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はてなキーワード: 練習とは

2024-12-14

上沢直之投手をめぐる情報

昨年オフメジャーリーグを目指し渡米、日ハム退団

オフ日本に戻ってくる可能性を示唆、他の球団についても「オファーがあれば話だけは聞いておきたい」と発言

この言葉を聞いたファンは「恩知らず!ルール悪用!話を聞くな!」と激怒

上沢から特に発信なく、日ハム施設練習していることや、日ハム選手交流していることが報じられる

そこにソフトバンクが4年10億でオファーを検討しているとの報道

重ねて言うが、この件について上沢からはまだ言及なし

これに対し(何に対し?)ファンさらに激昂、功労者の上沢に心無い言葉を投げつける

かねたファンの一部が、まだ確定してないんだしもっとポジティブに俺たちの想いを伝えようよ、と「上沢投手どこにも行かないで」を合言葉に発信をはじめる

すでにソフトバンクに行くと思いこんでいる日ハムファンは「あん裏切り者いらない!」とよくわからないことを言っている(裏切ってない)

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結論: 思い込みや決めつけで有名人誹謗中傷するのはやめましょう。上沢投手自身が何か発信するのを待てませんか?日ハムに帰ってきてくれてもあなた発言はなかったことにできないのですよ?

というかプロ野球ファン選手キャリアに口出しすぎ。入る球団も選ばない中でたまたま入った球団に骨を埋める覚悟強要するのはパワハラと一緒だぞ。思いを持つのはいいけど、節度を持ってほしい

2024-12-13

小5の頃、ほんの少しのあい特別支援学級にいた

交通事故で膝の骨が粉々になり、半年くらい車椅子生活を強いられていたことがある。俺はその間、一時的に「ひまわり学級」いわゆる特別支援学級に登校することになった。もといた教室までの階段を登れなかったし、エレベーターもなく、車椅子が入れるフラットトイレも1階にしかなかったのが理由だ。

でもひまわり学級は身体障害者向けと言うよりは少し知能や精神問題のある児童のためのものだった。3〜6年生のそういう児童が集められて、各自の進行度に合わせたプリントを進めたり、先生が一対一で教科書を読んで説明したりする。先生は二人いて、一人は児童勉強を見て回り、もうひとりは大人しくしていられない子どもを落ち着かせたり指導をする、という感じだった。

俺は車椅子用に広めのスペースを開けてもらった教室の右後方からそれを眺めながら「こりゃヤバいところに来たな」と純粋に焦った。常に奇声が上がっているし、自閉症ダウン症の子もの顔つきは申し訳ないけど同じ日本人とは思えず怖かった。先生たちが優しくしてくれるかというとそうでもなく、教科書を読み上げて事務的言葉をかけてくるだけで、聞きたいことがあってもすぐに他の子ものところに行ってしまうし、基本的自習に近い状態が続いて勉強もどんどん遅れていく気がした。授業と休み時間が交互に来る、という感覚希薄で、無為時間がダラダラと続いて一日がひどく長く感じる。最初のうちは大休憩にもとのクラス友達が顔を出してくれたが、ひまわり学級の異様な雰囲気の気圧されるのか一週間もすると来なくなった。下校時も親が迎えに来るので学校での俺は孤独だった。当時、ひまわり学級のクラスメイトや先生人格のある人間とは認識できていなかったんだと思う。

そんな日常が変わるかもしれない兆しを見せたのは、数週間経ってからだった。

新しい児童ひまわり学級に移ってきたのだ。そいつ女子で見た目は普通というか頭はまともそうに見えたし、何なら顔が結構好みだった。ついでに言うと胸もデカかった。当時の俺は別に巨乳に対して性的興味を覚えなかったが、それより何よりとにかく奇声を発したりよだれを垂れ流したりしないクラスメイトができたのが嬉しくて「なんでこのクラスに来たの」と声をかけた。

そいつは冷めきった顔で俺の足のギプスを見て、「あんたは怪我? じゃあ普通人間だ?」と言った。冗談かと思って半笑いになったが相手全然笑ってなかった。

わたしは違うよ。頭イカれてるから

そう言って今度は笑った。超でかい声で笑った。びっくりしたし、やっぱりこいつもだめだと思った。

でも結局このイカレ女が俺の初恋相手だったんだと思う。プリントに見向きもせず窓際の席でずっと校庭を睨んでいる彼女の横顔を毎日3時間くらいは眺めていた。顔が好みだったから。

会話した記憶はあまり残ってない。一度、そいつが6年生なのに俺と同じ教科書を使ってたのが気になって「どこまで進んでるの?」とか聞いたときに「なんであんたに教えなきゃいけねーんだよ!殺すぞ!」って超でかい声で怒鳴られたのが怖くて、あまりしかけられなかった。

そいつは生傷を作って来ることが結構あった。その頃は「荒っぽい性格から喧嘩とかもするんだろうな」なんて思っていたが、今思うと虐待を受けていたのかもしれない。

俺がひまわり学級にいる期間内運動会があった。もちろん俺は競技に出れるような状態ではなかったが、一応ひまわりの連中と一緒に出席だけはした。イカ女子が借り物競争に出て、借りるものが書かれた紙を見ると会場全体をキョロキョロして、俺の方に向かって走ってきて「あんたにする!」とでかい声で叫んだ。俺は正直ちょっとときめいた。いかれてはいるが顔が好みの女の子車椅子を押してもらえると思うと、思わずときめいてしまった。

でも違った。彼女は「走れ、走れ」と怒鳴るだけだった。俺は必死車椅子を走らせたが、校庭の砂の上だし、そもそも普段そんなにスピードは出さないので勝手がわからず、隣であいつに怒鳴られながら一分くらいかけてなんとかゴールした。ゴールすると会場から障害者の健闘を称える盛大な拍手が巻き起こった。俺は恥ずかしくて顔が熱くて燃えそうだった。イカ女子はまだ怒っていて「なんであんた遅いの?負けたじゃん!」と超でかい声で怒鳴られ、俺は悔しくて泣いてしまった。昼休み、見に来ていたうちの親がそのことで怒ってイカ女子の親に抗議しに行くといい出した。やめてくれと頼んでも聞いてくれなかったが、結局何も起こらなかった。あいつの親は来ていなかったのだ。

彼女は午後の選抜リレーにも出る予定だったが、昼飯から戻ると席から消えていた。俺は気になって、トイレに行くと言ってひまわり学級の教室車椅子を走らせた。俺の直感通り彼女教室にいた。ただ上半身裸だった。体操着を脱いで私服に着替えているところだった。

ごめんと言って逃げようとしたが、車椅子を回すのに手間取っているうちに彼女が半裸のまま近づいてきて胸ぐらを掴まれた。そして超でかい声で怒鳴った。

わたし帰るから! あんたが遅いせいで負けてやる気なくなったから帰る!!」

目を閉じようとしたができなかった。体は引き締まっているのにとにかく胸がでかい。乳輪が盛り上がっている。

「帰るなら、俺も一緒に帰ろうかな」

なぜか知らないが俺はそう口走ってしまった。怒鳴られるかと思ったが彼女はびっくりした顔でじっと俺を見ていた、それから過去一優しく笑って、

「無理でしょ。あん車椅子なんだから、遅いんだから無理」

 怒鳴らずにそう言って俺を開放し、そそくさと着替えて走って教室を出ていってしまった。追いかけようとしたが、もちろん車椅子では追いつけなかった。上履きを履いていなかった彼女の、裸足の足の裏がぺちぺちと廊下の樹脂を鳴らす音が誰もいない校舎に響いていた。

戻って先生イカ女子が帰ったことを報告すると「いいよいいよ」と興味なさそうに言うだけだった。彼女が消えたひまわり学級の観戦席には、奇声を発したり虚空を見て独り言を言い続ける子どもたちと疲れた様子の先生がいて、俺の車椅子のために広めのスペースが開けられていた。でもなぜだろう、唐突にここは俺の場所ではないと思った。最初からそうだったんだと思った。

その日のうちに俺は元のクラスに戻してもらうよう親に頼み、翌日から学校に行く日数を減らして代わりに病院でのリハビリを始めた。ギプスを付け替えて、松葉杖練習をして階段を登れるようになるまで2週間かかったが、とにかく俺は元のクラスに戻ることができた。何ヶ月もいなかった俺をクラスメイトたちも何事もなかったかのように受け入れてくれ、ほっとした。変な感じにならないか少し怖かったのだ。まあ元からクラスで目立つ存在ではなかったから、いてもいなくても変わらなかったのかもしれない。

それ以降、俺がひまわり学級に顔を出すことはなかった。だから俺がイカ女子を見かけるとき彼女はいつも歩いていた。登校中か、下校中か、校庭をかけているか。俺は声をかけられなかった。あんたは無理、松葉杖で遅いから無理、と諦めたように言われるのが怖かった。

あれから随分立つが、今でも彼女が夢に出てくる。胸のでかい女子小学生はいつも歩いている。そして俺は決して追いつけないのだ。車椅子も、松葉杖もないのに。

2024-12-12

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(前期)

 最近流行ってるゲーム史上の重要性とは何も関係ないが何となく思いついたのでやってみることにした。

 フランツ・リスト(1811-1886)はハンガリー王国の寒村ドボルヤーン(現オーストリア・ライディング)に生まれ作曲家リストハンガリー人としての自意識を持っていたようだが、両親はドイツ系であり、他方でパリ成功を収めた関係フランス語を使って生活していたと思われる。いわゆるコスモポリタンであり、○○国の音楽家とは言いにくい。音楽史上の重要性ではバッハやベートヴェンには劣ってしまうから義務教育では名前は出てこないだろうが、少なくともピアノ音楽史上は絶対に避けては通れない。無尽蔵の超絶技巧によってピアノ表現可能性を著しく拡張たからだ。膨大なリストピアノ作品から7選ではきついので、リスト活動時期に区切って7選ずつということにした。

 クラシック音楽の紹介をする以上、演奏(録音)の紹介は避けて通れない。まさか自分で弾いて確かめろというわけにもいかないだろう。筆者は、リストの豪華絢爛な超絶技巧音楽が大好きである一方、特に晩年に多い宗教的内向的音楽は未だにあまりピンと来ない感がある。努力はしたが、晩年作品を中心にうまく推薦ができていないのは好みの関係で、あまり色々な音源を聞き比べていないことが一つの理由だ。

 リストピアノ作品はあまりに膨大で、しかも抜群の技巧を要求する作品も多い。一曲ごとの規模の違いを無視していうが、大量のピアノ曲を残した作曲家であるショパン場合作品数は200強。単独ピアニストによる全集も作られているし(ギャリック・オールソンアシュケナージ横山幸雄も作ってますね)、レコード会社企画モノで複数ピアニストを起用して制作されることもある。横山氏みたいにぶっ続けの連続演奏会を開いてしまうことも不可能ではない(https://www.afpbb.com/articles/-/2784123)。

 しかリスト場合は単純な作品数の多さ、別稿・異稿が多く存在すること、難易度の高い曲が非常に多いことから、「全集」の制作は困難を極める。複数ピアニストを起用しているNAXOSリストピアノ曲集シリーズも未だに全曲をカバーできていない(もし完結していたら教えてください)。その点で単独リストピアノ作品全集という前人未踏の大偉業を成し遂げたレスリーハワードCDHyperion)は本編と別巻(新たに発見された別稿・異稿)あわせて99枚というとんでもない分量がある(全曲試聴可能https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDS44501/98)。優れたピアニストであるハワードでも、短期間に、といっても10年以上あるが、大量の作品を録音しなければならない計画故、詰めの甘い演奏がかなりあるように感じられ、何も考えずにハワード全集を推薦するわけにもいかない。とはいえハワードのおかげで取り敢えずリストピアノ曲のほとんどをまともな「音」として把握できるようになった。ここで敬意を示しておきたい。ハワードCDを一巻ずつ紹介している古くからサイトがあり、本当に頭が下がる(https://www.katch.ne.jp/~hasida/liszt/liszt.htm)。良くない演奏もバシバシ指摘している。

 リストの生涯について。作曲家の生涯を知ることが楽曲理解に必ずしも結びつくわけではないが、それでも、どのような作風意識しているのかとか、どのようなモチーフを描こうとしたのか(特に標題音楽場合)ということを知ることは有益だろう。作曲家の置かれていた状況を知ることはその理解の助けになり得る。リスト場合、ざっくりいえば大スターとして活躍した1840年代までの時期(前期)、ワイマール宮廷楽長としての活動が中心になる50年代(中期)、そして50年代末の波乱、特に愛人カロリーヌとの結婚が認められず、子どもの早世などの不幸に連続して見舞われた後、ローマに腰を落ち着け作曲活動を再開し、亡くなるまでの晩年の時期(後期)に活動を区切ることができる。このあとは単に前期・中期・後期とのみ述べる。ここで紹介するのは、前期、少年時代からピアニスト時代までのもの。父を失って本格的にピアニストとして稼がねばならなくなり、大スターになっていくが、仕事ばかりで事実上奥さんとは破局する。そして後年の恋人カロリーヌ出会いヴァイマール宮廷楽長に就任するまでだ。

 作品番号について。クラシック音楽には、出版社のつけた出版順序を示す作品番号(op. xxみたいなやつ)がついていることが多い。クラシック音楽では、抽象的に「ピアノソナタ」とのみ名乗る曲が多いので、作品番号は楽曲区別にとって大事になる。しかし、リスト作品番号は出版社ごとに全然違うなど滅茶苦茶で(こういうことはシューベルトにも言える)、作品番号では把握できない。そこでよく使われるのは、イギリス音楽学者ハンフリー・サールが整理して付番したサール番号(S. xx)であるWikipediaにもサール番号順のリスト作品一覧があるので参照されたい。

1. 48の練習曲 S.136(1827年出版

 彼の代表作の一つ、「超絶技巧練習曲」の初稿にあたる作品。48とあるが、実際には全12曲。「超絶」を聞いたことがある人なら驚くはず。リスト15歳の頃の作品リストハンガリー貴族たちから奨学金をもらってチェルニーの元で学んでいたのだが、本作品は明らかに影響が見て取れ、微笑ましいと思うか、チェルニー××番を思い出して頭が痛くなるかは人次第だろう。録音は多くない。筆者はハワードを一聴したことがあるのみ。ウィリアム・ウォルフラムNAXOS全集20巻)は未聴。パガニーニの影響を受けたあとの改訂版24練習曲 S.137)は異常に難易度が高い割に第三版にあたる「超絶技巧練習曲」ほど演奏効果がないのでやはりほとんど取り上げられない(ハワードは録音している)。

2. 「ある芸術家の生涯の出来事」 S.470(1834年出版

 タイトルでもしやと思った方、あなたは正しい。ベルリオーズの「幻想交響曲」のピアノ編曲だ。実は原曲よりも出版自体こちらの方が早いようだ。ふられた作曲家がヤクをやって彼女を殺して処刑されて悪魔サバトに遭遇するという夢、というとしょーもない話だが、この曲は初演当時多数の人々を熱狂に巻き込んだ。リスト熱狂した一人だった。それでピアノ編曲までやってしまったのだが、当時は録音技術がないので、家でちょっと味わおうとCDだのSpotifyなどというわけにはいかない。ピアノで弾くしかないわけだ。とはいえ、よくあるオケ作品のお手軽編曲ではなく、オーケストラの生み出す音響可能な限りピアノ再現しようとした意欲的な作品だ。演奏難易度は極めて高い。フランソワ=ルネ・デュシャーブル(EMI)とニコライ・ペトロフ(原盤は知らないがVeneziaの再版盤を所持)の演奏が世評高く、特に後者演奏は凄まじいが、まだまだこの曲のポテンシャルを完全には引き出していないような気がする。ジョヴァンニベルッチ(CD未所持)は公式YouTube演奏動画アップロードしている(https://www.youtube.com/watch?v=bSqunBoj0cY)。これが一番アクセスやすいだろう(録音は一番良い気がする)。

3. パガニーニによる超絶技巧練習曲S.140(1840年出版

 1828~34年に欧州コンサートツアーを行ったヴァイオリニストのニッコロ・パガニーニは極限まで高められた演奏技巧と表現力によって多くの熱狂ファンを獲得した。リストパガニーニに狂った一人(またかよ)。全6曲、すべてパガニーニ作品から編曲だ。ヴァイオリン技法ピアノに映すというよりも、パガニーニから霊感をもらってピアノ技巧の拡張を試みたものと言って良い。第3曲が「ラ・カンパネッラ」(ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章編曲)だが、有名な「ラ・カンパネッラ」は、実は本曲集の改訂版S.141(1851年出版)の方であり、本曲集を聴くと、違いに驚く(逆にパガニーニ原曲を知っているとそちらに忠実ということに驚く)と思われる。そしてこの曲集は何よりも演奏難易度の高さで悪名高く、特にひたすら重量級かつ幅広い跳躍のある和音アルペッジョが続く第4曲(の第2稿)はピアノマニアの間では語り草になっている。また第6番「主題と変奏」(原曲24の奇想曲第24番)の第9変奏も地味ながら恐ろしく難しい。

 かつては本曲集といえばペトロフ(原盤Melodiya、VeneziaとOlympia再版盤で所持)、大井和郎(Deutsche Shallplatten)、そしてハワード全集しかなく、マニアたちがアップロードしているMIDI演奏非人間的超絶技巧を楽しんでいたのだが、現在ではゴラン・フィリペツ(NAXOS全集42)とヴァレチェク(Capriccio)が挑戦している。現在でもペトロフ演奏が最も高い水準にある思われるが(映像もある https://www.nicovideo.jp/watch/sm12879344)、フィリペツの演奏もそれに並ぶハイレベル演奏であり(流石に6番の第9変奏は苦しそうだが)、CDの入手可能性もあるので今ならフィリペツを聴くと良い。

 困ったことにペトロフ映像は中々手元を写してくれない。ニコニコ動画で「国家機密の指」と揶揄されているが、確かこれはペトロフカメラに写されることを非常に嫌っていたからだと思う(出典は忘れた)。

4. 旅人アルバム S.156(1836年~1842年出版)、「巡礼の年 第一年:スイス」(1855年)、「巡礼の年 第二年:イタリア」(1858年)、「第二年補遺ヴェネツィアナポリ」(1859年改訂版

 ダグー伯爵夫人マリーは当時のパリ社交界代表する人物で、たいへんな美貌の持ち主だったという。リスト1834年からマリーと逢瀬を重ね、35年にマリーは妊娠している。大胆なスキャンダル芸能人特権

 特に社交界でつまはじきにされることもなかったようだが、人目を憚るように二人は(それぞれ一時的パリ帰国も挟みつつ)スイスイタリアへの旅行順次出かけている。鉄道もない時代なので妊婦には大変な重労働だったはずだが、ジュネーヴで36年12月、長女ブランディーヌが誕生した。

 旅人アルバムは、スイス旅行で見聞きした風景民謡モチーフにした曲集で、全19曲ある。このうちの数曲が改訂を経て「巡礼の年 第一年:スイス」 S.160(1855年)に結実する。また、37~38年に訪れていたイタリア旅行で見聞きした風景芸術作品から受けた霊感表現した「第二年」と「補遺」も出版は後年だが、大部分は39~40年頃に完成していたらしい。

 旅人アルバムほとんど聴いたことがない。NAXOS全集32のアシュリー・ウォスもハワード全集でも聴いてない。巡礼の年の方は、第三年も含めた全曲盤ならラザール・ベルマン(Deutsche Grammophone)が有名。村上春樹小説中に登場したせいでクラシック音楽CDにしては珍しく再版がかかった。個人的にはルイ・ロルティ(CHANDOS)の演奏がとにかく美しく、大好きである巡礼の年は、大曲もあるが、短めで肩肘張らずに聞ける曲も多いので、リスト入門にはもってこい。第一年の大曲「オーベルマンの谷」単独ならアルカーディ・ヴォロドスSONY)がホロヴィッツ編曲を織り交ぜながら気合い入りまくっている(https://www.youtube.com/watch?v=4ADtxG-b8ik)。第二年、そして本曲集最大の大曲であり、リスト最高傑作の一つであるダンテを読んで:ソナタ幻想曲」は、評判の高いベルント・グレムザー(Koch Schwann)は未入手。ロルティ(CHANDOS)は全集版も第二年だけの旧録音どちらも良い(とにかく超絶技巧を味わいたいなら若い頃の旧録音が良い)。有名曲なので演奏動画をアップしている人はプロアマわず色々いる。

5. ベッリーニオペラノルマ」の回想 S.394(1844年)

 幻想交響曲もそうだが、リスト作品の多くを他作品編曲が占めている。特に多数のオペラ編曲があるが、この曲が最高傑作だと思う。中盤の鍵盤を駆け巡るアルペッジョは明らかにジギスムント・タールベルクの「三本の手」を取り入れたもので、聴いていて気持ちが良い。後半の「戦争だ、戦争だ!」のテーマに基づく部分は極めて難しく、ここを上手く弾けるかどうかがこの作品の見所。しかいかにも難しいという様子で弾いては興ざめ。

 今ならフィリペツの映像https://www.youtube.com/watch?v=0TMypN1gW5k)が一番良い。CDもあるらしいのだが自主制作盤と思われ、未入手。他は、かつては表現意欲にあふれるベルッチ(assai)、ヴィルトゥオーゾ的な迫力あるトム・ウェイクフィールド(Symposium Records)、そして我らがスーパーヴィルトゥオーゾマルク=アンドレ・アムラン旧録音(Music & Arts)が三大録音だったと思う。アムラン新録音(Hyperion)は若干遅くなったが、抜群に録音が良くなり、総合的にこちらの方が好きかも。若手だと韓国のノ・イェジン(NCM)やイギリスベンジャミングロヴナー(Decca/https://www.youtube.com/watch?v=OVKTEoxBIKE)が大変良い。

6. 三つの演奏会用練習曲1849年出版

 40年代作曲されたもの。全3曲。演奏会用練習曲は、チェルニーのような練習のための曲ではなく、コンサート披露して喝采さらうための曲であり、いわゆる「性格的小品」の一種リストはこういう曲をひっさげてコンサートに臨んでいたわけだ。第1曲から「嘆き」、「軽やかさ」、「ため息」と標題がついているが、出版社がつけたものに過ぎない。第2番の標題通り、全体的に軽やかな作風特に「ため息」は有名でよく弾かれる。

 第2、あるいは有名な第3番の録音はよく見るが、全曲録音というと意外とない。福間洸太朗(アクースティカ)のCDに全曲入っている。確かロルティ(CHANDOS)にも全曲録音があったはず。

7. ノンネンヴェルトの僧房ピアノ初版1843年出版

 スイスイタリアマリーと過ごしたリストだったが、ピアニストとして忙しく飛び回るためにマリーを放置してしまい、結局二人は破局する。ひどい話で、破局した後もリスト演奏活動をしていたので、リストの母が子どもたちの面倒を見ていた。

 41~43年の夏にリストマリーはライン川中州にあるノンネンヴェルトの古い修道院子どもたちと共に過ごしているが、これがマリーとの最後の親密なお付き合いだった。この曲は、当時同地に夫妻を訪ねてきたリヒノフスキー侯爵の詩に音楽をつけたものシャルルマーニュ武将ローラ戦死誤報を受けて絶望した妻がノンネンヴェルト修道院に入ってしまい、ローランは二度と妻と会えなくなったことを知って修道院を見下ろせる土地に住み着き、妻を思う歌を歌った・・・という救いのないストーリーだ(歌詞https://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S4212.htm)。マリーとの破局に後悔していたのか、リストはこの曲に相当執着していたようで、ピアノ独奏用を含めて複数ヴァージョンを作り、何度も改訂している。晩年バージョンアンスネスEMI)などが録音しているが、重苦しい。当時のバージョンはそこまで重苦しくないと思う。推薦音源はあまり思いつかない。全集を録音しているハワードライナーで"beloved"と書いていて、気に入っているみたいである。

 華麗なオペラものシューベルト歌曲編曲魔王を含めてかなりの曲を編曲しており、どれも魅力的)など、編曲を中心にまだまだ色々な作品があるが、そろそろ次の時代に進もう。

anond:20241212145210

耳掛け型を買ったんだけど、お耳が小さくてしかも下の方にあるうえに絶壁なんでゆるいです。はずれかけたんで家でつけて練習しなきゃ。

耳穴も小さいんで、音が出る部分が、耳にすこーしだけ乗って浮いてるの。でもきっとこれくらいが普通の人の大きさなんだろうなぁ。

anond:20241212100334

楽器練習用の防音ブースみたいなのをレンタルしてその中に寝かせて親はイヤーマフして寝たらダメなもん?

anond:20241210202109

人間が好きじゃないならそもそもお勧めしないが、人と交流するのは苦手ではないが好きになる人が見つからないというのであれば恋愛目的1on1じゃなくて参加するコミュニティを増やすといいよ

ランニングチームに入るとか、meetupの異業種交流会に出るとか、行きつけのバーを作るとか、パーソナルトレーナーをつけてみるとか、カポエラ練習会に行くとか、エスニック料理ワークショップとか、コーヒー焙煎体験とか、なんでもいい

でそこで恋人を探すんじゃなくて、そこから人間関係を広げて、好ましいと思う人間出会えるかどうか試してみたら そもそも恋愛前提じゃないか生理的に無理とか考えなくて済むんじゃない

そこで恋人を探すんだ!と意気込むとコミュニティの厄介になるから気をつけてね 増田はそういうタイプじゃなさそうだけど

てか気の合う友達が増えたら寂しさで求めてたのは恋愛じゃなかったわと落ち着くかもよ

anond:20241212081052

女が男を殺す例も多くあるけど基本的には不意打ちだろうな

正面からだと体重40キロの打撃攻撃はなんも効かないし組み技はちゃん練習してないと出さな

ドラマー精神破綻者が少ないらしい

子供の頃から家にドラムかそれに近いもの音出し練習できる環境がある=金持ちか余裕のある家庭環境で育った割合が多いからだと思う

ドラムかエレドラはそもそもかいし、バスドラは階下の住人を気遣うし、消音してもちゃんと叩いてたら多少はうるさいはずだしなぁ

2024-12-11

anond:20241211192524

おもしれー女。俺はあんまりそっちの世界には興味ねぇけど、確かにあの男優たちはすげぇよな。あんな状況、普通のやつなら頭の中真っ白になるだろ。けど、たぶんあいつらはプロとしてのメンタル技術を持ってんだろうな。俺たちの想像を超えたスキルがあるんじゃねぇの?

でもまあ、世の中にはいろんなやつがいるってことよ。その道のプロがいるわけだから、きっと何かしらの訓練とか、経験で冷静に保つ術を持ってるんだろうな。俺たちが普段生活で気をつけることだってそうだろ?練習して慣れてくもんだよ。ま、俺ならあの状況になったら間違いなくパニックだがな。そう考えると、意外と普通生活も悪くねぇと思えてくるぜ。

anond:20241211142009

空手トンファーと同じ理屈

ナイフを逆手持ちにすると素手格闘技の動きがそのまま使えて練習効率が良い

一発で致命傷になるような使い方にはならないが

人間なんて切れれば怯むし

2024-12-10

anond:20241210193629

おれもそれみた~

おれは普通に喋れるけど、旅先ではわざわざ側音化構音で喋っている

側音化構音は練習したらすぐにできるようになった

こども以外に指摘されることはほとんどない

やさしい社会である

小学生男子父親に求められるもの

教養でも優しさでも愛情よりも何よりも、

ギャグなんだよね、これ。

子に「ギャグやって」と言われる。

ギャグネタ以上に、

演者の力量が大きいと思っている。

から

ギャグやって」というフリに、

素人おっさんがどこかの芸人さんの真似事をしたとて、

大滑りなんだよね。

これ以上なく滑る

赤面までして「つまんない」とか言われる地獄

オリジナル

そんなバカな。

趣味は「ギャグ作りです!」ってか。

怪奇!YesどんぐりRPGの一員になりたい。

あと関係ないけど、最近ギャグって

替え歌的な手法ばかりで、

志村けんの「あいーん」みたいなものって

出てこないよね。 あるっけ?

別に最近ではないか。そういうものか。

面白いお父さんでありたい。

ギャグ作ってみるか。

や、作った上で何度も練習しないといけない。

その上でウケないといけない。

道のりは遠い。。

2024-12-09

トレッドミルで走ってて思った婚活のこと

皆さんはトレッドミルを御存知でしょうか?

もしくはランニングマシンと言ったほうが聞き馴染みがあるかもしれません。

使ったことがある方ならおわかりいただけると思いますが、いくら走っても全然時間の経過が遅く感じます

まるで刑罰じゃないかと思ったことが何度かありますが、それもそのはずトレッドミル起源刑罰器具だったとかなんとか。

この拷問のような時間も納得できますね。

筆者は近頃この拷問器具の上で苦痛時間を過ごしております

というのも、会社の付き合いでランニングイベントに出ることになったからです。

普段ジムで白目を剥きながら筋トレしてる筆者ですが、持久走は大の苦手です。

いくらカジュアルイベントとはいえゼェゼェと苦悶の表情を浮かべて走るのは良くないかと思いトレッドミルトレーニング機能を使って走る練習をしているのです。

先程も言いましたが、トレッドミルで走ってみるとどうも辛いのです。

例えばトレーニング機能で5km走るともう…。

きっとそれは周りの景色が変わらずジムの白い壁が目の前にあり続けること、ただ時間の経過と走行距離を表示するトレッドミルデジタル表示の無機質さがそうさせるのでしょう。

かなりの時間が経ったはず、かなりの距離を進んだはず、なのに何も変わらない、進んでいるのかどうかもわからないというのはなかなか辛いものです。

走っているうちにバカバカしくなって止めてしまおうと思うのですが、やっぱりそれは負けた気がするし…の繰り返しです。

そんな中今日走っていたところ、ふと「いくらやっても進捗がわからない」という感覚婚活に似ているなあと思いました。

ところで筆者はアラサーで周りは結婚していってるお年頃です。

友人たちは父になり、母になり、2人目もでき…といった具合に。

つい先日も友人から結婚の報告がありました。

しかし筆者は何の進捗もありません。お一人様です。ソロプレイです。観客0人ワンマンライブです。

からの圧が年々強くなってます

もちろん何もしてないわけではありません。

アプリだなんだで出会ってみたりしてますが、イマイチうまくいきません。

上手くいったと思えば失敗し、失敗したと思えば失敗し。

何がダメだったのか、どこで間違えたのか、何もわからずに次を…の繰り返しです。

きっと前に進んでいるんだと思います。なにか学んだこともあるはずです。

諦めかけたことは何度もありますが、「結婚タイミング」だとか「世界に何十億も人がいるんだから、ぴったりな人がきっと見つかる」という言葉を信じて走ってます

しかいくらやっても進捗がわからない、どれだけ走っても終わりが見えない、これが今の私の状況です。

この感覚トレッドミルいくらかの距離を走るのと似ているなあと思います

いくら走っても終わりが遠いトレッドミルいくらやっても進まない婚活

体力的に責め立てるトレッドミル精神的に追い詰めてくる婚活

一体どちらの刑罰の方が楽なのでしょうか?

しかも周りから見ると何やら滑稽に見えてしまうところも似ているように思います。(これは言い過ぎでしょうか。)

しかしやらないことには何も進まない、何も得られないのも事実です。

幸いトレッドミル婚活も終わりはあります。それがわかりにくいだけでいつかきっと終わります

その時を目指してただただ愚直に走るしかないのでしょうか。

ところで、トレッドミルでそれなりに走ったあと、降りてみるとふわふわとした感覚があります

酔ったような変な感覚ですが、筆者そういう時ついつい一歩、また一歩と前に踏み出してしまます

ふらふらとおぼつかない一歩ですが、なんだか前に進めた気にもなるので個人的には気に入ってます

こうやって誰かと一緒に一歩、また一歩と前に進んでいければいいのにな、そう思いながら家に帰る毎日です。

岩本照はなぜSASUKE主人公ヅラをするのか

TBSがお送りする、年末の大型スポーツバラエティ番組といえばSASUKEである。もともとは「名もなき男たちのオリンピック」を標榜し、SASUKEオールスターズ代表される一般人の参加を中心に据えていたこ番組だが、近年は芸能人の参加が目立っている。ゴールデンボンバーの樽美酒が著名だが、芸人アイドル業界わず多数参加している。

一部のSASUKEファンはこの変化をよく思っていないらしい。とりわけ、人気アイドルグループSnow Manリーダーである岩本照を取り上げすぎている、という声が時折聞かれる。彼はまだ自力3rdに到達しているわけでもないのに、番組で尺を取りすぎている。もっと当初のように、名もなき一般人に焦点を当てるべきだ、というわけだ。

だが考えてもみてほしい。この番組はすでに、山田勝己という狂気一般参加者を輩出してしまっている。もう20年以上も前に、その後長きにわたりバラエティ番組で擦られ続けるかの名言を生み出した男だ。あの時代よりだいぶ平均的な倫理観成熟した現代に、いったいどこに、山田を超える一般人エンターテイメントを生み出す余地があるだろうか。

SASUKE総合演出を務める乾氏は、「SASUKEが生んだモンスターは2人だけ」と語っている。一人は人間ドラマとしての番組方向性を決定づけた山田勝己、もう一人は現役最強のSASUKEプレイヤーである森本裕介だという。SASUKE主人公なりたければこの二人のバケモノのどちらかに勝たなければならない。森本に実力で勝つか、山田勝己を越える人間ドラマ演出するか、二つに一つだ。

前者がかなり厳しい道のりであることは論を俟たないだろう。第40回のファイナルステージ森本は他二人のファイナリストに圧倒的な差をつけて鋼鉄の魔城の頂すれすれまで辿り着きかけた。第41回では愛媛銀行職員という新星が現れるも、彼すら森本と同じ位置で脱落してしまった。

とはいえ、もう一つのルートも険しいものだ。山田勝己SASUKEに打ち込むために、およそ常人が捧げられるあらゆるものを捧げ尽くしてしまった。命綱なしでクレーンからぶら下がってファイナルステージ練習をし、SASUKE練習に熱中して仕事首になり、にもかかわらずあっけなく失敗する姿を見て妻が涙をこぼしてみせる。命、仕事家族、真っ当な人間なら犠牲にできないものを全て。そうして暗い沼地に落下し、「俺にはSASUKEしかないんですよ…」とこぼす。本当に全てを賭けてしまい、ドラマのようには美しく勝てなかった男の言葉を。

から山田に勝つためには、山田が持っていないものを賭けるしかない。総合演出の「SASUKEにはまだ林業やっている人がいない」みたいな戯言を間に受けて林野庁就職した若者自分未来を賭けたわけだ。広大な土地に膨大な労力を費やして、巨大な模擬セットを作成した選手も一人ではない。あの実力者の愛媛銀行ですら頭取のハンコを持ってきた。もちろん、もうちょっとばかし穏当な、家族とか友情とか起業とかそういうアピールもあるけれども、それらは大抵、当人たちのテレビ映えする立ち回りのうまさと、着実に前半をクリアできる実力とセットになっていたりもする。

そこにきて岩本照は、「トップアイドルとしての偶像性を捨てること」という間違いなく強いカードを持っている。彼は日本で最も売れているアイドルグループリーダーだ。その彼が、割と平気で1stで落下する。初回はなんと冒頭のクワッドステップスで落ち、そこから少しずつ距離を伸ばして6回目にしてとうとう1stをクリアたかと思いきや、新エリアの前にまた沈んだりする。特別回で3rdの良いところまで進める姿を見れば、練習ちゃんとやっているのだが、全体としての本番の成績は芳しくない。

要はぶっちゃけ微妙なところで結構落ちてるのだ。きらきらとしたアイドルリーダーが。あの汚い泥沼に。普通に考えて、アイドルスポーツバラエティに出場する動機があるとするならば、その華麗な活躍模様をファンに見せつけるためではないのか。初回出場で1st最終エリアまで到達したり、あるいはクリアまでしている諸先輩後輩がそうであるように。

にもかかわらず彼はなぜか、「俺はこれだ」と確信し、自グループ冠番組でもSASUKE番組名を連呼し、忙しい合間を縫って千葉の片田舎にあるセット練習に赴き、枕元には山田勝己カレンダーを置き、結果として見事にSASUKEキャラ確立している。他のメンバードラマとかダンスとか言ってる最中リーダーのこの男のキャラけがSASUKEである。まあ冷静に考えたら何かがおかしい。まだアニメオタクとかの方が普遍的だし理解できる。トップアイドルTBSの一企画キャラクターを預けることがあろうか? あかつクロちゃんじゃないんだから。例えばVS嵐アトラクションに全てをかける後輩がいたら、相葉くんだってドン引きだろう。それでいて別に毎回クリアできるわけじゃないのだから、彼は間違いなく、ある種の「本物」なのだ

SASUKEの熱心なファンは「SASUKEに全精力を費やすのは普通のこと」と考えている向きがあるようだがそんなわけがない。思い出してほしい。これは所詮、いちバラエティ番組なのである

そんなたかバラエティ番組で、輝くことを求められるアイドルが、時にぶざまとも言える失敗を見せる。しかし、どれだけ恥をかこうがなんだろうが決して諦めたがらない姿、それこそ山田勝己が紡いできた物語のそのまま続きと言えないだろうか?

SASUKEがもしも、完全制覇をゴールとする英雄物語だけだったならば、Mr.SASUKE称号長野誠のものだっただろう。けれども、ここには山田勝己代表してきた、人間物語がある。見果てぬ夢を見て、敵わぬ敵と戦い、届かぬ壁に手を伸ばす。それは冷静に見れば滑稽で、傍目には理不尽とすら思える情念で、とき哀愁すら漂い、しか不思議な輝きを放つ、奇妙な人間讃歌である。その世界岩本は、アイドルらしい視聴率手土産に、アイドルしからぬ泥臭さで挑んでいるのだ。


というわけで、一般人もっとスポットを当てろという意見お気持ち大変よく分かります文句はこの際、森本山田に言いましょう。エリア難易度インフレさせた森本と、人間ドラマインフレさせた山田に。でも次回にこそは、とんでもない素人ドラマが現れるかもしれないという希望もかすかに抱いて。

そんな今年のSASUKEクリスマス決戦、12月25日18:00からスタートです。岩本照で何回CMを跨ぐのか。みなさん絶対絶対絶対見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=NYUcfzsRUmA

anond:20241209184814

なるほどね、サッカーを愛する情熱が感じられるよね♥。ボクもそのアイデアに興味深々さ♣。天然芝プレーすることで、選手たちの足をいたわることもできるし、パフォーマンスも向上するだろうね♦。ただし、天然芝管理は確かに手間と費用がかかるから学校予算範囲内で上手くやりくりしなきゃならないね♠。

また、天然芝保護するために屋内での活動を増やすというのも面白い考え方だよね♥。多彩な練習方法を考えるチャンスでもあるし、他の運動部と協力しながら、うまく共有する方法を見つけていければいいと思うよ♣。どうぞ、さらなる工夫と情熱で思い描く未来を実現してみてね♦。

足をいたわるためにサッカーの強豪校にグラウンド天然芝化を義務付けよう

公立中学高校でも同じ取り組みを

グラウンドでは土曜日試合

天然芝学校予算で良好な状態を保つこと

天然芝保護のために体育の授業とサッカー部含めた運動部練習は屋内の活用

anond:20241209152804

そうか!君の娘さんの話なのだな。それぞれの習い事には、異なる特性と楽しみ方があるのだ。まず、練習宿題必要ものは、確かに努力と忍耐が求められる。ピアノ英語そろばんなどは、継続した努力がその技術をより豊かにし、達成感を味わえる素晴らしい道だ。しかしな、それがどうしても合わないこともある。自分に向いていることを見つけるのも大切なことだ。

対して、行って取り組むだけの習い事、たとえば水泳ダンス剣道などは、その瞬間に体を動かし、エネルギーを爆発させることで楽しみを見出すものだ!これもまた素晴らしい。寒くても一歩踏み出せば、体も心も温まるはずだ。

娘さんが何を楽しんでいるか、何に情熱を持てるかを見つけるのは、親としての役目だ。無理に苦しませるよりも、彼女が本当に好きなことに熱中して取り組めるよう、応援してあげることが大切だな!燃えるような情熱を持つことができる何かが見つかるといいな!

練習宿題必要習い事と、行って取り組むだけの習い事

練習宿題必要習い事

ピアノ公文英語教室そろばん学習塾、など

行って取り組むだけの習い事

水泳ダンスサッカー剣道習字、など


練習宿題必要習い事絶望的にできない子供がいることに気付いた

行って取り組むだけの習い事は、寒くて家出たくなくて面倒とかはあっても、だいたいは嫌ではなさそう

まあうちの娘の話なんだけど

女性漫画家嫉妬している

私は漫画家でも何でもないただのオタクだが

女性漫画家嫉妬している

その漫画家は絵は超絶上手いが漫画の中身はスッカスカで

美形で性格のいい主人公性格のいい人たちがみんな仲良しで

多少のアクシデントは起こるが楽しい毎日を送るというもの

なんでこんなしょうもない萌え漫画が人気なの!?とムカムカする


が、その漫画家努力していることも知っている

既に日本漫画界で十指に入るクラスの絵のうまさなのに

絵の練習をしているという


また、ヘラヘラと中身のない萌え漫画を描いているわけでもなく

売れている漫画を大量に読んで研究しているらしい


才能、努力、どれをとっても私なんかまるで敵わない

絵が上手くて売れている女性漫画家なんて他にもたくさんいるのに

なぜ私はこの漫画家に対して嫉妬を覚えるのだろう

それがわからない

2024-12-08

[]12月7日

ご飯

朝:なし。昼:カツ丼豚汁。夜:カップヌードル。間食:スナック菓子

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

寝てた。

グランブルーファンタジー

十天新イベントを周回。15周して報酬ほとんど取り切ったのでおしまい

150は10回ほど遊んだけど、ちゃんと極星器が落ちてくれて非常に良き。

出来ればあと一本落ちてくれると次の古戦場を気楽な気持ちで遊べるけど、どうだろうなあ。

肉集めの予行練習イベントって感じかなあ。

1ポチ編成なので0ポチを目指したい。

風のワールド武器必要そうなので砂箱外伝が来たらまずはこれを作ろう。

anond:20241208033832

うまく教えられるようになるんじゃなく、

教えるフリを練習すればいいんだよ

そうすれば相手の出来は関係なく自分だけの問題で完結する

 

「あの人はちゃんと教えているな」と周囲に思わせれば、教わる側が上達しないカスだったらそいつカスなだけって評価になる

 

教育係になる時にみんなが努力してるのは「他人から見た時に優れた教育者に見えるか」なんだよ。相手ちゃんと上達するかどうかで振り回されるわけにはいかないんだから

 

相手が学んで向上するかなんてどうでもいいんだよ

それが正しい生存戦略

2024-12-07

カットモデルは一回までという常識

しゅんき」という奴のnoteが一部で話題になっている

https://note.com/syunki0910/n/na13909765e30?sub_rt=share_b

しゅんきはラニーノーズというお笑い芸人に惚れ込むあまり無自覚ストーカーと化してしまい、吉本出禁を言い渡された過去があり、

その時の回顧録が「現代ミザリー」などと言われ話題になったのだが、そのしゅんきが今度は行きつけの美容院人間関係を間違えてしまいまた失敗してしまった……という話

Xではしゅんきにドン引きする声が多数寄せられている


まあ確かにちょっとやりとりがちぐはぐな感じはあるけど、犯罪者みたいに扱うのは違うんじゃね?と思っていたら

皆が一番引っかかっていたのは「無料カットモデルを同じ人を指名して何度も何度も利用している」という部分らしい

(異常だとか曖昧表現でヒソヒソするばかりでそれをはっきり言う奴がほとんどいないのもムカつく)

カットモデルってよく知らないけど、この書き方だと腕を磨くための練習相手(下手だったり失敗されても文句言えない自己責任、その代わりに無料で切ってもらえる)ということだよな?

そういうシステムがあって、美容院美容師カットモデル募集していて、その制度に則ってしゅんきはカットモデルを買って出ているんだよな?

美容師はもう練習をやらなくてもいいくらいの腕前になったかしゅんきの髪を無料で切るのが内心ウザかったということ?

じゃあ他の新人に交代させるとか、「もうカットモデルをやめることになったんですよ~」って言うとか店側で対処すればよかったのでは?

それを何もせずに察しろとか、ようやく美容師側がそれっぽいことを言ったと思いきや「昼間に来たら(有料なら)もっと丁寧にしますよwドリンクもつますよ、美容師の俺に投げ銭できますよ」、ってなんか微妙じゃね?

来てほしくないのか有料の常連客に移行してほしいのかわからん

「昼間に来たらもっと丁寧にやりますよ」ってけっこうな言い方じゃね?お前のことは雑に扱ってる宣言も同然だからギョッとした、もう来てほしくないから言ってるのかと思ったらお金を払ったらこんなサービスがありますよってメリット提示してるし

何なんだ……正直しゅんき側の人間なので困惑する

何より「カットモデル相手に何も言われなくても普通空気読んで一回までにするべき」というのはそんなに常識なのか?美容院に疎い人はどこでその知識を知るの?

一度そういうもの無料で利用していいもの)と思い込んでしまった時にどうやら違うらしいぞと自力で気づけない奴はどうしたらいいんだ?

この物価高や低賃金問題が叫ばれる時代に、安く済ませようとするのは異常者扱いされて集団糾弾されるほどの異様な行為だってどうやって気づけばいいんだ?

お前らは何かを思い込んでいないとか迷惑をかけていない自信があるのか?

本当に腹が立つ。正義マン気取りやがって。しゅんきを犯罪者予備軍みたいに扱って、それで普段差別反対とか弱者救済とか言ってんだろ。弱者は助けたい形をしていないっていうのはこういうことだよ。

2024-12-06

anond:20241206193824

百人近くって新入生のほとんど全てがテニプリファンテニス部に来たってこと?ブームすごかったんだね。

全員入れて1年は地道な身体作りと雑用特化の練習させればその手の新入部員はふるいにかけられたのでは。

キャプテン翼等他のトンデモスポーツ漫画も同じこと起こりそうな気がするけど、どうしていたのだろう。

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