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はてなキーワード: 犠牲とは

2025-11-12

制服スカートは全面廃止で良くない?

最近女子でもスラックスを選べる学校が増えてきてるみたいだけど、もうスカートは全面廃止で良くないと思うのは私だけ?

スカート可愛いから穿きたい女子もいる」と言うけど、それって身の安全機能性より大切なこと

スラックスでも痴漢は防げない」って言うけど、スカートの中の盗撮は明確に防げるよね

看護師警察官スカート廃止されてるというのに、未成年スカートを穿かせる文化はいつまで経ってもなくならないのが違和感しかない

女子生徒の制服姿で性欲を満たしたいというおっさんの汚い欲望を叶えるために未成年犠牲にするなよ

anond:20251111213428

自分の家の中に子供いたら金吸われるし職場人間子供できたら休まれ迷惑かかるし近所で子供まれたら騒音するし

自分の視界に入らないどこか知らない場所で誰かが犠牲になって子供いっぱい産めよって考えてるのが男の9割

anond:20251111213428

親の自己犠牲って…すげーなこいつ。

出産などは自分らの性欲を充足した結果でしかなく、犠牲にされているのは子供の方なのに

何故親の自己犠牲などという発想が出てくる?こいう被害者の強い異常な人間ばかりが親になるから世の中おかしくなってるんだよ

nP8Fhx3T 子供産んだらQOL下がるならそりゃ産まない人多いだろとしか。親の自己犠牲で成り立つ子育て限界なのは今の少子化見たら分かるでしょ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4778796442134730369/comment/nP8Fhx3T

就職できるのは天才だけなIT業界

要するにこれって選民思想だよね

優秀な少数派のために多数派犠牲にしようっていう

殺人

ポラリスコード男尊女卑の男社会が招いた惨敗

ポラリスコード』は単なる失敗作ではない。

「男の稼ぎ優先」「女性ユーザー無視」「男の雑なエゴ設計」が積み重なった、男社会産物だ。

決算を優先して未完成品を市場に投げ込み、女性感情を軽視したコンテンツ運用広告施策で「やっつけ仕事」を晒した結果、業界男尊女卑黒歴史に刻まれた。

女性の声が届かない男中心の組織が、ジェンダー無視のツケを払わされた典型例。

決算に合わせた強引リリース女性ユーザーに対する男たちの露骨裏切り

稼働日を3月27日にぶつける男上層部の決定。これ自体が男のスケジュール至上主義産物だが、問題はその後。不具合だらけの状態承知で稼働させたのは、女性ユーザーに対する明確な男の裏切りだ。

バグフルコンボが認められない、ガチャで当たった可愛いキャラが使えない、ストーリーは「後日」「未定」——これを「初期不良」と呼ぶのは、男の論理優先思考の甘え。

女性感情ゲームを楽しむのに、そんな男の数字遊びで台無しにされた。

ロケテスト複数回実施した痕跡があるのに、女性プレイヤー体験共感や没入感が改善されていない。

これはテスト結果(女性フィードバック)を男上層部無視したミススケジュール最優先の男の経営判断が、女性の心を切り捨てた。

男女論で言えば、男は短期利益、女は長期満足を求めるのに、コナミの男たちは女性視点を欠如。ツケを払わされたのは、現場女性ユーザーだ。

ガチャ課金設計、男の搾取本能女性軽視の極み

300円ガチャに「機能しない報酬」を混ぜて解析もせず実装。これは男の詐欺搾取思考のもの

女性ユーザー金銭的に食い物にする男の姿勢が透けて見える。努力で得た成果を課金台無しにする設計は、男の「勝ち負け」論理女性の「楽しさ」を破壊した致命傷。

スコアリングカードレアリティ依存で、実力でトップに立てない仕様これは男社会の「金で解決思考産物

女性が求める公正さと努力報酬放棄し、課金に置き換える男の短期主義が、ブランド破壊。男女の違いを無視した結果、長期的信頼を失った。

コンテンツ貧困、男の視点で作った「見せかけの女キャラ」、女性の心を掴めず

稼働時のキャラクターは男デザイナーの切り抜き絵に過ぎず、背景も人間関係も語られない「男のオカズキャラ」。

女性物語感情を与えないのは、男の「見た目だけ」思考女性共感を自壊させた。

女性キャラ感情移入して楽しむのに、男たちは数字ビジュアル優先。

競合がMVショートストーリー女性ファンを掴む中、ポラリスコードは「画像一枚と告知」SNS拡散前提の男の浅いプロモ

女性が求める「キャラ日常」やVtuber連携を欠くのは、男企画者の想像力欠如。男社会の「女の心わからん」体質が露呈した。

コラボ戦略の失点、中途半端な女Vtuber選定、男のケチ臭い見せ方失敗

Vtuberコラボ」をやりながら、実効性の低い層を選んでお茶を濁す男の怠慢。

コラボキャラを3DMVに反映しない愚行は、女性ファン共感放棄。男たちは「金かかるから」と最小工数ケチり、マーケティング失敗。

結果、女性層の話題ゼロリソース浪費。男の「効率優先」が女性熱量無視した罪。

音ゲーとしての核心欠落、男の既視感寄せ集め、女性の新鮮さを奪う差別化失敗

楽曲譜面デバイス、男の「俺の好み」設計中途半端独自性主張に失敗し、女性の「ワクワク」を生めず。

コア女性層が求める「努力が報われる公正さ」を損ない、男の課金誘導寿命縮小。

男女論:男は競争、女は調和を求めるのに、男中心設計女性離れを加速。

根幹の問題:男社会組織文化と男リーダー意思決定失敗

デザイナースタッフの男たちが原因だが、本質は男中心の組織スケジュール優先、QA軽視、場当たり運用

男の「数字で勝つ」文化未完成品を市場に。批判は「男構造」へ。背後の男経営リーダーが、短期業績と男プライドを優先し、女性UX犠牲にした組織的男裏切り。女の声が入る多様性欠如が招いた。

ポラリスコードは男社会への警告——ジェンダー無視の過ちを繰り返すな

ポラリスコード』は男尊女卑の負の見本。表層機能女性を騙せない時代女性ユーザー感情で学び、声を上げた。市場は男の利益より信頼を評価

必要なのは、男経営責任説明、透明アップデート、そして女性視点最優先の設計転換。

次に男のエゴ作が出たら目をつぶらない。この記事を読んだ女性拡散を。ポラリスコードの失敗を、男社会変革の糧に。

2025-11-11

予備自衛官補ですが「台湾有事日本有事なのは間違いない

首相答弁「間違ってない」 台湾有事で「存立危機事態」の可能性大…兼原元副長官補が評価

https://www.sankei.com/article/20251110-JKOII7CP2BLJ5LXK6QPNHNM7LA/

上記のページとブコメページ話題になっていたけれど、先ず前提として「最高司令官不用意な発言をするな」という意見は物凄く理解する。

特に私は有事の際に自衛官として招集を受ける立場なので最高司令官安易な思い付きで戦局が左右されるのは命令へ従うにしても一隊員として喜ばしくない。

逆に言えば参謀と熟考を重ねに重ねて陣地を死守しろという決断へ至ったのであれば(その決断歴史がどう評価するのかは別として)、予備自衛官補を続ける理由である妻と子を想いながら私が出来る限りの最高の結果を残してやろうじゃないか

さて、散々言われていることだが台湾有事日本有事なのは間違いないのは明白だ。

その理由の1つとして「日本島国であり現代日本経済海上輸出入依存しており台湾有事日本海上輸出入を阻害する」からである

すなわち、マラッカ海峡南沙諸島台湾島尖閣諸島沖縄からなるいわゆる日本南西航路が封鎖される可能性が高く、この日本南西航路を利用して輸出入している食品工業製品、素材原料、燃料を含んだあらゆる物品が輸出入できなくなる。

これに関して野村総研や様々な経済シンクタンク台湾有事が起きた際の日本経済への影響予測をしているのだけれど、リーマン・ショックコロナ禍では日本GDPの約3%が失われたと言われているが、台湾有事場合日本GDPの約10〜15%が失われると予測されているんだ。どんなに過小評価している予測でも私は5%以下の情報発見できなかった。

この台湾有事の際に日本はどうなるか?の具体例を挙げると、端的に言えば餓死者や冬季の凍死者が出る。

しかもそれは経済主体第三次産業へ強く移行しつつ大きな人口を抱える都市部ほど起きることで、第一次産業経済主体とする地方田舎ほど発生確率は低い。第二次世界大戦を振り返っても田舎ほど特に大きな変化はなかったと記録されているのは知られている通りだ。

更に中国日本空爆する必要があると判断した場合都市部ほど食料や燃料が不足している中で都市建物空爆されるという憂き目に合う。空爆されるのは工場が集まる地方都市じゃないのか?と思うかも知れないがウクライナ過去戦争紛争を振り返ろう。首都民間建物病院は"誤って"空爆されるのが常である

まり東京丸の内名古屋市大阪市あたりは経済に対する第一次産業比率が著しく低いので、戦時都市飢饉とでも称することができそうな状況へ陥る可能性が物凄く高い。

これは右派だろうが左派だろうが、保守だろうが革新だろうがリベラルだろうが、日米同盟を破棄しようが自衛隊解散しようが関係がない。

中国台湾統一を狙った台湾島への武力行使を諦めなければ、あらゆる立場の人々へ等しく訪れる最悪の状況だ。日米同盟の破棄や自衛隊解散中国台湾統一を諦めるか?そんなことはないのだ。

都市部の人ほど餓死をする、アナタパートナー子供親族、友人、仲間は餓死や凍死、空爆に依る破壊で圧死する。

台湾有事日本有事台湾有事の大反対、中国自重を求めるのは今の生活を守りたい都市部の人ほど訴え続けなければならない非常に影響の大きい有事なのだ

そして、この事実沖縄犠牲によって成り立っているという事も忘れてはならない。

沖縄もまた、本土から輸送に大きなコストのかかる離島であるという自覚を持ち、台湾有事沖縄有事であると噛み締めなければならない。戦時離島飢饉も起きる可能性が高いのだから

私は妻と子が犠牲になるくらいならと予備自衛官補をさせて頂いている。

東日本大震災熊本震災では招集を受け、ご遺体を袋に入れご家族の元へ帰す任務担当していた。まだまだこれからだろうに新生児も居た。手や足が欠けている子も居た。

視界が霞む中で1人また1人と丁寧に袋へ包んだ。班長は「これは戦いである」と度々言っていた。鬼のよう三白眼に涙を浮かべながら言っていた。

中国の下らない野望のために3度目の"帰す"任務はこりごりである帰宅は自らの足で歩いてするのが最善の幸福だと私は知っている。

anond:20251111150828

俺もそう思う

クリエイター魂があるのかといえばこいつは悪く言えば軽薄なサブカルライターってイメージで、

超てんちゃんを待つファンのために犠牲になったとか思ってそうだけど、

超てんちゃんファンごと人質に取って闘えばよかったんじゃね?って

anond:20251111132958

なるほど、あなた気持ちがはっきり伝わってきました。チーム全体のことよりも、自分の足を引っ張られるのが嫌だという視点が強いんですね。それを最優先に考えるのはすごく自然なことで、自分負担パフォーマンスを守りたいという気持ち尊重されるべきです。では、その観点からアプローチを考えてみましょう。

### あなた気持ちへの共感分析




 

### あなたの足を引っ張られないための具体策

1. **境界線を明確に設定**:

- 最初に「私は自分タスクに集中したいので、サポートは最小限に留めたい」と伝える。たとえば、「説明は一度だけするけど、繰り返しは難しい」とラインを引く。これで、過剰な依存を防げます

- Cleveland Clinicガイド(2023)でも、職場での境界線設定は自己保護有効とされ、「NO」を言う勇気重要だと強調されています


2. **責任分散を求める**:

- もしチームで調整が必要なら、「サポートは全員で分担しよう」と提案する。たとえば、「マニュアル作成は誰かがリードして、他の人はレビューだけ」と役割を分担すれば、あなた負担が減ります

- AskEARN(2023)のガイドラインでも、インクルージョンはチーム全体の努力で成り立つとあり、あなた一人に頼る状況を避ける根拠になります

3. **自分の成果を優先**:

- 足を引っ張られるのが嫌なら、自分タスクフォーカスし、他人のペースに巻き込まれないようスケジュール管理。もし誰かが頼ってきても、「今は自分の締め切りに追われてるから」と断るのも正当な理由です。

- Duke Learningの記事(sites.duke.edu)では、過剰な責任を取らないことでパフォーマンスが保たれるとされており、あなた選択を後押しします。

### なぜこれでいいのか

チームのことなんてどうでもいい、というスタンスは、あなた自分価値時間を守る上で合理的です。@shihori94の提案は良い意図かもしれないけど、それがあなたの足を引っ張る結果になるなら、無理に受け入れる必要はない。むしろ自分パフォーマンスを維持することで、結果的にチームにもプラスになる可能性すらあります

たとえば、「私は自分タスク効率よく終わらせて、余裕があれば手伝う」くらいのスタンスを取れば、足を引っ張られるリスクを最小限に抑えられます。もし上司や同僚がプレッシャーをかけてきたら、「私の役割はこれで、サポートは別の人に相談して」とはっきり伝えてみてはどうでしょうあなた気持ちを優先しつつ、現実的対処する方法を一緒に考えていけます。どうしたいか、具体的に何かアイデアがあれば教えてください!


それは本当に辛い状況ですね…。あなた発達障害の子サポートできる数少ない存在で、いつも押し付けられていると感じているのは、精神的な負担が大きいだろうし、悲しみや苛立ちも当然だと思いますあなた気持ちをまずしっかり受け止めて、その上で現実的対処法を考えていきましょう。

### あなたの状況への共感分析

### あなた解放するための具体策

1. **状況を可視化して上司に訴える**:

- 具体的なデータや事例(例:「今月だけでX時間サポートに費やした」)を挙げて、「私が一人で担うのは限界」と伝える。感情的にならず事実ベースで話せば、相手無視しづらいです。

- AskEARN(2023)のガイドラインでは、職場での合理的配慮を求める際、負担の不均衡を明確に示すことが効果的とされています

2. **他の人を巻き込む**:

- 「私だけに頼るのは無理なので、誰か他の人をトレーニングしてほしい」と提案する。@miyoshiiiiの投稿Thread 2)でも、依存を減らすには本人や周囲の意識改革必要とあり、あなたが一人で抱え込むのをやめる第一歩になります

- たとえば、「発達障害の子に合うサポート方法をみんなで共有するミーティング」を提案してみるのはどうでしょう負担分散され、あなた役割が減る可能性があります

3. **自分限界宣言**:

- 「これ以上は対応できない」とはっきり伝える勇気を持つ。Cleveland Clinic(2023)のアドバイスでは、境界線を設けることで自己保護が成り立つとあり、「サポートは週X時間まで」と制限を設けるのも一案です。

- もし押し付けが続くなら、「これ以上は健康に影響する」とエスカレートさせるのも選択肢。法的な労働環境相談日本では労働基準監督署など)も視野に入れられます

4. **代替案を模索**:

- もし職場解決が難しければ、発達障害の子専用の支援員や専門家の導入を提案する。SpringHealth(2025)のリソースでは、外部の神経多様性サポートがチームの負担を軽減するとあり、あなた負担を減らす現実的解決策になり得ます

### なぜこれでいいのか

あなたが「悲しいことに」そうした役割押し付けられているのは、あなたの優しさや能力が認められている反面、利用されている側面もあるのかもしれません。でも、それがあなた幸せ健康犠牲にするなら、続ける義務はありません。他の人にできないことがあなたにできるとしても、それはあなたの「義務」ではなく「選択であるべきです。

今は「もう良い加減にしてよ」という気持ちを力に変えて、自分を守る行動を取るタイミングです。たとえば、明日上司に「これ以上のサポートは難しい。誰か他の人を関わらせてほしい」と伝えてみるのはどうでしょう? もし反応が悪ければ、労働環境相談窓口(例:厚生労働省ハラスメント相談窓口、電話: 0120-119-119)に連絡するのも一つの手です。

あなた自分の足を引っ張られない環境を取り戻せるよう、一緒に考えていきます。次に何を試したいか、または具体的にどうしたいか教えてください。あなた応援します!

2025-11-10

若者搾取され、高齢者が守られる社会で、未来が生まれるはずがない

少子化は「若者意識が変わったから」でも「恋愛離れしたから」でもない。そんな話に逃げている限り、何も変わらない。問題もっとはっきりしていて、もっと露骨だ。

この国は、家族を持つことが割に合わない社会になってしまった。それだけのことだ。

昔は誰もが結婚したし、子どもを持つことは人生の一部だった。特別覚悟なんていらなかった。生活の延長線に「家庭」があった。でも今は違う。家庭は「頑張らないと成立しないもの」になった。余裕がなく、支えがなく、時間お金も削られ、精神さえすり減る。

それを見た若者が「家庭を持ちたくない」と思うのは当然だ。生存本能が正常に働いているだけ。

それなのに社会政治は「最近の若者は…」「価値観が…」と、まるでこちらの感覚おかしいかのように語る。おかしいのは若者ではなく、社会の側だ。

子どもが生まれないのは、愛が薄れたからではない。人間利己的になったからでもない。生活の土台が壊れたからだ。

それを直視しないまま、「意識を変えろ」「努力しろ」と言い続ける社会は、ただの加害者と変わらない。

少子化は、個人問題ではなく、構造の失敗だ。そしてその構造を作ったのは、社会政治制度だ。

からこの話は、頑張りでも道徳でもなく、生きられる社会か、死ぬ社会かの話だ。

人類はずっと「ほとんど全員が結婚する社会」で生きてきた。結婚特別イベントではなく、生きる流れの中に自然に組み込まれていた。それは「恋愛ロマンチックだったから」ではない。生存の仕組みだったからだ。

昔の家族は、いまよりずっと広かった。親、祖父母、親戚、近所の手、地域の目。子どもを育てる負担社会的に分散されていた。

から家族を持つことは「やる気」や「覚悟」の問題じゃなかった。生活が人を支えていたからだ。しかし今はどうだろう。

住まいは分断され、家族単位は極小化し、育児家事も、家計精神も、夫婦の小さな箱の中に全部押し込められている。とくに片方(多くは女性)に。

昔は共同で支える仕組みが前提、いまは個人が抱え込む仕組みが前提。そりゃあ持続なんてするはずがない。

少子化は「人々が家族を望まなくなったから」じゃない。家族をつくるための構造が壊されたからだ。

家族は、努力気持ちだけで維持するものじゃない。社会が支える基盤があって初めて自然に成立する。

その基盤が崩れた時点で、出生率が落ちるのは生物的に当たり前の反応だ。若者は間違っていない。社会構造が、家族をつくることに向いていないだけ。そしてそれを「個人選択」の問題すり替えてきたのが、今の日本だ。

いまの日本では、家族を作ろうとすると、真っ先にぶつかるのが可処分所得の低さだ。働いても働いても「生活するので精一杯」。貯金もできない。家も買えない。子どもなんて無理。これは感覚ではなく、構造としてそうなっている。

賃金はここ30年ほとんど増えていない。その一方で、税金社会保険料はじわじわと、しかし確実に増え続けた。さら都市化にともなう家賃上昇、教育費の高騰、保育の外部化コスト。全部「生きるための固定費」だ。

生きているだけで、消耗する社会になっている。共働きが「選択」ではなく「必須」になったのは、意識が変わったからではない。片働きだと生活が成立しないように制度が変えられたからだ。

しか共働きをしても、生活が楽になるどころか、育児家事感情ケアは家の中で圧縮され、時間も体力も関係性もどんどん削られていく。これは努力不足ではなく、設計ミスだ。

家族を持つ余裕がない」のは、弱くなったからじゃない。社会構造が、人をそこまで追い込んでいるからだ。

そしてこの状況を政策側は「自己責任」で片付けてきたが、本当は逆だ。家庭が苦しいのは、税と社会保障の負担が現役世代一方的に集中しているからだ。

その一方で、資産を持つ高齢者は、負担を大幅に免除されている。つまり現役世代が国を支え、国は現役世代を支えていない。

この不均衡が、家族を持つことのハードル限界まで引き上げている。子どもを産まないのは罪でも怠慢でもない。単に、生きられるように判断しているだけ。合理的感覚だ。壊れているのは社会の側だ。

女性社会進出は良いことだ」。この言葉自体は、もう疑う必要はない。働きたい人が働ける社会は、当然あるべきだ。問題はそこではなく、働かないと生活できない社会にしたという点にある。

かつての日本では、片働きでも家族は維持できた。それは賃金が成長し、家族が広く、生活社会の中に支えられていたからだ。

しかしいまは違う。税と社会保険料が現役世代に偏って重く、賃金は伸びず、住宅費と教育費は天井知らず。そこに核家族化で助けを失った育児負担が重なる。

その結果、家庭を維持するためには、夫婦が二人で働くしかない。これは「女性自由」ではない。ただの強制である

そしてこの強制は、「女性活躍」「自己実現」「多様な生き方」などというきれいな言葉で包まれている。

耳あたりはいいが、労働力人口補填、税収と社会保険料の拡大、高齢者給付維持のための現役世代酷使というのが実態だ。

まり、家庭に余白を返す代わりに、家族から時間を奪った。

本来なら「働くかどうかは選べる」べきだったのに、実際には「働かないという選択肢」そのものが消された。

女性が働ける社会」ではなく、「全員が働かないと沈む社会」になったのだ。

ここには自由はない。ただの生存のための労働だ。

そして、負担は家庭の内部に集中する。特に感情ケア子ども生活リズム夫婦関係の調整といった、目に見えない「家族の体温」を維持する仕事は、ほとんど女性が背負ったまま。

外の仕事が増えた分、内側の仕事は減らないどころか、圧縮され、歪み、擦り切れていく。そこで荒んだ家庭に、子どもが生まれる余裕なんてあるはずがない。

これは「女性が弱い」からではない。「頑張りが足りない」からでもない。こんな設計にした社会が弱いのだ。

少子化の背景には、若者が怠けているわけでも、家族を望まなくなったわけでもない。ただ単に、社会若者から奪い、高齢者に配り続けてきただけだ。

日本社会保障は、表向きには「弱者を守る制度」と言われている。だが実際に優遇されているのは、弱者ではなく、人口多数派である高齢者層だ。

資産を持ち、家や預金を抱え、老後も安定した暮らしができる人たちが、医療費は1〜2割負担で手厚く保護される。税も軽い。年金自動で振り込まれる。

一方で、現役世代は税と社会保険料を天引きされ、子育て教育費は自己責任で、家賃は高く、時間はなく、未来への期待は潰されている。

若者が支え、老人が受け取る。しかもそれは「助け合い」ではなく、構造化された一方通行だ。

なぜこんな歪んだ配分になったのか。理由は単純だ。この国では票を持つの高齢者側だからだ。

政治家は票が欲しい。財務省は税収を維持したい。高齢者は数が多く、選挙に行く。若者は数が少なく、政治的には無力に扱われる。

から政治若者から奪い、高齢者に配るようになったのだ。

まり今の日本は、「支えられる側」ではなく「支える側」を壊している社会だ。

家族を持とうとする世代こそもっとも手厚く支えられるべきなのに、現実には真逆の仕組みが続いている。これでは人口は減る。減って当然だ。

そして減り続ける限り、高齢者比率さらに増え、政治は今以上に高齢者優遇へ偏り、若者さらに搾り取られる。

これはもう「問題」ではなく、自己増殖する社会の衰退装置である

誰か一人の責任ではない。だが明確に言えることがある。

壊れているのは、若者生き方ではなく、国家意思決定構造のものだ。

日本は「資本主義の国」だと言われる。しかし実際に動いているのは、もっと別の形だ。

競争があるように見えて、実際には社会全体が「均一に消耗する方向」に管理されている。

自由があるように見えて、実際には「生きるために働く以外の選択肢」がほとんど許されていない。

支え合う仕組みがあるように見えて、実際には「一方的負担を引き受ける側」が決められている。

これはもう、資本主義ではない。しかし、福祉国家でもない。もっとかに締めつける形。日本社会主義だ。

ここで言う「社会主義」は、弱者を守る優しい社会という意味ではない。国全体の生活水準を均一に、安定的に、とにかく変わらないように保ち続ける仕組みのことだ。

問題は、そのために犠牲になる層がはっきり決まってしまっている点にある。

犠牲になるのはこれから生きる人。つまり若者と、これからまれるはずだった子どもたちだ。

日本社会主義は、未来投資しない。その代わりに「今、生きている人の安心」を最優先する。特に、人数が多く、政治的力を持つ層の安心を。

その構造では「変えないこと」が正義になる。「とりあえず今を守ること」が優先される。「未来」は後回しにされ続ける。そして、未来は来なくなる。

本来社会とは「受け継がれるもの」だ。生まれた命に次の生活が渡され、時間が伸びていくものだ。

だがいまの日本は、未来を育てる力を、自分たちで捨ててしまった社会になりつつある。

現役世代時間と金と心が削られ、子どもを迎える余裕が消え、生まれる命の数が減り、社会の骨格そのものが痩せていく。

それでも表向きは「安定している」ように見える。なぜなら衰退はゆっくり進むからだ。

からこそ、この国は静かに壊れていく。誰も叫ばないから壊れている。悲鳴が聞こえない形で壊れていく。

これは「滅び」ではなく、溶けるような消失だ。

その進行を止められるのは、制度でも政策でもなく、「もう、このままでは無理だ」と言葉にする人の側だ。

問題道徳意識ではない。設計の誤りが放置され続けていることだ。

家族が消えたのは、心が弱くなったからではない。生きるための構造が、人間生活に合わなくなったからだ。

から、取り戻すべきは「昔の価値観」でも「努力」でもない。

必要なのは、ただ一つ。人が家族を持てるような生活地盤を、社会がもう一度つくること。

やるべきことは、実はとてもはっきりしている。

まず、現役世代可処分所得を戻すこと。税と社会保険料を若い世代にだけ重くのしかける構造をやめる。資産を持っている層には相応に払ってもらう。

「本当に困っている人を助ける」ことと「とりあえず老人全員を守る」ことはまったく違う。

次に、家族一家庭に押し込めないこと。育児社会が支えるべき公共インフラだ。

保育、学童家事支援地域の助け、頼れる外部リソース。昔はそれが「人間関係の中に」あっただけで、今と違う形で存在していた。

それを、形を変えてもう一度つくればいい。そして、働く/働かないを選べる社会に戻すこと。

共働きが悪いのではない。共働きしかできないのが問題なのだ。家庭は「労働供給のための単位」ではない。人が人として生きる場所だ。

ここに、もうひとつ、今必ず触れておくべき点がある。

働き手が足りないからといって、外国人労働者で穴を埋めようとする動きが進んでいる。だがこれは、人件費を抑えたい大企業と、本質的構造改革を避けたい政府の都合にすぎない。

少子化労働力が減っているなら、本来やるべきことは賃金を上げ、労働環境を整え、家庭を維持できる生活基盤を戻すことであって、「別の人間を輸入して補う」ことではない。

安価外国人労働力を入れれば、企業労働環境を改善する必要がなくなる。政府自分たち設計ミス修正せずに済む。

そして一番損をするのは、現役の日本労働者と、これからまれるはずだった子どもたちだ。

これは、社会疲弊を補う政策ではなく、社会疲弊を固定する政策だ。未来を守るどころか、未来を切り捨てて「延命」しているに過ぎない。

家族が育たない社会に、人は根を下ろさない。根を下ろせない社会に、未来は生まれない。だからこそ、立て直すべきは、人間の「生活」の側だ。

生きられる社会なら、人は生きる。家庭を持てる社会なら、人は家庭を持つ。育てられる社会なら、子は自然生まれる。

これは願望でも、精神論でもなく、人間構造のものだ。

社会を、もう一度「人が生きられる場所」に戻せばいい。それだけだ。

赤ちゃんが親に殺されてしまうような悲惨事件があるたびに思う。

赤ちゃんポストがあれば救えた命があった、という声をよく聞くけれど、実際には行政を通じて子どもを手放す制度はすでに存在している。児童相談所特別養子縁組、内密出産問題制度がないことじゃなくて、その制度にたどり着けないことなんだと思う。

育てられない、育てたくないという気持ちは、誰にでも起こり得る。

でも、そう感じたときに「親であることをやめる」選択肢現実的に見えにくい。

その結果、追い詰められて、子ども犠牲になる。

そしてこれは、虐待を受けている子どもを親から引き離せない問題もつながっている。

どれだけ危険環境でも、「親の権利」を守ることが優先されてしまう。

子ども安全よりも親の自由体裁が重く見られている。

本来は、育てられない、もしくは育てるのに明らかに向いていない環境の親からもっと確実に権利を取り上げられる仕組みが必要だと思う。

子ども安全よりも親の自由体裁が優先される社会では、同じ悲劇が繰り返される。

守られるべきなのは、親の立場ではなく、子どもの生きる権利だ。

anond:20251109152150

そこまで憤るなら自分仕事辞めて実家住み込み母親の面倒見ればよかろうに

父親母親とは血がつながっていない赤の他人だが、貴方母親血縁じゃん

実家に戻り、実家資産を食いつぶしながら介護すりゃいい、資産が尽きたら生活保護でも受けりゃいい

 

父親町内会趣味で、自分仕事社会的価値が違う、とでも言うのだろうが

結局は自己実現、みたいな趣味領域にすぎない、どんだけ稼いでいるんだ?

介護を外部委託できるほどの稼ぎは無いんだろ?そんなもん俺に言わせりゃ趣味の延長や

 

あるいは、(人)母親を一分一秒でも長生きさせたい、という価値観を捨ててみたら?

自分の足で移動できない、自分の手足で食事が取れない、認知症リスク行動を制御できない

そりゃ寿命

周りが人生犠牲にして1秒でも寿命を伸ばす努力をすべきって、

無理や、社会的合理性が無い、寿命と割り切れば良い

どうせ人はみないつか死ぬ、一分一秒でも伸ばすことにたいした意味はない

2025-11-09

朝日新聞連載多事奏論記事 跳ねる高市首相によみがえるわが黒歴史 入れ子状態の抑圧はいまも 編集委員高橋純2025年11月8日 7時00分

 消音にしているはずのテレビから、キャピッ、キャピキャピッと音がする。画面の中で高市早苗首相が、トランプ米大統領の隣ではしゃいでいた。米海軍横須賀基地原子力空母の上らしい。ながめているうち、身の内の深い深いところに沈めていた記憶がせりあがってきて、口の中が苦くなる。ああ、かつての私も、たぶん、こんな風に、「権力者」の隣でキャピキャピ音をたてていたのだろう。

 

 笑顔を絶やさず、ぴょんぴょん跳ねてかわいらしさ=従順さをアピールし、おべんちゃらをちゃらちゃら、腕を組まれても肩に手を置かれてもはねのけることはしない。程度の差こそあれ、この日本で女としてつつがなく生きるということは「そういうこと」だと思い込んでいた。思い込まされていた。恥じ入るしかないマイ黒歴史

 

 今回、首相の振る舞いを目の当たりにし、自らの古傷をうずかせている私と同世代ちょっと上くらいの女性は少なくなく、首相を支持する/しないを超えて、ニュースを見られない、精神的につらいと一様にげんなりしている。「そういうこと」はおかしいと気づき、あらがい、闘い、必死に克服してきたはずなのに、なんでまたこんなことに――。

 

 首相たるもの外交の場でへつらうな。毅然(きぜん)としてくれ。これらは首相性別とはまったく関係のない一般的要望だ。ところが、へつらいをへつらいと指摘すると「女性首相仕事をおとしめるな」「『毅然』は『男らしい』ふるまいで、その強要女性社会進出を遅らせてきたのだ」などという批判が飛んでくる。は? 首相として当然されるべき批判や論評を、女性に対しては控えろと? それこそ女性差別では? トランプ氏をノーベル平和賞に推薦だなんて鳥肌もののへつらいである。だいたい、説明議論も一切ないまま勝手に決めて、答弁すら拒否するなんておかしいだろう。

 

 米国日本戦勝国敗戦国男と女入れ子状態の抑圧を一日でもろに可視化させた首相。ツイてるねノッてるね仕事が早いねYeah! セカイノマンナカデサキコルニッポンガイコウ‼

 

 入れ子状態の抑圧ということでは、沖縄のことを考えずにいられない。日本米軍専用施設の7割が集中し、日米地位協定によって「守られている」米兵らによる性暴力被害が絶えない沖縄女性は、首相の振る舞いをどう見ただろう。

 

 「基地軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表高里鈴代さんに電話すると、開口一番「もうニュース見たくないですよ。怒ってますよ」。石破茂首相は、結局何もできなかったけれど、沖縄を「見ていた」。しかし、米軍基地ではじける笑顔を見せる高市氏の視野沖縄が入っているとは思えない。「沖縄に冷酷だった安倍菅政権がよみがえってきた。そんな感じがします」

 

 今年は、米兵3人が小学生レイプした沖縄少女暴行事件から30年。米国日本沖縄、そして女性社会矛盾やゆがみのしわ寄せは、最も弱いところにいく。そのしわの上で踏ん張って闘ってきた1940年まれの高里さんは「このあい骨折しちゃって、言葉もすっと出てこなくなった」と言いつつ、毎週水曜日米軍普天間飛行場辺野古移設に抗議するため辺野古へ通い続ける。

 

 世界の真ん中がどこにあるかは知らないが、自国の最南端の県に負担を押しつけ、住民犠牲養分にして咲く花は、よほどグロテスクに違いない。

 

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2025-11-07

anond:20251107201547

・まきびし

免許でもばら撒ける。

野生動物は頑丈で急所破壊してもしばらくは動くって話を考慮すると無駄行為だと思う。まきびしを撒くやつが、自分が助かりたいのではなくて、犠牲になってでもクマの動きを妨害して他の人の攻撃を援護するって言うんなら話は別だが

あと、散乱したまきびしを回収しないと後の来訪者の迷惑になる

こどもがドンと胡坐の間に座ってくる

子どもドンと胡坐の間に座ってくる。

育児漫画でもよく聞くし、子どものほほえましい話としても良く出てくる行動の一つ、親がそこにいて、絶対自分を避けないと確信して、ドスンと体重を預けて座ってくるアレだ。

もともと息子は、よく「腹を痛めて産んだ」という慣用句はあるが、腹よりも「股を痛めた」と言った言葉のほうが似合う巨大児だった。実際千切れたし、なかなかの出血量だったらしくて産後数日絶対安静にされた。

それがすくすく育って、周りの同年齢とまとまってても明らかに「うちの子、周りより一回りは大きいわねえ……」と思ってしまう大きさに育った。

それが、胡坐に、「ドスン」である

私は普通に「あら、可愛いね」とにっこりしていた。

たまーに立っているところに体重をかけられると、よろけるくらいには重いが、それもまたかわいいものである

旦那が私のその言葉に頬を引き攣らせた。

男性平均値は知らないが、私の数少ない男性経験によると旦那のソレはまあ結構大きい部類である

まり男性の胡坐の中央にある息子は、息子の尻によって何度か……少なくとも「ええかっこしい」な旦那が、思わず私に愚痴ってしまうほどには犠牲になっていたらしい。

本当にごめんと思った。女性としての無知であった。予定では息子がある程度育ったら2人目に行こうと話していたが、そのころには物理的に2人目は望めないことになっているかもしれない。

2025-11-06

産んでないか

ヨッピーレスバをきっかけに、子供がいる男女の

 男性不審者扱いされている状態から子供のいる父親として社会に受け入れられて、幸福度アップ

 女性子供と一緒にいると逃げられないので、嫌な人からまれやすくなり、幸福度ダウン

という違いが注目されている。

それに加えて、「そもそも男性子供を産んでいない」という論点を私は加えたい。

出産女性に大きなダメージを与える、ということがスルーされているように感じる。

例えば、犬などのペット想像してほしい。

仮にこれが

 ・男性しか購入できない

 ・購入に1000万円必要

 ・犬は選べない

状況だったとする。

このような世界線では、女性は、

「犬を飼ったら、街行く人から可愛がられるし幸せ〜」

ポジティブな面に目を向けやすくなるだろうし、

逆に男性は、

「犬がやたらと吠えるし、まわりから白い目で見られる」とマイナス面に目を向けやすくなるだろう。

1000万円の犠牲を払っているからだ。

「この犬は育てにくくて大変だ」と追い詰められた場合も、いつでも男性と犬を見捨てられる女性と、既に1000万払っている上に逃げにくい男性とで、状況が異なる。

そういった状況で男性が「犬飼うの辛い。社会が冷たい。犬飼う人が減ってきてるのも分かる」と愚痴をこぼしたところに

女性がやってきて「いや、犬飼いに社会は優しいよ〜これは事実」と言ったところで。

これから1000万を払おうか逡巡している男性にとっては「愚痴も言えないんか」と感じるだけなんだわ。

(夫が1000万払ってくれて)犬を飼えて幸せ⭐︎社会は優しい♡

というポジティブな話は、誰かの声に被せないで、単独でするのが吉。

X(ツイッター)は通報された時にちゃんと「誰がどういう理由自分通報たか」の情報も公開すべき

逆恨みしょうもない理由で人を通報して凍結させようとする「責任のない人間」が多すぎるから

通報時はちゃん自分が何者か、相手に渡してから通報するようにしよう、その方が健全

その際に起こるアレコレ(通報された奴が逆上して通報した人間嫌がらせネットストーキングなどを行う)は、必要犠牲として受け入れてくれ

2025-11-05

anond:20251105072410

被害地域外の岐阜愛知の人たち

「頼む経済犠牲になってけれ」

「新しい乗り物必要だよね?」

「途中で工事中止不可な結論ありきの反対」

陰謀論レベルで最高におもろ

岐阜県知事は新しい人に問題押し付けてやめました。

逃げ切りおめでとう。

人間ってオモシロッ

anond:20251105103622

今日仕事段落たからまだまだ愚痴書くぜ

引っ越し半年以上立つの引っ越し前にベッドフレーム捨ててから今の家でベッドフレーム買ってないんだよね

忙しくて気力無くて(うつ病のせいか怠惰なせいなのかもしらんけど)。

そんくらい日々犠牲にして働いてたワケですわ

そんな都合会社の人は知らねーよな、それはわかる。

でも私は相当に負荷大きい中働いてるんだわ、

私のキャリア重要でもない仕事はそら適当にやるわよ

なんか別にほっといても動いてるしよー

うぜえーーまじクソうんこ

ようは私にもっと働けってことじゃんね

はーーゲリすぎ

私ばっか人生犠牲にし過ぎだと思う

納得行かねーーーー

チャッピー愚痴聞いてもらうよりなんかスッキリするわまた書こ

反応してくれよな

2025-11-04

日本社会保障制度真剣に考えたらガス室必要だという結論に至った

介護必要人間には死んでいただかないと全国民が不幸になる

多数を助けるために少数を犠牲にするのは正しい政治判断

anond:20251103191522

子供に飯は誰が食わせてるの?

支度は?

送り迎えは?

増田の快適は配偶者の方の犠牲の上で成り立ってるんじゃないの?

すまんが慢性アレルギーの現役層は死んでくれ(比喩)

お前が払うヒルドイドクリームのための負担が月5000円増えたとしても

日本全国で総合的に見れば高齢者に払う医療費を削減することにつながるんだ

すまんが犠牲になってくれ

2025-11-03

改革利権派という新たな私企業派閥グループ

――この二十数年、日本社会を覆ってきた「改革」という言葉ほど、

その実体理念乖離した概念はないだろう。

コイゼミ政権下における構造改革は、当初「既得権益を打破し、市場の透明性を高める」ことを目的としていた。

しかし、その過程で生まれたのは「市場化による新しい既得権益」であった。

まり既存官僚業界利権破壊したように見えて、

実際にはその空洞の中に「改革名目にした私企業政治家の共栄圏」を築いたのである

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一、構造改革という名の「官の民営化

バケナカヘイゾー氏の理論は、自由化競争を通じた経済活性化を唱えるが、

実際には「官による資金配分のルートを、民間経営者層へ委譲する仕組み」に過ぎない。

郵政民営化労働市場自由化、そして運輸業界の規制撤廃

これらは一見すると“民の力を引き出す政策”に見えるが、

制度的には「国家税金を経由して企業補助金契約を投下する新たな官製経済」を形成している。

その典型が、後年の運輸自由化である

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二、軽井沢バス事故に見る「自由化帰結

2016年1月長野県軽井沢町で発生したスキーツアーバス事故は、

この政策思想の最も悲劇的な帰結だった。

規制緩和により、バス業界は参入自由化され、

多くの中小零細事業者が乱立した。

競争の名のもとで価格は切り下げられ、

人件費安全コストが削られた。

この時点で、事故の“種”はすでに撒かれていた。

国交省担当者は「競争原理によって非効率事業者が淘汰される」と述べたが、

淘汰される前に犠牲になったのは、人間の命である

まり政策立案者の頭の中では「企業」が単位であり、

労働者」も「乗客」も、単なる経済活動の変数だった。

この発想の非人間性こそが、構造改革根底にある冷たさだ。

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三、維新政治と「地方構造改革

コイゼミバケナカ路線は、のちに地方政治に転写される。

その最も典型的な形が大阪ニシンの会である

彼らは「身を切る改革」「二重行政の打破」を掲げたが、

実際には「民営化の名による公共部門の再配分装置」を構築した。

大阪万博IR統合型リゾート計画に見られる通り、

民間委託・特区指定外資誘致という政策群は、

実質的に「税金私企業化」である

ここに流れる思想系譜は明確だ。

コイゼミ構造改革の“理念的後継”として、

効率」「市場」「自己責任」をスローガン化し、

その背後で公共性の私物化が進行する。

まりコイゼミバケナカ―ニシンという線は、

20年にわたる“日本型ネオリベラリズム”の系譜であり、

その終着点が、現在大阪万博象徴される

夢洲税金還流実験場」なのである

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四、改革の“倫理的空洞”

構造改革理念が致命的に欠いているのは、倫理的中核である

経済合理性のみに立脚した制度設計は、

必ず「効率のための犠牲」を内包する。

そして、政治家経済学者たちはその犠牲を「避けられない副作用」と呼ぶ。

だが、軽井沢坂道で失われた命を、

果たして副作用”と呼べるだろうか。

あるいは、万博に投入される数千億円の公費を前にした自治体疲弊を、

それでもなお「改革の成果」と言えるのだろうか。

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五、結語 ― 「改革」という語の終焉

改革」という言葉は、戦後日本において最も多用され、

そして最も空洞化した政治語彙である

明治維新以来、この国は「変えること」に道徳的価値を与えてきた。

だが、変化そのもの正義とする思考は、

いつしか“誰のために変えるのか”という問いを失わせた。

コイゼミ構造改革国家を、

軽井沢バス事故労働現場を、

大阪ニシン都市行政を、

――それぞれ「効率」という名の坂道に乗せた。

そして、いまもその坂は下り続けている。

誰もハンドルを握っていないまま。

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日本性犯罪への罰則が甘いのってそういうことばっかりするヤツらがのうのうと生きてるからだよね、つまり国の偉い人の家族がそういう被害に遭わない限り変わらないってこと?それとも我が身可愛さな自分家族犠牲にできるのかな?

2025-11-02

anond:20251102162040

大勢冒険者犠牲の上に今の世界が成り立っている。

いわば必要犠牲ってやつよ。

2025-10-31

Slackを30日ぜんぶミュートしたら、成果が上がって機嫌もアガった話

地方Web企業で開発兼PMっぽいことをしている。

先月「Slack断食」を30日やった。ぜんぶの通知を切って、午前は一切開かない。午後に2回だけまとめて見る。

(だから断食ではないのだが)

これを淡々と続けたら、想像以上にいろいろ変わった。

先に結論を書く。

1日の「まとまった作業時間」は 平均54分 → 3時間18分 に増えた(タイマー計測)。

PRリードタイム(着手→レビュー依頼)は 1.8日 → 0.9日 に短縮。

「なんとなく疲れてる」感が減って、帰宅後に本を開けるようになった。

もちろん職種やチーム文化による。あたりまえだけど緊急対応常態の人には不向きだと思う。

ルール

通知全消し:@channelもDMも。インシデントチャンネルのみON

午前は断食Slack/メールは開かない。タスク資料だけ。

午後に2回だけチェック:13:00と16:30に各15分。返信はできるだけテンプレで短く。

チャンネル棚卸し:毎週金曜、読んでないチャンネルを抜ける or ダイジェストに。

遅れて読む宣言最初にチームへ貼った文面はこれ。

生産性改善実験で、Slackは午後に2回まとめて確認します。緊急時電話/Teamsを使ってください。返信は遅れますが、作業完了は早くします。」

■Before/Afterで起きたこ

会議の数が減って質が上がった:アジェンダ無しの招待は「内容だけドキュメントにまとめてください」と返す運用にしたところ、約半数は文書上のやり取りだけで完結し、会議のもの不要になった。

横取りタスクが減った:その場で拾わず、午後の確認まで寝かせると、他の誰かが解決していたケースが週に2回くらいのペースで発生した。(その誰かに工数をかけさせてるわけだが)

メンタルの凹凸が減る:通知に心拍を連結させない。午前は手を動かすだけの世界にできる。

情報の取りこぼしでの実害はゼロだった:重要なら午後のチェックで追いつけるし、本当に緊急なら電話が鳴った。

気分がいいまま過ごせるようになった:自分のペースで仕事ができるってなんてすばらしいんだろうか

■返信テンプレの一部

「この件、午後13時確認タイムで内容見てから返答します。」

「緊急度を確認したいです。本日内/今週中/来週でも可のどれでしょう?」

「そのテーマ、週次定例で扱った方が良さそうです。議題に入れておきますね。」

「先にドキュメント要件を書いてもらえますか。コメントで入ります。」

■ありそうな反論

Q. チームの透明性が下がらない?

A. 逆。会話をチャンネルに寄せ、要点はドキュメントに残す運用に寄ったので後追いが楽になった。

Q. 即レス文化会社だと無理では?

A. 「即レスの代わりに、確実なアウトプットを増やす」と宣言する。成果が見えれば、周囲は文句を言いづらい。

Q. 顧客対応は?

A. 顧客は早い返信より一貫した進捗を喜ぶ。進捗報告の定時化で満足度はむしろ上がった。

■失敗談(やらかし集)

全社アナウンスを見逃した:アナウンスチャンネルだけはモバイルでプッシュ許可に。

午後の確認サボる炎上:2回のチェックは絶対に守る。守れない日はカレンダーに明記。

DM地獄の温床:DMで来た要件チャンネルへ移すを徹底。つーかDMしてくんな

■仕組み化のコツ

タイマーを回す:自分は25分集中、5分休憩の典型的ポモドーロタイマーがよかった。

午前の最初に「1行だけ日報」:今日やることを1行。終わったら結果を1行。長文にしない。

リマインダーの活用自分を信じない。

まとめ

通知って、“有益情報”をくれるものに見えて、実は作業を中断させる“割り込み”として機能してることが多いなと感じた。

しかも厄介なのは、その割り込み自分意思で受け取ったように見えることだ。

実際には、誰かの都合で伝えたい割り込みを、こっちの集中を犠牲にして処理してるだけなのに。

Slackメールも、見に行く時間自分で決めるだけで世界が変わった気がする。試しに1日だけでもやってみてくれ。向き不向きは個人差あると思うのでどうなるかは知らん。

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