はてなキーワード: 志摩スペイン村とは
名古屋を出て都内のベンチャーを転々としながら5年ぐらいふらふらしてたけど結婚を機に地元に戻ることにした。
結果として通勤時間が1時間半から30分になって家賃が2万下がって年収が200万増えた。
都内に比べて土地の値段も半額ぐらいなので、そう遠くないうちに家を買って子供を持とうと思う。
東京に出てみたこと自体は間違いじゃなかったと思うものの、都内に居続けることにこだわる必要もなかったな~とつくづく実感したため、そう感じるに至った経緯を具体的に書いてみる。
まず感じてることとして、東京は仕事は多いがそれ以上に人間が増えすぎて人間の値段がかなり安くなっていると思う。
自分は大まかにはITエンジニアに分類されるキャリアを進んできたものの、世間で言われるほどエンジニアの待遇がいいと感じていない。
(もちろん小規模なベンチャーで働いていたことも理由の大半ではあるんだけど)
独学である程度VagrantだのDockerだのGithubだのAWSだのを覚えながら頑張って仕事をしてはきたものの、東京基準では「そのぐらい今どき新卒でもできる」「誰でもできて当たり前」ぐらいの温度感で、手取りは上がらないのに要求スキルだけが加速度的にガンガン上がっていく。
ところが名古屋で転職してみたところ、それなりの大きなジャパニーズトラディショナルカンパニーで簡単に採用が決まり、「なんでもできるスーパーハイスキル人材」みたいな扱いになってしまった。
おそらく名古屋はそこそこ全国規模のメーカーや商社が多い割に、いわゆるIT人材が根こそぎ東京に流出してしまったことで、ポストはいくらでもあるのに人材が居ないといった空洞化が発生しているのではないかと思う。
もっとも自分が東京に出ていった理由が、ITと呼ばれる仕事が根こそぎ人材派遣だらけになってしまったことや、メーカーの採用が市外の僻地の車通勤しか選択肢がないド田舎ばかりだったため、そりゃ流出するだろうという感想だが。
だがようやく地元企業も自分たちが置かれた状況を理解してきたのか、本社機能をド田舎の工場併設のボロい自社ビルから駅前の高層ビルのフロアに移したり、プロパー人材の確保に必死になってる感が窺える。
もちろん自分が東京で経験を積んだことで転職できる応募のレンジが広がったことも少なからず理由にはあるが。
生まれも育ちも名古屋市の自分にとって名古屋はとにかく「狭くてダサい」という印象しかなかった。
最初は広大なマップと思えたオープンワールドゲームがクリアする頃には狭く感じてしまうように、大学生を過ごすあたりで「もう名古屋は知っている場所しかない」という絶望感を抱き始める。
また、昭和から平成初期に建てられた施設や建物が異様に長く生き延びており、子どもの頃から一度も張り替えられない地下鉄のタイルを見ながら、この街の風景は生まれてから死ぬまで変わらないのではないかという恐怖に駆られたこともあった。
だが東京から戻ってきた結果、この狭さとダサさが結局は暮らしやすさと表裏一体だと気づくことになる。
例えば都内でどこかに出かけようとすると、数日前から予定を立ててあれこれ予約をし、一瞬で埋まるチケットを何とか確保し、満員電車や人混みを掻き分けながら目的地にたどり着くような毎日だった。
ところが名古屋では地下鉄一本で大体市内のどこにでも30分あればたどり着けるし、予約さえしておけばだいたい予定通りに過ごせるどころか、大抵の行列も現実的な待ち時間しか発生しないので最悪予約とかしなくてもどうにかなる。
また、東京や大阪や福岡といった日本の都市群は、近年海外からの観光客による観光公害にも悩まされているそうだが、名古屋は幸いなことにしてそういった被害に全くの無縁である。
以前ためしに海外の日本旅行者向けのコミュニティサイトで「nagoya」で検索してみたところ、「Is Nagoya worth visiting?(名古屋には訪れる価値がありますか?)」というタイトルのスレッドがヒットして苦笑いしてしまった。
いや、都市とはあくまでそこで生活する人々が満足して暮らせることが存在価値であり、決して外貨獲得のために現地民族を展示するテーマパークではない。そういう意味で名古屋はむしろ都市としてはこれ以上なく優れている。
また、名古屋に戻ってきてから嫁と一緒に三重の伊勢志摩や岐阜の中津川に旅行に行ってみたが、子供の頃漠然と「ダサい」と感じていた観光地の数々が、程々の行きやすさと気軽さでかなり満足感があった。
ダサさの局地とすら思っていた志摩スペイン村の「♪デデデデデン!エスパーニャー」のCMも、実際に自分の足で行ってみると結構いい場所だったように思う。
東京にはディズニーランドもピューロランドもあるが、人が多すぎる。でも名古屋にはスペイン村がある。いや、伊勢志摩は名古屋ではないのだが、三重と岐阜があることが名古屋のいいところなのだ。
東京から名古屋に戻って感じていることの一つに、「道行く全ての人々が自分と同じぐらいの生活レベルに見える」「街中にあるあらゆる店が自分が入ろうと思えば入れる店しかない」という感覚がある。
逆にいうと東京は「一体どんな人生を生きたらこんな生活ができるかわからない」「一生縁がなさそうな高級な店ばかりで疎外感ばかりがある」という感覚が漠然とあった。
たしかに手の届かないぐらい高い店や高い品があることが向上心や刺激を与えることもあるのだろうが、過度な競争を煽られて疲弊している部分も大きいと思う。
東京に住んでる間はそれらが都市の当たり前だと思っていたが、今はむしろ「東京だけが日本の中で過剰に資本主義を内面化した特殊な都市でしかなかった」と思う部分がある。
名古屋は良くも悪くも平成初期の一億総中流社会の余韻を色濃く残していて、保守的な中流層がちょうどよく生きやすい地方都市を維持しているのではないかと思う。
土地も家賃も物価もそこそこのレベルでありながら、都内と変わらないぐらいの条件の仕事があちこちにあるため、中流がちょうど生きやすい都市設計になっているのではないだろうか。
(国の統計データで可処分所得は名古屋の方が東京に比べて高いみたいなデータも見たことある気がする)
前回の選挙でも、愛知県内では河村たかしや国民民主の候補が多く勝っていた印象があるが、あれらの「現役の中流層を大事にする」という政党の方針と名古屋の中流層の厚さが合致した結果だと思うと納得が行く結果だった。
もちろん都内にだって中流の生活をしている人たちはたくさんいるだろうが、彼らは結局のところ立川や武蔵浦和や船橋といった東京の衛星都市にしか住めておらず、一時間以上の長い通勤時間をかけて都内の一員になったと思い込んでいるだけではなかろうか。
越谷のレイクタウンで週末を過ごして1時間半かけて通勤している人たちは、千種のイオンモールで買い物をして名駅のオフィスで仕事をしたほうが幸せになれるのではないだろうか。
もちろん名古屋が全てにおいていいと思っているわけではない。
例えば飲食店のレパートリーや、ちょっと尖った趣味の店や、チェーン店に押し流されず地元の顧客を掴んだ老舗の個人経営店とかは、やっぱり東京にしかない独特の良さだったと思う。
ただ、そういった場所の知識と思い出は残っているので、たまに東京に出張に行ったときとかに立ち寄ってみるぐらいでちょうどいい。
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志摩スペイン村の入園料5700円に「安すぎません?」広報直撃! 大盛況報道で生まれた復活イメージに“中の人”が困惑する理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け https://shueisha.online/articles/-/250821
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上記記事に以下のコメントを付けたら、意外と評判良かったので、色々補足しつつスペイン村について語ってみる。
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ここ10年毎年1,2回スペイン村行ってる身からすると、vtuber好きっぽい雰囲気の客が昔の1割、多くても2割体感増えた印象。USJとレゴランドの間くらいのクオリティ。スペイン村は伊勢志摩旅行とセットで良さが出る場所
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## vTuberの影響で増えてるのか?
上記コメントでもあるように、体感では以前よりも1〜2割増えた印象。
id:marilyn-yasuさんがコメントで補足してくれてる。
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id:mak_inさんが書いてることの裏付けとして過去に資料で年間入園数の推移を読んだところ1割強ほどの増加量。コラボ期間が主なので平時から1割とは言わんが無視できないくらいの人数が来てるのは間違いない感じ。
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実体感をもっと詳細に記載すると、コラボ期間に入る前から、ンゴちゃんの言及からのスペイン村ブームになった時点で既に1割くらい増えてた印象で、イベント期間に行った際は2割くらい増えてた印象。
以前から見かけた組み合わせとしては、乳児から小学生くらいまでの小さな子どもを連れた親子連れ、カップル、2-3人での女子旅、たまに大学生仲間っぽい男女、これがほとんどだった。
これがンゴちゃん言及以後、元々いた人たちの数はあまり変わっていないものの、以前はあまり見なかった組み合わせの人たちを見かけるようになった。
総じて、なんとなくオタクっぽい雰囲気に、何らかのvTuberグッズを身に着けてるのでなんとなく分かる。
中高生1人を連れた親子、2-3人男旅、ソロで来てる人(男女ともにいる。ただソロ率は女性の方が高いような……)。
大学生仲間っぽい男女も増えてて、前は比較的陽のオーラ強めの集まりが多かったが、陰のオーラ強めの人が増えてる。
これら以前見なかった属性が増えたことでだいたい1-2割増という感じ。
## なんでそんなこと詳細に体感で分かるんだ?
僕自身が遊園地苦手過ぎて、ワイフや子ども達がアトラクションに並んでいる間、乗り物に乗れない子と待ってるから。
うちは子ども4人で、一番小さい子は常に誰かベビーカーに乗ってて、誰かが乗り物に乗れない。
そうなると、待っている間、特に何もすることなく、ずっとぼーっと園内を眺めてることになる。
ただぼーっと眺めてるだけなので、自然と人間観察とかしてしまう……
## 何故そんなにスペイン村に行っているのか?
子どもが産まれてからは、ワイフの実家によった際には必ずスペイン村に行くことになっている。
これは志摩スペイン村が志摩市民向けに格安のチケットを提供してることが関係してる。
https://www.parque-net.com/ticket/isepassport/index.html
昔はチケットの購入条件が緩く、価格ももっと安かったのでこれを悪用し、スペイン村の近くのコンビニの前で、駐車場の案内みたいな雰囲気でパラレルの下、椅子に座ってるオババがダフ屋みたいなことをやっていた。
10年近く前に対策されて、受付で志摩市民だと証明しないと入場できないようになった。
今このチケットは志摩市民が年間パスポート買ってからでないと別途チケットを購入できなくなったので、子沢山だと知る義父母のご近所さんが、帰省シーズンになるとくれるようになった。
入場の際には、義父母と一緒に受付し、僕らだけ入場するようにしてる。
チケットくれるご近所さんには、こちらのお土産を持っていってる。
## スペイン村の噂: 東京ディズニーランド超えの待ち時間、園内ガラガラ、どっちが正しいのか?
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ガラガラだった志摩スペイン村が客急増でディズニーRより待ち時間長く…なぜ
https://biz-journal.jp/company/post_380711.html
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スペイン村は、単純に敷地がデカく、その割に客が少ないので、一見ガラガラなのは今も昔も変わってない。
先に書いたように増えたのは1-2割なのに、何故激混みの印象を与えるような待ち時間が長い、という話があるのか。
それは、ンゴちゃん言及以前から、スプラッシュモンセラーと氷の城は並んでいたから。
特にスプラッシュモンセラーは回転率がかなり悪い割に、人気のあるアトラクションだ。元々シーズン中は60分待ちとかは普通だった。
これは、スプラッシュモンセラーが必ず1組1台で乗せ、1台辺り2分程かかるので30組いれば1時間はかかるから。
https://www.parque-net.com/attraction/splash_montserrat.html
スペイン村、場所の広さの割に客が少ないだけで、客自体はちゃんといるので、普段からそれくらいかかる。
他は一度に何人も遊ぶので、混むことはほぼない。
ただ今回のイベントで増えた比較的若い層が、とりあえずスプラッシュモンセラーに流れたこともあり、いつもより待ち時間が長くなったように感じる。
先の言及で、ソロで来てる人が増えた、と書いたのは、スプラッシュモンセラーを待ってる間、以前はいなかった一人で乗る人を結構見かけたから。
遊園地を一人で!?と一瞬思ったが、混んでないからか、広いからか、親子が多いからか、何か分からないけど、遊園地はみんなで!みたいな集団圧力みたいなのがココには全く無いので自分の好きなまま楽しめるのは、なんかめっちゃ良いな、と思った。
ちなみにスペイン村で一番有名なアトラクション、ジェットコースターのピレネーは一度も複数人で乗れることもあり、ほぼ待ち無しで乗れる。
そもそもスペイン村に来るような層は、ピレネーはハードルが高過ぎて、スプラッシュモンセラーくらいがちょうど良く、ニーズが少ないのかもしれない。
普通に美味しい。
名古屋スペイン協会の人らと仲良かったこともあり、結構色んなスペイン料理屋には行き色々教えてもらい分かってる方だと思うが、スペイン村の料理はちゃんと作ってあり、遊園地の中であるにも関わらず、外で普通のスペイン料理店で食べるクオリティで出してくれる。
僕が遊園地苦手な理由の一つに、何も彼にも全てが高い割に、だいたいファーストフードにも満たないひどい味だ、というのがある。金払うのは良いけど、払うならちゃんとしたものが食べたい……
外だと普通のものが遊園地の中で食べられるだけで、異常に美味しく感じてしまうかもしれない。
同じ理由で、大人気、ンゴちゃんイチオシの世界一美味しいチュロスは、遊園地の中では世界一美味しいかもしれないと思わせてくれる。
ちなみにレビューとか見ると、スペイン村の中のレストランの中で、いくつか酷評されてる場所があるが、コレは価格が遊園地にしては安く、味が遊園地っぽい場所である。
お財布と好みで選んでもらうと良い。
キャラクターショーが、ドン・キホーテ、チャッキーなどのキャラがパティオの飾りを競うコンテストを行う、という内容だったのだが、バイキンマン的な立ち位置のアレハンドロが優勝して、盛り上がる内容だったこと。
娘のアンパンマン見てていつもバイキンマン可哀想だと思ってたので、何故か無駄に感動してしまった。
https://www.parque-net.com/kids/zukan/arejandoro.html
あと、フリーレンとフェルンのコスプレしてる人がおり、勇者ヒンメルになりたい息子のために一緒に写真を撮ってもらった。
息子は恥ずかしながらも目茶苦茶喜んで、あれから勇者ヒンメルごっこを良くやるようになった。
僕は遊園地が苦手でも家族の希望で連れて行かれる。コロナ明けてから両方に行った。
USJは単純に派手だし楽しめる場所だよ!!という空気感が凄かった。
ただ人気の場所だということもあり、人がとにかく多いのと、それに伴う攻略法を予習してこなしていかないとマトモに遊べないのは正直しんどかった。
一方で、沿道をまわるショーは、スペイン村も遜色ない気はした。
なんやかんや言って、長い歴史と本場スペインダンサー達のパフォーマンスが、資金力の差を埋めてる気がする。
レゴランドは、よく「子ども騙しだ」と言われることがあったが、良くも悪くも大人よりも子どもに刺さるコンテンツが多い気がした。
レゴのアニメや、マイクラ、ロブロックスのおかげで、レゴの世界観は、思った以上に子どもらに刺さったみたいで、大人の満足感の少なさの割に、子どもの満足感がかなり大きかった。
一方、スペイン村はキャラクターショーなどはちゃんとあるものの、キャラクター自身のコンテンツ力が弱いせいか、子どもらの刺さり具合は弱かった。ショーの良さや遊園地全体で挽回、という感じ。
というわけで、レゴランド以上、USJ未満、という感じで、USJでは強すぎ、レゴランドでは弱すぎ、という人にはスペイン村がちょうど良いのかもしれない。
## 実際に自分がやってるまわり方
シーズン中、もうスペイン村には行き慣れてる or 僕のように遊園地のアトラクションが得意でない人は、ムーンライトパスが良いのかもしれない。
16時以降入場だが、物販や代表的なアトラクションはだいたい17時までやってるので、ササッと目的のものだけ消化し、ナイトショーを楽しむ。
ナイトショーは、ショー自体のクオリティも高いが、花火の量も凄いので、価格の割にかなり楽しめる。
ただし、スペイン村は伊勢志摩旅行とセットで楽しむと良さが引き立つ場所であり、伊勢志摩旅行の魅力の大きな点に宿の食事が挙げられるので、スペイン村のホテルでない限り、どちらかを選ばざるを得ないことが難しいところ。
元気があったら、こんな感じで続編として経験談からの伊勢志摩旅行のポイントもまとめるかも……
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追記:
↓
はてな記法で書き換えたんだが、どうも上手くいかず……スマホからだとあかんのか……?微妙に間違えてる??
読みにくいのは承知してますが、仕方なく、Markdownのままにしてます。
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スペイン村だったら、フラメンコショーのことも触れてー!!あれは生で見たら素直に感動する。
↓
評判が目茶苦茶良いことは、噂には聞いてるのですが、常に乳児を連れてる状態だと子どもらが我慢できないので入れなくて、スペイン村20回以上行ってるのに、結局一度も観れてないです。
なので、言及できてないだけです。
逆に言えば、スペイン村の客の大多数を占める親子連れが、うちと同じく、このフラメンコショーには行けてないので、特に事情がなければさっと入れるのでオススメです。
名古屋スペイン協会繋がりで何度かプロのフラメンコショーは見に行ったことあるので、その際にはそこと対比しながらコメントできれば。
https://anond.hatelabo.jp/20240130152041
三重県民だが、教科書では三重県は近畿地方だそうな。関西は府県の明確な定義がないのでまちまち。
その他の日常的な区分としては、テレビ局は名古屋局のものが映る。そこでは「東海3県=愛知岐阜三重」と呼ばれている。
但し、伊賀のあたりから西側は関西のテレビ、すなわち大阪局が映るので、あの辺りは文化的には「関西」らしい。スーパーも西側のものが売っていると聞いた。カップうどんの味は西側のやつだったり。もしかしたら関東では売ってないカールも売ってるかもしれない。
あと広い区分として、テレビの名古屋局では「中部北陸」のニュースを扱う。静岡さん、ここに入ってますよ。むしろ静岡、あなたのことがわからないわ。
地図を見ていただくとおわかりいただけると思うが、三重は南北に長い。なので三重県が何地方かなんて三重県民にもわかりはしないし、実際そんなことはどうだっていいのだ。
そもそも君たち、自分が住んでる場所が何地方かがそんなに重要なのかね?
三重に住むと思う、そんなことはどうだっていいと。今ここに、住んでいる。それで十分だと。
今!
ここに!
住んでいる!
そもそも三重県自体がおぼろげな存在なのだ。縦に長過ぎて文化が統一されていない。真ん中にも山脈が通っており、西と東にも分かれていたりもする。
そんな中で県民一体感が生まれるものだろうか?いや、生まれない。
しかしだからといって地域同士で反発しあったりもしない。三重県民は知っている。みんなそれぞれの場所でそれぞれの人生を生きているのだと。地域が違えば文化も違う。当たり前のことだ。明日あさってささってしあさって。
北の方は大雑把に言えば名古屋だ。名古屋は広大だ。四日市あたりまでは名古屋と言っていい。(注:言い過ぎ)
中部はメガソーラーが沢山ある。喜べ、我々には土地がいっぱいあるぞ。
南部は秘境だ。実は南部のことはよく知らない。しかし南部がなければ三重は無い。
三重県のことは三重県民にだってわかりはしない。しかしそれがいい。みんな三重に来るが良い。というか来てください。志摩スペイン村があるよ。
あんまり男だから興味ないけど。ディズニーランドやUSJも、都会でないとペイしないんだろうね。。(ハウステンボスや志摩スペイン村なんかは、人が少ないらしいし)
もう一つは、物流じゃない?
今の季節だとバレンタインデーなりで聞いたこともないようなブランドのチョコレートとか食べようと思うと、女性が喜びそうな物が多い。ファッションや化粧品の種類や販売員とか生活必需品とは言えないものを置いておける余剰資本があるってことなのかなー。
他にも例えば映画でハリウッドやディズニー、邦画はシネコンなら、どこでも見れるけど。単館系の映画、最近、話題のRRRの鑑賞機会が多いとか、かな。プロスポーツ、サッカーのJリーグやらプロ野球やらの球団が、関東圏、関西圏に集中しているとか。広告やマスコミ関係の会社、交通の便が良くて企業の本社が多数合ってコミュニケーションが取りやすいとか、取材で取り上げてもらいやすいところは、大都市のメリットなんでしょうね。
当方別にテーマパークオタクではないのでわからないが、探せばもっと行くのが難しい場所もありそうなのはさておき。
ネット界隈ではンゴちゃんの紹介からにわかに注目され、めでたくコラボに繋がり話題になった志摩スペイン村。
そうは言っても、ここは遠いよなあって感じる。
だって東京から行った場合、所要時間的には名古屋駅が中間地点とか終わってるだろ。
多分これ車使っても時間は大して違わないんだろうし。
一応ここらへんは、お伊勢参りの昔から定番観光スポットだったことは間違いない。
「園内の客より従業員の数のほうが多い」
と揶揄される過疎テーマパークなわけで、これにはアクセスにかかる時間が一因となっているのは否めないだろう。
なお中部国際空港からヘリで行けば伊勢湾をひとっ飛びして20分で着いちゃうのだが、気軽にチャーターを頼めるお値段ではない。
(万が一使うとしても往路か復路のどっちかになるだろう)
むかしむかし、とある志摩スペイン村におじいさんとおばあさん、そしてSPY×FAMILYが住んでいました。
ある日、おじいさんが畑に行くと、そこにはおおきなおおきなオミクロン株ができていました。
おじいさんは喜んで株をてまえどりしようとしましたが、株はうんともすんともいいません。
「これは令和の怪物じゃ」
おじいさんは家に戻ると、一家のBIGBOSSとして宗教2世たちに言いました。
「お前たち、株を抜くのを手伝いなさい」
しかし2世たちは丁寧な説明を求めるばかりで、古谷一行にヌン活しようとはしてくれません。
「それってさぁ! 株がぬけない…ってコト⁉」
「今日けつなあな確定な」
好き放題勝手なことをオーディオブックするばかりのこどもたちを前にして、とうとうおじいさんの堪忍袋の緒はメタバース。
「お前たち、いい加減にヤクルト1000か! こども家庭庁は黙ってOBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)のいうことをきくものじゃ。それが我が家の大谷ルールだと言っておるじゃろう。知らんけど」
ガチ中華ギレするおじいさんの剣幕に圧倒された鎌倉殿の13人は、我先にNURO光の速さでM八七から地球グミに飛んで行きました。
「よし、それじゃ誰が抜く?」
畑に着いたおじいさんと13人はみっちり顔パンツを突き合わせてみんなで順番を相談します。青春って、すごく密なので。
「わしはもう疲れたのう……」
「それじゃあ、私が」
「まてまて、拙者が」
「いやいや、オレが」
「待たれよ、某が」
「ぼくが行くッピ!」
「じゃ、じゃ、じゃあ、やっぱりわしが」
「「「「「「どうぞどうぞ」」」」」」
こうして、結局おじいさんが再挑戦することになりましたが、もちろん株はピクリとも動きません。
仕方がないのでFAMILYたちは、おじいさんのスマホショルダーをがっしりと掴み、みんなで力を合わせて株をリスキリングすることにしました。
司会の善良な円楽(長男)と、共産党と深い繋がりのある座布団運びの悪い円安(三男)が、お腹の底から大きな大きなインボイス制度を張り上げて、みんなを一所懸命に鼓舞します。
「ヤー!パワー! ヤー!パワー!」
すると、なんということでしょう。
土の中から、大きな大きなキーウが2つ、ぽぽんと飛び出したではありませんか。
逃げたら1つ、進めば2つ、手に入る。
おじいさんたちは、見事なルッキズムのキーウが収穫できたことを喜び、国葬儀を開いて村神様に感謝のきつねダンスを踊ることに決めました。
「大量だ、大量だ!」
喜ぶFAMILYたちの姿に、おじいさんもインティマシー・コーディネーターとして鼻高々です。
国葬儀を終えたFAMILYは、早速お家に帰って#ちむどんどん反省会がてら、収穫したキーウを食べてみることにしました。
ひとつ目のキーウはとてもとても美味しいヤミーでFAMILYたちは感謝感謝(ハッピースマイル)。
続けて2つ目のキーウを割ってみると、なんと中には、とてもとても元気で玉のような男の電通が入っていました。
「キーウ太郎」と名付けられた電通は、おじいさんとおばあさん、そしてFAMILYたちに愛されスクスクと大きく成長していきました。
やがて青年になったキーウ太郎は、志摩スペイン村の人々を苦しめているネットワークビジネスを成敗するため、AOKIが立ち並ぶKADOKAWAを舟で下って、鬼ヶ島へと国賊退治に行くと宣言します。
おじいさんとおばあさんは餞別としてなけなしの蓄えを渡そうと思いましたが、預金してあるみずほ銀行はシステム障害のため仲本工事中でお金を下ろすことができません。
仕方が無くふたりは、家宝だった大層なご利益がある(と言われて買った)高価な高価な壺案件をキーウ太郎に授け、その旅立ちを見送ります。
「ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。あばよ。」
おじいさんとおばあさんは、渋い声で別れを告げて去っていくキーウ太郎の後ろ姿を、いつまでもいつまでも名残惜しげに眺めていましたとさ。
おしまい。
本文中でキーウの中に電通が入っていたとお伝えしましたが、これは事実ではありませんでした。
お詫びして訂正いたします。
///
安倍晋三氏、上島竜兵氏、小林清志氏、三遊亭円楽氏、仲本工事氏、古谷一行氏、ウクライナおよびロシアで戦火に見舞われ亡くなられた方々ならびに2022年不幸に遭われたすべての方々とご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。
2021年 https://anond.hatelabo.jp/20211104225143
1人旅で志摩スペイン村に行ったので、せっかくなので報告する。
3連休初日ということもあって思ったより人がいた。近鉄の鵜方駅からバスで向かうのだが、バス1台に乗り切れず臨時バスがでていた。列に並んでいた他の人も「え、こんなに人いるの?」みたいに心なしかざわついているように思えた。
とは言っても広大な敷地に入ってしまえば、噂で聞いたように人が少なく快適な遊園地を満喫できた。
偏見だが、自分のように1人旅するようなやつはだいたい並んだり拘束されるのが好きではない、自由気まま臨機応変に行動したいやつが多いのではないかと思うので、待ち時間が少ないスペイン村はおすすめだと思った。
YouTubeなどで話題になったものはおおよそ体感したので感想を述べる。順序は訪れた順。
・グランモンセラー。一番バランスの良いジェットコースターだと思った。その分人気があるのか時間帯によっては待ち時間25分表示とかになっていて諦めた。3回乗った。
・キャラクターミュージカル。大変良かった。歌がうまい、バックダンサーの動きがよい。パティオ祭りとはなんぞや、ということくらいググって把握しておいた方が楽しめる。
・氷の城。時間調整で入ったが、まぁ話のネタにはなるかな。出たあとメガネが曇って大変だった。
・フラメンコショー。正直良くわからんかった。こういうところが見どころなんですよとか、予備知識があったら楽しめたかもしれない。前の席のキッズが退屈で暴れだして気が気じゃなかった。
・ピレネー。一番ウリのジェットコースターだと思うが、怖すぎるのか客がおらず空いていた。さすがにメガネ外して乗ったので景色も何も楽しめず、個人的には1回乗ればいいやとなった。
・スチームコースターアイアンブル。最近できたジェットコースターだからか開園直後は結構並んでいたが、昼過ぎは空いていた。コースの序盤は楽しいのだが後半尻すぼみでモヤモヤする。2回乗った。
・ドンキホーテ冒険の旅。子供向けだしまぁ特に感想のない出来。これがある奥の方のエリアはかなり人が少ないので、人の少なさを満喫したい時はおすすめ。
・カンブロン劇場、ドンキホーテ夢見る騎士。アニメ上映はこれと空とぶドンキホーテの2作品があったが時間の都合でこっちだけ。昭和な品質だがキャラクターの把握にはいいかなと言う感じ。
・チュロス。ピッツェリアでシナモンチュロスを食べた。そこそこ人がいたせいか揚げ済みのものを提供されたが、まぁまぁ出来たてで満足できる味&量だった。
遠いのは本当。開園時間前後に到着しようと思ったら名古屋駅7:10発の電車に乗らないといけない。
近鉄のまわりゃんせを利用していったので入場料は実質タダみたいなもので大変良かった。
こないだのロイズタウンの件でも地元民の通勤には便利かもしれないが
東京からの観光客は本数が少なくて呼び込みに使うの不可能って言われてたからなあ
地元民からしたらめっちゃ電車あるじゃん!ってなる電車が東京から来た人的には存在しないも同然ってのはよくあることで。
最初三重入りするときの電車は逆に今より少なくても問題ないんだろうけど三重県内を回遊と言うか周遊する時の電車も毎時1本とかだと東京の人には使えなさそう。
で、まわりゃんせを使う場合はレンタカーも借りることができるから、志摩スペイン村の問題点の1つである周辺道路未整備が重くのしかかると。
20代大学生電車系youtuberの志摩スペイン村関連動画と見比べてみたけど別にカメラワークだけで年齢の高さを周央サンゴに感じることはなかったな……
具体的にどういう点がおばさんっぽくてダメなのか真面目に気になる
もしかして大学生世代あたりでももうおっさんの範囲だみたいな話かもしれないけど
まあ確かに中学生では実際無いんだろうなって感じることはどこかにはあるんだろうし。
でもそんなん普段のカメラとか回してない配信でもままあることじゃん……。てかVtuberなんてそういうのが定番ネタみたいなものじゃん。