はてなキーワード: 衛星都市とは
名古屋を出て都内のベンチャーを転々としながら5年ぐらいふらふらしてたけど結婚を機に地元に戻ることにした。
結果として通勤時間が1時間半から30分になって家賃が2万下がって年収が200万増えた。
都内に比べて土地の値段も半額ぐらいなので、そう遠くないうちに家を買って子供を持とうと思う。
東京に出てみたこと自体は間違いじゃなかったと思うものの、都内に居続けることにこだわる必要もなかったな~とつくづく実感したため、そう感じるに至った経緯を具体的に書いてみる。
まず感じてることとして、東京は仕事は多いがそれ以上に人間が増えすぎて人間の値段がかなり安くなっていると思う。
自分は大まかにはITエンジニアに分類されるキャリアを進んできたものの、世間で言われるほどエンジニアの待遇がいいと感じていない。
(もちろん小規模なベンチャーで働いていたことも理由の大半ではあるんだけど)
独学である程度VagrantだのDockerだのGithubだのAWSだのを覚えながら頑張って仕事をしてはきたものの、東京基準では「そのぐらい今どき新卒でもできる」「誰でもできて当たり前」ぐらいの温度感で、手取りは上がらないのに要求スキルだけが加速度的にガンガン上がっていく。
ところが名古屋で転職してみたところ、それなりの大きなジャパニーズトラディショナルカンパニーで簡単に採用が決まり、「なんでもできるスーパーハイスキル人材」みたいな扱いになってしまった。
おそらく名古屋はそこそこ全国規模のメーカーや商社が多い割に、いわゆるIT人材が根こそぎ東京に流出してしまったことで、ポストはいくらでもあるのに人材が居ないといった空洞化が発生しているのではないかと思う。
もっとも自分が東京に出ていった理由が、ITと呼ばれる仕事が根こそぎ人材派遣だらけになってしまったことや、メーカーの採用が市外の僻地の車通勤しか選択肢がないド田舎ばかりだったため、そりゃ流出するだろうという感想だが。
だがようやく地元企業も自分たちが置かれた状況を理解してきたのか、本社機能をド田舎の工場併設のボロい自社ビルから駅前の高層ビルのフロアに移したり、プロパー人材の確保に必死になってる感が窺える。
もちろん自分が東京で経験を積んだことで転職できる応募のレンジが広がったことも少なからず理由にはあるが。
生まれも育ちも名古屋市の自分にとって名古屋はとにかく「狭くてダサい」という印象しかなかった。
最初は広大なマップと思えたオープンワールドゲームがクリアする頃には狭く感じてしまうように、大学生を過ごすあたりで「もう名古屋は知っている場所しかない」という絶望感を抱き始める。
また、昭和から平成初期に建てられた施設や建物が異様に長く生き延びており、子どもの頃から一度も張り替えられない地下鉄のタイルを見ながら、この街の風景は生まれてから死ぬまで変わらないのではないかという恐怖に駆られたこともあった。
だが東京から戻ってきた結果、この狭さとダサさが結局は暮らしやすさと表裏一体だと気づくことになる。
例えば都内でどこかに出かけようとすると、数日前から予定を立ててあれこれ予約をし、一瞬で埋まるチケットを何とか確保し、満員電車や人混みを掻き分けながら目的地にたどり着くような毎日だった。
ところが名古屋では地下鉄一本で大体市内のどこにでも30分あればたどり着けるし、予約さえしておけばだいたい予定通りに過ごせるどころか、大抵の行列も現実的な待ち時間しか発生しないので最悪予約とかしなくてもどうにかなる。
また、東京や大阪や福岡といった日本の都市群は、近年海外からの観光客による観光公害にも悩まされているそうだが、名古屋は幸いなことにしてそういった被害に全くの無縁である。
以前ためしに海外の日本旅行者向けのコミュニティサイトで「nagoya」で検索してみたところ、「Is Nagoya worth visiting?(名古屋には訪れる価値がありますか?)」というタイトルのスレッドがヒットして苦笑いしてしまった。
いや、都市とはあくまでそこで生活する人々が満足して暮らせることが存在価値であり、決して外貨獲得のために現地民族を展示するテーマパークではない。そういう意味で名古屋はむしろ都市としてはこれ以上なく優れている。
また、名古屋に戻ってきてから嫁と一緒に三重の伊勢志摩や岐阜の中津川に旅行に行ってみたが、子供の頃漠然と「ダサい」と感じていた観光地の数々が、程々の行きやすさと気軽さでかなり満足感があった。
ダサさの局地とすら思っていた志摩スペイン村の「♪デデデデデン!エスパーニャー」のCMも、実際に自分の足で行ってみると結構いい場所だったように思う。
東京にはディズニーランドもピューロランドもあるが、人が多すぎる。でも名古屋にはスペイン村がある。いや、伊勢志摩は名古屋ではないのだが、三重と岐阜があることが名古屋のいいところなのだ。
東京から名古屋に戻って感じていることの一つに、「道行く全ての人々が自分と同じぐらいの生活レベルに見える」「街中にあるあらゆる店が自分が入ろうと思えば入れる店しかない」という感覚がある。
逆にいうと東京は「一体どんな人生を生きたらこんな生活ができるかわからない」「一生縁がなさそうな高級な店ばかりで疎外感ばかりがある」という感覚が漠然とあった。
たしかに手の届かないぐらい高い店や高い品があることが向上心や刺激を与えることもあるのだろうが、過度な競争を煽られて疲弊している部分も大きいと思う。
東京に住んでる間はそれらが都市の当たり前だと思っていたが、今はむしろ「東京だけが日本の中で過剰に資本主義を内面化した特殊な都市でしかなかった」と思う部分がある。
名古屋は良くも悪くも平成初期の一億総中流社会の余韻を色濃く残していて、保守的な中流層がちょうどよく生きやすい地方都市を維持しているのではないかと思う。
土地も家賃も物価もそこそこのレベルでありながら、都内と変わらないぐらいの条件の仕事があちこちにあるため、中流がちょうど生きやすい都市設計になっているのではないだろうか。
(国の統計データで可処分所得は名古屋の方が東京に比べて高いみたいなデータも見たことある気がする)
前回の選挙でも、愛知県内では河村たかしや国民民主の候補が多く勝っていた印象があるが、あれらの「現役の中流層を大事にする」という政党の方針と名古屋の中流層の厚さが合致した結果だと思うと納得が行く結果だった。
もちろん都内にだって中流の生活をしている人たちはたくさんいるだろうが、彼らは結局のところ立川や武蔵浦和や船橋といった東京の衛星都市にしか住めておらず、一時間以上の長い通勤時間をかけて都内の一員になったと思い込んでいるだけではなかろうか。
越谷のレイクタウンで週末を過ごして1時間半かけて通勤している人たちは、千種のイオンモールで買い物をして名駅のオフィスで仕事をしたほうが幸せになれるのではないだろうか。
もちろん名古屋が全てにおいていいと思っているわけではない。
例えば飲食店のレパートリーや、ちょっと尖った趣味の店や、チェーン店に押し流されず地元の顧客を掴んだ老舗の個人経営店とかは、やっぱり東京にしかない独特の良さだったと思う。
ただ、そういった場所の知識と思い出は残っているので、たまに東京に出張に行ったときとかに立ち寄ってみるぐらいでちょうどいい。
わかるわ。異様にレッテル貼りされてるよな。
維新なり吉本なり在阪メディアなり、大阪のお偉方が明るくてハキハキしてて人情深い(→声がデカくてガサツで過干渉な)ステレオタイプをこぞって演じまくってるせいもあるんじゃないかと思う。
大阪来て結構たつけど別にふつうだよ。ただ大阪ってだけで人格形成にそんな差なんて出るわけない。2,3年住んでそれなりに人と話せばわかるよ。
当たり前のようにネアカもネクラもいて、ひねくれたアホがいれば素直で賢いやつもいて、お笑い大好きマンがいれば興味ないやつもいる。貧乏もいれば成金もいればガチのセレブもいるよ。
他の地方よりは都市規模がでかいから外界(関西外)に疎い感じはするけど、東京みたく衛星都市にマウント取ったり標準語強制したりしないし。方言うつりやすいから逆に関西弁混じりで喋ってるけど、特にエセ呼ばわりされたこともない。あくまで個人の観測範囲だけど。外界に疎いのは東京さんもそうですしね。
確かにネクラでもコントみたいな会話する傾向はあるけど、自分の周りはズレたこと言ってもカラカラ笑って会話を転がしてくれるのでコミュ障としては助かってる。たまに、ダウンタウンでいう邦正役を押し付けていびるめんどくさいのはいるけど。そいつは多分出身地関係なくそういう性格なだけ。
こっち来て在阪メディアに慣れるどころか、あの歯の浮くナニワしぐさに偏見する側への媚びが混ざってるとわかってむしろ無理になってしまった。今やってる朝ドラもそう。大大阪時代の栄華にすがってる時点で寒いと思ってしまう。北陸生まれの田舎もんが言うのもあれだけど、さすがに虚勢張ってんなって思う。まず大大阪っていう言葉をこっち来て初めて知ったしな。
でも実際、ああいうノリや太古の栄華を自尊心の一部にしてる人もそれなりにいるんだろうなと思う。むしろそっちのが多いかもしれん。じゃなきゃ都構想もあんな割れないだろうし。
動物園という表現が差別という話は動物園にいる動物たちへの差別的見方が前提にあると思うんだけど、人間の宿痾だよね。
まぁ、そんな話は置いておいて、東京では中学受験がお盛んなようで、すごいなぁと思う傍ら、大阪の衛星都市で中学時代を送った人間が、中学校ってどんなところだったか書く。
教師をしていた義理の伯母から後々聞くには、当時、自分の通っていた中学は「新任向けのぬるま湯」と言われていたそうで、1学区跨いだらさらにビーバップジュニアハイスクールだったそうだ。
【あったこと】
・授業妨害
・授業中構内にバイクに乗った不良が乗り込んでくる
・隠れタバコ
・恐喝
・盗難
【なかったこと】
・レイプ
・刃傷沙汰
200人中で
孤高の女番長 1人
ちょいわる 20〜30人
みたいな感じで、
今だとコンプライアンス上で許されなさそうな体育教師2人で抑え込んでた感じ。
教え方の下手くそな先生は授業をコントロールするのに精一杯で、特に英語の先生がダメだった。
理科の先生は比較的コントロールが上手くて、これは実験とかそんな実地要素があったからだろうな。
自分はいわゆるメガネくんポジだったけど、運動もそこそこできたり、学級委員やらされたりしてた上、孤高の女番長とは幼稚園からのご近所さんなのでターゲットにされるリスクは低かったので、中2くらいで不良の影響が強まってきた頃から自分を中心にマジメくんやオタク勢をグループ化して、スイミーみたいな防衛体制を敷いていった。
これがなかった下の学年はやむなく私学の中学に編入で転校したりとか、なかなかひどいことになったみたいだ。
卒業後は自分は勉強ができたので難関と言われる私学に行ったんだけど、そこで僕が学んだことは「有名校だから素晴らしい教師がいるわけではない」「男子校はクソ」ってことだけど、それはまた別のお話。
今となっては懐かしい思い出だけど、中学も一つの社会でそこに対する恨みつらみは人間である以上仕方がないだろう。
当方20代後半、田舎(東京ではないどこか)に生まれ、22歳で田舎の大学の理系学部を卒業し、ストレートに大手メーカーに総合職として就職。配属は社内情シス。
が、転勤して半年ほどたって耐えられなくなってきた。本当に辛いし東京勤務を心の底からなめていた。
田舎で生活できることのすばらしさを舐めていた。住環境というものを過小評価していた。
俺と同じように実家が田舎でずっと田舎で生活していて東京に憧れている大学生は多いと思う。そいつらに全力で警告したい。
・田舎の生活に飽きたから東京で生活してみたい、は絶対後悔する
・東京勤務を年収換算マイナス300〜500万円ぐらいだと覚えておけ
地方の衛星都市に住んでるいると「ここは都会だから」と自虐を宣う人を良く見かける。
こんなのは嘘だ。本当の東京を知らないから言える虚言そのものだ。
電車に乗ったら座れない、でかいイオンが混んでる、駅前ランチが高い。
この「心理的にちょっと嫌」っていう程度の都会感と、本当の東京だと天と地ほどの差がある。
東京に住んでいると、ちょっと遠足に行くっていうのは相当な準備と気合が必要になってくる。
まず数週間前に旅行先を決めて特急・レンタカーなんかの手配が必要。
数週間前から予定を抑えて「何時には出発」といったことまで決めないといけない。
田舎に住んでいたら土日の朝に起きてテレビでやってた観光地に「ちょっと行ってみるか」という気分で車を走らせられる。
田舎の場合は車を運転しながらナビでテレビをつけたりラジオを聞きながら、そこで話題になった場所に思いのままに車を向かわせることができる。
Google Mapで調べた美味しいラーメンやにもいきなり行ける。
イオンに行ってカゴに詰め込んで、袋詰もせずにカゴごと持って帰ることができる(300円でずっとレンタルできる)
それが東京では全くできない。
東京に住んでいると、自動車での外出はほぼ不可能になる。というか、自動車を所持することは不可能になる。
田舎に住んでいるときは自動車を走らせる理由なんて一切必要なかった。
ただなんとなくドライブする。それだけで十分だった。
だが東京は違う。目的もなしに車を走らせると渋滞に捕まる・一方通行で戻れなくなる・駐車場が高い・そもそも駐車場が埋まっている。
都会のビル群は引っ越し初日で飽きる。なんにも面白いものなんてない。だって地方都市の見た目と同じなんだもの。当たり前。
東京は金持ちの街、とは言うけれどまさにそのとおりで何をするにもお金がかかる
繁忙時間帯に誰も並んでいないラーメン店なんて死ぬほどマズイ。だけど生き残ってる。それでも人が来るから。
たまに掘り出しの店を見つけるけれどすぐに行列だらけになる。1時間待ちは短い方、2,3時間なんてザラ。
なんであんなに待てるの?ていうか待ってる間何してるの?本読んでる?スタバでも本読むのにスタバ待つ間に本読んでる?家帰ったら?
まぁ結局住環境が最悪なので外に出てくるんだよね。
東京なんて相当な家賃を払ってもゴミのような部屋しか貰えない。
狭い部屋でできることって限られるからここでも自由度が削られる。ペットも飼えやしない。自炊もできない。
「自炊はコスパがいい」とかいう人いるけど、ぜんぜん違う。自炊はカスタマイズ幅が広い。自炊できないっていうのはやっぱり自由度が低い。
給料の大半を家賃に奪われて、残ったお金で本買って読んでるだけの街。それが東京。
優秀な人は東京の人より貰ってるから。その優秀な人が東京来たら全然貰えないけどね。
当たり前で東京はライバル多すぎて給料全然上がらない。田舎はライバルがマイルドヤンキーだから楽勝で給料上がる。
そんで家賃は全然かからない。駐車場代も必要ない。ラーメンの有名店は普通に美味しいし、並ぶ必要もない。
車も買えるし2台でも3台でも持てる。
レンタカーとかタイムズカーシェアとかを対抗に上げる人多いけど、「車を持ってる」ってのと「車を運転できる」ってのは自由度の面で全然違うから。
「パソコン持ってる」ってのと「パソコン使える」ってのは自由度が全然違うでしょ?わかる?
「いつでもパソコン使えるから不便しないよー」とか言ってるの聞いたらはぁ?って思わない?
他に自分の好きなことを見つけたら好きなように始められる
それが田舎
知ってるものだけを並べて「不足しない」って何言ってるんだ
東京生まれ・東京育ちだとそもそもスタート時点で自由度が少ないから気付いてないけど、人間って本当はもっと自由だよ?
なんか養鶏場の鶏が野に放たれたら自由すぎて何していいのかわからん、って言ってるようにしか聞こえない
人が多いっていうことはそれだけ制約の幅が大きいっていうこと
あとは金持ち・生まれながらに上流の人は東京でもいいと思うけど
煽り無しで書きます。以下はごく一部です。要望があればまた書きます。
今回は地域政党である大阪維新が大阪市以外を軽視した結果どうなってるか書いてみます。
まず地域政党としての大阪維新の政策により大阪府下で大阪市一極集中が進行中です。
各種統計にもそれが現れてきており、大阪市以外の府民は肌で実感してる人も少なくないとは思いますが
この現象自体は維新のコンパクトシティ構想や道州制の理念にもマッチしてる事であり彼らにとっては成果だと思います。
大阪維新の政策に「市町村への権限委譲」というものがありますが、これには複数の裏の顔があります。
足並み揃えない市町村にはペナルティを与えつつ「権限移譲したんだから後は市町村の責任です」という線引きです。
具体例を挙げますと、一昨年、国が国保の標準保険料率の都道府県一本化を打ち出しました。大阪府はまっさきにそれを強行し
1人あたり保険料は平均で昨年10296円、今年は8906円、合わせて2年間で19202円も値上げになりました。
(一本化自体は大阪府ではなく国の方針なので、大阪府に限らず国保加入者が多い都市圏はほぼ全て値上がりしてます。
共産党の試算によると全国の8割の自治体で値上がりになるとのこと)
これに対して大阪府河内長野市が国保の貯金から2億円投入して7999円軽減し今年の値上げを907円に押さえました。
すると大阪府は河内長野市に対して交付金減額措置というペナルティを与えました。
「市町村への権限委譲」というのは正確には「市町村を縛った上で責任押し付け」でしかないということです。
例えば和歌山県の企業立地促進制度は100億円、奈良は20億円をはじめその他にもメニューが用意されてます
一方大阪府は3千万円です。その結果、大阪府内衛星都市から奈良や和歌山に企業流出が止まりません。
これは国にも言えることですが、本来府政に求められるのは都市間格差を縮める再分配を行うことで地方の過疎化を止めることでしょう。
キリンジの『エイリアンズ』って曲のレビューで、「公営団地とかバイパスとかそういうニュータウン的なものがノスタルジーを帯びるようになってきた」的なことが書かれていた
どこかで見つけた『ニュータウンの青春』って映画のトレーラーと「さよならだけが人生だ、いやマジで」ってコピーが好きだった
Twitterで「田舎ってのは田園風景・神社・山って感じじゃなくてもっとゴチャゴチャしたショボい都会の下位互換だぞ」みたいな意見をよく見る
Fozztoneってマイナーバンドの『平らな世界』って曲の"つまらない話ばかりでごめんよ つまらない街なんだよ"って歌詞が気に入った
こういうのが積み重なって、俺はガチのど田舎育ちのはずなのになんか半端な地方都市とかベッドタウン・衛星都市で育ったような気がしてきてしまった
俺が育ったのは人口500〜600人、小学校の全校児童45人、その辺にサル・イノシシ・アライグマなどが出没するマジの山村だったのに
「つまらない街なんだよ」じゃねえよ そもそも街ですらないんだよな 森に阻まれて全体像が全然掴めないからまとまりとして把握すらできねンだわ
山を2キロ下りたところにある最寄駅の周りはさすがにちょっと町っぽい!と思ってたんだけど、前に帰省したとき「駅の歩道橋から町を見渡してエモくなるやつやるか」と思い立って見渡したら全然町じゃなくてただ「道路に家々がへばりついている場所」でしかなくて絶望したんだよな この程度のものを町と思ってしまう環境で暮らしてたのか!と
公団もバイパスもないし てか何もねえわマジで 山だから田んぼすらまばらなんだよな 何があるんだ? あんなとこに住むなよな
ネットワークビジネスも新興宗教も、どこでもある程度はあるんじゃいのかな。間を取って、衛星都市とか政令指定都市程度の規模の都会住みでOKでは?
大阪北部の町、高槻市に住んでいます。今日は枝野幸男が駅前に演説に来るということなので雨の中を見に行ってきた。
ちょっと説明しておくとこの町は大阪10区という選挙区で自民、維新、立憲民主の3候補が三つ巴で戦っている選挙区なのです。まあ自民党は強いですよね。維新も大阪ではバカには人気があるし。以前は民進党だった辻本清美も地盤ではあるけれど党のごたごたでどうなるのか。ネットでは高槻というのは左翼CITYのように言われるけどそういう土地です。俺も辻本は冷ややかに見てたし。
演説には小林よしのりが登壇していた。びっくりした。小林はネトウヨを育んだ人だと思っていたから辻本の応援演説で喋るなんて有り得ないと思っていた。辻本とは意見の相違はあるけれど話ができる相手だと認めているらしいとは知っていたけれど応援演説に来るとは。
彼の演説は面白かったですよ。米国追従の日本はだめだという話で。こういう話は「日々の生活をなんとかして欲しい」と思っている有権者にはピンとこないかも知れないけど俺には面白かった。現政権に対するdisも交えた演説は、こういう才能もあるんだ、と思えた。
枝野の演説は感動的ですらあった。彼の演説内容は、既に書き起こしなどあるから詳しく書かないけど、自民党に対して物言う勢力になってくれると思える感があった。だって安倍さんは好き放題やりすぎでしょう。憲法を軽視する人間に憲法改正なんてさせられないですよ。盗人に刑法改正とかさせます?
枝野や辻本は反安倍的なことはあまり言わず自党の政策を訴えて、代わりに小林が安倍をdisるという構成は面白かった。駅前のロータリーには見たことがないくらいの人が集まっていて拍手や歓声が鳴り響いていた。郊外の衛星都市でこのくらいの人が集まってこの熱気って凄いことじゃないかな。自民党候補の応援に麻生さんも高槻にきたけどこれほどじゃなかったから。
asahi.com(朝日新聞社):ナマ足「もうださい」 女子高生はロンスカブーム 奈良 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0621/OSK200906200188.html
上の記事についての2chの反応やブコメを見るに、あまりにも勘違いしているヤツが多いので言及してみる。
記事の画像は、どう見てもスケバンのような不良路線ではなく、上品・清楚なお嬢様路線だ。
というか、現代の女子高生から見たって、スケバンはダサいだろ…
というわけで、これは30年前のスケバンの再来ではなく、もっと時代を遡った、戦前の女学生の再来だ↓
ttp://tadanorih.hp.infoseek.co.jp/images/toppic/toppic0703.jpg
昨今の流行としては、大正ロマン・昭和モダニズムブームに加え、○○の品格、茶髪→黒髪、ホストクラブ→執事喫茶、肉食系→草食系などなど、上品で落ち着いた雰囲気のものが流行る傾向にある。
だから、ここらで制服のスカート丈が長くなるのは、自然な流れだと思う。
次に、大根足を隠すために丈を長くしているんだろという勘違い。
過去、女子高生の大根足を隠すために編み出されたものといえば…そうだね、ルーズソックスだね。
そしてルーズソックスには、ミニスカートでないと様にならない。
つまり、一昔前のミニスカ+ルーズソックスという組み合わせのほうが、大根足でも何とか「見れる」ようにする組み合わせだった。
逆に、膝が隠れるくらいの長さのスカートを穿く場合は、キュッと締まった足首でないと様にならない。
その為、ロング丈の場合の靴下は、膨張職の白ではなく、引き締め効果のある黒か紺が良いということになる。
ルーズソックスが廃れて黒か紺のハイソックスが主流になったということは、次の段階では必然、その靴下が似合うロンスカが流行するということになる。
これまた自然な流れだな。
あと、奈良というところに引っかかっている人が多いようだが、このロンスカ流行の発祥地は神戸だ。
まあ、この記事だけ見ると、「奈良という田舎の一部地域での流行」と勘違いしてしまいがちだが、神戸→大阪→奈良の順で広まりを見せているということだな。
あと、奈良の北西部は大阪や京都の衛星都市になっているから、奈良自体は田舎でも、そこに住む人間の多くは、大阪で働いて遊んで奈良に寝に帰るという、割と都会的な生活を送っている。
加えて、奈良という地域の特性が、このロンスカの流行を受け入れる土壌になっていると思う。
上でも言った通り、奈良は大阪・京都の衛星都市なので、奈良に「郊外の一戸建て」を購入する金持ちが多い。
特に、元記事に出ている近鉄大和西大寺駅から西側は高級住宅街で、関西の大企業幹部が邸宅を構えていたりする。
実際、奈良県民の貯蓄高は全国的に見ても高く、そのせいか奈良は教育に金を掛ける傾向があり、高校偏差値も全国トップクラスで、東大・京大合格者の数も多い。
奈良にももちろんDQN校はあるが、全国的に見るとお育ちの良い子が多く、清楚・上品志向になる子が多いのも頷ける。
まあ何が言いたいのかというと、ロンスカ最高!ってことだな。
露出度さえ高ければ良いってヤツはわかってない。
いくら綺麗な足でも、いつも見えてたら、そのうち見慣れて飽きてくるのが人間ってもんですよ。
普段は一見隠しているようで、動いたときに偶然チラッと見えるってのが至上。
着物だってそう。普通にしていれば素足が見えないようになっているけど、階段上るときに、裾と足袋の間から素足が覗く。
それが本当の色気ってもんだよ。