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2024-12-13

死んでくれ

何度も別れ際のことを思い出す

あなたと一緒に過ごすには、あまりにもあなたのことを知らなすぎた

もっとあなたのことを知っていれば、あなた言葉に悪意がないことを理解できたし、私の反論あなたが深く傷ついていたことも気づくことができた

知らないくせに、愛されてると傲慢になって、よくない言い方をした

それ以上に、好きなところが沢山あったから、本当はどうでもよかったのに



短い間しか一緒にいなかったのに、この家も、この街も、あなたを思い出すもので溢れている

幸せだったはずの思い出が、真っ黒になって心に沈む

早く引っ越したい


あなたに見せることは叶わなかったけど、今はあなたの好きな系統の服を着て、あなた好きな芸能人髪型にして、たくさんの男性と会っている

でも会えば会うほど、あなたのどこが好きだったのか、よく分かる

あの時、あなたは何度も自分のどこが好きなのかを聞いてきたね

私は上手く答えられなかった

今ならたくさん言えるのに

たくさん伝えたいのに


でも、もう私から連絡することはない

どんなに彼の事が好きでも、どんなに思い出に苦しめられても

彼が私と別れる決断をしたのは事実から

彼の心に、私はもういない

そんな人に縋っても、私が幸せになる未来はないのだ



からこの感情を、

匿名ブログなんかに供養して

私の心から死んでくれ

東京限界なんじゃない?

2020年まで20年以上東京に住んでて、コロナタイミング地方政令都市移住をしたんだけど、先日久々に東京に行って、この街はもう限界なんじゃと感じた。改めて人、多すぎでは?

自分田舎から東京に出てきた90年代後半ももちろん東京は人は多かった。でも、ここまで酷くはなかったよ。もちろんインバウンド客が増えているのが混雑の一因だとは思ったけど、調べてみたら2000年の東京都の人口は1,206万人、2023年は1,408万人で、なんと20ちょっと200万人も人口が増えてるんだよね。しかもこれは東京都の人口から首都圏で見たらさらに増えてるわけでしょ?街のサイズは変わらないのに人口が増えてるんだから、そりゃ異常な混雑にもなるよなと。

自分感覚的には震災のあった2011年(1,319万人)頃はまだここまで混んでる印象がなかった。1,300万人から1,400万人の間に都市インフラとかの対応限界値があって、そこにインバウンドが加わって、いよいよ限界を越えちゃったのかなという気がしている。

自分が久々に東京に来たからそう感じただけなのかな?東京に住んでる人たちは今の混雑どう思ってるんだろう。





残念だったねとか言ってる引きこもりウザ

からあげクン東京を救う

その日、僕は仕事帰りに新宿駅西口ローソンに立ち寄った。湿度の高い夜で、街全体が汗ばんでいるように感じられた。何か小腹を満たすものが欲しかったが、食欲はそこまで強くなかった。僕はふと目に入ったホットスナックコーナーに足を止め、何気なくからあげクンの箱を手に取った。

いつもと同じパッケージだ。赤い箱に、小さく愛嬌のある目が描かれている。それを無造作レジへ持って行き、会計を済ませた後、袋を片手に店を出た。

外の空気はむっとしていて、思わず一歩後ずさりしそうになる。僕は駅前の人混みを避け、路地に入り、手軽な夕食を開けた。その瞬間だった。

「やあ。」

――声が聞こえた。

僕は一瞬、自分空耳を聞いたのだと思った。あたりを見回したが、誰もいない。路地は暗く、湿った風がビルの隙間を通り抜けているだけだ。

「こっちだよ。」

今度ははっきりと聞こえた。僕の手の中にあるからあげクンの箱からだ。

ちょっと待ってくれ。」僕は箱を凝視した。「今、喋ったのか?」

「そうさ、ぼくだよ。からあげクン。」箱の中からからあげクンが顔をのぞかせた。その姿は、パッケージに描かれているマスコットのものだ。小さな丸い唐揚げの体に、意外にも生き生きとした目。

「驚いたかい?」

「驚いたも何も、どうして唐揚げが喋るんだ?」

「それはぼくがただの唐揚げじゃないからさ。」からあげクンは小さく跳ねた。「ぼくはホットスナック界の守護者なんだ。今日は君に手伝ってほしいことがあって、こうして話しかけているんだよ。」

僕は呆然としながらもからあげクンの話を聞き始めた。

       ★

東京が、今、ある深い闇に呑まれかけているんだ」と、からあげクンは言った。その声は実に穏やかで、しかしどこか決定的な力をもっていた。「このままいくと、人々の心は冷たさに覆われ、都市は内部から崩れてしまうだろう。原因はサラダチ⚪︎ンだ。」

サラダチ⚪︎ンって、セブンイレブンで売っているあのパック入りの?」

「そう、あの冷たい繊維質の塊さ。彼は東京を凍らせようとしているんだよ。」

からあげクンは歩きながら、彼自身存在意義について話し始めた。

「ぼくらホットスナックは、文字通り人間に“温かさ”を届けるために存在しているんだ。カリッと揚がった衣とジューシーな中身。小さいけれど確かな幸せ。だけど、サラダチ⚪︎ンは違う。彼は冷たいまま人々の心を凍らせる。」

「いや、ただの健康志向象徴なんじゃないの? 脂っこいホットスナックよりもヘルシーだと言われているけど。」

からあげクンは首を振った。「いや、健康に見えるだけなんだ。本当は選択余地を奪っていくんだよ。サラダチ⚪︎ンを選ぶ人は、何かを妥協している。味を、温かさを、そして喜びを。それが積み重なると、東京は本当に冷たくなってしまうんだ。」

       ★

その夜、僕たちはサラダチ⚪︎ンが潜んでいるという噂のセブンイレブンを目指した。からあげクンの話では、彼は冷蔵ケースの奥深くに眠りながら、自らの存在を拡大しているらしい。冷蔵庫が冷たければ冷たいほど、彼の力は増していくのだという。

セブンイレブンに到着すると、店内には妙な静けさが広がっていた。冷蔵ケースから冷たい風が漏れ出し、まるで見えない霧が漂っているようだった。棚の商品はどこか青白く、無機質に見える。

「ここにいるね。」からあげクンは静かに言った。突然、冷蔵ケースの奥から低い音が響いた。それはただの機械音ではなく、何か生き物が潜むような、不気味な音だった。

「来たな、からあげクン。」冷たい声が空気を切り裂くように響いた。

僕は思わず体が震えるのを感じた。冷たい空気が肌を刺すようだった。冷蔵ケースの奥深くからゆっくりサラダチ⚪︎ンが姿を現した。その光沢のあるパッケージと、完璧に整ったフォルムは、一見すると美しかった。だが、その目には底知れない闇が宿っていた。

「君はまだ温かさなどという時代遅れ幻想にすがっているのか。」サラダチ⚪︎ンは冷たく笑った。「この街必要なのは選択肢ではない。合理性だ。冷たく、計算された満足。それが私の力だ。」

「冷たさは心を動かさない。人間には温かさが必要なんだよ。」からあげクン毅然と答えた。「君の合理性は、喜びを奪い、人々を空虚にしてしまう。」

       ★

からあげクンは一歩前に出た。その小さなからは、じわりと温かい光が漏れ始めていた。それはまるでホットスナック特有の、揚げたての熱そのもののようだった。

トルストイはこう言っているよ。『幸福な家庭はみな似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である』ってね。君が作り出す冷たさは、不幸すらも均一化するんだよ。でも、人間には不完全で温かい何かが必要なんだ。それが本当の幸福を生むんだから。」

サラダチ⚪︎ンは冷笑を浮かべた。「詩的だが無意味だな。さあ、冷たい闇に飲み込まれるがいい。」

その瞬間、店内の温度が急激に下がった。冷たい霧が広がり、僕の視界がぼやけた。だが、その中で、からあげクンの光はますます輝きを増していった。

「この冷たさを温めて、消してみせる!」からあげクン叫び、全身を光の塊に変えた。

無駄だ!」サラダチ⚪︎ンが叫ぶ。「冷たさこそが正義だ。この街必要なのは理性と計算だ。お前の光など、その脂ぎった熱など、ただのノイズにすぎない!」

しかし、つややかなパッケージじわじわと膨らみ始め、内部のチキンが熱によって変化していくのが見て取れた。冷たく白かったその表面が、次第に黄金色に変わり、薄くパリッとした衣が彼の体を覆い始めた。

揚げ油の香ばしい匂いが店内に広がり、僕の鼻を刺激した。パッケージが破れ、中から現れたのは、ジューシーで脂ぎった揚げ鶏だった。

       ★

気がつくと、僕たちはローソンの前に戻っていた。近くのセブンイレブンは何事もなかったように営業を続けているが、あの冷たさは消えていた。

東京は救われたのか?」僕はからあげクンに尋ねた。

「少しだけね。でも、冷たい闇はまた現れるかもしれない。そのときはまたぼくが戦うよ。」

彼は静かにローソン自動ドアの中へ戻っていった。その背中は小さなホットスナックのものだったが、そこには何かしら大きな希望が宿っているように見えた。

東京の夜は、再び少しだけ温かさを取り戻していた。

史上最低のずんだもんがいたwww

https://www.youtube.com/watch?v=qeEnSoAJ7no

YouTubeで、ゆっくりずんだもんを使って世界風俗について解説しています


僕の名前はズンだもん今日ロシアサンクトペテルブルクに来てるのだ街並は最高に綺麗戦争の影響で観光客が少ないかストレスフリー観光できるサンクトペテルブルグは今遊びに来るには最高の街なんだよね

でもなんと言ってもこの街の素晴らしいところは住民がめちゃくちゃ可愛いロシア人ばかりってことモデルみたいなスタイル女の子がワンさか歩いてるから大通りを歩くだけで可愛い子に目移りしちゃって目が疲れちゃうレベルなのだ

でもせっかくなら可愛いロシア人を見てるだけじゃなく話したり触ったりしたいよな正直触るだけじゃなくてあんなことやこんなことだって

よしそれじゃあ今回はサンクトペテルブルク風俗に潜入してこの町の風俗について解説していこうと思うのだ

2024-12-12

anond:20241212081457

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シナリオ草案: 『パーカーおじさんとゴスロリおばさん』

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タイトル

パーカーおじさんとゴスロリおばさん』

副題: 「暗い路地と甘い毒」

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1. プロローグ - 「静かな街の奇妙な住人たち」

物語舞台は、どこか寂れた小さな街。平凡な日常の中にどこか不穏な空気が漂っています

ここには、二人の奇妙な住人がいます

 この街の片隅に住む、いつも灰色パーカーを着た中年男性。彼は人と深く関わろうとせず、いつもフードを目深に被っている。町の人々は彼を「変わり者」として避けていますが、その正体は…かつて闇社会で名を馳せた“伝説ヒットマン”。今は過去を隠し、ひっそりと暮らしています

 街の中心部喫茶店で、ひときわ目立つ存在ゴスロリおばさん。フリルに包まれドレスと黒いレースの傘、鋭い眼差しが特徴的。彼女は謎めいた薬草香水を扱うアロマ店を経営しているが、その裏では「依頼人の悩みを解決する毒の調合師」として知られている。

二人はお互いの存在を知りつつも、決して交わることのない関係でした。

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2. 第一章 - 「路地裏での出会い

ある雨の日、街の路地裏で奇妙な出来事が起こります

  • ゴスロリおばさんの手には一匹の小さな黒猫が抱えられています。「この子怪我をしているのよ」とおばさん。おじさんは何かに突き動かされ、猫を助けるために自分の隠れ家に連れて帰ります。猫を手当てしながら、二人はぎこちなくも初めての会話を交わします。

しかし、会話の端々にお互いの「裏の顔」を匂わせるフレーズ交錯し、二人の間には緊張感が漂います

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3. 第二章 - 「奇妙な依頼」

翌日、ゴスロリおばさんが再びパーカーおじさんの家を訪れます彼女は驚くべき依頼を持ちかけます

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4. 第三章 - 「謎の組織との対峙

二人は共に行動を始めますが、そのやり方は正反対

二人の対立するスタイルが、コミカルでありながらも緊張感を生む展開を描きます

  • ある夜、二人は組織アジトに潜入。おじさんが正確にターゲットを仕留めようとした瞬間、おばさんはわざと派手な爆発を起こし、敵を混乱させます。「もっとかに!」とおじさんが怒る一方で、おばさんは「これくらい派手でないと面白くないでしょう?」と余裕の表情。

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5. クライマックス - 「暗い路地での最後の戦い」

物語クライマックスでは、組織ボスとの直接対決が描かれます

  • 二人はそれぞれのスタイルを駆使して敵を追い詰めます。おじさんの冷静で正確な動きと、おばさんの派手で計算された奇策が絶妙に絡み合い、息を呑むような戦闘シーンが展開されます

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6. エピローグ - 「奇妙な友情

戦いの後、二人は路地裏で再び出会います

  • おばさんは「ありがとうあなたに頼んで正解だったわ」と微笑みます
  • おじさんは「派手すぎるんだよ、あんたは」と呟きながらも、どこか満足げな表情を浮かべます

最後のシーンでは、二人が一緒に喫茶店コーヒーを飲む姿が描かれ、物語は静かに幕を閉じます

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2024-12-06

けっきょく名古屋ぐらいがちょうどいい

名古屋を出て都内ベンチャー転々としながら5年ぐらいふらふらしてたけど結婚を機に地元に戻ることにした。

結果として通勤時間が1時間から30分になって家賃が2万下がって年収が200万増えた。

都内に比べて土地の値段も半額ぐらいなので、そう遠くないうちに家を買って子供を持とうと思う。

東京に出てみたこ自体は間違いじゃなかったと思うものの、都内に居続けることにこだわる必要もなかったな~とつくづく実感したため、そう感じるに至った経緯を具体的に書いてみる。

 

東京人間の値段が安い

まず感じてることとして、東京仕事は多いがそれ以上に人間が増えすぎて人間の値段がかなり安くなっていると思う。

自分は大まかにITエンジニアに分類されるキャリアを進んできたものの、世間で言われるほどエンジニア待遇がいいと感じていない。

(もちろん小規模なベンチャーで働いていたことも理由の大半ではあるんだけど)

 

独学である程度VagrantだのDockerだのGithubだのAWSだのを覚えながら頑張って仕事をしてはきたものの、東京基準では「そのぐらい今どき新卒でもできる」「誰でもできて当たり前」ぐらいの温度感で、手取りは上がらないのに要求スキルけが加速度的にガンガン上がっていく。

ところが名古屋転職してみたところ、それなりの大きなジャパニーズトラディショナルカンパニー簡単採用が決まり、「なんでもできるスーパーハイスキル人材」みたいな扱いになってしまった。

おそらく名古屋はそこそこ全国規模のメーカー商社が多い割に、いわゆるIT人材が根こそぎ東京流出してしまたことで、ポストはいくらでもあるのに人材が居ないといった空洞化が発生しているのではないかと思う。

もっと自分東京に出ていった理由が、ITと呼ばれる仕事が根こそぎ人材派遣だらけになってしまたことや、メーカー採用が市外の僻地の車通勤しか選択肢がないド田舎ばかりだったため、そりゃ流出するだろうという感想だが。

だがようやく地元企業自分たちが置かれた状況を理解してきたのか、本社機能をド田舎工場併設のボロい自社ビルから駅前高層ビルフロアに移したり、プロパー人材の確保に必死になってる感が窺える。

もちろん自分東京経験を積んだことで転職できる応募のレンジが広がったことも少なから理由にはあるが。

 

狭くてダサいのが良い

まれも育ちも名古屋市の自分にとって名古屋はとにかく「狭くてダサい」という印象しかなかった。

最初は広大なマップと思えたオープンワールドゲームクリアする頃には狭く感じてしまうように、大学生を過ごすあたりで「もう名古屋は知っている場所しかない」という絶望感を抱き始める。

また、昭和から平成初期に建てられた施設建物が異様に長く生き延びており、子どもの頃から一度も張り替えられない地下鉄タイルを見ながら、この街風景は生まれから死ぬまで変わらないのではないかという恐怖に駆られたこともあった。

 

だが東京から戻ってきた結果、この狭さとダサさが結局は暮らしやすさと表裏一体だと気づくことになる。

例えば都内でどこかに出かけようとすると、数日前から予定を立ててあれこれ予約をし、一瞬で埋まるチケットを何とか確保し、満員電車や人混みを掻き分けながら目的地にたどり着くような毎日だった。

ところが名古屋では地下鉄一本で大体市内のどこにでも30分あればたどり着けるし、予約さえしておけばだいたい予定通りに過ごせるどころか、大抵の行列現実的な待ち時間しか発生しないので最悪予約とかしなくてもどうにかなる。

 

また、東京大阪福岡といった日本都市群は、近年海外から観光客による観光公害にも悩まされているそうだが、名古屋は幸いなことにしてそういった被害に全くの無縁である

以前ためし海外日本旅行者向けのコミュニティサイトで「nagoya」で検索してみたところ、「Is Nagoya worth visiting?(名古屋には訪れる価値がありますか?)」というタイトルスレッドがヒットして苦笑いしてしまった。

いや、都市とはあくまでそこで生活する人々が満足して暮らせることが存在価値であり、決して外貨獲得のために現地民族を展示するテーマパークではない。そういう意味名古屋はむしろ都市としてはこれ以上なく優れている。

 

また、名古屋に戻ってきてから嫁と一緒に三重伊勢志摩岐阜中津川旅行に行ってみたが、子供の頃漠然と「ダサい」と感じていた観光地の数々が、程々の行きやすさと気軽さでかなり満足感があった。

ダサさの局地とすら思っていた志摩スペイン村の「♪デデデデデン!エスパーニャー」のCMも、実際に自分の足で行ってみると結構いい場所だったように思う。

東京にはディズニーランドピューロランドもあるが、人が多すぎる。でも名古屋にはスペイン村がある。いや、伊勢志摩名古屋ではないのだが、三重岐阜があることが名古屋のいいところなのだ

 

名古屋には手に入るものしかない

東京から名古屋に戻って感じていることの一つに、「道行く全ての人々が自分と同じぐらいの生活レベルに見える」「街中にあるあらゆる店が自分が入ろうと思えば入れる店しかない」という感覚がある。

逆にいうと東京は「一体どんな人生を生きたらこんな生活ができるかわからない」「一生縁がなさそうな高級な店ばかりで疎外感ばかりがある」という感覚漠然とあった。

しかに手の届かないぐらい高い店や高い品があることが向上心や刺激を与えることもあるのだろうが、過度な競争を煽られて疲弊している部分も大きいと思う。

東京に住んでる間はそれらが都市の当たり前だと思っていたが、今はむしろ東京けが日本の中で過剰に資本主義内面化した特殊都市しかなかった」と思う部分がある。

 

名古屋は良くも悪くも平成初期の一億総中流社会の余韻を色濃く残していて、保守的中流層がちょうどよく生きやす地方都市を維持しているのではないかと思う。

土地家賃物価もそこそこのレベルでありながら、都内と変わらないぐらいの条件の仕事があちこちにあるため、中流がちょうど生きやす都市設計になっているのではないだろうか。

(国の統計データ可処分所得名古屋の方が東京に比べて高いみたいなデータも見たことある気がする)

前回の選挙でも、愛知県内では河村たかし国民民主候補が多く勝っていた印象があるが、あれらの「現役の中流層を大事にする」という政党方針名古屋中流層の厚さが合致した結果だと思うと納得が行く結果だった。

 

もちろん都内だって中流生活をしている人たちはたくさんいるだろうが、彼らは結局のところ立川武蔵浦和船橋といった東京衛星都市しか住めておらず、一時間以上の長い通勤時間をかけて都内の一員になったと思い込んでいるだけではなかろうか。

越谷レイクタウンで週末を過ごして1時間半かけて通勤している人たちは、千種イオンモールで買い物をして名駅オフィス仕事をしたほうが幸せになれるのではないだろうか。

さいごに

もちろん名古屋が全てにおいていいと思っているわけではない。

例えば飲食店レパートリーや、ちょっと尖った趣味の店や、チェーン店に押し流されず地元顧客を掴んだ老舗の個人経営店とかは、やっぱり東京しかない独特の良さだったと思う。

ただ、そういった場所知識と思い出は残っているので、たまに東京出張に行ったときかに立ち寄ってみるぐらいでちょうどいい。

 

そういうわけで、自分には名古屋ぐらいがちょうどよかったと感じている。

2024-11-27

18世紀エッチ小説マンク」

最近では実写ゲーム『IMMORTALITY』で作中作となり、なにも知らずにゲーム実況したらおっぱいが溢れ出て、BANされないよう慌てて実況を止めるはめになる実況者が多発した


修道院前に置かれた捨て子アンブロシオは、敬虔修道者へと育ち若き院長となった

男性しか入れない院の中に、実は男装した処女マチルダがいた

外での説法で見かけたアンブロシオに恋をして、異性装という罪さえ犯して男のふりして近づき、マチルダは愛を乞う

アンブロシオは異性装の罪を告発しようとするが、マチルダはならば自殺すると言って乳房を露わにし自らの心臓刃物で突こうとする

まれて始めてみる女性乳房に動揺し、アンブロシオは衝動的にマチルダの愛を受け入れてしま

マチルダは昼は男性のふりをし、夜にはアンブロシオと激しい情交を重ねるようになった

ただ快楽にふけっていられたのは最初のうちだけで、やがて賢者モードになったアンブロシオは強く後悔した

清廉な肉体を誘惑されて汚されたと、マチルダを憎みすらした

そんな折、遠くの街から引っ越してきた美しき処女アントニア出会いアンブロシオは彼女に恋をした

どうせ汚れた身ならアントニアも抱いてしまいたいと望み、マチルダは愛する男の望みなら叶えたいと協力を申し出た

マチルダが入手した睡眠薬をアントニアに仕込み、深夜にアントニアの部屋に忍び込み思いを果たそうとするアンブロシオ

その現場をアントニア母親に目撃され、アンブロシオは口封じのために母親の首をしめついには殺人の罪まで犯してしま

アントニアは母と二人きりで暮らしており、以前から病気で弱っていた母親この街特別思い入れがあるからと遥々引っ越してきた

母を失い打ちひしがれるアントニアに、今度は仮死状態にさせる薬を仕込み、彼女は死者として地下墓地に置かれた

やがて仮死状態が解けて目覚めたアントニアを、アンブロシアは力づくで犯した

更に行為を続けようとするアンブロシオを振り切り逃げようとするアントニア、引き留めようとしてアンブロシオは彼女の脇腹を刃物で刺してしま

ついには最愛の女すらも殺してしまったと打ちひしがれ運命呪いながらその場から逃げ去るアンブロシオ

だがアントニアはまだ生きており、血まみれの体で教会までたどりつき、アンブロシオの所持品である十字架を突きつけながら彼の罪を大勢信仰者らに告発し、息絶えた

アンブロシオとマチルダは捕らえられ、激しい責め苦を受けた

女を異性装させ修道院に連れ込み快楽にふけり、女性強姦し、市民二名殺害、二人は極刑にすべきだと誰もが言った

絶望するアンブロシオのもとへ、捕らえられているはずのマチルダが美しき着飾った姿で現れた

彼女サタンに魂を売り渡すと約束し、死後の地獄と引き換えに牢から脱出したのだという

サタン契約する方法を教え、早く逃げるよう言い残しマチルダは去っていく

そこへ、何人もの人間が牢に近づいてくる足音がした

死刑執行のためアンブロシオを引きずり出しに来た者たちか、そう思い慌てふためきアンブロシオはすぐさまサタンに魂を売り渡した

気づけばアンブロシオは砂漠地帯の崖際にいた

そばには美しきマチルダがいる

マチルダは、自分の正体はサタンだという

評判の高潔聖人いかほどか試すため現れ、乳房を見せただけで堕落したアンブロシオをひたすらに貶める遊びをしたのだという

牢へ近づく足音は、アンブロシオを開放しようとする信徒たちだった

たとえアンブロシオが罪人だとしてもかまわないと、彼の言葉により救われた者たちが立ち上がったのだ

サタンに魂を売らずとも、ただ待っているだけでアンブロシオは本当は生還できていた

そしてアントニアアンブロシオの実妹であり、その母はアンブロシオの実母だった

わけあって長男を捨てるしかなかった母は、病死の予感を前に息子に会うためにこの街へ戻った

本来ならば、告解の中で母はアンブロシオを我が子と知らないままに全てを話し、それにより互いの正体を知り親子として再会できるはずだった

全てはアンブロシオの高潔な魂を堕落させるための、サタンの罠だった

サタンから後ずさったアンブロシオは崖から落下し、意識は鮮明なままに指一本動かせぬ不具者となった

日の照りつける砂漠の中で飢え乾き、集まる虫に生きたまま体を食われ、それでもすぐには死ねずに7日間苦しみ抜いた後で嵐により水死し、そして死後にはサタンのものになるのだと、サタン予言しながらその場を去った

2024-11-24

港南のタワマンを買って、人生が救われた

去年、港区港南地区築古のタワマンを買った。30代前半で独身だもんで、頭金出すのにほぼ全財産はたいて、これからほぼ死ぬまでローンだ。港南で古いタワマンなんて数えるほどしかいから、わかる人にはバレバレだろうけど。底辺サラリーマンが強引に背伸びした感じ。

普通なら「独身のうちから身の丈の合わないローン組むとか正気か」って話なんだよな。ただ、俺はそれで人生が救われているとしか思えないんだ。

2年前から会社との関係が最悪。ジョブ雇用なのに、ある日突然「君の能力を活かせる場所があるから」とか意味不明理由で、まったく関係ない部署に飛ばされた。教育サポート?そんなもんあるわけない。1年半くらい必死にやってみたけど、当然ポンコツ扱い。自分でもわかるほどなんもわからない。とはいえ、頑張ってるのに「まだまだだね」とか言われ続けてさ。なんなんだよ。

深夜や土日といった空いた時間は酒飲みながら勉強してる。転職しなきゃって思うけど、今の状態面接とか無理。というか履歴書職務経歴欄になに書けばいいかわからん。本職からすれば2年も何もしていない人でしかない。酔いながら「俺って何ができる人間なんだ?」とか考えてる。

プライベートもめちゃくちゃだ。会社のせいで忙しかったり精神状態一定じゃないのもあるけどほかにもいろいろあって、人に会うのも嫌になって、誰とも連絡取らなくなった。結婚子どもなんて夢の話のようにしか思えない。

たからみたらまるっきり鬱でひどい精神状態に見える感じじゃないかなーと思う。

ただ、夜になってベランダから街見てると、なんか気持ち落ち着くんだよな。再開発で次々新しいビル建って、地価も上がってって。俺の人生は停滞してるけど、この街は確実に上がってく。俺の代わりに成長してくれてる気がする。

この街見てると、子育て気持ちちょっとわかる気がする。自分はしょぼくても、大事ものが育ってくの見守れるの、それだけで救われる。俺にはもはや子どもなんて望めないからこそ、余計に。

昨日も「あー死にてえな」とか思いながらベランダから街を眺めると、高輪ゲートウェイ駅ビルの明かりが見えた。来年3月から開業するためのその明かりの瞬きを見ていると、すごく安心した。この街には、まだ見たことない景色がいっぱいできる。それぐらいは最後まで見届けたいなーと思えるんだよな。

人って誰かに認められなくても生きていける。でも、なんか信じるものないと無理。今の俺にはこのマンションと街しかない。はたから見ていると、街と自分人格を同一している異常者だろうけど、このタワマンのローンは俺の命のローンでもあるんだ。

ツイッターを見ているとタワマンとなると所有者と非所有者で煽りあうばかりだから、書いておきたくなった。

2024-11-21

兵庫県、予想以上にやべぇな

今かなり悪い意味話題兵庫県、少し調べると予想以上にやばかった

もう兎に角謎に治安やばい犯罪率が令和3年から徐々に増加してきて止まる気配がない

既に令和5年の犯罪率は令和2年の犯罪率を超えてしまった

https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/seikatu/h_toukei/index.htm

アルソックが出してる2023年度のデータでも犯罪が増加してるのが分かる

刑法犯罪遭遇率はなんと全国2位、166人に1人が犯罪に遭遇するレベルになってる

中でも放火が前年14位から一気に3位まで急上昇してるのもやばいネットでも現実でも炎上しすぎだろこの街

強制わいせつ強制性交特殊詐欺も軒並み高止まりか増加、ただの地方都市で一体何が起きてんだ?

https://www.alsok.co.jp/person/recommend/hyogo-security-ranking/

そんなだからか近くの大阪に逃げる人も多いみたいで、神戸市人口政令指定都市なのに人が減り続けて遂に150万人を下回ったとのこと

今後どうするんだろうなここ

2024-11-14

ジョジョ推し活(弱者男性場合

俺みたいな「弱者男性」でも、ジョジョ推し活は楽しめる。

俺の推しブチャラティなんだよ。

あいつ、仲間想いで信念が強くてさ、俺にはちょっと眩しいんだけど…でも、憧れるわけだよ。

毎朝、ブチャラティの「覚悟とは!暗闇の荒野に進むべき道を切り開くことだッ!」って言葉自分に言い聞かせてる。

正直、人生何もないけどさ、これで少しは頑張ろうって気になるんだ。

あと、家の中でこっそりジョジョ立ちもしてる。「無駄無駄無駄ァ!」ってディオの真似とか。

でも、俺に筋肉いから、あの迫力は出ないんだよな…。

それからジョジョキャラっぽく見えるアクセサリーもつけたりしてる。

特にブチャラティ風のシルバーチェーンとか片耳ピアスとかさ。

外にはつけていけないけど、鏡で見て「お、悪くないじゃん」ってなる瞬間が好きだね。

で、日記にはジョジョの好きなセリフを書き写してる。

ジョセフの「逃げるんだよォ!」とか仗助の「俺はこの街が好きだ!」とか、そういうの。

自分言葉じゃないけど、書いてるとちょっと元気が出るんだよな。

フィギュアも少しずつ集めてる。高いのは無理だけど、ブチャラティフィギュアだけは持ってて、俺の宝物だ。棚に置いて、帰ってきたら眺めるんだ。

あれ見ると、「俺も強くなりたい」って思うんだよ。

あと、ジョジョ掲示板にもたまに書き込んでみる。

誰かが反応くれると嬉しくて、「あ、俺にも仲間いるんだ」って思えるんだ。

最後に、夜一人でジョジョアニメ漫画を見返す。

ブチャラティ覚悟決めるシーンとか、シーザー最後とか、見てると泣けるし、俺も何か変われるかなって思うんだけど…まぁ、現実はそう簡単には変わらないよな。

こんな感じで俺の推し活やってるけど、ジョジョのおかげで少しは強くなれた気がしてるんだ。

2024-11-03

少し前に引っ越したんだけど、近くのJINS店員がテキパキ動きすぎてて逆に怖い

一蘭店員お辞儀の深さも心なしか他の店より深い気がする

この街ってもしかして怖いところなのかな

2024-10-26

選挙ってマジで難易度高いなって改めて思った

転勤族なのでほぼ毎回選挙場所が変わります

そして場所が変われば会場の空気や周り方もちょっとずつ変わるということです。

ハガキ自治体ごとにちょっと違う気がしますが、単に全国一律で毎回マイナーチェンジしてるだけかも知れません。

とにかく場所がわかりません。

投票場所市役所ショッピングセンターならともかく、なんたら地区うんちゃらセンターとか、うにゃうにゃ小学校とかだと全然意味不明です。

ごく近所であれば災害時の避難場所になっていますが、そうでなければ意味不明です。

しろ怖いですよね「俺はこの街に来てまだ1年だが、すでに近所の小中学校場所は全部把握したぜ」とか言ってる人なんていたら通報するか迷いますよね?

時間場所がわかっても候補者のことが全くわかりません。

よほど毎日のように演説をしているご近所おじさんや、全国レベルの人でなければ「え?誰?」となります

同じ地区で10年ぐらい投票していれば「コイツ結局前回の公約知らん顔して何もしとらんかったな」とか分かるんでしょうかね。

マジで何も分からない謎のおじさんおばさんから選ぶことになります

いざ会場に行っても、なんとなく人が並んでいる空間がいくつかあることまでしか分かりません。

フラフラっと近づいたらセール行列だったり、展示会の設営だったりするので「あートイレを探してるけど見つからないな~~~」って顔をしながら離れることになります。よく考えたら地元民だったら何度か通い詰めてるような施設で今更トイレを探している時点でよそ者不審者かもですね。辛いです

ようやく選挙の列を見つけて並んでみても、ちょっとシステムが分かりません。

からなくても何とかなる程度に案内はされますが、2秒ほど理解時間がかかります

決して広くない空間で列に並ぶのを3回ぐらいやるだけですが、全く0から体験となるとちょっと迷子になりそうになります

どこでもいつだって同じなのは設備だけですね。

見慣れた仕切り空間、見慣れた投票箱、見慣れた発券装置

職員の使ってるノーパソや置かれている鉛筆施設ごとに違うため「あっ、ここではバーコード使うんだ。俺の地元も今はそうなのかな」「おっ、トンボ鉛筆じゃん。驕り高ぶってかい?」とか色々考えてしまます

実際の投票までくれば簡単ですね。

でも投票が終わっても最後アンケートタイムがあるので油断は禁物。

どこに行っても入口新聞社辺りが貼ってます

なんかカウンター回してる謎のバイトっぽい人がいたりもします。

毎回ちょっとずつやり方が違いますがやることは一つ。

すみません急いでるんで」の一言で終わりです。

いつものことではありますが、「あっ、この投票所は〇〇新聞シマなんだ」みたいなことを考えてしまって反応が遅れそうになります

期日前投票をしたらクーポンをくれる場所もありますが、投票ハガキの切れ端がクーポン代わりの地域とかもありますね。

もちろん市民センター役所ではそういうのはありません。

そういったシステムも毎回変わるのでちょっと疲れます

選挙やっぱ難しいですね。

スタバよりちょっと簡単かどうかぐらいの難易度です。

これはIQ70ぐらいないとチャレンジ出来ない強敵です。

すべての国民が等しく選挙権を持っていると行っても、それを使いにいけるチャンスが本当に全員にあるのかは怪しいのではないでしょうか。

2024-10-24

諸君、私はこの街が好きだ

なろうで出撃前の演説シーン、どうみてもヘルシングパクリなんだけど作中誰も突っ込まず、そのまま話が進むの怖すぎる。盗人猛猛し過ぎる。中国かよ

2024-10-22

嫌儲板スレ立て人・きんたまんこ(荒廃の街角)、暇空茜に開示される

嫌儲スレ立て人が開示されるのは、知られている限りだと「富士山」に次いで二人目だ

富士山はいかにケンモメンらしい露悪的でいろんな属性を叩くスレが多かったが、きんたまんこは誰かを傷つけるものではない心温まるSSスレが多かった

以下はきんたまんこによるスレタイの一例だ

全裸ぼく「あの…ビラビ…あっ…小陰唇ください」女の人「嫌です」全裸ぼく「ラビアこりゃ」

全裸ぼく「おまんこ、もうびしょびしょじゃん。ペロペロ」住職「ワシの寺の壁に何してんじゃー!」全裸ぼく「タイミーなんでわかりません」

オカズしたことあるアメリカ連合国軍の軍人を書いてけwwwwww北軍派はクラッシュの「動乱」の中から好きな1曲を選べwwwwww

枯れぺにす_魔羅の徒然_ちんぽかな

全裸ぼく「いやらしいお汁がどんどん溢れてきてんじゃん。エッロ…」ナイアガラの滝「ゴゴゴゴゴ」全裸ぼく「じゃ、挿れるよ?んっ…

司会「それじゃ、わからせメスガキおじさんを呼ぼうね!せーのっ」全裸ぼくとガキ達「わからせメスガキおじさーん」五時間待てど現れず

毛利元就「1本では容易に射精するちんぽでも3本まとめれば…(シコシコシコ)」3人のおじさん「「「あーっ(ビュルルッ)」」」毛利元就「ね?」

ぼく「孕め!俺の…神の子を産め!(ビュルッ)」手鍋「ビチャッ」土井善晴「ではね、このザー汁をお出汁と一緒に炊いていきますよ」ぼく「はい

みんなああああああああおちんちんふぇすてばるがはじまるよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

全裸ぼく「ド~ロリとしたペ~ニ~酒~♪(シコシコ)」女「きゃー」警察はい逮捕全裸ぼく「え?酒税法違反?」

50レスもつかない過疎スレばかりだが、嫌儲を開くといつでも下品スレタイが目に入り「こいつまたクソスレ立ててんな」と思わせる、嫌儲のおふくろのような存在だった

また、彼女は暇空関係スレもたまに立てていた

Lv0】ちんぽ見せろ暇空茜

0001 この街は昨日見た俺の夢 警備員[Lv.6][苗] (初段) (ワッチョイW 7b95-78iq) 2024/07/23(火) 04:36:01.54

おちんぽチューチュースキー

https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1721676961/

暇空茜「私のティック◯ック、いいねあんまりつかない…」茜の友人「ちょっとエッチな感じにしたらいいねなんて簡単に稼げるよ!」

0001 この街は昨日見た俺の夢 警備員[Lv.7] (ワッチョイW 4fd2-L7xm) 2024/06/26(水) 23:13:33.51

暇空茜「え…?でも…」

茜の友人「そんなドギツイのじゃなくて、ちょっと肌を露出したりパンツが見えそうで見えない感じにしたり…」

暇空茜「う、うん…。やってみる…」

~茜、帰宅後にちょっとはだけた姿のティック◯ック動画を上げる。そして~

暇空茜「すごい…。どんどんいいねされる…。あ、DMが来た」

???DMアマギフあげるからもっとエッチなの俺だけに頂戴😀全裸ならエーマン🤭」

暇空茜「ツェー…デー…エー…って、さささ3万円!?嘘…?」

暇空茜のDM下着姿なら…」

???DM下着ならツェーマンだね👍」

暇空茜「どうしよう…?えーい!送っちゃえ!」

~茜、迷った末に下着姿の動画???に送る~

???DM「うひょー!😁俺の新生姜が勃っちゃったよ😀なんつって😅俺っち、栃木県漬け物屋の社長やってるからさ、お金いっぱいあるんだよね🤪金に困ったら気軽にDMしてね🤭」

~茜、1万円ゲット~

暇空茜「なんかチョロかったなぁ…。全裸でもよかったかも…あ、またDM来た」

✕✕✕のDM動画観たよ!その制服近大附属東大寺中学校だよね!アマギフあげるから俺だけにエッチなやつちょーだいよ🤗」

暇空茜のDMいくら出せます…?」

✕✕✕のDM全裸ならゲーマンかなぁ?🤔俺、某漫画雑誌で連載持ってるから結構お金持ってるよ😁」

暇空茜「ゲー…ごごご5万円!?

暇空茜のDM「本当ですか!?送ります!」

✕✕✕のDM「いいの!?🤩じゃあさ、まずは制服姿で自己紹介してから1枚ずつゆっくり脱いで🙏」

暇空茜のDM「わかりました!」

暇空茜「近大附属東大寺中学2年の暇空茜、14歳です。今から脱ぎます…」ヌギヌギ

~茜、全裸動画を送る~

✕✕✕のDM「うっひょー🥳くぱぁしてくれたらもうゲーマンあげるよ🤗」

暇空茜「嘘…。もうゲーマン?じゅ、10万円…」

~茜、10万円に目が眩んでくぱぁを決意~

暇空茜「茜のおまんこを観ていっぱいシコシコしてね♥」クパァ

~茜、10万円ゲット。そして、翌日~

暇空茜「今日はどうしようかなぁ?あ、DMが来た」

○○○のDM「こんばんわ(⁠≧⁠▽⁠≦⁠) 俺、フェ殺隊のまっきぃさんだけど茜ちゃんと会いたいなぁ(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)」

暇空茜「え?あのフェ殺隊のまっきぃさんからDMが来た!嘘やろ…」

暇空茜のDM「本物のまっきぃさんですか!?

○○○のDM「うん(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠) 本物だよ(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)」

暇空茜「まっきぃさんと繋がっちゃった!!!!!」

つづく…。

https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1719411213/

岩下和了「ムニャムニャ」暇空茜「このバカ和!早く起きなさいよね!学校遅刻ちゃうわよ!」岩下和了「んん…茜、おはよう

0001 この街は昨日見た俺の夢 警備員[Lv.1][警] (6段) (ワッチョイW 4fd2-L7xm) 2024/06/26(水) 07:30:30.56

暇空茜「おはようじゃないわよ!早く起きなさい!」バサッ(布団を剥ぎ取る)

岩下和了「あ…」ビンビン

暇空茜「って、新生姜起こしてんじゃないわよ、バカ和!」バチンッ

それから

岩下和了遅刻遅刻ぅ!」ドタドタドタ

暇空茜「あんたが早く起きないせいでしょ!」ドタドタドタ

迫稔雄「早く学校行かなきゃ!」ドタドタドタ

岩下和了「あ!」

ゴツン!(曲がり角で岩下和了迫稔雄がぶつかる)

迫稔雄「いたたた…あなた、どこを見て歩いてるんですか!」

岩下和了「どこって…あ、白だ…」

迫稔雄「どこを見てるんですか!」バチンッ

岩下和了「いててて…あ、行っちゃった」

暇空茜「やーい、怒られてやんのw でもあの娘、うちの学校制服着てたけど見ない顔だわ」

それからHR時間になって~

ナザレンコ「静かに今日はみんなに転校生を紹介する!男子諸君、喜べ!女子だぞ!では、入りたまえ」

迫稔雄今日から聖・表現の自由学園で皆さんと一緒に学ぶことになりました迫稔雄といいますよろしくお願いします」

岩下和了「あ!君は今朝の!」

迫稔雄あなたは今朝のパンツ覗き魔!」

石丸伸二「なんやなんや和了、茜ちゃんという幼馴染がいながらあの美少女ともお近づきなんか?w」

つづく…。

https://itest.5ch.net/greta/test/read.cgi/poverty/1719354630/

ほのぼのSSが原因で開示されたのか?と思いきや、5ちゃんねるが原因ではなかった

ちゃんねるで「きんたまんこ」との愛称をつけられている彼女は、Twitterでは「荒廃の街角」と名乗っており、Twitterの方で開示されていた

最近の開示請求は黒塗りにしていることが多く、きんたまんこに届いた書類ほとんどが海苔弁でどんな発言が引っかかったか不明状態

ただし、暇空の担当弁護士小沢一仁なことがわかった

きんたまんこは開示を警戒せず好き勝手に書いてたのでどれが引っかかったか心当たりがないそうだが、以下の書き込みかもしれないという

荒廃の街角

@kenmo_kohai

日本の安寧を願って暇空茜、戸塚、ビジウヨ政治家ども、有象無象バカウヨ達の◯を祈ったらアカウントロックされたわ…糞が…。

ネットで暴れる者たちの多くは、なんらかの辛いことがあった結果誰かに当たり散らすしかないことが多い

きんたまんこは、暇空が不幸な環境から抜けてネットぶつかりおじさんをやめられるよう「幸」を祈ったのだろう

しかし不幸にも勘違いをされて開示されたのかもしれない

2024-10-18

実家の近所が勝手に「複雑な歴史を持つ」場所にされていた

うちの実家の近所には、花街、つまり遊郭があった場所がある。もちろん地元人間は大体知っている。

さいころ、まだ生きていた祖母が、まあ壊れたレコードみたいに同じ話を何べんもするのだが、花街のあった辺りを指して「綺麗な女の人が大勢いてねー」などと教えてくれたことがあるし、花街はなくなっても花街相手商売していた商店とかは今でも存続している。

戦後花街自体がなくなった後も、映画撮影か何かで使われたことがあったらしい。

とにかく私はそこに「負の歴史」など感じたことはないし、その地域特に避けて暮らしたような経験もない。

何年か前、ふと思い出して、私の実家の具体的な地域検索した。

そうしたら、所謂花街研究者趣味者というのか、そういう人がまさに私の近所でフィールドワーク?をしていることがわかった。

ほうほうと思いながら見ていたら、その花街歴史が、「複雑な歴史」的な描写で描かれていた。まるでうちの近所が遊女死体を積み上げて繁栄したみたいな書きっぷりだった。

んんん???となって、その人に限らず他の花街探検系(変なジャンルだな)の人の記事とか見たら、何かどれも同じ書きっぷりだった。

この街繁栄遊女犠牲の上で出来ていた……」「地元の人はそれを知っているのだろうか……」みたいな。

いや、近所にそういう歴史があったの別に子供の時(平成中期)から知ってるし、それについて何とも思ってないのだが。

特に鼻についたのは、遊郭研究者たちの、「自分研究は覗き趣味ではない!」みたいな変な自意識だ。

〇〇ディープ案内みたいなのに影響を受けてドヤ街に行き地元労働者の顔をバシャバシャ撮って「これが日本真実!」みたいなことをやっても、それが薄っぺらくて日本の実情なんか何にも反映してないのはわかるだろう。

廃墟探検とかして私有地に入ってバブルの残り香がどうとか耽美ぶっても近所の人間には迷惑しかないだろう。被差別部落とされる場所に行って「ここは部落ですよー!悲惨歴史がある街ですねー!うわーホルモンだー!」なんてやる奴はましてだ。

だがそれが「遊郭」になると途端に高尚な研究になり、また地元民を指して「あなた方はこの歴史を本当に誇りに思ってるんですか?」的な問いかけまでし始めたりする。

いい加減にしてほしい。あんたがたはただ外からきて勝手に街を貶してるだけだ。しかもそこは廃墟ではなくまだ人が住んでいる場所だ。

遊郭(跡地)にもそれこそ「複雑」な歴史はあるだろう。だがそれは八百屋とかパン屋とか花屋にもそれぞれの歴史があるのと同じことでしかない。もちろん現代性風俗ラブホテルとかでも同じだ。

過酷さ」は別に遊女かにかぎったことではなく、農民でも漁師でも商人でもみんなが被っていたことだ。ただ「性」「セックス」が絡むだけで注目するなら、それはモンド映画趣味全然変わらない。

私は地元歴史に何の負い目とか感じないし、別に遊郭町おこし」とかやっても全然かまわないと思っている。この街暮らしていた漁民農民も侍もそして遊女も、露骨に言えば繰り広げられたセックスも、みんな絡み合った歴史の一つだ。

それを忌避したり、何なのか知らないが清廉ぶって「悲しい歴史……」などと暗黒時代の様に彩ることこそ、逆に過去の人々に失礼だろう。

2024-10-16

元カノからの強烈ラブコールに応えたらボッタクられた話

3年くらい前に別れた地方都市に住む彼女

最近やたらインスタのポストストーリーズに❤️が付いてた。しばらくすると、メッセージが届く。元々ガールズバーで働いてたが、最近独立して店を出したらしい。

軽くおめでとう程度の返信はしたが、あまり気にしてなかった。

でも、定期的に会いたい、一度来てほしい、的な連絡が届く。

どうせ営業だと思い、しばらくスルーしてたが、引き続きインスタへの❤️と、この街に来てくれるなら、また遊びたい、ホテルの部屋でゲームしたい等のメッセージが定期的に届く。

まあ、以前に好きだったし、もしかしたらワンチャンあるかと、お土産を持って、思い切って飛行機に乗って会いに行くことに。

一緒に夕食を食べ、僕は一度ホテルチェックインした後、彼女の店に行くことにした。

おしゃれなカウンターバーには、彼女ともう一人若めの女の子 (ブス) が。客は僕ともう一人だけ。

せっかくなのでボトルを入れて、彼女たちにお酒を振るまう。

結局閉店までいて、会計は8万円。まあ、かなり高いと思ったが、我慢した。

その後、僕が先にホテルに戻り、彼女は店じまいをしてから僕の部屋に来るとのこと。

部屋に戻って、LINEしてみると「めんどくさい客が来ちゃって、その対応時間がかかるかも」とのこと。結局、午前4時過ぎまで待ってみたが、返信なし。

これは完全に騙された & ぼったくられたなと気づいたが、費やした時間お金は戻らない。不思議と怒りよりも虚しさが心を襲った。

チェックアウト直前の10時ごろにランチの誘いがきたが、スルーした。その後も「また来て」的な連絡があるが、もちろんそのつもりはない。そもそも、客として楽しめる場所ではなかったから。

一時期は大好きな相手だったが、こんな感じで、人間関係お金に変えることしか考えてない人間いなってしまったのが、とても悲しい。ムカついたと言うよりも、水商売の仕組みに絶望を感じたに近い。

売り上げを上げるためには、どんなコネクションでも最大活用するのが水商売のやり方だと思うが、こんな手法では、どんどん人間関係が壊れていくのではないか

多くのお金時間を失ってしまったが、こんな経験のために僕の人生における彼女存在と一緒に過ごした思い出を抹消してしまったのが、一番キツかった。

2024-10-04

インターネット存在で、世界不思議払拭されて寂しい

インターネットができて、世界はすごく便利になった。

どこにいても、スマホパソコンさえあれば何だって調べられる。

行ったこともない場所、見たこともない景色、食べたこともない料理。何だって画像付きで詳細に知ることができる。

まるで世界のすべてにアクセスできるように。知らないことがなくなるって、すごく楽だ。

この街ってどんな感じ?」とか、「あの国に行くにはどんなルートがある?」とか、ネットで調べればすぐに分かる。

現地の口コミレビューまで見られるんだし、安心して旅行計画も立てられる。まあ、便利だよ。そりゃあ、便利だ。

でもさ、なんだろう。俺、時々思うんだよ。

インターネットがない時代、あの時代しかなかった「世界不思議」って、もう今じゃ味わえないのかって。

なんていうか、未知のものに触れたときのワクワク感というか、あれがどんどん薄れていくのがちょっと寂しいんだ。

昔はさ、世界のどこかに本当にドラゴンいるかもしれないとか、空を自由に飛べる方法があるかもしれないとか、そんな空想が当たり前のように頭に浮かんだんだ。

昔は学校帰りの道端でかめはめ波練習を本気でしてたし、「世界に一人くらいはかめはめ波を打てるやつがいるに違いない!」って心の底から信じてたんだよ。

でもさ、今じゃネット検索すればすぐにわかる。

かめはめ波を打つ方法」なんて検索しても、出てくるのは『かめはめ波ポーズ完璧再現する方法』みたいな動画で、誰も本物を打てない。

そりゃそうだって分かっちゃいるんだけど、でも、なんだろうな、ネットのせいで夢が壊された感じがするんだ。

そんなふうにちょっとしょんぼりしてたんだ。そう、先週までは。

先週の夜のことだ。

あの日仕事がやたら長引いて、会社を出たのは22時を軽く超えてた。

疲れてクタクタになりながら、俺は自宅に向かって歩いてたんだよ。

静かな住宅街、周りには誰もいない。しーんとした夜の空気が心地いいんだか、逆にちょっと不気味なんだか、よく分からない雰囲気

家まであともう少しってとこで、俺、ふと後ろから声をかけられたんだ。

すみません、少しお時間をいただけますか?」

ぎょっとして振り返ると、そこには驚くほど美しい女性が立ってた。

顔立ちは整っていて、長い黒髪が夜風にふわっと揺れてる。

正直、こんな時間にこんな人がいるなんて思わなくて、俺は一瞬固まった。

でも、彼女の目を見ると、何か引き込まれるような、不思議感覚に襲われたんだ。

「あの……?」

あなた、少し血を分けていただけませんか?」

「……は?」

いきなり何を言ってるんだ?と俺は思った。血?何言ってんの、この人?でも、彼女はいたって真剣な顔で俺を見つめている。

「私は吸血鬼です。今夜は少し血が必要なんです。ほんの少しだけ、痛くはしません。お願いできませんか?」

吸血鬼だって?俺の頭の中で、いくつかの疑問符が浮かんだが、同時にその言葉は妙にしっくりきた。

なんでだろう?ありえない話だろ?吸血鬼なんて。

でも、その瞬間、俺は「そういうこともあるのかもしれない」って思ってしまった。

ネットがなかった頃なら、俺は確実に「なんかヤバい奴だ」と思って逃げてたかもしれない。

でも今は違う。ネットのおかげで知りすぎてしまったせいで、逆に「未知」が目の前に現れると、どこかで期待してしま自分がいたんだ。

俺は彼女の顔を見て、「ああ、なんだ、ついに本物に会えたのか」と妙な納得をしてしまった。

そして吸血鬼という言葉の重みに押されるように、ポケットから財布を取り出し、身分証明書確認しようとした――

「え、ちょ、吸血鬼って証明書とかあんの?」

「……いいえ、そんなものはありません。私は信用していただけるだけで十分です。あなたが私に少しだけ信じてくれればそれでいいんです。」

なんだよその設定、って思ったんだけど、彼女の目は真剣のものだ。俺は、まさかと思いつつ腕を差し出した。

「ちょ、ま、まじで噛むなよ……?」

彼女は静かに俺の手首を持ち上げ、そっとその冷たい唇を近づけてきた。次の瞬間、鋭い痛みが走る――かと思ったら、

「え、ちょ、なにしてんの?」

俺の目の前で、彼女スマホを取り出して、俺の手首にかざし始めた。何してんだ、と思って画面を覗き込むと、「吸血アプリ」とかい名前が表示されてるじゃないか

「え、アプリ?」

「ええ、最近は便利になったものでして、直接噛む必要がなくなったんです。これであなたの血のエネルギーを頂戴します。ご安心を、痛くはしません」

いやいやいや、吸血鬼の最新技術なんて知らねぇよ!って思いながら、俺はその吸血アプリとやらが動作するのをただ見つめていた。

まさか、俺がこの時代に吸血されるとは思ってもみなかったけど、時代は変わったもんだなぁ、と妙に感心してしまったよ。

吸血が終わった後、彼女は深々とお辞儀をして、静かに去って行った。その背中見送りながら、俺はなんだか不思議気持ちになった。

「結局、世界にはまだまだ未知のことがあるんだなぁ」って、なんか安心したんだよ。

かめはめ波は打てないけど、吸血鬼スマホで吸血する時代。いや、こういう未来も、悪くないのかもしれない。

――そして翌日、ふと気になって「吸血アプリ」を検索したんだけど、そんなアプリどこにもなかった。

あの夜の出来事現実だったのか、それともただの夢だったのか……でも、まあ、世界はまだまだ不思議なことだらけだってことだけは確かだ。

2024-09-23

anond:20240923012145

犯罪スレスレ生活を強いられている彼らにとって、「マッチングによる結婚」は最後の頼みの綱となっていた。

これに参加しなければさら社会底辺に押し込まれるという暗黙の圧力存在していた。

タケルとミサキ――希望なきマッチング

タケルはそのプレッシャーを感じながらも、特別な期待を抱くことなくこのマッチングに参加することを決めた。

参加しなければ仕事人間関係ますます行き詰まり、どこにも居場所がないまま犯罪と失敗を繰り返すしかないという現実が目の前にあったからだ。

彼のマッチング相手ミサキという女性だった。

彼女もまた、家庭崩壊経済的困窮の中で育ち、社会の隅に追いやられた一人であった。

ミサキ最初結婚には興味がなかったが、周囲の空気や、もはや他に選択肢がないという感覚に押され、タケルとの結婚を受け入れることにした。

二人は特別感情もなく、ただ「お互いにこれしかない」と思い込んだまま、形式的結婚を進めた。

社会に溢れる「形式的家族

この新たなマッチング制度のもとタケルとミサキのような家庭は次々と作られていった。

しか実質的支援愛情が欠如しているままのこの結婚制度はかつてのカズキたちの時代と同様に、愛情共感のある家族関係を築くことがほとんどなかった。

結婚することで「何かが変わる」という期待は、早々に裏切られる

社会には形式的結婚した夫婦が増え続け表面的には家族という形が保たれているが、その裏には感情的な空白が広がっていた。

貧困孤立の中で結婚を強いられた若者たち経済的にも感情的にも余裕がなく、ただ日々の生活をやり過ごすだけだった。

愛情や信頼を築く時間はなく育った環境そのままに、次世代にも同じ無感情絶望が受け継がれていく。

子どもたちの犯罪スレスレ生活

タケルとミサキの間にもやがて子どもが生まれた。しかし、この子どもたちが育つ環境さら悪化していた。

タケルもミサキ仕事を見つけることはできず収入が少なくなる一方で、家族を支えることができない状況が続いていた。

子どもたちは物心がつく前から経済的困難にさらされ、親から愛情支援ほとんど受けることなく育っていった。

彼らが成長すると、学校にも通わなくなり、友達も作れず、社会との接点を失ったまま犯罪スレスレ生活突入していった。

盗みや詐欺闇市場での売買などに手を染めるが、時代さらに厳しくすべてがうまくいくわけではなかった。

成功を期待して計画した犯罪がことごとく失敗し、追いつめられる彼ら。社会底辺にいる多くの若者が同じ状況にあり、競争は激化し、成功ますます遠のいていった。

社会に溢れる絶望

タケルとミサキの子どもたちのような人々が社会に溢れ、街には犯罪と失敗が日常の一部となっていた。

犯罪すらうまくいか無力感絶望感が蔓延している。この社会では、形式的結婚によって新たな世代が生まれるたびに、さらに深刻な問題が積み重なり、底辺の層は広がる一方だった。

人々は次第に「結婚さえすれば未来が変わる」という幻想を捨て、ただ生き延びるために無感情日常を繰り返すだけの存在となりつつあった。

家族という形があるにもかかわらず、誰もが孤独で、社会全体が崩壊の一歩手前にあるような不安定な状況が続いていた。

この未来社会は、犯罪と失敗で溢れるだけでなく、希望のない結婚生活と無感情人間関係が続き、次世代にわたって繰り返される運命にあった。

スラムに響く「マッチングによる結婚」の喧伝

スラムは、かつて活気に満ちた都市一角朽ち果て放置された区域だった。

ボロボロアパートが密集し街のあちこちゴミが風に舞い、人々は疲れ果てた顔をして道端に座り込んでいた。

タケルとミサキの子どもたちのような若者や、その親たちが溢れかえるこの街には、希望などかけらもない。

犯罪に手を染めるも失敗し日々の生活に追われる人々の間では、もう将来への期待を語る者はほとんどいなかった。

仕事もなく、金もなく、社会の中での居場所もない。彼らはただ、目の前の苦しみを紛らわせるために酒を飲み時には薬物に頼り、現実から逃避しようとするがその努力すら無駄に終わることが多かった。

そんな絶望の中、街角の大きなスクリーンが再び輝きだす。

政府広告が流れ、きれいなスーツを着たアナウンサー笑顔で語りかける。

未来をつかみましょう。マッチングによる結婚が、あなたに新たな道を開くかもしれません。お互いを支え合い、明日をともに作るパートナーを見つけましょう。」

明るい音楽が背景に流れ、完璧家族笑顔スクリーンに映し出されている。

この喧伝は、スラム街の人々にとって既に耳慣れたものだった。何度も聞かされ、何度も信じては裏切られた言葉

マッチングによる結婚」という響きは、もはや希望ではなく、虚無感を伴ったものしかない。

彼らの多くがその制度に従い、形式的結婚をしてきたが、待っていたのはさらなる絶望貧困だった。

若者たち視線スクリーンに向けられるが、そこにはかつてのような期待はない。

結婚によって何も変わらなかった過去が、彼らの心に刻まれている。

タケルの子どもたちのように、犯罪すら成功しない無力感に押しつぶされている人々にとって、この広告はただの幻想しかなかった。

それでも、別の選択肢存在しないという現実が、彼らを再びその「希望」に誘い込む。

結婚すれば、少しは楽になるんだろうか…」誰かがぼそっとつぶやいた。

しかし、その声には信じる気持ちは感じられない。ただ、何も変わらない日常をどうにかするために、また同じ道を歩むしかないという諦めだけがそこにあった。

スラム街は暗く沈み、スクリーンの光だけがその一角を照らしている。

絶望の中にいる人々の顔には何の表情もなく、彼らはただ同じ日々を繰り返しながら、そのまま虚無の未来に流れ込んでいく。

マッチングによる結婚という虚像が再び喧伝され続けるこの世界で、救いの光はどこにも見つからなかった。

弱者男性弱者女性マッチングして6年が経った

失われた時間

夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。

しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。

夫はソファに横たわり、スマホ操作している。妻もまた、ダイニングテーブル椅子に座り、同じようにスマホ凝視していた。

彼女視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿コメント、次々と流れる他人生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。

そこで彼女現実の不満や孤独一時的に忘れられるのだ。

母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女虚構世界に浸る。

カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室からさな足音を立ててやってきたときも、彼女スマホの画面から目を離さない。

父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。

家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話交流ほとんど存在しない。

ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情牢獄のようだった。

弱者マッチングの始まり

数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。

政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。

そこには理想未来が描かれ、少子化対策経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。

彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。

孤独生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。

彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。

彼らが最初出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。

しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的時間が流れた。

彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。

彼も同様に自分未来に対する不安孤立から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。

結婚という名の契約

彼らの結婚は、愛情感情的なつながりを伴わないまま始まった。

結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。

笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情曖昧なままだった。

彼らは新婚生活を始めたもの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。

子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係さらに複雑にするだけだった。

子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識希薄だった。

互いに育児負担押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホ世界に没頭するようになっていった。

崩れかけた家族

こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。

子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。

育児という責任あくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。

カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。

無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。

孤独クラスルーム

カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。

彼が通う学校は、政府弱者マッチング政策によって生まれ子どもたちが集まる場所でもあった。

同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢まり学校教室には独特の空気が漂っていた。

教室一見すると普通小学校と変わらない。先生が黒板に向かい子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。

しかし、そこにあるのは静かな孤独空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情ケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。

カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。

先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることな視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。

クラスの子どもたち

クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。

友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。

授業中、カズキ先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。

家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室支配していた。

休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーン一口ずつ弁当を口に運んでいく。

カズキの心の中

家でも学校でも、カズキ孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。

彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。

学校友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。

クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。

それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。

放課後になると、カズキランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。

家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。

彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。

カズキ学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的集団のように見える。

彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的自分意思表現しようとはしない。

孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情希薄で、日常淡々と過ぎ去る。

成長したカズキ未来

カズキは15歳になり中学卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。

しかし彼の中には将来に対する明確なビジョン目標ほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。

家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。

父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパート仕事を掛け持ちしている。

彼らの生活経済的に安定しておらず毎月ギリギリ生活費でやりくりしている。

家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。

働くことへの不安

カズキ学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。

周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からサポートほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。

クラスほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規仕事に流れていくのが現実だった。

カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。

彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。

両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。

カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来ぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。

経済的問題現実

成長したカズキ社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的不安定さだった。

彼は学校卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイト転々とする生活が始まった。

日本全体では弱者男性や女性社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。

カズキ収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。

家賃光熱費、食費、そして時には両親から経済的支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。

彼の労働は、社会必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。

また、カズキ家族から社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安経済的問題対処する力を持っていなかった。

彼は、経済的問題だけでなく、感情的な孤独自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。

社会との断絶と孤立

カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。

彼は家庭でも学校でも十分な愛情支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。

仕事でも職場人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。

こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。

彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的姿勢に陥っていた。

彼のような若者たち社会全体に増え続けており、同じように家庭環境経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。

多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。

カズキの早期結婚――無感情未来

カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性マッチング政策によって20代前半でユウコという女性結婚した。

両者とも愛情幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。

彼らの結婚生活形式的感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実けが彼らを繋ぎ止めていた。

ユウコカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。

彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。

カズキ低賃金非正規雇用に押し込まれユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。

カズキの子ども――犯罪の縁で生きる

カズキユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。

しかカズキ自身経験した孤立経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。

タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。

家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。

カズキユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。

タケルが中学卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。

彼は学校卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレ生活に足を踏み入れていた。

タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。

犯罪の失敗と絶望

タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。

彼が属する社会底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。

彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険さらされることの方が多かった。

ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。

彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。

彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。

社会に溢れる「タケルたち」

タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。

経済的な困難や家庭崩壊教育の欠如がもたらす無気力若者たち犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。

街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。

仕事の機会は減り、低賃金非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち

犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独無力感に苛まれながら、社会底辺で苦しみ続けていた。

タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。

カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さら悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。

弱者男性・弱者女性マッチングの再導入

タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。

この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的不安社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。

政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たち積極的に参加を促した。

制度のもの強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21

2024-09-19

秋葉原に行ってきた

アキハバラに行ってきたんですよ、アキハバラ

10年ぶりぐらいかな?いやー、正直驚いたね。駅を出た瞬間、ヨドバシAkibaの大きさに圧倒されてさ、こんなの昔あったっけ?って。

10年前は確か、こんなに大きな家電量販店はなかった気がするんだけどなぁ。

周りを見渡すと、すっかり様変わりしていて、なんだか一瞬ここが本当に秋葉原か疑っちゃったよ。

昔よく通ったあのパソコンパーツのお店、ドスパラとかツクモはまだ健在だったけど、全体的に商店街雰囲気が薄れてきてる気がする。

新しいビルがどんどん建っていて、特にアトレ秋葉原なんておしゃれなカフェ雑貨屋が入っていて、ここアキバ?みたいな感じ。

ラジ館もリニューアルされてて昔のくたびれた感じがなくなって、なんか都会的になっちゃったなーって思って歩いてた。

でもさ、@ほぉ〜むカフェは健在で、そこだけは全然変わってなくてちょっと安心したんだよね。

10年前もここでメイドさんに「お帰りなさいませ、ご主人様♡」なんて言われて照れ臭かったなぁ、なんて思い出しながら入店したわけです。

店内の雰囲気は相変わらず。

臭い学生時代タイムスリップしたみたいで、何だか目頭が熱くなってしまった。

そういえば、昔お気に入りだったももこちゃんはどうしてるんだろうなーなんて思ったけど、流石に10年も経ってるからね、居るはずもなかった。

メニューを見てみると、懐かしの萌え萌えオムライスを見つけて、迷わず頼んだんだ。あのケチャップハート描いてくれるやつ。

で、オムライスを食べていると、近くの席のオタクたちの会話が自然と耳に入ってきた。

彼らは熱心に呪術廻戦について話してて、五条悟の強さについてとか、アニメ作画が神レベルだとか、聞くつもりなかったけど、声がでかくてね、つい聞いちゃったよ。

その二人のオタクが話してる様子を見てたら、ふと大学時代自分と友人を思い出して、なんか微笑ましかったんだ。

俺と友人も昔はここでこうやって熱くアニメとかゲームの話してたなーって。

そう考えると、時代は変わってもオタク情熱は変わらないんだなって、妙に安心した。

オムライスは美味しかった。店を出て、ふと空を見上げると、秋だっていうのにまだ熱気が残ってる感じがして、その熱気がこの街には似合ってた。

アキバは変わってしまたかもしれない。

でも、根っこの部分は変わってないんだなって感じがして、なんだかほっこりしたよ。

2024-09-04

「あっ、俺この街にいちゃいけないんだな」と思った瞬間

最近自分の住む街に疎外感を覚える。

首都圏郊外ベッドタウンで生まれ育った俺は、大学卒業するまでは特に自分の住む街に疎外感なんてなかった。

東京になんか出なくたって地元友達と遊ぶのが楽しかたから、そんなやつらのいるこの街が好きだった。

だが、大学卒業したらそんな半径5キロ日常にヒビが入った。

まず、就職地元から離れるやつが出た。

都心までは電車で1時間ほどだが、通勤時間を嫌って一人暮らしするやつ。

勤務地の都合で地方に飛ばされるやつ。

次に結婚地元から離れるやつが出た。

そいつらは職場の近い別の郊外に居を構えた。

まり、みんな地元から出て行ってしまったのだ。

もちろん今でも地元に残っているやつはいる。

だが、俺は地元就職するようなやつらとは関わりが薄く、大卒や院卒になるようなやつと付き合うことが多かった。

そして、そういう連中の多くは仕事の都合で都心地方へ行ってしまった。

大卒以上の人間にとって、郊外は出て行くべき「田舎」だったのだ。

「人」がいなくなって、この街は俺にとって居心地の悪いものになった。

夜になったら閉まる家族向けのチェーン店病院ばかりだし、中高生家族連れと老人しかいないし、東京まで出るのに微妙時間がかかる。

そんな街で独身実家住みでいるのは割とキツイのだが、東京まで遠くはないが近くもない微妙距離感の街では思い切って実家を出ようという動機も生まれにくい。

東京へ頻繁に出ようとさえ思わなければ、生活インフラは整っていてそれなりに便利な街ではあるし、持ち家の実家をそのまま相続することもできる。

首都圏周縁部に位置するこの街は、東京からの光が微かに差し込む、言わば生殺しの街なのだ

から、なんだかんだと文句を垂れつつ、俺はこの街にしばらくは住み続けるだろう。

だが、昔馴染みの人間も、大の男が一人でくつろげる場所も、都市文化もないこのフラットな街を、学生時代記憶けが影のように残るこの街を、俺は愛し続けることができるだろうか。

2024-09-01

「お前もしゾンビになったらどうする?」

「そりゃ、あんた他のゾンビも集めて」

まさか原因になった研究所を…?」

「ちがうちがう、こうなったのはこの街

お偉いさんが対策しなかったからだー

早く責任取れって騒ぎまくろうかと」

市民団体ならぬ死民団体ってわけか」

「やかましいわ」

2024-08-29

来るのか来ないのか分からない増田の雨脚海女あの田住まい楢川課の稲子か乗る区(回文

おはようございます

台風が超遅くって来るのか来ないのか予定が立たないわ。

台風鳴るんだったらもう事務所もお休みにして欲しいんだけど、

まあそれは私のさじ加減で今日はもう終わりって出来るからいいのよね。

でも隣の私が前いた会社の手前上そんな勝手なことを勝手にできるってこともないので

一応は事務所にいるわけなの。

雨強い日は外歩きたくないわよね。

幸い風はまだ強く吹いてないから桶屋が儲かる寸前かもしれないので、

強風域になるのは私の地域でいうといつになるのかしら?

このまま日本列島舐めるように上陸していくのかしら。

あと靴が沁みてくる雨の心。

こういう日はもうスニーカーで歩くんだけど

防水スプレーを施して対策バッチリしてるからいかー!ってミランダカーさんばりに思っていたんだけど

そこのゴムの素材との境目から漏れて染み込んできているような気がするわ。

えーん。

足が濡れてちょっと気持ち悪い感じ。

以前これ防水スプレー塗り立ての頃

わずくるぶしまでの水たまりの深さに私の足がハマってしまったとき

まりの防水パワーが強まった塗り立てのときだったので、

くるぶしまで靴が浸かってしまって足が濡れちゃう!って諦めてたんだけど

くるぶしまで水を全弾き!

ノーダメージ!

わず笑っちゃったわ。

くるぶしまで水に浸かっちゃったので、

靴の口から普通に水がは行ってきちゃったって結果中側から濡れちゃったけど、

外側の防水はペキカンさにはまさに水を得た感じがしたわ。

言葉的にはなんか逆のことを言いたいけれど。

防水スプレーって買うって文化が無かったので

使うまで知らなかった昨日が世の中にあるってことを知ってしまってから

防水スプレー靴屋さんで靴買ったときに無理矢理抱き合わせ商法で買わされるアイテムかと思っていたけれど、

あれは実は親切で言ってくれてるのだったかもしれないわ。

から防水スプレーをなくなってしまったとき

また再び防水スプレーを買う羽目になるとはって

我ながら羽目を外したわね!ってそのときの水弾きのことは忘れないわよ。

傘にも塗ってつるんつるんって水玉が弾いて雨の日もちょっと楽しい感じだけど

まあ防水スプレー塗って、

よし!雨どんとこい!って思った矢先ずーっと晴れが続くとかってあるわよね。

からあれはきっと逆の意味で雨が降って欲しくないときに晴れますようにって

まじないで色々なところに防水スプレーをしたらいいのかも?って

てるてるぼうず的な令和グッズじゃない?

平成を装っている令和ってことなの。

そんで台風の速度が遅いからって話よね。

台風がやってくる速さの遅さが尋常じゃないか

この手の気象情報

いつだって新記録を叩き出している稀に見る50年に一度の大雨が毎日続くようなもの

気象界隈では盆と正月が一緒に来たような感じなのかしら?

街中のインディーズから揚げ屋さん全店が何かしらの金賞を受賞しているのと同様な気がするわ。

街角インディーズから揚げ屋さんのノボリ

この街一丁目一番地の金賞!ってこの街のこのブロック区画にこのから揚げ屋さんは1件しかいからもれなく金賞を受賞しているし、

なんか一時期お菓子系ブルボンとかなんか勝手なそんなイメージだけど

モンド賞みたいなのかっさらってなかった?

金賞とモンドセレクション賞とではどちらが凄いかよく分からないけれど、

とにかく街中のインディーズから揚げ屋さんはほぼ全店と言っても言い過ぎではないぐらいの過言でもれなく金賞を受賞しているから注意深く見てみるこをとオススメするわ。

たぶんまだみうらじゅんさん的な人も気付いていないから揚げ屋さんの金賞受賞のノボリ写真で撮って集めたら旅行ツアーの蟹の旅のパンフレットを集めたカニパンみたいなカルチャーになると思うわ。

そのから揚げ屋さんの数だけ金賞が存在すると思うの。

から揚げ屋さん金賞受賞しがちなのよ。

ここは確かに!って

蟹の絵文字を使いたいところだけど幸い町の街角インディーズから揚げ屋さんの絵文字が無いことが残念だわ。

どちらにしても

台風のなんかそういうのが速く通り過ぎてしまってくれないと

なにも予定が立たないわよね。

困ったわ、

防水スプレーした靴を履いて傘をさしてから揚げ屋さんに行くのも億劫だわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドしました。

なんかいろいろあって逆に迷うから

それなら無難ミックスハムタマかになっちゃうんだけど

カニサンドがあるならそれ選んでるかも!

かに

でも蟹系サンドイッチってないわよね。

今日デトックスウォーター

すだちが1つあったのとそれだけじゃと思ってレモンも1玉追加して

果汁マジ搾りのすだちレモン果汁ウォーラーってところかしら。

いつもだいたい水はボトルに入れて冷やして冷たくしておているので果汁を入れてのすぐ出来上がりよ!

今日は気温はマイルドかも知れないけれど

蒸したらたぶん湿度高いの蒸し暑さよねきっと。

まらないわ。

水分補給はしっかりとね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-08-19

数年前の失敗風俗レポート友達絶対どこかで公開するべきと勧められ

〇〇駅。快速列車の止まらない、□□□から×××湖の方向に30分の駅だ。

×××湖をレンタルサイクルで観光しようと予定していた私は、雨の予報に出鼻をくじかれ、仕方なく歩いて散策しここへたどり着いた。

〇〇駅の待合室で心地よいけだるさを感じる。

目をつむり椅子に掛けていると背後の窓から風が髪をなで、脇を通り抜けてゆく。

ふと、ここでは過去現代が溶けて行っていると感じた。

交通IC対応していない古びた待合室はふとすれば過去の一時を切り抜いたような感覚が起きる。

待合室には多言語QRコードのついたポスター申し訳程度に張られ、ここは現代だとささやかな主張をしている。

窓枠には「ご自由にどうぞ」と駅ノートなるものが立てかけられている。

5月に設置されたばかりのようだ。

過去現代を吹き込む方法過去然としているのがまた趣があり、情をくすぐられる。

民家の向こうの山の上から雲とも霧ともわからぬ靄がゆっくりと降りてくる。

そのゆっくりとした様はまさに、ゆったりとした過去時間の流れのようだった。

わずかに流れ込んだ現代情報の細かで速い波が大きく雄大過去に溶けていくようである

忙しない現代対照的な街はずれで温泉にでも入ろうかとスマートフォンを手にする。

温泉地らしい△△△△の周辺をGoogle Mapで見ていると、その店を見つけた。

リトルグレイ仮名)というヘルスだ。

駅表にちらほら温泉郵便局薬局などがあり、駅の裏側へ行って少し歩くと川沿いにこのヘルスがある。

妙な立地が酔狂心を呼ぶ。

自然に囲まれた隠れ家のようなヘルスで一興、いいじゃないか

これはもう行くしかない。いささかのリスクを感じたが、この気持ちになればもはやリスクは特上寿司に添えられたわさびしかなかった。

△△△△駅を出て目的地へ向かう。

駅周辺は足湯や、和風庭園を模した石畳木造屋根が張られた道があり、観光地然としていた。

わずかにぽつぽつと人はおり、気分転換に丁度いい閑静さをもたらしてくれる。

根源的欲求に従い和風庭園風の道を進み、駅の裏へ出る。

道路が一本で脇に建物はちらほらあるが、人が歩くのは見えず、ますます風俗店に似つかわしくない。

もう少し歩き、ついに目的地に到着する。

築50年ほどの建物の狭い扉を期待を胸にくぐる。

古い銭湯にあるような靴のロッカーに靴を入れ中に入ると、店番をする男性現在空いている嬢は一人だと告げられる。

一応どんな嬢かプロフィールを見ると、37歳ぽっちゃり系とすべての躊躇わせる要素が揃っていたが、ここまできたのだ。

一言お願いしますと告げ、待合室に入る。

一度大外れはどのようなもの経験してみたいと思っていたがついにそのときが来たのだろう。

思いもよらないところで訪れたそれを受け入れることで、また一つ新しい世界が見えるだろう。

彼女に対面した第一感想は、「俺のおかんまあまあ美人だな」だった。

なぜ母が思い浮かんだかというと、彼女と同年代でまた、異性でありながら異性としてみることができない女性という点で彼女と一致しているからだろう。

脳内に母の顔を思い浮かべ、補正を加えながら若返らせていくと、まあまあな美人にすることが一応できる。

目の前の彼女は無理だった。よくて下の上だろう。

ソープではなくヘルスなのが幸いした。手で適当に刺激してもらい出して帰ればいいのだ。

さいころお母さんに便器ちんちん照射を合わせてもらったようなつもりで、代わりに出すものを出していくだけだ。

かつてソープヘルスとして再オープンしたらしい店内で風呂に入り、湯加減を聞かれる。

見た目の第一印象が強すぎて意識の外にあったが、ここで彼女が心地の良い明るい声をしていることに気づいた。

声だけなら20代美女を思い浮かべることもできるだろう。

そのとき彼女人生の重さの一端を垣間見気持ちになった。

おそらく若いころから美人ではなく水商売で苦労したであろう彼女

いろいろな努力をしてきたのだろう。

老いとともに多くの積み重ねてきたものが崩れていく中、まだ老いきることなく残された心地の良い発声に何とも言えぬ人生の重みのようなものを感じた。

マットに移動し、ことが始まる。

彼女に対する一種の敬意のようなものは感じはしたものの、相変わらず性的興奮の対象とはならず、機械的な刺激により果てた。

射精後も不思議とさわやかで悔いが残らない気持ちであった。

おそらく、中途半端な外れだと性欲に頭を麻痺させて突っ走るがゆえに、それがなくなったとき自分は何をしているのだろうという冷静な後悔が押し寄せるのだろう。

私は性的興奮などせず、じっと彼女人生の重みについて考えながら機械的刺激により射精した。

賢者タイムへ至るまでもなく、そのプロセスがすでに賢者悟りを開くそれだったのである

困難なことを遂げた達成感を胸に少し雑談をする。

どうやら彼女東京から来ているようだ。

嬢というのは大抵が出稼ぎで寮に泊まるようである

それにしても東京というのは遠い。

老いながら、少しづ都心から離れていきたどり着いたのがこのさびれた川沿いのヘルスというわけだ。

少し話がとぎれもういいかなと思ったところで、荷物を渡され丁度良く帰る形となる。

彼女自分が大外れとわかっているのだろう。何年も前から

せめて客の嫌な思いを増やさないようにという気の利き方がそれを感じさせる。

玄関まで見送られ外へ出る。

背中に例の心地よい声がかけられる。

大外れとしての距離感を保ちながらも、もしかしたらあるかもしれないわずかな再指名可能性のための痛々しい努力だ。

風雨にさらされボロボロになった羽を必死に動かし飛ぼうとする蝶のようだ。

駐車場を歩き道路沿いへ戻る。

地元の人であろう軽トラックに出てきたところを見られ、少し恥ずかしい気持ちになるが、すぐに恥ずかしく感じたことそのものをまた恥ずかしく感じる。

自分のおかれた状況で一生懸命生きている彼女申し訳ないような気分がした。

出ると入ってきたときには溢れる欲求で見えていなかった周りの建物が目に入る。

朽ちたかつてフィリピンパブだった建物に、もはや何の店だったのかもわからないガラス張りの建物

その横の看板は古臭い文句で何十年も前から性の街の魅力を男たちに語り掛けているのだろう。今はもう一軒のみとなった性の街の。

かつて温泉街の横で栄えた小さな夜の遊び場は、ほとんど消滅していた。リトルグレイを除いて。

年季の入った建物の横にある高く建つ看板けが新しい。

人が現在謳歌していた街はもはや過去となっていた。

古くなりきえゆくもの最後に残った店の看板が照らされ光っていた。

〇〇の宿に向かう前に温泉へ寄る。

★★湯の大きい古い建物に入ると、風呂への廊下に隣接して居間があるような奇妙なまどりで、ちゃぶ台をはさんでサザエさんを見ながらくつろぐ老婆に出迎えられた。

マスクをせずに300円を要求する様はまるでここでは違う時間が流れているんだといわんばかりであった。

同じ東京に住み、年齢とともに現代から過去場所へ流されてきた彼女過去へ憧れ迷い込んだ私は出会った。

しかいない錦星湯の狭い湯舟で、私にとっての現在から離れ過去となってゆくこの街に思いをはせ退廃的美を感じる。

時間情緒を趣深いものにしてくれたのは、彼女の感じさせてくれた人生の重みに他ならなかった。

2024-08-17

田舎世界各国の超超巨大書店が集積する都市がほしい

これが世界最大という超超巨大書店を、どーんと僻地でもなんでもいいから街が作れそうな平野に作ってほしい。その超超巨大さは世界第2位を突き抜けてほしい。

政府テコ入れし、クラウドファンディングも募り、数多ある企業も全勢力が参入してほしい。もうとにかく全力をかけて作ってほしい。

「そんなことして失敗したらどうする?!バカじゃん?!」とか考えず作ってほしい。勝算とか考えず勢いで作ってほしい。

そこには和書だけではなく洋書もある。西洋の本だけではなく中国語の本、アラビア語の本、アフリカーンス語の本、とにかく片っ端から「いやこれいらんだろ」みたいな本だったとしてもすべておく。

なんなら和書中央ではなく洋書中央である日本語を中心で考えてほしくはない。言語別に存在する知の量に応じた配分をしてほしい。

客層に応じてカテゴリ分けは必要だろう。1つの書店だけでなく複数書店統合してもかまわない。古本屋を集めてもかまわない。

「よくわからなくても物理の本を買うなら日本のここへ行け。たぶんあるから」という状態になっていてほしい。日本の中規模以上の書店はほぼすべてここに集める。

勢力が協力してできた超超巨大書店中央に据えて、その周りを他の超巨大書店が取り囲む。その周りは巨大書店。その周りは中規模書店、その周りには小規模書店

海外からも片っ端から誘致する。必要なら補助金も出す。「バカなの?」とか「さすがに海外出店は難しいです」とか一蹴されるだろうが「まあ採算とれそうだからいいよ」と言われるまで粘ってほしい。

税金をたくさん投入してもかまわない。重要なことは「そこにある」「とにかく日本のここに来たらある」「お前のやりたいことは知らんけど本がほしいなら日本のここに行け」という願いが叶う場所だ。

例外を作ればそのブランドは失われる。このブランドこそが他国追随不可能な圧倒性を生む。先行者利益だ。バカすぎて1つ1つで見るとデメリットしかない行為が、結合すると巨大な1つのメリットを作り出す。

どこかで手を抜くと終わる。そんなことまでする必要ないんじゃないのとか、それってめちゃくちゃ損しますよねとか言われようが、究極に本を集める。

書店書店の隙間にはさまざまなカフェが立ち並ぶ。個人経営するカフェからチェーン店が密集する。コンビニも立ち並び、公園には読書に適したベンチがある。公園読書最適化されている。

その街にはどこにでも椅子が置いてある。買った本をすぐ座って読む人向けのものだ。

この街には有名人毎日のようにやってくる。たとえば「ビル・ゲイツが本を選びに来日!」など当たり前のことになるだろう。

読書家はこの街付近に別荘をかまえる。なんにもなかった僻地の近隣に富裕層街が誕生し、地価がとんでもなく上昇する。意味不明なおいしい話だ。

一方で本を読むことが目的でない人間には居心地が悪い空間になる。この街存在している人間はほぼ全員本かその周辺が目的なのだ。本以外が目的人間は異様に目立つようになり警戒される。

街の中央部分は徹底的に、本、本、本、本、本、と本が存在するのが当然の本の密集空間になっている。普通人間が「ここまですることはないんじゃ・・・だって採算とか・・・」とドン引きするぐらいの熱量で本で溢れかえっていてほしい。

地面に敷かれたタイルには、文章が書かれている。まっすぐ歩くと偉人言葉などがそのまま読めるようになっているのだ。たとえば「良い本は私の人生におけるイベントである。」「本の無い家は窓の無い部屋のようなものだ。」「天才とは努力する凡才のことである」などという文が永久に書かれている。有名な書の冒頭部分だったりもあるし、古典文学もあるし、文学のみならず数式も書かれていたりする。それを読むだけで日が暮れる。

この街広告はすべて本に関するものでいっぱいだ。ほかでは絶対に見られない、読書家にだけ向けた広告が撃たれる。「こんな難しそうな本の広告ある?」というのがそこここで見つかる。

たとえばベトナム語マンガ新刊広告なども見受けられていてほしい。

この街にあるのは紙の本ばかりではない。電子書籍派のための書店もある。他では絶対採算がとれないような形の店であっても、「読書家が毎日のように集まることが普通」の街特有書店ができる。たとえば巨大な8Kモニタにその人へレコメンドされた電子書籍が大量に表示され、立ち読みすることができるとか。「辞書専門店」や「単語専門店」や「栄養学書専門店」などがあったりもする。そういうものを作っても不思議利益が出るのだ。

この超超巨大書店圏内部には研究所大学なども誘致する。どのような言語でも関係ない。化学系のカテゴリが立ち並ぶ「化学通り」のようなところには実験器具専門店も立ち並ぶ。

そういうところは、基本的には英語がメインだ。英語の下に日本語が書かれている感じ。イメージ的にはハリーポッターだろうか。ときどき「なんで化学通りにオムライス専門店がこんなにあるんだよ」などということもあるかもしれない。秋葉原神田カレーがたくさんあるようなものだろう。

やや込み入ったところにはマイナー本屋がある。「なんだよこの本屋・・・」という、見るからに異国感が漂う本屋だ。謎の部族の謎言語で書かれた謎の材質の本が置いてあるなど。ネクロノミコンのような本も見つかる。

石版などもなぜかある。読書向けの椅子専門店もある。「本のためだけの椅子専門店」が生存できる場所日本ではここしかない。

しかし、この超超巨大書店群の主目的は「本の集積」である。そこから逸れるようなことがあってはならない。何か欲をかいて「ここに企業をうんたら」などとして利益を優先するとこの街はあっという間にその意味をなくし滅びるだろう。ありとあらゆる人々が周辺の利益を求めて集ってくる。そういうのを一蹴できるような体制であってほしい。

この街意味ないだろ。なんで作った。赤字だろ」と罵られながらも存続する街であってほしい。そして、そう罵る人も、ひとたびその街に入ると「すげえ・・・この街地球必要だわ・・・」とどうあがいても認めざるをえないほど感動できる街であってほしい。街自体で見ると赤字なのだ不思議日本経済が潤う源泉である摩訶不思議都市であってほしい。完全に未来へと投資された都市である

この街では、夜もたくさんの書店営業している。こんな大きな本屋24時間営業できるのはこの街しかありえないとなっていてほしい。「夜眠れないな・・・本でも買いに行くか・・・」という人外の行動を普通にするような場所であってほしい。

街の周囲には民家が立ち並ぶ。ただしこの民家に住む民間人はややおかしい。本のために移住してきた狂信者たちだ。軒先には自分選書が並び「1冊100円」などと書かれていることも多々ある。

富豪がゴッソリ買っていくことを見越して少し離れたところに在庫置き場がある。

富豪が「ではこの棚からこっちの棚まで」などと爆買いしていく。もはやテロリストのようなものだが、そんなことは気にせずまた入荷する。本はバカみたいに売れる。

近隣の都市はこの超超巨大書店都市のおかげで経済効果がある。

この街は、「日本人なら1度は絶対行け」と呼ばれる場所になる。そしてひとたびそこに立ち入れば「世の中にはこんなに知識があったのか」「世の中はこんなに頭のいい人たちで溢れかえっていたのか」ということが、嫌でも全身の細胞に刻みつけられる。伊勢神宮みたいなものだ。それよりも神々しいかもしれない。

そして、全身の細胞体感したその人は、格段に読書するようになるだろう。それは地元へ帰っても同じことだ。一流を目の当たりにした者は一流になる。

取次の問題も、書店が潰れかけている問題も、日本人が本を読まなくなってしまっている問題も、経済が深刻化している問題も、だいたい解決できるだろう。

誰か作ってください。

ちなみに国防にも役に立ちます。一度作ってしまえばここを潰すやつは「バカ」なので。ペンは剣よりも強し!

書店兵器です。

追記

ジュンク堂書店など大型書店が潰れかけているのは知っている。

ただそれは、「本がたくさんあっても意味がない」のではない。逆。

大型書店であっても、本が少なすぎるのが問題である

だいたい日本語の本というのは大して範囲が広くない。

それに「物理本を読む人が少ないか本屋が潰れちゃう」というのも逆だ。

物理本を読みたいと思う人を増やす。そのためには本屋すべてが潰れることも辞さない」という情熱が正道である

本というのは知の源泉である。だから知識がない人に迎合すれば、潰れるのは自然だ。知識がない側に与するのだから

本の機能はそれとは真逆であり、全体を引っ張り上げるものである知識がない側が「欲しい」と願える場にすべきなのだ

ない側に媚を売っていれば潰れて当然。

「この本は今は読めないけれど、読みたいと思う」そういうものがない。

「この本は内容はちんぷんかんぷんだけど、そういう本の存在を知っている」そういうものもない。

ジュンク堂書店などですら、知らない人々が多い。大型書店重要性を知覚できていない。入ったことがない人間もいる。

からこそドカンとぶち上げるのだ。

記事を読んでくれた人へ: 記事を読んでくれたのはありがたいが、たぶん自分が考えている規模と読んだ人が考えている規模に大きな差があると思う。

自分が考えているのは、もっとも小さく考えても深圳書城中心城の数十倍の大きさであり、既存書店ちょっとだけ大きくしたものとか、蔵書が全く同一であるような大型書店が単に10個ある街という形ではない。

コーチャンフォーつくば店は50万冊、池袋ジュンク堂書店は150万冊、深圳書城中心城は400万冊、国会図書館は4685万点。Amazon Kindleは60万点。

自分が言っているのは、数億冊あるような書店である。つまりコーチャンフォージュンク堂書店紀伊國屋書店は超超巨大書店世界中の意味わからんハイレベルの本から選びぬかれ集まったエリート本屋)の周辺を取り囲む「日本区域最大の超巨大書店」の周辺を取り囲む「大型書店の1つ」という状態を考えている。ブックオフなどはその周りを取り囲む中型書店になるだろう。その周りを、身近にあるご近所の本屋さんがたくさんずらーーーっと並んでいるというような領域だ。いうならばこれが日本区域である

世界の蔵書数はGoogleによると約1.3億冊であるらしい。日本区域内に別に中国語韓国語の本があることもある。ただし日本区域の横には韓国区域だったり中国区域だったりする。その中国区域でもばかみたいにデカい超巨大書店があり、それを取り囲むようにジュンク堂書店並の大型書店があり、英語区域では……というような状態だ。言語別に分けられているだけでなく、「数学領域」で分けられていることもあり、そこでは「高校数学」の棚に世界各国の高校数学が並ぶ。数学参考書を買いに来た高校生が、カメルーン人の中学生と仲良くなるみたいなことも想定できるわけだ。

地方のクソデカ本屋が数百個単位で入る「は・・・?」「この街・・・全部・・・本屋さん・・・?」という規模の書店である

イメージとしては↓な感じ。

まもなく目的地の駅に近付く。電車にいる人々は全員が本を読んでいる。スマホを触っている人たちなど誰もいない。不思議光景だ。多くの人がそわそわしている。初めて来た人たちが多いのかもしれない。

電車が駅に滑り込み走って降りる人々の後ろでのんびりと降りる。全く、はしゃぎすぎだろう。

降りた直後、本の形をした案内板が表れた。真っ先に飛び込んできたのは「↑ バベル中央書店」というやたらとデカい黒文字と、その下にあるやや大きな黒文字の「↑ 北区書店」だった。

右を向くと・・・あれは・・・本の自動販売機?! 本を自販機販売するのか。カルピスの作り方・・・自動販売機歴史・・・Why could he make vending machines?・・・なるほど。

床には文字が書かれている。Station, State, Statue, Status. 何のことやらわからない。

改札を出る。改札を出ると、ああ、もうこれは本のテーマパークだ。最奥部に見える巨大な塔には雲がかかっている。おそらくあれが中央書店だ。その横には数えるのもバカバカしくなるほど書店が並ぶ。街には今まで見たこともないような人々で溢れかえっていた。ベンチでは読書をしている中東とおぼしき人が中国人らしき人と何やら議論している。彼らが話しているのは何語だろうか。

デジタルサイネージで目まぐるしく本の広告が入れ替わっていく。「サウダージさようなら」「入門グロキング」「般若心経終焉

ぼうっとしているとハトが飛んできた。ここでは何やら、ハトでさえ賢く見える。予算は5万円だったが、足りるだろうか。

Amazon倉庫でもないんだって

なんか全然伝わっていなくてものすごく悲しい。

子どもときに巨大書店や巨大図書館人生で初めて行ったときとか、論文大学研究の仕組みと接したときに、知の偉大さに震えたことがないだろうか。

目に見えないものは見えないことが多い。たとえば、ライブ会場に行ったことがなければライブの偉大さは本当にはわからないし、「本当にこんなにたくさんの人がファンなのだな」ということもわからない。

記号接地問題ともいうらしいが。

いま「自分が考えるクラスの巨大な本の集積地を人類の誰もが見ていない」というのが問題であると思う。誰1人として。

そういう知がたくさんあることは存在としては知っていても、「それを見たことがある人は誰もいない」のだ。いわば、月は見えるけど、月に行ったことは誰もいないような状態だ。

神田古本屋街や、既存大型書店というのは、いわば地球上にある月に似たところでしかない。「たぶんこれとこれがこうなると月」というふうにしか想像できない。だが月に行かなければ月の隕石は無いのだ。

ほとんどの人は、目に見えないなら存在しないと感じてしまう。マッチングアプリ人間を左右にスワイプするとき人間ではないように扱う。それは人間として存在しているのに。

一方、眼の前に相手がいるとき、同じように左右に指を振って弾くのは容易ではない。これが目の前にあるかないかの大きな違いである。

自分が言っているのは、そういう知の集積の偉大さが理解できなくてもとにかくそこに行けば、「ああそういうこと」「人類は偉大だったのか」と、誰もがたちどころにわかってしま場所がほしいということである

それから、実現の不可否はともかくとして、「え、そういう本屋あったらめっちゃいいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と感じてほしい。

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