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はてなキーワード: 医療費とは

2024-12-14

anond:20241213122913

老人には医療費をかけず〇んで行ってくれ

を40年先取りしていてエラい

2024-12-12

一生生活保護を受けて生きていく覚悟

生活保護を受けている重度のうつ病(長時間の外出が出来ない等)の28歳女です。

一応フルリモートなら働ける気がしたからずっと就活を続けてきたんだけどもう生活保護受けて7年。

最近ぽっきり心が折れた。

うつ病糖尿病子宮腺筋症で毎月の医療費を算出すると2.5万。

下手に手取り20万以下のワープアで働くぐらいなら働かないほうが得かもしれないと気づいた。

障害等級現在3級で生活保護で控除をもらえないか医者相談して2級相当に悪くなっているか診断書を書いてくれと言おうと思う。

もう私は働きたくないし働ける場所もないらしい。

から死ぬまで生活保護という制度あってくれ。

願わくば単身世帯保護見直してくれ。生活できない。

人生死ぬまでまだまだあるから明日から何しようかな

独身者病院入院するときについてくる友人とか内縁の妻とか

でも結局他人でしょって話で死にそうな時とかめんどくさい

医療費請求の面でもめんどくさい

本人がボケかけてると尚更めんどくさい

その点では独身身寄り無しは生保になってる方がめんどくさくなくてよい

2024-12-09

anond:20241208115123

これほんとに保険会社問題なのかな

医療業界管理されてないのが原因なんでは?

日本って薬価とかよほど新しい薬でもない限りそこまで高くないじゃん

まあアメリカ日本並みに規制受けるようになったら利益得られないか研究開発が停滞するのかもしれんけど

とはいえ馬鹿高い医療費に規制がかからいか保険会社も出し渋りするんじゃね?

anond:20241208115123

払った額以上のものを得るのは老人だけやろ。

年数百万払ってるけど子供入院して手術しても全然元取れてないわ。まあ診療報酬抑制にはなってるけど。

あと、これがまともに機能するのってそこそこまじめな日本人だけという気もする。その辺の国なら医療費不正請求だらけでまともに運営できなるんじゃない?

健康保険についてだけは本当に国民皆保険制度があって良かったといつもしみじみと思ってる。

2024-12-08

保険会社CEO暗殺という激アツニュース

アメリカで、ユナイテッドヘルスケアなるデカ保険会社CEO路上銃殺されたらしく、かなり話題になっている

俺は全然詳しくないんだけど、アメリカ国民皆保険じゃないか医療費が大変だっていうのは有名な話で、ユナイテッドヘルスケアはそこをカバーする民間保険会社なわけだが、どうやら保険料の支払いを渋りまくるのでたいそう評判が悪いらしい

最近AIチャットボットみたいなものを使って客の訴えを退けるという話もあるみたいで、データとしても大手保険会社のなかで一番保険料(edit:保険金の間違い!)の支払い拒絶率が高いとか

ただでさえ物価が高くて生活キツイ中で、家族病気になり、高え保険料を払ってる保険会社に頼ったら、「この症状は既往のものなので保険対象外です」なんて言われて、バカ高い医療費が自腹になる

そういう体験が積み重なった結果、保険会社CEOメチャクチャ恨みを買っていたらしい

そんな人間が殺された

犯人はなんとまだ捕まっていないが、若い男だ

現場監視カメラ映像では、サイレンサーのついた短銃を落ち着き払って構えていて、手つきに慣れが窺えるので、もしかしてプロ暗殺者なんじゃないか?なんて声もあがっているらしい

貧乏人が窮鼠猫を噛む的な感じでイチかバチかの賭けに出て勝った、というには、犯行が練られすぎている感じがある

そんで、ここからが激アツなんですよ

Delay, Deny, Defend

これは保険会社批判する文脈で使われるフレーズらしい

Delayは遅延、金を払うのがシンプルに遅いという話だと思う

Denyは否認、これは訴えそのもの否定し、そもそも金を払わないという話

Defendは抗弁とか弁護とかそういう感じで、話が拗れたら訴訟に持ち込んで、客側の体力切れを狙うって話なんだろう

悪いっすよね 大企業のイビルさが伝わってくる

で、ですよ

現場に残されていた薬莢には、油性ペンでこう書かれていたらしい

Deny, Defend, Depose

DelayがDeposeに置き換わっていて、その意味は「証言する」または「退位させる、追放する」

俺はネイティブでもなんでもないのでよくわからないけど、

・お前たちの行いが弾丸となって返ってきた

・俺はお前を否定し、自己防衛としてお前を追放する 

みたいな解釈ができるように思う

人が死んでんのにこういうことをいうのはなんだけど、正直、メチャクチャカッコよくないですか?!

メッセージの伝え方もカッコよければ、内容もカッコいい

redditなんか見てると、このフレーズを絵にしてる人がいたり、Tシャツになったりしている

ユナイテッドヘルスケアの買ってた恨みは相当のようで、この件については右も左もないなんて声もあったりする

民主主義法治国家に住んでいる以上、どんな理由があろうと暴力による主張を認めてはいけない……ただし、今回の件は全然OK😜」みたいな書き込みがupvote(いいね)を集めまくっている

暗殺者はまだ見つかってないんだけど、彼の着ていた服の売り上げが上がったりもしているらしい アメリカ公園に彼のコスプレをした人たちが集まったりしているらしい

彼を英雄視する声も散見される、というか、ほぼその声しか見えないような気すらする

なかなかすげえ事件だなと思う

俺は家にテレビがないので、日本でこの件がどのくらいの熱をもって報道されてるかわからない

よその国の社長がひとり死んだだけなんで、ハッキリ言ってどうでもいいから、あんまり放送されてなさそうではある

しかし、非常にカッコいいし、アツいニュースだと思うのですよ

何とは言わんが、続け!という感じもあるよなあ、正直

2024-12-06

anond:20241206085123

非加入が原則、加入したかったら任意で入れが普通

ついでに未成年医療費無料も狂ってる

ガキが病院なんか行くわけねーだろせいぜいアトピーゾンビくらいのもの

2024-12-05

公務員医療保険に入る意義

公務員基本的保険に入る意義はないとされる

短期給付で大抵の医療費の足しになるし、高額医療を受けてもある程度の自己負担で済む

人間ドックだって半額とは言わないがまあまあ出るわけだし

それに公務中での事故怪我なら公務災害として医療費が出るから、実は本当にお金必要な場面は少ない

もちろん透析治療とか大きな障害には負担が大きいけど、そこまでいったら手帳交付されるから別の手当や減税があるし。例えば自動車税免除されることが多い

仮に癌をなっても共済範囲でだいたいなんとかなっちゃうんだよね

そりゃ医療保険に入っていれば色んなお金を出してくれるだろうが、そのために無駄な掛け金をだすのはあんまりからない


必要保険は、自動車保険火災保険生命保険保険くらいだろう

自分ではどうしようもない高額なもの社会通念上ないと困るものには保険をかける意味がある

それに保険保障範囲を重複させることにあまり意味がなく、既に保障が手厚いのにさらに輪をかけるのは勿体ないと思う

お金必要なら貸付もあるんだし、実際入学金や車や家の貸付も低金利でやってくれる。ただし満額出るわけではなくないが。

公務員が毎月医療保険お金払う意義ってどこにあるんだろう

anond:20241205050126

医療費肩代わりしてもらってるが…

定期予防接種も打ったしなぁ。

親が大病かかった時は何百万円安くなったんだろ。

交通事故にあって、下半身麻痺になった人は障害者福祉受けてるし、自分がそうならないとは言い切れないしなぁ。

まあ、「僕たち!私たちは!病気になんかかかりましぇ〜ん!ずっと健康で、事故にもあいましぇ〜ん!税金税金!うるさいんじゃいボケェ〜!」って言ってる増田くんたちには関係のないことだよ。

24時間戦ってはいけないと思う。

ダンダダンみてると、24時間働いた分だけ金が貰えるんだからいいだろみたいな反応がちらほら

あるけど、本当に24時間働いていた世代を見たことがあるか?身体ボロボロだぞマジで

ある人は総入れ歯で前歯がほとんど無くて

ある人は一日中、腰にサポーター巻いていて

ある人は心臓病気を抱え、一年に何十万と医療費を払っているし

テーブル菓子箱いっぱいに入った薬をみたことがあるか?あれ、全部1人用の薬なんだぜ

歳だからそうなるのは仕方ないというが、老人ホームではそうはならないし、健康に気をつかった人は本当に歳を取っても健康なの。歳だからって

歯がほとんど無かったり、薬漬けになったりせんのよ、健康に少しでも気をつかっていたら。

それで24時間働いて、金を得て、その末路が

SNS自分が一生、年収で勝てない役人叩き?

ほんとにそれって心が豊かな時代で過ごした人なの?幸せなの?

anond:20241205023612

違うぞ?

紙の保険証が普及していく段階では、健康保険に入って保険証受け取れば医療費が安くなるというメリットがあった

マイナ保険証利用者側にそこまでのメリットはないだろ

2024-12-04

少子化対策として、子供を産まなかった女は医療費100%自己負担にするべき。

それだけでどんどん子供を産むようになる。

子供を産めなかった女は金が払えず病院に行かないので早く死ぬ

社会へのフリーライドを許してはならない。

産むか、死ぬか。

それを女に突きつけない限り少子化は止まらない。

産まないなら死んでください。

anond:20241203225940

医療社会主義をやめて医療資本主義やったらアメリカみたいに地獄医療費になるんやろ?じゃあ社会主義でええやん

2024-12-03

最近の若者搾取されてる論が見落としがちなこ

この頃、20代くらいの若い人が高齢者に金かけ過ぎだって騒いでるのをよく見かけるが、自分達にもしっかり税金がかけられてきたことを無視した話が多いのが気になった。

要は高負担福祉の方向に進んできたことが理解されていない。

そもそも若者搾取されてる論も世代論としての将来的な予測しかなく、今現在若者搾取されているわけではないし。

そして世代差に着目するなら福祉全体の視点必要なのにそれがない。

子ども一人当たりの教育予算1970年代には30万ほどだったのが今の20代が育った2020年頃には70万に、直近だと90万くらい。

団塊世代の頃は当然もっと少なかっただろうが、それはどう考えるか。

教育投資と考えるなら投資額が大きくなるほど期待される回収額が大きくなるのも当然だろう。

もちろん自分も総額として医療費などは限界だし抑えるべきと考えているが、子ども一人当たりに費やされる公金が伸び続けている一方で、高齢者一人当たりは減り続けていることも理解している。

2024-12-02

anond:20241114165830

子ありの高齢者なら医療費を削減する意味があるという前提で話してるのが謎 少子高齢化なんだから全員カットすべきってならわかるが社会保障は対価ではないということを理解していない

普通に失礼で傲慢すぎるしリアルで言ったら滅多刺しにされても文句言えないレベル暴言だってこと理解してるかな?

anond:20241114165830

子ありの高齢者なら医療費を削減する意味があるという前提で話してるのが謎 少子高齢化なんだから全員カットすべきってならわかるが社会保障は対価ではないということを理解していない

普通に失礼で傲慢すぎるしリアルで言ったら滅多刺しにされても文句言えないレベル暴言だってこと理解してるかな?

2024-12-01

ジェネリック医薬品について

日本ジェネリック薬を取り巻く状況は、良くないの?」

日本ジェネリック医薬品を取り巻く状況は、いくつかの課題を抱えており、一概に「良い」とは言えない状況です。

主な課題

品質問題の発生: 過去に、複数ジェネリック医薬品メーカー品質不正問題が発覚し、国民ジェネリック医薬品に対する不信感が高まりました。

価格競争の激化: ジェネリック医薬品の普及に伴い、価格競争が激化し、メーカー収益悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスク高まる可能性があります

後発医薬品比率の伸び悩み: 政府は、2023年度末までに後発医薬品の数量シェアを80%にする目標を掲げていましたが、達成は困難な見通しです。品質問題医師患者の不信感などが普及を阻害する要因となっています

情報提供の不足: ジェネリック医薬品に関する情報提供が不足しており、医師患者が十分な知識を得られない状況です。そのため、ジェネリック医薬品への理解が深まらず、不信感や不安を抱く人が多いのが現状です。

改善に向けた取り組み

品質管理の強化: 厚生労働省は、薬機法改正GMP(Good Manufacturing Practice:医薬品製造管理および品質管理に関する基準)の強化など、品質管理体制の強化に取り組んでいます

適正な価格形成: 後発医薬品価格設定を見直しメーカー安定的収益を確保できる仕組みを構築することで、研究開発や品質管理への投資を促進する必要があります

情報提供の充実: ジェネリック医薬品に関する正確な情報を、医師患者にわかやす提供することで、理解を深め、安心して使用できる環境を作る必要があります

まとめ

ジェネリック医薬品は、医療費抑制患者負担軽減に貢献する重要役割を担っていますしかし、現状では品質問題情報提供の不足など、多くの課題を抱えています。これらの課題を克服し、国民安心してジェネリック医薬品使用できる環境を整備することが急務です。

「例えばイギリスでは、ジェネリック医薬品は、どうなってるの?」

イギリスではジェネリック医薬品は非常に普及しており、国民医療制度(NHS)において重要役割を担っています

イギリスにおけるジェネリック医薬品の状況

高い使用率: イギリスでは、処方箋の約80%がジェネリック医薬品で占められています。これは、政府積極的ジェネリック医薬品使用を促進してきたこと、そして国民ジェネリック医薬品に対する理解と信頼が高いことが背景にあります

NHSによる推奨: NHSは、ジェネリック医薬品積極的に推奨しており、医師特別理由がない限り、ジェネリック医薬品を処方することが求められています

厳しい品質管理: イギリスでは、医薬品医療製品規制庁(MHRA)がジェネリック医薬品品質を厳しく管理しています。そのため、国民ジェネリック医薬品品質について高い信頼を寄せています

情報提供の充実: NHSは、ジェネリック医薬品に関する情報ウェブサイトパンフレットなどで提供し、国民理解を深める努力をしています

日本との違い

国民意識: イギリスでは、ジェネリック医薬品は「新薬と同じ効果で、より安価医薬品」として広く認識されています。一方、日本では、ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感を持つ人がまだ多く、普及の妨げとなっています

医師意識: イギリスでは、医師ジェネリック医薬品を処方することに抵抗感はほとんどありません。しかし、日本では、新薬を処方する方が安心だと考える医師も少なくありません。

政府政策: イギリス政府は、長年にわたりジェネリック医薬品使用を促進するための政策積極的に展開してきました。一方、日本では、ジェネリック医薬品の普及に向けた取り組みは、イギリスに比べて遅れていると言えます

今後の展望

日本は、イギリス経験を参考に、ジェネリック医薬品に対する国民理解を深め、医師意識改革を促進し、より効果的な政策を展開していく必要があります

ジェネリック医薬品の普及は、医療費抑制だけでなく、患者経済的負担の軽減にもつながります日本イギリスのようにジェネリック医薬品有効活用できるようになれば、国民健康福祉の向上に大きく貢献できるでしょう。

日本の他に、ジェネリック医薬品について、うまくいってない国の例はある?」

ジェネリック医薬品の普及は、世界的な潮流ですが、日本と同様に、様々な課題を抱え、普及が進んでいない国もいくつか存在します。

1. フランス

低い使用率: ジェネリック医薬品に対する国民の不信感や、医師の処方習慣などが原因で、ジェネリック医薬品使用率は低い状態です。政府は普及促進に取り組んでいますが、なかなか成果が上がっていません。

2. イタリア

地域格差: ジェネリック医薬品の普及率には地域差が大きく、南部では低い傾向にあります。これは、医療体制経済状況の格差が影響していると考えられます

3. 韓国

品質問題: 過去品質問題や、ジェネリック医薬品メーカーによる不祥事などが影響し、国民の不信感が根強く残っています

4. カナダ

価格競争の激化: ジェネリック医薬品メーカー間の価格競争が激化し、収益性が悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスクが高まっているという指摘もあります

これらの国々に共通する課題

国民意識: ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感、新薬の方が効果が高いという誤解などが、普及を阻害しています

医師意識: 新薬を処方する方が安心だと考える医師や、ジェネリック医薬品に関する知識不足などが、処方を妨げている場合があります

制度的な問題: ジェネリック医薬品価格設定や、薬価制度などが、普及を促進するような仕組みになっていない場合があります

これらの課題を克服し、ジェネリック医薬品の普及を促進するためには、各国政府が、国民への情報提供医師への教育制度改革など、多角的な取り組みを進めていく必要があります

日本共通する課題

上記の国々と日本は、ジェネリック医薬品普及における課題共通点が多く見られます特に国民医師意識改革、そして品質に対する信頼回復は、どの国においても重要課題と言えるでしょう。

日本は、これらの国々の状況を参考に、より効果的なジェネリック医薬品普及政策を推進していく必要があると言えるでしょう。

Gemini Advanced便利だな。

ジェネリック医薬品について

日本ジェネリック薬を取り巻く状況は、良くないの?」

日本ジェネリック医薬品を取り巻く状況は、いくつかの課題を抱えており、一概に「良い」とは言えない状況です。

主な課題

品質問題の発生: 過去に、複数ジェネリック医薬品メーカー品質不正問題が発覚し、国民ジェネリック医薬品に対する不信感が高まりました。

価格競争の激化: ジェネリック医薬品の普及に伴い、価格競争が激化し、メーカー収益悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスク高まる可能性があります

後発医薬品比率の伸び悩み: 政府は、2023年度末までに後発医薬品の数量シェアを80%にする目標を掲げていましたが、達成は困難な見通しです。品質問題医師患者の不信感などが普及を阻害する要因となっています

情報提供の不足: ジェネリック医薬品に関する情報提供が不足しており、医師患者が十分な知識を得られない状況です。そのため、ジェネリック医薬品への理解が深まらず、不信感や不安を抱く人が多いのが現状です。

改善に向けた取り組み

品質管理の強化: 厚生労働省は、薬機法改正GMP(Good Manufacturing Practice:医薬品製造管理および品質管理に関する基準)の強化など、品質管理体制の強化に取り組んでいます

適正な価格形成: 後発医薬品価格設定を見直しメーカー安定的収益を確保できる仕組みを構築することで、研究開発や品質管理への投資を促進する必要があります

情報提供の充実: ジェネリック医薬品に関する正確な情報を、医師患者にわかやす提供することで、理解を深め、安心して使用できる環境を作る必要があります

まとめ

ジェネリック医薬品は、医療費抑制患者負担軽減に貢献する重要役割を担っていますしかし、現状では品質問題情報提供の不足など、多くの課題を抱えています。これらの課題を克服し、国民安心してジェネリック医薬品使用できる環境を整備することが急務です。

「例えばイギリスでは、ジェネリック医薬品は、どうなってるの?」

イギリスではジェネリック医薬品は非常に普及しており、国民医療制度(NHS)において重要役割を担っています

イギリスにおけるジェネリック医薬品の状況

高い使用率: イギリスでは、処方箋の約80%がジェネリック医薬品で占められています。これは、政府積極的ジェネリック医薬品使用を促進してきたこと、そして国民ジェネリック医薬品に対する理解と信頼が高いことが背景にあります

NHSによる推奨: NHSは、ジェネリック医薬品積極的に推奨しており、医師特別理由がない限り、ジェネリック医薬品を処方することが求められています

厳しい品質管理: イギリスでは、医薬品医療製品規制庁(MHRA)がジェネリック医薬品品質を厳しく管理しています。そのため、国民ジェネリック医薬品品質について高い信頼を寄せています

情報提供の充実: NHSは、ジェネリック医薬品に関する情報ウェブサイトパンフレットなどで提供し、国民理解を深める努力をしています

日本との違い

国民意識: イギリスでは、ジェネリック医薬品は「新薬と同じ効果で、より安価医薬品」として広く認識されています。一方、日本では、ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感を持つ人がまだ多く、普及の妨げとなっています

医師意識: イギリスでは、医師ジェネリック医薬品を処方することに抵抗感はほとんどありません。しかし、日本では、新薬を処方する方が安心だと考える医師も少なくありません。

政府政策: イギリス政府は、長年にわたりジェネリック医薬品使用を促進するための政策積極的に展開してきました。一方、日本では、ジェネリック医薬品の普及に向けた取り組みは、イギリスに比べて遅れていると言えます

今後の展望

日本は、イギリス経験を参考に、ジェネリック医薬品に対する国民理解を深め、医師意識改革を促進し、より効果的な政策を展開していく必要があります

ジェネリック医薬品の普及は、医療費抑制だけでなく、患者経済的負担の軽減にもつながります日本イギリスのようにジェネリック医薬品有効活用できるようになれば、国民健康福祉の向上に大きく貢献できるでしょう。

日本の他に、ジェネリック医薬品について、うまくいってない国の例はある?」

ジェネリック医薬品の普及は、世界的な潮流ですが、日本と同様に、様々な課題を抱え、普及が進んでいない国もいくつか存在します。

1. フランス

低い使用率: ジェネリック医薬品に対する国民の不信感や、医師の処方習慣などが原因で、ジェネリック医薬品使用率は低い状態です。政府は普及促進に取り組んでいますが、なかなか成果が上がっていません。

2. イタリア

地域格差: ジェネリック医薬品の普及率には地域差が大きく、南部では低い傾向にあります。これは、医療体制経済状況の格差が影響していると考えられます

3. 韓国

品質問題: 過去品質問題や、ジェネリック医薬品メーカーによる不祥事などが影響し、国民の不信感が根強く残っています

4. カナダ

価格競争の激化: ジェネリック医薬品メーカー間の価格競争が激化し、収益性が悪化しています。そのため、研究開発や品質管理への投資抑制され、品質問題リスクが高まっているという指摘もあります

これらの国々に共通する課題

国民意識: ジェネリック医薬品に対する品質への不安や不信感、新薬の方が効果が高いという誤解などが、普及を阻害しています

医師意識: 新薬を処方する方が安心だと考える医師や、ジェネリック医薬品に関する知識不足などが、処方を妨げている場合があります

制度的な問題: ジェネリック医薬品価格設定や、薬価制度などが、普及を促進するような仕組みになっていない場合があります

これらの課題を克服し、ジェネリック医薬品の普及を促進するためには、各国政府が、国民への情報提供医師への教育制度改革など、多角的な取り組みを進めていく必要があります

日本共通する課題

上記の国々と日本は、ジェネリック医薬品普及における課題共通点が多く見られます特に国民医師意識改革、そして品質に対する信頼回復は、どの国においても重要課題と言えるでしょう。

日本は、これらの国々の状況を参考に、より効果的なジェネリック医薬品普及政策を推進していく必要があると言えるでしょう。

Gemini Advanced便利だな。

親知らずなら別になくてもいいだろ

これさぁ

子供親知らずがないのがさも最近の事みたいに言ってるけれど別にそんな事なくない?

私の親なんか70歳過ぎだけど親知らずは一度も生えてないよ。

生えて来ないのが親知らずなら、別にいいじゃん。親知らずって生えてても抜く人が多いものなんだし。

そんな事よりも特筆すべきは親知らずではなく、普通永久歯が生まれつき生えて来ない人間がいる事の方で

周知すべきはそちらの方だろうと思う。

永久歯が生えてこなくて乳歯のままだと早いうちに失われてしまい、入れ歯ブリッジインプラントで補うしかないが

いずれも不完全な方法であるのに加え、先天的欠如であっても医療費優遇などは特にない。

歯医者さんに「今の子どもって親知らずがないんだよ。ほら、田中さんの子ももないでしょ。進化なんだよね」ってレントゲン見せられてびっくり仰天した

https://togetter.com/li/2473121

anond:20241114155927

それができてたら苦労しないと思うよ 

日本安楽死制度を認めるべきだと思う

自分が老人になって若者負担から死のう!とすっぱり死ねると思うか?申し訳ないと思いつつ、自殺というのは極限の精神状態でないと難しいし、失敗したらかえって莫大な医療費がかかる(それも公助で)可能性もある

それにみんながみんな望んで独身だったり子が居ないわけでもないし善人ほど自死を選ぶかもしれないが、不当な扱いだと憤慨した人々により治安悪化する可能性もある

特定属性を抑圧したってそのコストはどこかで払わなきゃいけない それが犯罪という形で発露されたら最悪だぞ

anond:20241114165830

現役世代にも分かるメリットとして公衆衛生治安維持でしょう(子なし高齢者限定する意味がよくわからない。社会福祉子育ての「ご褒美」ではないため。)

普通に生きてる人にはわからいかもしれないが社会福祉削ると公衆衛生治安悪化するし脱法ドクター蔓延可能性、そしてそれに対応する取締や処罰のための行政コストもかかる 警察行政コストって低ければ低いほど良いんだよ もちろん犯罪者を野放しにしろってことではないけど政治の失敗で犯罪者を増やすことは避けなければならない

また、子供がいないからと言って親族がいないとも限らず、親族負担が大きくなる可能性もある

医療費が払えないか高齢者福祉制度を外れて生活保護に切り替えられる場合もあるし

そういう価値の低い人を切り捨てたとして、社会からその人たちがいなくなるわけではないのだから、どこかで社会が何らかの形で切り捨てた分の支払いをしなければならない時が来ると思うよ

本当は安楽死を認めるのが良いと思うんだけどね

2024-11-30

フツメン身体障害者になって詰んだ

https://anond.hatelabo.jp/20210412195129

普通に稼いでるとなんの支援も受けられない。配偶者子供が2人いる。

脊柱管狭窄症

簡単にいえば「椎間板ヘルニアもっと凶悪にした感じ」の病気だ。もうかれこれ20年以上治療・経過観察している。若い頃に脊椎形成術を2度受けているが、これ以上やっても背骨がつながっていくだけで再発必至。

難治性喘息

15年前に発病。通常ならステロイド憎悪コントロールできる病気と言われているが、それでもコントロールできないものを「難治性」と呼んでいる。喘息発作も多く、3ヶ月に1回くらい入院する。コロナインフルかになっても即肺炎になって入院する。何度もバイオ製剤を試しているが、どれも費用が高額な割に効果が薄い。先日、最近までつかっていたバイオ製剤の使用を止めた。年末は色々と入用だからお金がなくなる。

お薬代や治療費がかなり高額になりがちな喘息だけど、指定難病でもないし医療費助成制度は一切ない。一昔前は喘息だと公害助成金というものがあって、治療費が100%助成されていたらしいけど、今はもうなくなっている。川崎病で有名な川崎市けがまだ残っていると聞いたことがあって、川崎に引っ越すことを検討したことすらあったが…多分今更引っ越しても助成されないでしょう…

身体障害者2級

脊柱管狭窄症の腰椎形成術を受けるともしかしたらまた歩けるようになるかもしれないのだけど、重度の喘息のため全身麻酔が使えない。使うと発作のリスクがかなり高いらしい。それにより障害が固定されて認定された。しかし、このまま症状が進んで(たとえば排泄障害が出たり)しまうと死を覚悟して手術しなければならなくなる。おそらく、その日も近い。

生活

最近は発作頻度がかなり上がってしまったり、COVID-19のこともあり、かかりつけ医から離れてくらしていると処置が間に合わなくなるリスクがあるため、かなり家賃は高いけど都心に住んでいる。というか、以前はタクシーで45分くらい離れたところに住んでいた。喘息発作になると近所の大きめの病院ハシゴするのだが、お薬手帳をみると

こんなに薬を盛られて(喘息治療として可能な薬がすべて処方されている)いるからウチではなにも処置ができない(からかかりつけ医に行け

となる。COVID-19が流行する前まではまだなんとかなっていた?が、一度、なったときたらい回しにされた後に結局、かかりつけ医搬送されてなんとか生き残れたが、深刻な呼吸器へのダメージが今でも残るくらいに大変な目にあった。お陰で肺の一部が壊死してしまった。肺活量がかなり落ちた。

そういった経緯もありかかりつけ医の近くに住んでいる。今では発作になったら病院に直接電話して救急(発作が起こるのはいつも夜中)から診てもらう。応急処理で帰宅できると判断されると無慈悲なぐらいに返される。当たり前だけど…そんなときに深夜料金のタクシー代もむかしはかなりかさんでいた。かかっていた金額を割ってみると今の家賃と良い勝負だったりもする…でも、やっぱり家賃が高い…

車椅子生活

屋外での移動には電動車椅子を使っている。しかし、屋内では使えない。屋内用の車椅子介護保険レンタルはできるが、介護保険適応前にメルカリで買った中古の自走式のものを利用している。普通住宅なのでバリアだらけでとにかく不便だ。先にあるリンクの方は単身者なので障害者用賃貸住宅を利用しているのだろうが、家族がいるとそういった施設がない。ワンチャンファミリー向けの公団かに当選すれば、更に運良くバリアフリー住宅にあたれば良いが、普通に家族を養うくらいに稼ぎがあると所得制限で応募資格すらない。だから配偶者とは離婚して、子どもたちが独立するまで我慢して、然るべき施設に入るとかしないといけない。でも、働いて稼いで子どもたちをなんとかしなければならないのでそうもいかない。

都内の移動といってもこうなるとほとんど家から出ることは通院くらいしかなくなるのだけど、外出は電動車椅子を使うけど、都内ほとんど予約なしで電車に乗れる。駅員さんにスロープを出してもらって、降りる駅でまたスロープを出してもらう。大江戸線だけは特別ホーム車両との距離や段差が少いので自力で乗車できる。ところが遠方に行くとなると難易度があがる。地方の駅というか自分実家のある駅はちょっと前まで有人切符チョキチョキ切ってたくせに最近無人になってしまっているらしく、前もっていわないとスロープをかけてくれる駅員がいない。そういえば以前、連絡なしで旅行した車椅子の人が炎上してましたよね。そういうことです。

遠方への移動となると電動車椅子ではバッテリー切れのリスクがあるため、できれば自走式の車椅子で移動したい。でも、車椅子ってめちゃくちゃ高い。特に外出で使えるいわゆる「アクティブ車椅子」といわれるもの自分身体に合わせて作ってもらうというのもあいまってとにかく高い。だから各自治体で装具購入助成制度とうもの存在するのだけど、介護保険電動車椅子レンタルできていると「レンタルしてください」の一点張りでまったく支援してくれない。もちろん、自走式の車椅子レンタルできるのだけど、ほとんどが室内用のもので外出に適したものではない。自治体からしたら「車椅子車椅子」くらいの感覚なのだろう。

身体障害者手帳を取得するとタクシー券をもらえる。でも、電動車椅子は折り畳めないため乗ることができない。厳密には折り畳めるタイプのものもあるけど、それらは介護保険レンタル対象ではない。運良く電動車椅子で目当ての駅まで行けたとしても、そこから電動車椅子目的地まで持っていく手段がない。そういう車を持っている人が知り合いにいたりすれば良いのだが…おそらく、方法としては介護タクシーを事前に予約しておくとかになるのだろうが、だいたい介護タクシーって街に1台しかないとかだから奪い合いになる。身体障害者になって2年になるけど、いまだにタクシー券を使えた試しがない。都内で使おうにも、車椅子なしで自宅マンション前まで帰ってこれたとしても、マンションの自室まで歩いていけないから、匍匐前進で自室まで戻るしかない。喘息ステロイドを長期利用していて、骨粗鬆症もあるので骨折リスクもあるのでできるだけこの方法は取りたくない…

仕事

運良くフルリモートお仕事をさせてもらっているが、喘息の発作頻度がCOVID-19後に確実にあがっていて、あまり勤怠も良くない。解雇されても文句は言えない。今の会社解雇されたら、おそらくもう普通に働くことはできないだろう。というか既に普通に働けていない。会社好意でおいてもらっているだけだ。

今後

国の支援というものは本当に困っている人たちに対してあるべきもので、私なんて者はまだ働けているのでそのレベルに達していないということなんだろう。しかし、既に生活は苦しい。同じくらい稼いで豊かに暮らすことはできるとは思うが、医療費居住費がとにかく病気のせいで高い。なんとか副業等で所得を増やすかなりしなければならないとはおもいつつ、身体が動かないのでそう簡単副業というわけにもいかない。障害年金も検討したが、初診日の関係で(未納期間があり)受給条件を満たしていない。未納期間はあったけど、かれこれ20年以上厚生年金も収めているのに、なんだかなぁという気もするが…そもそも、未納だった期間も病気療養中だったので、まぁ、身体の弱い自分を悔やんで呪うくらいしか今はできない。

とにかくリビングコストが高いので所得を上げるか、無理やりリビングコストを下げる(その代わり死ぬリスクが上がる)か、方法は2つに1つしかないのだろう…単純に所得をあげればいいのか?という問題もある。もちろん、税金はあがるし、社会保険医療費区分もあがるので限度額もあがる可能性がある。しょっちゅう入院している自分的には致命的だ…

なので「どうしたらいいのかわからない」という状況だ。まだしばらく悩むんだろう…

今の会社解雇されたら?

生活保護を申請するしかないけど、先進医療は受けられなそう。でも、そうなると所得制限にはひっかからなくなるから公団かに住めるかもしれない。だけど、一度生活保護に落ちるとなかなか戻れないと聞く。今はとにかく日々そうならないようにかろうじて繋ぎ止めているという感じだ…

教訓というか共有?

いざとなったら生活保護を申請すればいいさと書いてはいものの、前述の装具購入助成とかでもそうだけど、支援してもらえるものだと思いこんでいると絶対に痛い目を見る。

公助より自助

と言われているけど、過去生活保護申請したことがあって、結局、申請する条件を満たしていなくて(配偶者が働いているのに家に金を入れなかったから)断念したことがあった。だから国には頼れないし、国は国民を守ろうとも思っていないくらいの感覚でいなければならない。某ひろゆき氏が

身体障害者手帳を持っている人は勝ち組

発言していたけど、それは単身者に限るという条件つきだと思ったほうがいい。中途半端に働けて稼ぎがあると本当にただの地獄だ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20241130/k10014654251000.html

sotonohitokun このレベル(希望者が余命半年医師2名お墨付き必須)で反対する意味が分からない。終末医療費も軽減されるし、ベッドが開かず治療が遅れ、本来助かる人が間に合わない事例も発生してるので、ここも利点になる

このコメントスターを集めトップに来ているのだが、スターを押したい人はちょっと考えてほしい。

ブコメがいう医療費削減や救命は、確かに社会的に善と考えられるが、善だからといって、それはいかなる手段を正当するものではないはず。

このブコメは、イギリス最近可決された、終末期の患者安楽死を選べる法案に対するコメントだ。

この法案は、余命半年以内と診断された患者医師裁判官承認を得て、自ら致死薬を体内に取り込むことを認めるもの

安楽死正当化に関して、終末医療費の軽減や病床の確保といった利点が挙げられることがある。

しかし、「手段目的正当化しない」という倫理原則に照らして考えると、リストラ・早期希望退職みたいな理屈安楽死正当化することは難しい。

この倫理原則は、目的がどれほど善であっても、そのための手段倫理的に正しくなければならないという考え方だ(カント義務論に端を発する)。

例えば、終末医療費の削減や病床の確保という目的が善であっても、安楽死という手段倫理的に問題がある場合、その手段正当化することはできない。

さらに、安楽死の導入が社会的に弱い立場の人々に対する圧力となる可能性も指摘されている。

NHK記事にあるように、障害者高齢者経済的に困窮している人々が、家族社会負担をかけたくないという理由安楽死選択することになるかもしれない。

このような状況では、安楽死が本当に自主的選択であるかどうかは疑わしいというべきだ。

それだけではなく同意する医師にも安楽死を後押しするインセンティブはありうる。

例えば、安楽死同意する医師たちが「ベッドが開かず治療が遅れ、本来助かる人が間に合わない」と考えているケースなどを想起してもらいたい。

したがって、安楽死の導入に際しては、医療費や病床の問題だけでなく、患者意思尊重社会的な影響を慎重に考慮する必要がある。

倫理的な観点からは、手段目的の両方が正当であることが求められるため、安楽死正当化には多角的議論必要だろう。

ブコメ

反対する意味が分からない

の口調からは、映画ライフ・イズ・ビューティフル」で、ごく普通の奥様連中が食事中、T4計画障碍者抹殺計画)を、これは簡単計算なのよ、といって絶賛するシーンが思い出された。正しさという空気は、弱者へのプレッシャーになるのみならず、かつて社会的善と当時の人々が思っていたものによって、最悪の結果を招いた歴史があることも忘れてはならない。制度がみとめ、社会がそういうムードになると誰もブレーキをかけられなくなるからだ。

2024-11-29

アンデッド山下さん

うちの団地の一室には昔からアンデッド山下さんが住んでいる。

  

明治まれらしいが、アンデッドになったせいなのか死亡する前に記憶力が落ちたせいなのか何年生まれなのかは定かではない。

  

アンデッドになってから断捨離にハマり、役所にはアンデッドとして届けでてからというもの自分身分に関する書類不要なので全部捨ててしまったそうだ。

  

あるいはそうしたものを捨てたのはアンデッドになってから年金支給が打ち切られたことに腹を立てたせいのかもしれない。

  

勿論、アンデッドであるから食費や医療費心配はないのだ。

  

だがアンデッドとはいえ野宿は嫌らしく家賃は払わないければならないし、娯楽を楽しまないわけでもない。

  

そうした費用を賄うためにアンデッドでも雇用してもらえる倉庫ピッキング仕事をしているらしい。

  

週に三日程、繁忙期は五日程はピッキング・  アンデッドとなるのだ。

  

彼がアンデッドになった原因は生前に黒魔術に造詣が深く、色々試していたせいらしい。

  

時折、アンデッド山下さんの家にお邪魔してお話を聞いていると

  

笑いながら、君もアンデッドになってみないか?という冗談だが本気だかわからない誘いを受ける。  

  

アンデッドになる方法は極少数の方にしか保持されていない。政府基本的アンデッド禁止法を作っている。なってしまった場合は仕方がないのだが。

  

自分アンデッドになれば永遠の命を受けられるものの、見た目が骸骨化することや食事の愉しみがなくなること、親類に反対されるだろうことを考えるとなかなか踏ん切りがつかない。

  

一度、同じ団地のいたずら好きの加藤のおじいさんがアンデッド山下さんに隠していた十字架をいきなり見せつけて、山下さんが一ヶ月も起き上がれなくなり、団地が大騒ぎになったこともある。そんな加藤さんも最近亡 くなってしまった。

  

加藤さんは生前に死期が近づくと何度か山下さんにアンデッドになる方法を聞いていたようだが、山下さんはついぞ教えなかったそうだ。

  

アンデッドになっても生存本能、いや存在本能があるのか、あわや灰にさせられそうになった相手には教えたくなかったのだろう。

  

山下さんはこれからも何世紀も、いや宇宙が消えさるまでアンデッドとして存在し続けるのかもしれない。

  

(再投稿

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