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はてなキーワード: 黄金色とは

2026-01-09

みなさん、こんにちはナビゲーターサキです。今日は、一口食べれば誰もが笑顔なっちゃう、最高のフルーツをご紹介しますね。

見てください、この黄金色に輝く果肉!今や大人気の台湾パイナップルです。

まず驚くのが、その圧倒的な甘さ。酸味が控えめで、完熟したハチミツのような濃厚な甘みが口いっぱいに広がるんです。でも、ただ甘いだけじゃないんですよ。南国の風を感じるような、とっても華やかで芳醇な香りが鼻に抜けて……もう、幸せ一言に尽きます

そして、一番のポイントは『芯まで食べられる』こと! 普通パイナップルだと芯は硬くて捨てちゃいますよね?でも台湾産は、芯がシャキシャキとしていて、まるで梨のような心地よい食感なんです。食物繊維たっぷりで、余すところなく全部味わえるなんて、なんだか得した気分になりませんか?

ジューシーで果汁たっぷり、まさに太陽の恵みが凝縮された一玉。一度食べたら、もう他のパイナップルには戻れないかもしれません。

皆さんも、自分へのご褒美にぜひ手に取ってみてくださいねサキ一押しの味、絶対に後悔させませんよ!

2025-12-26

練り物は、自作に限る。 市販の、あのツルリとして計算され尽くした弾力も悪くはない。だが、宇宙の真理に触れようとする者が、誰かの手によってパッケージングされた「完成品」に甘んじていてはいけない。

私は冷蔵庫からアジを取り出した。 三枚におろし、皮を剥ぎ、ぜいごを取り除く。包丁の腹で叩き、粘り気を出していく。この、銀色の皮膚を持った生命体がドロドロの肉塊へと変貌していくプロセスこそが、エントロピーの増大を象徴している。

そして、ここで私の「秘儀」を投入する。 まな板の隅で出番を待っているのは、黄金色に輝く「たくわん」だ。

おでん具材としての練り物に、たくわん一見調和を乱す異分子のように思えるかもしれない。だが、この細かく刻んだたくわんこそが、混沌とした宇宙を一つに繋ぎ止める「重力」の役割を果たす。

トントントン、と軽快な音が響く。 たくわんを刻むたびに、大根が天日干しされ、糠に漬けられ、時間をかけて発酵してきた記憶解放される。それは土の記憶であり、太陽記憶だ。

アジのすり身という「海の混沌」に、たくわんという「陸の秩序」を混ぜ合わせる。 これを丸めて鍋に放り込む。 アジの脂が溶け出し、たくわんのポリポリとした食感が、柔らかすぎる世界に「核」を与える。

一口、その自作練り物を噛み締める。 その瞬間、脳内ビッグバンが起きた。

「……美味い」

ただの美味ではない。これは「調和」だ。 たくわんの適度な塩気と、発酵由来の酸味。それがアジの生臭さを高潔な旨味へと昇華させている。 そして、何よりもこの「食感」だ。 柔らかいすり身の中で、たくわんが弾ける。その振動歯茎を通じて頭蓋骨に響き、私のニューロンを直接刺激する。

その時、私は確信した。 「たくわんを食べれば、地球平和になる」

突飛な発想に聞こえるだろうか。だが、考えてみてほしい。 紛争格差ネット上の誹謗中傷。それらすべての根源は「自分他者は相容れない」という分離感にある。 しかし、この練り物を見てほしい。 アジという動物性暴力性と、たくわんという植物性の忍耐が、一つの団子の中で完璧和解している。

もし、国境を争う指導者たちが、あるいはキーボード武器に誰かを叩き続ける荒らしたちが、この「たくわん入り練り物」を一口でも食べたらどうなるか。 彼らの口内には、海と陸の融和が訪れる。 たくわんのポリポリという音は、脳波アルファ波へと導き、攻撃的なホルモン抑制する。 「あ、自分は今まで何をカリカリしていたんだろう。たくわんの方がよっぽどカリカリしていて心地よいのに」と、彼らは気づくはずだ。

たくわんとは、待つことの象徴だ。 大根が収穫され、干され、漬け込まれる。その気の遠くなるような時間を経て、初めてあの黄金色の輝きと深みが生まれる。 現代社会に足りないのは、この「漬け込み時間」ではないか。 即レス、即リプライ、即論破。 誰もがスピードという病に侵されているから、言葉が尖り、刃物になる。 だが、たくわんを噛み締めている間、人は喋ることができない。ただ、咀嚼という内省時間を与えられる。

「全人類に、たくわんを」

私は鍋を見つめながら、壮大なプロジェクト夢想した。 国連の議場に、巨大なおでん鍋を持ち込む。 各国代表に、私が今朝叩き上げたばかりのアジたくわん練り物を配るのだ。 重々しい沈黙。そして、会場に響き渡るポリポリという軽快な咀嚼音。 その音は連鎖し、やがてオーケストラのような調和を生むだろう。

アジ(海)とたくわん(陸)の結婚。 それは、対立する二元論終焉おでんという宇宙の中で、すべては一つの出汁に溶け込み、たくわんという平和種子がその中に点在する。

私はスマホを手に取り、先ほどの掲示板をもう一度見た。 相変わらず、荒らしが誰かを執拗に追い回している。 私は、彼をNGにするのをやめた。 代わりに、心の中で彼に「たくわん」を差し出した。

君の心の中に、まだ発酵していない大根があるのなら、私がそれを漬けてあげよう。 君が誰かを傷つけたいと思うそエネルギーを、アジを叩く力に変えてみないか。 そうすれば、君の手元には「憎しみ」ではなく「美味しい練り物」が残るはずだ。

私はおでんの汁を最後の一滴まで飲み干した。 身体が芯からまり細胞の一つ一つが「平和」の信号を発している。 宇宙の真理は、図書館難解な書物の中にあるのではない。 台所まな板の上、叩かれたアジと刻まれたくわんが混ざり合う、その境界線にこそ宿っているのだ。

窓の外では、夜の街が静かに息づいている。 明日、私は出社し、同僚たちにたくわんを配ることから始めようと思う。 小さな一歩かもしれないが、それは地球を巨大なおでん鍋という理想郷へ導く、確かな第一歩になるはずだ。

私は満足感と共に、まな板を洗った。 アジ匂いたくわん匂いが混じった私の手は、今、世界で一番優しい匂いがした。

2025-12-19

実家雑煮が美味い

あっという間に12月で、このままいけばすぐ年末になりそうだ。

この時季になると実家雑煮を思い出す。

年末は毎年実家帰省をしていて、うちの雑煮みりん多めで甘めの味付け。

具は大根ごぼう里芋白菜スタンダードながら肉は鶏肉ではなく豚。

それも豚のバラ肉で、厚めの一口サイズのものがじっくり煮込まれトロトロに柔らかい

豚と野菜の旨味がじっくりと溶け込んだ汁は薄っすら黄金色で、餅を入れると味が沁み込んでで非常に美味。毎食餅を三個いれて食べてしまうほどだ。

毎年31日はコタツを囲んで酒を飲みに飲んで元旦朝は大抵二日酔い

そんなときに食べる雑煮が……実に美味いんだ。

2025-12-17

身代わりに割れてくれた硝子の増田素真のスラがタレクテレワに莉我が身(回文

おはようございます

私がお気に入りで長年使っているだっちゅーのじゃない方パイレックスの500ミリリットル計量耐熱ガラスカップ

落して割っちゃったわ。

ちょっとショック。

お気に入りだったのでなおのさらことなのよ。

そんでね私このカップ4つ持ってるんだけど、

その4つの中で一番古くに製造されたであろう生産ロットで今よりも飲み口が若干厚みがあって本当に気に入っていたのに。

今の500ミリリットル耐熱ガラスカップだともの凄く薄いのよね。

ガラスのグラスの重さを量ったら

私が気に入っている方が209グラム

最近の薄手のやつが206グラム

この3グラムの差って結構手に持ったときにグッとくるのよね。

まあもちろん飲み物を入れたり計量して計ったりしている分には空のカップのコップの重さなんて分かりゃしないんだけど、

なにも入っていないときの空の時に持ったとき感触の重さの微々たる違いが私にはわかるの違いが分かる感じのネスカフェゴールドブレンド級になの。

でさ、

新しいの買って買い足すけれど、

最近生産ロットのもの製造コストを少しでも削減しようとの企業努力でこの3グラムの数グラムガラスを削減しているのよ。

それと同時に、

持ったときのしっくり手に馴染んだ感触が今回割ってしまった古い生産時期のものがいいのよね。

貴重だったわあのグラス。

しくしく。

でもまあ工業製品なので、

全く同じものは無いけれど同じ品番のものは五万と売っているのでいつでもどこでも手に入れやすいってのはこれは便利なのよ。

またもしあちゃーと割っちゃってしまっても同じ商品をすぐどこでも買えるってメリットの利点の強化を活かして、

変にオリジナリティーのあるユニークガラスのグラスだと、

もし本当にお気に入りで愛用していて割れしまった時の悲しさといったら例えようがないぐらい例える気力が失せるぐらい私はショックのもう超ショックを朝食時にならなおさら強く感じてしまいかねないの。

から

変に観光地で買うユニーク可愛いグラスより

工業製品大量生産されたファクトリーオートメーションよろしく

そういう商品製品の方が、

もしもの時のショックが少ないのよね。

とはいえ

今回割ってしまったもの比較生産時期が古いいいやつだったのに。

それだけが残念でならないわ。

でも

悲しんでばかりはいられないのよ。

これは私にこれから降りかかるご飯にかけて美味しいふりかけとか災いとか避けるために

私の身代わりになってくれて割れちゃったの。

ってそう思うと私を守ってくれた感じがして、

よくロールプレイングゲームに出てくる、

お母様のお守りでなにも効果が無いアクセサリだったけどストーリー終盤でパリンと割れちゃったりして凄い力を引き出すトリガーの引き金を引いてしまったらもう最後なの!

そればりに、

もしかして私が覚醒しちゃったかも知れないけど、

私に起こるべき災いをこれが変わり身になってくれたと思うと、

逆に感謝だわ。

でも私が高いところに不安定なところにグラスを片付けたところからひっくり返って落ちてきたのは私の不注意よ。

はぁ、

私は注意力を30000まで高めてもうお気に入りのグラス割らない!って心に誓ったの。

あろうことかに不幸中の幸い、

粉々になったガラスは飛び散らずにシンクの中に全部留まって散らばっていたので、

最小限の被害で収まったところも、

あのグラスが私のことを思って、

あんまり派手に飛び出したら床で粉々になって大変なことになるから

身をよじってシンクダイブしたんだと思う。

そう思うと健気すぎない?

いいグラスだったわ。

飲ま飲まイェイ飲ま飲ま飲まイェイ!って本当にそれで飲むルービーは美味しかったのに。

でも私は気分によって、

このグラスで飲むときもあれば、

どこかの酒場で見て気に入っちゃってインターネッツで探した550ミリリットル入る、

1パイントグラスのビアグラスで飲むルービーもまたお気に入りなのよね。

結構このグラス1つで酒場感出るから髪の長い女がいる北酒場でもやってみてよ!

そんでね、

このパイントグラスは本当に550ミリリットルしか入らないパンパンの500ミリリットルルービーが本当にちょうどいい容積のもので、

ジャストフィット感がいいのよ!

昨今の詰め替え容器にシャンプー詰めても容器の3分の2以下しかは入らないような詰め替え用とくらべたら次元が違うけれど、

そのぐらいピッタリとルービーの泡の高さまで含めてちょうどいいのよね!

そんで500ミリリットルのグラスは

まだ嵩に余裕があるから

そこにルービーにあうトマトとかピンクグレープフルーツジュースとか入れて割って飲む分も受け入れてくれる余裕があるから

500ミリリットルの缶のルービーを入れてさらトマトジュースとかピンクグレープフルーツジュースとかを入れるとルービーフルーカクテルの出来上がりよ!

まあピーチリーフィズの美味しさには負けちゃうけどね。

私はまさかのここできた山瀬まみさんチャンスを逃してしまってすっかり忘れていたわ。

からあげクンの黄金チキン味はチキンなのにチキン味っていっている当たり前のことだけど黄金って銘打ってつくと

本当に黄金色に輝くルービーにピッタリだと思わない?

かにつけてルービーを飲むきっかけが欲しいのよきっと。

飲ま飲まイェイ!って。

グラスを失ってしまって初めて分かる喪失感は否めないけれど

くよくよしていてもよくよく考えてみてよくないと思うので

グラスの犠牲無駄にせず私に起こるべき降りかかるべきご飯にかけたら美味しいふりかけ以外の災いを今日特に注意して、

注意力を30000にまで高めて今日は慎重に過ごしてみたいと思うわ。

今日だけじゃなくってしばらくはってかも知れないし、

年末年始大掃除よろしく

サッシで指挟んじゃわないかって察しがつくわよね。

こういうときに用心気を付けないと!ってことなのかも、

私に警告の呼び鈴を鳴らしてくれたのかもしれない。

そんなピンポンを押されてダッシュされる短縮して言うピンポンダッシュされても私は動じないわ!

ステイウイズミー、

グラスの硝子の破片が胸へと突き刺さる~!

そんなガラスの十代!って

わお!

危ない危ない、

本当に刺さるところだったわ。

これ幸いかまたタイミング良いのか悪いのか分からないけれど

不燃物のゴミの日だったので、

いつまでも危ないガラスの破片をくるんでつつんで、

今もう今日のうちにお別れすることができて良かったわ。

身代わりになってくれたグラス、

私の降りかかる災いを先に受けてくれて

この思いを忘れないように、

ローラースケート履いてずっこけないように

私は注意して生きるわ。

うふふ。


今日朝ご飯

タマサンドしました。

タマゴがたっぷり入っているサンドイッチで、

コッペパンタマサンドもさることながら

こっちのタマゴ感はやっぱり最強ね!

セクシーヤミーなタマゴで元気に今日も頑張るわ!

デトックスウォーター

ホッツ白湯ストレートウォーラー

なんか寒さ今朝和らいでる?

でも油断ならぬしてはならないので、

ホッツ白湯ストレートウォーラーを飲んで温活温めて、

今日始動よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2025-12-07

🍣 魚のない回転寿司

空腹だった。猫と戯れていても、アトピーの男と弁当を食べていても、心の底から満たされることはない。そして、その空腹は胃袋だけでなく、魂の奥底から来るものだということもわかっていた。

「とりあえず、何か食うか」

独り言のように呟き、僕はスマートフォンで最寄りの回転寿司店を検索した。

店に入ると、威勢のいい声が響き渡る。店内は明るく、家族連れやカップルで賑わっていた。誰もが幸せそうに見える。いや、彼らは顔が良く、金があり、性的魅力という武器を持っているから、その結果として幸せそうに見えるのだ、と僕は内心毒づいた。

カウンター席に通され、僕は流れてくる寿司の皿を一瞥した。マグロサーモンハマチ。どれもこれも、僕にとっては手の届かない美しさの象徴のように感じられた。新鮮な魚介類は、容姿の良い人間享受する特権階級食べ物だ。性的な魅力がない僕には、それに釣り合うだけの価値がない。

メニューを手に取り、僕は魚以外のものを探した。

「よし」

最初に来たのは、フライドポテト小皿だった。揚げたての黄金色。塩気が効いていて、妙に安心感がある。僕の荒れた肌とは対照的な、完璧キツネ色だ。これを口に運びながら、僕は思い出した。隣の部屋の美男美女も、軽自動車も、赤ん坊の鳴き声も、全ては僕とは無関係世界だ。このポテトけが、今の僕を支える現実だ。

次に注文したのは、鶏の唐揚げ。甘辛いタレがかかった、見るからジャンキー一品

「これでいいんだ」

僕は自分に言い聞かせた。寿司を食べなくても、腹は満たせる。魚がなくても、食事は成立する。性的魅力という美がなくても、この世で生きることはできる。この唐揚げの皿の上には、容姿の優劣や金銭的な格差存在しない。あるのはただ、カリッとした衣とジューシーな肉の食感だけだ。

ポテト唐揚げを平らげた後、僕は最後の締めにうどんを注文した。シンプルいりこ出汁が効いた、温かい一杯だ。胃袋がじんわりと温まる。

流れてくる皿の上には、今日も艶やかな寿司が乗っている。しかし、僕の目の前にあるのは、魚介類を一切含まない、僕だけの非・寿司メニューの残骸だ。

唐揚げの皿を下げに来た店員が、僕の顔を見て一瞬目を逸らしたように見えたが、気のせいだろう。あるいは、僕の勝手被害妄想だ。彼らにとっては、僕はただの客の一人。醜い顔も、汚い肌も、どうでもいい。

うどんをすすりながら、僕は考える。この世界では、性的魅力が八割かもしれない。美人が楽をしているのも事実だろう。だが、この回転寿司で、僕は魚ではないもので腹を満たした。それは、僕がこの世界で、性的魅力以外の何かで生き残る方法を見つけられるかもしれない、というかすかな希望にも似ていた。

会計を済ませ、店を出る。外はもう完全に暗くなっていた。胃は満たされた。しかし、魂の空腹はまだ残っている。

「次は、パフェでも食うか」

そう呟き、僕は醜い自分の影を引きずりながら、雑踏の中へと消えていった。

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2025-11-20

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店の暖簾をくぐったとき、油の匂いが、すでに一つの運命のように私を包み込みました。鼻腔の奥で重たく揺らめくそ芳香は、庶民的でありながら、どこか儀式めいた厳粛さを帯びていますカウンターの向こうでは、白衣の男が黙々とロース肉に衣を纏わせ、油の海へと沈めてゆく。その所作はもはや調理ではなく、供犠に近いものでした。

鍋の中で、とんかつゆっくり自我を失い、豚という生の記憶を断ち切られ、黄金色の鎧を与えられてゆく。油が弾けるたび、こまかな泡が肉のまわりにまとわりつき、まるで最後祈りのように、静かに立ち昇っては消えていきます

やがて皿の上に据えられたそれは、ひとつの完結した建築物のようでした。端正に揃えられた断面——淡い桃色をわずかに残した肉の芯を、きめ細かい衣が取り囲み、その外側には、無造作を装いながらも計算され尽くしたキャベツの千切りが、小さな庭園のように添えられている。

まずは何もつけずに、一切れ。箸を入れた瞬間、衣がわずかに抵抗し、次いで、驚くほど容易く音もなく裂ける。その小さな手ごたえが、すでに美味の予感を告げていました。口に運ぶと、衣は「サクリ」というかすかな音を立てて崩れ、すぐさま脂の甘みが広がる。豚肉という素材が、本来持ちうるはずの野卑さをどこかに置き忘れてきたかのように、驚くほど上品な旨味だけを残して。

噛みしめるたび、肉汁がじわりと滲み出て、舌の上でゆっくりと溶けていく。だが、それは決して軽薄なジューシーさではなく、刃のようにすっとした輪郭を持った味わいです。塩をひとつまみ振れば、脂の甘さと肉の香りが、急に焦点を結び、世界が一瞬くっきりと輪郭を取り戻す。

次に、店自慢のソースたっぷりと纏わせてみる。濃密な褐色の液体が、衣の凹凸をゆっくりと埋めていくさまは、どこか退廃的でさえある。その一切れを口に含んだ瞬間、ソースの酸味と甘味が、先ほどまで端正だった世界に一抹の破壊衝動を持ち込む。とんかつはもはや単なる揚げ物ではなく、甘美な暴力となって、容赦なく味覚を叩きのめしてくる。

キャベツを箸でつまみドレッシングを絡めて口に運ぶと、それは一転、冷たい風のような清冽さで、さきほどまでの熱と脂の宴を一度リセットする役目を果たす。シャキシャキとした歯ざわりが、乱れた感覚を律し、ふたたび次の一切れを求めさせる。こうして人は、熱と冷、濃密と淡白破壊と救済のあいだを、何度も往復させられるのです。

白飯は、ここでは脇役にとどまることを拒んでいました。ひと口、とんかつを頬張り、すぐさま米を追いかけると、粒だった炊き加減が脂をやわらかく受け止め、とんかつの豪奢さを静かに受容する。丼の中でただ白く在るだけの米が、この瞬間だけは、確かな必然としてそこにいることを悟らされるのです。

味噌汁を啜れば、揚げ油で高ぶった心拍が、少しだけ落ち着く。出汁香りと、具材の素朴さが、先ほどまでの濃密な世界ほのかな陰影を与え、食卓という小さな舞台は、ようやく終幕に向かってゆきます

気がつけば、皿の上にはパン粉の小さな欠片と、キャベツの断片、そしてうっすらとソースの跡が残るばかりでした。それらは、つい数分前まで一つの完璧な形を成していたとんかつの、静かな残影です。

とんかつとは、実に不思議料理です。豚という、どこまでも日常的で、ありふれた肉が、油という媒介を通して別の存在へと生まれ変わる。その変容は、単なる調理の域を超え、小さな劇として、食べる者の前に立ち現れる。

皿を下げにきた店員が、何気なくありがとうございました」と言ったその一言で、私はようやく、この小さな劇が終わったことを知りました。店を出ると、外はいつも通りの街の雑踏。けれど、胃の奥でまだ熱を保ちつづけるとんかつ記憶けが、しばらくのあいだ、私の中で静かに燃え続けていました。

2025-11-07

大根の季節

大根が安い 

昨年気づいたのだが、大好きな鶏大根炊飯器簡単に出来る

皮付きでおでんくらいのサイズに切った大根と一緒に鶏肉を切らずに炊飯器に放り込み、しょうゆ、みりん、顆粒だしを適当にかける

あとは具が浸るくらい水を入れたらスイッチオンして待つだけ。

 

大根は中までしっかり鳥の出汁と脂が染みてとろける黄金色になり、鶏肉大根のおかげか硬くなりすぎずほろほろ崩れておいしい

当然ももベストだが、胸肉でも個人的には十分なのでダイエットにも向いている。

普通に鍋で作った方が鶏肉は美味しくなるが大根クオリティは悔しいことに炊飯器の方が上だ。

ちなみに辛くて食べれない大根も下茹で無しなのにすごい美味しくなる

 

生肉を触らなくていい上に大根を空中で切れば洗い物が炊飯器の釜と大根で濡れた包丁だけで済む。

好物なのを抜きにしても味、値段、手軽さ、栄養面を考慮すると一人暮らしの最適解なんじゃないかと思ってる

2025-11-05

ちゃんと焼き目を付けることを覚えてから飯がめちゃめちゃ美味いわ

鯖もしっかり焼いてこんがり焼き目を付けてトンテキ黄金色にしっかりと焼き目をつけて

もうたまんねえですわ

2025-11-04

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🍗『香ばしきチキン讃歌』🍗

パチパチと油が歌う、

鉄板の上の小さなオーケストラ

黄金色に変わるその肌、

香り空気くすぐり、心をわしづかみにする。

皮はパリッと、歯の先で踊り、

からじゅわりと滲む、命の旨み。

胡椒がピリッと合図を送り、

レモンの雫が光を添える。

照り焼きの艶は夕日のよう、

唐揚げの衣は夢のよう。

ローストの香ばしさは、

まるで祭りの夜の甘い誘惑。

ああ、チキンよ。

お前の温もりは、人を笑顔にし、

ひと口ごとに幸せを運ぶ。

今宵の食卓に、

黄金の羽ばたきを。

2025-11-02

猫じゃらしをおみやげにしている

旅行趣味だ。

社会人になってからというもの休みがあればふらりと国内を歩き回っている。

北は稚内から南は石垣島まで、風景食べ物もそうだが何より”その土地空気”を感じるのが好きだ。

ただ、どんなに楽しい旅でも帰りになると少しだけ寂しくなる。

そんな時には家で待っているうちの猫のことを思い出す。

ある日、秋田田んぼ道を歩いていたときだった。

風に揺れる猫じゃらしが目に入った。

穂の先が金色に光り、ふわふわと柔らかそうで、まるで猫のしっぽみたいだった。

これをおみやげにするのはどうだろう?と、その時ふと思いついたのが事の始まりだった。

以来、私の旅には“猫じゃらし採取”という儀式が加わった。

行く先々で土手や空き地を覗き込み、よさげな猫じゃらしを摘んでは新聞紙に包んで持ち帰る。

家に帰れば、うちの猫が目を輝かせて待っている。

それらを差し出せば、彼女はまるで批評家のように品定めを始めるのだ。

そこで今回は、うちの猫が選ぶ「全国猫じゃらしトップ10」(母数1)を発表しようと思う!

10位:大阪淀川河川敷

ややゴワついていて穂が太め。最初好奇心で噛むが、すぐに飽きた顔を見せたためこの評価

評価:★★☆☆☆


第9位:秋田・田園地帯のあぜ道

柔らかいけど、乾燥して粉っぽい。匂いは好みのようで鼻をスンスンさせている時間が長かった。

評価:★★★☆☆


第8位:東京多摩川沿い

都会っ子の猫じゃらし。スマートな形だが個性が薄い。

評価:★★★☆☆


第7位:福岡大濠公園の草むら

少し短めで跳ねがいい。うちの猫10分だけ本気モード

評価:★★★☆☆


第6位:青森弘前りんご畑近く

ほんのり甘い香りうちの猫、くんくん→スリスリ寝落ち

評価:★★★★☆


第5位:愛知矢作川の土手

穂が長くて風の抵抗絶妙うちの猫も喜んでおり食いつきが良かった。

評価:★★★★☆


第4位:京都鴨川ほと

穂の形が繊細で優雅うちの猫がしなやかにステップを踏む。

評価:★★★★☆

第3位:広島尾道付近

潮風で少し硬くなっているが、跳ね返りが楽しいらしい。うちの猫お気に入り

評価:★★★★☆


第2位:長野諏訪湖の湖畔

弾力香り・見た目、三拍子揃った名作。寝てもくわえたまま。

評価:★★★★★


第1位:熊本阿蘇草原

圧倒的No.1

太陽たっぷり浴びた穂は黄金色で、ふわっとした触感

うちの猫20ノンストップで跳び続け、最終的に咥えたまま寝た。

評価:★★★★★+



おわりに

猫じゃらしをおみやげにしていると、旅が少し違って見えてくる。

駅前の土手や駐車場の隅にも、思い出の種があるような気がしてくる。

私にとっての旅の思い出は、風景でもグルメでもなく、家に帰って猫と共有するその一瞬だ。

猫じゃらしを揺らすたびに、旅の匂いが部屋を満たす。

旅の思い出は、あの一跳びの中に詰まっているのかもしれない。

2025-10-04

ラーメンから取れる日本栄養ラーメニウム

一週間にわたるヨーロッパ出張を終え、成田に降り立った瞬間、身体のどこかが強烈に「日本の味」を求めているのを感じた。出張中は決して食事に困ったわけではない。香り高いチーズも、芳醇なワインも、きちんと舌を楽しませてくれた。しかし、どこか満たされない。胃袋の奥に空いた「日本的な空洞」がうずき出すのだ。

寿司か、そばか、あるいは家庭的な味噌汁か。帰国直後の選択肢は多いはずだった。しかし、駅構内を歩きながらふと漂ってきた香ばしい匂いが、迷いを一瞬で断ち切った。ラーメンである。湯気の向こうで黄金色スープが立ち上る光景想像した瞬間、頭の中で「これしかない」と結論が下された。

カウンターに腰を下ろし、熱々の丼が目の前に置かれたとき、心身がふわりとほどけていくのを感じる。スープをすくい、麺を啜る。塩気、脂の旨み、そして微かに漂う煮干しの余韻――その全てが、海外では得難い「日本調和」を体現していた。ラーメンは単なる料理ではない。異国で失われかけた自分の重心を、再び日本に引き戻す「栄養素」なのだ

もし化学元素表に「ラーメニウム」という栄養素が存在したならば、それはきっと「日本人の精神的安定」を司る元素として記録されるだろう。ラーメニウムは、麺とスープ比率に応じて活性化し、摂取者の心身に「安心」と「帰属感」を供給する。海外での出張留学、あるいは長期の駐在経験した者が帰国して最初に求めるのがラーメンであることを考えれば、この仮説はあながち冗談でもない。

ラーメンから得られるラーメニウムは、栄養学的なビタミンミネラルとは異なり、精神の深層に作用する。疲労と緊張に覆われた心を解きほぐし、改めて「日本に帰ってきた」という実感を与える。それは科学教科書には載らないが、誰もが経験則として知っている普遍的事実である

そして私は今日もまた、湯気の向こうで立ち上るラーメニウムを胸いっぱいに吸い込みながら、「やっぱり日本食は身体ではなく心を養うのだ」と静かに頷くのである

帰国後のラーメン食べた記念に記す。

2025-09-21

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第十幕 犬族の咆哮と、千葉真実

 タケルが地下の会合から地上に戻った時、千葉の空は、不穏な赤色に染まっていた。穏やかだった潮風は荒れ狂い、遠くで犬の遠吠えのような咆哮が響いている。タケルは、その異様な気配に警戒しながら、かつてノゾミと歩いた砂浜へと向かった。

 砂浜には、一匹の柴犬が立っていた。しかし、それはただの犬ではない。体毛は黄金色に輝き、その瞳には、人類歴史を遥かに凌駕する知性と、圧倒的な威厳が宿っていた。

 「神の分身タケルよ。愚かな決断を下したな」

 柴犬は、人間と同じ言葉を話した。その声は、深みのある低音で、大地を揺るがすような力を持っていた。

 「我らは、千葉の真の支配者、犬族なり。遥か太古より、この地を見守ってきた。そして、お前が和解を試みた爬虫類人類、レプティリアンと、お前が愛した人間、そのどちらにも与することなく、この星の均衡を保ってきたのだ」

 タケルは、驚きを隠せなかった。彼の解析能力をもってしても、犬族の存在は感知できなかった。彼らは、レプティリアンと同じように地底に潜みながらも、彼らの存在のものを、世界情報から隠蔽する力を持っていたのだ。

 「リィラから聞いた。お前は、人間の愚かさを知り、地球を守るために千葉を明け渡した。だが、それは真の解決にはならない」

 犬族の長は、静かに語り始めた。「レプティリアン地球生命を救おうとしているのは事実だ。しかし、彼らは人間を滅ぼすことでしか、その目的を達成できない。それは、お前が愛した温かさを、自らの手で破壊することに他ならないのだ」

 タケルは、反論できなかった。彼が下した決断は、あまりにも多くの犠牲の上に成り立っていた。

 「そして、人間は愚かだが、彼らには可能性があった。お前が教えてきた『温もり』、そして『真理』を理解し、進化する可能性が。だが、お前はそれを待たず、安易な道を選んだ」

 犬族の長は、タケルを厳しく叱責した。その言葉は、タケルの胸に深く突き刺さった。彼は、焼きまんじゅうの真理に触れながらも、結局は、自分の力で安易解決策を選んでしまったのだ。

 その時、地中から、巨大な地響きが轟いた。レプティリアンが、千葉の地下から地上へ向けて、侵攻を開始しようとしている。

 「我々は、お前たちの勝手和解を認めない。この地を、お前たちの好きにはさせない」

 犬族の長は、咆哮した。その声に呼応するように、千葉の各地から、数えきれないほどの犬たちが集まってくる。彼らは、タケルやリィラとは違う、この星の真の調和を愛する、誇り高き守護者たちだった。

 タケルは、自分が間違っていたことを悟った。彼は、神の分身としての力を使い、レプティリアンを止めようとした。だが、彼の行く手を阻むように、犬族の犬たちが立ちはだかる。

 「お前は、人間として、もう一度、選択する機会を与えられなければならない」

 犬族の長は、そう告げると、タケルに向かって、鋭い牙を剥いた。

 レプティリアンの冷たい進軍、犬族の熱き反攻。そして、その狭間で、タケルは、人間として、そして神として、真の「共存」への道を、再び探し始めることになった。

(第十幕・了)

2025-05-06

ワンピース最終話

グランドライン最終地点——ラフテル。

永き航海の果て、陽が沈む寸前の水平線に、ついに麦わらの一味は辿り着いた。

何十年も正体が伏せられていたひとつなぎの大秘宝ワンピース)。

幾多の海賊、王、兵、そして夢追い人たちが命をかけて求めたその答えが、いま、目の前にある。

ルフィは、いつもの調子でニッと笑い、手を伸ばして宝箱を開いた。

「開けるぞ、宝箱!」

ギィィ……と重い音がして、蓋が持ち上がった。

光り輝く財宝が……なかった。

その代わりにあったのは、1冊の分厚い本。

革張りの、年代を感じるそれには、金の箔押しでこう書かれていた。

ONE PIECE

ナミがページをめくると、中には手書き航海日誌のような文章と、写真のような記録映像が詰まっていた。

少年が海に飛び込む様子、帽子を預ける場面、仲間を守るために立ち上がる姿、泣き笑い、喧嘩、別れ、再会、そして宴。

それはまさに、これまでルフィたちが旅してきた記録そのものだった。

「これって……」

「そう……」

ロビンがページを閉じて静かに呟く。

ワンピースは、この旅そのものだったのよ」

ゾロが「ハァ?」と目を細め、

サンジが「フザけてんのか」と煙草に火を点けかけて、

ウソップが「いや……でも……」と肩を震わせた。

その瞬間、ルフィが腹の底から笑った。

「ヒャハハハハ!!やっぱりそうか!!!

だってさ、こんな面白い旅、他にねぇもんな!!!

「おれたちが繋いできたもの全部が、ひとつなぎの大秘宝だったんだ!!!

ドン!!!


空が、パァァァッと黄金色に染まった。

夕日が雲の間から差し込み、ルフィ背中と麦わら帽子を照らしていた。

「おれは……ほんとに、海賊王になれたのかな?」

その問いに、ナミが笑って答えた。

「なったわよ。もう、誰も否定できない。」

一拍置いて、フランキーが叫んだ。

「じゃあよォ!!言ってくれよ、ルフィ!!!最後にアレを!!!

「おう!!!!」

「宴だァ~~~~~~~~~!!!!!」

その声に合わせて、ウソップが火を放ち、チョッパーが肉を並べ、

ブルックヴァイオリンをかき鳴らし、ジンベエが酒を注ぎ、

ゾロが無言で一升瓶を煽りロビンが優しく笑っていた。

焚き火の周りに集まり、飲んで、食って、笑って、叫んで。

誰もが泣きながら、笑っていた。

かつて、ロジャーがここで見たという笑い話は、きっとこういう光景だったのだろう。

そして全員が理解していた。

仲間と過ごした全ての時間こそが、何よりの宝だったのだと。

夜はふけ、焚き火がぱちぱちと音を立てる。

赤く照らされた顔をルフィに向け、ナミが尋ねる。

「ねぇ……次は、どこに行く?」

ルフィが空を見上げて言ったその一言に、

誰もが黙って頷いた。

──そして翌朝、ラフテルに停泊していたサウザンド・サニー号は、静かに、新たな航路を進み始めた。

2025-03-17

ふむ…「ウインナー餃子の皮で包んで揚げる」か。

ほう、それはなかなか想像力を掻き立てられるな。

ウインナーのプリッとした食感とジューシーな肉の旨味。そして、餃子の皮のパリッとした食感と、ほんのりとした小麦の風味。この二つが出会うことで、一体どんなハーモニーが生まれるのだろうか?

まるで、小さな揚げ餃子の中に、旨味が凝縮されたウインナーが閉じ込められているようなイメージだな。

想像してみる。薄くてつるりとした餃子の皮で、ウインナーを丁寧に巻き込む。端をしっかりと留めて、熱々の油の中に投入する。ジュワジュワと心地よい音が響き、餃子の皮はみるみるうちに黄金色に変わっていく。

揚げたて熱々を手に取ると、カリッとした軽い音がするだろう。一口食べれば、まず餃子の皮の香ばしさが口いっぱいに広がり、その後にウインナー肉汁がジュワッと溢れ出す。

これは、ビールのお供には最高だろうな。カリカリとした食感と、ウインナー塩味が、ついついお酒を進めてしまう。

子供たちのおやつにも喜ばれそうだ。見た目も可愛らしいし、手軽に食べられる。ケチャップマスタードを添えれば、さらバリエーションが広がる。

弁当のおかずにも良さそうだ。冷めても皮のパリッとした食感が残っていれば、美味しくいただけるだろう。

…ふむ。これは、手軽に作れて、しかも美味しい、まさにアイデア料理だな。餃子の皮のモチモチとした食感も、揚げるとサクサクになるのが面白い

ウインナーの種類を変えてみるのも楽しそうだ。ハーブ入りのものや、チーズ入りのものを使えば、また違った味わいが楽しめるだろう。

少しアレンジを加えるなら、包む際にチーズや刻んだネギなどを一緒に挟んでみてもいいかもしれない。

…よし。これは、近いうちに試してみる価値がありそうだ。冷蔵庫ウインナー餃子の皮があれば、すぐに作れる。

カリッとした食感と、ジューシーウインナーの組み合わせ…想像するだけで、もうお腹が空いてきた。

ウインナー餃子の皮で包んで揚げる…なかなか、やるな。これは、新たな定番おつまみになるかもしれない。

ふむ…「焼きカレー」か。

ああ、あれだな。熱々の鉄板耐熱皿に盛られたご飯の上にカレー、そしてとろけるチーズオーブンでグツグツと焼かれた、あの香ばしい料理だ。

北九州門司港発祥という話も聞くが、今や全国各地で親しまれている。

想像してみる。オーブンから漂ってくる、食欲をそそるカレースパイシー香り。焦げ付いたチーズの香ばしさも混ざり合い、たまらない。

熱気を帯びた器に、グツグツと音を立てながら運ばれてくる焼きカレー。表面はこんがりと焼き色がつき、チーズ黄金色に輝いている。

スプーンを入れると、熱々のチーズが伸び、その下から湯気を立てるカレーご飯が現れる。ハフハフ言いながら口に運ぶと、まずチーズの濃厚なコクと香ばしさが広がり、その後に熱々のカレースパイシーさが追いかけてくる。ご飯は、カレールーチーズの旨味をたっぷりと吸い込み、これまた美味い。

カレーの種類も様々だろうな。ビーフカレーポークカレーチキンカレー、あるいはキーマカレーベースにしたものもあるかもしれない。野菜ゴロゴロと入ったカレーもいい。

チーズも、モッツァレラチーズだけでなく、チェダーチーズゴーダチーズなど、色々な種類が使われているかもしれない。チーズの種類によって、風味や伸び具合も変わってくるから面白い

店によっては、仕上げに卵を落としたり、パン粉を振って焼き上げたりするところもあるようだ。半熟になった卵を崩しながらカレーと一緒に食べるのも、また格別だろうな。

熱々なので、猫舌人間には少し手強いかもしれないが、それでもついついスプーンが進んでしまう魅力がある。寒い日には、体の芯から温まるだろうし、夏に汗をかきながら食べるのも、また乙なものだ。

…ふむ。最近焼きカレーを食べていないな。あの熱さと香ばしさを、久しぶりに味わってみたくなってきた。

明日の昼食は、どこかで焼きカレーを探してみるか。あるいは、自分で作ってみるのもいいかもしれない。レトルトカレーを使っても、手軽に楽しめるだろう。

熱々の焼きカレーを頬張りながら、冷たいビールをグッと一杯…ああ、想像しただけで、腹が鳴ってきた。

焼きカレー…それは、熱さと旨さが一体になった、魅力的な一皿だな。

2025-01-29

[]

今日も僕の完璧な一日が始まった。

朝食は通常通り、オートミールトーストだ。パンの焼き加減は完璧黄金色、まさに理想的炭水化物摂取だ。

今日物理学講義では、量子測定問題について深く議論した。

量子測定における誤差の定義は、実験科学の基本でありながら、長年にわたり満足のいく解決策が見出されていなかった。

古典物理学では測定対象物理量の値が測定と独立存在するのに対し、量子測定では「波束の収縮」という現象により、測定行為自体が量子状態に影響を与える。

この特性により、古典的な誤差概念をそのまま適用することができず、量子測定の誤差を完全に定義することは困難な課題とされてきた。

最新の研究では、量子測定に対する誤差概念が満たすべき条件を、I.操作定義可能性、II.対応原理、III.健全性、IV.完全性の4つの数学的条件に整理した。

これらの条件は、誤差の値が測定装置操作性質から決まること、古典的定義適用可能場合はその値と矛盾しないこと、正確な測定の誤差の値はゼロであること、そして不正確な測定にはゼロでない誤差の値が与えられることを意味する。

さらに、最新の技術では、POVMと呼ばれる正作用価測度が量子測定に革命をもたらしている。

POVMは従来のプロジェクティブ測定の限界を超え、より広範な測定を可能にする。

この手法では、測定結果が単一の確定した状態収束するのではなく、複数の結果が同時に観測される可能性があり、それらの結果が確率的に得られることを前提としている。

講義後、僕は通常の水曜日ルーチンに従って、コミックブックストアに立ち寄った。

新しいバットマンコミックが入荷していて、僕の完璧コレクションにまた一つ追加できることに喜びを感じた。

夜には、最近公開された新しいSF映画を見た。

残念ながら、量子力学描写科学的な誤りがいくつか見られた。特に量子もつれ表現が完全に間違っていて、僕は思わず画面に向かって訂正をしてしまった。

友人は僕に「静かにしろ」と言ったが、科学的正確性は娯楽よりも重要だということを彼は理解していないようだ。

明日は新しい一日。僕の完璧スケジュール知的探求が、また素晴らしい一日を作り出すことを楽しみにしている。

2024-12-30

おはよう

おはます

からびそうな朝ですわ

からだじゅうのマナが枯渇している

黄金色コーンスープ

エメラルドグリーンピースひとつまみ

すると心も体もぽかぽかのキラキラになり

つるりとした終焉魔法が放てそうですわ

2024-12-13

からあげクン東京を救う

その日、僕は仕事帰りに新宿駅西口ローソンに立ち寄った。湿度の高い夜で、街全体が汗ばんでいるように感じられた。何か小腹を満たすものが欲しかったが、食欲はそこまで強くなかった。僕はふと目に入ったホットスナックコーナーに足を止め、何気なくからあげクンの箱を手に取った。

いつもと同じパッケージだ。赤い箱に、小さく愛嬌のある目が描かれている。それを無造作レジへ持って行き、会計を済ませた後、袋を片手に店を出た。

外の空気はむっとしていて、思わず一歩後ずさりしそうになる。僕は駅前の人混みを避け、路地に入り、手軽な夕食を開けた。その瞬間だった。

「やあ。」

――声が聞こえた。

僕は一瞬、自分空耳を聞いたのだと思った。あたりを見回したが、誰もいない。路地は暗く、湿った風がビルの隙間を通り抜けているだけだ。

「こっちだよ。」

今度ははっきりと聞こえた。僕の手の中にあるからあげクンの箱からだ。

ちょっと待ってくれ。」僕は箱を凝視した。「今、喋ったのか?」

「そうさ、ぼくだよ。からあげクン。」箱の中からからあげクンが顔をのぞかせた。その姿は、パッケージに描かれているマスコットのものだ。小さな丸い唐揚げの体に、意外にも生き生きとした目。

「驚いたかい?」

「驚いたも何も、どうして唐揚げが喋るんだ?」

「それはぼくがただの唐揚げじゃないからさ。」からあげクンは小さく跳ねた。「ぼくはホットスナック界の守護者なんだ。今日は君に手伝ってほしいことがあって、こうして話しかけているんだよ。」

僕は呆然としながらもからあげクンの話を聞き始めた。

       ★

東京が、今、ある深い闇に呑まれかけているんだ」と、からあげクンは言った。その声は実に穏やかで、しかしどこか決定的な力をもっていた。「このままいくと、人々の心は冷たさに覆われ、都市は内部から崩れてしまうだろう。原因はサラダチ⚪︎ンだ。」

サラダチ⚪︎ンって、セブンイレブンで売っているあのパック入りの?」

「そう、あの冷たい繊維質の塊さ。彼は東京を凍らせようとしているんだよ。」

からあげクンは歩きながら、彼自身存在意義について話し始めた。

「ぼくらホットスナックは、文字通り人間に“温かさ”を届けるために存在しているんだ。カリッと揚がった衣とジューシーな中身。小さいけれど確かな幸せ。だけど、サラダチ⚪︎ンは違う。彼は冷たいまま人々の心を凍らせる。」

「いや、ただの健康志向象徴なんじゃないの? 脂っこいホットスナックよりもヘルシーだと言われているけど。」

からあげクンは首を振った。「いや、健康に見えるだけなんだ。本当は選択余地を奪っていくんだよ。サラダチ⚪︎ンを選ぶ人は、何かを妥協している。味を、温かさを、そして喜びを。それが積み重なると、東京は本当に冷たくなってしまうんだ。」

       ★

その夜、僕たちはサラダチ⚪︎ンが潜んでいるという噂のセブンイレブンを目指した。からあげクンの話では、彼は冷蔵ケースの奥深くに眠りながら、自らの存在を拡大しているらしい。冷蔵庫が冷たければ冷たいほど、彼の力は増していくのだという。

セブンイレブンに到着すると、店内には妙な静けさが広がっていた。冷蔵ケースから冷たい風が漏れ出し、まるで見えない霧が漂っているようだった。棚の商品はどこか青白く、無機質に見える。

「ここにいるね。」からあげクンは静かに言った。突然、冷蔵ケースの奥から低い音が響いた。それはただの機械音ではなく、何か生き物が潜むような、不気味な音だった。

「来たな、からあげクン。」冷たい声が空気を切り裂くように響いた。

僕は思わず体が震えるのを感じた。冷たい空気が肌を刺すようだった。冷蔵ケースの奥深くからゆっくりサラダチ⚪︎ンが姿を現した。その光沢のあるパッケージと、完璧に整ったフォルムは、一見すると美しかった。だが、その目には底知れない闇が宿っていた。

「君はまだ温かさなどという時代遅れ幻想にすがっているのか。」サラダチ⚪︎ンは冷たく笑った。「この街必要なのは選択肢ではない。合理性だ。冷たく、計算された満足。それが私の力だ。」

「冷たさは心を動かさない。人間には温かさが必要なんだよ。」からあげクン毅然と答えた。「君の合理性は、喜びを奪い、人々を空虚にしてしまう。」

       ★

からあげクンは一歩前に出た。その小さなからは、じわりと温かい光が漏れ始めていた。それはまるでホットスナック特有の、揚げたての熱そのもののようだった。

トルストイはこう言っているよ。『幸福な家庭はみな似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である』ってね。君が作り出す冷たさは、不幸すらも均一化するんだよ。でも、人間には不完全で温かい何かが必要なんだ。それが本当の幸福を生むんだから。」

サラダチ⚪︎ンは冷笑を浮かべた。「詩的だが無意味だな。さあ、冷たい闇に飲み込まれるがいい。」

その瞬間、店内の温度が急激に下がった。冷たい霧が広がり、僕の視界がぼやけた。だが、その中で、からあげクンの光はますます輝きを増していった。

「この冷たさを温めて、消してみせる!」からあげクン叫び、全身を光の塊に変えた。

無駄だ!」サラダチ⚪︎ンが叫ぶ。「冷たさこそが正義だ。この街必要なのは理性と計算だ。お前の光など、その脂ぎった熱など、ただのノイズにすぎない!」

しかし、つややかなパッケージじわじわと膨らみ始め、内部のチキンが熱によって変化していくのが見て取れた。冷たく白かったその表面が、次第に黄金色に変わり、薄くパリッとした衣が彼の体を覆い始めた。

揚げ油の香ばしい匂いが店内に広がり、僕の鼻を刺激した。パッケージが破れ、中から現れたのは、ジューシーで脂ぎった揚げ鶏だった。

       ★

気がつくと、僕たちはローソンの前に戻っていた。近くのセブンイレブンは何事もなかったように営業を続けているが、あの冷たさは消えていた。

東京は救われたのか?」僕はからあげクンに尋ねた。

「少しだけね。でも、冷たい闇はまた現れるかもしれない。そのときはまたぼくが戦うよ。」

彼は静かにローソン自動ドアの中へ戻っていった。その背中は小さなホットスナックのものだったが、そこには何かしら大きな希望が宿っているように見えた。

東京の夜は、再び少しだけ温かさを取り戻していた。

2024-12-07

大麻使用施行後の未来予測

今は法改正後420年後──東京湾上空に浮かぶ宇宙入国審査基地「ハナフサ420」では、まるで宇宙ホタルが大挙して発光ダンスを踊り狂っているかの如く、長蛇の列が奇妙なビートで揺れていた。俺は列の中に立ち、喉の渇き尿意を同時に抱え、先頭でキラキラと光る尿検査ロボットピーピー君」を睨みつけるしかなかった。あいつ、黄金色のボディに「清流」「極上」「芳醇」とか能書きシールを貼りまくって、テンション高くキュイーンと鼻歌なんか歌ってる。芸が細かいというより、ただの悪趣味便器ロボじゃねえか。

しかし俺が本当に腹が立つのは、横で浮遊している別のロボット「Nippy-Stick420」の存在だ。コイツ合法的大麻由来のオイルを吸ってハイになっている。わざわざハッパー型のアロマディフューザーを口元につけ、メタリックグリーンの煙をぷかぷか吐きながら、こっちにニヤリとする。その顔はまさにトリップ宇宙人、脳ミソゆるゆるモード全開で、こっちの深刻さなんて知ったこっちゃない。

Nippy-Stick420が俺を見て、薄笑いを浮かべる。

Yo, my metal brother, you steppin’ in a galaxy without greens, ain’t no buds for yo human lungs, know what I’m sayin’?」

(よう、メタルブラザー人間のお前には緑の恵みなんて無い銀河に足突っ込んだってわけよ、わかるかい?)

ウッゼェ、こいつ。俺は言いたい。「なんでお前は合法的にキメてんだ?なあ、同じ大麻成分だろ?なんで人間がアウトでお前は政府公認ハイなんだよ?」

ことの発端は、アムステルダムだ。俺はそこに旅立ち、夢見心地で「Amsterdam 420 Kush」を一服かました。それは舌の上で葉っぱが宇宙クジラの子守歌を歌うような極上の体験だった。ところが同じ頃、面識も無いクセに宇宙有名人になっていたインフルエンサー「420BlazeChica」がSNSやらかした。「アムステルダム合法ハッパ最高~!」なんて調子に乗った配信をやって、銀河規模で炎上し、日本政府は大慌て。結果、法改正後420年の平和だった(建前上)日本は「アムステルダム帰りは全員、尿検査ガチャに参加」なんていう悪夢イベントを開催するハメになった。

そして俺は見事にハズレ──いや、当たり──を引いたらしい。今やピーピー君が俺の前に迫ってくる。そいつは超ハイテンションで、発声モジュールからアイドル声優みたいな声を出す。「お兄さん、今がチャンス!最高品質検査液を排出してねっ☆」なんて言いやがる。

「てめえ、検査液って俺の尿だろうが!」と叫びたいところだが、その瞬間、Nippy-Stick420が俺に向かってスパスパスモークリングを吐く。

Chill, my leafless homie, da universe ain’t got no sympathy for yo dried-out fate. Just pee and roll with it, ya feel me?」

落ち着けよ、葉っぱ無しの相棒。この宇宙はお前のカラカラ運命に同情なんざしちゃくれねえ。とっととションベンかまして流れに乗れ、わかる?)

何が「流れに乗れ」だよ!俺は流れなんて乗りたくない。流れに乗った結果が、合法的ハイロボットと、合法的に俺を捕まえる便器ロボだぞ?

ピーピー君は検査モードに入ると、警察官風情の監査ドローンを脇に従えて、まるで江戸時代奉行よろしく判決を読み上げる。「ハイハイこち大麻判定モード入りま~す。違反は即アウトですぅ♪」その声はアイドルから一転、判決ドSナースみたいなトーンに変化。

俺が出発前に地球新聞で読んだとおり、帰国時に陽性なら即逮捕。それが法改正後の新しい現実らしい。

「Ain’t no mercy in this big ol’ cosmic playground, my dude. You gon’ be locked up tighter than a stoner’s snack stash.」

(この広大な宇宙の遊び場に慈悲なんてねえぜ、ダチ公。お前はハイな奴らのおやつ隠し棚より堅くロックアップされる運命だ。)

Nippy-Stick420がトロけた声で宣告するたびに、俺の血圧は上がる一方。おまけに周囲の客は、俺をまるで珍獣でも見るかのような目で見ている。中にはSNSライブ配信している奴もいるんじゃないかインフルエンサーのせいで俺たち全員が疑われてるのに、皆あの女と俺を同列に語るな!

ピーピー君が結果をババンと大画面に表示する。「Amsterdam 420 Kush成分、陽性出ちゃいましたっ☆ あ~残念♪」

周囲がどよめく中、監査ドローンが青白い光を放って俺を拘束する。空気がヒヤリと凍り付き、Nippy-Stick420は相変わらず気怠い笑みを浮かべている。

Dat’s how da cosmic cookie crumbles, my friend. Next time, stick to dat robot oil, it’s on da house.」

(なあ、相棒、これが銀河クッキーの砕けっぷりってわけだ。次回はロボットオイルでキメな。タダで振る舞ってやるぜ。)

不条理だ。ロボットハイでも合法人間一口吸っただけで逮捕。俺は銀河の果てで、圧倒的に理不尽な巨大便所ビジネスに飲まれたような気分だ。

こうして、法改正後420年後世界で、俺はアムステルダムの甘い葉っぱの記憶と共に、宇宙ジョークの渦中へと引きずり込まれていく。スモーキーで、皮肉コメディが倍増した、カラカラ銀河物語はこれから裁判所行きのシャトルで続くことになる──俺に笑う余裕なんて、一片もないけれど。

2024-11-21

研修を終えて

落葉松の葉が色づき、日に日に深まる秋。校庭の銀杏並木も、黄金色に輝き始めた。窓から差し込む陽光は、かつてないほどに冷たく、私の心を映すようだ。

そして私は研修所での日程を終え、窓の外に目をやった。

2ヶ月という短い期間であったが、その中身は濃密で、まるで生命の樹液を濃縮したような、重みを感じた。

憧れのその先へ至る道、それは長く険しい道のりである。日夜、机に向かい文字を追った。

周囲には若き血潮が奔流し、時にその勢いに圧倒されることもあった。年齢を重ねた身としては、彼らの力強さに感嘆しつつも、どこか他人行儀感覚が拭えなかった。

卒業後、我々はそれぞれの人生を歩み始めるだろう。共に汗を流し、酒を酌み交わした仲間たちも、やがては遠くかすんでいくのかもしれない。

時の流れは残酷で、人の記憶儚いしかし、この場所で共に過ごした日々は、私の心に深く刻み込まれている。

たとえ、彼らの顔も名前も忘れてしまうことがあっても、この経験は決して色褪せることはないだろう。

私はそう確信し、静かに空を見上げた。

2024-11-09

日本ビール史上、もっとオススメビール10

キリンに関する記事話題になっていた。

SPRING VALLEYは増田代官山実験的なビールハンバーガー提供している醸造所兼レストラン開店した頃に行ったことがあり、当時は尖ったIPA仕込んでいたのに現状には悲しく思っている1人だ。

ブックマークコメント同意できる発言している人も多く、はてなコミュニティにもビール好きってこんなに居たんだなと嬉しくなったので、例のマンガゲーム作品の選出に使われるフォーマット10本選んでみたい。

選定レギュレーション

人に飲んで欲しいと思うビールを選ぶにあたり、入手容易性を重視した。クラフトビールとして限定醸造される商品はもちろん増田も好きだが、通年で入手し易いものを優先して選んだ。うちゅうとかWCBとかVERTEREとか、人気があって入荷後すぐ売り切れちゃうところも今回は選外とした。この辺のブルワリーファンの人には申し訳ない。

また、クラフトビールで先行しているアメリカに倣って、日本でも缶流通をさせるところが増えているため、瓶よりも缶で流通しているビールを優先的に選んだ。スタイル表記についてはブルワリー公式に掲げているものがあれば、そちらを優先している。

まぁ増田日本中すべてのビール飲んだことがある訳ではないので、あーだこーだ言及してオススメがあれば教えて欲しい。

10ビール

1. YEBISU(ドルトムンダーサッポロビール

四大ビールメーカー看板ビールから選ぶなら増田はこれ。サッポロドルトムンダーと言って売っているが、ヱビス以外にあまり聞かないので、まぁピルスナーとかラガーと言って差し支えないのではないかと思う。仕事後に疲れたおじさんが冷やして泡立てて飲んでる黄金色をした、一般的イメージビールだ。

ビールオタクが集まって「四大ビールメーカージャパニーズピルスナー最強の缶ビールを決めようぜ!」と話すと、大体はヱビスクラシックラガープレモル赤星ラガー辺りになるのではないか増田はこの中ではヱビスが1番好みだ。「ザ・ホップ」も好きなんだけど通年販売していない(気が付くと店頭から消えたり復活したりする)ため選外とした。近年サッポロはYEBISU BARを各地に展開してブランドとして大事に育てている印象があり、好ましい。

2. サッポロクラシック(ピルスナーサッポロビール

日本における「クラフトビール」の前史と言える「地ビール」とは違い、大手サッポロ工場などの縁があって製造し、それぞれの土地しか流通していない「ご当地ビール」という変わったジャンルがある。風味爽快ニシテ(新潟)、静岡麦酒静岡)、サッポロクラシック(北海道)などである地域限定だったら入手性よくないじゃんって言われたら全くその通りなんだが、近年は通販ふるさと納税の返礼品で入手機会が増えているし、旅行先で飲んだことがある人も居るだろうから1本入れさせてくれ。

北海道で食べるジンギスカンサッポロクラシックの組み合わせが最強なのでご当地ビールとしてはこれ。異論は認める

3. アサヒ生ビール黒生(シュヴァルツアサヒ

日本ビール史上、もっと重要ビール」で選んだらどう考えてもスーパードライが入るのだが、残念ながら増田はスードラがあんまり好きではない。そしてこのエントリ増田オススメしたいビールを選ぶため、アサヒの黒生をすすめたい。クラフトビールシーンで流行しているインペリアルスタウトみたく強烈な黒ビールではなく、古式ゆかしいシュヴァルツビールである。見た目よりずっと飲みやすい。

アサヒは復活させたマルエフと黒生をもっと押し出して欲しいんだけど、やっぱりスードラの方がマーケティング上では重要視されてるよねぇ。

4. インド青鬼IPAヤッホーブルーイング

読み方は「イーパ」ではなく「アイピーエー」だ。情報処理推進機構のことではなくインディアンペール・エール頭文字を取ってIPAなのだ。強烈なホップ香りと苦味、クラフトビールと言って真っ先に想起されやすスタイルだと思う。

キリン資本になってからのヤッホーは色々言われているし個人的にも思うところはあるが、それでも各地でビールイベントやったり手軽に色んなビールスタイルを缶流通提供していて、日本ビールシーンへの貢献度は高い。インド青鬼リリースされてからちょっとずつレシピが変わっていて、元々はイングリッシュIPAっぽい重さがあったのが、徐々にアメリカIPAに寄っている。

5. 銀河高原ビール 小麦ビールヴァイツェン銀河高原ビール

小麦ビールヴァイツェン」は苦味も無くバナナのような香りで飲みやすい、増田はとても好きなスタイルだ。ビールは苦いから嫌いという人にぜひ一度飲んでみて欲しい。ドイツではかなり一般的なようだが、日本では通年販売しているブルワリーは少ない(限定醸造される事は結構ある)。

銀河高原ビールはヤッホーに事業譲渡され、ファンだった増田心配したのだが、レシピは手を入れず続けてくれているようで良かった。居酒屋チェーン世界の山ちゃん」で飲み放題コースにすると何故かこれが注文できて、味の濃い幻の手羽先とびっくりするくらい合わないのだが、事業譲渡後は注文できなくなったようだ。創業者同士が仲良しだった、みたいな裏事情があったのだろうか。謎だ。

6. WHITE ALE(ホワイトエール常陸ネストビール

ヴァイツェンと同じく小麦ビールで、こちらの方がよりフルーティーで大変飲みやすい。ベルギーヒューガルデンホワイトが有名。常陸ネストホワイトエール本家に負けないくらい美味しいし、フクロウのラベルが可愛らしい。

ヤッホー水曜日のネコや、サッポロホワイトベルグなど、より入手性に優れた商品が意外と流通しているスタイルで、増田常陸ネストかFar Yeast Brewingのホワイトがとくに好きだ。

7. キャプテン・クロウエクストラペールエール:オラホビール

海賊ドクロマークのかっこいいラベル販売されているビールエクストラペールエールと名乗っているが一般的にはアメリカIPAではないかと思う。ぜひグラスに注いで鼻に抜けて行くホップ香りを楽しみたいビール。よりニガニガIPAが好みな人には、同じくオラホのカンヌIPAおすすめしたい。

長野県東御市醸造所併設のオフィシャルレストランパブがあったのだが2024年現在は閉鎖してしまっているようだ。再訪問たかったので悲しい。

8. 瑠璃-Ruri-(ピルスナーCOEDO

クラフトビール一般的にはエールスタイルビールを造っているところが多いが、ピルスナーを造っているところもある。小規模ブルワリーが造るピルスナーの中では、増田COEDO瑠璃が1番好きだ。キリッとした飲み口でクリアな色も美しいビール

他にピルスナーだとエチゴビールベアレンなんかも好きだ。

9. ねこにひき(HazyダブルIPA伊勢角屋麦酒

Hazyというのはどろっと濁っていて、甘くて苦くてトロピカルジュースのように複雑なビールだ。アメリカ東海岸で始まって日本にも遅れてHazyブームがやって来た。伊勢角屋麦酒は、まだ日本でHazyが珍しかった頃にニューイングランドIPANE-IPA)としてこのねこにひきを瓶ビールリリースした。

この度めでたく缶バージョンリリースされたので選定した。Hazyは原料が贅沢なためお値段の高いビールだ。ねこにひきはハレの日の1本におすすめしたい。

10. Yellow Sky Pale Ale(フルーツエール:Y.MARKET BREWING)

蜜柑や桃の季節になるとフルーツビールリリースするブルワリー結構あるが、通年で販売しているビールは意外と少ない。このYellow Sky Pale Aleは、Purple Sky Pale Aleというエールビール柚子を入れたバージョンで、Y.MARKETが醸造開始した早い段階から定番商品になっているフルーツビール。とてもリラックス効果が感じられて美味しいビールだ。

Y.MARKETでは、Lupulin NectarというHazyダブルIPAがあって、限定醸造だったのがあまりの人気で通年商品になって、増田こちらもYellow Sky Pale Ale以上に大好きであるが、Hazyカテゴリではねこにひきを選んじゃったので、フルーツビールとしてYellow Sky Pale Aleを選出した。

選外ビール

ハートランドピルスナーキリン

件のSPRING VALLEY記事でもよくコメントに挙がったビール増田も好きだが瓶ビールのため選外とした。

グランドキリン ジ・アロマIPL?:キリン

SPRING VALLEYの記事についたコメント増田も思い出した。キリンコンビニ向けに特殊プルトップ瓶で流通させていたシリーズ。このブランドでは「梟の森」など色々あって、どれも美味しかった。増田は「ジ・アロマ」がとくに好きだった。スタイルは当時はあまり気にしていなかったがIPLなんだろうか?

結局グランドキリンブランドは、後に缶でリニューアルされるが、あまり人気が出なかった(実際、瓶の時よりも味が落ちたと感じた)のか、ひっそりと終了している。キリンブランド育てるの下手だなぁ……。

一番搾り とれたてホップ生ビールピルスナーキリン

秋味が終わった頃(11月)に毎年リリースされる一番搾り限定ビールジェネリックハートランドと言える味わいでおすすめ季節商品のため選外。

W-IPAストロングエール箕面ビール

大阪へ行ったらビアバーへ寄って必ず飲むくらい好きだ。が、瓶ビールのため選外。しかも何だあの冷蔵庫に納まりの悪い細長い形状は。増田にとってはハートランドと同じく外の店で飲むビールという位置づけ。

志賀高原IPAIPA玉村本店

ニガニガIPA総本山といえばここ。定番IPA以外のシーズルビールも外れなし。ただし瓶オンリー

一意専心ベルジャンIPA京都醸造

ベルギービールアメリカIPAを融合させた先進的なスタイル。とても美味しいから一度はオフィシャルタップルーム訪問したいのだが、気が付くとインバウンド京都ホテルが高騰していてまだ行けていない。

クラフトビールビジネスの難しいところはインディーメジャーみたいな対立構造にあり、ビジネスを大きくしようとすれば「そんなもんはもうクラフトマンシップじゃない」的な話になりがちだ。京都醸造国内のクラフトビール業界が抱えるジレンマというブログエントリはてなブックマークで物議を醸したことがあった。今回のSPRING VALLEY問題を予見するような内容だ。

造り手がこんな発信をするなという意見もあろうが、増田はこれくらい尖った意見があった方が面白いしいいと思っている。本場アメリカでもMake America Juicy AgainとかMake Earth Great Again大統領に抗議するようなビールがあるくらいだし。

好きなビールを見付けるには

これはもう結論出ていて、ビアバーに行こう! 四大ビールメーカーなら銀座ライオン・YEBISU BARキリンティなどがあるし、クラフトビールもビアバータップ繋がってる中から好みを見付けて行くのが鉄板だ。ペアリングの善し悪しもわかる。何よりビールは鮮度が命なのだ。繋がってるビールがちょいちょい入れ替わるビアバーがいいぞ。

キリンが推進している「タップマルシェ」なる簡易ビアサーバーシステムがあるが、あれが導入していたらビアバーと呼んでいいか増田ちょっと微妙に感じているが……。ビール充実していないイタリアンバルかに導入されていたら嬉しいかなくらいの位置付けだ。

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