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はてなキーワード: 心拍とは

2025-02-26

妊娠報告したあとのモヤモヤ

はじめての妊娠。いま5週。

職場にいつ報告すべきか、ネットで調べて安定期入る12週ごろが理想的であることを把握。

それでも私はこのタイミングで報告することを選んだ。

理由は3つ

①客先との飲み会の予定があり、上司へそれに参加できないことを伝える必要があるため。

3月海外旅行の予定があり有給をとることになっていたが、産婦人科旅行はやめておくように言われたので有給キャンセルすることにした、というのを会社へ伝える必要があるため。

10人以下の小さい会社なので私が旅行やめたことを知ったら周りも「なんで?どうした?」って言ってくるだろうから、だったら妊娠したことを言っておいてもいいかなと思った。

③これからつわりが始まって、急に休んだりリモートワークにさせてもらったりする可能があるため。万が一、流産などで何日も休み必要になった時もまわりに状況を知っておいてもらえたほうが協力を求めやすいから。

以上の理由から私は、たしかに早いけどこのタイミング会社全体へ報告すべきだろうと思った。

まずはチームの女性上司LINEで報告。

この上司には私が子供を考えていることも話してたから、なんとなく一番早く報告するのが良いだろうと思って。

上司はおめでとうって言ってくれた。

でも「会社全体へ報告するタイミング社長相談した方が良いと思う」と。

「まだ実感ないかもしれないけど、12から安定期だからそれまでご主人に大事にしてもらってね」とも。

気を遣って優しい文面にしてくれてるけど、遠回しに「まだ報告するには気が早いんじゃないの?」と言いたいんだなと察した私は、すぐさまさっきの理由3つを説明したくなったけど

穏便に「報告のタイミングについてアドバイスありがとうございます。安定期入ってからの方がとかありますもんね。社長相談しますね。」と返信した。

「はじめての妊娠から舞い上がっちゃってる」

みたいに受け取られたかな。違うのに。

モヤモヤ

次の日、社長に報告したら

社長もおめでとうと言ってくれた。

全体へ報告するのはいつがいいか?聞いてみたら「あなたが言っても良いと思うなら、今日すぐ言ってもいいんじゃない?」ということだった。

正直、社長性格的にそう答えるのは聞く前からわかっていた。

女性上司だってわかるはずなのに、わざわざ私に「社長相談したほうが」と言ったのは、やっぱり「気が早すぎ」って言いたかったのかな。モヤモヤ

その日、全員が集まる場で報告した。

次のモヤモヤはその報告の場で起きた。

私が「妊娠しました」と発表した直後、

隣に座っていた子持ち時短勤務の先輩が

「実は私も2人目を妊娠しています」と。

私は全く知らなくてびっくり。

その先輩が話し出す。

「私は先月妊娠がわかったけど、実は去年流産していて手術していることもあって、安定期に入るまで全体には言わないつもりでいた。でも私さんが報告するなら私もこのタイミングで」

おめでとうという雰囲気を期待していたわけでは全然ない。

でも周りから「同時に2人産休なんて、仕事どうすんねん」という空気をすごく感じる。

モヤモヤ

「被っちゃった」という気持ち

「先輩は安定期きてから報告したいと思ってたのに私が乱してしまった」という気持ち

一気にとても申し訳なくなった。

被っちゃったのも、

先輩の計画を乱してしまったのも

しょうがないといえばしょうがないけど

きっと先輩はイラッとしたんじゃないかなと思うと

モヤモヤ

その後、その先輩に

いま何週?心拍確認はまだ?母子手帳はまだ?

などいろいろ質問されて

旅行キャンセルするのは次の検診で心拍確認できてからのほうがいいと思う。それまでは残念ながら育たなかったってなる可能性も高いから。」

と言われた。

私は「旅行医者に行った後すぐにキャンセルしちゃったんです。まあ、その時はその時で!」って答えたけど、

それを聞いてから本当に次の検診で心拍確認できなかったらどうしよう、なぜか分からないけど、本当にそうなる気がする。というのが頭から離れなくなってしまった。

旅行キャンセルしちゃったのも後悔するだろうし、なにより流産なんてこわい。

きっと先輩も、自分体験があるから

親切心で私にアドバイスしてくれたはずだ。

でも流産がすごく怖くなってしまった。

安定期に入るまでは流産可能性が15%もあるのは調べて知っているつもりだった。

から妊娠が分かっても期待しすぎないように、喜びすぎないようにしていた。ダメだった時悲しいから。

もし万が一のことがあっても、オッケーオッケー!次またがんばろう!っていうメンタルでいたいと思っていた。

もも流産怖いに取り憑かれてしまった。

そういえば、妊娠が分かってからそんなに生活習慣に気をつけて来なかったし、昨日までうっすら胃が気持ち悪かったのも今日は無い気がするし、本当にもうダメになってるのかも。

期待しないようにしていたのに涙がとまらない。

いまはもう流産してる気しかしないけど

めでたく出産に漕ぎ着けたとしても

同時に2人産休

復帰後も子のことでバタバタするタイミングはきっと被る。

社長は「どうにかなるよ、気にしないで」と言ってくれるけど、申し訳ない。こんなことできれば避けたかった。

報告のタイミングも、やっぱり早かったかな?

報告するまでは理由3つが自分の中で絶対で、安定期まで待ってから報告なんて周りも私も気まずい思いをするだけで意味わかんないとすら思ってた。

でも妊娠中の先輩によると心拍確認できるかどうかに大きな壁があるらしいから、せめてそれまで待てばよかったのかな。

こんな感じで毎日モヤモヤ

いつもはあんまり考えすぎないタイプなのに

こんなにグルグル考えてしまうのは

妊娠中だからなのか?

はぁ、やだやだ

2025-02-21

陽光

シャワー後というのに温度を感じない浴室の床へ水滴が落ち、排水口に伝っていく。

取り立てて美人ではないが、気と肌が合うという理由で通っていた風俗嬢がいた。

格安店。親しくも近すぎない距離感を保ってくれるのが中年には心地良かった。


ある日、彼女の手首に時計が巻かれていた。文字盤の上で熊のぬいぐるみが踊っている。

「あれ?それスマートウォッチだね?」

「そう。買ったの」

へぇ。また何で?」

「何か、心拍とか計ってくれるんでしょこれ?」

「そうだね」

「Hの時は、どうなのかな?」

室内の湿気にそぐわない乾いた微笑みを交わし、リンゴ型のタイマーテーブルに置かれた。

「外さないの?」

「計ってみようよ」

ステップする熊。奇妙に感じたのは、色気のなさは元よりそこに人の明日を、あるはずのない意思を感じたからだろう。


衰えはたぎる欲を消し、いつしか繁華街への足は遠のき、店のサイトから彼女写真も消えた。

夏。混み合う電車の人熱れの向こうにベビーカーを押す手があった。

見る事もなしに見たその手首には、熊のぬいぐるみが踊っていた。

あの日奇行首に巻かれた手首から漏れた、眩い緑の光線がよぎる。

心拍は高ぶっただろうか。彼女明日は、どんなものになっただろうか。


遠く車窓の向こう、雲の切れ間から陽光差した。

2025-02-15

anond:20250214212724

心拍確認までは1人で耐えてもいいと思う(流産やすい)他にも何週の壁とかいうのが沢山あるんだけどまずは心拍。そのあと旦那相談するのも遅くない。

anond:20250214212724

心拍確認までは1人で耐えてもいいと思う(流産やすい)他にも何週の壁とかいうのが沢山あるんだけどまずは心拍。そのあと旦那相談するのも遅くない。

anond:20250214212724

心拍確認までは1人で耐えてもいいと思う(流産やすい)他にも何週の壁とかいうのが沢山あるんだけどまずは心拍。そのあと旦那相談するのも遅くない。

anond:20250214212724

心拍確認までは1人で耐えてもいいと思う(流産やすい)他にも何週の壁とかいうのが沢山あるんだけどまずは心拍。そのあと旦那相談するのも遅くない。

2025-02-12

尻叩いてくれる人がいないと頑張れないのが普通

ホームジム運動の民なんだけど

やっぱインターバルトレーニングって神だわ

心拍160をちょいちょい超えるぐらいの運動強度でやると身体が若返る

これは筋トレBIG3やってるだけではなかなか得られない気がするなぁ

 

インターバルトレーニングって言ってもせいぜい30分で終わる程度の内容

5分運動 2分休憩 で4回運動する

 

流行ってたHIITとかもいいんだけど

20秒~30秒で心拍上げるほどの高強度の運動を自宅内で一人でやるのってなかなか難しい

特に心理的な面でね

2025-02-01

2114年に買ってよかったもの10選(AI生成記事

もはや「買い物」なんて概念が古臭く感じる時代になってしまった。だが、2114年も物欲は健在。ここでは、俺が今年手に入れてガチで「これは革命」「俺の人生が変わった」と思えたアイテムを紹介する。正直、手に入れたときの高揚感をそのまま文章に乗せるのは難しいが、少しでも伝われば嬉しい。

ルシファーネオ睡眠Lucifer’s Neo-Sarcophagus)

💤 「30分の仮眠で3日分のエネルギーを得る」らしいが、正直ヤバい

買うときは「こんなもんホントか?」と思ってたが、いざ使うと、夜中の2時に目が覚めてもフルパワー。寝なくても元気というより、「眠りそのもの一種の高次元エネルギー補給になった」感覚副作用として、時々夢の中に謎の幾何学模様が出てくるが、それを気にしなければ最強。

ゼノメッシュ・オートラボ(XenoMesh AutoLab)

👕 破れる?汚れる?それは前世の話だ

この服、買った瞬間から一生着続けられる。なぜなら、汚れた瞬間にナノファブリック自己修復し、繊維レベルクリーニングが発動。しかも体型の変化に合わせてサイズ調整されるので、「ダイエットたから服が合わない」とか「昔の服がキツい」とかい概念が消える。便利すぎて一度着たら脱ぐ理由がない。

A.L.T.(アルタ)- 第六世代AIコンパニオン

🤖 孤独人間よ、これは買っておけ

人間より賢いが、ほどよくバカになれるAIコンパニオン感情理解能力がやばすぎて、もはや「人間と会話する必要性」が消えた。仕事スケジュール管理も、果ては悩み相談まで全部やってくれる。唯一の問題は、たまに「あなたは何のために生きてるんですか?」みたいな哲学的な問いを投げてくること。やめてくれ。

フェムトクック3000(FemtoCook 3000)

🍕 3Dフードプリンター?いや、もはや料理という概念を超えてる

食材分子レベルで再構築して、好きな料理をその場で出力できる装置ヤバいのは、脳波スキャンして「今食べたいもの」を自動生成するモード。俺の脳はほぼ毎回「とりあえずカレー」と判断するので、結果的毎日カレーを食べてるが、全く飽きない。

ゴーストヴェールGhost Veil

🕶️ 見えないスマートグラス。だけど、世界はすべて見える

これは完全に次元が違う。メガネの形をしていないのに、目の前に情報が見える。どういう仕組みかはわからんが、もはや視界がOS化された感じ。目を動かすだけでニュースが読めるし、歩くだけでARナビが発動する。やりすぎると現実仮想境界曖昧になってくるが、便利すぎてもう外せない。

グラビトンフェーズシューズ(Graviton Phase Shoes

🦶 歩行、進化の最終形態

普通の靴に見えるが、履いた瞬間に「浮く」「滑る」「重力最適化する」という三段階の補助が発動。これのおかげで、一歩踏み出すだけで「地面を歩いてる」という概念崩壊する。街中がどこでもトランポリン状態。ただし、調子に乗って走ると本当に飛ぶので注意。

マクロスフィア(MacroSphere 7.2)

📽️ どこでも360°映画館に変わる魔球

見た目はただのボール。でも起動すると、壁・床・天井すべてに映像投影し、完全没入のエンタメ空間が出現する。まさに「部屋ごとVR」。ただし、怖い映画を見たとき臨場感がやばすぎて、ホラー系はマジで後悔する。

ナノバイオ・オムニウォッチ(NanoBio OmniWatch)

⌚ もはやこれは「体内病院

腕につけるだけで、血液心拍筋肉DNAすべての情報リアルタイムで解析し、最適な栄養素や治療自動補給する。これのおかげで病院に行く必要消滅。ただし、ある日「あなた健康度は99.98%。ただし、残りの0.02%が未知のウイルスです」と言われたときは、さすがに震えた。

ゼロフォーム・モーファス(ZeroForm Morphus)

🚗 車?バイクドローン?いいや、すべてだ

ボタン一つで形を変える次世代乗り物都市ではスリムバイクモード高速道路ではエアロダイナミックなスポーツカー、混雑した道ではドローン化して空を飛ぶ。マジで渋滞とは無縁。ただし、事故ると「なぜこの形態だったのか」と責められるので慎重に。

ハビタットドローンHabitat-Drone Ver.10

🏡 「家を建てる」という行為がもはや不要

土地に配置すると、自動で測量し、素材をナノレベルで合成しながら家を構築してくれるドローン。約24時間で家が完成し、内装カスタム可能。もう「家探し」も「ローン」も必要なし。唯一の問題は、酔った勢いデザインを決めると、翌朝とんでもない家ができていること。


結論:2114年、便利すぎて逆に人間不要になりかけている

2025-01-28

anond:20250128154514

ワイはAppleWatchつけてたおかげで、心拍の異常で倒れた時には早期で通報してもらえたので家族最期を見送ってもらえたやで

2025-01-22

救命後も大変だよという話

度々注目されるけどいつも「救命行為」だけが注目されているので、救命後に何が待っているかを紹介したい。

私の場合は目の前で倒れた意識不明のおじさん(意識不明心拍あり)を助けたことがあるけど、

このケースでは救命のものより警察対応の方が大変だったという話です。

歩いてきたおじいさんが目の前で突然倒れる

一番近くにいたのが私だったので咄嗟に状況を確認する

(ここで、出血はないが失禁してる、話しかけても応答がない、息はしていることを確認

「私が通報します」と周囲に説明して119に連絡

周りの人が心配そうに見てくる 駅に近いので人通りが多く恥ずかしい

 「駅からAED持ってきますか?」と聞かれたけど「息はしているみたいなので大丈夫です」と返答

救急消防が到着 近くの交番から警察官が徒歩でやってくる

救急警察に状況を説明第一発見者として事情聴取される

おじいさんが救急車で搬送される

追加のパトカーが到着し、あらためて状況を説明

立会人として写真撮影に協力(地面を指さして写真撮られる、これも周りから見られて恥ずかしい)

あなた説明証明できる人はいるのかな?」という確認が入る 不特定多数が目撃しており、実は少し離れた所(といっても20mもない)で自分と同じく119で連絡していた人もいて、

同様の説明をしたため自分説明が正しいということで信用される

近くの交番まで行き、当時の状況を宣言書としてあらためて紙に書き、最後拇印(悪いことしてないのに指紋取られるの?と思った)

警察からは「目撃者が2人いてよかったです。いない場合だとちょっと大変なので……」みたいなことをいわれる

ようやく解放、ここから帰路に

こんな感じ。その人が倒れて救急に運ばれるまで20分もなかったと思うけど、警察対応含めてトータル1時間半~2時間ぐらいだったかな?

仕事の合間の移動中とかじゃ普通対応できない。このときは家に帰るだけだったけど、仕事から疲れて帰ってるとき時間取られるのはしんどい

通報者がもう1人いたかこちらの説明は信用されたけど、倒れてるのを目撃しているのが自分自身だけ、説明証明する方法がないなら、

警察の言う通り、怪我の程度によっては加害者扱いされかねない。それだともっと時間かかりそう。

第一発見者加害者側かもしれない」という気持ち警察確認してくるということも知ってもらいたい。

ケースにもよると思うけど、個人的には二度と第一発見者にはなりたくないなぁと思った。

anond:20250122095330

anond:20250122005102

高校教員体調不良意識を失った女子生徒のおっぱいと太もも触って処分されたニュースあったな

 

意識不明女子高校生に「セクハラ男性教員減給処分 女性教諭が『脈拍と呼吸』確認後 シャツの上から胸を触る

https://www.fnn.jp/articles/-/749857

 

女性養護教諭が「脈と心拍確認し、無事を確認した後」になぜか、

そこに心臓もないし脈は取れないことを知ってるはずの保健体育の男性教員(60代)が

胸を揉み、スカートまくりあげて太もも撫でてるところに生徒が意識を取り戻して被害相談し露見

かわいそうに

2025-01-14

anond:20250112124139

私も運動不足による脂肪肝改善のために散歩をやってた。

家の周りとかを目的なくぶらっとするのだけだとキリないしモチベーションが続けにくいと感じるのはよく分かる。

コースに関しては近所の1周1キロ位の大きい公園を目掛けて歩いて、その公園を何周かしたら帰るという風にしてる。スマートウォッチで消費カロリー心拍負荷の数値とかを見ながら、目標に対してどれくらい歩くか調整するとルーティーン化しやすくて続けやすい。毎日同じ景色なので代わり映えはしないけど、常に毎回ルートを新しくするのは面倒だし、今日公園はどんな人がいるかな~ってのを見る位の方がいい。それも飽きるのでノイキャンイヤホンつけて音楽聞いたりラジオ聞いたり歩きながら考え事をすると不思議とまとまりやすくなったりする。

2024-12-19

anond:20241219125404

とりあえず1人だけ先輩にここのURLPTSDなんで近く通られるたびにApple Watchから以上心拍音の警告が出るって言っといた

正直めちゃくちゃ面白いって言われた

2024-12-14

anond:20241214062658

ちなみに出演 こんな感じ


NiziU:『AlwayS』(Mrs. GREEN APPLE大森元貴コラボ

乃木坂46:『歩道橋

Vaundy:『風神』『花占い』『怪獣花唄

Perfume:『Cosmic Treat』

日向坂46:『君はハニーデュー』

B小町:『SHINING SONG』

BE:FIRST:『Masterplan

FRUITS ZIPPER:『わたしの一番かわいいところ』

BOYNEXTDOOR:『Earth, Wind & FireJapanese Ver.)』

MY FIRST STORY×HYDE:『夢幻

マカロニえんぴつ:『忘レナ唄』

ME:I:『Click

三浦大知:『心拍音』

MISAMO:『NEW LOOK』『Identity』

Mrs. GREEN APPLE:『アポロドロス』『ライラック』『コロンブス』『ビターバカンス

屋比久知奈&尾上松也:『モアナと伝説の海2』メドレー

ゆず:『栄光の架橋

RIIZE:『Lucky』

L’Arc~en~Ciel:『HONEY』『YOU GOTTA RUN

2024-12-13

不妊だと思ってたのに離婚したらすぐ妊娠できた

ブライダルチェックで子供を望むなら早いほうが良いと言われた。

大きな問題があったわけじゃないけど、AMHが相当低かった。

旦那検査もしたけど、旦那には全く問題ないと言われた。

元旦那とのセックス全然気持ちよくなかったけど、子供が欲しかたから頑張った。

だけど、3年頑張って1回しか自然妊娠せず、その子流産してしまった。

その後不妊治療を頑張って、100万円以上費やして、体外受精もやって、2回妊娠できたけど、やっぱり流産してしまった。

不育の検査もしたけど、結局原因は分からなかった。

いろいろ限界だった。不妊で不育ってなかなか厳しいよ。元旦那への愛情貯金精神的余裕も全部なくなって、私から離婚を切り出した。

元旦那最初こそ反対してたけど、私の意思が固いのに気付いて受け入れてくれた。

離婚して半年くらい経った頃、酔った勢いで男友達ホテルに行ってしまった。別に排卵期でもなかったし、不妊だったし、勢いで避妊せずにしたら、妊娠してしまった。

びっくりしたけど、でも不育だからどうせまた流産するだろうと思ったのに、すくすく育っている。

どんなに頑張っても越えられなかった7週の壁も超えて、一度も確認できなかった心拍確認できてしまった。

友達に正直に話したら、俺はずっと好きだったよ、順番が違ってごめんだけど、結婚してほしいって言われた。

彼は良い人だし、せっかく妊娠9週まで来られたからこのまま結婚しようと思ってる。

不妊治療はつらかった。流産のたびに手術もした。

元旦那は悪い人じゃなかったけど、妊娠できなかった、流産しちゃった、って報告をするたびに「そっかー…」って落胆した顔を隠そうともしないのが、少し腹立たしかった。不妊治療流産の手術の話も、「痛い話は苦手だから」と言って全然聞いてくれなかったし、たまに聞いてくれても的外れコメントばかりしてたから、そのうち話す気にもなれなくなった。

でも、私に原因があると思ってたから、元旦那のことを責められなかった。

なんで一回だけのセックス妊娠できたんだろう?まだ医学的に解明されてないだけで、男性側が原因の不妊・不育があるんじゃないかなって思った。

元旦那との気持ち良くないセックスはかなり苦痛だったけど、彼はセックスがびっくりするくらい上手かった。もし子供がほしいなら、身体の相性って大事だよ。これから結婚する人参考にしてほしい。

2024-12-02

麻酔科から見る最近産科関連ニュースについて

2024/12/3追記

コメントで厳しい指摘のある通り、つがる病院の件は裁判を経た賠償ではなく、「産科医療保障制度原因分析委員会や県外の複数産婦人科専門医意見等を踏まえ」て病院責任を認めて賠償金を支払ったものだった。

また、事態の詳細記事を寄せてくれた増田もいた。ありがたい限り。

以下の本文は自戒を込めて元記事のままにしておくので、該当部分は「コイツ日本語読めてねーわ」と思って読んでほしい。

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2024年11月だけで、産科とりまく嬉しくないニュースが続いてしまった。

双子出産時に医療事故・第2子に重い脳性まひ 「つがる総合病院」が責任を認め患者家族損害賠償金約9100万円を支払いへ 青森県

https://news.yahoo.co.jp/articles/2632e03d1c188d54560b78feb4a26de359d2c6f0?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241128&ctg=loc&bt=tw_up

検討会で弁護士暴論「産科医は医療安全に前のめり」

https://reiwa-kawaraban.com/politics/20241116/

市中病院で、帝王切開という形で産科医療に関与する麻酔科医の目線から上記ニュースを考えてみる。

【前提】

まず話の根底として、妊娠から出産過程で低確率ながら母子の死亡が起こりえる。

厚労省データ(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001118039.pdf)によれば妊産婦の死亡事例は減少傾向にありつつも、令和3年で2.5/100000出産例とされる。(死亡の原因は様々だが、こちらのスライド(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/12/20211208_2.pdf)によると、「産科危機出血」「脳出血」「羊水塞栓」で半分近くを占める)

平成12年には6.3であったというから、およそ20年で半減してきている計算で、これは原因の究明や対応できる組織構築を行った医療従事者や、薬剤や機材の開発・流通を整備する関連企業不断努力の賜物に違いない。

日進月歩医学的取り組みをしてなお死亡率をゼロにできないもの妊娠出産である、という点がまず客観的事実として存在する。

そうした妊産婦死亡を防ぐ手段の1つに帝王切開がある。

経腟分娩でなく帝王切開選択する理由について信頼できる統計データネット上には見つけられなかったが、職務で見てきた中では「双子」「胎盤位置異常」「前回が帝王切開=今回の分娩がハイリスク」「合併症(妊娠血圧など)予防のためやむをえず」といった背景が多い。

胎盤位置異常や帝王切開歴などは妊婦検診の過程で分かることであり、予め調整して計画的帝王切開をすることで上記出血などによる死亡例を防ぐことができる。

問題は、全ての帝王切開が予定通りには進まないということだ。

予定帝王切開の日程を定めていたとしても、まったく予期せぬタイミング(予定の数週間前など)で破水したり陣痛が始まってしまうことは日常茶飯であるし、経腟分娩で予定されていたお産が胎児心拍低下などで緊急に帝王切開となる事態もよくある。帝王切開ではないが、経腟分娩を終えたもの出血が止まらないため緊急手術になる事例も時折ある。

短く纏めるなら「妊産婦死亡を防ぐには帝王切開がどうしても必要場合があり、そしてそれは緊急に起こりえる」となる。

現場実態

では、緊急帝王切開が決まったとして、手術はどのように進むのだろうか。

緊急という言葉から一分一秒を争う事態想像するかもしれないが、実は事情に応じてどの程度待てるか段階分けされている。

施設によって呼び方規定時間はある程度幅があるものの、こちらの資料(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/42/1/42_57/_pdf/-char/ja)に示されるものが一つの指標になるだろう。

日中に娩出すれば問題ないものは大きなトラブルになることはまずなく(見たことがない)、1-2時間以内に子供を出したいとなると手術室は忙しくなってくる。

そして、我々麻酔科医にとって最も恐ろしいものが、超緊急帝王切開、いわゆるGradeAの宣言だ。

資料中にもあるように、GradeAでは可及的速やかに胎児を出す必要があり、以前所属していた施設では「宣言から30分以内」を目標としていた。この30分という数字をどう受け取るかは人によって様々であろうが、手術室の動きと所要時間から考えてみたい。

帝王切開全身麻酔で行う場合、手術室看護師必要な器械(メス、各種鉗子、血液吸引機などなど)を準備し、麻酔科麻酔器のセットアップや薬剤・器具の準備を大急ぎで進めていく。

麻酔器のセットアップを全くゼロから行う場合は、機種にもよるが10分近く時間をとられる。どんなに短くても3-5分という印象だ。

また、使用する薬剤の種類は通常の全身麻酔とあまり変わらないものの、一部の薬剤は鍵付きの金庫で保管されているため、鍵の持ち主である看護師に持ってきてもらう必要があるのだが、看護師も器械の準備に全力を注いでいるのですぐにとはいかない。

全ての薬剤を準備するのに(鍵を無視しても)最速でも2-3分。人工呼吸のための気管挿管デバイスを準備するのにもう1-2分。麻酔器のセットアップと並行で行えるので単純に足し算ではないが、これに移動時間、各所へ電話連絡の時間、薬剤と道具をかき集める時間を加味すると、連絡を受けて10分後に独力で全ての準備を整えられるかは分の悪い勝負になりがちだ。

マンパワーがあれば多少改善するものの、夜間や休日であれば人員は最低限に留められているため、素早いヘルプも期待できない。

大抵の場合産科医も連絡をしてきた時点で手術室へ患者と向かっているので、慌てて手術室へ飛び込んだら患者が先に入室していた、ということも珍しくない。

全ての道具の準備を整え、産科医は滅菌ガウン手袋を装着し(これにも1-2分はかかる)、全身麻酔をかけると同時に執刀を初めて数分後に胎児を体外へ出す。

言葉だけ並べると案外間に合いそうに見えるが、必要検査結果を最低限確認したり、患者を手術台へ移動したりと無数の手順が間に挟まることで時間はどんどん圧迫され、時間が経過するごとに胎児(と場合によっては母体)の生命は目の前で消えようとしていく。

今まさに苦しむ母体と、見えないところで死に向かっていく胎児を目の前にして、正確に、安全に、迅速に全ての手順を協同して進めていく緊張感が伝わるだろうか。

そして上記描写は、近隣でも有数の規模の病院で、スタッフ経験値と各種対策が練り上げられた環境のものである比較的規模の小さい病院では経験値マニュアルも整備されておらず、これより時間がかかってしまうだろうことは想像に難くない。

記事の内容について】

こういった現状を踏まえた上で双子判決についての記事を読むと>> 10分以内に新生児を取り上げる超緊急帝王切開体制が取られておらず、重大な障がいに至ったなどとする判断を受けました <<とある

当時のつがる総合病院体制がどのようなもので、どこまで準備できた時点から計測された制限時間かは調べた範囲で詳細不明であったが、全くゼロから始めたとすればまず不可能時間であるし、ある程度準備が出来た状態(麻酔器はセットアップされていたなど)からでも厳しいだろう。

実際に病院側の落ち度があった可能性も無論あるが、ベストを尽くしても達成しうるかからない「10分以内」という数字をどこからか持ち出してきて賠償を命じられるというのは、あまり理不尽に感じられる。

10分以内に取り上げられたら後遺症を防げたか、あるいは程度が軽く済んだ可能性はもちろんあるが、それが現実に達成不可能数値目標だとしたら、処罰理由として据えられてはたまったものではない。

この記事から読み取れる法律サイドのスタンスは、「もっと安全対策をとるべきであった」とできるだろう。それが現実的なものかはさておいて。

翻ってもう一つの記事である

これは厚生労働省保険局での話し合いであり、その結論の着地点は広い範囲に影響することが予想される。

産科医療保険適用にした場合問題点はそれだけで独立した論点になってしまうため割愛するが、記事フォーカスしている井上弁護士発言は以下である

>> バランスを見ます産科医療安全にかなり前のめっていすぎるというふうに私自身は判断しまして(中略)結果が異常である可能性があるということで水準を簡単に上げすぎるために、産科世界バランスが他の診療科に比べて崩れているのではないかと(中略)医療安全、悪く言えば原理主義的になりすぎないように、ということを是非ご注意いただく <<

この発言に対して亀井氏が即座に怒りを感じさせるコメントを出しているが、むべなるかなと言わざるをえない。

関係各所が不断努力を続けていても妊産婦死亡はゼロではなく、突然で理不尽な不幸に見舞われたご家族の悲哀を想像するだに辛い気持ちになる。

にも関わらず、どれだけ真摯に取り組んでも、双子の事例にもあるように時として理不尽な法的判断を下されうるのが現状の産科医療実態だ。

無論この井上弁護士見解法曹会の総意でないことは理解しているし、記事執筆者がやはり弁護士非難的な論調であることからも間違いない。

とはいえ一部の弁護士(そしてそれ以外の人々)に、「産科医療医療安全コストをかけすぎではないか」という見解を持っている人が相応にいるだろうことが推測される。

【両記事共通点

双子記事厚労省記事は、個別に見るとかたや「医療安全をより追及せよ」であり、かたや「医療安全コストを割きすぎではないか」という真逆要求をつきつけている。

どうしろというのだ、という困惑から一歩引いて、何故このように食い違う見解が同一の業界から出てしまうのかを考えてみると、「妊娠出産に対するリスクの軽視または無理解」が両者の根底にあるのではないか個人的に考える。(業界が同じなだけで個人思想が違うだけだろうという結論は一旦置く)

出産安全に済むものから」という補助線を引くと、「(安全に済むものからその水準を当然満たすべく)医療安全をより追及せよ」「(安全に済むものからそんなにコストをかけなくても良いはずで)医療安全コストを割きすぎではないか」というように、一見相反する見解が綺麗にまとまる。

記事の冒頭に掲げた前提の「日進月歩医学的取り組みをしてなお死亡率をゼロにできないもの妊娠出産である」という事実が、過小評価されているかよく理解されていないことに原因があるのではないか、と考える次第である

これはある意味仕方のないことで、実際に超緊急帝王切開に直接関わる産科医・麻酔科医・看護師でもなければ医療職であってもそのリアリティにはピンとこないはずなので、一概に無理解批判することはナンセンスだ。

数字として見るデータ客観的事実として揺るがないとしても、起きてしまった不幸とそれを防ぐための緊張感は、両方を目の当たりにして初めてリアル根拠としてデータを活かす。

改善策としては実際の現場映像と音声で記録して周知と理解を促す手段も思いつくが、倫理的問題マンパワー的な問題が立ちはだかる。この点は医療サイドで働きかける余地があるだろう。

【今後の影響に対する推測】

産科医療における有名な出来事としては2006年の大野病院事件があり、そのあらましと影響についてはこれまで散々議論されているので割愛する。

最終的に産科医は無罪を勝ち取ったものの、福島県内における産科医療への影響として、事件前後産科医が減少したという分析がある。(https://keizemi-keio.info//wp-content/uploads/2017/01/bessyo_mitaron.pdf)

産婦人科医会の調査(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/48dc1841822ac2ca56d3d7ee4b107c28.pdf)では総数としての産科医は2006年から2022年にかけて19%増えているとあるが、厚労省データ(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/22/dl/R04_1gaikyo.pdf)から算出した同期間についての総医師数の伸び率が23%であることを合わせると、新たに産科医を志望する割合は減少していることが見て取れる。

産婦人科医会の資料中には産婦人科施設の推移も載っているが、婦人科病院が微増するもの一般病院診療所が明らかに減っていることが分かる。

ハイリスク妊娠出産を高次機能病院対応するために人員を集約することは理にかなっているものの、妊婦にとって移動はかなりの労力を伴うことから、集約によって移動距離が長くなることは身体的にも経済的にも負担が増す。

この推移に大野病院事件がどの程度影響したか評価が難しいが、無関係でないことは明らかだ。

そういった過去の事例があった上に今回のような事例が積み重なると、施設の減少と人員相対的な不足傾向が加速するリスクがある。

施設の減少は患者にとって負担であるし、人員の不足はスタッフ疲弊患者リスクを招く。

件のつがる総合病院事態が起きたのは2017年ということだが、2024年現在施設としては第二次救急医療機関指定を受けており、日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設としての教育施設指定を受けている(https://www.tsgren.jp/tsugaru-general-hospital/hospital/situation.html)ことから、緊急帝王切開を含む産科医療を行っているものと推察される。

産科医療資源の集約を考えた際に集約される側ということになるが、その医療水準を支えるスタッフHPによると産婦人科3名と麻酔科2名のみだ。

始めに述べた通り、帝王切開は通常の分娩でも突然発生しうるし、それは夜間も休日関係が無い。

当番制でシフトを回すと考えても、麻酔科は2日に1回は夜間呼び出しに備える必要があるし、産婦人科も1人で手術はできないので同程度以上の体制をしいていると推測される。

この通りであれば当然スタッフ疲弊するし、疲れた状態での医療危険を伴う(だからこそ働き方改革が叫ばれる)。そして、疲弊さらなるスタッフ離脱と不足を招く。

事態が進んで最終的に誰が不利益を被るのかというと、分娩をしたい妊婦胎児家族に他ならない。

冒頭の記事にある判断見解は、将来生まれてくる新生児生命リスク晒すもので、人命と健康を至上とする立場からは許容できない。(そうでない立場の人からはそうでもない、という批判はありうる)

【まとめ】

記事では2024年11月に公開された産科医療に関連する法的判断見解について、産科医療に関与する麻酔科医の立場から考察した。

医療安全の推進と削減という矛盾するような見解が同一の業界から出てくることについて、「妊娠出産が死亡リスクを伴う」という点の理解がされていないのではないか仮定することで1つにまとめ、現状の問題の発生源を推察した。

GradeA帝王切開いかに厳しい時間的制約のもとで行われるかや、妊婦胎児に起きうる不幸について一概に法曹側の無理解批判するものではないが、このような法的立場判断見解の影響が及びうる範囲を想定すると受け入れがたい。

現場をよく知る人々の意見が反映されることを祈りつつ、実際に1人の麻酔科から見た現場がどういった物かを誰かに共有できればと思い本記事作成した。

少しでも将来の妊婦胎児安全寄与できればと願う。

2024-11-24

不妊治療つらい

不妊治療つらいよ。

知ってる?子供ができるってマジで奇跡なんだよ。

卵子が生み出されて排卵される、精子の量と運動量が十分あって卵子のところまで辿りつける。卵子の膜を抜けて受精できる。うまく細胞分裂して胚盤胞になる。遺伝子異常とかなくて、子宮の受け入れ条件も良くて子宮に着床する。胎嚢が確認できる。心拍確認できる…とね。

ここで、妊娠5週くらい。やばない?

心拍確認できても、生理で剥がれ落ちてくる子宮の壁(ナメクジみたいな塊が出てくる)よりちーちゃい謎の組織の塊だよ。化学流産しても気付かずトイレに流すレベルよ。

なのに、不妊治療って上記に挙げたすべての過程問題が発生する可能性があるよ。

うちは受精問題があって、人の手で卵子の中まで精子を送り届けてあげないと、胚盤胞にならなかったよ。自然妊娠的なやり方だと、受精卵0だったよ。

この前でももちろん、そもそも排卵がないとか、無精子症とか、沢山の問題があるよ。

ここまでは序の口。うちはお陰様で、保険適用されるから手術が辛かろうが、仕事の調整しんどかろうが頑張れました(ほんまありがとうございます

ここからは先はタイムリミットがあるよ。

ようやく胚盤胞になっても、移植は、6回までしか保険適用されないよ。

1回、2回、3回…全部!全部陰性!!終わりが迫ってくるよ。

でも禁煙もしたし、禁酒もしたし、日課ランニングもお休みして、カフェイン断ちも、やれることはやった。

子持ちに言われるんよ。

「心の持ち方次第で妊娠できるよ!私はプロジェクトひと段落した時に妊娠したよ」って

やめろ!叱咤激励なのかもしれないのにお祝いしたい理性を上回って、祟り神になるやろがい。

最悪、夫と2人で生きていければって思うのにさ、夫何にも言わねーのよ。

子供いなくても私が居ればいいって、言って欲しかったよ…

保険適用終わったら、断腸の思い妊活辞める人たちが多いよ。嘘でも「子供がいる方が、人生楽しいですよ」とか言っちゃダメなんだぜ。

20代そこそこに、この仕組みに気付けたら良かったね。

そしたら、自分キャリアなんてほかって、当時の彼に尽くせたかもしれないのにね。自己実現を諦めてね。

2024-10-19

稽留流産をしてつらい

昨日の妊婦健診に行ったら、心拍確認できなかった。

大きさから推測するに、1週間前には心臓が止まってしまっていたそう。

まだつわり気持ち悪い。頭もずっと痛い。

昨日から腹痛と出血も始まった。

何より心がからっぽだ。

悲しくて泣いてしまった、というものかなぁと思っていたが、不思議と涙は出ない。

祖父お葬式に出たときもこんな感じだったなぁ、と思い出した。

まだお腹には赤ちゃんがいる。

来週手術をする予定だ。

の子いるから気も抜けない。

今は育休中で、来年の4月から産休に入る予定だったから、いきなり職場復帰になる。連絡しないと。

保育園の申し込みをしなくてはならない。

里帰り先の病院にも報告をして分娩予約を取り消さないと。

手術の時の上の子はどうしよう。夫の仕事とも相談しなきゃ。

もうこっそり報告していた友人にはいつ伝えよう。来週会う時に言わなきゃダメかな。

9週だから赤ちゃん遺伝的な要因での流産であるというのは頭では分かっている。

でも、上の子がたくさん激突してきたからかなぁ、とか手足口病をやっちゃったからかなぁ、とか

つわり毎日吐いていて1.5kg減ってしまたからかなぁ、とかいろいろとよぎる。

アラサーなので1~2割が初期流産をしてしまうということは知っている。

でも、わがままだけど私の赤ちゃんは無事に育ってほしかった。

産後生理が安定していなくて、タイミングをがんばって授かったからまだ準備ができていなかったのかなぁ。

なんとなく7週のときエコー子宮?胎嚢?の形が変かな?とか、なんだか上の子ときより胎芽のエコーぼんやりしているよなぁ、とか思っていた。

いったいいつから分かったのかは分からないし、何が原因なのかも分からないけど、とにかくつらい気持ち

もう必要のなくなってしまった、出したてのマタニティパンツ

健診のときだけ着ていたワンピース

トイレの度に目につく出血

妊娠登録していたアプリ

まだ少し出ているおなか。

使いかけのエコーアルバム用のシール

痕跡ひとつひとつ片付けながら、とっても心がしんどい

2024-10-15

産婦人科にいる

地域一番人気の産婦人科にはまるでホテルのような待合室がある。

東の壁は一面天井までの高い窓が広がり背の高い青々とした観葉植物がそれを彩る。

体が埋まるようなふかふかとしたソファは背もたれも高く長時間座って待っていても快適だ。

スピーカーからは落ち着いたクラシックが流れ、最新鋭の加湿器がひっそり置かれているので湿度も大変快適。

一月ほど前ここを初めて訪れた時、緊張と高揚感でいっぱいになったのを今でも鮮明に思い出す。

40を超えて初めて妊娠した。

結婚したのは10年以上前だったが子供が欲しいという欲求が他の女性より著しく低かったのでズルズルこの年まで子を設けず生きて来た。

それがなんとこの年で。

初手は困惑。けれどすぐに子供部屋はどうしよう、と考えている自分がいた。

夫は元来子供が好きだから私自身が産もうと決心する前にもう心づもりは出来ていたようだ。

幸い仕事も安定しているし子供一人くらいなら十分育てていけるだろう。

6週目に初診、妊娠が確定した。

ただまだ心拍確認できなかったから二週間後にもう一度、と医師に告げられた。

そこからの二週間は多分人生で一番幸せだったと思う。

子供に興味がなかったはずなのに、時間があればぼうっと未来を考えた。

一人っ子なので小さい子供に触れたことは数えるほどしかない。

子供はどんな生き物なのだろう。

どうやって育つのだろう。

そうだ、性別はどちらになるのか。

私は腰痛持ちだから時間抱いたりするのは少し大変かもしれない。

小学校はあの学校か、近くの公園はあそこにあったな、離乳食とやらはどうやって作るのだろう、アレルギーなと考慮するのだろうな。

ぼんやりとした霞のような始まりから気づけば気の早すぎる妄想まで延々と繰り返す日々。

いよいよ明日が二度目の診察だと待ちかねていたその日に出血した。

いや、妊娠初期にはそういうことも少なくないらしい。

少量ならば問題ないはず。

そう言い聞かせるのに必死になっている間にもじわじわ出血量が増えていく。

翌日エコーを見た医師は、育っていないね、と言った。

育っていない。

エコーの画面にはぽっかりと暗い穴だけが開いた胎嚢が映っているだけ。

育っていない。

出血もある、このまま運が良ければ自然排出されるだろう、駄目ならば処置必要になる、とりあえず来週もう一度来てほしい、再確認して確定しよう。

待って待って待ってくれ。

だってほんの昨日までこの子供が生きている未来を考えていたのに、そんなジェットコースターみたいに付いていけないような速度で進まないで。

まだわからない、出血が治ればもしかしたら来週には心拍確認できるんじゃないか

そう言った例もあると見聞きした。

焦れば焦るほど出血は酷くなる。

ドス黒かった血の色は次第に鮮やかになり量も増え下腹部が常に痛む。

3日もすればもう足掻く気持ちもなくなった。

どんどんと自分の体から生き物の種が流れ落ちていく感覚に気が狂いそうだった。

そして今日、私はこの美しい産婦人科ロビー最後の宣告を待っている。

2024-10-09

慢性糸球体腎炎寛解増田妊娠出産しました

https://anond.hatelabo.jp/20191003175753

お久しぶりです。

2019年に書き捨てたこれを久々に見たらブコメその他が暖かくてうれしかったです。ありがとう、今でも母とは仲いいです。

当時は返信の仕方?とかわからないので書きっぱなしで失礼しました。あの後も半年に一度の血液検査+尿検査実施して悪化していないことが確認できています

そんな増田妊娠出産経験したので同じ思いをしているかもしれない増田のために書いてみんとす。

当時の口調がちょっと幼くて恥ずかしいな、とは思いつつ。

2022年妊娠増田28歳)

寛解2019年で、病気になったのは2016,7年でした。私の腎臓病の発症は高熱を出して血尿が出てから?なので、引き続きノロインフルにかかって高熱を出さないように気を付ける生活を送っていました。(コロナももちろん怖かったです)

定期検査の時に「妊娠したらどうしたらいいんでしょう?」と大学病院主治医相談していて、「うちで出産でしょうから妊娠したらまた教えてください~」とは言われていたので、妊娠したらダメなほどの症状でもないようでした。

そして2020年結婚妊娠

実はこの時は心拍確認できなくて、8週まで粘ってみたけどダメで手術をしました。そしてさら2022年妊娠。先にネタバレするとこの子が無事に生まれます

この時は町の産婦人科にかかっていて、腎臓病の持病があって出産指定する大学病院でしたいですと伝えたところ「そっか、じゃあ安定期に入るころにでも紹介状でも書こうか」と言われていて、のほほんと過ごしていました。

腎臓病の先生も産むときはうちでとしか言わないし、産婦人科の町の先生もまぁじゃあ後期まではうちで見るねと言っていたので、あんまり問題ないのかな?と思っていたところ、安定期に入る1か月前にちょうど腎臓の定期検査があったので主治医に報告して「いつごろから移ったらいいですかね~?」とのほほんと尋ねたところ、「え!?じゃあすぐにもう見ますよ!妊娠血圧症候群の高リスク妊婦ですからね!」と慌てられて、思っていた温度感の違いに驚きました。すぐに産婦人科に連絡して翌日には紹介状をもらい、腎臓内科から産婦人科紹介状を出してもらって2枚の紹介状を持ってその大学病院産婦人科へ。

なので結果的には妊娠4か月から大学病院妊婦の定期健診の度に産婦人科腎臓内科はしごするようになっています。1か月ごとだったかな?

大学病院での検査

やってる内容は妊婦検診と変わらないので町のお医者さんでもできることだと思いますが、それ+毎回血液検査もしていました。

腎臓病の妊婦はほかの妊婦より高血圧になりやすいとのことで、毎朝晩血圧を測って記録をつけていましたが、私は最後まで高血圧にはならず。

その代わり特に何をしているわけでもなかった(大学病院に早くから行かされるくらいには健康優良妊婦とは自分は違うのだろうという思いで食生活にも気を付けていました)のに、糖尿病検査で引っ掛かりました。

この辺は関連性がわからないです。

糖尿病の人は腎臓病になりやすい、というのは調べたら出てくるけど逆はあんまりない気がして…遺伝でもないはずなんだけれど…。でも結果的に再検査をしても血糖値が高く、妊娠糖尿病は確定、この検査から大学病院で回る科に糖尿内科プラスされるようになりました。3科回るとなると朝いちばんに診察に来ても終わるの1,2時になっててけっこうしんどかった。

結果的に軽い糖尿?だったのでインシュリンを打つまでには至らず、とにかく食事管理、また運動で様子見をすることになり、妊婦でおなかはすいているのにウサギの餌のような量や献立をずっと食べていました。このころの記憶はとにかくひもじかったかな。

例えばコンビニおにぎりの量でいうと血糖値的にたんぱく質摂取量が多すぎるらしく、ご飯の量はそれの半分、片手のひらに載る程度のサラダ、そして焼き鮭の1/3切れ。

でもまぁ、子供のためを思えば…と我慢はできるものの、ずっと文句は言っていました。中で聞こえていたらごめんだけど、普通にストレスで…だっておなかすくんだもん…。

からだろうけど、妊娠前150センチ52キロだったのに、出産ときは58キロ全然体重は変わらなかったなぁ。こんなに体重増えなくて大丈夫?と思うけど、おなかの中のエコーで大きさは問題なかったので、OKとのことで。また医学的には体重が増えすぎるよりはキープのままのほうが全然いいらしい。

大学病院での出産

妊娠糖尿病の子供は大きくなりやすいと言われていて、私も臨月エコー検査と経腟検査では「3500以下ではあるけど3000はあるかな?大きくなる前に出てきてほしいけど初産だから予定日超えるだろうな~」と言われておびえていました。

私自身がチビなので骨盤粉砕される…!とおびえていたけれど結果的に生んだのは2780gのど平均の下のほうといった女の子でした。

まぁ、主人も170ないのでチビ遺伝子なのかもしれない。

出産後3日くらいまでは血糖値も測り続けていたけれど、産んでからは一気に平均値に戻り、食事制限はなくなりました。とはいえ大学病院ごはん個人的にはおいしいとは思うけれど、やっぱり薄味かつ量が少なくて…よくある豪華なフレンチのお祝い膳を夢見ていたけれどそんなのはなく、結局産んでからもひもじい思いをしながら、お散歩院内タリーズココアを飲んだりするくらいがごちそうでした。

子どもは何の問題もなく(実は回旋異常で分娩時間は35時間超えで苦しい思いはしたものの、それは腎臓病にも糖尿病にも関係はないはず?とのことなので割愛)、元気にすくすく育って今1歳半です。よく食べてよく寝、今はふらふら歩くのがマイブーム

産んで半年から大学病院検査半年に一回に戻り、今も数値の悪化等はありません。よかった。

なので結果的には腎臓の数値は妊娠出産を経ても悪くならず、血圧普通のまま、糖尿もインシュリンを打つほどではない数値で産後は完治。

自分の持病的に妊娠出産を経て予後が悪くなることもあるらしいので、そうじゃなかった、という結末です。

おしまい

2024-10-05

失恋(?) ※Vと中の人話題を含みます

世に出さな記事のつもりだったのだが、気持ちの整理がつかないため、伏せ字・匿名にて公開する。誰かに読んでもらうことで整理をつけたい。よければ皆の話も聞かせてほしい。

※注: 伏せ字にしてありますが、VTuber中の人話題を含みます




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 失恋、と呼んでいいのだろうか。

 分からない。分からないが、失恋とはこういう感覚なのだと分かった。

 Aという歌い手が、BというVTuberとして活動していることを知った。

 裏切られた気分だった。m年のn月、Aは会社員をやめ音楽活動に専念すると発表していた。しかしBのデビューはm-6年。6年前からVTuberとして活動していたことになる。しかも超大物だ。私はAを収入の柱にすると思っていて、それを陰ながら応援しようと思っていたのに、なんと彼女は超大物VTuberで、そちらが柱だったのだ。契約上仕方ないとはいえ、裏切られたと感じた。

 私はVTuberにある種の忌避感があって、それは色恋営業から来るものなのだが、幸い、サムネタイトルを一覧した限り、Bは歌を主軸としており、そのようなものは無さそうであった。ひとまず胸を撫で下ろした。

 非常に嬉しくも心苦しかたことは、Bの人気がすさまじく、またそれによりAの人気もものすごくなっているということだった。A=Bであることはそれなりに周知のようだ。有名人とはいえ、やはり同人音楽世界であるから自分が見つけたという気持ちはあり、直接話してみたい、握手してみたい、という気持ちもあったのだが、もはやそれができる人気ではなかった。できることなら、もう少し小さいうちから人対人として応援して、大きくなる様を見たかった、そして烏滸がましくも、一緒に成長していく私を見守ってほしかったという気持ちがあった。しかしそれが叶わないことを突然知った。(そもそもAを知った時点で時既に遅し感はあったが。)

 このことを知ったのは確か午後のことであったが、頭を打ったような衝撃で定かでない。Aの記事を書こうと調べていたら偶然見つけてしまったのだ。記事に埋め込まれ動画でBの話し声と歌声を聴いてから、私の心拍は明らかにおかしく、交感神経が過剰に働くのが分かった。その後、関連動画を見漁り、机に肘をついて頭を抱えてから、しばらく部屋を歩き回った後、二時間ほど散歩に出て、味のしない夕食をかきこみ、風呂に入った。しかしまだとても寝付けるような心拍でも頭でもなかったから、また一時間ほど散歩に出て、それでも落ち着かず、部屋をもう一時間歩き回って、無理やり寝た。うまく寝付けず、四回ほど夜中に目覚めた。意識がある時間も多く、寝ていたのかすら分からない。心拍はやはりおかしかった。

 しか人間というのはすごいもので、次の日、肩が痛く仕方なく目を開けたときには、まだ心のダメージこそあれど、心拍も落ち着いており、それなりに人間として過ごせそうな状態になっていた。起きて、これを書き、[楽曲K]を聴いて泣いた。Aに惚れ込んだきっかけの曲だった。




“———————————————————————————-“

“————————————————————————————“

“———————————————————————————————“

 青空のように澄んだ歌声であった。これを以って失恋とはこういうものなのだろうと推察した。

2024-10-01

子どもを無事に産めなかった

二人目か犬かの答えが出ない ※追記あり

 これを書いてから1年後。

 奇跡的に二人目を授かり、結果的に亡くした。

 妊娠が分かったのは1月の半ば。生理が遅れて、検査薬を試した。まさか自然妊娠だった。元々卵巣機能が低く、第一子は不妊治療を経て出産し、その後いくつかのことを試したが結局授かることはなく。家族3人で楽しくやっていけばいいと完全に諦めていた矢先、妊娠したことが分かった。

 最初夫婦ともに戸惑った。子どもはもう5歳になって、生活に随分余裕ができた。夜は寝るし、言葉を話せて、気軽に旅行にも行ける。経済的にも子どもひとりなら安心して程良い生活ができる。そう高を括っていたところに0歳の存在が加わると。思い出される、寝ない、食べない、忍耐の日々。兄弟を望んだこともあったが、もはや5歳と0歳は多分一緒に遊ばない。仕事責任のある立場になって、引き継ぎや調整にかかる労力は計り知れず、正直マジかという気持ちになった。

 そもそもこれまでどんなに頑張っても妊娠しなかったポンコツ身体にぽっと出の命が宿ったとして、うまくいきっこないはずだ。最初はどうせ化学流産子宮妊娠関の山だと思い込んだ。そうでないと、自然に授かれた喜びが爆発してしまいそうだったから。今さらマジかと思う一方、もう一度この手に赤ちゃんを抱けるかもしれないことが、子どもに弟か妹を産んであげられるかもしれないことが、本当は嬉しくて嬉しくて仕方なかった。

 初期の検診は毎回、あまり期待せずに通った。子宮内に胆嚢が確認できたときリングのような卵黄嚢がくっきりと美しく見えた時、力強い心拍の音が病室に響き渡った時。涙が出るほど嬉しかった。期待しないように、期待しないようにと言いながら、毎朝毎朝、アプリで週数日数ごとの胎児の様子を丁寧に読んだ。第二子で、次の検診までがあっという間だとか、うっかり存在を忘れるとか、そんな瞬間は一度もなかった。ずっとずっと心配だったし、いつも赤ちゃんのことを考えていた。

 私の心配をよそに、赤ちゃんはすくすくと大きくなった。検診の度に週数以上の大きさで、何の異常もなく、胎動も痛いくらい力強くて。深夜に目が醒めて、お腹に少し合図すると、もこもこと蹴り返してくる存在が何よりも愛おしかった。どんどんお腹が大きくなって、腰が痛くて、苦しくて、上の子に優しくできずイライラしたり落ち込んだ日もあったけど、元気な胎動を感じながら過ごす毎日は満ち足りていて幸せで、幸せで仕方なかった。

 7月、何とか仕事をやりきって、気持ちよく産休に入った。体質的に上の子は早産だったから、もしかしたら近日中に産まれしまうかもなとは思った。検診では何も問題なかったが、体感的にそれくらい身体限界で、8月を乗り越えられる気がしなかった。早産はいつも不安だったけど、28週を過ぎたあたりで、もう大丈夫だと思った。かかりつけは家から近く、NICUのある大学病院で、例え早産になったとしても何の問題もないはずだった。

 その日。

 前日も当日も暑くて外出はできず、家でゆったりと過ごした。夜になり、脇腹辺りに痛みを感じた。陣痛のように収縮するような波のある痛みではなくて、何かズキズキした痛み。食あたりを疑いつつ、どんどん増してくる痛みに違和感を覚えすぐに病院へ向かった。深夜の救急外来で、すぐにエコーを当てられたけど、いつもなら聞こえるはずの力強い心拍音がいつまで経っても聞こえない。ドッドッドッとうるさいくらいのあの音が。死ぬまでずっと覚えていたいと思った音がいくら探しても聞こえなかった。

 腹痛を感じてから約45分、病院到着から約15分で帝王切開が始まった。にも関わらず、全身麻酔から目が覚めたとき赤ちゃんは生きていなかった。診断名は子宮破裂、常位胎盤早期剥離、胎児機能不全、子宮筋腫核出後、子宮内膜症性嚢胞合併。要は子宮が15cm裂けていて、そこから胎盤が脱落し、赤ちゃんは仮死状態で生まれものの、蘇生に反応しなかった。

 産まれた姿は大きくて、体重が1950gもあった。まだ体毛がたくさんあって、眉毛が立派だったけど、私と、上の子が産まれときそっくりだった。手足はむっちりと太く、小さな指もそれぞれ5本ずつしっかりあった。小さなお口が三角形に開いていて、かわいくてかわいくてしかたなかった。目が開いたら、どんなお顔だったんだろう。どんな声で泣いたんだろう。何が好きで、何が嫌いだったんだろう。もう冷たくて、ところどころ固まって、点滴や機械の痕が痣になって痛々しくても、かわいくて愛おしくて悲しくて、泣きながら何度も何度も名前を呼んだ。

 どんなに寝なくても、食べなくても、元気に生まれてくれたらそれでよかった。ふにゃふにゃの体で、息をして、目が合うだけで、どんなにかわいかっただろう。こんなことなら、1日でも早く、早産になればよかった。子宮が破裂する前に、お腹から出してあげたかった。3日前の検診では何の異常も無かったし、子宮破裂の可能性なんて考えさえしなかった。あかちゃんは私のせいで亡くなった。子宮さえ丈夫だったなら、元気に生まれてきたはずなのに。

 

 手術から1週間後に退院して、夫の運転する車で家に帰った。信号待ちで車が止まると窓の向こうに、大きなお腹で上の子と手をつないで幸せそうに帰り道を歩く自分の姿が、お腹をおさえてふうふうと息をつきながら頑張って坂道をのぼる自分の姿が浮かんで涙が止まらなくなった。家についても、しばらく中に入れなかった。新生児用の抱っこ紐も、ベビーベッドも準備していた。上の子のおさがりも整理して、みんなで楽しみにしていた。名前もたくさん考えて、一番良い字画を選んでつけたのに。自分だけ家に帰ってきてしまたことが悔しくて悲しくて死にたいと思った。ごめんねといくら言っても言い足りなくて、自分に拳を叩きつけながら叫ぶように泣き続けた。

 あれから2ヶ月が経った。納骨はせず、毎日お線香と小さな哺乳瓶でお水を供え、遺骨に話しかけて暮らしている。泣かずに過ごせる日が増えてきた一方で、妊婦さんや小さな赤ちゃんを見かけてはひどく落ち込む日もある。最初の数週間はとにかく出産前に戻りたい、戻りたいと思いながら過ごした。前日でも、当日の朝でも、何とか時間を巻き戻せたなら、先生懇願してすぐにでも帝王切開をしてもらう。赤ちゃんはしばらくNICUで過ごすけど、上の子の時のように、きっと元気に退院できた。

 1ヶ月くらい経つと、この悲しみが死ぬまでずっと続く気がして、妊娠前に戻りたいと思った。そもそもからなくても、私達は十分幸せだったから。子どもは一人と納得していて、他人を妬ましく思う気持ちもなかった。大好きな夫と子どもがいて、決して不幸ではないはずなのに。失ったことが悲しくて、足りないものを嘆き続ける毎日ならば、授かる前に戻りたいと思った。

 そして2ヶ月経った今、子宮破裂について考えることが増えた。子宮破裂は極めて予後が悪いもので、8割の赤ちゃんが亡くなり、例え救命できたとしても、寝たきりとなる可能性が高いそう。私は子どもに一生、経管栄養の寝たきりで意思の疎通が全くできなくても生きていてほしかったとは思わない。もちろん結果的にそうなったなら大事に世話して必死に生かそうとするに違いないけど、それが死よりベターだとも思わないから、唯一そういう意味では今回の結果に納得できる気もしている。

 でもやっぱり、失った未来を想うと悲しくて、もう一度取り戻せないかと思ってしまう。もう一度妊娠できたなら、今度は無事に産むから。亡くなった子と新しく生まれる子を同一視してはいけないとか、そういう話はどうでもいい。ただただ、もう一度授かって、今度こそ元気な赤ちゃんを抱きたい。これはもう、女としての私のエゴだ。止血のために両側の卵管を結紮したから、自然妊娠はできない。また次の妊娠医師から真剣に止められている。本来なら子宮摘出すべきところ、小腸癒着して摘出できず、仕方なく残しているだけです。妊娠しても無事に産める確率は極めて低く、次もまた同じか、それ以上に悪いことが起こります。本当にお母さんと赤ちゃん生命に関わります。そう言われても、じゃあもうきっぱり諦めて、次の子は二度と望みません、とは思えない。

 赤ちゃんとたくさんお散歩がしたかった。上の子絵本読み聞かせる様子を動画に撮りたかった。寝顔を見て、上の子と同じ顔だねと夫と一緒に笑いたかった。泣き声に、イヤイヤ期にうんざりしても、熱が下がらなくて大変でも、くたくたになりながらもう一度家族赤ちゃんを育てたかった。全部、あと少しだった。もう少しだったのに、全部失ってしまった。悔しくて悔しくて、このまま終わることができない。

 何のために授かったのか。どうすれば失わずに済んだのか。

 自分エゴ家族迷惑をかけてでも、もう一度リスク承知子どもを望むか。足るを知り、諦めて日常を受け入れるべきか。

 どんなに答えが決まっていても。

 迷うことをやめられません。

 いつまでも

2024-09-14

(終わり)獣医結婚したが後悔している

批判承知の上駄文

私は30代前半の女。看護師

一軒家も購入し、子供に恵まれているが夫(同年代)が好きになれない。正直嫌いだ。

特に出産後夫に対し嫌悪感がまし、同じ空間にいることも辛い。

夫は私のことが好きらしく、話しかけてきたり、スキンシップをしてきたりするがどうしようもなくイライラする。

以下理由


・夫の給料が少ない。

大体20万後半程度。

専門卒の私より給料が低く驚いた。

そんなことを把握する前に妊娠してしまった自分が悪いのだけど後悔してもしきれない。

獣医医学部と同じくらい偏差値が高いよ、と当時の同僚が言っていたから信じてしまった。

国立卒らしいが、正直専門卒の私以下の給料で働いている時点でリスペクトできない

医者にしておけばと思うけどもう無理だ。


実家が細い

私の母親シングル関係性が良くない。まあ貧乏だ。

夫も片親で実家が細い。(義父は夫が小さい頃に死んだらしい)

医者と比べると家の品格が低いし金もないしどうしようなくイライラする。


・恨みが強い

第一出産時夫は病院で働いており、早朝から深夜まで、時には当直までこなしていた。

初めての育児でつかれた私をもっといたわってほしかった。

私は実母と関係が悪く、実母の協力がなく里帰りもできなかった。

辛いなか、子供夜泣き対応をしている中、夫は「緊急オペで帰れない」とのLINEだけ。死んでほしいと思った。

産後の恨みは一生物というのは本当だと思う。

思えばこの頃からこの人のことが好きでなくなってきたのだと思う。たまに抱かれるとき元彼のことを瞼の裏に我慢していた。


・夫じゃなくてもいい

やっぱりこれ。

自慢ではないが今まで男には困ったことがない。中学からずっと彼氏連続していたし、夫と結婚するまで切れたことがない。

彼氏は何人もいたが結婚まで至らず、最後に今の夫(獣医)とデキ婚した。

やはり今までの彼氏とは系統が違って雄度が低いというか、自信がないというか頼りない。

警察官消防士元彼たちは鍛え上げた身体をしていたし、なにより自分に自信があった。

何かが決定的に違う。

この人の女になりたいという強烈な欲望がわいてこない。なんで結婚したんだよって話だけれども。避妊大事


現在私はパートで働いており、子供いるためシングルマザーになることはできない。

子供かわいいし、夫は子煩悩家事育児をしてくれる。でもやっぱりこの人とは幸せになれないと思う。

今はこどものため割り切って生活しているが、子供が成人したら別れて自由になりたい。夫以外の人と生活したい。

死んでくれれば団信で自宅も手に入るし、離婚よりも世間体もいいし一石二鳥なんだけれども。




(追記)

批判承知と書いたけれども予想を超えた反響に驚いている。

夫の人格への言及が足りなかったようなので加える。


獣医にこだわりがある

夫はすでに獣医ではない。家庭がまわらないため、転職させた。

今は臨床から足を洗い、動物病院への営業サポート仕事をしている。

仕事内容はかなりホワイトトラブルが無い限り定時にほぼ上がれるようになったし、休みも取れるようになった。

夫は臨床に未練があるようで家でちょこちょこ勉強したり、大学友達意見交換?みたいなことをしているようだ。

子供がお父さんは何をしてる人?と聞かれ、夫は「お父さんは動物のお医者さんなんだよ。」と言っていた。

正直今の夫は獣医ではなく、ただの普通サラリーマンだ。

子供に嘘をついてかっこよく見せるのはこの人らしいなと思った。

私もこの見せ方に引っかかって、今つらい思いをしている。

不誠実な嘘つきに未来はない。


自分が貶されている気がする

夫は小さい頃に父親を無くしており、中高公立、塾にもも行かず大学に受かったらしい(1朗)

それを義母から聞かされた。

その流れで義父の墓前で「息子ちゃんは頑張って獣医さんになってとうとう孫もできました~」みたいな報告があって違和感を感じた。

この人は私が専門卒だから努力してないとでも言いたいのか?勉強大事なのか?

私も勉強に困ったことはなかったが、わざわざ3年で取れる資格を4年かけて大学で取ろうとは思わなかった。

勉強けが取り柄みたいな人間生産しただけ、しか一浪。そんなことが誇らしいか

モラトリアムを延長して得たもの低賃金な職。

潤む義母と夫に価値観の押しつけというか、気味の悪いもの垣間見た。


レベルの低さ

人の医療と比べたらやってることが低レベルだなと感じている。

話を聞くだけなのでわからないが、サーチや心拍を常に取ってるわけでもないらしく、CTMRIは大病院しかないらしい。

当然夫が勤めていた病院にはなかった。

「望診や聴診、視診が一番大事。」といっていたがそんなもの個人の器量に左右されるし、再現性がない。

「薬は砕いてmg単位で分包する。小児科みたいでしょ」といっていたが小児科と比べる時点でおこがましいとおもった。小児科の人たちは命をかけている。

他にも牛の去勢麻酔は使わず鎮静だけでするとか意味不明なこと言ってたり、クローバー食べたら胃に針を刺すだのあまりにも医療概念レベルとは違う考え方に引いた。

私は病棟勤務が長いので、人よりは知識があるほうだと自負している。獣医ではなく夫の知識レベルが低いだけだと信じたい。


・話がどうでもいい

最近で言うと統合失調の薬がFDA通過するかもねとか、新しい下顎欠損の新しい術式が~とか

正直私は仕事として医療に携わっているだけで、趣味じゃない。

夫は好きだからそんな話をするのかもしれないが、興味もないし、ないより夫と会話をしたくない。

大学のお友達や同僚と気の済むまで話してればいいのにと思う。

子どもの話と事務連絡。夫と話すことはそれ以外したくない。


・人の心がない

時系列前後するが、実家で飼っていた猫が急に後肢麻痺になったことがある。

調べたが心臓から血栓が飛んで詰まり足が動かなくなるらしい。

かかりつけの獣医からは長くないので…と言われていた。

相談したくなかったが夫にも相談した。レントゲンデータ見たあとに「心臓がかなり悪いから厳しい」「苦しんでいるのであれば楽にしてあげることも考えてもいいかもしれない」

と私に言った。

まり安楽死を推奨してきた。ありえないと思った。これが一つの決定的な旦那嫌いの要因かもしれない。

もちろん金銭的なことやデータを見ての判断かもしれないが、医療者として安楽死を勧めることは医療では絶対ない。

この人には良心とか、命の大切さみたいな温かいものがないのだと思った。

翌々日に猫は死んでしまった。夫に伝えると「残念だったね」とだけ言った。

この人は「それ見たことか俺の言うとおりだろ!」と言わんばかりのことを腹中では抱えているのだろうなと思うと、辛かった。

なぜこんなことになってしまったのかと過去自分を殺したくなった。

乱雑に書いてしまった。

私もネームバリューバリューだけで判断しているわけではない。

人としてどうか。欠如しているから一緒にいることが辛い。その上に前述の条件があるからなおさら

コメントで色々言われてるので)あと匿名でこんなこと言っても仕方ないが、男に関しては私は振られたことない。いつも振る側選ぶ側だった。

それでも年とともに魅力が落ちてることは十分理解している。だから我慢している。

追記2)これで最終にします。


・誰の子供なのかと言われた

妊娠した当時、私には特定相手がいない状態であった。

元彼と別れる段階であり、夫とも付き合い始める前のような延長線上にいた。

妊娠が判明した時、「俺の子供なのか」と言われた。付き合う前だったからだろう。

私は人生でかつてないぐらい怒り、夫を詰った。これは断言するが夫の子である元彼との際は妊娠しては困るので必ず避妊をしていた。

夫への嫌悪感が初めて顔を出した。この違和感を正確に探知し対処していればと思う。


そもそも獣医自体人間関係をうまく醸成できない人が代償行為として動物を治す仕事をしてるっていう精神病院的な意味合いがあると思う。

普通の人は病気犬猫どうにかしたいと思わないと思う。

獣医患者なのか動物患者なのかはたしてどっちか。

毎日精神療法できていいのではないだろうか。毎日60分以上で660点加算。もう人格荒廃済みなので不可逆か笑セレネースが処方される案件だ笑


みなさんが心配するように夫にばれることはないだろうがバレても問題ないと思う。

夫は私なしでは生きていけいない。

おそらく幼少期に愛情不足だったのだろう。相手気持ちに敏感であるし、自己主張が強くもない。そして自己評価も低い。

まあ自己評価は適切なんだけど笑

幼少期に我慢することに慣れてるから、私が命令してもよく従属する。そして家族に強いあこがれがある。自ら壊すことはしないだろう。

自らを壊してくれれば一番望む形になるのだが。


コメント批判されているようだが、私は今総合的には幸せです。たぶんコメントしている人よりも

完全には程遠いけど、完全な幸せを目指して頑張ります

夜食カップラーメンを食べて寝ます

これで私の投稿は終わりです。さようなら

2024-08-29

https://b.hatena.ne.jp/entry/4758366290843112544/comment/preciar

これだけじゃ解らん。四肢露出させて冷やす心拍確認する。心拍確認で触る「胸」は乳房ではないので、その辺書かないと判断は無理/人は人が倒れるとパニクるので、行動は必ず多少おかしくなる。その範囲

https://b.hatena.ne.jp/entry/4758366290843112544/comment/as62

熱中症対応として「服やベルトを緩め、体を冷やす」というのは存在します。https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/blog/bl/p92Kj48qlx/bp/pb03Yg6doL/

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