はてなキーワード: ローソンとは
その日、僕は仕事帰りに新宿駅西口のローソンに立ち寄った。湿度の高い夜で、街全体が汗ばんでいるように感じられた。何か小腹を満たすものが欲しかったが、食欲はそこまで強くなかった。僕はふと目に入ったホットスナックコーナーに足を止め、何気なくからあげクンの箱を手に取った。
いつもと同じパッケージだ。赤い箱に、小さく愛嬌のある目が描かれている。それを無造作にレジへ持って行き、会計を済ませた後、袋を片手に店を出た。
外の空気はむっとしていて、思わず一歩後ずさりしそうになる。僕は駅前の人混みを避け、路地に入り、手軽な夕食を開けた。その瞬間だった。
「やあ。」
――声が聞こえた。
僕は一瞬、自分が空耳を聞いたのだと思った。あたりを見回したが、誰もいない。路地は暗く、湿った風がビルの隙間を通り抜けているだけだ。
「こっちだよ。」
今度ははっきりと聞こえた。僕の手の中にあるからあげクンの箱からだ。
「ちょっと待ってくれ。」僕は箱を凝視した。「今、喋ったのか?」
「そうさ、ぼくだよ。からあげクン。」箱の中からからあげクンが顔をのぞかせた。その姿は、パッケージに描かれているマスコットそのものだ。小さな丸い唐揚げの体に、意外にも生き生きとした目。
「驚いたかい?」
「驚いたも何も、どうして唐揚げが喋るんだ?」
「それはぼくがただの唐揚げじゃないからさ。」からあげクンは小さく跳ねた。「ぼくはホットスナック界の守護者なんだ。今日は君に手伝ってほしいことがあって、こうして話しかけているんだよ。」
★
「東京が、今、ある深い闇に呑まれかけているんだ」と、からあげクンは言った。その声は実に穏やかで、しかしどこか決定的な力をもっていた。「このままいくと、人々の心は冷たさに覆われ、都市は内部から崩れてしまうだろう。原因はサラダチ⚪︎ンだ。」
「サラダチ⚪︎ンって、セブン・イレブンで売っているあのパック入りの?」
「そう、あの冷たい繊維質の塊さ。彼は東京を凍らせようとしているんだよ。」
からあげクンは歩きながら、彼自身の存在意義について話し始めた。
「ぼくらホットスナックは、文字通り人間に“温かさ”を届けるために存在しているんだ。カリッと揚がった衣とジューシーな中身。小さいけれど確かな幸せ。だけど、サラダチ⚪︎ンは違う。彼は冷たいまま人々の心を凍らせる。」
「いや、ただの健康志向の象徴なんじゃないの? 脂っこいホットスナックよりもヘルシーだと言われているけど。」
からあげクンは首を振った。「いや、健康に見えるだけなんだ。本当は選択の余地を奪っていくんだよ。サラダチ⚪︎ンを選ぶ人は、何かを妥協している。味を、温かさを、そして喜びを。それが積み重なると、東京は本当に冷たくなってしまうんだ。」
★
その夜、僕たちはサラダチ⚪︎ンが潜んでいるという噂のセブン・イレブンを目指した。からあげクンの話では、彼は冷蔵ケースの奥深くに眠りながら、自らの存在を拡大しているらしい。冷蔵庫が冷たければ冷たいほど、彼の力は増していくのだという。
セブン・イレブンに到着すると、店内には妙な静けさが広がっていた。冷蔵ケースから冷たい風が漏れ出し、まるで見えない霧が漂っているようだった。棚の商品はどこか青白く、無機質に見える。
「ここにいるね。」からあげクンは静かに言った。突然、冷蔵ケースの奥から低い音が響いた。それはただの機械音ではなく、何か生き物が潜むような、不気味な音だった。
「来たな、からあげクン。」冷たい声が空気を切り裂くように響いた。
僕は思わず体が震えるのを感じた。冷たい空気が肌を刺すようだった。冷蔵ケースの奥深くから、ゆっくりとサラダチ⚪︎ンが姿を現した。その光沢のあるパッケージと、完璧に整ったフォルムは、一見すると美しかった。だが、その目には底知れない闇が宿っていた。
「君はまだ温かさなどという時代遅れの幻想にすがっているのか。」サラダチ⚪︎ンは冷たく笑った。「この街に必要なのは選択肢ではない。合理性だ。冷たく、計算された満足。それが私の力だ。」
「冷たさは心を動かさない。人間には温かさが必要なんだよ。」からあげクンは毅然と答えた。「君の合理性は、喜びを奪い、人々を空虚にしてしまう。」
★
からあげクンは一歩前に出た。その小さな体からは、じわりと温かい光が漏れ始めていた。それはまるでホットスナック特有の、揚げたての熱そのもののようだった。
「トルストイはこう言っているよ。『幸福な家庭はみな似ているが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である』ってね。君が作り出す冷たさは、不幸すらも均一化するんだよ。でも、人間には不完全で温かい何かが必要なんだ。それが本当の幸福を生むんだから。」
サラダチ⚪︎ンは冷笑を浮かべた。「詩的だが無意味だな。さあ、冷たい闇に飲み込まれるがいい。」
その瞬間、店内の温度が急激に下がった。冷たい霧が広がり、僕の視界がぼやけた。だが、その中で、からあげクンの光はますます輝きを増していった。
「この冷たさを温めて、消してみせる!」からあげクンは叫び、全身を光の塊に変えた。
「無駄だ!」サラダチ⚪︎ンが叫ぶ。「冷たさこそが正義だ。この街に必要なのは理性と計算だ。お前の光など、その脂ぎった熱など、ただのノイズにすぎない!」
しかし、つややかなパッケージがじわじわと膨らみ始め、内部のチキンが熱によって変化していくのが見て取れた。冷たく白かったその表面が、次第に黄金色に変わり、薄くパリッとした衣が彼の体を覆い始めた。
揚げ油の香ばしい匂いが店内に広がり、僕の鼻を刺激した。パッケージが破れ、中から現れたのは、ジューシーで脂ぎった揚げ鶏だった。
★
気がつくと、僕たちはローソンの前に戻っていた。近くのセブン・イレブンは何事もなかったように営業を続けているが、あの冷たさは消えていた。
「少しだけね。でも、冷たい闇はまた現れるかもしれない。そのときはまたぼくが戦うよ。」
彼は静かにローソンの自動ドアの中へ戻っていった。その背中は小さなホットスナックそのものだったが、そこには何かしら大きな希望が宿っているように見えた。
東京の夜は、再び少しだけ温かさを取り戻していた。
コンビニの50円割引きクーポン購入ループからハブられている。
キリン 午後の紅茶 チャイティーラテ ホット 400ml ペットボトルが有る。喜ばしい。
しかし。
「対象のホットドリンクを1本買うたびに、次回使える50円引きレシートクーポンが1枚もらえ、
且つクーポンを使用して対象商品を購入した場合さらに!50円引きレシートクーポンが1枚もらえる」
この50円割引きクーポン購入ループからチャイがハブられている。
セブン‐イレブンとローソンで同様のキャンペーンを実施しており、その双方からハブられている。
午後の紅茶チャイは今秋発売の新商品だから対象外にした、ってのはわかる。
しかし、キャンペーン対象外となった事で顧客の購入候補から外れ売れ行きが伸びず死に筋商品と看做され来期からまたHOTチャイがコンビニ店頭から消える、これが困る。
【前置き】
はてな匿名で書く内容なのかというのはともかく、私が美味しいと思うケーキ屋・パティシエを書き出して、順に並べてみた。私は製菓や料理について専門的な教育を受けたこともないし、生業としてフードライターをやっているわけでもない。仕事柄、堅い文章を書くことにはある程度慣れているけれど、エッセーのような柔らかい文章を書いた経験はほとんどない。
このランキングを作ってみようと思ったのは、怪我をして外を歩く気になれず暇だったからというのが一番の動機だけれど、ランキング作成の過程で「あの時のあのケーキは本当においしかったな」と幸せな思い出を振り返ることができたし、「自分はこういうケーキを美味しいと思っているのか」という傾向を何となく知ることができて面白かった。
このランキングは、私の個人的な好みに基づいて、偏差値表のような形で作成している(もちろん偏差値そのものは表していない。)。偏差値50を超えるケーキは基本的にどれも文句なく美味しいし、そこまで確固たる優劣があるとは思わない。特に、偏差値60-65のレンジはその日の気分によって順番が変わるだろうと思う。比較的趣向が近い友人に意見を聞いても、結構な食い違いがあったので、本当にその人の好み次第ということなのだと思う。また、日頃からメモを取っているわけでもなく、思い出した順に書きだしただけなので、ランキングに載っていて当然なのに書き落としているものもたくさんあると思う。
そんな感じで免責みたいなものを書き連ねたところで、ランキングをご覧ください。
80: Maxime Frédéric (Le Tout-Paris, Maxime Frédéric chez Louis Vuitton) (Paris)
79: Matthieu Carlin (Butterfly Pâtisserie at Hôtel de Crillon) (Paris), François Perret (Ritz Paris Le Comptoir) (Paris)
78:
77:
76:
75: Mori Yoshida (Paris), Cedric Grolet (Paris)
74:
73: [xxxxxxxxxxxx] (京橋)
71:
69: ASSEMBLAGES KAKIMOTO (京都), pàtisserie Tendresse (京都)
68:
67:
66: FOBS (蔵前), Les Alternatives (東小金井), Pâtisserie K-Vincent (神楽坂)
65: La Pâtisserie Cyril Lignac (Paris), Equal (幡ヶ谷), LE CAFE DU BONBON (代々木八幡)
64: Libertable(赤坂), grains de vanille (京都), Ryoura (用賀), Dining 33 Pâtisserie à la maison (麻布台), おかしやうっちー (北参道)
63: Yann Couvreur Pâtisserie (Paris), La Pâtisserie Ryoco (高輪), Fleurs d’été (代々木上原), Harmonika Kyoto (京都), sweets garden YUJI AJIKI (神奈川), Sweet Rehab (NY)
62: PIERRE HERMÉ PARIS, AU BON VIEUX TEMPS (尾山台), Paris S'éveille (自由が丘), AIGRE DOUCE (目白), CONFECT-CONCEPT (稲荷町), Paris S'éveille (自由が丘), AIGRE DOUCE (目白),
61: équilibre (不動前), Pâtisserie ease (日本橋), 銀座和光 (銀座), Palace Hotel Tokyo (大手町),その他美味しいホテル系, Asterisque (代々木上原), a tes souhaits! (吉祥寺), N'importe quoi (京都)
60: Avranches Guesnay (春日), Taisuke Endo (学芸大学), Préférence (新中野), feuquiage (調布), PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI (等々力)
[...]
55: 千疋屋総本店, Henri Charpentier, その他デパ地下系・工場系
[...]
[...]
45: Lysee (NY)
[...]
【いくつか補足】
パリには複数回行ったことがあるが、パリのケーキは本当に美味しく感じた。もちろん遠路はるばる補正・思い出補正もあるのだと思うけれど、単純に値段がとても高いので、惜しむことなく良い材料を使えているのではないかと思う。パティシエの社会的地位が高いらしいので、その結果パティシエが制約なしで好きなようにケーキを作れる、ということもあるのかもしれない。
Maxime Frédéricは有名人だし、本当にどのケーキ(あと、ややテーマ外だけれど、レストランのデザートも)も美味しい。いつかホテルのシグネチャーレストランにも行ってみたい。Matthieu CarlinやFrançois Perretは、少なくとも私のアンテナでは情報がたくさん入ってくる感じではないけれど、複数のケーキで感動した。
Cedric GroletはMaxime Frédéricよりも有名人で、逆張りしてみたくはなるのだけれど、フルーツの使い方が独創的で、まあ確かに美味しい。あの値段であれだけの人を集められるのは、SNS映えだけでは説明できないと思う。
[xxxxxxxxxxxx]は、フルーツに真摯に向き合っていることや高い洋菓子基礎力に裏打ちされていることが素人の私にも伝わってくるような気がする。接客は独特で毎回緊張するけれど、敬意をもって謙虚に臨めば、丁寧に遇してくれるし、嫌な思いをしたことはない。職人ってそういうものなのかな、と思っている。
LESSは、以前はnomaやINUAみたいな雰囲気の実験的なケーキが多くて毎回面白かったのだけれど、最近はそれよりは分かりやすいケーキが多くなった。もちろん、それらもとても美味しい。たまに昔のLESSを食べてみたくなるときもある。
タンドレスは、もともと酒やムースとかのイデミスギノ的なものがあまり得意ではない私でも、これは凄いと感じる何かがある。私では理解が及ばないというか、置いて行かれている感じもする。
FOBSは一般的にはすごく高く評価されている感じはしないものの(ゴーフレットはとても有名)、ここのショートケーキは特に美味しいと思う。卵や牛乳などの素材がシンプルによくまとまっている感じがする。判官贔屓的なものが入っているかもしれないけれど。
Alternativeは夏の焼き菓子イベントのタルト類が全て美味しい。Equalのチーズケーキは瑞々しくてチーズの香りがよく整っていて、これより美味しいチーズケーキはなかなかないと思う。「フランス菓子道」の真ん中・正当を通ってきたかはよく分からないけれど、個人的な好みに合っている。
Ryouraは街のケーキの範疇で、傑出して美味しい。うっちーのシグネチャーのショートケーキの生クリームのミルク感は特徴的。
リョーコは(伝統的という意味ではなく)ちょっと古い感じがするけれど、分かりやすく美味しいと思う。セブンイレブンとのコラボレーションは。。カーヴァンソンやリベルターブルも私の中では同じような枠に入っているのだけれど、こちらの方が個人的な好みに合っている(何でだろう)。
étéをどう位置づけるかは難しかった。テンションの上がる見た目だし確かに美味しいのだけれど、洋菓子としての工夫・洗練を感じるかというと、そういうことを目指して作られたものでもないような気がする。
ピエールエルメのイスパハンは、なんだかんだといってやっぱり名作だと思う。ホテル系のちゃんと作られたケーキは、やや割高な感じはするものの、総じてしっかり美味しい。
easeは個人的な好みにはあまりハマらないけれど、美味しいし評価されていることもわかる。アステリスクやアテスウェイは家族で食べるのにとてもよいと思う。ナンポルトクワのリンゴのタルトは一つの発明だと思う(別途元祖があるのかな)。パリセヴェイユはフランス菓子の正当という感じで間違いなく美味しいのだけれど、個人的に好きなケーキとは少し違う(パンや焼き菓子はすごく好み)。
アメリカでウケているケーキは、個人的にはそこまでヒットしなかった。Sweet Rehabは見た目もきれいですごく高く評価されているけれど、高額すぎる点を措いても、評価に見合うほどではない気がする。
店名が大文字だったり小文字だったり「pàtisserie」が付いたり付かなかったりするのは、適当にgoogle検索した結果をそのまま引き写しているだけなので、正確ではないかもしれない。
こういう番付モノは、それ自体を批評の対象として「それは違う、こっちの方が上だ」等々とケチをつけることに楽しさがあると思う。コメントをいただけたら嬉しい。
【追記1209】
記事を公開した後、思ってもいなかった程たくさんの方に見ていただいて、色々なコメントをいただいた。一つ一つどれもありがたいと思っている。
書き忘れていたお店を何個か思い出したので、適宜ランキングに追加してみた(Asako Iwayanagi, AU BON VIEUX TEMPS, CONFECT-CONCEPT, Dining 33 Pâtisserie à la maison, équilibre, Libertable, sweets garden YUJI AJIKI, Patisserie Porte Bonheur)。また、説明部分にもいくつか加筆をした。加筆するにあたっても、既に順番を書き換えた方がいいのではないかという気がしてくるから、やっぱりその時の気分次第の順に過ぎないんだなと分かった。
「偏差値表のような形」というのが分かりにくいというコメントがあった。イメージしていた偏差値表は、例えばこんな感じのものだった。
https://www.syutoken-mosi.co.jp/application/hensachi/upload/dansi202412.pdf
もちろん、今回は母集団が正規分布かもよく分からないし平均や分散を求めて何かしているわけではない。あくまで偏差値「風」ということでご容赦いただきたい。今回は、偏差値50の重責をローソンに担ってもらった。個人的に偏差値(風)60以下かなと思ったものは、角が立つので基本的には取り上げなかった(NYでいくら角が立っても大丈夫。)。
神奈川・千葉・埼玉などの郊外や大阪・神戸のような別の都市圏はあまり開拓できていないので、いつか掘り下げてみたい。
中野のMORI YOSHIDAについては、どう取り上げるか迷った。例えば、パリで食べたババトロピックはミルクが入ったスポイトのようなものが刺さっていて、それを注入して食べるのがとても美味しかった記憶がある。中野の方はそうはなっていなくて、少なくとも何らかの「違い」はあるのだと思う(見た目に明らかに分かるもの以外も多分。)。ただ、だからといって劣るとかいうわけでもないし、でもそうすると今度は、中野のMORI YOSHIDAとLESSに大きな差があるかのようになるけれど、本当にそうなのかというとよく分からない。突き詰めていくと、遠路はるばる補正・思い出補正を数値化することにもつながりそうで、それは楽しい思い出のためにも止めておいた方がよいかなと思い、取り上げないことにしていた。
先日、眠れない夜に昔のことがふと脳裏に浮かんだ。
学生の時分に、部活のOBであるらしい先輩の一人が、韓国帰りに土産として高麗人参味のガムを置いて行った。
フレーバーがフレーバーだったし、あまり食事には苦言を呈さない(がマナーには厳しい)顧問が渋い顏をする程度にはウケの悪い味で、なかなか誰も寄り付かない代物だった。中には「土の味がする」などと言う人が出る始末だった(その人は土を食べたことがあったのだろうか?)。
ところが自分はセルロース由来の甘味と高麗人参由来の苦味のバランスと風味が程よく感じられて、誰も持っていかないガムを好んで貰ってしばしば噛んでいた。それでもって「高麗人参ガムもってけ」などと言われてありがたく貰っていたら「高麗人参の男」という謎の二つ名が学内に流れてしまい、しばらく可笑しな話になったものだった。大方そのガムの味が美味いか不味いかについての話に終始したと記憶しているが。
そんな頃の同級生たちが同窓会を開くと聞いて、2つ返事で行くと返した。ただ、正直な所、あまり話すことがない。
自分は何が変わったかと言えば、当時の体重が除脂肪体重になった代わりに30%近い脂肪がついたことと、自分は土から生えてきたことにされて、入る墓がなくなったことくらいか。
酒の入る場で話すには重い話になるので、あまり聞かれたくはない。「覚えているか。おれは高麗人参の男だぞ、土から生えたに決まっている」などと言って笑い飛ばすのに使おうとも思ったが、少し話のネタがニッチすぎるし笑い飛ばせるほど面白くもないのでこの案は没。
そんなことを考えながら、某ウエハース目当てにローソンを巡った帰りに買ってきた伊良コーラの缶が目に入って、原材料に高麗人参が使われているのを思い出した。
ちなみに目当ての品は売り切れていた。
すごい。
どうせマヨネーズとは名ばかりの甘いジュースかと思ったら違った。全然甘くない。そして、酸っぱさと油っぽさがあって、まさしくマヨネーズの味だ。でも、塩辛い。1本200mL中、食塩相当量1.6gなのはかなりの塩分量だ。もう少し塩分量が少なくても良かったのでは?
とはいえ、マヨネーズには塩気が必要という考えも、わからなくもない。食塩が少なければ、ぼやけた味わいになってしまいマヨネーズらしさが失われてしまうだろう。それと、夏の暑い時期なら発汗で失った塩分補給に適していたのになぁとも思った。
しかしながら、この飲むマヨはどういう時に飲めばおいしく味わうことができるのだろうか? と考えてみた。唐揚げやサラダなどマヨネーズを付けて食べる食品と一緒に飲むことが想起されるが、これは相性が良くなさそうだ。なぜなら、普通にマヨネーズを付けて食べた方がおいしいに決まっているからだ。
逆に、お菓子やデザートなどの甘い物と一緒に飲むマヨを飲むのが向いているように私は感じた。洋菓子ならば紅茶やコーヒーを和菓子ならばほうじ茶や緑茶をといった具合に、菓子の甘さを引き立てるのは甘さとは対極である苦みや渋みをもつ飲み物が適しているからだ。飲むマヨの酸味が甘さを引き立てるであろうことはもちろん、多量に含まれている塩分もまた甘さを引き立てるのに役立つだろう。
和菓子には塩分を多く含まれる物が多数ある。せんべい、みたらし団子、カンロ飴にはしょう油が含まれているのでもちろん塩分が多いし、しょう油でなくとも塩を含む和菓子は多い。和菓子にはあんこがつきものだがあんこの甘味を引き立てるのは塩であるし、スイカやトマトに塩を振りかけて食べることもある。このように和菓子などの日本の間食に塩を含ませる文化は、日本の夏の高温多湿な気候によって発汗で失う塩分を補わせる意味合いが強いのだろう。
対して、洋菓子には塩分を含む物が無いように感じる。ここに、飲むマヨの需要があるだろう。
油気も塩気も少なくあっさりとした味わいの洋菓子に対しては、飲むマヨが合うのではないだろうか。例えば、ゼリー・ジュレ・ジャム・シャーベットである。あるいは、酸味の少ない果物でも飲むマヨが合うかもしれない。バナナやマンゴーやスイカやカキといったもともと酸味の無い果物はもちろん、近年は品種改良でイチゴやブドウでも酸味のない品種が生まれているので、飲むマヨで酸味を補えば果物の甘さを引き立てることだろう。
昨今の気温上昇は日本に限ったものではないので、海外でも発汗によって塩分補給の需要は高まっているだろう。そこで、塩分の乏しい洋菓子に対して、飲むマヨの需要が生まれることは想像に難くない。
このようにして、飲むマヨには将来性があると考えられる。飲むマヨはテスト販売中とのことだが、ただの一過性のテストで終わってしまってはもったいない。
出張っつっても数合わせで研修に出るだけで、その研修っていうのも社外の人もバリバリ参加するような普通のセミナー(しかも面白かった)で、まあなんつうか非常にイージーな感じだった
そんでその後、あんま知らねえメンツとの飲み会をやり過ごしたら、小倉ナイトウォークのはじまりとなる
テキトーにホテルを取った場所が飲み会の会場から徒歩40分くらいあるところでさ、俺は酒に弱いため、ビール二杯でもう、なかばベロベロといっていいくらいなんだけど、イケる、これは歩ける!と思ったため、歩くことにしたってわけですよ
まずもう、なんつうのかな、街の規模が違うわな
普段いるのがすげー田舎なんで、こう、五階建て以上の建物が連なってるってだけで非日常感がある
そんで、普段いる町が、街の規模感と比較しても異常に街灯が少ない、文字通りの暗黒街なので、小倉、超明るいわけですよ
治安が悪いとか手榴弾が転がってるとか、そういうウワサもあんだけど、もう、暗くないってだけでイイですよね(実のところ暗いのもそれはそれでイイんだが、その話は今回の主題ではない)
ホテルまでの道をGoogleマップでみると、コースがもう、明らかに、デケエ都市公園を横切っていて、ヨッシャー!って感じなんだよ
そんで歩いて行くと実際にその都市公園があってさ、メチャクチャ広い並木道みたいな場所があり、夜も9時だっていうのに結構ランニング・ピーポーがいたりする
人間が生息しているなあ!と思うわけですよ
俺の町に生息してるのってガやカニなどがメインの印象なんだけど、小倉は人間がメインとなっているんだ
そんで東横インに初めて泊まったんだけど、なんか部屋がデケエんだわ
カードキーみたら2階だったからけっこうガッカリしたんだけど(14階とかに泊まりたかった……)、部屋がでけえからもう全部許した・許された
エレベーターが5秒くらいで着くのもイイ
そんで、そのまま寝たいんだけど、飲み会で遠慮してあんま食えてなかったから、腹が減っている
なのでローソンに出かけて、なんか買ってこよう!と思う
ローソンまでは地味に徒歩7分くらいあり、これは実は俺の家から最寄りのファミマまでの距離とほとんど同じか、むしろ遠いくらいだ
しかし、知らねえ町の夜歩きってやっぱ楽しいから、いいんだよ もう全部いいってこと
そんで焼きそばを買うわけですよ
帰り道、セルフレジだったから割り箸をもらい忘れてていたことに気が付いたんだけど、もう知らねえ、素手で食うわと思う
全然温まってない 本当に冷たい
たぶん温度で言うと、初期状態から2℃も変わってないと思う そのくらい冷たかった
いいんだよ、と思う 厳密には良くないんだが、それも含めて思い出になるんだよな
そうなんですよ
小倉の街を酔っ払って40分歩いてよ、全然あったまってない焼きそばを素手で食う、この体験は、得難いものだと思うんですよ
得難けりゃなんでもいいってもんじゃねえぞ
明日は門司港とかに行きてえけど、酒を飲んでしまった時点で起きられない可能性はかなり高まっています
そこ(無料朝食)にそれ(明太子)があるからさ -G.マロリー
明日は起きるぞ 起きて明太子食って、門司港行って(optional)、なんかスーパーっつうか、でかいモールのなかの食料品売り場とかみて、パンでも買って帰る
イイ イイっすねえ〜
小倉、いいぞ
完全におやすみなさいという感じになってきた
【食品】
・そうめん:安物でもまぁいいかなぁー。トップバリュは知らんが、薬局で買った1kg/100円が結構美味しかった。
・パスタ:麦の匠ってやつがいい。300g/100円で売ってる。好みだと思うが、ディチェコより美味い。
・水:水道水でいいだろ!!
・栄養ドリンク:薬局のプライベートブランドでいい!笑
・コーラ:コカ・コーラまずい。クリエイト&100円ローソンので売ってる偽コーラ(1.5L/100円)の方が美味しい。
・アイスクリーム:フタバ食品の2L400円のバケツアイスが、味はスーパーカップと同じだから安い。
【キッチン用品】
・箸:百均の5膳で100円のやつでいい。無印の1膳1000円の食洗機対応品はすぐ塗装が剥がれた。
・アルミホイル:なんでもいい。変わらん。
・キッチンスポンジ:安いのをガンガン使い捨てる方が結果良い気がする。
・オーブントースター:バルミューダは安物と変わらん。水いれるのめんどくさくて5回目まで。
【子育て】
・鼻水吸い:吸う機会がほぼゼロ。
【電化製品】
・携帯電話のプラン:ドコモ、au、ソフトバンクを使ってる奴はだめ。
・Bluetoothイヤホン:2000円くらいの奴でもいい。でもごめん、音質とか全然気にしない人だからかもしれん。
【化粧品】
【身につけるもの】
・手袋:最低限と言えるかわからんが、ドンキで売ってるthinsulateの手袋が安くて、あったかくて良い。Salomonのグローブを使ってたけど、正直地上じゃオーバースペック。
・メガネ:JINSの非球面レンズが無料オプションで選択できるから良いかなぁ。納期は少しかかるけど。
【文房具】
・ノート:紙質は違いがあるけど、たかが紙だからどうでも良い。むしろ厚いと重いから薄いペラい方が良いまである。
【その他】
・証明写真:証明写真アプリでサイズ調整して、コンビニでL版写真印刷30円で印刷がコスパ一番良い。
【食品】
・めんつゆ:ニンベンのつゆが良い!創味もGood!
・にんにく:生にんにくが良い。チューブと比べると段違い。中国産かスペイン産かはちょっとわからない。
・牛乳:成分調整牛乳は牛乳じゃないと思ってるので、こっちのリストにいれるかすら迷ったが一応。
・冷凍餃子:オーケーに売ってる浜松餃子がちょっと高いが、味の素より断然美味しい。
・米:みずほの輝きっていう銘柄が、あきたこまちよりちょっとだけ高いが、美味しくてコスパよくて最高。
【キッチン用品】
・スプーン、フォーク:口当たりが全然違う。イケアの最安値はフチがガサガサで最悪だった。
・食品ラップ:サランラップが良い。厚みが段違い。薄いと変にシワがでて、くっついちゃったりしてだめ。
【その他】
・自転車:電動アシスト自転車が本当におすすめ。楽すぎ。楽すぎて信号が黄色信号でも一旦止まっておこうってなるから、安全性も高まる。
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1381672_2504.html
「悪魔のおにぎり」は以前南極観測隊が夜食として食べていたおにぎりです。テレビで紹介されて以降、SNSなどで話題になり、それをヒントにローソンが独自に開発しました。悪魔的にやみつきになる美味しさが名前の由来です。発売以来の累計販売数が4,600万個を突破(2019年7月末時点)し、現在も“定番商品”となっています。
父が亡くなって3年が経つ。
いや、意識がもうろうとしていて言葉になっていなかったから、ベッドの上で両手を動かしているだけのジェスチャーだ。
父の表情から何を言おうとしているのかを私はしばしみていた。
直感で頭によぎったことがあった。「それってねじパンのこと?」と聞いてみた。
父が両手の動きを止めてうなずいた。
「ねじパンがたべたいのね」
もうあと数日もしくは今夜かもしれないという容態の父なので、当然食べられるわけがなかったが、「わかった。買ってくるね」と答えた。
コンビニでそういうのがあるのは、ファミマだったかローソンだったかと考えながら、結局近くのスーパーで買ってきた。
病室に戻ると父は亡くなっていた。
「どうしてパンのことだってわかったの?」あとから叔母さんに聞かれたけれど、直感としかいいようがなく、自分でもなんでそう思ったのかわからなかった。
もともと歯が悪かった父は仕事をやめてからますます悪くなった。
そんな父が好んでクリームパンやねじパンなどの菓子パンを食べていたのをよく思い出した。
先日、たまたま両親の経営していた店(居抜きはすでに他の店に代わっている)の前を通りかかって、ふと隣のパン屋が何も変わらない姿でずーっと店を営んでいることに気が付いた。そういえば、うちの店の隣って、昔っからパン屋だったんだよな。
父は生前、隣のパン屋にずっとお世話になっていたんだろう。仕込みなど立ち仕事で忙しい職業柄、総菜パンや菓子パンは日常食だったに違いない。
家に帰ると、ビールとちょっとしたつまみしか口にしていなかった父。
父の職場での食事をそういえば、今まであまり想像したことがなかったことに思い当たった。
今わの際に両手をねじって、ねじパンが食べたい、という父の思いは、きっと隣のパン屋だったんだ。
昨日、天神地下街から地上へ上がる階段で、透明なフィルムのゴミが落ちているのを見かけた
通り過ぎようかと思ったけど、前方から親子連れが階段を降りて来るのを見て、この階段は急だし、体重軽い人なら滑るかもなと思い、拾った
親指と人差し指でちょんと端っこを挟んで見たら、ローソンの悪魔のおにぎりの包みだった
地上に出ると、やたらピカチュウのサンバイザー型のお面をつけている人や外国の方を見かけた
あとで調べたら、ポケモンGOのリアルイベントが福岡市でやっていたらしい
しばらくゴミ箱を探しつつ歩いていたけど、全然見当たらなく、カバンの中に入れるのも嫌で、
ゴミは出先で拾わないのが正解なのかもしれないと思った
困っていたところ、カトリックの教会に付属した本屋さんがあったので、ゴマのお菓子を持って、店員さんに「これください」と伝えた後、
「ゴミを拾ったのですが、捨てるところがなくてもしよければ捨ててもらうことって可能ですか?」と聞いて、ゴミを出した
少し間を置いて、「アハァ(困惑)、イイデスヨ」と言われて、アジア系の外国の方だったのかとアクセントで気づいた
どうやら丁寧に伝えようと難しい言葉遣いをして困らせてしまったらしい
さすがに教会関係者なら断らないだろうし、買い物も同時にすれば引け目も感じずに済むという打算だったが、差し引き若干の引け目が残った
やはりカバンには汚れ物を入れる用の小型のビニール袋を入れて持ち歩くべきかもしれない