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はてなキーワード: テーマパークとは

2024-12-11

旅行って観光するだけだと所詮広義のテーマパーク的娯楽に過ぎないな

2024-12-06

けっきょく名古屋ぐらいがちょうどいい

名古屋を出て都内ベンチャー転々としながら5年ぐらいふらふらしてたけど結婚を機に地元に戻ることにした。

結果として通勤時間が1時間から30分になって家賃が2万下がって年収が200万増えた。

都内に比べて土地の値段も半額ぐらいなので、そう遠くないうちに家を買って子供を持とうと思う。

東京に出てみたこ自体は間違いじゃなかったと思うものの、都内に居続けることにこだわる必要もなかったな~とつくづく実感したため、そう感じるに至った経緯を具体的に書いてみる。

 

東京人間の値段が安い

まず感じてることとして、東京仕事は多いがそれ以上に人間が増えすぎて人間の値段がかなり安くなっていると思う。

自分は大まかにITエンジニアに分類されるキャリアを進んできたものの、世間で言われるほどエンジニア待遇がいいと感じていない。

(もちろん小規模なベンチャーで働いていたことも理由の大半ではあるんだけど)

 

独学である程度VagrantだのDockerだのGithubだのAWSだのを覚えながら頑張って仕事をしてはきたものの、東京基準では「そのぐらい今どき新卒でもできる」「誰でもできて当たり前」ぐらいの温度感で、手取りは上がらないのに要求スキルけが加速度的にガンガン上がっていく。

ところが名古屋転職してみたところ、それなりの大きなジャパニーズトラディショナルカンパニー簡単採用が決まり、「なんでもできるスーパーハイスキル人材」みたいな扱いになってしまった。

おそらく名古屋はそこそこ全国規模のメーカー商社が多い割に、いわゆるIT人材が根こそぎ東京流出してしまたことで、ポストはいくらでもあるのに人材が居ないといった空洞化が発生しているのではないかと思う。

もっと自分東京に出ていった理由が、ITと呼ばれる仕事が根こそぎ人材派遣だらけになってしまたことや、メーカー採用が市外の僻地の車通勤しか選択肢がないド田舎ばかりだったため、そりゃ流出するだろうという感想だが。

だがようやく地元企業自分たちが置かれた状況を理解してきたのか、本社機能をド田舎工場併設のボロい自社ビルから駅前高層ビルフロアに移したり、プロパー人材の確保に必死になってる感が窺える。

もちろん自分東京経験を積んだことで転職できる応募のレンジが広がったことも少なから理由にはあるが。

 

狭くてダサいのが良い

まれも育ちも名古屋市の自分にとって名古屋はとにかく「狭くてダサい」という印象しかなかった。

最初は広大なマップと思えたオープンワールドゲームクリアする頃には狭く感じてしまうように、大学生を過ごすあたりで「もう名古屋は知っている場所しかない」という絶望感を抱き始める。

また、昭和から平成初期に建てられた施設建物が異様に長く生き延びており、子どもの頃から一度も張り替えられない地下鉄タイルを見ながら、この街風景は生まれから死ぬまで変わらないのではないかという恐怖に駆られたこともあった。

 

だが東京から戻ってきた結果、この狭さとダサさが結局は暮らしやすさと表裏一体だと気づくことになる。

例えば都内でどこかに出かけようとすると、数日前から予定を立ててあれこれ予約をし、一瞬で埋まるチケットを何とか確保し、満員電車や人混みを掻き分けながら目的地にたどり着くような毎日だった。

ところが名古屋では地下鉄一本で大体市内のどこにでも30分あればたどり着けるし、予約さえしておけばだいたい予定通りに過ごせるどころか、大抵の行列現実的な待ち時間しか発生しないので最悪予約とかしなくてもどうにかなる。

 

また、東京大阪福岡といった日本都市群は、近年海外から観光客による観光公害にも悩まされているそうだが、名古屋は幸いなことにしてそういった被害に全くの無縁である

以前ためし海外日本旅行者向けのコミュニティサイトで「nagoya」で検索してみたところ、「Is Nagoya worth visiting?(名古屋には訪れる価値がありますか?)」というタイトルスレッドがヒットして苦笑いしてしまった。

いや、都市とはあくまでそこで生活する人々が満足して暮らせることが存在価値であり、決して外貨獲得のために現地民族を展示するテーマパークではない。そういう意味名古屋はむしろ都市としてはこれ以上なく優れている。

 

また、名古屋に戻ってきてから嫁と一緒に三重伊勢志摩岐阜中津川旅行に行ってみたが、子供の頃漠然と「ダサい」と感じていた観光地の数々が、程々の行きやすさと気軽さでかなり満足感があった。

ダサさの局地とすら思っていた志摩スペイン村の「♪デデデデデン!エスパーニャー」のCMも、実際に自分の足で行ってみると結構いい場所だったように思う。

東京にはディズニーランドピューロランドもあるが、人が多すぎる。でも名古屋にはスペイン村がある。いや、伊勢志摩名古屋ではないのだが、三重岐阜があることが名古屋のいいところなのだ

 

名古屋には手に入るものしかない

東京から名古屋に戻って感じていることの一つに、「道行く全ての人々が自分と同じぐらいの生活レベルに見える」「街中にあるあらゆる店が自分が入ろうと思えば入れる店しかない」という感覚がある。

逆にいうと東京は「一体どんな人生を生きたらこんな生活ができるかわからない」「一生縁がなさそうな高級な店ばかりで疎外感ばかりがある」という感覚漠然とあった。

しかに手の届かないぐらい高い店や高い品があることが向上心や刺激を与えることもあるのだろうが、過度な競争を煽られて疲弊している部分も大きいと思う。

東京に住んでる間はそれらが都市の当たり前だと思っていたが、今はむしろ東京けが日本の中で過剰に資本主義内面化した特殊都市しかなかった」と思う部分がある。

 

名古屋は良くも悪くも平成初期の一億総中流社会の余韻を色濃く残していて、保守的中流層がちょうどよく生きやす地方都市を維持しているのではないかと思う。

土地家賃物価もそこそこのレベルでありながら、都内と変わらないぐらいの条件の仕事があちこちにあるため、中流がちょうど生きやす都市設計になっているのではないだろうか。

(国の統計データ可処分所得名古屋の方が東京に比べて高いみたいなデータも見たことある気がする)

前回の選挙でも、愛知県内では河村たかし国民民主候補が多く勝っていた印象があるが、あれらの「現役の中流層を大事にする」という政党方針名古屋中流層の厚さが合致した結果だと思うと納得が行く結果だった。

 

もちろん都内だって中流生活をしている人たちはたくさんいるだろうが、彼らは結局のところ立川武蔵浦和船橋といった東京衛星都市しか住めておらず、一時間以上の長い通勤時間をかけて都内の一員になったと思い込んでいるだけではなかろうか。

越谷レイクタウンで週末を過ごして1時間半かけて通勤している人たちは、千種イオンモールで買い物をして名駅オフィス仕事をしたほうが幸せになれるのではないだろうか。

さいごに

もちろん名古屋が全てにおいていいと思っているわけではない。

例えば飲食店レパートリーや、ちょっと尖った趣味の店や、チェーン店に押し流されず地元顧客を掴んだ老舗の個人経営店とかは、やっぱり東京しかない独特の良さだったと思う。

ただ、そういった場所知識と思い出は残っているので、たまに東京出張に行ったときかに立ち寄ってみるぐらいでちょうどいい。

 

そういうわけで、自分には名古屋ぐらいがちょうどよかったと感じている。

2024-11-29

オタク集団的狂気「ぬい活」

「ぬい活」というものをご存じだろうか。

公式のグッズ製作会社から販売されている「キャラクターを模したぬいぐるみ」を中心とした、一種オタク活動である

主に女性オタク界隈で多くみられ、「キャラクターを模したぬいぐるみ」は「ぬい」と略称される。

彼女らは「ぬい」を愛で、旅行先やテーマパーク飲食店などに引き連れていく。ただし、鞄の中に仕舞いっぱなしというわけではない。取り出し、写真を撮る。そして、その写真SNSにアップする。

私はこれら「ぬい活」を異常だと思っている。そんなことをしてはいけないと強く思う。

この文章をお読みくださっている方の中にも、「ぬい活」の現場居合わせ経験をお持ちの方がいるかもしれない。

「ぬい」を公共の場で取り出し、写真を撮る女オタクたち。

どう思われただろうか。

かわいいな」「楽しそうだな」と思っただろうか。

それとも「恥ずかしいな」「痛いな」と思っただろうか。

予想するに、大半の人は「どうでもいい」と思ったのではないだろうか。

一瞬、「うわっ」となりながらも、さっと視線を逸らし、数秒後には忘れている。立ち止まって眉を顰めるほど暇ではないし、そもそも街の中は「うわっ」となるもので溢れている。

薄汚れた作業着を纏った無精ひげだらけの男性ミニスカートを履いた中年女性フリルのついた可愛いワンピースを着ているが骨格がどうみても男性の人、奇声をあげながらフラフラ歩く人。

彼らは他人迷惑をかけているわけではない。ひどい臭いを発していたり、単純にうるさかったりするが、罪を犯しているわけではない。

しかし、視界に入れた瞬間、「うわっ」となる。慌てて視線を逸らし、「見なかった」ことにする。自分人生から追い出し、登場しなかったことにするのだ。

そういう「うわっ」となる人たちの中に「ぬい活」をするオタクも含まれている。共通項は一般人とは異なる価値観を持ち、奇抜さを越え、そこはかとない嫌悪、恐怖を感じさせる点だろうか。

これがたとえば、「高校生が某テーマパークで、そのパークの公式キャラクターとなっているキャラぬいぐるみを持ちながら写真を撮る」ならいいのだ。主体属性場所行為整合性がある。

「ぬい活」は違う。

その多くは成人しており、中には30歳を超えている人もいる。そういう人たちが、キャラとも作品とも関連性のない公共の場で「ぬい」を取り出しているから、「うわっ」となるのだ。

どうしてなんだ。どうしてそんなことができるんだ。

普通は年齢を重ねるごとに成熟していくはずの客観的視点がどうして退化しているんだ。自分を何歳だと思っている。大丈夫か。マジで

そしてまた、彼女らは「ぬい」に服や靴などの装飾品を与え、自分好みにカスタマイズする。専用の服が売られているし、自分で作る人もいる。まんま幼少期に楽しんだ「お人形ごっこである

ひとり、あるいは友人同士で、家の中で楽しむなら何も文句はない。何故、外で取り出すのだ。

人によっては「ぬい」を飲食店で取り出し、食事と一緒に写真を撮ったりする。

どうしてだ。衛生観念をドブに捨てたのか。人の手でべたべた触り、頻繁に洗うこともないであろう、ぬいぐるみをどうして食事の場に出す。子供でも親に注意されるぞ。

社会人として働いている人も多いだろうに、どうしてその程度のマナーが守れないのだ。お店の人も困ってるよ。

私は彼女らの行動が理解できない。そもそもの話、彼女らの目的は何なのだ

キャラが好きだからキャラを模した「ぬい」と行動を共にし、写真を撮ったりなどして、思い出に残したい』

ぱっと思いつくのはこんなところだが、私には彼女らが本当の意味キャラを愛しているとは思えない。

本当にそのキャラを愛しているのなら、「ぬい」を公共の場で取り出すなどという、恥ずべき行為に至るわけがいからだ。

「ぬい」はデフォルメされているとはいえ、知っている人がみたら「あのキャラだ」とわかる。そして、オタク公共の場で「ぬい活」をすることで、「あのキャラファンは、ああいうことやっちゃうのか」と思われる。冷えた視線を送られ、非常識レッテルを貼られる。

キャラ」と「ファン」は一体なのだ。グッズを手にしている以上、切り離してみられることはない。

あなたたちは「キャラ」を愛しているのか?

それとも、「キャラを愛する自分」を愛しているのか?

一度だけでいい。一度だけでいいから、自分行為をみつめ直して欲しい。

友人と一緒に好きなキャラの「ぬい」を持ち、画角や背景、光の当たり方などを工夫して写真を撮るのは楽しいだろう。その写真SNSに上げ、いいねされ、コメントがつくのは嬉しいだろう。キラキラと輝く思い出になるだろう。

ただ、それらの行為をしている最中、周りにはあなた以外の人がいる。あなた行為をみている人がいる。

自分欲求を優先し、周囲の目をないものとするのは、危険な考えだと思わないだろうか。

人間客観性を失ったら最後、どこまでも落ちていくものだ。

2024-11-22

なんでダンジョンテーマパークにないんだろうな?

こんだけなろう系とかRPGとかダンジョン飯とか流行ってるのにさ。

なんで?

へんなお化け屋敷みたいなやつなんかよりよっぽど需要あるだろ。

早くやれ

2024-11-20

anond:20241120203614

ディスニーとかかと思ってた。なるほどやなあ

いい具合にガラガラテーマパークならちょっといかもな。景色もいいだろうし

anond:20241120202644

いいな、漫画として出したらありな気がする

ちょけずにちゃんおっさん孤独のグルメ風に

テーマパーク飯紹介もできるし

anond:20241120202227

度胸がなさすぎや

俺みたいになると1人テーマパークも余裕綽々になるから

2024-11-11

世紀末エンジェル

小6の修学旅行(2003)が宮城だった。

一学年一クラス女子は全員で18人しかいなかったから、宿泊した旅館では確か女子全員で一つの大部屋だった。枕投げを一応やったけどみんなすぐ飽きて、布団が近い女子で持ち寄った漫画読んでたんだよね。みんな肩から上だけ布団から出して漫画を囲んで頭を寄せて黙々と読んでた。

私はクラスメイトが持ってきてた倉橋えりかの『世紀末エンジェル』の1巻から最終巻の4巻まで読ませてもらった。最初の方は以前にもどこかで読んだことがあったけど最後まで読んだのは初めてだった。

悦に萌えたり雅の名前可愛いな〜と思ったり、何より竜之介ヒロイン前世恋人)にメロメロになって夢中で読んだ。最後泣いたしめちゃくちゃ面白かった。

一泊二日だったと思うんだけど、一日目は笹かま工場見学して二日目は松島テーマパークだった。二日目は小雨で島々は霧でよく見えなかった。どんよりした天候でのテーマパークは楽しかったのかすらあまり覚えていない。使い捨てカメラでたくさん写真を撮った。笹かまは超おいしくて帰ってからお土産に買った分の半分は自分で食べた気がする。

今でもたまに画像検索しては竜之介可愛いなって思ってる。

倉橋えりか作品絶版の上電子書籍化してないから買えないし、もちろんアプリにも来ない。

にちゃんねるの詳しい人によると倉橋えりかコミックフリートークで「完璧一般人になってて漫画のことにはノータッチでいたい」とか「海外仕事したい」みたいなこと言ってたらしいか現在はもう集英社と連絡つかないのでは?とのことだった。

「あーみんとですら連絡ついたのにね」と。

まあどうしても読みたければ中古で入手すればいいんだけど、黄ばんでない漫画で読みたいからできたら電子書籍化してほしい。でもそれよりも元気でいるといいな。

2024-10-23

anond:20241023222014

いね

好きだよ鎌倉。色々ギュッってしてるし

仏像とかも見放題だしね

長谷観音見ると圧迫感凄いなーとか

弁天窟こえーなーとか

鎌倉、確かに行きやすいな

都内在住の時は結構行ったな

今はやっぱり4時間くらいかかる。でも決してV字行程じゃないから嫌な感じは無いな

なんかでも「見どころ満載過ぎて」なあ。鎌倉神社仏閣のテーマパークみたいな感じがする

どっか「この寺一択!!!」みたいなとこ無いかな。微妙群馬かに

長野は一番行きやすいんだけど

考えてみれば戸隠とか行ったことないな。すげえ近い。1時間ちょいで行けるな

戸隠神社。超有名だけどどうなんだろ?神社だけど元寺だからいいや。というか神社でもなんでもいいや

2024-10-13

推し危機感なさすぎる

推しSNSにあげる写真がどこか特定できるものばかりでヒヤヒヤする 観光地テーマパークなら問題ないんだろうが、ああ生活圏がここなんですねというのがゴリゴリに透けている

自分も昔その辺に住んでいたからわかってしまっただけで断じてストーカーなどはしていないが、たぶんGoogleレンズでも使えば一発だと思う

でも本人に言って自分ストーカー扱いされても困るし事務所はなにしてんだ本当に

2024-10-08

テーマパーク子供が騒いでトラブルみたいな話みて思い出したけど自分は騒がない代わりに早い段階で力尽きてしゃがみ込むタイプの野放図だった

なにも分からなくなった

女、27歳、無職

何も分からなくなった。

三年続けた仕事もなんとなくで無計画で辞めてしまった。

手取り20万近くあって、休日ちゃんとあって、仕事内容も別に毎日代り映えなく楽だったのに。

人と話すのが嫌になった。同僚も後輩も上司クライアント先も客も。

一週間休みを取って知らない土地一人旅に出た。仕事のことは忘れてずっと海を見つめてボーっとしていた。

それでもリフレッシュ出来ず、この現状。


テーマパークで働いていた経験がある。毎日笑顔で楽しく接客していた。

以前飲み屋で2、3回会ったことのある常連の年上の男性にその話をしたら「そうは見えないくらい明るい訳じゃないよね」みたいなニュアンスのことを言われた。

その場でも笑顔を作っていたし初対面の人とも上手く場を回していた自信があった私は家に帰ってから号泣した。

いまでもこれを書きながら思いだして泣いてしまう。その頃からやっぱり何かがおかしい。おかしい。おかしい。



一年前、仕事中の睡魔尋常じゃなく睡眠障害を疑って睡眠外来受診した。

過眠症とかそういうのだろうと、何か解決が出来ればくらいだったのにそこで言われたのは

発達障害ADHD

ちゃんとした検査は受けていない。医者からの数問の質問に答えただけ。

納得いかない、私は発達障害じゃない。普通に生活しているし、仕事に支障は出ていないし、もっと私よりもそういうような人を知っている。だから違う。

そう思うと同時に、小学生のころ忘れ物だらけで何度も先生に注意されたり大事試験最中に寝てしまたことをADHDのせいだったのかと肯定したくなった。

薬を処方され、しばらく続けたものの毎月5000円を超える出費・この先の人生薬を飲まないと普通になれないのかという不安にやめてしまった。

病院にも行けなくなった。先生ごめんなさい。



恋愛も上手くいかない。

成人してから好きになった人には所謂都合のいい女。

その後もマッチングアプリ依存精神DV、異常なほどの束縛、共依存、全部駄目な自分が浮き彫りになった。

今度こそ、この人を大切にしようと思っても出来ない。

ならば一人でいればいいのにそれも出来ない、誰かがそばにいてくれないと不安でたまらない。



愛着障害とか、アダルトチルドレンとか、そういうのも疑った。

当てはまることが沢山あるのに、養育環境に何も問題がなかった。無かったと思いたいだけかもしれないけれど。

サラリーマンの父と専業主婦の母と優しい兄に囲まれ習い事もやりたいようにやったし、大学まで私立に行かせてもらっている。





もう何も分からなくなった。

結局今この文章を書いていても何をしてくて書いているのかも分からない。

何をしたいのかも分からない。

そろそろ仕事を探さないといけない。お金が無い





でも、何も分からない。

2024-10-04

anond:20241004202207

え、本当にないか

違う相手テーマパークデートしてた頃は楽しくなかったけど今の相手とは楽しい、って話じゃなくて!?

今の相手結婚前もテーマパーク行ってたけど結婚したら突然楽しくなったってこと!?

2024-10-03

家を出るのに早すぎる時間なんて無いよ【追記した】

特定の誰かを非難したくないかちょっと落ち着いたタイミングで書くんだけど、遅刻癖って物事の捉え方の問題で、小手先テクニックじゃ改善しないんだよね。

ぶっちゃけ、「まだ家を出るには早いかな」と思うタイプって、時刻を"点"で捉えてるんだよね。実際は"崖"なのに。

イメージやすいように言えば、"ダーツのど真ん中"を到着時刻だって考えてるタイプ

そのど真ん中ピッタリに着くのが良いことだと思ってて、それより前に着いても後に着いても、同じく中心から逸れた、損だ、くらいでイメージしてる。

から、早く出すぎたらど真ん中より前に到着してダメだし、遅く出たら遅れちゃった、くらいな感じになる。

前に着いても後に着いても、予定時刻より逸れたという点で同じだとイメージしてるから、そうなる。

実際には、日本語話者にとっての日本社会での待ち合わせとか時刻に対する感じって、チキンレースなんだよね。

断崖絶壁に向かってバイクで全力疾走して、ギリギリブレーキを踏んで、より崖に近い方が度胸があるって言うアレ。

俺が高校受験生とかにアドバイスしてたのは、近所の交通量の多い国道とかの信号に全力疾走自転車ブレーキかけるなら?ってやつ。

ブレーキが遅れたらさ、ガンガン車が行きかう国道に突っ込むわけで、まず間違いなく死ぬじゃん。

(もしかしたら運よくトラックとかが超絶テクニックで避けてくれるかもしれないけどさ。まあ死ぬよね)

普通に考えたら、全力疾走状態自転車は、かなり前からブレーキをかけて、ちょっと前で止まるじゃん。

なんだったら、どの辺からブレーキ掛けたら良いか普通運転で何度も練習するよね。

大学受験会場に向かうのは、まさにコレなんだよね。

から、行ったこともない会場へのやったこともない乗り換えで時間ちょっと前に着くように考えて行動するとか、自殺行為なわけ。

知らん国道の手前まで、地図確認しながら自転車で全力疾走して突っ込むの?ブレーキミスったら死ぬのに?

から、家を出るのに早すぎる時間なんて存在しないんだよ。

到着時刻は断崖絶壁で、そこを1秒でも越えたら崖の下に落ちて死ぬの。

今日初めて乗るバイクブレーキの利き具合も判らず、路面が湿ってるか乾いてるかもわからず、なんだったら崖へのルートが下ってるのか登ってるのかもわかんないんだよ。

それでさ、いやー、ギリギリ攻めるっしょみたいなの、正気の沙汰じゃないわけ。(だからチキンレースなんだけど)

これは、物事への捉え方の問題から、到着時刻がダーツのど真ん中だと思ってる間は、5分前に到着しようとか余裕をもって行動しようとか改善にならないの。

だって、5分前っていう点に向かってピッタリを狙おうとする限り、やっぱズレるんだもん。

常に、チキンレースに参加すると思って行動すれば、どうしたら良いかわかる。

天気予報で雨の予報が10%でもあったら、10%の確率で死んでも良いって思えるかってことだよ。

もっと言えばさ、冬の受験シーズンなんか、長期天気予報に頼らなくても雪になる可能性が数%でもあるなら準備しとかないと。

大げさだと思うじゃん。でもさ、新幹線で間に合うと思っても大事な商談だったら現地には前日入りするもんなんだよ。

から遅刻癖がある場合、やるべきことは「家を出るのに良いタイミングを計る」じゃなくて、「現地の周辺で時間を潰せる場所を探す」なの。

大事な待ち合わせだったら、複数ルートでの行き方を計画しておくの。バスは遅れるし電車は止まるし、天気は崩れるしタクシーは捕まらないの。

から落ちるくらいなら1時間だろうが2時間だろうが、早めに行動するはずなんだよ。

そして、何度も何度も練習して慣れてきてやっと、もっと攻めても良いかな?ちょっとチキンが過ぎたかな?とかになるの。

まあ、とはいえ遅刻癖はわかりやすいか話題になるだけで、濃淡あれど誰でもこういう考え方をしていることはある。

天気が崩れそうなのに富士山登っちゃったり、体調悪いのにテーマパーク行っちゃったり、連休最終日の遅い時間に長距離移動入れちゃったり。

こういう時に、切り替えて温泉博物館めぐりにできるかとか、素直に延期できるかとか、有給の連絡入れてホテルに泊まれるかとか、どれだけ手札を揃えられているか次第なところはある。

あとはまあ、実は時刻に厳格な国ばっかりじゃないし、そういうもんだと割り切って生きていくのもアリではある。

世界には、午前9時オープンのお店が開いてねえなと近所に聞いたら、さあ午前中には開くと思うけど、店主次第かな、みたいなのがデフォルトの国もある。

あれ?ココって21時までじゃないの?オマエが飲んでる間はうちの店は21時にはならないんだよ、みたいのとか。

遅刻癖の治し方については、集合時間を13時とかにしてもらって、集合場所の近所で朝飯を食べるようにする、とアドバイスすることにしてる。

昼飯じゃない。朝飯ね。午前中のうちに集合場所の近所について、モーニング食べてゆっくりするの。

それでもなお最初のうちは(驚くことに)遅刻すると思う。これの良いところは、うっかり友達から連絡が入って気が付いてから動き出しても遅刻時間が短くて済むところ。

ただまあ、日本社会が急に大きく変わらない限り、遅刻癖は治しておいた方が生きやすいよね。

「家を出るのに早すぎるなあ」とか使わない方が良いよ。「家を出るには早かったな」なら使っても良い。

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こっから追記ね。

なんか思ったよりブクマされててビビったわ。読んでくれてありがとう

誤解があるようだから追記するけど、社会人でも『別に遅刻ぐらい』って人は思ったより多くいるよ。

また、余裕はその分無駄が増えるとも言えるので、分刻みのスケジュール管理する人もあん関係ない。

社会人として常識以前の大前提だろみたいな人もいるにはいるけど、まあ仕事ができるとか愛嬌がある方がよっぽど重要だよね。

5分10分の遅刻癖は考え方次第で治せるから、治しといた方が今後楽だよって話なだけで、別にホントに致命的なのってタマしかいから。

友人付き合いだって仕事だって、なんなら受験役所への届け出だって、多少の遅刻大目に見てもらえる。

大目に見てもらえなくても、別に人生が終わるわけじゃなくて嫌われたり浪人するだけだったりするし、そういう生き方もアリでしょ)

普段1時間道路事故渋滞で2時間なっちゃって遅れましたスミマセン、で頭下げたら問題ないとか、まあ良くあるよね。

ただねー、世の中には「遅刻なぞあり得ない」という人も一定数居て、そういう人の地雷を踏みぬくと二度と信用してもらえないこともあるの。

そして、1時間早く着く分にはリカバリーは効く(1時間他の事すれば良い)けど、1時間遅く着いたら取り返しはつかないの。

お前がどう思うかは一ミリ関係無くて、相手がどう思うかが全てなの。これをわかってもらえないことがあって、シンドイなって愚痴よ。

繰り返しになるけど、世の中思った以上に寛容だし、杓子定規代名詞たるお役所だって人間運営してるんだから多少の抜け道はあったりするよ。

ただ、開始時刻とか締め切り時刻とか、遅刻した側が何を言っても受けてもらえるかは相手次第だから……守る方で慣れておくのが良いと思うよ。

遅刻に寛容か否かは相手依存から、常に相手側に寛容を求めることになっちゃうので、そうでない人やイベントに当たったときキツイよ、日本はそういうこと多いよ、というだけの話ね)

結婚したら自分属性がわかってしまった

結婚するまで友達や(元)カレと遊びに行ったり、グループBBQとかテーマパークとかレジャーとか行っても何一つ楽しくなかった。ただただ疲れただけ。

花火大会浴衣着て異性と出かけても何が良いのかさっっっぱりわからず、ただ人混みと熱気に揉まれて脂ぎった顔とうねった髪型になっただけだった。

それより小説漫画ゲームの方が数百倍楽しかった。一人でいたいと思ってた。

なので自分オタクだと思っていた。

結婚後、某テーマパークに行ったらすごく楽しかった。

花火大会浴衣着て闊歩するのも楽しかった。

旅行レジャーも準備からしかった。

小説漫画ゲーム面白さよりこっちの方が面白いな?と気づいてしまった。

みんながデートしたがる理由が分かった。

義務感ではなく楽しいからしてたのか。

今の私は1日ゲームするよりかは二人で出かける方を選ぶと思う。

あんなにアイデンティティだと思ってたオタク趣味が、現実を生きられなかったので逃げ込んでただけなんだと思ったのが辛かった。

2024-09-24

子連れ旅行がめんどくさい

ホテル探したり調べたり飛行機新幹線リムジンバス予約したり……

この予約する時点でなんだか疲れてしまったよ……(まだ旅行行ってない)

複雑な事情があって、ワンオペ幼児赤ちゃん大人一人で連れていくという無茶な旅なので、行く前からしんどみがある

前もワンオペ子供二人連れて旅行した経験あり

私は気軽な一人旅が好き

旦那結婚前、新婚のとき旅行に私を誘ってきたけど、旦那も誰にも気を遣わない一人旅が結局好きらしい

子連れだと行き先も幼児が喜ぶ場所を選ぶので、テーマパーク遊園地動物園等をまわるよ

子供が喜ぶ顔を見るのが親にとっての娯楽

偏食の幼児離乳食食べてる赤ちゃんではグルメも楽しめない

子が全員小学生になればもっと旅が楽になるはず

今はひたすらしんどい

大人が行きたい場所行けない

旅行自体がもうめんどくさいので、現地人にとっても刺激がある観光地北海道京都東京福岡あたりに住むのがいいなーと思った

沖縄奄美大島みたいな海が綺麗なところはそれが日常風景となってしまっては飽きそう

あいうところはたまに行くから綺麗な景色もありがたみを感じるのではと思う

2024-09-18

>妻がテーマパーク好きだと離婚率が高いという噂


友達が事ある毎にディズニーランドに行くお嬢様結婚した。当然結婚式もディズニーランドだった。連絡取れないから今も続いてるかどうかは判らないが

2024-09-16

大阪はおもんない

笑いの文化しんどい。もう飽和状態やん

大阪言うたら「笑いの文化」やろ?

でもな、もう限界やねんホンマ。

どこ行っても「ボケてる?ツッコんでる?」ってプレッシャーかかりまくりや。

しかもや、みんな無理してでもおもろいこと言わなあかん感じやねん。「俺、ほんまはおもんない人間や」って自覚してる奴まで必死ボケて、滑ってるやん。

いやもう、そこに自己防衛の笑いが発動してんねん。会話がもはや拷問レベル

んで、ボケても誰も笑わんかったら「まあ、それもアリやな」とか言うて自分で納得してもうてる。これ、どんな精神修行の場やねん?笑いで鍛えられるとか、人生ちゃうやろ!

お笑い昭和お笑いがおもんない

お笑い?もう昭和で止まってるわ。お笑いがおもんないってもう終わりやで。

ボケてツッコんで、はい終わり。

今の時代、そんなパターンどこまで通用すると思ってんねん?しかもな、どこ見ても同じようなネタばっかりやん。

ツッコミ待ちしてるやつが目の前おったら、こっちも「いや、もうそネタ古いで」ってツッコミたくなるわ。これな、ただのノスタルジーやねん。笑いが新しくなれへん、大阪進化せえへん。ずっと昭和栄光にしがみついて、未来見えてへんわ。

無駄懐古主義に走りすぎや

大阪は「昔はよかった」って言いすぎや。

なにが昔よかったん?

商人魂とか、もう聞き飽きたわ!進化せんとずっと過去に戻ってるやん。

商店街なんか、昭和からタイムスリップしてきたんちゃうかってくらい古びてるし、みんなそれが「味や」って言うてんのがあかん。ほんまにそれでええんか?

そろそろアップデートせんと、このまま滅びるで!何も新しいもんが入ってけえへんのは、どう考えても文化が詰んでる証拠や。

道頓堀?ただの看板墓場やん

観光名所っちゅうたら、道頓堀やな?

でも冷静に考えてみ?あそこってただの看板墓場やで。

グリコ看板見て「大阪来たでー!」ってテンション上がるんはええけど、それ見たらもうすることないやん。カニの動く看板?あれが感動ポイントなん?カニの爪が動いたからって何なんや別にカニ握手してくれるわけでもないやろ。

看板見て帰る街、大阪ってもうちょっとエンタメ要素なんとかならんかいな。

街全体が劣化エンタメテーマパーク

大阪ってな、街全体が無理して「おもろい街」や言うてるけどほんまそれが痛いねん。

タコ焼き片手に歩いてる奴ら見て、ほんまに楽しいか?って思わんか?タコ焼きなんかどこにでもあるやろ。

無理にでも「大阪来たら楽しまあかん」って空気が漂っとるけど、実際は何が楽しいんかわからん強制お笑いか?

街中で「おもろいでー!」って叫んでるだけで中身スッカスカやねん。偽のテーマパークみたいな虚無感あるやろ?これ、ホンマにええんかいな。

文化進化せえへん。退廃の極みや

大阪文化、もう終わってるわ。

進化せえへん。新しいもん取り入れる気が全然あらへん。

お好み焼きたこ焼き串カツ。この3つで何年回しとんねん?

何も変わらんし、新しいもん作ろう思っても誰かが「昔からこれでええねん」って止めにかかる。ほんで、また同じもんの繰り返し。もはや文化墓場やで。大阪文化がこのままやったら、未来はずっと昭和のままや。

大阪人のプライド無駄に高い。そして虚しい

大阪人な、無駄プライドいねん。

大阪最高や!」って自信満々に言うけど、その根拠薄っぺらすぎるわ。

たこ焼きで何を誇っとんねん?

他所の街行っても、大阪の良さ語ろうとするけど、話してる途中で「あれ?これほんまにすごいんか?」って自分で疑い出すんや。そうなったらもう終わりやで。

プライド高いけど、中身は空っぽや。これ、ホンマに大阪を誇れるんか?って、もう心の中でみんな気づいてるんちゃうか。

さいごに

ほな、最後に種明かしやけどな、実はこれ、大阪とは何の関係もない人間がChatGPTに書かせたもんなんや大阪に住んだこともないし、深く知っとるわけでもない。

から見て、ちょっとひねくれておもんないこと言うてみただけやねん。大阪のこと、ようわからんけど適当に「おもんない」とか言うてみただけやねん。

大阪に住んだこともないし、ほんまの大阪の良さなんか全然わかっとらんやつが、外から見て適当文句言うてるだけや。

大阪を実際に知っとる人なら、「そんなもんちゃうわ!」ってツッコミたくなるとこがいっぱいあったやろ?せやけど、ほんまの大阪面白さや魅力は、外から見ただけではわからんもんやねん。そやから、この話も笑いながら流してくれたらええねん。

でもな、ほんまのところはどうなん?

そもそもなんやかんやで大阪は魅力ある町やってみんな言うやん。ほんまの大阪の良さ、もっと教えてくれや。

2024-09-14

古い町並みの観光地を改修してテーマパーク化して失敗したとかいう話

https://togetter.com/li/2434209

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2434209

そりゃそうだみたいな反応多いけど、後知恵だよな。

由布院とかハウステンボスとか成功例もあるし。

ホラーけがメインの大規模テーマパーク

できないか

具体的にはサイレントヒル(2、3、4、ホームカミングあたり)の世界に入りこみたいという欲望なので、ホラーという広い括りではなくただサイレントヒルテーマパークであればいいのだが、そんな贅沢言えないか古今東西有名なホラー系の世界複数集まって再現されてるテーマパークあったらぜひ行きたい

小規模から中規模の独立系お化け屋敷脱出系パークがあるのは知ってるんだけど、ああいうんじゃなくて屋内にも屋外にも再現性の高いマップが大きく広がっていて建物の内部やゲームでおなじみの屋外景色の中を歩き回れるしクリーチャー闊歩している、そんなディズニーランドみたいなホラー系(サイレントヒル)パーク行きたいなあ

ワイが億万の何倍もの長者になったら土地か買って自分のために作りたいわ

2024-09-09

藤子Fの大長編ドラえもん感想

40歳になったところでなんとなく藤子Fの大長編ドラえもんを読み返したので感想を覚え書き。

のび太の恐竜

ドルマスタイン外道恐竜ハンターが「人間狩りはやったことないでしょう」と誘ったときに乗っかってきた辺りで、ドラゴンボール魔神ブウ編に出てきた混乱に乗じて人を撃ってた外道二人組の雰囲気があった。しかしその後、のび太たちにティラノサウルスをけしかけたとき恐竜ハンターが止めようかと思った辺りでドルマスタインは「こっちの方が見たくなった」と言う。いやあド外道幽遊白書で垂金の賭けに乗っかってた B.B.C. のメンバーかにいてもおかしくない。

のび太宇宙開拓史

ギラーミンが有能。ギラーミンが出てくるまではチンタラしてたガルタイト鉱業のやつらが一気に引き締まって動くのが面白い。序盤ではケチ嫌がらせしか出来なかった三下も的確に爆弾しかけたりして動きがよくなるのがいい。

まあ、コーヤコーヤ星のガルタイト鉱業支部長?の奴があんまり仕事をすすめる気がない「ゆるくやって給料もらえればそれでいい」タイプだったんだろう。ギラーミンに「嫌がらせはやってるんだがなかなか進まず」みたいなことを言ってるけど結局嫌がらせしかしてないあたり向上心もない。のび太が来なくても遅かれ早かれ更迭されそう。

のび太の大魔境

しずかちゃんが序盤から何度も「おふろに入りたい」と言うのが、終盤で先取り約束機をしずかちゃんが持っている伏線になっているのに今更気付いた。巧妙だ。

敵のダブランダーは軍部を掌握してクーデター政権簒奪したんだと思うが、民衆の支持が本当に全くない状態軍事に全振りの総動員かけてる有様なのでそのうち政権崩壊しそう。「姫が残されているから」以外に正統性を持ってないか時間問題だろう。

あとブルスス強すぎ。折れた木だけを武器にして何人もの兵士と戦って生還するのは普通にすごすぎる。

のび太の海底鬼岩

前半のキャンプ楽しい子供のころに読んだときは前半ばっかり読み返してた記憶があり、同じ感想だった。

敵のポセイドンは海底火山活動攻撃と捉えて報復してるあたりポンコツだし、人間の生贄を要求するあたりはコンピュータのくせに呪術に傾倒していて狂ってるとしか思えない。アトランティス技術者はなんでそんなAIプログラミングをしたのやら。

のび太魔界冒険

魔界に乗り込んで一回いけそうな所まで行くが撤退せざるを得なくなり、なんとか立て直して再侵攻でトドメを刺すという王道、「カリオストロの城」の形式魔界に入ってからファンタジー世界ありがちな罠をかいくぐるところが楽しい

ボスデマオンは登場時点でほとんど詰みの状況まで作り上げていて手強かった印象。メジューサの石化もドラミが助けてくれなければあの時点で勝利確定だったはず。魔界歴程とドラミがいなかったらやりようがなかっただろう。こういうほんの僅かな綻びから主人公に負かされる展開、ジョジョ4部の吉良吉影や6部のプッチ神父とかの歴代ラスボス戦に通じるなと思った。(強すぎる敵を負かそうとすると同じ感じになるだけなのかもしれないけど)

大魔境に引き続いての出木杉解説がある。なんか民明書房を思い出した。

のび太宇宙戦争

戦車宇宙飛ばし無人機撃墜するところがアツい。大抵の作品宇宙活躍するのは戦闘機戦艦であるところ、履帯つき戦車宇宙空間飛ばして敵機を撃墜するのは他ではあまり見ないなと思ってニヤニヤしてしまった。

ギルモア将軍は「大統領を倒して皇帝になろうとしている」らしく、共和制やめて王政にするとかどんな体制転換だ、銀河英雄伝説のルドル大帝か? という気持ちになった。でも例によって軍部・・というか諜報機関無人機部隊しか押さえてなさそうで、大衆の支持が全くないのでどうせだめだろう。ドラコルルは諜報機関の長として有能な感じ。ドラコルルが頑張ってるからギルモア体制が維持できてるんじゃないかな。

ギルモア軍の総戦力80万に対してレジスタンス100人ちょっとであり、レジスタンスは「民衆の蜂起に賭けて動く」と言っていて「いやーそれはいくらなんでも無理では」と読んでて思った。しかギルモアが劇中で動かしていたのは諜報機関無人機だけ。総戦力80万のうち多くを占めるであろう有人戦力を全員動員するなんて出来ない、無理だろうという読みがレジスタンス側にあったのかも。

のび太と鉄人兵団

ミクロスが妙に人間味があってカワイイ。言いたい放題言ってくれるので全員シリアスな中での息抜きになってる。

今見るとリルルが神話を語る場面が印象深い。リルルが神話と同じ信念で来てるんだったらもう宗教戦争のような構図で、上官っぽいやつに何を言っても説得なんて不可能だろう。リルルが実質寝返ったのは・・リルルは現地に先に潜入して拠点確保など工作をする目的で作られているだろうから、現地で自然振る舞うために現地人の感情などを理解する仕組みが組み込まれているのでは? など考察してみる。

あと森を焼くシーン、戦況が絶望的すぎてつらくなる。

のび太と竜の騎士

世界観の謎解きがメインで明確な敵が居ないという新しい形式オチ。でも風雲ドラえもん城とか隕石落下とかスペクタクルがあるし、スッキリまとまるので読んでて楽しい

のび太の日本誕生

冒頭の自分だけの国をつくるところ、時代歴史要素、時空乱流あたりのオカルト、ペガとドラコとグリという厨二かつペットとの別れという感涙シーン、中盤の大冒険、終盤の追い詰められてからの大逆転、と盛りだくさんですごい。

ギガゾンビはあまり語るところがないベタな悪役という印象。

のび太アニマル惑星

ツキの月」のところがやっぱり面白い大長編補正をそのまま正当化するすごい道具。子供ときはこんなんいいのか?って思ったけど今読み直すと結局こういうのが見たいんだよなあ、と思ってしまう。

終盤、戦ったことのない動物たちを陣地と作戦で戦力にするところ、子供ときスルーしていたが、今見るとヒストリエとかドリフターズとか思い出すアツいシーンだと思う。

のび太ドラビアンナイト

中盤の砂漠彷徨うところやしずかちゃん境遇が、これまでのどの大長編よりもヤバくて一手間違えると死にそうでハラハラする。シンドバッドが現れてからは、実質主人公シンドバッドなのでは?と思うほど活躍するし、シンドバッドのび太一行に諭されるところも名シーンと思う。おっさんが往年の生気を取り戻す話なのかも。

あと、序盤のアラビアンナイト現実とが交錯する点を探すところ、子供のころはなんとなく見てたけど巧妙な構成だなあと感じた。

のび太と雲の王国

「竜の騎士」の行き違い展開や「アニマル惑星」のエコロジー思想を盛り込みつつも違う印象になっている。

中盤、かなり長い間のび太一人だけの逃避行になっていて、前作と同じくらいワンミス即死の展開をやっていて辛い。その後ドラえもんが復帰してもずっと緊迫感がある。

終盤の雲もどしガスで脅しをかけるところ、子供の時には「そんな物騒な・・対話でなんとかできないの?」など思っていたが、今読み返すと連邦最高議会での討論がとんだお気持ち明大会になっていて、「地上人意見も聞こう」と言いつつスネ夫しずかちゃんを「証拠を出せ」と詰める感じになってて、あんな場で言い合いするくらいなら武力に訴えるわな・・とも思った。雲もどしガスを撃っちゃったからこそドラえもん特攻説得力を持ったような気もするし。

のび太ブリキ迷宮

ナポギストラーの反乱について、「発明するのもめんどくさくなっちゃって、発明ロボットナポギストラー博士を作った」という説明がある。これが通ると言うことはナポギストラーの発想や発明品は流通させちゃうということで、もう倫理観や知性もナポギストラーに丸投げしちゃっている。そこまで投げたらそりゃあ反乱されるよね、という気がした。

作中では人間身体が弱ることだけ言及されていたが、もうちょっと反乱待って数年やってたら知性も劣化しそうだし、そうなってからナポギストラーが「幸せになれる薬を発明しました」とかやったらそのまま征服完了しそう。

ドラえもんが焼かれてから復活するまでずっと読んでて辛い。前作・前々作に続いての中盤辛い系なので子供の時にあまり読み返さなかったのかも。

のび太夢幻剣士

個々のエピソード・・伝説武器の回収、ドラゴンとの戦い、敵の将軍との戦いあたりは王道でかっこいい。ダイの大冒険とかロトの紋章とか読んでたとき気持ちになる。だけど、やっぱり最後打ち切りエンドのような話のまとめ方が気になる。ジャイアンスネ夫も呼べなかったし。大長編の連載スケジュールから言ってケツが決まってたから仕方ないんだろうけど。

妖霊大帝がトリホーを連れて夜襲をかけるところ、ダイの大冒険でハドラーがザボエラを連れてバラン戦直後の一行に夜襲をかけるところを思い出した。

のび太の創世日記

明確な敵がおらず、「竜の騎士」や「雲の王国」のように対話エンドなせいか子供とき特に終盤なんだかよく分からないうちに終わった印象だった。

今見ると個々のエピソード面白いし、しずかちゃんダイジェストで語ったこともページがあれば描かれてたんだろうな、とか思う。「T・P・ぼん」とかでやりたいネタがたくさんあったんだろうなと感じた。

のび太銀河超特急

王道展開をやりつつ、「禁断の星」とか「忍法壁抜け」とかの伏線回収も忘れない、とても整った作品あとがき藤子F本人が言及している通り、まさに集大成

ハテノハテ星群の「鉱業で栄えたが衰退、土地だけはあるのでテーマパーク建設」というの、思い浮かぶ地名がいくつもある。

のび太ねじ巻き都市冒険

子供ときは、敵がしょぼい、小便小僧結構すき、くらいの印象だった。あと透明ペンキを出すコマドラえもんポーズを決めてるのが子供ながらに違和感があって、「あーもう作者交代したんだ・・」という気持ちになったのを覚えている。

今見ると、藤子Fの遺作となったのもあって、どうしても制作背景が気になってしまう。あらかじめ話の概要を伝えてあったり、絵を任せる比率を増やしていたり、 Wikipedia に載ってる「種をまく者=藤子F本人」説があったり、その種をまく者の行動が自分問題解決するのではなくのび太たちに託す形だったり、後に伝えることをとても意識してたのかなあ、と思わされた。

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