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2025-12-10

anond:20251210172646

女は給料も男の6割だが、どうせ大差ないから良いのであればもっと下げる方が合理的だな。その理屈、悪くない。

男を罵る女がいる、しかも女側も望んでる、止める理由がないな。

実際、この手のウヨ弱男受けの良さそうなロビー活動は良い線行きそう。女性含めた沢山の国民の声とあらば政治家無視できない。

anond:20251210164830

チャッピーに聞いたけど犯罪者多くね?

事件司法での結末
2013 在特会京都朝鮮学校襲撃事件(街宣) ヘイトスピーチ認定在特会に約1,200万円賠償命令
2014 はすみとしこエボラちゃん」関連の個人中傷訴訟中傷対象が勝訴。名誉毀損賠償命令(数十万〜)判決複数
2014 在日コリアンへの脅迫複数事件脅迫罪で逮捕有罪多数。執行猶予付き判決が中心。
2016 朝日新聞記者への大量誹謗中傷事件名誉毀損賠償命令(約30〜80万円)の判決多数。
2016 保育園落ちた日本死ね」への中傷実名攻撃加害者特定されたケースで賠償判決あり。
2017 余命三年時事日記弁護士大量懲戒請求請求者が次々敗訴。1人30〜50万円支払い命令
2018 杉田水脈関連のデマ拡散名誉毀損訴訟原告勝訴が複数賠償命令複数確定。
2019 DHC吉田会長差別的発言への訴訟名誉毀損の一部が違法認定賠償命令
2020 愛知県知事リコール署名偽造事件 主導者・事務局幹部らが有罪判決アルバイト動員で署名偽造。
2020 中国総領事館への爆破予告右派SNS脅迫威力業務妨害逮捕有罪
2021 日本第一党関係者によるデマ投稿事件名誉毀損賠償命令投稿削除命令も。
2021 ワクチン反中右派による医療機関への脅迫脅迫逮捕有罪判決
2022 Colabo攻撃デマ拡散問題名誉毀損賠償命令複数デマ投稿違法性が認定
2022 財務省職員を「売国奴」と実名攻撃した件 記者個人提訴名誉毀損勝訴。
2023 自衛官による政治家中傷右派デマ引用名誉毀損で敗訴、謝罪と賠償命令
2023 在日団体を虚偽告発したYouTuber事件名誉毀損有罪判決
2024 LGBT団体活動家への虚偽攻撃民事原告勝訴。デマ投稿違法性が確定。

anond:20251210161129

チャッピーに聞いたけど犯罪者多くね?

事件司法での結末
2013 在特会京都朝鮮学校襲撃事件(街宣) ヘイトスピーチ認定在特会に約1,200万円賠償命令
2014 はすみとしこエボラちゃん」関連の個人中傷訴訟中傷対象が勝訴。名誉毀損賠償命令(数十万〜)判決複数
2014 在日コリアンへの脅迫複数事件脅迫罪で逮捕有罪多数。執行猶予付き判決が中心。
2016 朝日新聞記者への大量誹謗中傷事件名誉毀損賠償命令(約30〜80万円)の判決多数。
2016 保育園落ちた日本死ね」への中傷実名攻撃加害者特定されたケースで賠償判決あり。
2017 余命三年時事日記弁護士大量懲戒請求請求者が次々敗訴。1人30〜50万円支払い命令
2018 杉田水脈関連のデマ拡散名誉毀損訴訟原告勝訴が複数賠償命令複数確定。
2019 DHC吉田会長差別的発言への訴訟名誉毀損の一部が違法認定賠償命令
2020 愛知県知事リコール署名偽造事件 主導者・事務局幹部らが有罪判決アルバイト動員で署名偽造。
2020 中国総領事館への爆破予告右派SNS脅迫威力業務妨害逮捕有罪
2021 日本第一党関係者によるデマ投稿事件名誉毀損賠償命令投稿削除命令も。
2021 ワクチン反中右派による医療機関への脅迫脅迫逮捕有罪判決
2022 Colabo攻撃デマ拡散問題名誉毀損賠償命令複数デマ投稿違法性が認定
2022 財務省職員を「売国奴」と実名攻撃した件 記者個人提訴名誉毀損勝訴。
2023 自衛官による政治家中傷右派デマ引用名誉毀損で敗訴、謝罪と賠償命令
2023 在日団体を虚偽告発したYouTuber事件名誉毀損有罪判決
2024 LGBT団体活動家への虚偽攻撃民事原告勝訴。デマ投稿違法性が確定。

anond:20251210155335

意見の異なる派閥をまとめるのが政治家仕事

自民党だって旧民主党だって派閥を抱えながら何とかやってきた。

同じことが玉木にはできないというならそれは総理の器ではないというだけ。

日本第二次世界大戦後「平和国家」だったが、近年 再軍備を加速

https://www.youtube.com/watch?v=xJO2UDtVVjA

動画の主旨(BFMTVJapon : le retour d'une puissance militaire)

日本第二次世界大戦後「平和国家」だったが、近年 再軍備を加速。

理由として

中国北朝鮮ロシアという近隣国との緊張

アメリカ安全保障の「傘」への依存見直し

安倍政権安全保障政策の転換点

防衛費戦後最大規模 に増加。

ただし

日本社会は依然として「平和主義」が強く、

政治家の中にも慎重論が多いため

完全な軍事大国化はまだ難しい。

コメント欄の要点(日本語で整理)

1. 歴史が繰り返されている(@quentin)

戦争前のような雰囲気。昨日の敵が今日は味方に。

2. 周辺国が軍備増強している以上、日本もやむなし(@TBguy)

日本の周りも軍拡しているので選択肢がない。

3. 核を持たないと安全はない世界(@dinahwillck…)

国際法が守られない時代、核保有が唯一の安全保障

4. 日本応援する声(@Alfonso…)

日本よ、頑張れ!」というポジティブコメント

5. アメリカへの批判(@fidel…)

原爆を落としたアメリカが裁かれず、日本従属したという意見

6. 天皇陛下万歳(@pierreboul…)

日本の国粋的・ナショナリズム的なメッセージ

anond:20251210095310

この理屈で逆の極をとると

政治家を選出せずに全有権者政治を行うとか

政治家は選出するけど全議題国民投票するとかの

直接民主方向に行って破綻するわけだけど

脊髄反射で01化したアホでしかないんだろな

anond:20251209202246

バカな人を良い方向に騙す、これは個人の話なのか、教育の話なのか、メディアの話なのか分からないが、教育現場に余裕がなくあまり期待できないと思う。

教育は必ずしも語る人が哲学歴史経済や法のような「社会基本的な仕組み」とは何か、人間や国とはどうあるべきでどうあってはいけないのか歴史上どんな失敗をしてきたのかなどの社会全体像理解できてるとは限らず、悪習の再生産でしかない時もある。個人的には1+1というのは本来ここで教わるべきことだと考えている。

メディア報道の腐敗を理由ダメージを負うほどの炎上はしないのでヤバい方向にしか使われないんじゃないかな。

個人単位の話ならとても有効だと思う。

ただ、個人でやるには、ある程度専門的に理解できている人はどの分野につけても多くないか基本的に多くの分野で素人床屋談義になるというのがネックになってくる。国の仕組み自体を変えなければ、全体的な愚かさがインターネットマジックで「個人差」「主語がでかい」という言葉で片付けられる未来が見えてくる。


では、国の仕組みは誰が変えるか、誰が変えたいのか、それは国民ということになる。

そもそも民主主義国民最高権力者となり政治を変える仕組みで政治家はあくま国民権威を借りるだけの国民代表に過ぎない。国民の声がなければ官僚も動けない。日本社会とは個人構成されている。日本社会個人のものである社会というものに何かを期待する時、それは君であり、親であり、ただの個人だ。

から民主主義伝統的に、構成である国民に、教養や賢さ(と、報道の自由と公正)を強く要求する。

今の日本がそれを可能にする土壌を手に入れて先進国の仲間入りをするのに何百年かかるか、私は「あと250年以上かかる」にカシオミニを賭けている…


あと、政治家の広報活動って、税金献金が使われるんですよ。巨額の「献金」で「作った民意」が何を目的とするか考えてみてください。「税金」を使って世論誘導して選ばれた政治家が何を目的とするか?

沢山お金があれば騙しなおしも難しくないです。誰かにとってお金になる洗脳なら、お金を出す人がいるわけです。

この国の「国民に選ばれた政治家」は国民お墨付きがあるという理由国家内部の様々な事をいじくれる大きな権力を与えられる仕組みです。うまい政治家の洗脳はどこに行きつくのか?

ちょっとでも色々考えてくれたら、考えるきっかけになってくれたら嬉しいな。

2025-12-09

anond:20251209175431

1+1=2で叩かれるパターンとは別かな...

でも確かにわかる、そういうのあるよね。。

まぁ天動説信じられてた時代には地動説を唱えたら炎上するんだから人類永遠にこんな感じなんだと思う

僕もそういうのを見て腹を立てるけど、自分もそういう知らんこと、違う意見無自覚拒否反応を示すこともしてるかもしれない

(そういう人にならないように意識はしているけども)

政治家とか広告屋ってその辺うまいなと思う最近

自分を棚に上げるけど、バカな人には怒るよりもその人が結果的に真っ当な考えや行動になるように騙すのが現実的だなと思い始めてる

もちろん、その真っ当な考えってのが独善的ものだったら意味ないけどね

長く書いたけど、1+1を2といったら叩かれるの、Twitterーで特にあるなと思った!すごくわかりみかも

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体 Re: チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

画像

​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1. 身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

画像

永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

画像

学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

画像

​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体 Re: チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1. 身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体 Re: チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1. 身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

anond:20251208172246

政治家献金したらどうだい?

選挙の時でない時でも物品ならオーケーらしい

美味しんぼ米騒動の回

美味しんぼ界隈で有名なクジラの回で有名な

捕鯨反対している奴に騙し打ちでクジラ喰わすシーンと同様

対戦相手であるアメリカ政治家だまし討ち

カリフォルニア米を食べさせて絶賛させる手法を使ってた

その後なんか安全性がどうやら日本がどうやら語って山岡さんが追い返してたけど

安くてうまいならいいんじゃない?って遥か昔読んだ時から思ってた

anond:20251207173640

西に行ったらクマが出て、東にいったら津波が来て、有名な政治家小沢一郎岩手県民のワイ、高見の見物

そんなに渋滞が嫌なら岩手に来い。トラクターで道をふさぐおじいちゃんの後ろに2台しか渋滞せんぞ

2025-12-08

国会議員定数削減なんて絶対するなよ!

しろ増やしても良いぞ。いや、増えろ。

何なんだ? 野田とか高市とか維新は揃いも揃ってマゾなのか?

自分たちの食い扶持を減らすとかw

ありえねー、マジありえねー…

現状でも一票の格差とか、県を跨いだ合区とかややこしい事態になってるってのに

そういう諸々を解決するには増やせよ!

増やして増やして、一票の格差フラットにして、毎回の選挙でどの都道府県からも最低1人は選出されるまでにしろよ!

話はそれからだよ!

クソったれ〜、政治家マゾならそれに餌をやる国民サドか? いや国民主権なら同じマゾなのか?

というかそもそもサドならマゾには餌をやるなよ、マゾもそれを望んでいるだろう

なぜ議席削減が支持されているか

国民の多くは「政治無駄遣いによって財政赤字が生じている」と考えているかである

東京財団2023年実施した経済学者一般国民意識乖離を調べる調査(※)では、財政赤字の原因として「政治無駄遣い」を挙げた国民が71.5%に上り、あらかじめ用意された選択肢の中で最も高く、経済学者の41.1%乖離が見られた。また、「高い公務員人件費」を挙げた国民も40.4%に上り経済学者の1.8%と著しく乖離した結果となっている。一方、「社会保障費」は国民17.5%に対し、経済学者72.0%と、こちらは逆に経済学者の方が高い結果となっている。

これらを総合すると、財政赤字政治家や公務員無駄お金を使ったり、“過剰に高い”給与を得たりすることによって生じており、逆に自分たちに直接かかわる社会保障費の問題ではないと考えている、ということになる。国民意識の中では、財政赤字の原因は外部化されているのである

しかし、この国民意識は必ずしも正しいとは言えず、経済学者の考えに理があるだろう。なぜなら、「社会保障費」と「政治無駄遣い」は金額の規模的に全く異なるものからであるそもそも政治無駄遣い」というのは漠然としすぎているが、仮に議席を減らすことにより削減できるような政治家への直接支出される費用のこととすると、これは国家予算の規模感から見てかなり小さい割合しか占めない。仮に無駄遣いをしていたとしても、それを正したところで財政大勢に影響はないのである

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4263

保育園落ちた。日本死ね!!!何だこの売国奴だらけのクソ国家は!!「一億総活躍社会」だと? 笑わせるな移民だらけの多文化共生社会じゃねーのかよ!!昨日、見事に保育園落ちたわ。

俺の日本人の子供が、日本人税金で建てた保育園に入れないってどういうことだよ!!日本人女性が子供産んで育てて働いて税金納めて日本を支えるって言ってんのに、

この国は一体何が不満なんだ? 日本人を減らして移民で埋め尽くしたいのか!?少子化少子化だって泣きわめいてるくせに、

日本人赤ちゃんを預かる場所すら作らないでどうすんだよ!!

保育園落ちたからもう子供産まねーよ」ってなるに決まってんだろボケ!!政治家どもは不倫しようが賄賂貰おうが辞めねーくせに、

日本人のための保育園は「予算がー」「土地がー」だって

ふざけんな!!五輪に何千億円もぶち込んで、

中国人韓国人様のためのスタジアム作って喜んでんじゃねーよ!!

エンブレムに億単位金かけてる暇あったら保育園100個作れよ!!有名デザイナーに何億払ってんだ?

その金で日本人の子供預かる施設作れよ売国どもが!!このままじゃ日本人母親はみんな会社辞めなきゃならねーだろ!!

日本人女性の社会進出潰してどうすんだよ!! 日本死ぬぞ!!保育園作れねーならせめて児童手当月50万出せよ!!

それすらケチるならもう日本人子供産むなって言ってるのと同じだろ!!「少子化対策したいけど金は出したくない、でも日本人は減ってもいいや、移民で補えばOK♪」

そんな虫のいい話ねーんだよクソ売国政府!!日本人の子供を産み育てたいって奴らが山ほどいるんだ!!

だったら今すぐ

保育園爆速で増やす

子供関連の費用全部無償化

児童手当最低月30万 これやらねーと日本民族終わるぞ!!財源? 簡単だろ。

在日特権全部廃止

ODA廃止

国会議員半分クビ

外国人生活保護廃止

パヨク補助金全部カット

ジェンダー平等予算ゼロ

LGBT予算ゼロ

移民受け入れ関連予算ゼロ これだけで余裕で数兆円浮くわ!!いい加減にしろよこの反日政府!!

日本人赤ちゃんが預けられない国なんて即刻死ね!!日本人の子供が最優先だろーが!!

日本人ファースト!! 日本人ファースト!! 日本人ファースト!!!保育園落ちた日本

日本死ねじゃねーよ、

売国政治家死ね!!!追記

真の日本を取り戻すまで戦う

「敵やライバルがわざわざ弱点を教えてくれるなんてアニメゲームだけの話」←アニメ脳乙

「敵やライバル自分の弱点を喋るなんて不自然!」って言うやついるけど、じゃあなんで現実失言だらけなんだよって話なんだよな。

世の中、聞いてもないのにベラベラ話すやつばっかだぞ。

政治家経営者一般人も、SNS勝手自爆するし、会議でも飲み会でも、自分自分の穴を掘って転がり落ちていく人間なんて山ほどいる。

自分の弱点を話すとは不自然だろ」っていう主張こそ、むしろ現実知らなすぎなんだよ。

人間にはそもそも他人自分のことを知ってもらいたい」って欲求があるし、自慢でも愚痴でも弱音でも、なんなら言わなくていい秘密まで勝手に口が滑る

つーか、そういう人間いるからこそ秘密漏れるし、守秘義務なんて仕組みが必要になるわけで。

で、これをリアル創作へ持ち込むと、逆に「キャラバカすぎてリアリティない」って言われる。

ここが面白いところで、現実を忠実に描くほどリアリティが失われるという矛盾が発生する。

要するに、「敵が弱点を喋るのは不自然!」という意見のほうがファンタジー寄りなんだよね。

現実はそんなやつらばっかり。

ただし創作でやると不自然と言われる。

2025-12-07

お前らが知らないこと

今、英語圏親中インフルエンサーが、日本嫌中工作なんか比較にならない勢いで、「日本って実はこんなにクズなんだぜ」という「事実」を拡散してる。

 

歴史的反省のない政治家発言とか、クラウドワークスのようなヘイトビジネスが野放しなこととか。

 

今まで、負け犬に対する温情で深く追及されてこなかったネトウヨ化の現状を、その気になった中国に一気に世界拡散されている。

若者はもはや日本なんかショボい衰退国としか思ってないので、普通に中国の味方になる。

老人の方が昔の日本に憧れたり、まだ理想化しようとする感情が強そうだが、そもそも反感もある面もあるのでそんなには持たないだろう。

プロパガンダ合戦中国に勝てると思うのが間違い。

日本の本格的な終わりの始まり

一般企業仕事が遅いヤツが出世する確率って低いよね

仕事が出来なくても口八丁で出世はできるかもしれんけど、仕事が遅いは致命的に査定に響く

でも政治家仕事が遅くても仕事が出来なくても当選したら「議員先生」としてふんぞり返ることができる(淘汰されるのもいるけど)

からなんだってわけじゃないけど、ダラダラ仕事してるとか仕事ぶりか見えないって印象がしっかり付いたらどういう扱いを受けるかって想像力は働かせるべきだと思う

anond:20251207153649

そんな政治家当選させた世代がなんか言ってる

ほんと、他責主義日本衰退ポルノ愛好家

anond:20251207100742

タタルスキー運命選択心理作用 × 広告魔術 × 皮肉の三層構造 で色分けした図解形式文章化して可視化します。

🟪 タタルスキー三層構造図解(章別)

[心理作用](青)

[広告魔術](緑)

[皮肉](赤)

─────────────────────────────

[1章] 詩人志望

├─ 青:無力感創作欲求

├─ 緑:詩的直感コピー

└─ 赤:自由表現したいのに、生活のため虚構従属

[2章] 基本コピー制作

├─ 青:興奮・戸惑い

├─ 緑:商品コピー制作

└─ 赤:他人を操る快感を覚えつつ倫理侵害

[3章] ブランド文化分析

├─ 青:好奇心社会観察

├─ 緑:ブランド文化分析

└─ 赤:理解すればするほど、社会自分広告奴隷

[4章] 無意識誘導コピー

├─ 青:成功体験快感

├─ 緑:無意識誘導コピー

└─ 赤:自由意思を操るが、自分自由も縛られる

[5章] 消費者心理データ活用

├─ 青:理解・陶酔・倫理迷い

├─ 緑:データによる心理操作

└─ 赤:統計に従わせるほど、自分統計の虜に

[6章] 社会象徴操作

├─ 青:快感倫理葛藤覚醒

├─ 緑:社会象徴操作

└─ 赤:権力を得るも、権力広告論理に縛られる

[7章] 政治的イメージ応用

├─ 青:快感・罪悪感・野望

├─ 緑:政治家国家イメージ操作

└─ 赤:国家レベル操作するも、自分虚構囚人

[8章] 国家規模統合コピー

├─ 青:快楽・陶酔・完全覚醒

├─ 緑:国家規模統合コピー

└─ 赤:国民を動かす魔術師だが、国民意識広告虚構に縛られる

[9章] 虚構現実融合技法

├─ 青:快楽絶頂覚醒権力

├─ 緑:虚構現実融合

└─ 赤:現実を作るが、現実虚構産物

[10章] 絶対広告魔術

├─ 青:完全覚醒・陶酔・絶対権力

├─ 緑:コピー呪文イメージ現実

└─ 赤:虚構支配者になるも、自身広告牢獄

🔹 読み解きポイント

1. 心理作用(青)

無力感快感覚醒絶対権力

個人感情の変化が選択と行動の原動力

2. 広告魔術(緑)

詩的表現無意識誘導社会象徴国家統合絶対魔術

技法進化心理作用社会国家レベル拡張

3. 皮肉(赤)

選択のたびに「自由権力を得るようで、実際は虚構支配下に置かれる」

成功覚醒の裏に不可避の従属が隠される

4. 三層構造相互作用

心理作用広告魔術を駆動

広告魔術の発展が皮肉を生む

皮肉自覚心理作用広告魔術の選択さらに複雑化

この三層図解を使えば、タタルスキーの 章ごとの心理技法皮肉の絡み を直感的に理解できます

anond:20251207100559

ジェネレーションP』における タタルスキー運命選択 を、皮肉たっぷり解説します。

🟥 タタルスキー運命選択皮肉視点

1. 「詩人志望なのにコピーライター

タタルスキー人生は、そもそも皮肉の塊です。

彼は純粋詩人として自己表現を志していたのに、現実はこう教えます

「詩は食えない。でも消費者心理を操れば大金が手に入る」

まり自己表現の夢は広告業界という巨大な消費機械に呑まれ、詩的センスは金儲けの道具に変換されるのです。

詩人志望者が広告魔術師に“覚醒”する――これは現代社会から冷笑ともいえます

2. 「快感と罪悪感の両立」

タタルスキー広告を通じて、社会全体を操作する快感を覚えます

しかしその裏では、倫理的な罪悪感もある。

皮肉なのは、罪悪感すら彼の力の一部に変換されることです。

彼にとって「悪いことをしている感覚」はもはや快楽スパイスしかない。

結局、彼は倫理的葛藤を感じつつも、快感の誘惑に完全に負けてしまうのです。

3. 「虚構支配者としての覚醒

物語の終盤、タタルスキー国家規模の広告魔術師として覚醒します。

一見、これは大成功に見えますが、皮肉真実はここにあります

社会操作する力を手に入れたが、それは自分自身虚構に操られている証拠でもある

• 彼は「現実を作る者」だが、作る現実広告で塗り固められた幻想に過ぎない

• 言い換えれば、絶対権力者として覚醒した瞬間、実は自分の生きる世界支配者ではなく、その広告虚構に囚われた人間にすぎない

まり、彼の成功も力も皮肉牢獄なのです。

4. 「選択自由とその無意味さ」

タタルスキー選択を重ねて覚醒していきます

コピーを書く

消費者操作する

社会を動かす

国家規模の虚構を作る

しか皮肉なことに、どの選択も彼の運命広告魔術に縛られているという前提から逃れられない。

自由に選んでいるようで、実際は「広告論理社会の消費構造」に支配された人生なのです。

5. まとめ:皮肉の核

タタルスキー運命選択一言でまとめるなら:

人類心理を完全に操る者となった瞬間、自分現実もまた広告虚構に操られている」

自己表現の夢 → 消費社会への従属

倫理的葛藤快楽に変換

権力絶頂虚構牢獄

皮肉連鎖が、タタルスキーという現代魔術師運命のものを形作っています

🟫 タタルスキー運命×選択×皮肉フローチャート(章別)

[1章] 詩人志望

夢:自己表現

現実:詩は食えない → 広告業界

皮肉自由表現したいのに、生活のために虚構従属

[2章] 基本コピー制作

選択商品コピーを書く

結果:個人購買意欲を操作

皮肉他人を操る快感を覚えつつも、自己倫理は侵される

[3章] ブランド文化分析

選択社会心理を観察・分析

結果:社会価値観広告操作

皮肉理解するほど、社会自分広告奴隷になる

[4章] 無意識誘導コピー

選択無意識ターゲット広告

結果:個人心理支配力増大

皮肉自由意思を操ることで、自分自由広告論理に縛られる

[5章] 消費者心理データ活用

選択データに基づく心理操作

結果:小規模社会誘導

皮肉科学手法で「操作可能人間」を増やすほど、自分統計支配される

[6章] 社会象徴操作

選択ブランド社会象徴

結果:社会全体の認知・行動に影響

皮肉権力を握るが、権力広告ルールに縛られる

[7章] 政治的イメージ応用

選択政治家国家イメージ操作

結果:国民意識を動かす

皮肉国家レベルで操る力を得るが、国家世論虚構自分も囚われる

[8章] 国家規模統合コピー

選択言葉映像・色彩・象徴統合

結果:国民全体の意識統一国家神話

皮肉:国を動かす魔術師となるも、国民意識広告虚構に縛られる

[9章] 虚構現実融合技法

選択虚構イメージ現実

結果:社会全体が広告支配される

皮肉現実を作る者となるが、現実もまた虚構産物

[10章] 絶対広告魔術

選択コピー呪文イメージ現実

結果:国家社会歴史操作

皮肉虚構支配者として覚醒するも、自分自身の生きる世界広告牢獄

🔹 読み解きポイント皮肉連鎖

1. 夢と現実ギャップ

詩人志望 → 広告魔術師

自由を求めるほど、虚構ルール従属

2. 快感倫理の逆転

他人を操る快感倫理葛藤昇華されて快楽に変換

3. 権力と囚われの二重性

社会国家歴史まで操作できるが、自分広告虚構囚人

4. 皮肉結論

操作する者が実は操作される存在

成功覚醒の表面の裏に、不可避の虚構依存が隠れている

このフローチャートを見れば、タタルスキー運命皮肉さ と、

彼の選択がどう次第に虚構牢獄へ自らを導いたか が一目で理解できます

anond:20251207100326

🟪 『ジェネレーションP』広告魔術シナリオ(章別)

技法手法 擬似コピー例・演出 操作対象作用

1 詩的直感コピー 「光が差す朝に、夢は動き出す」 個人感情を揺さぶり、創作的快感を与える

2 基本コピー制作 「このシャンプーで髪も心も軽やかに商品特性を伝えつつ、購買意欲を刺激

3 ブランド文化分析 「この靴はあなたの歩みを語る」 消費者心理に合わせ、社会的ステータスと結びつける

4 無意識誘導コピー 「この香りを纏えば、誰もが振り返る」 記憶感覚無意識作用欲求喚起

5 消費者心理データ活用 「72%の人が感じた、幸せ一口データ根拠に信頼感・安心感演出、購買心理設計

6 社会的象徴操作 「この車に乗るあなたは、都市英雄ブランド社会的価値ステータスと結びつけ、集団心理誘導

7 政治的イメージ応用 「新しい未来を共に創ろう」 国民意識に訴え、政治家政策への信頼・期待を形成

8 国家規模統合コピー 「この国は、私たちの夢で輝く」 言葉映像・色彩・象徴統合国民全体の意識統一

9 虚構現実融合技法テレビで見たあの街が、あなたの街になる」 虚構イメージ現実以上の影響力として認識させ、社会全体を誘導

10 絶対広告魔術 「私たち物語こそ現実だ。信じる者に力を」 コピー呪文イメージ現実化、国家社会歴史操作、タタルスキー完全覚醒

🔹 技法進化ポイント

1. 章1~3:個人心理操作の段階

詩的表現や基本コピー個人感情欲求に働きかける

2. 章4~6:社会的拡張段階

無意識誘導社会的象徴で、個人心理集団社会レベルに拡大

3. 章7~9:政治国家規模の応用段階

政治家へのコピー国家イメージ統合で、虚構現実として認識させる

4. 章10絶対魔術段階

コピー呪文イメージ現実

社会国家歴史まで操作可能、タタルスキー完全覚醒

このシナリオ化を使うと、タタルスキー広告魔術が 段階的に心理社会国家歴史レベルまで拡張する過程 が、視覚的に理解できます

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