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2024-10-17

バーで飲むウイスキー好きがすすめるシングルモルト入門ボトル5本

以前、オーセンティックバーに行こうという記事を書いた者なのだトイアンナ氏のウイスキー記事「5000円以下でおすすめできる10本」や「2000円以下でおすすめできる8本」を読んだ。いろいろ思うところがあったが文句をつけるよりも新しいおすすめウイスキー記事を書いた方が建設的だろうと思った。そこでウイスキーの中でもスコッチシングルモルト入門のおすすめを書いてみる。

簡単説明しておくとスコッチスコットランドで作られるウイスキーシングルモルト単一蒸溜所で作られるモルトウイスキー大麦麦芽のみを原料として単式蒸留器で蒸留されるウイスキー)のみで構成されるウイスキーのことである

なおウイスキーに関するもう少し詳しい説明は以前、バーでウイスキーを飲もうという記事に書いている。

どのような基準で5本選んだか

  1. オーセンティックバーで置いてあることが多いメジャーボトル
  2. 多くの酒販店で1万円以下で買うことができる(=バーで飲むとしてもシングルモルトとしてはそんなに高くない。オーセンティックバーならシングル(30ml)でやや高めのカクテル1杯くらいの値段のことが多いと思う)
  3. ウイスキーの味に影響を与える要素のひとつ熟成に使われる樽の種類があるがシングルモルトに多く使われているバーボン樽熟成バニラハチミツのような香味という表現が使われることが多い)とシェリー熟成ベリー系やレーズンのような香味という表現が使われることが多い)のもの両方を含めた
  4. ウイスキーの味の違いにスモーキーさ(麦芽乾燥させる燃料のピートに由来するいぶしたような香り正露丸のようなヨード香)の有無があるがスモーキーさがあるものと無いもの上記の樽の違いと組み合わせた

色々なボトルを飲んで自分の好みを見つけることや好みと似たような傾向の他のボトルを飲んでみるということがバーでのシングルモルトの楽しみ方の例である

なおウイスキーの味に影響を与える要素である熟成年数については上記2番の基準のため1012年となった(熟成年数が長い方が高い)。主観的表現増田がそう感じていることを書いているだけなので他の人は違っても許してほしい。

以下、5本を紹介する。

グレンモーレンジィ オリジナル

バーボン樽熟成。スモーキーさは感じられない。

トイアンナ氏はこのボトルがクソミソに言われていると書いているがそのようなことは寡聞にして知らない。昔のボトルの方が良かったというのは残念ながらスコッチウイスキー全般の話でありグレンモーレンジィに限らない。一方で初心者向けという評価は(初心者以外にもすすめられるという注釈付きで)そのとおりで増田が行く複数バー銘柄指定しない「シングルモルトハイボールで」という注文にグレンモーレンジオリジナルが使われている。

グレンモーレンジオリジナルはつい最近日本では2024年8月頃)モデルチェンジがあり年数表記10から12年に変更になった。バーで新旧ボトルを飲み比べてみたのだけど旧ボトル10表記)の方がより甘さを感じて好みだったのだが何も言われず新ボトル12年)だけ出されたら自分にはどちらかわからないだろうなという程度だったのでおすすめとするのに問題はないと思う。

バーボンを熟成した樽を使って熟成しているためほんのりとしたバニラ香とハチミツを思わせる甘さがある。シングルモルトを初めて飲むのに適したボトルだと思う。

バルヴェニー12ダブルウッド

バーボン樽熟成の後シェリー樽に詰め替えて熟成している。スモーキーさはあまり感じられない。

グレンモーレンジオリジナルと比べるとどっしりとした味というイメージバルヴェニー蒸溜所大麦を発芽させる工程フロアモルティングという伝統的な方法で行うということでも知られていて人気がある。またバルヴェニー蒸溜所シングルモルト販売トップクラスグレンフィディック蒸溜所と同じ資本で同じ敷地内にある姉妹蒸溜所である

増田はこの5本の中でもっとバランス良く感じるため、この5本の中で1本手元に置いておくならこれにすると思う。

グレンドロナック12

シェリー熟成。スモーキーさはほぼ感じられない。

シェリー樽のみで熟成されたスコッチウイスキー。この記事を書くためにシェリー熟成代表的スタンダードボトルと思われるグレンドロナック12年、マッカラン12シェリーオーク、グレンファークラス12年を飲み比べてみた。

マッカラン12シェリーオークは2024年10現在で1万円以下で買うことは難しいのだが知名度が高い銘柄であるので比較用に飲んだ。ちなみに2024年現在で(ウイスキーマニアに)ボロクソ言われているボトルというとこの(現行の)マッカラン12シェリーオークのイメージである。薄いとか言われることが多いのだが久しぶりに飲んでみたがそんなに悪いと思わなかった。ただシェリー熟成モルトウイスキーによくあるのだがこのマッカランボトルにほんのり硫黄臭を感じたため価格を抜きとしても初心者向きとしてはすすめない方が良いかなと思った。

グレンファークラス12年も悪くはないのだがグレンドロナック12年の方がシェリー熟成モルトウイスキーとして典型的と思われる香味だと思った。グレンファークラススタンダード商品としての17年くらいまではそれほど強く印象に残らないのだがファミリーカスクなどの特別ボトルになると数段階強い印象を受けるというイメージがある。

シェリー熟成ウイスキーの味がよくベリー系と表現されるが、このグレンドロナック12年に感じる香味をモルトウイスキー界隈で「ベリー系」というと増田理解している。

グレンドロナック12年のラベルにはペドロヒメネスシェリーオロロソシェリーの樽で熟成されていると書かれていて特に甘口のペドロヒメネスシェリーの樽が良い影響を与えているのかなと思う。

ベンロマック10

シェリー樽とバーボン樽が使われているらしいがシェリー樽の影響を強く感じる。そこそこスモーキー

ベンロマック10年に使われる麦芽フェノール値(スモーキーさの目安になる値)はそれほど高くないようなのだけれど飲んでみるとスモーキーさをけっこう感じる。またシェリー熟成の原酒とバーボン樽熟成の原酒を合わせたあとさらシェリー樽で熟成してあるようでシェリー樽の影響が強い味となっている。

最初、別のシェリー熟成のかなりスモーキーものおすすめに入れようと思ってたけど、この記事を書くために久しぶりに飲んでみたらベンロマック10年がシェリー樽感もスモーキーさも記憶より強かったのでベンロマック10年だけにした。

ラフロイグ10

バーボン樽熟成でスモーキー

バニラのような香味とスモーキーさの後ろにグレープフルーツのようなやや苦い柑橘系の香味を感じる。

アードベッグTENとどちらにしようか考えたが薬品香はラフロイグ10年の方が感じるのでアイラウイスキーらしいと思ってラフロイグ10年をおすすめとした。アイラウイスキー代表銘柄といっていいと思う。ただアードベッグTENの方が煤っぽいという意味のスモーキーさは強いと思う。増田はどちらも好みだ。

バーで飲むとき

多くのバーに置いてあると思われるボトルを挙げたつもりではあるがひとつバーですべてを置いてあるとは限らない。そのようなときは上に挙げたボトルと似たようなボトルバーテンダーに勧めてもらおう。またはじめからバーテンダーに「シングルモルト初心者から色々な味を試してみたい」と伝えればそのバーテンダーのセンスで良い提案をしてくれると思う。

あと飲み方はストレートでもロックでもハイボールでもなんでもいいと思う。トイアンナ氏は「ヲタクであればあるほど「ストレートでそのまま飲め!」という方が多い」と書いているけど増田観測範囲では「自分ストレートで飲む。他人はどうでもいい」という人ばかりなので誰かにとやかく言われるなんてことはないと思う。

  

2024-09-18

日本酒定義変えてもよくない?

他の酒が蒸留だの醸造だのの製法とか、アルコール度数とかを定義に組み込んでるのに

日本酒だけ日本国産の米使ってないとダメじゃん

これで他の酒と同列に語るの無理だろ

2024-09-03

anond:20240903103611

そのへんは単にミスやすまんな。だが蒸留もっと大変や。エネルギー消費はバカみたいに大きいし、バカみたいに大きな排熱で気候が変わる、さっきも書いた様にミネラル処分する環境負荷は大きい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B7%A1%E6%B0%B4%E5%8C%96

蒸留すればいいだけとは書いたが、実際はそこまで単純な話じゃないな。

殺菌はともかくとして不純物の調整が必要になるか。

anond:20240903102824

エネルギーがあれば海水は作れる

いくらでも取れる海水作ってどうする気やねん。書き間違いにしてもひどいな。

真水作るのに海水電気分解するという発想どこから出てきたんや。普通に蒸留すればいいだけやぞ。水素作りたいなら電気分解やけどな。

中学生レベル理科知識すらないのに断片的な単語知ってるだけでよくそんな偉そうな態度取れるな・・・

2024-05-23

酒なんて自分コーン砂糖買ってきて煮込んで蒸留すればいくらでも飲めるぞ

2024-03-17

ウクライナ攻撃してるロシア石油施設攻撃はすごい効果

最近ウクライナ無人機ロシア石油施設攻撃してるが

狙ってるのがどうも蒸留塔や精製施設の部分なんだよね

ここは狙われると滅茶苦茶痛いです

原油蒸留したりそこから触媒を使って各種の石油製品を作るのがこの部分なんだけど

日本ですらこの部分を事故で壊してしまうと年ペースで復旧まで時間がかかるとんでもない金食い虫だ

だかロシアとしてはものすごい悪夢だと思うんだよな

中国の手を借りられるとは思うが制裁でこの手のノウハウ施設部品を入手するのは困難なはずだ

中国も足元を見られるからお安く融通するはずがない

国内でも大分製油所で常圧蒸留塔が火災事故を起こしたが復旧に一年半かかった

2024-03-01

世界最高民族であるウクライナ人の偉大さを知っていますか?

・知っていた

・いま知った

詳しく説明します。

ウクライナは全スラブ民族の父です。ロシアポーランド起源とされている様々な文物は実はウクライナ起源です(例えばキエフ大聖堂壁画ボルシチを作ったりウォッカ蒸留するウクライナ人の壁画がありますね)。

ウクライナの元となったキエフ大公国は当時は欧州最大、白人最大の強大国で多くの小国朝貢していました。

しかしその後、ポーランド人・リトアニア人・ドイツ人デンマーク人スウェーデン人チェコ人ハンガリー人・ルーマニア人・モンゴル人・タタール人ロシア人に支配され農奴奴隷)にされ、女は性奴隷にされました。このように全ヨーロッパもっと被害者度が高いウクライナ人は全てのヨーロッパ人に対して道徳的優位性を持っています

ロシアウクライナ兄弟ロシアが兄という主張は完全な嘘 むしろウクライナが兄国

ポーランドウクライナ奴隷制や大虐殺謝罪賠償としてウ露戦争に協力しウクライナを助ける義務あり

バルト三国ルーマニアモルドバグルジアアルメニアスロバキアなど小国ウクライナを支える義務あり

・以上の理由からウクライナへの批判や疑問は全てヘイト 絶対に許されない反人倫犯罪である

2024-02-20

NOMORE無断生成AI

っていうタグを見かけた。


生成AI現在普及してる「普通の」AI って何が違うんだろうね?


今の生成AI生理的にキツいのはわかる。


じゃあ違いはなにかって考えると結構難しくて、使われてるアルゴリズムだけに注目すると、言語モデルのTransformerは機械翻訳も使ってるし、Google検索をするときにも使われてる(BERT)。画像とかのDiffusion モデルは知らない。(今どうなったか知らないけど、Transformer の画像生成モデル計算量少なくて結構いかもみたいなのは聞いた。)


これらは少なくとも使い続けてきたし、生理的なキツさはなかった(翻訳家であったりはあったと思う。あと、自分は、物心ついたときからそこにあったかイマイチわからんってのもある)。


からそこの違いってのは量的なものだと思うんだよね。量的な変化が質的な変化を生む(more is different )。


自分が、このエントリだけを学習させたとしても、その精度の低いモデルは生成AIとは言わないだろうし。


まあ、それがわかったら研究の苦労はしないか。笑


計算量だけを取ってきたりしても、モデル蒸留させるとか、そもそも計算効率の上昇とかで変わってきちゃうし。


どれが生成でどれが生成じゃないんだろうか?

2024-02-11

小澤征爾のどこが凄いのかよく分からない

日本代表する世界指揮者小澤征爾さんが死去された。ご冥福をお祈りしたい。

だがよく分からないのは、なぜ小澤征爾世界的に評価されたのか?である

長年にわたってアメリカの名門オーケストラであるボストン交響楽団シェフを務め、後に世界大歌劇場の一つであるヴィーン国立歌劇場音楽監督に任命されたのだから欧米で高く評価されていたのは事実だ。

だが小澤征爾演奏を聴いてもそこには指揮技術の巧みさは感じるが、音楽表現個性が感じられないのである音色的に白色に近い透明で、蒸留水のような無味無臭な感じがする。

例えば、クラシック音楽オーケストラのメイン・レパートリーはまず第一モーツァルトベートーヴェンブラームスブルックナーといったドイツオーストリア交響曲であり、そこにやや邪道マーラーオーストリア)とRシュトラウスドイツ)が加わり、その周辺にチャイコフスキームソルグスキープロコフィエフショスタコーヴィチなどロシアソ連音楽スメタナ・ドヴォジャークといったチェコ東欧音楽グリーグシベリウスなど北欧音楽ドビュッシーラヴェルなどフランス近代音楽構成されている。

で、その最もメインのモーツァルトベートーヴェンブラームスブルックナー交響曲聴くとき、その素晴らしさを味わうならばワルターフルトヴェングラーベームカラヤン、アッバードラトルといった指揮者聴くのが普通だ。日本指揮者聴くなら、朝比奈隆小林研一郎聴くというのも分かる。

ベートーヴェンブラームス交響曲のような最も王道の曲目で、あえて小澤征爾の指揮した音源聴くという人は、どこがどう良いのかを自分言葉説明して欲しい。

ボストン交響楽団ヴィーン国立歌劇場シェフに任命されたんだから欧米では高く評価されているんだよ。だから素晴らしいのは間違いない」みたいなのは一切禁止な。それは自分の耳で素晴らしさを認識したんじゃなくて権威の意をかる狐だから

2024-01-22

バーウイスキーを飲もう その3

その2からの続き

 

増田お勧めウイスキー

その個性を楽しめるという点からシングルモルトバーで飲むウイスキーとして勧める。今までシングルモルトを飲んだことがなくても例えばバーテンダーに「シングルモルトを飲んでみたいのだけど何を飲むのか良いか」と聞けば一緒に選んでくれる。そういう質問にはバーテンダーも慣れていると思う。このようにバーテンダーに相談するのが一番であるがあえて増田お勧めするシングルモルト銘柄理由は以下の通りである

ところでオーセンティックバーでのウイスキーの値段であるがもちろん店とボトルによるがオフィシャルスタンダードクラスシングルモルト(例えば上記グレンモーレンジオリジナル)1杯でその店のスタンダードカクテル(例えばサイドカー)1杯と同じぐらいのことが多いと思う。

 

余談 上記富士シリーズコロナ禍以降に発売されたものだが同様にコロナ禍以降に発売されたウイスキーで手頃な価格でなかなかコストパフォーマンスに優れるボトルがあるので紹介しておく。バーで飲むというより家で気軽に飲むのに向いていると思う。いずれもスーパー等でもよく見かける。

 

ウイスキーの飲み方

今のオーセンティックバーではオフィシャルボトルスタンダードクラス市販価格で700mlボトル1本1万円程度くらいまでのウイスキー)はハイボールオン・ザ・ロックで飲む人が多い(シングルモルトに限るとストレートも多い)ように感じる。それを超えるオフィシャルボトルボトラーズの場合ストレートで飲む人が多いと思うが中にはバーでの提供価格が1杯1万円を超えるようなウイスキーハイボールで飲む人もいる。水割りやお湯割りで飲む人は少ない気がする。またトゥワイスアップ(ウイスキーと同量の常温の水で割る)は少なくとも増田バーで注文しているところを見たことがない。ストレートで飲む人で加水用の水を頼む人はたまに見る(ウイスキーの品揃えが豊富バーなら少量ずつ加水できるよう小さな差しに入れて出してくれる)。

結局は好きなように飲めば良いのであるアルコール度数が60%を超えるウイスキーやスモーキーウイスキーなど人によってはストレートでは飲みにくいものもあるので飲み方もバーテンダーに相談するのが一番である

ストレートオン・ザ・ロックにはチェイサーとして水が出てくる。舌をリフレッシュさせるためだけでなく胃腸を守るためにも合間に水も飲みながらウイスキーを飲もう。

なおウイスキーの純アルコールであるが1杯30mlアルコール度数45%とすると30ml×45%×比重0.8=10.8gでアルコール度数5%のビール500mlの純アルコール量20gの半分ほどである。言い換えるとウイスキー2杯で500mlの缶ビール1本よりやや多いということであるので飲む量やペースの目安にすると良い。

ちなみにオーセンティックバーではボトルキープはできない店が多いが中にはボトルキープできる店もある。ただ色々なウイスキーを試すことを勧めるこの記事の主旨には合わないので特に書かない。

 

バーウイスキーを飲むとき大事ルール

バーウイスキーを頼むと目の前にそのウイスキーボトルが置かれる場合が多いがボトルを手に取ってラベルをじっくり見たい場合は必ずバーテンダーに「手に取ってボトルを見て良いですか」と聞いて許可を得てから慎重に触ろう(酔ってきたら触らないようにしよう)。カウンターの上にボトルを並べている店もあり、そのボトルを見たい場合も同様であるが密集して置いてある場合も多いのでそもそもまり手に取らない方が良い。ボトル許可を得て手に取って見る場合でも絶対に栓を抜いてはいけないし、ましてや匂いを嗅いだりしてはいけない。場合によっては出入り禁止になる。

またボトル写真を撮りたいときバーテンダーに許可を取ろう。店によっては写真を撮ること自体は良くてもSNSへの掲載は不可とかバーテンダーも含め人の顔は写さないようにとか注意事項を言われることもあるのでその場合はそれに従おう(そもそも何も言われなくても他の客の顔は写さないようにしよう)。

なおそのボトルを次に他の客がオーダーした場合ボトルはその客の前に置かれることになるのでラベルを見たい場合写真を撮りたい場合はすぐ見たり撮ったりしよう。

 

ウイスキー豊富に揃えているバーを探すには

単純に「駅名 バー ウイスキー」で検索して探せば良いと思う。検索するとウイスキー豊富にあるオーセンティックバーとともにウイスキー専門のバーが見つかるかもしれない。ウイスキーを専門とするバー自分の行動範囲にあれば行ってみると良いと思う。マニアック世界が見られて面白いはずだ。マニアックバーほどウイスキーをあまり飲んだことが無いならそのように最初に言った方が適切に接してもらえる。逆に知ったかぶりは何のメリットもないしどうせすぐばれるからやめよう(バーテンダーだけでなく他の客にもすぐばれる)。オーセンティックバーだけでなくウイスキー専門のバーで飲むことも含めるためにこの記事タイトルには「オーセンティック」という言葉を使わなかった。

 

 

終わり

バーウイスキーを飲もう その2

その1からの続き

 

アルコール度数について

スコッチウイスキーは瓶詰め時に40%以上のアルコール 度数であることが求められる。大量生産される製品は水が加えられてアルコール度数が均一化されているが少量で販売されるボトルは加水せず樽から出されたそのままの度数であることも多い。この樽から出されたそのままの度数のことをカスクストレングスという。カスクストレングスであっても長熟のボトル度数が低めであることが多い。

 

ピートについて

ウイスキー製造に使う大麦麦芽は成長を止めるためと貯蔵のために乾燥させられている。この乾燥に用いられる燃料のうち伝統的な燃料がピート(泥炭)である。このピートを燃料とするとピート香り麦芽に移りこの麦芽を使ったウイスキーにはピーティと言われる香味(燻製のようなスモーキーさとヨードチンキや正露丸のような薬品香)がもたらされる。その香りピートを燃焼させたときの燻煙に含まれフェノール化合物によるものであるが、その麦芽に含まれフェノール化合物割合フェノール値と言いppm単位として示される。このピートスコットランドに広く存在するがアイラ島ピートには海藻由来の成分が多く含まれ特に薬品香を強くもたらすと言われる。このピート乾燥させた大麦麦芽を使った原酒は程度の差こそあれアイラのみならず多くのスコッチウイスキーに使わている。また日本ウイスキーにも広く使われている。

ウイスキーがどれくらいピーティかは実際にはフェノール値だけでなく蒸留のどのタイミング蒸留液をどう使うかや熟成に使う樽によっても変わるのであるが便宜的にフェノール値を用いてほぼ0の場合をノンピーテッドそれから順に(人によって違うが)10ppmぐらいまでをライトリーピーテッド、25ppmぐらいまでをミディアムピーテッド、50ppm台までをヘヴィリーピーテッド、その上をスーパーヘヴィリーピーテッドとしてウイスキー区分することがある。ただ特にフェノール値が非常に高いような場合、例えば150ppmウイスキーを飲んでも50ppmの3倍スモーキーだと感じるようなことは(増田経験上は)ない(多分それを目指して作っていないと思う)。フェノール値はあくまで目安である

 

ノン・チルフィルター

ウイスキーには様々な成分が溶けているがその中には冷却すると目に見える澱や白濁の原因となるものがある。この原因となる成分を除去するためにウイスキーを冷却して濾過するのだがこの成分にウイスキー香りや味わいの成分が含まれるとして香味が薄くなるのを避けるためにこの冷却濾過をしないウイスキーがある。このような冷却濾過しない製法もしくは冷却濾過していないウイスキーのものをノン・チルフィルタードと言い、一般にラベルにNon-Chillfilteredと書かれている。冷却濾過は大量生産するウイスキーの味の均一化という側面があるとも言われる。

 

主な蒸溜所のごく一部

スコッチウイスキー蒸溜所地域別(ハイランド、スペイサイド、ローランドキャンベルタウン、アイランズ、アイラ)に分類されることが多い。ここではスペイサイドとアイラ蒸溜所の一部を紹介する。ここに挙げた蒸溜所はすべてモルトウイスキー蒸溜所である

 

オフィシャルボトルボトラー

ジャパニーズウイスキー

日本ウイスキースコッチウイスキーから大きな影響を受けている。そのため法律に基づく部分を除き日本では用語等はジャパニーズウイスキースコッチウイスキーで同じ意味で使っていると言えるのであらためて説明しない。日本ウイスキーについてオーセンティックバーで見ることが多い銘柄のうちいくつかを紹介する。

 

代表的銘柄のごく一部

 

ジャパニーズウイスキー定義

もともと日本ウイスキー定義酒税法で定められたものだけで非常に緩く輸入した原酒を日本で瓶詰めしただけのウイスキージャパニーズウイスキーと称されて販売されたり、酒税法上の焼酎海外ジャパニーズウイスキーとして販売されたりしていた( https://toyokeizai.net/articles/-/216248 )。その問題への対処として業界団体である日本洋酒酒造組合が「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」でジャパニーズウイスキー定義した( https://www.yoshu.or.jp/files/libs/550/202303291553482719.pdf )。この基準施行前に販売していたウイスキーについては経過措置により従前の表示が認められているが2024年3月31日で経過措置の期限となるためもしかすると一波乱あるかもしれない。

 

その3へ続く

 

バーウイスキーを飲もう その1

以前オーセンティックバーに行こうという記事を書いた増田だが今度はウイスキーのことを書く。

オーセンティックバーでバックバーに並ぶ酒のボトルを種類毎に数えたとしたらほとんどの店でウイスキーもっとも多いと思う。どんなウイスキーがあるかは店によって違いがありウイスキーの品揃えはバー個性の一部となっている。

ところでバーではウイスキー1杯(シングルショットとかシングルと言う)は日本では一般的に(ストレートで)30mlである。その1杯のバーでの提供価格を700mlのボトル市販価格と単純比較するとかなり高く感じるかもしれない。それにもかかわらずバーウイスキーを飲むことの最大の利点と楽しさはバー豊富ウイスキーの品揃えの中から色々なウイスキーを飲めることにあると増田は思う。前回のカクテルと同様にバーテンダーと相談してどのウイスキーを飲むか決めるのが一番であるウイスキーにはどんなものがあるか、どんな違いがあるかを理解するために役に立ちそうだと増田が思うことを書きたいと思う。

と思って書き始めたら3つに分割する必要があるほど長くなってしまった。この「その1」のスコッチウイスキーの「「シングル」という言葉と「ブレンデッド」という言葉」の項目の後はその3 まで飛ばしても十分である。あとはバーテンダーに聞こう。(もっとも何も知らず何も聞かなくても飲んで美味ければそれで十分ではある)

 

 

ウイスキー生産国ごとの分類

サントリー等のサイトではスコットランドアイルランドアメリカカナダ日本の5ヶ国で作られるウイスキースコッチウイスキーアイリッシュウイスキーアメリカウイスキーカナディアンウイスキージャパニーズウイスキー)を世界の5大ウイスキーとして紹介している。 https://www.suntory.co.jp/whisky/flight/about.html

この5大ウイスキーという分類のしかたが的を射たものなのかはよくわからないがとりあえずこの分類を出発点とする。

 

そして今回はこの中からアメリカウイスキースコッチウイスキージャパニーズウイスキー説明する。カナディアンウイスキーについては増田バーで見かける銘柄カナディアンクラブクラウンローヤルくらいだし増田としてはアメリカウイスキーと合わせて北米ウイスキーいいんじゃないかというイメージということもあって省略する。またアイリッシュウイスキーは主にブレンデッドウイスキー増田がよく行くバーにも置いてあるのだが増田があまり飲んでいないので省略する(詳しい人向けに書いておくとアイリッシュでもボトラーズやティーリングが出している中・長熟のシングルモルトはいつも行くバーで抜栓されたら一度は飲むという程度)。

 

アメリカウイスキー

アメリカウイスキーにはライウイスキーコーンウイスキーもあるがアメリカウイスキーといえばなんといってもバーボンウイスキー(単に「バーボン」とも言う)である

アメリカ法律ではバーボンウイスキーは主に以下の条件を満たす必要がある。

このチャーされた樽によりウイスキーにはバニラのような風味がつき主原材料コーンであることと相まってバーボン独特の甘さがもたらされている。

ポピュラーバーボンのボトルの例としては

が挙げられる。ここに挙げたバーボンについては入手が容易であり200mlボトルコンビニスーパー販売されているので自宅でも試しやすい。

なおジャックダニエルテネシーウイスキーとされるがテネシーウイスキーバーボンウイスキーの条件も満たすのでバーボンウイスキーに含めて間違いではない。


スコッチウイスキー

まずいくつかの言葉について説明する。用語は国によって定義が異なることがあるのでこの説明はすべて"スコッチウイスキーにおいては"という前提が付く。ただし日本ウイスキースコッチウイスキーからの影響が大きいため法律に基づくことを除くとスコッチウイスキーと同じ意味用語を使っていると考えて良い。またここでの説明は対比する別の用語区別する部分を主に書いていて定義としては網羅しておらずかなり省略している。なおスコッチウイスキーは単に「スコッチ」とも呼ばれる。(特にこのスコッチウイスキーの項がかなり長くなってしまった。面倒なら最初の2つ(「モルトウイスキー、~」と「「シングル」という~」)だけでも読むと「シングルモルト」という言葉意味がわかって役に立つと思う。)

 

モルトウイスキー、グレーンウイスキー

 

シングル」という言葉と「ブレンデッド」という言葉

なおスコッチブレンデッドウイスキーはいくつもの蒸溜所モルトウイスキーとグレーンウイスキーブレンドしているがその中で中核的なモルトウイスキーキーモルトという。例えば現在バランタイン17年のキーモルト(の一部?)はスキャパミルトンダフ、グレンバーギー、グレントファースということである https://www.ballantines.ne.jp/products/17years.html

 

言葉説明に飽きたり面倒になって飲む話に行きたくなった人はここからその3 へ )

 

樽について

アメリカウイスキーの項で説明したがバーボンの条件のひとつが「新品のオーク樽で熟成すること」である。ということは一度バーボンを熟成したオーク樽はもうバーボンの熟成には使えないことになる。このバーボンの熟成に使われた樽はスコッチウイスキージャパニーズウイスキー熟成に使われる樽のひとつとして使われている。バーボン樽によって熟成された原酒にはバニラ香やハチミツのような甘さ、洋梨リンゴのようなフルーツ感がもたらされていることが多いとされる。

またスコッチウイスキージャパニーズウイスキー一般的に使われる樽には他にシェリー樽がある。シェリースペイン生産される酒精強化ワインである歴史的にはこのシェリーがオーク樽に詰められてスペインからイギリスに輸出されその樽をスコッチウイスキー熟成に利用したと言われる。ただ1980年代に樽の状態シェリーを輸出することができなくなった(瓶詰めまでスペイン国内で行わなければシェリーを名乗れなくなった)ため現在ウイスキー熟成用の樽を作るためのシェリーを詰めて(シーズニングという)ウイスキー熟成用のシェリー樽が作られ、その樽が輸出されている。シェリー樽によって熟成された原酒にはベリー系のフルーツ感がもたらされるとされるがタンニンの苦みや硫黄臭のようなくせが感じられることもある(そのくせも必ずしも悪いことではない。それが好みの人もいる)。ウイスキー熟成に使われるシェリー樽のシェリーは種類が明示されている場合オロロソシェリーが多いが甘口のペドロヒメネスシェリーも見かける。ペドロヒメネス(Pedro Ximenez 略してPXシェリー樽の場合ウイスキーも甘口であることが多い。

他にもポートワインやマデイラワインなどのシェリー以外の酒精強化ワインラムなどに使われた樽や新樽もスコッチウイスキー熟成に使われる。

一般的に、特に大量生産されるウイスキーは色々な樽で熟成された原酒がブレンドされて製品となるが、途中で熟成に使う樽が変えられる場合もある。例えば16年バーボン樽で熟成最後の2年をシェリー樽で熟成するということがある。この場合最後の2年の熟成追熟という。最初と別の樽で熟成することで複雑な香味が与えられる。追熟した樽についてはラベルに○○ Cask Finishと書かれることが多い(例えばシェリー樽で追熟されていればSherry Cask Finish)。

樽がウイスキーに与える影響は樽が熟成に使われた回数と樽の大きさによっても異なる。当然ながら最初スコッチ熟成に使われたときファーストフィルという)が一番影響が大きく2回目、3回目…(セカンドフィルサードフィル…(セカンドフィル以降をまとめてリフィルとも言う))と影響が小さくなっていく。また樽の大きさが小さい方が樽と原酒が触れる割合が大きく影響も大きくなる。いずれも影響が大きければ良いとか悪いとかではなくて原酒や熟成年数等を含めたバランスウイスキーの味が決まる。なおスコッチウイスキー熟成に最もよく使われる樽の大きさは220L~250Lのホグスヘッドと呼ばれる大きさである

 

熟成年数について

ウイスキーは樽の中で熟成され樽の影響をうけながらまろやかになっていく。スコッチウイスキーを名乗るためには最低3年の熟成必要であるスコッチウイスキー熟成年数は満年齢で数えるため例えば9年364日であれば熟成年数は9年となる。一般熟成年数が長いほど高価になる。またウイスキー一般に味を均一化するため多くの樽をブレンドして製造されるがスコッチウイスキーでラベルに書くことができる年数はそのボトル製造に使われている原酒のうち最も若い原酒の熟成年数だけである。例えば熟成年数60年という超長期熟成の原酒が含まれていたとしてもそのボトルに使われている一番若い原酒が15年であったらスコッチウイスキーでは15年としか書いてはいけないことになっている。

スコッチウイスキースタンダードクラス1012年の熟成年数のものが多い。また10年未満の原酒が使われていると思われる場合は年数の表記がないものが多い。この年数表記の無いものをノンエイステイトメント(NAS)もしくはノンエイジ(NA)という。ノンヴィンテージ(NV)という言葉を使う人もたまにいるがウイスキーヴィンテージと言えば蒸留年(いつ蒸留たか)のことだろうと思うので増田は使わない。

ウイスキーは樽熟成している間に少しずつ蒸発して減ってしまう(気候に左右されスコッチで年1~4%と言われる)。この蒸発分をエンジェルシェア天使の分け前天使の取り分)と呼び長熟のウイスキーが高価である理由ひとつである

なお蒸留であるウイスキーは樽の作用により熟成されるものであって瓶詰め後は熟成されない。ただ瓶詰め後にアルコール分が蒸発する等で変化はありうる。この変化が好ましい変化だと感じる場合にその変化を瓶内熟成と言う人がいるのも言葉の使い方の違いとして理解はできる。ただ例えば熟成年数12年のボトルを買って6年保管しておいても熟成年数18年の味には絶対にならない。

 

 

その2へ続く

2023-08-30

anond:20230830210325

風水ペット

インベスターZから謎の説得力だけを蒸留して、支離滅裂デタラメと混ぜ込んだような漫画

出てくる登場人物はみんな意識高めで自信満々な口調なんだけど、言ってることはオカルト陰謀論狂気のまま会話が進行していく。

でも読んでるとなんか説得力があるような気がしてくる不思議

ここで第一話を無料で読める。

https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098600359

2023-08-27

処理水への懸念に対して

周回遅れの懸念を示してる人が多過ぎる。

プロセスデータを公開してない

この辺でしてます。(むしろ多すぎてカオス)

https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/

https://shorisui-monitoring.env.go.jp/

トリチウム以外の核種が云々

トリチウム以外は「規制基準値以下になるまで」除去してるとされている。

規制基準値というのは「生体濃縮等も考慮」した上でこの値未満なら安全、というレベル

ゼロじゃなければ安全では無いと言うなら、過去海洋投棄された原潜などに対しても懸念した方が良い。

大気放出なら確実に除去できる

気化する核種(二酸化炭素になってる炭素14など)には無意味

その辺を重視するなら除去プロセス蒸留を組み込んで海洋放出する方が大気放出の利点と海洋放出の利点(陸地に拡散しないなど)を両取りできる(エネルギー浪費のみデメリット)。

それをやってないと確認しまたか?

リアルタイム測定ではない理由

分析方法

https://fukushima.jaea.go.jp/okuma/alps/dai3/analysis-method.html

に「精製」が入ってる様に、精製しないと検出しないレベルの濃度を測定しなければ意味が無いから。

その他

気が向いたら追記する

2023-08-26

処理水への懸念に対して

周回遅れの懸念を示してる人が多過ぎる。

プロセスデータを公開してない

この辺でしてます。(むしろ多すぎてカオス)

https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/

https://shorisui-monitoring.env.go.jp/

トリチウム以外の核種が云々

トリチウム以外は「規制基準値以下になるまで」除去してるとされている。

規制基準値というのは「生体濃縮等も考慮」した上でこの値未満なら安全、というレベル

ゼロじゃなければ安全では無いと言うなら、過去海洋投棄された原潜などに対しても懸念した方が良い。

大気放出なら確実に除去できる

気化する核種には無意味

その辺を重視するなら除去プロセス蒸留を組み込んで海洋放出する方が大気放出の利点と海洋放出の利点(陸地に拡散しないなど)を両取りできる(エネルギー浪費のみデメリット)。

それをやってないと確認しまたか?

その他

気が向いたら追記する

2023-05-11

anond:20230511202348

AI絵には人間による選別と調整が入ってるから厳密には蒸留ではないかな。高等なアノテーションツールとも言える。

anond:20230511202057

AIの生成結果を基に学習させることを「蒸留」というんだ。

ChatGPTの返答を元に言語モデルを作るようなことも普通に行われているし、

Midjourneyの生成結果を学習させてMidjourney風の画像を生成する蒸留モデルもすでに存在している。

もう少し勉強しような

2023-03-30

ハイボール嫌いのワイにプレゼンしてくれ

・嫌いな理由「せっかく手間暇カネかけて蒸留して度数を高めたのになんでまたわざわざ炭酸と水で薄めるんやアホとちゃうか?(笑)あと、ウィスキーは薬臭いから美味しいと思えへん~」

2023-03-19

セブンプレミアム焼酎の特徴

このピュアな味わいは、こうして生まれる。

サトウキビ糖蜜のみを発酵して生まれる醪を連続蒸留器によって何回も蒸留を繰り返すことで高純度のアルコールを作ります。それによって限りなくピュアでくせのない味わいのアルコールになりますピュアでくせがないからこそ、割剤の鯵を活かし様々な飲み方でお楽しみいただけます。その飲み方はレモンサワー緑茶ハイお湯割りカクテルなど無限に広がります糖質ゼロプリン体ゼロなのも大きな特徴です。

2023-03-10

readableって論文翻訳するサービス買ったんだけど

なんか一緒に輪読する人いない?pdf共有するよ

ツイキャスかYoutubeLiveで

https://arxiv.org/abs/2301.07014

これを読もうと思う

モデル圧縮手法蒸留

2023-02-20

三ツ矢サイダー香水が欲しい

作ってくれー。

もしくは、自分蒸留すれば作れるのか?

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