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2025-12-08

忘年会前日に“インフル欠席”と言われた結果

先週の土曜に忘年会があって、私が幹事でした。

ところが前日の金曜、参加予定の人から突然

インフルエンザになったので不参加で…」

と連絡が。

私はめちゃ心配して「お大事に」と返信し、会場に人数変更をお願いしたりとバタバタ

なのに周りのみんなは妙に冷静で、なんとなく違和感…。

そして今日、氏のはてダ読んでようやく状況を理解しました。

どうも“他の面子と話が噛み合わなかった理由”が全部そこに書いてあったのでちょっと書いておくよ。

11/29 の日記(厳選しても長い)

ちょっと風邪気味かも…」

「来週は忘年会だけどどうしよう…」

「行きたいような行きたくないような…」

断酒してるから割り勘だと高いし」

幹事が5000円のコース予約してる、高杉て草」

プレゼントカンパ1000円もとられる! 勝手に決めるな!」

完全に“不参加の理由探し”が始まってる。

しかインフルじゃなくて風邪って書いてある。

さらに極めつけがこれ↓

「別のメンバーが値段の高さに根を上げて不参加と言ってきたから、その人の分も割り勘になったらどうしよ〜」

いや、その人は肝機能の都合で「食事制限してるから食事なしで参加できる?」って参加の相談しただけ。

結果参加は見送ってもらってますよね…?

どう解釈すれば“参加しない人の分まで割り勘になる”って発想になるんだろう…。

じゃああんたのキャンセル分も後で徴収したほうがいいのかな?

晩御飯はお母様の誕生日を一緒にお祝い」

インフル”なら高齢者との接触大丈夫なの?

ここで私の中の違和感が一気に爆発。

その後の日記時系列もひどい

11/30(日)

今日は楽しみにしていた池袋散策

外出できる元気はあるのね…?

12/1(月)

風邪が治らないので会社休む♡」「母に風邪を移すといけないので自宅へ帰宅

昨日ふつうに出掛けてたじゃん?

12/2(火)

今日大事をとって有給♡♡」

せっかくだから映画鑑賞。来場特典の推しブックレットもゲット♡♡♡」

いやいや行動力

12/4(木)

風邪気味だからまぜそばにんにくたっぷり入れて汗だく」「というか4日分の薬も飲み切ってほぼ回復してるんだけどね♡」

ここで急に健康アピール

この日はメッセで「明日たまたま◯◯さんのの誕生日からサプライズプレゼント準備しよう」という話題を私が初めてふったんだよね。

まり11/29の日記の“プレゼント代”への不満と整合性が完全に迷子

脳内創作破壊力すごい。

12/6(金)のメッセ

インフル判定されて隔離になりました。個室居酒屋はまずいので不参加で…」

その“個室”どこから出てきた…?

隔離日記には一切触れられてない。

ここで周りが四面楚歌

私だけバタバタと調整したというわけ。

12/6(土)の(忘年会当日の)日記

「まだ風邪気味で忘年会キャンセル連絡。ちゃんとしてる私えらい♡」

それだと“当日キャンセル”なんだけど…

実際は12/5に不参加連絡してたよね?

時系列認識もいろいろズレていて、もう完全にカオス

嘘をつくひとは嘘をついてる感覚って無いもんなんですかね?

結論

忘年会自体はめちゃくちゃ楽しかったので結果オーライなんだけど、

日記を読むまでは普通に

「お大事に! 次は元気なときに参加してね!」

ってメッセージ送るつもりだったんですよね。

周りの人はリアタイ日記読んでたんだろうな…なんか…いろいろ察してしまって、言葉が出なかった。

なんだかなあ…。

2025-12-04

某巨大メーカーの「キラキラ新規事業」が爆散したけど、弊社は今日

はい解散解散

私が所属している某大手メーカー新規事業部が、先日めでたく爆散しました。

いやー、すごかった。何がすごいって、数年かけて数百億円を溶かして、何も生み出さずに更地に戻ったあとの清々しさたるや。

まりにも典型的すぎて教科書に載せたいレベルの「JTCの新規事業失敗事例」だったので、ここにお焚き上げとして供養させてほしい。

そもそもソリューション」って言いたいだけ病

ことの発端は、偉い人たちの「これからはモノ売りじゃない、コト売りだ!」という号令でした。

今までハードウェアを作っていたおじさんたちが、急にシリコンバレー風に吹かれてしまったのです。で、何をしたかというと、「既存ハードウェアに無理やりWi-Fiつけてクラウドに繋ぐ」。これだけ。

「これで顧客課題解決するソリューションになる!」って息巻いてたけど、顧客からしたら「いや、その機械スタンドアロンで動くのが一番便利なんですけど」という至極真っ当なツッコミは、Teasm会議ミュートの闇に消えていく。

キッザニアと化した開発現場

で、中身を作るのは誰かというと、ソフトウェア開発なんて触ったこともない生え抜きハードウェア設計者たちと、大量の新卒・若手社員。あと少しの中途社員

経験豊富CTOもいない無法地帯で、意識高い系の末端エンジニアが「Qiitaで見たから」という理由だけで選定した技術スタックが乱舞。しまいには買収した子会社自己成長に向けた謎技術提案

ユーザー数人の時点で、Google規模に耐えうるKubernetes構成

• 単純なデータ表示だけなのに、無駄に複雑なマイクロサービス

ドキュメント存在せず、すべてはTeamsの彼方へ

フロントエンド高速化にWASMの提案

敗戦処理と「日本型雇用守護神

そして訪れた「事業撤退」の日。ここからが弊社、いやJTCの真骨頂です。同じチームにいた現地の海外関係会社メンバーは、Zoom会議一本で即日レイオフ。「Sorry」の一言で画面が消えるドライさ。

一方、日本の我々はどうか。誰一人としてクビになりません。「君たちには明日から、全社DX推進本部に行ってもらう」出たー!「DX」という名の現代姥捨山

今までAIなんて触れてなかった人たちが、明日からAIを用いて全社のデジタルトランスフォーメーションを担うんです。専門性適材適所? そんな言葉は弊社の辞書にはありません。AIが全てをなんとかするんです!実態は、社内システムExcelマクロを直すだけの仕事です。これぞ、年収1000万の窓際族爆誕です。

責任を取らない偉い人たち

一番面白いのは、この事業を立ち上げて大失敗したマネジメント層の挙動です。普通責任取って辞めるとか、降格とかあるじゃないですか。彼らは「貴重な失敗経験を積んだ人材」**として、何食わぬ顔で隣の事業部部長スライドしていきました。異動先の事業部部員たちの、「えっ、あの沈没船船長がウチの舵取るの…?」という絶望的な顔。モチベーションの低下音が聞こえてきそうでした。

誰もいない荒野課金し続ける

解散後、数名は「敗戦処理部隊」が残されました。任務は、**「ほぼ顧客ゼロソリューションシステムの維持」**です。

なぜか?

サービス終了」をアナウンスすると、失敗を対外的に認めることになるから。「あくま事業再編であり、サービス継続している」という建前を守るためだけに、誰も使っていないサーバーが唸りを上げています。A⚪︎ureだかの請求書を見ると、月額数千万円。これぞデジタル赤字

それでも弊社は揺るがない

これだけのリソースと金をドブに捨て、社員キャリア迷子にさせても、弊社の株価はピクリとも動きません。時価総額ウン兆円の巨体にとって、数十億の損失なんて「誤差」なんでしょう。

今日社食ランチは美味いし、オフィスから見える東京タワー恍惚としている。この「茹でガエル」の湯加減が最高に気持ちいから、私はまだしばらくこの会社にいると思います

現場からは以上です。

2025-11-28

中受の思い出

もう20年近く昔のこと。

オチはありません。

私が通っていた小学校は、学年の2/3くらいが中学受験をするところだった。

授業が終わったら公園に行って遊ぶなんて生活はまるでなくて、家に着いたらランドセルを置き、リュックを背負い直して塾に通う毎日

学校カーストは塾のランククラスで決まっていて、SAPIXのαがトップ、次いでアルファベットの上位、アルファベットの中位と日能研の上位が同列…という具合。

受験しない子たちも1/3はいるわけだけど、みんなサピやNのクラスけがどれだけ熾烈なのかはよく知っていて、共通認識として染み付いていた。

でも別にこれを理由にしたイジメや蹴落とし合いがあったわけではない。(小学生同士にありがちないさかいくらいは普通にあったけど。)

ただの日常として、当たり前に、"そういうもの"という空気を吸って吐いて過ごしていた。

平日の朝は時事問題対策日経新聞の一面を読んで、学校に行けば授業なんて聞かず塾の宿題をやり、学校が終われば塾に行く。毎日がこの繰り返しだった。

(そういえば、ちょうどこの頃の日経には『愛の流刑地』が連載されていて、うちの学校では『愛の流刑地』『僕妹』『恋バナ(Yoshi)』が3大エロ本みたいな扱いだった。)

私たちのパパは医者社長エリートサラリーマン(あの土地に戸建てを持てる位に貰えてる)な一方で、ママ殆ど専業主婦だった。そしてみんなヒステリックだった。

塾の成績があんまり良くないからという理由学校に乗り込んできたママに、踊り場で怒鳴りつけられている子。ご褒美に買ってもらえたちゃおをズタズタに切り裂かれた子。家に帰ったら勉強机に包丁が刺さっていた子。成績が悪いと、ミスがなくなるまで寝させてもらえない子。

みんな自分ママのヤバエピソードを沢山持っていて、それをネタにして話すのも日常だった。

振り返って見れば虐待だろうというものもあったけど、警察もあまり介入してくれない時代だったし、それより周りのみんなも同じだったから、ママっていうのはそういうものなんだくらいの感覚だった。

大人になってから気づいたが、彼女らのほとんどが大した学歴ではなかった。

泣くし怒鳴るし頭が悪いママが多かったから、ハナから狂ってるか発達障害が多かったんだろうなと今では思う。

そういえば、PTA内のいじめが酷いと有名で、バカみたいだと子どもの間でも話題だった。そういうレベル人間私たちママだった。

パパは、たぶんどの家庭も無関心だったんだと思う。そもそも仕事が忙しくてあまり家にいれないパパが大半で、関心以前に時間がなかったんだろう。

同じクラスの二人は志望校に落ちて病んでそのまま引きこもりになった。

一人はサッカーやってる陽キャ男の子、もう一人はオタクっぽいけどきっぷのいい女の子だった。

二人とも明るくて、誰とでも仲良くできる良い子だった。男の子の方はスポーツ万能だったこともあって結構モテていたし、女の子の方もいつも友だちに囲まれていた。

二人が今どんな風に生きているのか、そもそもちゃんと生きているのかすら知らない。

一度だけ、男の子の方が地元中学イベントに顔を出していたという話を聞いた。きっと教師に無理やり引っ張られて来たんだろう。

集合写真に写る彼を見せてもらったが、小6の頃と何も変わっていなかった。悪い意味で。

中学生にもなると男女共に大人びてくるものだけど、彼だけは時が止まったまま、なんだかとても幼く見えた。

女の子の方は、小学校卒業式にも現れないまま、その後のことは全くわからない。

今は楽しく生きていてくれたら嬉しいなと、心から思う。

合格組のその後も書いておこう。

華やかなキャリアを送っている子もいれば、アラサーになってまだ人生迷子自分では何も決断できず一生ママ共依存やってる子もそこそこいる。

おしまい

2025-11-24

anond:20251122111856

塾の増田が「小学校テスト20点は本気でやばい」「そもそも問題意味がわかってない」って書いてたやつ読んで、

「あ、うちだ…」と思ったので、実際にそのゾーン歩いてる親側の記録を書いてみる。

まず親スペックから

俺はごく普通会社員年収はだいたい2000万くらい。

学歴全然ピカピカじゃなくて「中の中」くらいだと思うけど、

自分の得意なことだけをうまくやれてきた人間

から「親がそこそこ稼いでる=子ども勉強できる」みたいな図式は、

ほんとに全然当てはまらないっていう話をまずしておきたい。

で、うちの子

算数に関して言うとかなりしんどい側にいる。

ただ、「ヤバいけど放置してる」わけじゃなくて、

算数は積み上げ科目だから、つまづいたところを一個ずつガチで潰さないと未来地雷になる、

と思ってるので、そこに時間と労力をめちゃくちゃ注ぎ込んでいる。

具体的にどこでつまづいて、どうやって埋めてるかを書いてみる。

数字の数え上げ(1〜100)の壁

これは未就学くらいのタイミングかな。

1〜20までは一応言える。

でも、そこから先の「パターンとしての21〜99」がわからない。

29、30の次は?ってきくと31って言って欲しいのに40って答える

みたいな感じで、100までスムーズに行けない。桁と数字が分かってない感じ。

ここは「そのうち慣れるやろ」と流すと、

後々の数直線・数の感覚筆算、全部に響くと思ったので、かなりガチめにやってる。

  • 100マス表を毎日一緒に眺めて、「ここが30の列」「ここが70の列」と指でなぞる
  • エレベーターごっこみたいに「今37階、次は?」「41階の一個前は?」と数遊びにする
  • お菓子をわざと27個とか43個とか数えさせて、「今何個?」を身体で覚えさせる

「数の並びを、暗記じゃなくて“景色”として持てるようにする」のが目標で、

ここにだけでも正直、何時間も溶かしてる。

繰り上がり・繰り下がりの壁

足し算・引き算の繰り上がり/繰り下がりも、

まず数えるとき10の束を作れない。必ず全部数えないとわからなかった。

やり方だけ覚えても、そのうち必ず崩れるのがわかってるので、徹底的に「10の束」からやり直ししてる。

問題集をガンガン進めるより、

「繰り上がりって何をしてるのか」が腑に落ちるまで前に進ませない感じでやってる。

ここを適当に抜けると、

二桁三桁の計算

小数の足し引き、

時間計算

まで全部グラグラするのが見えてるからマジで時間かけた。

九九がなかなか定着しない

九九も、「覚えが悪いからもうセンスない」で切り捨てると詰むので、

「覚え方」と「意味」の両方から攻めてる。

7×8=56なら「7が8こある」図を毎回かいてもらう

暗記が苦手な子ほど、

意味を伴わない丸暗記」をやらされて折れてる感じがするので、

遅くてもいいから「7×8って、あの長方形ね」くらいにはしておきたい、という方針でやってる。

桁の概念(位取り)のぐちゃぐちゃ問題

掛け算・割り算の筆算になると、

計算力の前に「桁の概念」があいまいだと、完全に迷子になる。

10 + 20が120なっちゃうかんじ。

ここも、

  • お金10円、100円、1000円)を使って「0が増えるってこういうことだよね」と何度も遊ぶ
  • マス目のノートに一の位・十の位・百の位を色分けして書く
  • わざと位をずらして書いてみせて「これだと472円が4720円になっちゃうよね」と笑い話にする

みたいな感じで、「ノートの上でだけ起きているルール」にしないようにしてる。

割合パーセンテージという絶望ステージ

割合パーセンテージは、もはや地獄

割合数字と実際の数の区別がついていないんだよね。

よくわからないけど割れば答えが出ると覚えてしまったりして大変だった。

どれも「まあいいか」で通せないから、時間を鬼みたいにかけてる

こんな感じで、

一個一個のつまづきに「まあそのうち分かるだろ」でフタをしないで、全部潰しに行ってる。

塾にも通わせてて、算数だけで見ると、

  • 週1回塾で算数
  • 塾について行くために、週2回付きっきりで算数を教える感じ

トータルで、週6時間以上はガチ算数に付き合ってた。

自身、こんなに他人算数を真面目にやったの、人生で初めて。

それだけやっても、塾では一番下のクラス

それでも、「積み上げ直し」はじわじわ効いてくる

じゃあ無駄なのかというと、そうでもない。

点数にはまだ反映されにくいけど、

理解の速度」と「わからないと言うまでの粘り」は明らかに変わってきた。

塾的にはまだ「一番下のクラスでギリついてきてる子」かもしれないけど、

隣に座って見ている親としては、

石ころをヤスリで削るみたいなスピードで、ちゃんと変化はしているのがわかる。

  • それぞれのつまづきを「運ゲー」にせず
  • 算数は積み上げだから、ここで潰さないと次の単元でまた死ぬ」と思って
  • 親がアホみたいに時間と労力をかけて、一段一段地ならししていく

と、

20点〜40点ゾーン=もう詰み」ではない世界線も、ギリ存在するんじゃないか

というのが、今のところの実感。

勉強以外の得意なこと・好きになれそうなことも、もちろん別で探してる。

算数一本勝負で生きていく未来を求めてるわけでもない。

ただ、

「どうせ無理だから算数はもう捨てる」

と言い切るには、まだ早い気もしていて。

塾の先生から見た「これは相当厳しいよ」というリアル大事だし、

そのうえで、「積み上げを本気でやり直してる親子もいる」という現場目線も、どこかに残しておきたかった。

これを書いてる俺自身も、

「諦めなければ、もしかしたらなんとかなるかもしれない」

って、ほぼ自分に言い聞かせながら、今日子ども算数やってます

2025-11-17

映画オールド・マンを見た

不思議映画体験だった。57点。

 

U-NEXTで見たのであらすじを引用する。

深い森の奥に隠遁する老人の住む小屋に、迷子になった青年ハイカーがたどりつく。青年は助けを求めるが、老人は「おまえは殺人鬼かもしれない!」と猟銃を突きつける。緊張感が漂うなか、老人に隠された“恐ろしい秘密”が徐々に明らかになり始め…。

おわかりいただけたろうか(本当にあった呪いのあらすじ)

このあらすじから何となく感じる違和感ねじれのようなものがこの映画のすべてと言える。

あらすじだけ見ると「やべー老人の家に迷い込んだ青年が怖い目に合う作品」の青年主人公作品に思える。が、このあらすじ最初主語は「老人」なのである。実際に映画も老人が目が覚めるシーンから始まる。老人が目を覚ますラスカル(おそらくアライグマと考えられる)がいない。ラスカルを探しているとドアが叩かれ、青年が現れる。彼は「道に迷った、助けてほしい」と言ってくるが……という導入。

 

その後、老人は青年に向けて自分だけ銃を持っているのをいいことにネチネチネチネチとパワハラを繰り返す。

例えばこうだ。

老人「お前は俺が話していいというまで話すな!わかったか!(理不尽)」

青年「……わかりました」

老人「おい、油断するな。俺がいつ話していいと言った!(理不尽)」

しかもこの老人ボケているのか詮無きことを延々と話し続ける。パワハラボケ老人、最悪の存在である

 

そして途中で青年に「もの食った(飲んだ?)らひどい目にあったことがあったんだよなぁ」などと言いながら、青年に物を食わせる展開があり(これもひどい話だ)、これで青年意識を失って拷問パートに入るんだろうか、などと思っていたら別にそんなことはなく、いっぱいお喋り(パワハラ)をした結果、なんとなく仲良くなりはじめる。

そうすると今度は青年側の違和感気づき始める。まぁ、これは生まれつきの顔の問題もあるんだけどどうも無機質でのっぺりとした顔をした青年だんだん怖くなってくる。しかも彼はこの家に来るまでの記憶がないと言う。しか家族ともうまくいってなかった模様。デカナイフも持ってるし。

もしや彼のほうが殺人鬼かなにかで老人がやべー奴かと思いきや、この青年のほうがヤバい奴だったのかと思いきや別に何も起こらず老人が青年パワハラセラピーをしながら徐々に老人と青年シンクロし始める。もしやこれは「アイデンティティ(映画)」なのでは?と思い始め、それは頂点に達した時、青年が消え、冒頭で行方不明になっていたラスカル帰宅する。

ラスカルアライグマではなく黒ずくめの男で顔は何と青年と同じ。彼は老人の過去の罪を責め立て謎の水を飲ませ彼を箱に押し込める。その先は老人の過去で、過去の老人は青年で(ややこしい)、青年の老人は妻の不倫現場を目撃、不倫相手を猟銃で銃殺、妻をデカナイフで刺し殺す。

そう、青年は山奥の家に逃げ込んできた大昔の老人で老人は青年未来の姿なのだった。ふーん!

老人は自身の犯した罪を思い出し、ラスカルに導かれるように眠りにつく。そして映画冒頭のカットが再び繰り返される。

 

まりこの作品は、罪の意識にさいなまれる老人が当時の自分をネチネチネチネチといたぶり、その後の自分自分がいたぶられ罪の意識に苛まれて眠りにつき、また同じ一日を繰り返すとセルフSMプレイ映画だったということになる。どんな映画だ。

でも何となく最後までのっぺりと見られた。たぶん老人役の役者がよかったからだと思う。ドント・ブリーズ盲目おじいちゃん。これキャストが効いてて「ドント・ブリーズおじいちゃんからこれは青年がさぞひどい目に合うホラー映画なんやろなぁ!」という勝手先入観がうまく働いていた。

実際には……こういう映画なんて言うんや?うん、みたいな映画だったんだけど。

 

まぁ積極的おすすめするような映画じゃないんだけど、これ何の映画なんやと思いながら見られる割と面白い映画体験ができる映画なのでめっちゃ暇だけどもう大概の映画見ちゃったしなぁってときオススメ

2025-11-10

映画バレリーナ(韓国映画)を見た

ジョン・ウィックスピンオフじゃないほうのバレリーナだけど内容はジョン・ウィックみたいな映画

たぶん55点くらいの映画だと思うんだけど俺は好き、68点。

 

どんな映画かっていうとアート映画風のジョン・ウィック

おそらくPMC(民間軍事会社)関係主人公親友自殺彼女を追い込んだマフィアメンバー殺人マシーンと化した主人公が追い込んでいくっていう、最近何回見たかわからん話。なんだけど、なんかめっちゃアート映画風でそこが面白かった。

主人公のパーソナルな情報はなんかびっくりするくらいふわっとしか描かれないし、敵のマフィア情報も七すげーふわっとしてて具体性に欠ける。しかし、主人公親友のなれそめとそこから交流は非常にぼやっとした画面処理で美しく緻密に描かれる。圧倒的ロマンシス

仕事で乾ききった主人公癒し人間に戻せるのが元バレリーナ親友だったんだなとじんわりしみわたる。ジョン・ウィックの子犬(妻)に近いが、あれは導火線としての役割しか果たしていなかったが、本作では親友との甘く暖かい時間と、それを失って復讐に走る痛く冷たい時間が非常に対照的に交互に描かれていく。

 

アクション普通に頑張っていて好印象。ただァ↑、スピード感出したくてカメラぐらぐら動かす演出ホンマ嫌い。特に冒頭のスーパー強盗現場にうっかり居合わせ主人公そいつらをスーパーにあるものを利用してボコボコにする展開。工夫が凝らされててめっちゃいいのに、カメラぐらぐら過ぎてようわからんあんだけよくできたシーンなんだからもっと腰据えてじっくり撮っていいのに。

あと強すぎるは強すぎるんだけど普通に多対一だと苦戦するし、スーパーフィジカルエリートラスボスとの初戦はかなり厳しい戦いになるリアリティはよい。韓国タイインドネシアあたりで特に流行ってる「痛い」アクションも非常にデリシャス

 

あとやっぱ主人公よかったな。めっちゃ美人って感じじゃないんだけど、親友の部屋の風呂場で自殺してる彼女を見かけたときの「痛い」表情。さすがに完璧すぎた。あのワンシーンだけでこの映画一本分の仕事したと思う。

アクションもいいし、スタイリッシュアクション重要な非アクション時のたたずまいもよい。

 

俺がアート映画あんま好きじゃないのもあってなんか作品全体がふわふわしてて話に集中しづらかったのと、親友バレリーナだったことが話にあんま活きてこないのはちょっと不満だったかな。アート映画らしく、友情復讐友情復讐の間の本テーマ以外の部分はかなり意図的に消されているので、何でこうなってるんだっけ?ってちょっと迷子なっちゃった部分もあった。

 

あったかい冷たいあったかい冷たいっていう連続サウナみたいな映画だんだん意識朦朧としてくるので好みは結構分かれると思う。

でも、ワシはロマンシスが好きなんじゃ!という人は見てみるといいと思う。

ちょうどいい距離間のロマンシス摂取できる。

あんなに主人公人間側に戻そうとしていた親友遺書で「復讐して」と書く意味の重さが、終始この作品を推進していた。その言葉に重みを与えるには親友がどれほど主人公のことを思っていたか描写必要で、この作品ではそれがちゃんとできていたと思う。

よかった。好き。

2025-11-02

愚痴

いまきっしょって思ってるのは

・わざわざ悪口を本人に伝えてくるところ

・人の容姿に口出しするところ

上記説教ではなくアドバイスとして言っているから怒るなと言ってくるところ

最悪である

別に悪口を言われるようなことをしたのなら、それは私が悪いかもしれない。でも夏場で歩き回って汗で前髪崩れてることは悪いこと?タクシー乗れば良いって言うけど学生バイトしてない奴がタクシー乗れるわけないじゃん。乗ったことない地下鉄から迷子になりながら駅の中歩いて、陽が落ちていたとはいえまだ暑くて汗だってかくよ。それすら色々言われるの?朝からずっと活動してて、夜会うのに?しかもそれ別の人から言われるの1番無理。お前だって会ってたとき目が勃起しててキモかったよ。それ私は周りに言ってないのはなんでだと思う?いつかわかるといいね!

悪口をわざわざ本人に言ってくるのが許されるのが小学生までだと思う。しょーもな。

しかも太ってないし。ダボダボの服着て体型隠してるんだよ、体型で何か言われるの嫌だからだって痩せてても太っててもなんか言われるじゃん。マジキモい。褒められてるとしても何か言われるの無理なんだよ。服のセンスが何?トリキ行くのにわざわざおしゃれしていけと?するわけねーだろ。説教してくるゴミとトリキ行くのにおしゃれする時間で寝たいよ。

アドバイスなわけねえだろ。説教以下だよ。年下のなんでもニコニコしてる女になら何言ってもいいと思ってんの?金もらったりもしてないし単なる一般人なんだが。がちできっしょ。

ゴミバリキャリ実家太くて痩せてる美女結婚したいって言ってるけど性格やばすぎて無理だと思うよ!現実見れるといいねーっ!

2025-10-30

本当に優しくて温厚な人って稀にいるわけだけど本当にすごいと思う。天才だ。スターだ。

自分他人八つ当たりするし機嫌悪いとブチ切れるし、その際にもちろん相手を見て選んでいる。本当に小さい人間だ。

迷子徘徊老人を率先して助けたりするようなところもあるからまあまあナイスガイのような気もしていたが冷静に考えたらカスである自分リスクがなければ余裕でカッコつけられるだけ。どうせテンパったらキーって八つ当たりするんだから

ネット見てるとこんなに器のちっちゃい自分よりさらにちっちゃいクズだらけだ。頭が悪いから思い込みが激しくすぐ勝手に腹を立てて誹謗中傷。わけのわからないことを言って困惑されると引っ込みつかなくなって盛大に逆ギレ。お前らはそんなんばっかりだ。

救われるような絶望するような。

でも結局相似形なんだよな。

根本自分に自信がないかビビリで見栄っ張りで攻撃的になる。

2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井まで SSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

2025-10-22

性欲のない男と結婚した

一方の私は性欲つよ女である

仕事自分自身女優でもなんでもないがAV関係仕事についていた。動画編集出版関係お仕事だ。エロゲもやるしなんでもござれ。

なので性的もの嫌悪はなくセックスはむしろ好きなので求められたらいつでもゴーするつもりであった。

しか相手からは一度も求められなかった。仕事を通じて知り合い、発売されたばかりのゲームをやらんかねと誘われて相手の部屋に遊びに行き、朝までゲームをした。

それから映画を見てゲーセンにいき、時間が余れば満喫で互いのおすすめ漫画を教え合ってよみまくり感想言い合いながら飯を食い家に帰って撮りためたアニメを一緒に見た。


この人でもセックスとかするんかいな〜という素朴な疑問がなんとなく湧いたこともあったけど、この人とは別にしたくはないんだよな〜という気持ちになっていた。

昔は好きな人ができて、好きすぎて告白相手からフラれた後に好きな男に抱かれるなら!とか付き合えないままセフレ状態になったりしたけど、別に目の前にいるこの人には抱かれなくてもいいし抱いてくれとも思わなかった

結婚したのは相手が引っ越すことになり「遠くなるなら会えなくなるかもね」と、それじゃもう結婚とかする?みたいなノリで、した。

付き合おうとかもなんも互いに話してないし、手は迷子になりかけたときに繋いだくらいで、キスするみたいな雰囲気にすらならないし、お互いに性欲出したらウワァみたいになる空気感がなんかあった

結婚するかどうかの1番の決め手は何かというと、

仕事の激務で疲れていた当時、デートに出かけるぞと言われてまともに化粧すらする気力を失っていた私に向かって昔付き合ってた元彼から「頼むから化粧くらいしてくんねーかな」と言われたのが無性にイライラして引きずってたのだけど、今の夫は「疲れてるなら化粧とか無理にせんでもいいし、今日は出かけなくてもー」って感じで言ってくれたのが嬉しかったのでこの人すごいなと尊敬し感動していた。

その代わりに可愛いねとかは一回も言われたことはない。

でも彼に可愛く思われたくて一緒にいるわけではないから、別にどーでもよかった、私にじゃなくて一緒に可愛いと思えるものを見て一緒に可愛いねって褒め合うのが楽しい

かっこいいと思えるロボとかアクションを見てそういうロマンを語り合えるのもよい。

今は猫ちゃんを飼ってるので2人で猫ちゃんが可愛すぎるな……と褒め称える毎日である

相手ガチで性欲がないのか?は気になったので結婚にあたり子供はどうする?と聞いたら欲しいかも〜とかいってて、欲しいならしなきゃね〜という話になり普通にセックスはした。

できるんかい。でも本当に子作りって感じ。

ふ〜一仕事終えましたぞ〜みたいに終わる。

たぶん子供できたらもうしないんじゃないかな。

しようって誘われることがない、子供が欲しいからそろそろしとかんといかんのではみたいな義務?で行われる

そしたら今後もうセックスはできないか

男は風俗いったらいいけど、それじゃ病気もあるだろーし、女は妊娠可能性あるし

結婚してんだから、もうこれで終わりかーと思ったら多少虚しくなったものの、えっち漫画を読んだり自らが考えたシチュ同人を描くことでそうした欲を今は満たしてる。

結婚生活はふつーに楽しい。猫可愛いし夫と好きな映画見てアニメ見てゲームして毎日お互いの好きなごはんを作り食べている。楽しい

チェンソーマン映画見たくて誘ったら、相手チェンソーマン知らなくて知らない映画はやだ!とかいわれてしょぼくれてたら、総集編のアニメを見て予習してくれて、用意ができた、一緒にいこうといってくれたとことか好きすぎる。あとは漫画も読んでほしい

ただ、やはり性欲を持て余すときはあるからどーしよー!ってなるときある。

女性の性欲発散で何かよい方法、ご存じであれば教えてください。

2025-10-19

複雑化してつまらなくなる話

薬屋のひとりごと

主人公けが現代人の教養をもっており、抜きん出た洞察力と不動心も備えている。

身近なちょっとした問題に巻き込まれてはその“目立たない超能力”で鮮やかに解決する。

子供だましではあるが読み切り連作スタイルのコージーミステリとしては悪くない。

そして定番の、おしのび貴人に惚れられ牛歩みたいに心開いていくという軸。

そこまではよかったんだが、なんか国家転覆陰謀みたいな話になってよくわからなくなった。完結してから一気読みならまた違うのかも知れないが、連載リアタイだとアテンションが持続せず何がどうなってるんだっけ?と迷子になってしまうのだ。

フリーレンも同様だ。「後日譚モノ」という切り口は新鮮味があったし独特の静謐なノリも良かった。ふつうにバトル展開になってきてアレ?と思ったものの「らしさ」は失われなかった。

そこまではよかったが、なんか人間サイドの三つ巴の陰謀?みたいな展開になってもうぜんぜんわかりません。最近のあれなにやってんのちゃんと答えられる人は多くなさそう。

しかし複雑化してよくわからなくなっても案外読者は離れないか不思議である

最初から「なかなかよくできた子供だましだね」などという斜めの視線じゃなく超本格巨篇だと思ってるからか。

大人気作が複雑化で泥沼化するパターンといえば思い起こされるのは藤沢周平の「用心棒日月抄」シリーズだ。

藩内の陰謀に巻き込まれ、舅を斬って江戸に逃れてきた主人公用心棒稼業で糊口をしのぐも、常に頭から離れないのは己が仇となってしまった女のこと。襲い来る国許から刺客個性的用心棒仲間。女刺客との通情。

そりゃ人気出るわなという話なのだが、人気のあまり続編重ねるとわけわからなくなる。作者の中では複雑なパズル自分で作って自分で解くような作業がむしろ面白くなってしまったのかもしれないが。

ドラゴンボールの「強さのインフレ」「話の規模のインフレ」はダメな例のように言われるが、内向きに「複雑化」しないように外向きに発散していたと考えるとさすが鳥山明と思わないでもない。

最後動物園に行ったのは……

小学1年生のとき遠足最後だと思う(´・ω・`)

東武動物公園ヒヨコ触っていたら迷子になりかけた₍⁠₍⁠ ⁠◝⁠(⁠ ゚⁠∀⁠ ゚⁠ ⁠)⁠◟⁠ ⁠⁾⁠⁾

幼稚園児のとき上野動物園に行ったことがあるっぽい。写真が残っているけど、全然覚えてない。

多くの人は動物園って行くのかな?

2025-10-17

anond:20251016204034

理系大学事務をしているけど、正直大学によるという前提はあるものの、男子学生と同じ環境で学ばせてもらえないのが火を見るより明らかなので優遇してあげたいにはなる。

自分もぺーぺーだから発言力なくて申し訳ないけど、実験とかで泊まり込みになるときに着替えや仮眠をいままでは雑魚寝トイレ使ってたのを申請あれば空き教室使わせればいいじゃんってなったのに偉い教授(もちろん高齢男性)が、

「男ばかりのそういう場所だと分かってて入ってきたのに権利を主張する勘違いした女学生(ほぼ原文ママ)」みたいな発言をして周囲ドン引き

若い教授職員男子学生が何か問題あってからでは遅いからって言ってもこれ。女性から言って反発するならと自分含め男性職員教授から提言してこれ。

この環境適応しようといわゆる名誉男性化してキャラ迷子になってメンタルやられる女子学生、そういう風潮に中指立てたせいで特定教授から明らかに不当なくらい評価を下げられている女子学生、そういうの見てるから同じようなモチベーションや条件下で勉強させてもらえないのに評価だけは平等なので一緒です、ってのはかわいそうすぎると思ってる。

こんな学校ばかりではないと思うけどね。

2025-10-01

anond:20251001014423

移民議論事実上封印しているからこういうまともな話が出来ないのは残念。

増田の論説はよくまとまっている。

ここからさらに踏み込んでいくなら地域ごとのヒートマップ

年令別生産人口産業外貨獲得の関係を整理すると面白いと思うわ。

69歳でIT仕事なんて出来ないし、田舎に住むことが贅沢な時代到来はすぐそこ。

経済成長とは何か迷子になりやすいが、

突き詰めれば外貨獲得、他国の富を奪ってこれる産業労働力シフトしようって話。

こんな老人だらけの国で外貨獲得できる産業ってなんだろね。

2025-09-30

[]

うおお原神サービス開始初日からやっててここまでの豪運は初かもしれん…。

初期ポジション連続すり抜けカウント2、天井カウント0。単発でラウマ確保して以来回してない。

そこから10連でフリンズ! ここは星5出たら75%なので予想通りとはいえここまで早引きなのは想定外

いやでもアイノでてねーし!と思ってもう10連回したらまたもやフリンズ!ええ?

俺が年頃の女子プレーヤーなら気絶してたかもしれん。独身中年キモおじさんでよかった。

ただまあ今後の祈願に対し強く出れたはずのすり抜けカウント2は0に戻ってしまったな。

現状、ホヨバゲーで原神だけは全キャラ確保してるから、今後のために深追いはやめt…

いやでもまだアイノ0凸なんだよ! どうなってんだ!

ということでさらに50連くらい回したけどアイノは1体出ただけ。

まあ1凸でも熟知バフは配れるし、次のサポ効果は完凸なんで遠すぎるしで撤退だな。

というかアイノはおそらく少女を取ったら使わなくなる枠だろうし。

諸君もアイノ深追いはくれぐれも慎重に考えるべし。

星4キャラはね、復刻2回目くらいで自然に6凸してから本格運用を考えるくらいでいいのよ。

それまでは、事前に育成がしておけるだけのデジタルフィギュア。まあアイノみたいに付着役メインなら使えるけどね。

そんでフリンズよ。いやー1凸いいね本来2回なのが3回打てるのは気持ちいい。

まだ天賦3とかで和璞鳶と雑な遺物付けてるだけだけど十分強い気がする。

個人的にはスクロースが使えるってのがいいね。一番最初に好きになったキャラから

最初クレー祈願でスクロ完凸めざしてたらクレー2凸してたんだよ。星4狙いは沼。

あとキャンディスが好きだなと思ってセノガチャ回してたらセノ2凸してたんだよ。星4狙いは沼。

後者の方が悲惨だな。キャンディスは本当に使い所が難しいキャラでカッチリハマる編成で楽しめた記憶がない。

セノ2凸も強いはずだけどセノ狙いじゃないから無餅だし一応厳選はそれなりにしたけどナヒーダ白朮フリーナでなんとか一時的螺旋で(主にマトリックス出る時に)使った程度。

それも別に無凸アルハイゼンパでもそこまで大差はないし。ただ月感電セノは可能性ありそうだったね。

でーもー!1凸フリンズをなぜか得てしまったので少女と合わせたらやっぱこっちを使い続けるだろうな、っていう。

感電セノは開花系をミックスできる可能性があって、いろいろ研究したら強く使える編成もありそうだけど、付着のバランス次第になるんで繊細。

でもやっぱ火力面ではナドキャラには一歩劣りそうだよなあ。素の月感電自体はそう強くないし、ナドキャラと違って高倍率月感電「扱い」ダメを出せるわけでもないから。

それはともかくフリンズ。

リンズをなぜ取りたかたかって、戦闘とか性能とかどうでもいいんだよ。

ずーっと気になってたフィールドに転がってるランプ!

やっぱりフリンズで特殊選択肢がでて、4箇所まわったあたりで世界任務ライトキーパーの誓い」が出た。まあ石報酬があるわけでもない、モラとかがちょっと貰えるだけのクエから気持ち程度だけど。

あと墓石から多くを読み取れるようになったり、大声の亡霊、食べ物にこだわる亡霊に進展があったり、迷子の亡霊から世界任務迷子の子供の語り」に派生したりと(こっちは報酬すらなし)。

こういう隠し要素を回収していけるのが楽しみなんよ。なんかちょっと大物っぽい人物名前もチラホラでてきたな。

このゲーム世界観を読み解いていくのが一番たのしいんだから。しらんけど。

2025-09-26

【3】オリーブタウン迫真お嬢様

ごきげんようオリーブタウン迫真お嬢様部へようこそ。

あらゆる意味で有名な牧場物語オリーブタウンを遊んでまいりますわ。失踪したら、そういうことだと思ってくださいまし。


◆前回のお話ですわ

https://anond.hatelabo.jp/20250925212042

新たな兆し

春の月5日にヴィクトル様がおいでになって、「最近街が活気づいている気がしない?」とおっしゃってきました。きっと気のせいですわ。あと、わたくしまだここに来て5日目なので、最近も何も知りませんわ。

テントしか寄こさなかった癖に、オリーブタウンの住人のひとりとして手伝ってほしいと。へぇ、そうですの。


わたくし

 どうしようかしら…(当然の迷い)

ヴィクトル

どうかオリーブタウンのために一肌脱いでくれないだろうか…


これ以上身ぐるみ剝がされたら何も残りませんわ~~~!!!

ずっと断り続けましたけれど承諾しないと先に進まないので渋々OKですわ。「さすがあの人の孫だ」じゃありませんのよ。なんだか体よく利用されてませんかしら?一緒にやってる感がどうにも激薄ですわ?

道をきれいにしたいから、役場から受注してくれとのこと。何となくポルティアやサンドロックをやってる気持ちになってきましたわね…。


ようこそ!何もないところへ!

もはや「ようこそ!コミチ牧場へ!」とも言い難いほど荒れまくってますけれど、とりあえず鶏小屋を復旧させて(セルフサービスですわ)、そこらをウロウロしていた鶏を手なずけ…あら?手なずけ=飼うってことですの?心許してもらえるまで撫でまわすとかではなく?手なずけってなんだよ。

記念すべき一羽目は、春ですしアプリちゃんしましたわ。文字通り何も無いところだけれど、共に強く生きていきましょうね。


綺麗になった街

街はわたくしが仕方なく分けてさしあげた資材で、道や街灯を補修したようです。なのにこちらを称えるどころか、街をきれいしたことを称えろと言われましたわ。道は舗装できるのに、わたくしの家は建てられませんの?わたくしか、あるいはおじいさま、もしかして罪人ですの?償ってる最中ですの?


ヴィクトル

 このオリーブタウンはだね、迷子になんかならなくても、いろーんなもの出会えるの。(中略)それは、これから作っていくのよ。

ジャコ

 作っていくって?誰が?

ヴィクトル

 それは、ええっと……このトーリが!


あ、わたくし分かりましたわ。おじいさま、過労死じゃありませんこと?

こんなようなノリで、きっとご自分のお家や動物小屋の補修をする暇もなく、労力や善意をド搾取されたんですわ。きっとそうに違いありませんものでなければ、この扱いに説明がつきませんわ。はー、やれやれですの。何て闇の深いゲームかしら。ぺっ!


ヴィクトル

 すまん、成り行きでそういうことになった。あとはせいぜいがんばってくれたまえ!


……………。(スゥ~~~~~~~………)


活気づいてきた街

道がコンクリから石畳になっただけで、観光客が増えてにぎやかになったそうですわ。どういうことですの?

町全体の道を何とかするおマネーはあるのに、祖父母屋を維持するおマネーは無かったそうですわ。どういうことですの?

そして次は新しいお店を開くみたいで、テント暮らしのわたくしに協力してほしいようですわ。どういうことですの?


ヴィクトル

 街の人たちも楽しい気持ちになるから、より街が活気づくはずだ!


道端に落ちてるもの拾って出荷しないと、新商品の一つもも見つけられない方々がですの?

(お店で売られる種や商品は、わたくしがそのへんで拾った同種を売らないと店では売って下さらないのですわ…どういうことですの?)


というかまだ、ゲーム開始して一週間程度なのですけれど。インディーゲームでも、ここまでさっくりとしてベタつかないあっさり展開ありませんわ!大丈夫ですの?

あっ、大丈夫じゃなかったからあの騒ぎになったんですのね…わたくし買う前から不安でそれをこぼしたら、全力でフォローする方に絡まれましたけれど。きっとそういう心の広いファンに生かされ…いえ、支えられているのですわね。いつまでもそれが通じると思わないことですわ。


ヴィクトル

 もしかしたら、今よりオシャレになれるかもしれないぞ?


衣食住の全てが不足しているのに、おファッションで贅沢なんかできるわけありませんわ。

このお方…本当に、なんなんですの?毎朝しつこく来ては、がっつり煽ってきますわ。出すもの出したら、出て行ってほしいんですの?

迷子になった後でマップの追跡ログ見るの楽しいけど昨日はいっぺん思いっきり逆方向に行ってて鬱

2025-09-24

チェンソーマン二部ってどうなってる?ガチで思い出せない

2部のイメージ

1.戦争悪魔とアサがどうのこうの

2.ナユタを守らなきゃ

3.ナユタが連れ去られた?(生死不明

4.なんか世界がめちゃくちゃ

5.なんか戦ってる

 

マジで迷子

 

1部は分かりやすかった

1.ポチタと合体、生きねば

2.公安に入る

3.ちんちんリブンで行動する

4.銃の悪魔を倒すと言う目標

5.なんか世界中に狙われる、チェンソーマンとはなんなのか

6.ラスボスが登場

...

2025-09-20

anond:20250920103524

今週大阪旅行行った時に本当に落として壊して、地下迷路迷子になったわ

たまたまヨドバシに出れたから助かった

ちな修理代3万した。2時間で直してくれたから良いけど

anond:20250918210559

会社業界の表裏を見てきた人の声には、いつも重みがあると思う。

シマノ退職してから振り返る現場視点問題提起、確かにどれも現実だ。

ただ、それぞれの現場で働く人間立場は一つじゃない。

広告イメージ先行になるのはどこも同じで、

実態オープンワークスを見ろみたいな意見も、

現場からすれば『本音』が語りたい時期もある。

けど、広告PR別に嘘を書いているわけじゃなくて、

社外に向けた顔を選んで出しているだけだという気もする。

社員それぞれの持ち場で見える景色は違うし、

から見れば、どの会社も他とそう変わらないと流してしまう人もいる。

金型を下請け無償保管させた話、これも一つの切り口だと思う。

実際「現場放置主義」は否定しきれないし、丸投げ体質の弊害も分からなくはない。

ただ、技術空洞化たから全部自滅とも限らないのが仕事の広さで、外注が全部悪みたいな見方ちょっと単純すぎる気がする。

仮に管理職が動かない、罵り合いしかできない、そうであったとしても、現場で汗かいて踏ん張ってる人にとっては「その中で何を生み出すか」が本当のドラマなんじゃないかな、とちょっと思ったりする。

生産技術ブランド価値ホンダヤマハに負けるという話も、確かに競合環境は変わった。

E-Bikeで圧倒されてる事実はある。でも、小さな部品一つにも「泥臭い仕事」が残ってたり、古典的なやり方に意味が出ることだってある。

世代でも企業文化でも「変わる」「変わらない」は揺れている最中

新卒で染まるのは世間ずれかもしれないけど、新しい人が入って空気が少しずつ変わっていく、その積み重ねがまた現場面白さだと思う。

結局会社は人でできているから、どこで働いても「話し合い」や「罵り合い」の隙間で、ちょっとした工夫や突破を見つけるのが現場仕事なのかも、と。

自転車コンポお金がどこに消えるかなんて、確かにみんな興味津々。

でも結局使う側も作る側も、どこかで繋がっていて「よく分からないものに金払ってる」感覚社会の常としてある。

みんなが世間にずれてるわけじゃなくて、むしろそのズレを面白がるのも悪くない。

終身雇用が消えて、転職組が企業文化を揺らし始めてる――その「ちょっとだけ良い情報」が染みる。

自分もまた現場では迷子になりながら、「疲れたら一息ついて、また歩き出す」みたいなところがあってもいいよな、と思う。

2025-09-19

anond:20250919092130

最近ではないけどシャフロはたまーに読む。がいつも迷子になって終わる

2025-09-17

たまたま他のスタッフが優秀だっただけなのに「性的搾取を削減して覇権になった」が痛すぎる

ヤマカンイケハヤと同じ臭いがする。

多少の実力と無数の偶然の結果で手にした成功を「全部ワタシの手柄だ!そしてなによりワタシの思想が素晴らしい!!ワタシの思想の素晴らしさはワタシの売り上げを見れば一目瞭然だ!!!」と語るところとかさ。

いやいや、キン肉マンがどんなに面白くてもゆでたまごの言ってることは意味不明だし、ジャニーのやってきたことは犯罪だよね。

まして貴方がやったことはアニメ全体の工数で見て何%だよっていうね。

ノイズを残さなかったから偉いなんてのは誰にでも言えることで、もし音楽声優アニメーションのどれかがゴミクズだったら、それだけでバンドアニメなんて簡単破綻するだろ。

ゴリ押しで主演声優無能新人が突っ込まれたらそれだけで終わりよ。

コンテが分かりにくかったら視聴者迷子になるし、僅かな作画崩壊さえ延々とこすられる。

そんな中でみんながノイズの少ない仕事をしてくれた結果としてアニメ成功したわけでしょ?

それに対して「ワタシの素晴らしい思想ノイズのないアニメを作った」はもはや誇大妄想だろ。

2025-09-16

喫煙エリア妊婦そばタバコを吸うのはアリなのかナシなのか。

この問題最近はてな界隈でもホッテントリ話題になってて、女性向け漫画の一シーンが例として挙げられていた。登場人物が「私ここで吸う権利あるから」って平然と煙をくゆらせてるところに、主人公の女がブチギレて水ぶっかける。漫画としてはめちゃくちゃ感情さぶられる名シーンだった。

で、じゃあ自分が「妊婦そばタバコ吸う」についてどう考えるか?と問いかけられたとき、たいてい直感的に「そりゃダメだろ」とか「喫煙エリアに来る方が悪い」と即答したくなる。でも「考える」ってそういう直感確認で済ませて良いのか、本当に大事なのはそこから先だ。

ぶっちゃけ、人は大体「自分立場からしか物事を見てない。今もタバコ吸ってる現役喫煙者か、昔は吸ってたけどやめた元喫煙者か、はたまた一度も吸ったことない非喫煙者か。その分類だけでも意見分かれるの当たり前。自分がどの立場からものを言ってるかを、まずちゃん意識しろよって話。

たとえば現役喫煙者が「妊婦がいても吸ってOK」と言うとき、それはもう自分の都合で物を言ってる場合が大半だし、非喫煙者が「絶対NG」と断じるときもまた同じ。スタート地点がどっちかで結論はすでに8割決まってる。

ここで大事なのは自分直感とは逆サイドにも一度ちゃんと立ってみること。たとえば「吸うのはアリ」と思っちゃったなら、「ナシ」派の理屈を本気で考えてみる。逆もしかり。それをやってるうちに、正直、頭の中がぐちゃぐちゃになってくる。喫煙ルール権利健康被害社会の許容、弱者への配慮論点リストアップしだすとキリがない。「考える」って要はそのカオスのなかで迷子になる過程のものだ。

中学校漢字練習みたいに、ひたすら同じ字を書いてると変な字に見えてきて訳分からなくなる。あの感覚に近い。何度でも咀嚼して、何度でも立場を入れ替えて、それでもなお「やっぱ最初結論でいいや」となるなら、まあそれはそれでいい。でも大抵は、途中で「あれ、何が正解だっけ?」と分からなくなるものだ。そこまでいって初めて「考えた」って名乗れるんじゃないか

から、「俺はこう思う!」と勢いで断じるだけじゃ、まだ何も考えてないと言える。「意味分からん…」と途中で思考が霧に包まれたら、それがむしろ正しい。大事なのは、そのもやもやに少しでも正直であることじゃないのか。

2025-09-09

老眼なら素直に遠近メガネにしとけって話だ

お前らは老眼ごまかそうとして無駄抵抗を続けている。小さい文字を読むたびに眉間にシワを寄せ、手を伸ばしたり腕を縮めたりして焦点距離の微調整を繰り返す。スマホを顔から遠ざけ、再び近づけ――その情けない動きを鏡に映してみろ。まるで迷子のおじいちゃんじゃないか

なのに素直に遠近両用メガネにしない。中途半端単焦点を二本持ち歩いて、「近く用」と「遠く用」を掛け替える面倒くささに甘んじるやつが多すぎる。掛け替える度に視界がチラつき、耳元でプラプラゆれる。それでもなお抵抗する理由がわからない。

遠近メガネは一回掛けたら一本で済む利便性提供するんだ。遠くの景色も近くの文字レンズの中で自然に切り替わる。手元の本やスマホを読むときだけ無意識に少し顎を引けばいい。掛け替えるストレスカバンの重さも半減する。

「でも見え方が歪む」という言い訳も聞いた。確かに最初違和感があるだろう。段差のあるレンズに慣れるには時間がいる。でもそれは一時的不快感に過ぎない。慣れれば歪みなんて気にならなくなる。むしろ、煩わしい掛け替えよりもストレスフリーだ。

もう一つの理由プライドだ。老眼を認めたくない気持ちはわかる。しか老眼は加齢現象。お前らだけじゃない。認めた瞬間から視界が解放される。生活ストレスが一つ消える。

近視用メガネコンタクトでは遠近をカバーできない。老眼鏡を別途持つという発想自体時代錯誤だ。いまや遠近両用はスタンダードオプション薄型軽量、UVカットブルーライトカットまでつけられる。レンズ技術進化しているんだ。

遠近メガネ一本で、読書PC作業運転、買い物、会議――あらゆるシーンで掛け替えの手間ゼロ。煩わしさを放棄して、快適な視界を手に入れない理由は何だ。

老眼に素直になれ。鏡を見て腕を縮めながらスマホを見る自分を笑う前に、まず遠近メガネを掛けろ。視界がクリアになったその日から、お前らの世界は変わる。

老眼ごまかしはもう終わりだ。遠近メガネにしとけ。

anond:20250909091430

タイトルしか見てないけどオタクなる人達80%くらい倫理観迷子男性女性も。

あえて女オタクとか書くこいつも多分相当。読む価値ある内容だった?

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