はてなキーワード: 軍人とは
ギリシャのキクラデス諸島で地震が相次ぎ、住民の避難や学校の閉鎖が行われました。
フィリピン政府は、米の価格高騰を受けて「食糧安全保障緊急事態」を宣言し、国家食糧庁の備蓄米を放出して国内供給の安定化を図りました。
スウェーデンのエレブルーにある成人教育センターで銃乱射事件が発生し、少なくとも10人が死亡、15人が負傷しました。これは同国史上最悪の銃撃事件となりました。
フィリピンの米価格高騰を受け、政府は「食糧安全保障緊急事態」を宣言し、国家食糧庁の備蓄米を放出して国内供給の安定化を図りました。
スウェーデンのエレブルーにある成人教育センターで銃乱射事件が発生し、少なくとも10人が死亡、15人が負傷しました。これは同国史上最悪の銃撃事件となりました。
フィリピン下院は、サラ・ドゥテルテ副大統領に対する弾劾訴追を可決し、案件を上院に送付しました。
ギリシャ議会は3回目の大統領選挙投票を行いましたが、依然として新大統領を選出できませんでした。
パナマは中国に対し、「一帯一路」構想から90日後に離脱することを正式に通知しました。
バルト三国は電力網をヨーロッパ大陸の電力網と完全に同期させ、ロシアの電力網から切り離しました。
エクアドルで大統領選挙が行われましたが、過半数を獲得した候補者がいなかったため、4月に決選投票が予定されています。
グアテマラシティ近郊でバスが橋から転落し、少なくとも56人が死亡、多数が重傷を負いました。
ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領が辞任し、革命後の時代で初めて大統領が辞任する事態となりました。
ギリシャ議会の第4回投票で、コンスタンディノス・タスラス氏が新大統領に選出されました。
台湾の新光三越百貨台中中港店で大規模なガス爆発事故が発生し、少なくとも4人が死亡、6人が重体となりました。
台湾民衆党の主席補選で黄国昌氏が当選し、新たな党主席となりました。
デルタ・コネクション航空4819便がトロント・ピアソン国際空港への着陸時に墜落し、少なくとも15人が負傷しました。
クロアチアが欧州経済領域(EEA)への加盟手続きを完了しました。
香港の老舗民主派政党である民主党が解散を検討しており、今後、党員大会で解散の是非が決定される予定です。
2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選が正式に開始されました。
2024年のドイツ政府危機を受け、ドイツ連邦議会選挙が前倒しで実施されました。
スーダンの首都ハルツーム西部のオムドゥルマンで、軍用機が墜落し、46人の軍人と民間人が死亡、10人が負傷しました。
ガンダムって設定ガバガバだし、少なくともファーストの時点ではガバガバなんだし、言葉遊びみたいなのも多いし、
まあ、設定とかストーリーに隙があるからこそ、勝手に物語作ったり、二次創作、三次創作しやすいんだよね
逆に、士郎正宗漫画みたいに、ストーリーとか設定に隙がないと、容易に二次創作するのは難しい
本人が書いてないアップルシードとか、攻殻機動隊とか、あんまないでしょ…、
って言っても、アニメはある意味二次創作か…、神山氏と大喧嘩したらしいけど…
ただ、ガンダムは設定も緩かったし、やっぱり戦記って便利なんだな、架空線機とか…
例えば、第二次世界大戦の、どっかで、知られてない人たちが、こんな戦闘をしていた、って話を書こうと思えば、
第二次大戦の設定はそのまま持ってこれる、兵器とか、衣装とか、国家とか、みんな調べて持ってくればいい
どっかの、みんなは知らないレベルの兵隊とかの話なんだから、時代考証との合間でウソがつける
士郎正宗漫画の例を続けるなら、まず、アップルシードの年表があって、1999年に世界中に隕石が落ちてるはずだし、
隕石とかから世界的な紛争とかに発展していって、核を使わない戦争、非核大戦が起こったりして、
世界中の人類が混乱している間に、裏で世界中の平和主義者?みたいな人たちがコミュニケーションして、集って、
勝手に大西洋にオリュンポス作って、ライフサイエンス解禁にして、バイオロイド作ったり、多脚砲台を作って、
オリュンポスから、ある意味、世界を統治、再構築しようとしているわけだけど、
設定細かいし、かと言って、作者自身あんまり作品内のキャラクターとかに説明口調で説明するのを避けてる、
シンゴジラの台詞の中身とか速さと同じで、視聴者に不親切な方がリアリティがあるわけだよね
だって、軍人とか、特殊部隊とか、救急の人とかが、普段ツーカーで通じ合ってる言葉を使って喋るべきであって、
そこでいちいち視聴者のために説明口調してしまうと、逆に観てる側が冷めてしまう…
しかし、語られてない部分もデカいし、そこを勝手に埋めていいのかも分からない
考えてみれば、ガンダムってラヴクラフトの、いわゆるクトゥルフ神話、とも被るよね、二次創作を許してる
で、二次創作を重ねるうちに、どんどん年表とか設定が増えて、隙間が詰められていってしまうんで、
これって矛盾してね?みたいなのが増えてく…
厨二病の時期とか、幼少期とかに、誰もが勝手に考えたオレオレモビルスーツとかオレオレ怪獣描くと思うんだよね
子供の頃の自分は毎日のように、オレオレ怪獣とか、オレオレウルトラマンとか、そんなのばかり描いてた
でも、オリジナルのランドメイトを描こう、ってなると、あんまり描けない
ギュゲスもダミュソスだか超電導バリオン?だかで空飛ぶ前のもかなり好きだし、飛べないポリスランドメイト大好きだな
あの、片目がアイパッチのやつとか、警官同士で愚痴言い合ってるとムンマのテロリストに撃たれるんだっけ…
何が言いたかったのかというと、そんなガバガバな設定なのに、ネットで、おまえ、そんなことも知らんのか、とか、
その解釈はおかしい、とか言い合ってるのが、なんかマヌケに見えるので、フィクションでムキになるなよ、ってこと
北方の若き独立国、森と湖の国フィンランドはロシア帝国からの独立以来ささやかな繁栄を謳歌していた。
1920年から1939年の間に小麦の生産量はほぼ10倍に増え、工業の年間平均成長率は8%にも達した。
これらはすべて、識字率も高く民主主義に対して意欲的なフィンランド市民の力によるものである。
彼らは古くから身分制議会に参加しており活発で自由な社会活動を享受してきた。
第一次大戦後に生まれた多くの新興諸国にとって、フィンランドは新生独立国家として模範とすべきモデルケースであった。
――― しかし・・・この小さくも誇り高き国家に、今や巨大な試練が降りかかろうとしていたのである
偉大な成功を収めていたフィンランドですが、一つ、巨大な失敗を犯していました。
それは独立以来20年の間に隣国ソ連との関係を清算できなかったことです。
フィンランドはその地理的条件から好むと好まざるとに関わらず、国境を接するロシアと折り合いをつけて付き合っていかなければなりません。
しかし、フィンランド政府はこの懸案を長年放置し続けてきました。
そしてそれが、今になって我が身に降りかかってきたのです・・・
まともな対ソ関係を構築してこなかったフィンランド政府には拒絶する以外に選択肢はなく
ついに武力衝突へと突き進んでいくのだわ。
1939年11月初旬、ソ連とフィンランドの間で行われていた最後の外交交渉の努力が断たれた。
ソ連が振り上げた拳を収めない限り武力衝突は不可避なものとなってしまう。
だが、時のフィンランド政府は戦争の可能性を真剣に検討しなかった。
あるいは、そのような事態は彼らの想像可能な範疇を超えてしまっていた。
いまやフィンランド国内に、ソ連と衝突した場合の帰結を想像できる現実主義者は少数派であった。
そしてその数少ない現実主義者の一人は軍の頂点に君臨するマンネルヘイム元帥である。
国内の共産主義者との内戦を勝利に導いた民族派の英雄、マンネルヘイムはしかしこの問題については一貫して対ソ融和派でありソ連との妥協を主張し続けていた。
冷徹な軍人の立場から、ソ連と戦争になればフィンランドに勝ち目がないことを知りすぎるほど知っていたからである。
やる夫は赤い皇帝になるようです 第五十二話 フィンランド冬戦争 前編
ジュリアン・ムーア(64)がおよそ20年前に発表した児童書が、トランプ政権により発禁処分となったという。『フレックルフェイス・ストロベリー』が国防総省の運営する学校で禁止となったことに、ジュリアンは驚きを表している。
自身も国防総省下の学校出身で、ベトナム戦争も経験した軍人の父を持つジュリアンはインスタグラムにこう綴っている。「私の処女作『フレックルフェイス・ストロベリー』が、トランプ政権によって国防総省の運営する学校で禁止とされたことに大きなショックを受けています。『フレックルフェイス・ストロベリー』は、自分のそばかすが大嫌いで仕方のない7歳の少女が、人はそれぞれ違うのだということに気づき、受け入れていく姿を描いた半自伝的物語です」「これは誰もが苦しむことはあるけど、人間性とコミュニティによって結束しているということを私の子供や他の子供たちに思い出してもらうために書いた本です」「私は当時国防省が運営していたドイツのフランクフルトにあるフランクフルト・アメリカン・ハイスクールの誇り高き卒業者なので、今回のことになおさら驚いています。私はベトナム戦争を経験し、米軍にずっと従事していた父の元育ちました。父と母国への父の貢献はこれ以上ないほどに誇りに思っています」「軍人の親の元で育って国防省の学校に通う私のような子供たちが、同じような経験をした人物による著作を手にすることが許されないということはとても悔しいことです」
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前日
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インジュから挑発的なメッセージが届いていた。前日の夜、長い時間話す中で女の子の外見の話になり長い髪と短い髪どちらが好みかと聞かれた。彼女は長い髪の毛をしているので、長髪というのが正解なのだとは思いつつも「長い髪も短い髪もどちらも好きだよ」と本当は短い髪の方が好きなのに50%くらい嘘をついた返答を彼女にした。
インジュはその後、実はこれはエクステで本当は髪が短いのと昨日の夜話していたが、今日夕方にLINEで「今日の私はエクステを外してショートカットです。」と報告してきた。もうこの時点で好奇心が刺激され、彼女の別の顔を見にいくことにした。
パッポンに入ると今日もマーケットは賑わっており各所で120%違法なコピー品や、よくわからないタイのお土産が売られている。それらのお店の裏を通り、インジュのバーへと向かった。バーに着くとインジュは店前で昨日よりは積極的にお客さんの呼び込みをするそぶりをしていた。こちらを見つけると普通のタイ人なら笑顔で手を合わせて挨拶をしてくるものだが彼女は髪の毛どう?素敵でしょ?とばかりにこちらにドヤ顔を向けている。そしてその顔が悔しいがとても可愛かった。
ナーラックナー(かわいいね)と軽く流した挨拶をしつつ、店内に入るとママさんを見つけ、約束の通りチータラを2袋届けた。300バーツの投資だが、昨日奢ってもらってる分何もなくてもトントンくらいだし、何よりママさんのご機嫌が取れるのは良いことだ。
極力人の少なそうな席を探し、やはり端っこの席に座るとインジュは自分を指さして「私にはチータラないの?」と言ってきた。よっぽど気に入ったらしい。持っていたチータラをインジュにも一袋あげるとお礼を言って、早速食べ出した。今日彼女は夕食を食べてないらしくお腹が空いてたらしい。それならと今日も少し飲んだら外でご飯食べにいく?と誘うと彼女も乗り気だったのでママさんに話を通してインジュを連れて店を出た。
何を食べたい?と聞くとグリル料理といわれたが近場で店を知らないので良いお店を知ってるか尋ねると彼女も知らないと言っていた。仕方がないから少し遠くにはなるけれど、日本人が経営している焼肉のお店でもいいか聞き、オッケーという回答だったので彼女を連れてタクシーに乗り込んだ。
バンコクのニホンジンマチにあるお店でインジュは初めての日本式焼肉に緊張してどうしたらいいかわからなくなっていた。自分と彼女の分を一個ずつ焼いて順番に渡していると、彼女は「どうしては1人1個ずつしか焼かないの?」と聞かれたが、考えたこともなかった。タイにも焼肉に近い(というかジンギスカン)ムーカタという料理があるが、それは確かに一度に肉を何枚も焼いて食べるスタイルだ。「何でかは知らないけど、これが日本の文化なんだよ。」と言ったら彼女はなんとなく納得してくれた。
緊張はしていたものの写真を彼女はたくさん撮っており、それらの写真の中で1番イケてると判断したものを彼女のインスタに載せていた。楽しんでいるみたいで何よりだなと思って彼女の撮影を見ながら肉を焼いた。
お腹がいっぱいになったのでまたタクシーを呼び、お店まで戻った。「今日も閉店までいてよ。」と彼女に言われたが、流石に連日睡眠不足だと仕事に影響するので午前1時で勘弁してもらい今日もインジュと、時々くるママさんと話した。どうやらママさんの息子さん(軍人)もチータラが気に入ったらしくお土産をとても喜んで今日も一杯奢ってくれた。午前1時になったので帰ろうとするとインジュもついてきて一緒にホテルの部屋に行った。どうやらママさんと2人で話して着いてくることにしたようだ。
インジュは部屋に着くと「あなたが最初にシャワーを浴びて。」と言ってきたので、嫌なことはしなくて良いよ?というと初めてで怖いけど嫌じゃないと言い、ソファで携帯をいじり出した。インジュは結局午前2時半に戻った。2日連続寝不足だ。
・過去作
https://anond.hatelabo.jp/20240109171705
https://anond.hatelabo.jp/20240107070705
雨の涙
https://anond.hatelabo.jp/20240108002442
花の街のニュウ
Zガンダムは昔映画の方を観たんだけど、正直記憶は大分薄れていて、その記憶やネットで話に聞くのとはイメージ違うなーと思う点も色々。
ネットだとカミーユの両親(特に父親)は毒親で括られる声ばかり聞くんだけど、両親が死んだ後のカミーユの慟哭からは、そんな単純なものではないと分かる。
カミーユにとって両親はけして良い親ではなかったけれど、それでもいざ第三者によって殺されると悲しいしやりきれないという、素直な子供の叫びだ。カミーユってネットではエキセントリックな変人扱いされてるけれど、こういう所は割と普通だと思う。
「シャア・アズナブルという人を知っているか」は、そんなカミーユに対して、自分も君と同じ経験をしたという文脈から出た台詞なんだね。この台詞から、シャア(キャスバル)の親子関係も何となく察せられる。8話で月の住まいに戻ったシャアが見ている写真も、妹と二人きりで映っている写真であって両親は映っていない。単に作劇上の分かりやすさを重視したためかもしれないし、両親と一緒の写真は紛失した可能性もあるが。でもカミーユの境遇に重ねて身の上話をした事や、独立運動に身を投じていた事を考えると、おそらく人としてはともかく親としては良い親ではなかったんじゃないかなぁ。親である事を第一に考えていたら、家族に危険が及びかねないような運動はしないと思うんだよねぇ。金はありそうだったし。母親についても、多分そんなに良い思い出はなかったんじゃないかな。逆襲のシャアのラストでのララァに関する台詞って、普通に考えたら実母との関係の希薄さを象徴する台詞だと思うんだけど、マザコンという言葉に矮小化して面白おかしく嘲笑する人の多さにびっくりしたんだよな……。
シャアにとってジオンはおそらくそんなに良い親ではなかったけれど、それでも他人に殺されたら悲しいし、復讐に身を投じる決意もしたんだろう。カミーユとのやり取りからはそういう背景が察せられる。
ファンの間ではシャアとガルマのカップリングが存在すると、最近知って本当にびっくりした。どうしたらそんな発想が出てくるんだろ。水星の魔女で被害者の子供と加害者の子供をくっつけてハッピーエンドかのように演出するラストは実にグロテスクだと思ったけれど、こういうのを支持する人達によって作られているのかなぁと思った。
浮気する父親とそれを放置する母親というカミーユの両親は、前作の主人公アムロの裏返しでもあるのか。両親ともに軍人なのは意外だった。現実社会において男女雇用機会均等法が整備され、女性の企業社会進出が進んだ反映でもあるのかな。
ジェリド・メサと言えば、「なんだ、男か」の台詞でカミーユに関わってしまったがために転落人生を歩んでしまった人というイメージだったけど。
カミーユの母親を(爆弾と思い込んで)殺してしまった後でカミーユを煽る台詞、普通に最悪だな……。カミーユの立場をシャアやスレッタに置き換えてみたら、そりゃ人の親を殺しておいてのうのうと生きてるんじゃねーという気持ちにもなるわ。
ネットでもカミーユに自分を恨ませるように敢えて露悪的に振る舞ったのだという意見も見掛けたけれど、そうだとしてもカミーユの側からしたら印象最悪である事には違いない。
ジェリドの事を思うと、ますますデギンやデリングの罪深さを感じるし、水星の魔女のラストを幸せなものとして歓迎する人々に対する違和感が募る。親の仇に対して関わらないようにしようなら分かるけど、そいつと積極に仲良くしようという気持ちにはならねーよって思う。
ライラってジェリドにとって作中で最初に登場する恋人というくらいの印象しかなかったんだけど、実際に見てみるとジェリドはライラを師匠と呼んでいるし、単純な恋愛関係というよりも師弟的な要素があったもよう。こういう男女の関係は良いね。ライラは当人が言う限りではオールドタイプであるらしく、エマのような家系に関する言及もない。ニュータイプバフも血筋バフもない、叩き上げの女性兵士がそれなりの地位にいて実力を示しているのってなかなか印象的。
ライラは30バンチコロニーでカミーユと遭遇し、ティターンズの過去の悪事を知る訳だけど、ここで離反フラグも立っていたのかな。カミーユからしたら既にエマがティターンズを裏切って助けてくれた経験がある訳で、ライラに対して同じ期待をしても無理もない。フォウやロザミア、サラと続くカミーユと敵との交流という一連の流れの中にライラもいるんだな。
ファ・ユイリィは1話で初登場して、10話で再登場。思っていたよりも再登場が遅い。
ファはカミーユの幼なじみ、日常ヒロインという印象が強かったため、ファーストのフラウみたいに初期からずっと主役艦に乗っているのかと思ってた。意外とそうでもなかった。
カミーユはエゥーゴに対して割とギスギスしていて、9話の最後でやっと笑顔で応対するようになっていたから、そういう初期の大事な時期に一緒にいなかった事で、ファがカミーユの救済役になれなかった事に説得力が出た気がする。
ベルサイユのばらアニメ28話『アンドレ、青いレモン』にはレモンは一切でてこない
強制わいせつ犯アンドレの若さからくる衝動、その満たされぬ切なさなどを比喩しているのだろう
アンドレは貴族令嬢オスカルの乳兄弟として特別に様々な教養を与えられたが血筋は庶民で、格差がある
軍人貴族家系なのに一向に男子が生まれなかったためオスカルは男の名を与えられて男子として育てられた
しかしオスカルに公私に渡って仕えてきたアンドレは次第にオスカルにムラムラするようになる
オスカルが他の男に恋をしてBSSになってもアンドレはじっと影からオスカルを見守り続ける
敵に襲われたオスカルをかばったアンドレは片目が潰れてしまい、残る片方の目も負担がかかり衰弱していく
やがては盲人になると診断され、せめて完全にメクラになる前にオスカルのおっぱいが見たい、思いを遂げたいとアンドレは思い詰める
そしてオスカルに襲いかかり、キスして押し倒してシャツを破り裂いておっぱいを見てしまう
おっぱいに見入っていると「それで、これ以上私になにをするというのだ・・・?」とオスカルが泣き出したのでアンドレはアッとなってそれ以上はやめる
オスカルは剣を持たせるとアンドレより強いが、素手同士なので明らかな抵抗をしても腕力差で押し負けていた
富裕層は大土地所有制でさらに豊かになる、少数の有力者の収入と財産が国家財政に勝るようになる、政治家が有力者の私財に依存する
平民は属州から安価な穀物が流入したため農地を失い無産階級になり没落
■貧富の差拡大
混乱を治めるため立法による選出によって任期がない独裁官が出来る
一部の執政官が政治を動かすようになると同時に兵士が執政官の私兵となって軍に対する統制が効かなくなる
そのうちカエサルが終身独裁官となったが共和主義者によって暗殺される
元首を選出するための明確な基準が存在しないため地方の有力者が不服従、行政が弛緩し始めると相対的に軍隊が強権を持ったため軍人皇帝時代へ
■滅亡
俺の住む町は、アメリカ中西部のそこそこの規模の地方都市だ。典型的なレッドステートの片田舎で、周りを見渡せばトランプの赤い帽子をかぶった人間がちらほらいる。コロナ禍のときもマスクをしない主義のやつが多く、ワクチンを打たない自由を誇らしげに語る人間が珍しくなかった。でも最近、その手の人々の間で、ある意外なものが流行り始めている。それがテコンドーだった。
発端は、地元の人気ラジオ番組だった。右派寄りの論調で知られるトークショーのホストが、リスナーからの質問に答えるコーナーで、突如こう言ったのだ
「最近、俺はテコンドーを始めた。これがなかなかいい運動になるし、何より自己防衛にも役立つ」
最初は冗談かと思ったが、彼は本気だった。テコンドーがどれだけ優れた格闘技で、特にミドルエイジの男性にとってどれほど有益かを熱く語った。そして最後にこう締めくくった
「お前らも試してみろ。俺たちは常に戦う準備をしていなければならない」
これがきっかけだったのか、保守派の人々が地元のテコンドー道場に通い始めた。特に40代、50代の男性が多い。これまで運動とは無縁だった中年太りの男たちが、いきなり道着を着て蹴りを繰り出しているのだから、最初は笑い話だった。だが、彼らの熱意は本物だった。
地元のスポーツ用品店でも「テコンドー用の道着はないか?」と尋ねる客が急増し、一部の店舗では小規模ながらコーナーが設置されるほどになった。SNSでは「俺の町の保守派グループもテコンドークラブを作った」といった投稿が増えている。彼らはテコンドーを単なるダイエット手段としてではなく、「戦うための準備」として捉えているようだった。
俺のアパートの隣に住むジェイクも、そんな一人だった。50代前半、腹の出た元軍人。普段は「リベラルのせいでこの国は終わった」と愚痴をこぼしているが、最近は道場帰りに「今日は回し蹴りの練習をした」と誇らしげに語るようになった。
だが、冷静に考えると、このムーブメントには妙な皮肉がある。トランプ支持者の多くは愛国心を誇り、アメリカ第一主義を掲げる。そして、テコンドーは韓国の国技だ。にもかかわらず、彼らはなぜかテコンドーを選んでいる。
理由はいくつか考えられる。まず、テコンドーは他の武道に比べて敷居が低い。柔道やブラジリアン柔術のように相手と組み合う必要がなく、剣道や空手よりも派手な蹴り技が多い。特にYouTubeで見られる「強そうな技」のインパクトが大きいのかもしれない。そしてもう一つ、これはあくまで俺の推測だが、彼らの中に潜在的な「戦闘願望」があるのではないかと思う。
彼らは口を開けば「リベラルのせいで国が滅びる」「移民が犯罪を増やしている」と言う。選挙が近づけば「俺たちの国を取り戻すべきだ」と熱を帯びる。そんな彼らにとって、テコンドーは単なるエクササイズではなく、ある種の「戦うための訓練」なのかもしれない。もちろん、道場のインストラクターは「平和的な精神が大切です」と言っているのだが、それがどこまで響いているのかは分からない。
ある日、スーパーの駐車場で、ジェイクが突然俺に向かって言った
「見てろよ」
そして、車のそばでいきなり後ろ回し蹴りを繰り出した。しかし、バランスを崩して派手に転んだ。
「大丈夫か?」と声をかけると、彼は痛みに顔をしかめながらも笑っていた
「これができるようになったら、俺は完璧だ」
会社員時代に民間のシンクタンクから出た「なぜ西側諸国は弱く(ロシアは強い)のか?人的資本と西欧の教育の役割」というロシアと西洋に関する分析をした記事をまとめたものです。西洋事情を知りたい方にはぜひ読んで欲しいです。
内容は、現代の西側社会が抱える根源的な構造的問題を鋭くえぐる分析です。この問題を多角的に解体し、そのメカニズムを探ってみましょう。
- 2035年までに戦略的意思決定能力が現ロシアの50%に低下
この人的資本の劣化は単なる「政策失敗」ではなく、文明システムの根本的な設計誤謬が生み出した必然です。西側が築いた「啓蒙主義的合理主義」が、自己言及的な官僚主義に転化し、逆説的に非合理を生み出しています。
1. 教育の再起動:古典的リベラルアーツ教育の復権(論理学・修辞学・哲学)
2. 選抜基準の革命:AIによる「客観的能力測定」の導入(中国の社会信用システムとは逆方向)
3. 経験値重視の回帰:指導的地位への昇進に最低10年の実務経験を義務化
しかし、現在の権力構造がこれらの改革を許容する可能性は極めて低い。この矛盾こそが、21世紀の西側が直面する最大のディレンマと言えるでしょう。
全話放送じゃなくてセレクションだから全50話を25回で放送してるんだよ
そのラインナップにちょっと不満があるけどそのために何を削るかって話でさあ
話数 | サブタイトル | BS11 | 俺セレクション |
---|---|---|---|
1 | 月に吠える | 〇 | 〇 |
2 | 成人式 | 〇 | 〇 |
3 | 祭の後 | 〇 | 〇 |
4 | ふるさとの軍人 | 〇 | |
5 | ディアナ降臨 | 〇 | 〇 |
6 | 忘れられた過去 | ||
7 | 貴婦人修行 | 〇 | |
8 | ローラの牛 | 〇 | |
9 | コレン、ガンダムと叫ぶ | ||
10 | 墓参り | 〇 | 〇 |
11 | ノックス崩壊 | ||
12 | 地下回廊 | ||
13 | 年上のひと | ||
14 | 別離、再び | ||
15 | 思い出は消えて | 〇 | |
16 | ターンAの全て | ||
17 | 建国のダストブロー | 〇 | 〇 |
18 | キエルとディアナ | 〇 | 〇 |
19 | ソシエの戦争 | ||
20 | アニス・パワー | 〇 | |
21 | ディアナ奮戦 | 〇 | |
22 | ハリーの災難 | ||
23 | テテスの遺言 | ||
24 | ローラの遠吠え | 〇 | 〇 |
25 | ウィルゲム離陸 | ||
26 | 悟りの戦い | 〇 | 〇 |
27 | 夜中の夜明け | 〇 | 〇 |
28 | 託されたもの | 〇 | |
29 | ソレイユのふたり | 〇 | |
30 | 胸に抱えて | ||
31 | 追撃!泣き虫ポゥ | ||
32 | 神話の王 | ||
33 | マニューピチ攻略 | ||
34 | 飛べ!成層圏 | 〇 | |
35 | ザックトレーガー | 〇 | 〇 |
36 | ミリシャ宇宙決戦 | 〇 | |
37 | 月世界の門 | ||
38 | 戦闘神ギンガナム | ||
39 | 小惑星爆烈 | ||
40 | 月面の海戦 | ||
41 | 戦いの決断 | ||
42 | ターンX起動 | 〇 | 〇 |
43 | 衝撃の黒歴史 | 〇 | 〇 |
44 | 敵、新たなり | 〇 | 〇 |
45 | 裏切りのグエン | 〇 | 〇 |
46 | 再び、地球へ | 〇 | 〇 |
47 | ギンガナム襲来 | 〇 | 〇 |
48 | ディアナ帰還 | 〇 | 〇 |
49 | 月光蝶 | 〇 | 〇 |
50 | 黄金の秋 | 〇 | 〇 |
でもどうしてもアデスカを省くしかないんだよな…
『ぼくらの』はロボット漫画で、15人の子供たちが次々とパイロットになり、1回戦闘するごとに1人の魂を消費するため話が進展するごとにどんどん子供たちが減っていく
オーソドックスな二足歩行ロボを操る主人公サイドに対して、「敵怪獣」は様々な形状と能力を持っておりどう戦うかが見どころの一つが、ほぼ戦闘がない回もある
当初は「正義のロボで謎の怪獣と戦う」と子供たちは思っていたが、実際には敵怪獣もまたロボットであり中には別のパイロットたちがいた
そのパイロットたちは平行世界の存在で、負けた側は世界ごと滅びるという、「近い位置にある並行世界同士のつぶしあい」が戦いの真相だった
大体15戦ぐらいを勝ち抜けば解放される
自分の手で確実に殺さなければいけないのは敵パイロット一人とはいえ、その背後にある並行世界の数十億も殺すことになる
色々葛藤しつつも、大切な家族や友人がいるからと子供たちは頑張る
デブで冴えないキリエはどこにいってもいじめられ自己肯定感が低く、自分を取り巻く世界そのものを異世界より特別高く思う気持ちがない
他者を殺してでも生き残る価値が自分たちの世界にあると思えなかった
度重なるロボの戦闘で街のあちこちが壊滅し多数の死者が出ているが、クラスのいじめっ子は彼女が死んだのに別の女にさっさと乗り換えて新彼女と一緒にいじめてくるし、
ロボに踏み潰されて出来た近所の廃墟は不法投棄されまくるし、先に戦って亡くなったパイロットの女の子は生前教師に脅迫されて性的搾取され妊娠していたが教師は証拠がなく捕まりもせずシャバで生きている
そんな世界の中でキリエが唯一敬愛していたのは、いじめから守ってくれる従姉だったが、従姉は優しすぎてメンヘラな友人に入れ込んで心中未遂して一人だけ生き残った後、死にきれずにリスカを繰り返す引きこもりになっている
自分が戦闘に負けて世界が滅びれば、従姉も死ねて楽になれるという思いもキリエにはあった
どの程度敵が真相にたどり着いているかわからないが、戦いの相手も人間なのだと知ったうえで殺してほしいという考えがあった
すると敵パイロットも倣って同じように外に出てきた
その腕にはおびただしいリストカットの跡があり、それだけ見せると女の子は戻っていった
キリエは、自分の世界がなくなったところで従姉は死ねないと気付いた
従姉と同じような自傷しなければいけない子が異世界にもいるし、そう追い込む世界が自分の世界だけではないと気付いた
そんで戦闘描写一切なしでキリエ編は終わり、キリエが勝てたことが次回でわかる
この世界では自衛隊がなくなって日本軍に戻っており、アメリカとは険悪で在日米軍は撤退済み、親中路線が強くなっている
そうなってからまだそう20年程度なので、父親が軍人のコモは周囲に避けられるという軽いいじめを受け、自分の殻にこもっていることの多い内向的な少女だった
同い年の少女に比べても特別大人しく覇気のないコモは、父は本当は同じく軍人を目指してくれるような活発な男の子がほしかったのではと引け目を感じていた
ロボと関わるようになってから死の恐怖に怯えてパニックになってばかりだったコモだが、仲間が減り自分の番が近づくにつれて吹っ切れ、もうすぐ別れる世界を惜しみ世の中を美しく思えるようになった
習っているピアノは技術だけで情感がないとよく言われていたが、良い方に音が変わったとほめられるようになった
父に対し距離を感じていたが、戦闘が来る前に迎えられるかもしれない次のピアノの発表会には父を呼んだ
しかし発表会の前日に敵襲来
敵は似たような二足歩行人形タイプだが動きがとろくて勝てそうだと思いきや、突然ロボを貫く触手を大量に出し、触手はコックピットも突き抜けコモの顔を突き刺そうとした
しかし、そこで触手の動きは停止しそこで数ページだけで戦闘終了
敵パイロットは、コモが中学生の少女であることを知り戦闘を放棄して逃亡したのだった(パイロットは案内役にお願いしてテレポートが使える)
敵の世界はけっこう勝ち進んでおりもうすぐ全ての戦いを終えられそうだったが、その過程で自分の世界の人々を戦闘の巻き添えにして死なせてしまうことが多々あり、身元を特定されたパイロットは多くの憎悪を買った
敵パイロットは中年男性だが、怒れる民衆に自分の娘を殺害されており、彼にはもう戦闘を勝ち抜く動機がなく、とりあえず戦ってみたがコモを殺せなかった
その男性の仲間たちも似たような境遇で、男性の意思を尊重して逃げることを許した
48時間以内にどちらかのパイロットが死ななかった場合、両方の世界が滅びる
男性は自分の世界を完全に捨てており、後は彼がこちらの世界を救う気になってくれるかどうかだった
軍人たちは男性をおびきだす作戦として、「パイロットの身元がリークされた」としてコモの個人情報をガンガン報道させることにした
コモの家族は事前に避難済みだったが、ロボ戦闘による被災者によってコモの自宅は放火され全焼した
ピアノの発表会の日時や場所も報道されたが、会場には演奏者はコモしかおらず客席は全部軍人で埋まっている
かくして男性はテレポートで会場に現れて大人しく客席に座り、世界の命運はコモの演奏に託される
ピアノ漫画ばりにコモは長々と演奏しながらいじめや放火を受けてもなお美しく思える世界への感謝を音色に込める
演奏が終わるとコモの父親は自分が父親であることを名乗りながら男性に銃を向け、男性は受け入れて殺害され、戦闘終了という扱いなのでそこでコモも息絶え、父が駆け寄って抱きとめた
コモの父は退役してピアノを習うようになった
ガンダム劇場で見るようなやつなんて、40代以降の汚いおっさんがメインなわけですよ
古めのオタクコンテンツなんてだいたいそうだからそれは良いんだけど
宇宙世紀ものってことでおっさん向けと見せかけて、10代の電波入ってる女子高生が普段からモビルスーツに乗ってる(軍)警察や軍人上りをボコボコにするわけですよ
なんでお金払って才能だけの女子高生がおっさんボコっとるの見なきゃいけないんだと
そもそも話の筋としては宇宙世紀のパラレル + 劣化水星の魔女のガンダムファイトなんだけど、
ファースト見てないと意味が分からないから、水星の魔女なら見てくれた若者は見てくれないよこれ
マジで誰向きなのか理解に苦しむし、これをべた褒めしてた初日鑑賞組もわからん
ネタバレなしで見た方が良いのはそりゃそうだけど、UCやハサウェイやダブルオーや鉄血・水星の魔女みたいに実際に面白いかというと、
アッシュの能力の後付けが酷すぎて(吉田秋生が後半筆滑りすぎた感ある)読んでて萎えた
最初はインテリでステゴロも得意なストリートチルドレンのボスぐらいの扱いだったのに
話が進むにつれて「SWAT並みのシューティング能力を持ってます」「IQ180あります」「コルシカマフィアのボスに帝王学叩き込まれてます」「世界一腕の立つ殺し屋からエリート戦闘教育受けてます」「北斗神拳使えます」って能力盛り盛りに盛られて、最終的に快楽殺人鬼が集まる凄腕無国籍傭兵集団相手に無双してんの萎え萎えでしたわ
だってさ、ちゃんと最初から話追ってる読者からしたら「お前そんなに強かったならスキップ連れ去られる前にバーの暴動鎮圧てきたよな……?」「お前そんなに強くてそんなに頭良かったなら英二の身体能力の高さを考慮した上でショーターの膝撃ち抜いて運動機能奪って徒手格闘でその場にいる月龍達鎮圧できたよな……?」ってなってしまうわけよ
アッシュは吉田秋生の前作『吉祥天女』の「小夜子」の系譜で、言わば男版の小夜子を作り上げたアプローチはとても良かったんだけど、
小夜子は「女」っていう肉体的ディスアドバンテージを考慮した上で立ち回ってたが、アッシュは男故にそのアドバンテージが考慮される事なく、ただただ「線が細いけど恐ろしい程鍛え込まれた身体」でゴロツキから屈強な元軍人までステゴロで殺せるフィジカルエリートになってしまったのはとても残念だった
名前 | 享年 | 死因 | 備考 |
---|---|---|---|
李承晩 | 90歳 | 病死 | 独裁ののち失脚、アメリカに亡命。 |
尹潽善 | 92歳 | 老衰 | |
朴正煕 | 61歳 | 暗殺 | クーデターを起こして独裁を行う。腹心によって暗殺。 |
崔圭夏 | 87歳 | 老衰 | |
全斗煥 | 90歳 | 病死 | クーデターを起こして独裁を行う。退任後、収賄や虐殺などで死刑判決、のちに特赦。 |
盧泰愚 | 88歳 | 病死 | 退任後、収賄や軍人時代の虐殺などで懲役判決、のちに特赦。 |
金泳三 | 87歳 | 病死 | |
金大中 | 83歳 | 病死 | |
盧武鉉 | 62歳 | 自殺 | 退任後、収賄疑惑をかけられて自殺。 |
李明博 | (82歳) | 存命 | 退任後、収賄により懲役判決、のちに特赦。 |
朴槿恵 | (72歳) | 存命 | 在任中、友人による国政介入問題で弾劾・罷免され、懲役判決、のちに特赦。 |
文在寅 | (71歳) | 存命 | |
尹錫悦 | (63歳) | 存命 | 現職。 |
80歳以下で亡くなったのは暗殺された朴正煕と自殺した盧武鉉のみである。
民主化前は、そもそも不安定な軍事独裁政権であり、悲運とかそういう以前の話だろう。
文民政権(金泳三以降)で実際に有罪判決を受けたのは李明博・朴槿恵だけではあるし、
すぐに特赦を受けているのでずっと獄中のわけでもない。
スレッタが許す許さないを決めるのは、プロスペラがエリクトのためにスレッタを作り児童労働者として使役してきた(きょうだい児・搾取子の立場に置いていた)ことについてまでであって、偽旗作戦でアーシアンを大量に殺したりクワイエット・ゼロ発動を邪魔する宇宙議会連合の軍人を大量に殺したことについては、スレッタは被害者でもなんでもないので許す権限などない。プロスペラの掌の上で転がされ思い通りに操作された大失敗罪でミオリネがアーシアンの憎悪の的になり、シャディクがクワイエット・ゼロの罪まで背負って逮捕されているけど、意味が分からない。これは本当に監督に対して「何をやっているか分かっているのか」といいたい。
目の前で何かが起きたとき、現象の原因や意味や今後予想されることなどはスレッタには分からない。ファラクトに勝手に乗り込んだノレアにニカが踏みつぶされそうになるのをスレッタは見ていて、すぐに体が動いてバイクで助けるけど、何が起きているか分かってない(その場でニカの死を防げればすぐに忘れる)からその後の学園テロも防げない。プロスペラ、エリクト、ミオリネが大事な存在であり、あとは地球寮のみんながいじめられていたら助けてほしいとグエルに頼むし、目の前で困っている人がいたらモブであっても救助するために体が動く。でも情報の処理や理解が何もできない。物事を長く覚えておくこともできないようだ。
スレッタアンチだからバカ扱いをしているとかではなく、ミオリネに何を言われても意味が分かっておらずミオリネを絶望させたシーンも、結局こういうことなんじゃないかと。でも、スレッタは頑丈。落ち込んでも盗み食いするし、頭が悪くてブレーキが壊れているところはあるが基本的には善性に基づいて行動するため他人の憎悪に飲み込まれないのがスレッタの美点でもある。スレッタはショックを受けても寝られるし食べられるし、体がよく動くことが取り柄の、頭はよくないが鈍感さが良いほうにも作用している健康的な子だ。最後に全身麻痺になっていて信じられなかった。ろくに教育を受けられず思考力もなく、学校を建てるだけ建てて、あの後どうするのか。
ミオリネの生存確率を上げるための制度として決闘により結婚相手を強制的に決める制度が有効だった・合理的だったとは欠片も思えない。しかし最終的にミオリネはデリングの愛を感じて態度が軟化、グエルもフェンシング(死ぬほどしょうもないシーン)の機会を設けてホルダーをスレッタに譲るという形でデリングの顔を立てながらスレッタとミオリネの結婚が決まっており、耐え難かった。ミオリネの誕生日も過ぎ、ミオリネがグループ総裁になるくらいだし、あんなルールは全くの無効になっているのだから、無視すべきであった。コングロマリットの総裁選がU-20な件は笑って流したが、トロフィー追認はその種の「所詮アニメのリアリティレベルだから」で流す気には到底なれなかった。
シャディク嫌いと言うと「わかってねー」みたいになるのも嫌い。真空ジェシカとトム・ブラウン褒めないとセンス悪い認定するインターネット同調圧力のようだ。うざい。あのキャラクターが高度だとは思わない。他作品では比較的ヴィランを好きになる性質の人間なのに、シャディクのことはストレートに嫌いだった。
アーシアンの地位向上の革命を目指しているが、ソフィやノレアやニカなど貧民アーシアンを使い捨てにすることについての葛藤・合理化の過程が何も見えない。ミオリネとグエルは両方上級国民みたいなもんだけど、ミオリネは好き(ただしクエタテロのときは一旦安全を諦める)、グエルには上級への嫉妬でネチネチした感情を向ける(ミオリネ自身の選択という部分を認めずにグエルに責任転嫁して逆恨みする)、というのがもう、好き嫌いの部分で完全に嫌いで。孤児からアカデミー時代の回想等も一切ないし、シャディクガールズのための自己犠牲も「シャディクガールズ自身に罪を償わせろ」としか思わなかったから、嫌いな部分をカバーできるような同情・共感できる要素が一個も出てこなかった。これが監督が特に力を入れたキャラクターなら、本当に感性が合わないとしか言いようがない。
グエル:スレッタが泣かされている→泣かせた4号を決闘で倒す(だれも望んでない行為だし失敗)
ラウダ:ペトラが意識不明にされ学園が壊され学生がじゃんじゃん殺されグエルがおかしくなった→諸悪の根源のミオリネをガンダムで倒す(だれも望んでない行為だし失敗)
不快な出来事が発生したら敵を探して倒して解決(ジェターク社の経営難はデリングを暗殺して解決)というヴィム脳ムーブをやめましょうねということなんだろうが、やめましょうのその先がどうなったのかが全く分からない。長男に対して虐待のような真似を繰り返すが大企業を存続させて雇用を生んでもいたヴィム・ジェタークという人物を、長男が引き受けてそのパターナリズムを再構築する部分を、グエルがやったんですか?どういう着地なんですか?途中の認識についても着地についても、説明が一切ないので空虚。父殺しについても意味がよくわからない。スレッタと同じタイミングでグエルも人を殺したら、その偶然の一致がなんか面白いということだった?結局最後まで共闘しないし、スレッタはグエルから何の影響も受けないし、関係がなかった。無関係なところで勝手に偶然同じタイミングの殺人していることと失恋しか無いとは、結局何がしたかったのか…。
退寮や退学といった虐待に耐えかねて家出した件について、対話を諦めたグエルの罪であるかのような扱いは許し難い。ヴィム・ジェタークは対話不能の相手であり、弟も味方ではなかった。グエルの家出は「批判されるべき逃げ」ではない。弟に殺されかけたのもグエルに殺されるほどの問題があり責められても仕方ないような話ではない。全体的に、デリングやヴィムの側の対話放棄は無罪で、子供側の「無理解」や逃げは有罪であるという非対称が酷い。
金儲けのために人体実験やって貧民殺してた金持ちが資産を失って面白いというエンディング。
5号は絵の場所を見つける前向きな旅をしているので復讐に囚われていない、までは良いんだが、ニカが自首して服役を描いておいて、明確な人殺しがバレずにCEOが無罪放免になっているのは何?資産を失ったとはいえ、殺り得でしたねとしか思えない。
こっちもスレッタが4号に恋をしたってだけで退場なんだよな。ペイル周りで意味らしきものが感じられたのは、スレッタのストーリーとは一切交わらない部分の、5号のセリフくらいだ。スレッタの頭が悪くて大概のことを聞き流したり忘れるから、ジェタークやペイルとの絡みがあまり意味を持たないんだよな。というか、シャディクとの対峙についても意味あったか?シャディクが勝手に決めることについてスレッタが抵抗し、勝ったことに意味があるかと思ってた。無かった。
ニカがおかしいことに気づいていながらマルタンが身内を通報することをためらったため、通報のタイミングが大幅に遅れて学園テロが発生して大勢が死んだわけだが、視聴者は「マルタンがニカを売った」「チンコロ野郎」とキレており、このアニメの視聴者層に対して絶望した。
マルタンはニカの怪しい動きをクエタで見てから何度も対話を求めており、ニカが拒絶しつづけて、ついにテロが発生したという流れがあったうえで、最後マルタンが「もっとニカに対して対話を求めていればよかった」と反省していたのも完全に意味不明だった。マルタンはニカに話してくれと求めていた。反省するとしたら対話を求め「ニカ待ち」をしている間にテロが起きて、大勢の人命が失われたことだろ。マルタンとニカの罪の辺りのシナリオは完全に意味不明。だれかこの異常なくだりを解説してくれ。
欠陥を愛そうというコンセプトは感じられるが、欠陥の描写ばかりで美点の描写が下手だからシャディクなどを「普通に」嫌いになる。
スレッタは嫌いではないが、「どんぶり飯をたんと食え」のような祖父母→孫感情の矛先というか、食い意地の張った哺乳類の幼体に向ける好感であり、人物としては「頭が悪い」としか言いようがないので、あの状態で学校を建てて理事長なり校長なりをやるのかと思うと意味が分からないと思う。
ガンダムシリーズ初の女性主人公で頭が悪い主人公だったので別の文脈が乗り不快。女性主人公二作目で頭が悪かったらこういう不快さはなかった(男性主人公の愛すべきバカキャラはいる)。ガンダムシリーズ初の女性主人公で異性愛フラグを折ったうえでの同性婚成立をやったのも面倒くさかった。異性愛フラグを立てたうえで折っておかないと悪意にまみれたレズのチン堕ち勢が押し寄せてきて尊いスレミオを破壊されるだろうから予め封じておきたかったのかもしれないが、まず百合ガンダムなどなぜ女性主人公の二作目以降でやってくれなかったのか。それにSF的な説明なしで全員バイセクシャルであるという設定のつもりなら、おかしい。そんなものには誰もついていかない。同性愛嫌悪者どころか、腐女子や百合豚ですらついていけない異常な人間観だろう。同性愛者、両性愛者、異性愛者、無性愛者がいる、その多様性を描けていない。ファンダムまでもが、同性愛以外を叩く百合豚と腐女子、異性愛以外を叩く男女カプ厨という多様性の真逆の地獄になっている。こんな糞以下のファンダムは滅びるべきである。
さらに同性愛以外のテーマも盛り込みすぎて、一個一個の社会問題の扱いが雑、尺が足りていないから全部が浅くてつまみ食い。「いろいろありますが、難しいですね」という大上段に構えた、優等生的な冷淡さがそこにあった。最も連想するのは、サンフランシスコの社会的弱者を守るための万引きの無罪化だ。当事者性が全くないエリートが頭の中で弱者保護を考えた結果、万引きの無罪化を行い、ホームレスよりはさすがにマシな立場にあった個人規模の小売店が万引き被害により経営が成り立たなくなり廃業を余儀なくされていく、その種の持続不可能な弱者保護、お世話係をよそに押し付けたうえでのマイノリティ保護。結果、攻撃的・搾取的な人間が蔓延してコントロールを失い、この事態を引き起こした自罰を行うだけになる流れだ。社会問題の取り扱い方に、現実味がないのだ。ニカやミオリネのお花畑が憎悪を生んだ、あの雰囲気が通底している。