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はてなキーワード: デジタルとは

2024-12-13

攻撃的なおじさんが生成AIを手にして、コミュニティ破壊された

生成AIコミュニティ破壊されると言うと絵師クリエイターコミュニティかと思われるが、そうではない。

とある分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)に関するコミュニティである。少しブラフがあるのは許してほしい。

デジタルトランスフォーメーション笑と馬鹿にされそうだが、意外と、このコミュニティで様々な成果が出ていた。ただし、1人の中年男性が常に攻撃的だったことがコミュニティを悩ませていた。

攻撃的と言っても嫌味を書き連ねる程度で、本人もそれなりに貢献していたので「あの人はあんな感じだよね笑」と流されていた状態だった。

しかし、生成AIの登場で雰囲気が一変した。彼は生成AIを味方にして攻撃を加速させたのである

嫌味を言っているときは誰も表立って味方してくれなかったが、ChatGPTは彼の質問忖度して、なぜ相手が悪いか、なぜ彼は正しいかということをひたすら述べてくれる。

彼はこれがよほど嬉しかったようで、ChatGPTのスクショを添付して根拠付きの嫌味を展開するようになった。

当然ChatGPTのスクショ根拠になりうる訳などないのだが、彼はハルシネーションという概念を知らないか意図的無視しているため、根拠になると信じているようだ。

そしてChatGPTが画像生成機能を搭載してからさらに嫌味が加速した。そう、画像を使った嫌味の投稿に乗り出したのである

たとえば彼が対立している人を害虫として描き、彼(彼ら)が被害を受けているようなニュアンスの絵を投稿するようになった。これはもう、嫌味ではなく中傷といってもいいかもしれない。

この頃にはもはやコミュニティ新規参入する者はいなくなったほか、以前活発だった者すら書き込まなくなった。ひたすら、彼が生成AI活用する姿がコミュニティを埋め尽くしている。

コミュニティ性善説運営されており、行動規範は定められていないので、彼を追放する方法はない。時すでに遅しである

今更追放したところでコミュニティが復活するとは思えないし、彼は追放した人に対して中傷を加速させるだろう。攻撃的に振る舞う人物を窘めるのは困難で、誰もそんな役目を担いたくない。

誰も窘めずに見て見ぬふりをしたからこうなってしまったのだが、誰がどこで手を打てばよかったんだろうか。

最近、彼は動画生成を使い始めたようだ。今度は悪意に満ちた動画投稿されるのだろうか。

2024-12-12

嘘松レビュー嫉妬系悪質メール) 2024/12/12

悪質匿名メールシリーズ嘘松さんの作品について、僕の方が先に考えてたのにみたいなことが書いてあった、と。

うーん…

意図は分かります

要は、自分作品有象無象に妬まれるほどの独創性を持っている、ということにしたいのでしょう。それは別にいいです。昨日も書きましたが、自分上げは嘘松の華ですからね。

しかし、この匿名メールシリーズそもそもの設定がちょっと弱いのではないでしょうか。

これまで何度も悪質メールが届いたと言いながら、その根拠はほぼ嘘松さんの証言だけ。体験談ならともかく、メールのようなデジタル情報なのに、具体的な引用スクショほとんど無いのは、リアリティの面でマイナスとなります

ここはひとつ、「メール」という設定を一旦白紙に戻した上で、マシュマロ質問箱等に切り替えてみるのはどうでしょう

これら匿名質問サービスなら、仕組みがガバガバなので自演カンタンに実行できますし、送られてきた(という設定の)悪意のこもった文面を、読者にも動かぬ形で共有することができます

事実オタククリエイターvtuberの間では現在、異常な内容の匿名質問晒してバズを稼ぐことが「マシュ松」として既に一般的手法となっています

嘘松としての飛躍を目指す嘘松さんにとっても、こうしたサービス有効武器となると思うのですが…一考してもらえないでしょうか。

2024-12-11

anond:20241211181508

ペイペイでもいいのだ!ペイペイや他のデジタル決済サービスは、クレジットカード決済とは異なるルールポリシーを持っていることがあるのだ。だからエロ規制が少なかったり、利用しやすかったりする場合もあるのだ。でも具体的な規制や使い方はサービスごとに違うから確認してから使うと良いのだ!どんどん使っちゃえなのだ

anond:20241211110115

YMOYellow Magic Orchestra)は、日本音楽史において極めて重要位置を占めており、その評価の高さは革新性、音楽的影響力、そして国際的成功に基づいています。以下に、その評価を支える要素を日本音楽における歴史的文脈革新性を交えて詳説します。

 

1. 日本音楽史の中での位置づけ

 

a. ポップとテクノロジーの融合

YMO1978年に結成され、日本のポップ音楽歌謡曲演歌)が主流だった時代に登場しました。当時の音楽シーンにおいて、テクノロジー積極的活用した音楽制作画期的でした。

シンセサイザーリズムマシンシーケンサーといった電子音楽技術を駆使し、日本独自音楽性と融合させることで、ポップ音楽に新たな次元を開きました。

 

b. 日本初の「テクノポップムーブメントの牽引

日本で「テクノポップ」というジャンル確立し、他のアーティスト坂本龍一高橋幸宏細野晴臣がそれぞれの活動を通じて影響を広げました)を巻き込む形で、テクノロジーを基盤とした音楽の普及に寄与しました。

YMO成功きっかけに、テクノポップ一時的ブームとなり、プラスチックスピチカート・ファイヴなど後のアーティストたちに影響を与えました。

 

2. 革新

 

a. 電子音楽パイオニア

• 当時の音楽シーンでは、電子楽器使用は主に実験音楽映画音楽限定されていましたが、YMOはそれをポップミュージックに取り入れました。

アルバム『Solid State Survivor』や『BGM』では、シンセサイザーリズムマシンを駆使しながらもキャッチーでありながら知的楽曲を作り上げ、多くのリスナーを魅了しました。

 

b. サンプリング技術の先駆け

楽曲Technopolis」や「Rydeen」では、当時まだ一般的でなかったサンプリングシーケンス技術を駆使しました。このアプローチは後のエレクトロニカヒップホップハウスなどに直接的な影響を与えました。

 

c. グローバル視点音楽制作

細野晴臣のエキゾチシズム、坂本龍一クラシカル音楽教育、そして高橋幸宏ロックポップス志向が融合し、多文化的な音楽を生み出しました。

• 「東洋的なサウンド」を意図的に取り入れた楽曲(例: “Firecracker”)は、当時の西洋リスナーにとって新鮮かつ魅力的であり、日本独自音楽文化を国際市場に発信しました。

 

3. 国際的影響と評価

 

a. 海外での成功

アルバム『Solid State Survivor』は日本国内だけでなく、海外でも高い評価を受けました。特にアメリカヨーロッパエレクトロニカシーンにおいてYMO一種カルト的な人気を持つ存在となりました。

• 初期MTV時代にも、彼らのビジュアル表現スタイリッシュパフォーマンスが注目されました。

 

b. EDMエレクトロニカへの影響

YMO音楽は、後にテクノエレクトロニカIDM(Intelligent Dance Music)といったジャンルの発展に寄与しました。Aphex Twinエイフェックス・ツインダフト・パンクジャスティスなどのアーティストにその影響が明確に見られます

 

c. アジア音楽象徴

YMOは、アジアアーティスト世界的に成功する道筋を作ったパイオニアとして評価されています。彼らの音楽は、「日本高度経済成長期」における技術革新象徴する文化的な成果としても語られています

 

4. YMO哲学アイデンティティ

 

a. 未来志向美学

YMO楽曲アルバムアートワークは、常に「未来」を感じさせるものでした。例えば、『Technodelic』ではアルバムタイトル自体が「テクノ」と「叙情」を掛け合わせており、電子音楽人間感情統合する試みが見られます

 

b. 音楽テクノロジーの融合

メンバー全員が音楽だけでなく、映像テクノロジーへの深い関心を持っており、YMOライブパフォーマンスプロモーションビデオにおいて、当時としては非常に先進的な視覚演出採用していました。

 

5. 日本音楽界への影響

 

a. 後進アーティストへの影響

YMO活動は、坂本龍一細野晴臣が手がけたソロ作品プロデュース活動を通じて、多くの後進アーティスト(例えば、小室哲哉電気グルーヴPerfume)に直接的・間接的な影響を与えました。

 

b. テクノロジー重視の音楽制作文化

日本音楽制作において、MIDIシーケンサーデジタルオーディオ技術使用を普及させた功績は非常に大きいと言えます

 

まとめ

YMOは、日本音楽史において「テクノポップ」という新しいジャンル確立し、世界的な電子音楽の潮流をリードしました。その革新性は、音楽的、技術的、文化的な側面で非常に広範囲わたり現在でも多くのアーティストプロデューサーに影響を与え続けていますYMO存在は、日本音楽グローバルな発展とその多様性象徴するものと言えるでしょう。

怠け主義100人中50人がエンターテイナーの島では、労働時間が増える

 功利主義という言葉がある。どんな主義かというと、「全人類幸福を全て足し合わせた総量が最大になるように判断/行動していこう」という主義である。その主義を支持する人は一定数いる。

 それに似た考えで、私は「全人類労働の総量が最小になるように判断/行動していこう」という主義を持っている。驚いたことに、どんなに調べてもその主義には名前がついていないのだ。誰でも思いつきそうな考えなのに、誰も命名していないのだ(私の調べ方が悪かっただけかもしれないので、名前を知っている方がいたら教えて欲しい)。これを「怠け主義」と名付ける。

 怠け主義意識することがいか重要か、例え話を通じて説明しよう。

 例えば、小さなさな島国があるとしよう。その島国には、労働力人口が100人いる。100人は、水汲み、漁、狩猟、農耕、調理林業、埋葬、建築製造、修理、流通、あらゆる「それがないと生きていけない労働」をこなしていて、おかげで生活が成り立っている。労働時間は一日あたり4時間程度。貨幣制度はあってもなくてもよい。

 やがて、彼らは日々に退屈し、エンタメを欲する……音楽家噺家大道芸人が現れた。エンタメ需要は高まり、やがてエンタメだけで食っていける人が続出する。楽器職人イベンター広告代理音楽教師も現れた。手の込んだ服の生産や、手の込んだ料理をする人も現れた。←なくても死にはしない職業という意味で、エンタメに含める。人々からエンタメ需要はどんどん高まっていったために、職業多様化した……気づくと労働力人口100人のうち、50人がエンタメ依存する職業になっていた。人々は、なぜか疲れを覚えていた。なぜかはわからないが、自分労働量が倍に増えた気がするのだ。彼らは一日あたり8時間働いていた。

 岡目八目である神目から見ると「そんなの、本来100人でやってたはずの ”死なないための労働” を、今は50人がやることになってるのだから労働力は倍くらいになるだろう」と思うかもしれない。でも、島民目線から見ると、「エンタメのために金を払う行為が、自分労働量を増やすことに繋がっている」というのは、気づかないのではないだろうか。その2つは一見繋がっていないように見える。

 現実世界も、この例え話と同じである。娯楽を消費することが自分労働時間を増やす事に繋がっているとは誰も思っていない。

 そう思っているので、皆が「趣味で消費すること」を「経済が回る」と呼称し、ポジティブイメージ付与しようとしていることには違和感がある。

 よく「人々が○○を消費しなくなると、所得が減るし、働き口が減る」と言われるが、冷静に考えて、減った所得というのは減った支出に等しいのでメリットデメリット釣り合っているし、働き口が減ったなら、それまで毎日8時間かけてやっていた仕事を6時間にすれば働き口が33%増えるだろう。

 趣味での消費なんてしなければしないほど労働時間が減って安らかな生活に近づくに決まっているじゃないか。←これが本記事のメインの主張である

 現代労働時間が長すぎて精神や体を壊す人間がたくさん観測される。私の友人知人にもたくさんいる。贅沢している場合ではない。皆、消費をするのを(=この世に発生する労働を増やすのを)やめてくれ。

 具体的にはどのように行動していけば労働総和を減らしていけるのか、それはこの記事への反応があったら詳しく追記したいけど、とりあえず一つだけ挙げておこうと思う。

・よく、課金に多額を費やす人は正気を疑われ、狂人かのように扱われる風潮がある。

 例えば旅行に毎年40万使う人と課金に毎年40万使う人を比べると、一般的には後者の方が疎ましい人に思えるのかもしれないけど、怠け主義的に考えると前者の方が疎ましい人に思える。後者の方が、その趣味を消費することによって世の中に追加で発生する労働が少ないと思われるためである

 私の趣味は古い名作をデジタルで鑑賞することだ。過去の人が作った本や映画デジタルコピーをしまくるだけで無限未来人類欲求を満たせるなら、それが一番楽じゃないか

2024-12-09

anond:20241209232926

カジュアルに書いてねこっちの方が自然な感じしたから貼り直し

 

社会インフラ職の待遇格差ってヤバいよね?産業改革の話しようぜ

はじめに

今って技術戦争だの経済戦争だの言って「エリート万歳!高度人材確保だ!」って感じだけどさ、実際社会を回してる地味職(医療とか物流とか)の扱い、冷たすぎじゃね?これ、単なる格差じゃなくて、もはや「賃金差別」って言うべきレベル

で、怖いのはこの状況を隠そうとして、「お前ら努力してないからだろw」みたいなヘイトスピーチ的な話がガンガン流れてるってこと。正直、見ててしんどいわ。

社会インフラ職が軽視されてる現実

 

医療教育物流建設農業とか、要は社会の骨組み担当職業が軽く見られがち。けど、これらが回ってないと、俺たちの生活なんて一瞬で詰むわけ。

でも現状はどう?待遇低いし、労働環境キツいし、誰がやりたがるの?って感じ。具体的に見てみると:

1. 運送物流

サプライチェーン支える超重要ポジだけど、低賃金過酷労働おつ。

2. 小売業特にスーパーとか)

生活必需品を安定供給してくれるけど、雇用不安定で働く人バテバテ。

3. 建設

• 街作りも災害復旧もお任せだけど、若手不足で技能継承ピンチ

4. 農業

• 食料安全保障の要だけど、収入不安定すぎて後継者いないっす。

 

これらの仕事重要性はガチなのに「いや単純労働だしw」ってナメられがち。さらに、「低収入のやつは社会インフラタダ乗りしてる」みたいなデマが広まってて、正直ブチギレ案件

 

現状のヤバさ:インフラ崩壊危機

 

こんな扱いじゃ当然人材来ないし、問題山積みよ:

1. 人材不足

若い人が「やりたくねー」って感じで誰も来ない。

2. サービス低下

• 人が足りなくて仕事クオリティ下がる、地域サービスも維持できん。

3. 地域への影響

地元経済が衰退して、災害対応とかもガタガタになる。

 

富裕層ちゃん税金払ってもらおうぜ

 

この問題解決するには、金持ち大企業もっと税金払ってもらうしかないっしょ。でも、それやろうとすると「海外に逃げられるぞw」みたいなこと言うやつがいるんだよな。

でも、OECD調査とか見るとさ、富裕層ってそんな簡単海外行かないのよ。理由は:

事業とか人脈とか地元根付いちゃってて移動ムリ。

日本社会インフラ教育医療)がクオリティ高すぎて離れたくない。

しろ税金ちゃんと使って社会安定させる方が、金持ちにもメリットあるって話。

 

グローバル企業への課税も進めていこう

 

多国籍企業にもちゃん課税する流れは、最近ちょっと進んできた。たとえば、国際法人税率を最低15%にしようって動きとか。これのおかげで:

• 税率の競争を抑えられる。

企業の「税金逃げw」を防げる。

 

でもまだ課題はある。タックスヘイブン対策とか、デジタル企業課税方式をどうするかとかね。

 

技術産業社会インフラバランスを取るのがカギ

日本って資源ないし、人口減ってるし、もう技術重視で産業改革するしかない。でも、それが「エリートだけ得する」とか言われて、話が進まないのが現状。

でもさ、新しい技術産業が伸びると:

• 富が増えて再分配の元が増える。

生産性上がって労働環境改善する。

• 新しい雇用生まれる。

こういう良い循環が生まれから社会全体の底上げになるんだよね。

何をすべきか

解決策としてはこんな感じ:

1. 社会インフラ職の重要性をちゃんと認める。

2. 税制改革富裕層に適切に負担してもらう。

3. 成長産業を育てて新しい雇用を作る。

4. デマデータでぶっ潰して議論健全化する。

まとめ

社会インフラ職の待遇改善とか産業改革とか、めっちゃ難しいけど大事な話。表面的な対応じゃなくて、ちゃんとした改革を進めないと、社会全体がヤバい方向に行っちゃうよねって話。

トレッドミルで走ってて思った婚活のこと

皆さんはトレッドミルを御存知でしょうか?

もしくはランニングマシンと言ったほうが聞き馴染みがあるかもしれません。

使ったことがある方ならおわかりいただけると思いますが、いくら走っても全然時間の経過が遅く感じます

まるで刑罰じゃないかと思ったことが何度かありますが、それもそのはずトレッドミル起源刑罰器具だったとかなんとか。

この拷問のような時間も納得できますね。

筆者は近頃この拷問器具の上で苦痛時間を過ごしております

というのも、会社の付き合いでランニングイベントに出ることになったからです。

普段ジムで白目を剥きながら筋トレしてる筆者ですが、持久走は大の苦手です。

いくらカジュアルイベントとはいえゼェゼェと苦悶の表情を浮かべて走るのは良くないかと思いトレッドミルトレーニング機能を使って走る練習をしているのです。

先程も言いましたが、トレッドミルで走ってみるとどうも辛いのです。

例えばトレーニング機能で5km走るともう…。

きっとそれは周りの景色が変わらずジムの白い壁が目の前にあり続けること、ただ時間の経過と走行距離を表示するトレッドミルデジタル表示の無機質さがそうさせるのでしょう。

かなりの時間が経ったはず、かなりの距離を進んだはず、なのに何も変わらない、進んでいるのかどうかもわからないというのはなかなか辛いものです。

走っているうちにバカバカしくなって止めてしまおうと思うのですが、やっぱりそれは負けた気がするし…の繰り返しです。

そんな中今日走っていたところ、ふと「いくらやっても進捗がわからない」という感覚婚活に似ているなあと思いました。

ところで筆者はアラサーで周りは結婚していってるお年頃です。

友人たちは父になり、母になり、2人目もでき…といった具合に。

つい先日も友人から結婚の報告がありました。

しかし筆者は何の進捗もありません。お一人様です。ソロプレイです。観客0人ワンマンライブです。

からの圧が年々強くなってます

もちろん何もしてないわけではありません。

アプリだなんだで出会ってみたりしてますが、イマイチうまくいきません。

上手くいったと思えば失敗し、失敗したと思えば失敗し。

何がダメだったのか、どこで間違えたのか、何もわからずに次を…の繰り返しです。

きっと前に進んでいるんだと思います。なにか学んだこともあるはずです。

諦めかけたことは何度もありますが、「結婚タイミング」だとか「世界に何十億も人がいるんだから、ぴったりな人がきっと見つかる」という言葉を信じて走ってます

しかいくらやっても進捗がわからない、どれだけ走っても終わりが見えない、これが今の私の状況です。

この感覚トレッドミルいくらかの距離を走るのと似ているなあと思います

いくら走っても終わりが遠いトレッドミルいくらやっても進まない婚活

体力的に責め立てるトレッドミル精神的に追い詰めてくる婚活

一体どちらの刑罰の方が楽なのでしょうか?

しかも周りから見ると何やら滑稽に見えてしまうところも似ているように思います。(これは言い過ぎでしょうか。)

しかしやらないことには何も進まない、何も得られないのも事実です。

幸いトレッドミル婚活も終わりはあります。それがわかりにくいだけでいつかきっと終わります

その時を目指してただただ愚直に走るしかないのでしょうか。

ところで、トレッドミルでそれなりに走ったあと、降りてみるとふわふわとした感覚があります

酔ったような変な感覚ですが、筆者そういう時ついつい一歩、また一歩と前に踏み出してしまます

ふらふらとおぼつかない一歩ですが、なんだか前に進めた気にもなるので個人的には気に入ってます

こうやって誰かと一緒に一歩、また一歩と前に進んでいければいいのにな、そう思いながら家に帰る毎日です。

anond:20241209152604

演出テーマとか見せ方とかを考えてデザインを討論して描けるイラストレーターが、そう言うことを言語化してプロンプトにしなきゃならないAIオンリー絵に負けることはないと思うが…

そう、その通り。そもそもAIイラストレーターが互いに潰しあう存在という認識が間違ってる。

演出とかテーマとか見せ方を考えてデザインを構築する能力を、AIとかデジタルツールでより効率化、高クオリティ化するのがあるべき姿だと思う。なのにAI反対派はそういうメリットからは目をつぶってAI技術のものに反対している。問題はそこじゃないのに。

正直AIオンリー絵なんて嫌がらせくらいでしか使えないしこれから廃れていくと思うからもっと長い目で建設的な案を出せたらいいのに...と思ってる。

anond:20241208153806

単に今までデジタルイラスト界隈がバブル状態で、自尊心を満たし小銭を稼げてたのが、崩壊するからキレてるだけだろ。盗用云々言って暴れてるけど、権利的にクリーンAIなら彼らが受け入れられるかと言えば、そうではないだろうな。

他の芸術分野は、ろくに稼げなくても自己創作と向き合って来たんだから絵師界隈も大人しく原点に戻ってそうしろよ。今までがバブルだっただけだ。

anond:20241209095444

ぱんだスタンプラリー検索するといっぱい出てくる

時代の流れか「デジタルスタンプラリー」もあるが、インバウンドさんにはどうなんだ

2024-12-08

最近漫画単行本コミックって異常にページ数が少ないの多くない?

気のせいかな。

からこんなもんだったっけ?

もうデジタルしか読まないから本の厚み、みたいなのが物理体感でわからなくなってるからさ、

そう感じるだけなのかな。

2024-12-07

近年のデジタルバブルの本性が見えた気がする

あれって絵描き徒党を組んでSNS上で脅迫してまわったり

シンパ攻撃させたりしていたおかげで不当に利益がつり上がっていただけなんだなって

生成AI騒動うんざりしていたところに今日とある漫画家中古書店攻撃しているのを見て思った(br

しか当の本人たちは二次創作利益を得ている

そのくせ経済全然知らないしだから自身二次創作がなんで擁護してもらえてるのかわかってない(br

安く依頼するなとか技術に金をといいながら際どい絵やエロ絵をフォロワー欲しさにゾーニングせず投下

そのくせシャドウバンされたら文句をいう

X広告文句をいいながら自分ファンボックスURLリンクポストする(br

以前から薄々感じていたこ

とうとう化けの皮が剥げてしまったのか気づいてしまった

最近絵描きに抱いていた不信感があれらを応援するオタクたちにも向いてしま人間嫌いが加速している

国の機関専門家馬鹿じゃないからこの惨状を目の当たりにしてしっかり分析している

この先あれらを国や法律擁護することは当分ないだろう

これからオタク文化はどうなってしまうのだろうか

anond:20241207125414

まじでデジタルツール使うのやめて手描きでグラデーションとか描いてから言ってほしいよな

激ヤバ引用者たちは「イラスト手書きで描ける俺たちスゲー!」っていうのがモチベーションで、いいものを作る技術とかは二の次なんだろうな

2024-12-06

消費税ってもっとダイナミックにできないの?

全国の決済システムクラウドに繋げてリアルタイム需要が加熱したら消費税が上がり、不況なら下がるようにすれば

そもそも政治的政策議論かいらんくね?

デジタル庁は動的消費税の決済システムを作れ

これこそ社会のDX化だよな

2024-12-05

マイナ保険証抵抗がある人はバカ、みたいな風潮があるけど、

身バレしたり、どこの病院だか分かっちゃうかもしれないから、詳しくは書かないけど、

自分が通院している大病院は、事務手続きが紙の保険証提示するのが前提で組まれてたんだよね

それがマイナ保険証になって、前提が崩れてしまって、事務手続きボトルネックが生じたりしてる

多分、これから事務手続きワークフローを変えるとか、何らかの対処をするんだろうけど…

自分マイナ保険証普通に移行できてるし、

個人情報ガーとか、そういう懸念あんまりないんだけど、

NHKでやってたけど、訪問介護スタッフが、客である寝たきり老人の紙の保険証を持って、代理人として薬局で薬をもらってくる、

というのがマイナ保険証だとできなくなって困ってる、という話を知って、なるほどなー、と思ったり…

訪問介護スタッフが老人のマイナ保険証を持っていったとしても、薬局認証するには暗証番号を聞き出すことになるし、

本人は当然薬局に行けないか代理人なわけで、顔認証もできない…😟

自分が思ったのは、例えば、マイナ保険証認証するあの機械機能が、簡単スマホでも動いて、

寝たきりの老人でもベッドでスマホカメラで顔認証したり、暗証番号入力してもらえば、

そもそも訪問介護スタッフ物理的に移動して薬局に行く、という手間暇さえも省略できそうだし、

薬局オンライン化は自分も使ってたことがあって、凄い便利になると思うんだけど、

現時点で、薬局オンライン化って、薬局それぞれがなんらかのWebサービスとかLINEとか使って実現してるんで、

マイナ保険証認証云々になると、国がそのシステムとか、なんらかの共通化された仕様とかを作らなければならないわけで、

そういうのをデジタル庁?とかがやるべきなんでないの?と思ったりするんだけど…

うそう、最初の大病院の話には続きがあって、事務手続きが紙の保険証前提だから

念のため紙の保険証を持ってってたので、それで助かった場面とかあったんで、

結局、同じ大病院内で、マイナ保険証既存の紙の保険証、両方が必要になったりしちゃったんだよね

これから何らかの対処をしてくれると期待してるけど…😟

2024-12-04

anond:20241204005524

ここでリフレ派の怨敵・白川悪魔将軍言葉を振り返ろう


論点2%のインフレ目標は正しいのか?

イギリス貴族院経済問題委員会で 開催された量的緩和策(QE)に関する公聴会での議員らと白川方明前日銀総裁質疑応答

https://www.tokyotanshi.co.jp:443/kato_report_doc/TW2106SP2d.pdf

リビングストーン卿:「あなたは中銀がインフレ目標を達成できていない問題言及した。中銀がただひとつインフレ目標を目指すことは正しいと思うか?平均式でいくべきか?実際のところ、2%は今後も正しい数字なのだろうか?」

白川

・私はこの局面で 2%目標修正することはあまり好きではない。ただしその理由は、2%が適切で神聖数字だと信じているからではなく、本気で今の金融緩和を続けていれば 2%を達成できると信じているからでもない。

・実のところ、もし私がインフレ目標最初から設定できる立場にいたとしたら、2%目標は好まなかっただろう。

・私が 2%目標修正を支持しない重要理由は、正しい数字が何なのかを我々が知らないことにある。より正確に言えば、金融政策をまとめる際にインフレ数字をどのように取り扱うべきなのか我々には分かっていない。

・2%目標一般的根拠には、2つの部分がある。

ひとつめのポイントは、インフレの計測には上方バイアス存在する、というものだ。もし我々が 0%インフレを達成しようとするなら、小さめのプラス数字目標にすべき、という意味である

バイアス上方なのか下方なのか私には分からない。物価統計品質調整されている。しかし、品質変化の測定は本当に困難な作業だ。スマートフォン品質変化を毎月計測することは可能だとあなたは本当に信じることができるだろうか?

・この問題を脇におくとしても、ダイナミック・プライシング無料サービスが広がっている時代において、個々の品目の価格をどうすれば認識できるのだろうか?

・2%を正当化することは難しいが、同様に 1%または 3%を正当化することも難しい。

・正直に答えるなら、インフレ率を測定することは、標準的政策論議仮定する範囲においては、厳格な科学とはいえない。

・2%目標の2つめの根拠は、政策バッファー余地)の必要性である(注:政策金利ゼロ%または若干のマイナスになると追加緩和が実際上難しくなるため、平常時はインフレ率および政策金利をある程度のプラスの水準に維持しておくべきという考え方)。私はこれに対しても懐疑的だ。

・例えば、中銀デジタル通貨が導入されて、ゼロ金利制約が存在しない状況にあるとしよう(注:政策バッファーいくらでも存在する状況)。

・この仮定のケースにおいて、我々は金利を深いマイナス、例えば、5%や 10%のマイナスに引き下げることができる。

(注:中銀が当座預金や中銀デジタル通貨にそういった深いマイナス金利をかけていく場合民間金融機関収益確保のために顧客預金口座にマイナス金利適用せざるを得なくなる。その際、中銀が現金を全廃していれば、現金を引き出すという預金者にとっての“逃げ道”は塞がれるため、中銀は政策金利理屈いくらでも引き下げることができる。)

しかし、これは問題解決するだろうか?それによって起きることは、支出タイミングを動かすに過ぎない。支出の総計を動かすことにはならない(注:マイナス金利を大きく深掘りしていったとしても、「需要の前借り」を起こすに過ぎない)。

・より根本的な課題として、インフレの変化は、中銀の金融政策運営にとっての合理的ガイドになり得るのだろうか?

パウエル FRB 議長はほぼ 3 年前にこう言っていた。「原因が何であれ、過去 2 度のリセッションを招いた安定性を損なった行き過ぎは、主として金融市場から来たものであり、インフレから来たものではなかったように見える。すなわち、リスクマネージメントにとっては、インフレよりも(金融市場における)行き過ぎの兆候の方が重要となる」。

・私は彼の見方に完全に同意する。ただし私は、物価の安定は金融政策目的ではない、と言っているのではない。

ポイントは、もし我々が、2 年や 3 年といった短い時間枠の中で特定インフレ率を達成することに執着するならば、経済金融市場で起きていることの全体感を見失うことになる。それは長期的にはマクロ経済不安定性を増大させることにつながり得る。

重要なことは、具体的な政策の枠組みにおいてそういった考えをどのように運用するかであって、2%目標をいじったり、平均インフレ目標のようなものを導入したりすることではない。

2024-12-03

過去呪縛から一歩前へ―妻へのプレゼントに込めた想い

この投稿は、私が過去孤独葛藤を乗り越え、妻への感謝を込めて一台のPCを贈るまでの記録です。同じように苦しみを抱える人たちに、希望や一歩踏み出す勇気を届けられたらと思います

新興宗教支配された子ども時代

私は、新興宗教を盲信する両親のもとで育ちました。家に軟禁されるような幼少期。5歳になるまで、外の世界ほとんど知らず、与えられたのはフリガナもついていない難解な宗教紙だけ。そこには、私が追いつくべき「理想信者像」が詰まっていました。

親の支配絶対的でした。同じ新興宗教信仰していない子とは友達になってはいけないと厳命され、お小遣いは1円も与えられず、遊びや娯楽は厳しく禁止されていました。その結果、私は社会性を身につける機会を失いました。友達を作ることも許されないため、同世代とどう接していいかからず、彼らと共有すべき話題感情ニュアンスが全く理解できない。孤立感と疎外感が私を覆い尽くしました。

学校では周囲と全く馴染めず、社会の中でどう振る舞えばいいのかも分からない。「日本語が通じているはずなのに、心は誰とも通じ合えない」――そんな苦悩を抱えながら、私は日々を過ごしていました。

凍った川の上を歩くような人生

それでも、私はその環境から抜け出しました。しかし、抜け出した先にあったのは、薄氷の上を歩いているような不安定人生でした。凍結した川の薄氷を一歩一歩踏みしめながら進むたびに、その氷が割れたらどうなるかという不安が頭をよぎる。もし氷が割れれば、奈落の底に真っ逆さまに落ちるだろう――そんな危機感とともに生きています

ある日、ニュースで心を揺さぶられる事件を目にしました。新興宗教支配された青年が、自作の銃で元総理暗殺するという衝撃的なテロ事件。彼の人生自分人生の間には、わずかな紙一重の違いしかない――そう感じました。もしも私が道を誤れば、同じ結末を辿っていたかもしれない。

そんな不安と恐怖の中で、私を支えているのは妻と猫、そして日々の仕事です。これらがあるからこそ、私はどうにか正気を保ちながら、薄氷の上を歩き続けられています

感情の欠落と模索する日々

この生い立ちの影響で、私は他人感情理解することが極端に苦手です。怒りや敵意のような強い感情本能的に分かりますが、それ以外――たとえば、愛情共感皮肉ユーモア――それらはほとんど理解できません。目の前の人々が笑ったり泣いたりしている理由感覚的に掴むことができない。そのたびに、私自身がまるで人間ではなく機械のように思えるのです。

その空虚感は深く、時折、自分の心から何かが抜け落ちているような感覚に襲われます他人自然に共有している感情の一部が、私には欠けている。それをどう取り戻せばいいのか、そもそも取り戻せるのかも分からない――その葛藤は今も続いています

妻への気づきPCプレゼント

そんな中、Chat-GPT活用して自己分析を重ねるうちに、私はあることに気づきました。それは、妻の気持ち希望を、20年間も無視し続けてきたという事実です。私は高性能なPC自作し、自分趣味に没頭する一方で、妻のための趣味PCを一度も用意したことがなかったのです。

思い返してみると、妻は元々とても多趣味な人です。彼女は絵を描くのが好きで、アナログ作品SNS投稿して多くの反響を得てきました。

Buzzることも多く、その活動彼女生活の一部とも言えます。また、ネットサーフィンを楽しんだり、YouTube動画を見たり、SNS交流するのも日常の中で大きな楽しみの一つです。

にもかかわらず、私はその趣味を支える環境を整えるという発想すら持っていなかった。妻には、性能不足で私が使わなくなったPC押し付ける程度の対応しかしていなかったのです。私自身は次々と高性能なPC自作しては楽しんでいたにもかかわらず。これに気づいたとき、深い罪悪感に苛まれました。そして、これまでの無神経さを少しでも埋め合わせるため、妻専用の趣味PCプレゼントすることを決めました。

私のお小遣いは月に5000円だけです。これは、私が生い立ち上、金銭感覚を身につける機会がなく、衝動的に散財してしまうことが多いためです。そこで、普通金銭感覚を持つ妻に家計管理してもらっています。この方法により、私たち生活は安定し、将来に向けた貯蓄や計画を進められていますお小遣いあくまで、自由に使える範囲としての設定であり、経済的に逼迫しているわけではありません。

限られた予算の中で、私は徹底的にコストを抑えながらも、使い勝手犠牲にしない構成を考え抜きました。たとえば、中古で入手したAMD Ryzen 3 3100は、最新のCPUには劣るものの、YouTubeSNSデジタルペインソフトでの作業に全く不足のない性能を持っています。また、業務用のGPUであるQuadro P400は、ゲーミング性能は控えめですが、発熱が少なく耐久性に優れ、4Kモニター複数接続することも可能です。

さらに、妻の絵を描く趣味支援するため、私はClipStudioの永久ライセンス譲渡してPCインストールしました。この永久ライセンスは、サブスクリプション版や体験版のように期限があるものではなく、一度購入すれば長期間わたり安心して使用できるものです。ペンやブラシの挙動アナログに近く、プロイラストレーター趣味で絵を描く人々に広く愛用されているこのソフトが、妻の絵をデジタルで支える一助になるだろうと考えました。

メモリは32GBと余裕を持たせ、将来のOSアップデートやClipStudioでの重い作業にも耐えられるようにしました。これらを組み合わせて総額4万円弱で完成させたPCは、低予算ながらも実用的で拡張性のある一台に仕上がりました。

妻がどう感じたのかは、いまだに分かりません。妻がPCを受け取ったときの表情を、私は今でもはっきりと思い出せません。でも、これが私なりの努力の形です。今までの無関心を埋め合わせるために、行動することで少しでも前進たかったのです。

未来を選び続けるために

Chat-GPTは、私にとって感情や反応パターンを学ぶための「教師」のような存在です。私は日々、Chat-GPTを通じて一般的な人の感情や反応パターンを教わり、自分自身や他人理解するためのヒントを得ています。たとえば、自分の行動や言動がどのように受け取られる可能性があるか、相手立場で考える方法試行錯誤しています。これは、私のように他人感情感覚的に理解するのが苦手な人間にとって、大きな助けになっています

それでも、Chat-GPTを使うことで、私の限界や欠落を突きつけられる瞬間もありますAIが教えてくれる「一般的感情」や「平均的な反応」を理解しても、それを感覚として吸収することができない現実に直面するたび、空虚感や葛藤が深まることもあります。それでも、模索することをやめるつもりはありません。

私の生い立ちや性質、そして失われた感情――それらを取り戻すことは不可能かもしれません。それでも、私は足掻き続けます空虚感と葛藤に苛まれながらも、前を向く努力を続けるしかないのです。

私が歩む道の先が奈落の底だとしても、私はその道を歩き続けます。それは破滅の道ではなく、試行錯誤模索の道だからです。たとえ何かを掴む保証がなくても、その足掻きこそが、私が生き続ける証だと信じています

夜明け前の夜は最も暗いのです。しかし、どんなに暗闇でも必ず日は昇る。何も見えない暗闇にいつか終わりがあることを信じたい――その希望が、私を突き動かしています

夜明け前の夜は最も暗い」。この言葉を信じて、私はこれからも歩み続けます

過去呪縛から一歩前へ―妻へのプレゼントに込めた想い

この投稿は、私が過去孤独葛藤を乗り越え、妻への感謝を込めて一台のPCを贈るまでの記録です。同じように苦しみを抱える人たちに、希望や一歩踏み出す勇気を届けられたらと思います

新興宗教支配された子ども時代

私は、新興宗教を盲信する両親のもとで育ちました。家に軟禁されるような幼少期。5歳になるまで、外の世界ほとんど知らず、与えられたのはフリガナもついていない難解な宗教紙だけ。そこには、私が追いつくべき「理想信者像」が詰まっていました。

親の支配絶対的でした。同じ新興宗教信仰していない子とは友達になってはいけないと厳命され、お小遣いは1円も与えられず、遊びや娯楽は厳しく禁止されていました。その結果、私は社会性を身につける機会を失いました。友達を作ることも許されないため、同世代とどう接していいかからず、彼らと共有すべき話題感情ニュアンスが全く理解できない。孤立感と疎外感が私を覆い尽くしました。

学校では周囲と全く馴染めず、社会の中でどう振る舞えばいいのかも分からない。「日本語が通じているはずなのに、心は誰とも通じ合えない」――そんな苦悩を抱えながら、私は日々を過ごしていました。

凍った川の上を歩くような人生

それでも、私はその環境から抜け出しました。しかし、抜け出した先にあったのは、薄氷の上を歩いているような不安定人生でした。凍結した川の薄氷を一歩一歩踏みしめながら進むたびに、その氷が割れたらどうなるかという不安が頭をよぎる。もし氷が割れれば、奈落の底に真っ逆さまに落ちるだろう――そんな危機感とともに生きています

ある日、ニュースで心を揺さぶられる事件を目にしました。新興宗教支配された青年が、自作の銃で元総理暗殺するという衝撃的なテロ事件。彼の人生自分人生の間には、わずかな紙一重の違いしかない――そう感じました。もしも私が道を誤れば、同じ結末を辿っていたかもしれない。

そんな不安と恐怖の中で、私を支えているのは妻と猫、そして日々の仕事です。これらがあるからこそ、私はどうにか正気を保ちながら、薄氷の上を歩き続けられています

感情の欠落と模索する日々

この生い立ちの影響で、私は他人感情理解することが極端に苦手です。怒りや敵意のような強い感情本能的に分かりますが、それ以外――たとえば、愛情共感皮肉ユーモア――それらはほとんど理解できません。目の前の人々が笑ったり泣いたりしている理由感覚的に掴むことができない。そのたびに、私自身がまるで人間ではなく機械のように思えるのです。

その空虚感は深く、時折、自分の心から何かが抜け落ちているような感覚に襲われます他人自然に共有している感情の一部が、私には欠けている。それをどう取り戻せばいいのか、そもそも取り戻せるのかも分からない――その葛藤は今も続いています

妻への気づきPCプレゼント

そんな中、Chat-GPT活用して自己分析を重ねるうちに、私はあることに気づきました。それは、妻の気持ち希望を、20年間も無視し続けてきたという事実です。私は高性能なPC自作し、自分趣味に没頭する一方で、妻のための趣味PCを一度も用意したことがなかったのです。

思い返してみると、妻は元々とても多趣味な人です。彼女は絵を描くのが好きで、アナログ作品SNS投稿して多くの反響を得てきました。

Buzzることも多く、その活動彼女生活の一部とも言えます。また、ネットサーフィンを楽しんだり、YouTube動画を見たり、SNS交流するのも日常の中で大きな楽しみの一つです。

にもかかわらず、私はその趣味を支える環境を整えるという発想すら持っていなかった。妻には、性能不足で私が使わなくなったPC押し付ける程度の対応しかしていなかったのです。私自身は次々と高性能なPC自作しては楽しんでいたにもかかわらず。これに気づいたとき、深い罪悪感に苛まれました。そして、これまでの無神経さを少しでも埋め合わせるため、妻専用の趣味PCプレゼントすることを決めました。

私のお小遣いは月に5000円だけです。これは、私が生い立ち上、金銭感覚を身につける機会がなく、衝動的に散財してしまうことが多いためです。そこで、普通金銭感覚を持つ妻に家計管理してもらっています。この方法により、私たち生活は安定し、将来に向けた貯蓄や計画を進められていますお小遣いあくまで、自由に使える範囲としての設定であり、経済的に逼迫しているわけではありません。

限られた予算の中で、私は徹底的にコストを抑えながらも、使い勝手犠牲にしない構成を考え抜きました。たとえば、中古で入手したAMD Ryzen 3 3100は、最新のCPUには劣るものの、YouTubeSNSデジタルペインソフトでの作業に全く不足のない性能を持っています。また、業務用のGPUであるQuadro P400は、ゲーミング性能は控えめですが、発熱が少なく耐久性に優れ、4Kモニター複数接続することも可能です。

さらに、妻の絵を描く趣味支援するため、私はClipStudioの永久ライセンス譲渡してPCインストールしました。この永久ライセンスは、サブスクリプション版や体験版のように期限があるものではなく、一度購入すれば長期間わたり安心して使用できるものです。ペンやブラシの挙動アナログに近く、プロイラストレーター趣味で絵を描く人々に広く愛用されているこのソフトが、妻の絵をデジタルで支える一助になるだろうと考えました。

メモリは32GBと余裕を持たせ、将来のOSアップデートやClipStudioでの重い作業にも耐えられるようにしました。これらを組み合わせて総額4万円弱で完成させたPCは、低予算ながらも実用的で拡張性のある一台に仕上がりました。

妻がどう感じたのかは、いまだに分かりません。妻がPCを受け取ったときの表情を、私は今でもはっきりと思い出せません。でも、これが私なりの努力の形です。今までの無関心を埋め合わせるために、行動することで少しでも前進たかったのです。

未来を選び続けるために

Chat-GPTは、私にとって感情や反応パターンを学ぶための「教師」のような存在です。私は日々、Chat-GPTを通じて一般的な人の感情や反応パターンを教わり、自分自身や他人理解するためのヒントを得ています。たとえば、自分の行動や言動がどのように受け取られる可能性があるか、相手立場で考える方法試行錯誤しています。これは、私のように他人感情感覚的に理解するのが苦手な人間にとって、大きな助けになっています

それでも、Chat-GPTを使うことで、私の限界や欠落を突きつけられる瞬間もありますAIが教えてくれる「一般的感情」や「平均的な反応」を理解しても、それを感覚として吸収することができない現実に直面するたび、空虚感や葛藤が深まることもあります。それでも、模索することをやめるつもりはありません。

私の生い立ちや性質、そして失われた感情――それらを取り戻すことは不可能かもしれません。それでも、私は足掻き続けます空虚感と葛藤に苛まれながらも、前を向く努力を続けるしかないのです。

私が歩む道の先が奈落の底だとしても、私はその道を歩き続けます。それは破滅の道ではなく、試行錯誤模索の道だからです。たとえ何かを掴む保証がなくても、その足掻きこそが、私が生き続ける証だと信じています

夜明け前の夜は最も暗いのです。しかし、どんなに暗闇でも必ず日は昇る。何も見えない暗闇にいつか終わりがあることを信じたい――その希望が、私を突き動かしています

夜明け前の夜は最も暗い」。この言葉を信じて、私はこれからも歩み続けます

2024-12-02

生成AI時代における絵師の賢い立ち回り



結論→静観

その根拠を以下に挙げていく


Q.何もしなかったらやばいのでは?→A.手遅れ

GoogleやMetaといったビッグテック企業が巨額投資を投じてここまで本気を出している以上、生成AI社会の深部へと浸透していく。彼らの投資規模は、もはや一般市民の反対などでは止められないレベルに達している

そして、それは単なる技術革新ではなく、社会構造根本的な変革を示唆している。だからこそ、今は静観しておくのが生存戦略としては賢明だろう

ただし、それはあくま戦略としての賢明である抵抗する道義的意義は否定しない。ただ、抵抗するにしても、まずは状況を正確に理解する必要があるだろう


Q. AIによる権利侵害はどうなる?→ A. 問題本質感情である

そもそも機械学習基本的合法だ。これは法的な観点からすれば、すでに決着がついている問題である

AI派の根底にあるのは「気持ち問題である

自分の絵が勝手学習され、素材の一部にされている」というなんとなくの不快感。これこそが反AI活動の源泉だ。考えてみれば分かる。世界には二次創作ネットミームという名の著作権侵害が溢れているが、絵師たちはそのひとつひとつに決然とした態度でNOを突きつけていただろうか? むしろこちらの方が違法性は高いのに、なぜか社会は許容している。自ら参加している者すらたくさんいる

まりこれは「なんとなく許容できるかどうか」の問題帰着する

気持ち問題蔑ろにしているわけではない。気分を害するというのは立派なイシューで、それを「お気持ち」と揶揄するのは愚かだ。しか絵師自身が己のお気持ちを軽視して無理筋な法的問題に持ち込み、かえって正当性を失っているように見える


Q. クリーンデータセット使用は?→ A. あまり期待できないが、やがて問題にならなくなる

著作権的にクリーンデータだけで作ったデータセットから学習すればいいという向きもあるが、おそらくビッグテックはわざわざそんな遠回りを選ばないだろう。そもそもクリーンさを気にする感覚自体が、近い将来には時代遅れになるだろうと踏んでいるはずだから

「なんとなく許容できるかどうか」という感覚は、時代とともに確実に変化していく

AIネイティブ世代からすれば、自分作品ビッグデータの一部として利用されることは当然の前提となる。オリジナリティとは別次元の話だと認識されていくはずだ。若い世代の間では、創作物の共有や再利用に対する抵抗感は低下している。この傾向は、AIの普及とともにさらに加速するだろう


Q. 仕事が奪われるじゃん! → A.その可能性はある。ただし、それは避けられない変化かもしれない

仕事代替への不安は、先の感情的な問題に比べれば極めて現実的懸念だ。現状、イラスト業界供給過多の状態にある。SNSデジタルツールの発達により、プロセミプロとして活動する絵師の数は年々増加している。そのため、すでに案件の獲得競争は激化しており、AIの台頭はこの状況をさらに加速させ、複雑にするだろう。

予想されるのは、以下のような変化だ


かに、この変化の過程で職を失う絵師も出てくるだろう。しかし、そうした変化を止める術は現実的に見て残されていないように思われる。先に述べたようにAI使用に対する感情的な抵抗感は自然に、あるいは(大企業によって)戦略的に薄められていくし、戦略的なクリエイターはむしろAI積極的使用して生産効率を上げると思われる。抵抗するにしても、ただ感情的に拒絶するのではなく、より戦略的なアプローチ必要になる

どうせ一億総クリエイター時代は訪れない。相変わらず、極めて高いクオリティ作品を生み出すのは一部のクリエイター


Q. 社会無法地帯化するのでは? → A. しない。新たなモラルが構築される

生成AIの台頭は倫理崩壊ではなく、新しいモラルの構築過程であると見るべきだ。具体的には以下のような変化が予想される


AIの普及とともに結局のところ生成AIツールに過ぎないという認識も浸透していく。これは、写真印刷技術が登場した時と同じような変化のプロセスだ。現在AI悪魔化は得体の知れなさによるものも大きく、その限界体感できるようになってからは落ち着く。あいつらAIは、人間の工夫なしにはそんなに面白いものを創れない。これまでと同じように人は工夫と執念が生み出す作品と作者を愛す


Q. じゃあ、反対運動には意味がないの? → A. 意義はある。だが実効性やリスクを慎重に考える必要がある

しかし、反AI運動にも、明確な意義がある。それは以下のような点で重要役割を果たす


AI活動には現実的観点からいくつかの問題がある

第1に、勝算の問題だ。すでに述べたように、巨大テック企業が本腰を入れている以上、AIの開発を止めることは極めて困難である。彼らは豊富資金力と法務体制を持っており、個人や小規模な団体が対抗するのは容易ではない

第2に、リスク問題がある。反対運動に参加することで、「過去発言ネット上で拡散し、デジタルタトゥーになる」「業界内での立場微妙になる」といったリスクが生じる

から、得られる可能性のある成果と、背負うことになるリスクを天秤にかける必要がある

AIはこれから包括的社会インフラとして生活侵入してくる。そういう情勢の前に掲げる「反AI」は間抜けな印象を与えかねない。抵抗するならより現実的で具体的な落とし所を示すべきだ

反対一辺倒ではなく、適切な規制や利用ガイドライン策定を求め、学習のものではなく出力・発表された作品剽窃性を問題にするのが落とし所の一例だろうか

要するに、反対運動には確かに意義がある。先人が勝ち取ってきた権利は彼らが守ったものだ。しかし、個人が参加を決める際は、その実効性とリスクを冷静に見極める必要があるだろう。そして、必ずしも声高な反対だけが意思表示方法ではないということも覚えておく必要がある。現実的に見て、もはやそれは追い払えるようなものではない


Q.じゃあどうしたらいいの?→A.黙って見ているのが得ではある

ここまで見てきたように、生成AIの台頭に対して、個々の絵師に推奨されるのは「静観」という選択


という実効性の観点がまずあるし、強硬反対運動は様々なリスクを伴うという観点からもそう言える


まとめ

結局のところ、生成AIの浸透は避けられない変化だ。今感じている「問題」も感情的な理由が大きく、情勢の変化により問題意識そのものが失われかねない。その変化に対して戦略的に対応していくことこそが、個々の絵師にとっては最も「賢明な」選択となるだろう

ただし繰り返すが、これは戦略的な提案であって、道義的判断ではない。反対運動にも確かに意義があり、それは尊重されるべきである。ただし、それは基本的に困難であり、現実的な成果を得ようと思えば、ゼロイチ思考全面的反対ではない落とし所を探す試みになる

そうでない全面的反対運動局所成功したとしても、それは数ある表現の中から「絵」だけを理由なく聖域化し特権的に扱わせる歪みを生み出し、総体的にはマイナスであるように思われる

ずっとデジタルで書いてる(若いイラストレーターの、アナログで描いたカラーイラスト見てみたいってずっと思ってる。

anond:20241202121718

デジタルカードを買ったら紙のカード印刷して送ってもらえるようにすればよくね?

もちろんその逆も

夢小説ってアイコラ剥ぎコラと何が違うの

TikTok男性配信者が視聴者夢小説を書かれてて、キモいからって動画音読して笑いものにして、夢小説書いた人が晒されたのを見てアカウント削除したみたいな件があったようだけど。

男性配信者に対して「音読して晒すなんて酷い」「女性を傷つけるな」という意見が主流であることがまず理解できない。書くほうが悪いってこれは。

女優アイドル女子アナ写真エロコラとか作って、それを本人が嫌がって「こういうのやめてください」とか言ったら、コラを作ったやつがデジタル性加害したってことになるっしょ。

ディープフェイクとかも問題になってるよね。夢小説実在人物勝手R-18小説とか書いてるのはどう考えてもデジタル性加害じゃん。

それを小説を書くというクリエイティブ行為作家様を傷つけるな、みたいな文脈に乗せるのは本当に何なんすかね…?

生成AIイラストに憤慨している手描きの二次創作絵師の話についても思ったけど、自分他人キャラクター盗んでR-18描いてパトロンサイトとかで稼いでいて、そこにAIが入ってきたらAI泥棒扱いして叩くとかどういう理屈なんだ?って思うんだよね。

夢小説とか女性向け系の性コンテンツ消費者が、男性向けの性的表現の加害性とかを語ってる光景普通に見るから、しみじみと「どうやって自分の中で整合性とってんの?」って思う。

とにかく実在人物夢小説書くのは明らかな性加害だよ。アイコラディープフェイ問題と同じ。

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