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はてなキーワード: 社交辞令とは

2025-11-04

自分の子供は他人にとって、そんなにかわいくない

子どもができて気づいたんだけど、自分の子どもって、他人から見たらそんなにかわいくない。

もちろん言葉の上では「かわいいですね」って言ってくれるけど、あれは挨拶みたいなもので、内容なんてない。コンビニで「温めますか?」って聞かれるのと同じレベル社交辞令だ。

それでも、自分にはかわいく見える。不思議だ。

鼻水を垂らして泣いていても、朝起きて髪が爆発していても、なぜかかわいい

かわいいというより、「生きてる」ってだけで、尊い。その基準他人とズレていく感じがする。

たぶんこれって育児に限った話じゃない。

ペットもそうだし、ぬいぐるみもそうだし、推しもそうだ。他人から見たら「そこまで好きになる?」っていう存在。でも本人にとっては、その一点だけが現実をつなぎ止めている。

SNSを見てると、自分の子ペット推しを載せて、「かわいい!」って言い合ってる人たちがいる。それを冷めた目で見る人もいるし、共感して「うちの子も~」って言う人もいる。

でも、どちらも正しいと思う。かわいいって、主観しか存在しない。それを他人と共有しようとすると、どうしても“ノイズ”になる。

自分の中の愛情って、外に出した瞬間に少し形が崩れる。それでも人は、誰かに見てほしい。

「ねえ、見て。うちの子かわいいでしょ?」って。誰かにそう言いたくなるくらいには、孤独なんだと思う。

他人かわいいは、たいしてかわいくない。

でも、自分かわいいは、人生の一部になってしまう。この差が、たぶん人間限界であり、救いでもある。誰もが自分かわいいを守りながら、少しずつ老けていく。

2025-10-30

カモ認定されてつらい

社交辞令やってただけなのに

未来研究だのなんだのキッショい

なーにがコンサルじゃ

死ねよドブ野郎

2025-10-29

ASDだと感謝謝罪ができない?

『思ってもいない感謝謝罪をするなど、そんな不誠実な事をしてもいいのか?』的なポストがXで流れてきた。

ASDの知人に、普通の人は社交辞令として行う旨を伝えた反応だったと思う。

とてもASDらしい反応だと思う。

そしてこのポストへの反応も、『なるほど定型発達だと不誠実な行いをするのか』とか、他もまぁASDらしい反応ばかりだ。

かに嘘をつくのは不誠実だ。

不誠実とは誠実ではない事で、誠実とは嘘をつかない事を含むので、確かにそうだ。

だが、思ってもいない感謝謝罪をするのは嘘をつくことか?違うだろう。

例えば、感謝するのは、自分がどう思ったかではなく、相手自分好意的に何か行った事実感謝しているのだ。

自分は嬉しかったので』ではなく、『あなたの行いという事実に』ありがとう感謝しているので、嘘はついていない、不誠実なことなどない。

(本当は相手気持ちにも感謝するのだが、理解できないであうから忘れるべき)

しろ、誠実とは、私利私欲を交ぜない、相手に思いやりのあること、ともあるので、自分の利や欲ではなく相手の行いに寄り添うことこそ、真に誠実なあり方であり、自分気持ちを優先して感謝謝罪をするかを考えることこそ不誠実ではないか

軸が自分しかいからこそ、『誠実さ』を勘違いさせているのがまさしくASDらしさだ。

なお、このような内容の主張に対して、『自分他人の事を考えている!』と憤慨するASDの方もいらっしゃるが、正しくそれが行えているのであればおそらくASDではないか、このような事が問題にならないのだ。

他人とは、それぞれ一人ひとり心ある人であって、なんかいてなんか動いてるゲームNPCとは違うのだ。

なんなら感受性豊かな定型発達であればそのようなNPCを慮ることすらあるはずで、現実人間と、まだシステム理解できてないゲームキャラクターと、動きの違いを区別できないあなたとは違うということは明らかにしておく。

2025-10-24

anond:20251024133819

この返信で高尚って表現社交辞令であるというのがよく分かったよ

2025-10-19

もともと器量が良くなく、若い頃は嫌な思いを死ぬほど経験してなかなか自分を受け入れられない時期も長かったけど、30代を過ぎてからどうしたことか外見を褒められることが増えた。

もちろん社交辞令も大いにあるとは思いつつ、若い頃に容姿のことを言われ続けたことで、そういうことを言う人の拒否感も強く、褒められても表面上はお礼を言いつつ、心の底では虫唾が走るほど相手を嫌になってしまう。

1度友人に容姿に触れられるのが苦手と話した時、素直じゃないとか会話のきっかけなだけだから深く考えなくてもいいと言われたけれど、身体がそう思ってしまうのだからもうどうしようもない。

自分容姿を受け入れるようになったけど、褒められるものではないというは、とうの昔に理解し過ぎている。

もう自分にかけている呪いしかない。

2025-10-16

明らかにそんな気なさそうなのにまた○○しようねって社交辞令言われるのさみし。

2025-10-14

ウソが下手

予定があるから帰らなきゃと伝えたところ、大して仲良くない人なのに「なんの予定だ」とグイグイ訊かれた



「出かけるとき洗濯物をオキシクリーンに浸けていて、6時間以上放置すると服が傷むのでこのそろそろ帰宅して洗濯機に入れないといけない」

という説明をわざわざしたら変だろうと思い(実際、ほぼ同じシチュエーション過去にあったがこの説明をしたところ「オキシクリーンってなんだよキモっw」とか「説明長っ!!w」みたいに延々いじり倒されたりしたことがある)、

クリーニング取りに行かなきゃいけない」と咄嗟シンプルウソを思いついて帰ろうとしたところ、なおその予定について詰められてクリーニングではなく洗濯物云々が~というのが真相であることが露見して「アイツやべえよウソつきだよ」となるケースが何度があったんだけどみんなどう対処してる?


休日レジャーに誘われて「うわー楽しそうですね(社交辞令)」と言いつつ断る←後に特に楽しそうと思っていなかったことがバレてウソつき要注意キャラに堕ちることもある

2025-10-10

訳アリの子就職指導をしていた


かつて公立高校教師をしていた。何年も前に辞めて、今は別の教育業に従事している。その頃の思い出が脳裏によぎることが最近よくある。どこかで書いたら心の整理がつくのではと思った。

なお、この日記身バレ防止のために、ChatGPTにお願いして文体を変えている。鼻に付く文章があれば申し訳ない。

これから書くのは、最後に赴任した高等学校でのことだ。実は普通高校ではない。訳アリの子が通うための高校だった。

いわゆる、事情がある子というのがいて、全日制の高校に進学するとか、通い続けるのが難しい。そういう子が通うための学校である。仮にポジティブ学園としよう。

3部制を採用していて、午前・日中夕方以降の3つのから自分にとって都合のいい時間帯を選んで履修できる。早い子だと、普通高校生のように3年で卒業する。

制服私服か、自由に選ぶことができる。アルバイトができるし、メイクピアスも全て大丈夫。髪染めもOKで、ピンク青髪学校に通う子もいる。

ここに来る前、私は全日制の高校にいた。地元では人気のあるところだった。毎年冬にある推薦入試の倍率は20倍を超える。そういう学校である人口だと約40万人が在住する地域だったが、その中でもトップに近いところだった。

真面目な生徒たちに囲まれてたと思う。彼らは偏差値の話もしていたけど、それ以外にも部活動とか友達との交流とか、文化祭体育祭など、とにかく人としての「生きる力」というか。そういうのに溢れていた。

当時の私は、まだ30代のヒラ教師だった。それが高校生のあるべき姿だと思っていた。学業が一番で、余った時間部活動その他の自己を高める活動に取り組むのだ。

だが、ポジティブ学園に赴任して、現実を思い知らされた。自分がこれまでに教えてきた生徒らは、いわゆる上澄みというやつだった。毎日学校に通学して、学業部活動趣味に打ち込むことができる時点で、高校生としては相当できる方である



今でも思い出す。ポジティブ学園に通う生徒らは……教室の隅でうつむく子や、理由をつけては学校を休む子。授業など聞く気すらない子、授業中に堂々を飲み食いする子。なんというか、彼らには当時の県教委が教育の柱としていた理念ひとつ、「生きる力の醸成」が通用しなかった。

そうした生徒たちに、私は何もしてやれなかった。何をしたらいいのか分からなかった。ただ毎日教科書に従って授業を進めるだけ。彼らに対して指示や指導をすることはあったけど、そもそも内容を理解できてるかも怪しい。

一応、入学試験はあるのだが、実質的に全員合格させるスタイルだった。普通高校に行けない子――そういう子のための最後の受け皿としての役割を、ポジティブ学園は担っていた。

最初に話したとおり、ここは「訳アリの子」が通う学校である不登校経験者とか、昼間は家業を手伝う子とか、家計を支えるために夜働いている子。様々な事情を抱えて、全日制のレールから外れることになった生徒たちが、自分のペースで学び直す場所だ。

赴任の初日、当時の校長は私に言った。「ここは、生徒たちが『それでも学びたい、高校生をしたい』と選んでくれた場所です。先生の役目は、彼らの気持ちを全力で応援することです」ってさ。

さっきと矛盾するようだが、生徒たちはひたむきだった。普通高校生と一緒で、やる気のある子はいるし、そうでない子もいる。昼間の授業中、うるさい教室の中でも真剣ノートをとる生徒とか。放課後になると、「じゃあ働いてくる~」といった感じでアルバイト先に向かう子もいた(ほぼ金髪の子だった)。

夜間部教室だと、疲れ切った顔で教科書と向き合う生徒もいた。全日制の「普通」とは違うけれど、彼らには彼らの「普通」があった。

赴任してから次の年度、就職指導担当することになった。人生経験である。私は民間企業で被服の営業仕事をしていた。泥臭い仕事を約十年やっていたということで、白羽の矢が立ったのだと思われる。

通信教育高校教諭の免状を取った

これまでの学校では就職する子や、専門学校に行く子は稀だった。仮にいたとして、実際なんの指導必要なかった。受け入れ先の企業も「なんでこの学校の子が……」といった顔パスに近い扱いだった。

此処では、むろん一筋縄はいかない。

履歴書の書き方一つとってもそうだ。社会人でいうところの空白期間不登校だったとか、全日制の高校を中途退学したとか、中学卒業してからフリーターだったとか、あるいは何もしてなかったとか。

そういう経歴を書く場面になると、彼ら彼女らは詰まってしまう。無理もない。これまで何度も、そのことで心を痛めてきたのだから

私は履歴書を読み直す度に、「君の経験無駄じゃない。乗り越えた証拠なんだ。学校、来てるじゃないか!」と声をかけた。最初は疑いの眼差しだった生徒たちも、次第に心を開いてくれるようになった。心を開いてくれない子もいたけど、それは致し方ないのだ。

私は教師から、「いつかは通じるはず。別に今じゃなくても、数年後だっていい」と思って就職指導をした。



秋のある日。就職関係イベントがあった。「○○圏域 企業学校交流会」みたいな名称だった。これは、企業学校大学専門学校高等学校専修学校その他もろもろ)のそれぞれの担当者が各ブースで話し合いの場をもつというものだ。

企業から採用担当者が、学校から就職支援担当者が出席する。参加団体企業だけでも100社を超えていた。学校からは、その地域学校という学校はほぼすべて出席していた。

ここに、私と校長の2人で出かけた。目的は、企業の方々にポジティブ学園を知ってもらうこと。うちの学校にはただでさえ偏見が多い。少しでも解きほぐす必要がある。

たくさんの企業ブースが立ち並ぶ中、それこそ時間が許す中、多くの企業ブースに足を運んだ。校長自らが話をしていた。約十分ごとに挨拶から始まって、学園の概要説明、どういう子がいるかや、これまでの就職実績など。

そして、いつも最後に、「わが校には、難しい状況にある子が通っています。それは事実です。そういう状況でも、彼らは自分の道を切り開く努力をしています面接の際に見かけましたら、どうぞよろしくお願いします」と相手企業に伝えるのだ。

企業の反応は……まあ、社交辞令みたいな感じだった。「わかりましたよ、でもうちの会社採用対象かどうかはねぇ」という表情だった。

そういう反応になるのも無理はない。ポジティブ学園は、県道沿いの大きな平地にある。昔は地域伝統校が鎮座していた。少子化で別の学校合併になり、校舎が空いたところに県教委がポジティブ学園を創設した。

例えば、毎朝の登下校時、いや昼以降の登下校時でもそうなのだが……校舎前の県道には、ダボっとした私服で、髪を染色していて、ひと昔前の不良漫画(今時でいうと薫る花は凛と咲く)の雰囲気を漂わせた未成年闊歩している。初めてその光景を見る人からすると、「そういう高校なんだ……」という感想になる。

から企業担当者がうちの学校に対してそういう態度になるのは、ある種の必然だと思っていた。偏見を持たれてもしょうがないって、当時30代半ばだった自分は感じ取っていた。

そうでない企業もあった。社交辞令とかじゃなくて、真剣こちらの話を聞いてくれる。というか、むしろ聞きたいという恰好で話に臨んでくれる。

半導体装置を作っている会社がそうだった。その時も、校長は満面の笑みで相手方の採用担当者に熱心に話をしていた。

「○○さんは、福山代表するハイテク企業でいらっしゃる。我が校にも理系の才能を持つ生徒がたくさんいるんです。どうか、偏見なく見てやってください」

そしたら採用担当者は、少し戸惑った表情になって、「私達を馬鹿にしないでください。もちろんですよ(^^)」と答えてくれた。



それから数年か後のこと。ポジティブ学園の進路実績だが、創立当初からずっと変化はなかった。大学学者だと地元にある限りなくボーダーフリーに近いところか、地元専門学校地元民間企業だった。そもそも、ここまでたどり着ける子自体が少ない。入学した子のうち1/3以上は中途退学してしまう。

その年のことはよく覚えている。3年生に1人の生徒がいた。名前は仮にケンタとする。プログラミングが好きな子だった。授業中も休み時間も、ずっとPCの画面とにらめっこしていた。授業中にも堂々と副業的なことをしていたが、単位は取っているので見逃していた。

ケンタは、数学情報処理の成績が抜群だった。数学問題でも、いつの間にか自分勝手アレンジして、勝手問題を解くようなプログラムを組んだこともあった。

それを友人に共有しようとしたが、難しい様子だった。能力・興味的な部分もあるし、自分だけのノートPCを持ってる子が少ないのもある。

ケンタ中学校の時は不登校だったらしい。原因は、特定の誰かからいじめられたわけではなく、「教室という空間がなんか違うと思った」からだと言う。

大人だったら「息苦しい」ということになるのだろうか。全日制の高校には行きたくないと、自らこの学校を選んだ。

私は、彼の才能を埋もれさせてはいけないと思った。彼とは幾度となく話をしたけれども、ただ生きにくい性格であるだけで、才能はあるのだ。

私は就職戦線が始まる直前にケンタを呼んだ。「この会社を受けてみないか?」と誘ってみた。さっき上の方で話した半導体装置会社である半導体以外にも、ディスプレイ機械制御装置も手がけていた。

当時はローカル企業だったが、それでも市内で知名度はあった。

ケンタは驚いたような、呆れたような様子だった。「知らない会社ですけど、半導体には興味ありますけど、無理だと思います」と言ってた。

「お前はできる。この会社理系の才能を求めてるし、才能を正当に評価してくれる」

と言うしかなかった。実際、私の出身地域では評判の高い企業だったし、2025年現在では全国的知名度のある企業にまで成長している。

強引に進めるしかないと思った。何しろケンタ卒業後の進路を決めてなかった。とりあえず先延ばしにしている印象だった。

そこで、ケンタをどうにか説得して、彼の履歴書添削して、推薦状も書いた。履歴書には、不登校だった過去も、ポジティブ学園を選んだ理由も正直に書かせた。彼のプログラミングに対する情熱を備考欄にこれでもかというほど書き連ねるようにした。

面接練習ときケンタは口ごもることが多かった。相手の目を見て話すことが苦手だった。コミュニケーションが苦手なタイプ。正直、公式な場での会話が難しい子だと思う。

けれど、たどたどしい感じになっても、自分の思いはちゃんと伝えてくる子だった。

大丈夫だ。プログラミングの話になったら、お前はきっと大丈夫

AtCoderで最高位に近い色だった

私はそう言って、彼を送り出した。自分には確信があった。あの会社は、肩書き学校名じゃなくて、実力で人を判断する会社だと。あのイベントの時、うちの校長言葉に耳を傾けてくれたんだって



約一か月後、職場電話がかかってきた。あの会社採用担当からだった。胸がざわついた。

以下、話の内容である言葉の感じも、当時の手帳を元に大体そのままにしてある。

「あの、ケンタ君の件で、社内で検討を重ねた結果、今回は採用を見送らせていただくことになりました」

「なぜですか?」

プログラミングスキルは、正直高いです。うちの主任技術者も高く評価しました。ただ……」

 ※この時私は、苛々とともにペンをカチカチしていた

「ただ、入社後のサポート体制を考えた際にですね。彼が当社の環境に馴染むことができるか、という点に懸念が残りました。不登校経験があるということも、正直に申しまして、入社後のメンタル面のリスクを拭い切れませんでした」

「それは、偏見ではないのですか?」

言ってしまった!と心の中で後悔した。先方の声が少しだけ硬くなった。

「そう言われても仕方ないかもしれません。しかし、会社事情があります。我々もギリギリまで議論を重ねました。安易気持ちで彼を採用して、もし彼が再び辛い思いをすることがあれば、それはお互いに不幸です。今回は本当に申し訳ありません」

電話が切れた後は、多分……しばらくボーっとして、職員室の椅子に座ったままだった。

あの時はこう思った。やっぱり、ポジティブ学園の子はそうなんだ。どんなに才能があっても、過去レッテルから逃れられない。あの日イベントで抱いた期待を裏切られた気がした。

だが、その後の日々で、冷静になって考えてみた。

採用担当者の言葉に嘘はなかった。彼らは、私が抱えていた不安を彼らなりの言葉で伝えてくれただけだ。

採用すれば良いというわけじゃない。無理に引き受けて、彼の心の傷をさらに深くしてしまうかもしれない。

そう考えたとき、彼らの不採用という決断は、ある意味、生徒のことを真剣に考えてくれた結果なんだと思った。

しろ偏見だと決めつけて、彼らに向き合わなかった私の方が……傲慢だった。

ケンタ不採用の知らせを伝えると、しばらく沈黙が続いたっけ。

「そうですよね~僕みたいなのが、あん会社は無理ですよね」ってケンタが言うと、心にグサッときた。

「ごめん」としか言えなかった。生徒に謝る事態なんて、教師として三流以下だと思った。



ここまでがポジティブ学園での思い出であるそれからケンタは、遠方にあるコンピューター専門学校に進学した。私が様々な方向性提案して、ケンタと話をした結果、彼が自ら考えて決断したのだ。

ケンタ高校卒業して、何年もの月日が経った。最初のうちは、メールで年に何度か近況報告をもらうこともあった。プログラミングがやっぱり楽しくて、大会にも出場しているといったことだった。

やがて、やり取りをすることもなくなった。それは彼がナニカに集中するようになったからでは、と心の中で期待していた。やがて、ケンタのことを思い出すこともなくなった。

ある日、一通のメールが届いたのだ。ケンタから。内容は、就職先の内定のことだった。「報告があるのですが、○○(※あの半導体会社)に内定をもらいました」という端的な文章だった。

「うわっ!」と、思わず声を上げてしまった。その端的な文章の下に、いろいろと書き連ねてあった。彼らしく、無駄が一切ない文面だった。

要約すると、専門学校就職インターンシップに申し込む際、事前説明会があったとのこと。参加した時、人事の方に「ケンタ君だよね?ポジティブ学園の」と声をかけられたという。

「あの時の採用担当者の方が僕のことを覚えてました。『あの時よりも自信に満ち溢れている』って言われました。」

メールを読みながら、涙が止まらなかった。

専門学校で、僕はプログラミングスキルだけじゃなくて、コミュニケーション能力も、人との関わり方も学びました。飲食店アルバイトしました。おかげで、あの時よりも、面接自分言葉でしっかり話すことができたんです。あの時、もし会社に受かっていたら、僕は挫折していたかもしれません。…(中略)…でも、先生が僕の可能性を信じてくれたから、僕を諦めなかったから、頑張ることができた。本当に、ありがとうございました」

キーボードを触りながら、返信しようと思いつつも、手が震えてうまくできなかった。

私はあの時、半導体会社偏見判断した。ポジティブ学園の子から、そういう目で見たんだろうって。そして、生徒の可能性を信じきれず、不採用という結果に囚われた。

でも、本当にケンタに向き合ってくれたのは、彼らの方だった。再認識させられた。成長したケンタを、あの人達は今度もまたちゃんと見て、採用という判断をしてくれた。それだけだ。



ここで結びにする。

あの学園にいた時は、生徒たちの「訳アリ」の部分に目がいってしまうことがあった。でも「訳アリ」なのは過去物語によって起きた結果にすぎない。彼らは皆、自分人生を懸命に生きている。できる子がいたし、できない子もいたけど、未来に向かって進もうとしていた。

私はもう学校教諭ではない。けど、あの頃は就職指導先生としてだけじゃなく、人として彼らの未来を信じて背中を押し続けたつもりだ。

自分応援団のひとりに過ぎないと思っていた。でも、応援された生徒は、やがて自分未来のことを考えて、切り開こうとチャレンジする。そういう人になってほしいと願っていた。

今は、別の形ではあるけど、若い人にものを教えている。学校と違って、純粋に実務上の知識技術を教える仕事である

これからも、誰かの未来応援し続けようと思っている。それが、訳アリの子就職指導をしてきた、自分にできる使命なんだと思ってる。

2025-10-07

正しい断り方ってないか

思った事をつらつら書くだけの日記

anond:20251005164110

障害児のつきまといが迷惑すぎる

知的障害を持つ中学生が、

気に入った健常児を付きまとう

加害行為をやめない。

気持ちはわかるけど「加害行為」って言われると

もっと手前で何とかならなかったかなって

悲しい感じ。

この話は知的障害者が問題行動してるけど、

健常者でも発生するよね。

AさんはBさんと遊びたいけど

BさんはAさんと遊びたくなくて

何なら近寄って欲しくなくて

「断る。話しかけないで。」までハッキリ言ってるのに

諦めずしつこく遊ぼって近寄る。

「断られた」時点で「諦め」なくちゃいけないが

「諦めずに頑張る」が美徳日本社会

諦めることを説得するのって大変そうだねえ……

ハッキリ断ると角が立つから

婉曲に「予定があるから遊べない」て言うと

次は?って聞かれるだろうし。

あなたが嫌いなので遊びません」まで言うと

イジメ扱いされそうだし。

嫌いじゃない時に嫌いって言うのシンドい

社交辞令暗黙の了解って嫌いだけど

婉曲に断る言い回しの例文集ほしい

相手に伝わらないと意味いか

学校なら先生仲介説得を頼めるけど

学校卒業したら難しいよね

先輩や上司も注意しにくそ

断られた側はつらいけど耐えるしかないよね

ハッキリ断られたら

縁が無かったと諦めて忘れるのがいいのかな

自分は勘が悪いし婉曲的な言い回しも苦手だから

相手が嫌がって社交辞令なのか違うのか

区別がつかない

疲れてしまった

小中高でそれぞれ仲良くしてる友人で

距離が近過ぎて困った事があった

教室を出ると他クラスの友人が

ベッタリ張り付くようについてくるようになって

友達をやめたくないけど、その人には話せない事柄が起きた時に困った

「今ちょっと遠慮して」と言おうものなら

逆効果で詮索される

卒業するまでそんなでこれも疲れた

2025-10-06

anond:20251006141659

立憲民主給付付き税額控除を主張して「責任ある減税」を前の選挙で言ってて

高市総裁選給付付き税額控除主張して「責任ある積極財政」をスローガンにしてたか

意外と立憲民主と協力するんじゃないかと思う(連立はないだろうが)

辻元のツイート社交辞令扱いされてるけど意外と本気だったりして

2025-09-24

誘いに揺れる夜

この街は、夜になるとネオン輪郭がぼやけて、どこからか漂う焼き鳥匂いに心がざわつく。

私は小雨の降るアスファルトを踏みしめながら、あと十メートル先の居酒屋の灯りをじっと見つめていた。

LINEで誘ってきたのは、昔ほんの少しお世話になったおじさんだ。

メッセージは丁寧だけれど、そこに込められた期待の温度は、冷えたビールグラスをそっと温めるくらいには確かに熱かった。

「もしよかったら、今夜どう?」

その一言に、私は言葉を持て余した。

かに彼は優しい。

酔った私を送り届けるためにタクシー代を渡してくれたり、体調が悪いと言えばわざわざ買い物を頼んでくれたりした。

だけど、その優しさはいだって他人行儀境界線の上を歩く。

踏み込んでほしいのか、離れていてほしいのか、その曖昧さのせいで胸の奥に小さな棘が刺さったままだ。

思い返せば、私がひとり暮らしを始めた日も雨だった。知らない街の路地に迷い込んで、ずぶ濡れの私を迎えたアパート廊下の暗がり。

ぎしぎしと鳴る床板を一歩ずつ踏みしめながら、私は初めて誰からも知られない自由に震えるほど心を震わせた。

あの夜のように、いまも私はこの誘いの先にある未知の約束を怖れている。

でも――断れない。

「顔見知り」だから

呼吸を整え、傘をカバン仕舞う。

意を決してくちびるを震わせながら返したメッセージは、

ありがとう、でも今日ちょっと用事があって…」

それが社交辞令だとわかっている。自分自身に嘘をついていることもわかっている。

なのに、指先が冷たくて、胸の奥がざわついて、なんとなく温かい

まるで知らない誰かにぎゅっと抱きしめられたような感覚だ。

野暮用は思いつかないのに、慌ててスマホを閉じると、通りにはまた静かな雨音だけが残った。

私の心は、喉元を締めつける切なさと、どこかで期待してしまう甘さのせめぎ合いで、ぽんと跳ねる小石のように揺れている。

彼との距離が縮まることも、ほんとうは願っているくせに。

わかっているのに。

それでも、今日の私は――やっぱり「顔見知り」の外枠の中で震えたままだ。

2025-09-22

弱者男性Yes肯定意味だと思っていてドン引き

マジで笑うんだけどさ、「Yes肯定、Noは否定」って小学生英語の授業かよ。

弱者男性って、なんでそんな単純な世界観で生きてんの?

世の中そんなわかりやすくできてねーんだよ。

例えば「No thank you」って、あれ相手を立てる社交辞令だったりするし、

「No, you’re the best!」とか「No kidding」みたいに、Noがむしろ肯定ニュアンスを持つことも普通にあるんだよね。

「No=絶対否定」って信じ込んでるの、ほんと英語圏の人に見せたら爆笑されるレベル

それなのに弱者男性は「Yes means Yes!No means No!」って必死に叫んでんの。

どんだけ会話の文脈読む力ないんだよ。

「Yes」って言われて、目が笑ってないのに「好意的に受け止められた!」とか思ってんのか?

それただのコミュ力ゼロ自爆だぞ。

結局さ、「Yes肯定、No=否定」って思考停止しかなくて、

本当に成熟したコミュニケーションってのは、その裏にあるニュアンスとか皮肉とか、そういう微妙なところを拾えるかどうかなんだよね。

そこを読み取れない弱者男性が「Yes means Yes」とかドヤ顔で言ってんの、未熟すぎて逆に泣けるわ。

anond:20250922212717

2025-09-17

クリエイター推し友達、全員「バズり」に寝取られて病む

 長年創作活動趣味にしているが、「バズりたい」という感覚マジでからない。

 

 まず、俺が誰からも注目されず相手にされず流行りについていけないのは前提なので、落ち込む理由にはならない。誰からも期待されず好きなときに好きなように作品を作り、たまたま通りかかった中にときどき、作品メッセージ真剣に読み取ろうとしてくれる人や、楽しんでくれる人がいる。

 十分ハッピーだ。これ以上の幸せはないと思う。

 

 それに、酸っぱい葡萄と言われればそれまでだが、「バズった」ところで金以外に何か得があるか?

 アンチが沸き、ゾンビが沸き、よく知りもしない奴から急に馴れ馴れしく話しかけられ批評され消費され、フリー素材のオモチャ扱い。自称知識人からはただ「流行り物」というだけで唾を吐かれ、ほとんどの人間作品が何を伝えたいのか真剣に考えすらしない……。

 ちょっと想像しただけでも幸せになれそうなビジョンほとんど浮かんでこない。全く羨ましくならない。

 

 もちろんこれは俺の考え方が著しく歪んでいるだけで、「バズること」を目標に日々活動しているクリエイター否定するつもりも、貶めるつもりも全くない。むしろ俺は彼らを尊敬している。

 たとえ承認欲求を満たす為だとしても、ひとりよがりになりがちな創作活動において、自分客観視し、他人のための努力ができるというのは素晴らしいことだ。アートだって突き詰めればコミュニケーションだし、より多くの人に伝え届けるために上を目指して試行錯誤した者こそが報われて大成すべきだと思う。

 そもそもどんなモチベーション創作していようが出来上がる作品とは無関係なので、「バズりたい」という願望があなたの力になっているなら、ぜひ胸を張って堂々と「バズること」を夢見て頑張ってほしい。

 

 話が逸れた。

 バズりたい、もっと人気になりたい、それ自体別にいいんだ。ピンとはこないが理解したいと思う。敬愛するクリエイター達には夢を叶えて幸せになってほしいから。

 

 ただ、それで病んだ奴の言い分が気に入らない。

 

 今いるのが創作界隈の中でも週2くらいで揉め事炎上が起こる限界部落な上、俺自身がこんな性格なので、変な言い方だが、俺は付き合う奴はかなり慎重に選ぶようにしている(大勢とうまくやっていけるほど器用じゃないという方がでかいが……)。

 おかげさまで鍵垢で繋がっている相互は皆、炎上騒ぎに動じることのない思慮深さと分別を持ち、ストイックに界隈のトレンド創作活動と向き合い、素晴らしい作品を生み出す、クリエイターとしても友人としても尊敬できる人達ばかりだ。

 そんな人達でも病む。

 そして決まってこういうことを言う。

 

「誰にも見てもらえない」

「どんなに頑張っても報われない」

自分作品必要とされていない」

 

 ふざけんじゃねえよ。

 この俺が好きだっつってんだろうが。

 お前の作品は最高で、お前は天才だって何回言えばわかるんだクソッタレ

 

 順番が前後したが、そんなことになる随分前から、俺は相互に「作品が好きだ」ということは欠かさず伝えてきたつもりだ。本当に、本当に手を替え品を変え再三伝えた。いいね拡散コメントファンアート二次創作、俺も自分作品生活があるので24時間365日とはいかないが、ファンとして友人として、やれることは全てやったと断言できる。作品ハッシュタグを賑わせ、オリジナルグッズを出し、コラボ作品でそこそこ権威のある賞も取った。お前らあとほかに何が足りないんだ?

 そういうことじゃないんだろうなとは重々承知の上だが、思わずはいられない。「誰にも」って何だ? 俺のことは見えていないのか?

 

 お前らや世間の皆様がどうなのか知らないが、俺はな、お情けや社交辞令二次創作ができるほど暇でもお人好しでもないんだ。本当に心からお前らの作品が良いと思ったか自主的にやってんだよ。お前らの作品世界観理解深めて二次創作に活かすために、俺新しく習い事始めたんだぞ。お前らの作品は人ひとりの人生を変えてるんだ。めちゃくちゃ凄いことだろうが。堂々としててくれよ、俺が惚れ込んだクリエイターなんだから

 そもそも俺がこんな治安の悪い界隈に来たのだって、お前らの作品に憧れたからなんだよ。どうしてくれるんだよ俺だけ残っちゃって。

 

 無論、俺の感情人生や尽くした労力がどうかなんて、悩める彼らには何の関係もない。彼らが足りないと言うなら足りないし、報われていないと思うなら報われていないし、不幸だと感じているなら彼らは不幸なのだ

 可哀想だ。助けてやれるもんなら助けてやりたい。

 信じてもらえないかもしれないが、これでも俺は相互の良きファン、良きライバル、良き友人でありたいと思っている。彼らの求めているもの、大切にしている価値観理解尊重したい。

 だが正直なところ、俺に共感できない問題相互が次々と病んで消えていく現状にかなり参っている。少しでも気を抜いたら「お前の価値理解しない有象無象クズどもとこの俺とどっちが大事なんだ」と、一昔前のめんどくさい彼女みたいな台詞叫びながら胸ぐらを掴みそうだ。

 

 どうしてやればいいんだ? 俺は。

 俺がもっと数字を持っている有名インフルエンサーになればいいのか。

 あるいは俺の行動や存在自体が彼らのプレッシャーになっていて、俺は今すぐ全てのファン活動を辞めて彼らの前を去るべきなのか。

 どちらも根本的な解決にはならない気がする。いや、まず他人の抱えている悩みを俺一人がなんとかしよう、できるという考え自体傲慢なのは間違いないのだが。

 

 俺はたぶん、側から見れば、世間の「バズりたい」クリエイター達が「そうできたらいいだろうが、そんなもの綺麗事理想論だ!」と声高に叫んでいる「綺麗事理想論」にそこそこ近いメンタリティ創作をやっているんだと思う。この増田共感されないだろう。(実際相互創作趣味の人と話していても、「純粋創作を楽しんでいる俺さんと違って周りを気にする惨めな自分…」みたいな自己陶酔のダシにされているのを露骨に感じることがある。正直けっこう不快だ。俺を鬱シコのズリネタにするんじゃねえよと思う)

 ただ、そこは仕方がない。創作活動モチベーションというテーマにおいて、マイノリティは俺だ。

 

 だからこそ教えてほしい。承認欲求を拗らせているクリエイターに対して、無名個人ができることは何なんだろうか?


 ……蛇足ながら最後愚痴らせてほしいんだが、俺だって別に承認欲求がないわけではない。不特定多数に期待しない分、「たまたま好きになってくれた最初の数人」に死ぬほど依存しているだけだ。

 つまり相互が病んで活動していない今、メチャクチャモチベーションが下がっている。 困る。

 誰だよ「みんな」って……

 思い通りの反応してくれない奴らのことなんか放っとけよ、俺がいるんだから俺で良いじゃん……

 前みたいに俺と遊んでくれよ……

2025-09-16

クリエイター推し友達、全員「バズり」に寝取られて病む

 長年創作活動趣味にしているが、「バズりたい」という感覚マジでからない。

 まず、俺が誰からも注目されず相手にされず流行りについていけないのは前提なので、落ち込む理由にはならない。誰からも期待されず好きなときに好きなように作品を作り、たまたま通りかかった中にときどき、作品メッセージ真剣に読み取ろうとしてくれる人や、楽しんでくれる人がいる。

 十分ハッピーだ。これ以上の幸せはないと思う。

 それに、酸っぱい葡萄と言われればそれまでだが、「バズった」ところで金以外に何か得があるか?

 アンチが沸き、ゾンビが沸き、よく知りもしない奴から急に馴れ馴れしく話しかけられ批評され消費され、フリー素材のオモチャ扱い。自称知識人からはただ「流行り物」というだけで唾を吐かれ、ほとんどの人間作品が何を伝えたいのか真剣に考えすらしない……。

 ちょっと想像しただけでも幸せになれそうなビジョンほとんど浮かんでこない。全く羨ましくならない。

 もちろんこれは俺の考え方が著しく歪んでいるだけで、「バズること」を目標に日々活動しているクリエイター否定するつもりも、貶めるつもりも全くない。むしろ俺は彼らを尊敬している。

 たとえ承認欲求を満たす為だとしても、ひとりよがりになりがちな創作活動において、自分客観視し、他人のための努力ができるというのは素晴らしいことだ。アートだって突き詰めればコミュニケーションだし、より多くの人に伝え届けるために上を目指して試行錯誤した者こそが報われて大成すべきだと思う。

 そもそもどんなモチベーション創作していようが出来上がる作品とは無関係なので、「バズりたい」という願望があなたの力になっているなら、ぜひ胸を張って堂々と「バズること」を夢見て頑張ってほしい。

 バズりたい、もっと人気になりたい、それ自体別にいいんだ。ピンとはこないが理解したいと思う。敬愛するクリエイター達には夢を叶えて幸せになってほしいから。

 ただ、それで病んだ奴の言い分が気に入らない。

 今いるのが創作界隈の中でも週2くらいで揉め事炎上が起こる限界部落な上、俺自身がこんな性格なので、変な言い方だが、俺は付き合う奴はかなり慎重に選ぶようにしている(大勢とうまくやっていけるほど器用じゃないという方がでかいが……)。

 おかげさまで鍵垢で繋がっている相互は皆、炎上騒ぎに動じることのない思慮深さと分別を持ち、ストイックに界隈のトレンド創作活動と向き合い、素晴らしい作品を生み出す、クリエイターとしても友人としても尊敬できる人達ばかりだ。

 そんな人達でも病む。

 そして決まってこういうことを言う。

「誰にも見てもらえない」

「どんなに頑張っても報われない」

自分作品必要とされていない」

 ふざけんじゃねえよ。

 この俺が好きだっつってんだろうが。

 お前の作品は最高で、お前は天才だって何回言えばわかるんだクソッタレ

 順番が前後したが、そんなことになる随分前から、俺は相互に「作品が好きだ」ということは欠かさず伝えてきたつもりだ。本当に、本当に手を替え品を変え再三伝えた。いいね拡散コメントファンアート二次創作、俺も自分作品生活があるので24時間365日とはいかないが、ファンとして友人として、やれることは全てやったと断言できる。作品ハッシュタグを賑わせ、オリジナルグッズを出し、コラボ作品でそこそこ権威のある賞も取った。お前らあとほかに何が足りないんだ?

 そういうことじゃないんだろうなとは重々承知の上だが、思わずはいられない。「誰にも」って何だ? 俺のことは見えていないのか?

 お前らや世間の皆様がどうなのか知らないが、俺はな、お情けや社交辞令二次創作ができるほど暇でもお人好しでもないんだ。本当に心からお前らの作品が良いと思ったか自主的にやってんだよ。お前らの作品世界観理解深めて二次創作に活かすために、俺新しく習い事始めたんだぞ。お前らの作品は人ひとりの人生を変えてるんだ。めちゃくちゃ凄いことだろうが。堂々としててくれよ、俺が惚れ込んだクリエイターなんだから

 そもそも俺がこんな治安の悪い界隈に来たのだって、お前らの作品に憧れたからなんだよ。どうしてくれるんだよ俺だけ残っちゃって。

 無論、俺の感情人生や尽くした労力がどうかなんて、悩める彼らには何の関係もない。彼らが足りないと言うなら足りないし、報われていないと思うなら報われていないし、不幸だと感じているなら彼らは不幸なのだ

 可哀想だ。助けてやれるもんなら助けてやりたい。

 信じてもらえないかもしれないが、これでも俺は相互の良きファン、良きライバル、良き友人でありたいと思っている。彼らの求めているもの、大切にしている価値観理解尊重したい。

 だが正直なところ、俺に共感できない問題相互が次々と病んで消えていく現状にかなり参っている。少しでも気を抜いたら「お前の価値理解しない有象無象クズどもとこの俺とどっちが大事なんだ」と、一昔前のめんどくさい彼女みたいな台詞叫びながら胸ぐらを掴みそうだ。

 どうしてやればいいんだ? 俺は。

 俺がもっと数字を持っている有名インフルエンサーになればいいのか。

 あるいは俺の行動や存在自体が彼らのプレッシャーになっていて、俺は今すぐ全てのファン活動を辞めて彼らの前を去るべきなのか。

 どちらも根本的な解決にはならない気がする。いや、まず他人の抱えている悩みを俺一人がなんとかしよう、できるという考え自体傲慢なのは間違いないのだが。

 俺はたぶん、側から見れば、世間の「バズりたい」クリエイター達が「そうできたらいいだろうが、そんなもの綺麗事理想論だ!」と声高に叫んでいる「綺麗事理想論」にそこそこ近いメンタリティ創作をやっているんだと思う。この増田共感されないだろう。(実際相互創作趣味の人と話していても、「純粋創作を楽しんでいる俺さんと違って周りを気にする惨めな自分…」みたいな自己陶酔のダシにされているのを露骨に感じることがある。正直けっこう不快だ。俺を鬱シコのズリネタにするんじゃねえよと思う)

 ただ、そこは仕方がない。創作活動モチベーションというテーマにおいて、マイノリティは俺だ。

 だからこそ教えてほしい。承認欲求を拗らせているクリエイターに対して、無名個人ができることは何なんだろうか?


 ……蛇足ながら最後愚痴らせてほしいんだが、俺だって別に承認欲求がないわけではない。不特定多数に期待しない分、「たまたま好きになってくれた最初の数人」に死ぬほど依存しているだけだ。

 つまり相互が病んで活動していない今、メチャクチャモチベーションが下がっている。 困る。

 誰だよ「みんな」って……

 思い通りの反応してくれない奴らのことなんか放っとけよ、俺がいるんだから俺で良いじゃん……

 前みたいに俺と遊んでくれよ……

2025-09-14

anond:20250914132329

そもそも前提が間違ってて他人が言うことは全部社交辞令だよ

個人的な連絡が後日届いて初めて「本気」が確定する

それまではオール社交辞令

anond:20250914132329

でもまあ、仲良くなりたいなら、社交辞令か本気かは見極めていかないとな

2025-09-12

anond:20250912115640

小浜ぐらいなんだよ、その程度の社交辞令を言えてるのは

リベラル暗殺肯定っぷりはマジですげーよ、

俺もアメリカに詳しくないから今ビビってる

有象無象がやってるのもおぞましいけど名のある人間立場のある人間がやりまくってる

殺されたのは結構大物なんだなとわかったけどそれにしたってなんじゃこれ

2025-09-06

AIで作られたものが意外と売れてるらしい

Xでとある生成AIコミュニティを見つけて、そのDiscordに入ってみた。

もっぱらROM専なんだけど、どういうのが売れてんのかな〜と覗き見る分には面白い

 

それで、エロコンテンツ結構売れているらしいことが分かった。月50万円以上売り上げてる人もいた。

まぁ、生成AI登場の最初からエロコンテンツは売られてたし、分かりきっていたっちゃ分かりきってたことなんだけど。

 

でも、じゃあ、俺がそれを買いたいと思うか?ときかれたら答えはNO。どうしても、いわゆるマスピ顔みたいな感じでAIらしい不自然さが目立つからくそそられず(笑顔とかさ、表情が変わらんのよな…みんな同じ顔してる…)。

また、生成AIで作ったと言われたら、魂が通っていない感じがして萎える。例え、性癖マッチングしていても、精神的な部分への悪影響はどうしても拭いきれず、性癖よりも気持ちを優先してしまう。

 

一方で、そのDiscord内では、素敵な作品ですね、のように褒められてる。(AIビジネスの道具としか考えておらず)社交辞令の人もいると思うが、ひとりひとりのプロフィール(主にX)をチェックしてみると、8割くらいは、そもそもChatGPTとかNano Banana触るだけの人たちで、(ローカルPCで作ったりはせず)単に生成AIで作ったエロコンテンツ性的な興奮を覚えるタイプの人なんだと分かった。

 

まり、多分なんだけど、すでにAIコンテンツを受け入れてる人たちが結構いて、ビジネスできるレベルになってるんだと思う。

 

個人的には、根本的に技術必要なこれまでの創作と違うんだから、数十万円の金払ってPC買って自分で作った方がいいだろ…とか、クラウドGPU借りてやりゃいいだろ…と思うんだが…それもできないような層が、格安で大量のエロコンテンツを買えるという意味で、一定の支持を得てるんだと思う。

 

まぁ、なんというか、色んな人がいるなぁと思った。

これまでも、ポケカの高額カードとか意味わからんもの価値が付くもんだなぁと思ってたから、そういう、俺には分からん世界がここにもあった。

と思ったよって話でした。

2025-09-04

社交辞令がわかる/わからない

相手との日頃の距離感にもよるけど、あとから「あっあれって社交辞令だった?」て気づくことが多くてしんどい

しんどいというか恥ずかしい気持ちになって消えたくなる。

ほぼ初対面の人に「今度ご飯行きましょうね〜」て言われるのは社交辞令てわかる。

でも、日頃よく話すし昼を一緒に食べたりプライベートでも飲みに行ったりする距離感の同僚に、

「今度海外行くの?向こう行ったらどんな感じか教えてよ」て言われて、

こんな感じだよーて連絡したのに全然返事ないとき

忙しいんだろうなと思って送ったことすら忘れた頃に、

送った内容に何も触れないで業務連絡してこられたりすると、

「あ〜また社交辞令を真に受けてしまった…」て恥ずかしくなる。

たとえば

「こういうイベントあったらいいよね〜」という話を自分がして、

面白そう!やりましょうよ」て良い反応が返ってきて、

需要があるならと実際に企画して動きはじめたのに、

「予定が厳しい」といって一緒に企画を進めるのを断られたとき

え、予定分かってたはずなのになんで?という気持ちが先に来て、

あとから社交辞令だったか〜」て気づいて恥ずかしくなる。

早く消えてしまいたい。

2025-08-30

人は「多様性」に憧れない。それは「下層の負け犬の証」だから

外国作家

『裕福な人々の暮らしは似ているが、貧しい人々の暮らしは一人一人違う』

というようなことを書いている。

美容整形が盛んになってきた日本でも、

「整形美女・整形イケメン顔面は似ている」が、

「未整形の天然ブスな男女の顔面多様性に満ちている」

という真実が、誰にでも肌感覚理解できるだろう。

カネをかけて歯列矯正をした「後」と、歯列矯正をする「前」とでは、

どちらに「歯の多様性」があるかを考えれば、答えは一目瞭然だろう。

多様性」は、美しさや、豊かさの対極にあるものである

誰が「社交辞令」以外で、そんなものに「本気」で憧れるのか。

「憧れる」ものではなく、「仕方なく受け入れる(和解する、許容する)」ものである

2025-08-19

anond:20250819092747

単にお互い口下手って可能性もあるから一応誘ってみれば?

社交辞令なら断るだろうし

2025-08-18

anond:20250818170942

いや、発言が諸に変質者だったか気持ち悪いって言っただけだよ

自覚持った方が良いと思う

もし仮に周りの若い子があなたにそのような事を言っていたとしても、それは社交辞令っていう事を理解した方が良いと思う。

冗談抜きで、犯罪者予備軍だと思うよ

2025-07-19

anond:20250715201135

お菓子配るぐらい社会人なら社交辞令範囲だよ

それ以上の意図はない

マジでいたことなさそう

働くっていうか、働いたことあってもパートだけとか。自分所属してる組織役職者とか全然意識しない系の仕事しかしたことなさそう

 

これがこどおばってやつ?

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