにも言及する。いや、面白んだけどさ。実際に「笑わ」ないのよ。つまりプッと吹き出して笑ってしまうような場面が自分としては少ない。どちらかというとすごいな〜、これよく思いついたな〜という感心、感動に近い感覚で見てしまっている。だから結果面白いんだけど想像範囲内という感じ。ずっと無表情で観ている。これはM-1宿命だが、こちらは日本一面白ものを観たくて「さあ笑わせてもらおう」という姿勢なので、日本一ハードルが上がった状態で観ているわけだ。そりゃそうなるだろうと思う。

ただ、もちろん皆さん素晴らしいネタを作ってくるのでたまにその期待を完全に裏切るネタ出会えるしその時のみ心から笑える。

今年ではたくろうは笑ったと思う。ああいう、突然無茶振りをされ、困りながらギャグを打っていく大喜利ツッコミ無しのスタイルが新鮮過ぎた。そして本当に突然無茶振りされたかのような上手すぎる演技に完全にやられた。何度も観た。こういう漫才はずっと記憶に残るが、M-1の決勝ですらそれほど出会う機会はない。たくろうにしても「もう知ってしまった」から次はそこまで笑えない可能性もある。

過去に同じようなインパクトを感じたものでいうと笑い飯のWボケミルクボーイの行ったり来たり漫才など、新しいシステムを知ったときガツンとツボに入ったことが多い。昔はM-1ももっと緩かったので気楽に笑えていたという環境要因で古いネタが多めに記憶に残っているかもしれない。

観る側も演る側も先鋭化しすぎて笑い辛い

M-1は4分で最大の笑いを生み出し、予選から決勝まで勝ち残るという途方もない道のりを乗り越えなければならない。結果漫才の内容は先鋭化し、期待を裏切らない似たような構成のものが増える。見る側も先鋭化しその文脈漫才を観てしまう。例えば最初の1分近くを前フリに使ってこれから笑いを起こそうとするようなネタを観ていると「初速」など本来視聴者意識する必要のないキーワードが頭にちらついて心配になってくる。

先鋭化を上手く裏切ってくれた例としては、スタート時にマイクの前に来ない、スタート前にツカミを作った真空ジェシカのあれは発明だと感じたが、それもいい「ツカミ」として観てしま自分がいる。「ボケ数」という概念を裏切って長い沈黙時間を作ったスリムクラブなど。どれも面白いんだけど、観る側が余計なこと考えすぎているからこその裏切りであり、本来そんなものいらないはずなのだ

自分からすると2年連続優勝した令和ロマンネタはそういう先鋭化の果てにあるように思えている。詳しくはないが本人の発言からもよくM-1の笑いの法則研究したというイメージで、枠組みをぶち壊して笑いを起こすようなネタではないと思う。令和ロマンM-1で計4つのネタ披露したが、皆憶えているのだろうか?自分は正直断片的にしか憶えておらず吹き出したような記憶もない。

最近、ラパルフェが予選でやっているネタを知っているだろうか?去年はニューヨーク、今年は男性ブランコの完コピをするというものだ。正直今年は予測がついたからそこまでだったが、ニューヨークの完コピを観たときは思わず笑ってしまった。会場も最初から最後まで悲鳴に近いようなとんでもない笑いが起こっていた。当然だがそんなネタが決勝に出ることはない。彼らは賞レースの勝ちを捨てて笑いを取りにいっていた。自分としてはこういう笑いでいいのだ。

そしてダウプラの話

さて、タイトルは煽っているがダウプラ推したいという目的ではない。ダウプラがそこまで面白いのかというと、もちろん面白ものあればそうでないものもある。ただ、M-1への比較として自分が欲しい笑いがそこにあった、ということなのだ。

たまたまM-1前日に公開されたライブ配信番組お笑い帝国大学 OIU」を観たのだ。一般人が大喜利ネタ投稿し、それがピックアップされ講評されるというよくあるスタイルだが、自分大喜利ネタ投稿したのでもしかして取り上げられたら、という期待もあり観た。

90分の番組で5~6回、素人ネタ吹き出して笑った。何の準備もない、無防備状態でやられたから移動中で少し人目があったにも関わらず思わず笑ってしまった。ネタ面白いということもあるのだが、それをピックアップする経緯、松本笑い飯西田ロングコートダディ堂前のトークの流れやフリがあって、面白くないネタで笑っている。そして自分も笑う。なんかバラエティの基本というか、こういうのでいいんだよ感が強く印象に残った。

とあるネタに対して松本が「こんなん評価したらあかんで、絶対に間違ってる。でも笑ってもうてん」みたいに言っていたネタが一番評価されていた。確かにM-1で笑いを取れるような角度のものではなく本当に適当に考えたんじゃないかと思えるような雑なネタだった。でも実は3人ともそのネタを選定していたという事実が判明し、じゃあやはり面白いんだ、ということになる。その日、その場ではその「間違った笑い」こそが正解の笑いになった。

まとめ

自分の求めるような笑いはM-1を観るからそこにないのであって、普通に地上波の別の番組とかYoutube観てたらいいんじゃないの?とは思う。いや地上波全然観てないからわからないんだけど。ただたまたまM-1と同日に観て比較対象になったので書かせてもらった。

2025-12-20

Netflix『ラヴ上等』──これは“現代版・人間動物園”ではないのか

Netflixの『ラヴ上等』が熱狂的におもしろい。

怒号、涙、即告白嫉妬喧嘩──演者全員の感情が剥き出しで、視聴者は目を離せない。

暴走族少年院ヤクザ施設育ち。

普通の恋リアでは絶対に見られない“血の通った人間”が画面に立っている。

だが、この番組面白さを素直に受け取れる人間は、もはや少数派だと思う。

なぜなら、観ている最中にふとこう思う瞬間が訪れるからだ。

「これって障害者リアリティショーと何が違うの?」

ベルが “ヤンキー” にすり替わっているだけで、構造は同じ。

視聴者は、教育社会に弾かれ、言語能力感情制御の弱い若者たちが滑稽に動く姿を笑っている。

それはもう、テレビという檻に入れられた“人間動物園”だ。

もちろん彼らは自分意思で参加している。

からこそ、番組側は“差別ではない”と言い張れる。

しかし、もしこの企画が**「知的障害者版恋リア」**として企画されていたら?

全局から発禁扱いになって終わりだ。

倫理炎上スポンサー想像すらできないほどの拒絶が起こる。

では、なぜヤンキーなら許されるのか。

答えは単純だ。

社会が、ヤンキーを見下してもいい存在として認可しているから。

“笑っていい弱者”という安全圏を、番組視聴者は共有している。

『ラヴ上等』は、恋愛ドラマと見せかけて、

日本社会残酷階層図を、まったく悪びれず晒ししまった。

しか演出はあまりに巧妙だ。

彼らの“渇き”を水で満たし、サウナ混浴距離を縮めさせる。

恋は加速する。喧嘩燃え上がる。

人間の弱点が、そのまま恋愛の燃料にされている。

視聴者は言う。

演者は楽しんでるし、これは成功物語だ」

差別ではなく共感だ」

だが、それは後付けの免罪符だ。

本音はこうだろう。

普通の恋リアでは飽きた視聴者に、“人間限界ギリギリ”が必要になっただけ。

令和のテレビは、

知的水準言語能力社会適応能力の高い恋愛リアリティショーより、

社会的失格者の恋”を見たいと判断した。

視聴者が求めているのは、恋ではなく、血だ。

その意味で『ラヴ上等』は成功している。

番組は、社会が隠していた“差別欲望”を堂々と商品化した。

これが文化進化なのか、

ただの退化なのか、

判断は人それぞれだ。

ただ一つ言えるのは──

『ラヴ上等』が成立したという事実のものが、現代日本社会の正体である

燃えるなら燃えろ。

この番組が突きつけているのは、出演者過去ではなく、視聴者の本性だ。

2025-12-17

アイドルマスターの愛の無い話

当方アイドルマスターSideMプロデューサー

きっと過激派と呼ばれる部類なんだと思う。

MOIW2025開催記念で、シャニソンにSideMコラボ衣装として「プライドフルブルー」が実装されて荒れた方の人間なので。

SideMのPは色々あって度々荒れる層がいて、そうすると自ブランドだけでなく他ブランドのPからも苦言諫言とか揶揄が飛んでくる。

今までも散々言われてきたことだけど、今回も効いた。

運営に愛されなかったオタクは惨めだねえ」

今回、SideMのPで荒れた層のお気持ちの多くは「プライドフルブルー大事衣装」。

コロナでできなかった公演の衣装で、まだ着てない演者もいて、エムステでも全員分実装されなかった。

私の担当実装されなかったから、あの衣装を着てPRIDE STARを歌って踊るところは今でも見られてない。

でも5年も前の衣装じゃん、と言われればそれまでだけども。

「我々にはSideMアイドルたちにプライドフルブルーを着せてプロデュースする場はもうないのに、どうして他のブランドアイドルに与えるんだ」って、なるんだよ!!!!!!

今に始まったことではないけど、アイドルスター運営デリカシーが無い。

ブランド関係なく遡ればなんぼでも出てくるし、9・18事件なんてその最たるもの

ニコニコ大百科コメント欄を当時の日付まで遡ると、プロデューサーたちの悲哀がまざまざと感じられて実に趣深い。

4人もプロデュースする場を取り上げて、メンズを3人も投入するというデリカシーゼロの合わせ技は、想像力が欠如し過ぎていて絶句するレベル

律子に至ってはアイドルですらない。

当時のりっちゃんプロデューサーさんも「運営に愛されなかったオタクは惨めだねえ」なんて、心無い言葉をかけられただろうか。

現在ゲームのないSideM言うなれば49人全員がプレイアブルから外された状態

言い過ぎだろ、と言われそうだけど、実際我々は「アイドルプロデュースする場」が他ブランドに比べて極端に少ない。

デレステミリシタ、シャニソンのように、ステージプロデュースすることもできなければ、シャニマス、学マスのようにアイドルを育成することもできない。

かろうじてツアマスがあるけど、残る45人のアイドルプロデューサーは信じて待っていればいつか実装されるのかというと……ねえ。

そんな中でも、SideMを愛しているスタッフが頑張っていることはちゃんと伝わっていて、私たちライブに行き、コラボイベントポップアップショップに通い、ストーリーを読んで感想をしたため、新曲に胸を躍らせて過ごしている。

でも、それって「ファン」と何が違うんだ?「プロデューサー」って何なんだ?

もう追うのやめなよ、とも思う。

自分運営的にももう「不要な客層」だとも思う。

過去のしがらみとか何にも知らずに、お出しされたものを頭空っぽにしてお金出して楽しんでくれる人の方が絶対いいに決まってる。

自分運営だったら、当然そっちを大事にしたいって言うよ、ビジネスだもん。

「愛が溢れてるよ」なんて盛大に歌ってた癖にね。

溢れるほどあるなら、もう少し愛して欲しかったな。

本当に惨めだ。

だって、315プロアイドルが、プライドフルブルーを着て、PRIDE STARを歌ってるところを、みんなに見てもらいたかったんだけどなぁ。

「うちのアイドル、素敵でしょう?」って誇らしげな顔で言いたかったんだけどなぁ。

惨めな気持ちになって去っていったプロデューサーはたくさんいるんだろう。

実際に、私の友人は、担当アイドルに声が付かず、後から実装されたアイドルに先に声が付いた時にプロデューサーをやめてしまった。

そのアイドルには今も声がない。

何なら、運営側の方が、色んなしがらみの中で我々なんかよりよっぽど惨めな気持ちになった人がいるだろう。

というかサイスタのサービス終了時に目の当たりにした。

そして、今後も、こういう惨めな気持ちを味わうことになるプロデューサーはいると思う。

例えばの話。

シャニソンに新シナリオ実装

「ストレイライトは他事務所移籍するためプロデュース不可」

「三峰結華はプロデューサーへ転身するためプロデュース不可」

「アンティーカは4人で活動

ライバルキャラとしてSideMからC.FIRSTを実装

イルミネーションスターズとC.FIRSTは恋愛に発展するシナリオがあります

9・18事件ベースにした例えだけど、こんなの出てきたらおしまいだよ!!!

(そしてシャニはこういうことちょっとやりそうなのが怖い)

個人的には越境嫌いじゃないから、ほんのちょっとだけ「ほう……それで?」となったけど、こういうのは注意書きてんこ盛りにした二次創作でやろうネ!)

ただね、こういうのが万一出てきてしまって。

「ストレイPはこれからどうしたらいいの」「アイドルの三峰にもう会えない」「4人のアンティーカなんてアンティーカじゃない」「イルミネNTRたぁ……」「百々人は俺のことが一番好きなはずでしょ!?」と泣いてるPに対して。

この例えに限らず、愛を注いできたものを失ったり、ないがしろにされたりして、悲しみに暮れる人に対して。

運営に愛されなかったオタクは惨めだねえ」と、愛の無い言葉を投げかける隣人にはならないように、気をつけていたいね

最後に。

MOIW2025、開催おめでとうございます

2023に続き、ドームというとんでもなく大きな会場での公演を無事に終えられたこと、何よりでした。

アイドルスターの益々の発展とご多幸をお祈りします。

最後まで読んでくれたあなたへ

この最悪な気持ちをより煮詰めると何かいネタになりそうなので、最悪な気持ちになれるアイマス楽曲を教えてください!!!(ねえよそんなもん)

冒頭に過激派とか荒れる層とか書いたけど、確かに攻撃的な言葉を選びがちな人とかもいるんだけどさ、みんな惨めな気持ちと戦ってるんだって、分かってるからね!

てか色んなブランドで色んな理由で惨めな気持ちになったことのある人いると思うけど、みんな元気!!!!!!でいてくれ〜〜〜〜!!!!!

2025-12-11

映画ロードキラーを見た

青春モンスターパニックホラー凡作。良くもなく悪くもなく。56点。

 

ポール・ウォーカーキラキラハイティーン(なお撮影当時26歳)として登場していてなんだかシンミリしてしまった。しかポールが車を買うところから話が始まるので、逆にノイズやわ~って思っちゃった。CB無線じゃなくてニトロを積んでいれば勝てたのに。

 

話としては

気になる女の子に「車買ったよ!」とウソ自慢してしまったポール帰省のための航空機チケットを売り払い中古車を購入。車で帰省する途中で彼女を拾ってロードデート計画を立てる。しかし途中で喧嘩逮捕された兄の身元を引き受けることとなり二人旅に。勝手CB無線を取り付けた兄の提案ネカマでその辺のトラック運転手からかっていたところそいつモンスターで彼を怒らせてしまう。合流した彼女も巻き込んだ逃亡劇が今幕を開ける。

 

一昨日アオラレを見たんだけどモンスターを怒らせるトリガーがほぼ一緒で笑っちゃった。

ボイスオカマで運ちゃんからかっていたポール兄弟モーテル出会ったいけ好かないオヤジに怒り、運ちゃんに「私は今そのオヤジの部屋にいる」と嘘情報を教えてしまう。結果的オヤジは下顎をえぐり取られ重体。警察にこってり絞られた2人はしょんぼり運転しているとまた運ちゃんから連絡が入り、ポールネタバラシをしていたずらのつもりだったと弁明。「謝れ」と迫る運ちゃんに謝ろうとするポールからトランシーバーを奪ってクズ兄貴が全力煽りをカマしてしまう。

日見たやつ~~~!!!これ昨日見たやつや~~~~!!!ってなったけど20年前の映画なんだよな。

俺の中で邦ドラはバカばっかり出てきて、洋ドラクズばっかり出てくるっていう固定観念があるんだけど、アメリカの(広義の)ドラマって必要以上にクズばっかりでてくるよな。今作の兄貴必要以上にクズなのでめちゃくちゃムカつくんだけど、アオラレの主人公に比べると明確に「根はいい奴のポール」と「どうしようもないクズ兄貴」という描かれ方をしているので、こいつはクズとして嫌って見ていいんだなと割り切って見られるのはプラス。あと、演者の人が目が意外とクリクリしてて憎めないバカの演技がうまくて若干相殺できてるのはよかった。

あとは無関係オヤジモーテル店員は巻き込まれて殺されちゃうんだけど、ポール彼女、あとなぜか誘拐されてた彼女の友人は無傷で救出されるんだけど兄貴だけは太ももに杭が刺さる上に、その後その穴にパイプを通されるという拷問を受けるのでスッキリポイントが整っているのもよい。

 

アオラレとの比較が多くなって申し訳ないんだけど今作ではモンスターはより人間性をはく奪された"道理の通じない怪物"として登場する。終盤のモーテルでの格闘シーンでちょろっとだけ登場するんだけどその姿も怪物的。それ以外は終始、無線から聞こえる声とクソデカコンボイトラックという暴力性の化身としてしか登場しない。なのでアオラレのような社会派スリラーっていうよりはモンスターパニックホラーとして楽しめた部分はあるかな

特に途中で全然関係ないトラック運転手犯人だと思い込んでチェイスになるシーンがあるんだけど、それが勘違いだとわかってホッとしてるところにそのトラックの荷台を突き破ってコンボイトラックが突っ込んでくるシーンは大爆笑しちゃった。モンスターすぎるだろ。

もろちんモンスターものにしてもこいつ、いつどうやって主人公たちを見張ってるねんとか情報をどこで仕入れてるねんみたいなロジックがめちゃくちゃ弱くてっていうかなくて、何でもできる系モンスターなっちゃってるのでそこが気になる人にはマイナス。なのでマイナス(小泉進次郎)。

シチュエーション高速道路牧場トウモロコシ畑などでのバラエティ豊かなチェイスからモーテルでのサスペンスに格闘、犯人に脅されてポール兄弟全裸ハンバーガーを買いに行くサービスショットまでぬかりなく配置されていてエンタメやったるでって気概は感じた。

ただ俺は吹き替えで見てたぶんちゃんとした声優さんを使ってるんだけど吹き替えめっちゃ下手っていうか、常に台詞映像を上滑りしててヘンな感じだった。特に彼女役の人がマジで映像の上から音声被せてます」って感じになってて、演技じゃなくて吹き替え処理がこんなへたことある!?って思っちゃったのでそこもマイナス。いや字幕版で見ろよ。

 

そんなこんなで特に社会的メッセージもなければ学びもない、いや学びがないは言いすぎか。若者からってハメを外すと痛い目を見るぞというあらゆるホラー映画に言える盆百の学びはあるモンスターパニックホラー凡作。よくわかんないけどポール兄貴彼女をよく撮ったろうってのが透けて見えて日本でいうところのアイドル映画っぽい感じがしたかな。なのでキラキラアイドル映画だと思って見たら、意外とめっけもんみたいな感じで楽しむといいかも。

まぁ上にも書いたけどエンタメとしての戦闘力普通にあるので見て損するような作品ではないので、今週の金ローマジで興味ない映画だけどなんか金ローでかかるような映画見たいな―って時にオススメ

2025-12-10

あれから1ヶ月

メン地下にハマった。

メン地下より2次元の好きなキャラ とか言っていた私はもういない。

ライブライブ何名義もチケットを発券し 薄い財布から特典券を買ってループしている。

TOだとか 課金と呼ばれる人達ほどは金を使っていないが、学生収入からすると多大なる出費だ。

別件で好きな顔の男に金を使ったため、クレカの支払い額は更にすごいことになっている。

しかし昨日、メン地下のクリスマスライブのためにサンタコスを買った。

何をしているのだろうか。

メン地下のメンションへのいいね時間プライベート邪推し、MBTIや特典会での一挙手一投足に情緒を握られている。

重なって、最近人生で1番金と時間を費やしたコンテンツのサ終が告知された。

もう私の人生には何も残らない。

色恋色恋言っても、冷静になればただ優しくされているだけだし 彼氏面と騒いだところでそれも単なる優しさに過ぎない。

メン地下からすればただの客の一人で、他の界隈の演者キャラからしてもそれは同じ。

自分特別でありたいと思うばかりに妄想が加速し、最終的には周りにも自分にも良くない影響を与えている。

人に嫌われたくない 誰かの特別でいたい そう思うのは自由だが、金を払ってそれをすることになんの意味があるのだろうか。

ソシャゲガチャに金を使う私に非オタクの友達が言った「データお金払ってるの⁉️」は、今メン地下に通っている私にもそのまま刺さってくる。

一瞬の勘違い 一瞬の胸のトキメキに1分〇千円払う毎日 当然と言ってはなんだが、学生のただのバイトで稼げる程度の額ではない。

数年前の私は、自分が夜の仕事でおじさんたちに媚びへつらって酒を飲んで金を貰っていると想像しただろうか。

将来には何も残らない。

グループ解散したら彼は恐らく一般人になる。

一般女性結婚して、普通の家庭を築くだろう。

一方私は何もかも失い、またやめられず何かのオタクをしているのだろう。

親が育ててくれた大切な体で、〇〇という趣旨ミームがあるが、大切な体で、メン地下通い。だ。

若いうちなら良いと自己暗示しても、もう20を超えている。自分責任自分で取る年齢だ。

学業も疎かになり、人間関係も少しずつ綻んでいる。

精神状態半年前と比べてかなり不安定になってきた。

やめたいやめたい思っても通うことはやめられず、オタクもやめられない。

オタクをやめたら何も残らなかった、のはてブロがバズっていたが 私にも何も残らない。

バイトモチベも なんなら人生モチベも 好きな物がないと何も無いからだ。

人生コンテンツのサ終、追っているコンテンツも同時期に終わる予定だ。また、メン地下のグループもいつまで続くか分からない。

2025年の終わりがけでここまでの窮地に瀕するとは思っていなかった。

20歳、人生の最低点に今いる。

来年になって何か気持ちが変わるのか 何かしらを諦められるのか。

完璧主義をやめないと もう首は回らなくなってきている。

私自身、自分2026年を気持ち良く迎えられることを何よりも心から祈っている。

2025-12-09

映画ルームロンダリングを見た

小さくまとまってはいもの普通に ( ;∀;) イイハナシダナーってなれる佳作だった。71点。

 

ここで一句

春すぎて 池田エライザ 乳でっか

作品の大筋とは特に関係ありませんが最も印象に残ったので書き記しました。

 

大筋としては幼少期に母親に捨てられ育ててくれた祖母を亡くして叔父である日本一小汚いイケメン俳優オダギリジョーに引き取られた陰キャ池田エライザは、彼が運営する心理的瑕疵物件(事故物件)に一時的に住むことで告知義務を解除するルームロンダリング業に従事している。霊が見える彼女出会う霊と隣人との交流を通じて成長していくのであった。

 

自分を受け入れること」という普遍的ポジティブメッセージに溢れていてよかった。

エライザは「母親に捨てられた自分」を受け入れられず他人拒否して人とうまく話せない。しか事故物件に住む地縛霊とはちょっと話す。特に冒頭の30分くらいはマジで幽霊とだけしかさないのでなんかギミックでもあるのかと思うくらいだったけど別にそんなことはなく、普通に心が解けていくと同時にポツポツ人間とも話しはじめていてそれはそれでよかった。

自殺したロッカーであるキミヒコは才能がないかもしれない自分が受け入れられず、結局デモテープレコード会社に送ることもできずに世を儚んで自殺してしまうし、刺殺された光宗薫は冴えないOLとしての自分が受け入れられずコスプレ承認欲求を満たしその結果刺殺されてしまう。

その中で唯一ポジティブなド陰キャ伊藤健太郎は光宗が刺殺された夜、隣の部屋で助け声を聞いていたのに怖くて何もできなかった自分を受け入れて、次に隣人が越してきたらその人には積極的声をかけようと決めていて、その結果、隣に越してきたエライザに介入して心を少しずつ変えていく役割を果たすのは作中のロジックとして正しいと思った。

オダギリジョー干渉せずに見守るポジションだしね。

母が出て行ったのは自分にこんな力があるからではと悩むエライザは一度はその力を拒否するも、その辺をうろついてる地縛霊に気まぐれで些細な親切をして大感謝されたこから「本当は私にできることがあったんじゃないか」と自身を見つめ直し刺殺光宗事件解決に乗り出し成功。最終的にオダギリの紹介で母親と再会する。母親は死んでいて、しかエライザが霊をみえる力があったことで再会がかなったということ、そしてオダギリにも母親にも祖母にも同じ力があったことが分かり、力があってもいいということ、孤独じゃないんだいうことで自分を受け入れてFinish!

( ;∀;) イイハナシダナー

 

地縛霊ものとしては最終的になんか感動させて除霊してめでたしめでたしとなりがちだけど、この作品はあえてそこに踏み込まない誠実さがある。まぁ、パンクロッカーのキミヒコの残されたデモテープエライザがレコード会社に送った結果認められて成仏ちゃう展開はあるんだけどこれは他人拒否していたのアグレッシブな誠意の成就だということでご愛敬

刺殺された光宗は今でも同じ部屋で次に越してきたイケメンに取り憑いたろうとしてるし、学芸会へ向かう途中で交通事故で死んだカニ服装をしたガキもずっとはしゃいだままだし。ちなみにこのガキは学芸会で猿蟹合戦をやる予定で、そのカニ役が潰れて死んだってのもアレだし、最終的にとある事件解決にその猿蟹合戦が生きてくる展開はめちゃくちゃ無理やりでベタだけどまぁ本筋ではないしな。必然性頑張ったのかなと苦笑い

後は自殺パンクロッカー編と刺殺OL編に大まかには分かれてるんだけど、エライザがデモテープを持ってきてしまたことでそれに憑いてきたパンクロッカーと光宗が邂逅して地縛霊同士気が合ってなんか仲良くなっちゃう展開は面白くてよかった。

 

あえて苦言を呈するならテーマ先行で登場人物の行動と思考が常に前のめりなので常にこっちが予想しているより半歩早くてつんのめる感じがあるなっていうのとあとはまぁ起きることがすげー地味なので緩急に弱いというところ。

ただ陰キャ池田エライザめっちゃ可愛いし出てる演者、みんな頑張ってて画面見てて飽きることはなかった。

小ぶりでもなんかい映画見たいな―って時にオススメ

2025-12-07

にじさんじとホロライブ

天音かなた卒業が示した「カバーが抱える構造疲労」|アス•メトリーVtuber戦略アナリスト/YouTubeアルゴリズム研究家

https://note.com/asfv_analytics/n/n31bb74a3fd28

公式は内情を明らかにしていない。つまり書かれている内容のほとんどが憶測カバー判断次第では虚偽の風説と見なされうるだろう

https://b.hatena.ne.jp/entry/4779772791814934369/comment/totp

2025/12/06 19:23

ブクマ。/ホロライブ関係って、ブクマ絶対自然擁護が現れるよな。んなモノに金払うゆとりあんなら演者に回してあげなさいよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/4779772791814934369/comment/rosaline

2025/12/06 20:35

ふむ

でび様とサロメちゃんの件、見てるだけですっごいしんどい

https://anond.hatelabo.jp/20251202165124

あんだけ遅刻寝坊しまくるでび様の中の人に二役なんか任せられっかよ危なっかしい!QED!

https://b.hatena.ne.jp/entry/4779756449454839809/comment/rosaline

2025/12/03 20:18

朝7時に通勤していると「大事もの」を失うという話に批判が集まる→謝罪時に「誤解を与えてしまった」系の言い回しを使うのは悪手では…

https://togetter.com/li/2634072

でび様また遅刻して怒られたんじゃねーの、知らんけど。てかこんなに漢字が多い文章書くことあるんだ?

https://b.hatena.ne.jp/entry/4779699924435291297/comment/rosaline

2025/12/01 15:41

そしてこういうのがにじさんじ関係自然擁護

2025-12-04

オタクってすぐ失礼をクリエイトするよね

「こんな作品受け手に失礼だ」

「こんな改変は原作に失礼だ」

「こんな待遇演者に失礼だ」

「こんな続編はシリーズに失礼だ」

「こんな売り方は客に失礼だ」

「こんなマッチプレイヤーに失礼だ」

「こんなコラボ相手方に失礼だ」

「こんなパロディ元ネタに失礼だ」

「こんな展開はキャラクターに失礼だ」

どんだけ失礼をクリエイトしたいんだよ?

失礼をクリエイトした先に何があるんだ?

お前が一瞬のマウント気持ちよくなりたいだけだろどうせ

anond:20251203135704

にじさんじ社員とかは「女さん笑」って言葉使う奴がいるし

ホロにもそんな社員いると俺の金のための道具くらいにしか思ってないんじゃね

借金のカタに水商売に売られた女みたいな扱い

かぐやるなとかもくっそ売れてたのに会社方針合わないで辞めてるし

違反もしてない演者のこと大切にしてないんだろうなVの運営

2025-12-03

anond:20251203145354

箱をあげてのもんなら運営は億もらうかもだけど

演者はせいぜい100万じゃない?

ちょっとした案件とかでV一人だけ拘束みたいなだと2,30万じゃねぇのかな

anond:20251203145203

案件一本で下手し俺らの年収くらいもらえるんやからそらやれる分は演者もやりたいやろ

ただそれが積もり積もって首も回らんようになってるんが問題なだけで

Vtuber中の人という概念はない

アニメキャラみたいにキャラクターがあって演者がいるのではなく、ライバーがいてガワがあるだけだから

誰と誰が同一人物かとか、肯定否定もした時点で、それはライバーキャラクターを切り分ける行為になるので、言えるわけがない

その辺の感覚は、ライバーに馴染んでないとわからないのかもな、という気はする

anond:20251202165124

叩かれてる件はしょうもなすぎてどうでもいいけど、でびとサロメ演者一緒だろ

豊富状況証拠とごくわずかながら明確な物証もあるし

逆に演者同じ一緒なのにあれだけ方向性の違うキャラを同時進行で何年も運用してるの器用すぎて素直に尊敬する

anond:20251203115848

演者限界を迎えてるだけで、業界としては今のところまだまだ右肩上がり全然廃れてない

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