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はてなキーワード: コモディティとは

2025-02-13

行き過ぎたパーソナライズ社会うんざりしてる件

AIとかデジタル化のクソさについてただ話したい。今回はパーソナライズの件について。

自分は30代前半の外資コンサル勤務の男。

毎年、「20XX年のトレンド」のようなクライアント向けの紹介資料(チラシのようなもの)を見て大体毎年あるワードが「パーソナライゼーション」。はっきり言ってこんなものを追求する社会うんざりしている。自分けがうんざりすればいいけど、個人にも影響が及ぶし、なんだかんだ自分もその波から抜け出せないというジレンマもあって自己否定にもなるけど書いておきたい。

パーソナライゼーション、ていろいろあると思うがわかりやすいのはnetflixだろうか。netflixは昔はマジのDVDレンタル屋だった(皆知ってるかな)。GEOとかTSUTAYAみたいな感じで、あそこは郵送レンタル屋だったわけだが、早くも映像配信サービスを始めた(2010年より前だったと思う)。データを集めて、顧客趣味・趣向に合うレコメンド(推薦)システム付加価値をつけて会員を増やし続けあれだけの企業になった。

自分netflixを見るし、色々感動したドラマもあってそこは素直に感謝だがnetflixがない世界線だったらな、と思うこともある。あれだけ上手くレコメンドされるとつい見てしまうし、見放題だから時間があると「とりあえずnetflix見るか」とか言って時間を潰す。昔、家族ドラマを定刻に集まって見てた光景は今後一生ないだろう。日本ドラマは今はつまらな過ぎてそもそも見る価値がないし、海外ドラマストリーミングサービスで見ることになる。過度に個人最適化されると、人はそこにハマって抜け出せないんだよね。

悪いところはあげればキリはないが、レコメンドは「自分で探す能力」を奪う。能動的ではなく受動的になるのだが、それだけじゃない。人と交流する機会、共感、"狭い"ネットワーク破壊さえするものとさえ思う。

昔だったら「これ買ったけど美味しくなかった」「実は知られてないけどこれが良い」とか、今と違ってモノの絶対量が少ない環境・制約の中で楽しもうとする雰囲気があり、仲間内でそれを楽しんで共感した(まあ僕が中高生の時の話)。そしてそれが人と人を結びつけた。現代は、確かに広くさまざまなことが知れ渡るようになり”広い”ネットワークは構築されて良い側面もある(数あるお店から探すのを失敗しづらいとか、欲しいものがすぐ見つかるとか、ブラック職場ホワイト職場はどこかとか)。しかし狭いネットワーク=近隣の人との交流友達との交流職場の人との交流、は無くなった。それは共感するものがやはり減ったからではないか。それを周囲の人と話す時間が減ったからではないか人間としての最低生活ラインではなく、趣味・趣向という領域の話をしている。個人にパーソナライズされることが当たり前になり、個人完結してしまって他人と共有する話題がないのだと思う。あっても、他人はパーソナライズされて既に別のことに関心が向いてしまっている。これが人々の断絶を起こしている。

はっきり言って、パーソナライズした広告製品て確かに個人フィットして売り上げもよくなるし物質的豊かさで一見幸せを感じるかもしれない。皆、「そうは言っても自分最後選択してる!」と思うかもしれないがそんなの最後の1クリック程度だ。そこに至る思考プロセスの大部分は実は機械がやってくれてるんだわ。見えてないからそこが認識できてないだけ。

実は現代人の方が思考プロセスは落ちていく運命にあるのではとさえ思う。最近またOpenAIからDeepResearchとか言うのも出たし。これについてそのうち書きたいが今日はまだ。

こんなのトータルで見てどちらが幸せ社会なんだろうか。自分で探し当てる方が楽しくないか

そしてそれで他人と共有できることがよくないか?反対に、みんなが楽しい・良いと思うもの提示されてそれを楽しむ、そんな社会が今であり心底うんざりする。受動的だから自分で考えることがなく楽なので、自分享受してしまう。だけど探し当てる喜びとか、それを材料友達交流するとか、皆無ではないがおそらく昔の人はもっとそういうことを楽しんでいたんじゃないかと思う。

何度も言うが、それがnetflixだったりyoutube, 個人向けに過度に最適化された商品、こう言うものが周囲との断絶を生む。こんな社会で本当につまらないと思う。儲かるのはほんの一握りのネット企業IT企業。その富の源泉はみんなの思考力(を奪って結果的に金に変える)、そしてリアルな人の接点だ。みんなの意識は機会の提示項目に常に奪われ、自然とそこにお金が落とされている。

個人がこれを言ったところで世界は行くところまで行くと思う。100年後ぐらいにほんの一部の大富豪を除いて人類が皆廃人になった時にこのポストを見て振り返ってくれたらと思う。他にも言いたいことがあった気がするが、ちょっと忘れたので一旦ここで終えようと思う。読んでくれてありがとうございました。

見てる人はそんないないと思うが、今度は

AIとかデジタル化なんてない方が幸せ

絵描き価値ってそんな変わってなくないか

アメリカって本当にしょうもない

AI仕事が楽になるとは思えない

東京に人を押し込んで儲ける不動産業界と政治家のクソさ

日本コモディティ産業化してしまったコンサル

インクルージョンダイバーシティ男女平等論の取り違え

かについて気が向いた時に記事書いてみようと思う。

2025-01-29

CASIOを知らないことの不幸

https://anond.hatelabo.jp/20250129090021

機械時計文句を言うのは仕方がない。19世紀産物であり、当時の技術限界の中で生まれものからだ。ゼンマイを巻かなければ止まり振動温度変化に弱く、精度もクォーツには遠く及ばない。何十万、何百万円もする高級機械時計を買って、毎朝ネジを巻き、数秒の誤差に目を光らせながら生きるというのは、もはや儀式の域に達している。しかし、それに対して「じゃあスマートウォッチ最先端だ」と結論づけてしまうのは、さらに大きな不幸である。本当の文明は、カシオデジタルウォッチとともに到来したのだ。

カシオデジタルウォッチは、機械時計のようにゼンマイを巻く必要がない。バッテリー勝手に動き続け、数年単位しか交換の必要がない。これが本物の利便性というものだ。そして、その精度も圧倒的であるG-Shock公式仕様では月間誤差は±15秒、廉価版Casio Collectionのデジタルウォッチは±30秒とされているが、実際の計測では廉価版ですら月間誤差が1秒あるかないかである。よほど秒単位の正確さにこだわる人間でなければ、時刻合わせを意識する必要すらない。

こうした精度の高さは、カシオ製造技術の水準の高さを示している。マーケティング上、G-Shockや上位モデルとの差別化を図る必要があるため、廉価版の性能が控えめに表記されるのは当然だろう。しかし、実際には廉価版Casio Collectionのデジタルウォッチですら、ほぼ完璧な精度と堅牢性を備えている。これは、単なる大量生産品ではなく、極限まで洗練された技術結晶なのだ

カシオ時計コモディティだと思っている人は多いが、それは単に安価からそう見えるだけである。実際には、廉価版の時点でほぼ完成形であり、時計としての基本性能が極限まで磨き上げられている。必要機能だけを搭載し、無駄を省き、それでいて何年も壊れず、正確な時を刻み続ける。これこそが時計の究極形であり、あらゆる時計の中で最も優れた選択肢である

機械時計を買って後悔するのはまだわかる。それは古い技術からだ。しかし、そこからスマートウォッチに飛びつき、「これこそ21世紀時計だ」と思い込んでいるのは、もっと悲惨なことだ。本当の文明は、カシオデジタルウォッチとともに訪れた。ゼンマイを巻く必要がなく、充電の手間もなく、それでいて精度はほぼ完璧カシオを知っていれば、機械時計の不便さに悩むことも、スマートウォッチの充電地獄に苦しむこともない。

時計とは何か、という問いに対して、カシオはすでに究極の答えを出している。しかし、それを知らない人間は、いまだに無駄選択を繰り返している。機械時計文句を言いながら、スマートウォッチに振り回されている者たちは、単にカシオ存在を知らないだけなのだ。そして、カシオを知らないということこそが、最大の不幸である

2025-01-27

anond:20250127173513

かそつーに限らず株もコモディティも全面下げだしなんとも

2025-01-08

スマート体重計をWithingsからEufy乗り換えた

この記事趣旨

スマート体重計の新規購入、または乗り換えを検討している人に役立つ内容なので、興味があればぜひ読んでみて。


結論

いま、スマート体重計を購入するなら、Eufy (Anker) がおすすめ


Withingsスマート体重計と私

2011年から2025年1月まで、Withings(スマート体重メーカー名前)を利用していきました。

(ちなみに説明しておくと、2010年頃は、スマート体重計の機能、つまり体重を測定するとクラウドにアップされ、自分でいちいち体重体脂肪メモする必要がない」というのは画期的であり、このスマート体重計の先駆者がWithingsでした)

体重を測定した後、メモしなくてもいつでもデータを振り返って見られる。しかも何年前のデータも瞬時に!これはすごい!便利!

そう思い、3台くらい乗り換えつつ使い続けてきました。

ちなみに初めて購入したWithingsの体重計は15000円くらいでした。ホームセンターにいけば、普通体重計が1980円くらいで購入できる時代に、15000円の体重計を出していたわけです。


とまあ、私が13年ほど使い続けている間に、フランススタートアップであったWithingsは、Nokiaに買収され、ブランド消滅するが、再び再独立してブランドが復活した、という道を歩んで現在に至ります


Withingsの製品企業現在

おそらく、このブログを読んでいる人の多くは、Withingsという名前を聞いたことがないと思うが、その理由は以下の通りです。

- 後発メーカー安価スマート体重計を次々とリリースし、存在感を失う。
- 存在感の減少による日本での販路縮小。
- (おそらく)独立企業Nokiaの一部門→再独立、という目まぐるしい体制変更によるイノベーションの停滞。

特にイノベーションの停滞はひどく、2011年から2025年現在で、大きな変化というと、スマホ対応したくらいでしょうか。

ユーザーにあっと驚かせる何かを提供できなければ、Withingsがかつてやっていたような「高付加価値提供する代わりに高い値付けをするビジネスモデル」は無理です。

Withingsは新商品として、こめかみにタッチする体温計とか、スマートウォッチもどきなどをリリースしましたが、特段ヒットした記憶はないですね。こめかみ体温計は日本では発売もしていないはず。


Withingsの不満点

私は、スマート体重体重計に求める要求は高くないです。体重体脂肪が測定でき、クラウド履歴が保存され、スマホアプリで閲覧できればOK、ただそれだけです。

しかし、Withingsに対する不満は徐々に大きくなっていきました。


理由としてはこれが一番大きいです。

Wifiが変更された、スマホが変更された、といった際の再設定が非常に面倒。

例えば、以下のようなもの

- デバイス再設定時には、アプリ上でデバイスモデル名を選ぶ必要があるのだが、モデル名は本体表面にも裏面にも書いておらず、書いてあるのは電池の裏なので、電池を抜かないとモデル名を確認できない。でも電池を抜くと、再設定手順を最初からやりなおさないといけない。
- Bluetooth認識全般的によくない。何度かやって認識されたり、されなかったり。
- これらの手順について、アプリ上のガイドが不十分であるため、毎度手順を検索しなければならない。

よって、デバイスの再設定が起こるたびに、とっても面倒で鬱々した気持ちになります

一つ一つは小さいことなのですが、小さなことが積もると、心底嫌になります


体重計に乗ります。測定が開始されます体重計に体重体脂肪が表示されます。測定が終了します。

ここまではいいのだが、アプリにすぐデータが反映されません。

数分とか十数分経たないと反映されないので、データが正しくクラウド登録されたのかどうか不安になります

ちなみに昔はすぐに測定データが反映されていてのだが、ある時点から遅延するようになったので、サービスの基本機能劣化したともいえます


体重計に乗ります体重が正しく測定されますしかし、体脂肪はなぜか測定されません。体脂肪が測定されないまま、データクラウドに保存されます

理由が全く分からない。


Withingsから脱出

不満をつらつらといっていますが、Withingsには素晴らしい点があります。それは、すべての測定データCSVダウンロードできる点です。

(「ちなみにGoogle Fitなどと同期の設定をしても、Withingsで保存されているデータのうち、5年を超えるデータは同期されません)

データ人質にとられると、ベンダーロックインされ脱出が困難になりますが、Withingsから脱出は難しくありませんでした。

ありがとう、Withings。

ブラウザログインしてダウンロード指示を出すと、15-30分程度でデータダウンロードできるようになりましたメールが届きます

私はダウンロードしたCSVを、Google Sheetsにインポートして保管しています


後継機種の選定

Withingsの後釜を決めるにあたっての選定基準は以下の通り。

色々調べて、といっても、公式サイトだけではわかりにくいので、よさげものを2種類購入しました。


1つめはシャオミのS400という体重計。Amazonで2480円で購入。

https://www.mi.com/jp/product/xiaomi-body-composition-scale-s400/

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DP7DQ5G3


もう1つはEufy (Anker) のSmart Scale A1という体重計。Amazonで1980円で購入。

https://www.ankerjapan.com/products/t9120

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CXH8SZ5S


比較した結果

結論からいうと、Eufyの圧勝。その理由は以下の通り。


改めて結論

Withings体重ユーザーで乗り換えを検討している人、または新たにスマート体重計を購入検討している人は、Eufyがおすすめです。

Eufy以外の体重計を買う場合は、測定データダウンロード可能かどうかを、必ず確認することをおすすめします。

2024-06-05

生産性を突き詰めるとコモディティブランド二極化するってことなんかな

TikTok だか YouTube ショートだか忘れたけどよくあるタイプの「職人のすご技!」みたいな動画

日本人パティシエが手作業で美味しそうなケーキを作ってたんだけど(仮にショートケーキとする)

意識高い系社会人のおれはそれを見ながら「なんて非効率仕事なんだ!」と思ったわけよ。

どう考えてもお店で数百円で販売したら採算合わないだろ、とかツッコミながら見てたのね。

もしおれがこの店のオーナーなら銀行から借入してショートケーキ製造機のために設備投資して

製造コストを下げながら大量販売して生産性向上させるね、とか考えたわけ。

でもそれだとお店にはショートケーキしか並べられないような気がしたんだよね。

街のケーキ屋ってショーケースの中にモンブランだったりフルーツタルトだったりチョコレートケーキだったり色々売られていて

お客さんはその中から、お父さんはこれ、お母さんはこれ、お姉ちゃんはこれ、みたいな感じで好きなものを選んで買うんだろうけど

そんなにたくさんの種類のケーキを作るための設備投資なんてできないじゃん?

そうなると一般人ケーキを買うのは街のケーキ屋さんじゃなくてスーパープラスチックパックに入れられたショートケーキになる。

これが生産性向上の結果だと思うんだよ。

「いや、生産性の向上ってのはそういうことじゃないんだよ」ってブコメつけようとしたよね?

うん、わかるよ。たぶん街のケーキ屋は減少するけど今まで通りショーケースの中でケーキを売り続けるとは思う。

でもその未来に売られているショーケースの中のショートケーキモンブランフルーツタルトはたぶん今の価格では変えないと思う。

それは特別ケーキという扱いになって今の値段の3倍、4倍、5倍ぐらいになってるのかもしれない。

例としてケーキを出したけどこれからはあらゆる商品コモディティブランド二極化が進むんじゃないかと思ってるがいかがでしょう。

2024-04-12

anond:20240412090359

これは言えている

現代アートですら「本人が一生懸命手を動かして作ったか」は評価基準に入らない

アートクリエイティブもある種のコモディティに近づいているので、評価されるのは品質機能

それが実現されているかどうか

2024-04-03

イーロンマスク様そろそろテスラ中国に売って

てかEV中国で作れる=コモディティ化したってことだからもうイーロンマスク様が作る必要ないと思うのよ

イーロンマスク様ならEV作るくらいだったらオプティマスに全力投球すべき

自動運転競争領域テスラ最先端!って言う人もいるかもしれないけど、テスラに集まったエンジニア怠惰イーロンマスク様の足を引っ張りたくった結果アメリカ評価団体からFSD含めてゴミカス評価されたし正直優位性はないと思う

さっさとギガファクトリーを中華企業に売っぱらってその金でオプティマス作るべき

イーロンマスク様をコモディティ開発で消耗させるのは世界にとって不利益

2024-01-31

投資信託の含み益が1000万円を超えた

十数年前に投資信託を知って旧NISA制度が始まる前からコツコツと買い集めていた投資信託の含み益がついに1000万円を超えた。

NISAロールオーバーもできなくなったので、これからは毎年、保有している銘柄を売って新NISAに満額移動させていこうと思っている。

始めた当初は株式投資もよくわからず、ドルコスト平均法や長期保有という言葉は知っていたけど基準価額が上下するたびに狼狽えていた。

多少の損はしたと思う。なんとなく買ったコモディティ銘柄は途中で終了したし、ひふみも大きく上下するのに嫌気がさして早めに売った。

投資を続けていて不思議に思うのは、日本世間景況感株価指数は全く連動していないということだ。

SNSニュースから聞こえてくるのは「景気が悪い」「給料が少ない、上がらない」「老後資金の2千万が用意できない」という話ばかりなのに

株価はどんどん上昇していて米株は最高値更新し続け、日経平均はついに3万円も超えた。2024年バブル期高値更新するかもしれないらしい。

コロナ前にどこかの証券会社専門家が「今後は日経平均3万円の時代」とか言っていたのを聞いて鼻で笑ってたけどほんとうにそうなってしまった。

この含み益をすぐに使えるわけではないけど「老後資金の2千万」なんて長期投資すれば余裕で用意できるし、むしろ釣りが来るぐらいの安心感を持てた。

この心理的な余裕は日々の消費を後押ししてくれる。

NISA話題になっていて個人的にはすごく嬉しい。新NISAのおかげで日本人の消費が増えるんじゃないかなと思っている。(効果が出るのは数年先だろうけど)

これからNISA資産運用を始めようと思っている人、迷っている人、いろんな人がいると思うけど、少額でいいからぜひ始めてみてください。

そして可能ならS&P500やオルカンだけでなく日本株にも少し資金を割り当ててください。

継続的投資日系企業時価総額が増えれば日本未来ますます明るくなると信じています

2024-01-20

anond:20240119162803

まあ、インフレヘッジならコモディティでいいだろって話ではある

そこに経済の成長だとか資本主義未来だとか、それっぽい理屈

まぶして理解した気になってるように見える

2024-01-15

anond:20240114181454

>5.「ハイリスクハイリターン」の原則為替取引コモディティなどのゼロサムゲームには通用しない

CAPM理論的にそうなるのか?それともCAPM理論適用できない、または、間違えているのか?

2024-01-14

山崎元氏追悼: まだ一般には受け入れられていない主張まとめ

「ほったらかし投資」をはじめ山崎元氏の活動は多くの個人投資家ガイドになったが、数々の主張の中にはまだ一般的には受け入れられているとは言い難いものもある。

これらを列挙して追悼したい。順番は個人投資家意思決定に影響を与えそうな順。

1. 低成長の国だからといって株式のリターンも低いわけではない

理屈上、株式には、低成長でもリスクフリー金利よりもかなり高いリターンがあっておかしくないし、マイナス成長でもそれは同じなのだ

(中略)

将来の低成長自体はその予想が株価に十分織り込まれたなら、後のリターンにとって問題ではない。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/4007

直観的にはかなり受け入れがたい主張の筆頭。行動ファイナンス的には、その直観に抗って合理的に考えられる投資家が得をするのだろう。

2. 外国債券は、国内債券と比べて期待リターンが高いとは言えない

外国為替市場では、通貨の交換比率と金利がセットで取引されているので、高金利通貨をロング(買い持ち)しても、低金利通貨をロングしても、母国通貨ベースで期待される利回りは基本的にはどちらが高いとも言えない

(中略)

外国債券は、国内債券と比べて期待リターンが高いとは言えないのに、そこそこの大きさの為替リスクがあるので、リスクに対するリターンの割が悪いから持たなくていい

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/14921

10年債利回りが4%という2024年投資環境に刺さる主張。ただ為替理論から本当に理解しようと思うと難しすぎて私は諦めた...

3. 株式インフレ中立

長期的には株式のリターンに対してインフレは「中立」だと考えられる

(中略)

インフレから」あるいは「インフレに備えて」何か特別なことをしなければならないとか、何か有効なことが出来ると思わないようにしよう。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/39905

投資業界の作るマーケティングストーリーに踊らされることに山崎氏警鐘を鳴らされていた。

4. ドルコスト平均法は気休め

ドルコスト平均法投資として有効リスク・リターンの関係改善している(たとえば分散投資のように)と考えているとすると、それは「勘違い」なので、正しく理解しておきたい。

(中略)

ドルコスト平均法が、「ゆっくりリスクを取っているだけだ」ということと、「買った後のリスクは縮まないし、積み立て後半には、リスクが過大になっていないか注意が必要だ」という2点を押さえておいてほしい

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/24299?page=5

ドルコスト平均法に説得されて積立投資を始めてみようと思った人にはショッキングな主張。ただ害もあまり大きくないと感じたのか、晩年山崎氏ドルコスト平均法に対する態度をいくぶん軟化されていた印象。

5.「ハイリスクハイリターン」の原則為替取引コモディティなどのゼロサムゲームには通用しない

ハイリスクハイリターンの原則」と呼ばれるのは、リスクが大きな資産は平均的なリターンが大きくなるよう市場価格形成されるということなのだが、この対象になるのは、株式債券不動産への投資のように、生産活動お金(≒資本)を提供する際の価格だ。

(中略)

市場で売り手と買い手が「ゼロサム・ゲーム的」に将来の価格を当てる競争をする構造マーケットでは、「ハイリスクハイリターンの原則」は働かない。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/32090?page=3

山崎氏プラスサムゲームを「投資」、ゼロサムゲームを「投機」と呼んで区別されていた。常々おっしゃっていた「投資リスクプレミアムのコレクションである」という主張とも通じる本質的な教え。

2024-01-04

2024年版・初心者が知るべき暗号資産投資の始め方

皆様明けましておめでとうございます

この記事では、暗号資産投資を考えている初心者の方向けに、いま界隈がどういう状況になっているか、もし投資するとしたらどのようにアプローチしていくべきかを身も蓋もない形で説明します。

1.今投資するとしたら、何に投資すればいいか

以下のどれかが望ましい。


2024年のメインイベント米国ETFビットコイン半減期、そして利下げ開始である

まり主導権は米国経済でありつつ、暗号資産のサイクル的には半減期通過で一定の期待が持てる状況。

ビットコインはまもなく米国現物ETF判断が出て、かなり確度が高く承認の見込み。質のいい資金流入が期待できる。

イーサリアムETF申請が行われており、こちらも確度が高い。スケジュール的にはビットコインの相当あとになりそう。

コインベースは、これらのETFカストディアンとしてほぼすべての申請指名している。新NISAビットコインETFはまだ買えないので、もしその枠で検討するならコインベースがいいだろう。ただし、コインベース自分の鍵で管理できるアセットではない。分散思想的にNGな人はビットコインイーサリアムを買えば良い。

上記三種以外にお金を入れる人は、自信過剰な界隈の猛者か、資金を最速で失うお客様である。これを忘れてはいけない。

上記で挙げなかったが、ソラナ(SOL)とアバランチ(AVAX)は選択肢として検討しうる。ただ、ビットコインイーサリアムより遥かに価格変動が大きい。例えばソラナでいえば、以下の文脈を踏まえた投資必要

もし現時点で一つでも詳しくないトピックがあるとしたら、貴方情報で劣後している。投資家ではなく出口様である。止めておいたほうがいい。



2.大きなイベント説明

主に今年前半、以下のイベントが発生し相場に影響を与えうる。

①【価格上昇要因】ビットコイン現物ETF承認

1月初旬(というか数日中)に承認されそう。承認後は資金流入が期待できるが、事実売りで低迷期があるのではないか?と懸念されている状況。

②【価格上昇要因】ビットコイン半減期

2024年4月になりそう。売却圧が減りテクニカル的に煮詰まることで、半減期後しばらくすると価格が急騰すると一般的には言われている。現在のところ再現性もある。ただし、半減期前後で毎回大きな調整が発生している。

③【価格上昇要因】イーサリアムアップデート

2024年3月ごろになりそう。いわゆるレイヤー2と呼ばれる連中の取引手数料が減ると思えばOK

④【価格下落要因】米国の利下げ

いつ始まるか不明

利下げが始まると、一般的には債権資金流れるため、株やコモディティ価格は下がりがち。

①②③の価格押上効果は強そうだが、④を考えると、通年でのんきに価格が上がっていくというシナリオは考えづらい。

かなり高い確率で、大きめの調整があるだろう。そのため、どのタイミング資金を入れるかはよくよく考える必要がある。

株の暴落があると思うなら調整を待てばいいし、難しいことを考えたくないならドルコスト平均法でのんびり買えば良い。

暗号資産業界に興味があるからNISAコインベースを買って放ったらかします」も悪い選択肢ではない。

3.この暗号資産はどうか?(という潜在的質問に対する回答)

上記以外にお金を入れるな。これに尽きる。インフルエンサーが様々な暗号資産を煽るだろうが、彼らは本質的に出口を欲している。あなたお客様だ。ゲームGPSAI、新興チェーン、まあとにかく手を変え品を変え出てくるだろう。

だが、どれほど詳しい人であっても、基軸となるトークンよりも良いパフォーマンスを出すことは至難である

2023年の年初にBTCを買ってホールドすれば、資産は3倍弱になっていた。大きな声を出してキラキラと煽る彼らがそれ以上の利益を出せていたか?答えはNOである。もちろん例外はいるが、そんなのは例外に過ぎない。

ブロックチェーンゲームで良作が出たとしよう。あなたはそのトークン買ってはいけない楽しいゲームが出たら遊べ。シンプルにそれだけでいい。買うな。初心者が、界隈の猛者を差し置いてラッキーパンチを引けるか? そんなことは不可能である

BTCとETHを以外を買った場合あなたは高確率お金を失う。

4.各勢力の身も蓋もない状況説明(非初心者向け)



ビットコイナー】

Inscriptionのせいで、これまでシットコイン製造機と散々バカにしていたスマコン通貨と同じ悲劇ビットコインで発生。

ビットコインは最早シットコイン製造機であり、ギャンブルの本場であるETF賛否と合わせてコミュニティ意見割れる。

彼らの本音と建前を書くとこうなる。

Inscription:

本音)俺たちの大好きなビットコイン上でカジノ遊びしやがって、ふざけんな絶対に許さん

(建前)Permissionlessなので止めることはできない。手数料が増えることも持続可能性にとってプラスである

ETF

本音ビットコイン価格が上昇するのは超嬉しい!

(建前)ETFは、自分の鍵を自分管理するビットコイン本来のTrustlessに反する動きである賛同しない。

建前の発言本心から発しているビットコイナーは少ない。

【イーサリアン】

ソラナの猛追を受けて自信喪失気味。待望のアップデートが目前、Modularの筋の良さも相まり決済レイヤーとして展望が良くなっている状況でこれは不思議極まる。

一方でOFAC準拠バリデーターが増加傾向だったり、バブル期弱者から資金を抜きまくっていた勢力がエアドロにタカり始めた結果、本家シットコインカジノの汚い輝きが増してきた。彼らは投機を越えた投棄勢であり、ロクな連中ではない。イーサリアム界隈に行くなら注意しよう。

【Binance(バイナンシアン)】

Trustlessの世界で、CZをTrustする不思議なひとたちがかつていた。米国に押し込まれた結果、王国は半壊。パーティー会場として散々散らかされたBSC廃墟と化し、深刻なアイデンティティ危機に見舞われている。opBNBはOP stackを使って構築されているが、BSC共通する文化、つまりオリジナルに対する敬意が極めて希薄コピーキャットを礼賛する連中の集まりのなかで、Pancakeだけが唯一、勢力を保っている。

SOL(ソラナー)】

2023年に最大の利益を得た勢力。といっても、「FTX崩壊事件後、ATHからどの程度戻したか」という指標で見ると実は他とそんなに変わらなかったりする。開発者コミュニティが残り継続的アクティティがあるのは素直に称賛されるべきだろう。とはいえ、JLPはオラクル決済型GMXとほぼ同じ設計で、Bonkはミームである。現状、何もかもが足りていない。FTXの巨大な売圧はまったく解決していないし、他と比べたときの高インフレ体質は調整時の脆弱さにつながる。もちろん高値更新を続ける可能性はある。だが、イキリ散らかした後始末はどこかで歪みとして発生するだろう。

アバランチ

ModularのETHとモノリシックSOLに囲まれて、存在感がどんどん薄くなっている。

イーサリアムアップデート後はさらに苦しい立場になりそう。最近Avalanche Foundationがミームトークン出資する発表をしていたが、まさに迷走を象徴している。

COSMOS勢】

ATOMはもう救えない。みんな諦めた。可哀想に。Celestiaが生まれたことで、Modularの中心候補としてイーサリアンと奇妙な共闘状態になりつつある。同床異夢となるかは分からん

DoKwonが、事業失敗ではなく単なるポンジ詐欺師だったことは様々な報道裁判で明らかになっているが、全員目を背け忘れたフリをしている。

過去に煽ってた連中は涼しい顔をして別のプロジェクト推している。

あとこいつの問題は、「これを買えば安心」という基軸がないこと。これに尽きる。Tia高すぎるだろ。

【Poladot勢】

もう救えない。polkadot sdk微妙に使われているが、そいつらが生き残っていけるかは不明。生き残ったとしてもDOT本体とはあまり関係がない。現在構造競争に勝ち抜くのは無理。

【他の勢力

無理。がんばってください。

5.業界に対する身も蓋もない状況説明

期末時価に対する税制改正など、バズワードだったWeb3をテコにした法改正はとてもうまく立ち回っている印象。汗をかかれたかたはお疲れ様でした。一方で一向に統一されないJVCEAとJCBAトラベルルール相互に送付ができない取引所など、なんでそうなるねんという状況が多い。控えめにいって業界としてのガバナンス能力がない。

経営層もさー、明らかにプライベートスマコン触ってないでしょ? そういう人が指揮をとるのは業界の損失なので、さっさと後進に道を譲ってください。

それでは、良い暗号資産ライフを。

2023-12-26

コモディティ的に「正しい分配」ができてて何より(笑)

[B! 自治体] ふるさと納税リアル あなたの街は勝ち組負け組

https://l.pg1x.com/LfK1tYHVENaGHiaC6


税なんか公平じゃなくていいんだよ。

都市生活者税金地方還流させる。

それでいいんだよ。

金を還流させる間にウマウマするのは「手数料(笑)商売」として正しいだろ、銀行屋ども(笑)


都市は黙って企業から金吸ってろ。

2023-12-23

1%成功するか、99%失敗するか

ある人が起業するとき起業相談を受けたことがある。

その内容は世の中にある課題感とあっていたし、統計的有意かどうかといった研究はその時点でほとんど行われておらず、これからサンプルリングしてそのことを実証するのは数年ぐらいかかるだろうという見込みは容易に想像できた。そして検証した結果が有意ではないという結果になる可能性もあった。しかし、私が知る限り、世の中で誰もやっていないビジネスアイディアではあった。(素人ながら) 私の感覚的にはいくらか効果はあるんじゃないかという期待感をもてるような内容ではあった。私は起業家のキャリアビジネスアイディアの斬新さも含めて応援するつもりでアドバイスしていた。そして成功する可能性が1%あると思っていた。

しかし、3ヶ月後にその起業家と会うとピボットしました、前に説いたビジネスアイディアでは融資を受けられないのでまずはお金を稼ぐ現実的サービスを作ることにしたという。すでにコモディティとなっている web サービス劣化コピー特定業界向けに作ると言い出した。web サービス世界というのは1位が大半のシェアもしくは売上を総取りし、2位以下が残りの少ないシェアを分け合っているという状況が起きやすい。その web サービスになんのノウハウ思い入れもない人が、先行者利益を得ている競合がすでに数社いる web サービス最後から起業したばかりの会社黒字化できるように私からみえなかった。目的がてっとり早くお金を稼ぐためと話していて、これは99%失敗するなと私は思った。

どちらもうまくいく可能性は1%なのに、話していて「成功」という言葉が思い浮かぶかどうかが異なることに気付いた。

2023-12-18

はてなーの皆さんはお上品なものばっかりお口に運びなさりますなぁ

ギレルモ・デル・トロが『ゴジラ-1.0』を大絶賛!「奇跡だ」|シネマトゥデイ

https://l.pg1x.com/JtVcUbvARtYTzNRH8


事あるごとに「演技演技演技」ってバカじゃねはてなー共。

オマエラの「物事機微が画面に出てて、人間性を抑えて、それで味わい深くなる画面」を演技、って思ってんのかよ(笑)

バカジャネーノ。いいんだよ。大衆娯楽なんだからソースどばー、で。


そりゃ米帝作品に「親子の確執和解」が入っている度「くそつまんねーんだけど!いらねー!」って叫ぶ人たちが後を絶たない訳だ。

まぁ、俺もキンバリーは嫌いだけどさ。コイツ事態をややこしくしてる面が大きすぎる。古いな(笑)しらねーよな、平成キッズ共は、『24』ってドラマ


どうせ俺の大好きな『私家版』とか見ても「わけがわかんねーんだけど!」っていうのが目に見えてんだよ、はてなーバカコモディティ共が。


いか映画好き嫌いなんてのはなぁ「ソイツの生きてきた時間環境“だけ”が影響を与えるもの」なんだよ。

何を食って何を見て何を感じて何を理解して何を嗜好するか。それだけなんだよ。

良いも悪いもねぇよ。

ヴァンパイア最後聖戦』なんかOP5分10分で「おもしれー!最高!もう大丈夫!」って評価Sを上げていいんだよ。

中身とか伏線とかそういうのはどうでもいい。娯楽なんだから


オマエラ、スノッブの悪い癖はなぁ「何にでも意味を求め、何にでも価値を求め、何にでも善性を求める」ことなんだよ。

人間邪悪。7つの罪が前提のどうしようもない消費しか行わないクソ霊長なんだよ。

たかが1個の作品が、好きなカテゴリーからって「神木隆之介の演技がクソ!」って怒鳴り散らそうが、デルトロには「最高!」ってなったらひっくり返せないの。

からオマエの感想を言った後は、他人感想は『なるほどそれもアイカツだね!』ぐらい棚上げして気にするな。

対抗した言葉を吐くな。それでデルトロ感想が変わることも、デルトロの出した評価が変わることもねぇんだよ!

オマエラスノッブの反吐を見たくないから、反吐を吐くな。

2023-10-05

anond:20231005153935

とは言え、売り手相場・買い手相場ってのはあるだろ。需給関係な。 むしろ熟練労働者というか低レベル労働者こそコモディティから影響を受けやすいわけで。

運送業者トラックドライバー)が足りてるうちは値切れるとしても、そもそも数が足りなくなってきて輸送需要が満たせなくなってきたら、そうも言ってられんだろう。

2023-09-27

anond:20230927091409

PHPjavascriptは、ウェブ屋にとって常識であり、知ってて当然みたいなコモディティ感がある。

2023-08-16

ルーブルが安くなったら何が欲しい?

海産物石油燃料といったコモディティは除く。自分ニキシー管とかしか思いつかんな。ミリオタなら、垂直離陸の特許とか買うかもしれんが。

2022-12-05

FRB の時期尚早なピボットへの期待

市場は、インフレ率の低下により、連邦準備制度理事会が方向転換を促し、2023 年に金利を引き下げるとの期待から反発しています

時々私たちは聞きたいことを聞きます.FRB議長ジェローム・パウエルFOMC7月会合後にマスコミに「ある時点で」引き締めのペースを遅くすることが適切になると語ったとき市場はそれをFRBが利上げのペースが鈍化するだけでなく、2023 年には利下げを開始することさえありました。

FRB は 7 月に 2 回連続で 75 ベーシス ポイントの利上げを行い、9 月には 3 分の 1 の利上げを続けましたが、中央銀行による差し迫ったハト派のピボットへの期待が S&P 500 の 9.1% 上昇を促進し、7 月は2020 年 11 月以来の株式にとって最も強い月。2022 年末のフェデラル ファンド レートの見積もりは、6 月中旬の水準から 40 ベーシス ポイント低下して 3.3% になり、2023 年末見積もりさらに 100 ベーシス ポイント低下して 2.7% になりました。これらの動きは、FRB が 1980 年代以来最速の利上げサイクルを行った後、来年利下げを行うと市場が予想していることを示唆しています

2022 年と 2023 年の両方のフェデラル ファンド先物の下落は、インフレFRB の利上げペースの両方がピークに達したという市場参加者感情の高まりを反映しています。そしてある程度、彼らは正しいです。インフレ率は短期的には低下傾向にあると思われます。そして明らかに、ある時点でFRBは利上げのペースを遅くするでしょう。

しかし、市場考慮していないのは、インフレ率が低下するリスクですが、依然として高水準にとどまっていることです。2 桁のインフレにつながった 1970 年代半ばの「ストップ アンド ゴー」金融政策の悪影響を FRB認識していることを考えると、利上げ後すぐに利下げを行う可能性は低いと言えます

そのため、中央銀行は、インフレ率が 2% の目標に向けて下降傾向にあるという明確な証拠が数か月にわたって得られるまで、引き締め政策を維持する可能性が高いと考えています。秋には利上げのペースが鈍化するかもしれませんが、それはFRBが利下げを行う環境とは大きく異なる政策環境です。

インフレ市場が望んでいるよりも粘着性がある

消費者物価指数 (CPI) で測定されたインフレ率が 6 月に 9.1%ピークに達したという期待は、コモディティ価格の下落とサプライ チェーンのボトルネックの緩和によってもたらされました。それにもかかわらず、インフレ現在範囲に及んでおり、商品価格の上昇から経済サービス部門に移行しています。これらには、賃金家賃などの住居費などの分野が含まれます。これらは粘着性があり、コモディティ主導の総合インフレ率よりも調整に時間がかかります

FRB当局者はまた、あらゆる機会を利用して、経済の弱体化に直面してもひるむ可能性が低いことを強調してきました. パウエル議長は、7 月の FOMC 会合の後、経済力を犠牲にし、労働市場を弱体化させなければならないとしても、FRB の最優先事項はインフレ率を 2% の目標に戻すことだと繰り返しました。

株式ボラティリティ高まる可能性がある

株式市場は長期投資家にとってより魅力的に見えます。これは、感情が洗い流され、消費財通信テクノロジーの大幅な下落、および一部のセクターでの収益予想の再設定を考慮するとです。それでも、経済の弱体化に伴う利益率への継続的圧力を反映して、アナリスト収益予測は引き続き低下しているため、株式さらなる弱体化とレンジバウンド市場が予想されます

インフレに後押しされた収益は、第 2 四半期の収益シーズン中にアナリスト予測をほぼ達成していますが、多くの企業は、ドル高が海外収益に与える影響、投入コストの上昇、消費者需要の軟化、および賃金圧力対処するため、利益率の低下を報告しています。 1980 年代以来、これほど高くはありませんでした。

2022 年と 2023 年の S&P 500 の収益予測は、先月下落したにもかかわらず、依然として不安定です。S&P 500 の収益倍率は現在推定17 倍であり、長期的な平均を上回っており、収益が引き続き低下する可能性が高いというリスクを反映していません。FRB は 2% の個人消費支出 (PCE) インフレ率を目標にしているため、ここから複数の景気拡大はありそうにないと考えています

https://www.bnymellonwealth.com/insights/investment-update-hopes-for-a-fed-pivot-premature.html

2022-09-12

anond:20220912000719

いやいや俺も専業なんだがゴールドコモディティ別にするのが専業の証ってどんな理屈よw

世界情勢見ても妥当ラインナップじゃないし各アセット割合も書いてないからそれこそ適当にググっただけに見える

これ自演でしょ

2022-09-11

anond:20220911204809

見事に馬脚を現したなぁ。

「今の時期は株式投資おすすめできない」というのはまぁ一理なくもないが、それで勧めるのが米国債コモディティて。(ゴールドコモディティの一つなのでそもそも分けて数えてるところに少し違和感

なんで利上げをすると株式相場が下落するのか、その理由をこの増田理解してなさそうだ。

前回のマネーサプライ万能説みたいなのを見ても相当怪しかったが。

あと資産額を匂わせて無理やり意見を通したいのなら最低でも証券口座スクショくらいアップロードしてください。

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