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はてなキーワード: 自己弁護とは

2025-06-16

イスラム教徒クルド人日本での蛮行を見てると

どうしてアメリカはもう少し強め(穏当な表現)に戒めて(穏当な表現)くれなかったんだ?

って気持ちになる、そして戦争放棄した日本国が嘆かわしい

邪教徒だよ邪教徒、カルトの類いだね最早、そうじゃないって自己弁護しても自浄しなかったから赦されるフェーズは過ぎたぞ?

過去にも批判した人間暗殺したもんな?その本を訳した日本人も殺されたからな?

食い荒らされ踏み荒らされる国を見ているしか出来ない、あいつらはダニだ、ノミだ、ゴキブリだ、蛆虫だ、イナゴだ、ハイエナだ、ザリガニだ、ジャンボタニシだ、その他ありとあらゆる害虫の類いだ

ああクソ、あと数年後に日本日本でなくなるんだ

2025-06-15

anond:20250615113023

おいおい、随分とご高説を並べてるけどさ、「チャンネルを合わせるのが頭が良い人」って自分で言っちゃってる時点で、君、頭悪いんじゃないの? だって、この長編ツイート、結局何が言いたいのかグチャグチャで、読む側に「チャンネル合わせてくれ」って無茶振りしてるだけじゃん。頭いい人は、こんな回りくどい自己分析垂れ流さないで、シンプルに要点だけスパッと伝えるよ。

「困難は分割せよ」って、そりゃデカルト名言だけど、君の文章自体が分割できてないカオス状態。頭の中で終わってるはずの1個1個が、なんでこんな冗長テキスト洪水になってんの? 出力するって言うなら、せめて圧縮して分かりやすしろよ。自分で「情報圧縮大事」って言ってるのに、君のこの投稿圧縮ゼロで容量オーバー典型じゃん。アホになるって、君自身が今まさにその状態に見えるけど?

それに、「頭悪い人の構造がやっと分かった」ってドヤってるけど、だったらなんで「シンプルさと感情大事」って気づいたのに、この文章感情シンプルさも皆無なの? 頭悪い人に合わせるのが大事って言いながら、こんな小難しい長編で「俺のチャンネルに合わせてくれ」って押し付けてるの、めっちゃ矛盾してない? コミュニケーションお互い様って、君が一番その「お互い」を無視して、読者に合わせる努力ゼロじゃん。

しまいには「ツイッター開いたのが裏目」って、開かなきゃいいだろ! 自分で「やること多い」って言ってるのに、なんで考え事タイム突入リスク背負ってまで投稿してんだよ。頭いい人は、こんな無駄な出力で頭のスペース埋めないよ。結局、君の言う「頭いい/悪い」の基準、ただの自己弁護で、他人に「俺のペースに合わせろ」ってワガママ言ってるだけに見えるわ。ほら、ツイッター閉じて、さっさと頭整理しろよ!

2025-06-12

勝利のためではなく、粛清のために擁立した。(妄想

※この物語フィクションです。

元老院選挙前夜

執政官シゲリヌス・フェロクスの年。

クインティリス(7月)に元老院選挙を控えたこの年の政治状況は、一言でいえば「腐敗の極致」であった。

実態がどうであったか別にして、国民が感じた閉塞感は、まぎれもなく現実だった。

国家成立から殆どの期間において権力の座を占めていた与党への反感はピークに達し、さりとて巨大野党への失望は留まるところを知らなかった。

そんな中、ごく短い期間で爆発的に市民の支持を集めた政党があった。

タミクス・ウニウスを代表とする国家民衆党である

タミクスは明快な語り口で国民生活改善を訴え、WebメディアSNSを用いて露出を増やした。

前年(執政官キシダリウス・モデラトゥスの年)に実施された庶民院選挙国家民衆党議席は3倍となった。

今夏の元老院選挙においても党勢の拡大はもはや既定路線だと思われた。

タミクスが近い将来に執政官となることを、市民は期待していたし、そのために熱狂的に支持もした。

彼は妻への裏切りを報じられたことで、謝罪に追い込まれるなど、完璧とは程遠い人物だったが、それでも市民は彼のことが好きだった。

異変

それはユニウスのカレンダエの10日前、5月22日のことであった。

予兆と言えるものや噂がなかったわけではないが、国家民衆党から発表された元老院選挙公認候補者は市民を騒然とさせるに十分であった。

後に一部のジャーナリストから汚染の四頭立て戦車(Quadriga Pollutionis)」と称された彼らは次のようなものであった。

シラリア・ドミティ庶民院議員不貞、公金の不適切な流用、議員特権濫用等多くの疑惑に対し説明責任を果たさないまま任期満了により失職。
歴史家により死ぬまで沈黙を貫いたとする者、晩年自己弁護に満ちた釈明を行ったとする者に分かれる。)
アダキウス・ウァレリアヌス庶民院議員。議場での過激発言により度々懲罰勧告を受けたと伝わる。
様子がおかしかったとする歴史家がいる一方で、評価する声もあるなど毀誉褒貶の激しい人物であった。
ゲニキウス・ウェリディクス元老院議員根拠なき扇動者として有名であり、疫病の原因を瘴気とする陰謀論を吹聴していた。
また邪教指導者積極的支援するなど、国家民衆党の主張と整合しないと批判された
ドミティア・アクシア元老院議員議員特権が忘れられないのか公認してくれるならと次々に政党渡り歩いて選挙出馬し、
落選を繰り返していることで有名であった。

市民批判は主にシラリアとゲニキウスに集中した。

シラリアは主に過去不祥事が、ゲニキウスはその荒唐無稽しか形容しようのない主張が糾弾対象となった。

(アダキウスは巻き添え被害のようなものであり、ドミティアに至っては単に特権を求めるだけの主義なき俗物ではあったが、信義を軽んじる恥知らずは多くはないが珍しくもない程度には同時代政治家の中に存在した。)

タミクスや幹事長であるシルウァヌス・アリケルスは日夜記者会見という名の弁明行為忙殺された。

曰く「説明責任を果たさず当選できるほど元老院議員資格は軽くないと本人に伝えている」

曰く「誓約書に基づき、国家民衆党方針に従わなければ公認取り消しもありうる」

ただ、公認理由や、今後の対応について問われても、返されるのは曖昧模糊とした言葉ばかりであり、会見でかつて見られた軽妙さはどこかに消え失せていた。

カンナエ後のハンニバルや、敗戦続きのマケドニア王フィリッポスのように、精彩を欠いた采配でただただ時間を空費しているように見えた。

断罪

弁明の日々は続いた。

熱狂的な支持さえあれば、多少のスキャンダルは押し切れる、そう高を括っていたのだろうーーとある者は囁いた。

タミクスの不貞が露見した時も、民衆は彼が掲げる大義に期待し、人間性は不問とした。

あの成功体験が忘れられないのさーーと揶揄していた。

市民も、ジャーナリズムも、タミクスが口で「指摘を受け止める」と言いながら行動に移さないことに辟易していた。

期待は失望へ、支持は批判へ、熱狂は怒りへと姿を変えた。

国家民衆党地方組織すら、特に批判の中心であったシラリアの公認取り消しを求めていた。

(全ての都市属州がそのような嘆願をしていたという同時代証言もある。)

シラリアが会見を行うとの情報が流れ、タミクスは弁明の場と化した会見場でそのことに触れ、記者にこう告げた。

諸君らも参加して不明点を明らかにするとよい」

タミクスのフィデス(信義)を問題にする声もあったが、この時の人々の関心はシラリアの会見であった。

シラリアの会見はユニウスのイデスの3日前(6月10日)、首都たるインペリアーリス・トキオルムの議場内でなされた。

時間半に渡る会見をメディアはただ一言、「説明なき黙秘会見」と称した。

記者の怒号にも似た質問の後に残るのは、遺憾の意に飾られた沈黙のみであった。

ユニウスのイデスの2日前(6月11日)、二時間半に渡る逃亡劇への回答は公認の取り消しであった。

擁立候補者選定におけるタミクス、シルウァヌスの責任を問う声は収まらず、またゲニキウスについても会見を実施するよう求められていた。

少なくともこの時は、タミクスもシルウァヌスも失った支持を取り戻すという先の見えない仕事希望を見いだせていないように、人々の目には映った。

タミクスの思惑

さて、結果を知る我々とてわからないことがある。

いや、その後何が起こったのか、結果を知っている我々だからこそ、この時のタミクスの行動原理は不可解であり、わからないことだらけだ。

時代の人と同様に「時勢を読み違えた」「一時の好調に浮かれ、近視眼になっていた」とする見方現代では主流であるように思う。

なるほどそう考えると矛盾はすくないだろう。

パトロヌスであるウニオンが候補者選定に介入した可能性を指摘する歴史学者もいる。

私が思うに、タミクスはこの4人を勝利のためではなく、粛清のために擁立したのだ。

換言すれば、党勢の拡大にブレーキをかけることになってでも、この4人を議場から除かねばならないと考えたのだ。

シラリアは個人的問題は置くとして、政治倫理の面で国家民衆党の掲げる理想に反しているため、除く必要があった。

ゲニキウスはアテナイクレオンなどと比べれば遥かに矮小ではあるが、扇動者というもの危険性を理解していたタミクスは芽が小さいうちに抜くことを決意した。

ドミティアに関してはフィデスの問題である。フィデスなきドミティアはタミクスが理想とする議場に居座ることすら許されぬ第一存在であった。

アダキウスについては正直少々わからないところもあるが、第二次ポエニ戦争におけるクラウディウスネロのように、成果を上げる半面、その無謀さと予測不能な動きをタミクスが嫌った可能性はある。

少なくともアダキウスを除く3名は粛清対象であったことは間違いないだろう。

これら除去されるべき対象を自党で擁立すると発表し、あえて優柔不断な態度をとることで批判を集中させた。

折を見て会見を開かせ、疑念払拭できなかったとして庇護剥奪したのだ。

廃物置き場に鎮座してはいたが、使いようによってはまだ議員となる可能性があった者たちを擁立し、元から残っていなかった価値さらに念入りに毀損し、他の政治屋どもが再利用できないようにした。

これが事の真相であったーーと私は考える。

歴史の秘める豊かな可能性の一つとして、本説が一隅を占めることを許されたなら幸いである。


Ave fictio, salve historia.

2025-05-08

anond:20250508115958

全然理解してなくて草

まず、用語を使う必要すらない話をしているというのにそれは無視

更に、自分用語を並べてマウントを取りたかたことは必死ごまかす

その態度が馬鹿丸出しだって言ってるのに

ふつう言葉だろ」っていつもの居直り

本当に愚か

毎回同じことをやらかして、同じように自己弁護に走って自分の殻に閉じこもる

その流れをまるごと「馬鹿丸出し」って言ってるんだよ

そもそも話を本題から突然脱線させてる時点で、会話能力がないって自白してるんだよ

2025-04-22

氷河期世代以前とそれ以降でなんでこんなに違うの

本人らの昔の自意識団塊バブルという老害に反抗する氷河期世代

出来の悪いゆとり世代かいお荷物の面倒見ることになりそうで面倒くせーと散々言ってきた氷河期世代

非常に共感性に乏しく冷淡(これは負け組自称する氷河期世代勝ち組氷河期世代自分らを自虐するときによく言う)

氷河期世代が昔散々ゆとり馬鹿にしてきたように、氷河期世代ゆとり以降でなぜこんなにも溝があり政治的スタンス支持政党全然違うのか

ここまで年齢の上下で急に全然違う人種のようになるなんてことある???

それだけ社会の変化が急だったってこと?


追記

氷河期世代自己弁護自己憐憫なんか何千番煎じよってぐらいもう聞き飽きてるし、なんで氷河期ゆとり政治的スタンスや特徴に差が出てきたのか教えてくれよ

下の世代SNS世代とかネットにドップリとか言うなら氷河期世代自分らこそ真のネットネイティブって昔散々自慢してきたし、事実氷河期世代ネットに明るかったしそれが自慢だったでしょ

2025-04-21

anond:20250421084834

どうせクソ企業に入った氷河期が過適応したタイプだろうな

あいつらも人道から外れて罪悪の自覚はあるんだけど

ストレスでやってられねーから家族のためとか取り繕って無意識の奥底に秘めてんだよね、合理化ってやつだ

家族のためにクソ環境でクソ労働をこなしてきてさ

実の息子に罪悪を指摘されるのは自分人生を真っ向から否定されるのに等しく

図星を突かれたからこそ怒鳴るっつー「もう攻撃しないでくれ」っていう合図を出したわけで

そら必死こいて自己正当化自己弁護するわなって

ンまあなんとも虚しい人生だよね

まあ親父さんもクソみたいな人生を送ってきたことにとっくに気づいてるだろうし

定年退職して床に臥せて現実逃避手段を失くして思い出と対話するしかなくなってから

色々と実感するだろうね

2025-04-18

嘘松クリエイター自己弁護ループ

嘘松クリエイター嘘松を吐くクリエイターであり嘘松クリエイトする者という意味でもある)って、

意外と他人から評価を気にするんだな。

その話、何回目?ってぐらい同じ批判に対して同じ自己弁護をくりかえしてる。

作品はまったく面白くないが、この状況は面白い。

2025-04-13

エンジニアって本当に怠惰美徳としてるの?

最近『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』という本を紹介している動画を観た。

ChatGPTを使ってアプリを作って、学会で発表するという経験をまとめた本らしい。

動画ではエンジニアの三大美徳怠惰」「短気」「傲慢」と紹介されていた。

この本の著者は「怠惰」でエンジニアに向いているみたいな。

本を読んだ人の感想も「怠惰で素晴らしい」うんぬん言っている。

大学レポートをChatGPTに頼ったり、基礎を学ばずにコードを生み出すのが素晴らしいの?

みんな手放しに称賛していないだろと思う。

三大美徳もなんか怠けてるエンジニア自己弁護のために言っているようにしか見えない。

短気と傲慢はまあわかる。

ただ怠惰だけは自分で動かないと仕事が終わらないだろうにと思う。

2025-04-09

ダンサー・イン・ザ・ダークで、なぜセルマは自分の無実を証明しようとしなかったのですか?

セルマが自分の無実を証明しようとしなかった理由は、彼女性格価値観、そして状況に対する深い心理的道徳的葛藤に基づいています。以下に、その理由をいくつか考察してみます

息子への犠牲的な愛

セルマにとって最も重要なことは、息子のジーンが視力を失う前に手術を受けられるようにすることでした。彼女が貯めていたお金は、その手術費用に充てるためのものであり、彼女人生のものジーンの未来のために捧げられていました。裁判ビルの死の真相貯金目的を明かせば、確かに彼女の罪が軽減される可能性はあったかもしれません。しかし、それによって貯金存在が公になり、没収されたり使えなくなったりするリスク彼女は恐れた可能性がありますセルマは、自分の命よりもジーンの視力を優先したのです。

自己犠牲と罪悪感

セルマは非常に純粋自己犠牲的な性格として描かれていますビルを殺したのは、彼がセルマに「自分を撃て」と懇願した結果であり、彼女積極的殺意があったわけではありません。それでも、彼女は人を殺してしまったという事実に対して深い罪悪感を抱いていたと考えられます。この罪悪感が、彼女に「罰を受けるべきだ」という思いを抱かせ、自分の無実を主張する動機を奪ったのかもしれません。彼女は、自分が苦しむことで何かを償おうとした可能性があります

現実への諦めとミュージカル世界への逃避

セルマは現実過酷さに耐えるため、ミュージカル幻想に逃げ込む癖があります裁判過程でも、彼女現実と向き合うよりも、内なる空想世界で心を保とうとしていました。自分の無実を証明するためには、ビルとの争いの詳細を説明し、闘う姿勢を見せる必要がありました。しかし、セルマはそのような闘争心現実的な自己弁護よりも、精神的な逃避を選んだのです。彼女にとって、真実を主張することよりも、ジーンの手術が実現することの方が重要だったのかもしれません。

正義への信頼の欠如

セルマは移民であり、社会的に弱い立場にあります彼女弁護士無能だったこともあり、アメリカ司法制度自分を正しく裁いてくれるという希望をあまり持っていなかった可能性があります。実際に、裁判では彼女の背景や動機が十分に考慮されず、死刑判決が下されてしまます。こうした状況の中で、セルマは自分の声を上げることに意味を見出せず、黙って運命を受け入れたのかもしれません。

弁護士無能として描写されていますか?

セル自身積極的自己弁護しようとしなかったことは確かですが、それを差し引いても弁護士対応には問題があったと考えられる点がいくつかあります。以下に、具体的な視点からその無能さを考察します。

1. 事件真相究明への努力不足

セルマがビルを殺した状況には、明らかな情状酌量余地がありました。ビルセルマのお金を盗もうとし、争いの末に自分で負傷し、彼女に「自分を殺してくれ」と懇願したのです。この一連の出来事は、セルマに殺意がなかったことや、むしろ彼女が追い詰められた被害者であることを示していますしかし、裁判でこの背景が十分に提示された形跡はありません。弁護士セルから詳細な証言を引き出し、ビルの行動や動機を明らかにする努力を怠った可能性が高いです。セルマが話したがらないとしても、有能な弁護士なら彼女心理状態や状況を考慮し、積極的真相を掘り下げるべきでした。

2. セルマの動機や背景の提示不足

セルマが貯金をしていた理由——息子ジーンの眼病治療のため——は、彼女の行動を理解する上で極めて重要な要素です。この事実裁判で強調していれば、陪審員裁判官にセルマの人間性母親としての献身を示し、殺人に至った動機利己的でないことを訴えられたはずです。しかし、映画ではそのような弁護が展開された様子は描かれておらず、弁護士がこの点を効果的に活用できなかったことがうかがえますセルマが黙秘したとしても、弁護士彼女生活環境や医療記録などを調査し、証拠として提出する努力をしていれば、判決に影響を与えられた可能性があります

3. 弁護戦略の欠如

死刑判決という極端な結果に至ったこから弁護士効果的な弁護戦略を立てられなかったことは明らかです。例えば、セルマの精神状態視力喪失によるストレス絶望)、ビル自殺的行動、セルマの移民としての社会的弱者性などを強調し、殺意不存在や過失致死の可能性を主張する戦略が考えられたはずです。しかし、裁判描写では、こうした弁護が十分に行われた様子はなく、弁護士が単に形式的手続きを踏むだけで終わったように見えます。これは、セルマの協力不足差し引いても、弁護士としての能力不足を示しています

4. セルマの心理への配慮不足

セルマは自己犠牲的で、息子の将来を守るために真実を隠そうとする傾向がありました。有能な弁護士なら、彼女のこの性格を見抜き、彼女が話さない部分を補う形で弁護を進めることができたはずです。例えば、セルマが黙秘する理由を推測し、彼女立場を代弁する形で裁判に臨むことも可能だったでしょう。しかし、弁護士セルマの心理状態を深く理解しようとせず、彼女沈黙をそのまま受け入れてしまったように見えます。これも、無能さの一つの表れと言えます

友人はセルマを救うためにどのような行動をしまたか

1. 裁判での支援証言

キャシーの関与: キャシーセルマの親友であり、工場で一緒に働く同僚でもあります裁判過程で、キャシーセルマの性格普段生活態度を証言するなど、彼女人間性陪審員に伝える努力したこと示唆されますセルマが利己的な動機殺人を犯すような人物でないことを強調しようとした可能性があります

感情的サポート: キャシー裁判中やその前後セルマのそばに寄り添い、彼女を励まし続けますセルマが自分の無実を主張しない態度に苛立ちながらも、彼女理解しようとする姿勢が見られます

2. 資金集めや弁護士への働きかけ

手術費用代替案: セルマが貯めていたお金裁判没収で失われる危機に瀕したときキャシーを含む友人たちが、ジーンの手術費用を何とか確保しようと動いた可能性があります映画では直接的な描写はありませんが、キャシーセルマの目的ジーンの視力回復)を理解していたこから彼女が他の支援者と協力して資金集めを試みたことが想像できます

弁護士への圧力: セルマの弁護士無能だったため、キャシーや他の支援者がより有能な弁護人を雇うための資金支援模索した可能性もありますしかし、セルマの経済的社会的立場が弱く、また時間が限られていたため、この努力は実を結ばなかったようです。

3. セルマへの説得

真実を話すよう説得: キャシーは、セルマがビルの死の真相貯金目的を隠していることに気づいており、彼女裁判で正直に話すよう強く勧めますセルマが黙秘を貫く中、キャシーは何度も感情的に訴えかけ、彼女の命を救うために自己犠牲的な態度を変えさせようとします。この説得は、セルマの頑なな姿勢によって失敗に終わりますが、キャシー必死さが伝わる場面です。

精神的な支え: 刑務所収監された後も、キャシーは面会に訪れ、セルマが孤独絶望に完全に飲み込まれないよう支え続けます彼女存在は、セルマにとって現実と向き合う最後のつながりでもありました。

4. 最後の救済努力

死刑執行の阻止: 映画クライマックスに近づくにつれ、キャシー支援者たちが死刑判決を覆すための最終的な訴えや嘆願を行った可能性があります。例えば、知事への恩赦嘆願や、法的な再審請求を試みたかもしれません。しかし、映画ではこうした努力が実らず、時間切れでセルマの処刑が実行される様子が描かれています

ジーンの手術の保証: セルマが最も望んでいたジーンの手術が実現したことを伝えるため、キャシー医師関係者と連絡を取り、手術が実行されたことを確認した場面があります。これは、セルマの死を無駄にしないための具体的な行動であり、彼女安心して逝けるよう最後努力を果たしたと言えます

具体性の限界映画意図

映画では、キャシー支援者の行動が細かく描写されるよりも、セルマの内面的な葛藤ミュージカル幻想に焦点が当てられています。そのため、彼らの具体的な行動は断片的にしか示されず、観客にその努力の徒労感や無力感を印象づける演出が優先されていますラース・フォン・トリアー監督スタイルとして、登場人物善意努力が報われない悲劇性を強調することが意図されており、キャシーたちの奔走もその一環として描かれているのです。

2025-04-05

anond:20250405150848

造語

・話の元ネタAI自己弁護しだす左翼)と真逆の話を自分だけ通じる論理でやりだす

関係ないけど叩けそうなワードをなんとなく繋げる

今のAIには実現できない本物の知的障害再現 これがクリエイティブなんだよね

anond:20250405150848

tune2011 発達障害に絡めたイーロンマスク批判を「差別だろ」と咎められた藤田直哉が「GPTにお伺いを立てて差別ではないと出た!」という仰天自己弁護を展開し「こんな学者必要ないやろ…」と呆れられた件についてと思われる。

お前の椅子にChatGPT座らせるわ

高くても月3万円やし

やね・・・

2025-03-31

anond:20250331150552

消費税必要とか書いてるのは財務省人間だろ?

予算編成の時期以外はヒマこいてるから増田自己弁護書いてるんだよきっと

2025-03-24

anond:20250324142606

子供いたほうがいいよ、楽しいよ、みたいな議論の時に、

責任感なく子供を作るのは子供可哀想

混迷した世相に産まれたら子供がつらい思いする

みたいなこと言う人。いるよね。

これ現実逃避子供を作ったタイプクリティカルヒットするから

子供に辛い思いをさせる可能性が高い側だから作らないって子無しは言ってんのに

ワガママ子供を作っちゃった連中が自己弁護のために

単純に自分子供に対する責任を取れない、取らない、

子供に対して何かをしてあげるギブの精神がない、

自分自由時間子供に使いたくない、ってだけでしょ。

みたいに曲解してまで子無しを否定しにかかりよる

もうね、

子持ちと子無しの価値観は一生交わらんから交流すんな

anond:20250324143259

嘘松自己弁護見苦しいぞ

嘘を指摘されたらごめんなさいしろ

2025-03-22

チー牛が会社花見会をぶち壊して俺が処分された

・季節も季節なので、他人事でない人も皆無ではないんじゃないかと思って、長文になるが振り返ってみる

タイトルの通り。入社2年目のチー牛男子が、会社花見会の弁当牛丼屋で手配しようとしてプチ騒動になった

・発生当時は俺30代前半、営業主任。もう転職したので以下は前の会社での話

当時(コロナ前)でもだいぶ時代錯誤だったと思うが、前職のJTCでは新年度1週目の金曜あたりの午後に、会社近くの公園花見会をやる文化が何十年も続いていた。

実質午後休の扱いで、本社営業と間接合わせて70人ぐらいは参加するし、新人との懇親を名目役員も顔を出したりするので、結構大きなイベントだった。

花見会の運営会計の他に大きく出欠確認弁当発注場所取り・撤収作業の4つで、毎年本社勤務の2年目の若手が各ポジション2〜3名ずつ手分けしてやるのが恒例だった。

その年の2年目の男子にFがいた。

挨拶できない、喋っても声が聞こえない、メモ取れない、電話取れない、在社中もずっとイヤホンしてる、PC壁紙アニメキャラ毎日無言で定時帰宅と数え役満だった。

見た目も含めて今で言うチー牛ど真ん中みたいな奴で、なんで採用されたのか分からん腫れ物扱いの存在だった(どこかのコネかと噂されてた)。

当然外に行かせても何もできず、むしろ先方からあいつヤバくない?」と耳打ちされるぐらいだった。

花見会の運営でも出欠確認絶対無理だと判断されたし、場所取りや撤収体育会系の子が率先してやるので、Fの仕事必然的弁当発注になった。

毎回お世話になってる仕出し業者の連絡先とか発注段取りを、3年目のTがFに引き継いで、その後は何事もなく(後になってみれば進捗確認するべきだったと思うが)金曜当日を迎えた。

Fともう1人の2年目のSが社用車で仕出し業者弁当を受け取りに行く(大昔は現地まで配送してもらってたが、ある時期から受け取りと返却に行くようになった。FはペーパーなのでSが運転係)段取りだったのだが、昼前になっていつの間にかFが失踪した。

携帯にも出ないし、仕方なくSに一人で弁当屋に行かせたが、弁当屋によるとFは来てないし、そもそも今年は発注も来てないと言われた。

そして花見スタートの直前になって、FからSに会社近くの牛丼屋まで来て欲しいと電話があった。

駆けつけたSから「Fがトラブってる」と連絡を受けて俺とTも牛丼屋へ同行(この時点でとりあえず弁当なしで花見を始めることになって、現地組がざわつく)

Fは昼の一番混む時間帯に券売機占拠して焼肉弁当を1個1個注文してて、驚いた店員が声をかけると「30分以内に70食用しろ」と言い出した(先方談)

さすがに無理だと断られたが「もう注文した分の金は払ってる、今さらどうするんだ」と興奮して手がつけられなくなり、押し問答の末にSが呼ばれたのが真相らしい。

相手方エリアマネージャーが駆けつけていて物々しい雰囲気で、こちらとしては平謝りするしかなかった。

とりあえず払っている分のお金そのままで弁当はいらない、作ってしまった分があれば申し訳ないが後で引き取りに来ると話をつけて、その場の責任者同士で名刺を交換してFを連れ出し、会社にも花見会場にも連れて行けないので俺とTで近所の喫茶店事情聴取

どうやらFは当日まで発注をすっぽかし、朝になって仕出し業者に何軒も電話するも断られ、他にあてもないので自分がいつも行く牛丼屋で持ち帰り弁当を買おうとしたらしい。

当日までにSが何度か進捗を聞いたがFは「大丈夫」の一点張りで、Sも自分は運搬メインだからと深く立ち入らなかったのも原因だった。

花見会は物々しい雰囲気だったらしいが、現地の若手がコンビニに走ってとにかく酒とつまみを買い込み、参加者乾杯から酔わせまくって有耶無耶にしたらしい。

後日談も散々だった

会社が金を出す行事とはいえ本業とは関係ないので処分も何もなかったはずだった(事後処理とかでこちはいろいろ身銭を切らされてたが)

ところが、Fが牛丼屋にマズイ暴言を吐いた(「◯す」が一発アウトだった)と先方のエリアマネージャーから言われて一転した

俺だけじゃなく部長も引っ張って謝罪に行くことになった

結局俺と部長けん責になり、その半年後ぐらいにFは辞めた

以来、今の職場でも、営業サイドにチー牛っぽいやつがいるだけでも気が滅入るし、極力関わらず、大事なことは何もさせずに、自発的に辞めさせるようにしてる

そういうわけで、俺にとって桜の季節はちょっとしたトラウマになった。JTCの花見文化とかもコロナを挟んですっかりなくなったのは本当に良いことだと思う

20250326追記

3日経って思ったより拡散されててビビった。あるあるネタとして笑ってもらえるかと思って書いたので。

ここでは創作だとか散々言われてるが、Xの引用では「うちも似たようなことあった」とか複数コメントあったのでちょっと安心している。安心しちゃダメだが。

以下、自己弁護も大いに含むがコメントへの応答。

嘘乙

→そう思えるのは職場に恵まれいるか、働いていないか自分自身がチー牛だからだろ

Fがチー牛かどうかはわからないし、そもそもそんなレッテルを使うな

→言われなくても分かっているが、ネットでよく見るチー牛イラストみたいな見た目のやつが、チー牛のステレオタイプみたいにコミュ力能力の低さをこじらせて、挙句牛丼屋でトラブル起こしてるんだぞ。当時はチー牛なんて言葉なかったと思うが、今の俺にはこれ以上にしっくりくる言葉が思いつかない。それよりFを障害者雇用とか決めつけてるレスの方がよっぽど酷くて笑える。

そんな大事イベントを若手に丸投げする時点でおかし

花見だぞ?海外への社員旅行とかじゃないんだぞ?伝統行事とはいえたか半日の社内レクで、手間はかかるとはい段取りも完全に固定化されてて、絶対に失敗するはずのないイベント(何かトラブルがあるとすれば天候不良ぐらい)。3年目から引き継いだらあとは2年目だけで完結する、本業指揮系統とも切り離されてるPT的な仕事そもそも学生だってサークル合宿幹事なんかを2年生や3年生が先輩から引き継いで同期だけで運営するだろ。その程度の経験もしてないの?

ちゃん管理してない増田無能

管理監督権って知らないのか。当時主任って書いてるじゃん。部署複数人いる、主任と名のつくヒラの先輩にすぎなかったんだよ。俺も当日呼び出されるまで顛末を一切知らなかったし、俺が呼び出されたのもたまたまSやTと仲が良かったから。流れで事後処理の窓口になったせいで譴責食らったが、正直言って流れ弾だし、周囲からは「災難だったな」と随分慰められた。そもそも弁当発注の進捗の何を管理するというのか。それこそ今の時代じゃマイクロマネジメント問題になるんじゃないの。

Fに弁当発注させるのがおかし

→じゃあ他に何ならできるのか。何もやらせないのが一番なのは間違いないが、同期の間で示し合わせてハブにするならそっちの方が問題だろ。

前払いじゃないの?請求ない時点で経理が気づくだろ。

→当時の具体的な入金フローまでは聞いてない(俺が2年目の時は場所取りだったのでそもそも仕組みをよく知らない)が、弁当みたいに前日まで入り数が変動したり雨で流れたりしうるものは前金だけ入れて後清算ってのも珍しくないし、昔から付き合いのある業者ならなおさら

補足になるが、費用参加者のうち弁当希望からワンコイン程度を徴収して(不参加者不公平感を産まないためにもこれは妥当だと思う)、組合からも酒代相当の協力金を出して、その上で会社が補助する仕組みだったので、請求書がペライチでそのまま経理に回っていたのかは分からない。だからわざわざ会計担当者を配置していたわけで。とはいえ会計担当とFがちゃんと連絡できていたかは大いに疑問。

チー牛の退職を願って仕事させない今のやり方は悪質

当事者になればわかる。

追記以上

2025-03-20

入籍2日目で生理的に無理なので離婚したいと言われている話

はじめに

34歳、男です。

今年の2月、同い年の妻と入籍同棲したばかりの新婚…のはずでした。

しかし、同棲開始直後から、妻の態度が豹変

理由もわからず、ただただ拒絶される日々に、精神的に限界が近づいています

交際期間は約2年。最初から結婚を前提に付き合っていました。

昨年8月プロポーズ10月に両家顔合わせと、順調に結婚へと進んでいる、はずでした。

妻は明るく、よく喋る、笑顔の素敵な女性でした。

素直で表裏のないタイプで、私いつも妻の話を聞いている側。

そんな関係が心地よかったんです。

入籍日は、妻の親希望占い(何か学問かいってたが私からしたらスピでしかありません)を参考に、2025年2月8日に決定。

正直自分がいないところで一方的大事な日程を決められたのはモヤっとしましたが、まあこれも親孝行だろうと思い従いました。

プロポーズから半年以上先でした。

2025年2月8日。

待ちに待った同棲開始日。

しかし、その日の夜、妻から信じられない言葉が飛び出しました。

入籍を延期したい。一度婚約破棄して、もしよければ、また考えたい」

…は? 

頭の中が真っ白になりました。

理由を聞いても、要領を得ません。

「私が旦那というのが受け入れられない」

会社友達結婚を知られたくない」

新婚旅行行きたくない

記念日は祝わなくていい」

結婚指輪をするぐらいなら離婚したい」

つい先日まで、「会社の人に紹介したい」「友達と会いたい」と言っていたのに。

新婚旅行も、一緒に計画を立てていたのに。

この結婚のために私は転職までしました。その時、「ぜひうちの会社で私と働きたい」とまで言ってくれていました。

追記 うちの会社で働きたいってどういう意味?】

言葉足らずで失礼しました。

彼女が働いている会社で私の職種ポジション募集があったので、応募してはどうか!?担当者に繋げてあげるよ!そしたら家でも会社でも一緒だし住まいも探しやすいよね!という意味です。

結局近くの別の会社に行きました。

別に彼女採用権があるわけではありませんし、応募して落とされるのは全然ありえます

結局、その日は4時間も話し合い、最終的には妻が折れる形で、婚姻届サインしました。

相手が迷ってるのに強要したのかよ」と思われたかもしれません。

から振り返れば私も寄り切る必要はなかったなと思います。ここは私の落ち度です。まさかそこまでとは思っていませんでした。

ただ向こうの都合で日程を何度も変更され、またか、という気持ちが強くて私も意地になっていたのかもしれません。

理由があればいいのですが話せる理由なく「結婚するかどうかは私の機嫌しだい」とされるのも嫌でした。

婚約しているのだから、取り消すのは有責になるし、そんな相手と「じゃあまた彼氏彼女関係作ろうか!」という気持ちになれませんでした。

私の当時のマインドはこのタイミング入籍するか、もう破談にするかでしたが、今にして思えばもう少し冷静になっていたらと後悔しています

せめて相手が「申し訳ないがあなたのこうこうこういうところが気になってて、ちょっとそれが改善するかどうかを見たい」ぐらい言われていればそこまで寄り切らなかったと思います。もう言っても遅いですし、彼女がそこまで言語化能力が低いと思わず、出てくる言葉彼女気持ちであると誤解していました。申し訳ありません。

追記 マリッジブルーだろ?】

マリッジブルーといえば何をいってもいいのかわかりませんが、仮に彼女が「ちょっと上手くいえないんだけど、気持ちの整理がつかない。一週間とか期間を区切ってもう少し時間が欲しい 私の都合でこの日にしてあなたを待たせていたのに本当申し訳ない。もしかするとこう言う部分が引っかかってるのかもしれない。ごめんね」

みたいな言い方をしてくれていればこちらも冷静に「まぁ焦ってもしかたないか・・・」と思えました。

彼女からは「ごめんだけど〜」の感覚があまりなく、結果だけお気持ちを伝えてくるので、一方的に感じ、すごく不快気持ちになりました。最低でもそういう考えに至った理由が欲しかったですし、それが言語化できないのなら「ごめんだけど〜」みたいな枕詞が欲しかったです。

理由ないけど入籍迷ってる!」だけなら「いやなんてこというんだ 理由がないならしてくれよ!」という気持ちになってしまいました。

理由が言えないだけで、あるのは間違いないと気づけませんでした。言葉通りに受け取ってしまいました。

2月10日、予定通り入籍。(8日からは遅れました。この時連休中だったので、その期間という意味合いです)

しかし、私の心には、大きな不安と不信感が残りました。

そして、その不安は的中します。

結婚指輪: 10月に一緒に選んだ指輪を渡すと、「絶対につけたくない」と拒否理由は「会社の人にばれたくない」「自由だろう」「指輪をするぐらいなら即離婚を選ぶ」「あなたメンタル壊れて死ぬくらいなら最悪つける」

指輪を買った時、彼女は「これでもう後戻りできないね絶対破談にしないでよ!」と言ってくれたのを覚えています。2月8日までは彼女結婚に前向きだったと思います。(実際はその日に私に告げただけでその前からなんかあったのでしょうが

スキンシップ: 買い物中に手を繋ごうとすると、露骨に嫌がる。性的なことは「我慢できない」「耐えられない」とまで言われ、完全に拒絶。そこから指一本触れていません。

会話: 以前の8割減。私への愛情、関心はゼロ。「ほぼ好きではない」「離婚する権利はある」と、平然と言い放つ。

結婚理由: ちなみに、妻に結婚した理由を尋ねると、「理由はない」とのこと。確かに妻?は裕福な実家で過ごし、元々結婚願望もなかったので結婚する理由はないのは確かです。別に既婚ステータスが欲しいタイプでもないです。

家事は分担するし、仕事普通に行ってる。

でも、家の中は、まるで空気のような存在

「新婚夫婦」じゃなくて、「同居人」…いや、それ以下です。

2月23日、妻、私、妻の両親、妻の兄を交えて、4時間にも及ぶ家族会議を開きました。

しかし、ここでも妻は、私を拒絶する理由を「わからない」と繰り返すばかり。

具体的な不満は、雑談の中でようやくポツポツと出てくる程度。

テレビドラマに私がツッコミを入れるのが嫌だった(現場作業ノーヘル俳優がいて お互いメーカー勤務なので粗さにつっこみ)

会社研修に行った際「どうだった?」と聞かれるのが嫌だった(私は人事担当なので?)

買い物など相談事項をLINEで送り、丸一日返事がないので「早く決めたいか無視しないでくれ」と送られてプレッシャーだった

これが原因かわかりませんが、出てきたのはこういう部分です。

妻の兄からは、「男同士なら普通の会話だけど、女性には辛いかも」とのこと。

両親は、謙遜しょうが「うちの娘は共同生活に向いてない」「娘には欠陥があるから仕方ない」とまで言う始末。

結局、この家族会議でも、妻が豹変した真の理由はわからずじまい。

とりあえず、「私からしかけない期間を設ける」「それぞれカウンセリング検討する」ということで、その場は収束しました。

家族会議後も、状況は悪化の一途。

私は、妻に話しかけることすら恐怖を感じるようになりました。

でも、妻からしかけてくることも、ほぼありません。

先日、勇気を出して「一緒にテレビでも見る?」と誘ってみたら、「疲れている」と拒否

その後もリビングテレビの前に何をするでもなくいたので、再度誘うと、「うっとうしい」と…。

同居人としても失礼だ」と指摘すると、「はいは〜いw」と、ふざけた返事。

「その言い方はひどい」というと怒って終電実家に帰りました。

もう、限界でした。

先日、カウンセリング提案したら、意外にも快諾。

3月16日に予約しました。

私もカウンセリングを受けました。

(妻とは別の担当者で内容は共有されない)

カウンセラーいわく「お前の嫁幼稚なのでお前が合わせるか無理なら別れるしかないよ 言語化できないタイプなので5W1Hの会話は疲れるのかもね。とりあえず YESNOで答えられる会話だけしたら?どっちにせよ君の本意じゃないだろうけどね」とのことでした。

私は、もう疲れ果てました。

妻を別人のように冷たくさせたのは、私の話し方に問題があったのかもしれません。

でも、家族全員の前で理由を尋ねても「わからない」としか言えず、雑談の中でようやく具体的な不満が出てくる…そんな妻の、言語化能力の低さにも問題があると思っています

話し合いの中で、相手の両親は「うちの娘がすみません」と言っていましたが、妻本人から謝罪も、今後頑張るという言葉もありませんでした。

社交辞令でも親が「まぁ相手もこう言ってるしあんたも頑張れるか?」と聞かれたタイミング「YES」とは言って欲しかったです。

3月15日

メンタル限界にきていた私は、「詳しい原因は本人にもわからないの仕方ない。私は妻を傷つけたし、私も妻に人によっては即離婚級の暴言を吐かれ傷ついた。お互い様ってことでお互いごめんなさいして、これから前を向いて頑張ろう」「これでちゃんちゃんにしよう」という提案しました。彼女は「悪いことをしたのは説明されたら理解した」「だが謝る気はない」「謝れない理由はわからない」「カウンセラーにも聞いたが不明」とのことで、自発的に、社交辞令的に謝罪することすらできませんでした。

ここで謝らないという選択肢を取られたら即離婚だなぁと思いもあり、また私のメンタルが持たないと思い行為単体を抜き出して、それについてだけ謝ってほしいと懇願しました。「では、申し訳ない」とだけ言いました。無理やりな形なので仕方ないですが、これでよかった!とは言えない気持ちになりました。後悔しています

自分提案したのに、「さぁ!切り替えて関係を再構築しよう!よろしくな!」という気分になれないのです。

【私の本音

正直、もう、どうでもよくなってきたんです。

最初は、妻のことが好きで、関係修復を願っていました。

でも、ここまで拒絶されて、それでも「お互い様」なんて、思えません。

もう、疲れました。

こんな日々が続くくらいなら、いっそ、離婚してしまった方が楽なのかもしれません。

今や相手のことを好きと言う気持ちも忘れてきています

でも、籍を入れて、たった一ヶ月で離婚していいのかなと思います

もう、どうすればいいのか、本当にわかりません。

今妻の気持ちがわかります

これが「生理的にきつい」「理由はないがお前と結婚しているという事実が恥ずかしい」「別に離婚してもいい」ということかと。

妻は言語化できていないだけで、こう言う気持ちだったんだぁと理解しました。

妻にも思わせる何かがあったのかもしれません それが何かなのは本人にも不明ですが。なんかの一言というより、こういうあるべきをふりかざしてくる旦那と致命的に相性悪いんでしょう。

…いっそのこと、平日は妻に実家に帰ってもらって、週末だけ新居に来てもらう、なんていう生活はどうだろうか。

まぁ、来たところで、何もイベントはないんですがね…。

でも、この距離感の方が、案外、うまくいくような気もするんです。

関係修復のために色々しましたがそれが逆効果でほうちしたほうが案外、プレッシャーとかお互い感じずに上手くいくかもですね。

私もなかなかの年齢で「はい!次!」というのも難しいです。離婚してもしんどいし、このまま続けるのもしんどい、もう交際時のような関係には戻れないのは確信しました。コップからこぼれた水をコップに戻しても同じ状態じゃないのです。

「なんでそんなやつと結婚したのw」と思うかもですが、相手の幼稚さは裏を返せば素直で純真子供のように明るく眩しい、今の時代に珍しい性格がとてもよく見えました。

でもそれは「自分相手との間で信頼関係ができているから」素晴らしいものであって、敵意をむけられたらただの幼く不機嫌をまく、相手への配慮に欠けた女です。その敵意を向けてくる理由も本人にすら不明です。

まぁ「生理的になんとなく無理になった」に理由なんてないのかもしれません。

【皆様へ】

長文、乱文、失礼しました。

皆様の客観的なご意見アドバイス経験談、私への罵倒どんなことでも構いませんので、お聞かせいただけると幸いです。

よろしくお願いします。

相手気持ちが急変したきっかけは?

さらっとしか書いておらず失礼しました。

これがわかれば苦労しない?のですが以下今までの話し合いででてきた内容です。

結婚に向けて話し合いをしていく中で、私の言い方がきつかったのではないかというのが話し合いの中ででてきた要素でした。

住む家とか、家具とか、ちゃんと調べてきちっとしよう!みたいな態度が彼女には息苦しかったのかもしれません。

理詰めっぽく話すのは私の悪いところで自覚しており、真摯に何度も手紙も書いて謝っています

彼女はそれに対して「謝罪は聞こえました」とだけ言っており、「それも一要素として違和感はないが、他にもあるかも 何かは自分にもわからない」と言っています

まるで「なぜ彼女が不機嫌になったかクイズ」のようです。

こっちだって相手発言で嫌な気分になっているのでお互い様だと思ったのですが・・・彼女からしたらそうではないのかもしれません。

2人の間のトラブルで片方がごめんといえば、「いえこちらこそ」みたいに返すのがある意味普通かなと思っていたので、「謝罪は聞こえました」とだけ言われたのは衝撃でした。

マリッジブルーとかも話をしましたが「それはない」とのことでした。そもそも結婚を向こうはそこまで大ごとに捉えてない感じです。ずっと実家暮らしだったか離婚しても結婚しなくても実家暮らしというもとの生活に戻るだけで結婚に対して何か想いがあるタイプではありません。

また仮にマリッジブルーからといって、妻が私に投げかけた態度や発言は一線を超えているように思います

慰謝料について

婚約破棄提案した際に「入籍当日に理由なく婚約破棄慰謝料が発生するぞ」と伝えたら

相場なら払う お金はある」という感じでした。

後日の家族会議相手の親は「そんな 入籍する日に慰謝料かいわれたら萎えるでしょ〜」と娘を擁護してましたが、入籍する日に婚約破棄提案してくる方が萎えるし、あんたそれ言える立場か?と思いました。

・他に男ができたのでは

それはないと思います。上手く言えませんがそう言うタイプではないのです。

しろそうなら辻褄があるのでそうあってほしいとまで思います

それなら快諾して離婚できます

・お前が「え!?なんで!?」と言う気持ちで問い詰めて相手の変化の理由をはっきりさせようとした態度や行動がさらによくなかったんだろう

それはその通りです。

いきなり態度を急変させられて、「うん、よくわかんないけど落ち着こう」と言えるほどできた人間ではありませんでした。入籍とは違います結婚式当日に花嫁失踪して冷静でいられる男性は少ないと思います

原因があるなら謝りたいし、改善して相手不安を取り除きたいと思ってしまいました。

それは自覚の上、しっかりと相手の親の前でも謝りました。

・とっとと離婚した方がいいだろそんなやつ

客観的に見てそう思われるのは間違いありません。

私自身、今回の件を超えたとて、次から次へくるライフイベント彼女はついていけないのではないかと思います

ですが一方で、ほんの数週間〜一ヶ月前まで、今まで会った人の中で一番好きで、そんな人と結婚できるなんて自分はすごく幸せだと思っていました。

今はその気持ちも急激に冷めてますが、なかなか簡単に割り切る覚悟が持てません。支援してくださった親へも申し訳ないですし、結婚理由転職したため、前の職場の方へもなんだか申し訳ないです。

今は距離を置いてそっとしておけば徐々に良くなってくるのではないか・・・新しい人を見つけて結婚するまでにかかる時間を考えたら今の関係改善したほうが結果的に早いのではないか、という淡い期待もあります

彼女は少しびっくりするところもありますが、悪人ではありません。新しい人を探すのも、今の妻?とやり直すのもどうせゼロベースだという気持ちもあります

しかし、時間をかけてもダメだったなら早期に別れたほうが結果良かった となるのはそのとおりです。

・嫁も変だがお前も悪いだろう

私にも責任があります

彼女に対して、自分気持ち押し付けたのでしょう。それを相手は嫌がって一歩引いて「なんで引くんだよ!」と追いかけたせいで余計に引かれるの繰り返しだったのかもしれません。これだけの長文を自己弁護を交えながら書ける奴です。めんどい奴です。

「話せばわかる きちんと整理しよう!」というマインドが初期にはありました。それがよくなかったです。それが嫌なんですから

彼女のとりとめない言い方ですがよく話す性格がすごく好きで、結婚前に言葉数が減ったのを「どうした何かあった?」「無視されたりすると悲しいよ」と伝えたことがプレッシャーとなり、彼女も余計に話せなくなったのでしょう。これはいうべきではありませんでした。

「何かうまくいえないけど混乱しているところもあるんだ そっと時間が経過するのをまって、少しずつ話してみよう」と思っていればここまで悪くならなかったと思います

妻は確かに変わった価値観をもっています。でもそれを受け入れる覚悟はありました。なのにそれを忘れて「結婚からちゃんとしないとな!」と張り切りすぎたかもしれません。

もっと相手のことを知っていれば「今 自分にはわからないが、 相手なりの価値観でこういう言葉が出てるんだろう」と冷静に余裕を持って対応できたと思います

「なんで?」「どうして?」と聞きすぎたのかもしれませんね。なかなか自分気持ちって自分でもわからないですから

私の気持ちとしては相手不安や不満があるならそれを見つけて、自分自身が変わる努力をして、相手にしっかり謝罪して、解決したい そういう気持ちがありました。

でもそういう男マジ無理だわー!

お前が納得するまで終わらんだろ!だから話したくないんだよ!変に正論から返事しにくいし丸めまれる感じがだるいんだよ!

この嫁の気持ちわかる!めんどい男だな!

ってのもなんか自分でもわかります

とりあえず今は会話もほとんどないですが、なるべくそういう自分が出ないように話し方に気をつけています

出会いとか占いとかは字数制限でかけませんでした。脳の病気ではないです。

以下に書きました

https://anond.hatelabo.jp/20250321213137

2025-03-16

高額療養費制度医療財政SNSそれから機動戦士ガンダムについて

3月7日、石破総理のもとで提唱された高額療養費負担上限の改正案は取り下げになりました。

この改正低所得者負担上限が殆ど上がらない反面、高所得者負担が大きく増加するため不公平であるとの反対がありました。

また、高所得者といっても年収1000万円程度で月の負担額が25万円ほどになると治療を諦めてしまう恐れが強いとの反発も多くあがりました。

さらに、高額療養費負担上限は70歳以上と未満で別れており、また収入によっても細かく分類され複雑な制度となっています。この分類のなかで負担額を大きく増やされるのは現役世代であり、医療費の大部分を占める高齢者負担額を増やさなければ医療財政根本的な改革に繋がらないとの指摘もありました。

ただ一方で、現行制度のままでは行き詰るのは明白である医療制度現実的改革していく動きとして肯定する意見もありました。

公平性が一つのテーマでした。近年の急速に進む円安インフレ危惧する向きから財政規律を重視する人たちは増えていますしかしそのような人たちの間でさえ、この改正には反対する意見が多かったように見受けられました。それにはこの改正が、高齢者ばかりが優遇されているように見える"現役いじめ"として受け止められた側面がありました。

しかし、公平性とは一体何でしょうか?それはおそらく人によって異なります医療に頼らなければ生存を脅かされる状態にある人にとって負担上限を大きく引き上げられることはほぼ死を意味します。そしてそういう状況の人は明らかに高齢者ほうが多いでしょう。(もちろん高齢者に対する無意味医療は山程ありますしかテーマでないためここでは一旦脇に置いて下さい。)彼らからしたって、金が無いから命を諦めろと言われても簡単には受け入れられないのもわかります

なぜ自分が死ななければならないのか?そんなの不公平だ。そう感じるのはとても自然なことです。

たとえ医療制度の持続性を高めることが結果的により多くの人を救うことがわかっていたとしても、目の前の命を諦めることは簡単ではありません。

また、完全に公平な制度を作ることは現実的不可能です。民主主義は数の力で決まります高齢者が多数を占める日本高齢者優遇された制度になってしまうことをある程度受け入れなければ、実現しない目標をただ追い求める空虚理想家になってしまうでしょう。そういう人、多いですよね。

今回の改正が取り下げられたことが良かったのかどうかは判断の分かれるところです。

ところで今回の高額療養費負担上限の改正は、半世紀近く続く医療財政の立て直しの一環でした。

1973年田中角榮内閣は70歳以上の高齢者医療費無料しました。1960年岩手県沢内村で老人医療費無料化が日本で初めて実施され、その後1969年には東京都でも無料化されるなど全国的な老人医療費無償化の流れを受けてのものでした。

しか1973年から1978年の5年間で医療受診率は1.8倍、医療費は約4倍に跳ね上がり、過剰受診問題になりました。財政負担は深刻化し、見直しの機運が高まりました。

1982年自民党鈴木善幸内閣において老人保健法が制定され83年から高齢者自己負担が再開しました。それは外来で月400円、入院は月300円という少額のものでしたが、その後84年には健保加入者は1割負担となりました。

そこから長く停滞して、17年後の2001年小泉内閣では原則1割負担に、2008年麻生内閣では後期高齢者医療制度が始まり75歳以上は独立した医療制度になり現役並みの所得がある人は3割負担となりました。

更に14年ほどして2022年岸田内閣で、200万円程度の収入のある人は2割負担へと変化していきました。

これらの改革が全て自民党政権時に行われていることは興味深く感じますね。

このように、医療財政の逼迫に対して蝸牛の歩みで対応してきた歴史があります。なぜこれほどまでの長期間必要だったのでしょう。

いきなりですが、TVアニメ機動戦士ガンダムの有名なオープニングをご存知でしょうか?

ガンタムではまず、「人類は増えすぎた人口宇宙移民するようになった」というナレーションからまります

機動戦士ガンダム放送された1979年から1980年、人々の関心の中には少子高齢化など微塵もありませんでした。代わりにあったのが人口爆発。人が増えすぎて食料不足になると危惧されていたのです。

しかし、1970年代には既に合計特殊出生率は低下してきており、1974年には人口の維持に必要2.0を切っていました。

この統計データは当時から普通に公開されていましたが、将来の少子高齢化予測していたのはごく少数でした。我が国厚生省人口問題研究所は優秀なことに1974年には人口長期予測のなかで21世紀初頭の少子高齢化予言していましたが、その言葉一般化するのは1990年代を待たなければなりませんでした。

統計データ少子高齢化を正しく予測しても、その事実が広まるまで15年以上かかったことを考えると、高齢者偏重医療制度改革が40年以上かかっていることもおかしな話ではないように見えます

ところで1974年は今現在2025年の51年前です。現首相石破総理は68歳。当時は17歳でした。ちなみにアメリカドナルド・トランプ大統領は78歳で石破総理10歳年上です。

トランプ大統領貿易赤字解消を掲げ、関税多国間協定を行おうとしていますが、これは当時経済大国として台頭してきた日本を押さえつけた80年代プラザ合意感覚です。

高齢政治家なかに自身活躍していた時代感覚いつまでも抜けず、時代錯誤を起こしている場合がありますが、トランプ大統領はその好例(高齢だけに)のように思えます

それは政治家だけでなく有権者も同じでしょう。現在高齢者なかに少子高齢化を知らない人間は居ないと思いますが、感覚として重大なものと感じている割合若者に比べて少ないはずです。それを変えていくことはなかなかに難しいだろうなぁとトランプ大統領の頑なな態度を見ても思います

私は政治家の若返りは医療制度の持続性を高める上で、解決策になるとまでは言わないまでもベターなことだと思っています

高齢者偏重医療制度がなかなか改革できない原因はその数の力にあり、シルバー民主主義と呼ばれています

これを少しでも正そうとするならば若者投票率を上げるか、高齢者投票率を下げるかの2つしかありません。

若い政治家言葉のほうが若い有権者に届きやすいのは自明です。同じ時代に似たような感覚で生きてきた人のほうが、自分たちの境遇をより理解していると期待できるからです。

逆に高齢者若い政治家言葉などに耳を傾けることは少ないかもしれません。若い政治家活躍するようになると高齢者投票率は下がるのではないかと思います

若い政治家が増えたほうがシルバー民主主義が緩和する可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

最近国民民主党れい新選組支持率の伸長をみると、SNS活用で多くの高齢政治家よりも若い(玉木雄一郎は55歳、山本太郎は50歳)政治家の躍進が目立ちます。彼らの政策には現実味のかける部分が多く混乱(財務省解体デモなど)の原因あるいは遠因となっている面がありますが、投票率の低い若年層を投票に促している点では有意義と言えるでしょう。

私が現実的に望むのは、自民党の若返りです。

前述の通り、高齢者医療負担増加を実行してきたのは自民党です(老人医療費無償化したのも自民党ですが)。

それが支持率低下を招くことは百も承知しょうが、それでもなんとか通してきました。

もしも今よりも若者投票率が高ければ、ここまでの改革に40年もかかっていなかったかもしれません。

先の衆院選から自民党凋落が止まりませんが、自民党存在感を完全に失うほど弱体化する未来は今のところ見通せません。であるならば自民党自体に変わってもらうことは日本シルバー民主主義を食い止めるために有効であると言えるでしょう。

SNSの普及にあわせて公職選挙法改正していくこと。そして政治家SNSを上手く使いこなすようになること。これが出来れば若手の政治家が増えていくのではないかと思っています

SNS扇動に踊らされて財務省解体デモに繰り出す人たちを境界知能と呼ぶのはその通りなのかもしれないけれど、そもそも知能は正規分布するものであり、知能の高い集団もいれば低い集団もいるものです。

先程年齢の近い政治家言葉のほうが届きやすいと言いましたが、おそらく知能においても同じでしょう。

高い知能集団に属する一部の人の考えを、低い知能の集団に伝播するために必要なのは、大多数を占める知能が高くも低くもない普通の人たち(自分もここに属すると思っています)かもしれません。

とかく相手罵倒しがちなSNSで分断を融和に変えることはひょっとしたら不可能なのかもしれませんが、だからといってこのまま分断していくに任せるというのも違うと思います

罵倒嘲笑を自制する道徳のようなもの必要なのでしょう(自戒)。

地球全体で見たら、合理的多角的視点を含んだ考えを上から下まで国中に速やかに伝達していく競争が始まっているのかもしれません。

罵倒嘲笑は分断を生み出しその速度を遅めてしまう。

この点では恐らくどの国も横並びでしょうから、"日本人は礼儀正しい"と自認している我々がその本来国民性を発揮していくことを期待します。

「敢えて言おう!クズであると!」

演説したギレンは惨敗しました。この過激セリフは多くの視聴者記憶に残り、今でも時たまネットスラングで利用されるほどです。一方彼の父親はギレンほどの名言を残しませんでしたが、あのとき連邦と和平できていればララァも死なずに済んだわけです。

ギレン型の言説で目立つことばかりが持て囃されるSNSに対し、疲れている人も多いはずです。

穏健でつまらない話を欠伸しながら語り合うほうが、実は平和で良いのです。

多くの普通の人たち、とくにSNSで沢山フォロワーを抱えたりしていない人たちはぜひそのままでいるべきです。なんだか世の中には他人フォロワーが少ないことを馬鹿にするひともいますが、私はそのままで良いと思います

ただ、もしSNS上で愚かな言動をしている人をみかけても罵倒嘲笑をせず、どうしても目障りならミュートやブロックをして関わらないようにするだけでもいいと思います

仮に鋭い罵倒皮肉で多少耳目を集めることが出来たとしても、砂浜に描いた落書きのようにすぐネットの海のなかに消えていくだけです。

相互理解や変化に繋がっていくことは無いでしょう。

と、つまらない話しかできずネット上で目立つこともないことへの自己弁護をしてこの長々とした話の結びと致します。

もし読んでくれる人がいたとしたら、ありがとうございました。

2025-03-14

バイトを休んだ 死にたい

バイトを無断で休んでしまった

自己弁護すると、1時間から行けないって連絡してた

でも電話はつながらなかった

もう本当に死にたい

死にたい

なんでこんなこともうまくいかないんだろう

バイト先の人たちは良い人だったのに、期待を裏切ってしまった

 

死にたいというか、死のうと思った

ただ、怖いんだよね、やっぱり死ぬことって

文豪とか芸能人とかほいほい死んでるけど、なんでできるのかな

やっぱりタレントのある人ってそれだけ感情の動きも激烈なのか

  

凡人は自殺すらできないのか

2025-03-07

まーたITエンジニア(笑)屁理屈こねて自己弁護してやがるな

僕たちは論理的人種から論理的に考えて質問してるだけ

非エンジニアの人には攻撃的に聞こえるらしいけど誤解だから

論理的で頭が良い僕らの悪意のない確認を、頭が悪い文系が誤解してるだけ

こういうきっしょいマウント性格悪いって言ってるのにね

やっぱITやってるチー牛は性格悪いやつが多い😅

1. 自己認識と罪悪感

筆者は、自身が「男性優位社会構成する一員」である自覚しつつ、「自覚していない加害性」を持つ可能性を認めています(「あの時の自分発言、めちゃくちゃセクハラじゃん…と後から気づいたことが何度も何度もある」)。この告白からは、自己反省と罪悪感が強く表れており、自己に対する批判的な視点を持っていることがわかります

心理機制: 筆者は自己の「加害性」に気づくことで、内省的な罪悪感を経験しています。これは、フロイト超自我良心道徳的規範を司る部分)が強く働いている状態示唆します。過去行為を振り返り、それが不適切だったと認識することで、自己嫌悪や責任感が生じていると考えられます

背景: モバゲーでの「女性のフリ」をした経験が、この罪悪感のきっかけとなっています。他の男性から性的メッセージに直面したことで、自身がこれまで無自覚だった男性の加害性を目の当たりにし、それが自己への投影として働いた可能性があります

2. 男性全体への投影一般

筆者は「男という主語でひとくくりに批判されるべきだ」と主張し、男性全体を加害性の担い手として捉えています。この一般化には、自身経験からくる投影の要素が見られます

心理機制: 筆者がモバゲー出会った「気持ち悪い男性達」や、知人の性加害事件を通じて感じた衝撃を、男性全体に拡張している可能性があります。これは投影防衛機制一種で、自身が抱える不安や罪悪感を「男性」という集団拡散させることで、個人負担を軽減しようとしているのかもしれません。

背景: 特に、「男性達は勝手に、女性達の前で痴態を晒してくるのだから」という記述からは、筆者が男性の行動に強い嫌悪感無力感を抱いていることがうかがえます。この感情は、自身が直接関与していない加害行為に対しても、所属する性としての連帯責任を感じていることを示しています

3. 共感女性への同一化

筆者はモバゲーでの実験を通じて、女性日常的に受ける性的視線攻撃性を体感し、「女性達が普段からこんな気持ち悪い目線に晒されていること」に衝撃を受けています。この経験から女性への強い共感と同一化が見られます

心理機制: 筆者は一時的に「沖縄女子中学生」を演じることで、女性視点に立った感情追体験しました。これは**移入エンパシー)**のプロセスであり、他者苦痛自分のものとして感じる能力を示しています。この共感が、筆者の男性批判自己批判原動力となっていると考えられます

背景: 中学生という若年期にこの経験したことが、筆者の価値観や性に対する認識を大きく形成した可能性があります実験が「笑えないまま幕を閉じた」という記述からは、この体験が単なる遊びを超えて、深い心理的影響を及ぼしたことが推察されます

4. 無力感解決策への迷い

筆者は「女性への性加害をやめようと声をかけたいが、誰にどう言えばいいのかわからない」と述べ、解決策を見いだせない無力感吐露しています。また、「全員釣りあげてもう泳げないようにすべきか、女性達にこの海に近づかないように声をかけるべきか」との問いかからは、問題の大きさに圧倒されている様子がうかがえます

心理機制: この無力感は、認知葛藤認知的不協和)を反映しています。筆者は社会的な問題認識しつつも、個人としての行動では解決できないというジレンマに直面しており、それが感情的な混乱を引き起こしている可能性があります

背景: 知人の性加害事件や、身近な男性の加害性を「見極めるのが難しい」と感じた経験が、この無力感を増幅させていると考えられます。筆者は正義感責任感を持ちながらも、実効性のある行動に移せない自分に苛立ちを感じているのかもしれません。

5. 後半の批判への応答と自己弁護の可能

後半で筆者は、「男性全体に罪を負わせようとする男」を批判しつつも、自身が前半で「男という主語批判されるべき」と述べている点との矛盾が浮かび上がります。この部分からは、自己弁護や立場一貫性を保とうとする努力が見て取れます

心理機制: 筆者は自身の主張が極端に見えることを自覚し、「キチガイ」と呼ばれかねないリスク回避しようとしている可能性があります。これは合理化一種で、自分感情的な主張を論理的に補強し、社会的な承認を得ようとする試みと考えられます

背景: 筆者が挙げた「ヒステリックブルーナオキ」や「神山講師」などの例は、極端な男性批判を行う人物への警戒心を示しており、自身がそのような人物と同一視されたくないという意識が働いているのかもしれません。

総合的な精神分析

筆者の心理状態は、罪悪感、共感無力感、そして自己批判他者批判の間で揺れ動く複雑なものです。モバゲーでの経験を通じて男性の加害性を目の当たりにしたことで、自身の性に対する信頼が揺らぎ、同時に女性への深い共感が生まれました。しかし、その問題の大きさと自身限界に直面し、具体的な行動に移せない葛藤を抱えています

潜在的動機: 筆者はこの文章を通じて、自身内面の混乱を整理し、社会に対するメッセージを発信することで、カタルシス感情浄化)を求めている可能性があります。また、男性全体を批判しつつ自己をその一部として位置づけることで、自己の罪悪感を共有し、孤立感を軽減しようとしているのかもしれません。

性格的特徴: 高い内省能力共感力を持ちつつも、自己評価が低く、社会責任感に過剰に駆られている傾向が見られます。これは、自己否定傾向や、他者から承認を求める欲求と結びついている可能性があります

結論

「男にはわからない」を書いた筆者は、自身経験を通じて男性の加害性と社会構造に鋭い洞察を持つに至った人物です。その背景には、自己への罪悪感、女性への共感、そして問題解決への無力感が混在しており、これらが文章全体に強い感情トーンを与えています。筆者は自己批判男性全体への批判を通じて、内面的な葛藤表現しつつも、その解決策を見いだせないまま苦悩している姿が浮かび上がります。この文章は、単なる社会批判を超えて、筆者自身心理的成長と向き合いの記録とも言えるでしょう。

2025-03-01

anond:20250301203049

ちょっと待て!

情報弱者っぷりを反省している割に、事前確認を怠った自分ミスを『実質無料』のせいにしてるのは笑えるぞ。

しか最初からdocomo home 5Gの速度は事前確認しておくべきだった」って、自分で言っといて『docomoが悪いんじゃなくて…』って言い訳しすぎ。正直自己弁護がくどいぞ。

さらに、wimaxがお試しで100M超え? だったら、最初契約前の試用を調べなかったお前がどう考えても悪いだろw

あとさ、分割残債イヤになって一括払いしたのはいいが、結局後から高額請求された事実を嘆いてるだけじゃねえか。しかもその後わざわざ「俺はKDDIの回し者じゃない」って、自分で言い出すとか誰も疑ってねぇよ!

まあ結局、「ただのリーマン」って開き直っても自分の下調べ不足をここまで公開するのはかなり勇気あるぞ。むしろ他人に事前確認重要性を啓蒙する前に、自分が身をもってやっちまってるという皮肉に気付け!

2025-02-23

anond:20250222203852

例えば「お前痴漢だろ」と言われて怒ったり慌てたり否定したりしない人はいない。

何故なら問題は「痴漢だという疑い」がかかってる状況そのもので、それにより不利益が発生してるから

昨今のSNSの状況を見る限り、AI使ってる疑いを使ってない人がかけられたら、普通に問題が発生するから否定するに決まってるだろ。

「俺は気にしない」とか言ってるのは無産とかじゃなくて、他人に疑いをかけて嫌がらせをする奴の「自分は正しい」って自己弁護だよ。

2025-02-13

なろう系の理不尽な虐め

なろう系作品って大抵「いじめられている人を助けたら自分いじめられた」というシチュエーションが多いが

これはいじめられている側にとっては

自分正義を貫いたか社会からいじめられているんだ」

「(実際にいじめられた経験)は実際は自分のせいではなかった」という他責志向に基づく自己弁護を形にしたものだと思っている

自分は悪くないし社会が不当なことをしているんだって思いこみたいんだろう

その人がどんなに奇抜なことをして他人迷惑をかけたがゆえにいじめられたとしても


これに限らず、なろう系は何らかのハンディキャップから無双が多い

その前振りでは必ずと言っていいほどに主人公理不尽な目にあっている

与えられた力があまり戦闘きじゃないからって殴られけられるって描写大好きだよね

読者にとっては自分を過剰に投影して社会から受けている理不尽さを主人公に与えることで、「おまえも俺と同じ目にあって大変だな。そうだそうだ、社会は俺たちの本当の実力を認めないんだ」って思ってるんだろう

あわれだ


いいね

やっぱりなろう系って好きな人が多いんだ

俺は「レベルアップ」しか知らないし、他の作品は全部レビュー動画ばっかりなので特に気に入ってる作品はない

これ以上興味もないから好きに言ってな

2025-02-04

不本意独身者の抱える深刻な問題

モテたいと思いながらも必要資質を身につけず、努力も怠る人間社会的孤立するプロセスは、以下の側面から分析できる。

1. 認知的不協和による自己正当化の罠

研究によると「男らしさ/女らしさ」への過剰な思い込みモテない原因となることが指摘されている。

2. 社会的スキル獲得機会の喪失

モテ人物の特徴調査では、継続的自己研鑽が必須とされる。

努力放棄者は20代を過ぎる頃から選択肢が急激に減少する。

3. 現代社会が加速させる孤立メカニズム

現実逃避悪循環。願望 → 努力コスト計算代替手段選択スキル退化 → 更なる現実逃避

4. 生物学リスク要因の顕在

結論

モテない状態本質的問題は「現状維持バイアス」にある。

改善可能な要素を努力対象認識せず、自己正当化に終始する限り、人間関係の質と量は指数関数的に低下する。

特にデジタル代替手段が発達した現代社会では、モテなかった人間意識的努力なしに自然モテるようになる状況は最早存在しない。

2025-02-02

理系だけど日本古典文学を割と読んだから語る③

【前】anond:20250202174807

8:今昔物語 福永武彦 訳 宇治拾遺物語 町田康 訳[新訳] 発心集日本霊異記 伊藤比呂美 訳[新訳]

今昔物語はここに収録されている福永武彦訳で読んでいる。池澤夏樹の義父だね。僕は結構説話集が好きで、「聊斎志異」や「捜神記」、「デカメロン」やガラン版「アラビアンナイト」なんかも読んでいる。近々「カンタベリー物語」も読む予定だ。

さて、なんで「今昔物語」を全部読まず、部分訳の福永武彦訳にしたのかというと、理由はいくつかあるのだが、気軽に持ち運びのできる全訳が出ていないのが一番の理由だ。また、講談社学術文庫は、天竺編と震旦編、それから本朝世俗編が出ているのだが、なぜか日本舞台にした仏教説話を収録した巻が翻訳されていない。有名どころの仏教説話は頭の中に入れて置きたいとうっすら考えているのだが、原文を読むのが近頃は億劫なので、早く翻訳が出てくれないかと祈っている。

内容は芥川龍之介翻案したものを含め、人間心理の観察や奇妙な話、怪異の話や下品すぎる話、それから強烈な個性を持った人間の話など様々だ。一つ一つの話が短いので楽しめるし、芥川龍之介近代的に翻案する前はどんな話だったか、比べるのも楽しい。ちなみに、水木しげるインパクトのある話ばかりを漫画化したバージョン中学高校図書館にあったが、あれも面白かった。あとは、家にあった子供版に、卒塔婆だか石碑だかに血痕がついたらその土地が水害で滅亡する予言を信じる老婆の話が収録されていた。周囲の人が老婆をからかうためにわざと卒塔婆に血を付けるのだが、その晩に本当に村が滅亡する。世界民話に似た話があったと記憶しているが、出典が思い出せない。自分ギリシア神話をはじめとした、運命皮肉やアイロニカルな予言を扱った話が好きである。やっぱり説話集面白い。

ただし、編集方針だろうか、「今昔物語」では似たような話が何度か続く配列になっている。だから通読していると飽きる瞬間がある。

これは「聊斎志異」でも同じで、酒を飲んでいたら死んだ友人が化けて出てきたが、酒を飲んでいたせいか死んだことを忘れていて、そのまま話が進むみたいなパターンがかなり多い。他にも幽霊キツネが化けた美女が出てきて結ばれてハッピーエンドみたいなのも何度も繰り返される。結局みんなモテたいのね。

宇治拾遺物語」「発心集」「日本霊異記、これらはすべて未読である。「日本霊異記」は最近になってKADOKAWA現代語訳を出しているので、積んである本を片付けたら入手予定だ。なお、これは①で述べた雄略天皇エピソードの出典の一つもである

9:平家物語 古川日出男 訳[新訳]

平家物語古典の苦手な僕でも原文で読みやすいと感じた。理由は恐らく、口承文学から声に出したらなんとなくわかるからなのと、敬語相対的に簡略化されているからなんだろう。それとも、ちょうど「火の鳥」乱世編の舞台で、歴史の流れ的に何が起きるか既に分かっていたからだろうか? それとも、教科書をはじめとして、断片的に名シーンを知っていたからだろうか? バトル物として楽しんだんだろうか?

日記を読み返すと、「古代貴族世界が音を立てて崩壊していくのがよくわかる」と綴っていたし、「空海密教美術」展で観た平清盛の血曼荼羅が登場したのに滅茶苦茶興奮していた。

ちなみに、神保町の本祭りで、ちょうど講談社学術文庫版が一巻から十巻までがセットで安売りされていたので、良い機会だと思って購入したのだが、後になって全十二巻だったと気づいた。道理で安いわけだ。このバージョン解説が丁寧で、「平家物語」かなり京都中心のバイアスがかかっているという指摘がされていた。例えば、平清盛大輪田泊建築したことは今でこそ評価されているが、「平家物語」では単に京都の荒廃をもたらした暴政ってことになっている。木曽義仲もただの田舎乱暴者扱いだ。ちなみに、かつて滋賀県旅行したときに、彼の没した古戦場粟津を訪れたのだが、住みやすそうな普通住宅街になっていたのに驚いた。

太平記についてもついでだから書こう。実家神奈川県なので、鎌倉幕府滅亡まではかなり馴染みのある地名が多かったので楽しんだのだが、南北朝に分かれたままで話が終わるし、明確に「完結した!」という実感を持てる構成ではなかった。明確な善玉悪玉の物語でもないしね。みんな結構幕府側に着いたり朝廷側に着いたり右往左往している。この機を見るに敏なあたりがいかにも中世武士らしいし、おかげで誰が誰の勢力についているか、すぐにわからなくなる(ここまで書いて思ったのだが「平家物語」は平家の滅亡というわかりやすい大きな流れがあるから読みやすいのかも)。

それに、歴史書っぽくいろんな中国古典から引用するけれども、日付が操作されていたり、複数天皇意図的混同していたりする(光明天皇即位した個所、太平記ではなぜか光厳天皇重祚としている)。あくまでもこれは物語なのだ

そして、物語から、出てくる辞世の句にすごくいいのがたくさんあった。いま手元に本がないのが恨めしい。メモから見つけたのは「皆人の世にあるときは数ならで憂きにはもれぬ我が身なりけり」……なにこれつらい。

なお、各神社仏閣の縁起物語や中国古典脱線することが多く、それはそれで非常に面白いのだけれど、「だからこんなに長くなるんだよ……」みたいな気持ちになった。多少は「平家物語」でも登場・退場する人物の背景に脱線するけれどね。「ジョジョの奇妙な冒険」でも敵のスタンド使いの背景が紹介されるシーンあるよね。あのテクニックは話の流れがちょっと止まるので使いこなすのが難しい。ところで、あまりにも歴史から引用が多いので、これまた講談社学術文庫版の「史記」を読むに至った。……と、記憶していたのだが、日記を読むと両者を並行して読んでいたらしい。我ながら、なんでそんな無茶をした? 両者とも疑問点が多くて日記にやたらとメモを残している。

ところで、太平記の巻二十二に、相手のことを馬鹿にして「へろへろ矢」と呼ぶシーンがあるが、オノマトペ歴史的に興味深い。

10:能・狂言 岡田利規 訳[新訳] 説経節 伊藤比呂美 訳[新訳] 曾根崎心中 いとうせいこう 訳[新訳] 女殺油地獄 桜庭一樹 訳[新訳] 仮名手本忠臣蔵 松井今朝子 訳[新訳] 菅原伝授手習鑑 三浦しをん 訳[新訳] 義経千本桜 いしいしんじ 訳[新訳]

前回も書いたけれども、せっかくなのでもう少し細かく書こう。これはちゃん池澤夏樹全集で読んだ。

「能・狂言には身体障害者に明確な悪意を向け、冗談半分で暴力をふるうとんでもないネタもあるのだが、盲目であることが当時どのように受け止められていたかがわかる。江戸時代なんかだと視覚障害者団体も作っていたみたいだし、だから近江絵などで風刺対象ともなっているのだろう。岡田利規の訳がかなり砕けていて、特に狂言だとカタカナも多用している。「おーい太郎いる?/はーい。/あ、いたのね」には笑ってしまったが、当時の日本人にはこう聞こえていたのだろう。演劇の人なので、酔っ払いの歌などを声に出してそのまま演じられそうなのがいい。カタカナ言葉が今の日本語の生きた要素として使われていることがよくわかる。

現代第一線で活躍する作家に訳させるってのはかなり贅沢だ。今の言葉古典に新しい命が吹き込まれるって本当なんだな。

説教節」女人禁制による悲劇を描いている。これは父方の祖母からも似た話を聞いた覚えがある。何かウグイスだか何かの鳥に変じてしまう話だったようだが思い出せない。どこかの寺院縁起譚だったと思う。翻訳伊藤比呂美で、この人は「ラニーニャ」という作品芥川賞候補になっている。

曾根崎心中はいとうせいこう訳。ここから浄瑠璃。作中の大阪弁が興味深い。大阪舞台だし、近松門左衛門作品なのでそれはそうなんだが、江戸時代大阪ことばがどうだったかってのはすごく面白い。三幕の悲劇プロットは単純なんだけど、台詞の長さとか掛け合いとかが欧米演劇とはリズム全然違っている。そういえば昔、「コメディお江戸でござる」のなかで「七つの鐘が六つ鳴りて」が引用されてたけど、原文って最初から最後まで七五調らしい。この次もそうだが、借金で首が回らないってネタ時代的な物か。

女殺油地獄はひたすらダメ人間がとうとう強盗殺人までしてしまう救いのない話なんだが、ここまで徹底した悪人というか堕落して行く過程がすでに文学表現されていたってのがまず面白い。ダークヒーローとかそういうのではなく、自己弁護言い訳にまみれた情けない悪人物語だ。翻訳桜庭一樹で、ところどころ注釈的に時代背景を地の文説明しているんだけど、現代語訳っていうのはこういう自由さもある。たぶん池澤夏樹はどう翻訳してほしいか指示を出さなかったんだろう。

殺人の場面は本当に暗鬱。面白いので近松門左衛門作品もっと読みたい。江戸時代実在事件モデルにした猟奇サスペンスがあったってのが面白い。ジャーナリズムの発展ってやつだ。ただし、人生がうまくいかない人をすべて発達障害解釈しようとするのは、否定するだけの根拠はないのだが、多用しすぎるのもどうかと思う(一昔前の「シゾイド人間」みたいに流行っているだけかもしれない)。

ところで、まったく関係ない作品同士で、源融の庭の話が引用されているのは不思議で、それほどよく知られていた話だったのだろう。また、わからない言葉がちまちまあるので調べながら読むことになるんだけれど、「坊主持ち」って遊びが出てきて、これはお坊さんとすれ違うまで荷物を全部持つ遊びらしい。じゃんけんで負けたら全員のランドセルを背負う小学生の遊びの起源か?

菅原伝授手習鑑」牛車を押す場面を浮世絵で見たし、松王丸の部分は新渡戸稲造武士道」か何かで引用されていたのを思い出した。忠義のために身動き取れなくなる話は「菊と刀」にも通じている。意外と又聞きで歌舞伎物語を知っているのかもしれない。ところで、学生時代に見た子供切腹する歌舞伎は何の話だったんだろう。

翻訳三浦しをんでこれを読んだ昨年当時はは四十七歳のはずなんだけど、「ギッタンギッタンにする」「ニャンニャン」という、古いんだか新しいんだかよくわからない言語感覚が特徴。この作品では道真公の流罪の原因をかなり自由創作しているようだ。

もう少し読みたいものだと思い、浄瑠璃と加歌舞伎とかの現代語訳はないものかと「弁天娘女男白浪」について調べると、それは一部分を演じるときの題で、本来は「青砥稿花紅彩画」というらしい。

義経千本桜キツネが身代わりになるシーンがあるが、「菅原伝授手習鑑」にも木像が身代わりになるシーンがあり、これはよく見られる演出だったんだろうか? かなり自由に筋が作られている。安徳天皇女性説とか初めて知った。このあたりも「平家物語」の時代を知っていると楽しい

仮名手本忠臣蔵は四十七士全員のエピソードを語る時間はさすがにないが、悪玉は徹底的に憎たらしく描かれており、エンターテインメントの基本が抑えられている感じがする。ここでも入れ替わりの芸がある(上に書いた入れ替わりは、駕籠に乗った九太夫医師と入れ替わっている個所)。なるほど、日本演劇ストーリーだけじゃなくて上演時のテクニックについても調べる必要がある。

ところで、解説を読んでいると、「仮名手本忠臣蔵」は仇討ち物語というよりも恋愛劇だという指摘があった。他にも、どの脚本伝統を逸脱しているとか細々説明している。

あと、「しんとく丸」の話はどっかで聞いたことがあるんだが、どこでだったのかが思い出せない。

INTERMISSION③

好きとか嫌いとか、こういう本能的な感情の動きは、まったく道徳的でない。

近頃は読みもしないくせに、イケメンが出てくるフィクションに対する独断偏見自分の中でどんどん育っていることに、非常に困惑している。他人プライベート空想や願望にとやかく言うのはみっともないし、読みもしないのに批判するのは非常にダサいので、こうした非論理的感情はいつも戸惑う。逆に、一度きちんと読むべきではないか? それか、徹底的にスルーするかだ。そもそもフィクションそもそも他人の頭の中身なので、刺さらないときには徹底的に刺さらないってだけではあるまいか。かつては普通男性向け女性向けと関係なく小説を楽しめていたのに、こんな人間になってしまたことが極めて残念である

おそらく、これも僕のイケメン嫌悪去勢不安がなせる業だろう。まだ四十にならないのに前立腺肥大を患い、ED気味である

じっくり考えてみたのだが、ジャンルを問わず男性であることを否定的に書く作品や、男性苦痛を軽視するもの否定的な感想を持つようだ。昔はジェンダーSFとかを、思考を広げて無意識の前提に気づかせてくれると面白く読んでいたのに、年齢を重ねて頑固になってしまったようだ。困ったものだ。そこのままではさらに年齢を重ねたらどうなることやら。

逆に、自分が性欲を持つ男性であることを肯定するタイプポルノが大好きだ(具体的なジャンルは揚げてもしょうがないので略す)。この好きと嫌いの両者は僕が自分の性を肯定できるかにかかっている。つまるところ、「僕は男性としてダメじゃないか?」という不安を表裏一体で反映している。自分ヒゲ永久脱毛をする気が全くないのも根底には同じ感覚がある。見境無く散らばっている性癖文学の好みの背後に、一本の理屈が通っていると気づくと、自己理解が深まったようで、事態が何も解決しなくても、何かすっきりした気持ちになる。

逆に、女性作家ですごく気に入ったものを十作くらい集めて、何が好きだったをまとめてみると、こういう作家属性評価するとこから自由になれるかも。今度試みてみよう。偏見から自由になりたいものだ。

それに、偏見に凝り固まった感覚が浮かんでくるのは、人と会わず孤立している時なのであるそもそも、人との距離を取り、一緒に過ごす時間を奪ってしまうような創作活動は、僕を幸せにするだろうか?

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