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はてなキーワード: 一点張りとは

2025-12-01

anond:20251201183115

ならどうにかしてくれよー

戸建て工事にしないと無理だから工事必須〜なんか言われたわ、できないの?前の住人工事してたのに?って聞いてみたけど無理の一点張り

2025-11-30

おい、イーロンマスク、見てるか?俺のアカウントを凍結しやがって、どういうつもりだよ

おいイーロンマスク、どっかで高みの見物でもしてんのか?

どうなってんだよお前のプラットフォームは。

俺はな、どんなルールにも触れてない。誹謗中傷もしてねぇし、スパムもしてねぇし、ましてや政治扇動なんてしてねぇ。

ただ普通に使ってただけだ。それなのに突然アカウント凍結?お前のところで流行ってる凍結祭りに巻き込まれただと?冗談にしても雑すぎんだろ。

お前さ、世界未来がどうとか、テクノロジーがどうとか、壮大な話をぶち上げるのは勝手だ。

だがな、肝心のSNS一つまともに安定運用できねぇのはどういう理屈だよ。

AIだの宇宙だの言ってる前に、まず利用者アカウント一つルール通りに管理しろって話だわ。

俺みたいな一般ユーザー存在は、そんなに軽いのか?透明化した存在いかログイン画面にすら行けねぇこっちの身にもなれよ。

しかも笑えるのは、「ルール違反可能性があります」の一点張り理由説明しねぇってとこだ。

可能性?曖昧語で逃げてんじゃねぇよ。データも示さずにお前が悪いと言われて納得する人間がどこにいると思ってんだ。

お前の企業の売り文句は透明性じゃなかったのか?透明なのは説明じゃなくて責任のほうか?

この際ハッキリ言っとくが、俺は別にお前の信者でもアンチでもない。

ただ普通に使ってただけの、なんの問題も起こしてない一般ユーザーだ。

それを勝手に凍結して、説明もなし、復旧手続き機械的で反応なし。

これで社会インフラ気取るとか、マジで笑わせるなよ。ユーザーを人として扱う気がねぇなら、せめて壊れてませんって面だけやめろ。

理不尽意味不明な凍結をかけてくるなら、お前自身運営方針のほうこそ見直したほうがいいんじゃねぇの?

怒りというより呆れだわ。

お前が見てるのか知らんがこの雑すぎる運用、いつまで続けるつもりだよ。

2025-11-28

ほとんどの反生成AIの人はChatGPTすら使ったことがない

Xにいる反AIの人(=反生成AIではない、全てのAIに反対している)はLLMも使ったことないか全然話が噛み合わない。

ハンバーガー食べたことないのにハンバーガーに反対している人と会話してる気分になる。

彼らのAIイメージクリックするだけで全てを生成する物だと思ってる。

でも実際そんなわけないじゃないですか・・・使ったことある人ならわかるよね?

イメージがワンクリックなので「AI利用者は苦労してない」の一点張り推してくる。

あと生成AIAI区別がついてない。これも辛い。

AIはすでに様々な場所実用されているし反AI主義の皆さまが日常的に利用しているサービス製品AIコストカットされています・・・

2025-11-27

anond:20251127092945

高市は「国として承認してない台湾」が攻撃された場合の話はじめたからやばくなったの

あくまで米艦艇攻撃されたら〜〜の一点張りならこんなことになってないんだわ

2025-11-25

anond:20251125164054

存立危機事態に当たる可能性が高い」までは言ってたけど、「存立危機事態だ」とまでは言ってなかったはず

から自動的にこうなるみたいな話は出てない

政府が全ての情報総合して判断する」の一点張りで具体的にどうするかの回答は避けてる

2025-11-23

子どものやった事なのに弁償しろってひどくない?

お土産屋さんで、子どもが売り物のお菓子モグモグ食べていた。

その場に居合わせ店員さんが注意し、私のところへ連れてきたので、軽く注意した。

そしたら店員がキレてきて、弁償しろかいいだすの。

子どもがやったことなのに、弁償しないといけないんですか?」って言ったんだけど、弁償しろ一点張り

子育てには厳しい時代だよ

2025-11-20

高市は「中国側勝手に誤解した」と思っている件

高市台湾有事の際に自衛隊を使った武力介入示唆してしま炎上している。

無職生活保護ネトウヨは「中国なんていらねw」と言ってるが、現実的には中国を失ったら日本人生活破綻するほど経済的依存しているので中国との開戦は絶対回避しないといけない。

実は米国以上の最重要国が中国なのだ

ところが高市側は「従来の政府の態度と変わらない」の一点張りで、これが中国の怒りに日を注いでるが、なぜ外務省も含めてこんな態度になってしまうのか。それは安倍政権からお決まりの「お前らが勝手に誤解した」ムーブからである。もう長いこと何か失言をしては「お前らが誤解した」で済ませてきたが、そのツケを払うことになるのが高市早苗である

2025-11-19

インセル女性

増田駐在してるSNSインセルがしつこく投稿してて、住民みんなうんざりしてる

そのインセルのことをAと置こう

Aは3浪してる浪人生であり童貞である

Aはしつこく女について投稿してて、昨日一通りAとやり取りしたので健忘録をつけておく

Aの主張をまとめよう

Aは口下手だが真に優しい人がモテるべきと主張

具体的な優しさを聞いたら

・道に落ちてる100円を払わない

オンラインゲーム空気を読まない小学生が入ってきても一緒に遊んであげる

・雨の日に傘持ってお店に入ってきたらきちんとビニールの傘袋に傘を入れる

ここのあたりを真の優しさだと主張し、(それぐらい誰でもやるわと住民たちからツッコミされていた)その真の優しさを見抜かない女が悪い(女はエスパーじゃないと突っ込まれてた)

そして女と付き合うことは救済だ、自尊心を得られると女を利用することばかり考えている

なお、女に奢るとかいう優しさには興味ない

犯罪者に立ち向かえないような気弱な男がモテるべき

口下手の要件は話がずれたり、テンポが悪いこと

口下手な男の付き合わない女は刺激を求めるからだ(他責

女はこれまで苦労してきた男にご褒美として与えられるべきだ

※ここでいう苦労とは電車痴漢盗撮犯を捕まえたとかい努力や、モテるために眉毛を剃ったとかい努力ではない

女は簡単モテるので不公平だ(穴モテモテじゃないとツッコミ

住民たちから突っ込まれても絶対意見変えない

女が悪い女が見極めろと一点張り(見極めたとしても道で100円払わないだけの男がなんなんだ)

2025-11-06

もう離婚したい

俺は今テレワーク中。本当は会社行った方が仕事捗るんだけど、朝の離乳食担当と、終わったらすぐ家事育児に入れるようにしぶしぶ在宅にしてる。ぶっちゃけ仕事全然集中できない。

で、今日バチくそ忙しいとき仕事してたら嫁に呼ばれた。

ちょっと子ども見てて」と。

めちゃくちゃ忙しい時にと思ったけど、仕方なく席を立ったよ。「仕事中なんだから手伝ってもらえるの当たり前みたいに思わないでほしい」とつたえた。

そんで手伝った後、嫁から「ありがとう」も「ごめん」も一切なし。

クソ忙しい中、業務中断して協力してるのに、これにはさすがにカチンときたから、「一言くらい言えよ」って文句言った。

そしたら嫁、「アンタが文句うから言わないんだよ!」って逆ギレ

そこで俺、「テレワーク仕事時間であって、ベビーシッターじゃないだろ。早く家事に戻るためにやってんだ、本来育児時間じゃない」って、正論でぶちかました。

これが完全に火に油だった。

嫁「なんのためにテレワークしてんの!?

こいつは俺が在宅なのを「いつでも使える育児要員」だとマジで思ってるんだと確信した。俺の仕事のことは完全に無視だ。

俺がさら正論で返したら、嫁は完全に激昂。

「今すぐ出てけ!!」と叫んで、俺を階段から突き飛ばしやがった。数段落ちた。運良くどこも折れなかったけど、マジで危うく大怪我をするところだった。一歩間違えば死んでたかもしれない。

こんなことしておいて、嫁は「ざまあみろ、お前が悪い」の一点張り階段から突き飛ばすって、マジで人としてどうなんだ? これはDVだろ。

俺は家族のためにやってるのに、なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ。朝から夜まで家事育児しかしてねえよ。自由時間なんてこの1年で2,3日しかない。仕事家事育児も、全部頑張ってるつもりなのに、命の危険さらされて「悪くない」とか言われるの、本当に疲れた。もう死にたい

2025-11-04

友人が漫画家になった

幼馴染の友人の話をさせてほしい。

友人、増子と出会ったのは小学生の時。同じクラス漫画アニメが大好きなオタク同士、すぐに意気投合した。

同じ中学に進み、二人で美術部へ。オタク女子として二人そろって腐女子になり、毎日推しカプトークに勤しんだ。交換ノートイケメンキャラの模写で満ちていて、絵を描く楽しさに目覚めたのもこの頃だったと思う。

自然と二人で漫画家に憧れるようになった。イケメンがたくさん出てる漫画を描きたい、それがアニメ化したら最高だね。漫画家になるには絵がうまくないと。じゃあきっと美大に通った方がいいね。二人で通えたらいいね。そんな話を増子とした。

結果として増子は美大に行かなかった。行けなかった。

親が厳しく就職ができなさそうな大学に行かせる気はないの一点張り。一方自分の親は子供がやりたい事を自由やらせたいがモットーで、特に何の問題もなく許可が出た。

二人で美大に行けなくなったのは残念だったが、少し優越感を覚えた。自分特別人生を選ぶことを許された側なんだと。

高校は増子と違うところへ進学した。

画塾に通い始め本格的に美大受験への準備を進めていく。楽しい事ばかりではなかったけれども、好きな事を武器大学へ行くという希望の前では、その辛さだって耐えられる。受験も忙しくなり漫画アニメもあまり観なくなったし、増子とは話す機会もなくなっていった。次に彼女と会ったのは美大生になってからだった。

増子とは大学に進学して数か月経ったくらいでお茶約束をした。増子は受験が大変だったこと、今は親に勧められて資格勉強を始めたことを話してくれた。堅実な人生設計を語る増子に、自分はやはり一般的社会人人生を選べそうにない、増子が羨ましい、と告げた。羨ましいのは本当だったが、自逆風自慢も入っていたのは真実だ。

帰り際、増子から大学生になり自由時間も増えたので同人活動を始めた、とTwitterPixivの交換を求められた。

家に帰り、ROM専として使用していたPixivから増子へマイピク申請をしたら愕然とした。ヘロヘロの線で描かれた下手くそイケメンキャラ達。中学美術部の画力なんて大したことないのは知っていたが、少なくともあのころは私と同じくらい描けていたはずだ。美大受験を経たことで私の方が圧倒的にうまくなっていた。

増子がオリジナル漫画も描いて出版社投稿したが箸にも棒にも引っかからなかったと言っていたのを思い出したが、こんな絵では当たり前だ。友達から伝えなかったがはっきり言ってへたくそだった。

Twitterを開くと増子には崇めている同人作家がいるようでしきりにその人のイラストを神絵と褒めていた。自分からするとぱっと見の線だけ綺麗だがデッサンが崩れており何がいいのかわからない。

もう美術部だったころの私達には戻れない、と寂しい気持ちになったものの、同時に意地悪な気持ちも目覚めてしまった。すぐに中学時代に増子とはまっていたアニメキャライラストを描いてPixiv投稿。増子が描いた流行りのBLカプを題材にした漫画より、自分の懐かしアニメの一枚絵の方が閲覧数もいいね数も圧倒的に上なのを見て満足した。

当の増子は私のイラストも神絵と褒めてくれたが、デッサンの狂った同人作家を褒めた同じ口で褒められたのは正直イラっとした。

高校の時に忙しくなって卒業した漫画アニメはそのまま再熱することもなかった。私の周りの人たちだけかもしれないが、結局漫画アニメは「サブ」カルチャー漫画なんてわざわざ美大を出る必要のない画力で成り立つし、それを享受する読者は美術がわからない一般人編集部にこき使われるブラック職業、という風潮。

それに進学してわかったことだがそれなりの美大を出ていればそこそこ安定した職だって得られる。なのに漫画なんて水商売を選ぶ人間馬鹿のやる事だ。増子がゴミみたいな同人作家を褒めるのを目にしていた私もその気持ち理解できたし、就職漫画アニメ関係ないデザイン会社へと決めた。

親は大喜びだった。子供には好きなことをやらせたいと美大進学を許してくれたが、内心不安だったらしい。会う人全員に娘は美大卒でデザイン会社で働いている、と自慢をしていた。

美大受験の時と同じく、デザイナーだって楽しいことばかりではない。それでも自分の腕一本で生活費を稼げているというのは自分に自信を与えるのには十分だった。

ふと、増子が気になり彼女Twitterを覗いてみた。名の知れた企業に入ったと風の噂に聞いていたが毎日ノルマに追われ、パワハラ上司からの𠮟責も多く、大変そうな様子が見て取れた。その時、自分だけ美大進学を許された時と同じ優越感を覚えてしまった。

自分はこれからも好きなことで食べていく、増子は好きでもないことに一生疲弊して生活費を稼がないといけないんだ。

それから数年後、中学時代同窓会が開催された。増子とは大学生以来会っていないが、その他の友達も長い間連絡を取っていない。何をしているんだろうとワクワクしながら出席をした。

当時の友達は皆自分とは全く違う道を選んでいた。銀行員NPO職員営業職…。なんだか難しそうな世界だ。そういえば増子は今何をやっているんだろう、まだノルマに追われているのかな、と思っていると急に「漫画家になった」と言った。同人活動を続けていく中でスカウトされ、連載が軌道に乗ったところで会社は辞めたらしい。親は泣いていたけれどもアニメ化も決まったんだ、と増子は笑顔で述べた。

周りがざわつき始め「おめでとう!」と増子が祝われる。それはそうだ、業界が違う人間仕事内容なんて説明されても正直よくわからない。私だって銀行員仕事内容はわからなかった。でも素人にも漫画家は何をやっているか想像つくしアニメ化で拍がつくのも理解できるらしい。

ちゃんと増子ちゃんクリエイティブ業なんだねと同級生の一人から言われ、あいまいにほほ笑んでおいた。増子と同じにしてほしくないと本気で思ったが、友達の前で言うことではないのはわかっていた。それでも少しの意地悪心が抑えきれず「最近AI漫画描かれてて大変らしいね」と言ってしまった。

笑顔で皆と別れた後、本屋へ寄って増子の言っていたタイトル漫画を探す。アニメ化の棚のところにちょこんと置かれているのがみつかった。ゲボが出そうになった。

ふ ざ け る な !

増子の絵は相変わらずへたくそだった。以前よりは上達しているがデッサンも何もなっていない。これで漫画家として食べているなんて甘えている。同級生の皆もそうだ、この程度の絵を描く人間と私を一緒にしないでほしい。何がおめでとうだ。私は死ぬ思いをして絵を描いてきた。画塾が辛くても泣きながら通ったし、講評に怯えながら作品制作をした。就職だって一般大学生より大変だった。

ぬくぬくと安定した正社員の職を得ながら趣味で描いたようなクソ漫画クリエイターを名乗るな!

怒りが収まら単行本は買わないまま帰宅したが数日経つと少し落ち着いてきた。

増子の漫画電子コミックサイト無料立ち読みができることに気づき、気まぐれで読んでみることにした。もしかしたら話は面白いのかもしれない。

これも結論から言うと面白さが理解できなかった。それどころかへたな絵と意味不明ストーリー漫画家を名乗る彼女さらに苛立ちを感じ、口コミで最低評価を押しておいた。

でもあれから少し経った今となって思う。

増子の絵はへたくそだ。でも漫画家になってアニメ化をするという幼い頃の夢を叶えた。

私は漫画家になる夢の過程として美大へ進学して、その後他の目標をみつけ方向転換をした。自分選択に悔いはないが、子供の頃の夢を叶えられなかった側の人間だ。

思い返すと美大は変な人間がたくさんいた。その中には別の道を進んでいたはずなのに、神の手に導かれるように違う道に進まされ「何か」になってしま人間がいる。

美大に入ってすぐ自分はそちらの側の人間でないことを思い知らされた。私は美術を嗜んでいるだけの普通の人だ。

そして、漫画というフィールドで増子は「なってしまう」側の人間だった。

親に反対され一般大学に入り、安定した職業を選んだ。忙しい間に同人活動を続けて漫画デビューを果たした。スカウトで目に留まることも、そこから連載を勝ち取ることも、人気が出てアニメ化まで進むことも運の要素が絡んでくる。でも彼女はその運をつかめ人間で、漫画家になってしまった。

と、ここで夢に破れた自分を憂うのであれば綺麗な物語だが、結局これは現実だ。

漫画世界だったら私は美大進学をしたものの、ものづくりは好きでないと気づき美術の道を諦める。増子のアニメは大ヒットし国民漫画家として悠々自適生活をする。

でも現実の私はやっぱりものづくりは好きだし、自分選択が間違っていたとは思わない。今さらお堅いサラリーマン生活なんてできるとは思わないし、今大学生に戻ったとしても、漫画家は目指さない。

増子のアニメはたいして話題にならないまま終わった。今も細々と漫画家を続けてているらしいが、大ヒット漫画家にはなれないまま毎日生活費を稼ぐのみらしい。

結局私は何かになれなかった人間だ。もし自分が増子の立場だったらものづくりを仕事にはできなかったと思う。

増子はなってしまう側の人間だ。でもこれからもへたくそ漫画を描き続けるだろうし、中学時代に語ったような大手雑誌に載っているイケメン漫画は一生連載できないまま終わるだろう。

夢を叶えた友人が、羨ましいもののああはなりたくはないなと思った。

認知症と同居してる人アドバイスくれ

うちの祖母が要介護2の認知症入ってるんだけど携帯で鬼電するようになった

経緯はわからないが電話をかける→相手が出ない(※①)→通話の発信画面が閉じる→自動発信履歴が開かれる→発信履歴着信履歴混同し今さっきかかってきたものだと認識する→発信履歴から発信する→※①に戻る

無限ループをし始める。いくら説明しても理解してくれないどころか、「私はこんなにかけてない」の一点張り

挙句電話交換局にクレームをいれないといけない」と怒り出す始末

から晩までボケてイカれてるなら携帯解約してもいいんだけど、まだらボケというか、旧知の友人と電話してる時は比較的まともにやりとりしてる事も多く、解約するにも難しい

相手が久々に会う人とかだと割とまともになったりする

こんな感じのまだらボケ携帯トラブル抱えてるor抱えてた人いる?どう対処した?

現代人は小津安二郎映画もっと見るべきだ

最近若いのは――

等と言えば、すぐ老害扱いされる。

だが事実として昨今の若者は「言ってくれなきゃ分からない」の一点張りだ。

上司の機嫌や恋人沈黙も、全て解説しなければ理解できない。

いや、理解しようとすらしない。

情報化社会の罪とは、まさにこの説明依存症だと私は思う。

昔の日本人言葉の裏に宿るものを読んでいた。

言わないで察する。沈黙の中に気持ちを探る。語らないことは不親切ではなく、歩み寄ろうとするためのきっかけを作ること。

昔は相手のことを知ろうとする意志があった。だから、たった一つの仕草で人の心が分かった。

そして小津安二郎映画が教えてくれるのは、まさにそういった人の心だ。

「語らない」ことが最大の優しさだった時代

小津映画では、誰も自分気持ちを語らない。

娘は父に「ありがとう」も「愛してる」も言わない。

ただ黙って、お茶を注ぐ。

その沈黙の中に、人生が全部詰まっている。

観客はその仕草の裏を読み取る。「この人は本当は泣きそうなんだ」と。

それを感じ取る力――つまり小津安二郎映画機微を感じる力を育てる映画だった。

だが今のドラマは違う。

泣いている人物大人であろうと一目で分かるほど大袈裟に泣く。BGMが泣けと言う。

役者が目を見開いてわめく。観客に考える余地を与えない。

そして観客もまた、それを望んでいる。

「わかりやすいこと=正しさ」だと勘違いをしていながら、それにすら気付かない。

わかりやすさの裏に潜む暴力

わかりやすさは、思考放棄同義だ。

説明されなければ分からない人間が増えれば、説明する側が力を持つ。

から今のエンタメは「説明する人間」が世界支配している。

“この作品メッセージは○○です”と語る解説動画作品のものより人気になるのはその証拠だ。

だが、小津の映画解説はいらない。

観る人の人生の数だけ、意味がある。あの沈黙の一秒に、全員の記憶が重なる。

それが本当の物語というものだ。

おわりに

昨今の我々はあまりにも喋りすぎている。

24時間リアルタイムメッセージが溢れ、状況を説明し、表情を作りすぎている。

だが人間の本当の顔は沈黙の中にある。

小津安二郎は、それを70年前に撮ってみせた。

彼の映画を観るということは、沈黙をもう一度、人間言語として取り戻すことだ。

から私はこう言いたい。

現代人は小津安二郎映画もっと見るべきだ。

それは懐古趣味ではなく、感受性の再教育であると。

沈黙が分からない国に、本当の愛も、芸術も、理解できるはずがないのだから

2025-11-03

別居婚旦那と同居直前にして冷めかけている

(ほぼ、というか100%愚痴です。)

去年別居婚をした。

長い長い友人時代を経て交際し、数ヶ月単位スピード婚をした。

旦那の人となりはよく知っていたし、旦那実家暮らしだが、学生時代部活寮生活をしていて、炊事も家事もさせられていたので、そこら辺の能力を疑ったことはなかった。

交際中もお互いの家に行き来しあっていて半同棲のようになっていた。

かに料理の時不器用すぎて時間がかかったり、皿洗いが雑だったり、気になるところはあったが、私がカバーするなり教育するなりすれば良いと思っていた。

別居婚事情があってしたが、2025年の末には同居しようという約束をしていた。

そして年末が近づく今、旦那と同居目前。

冷めそうになっている。

一緒に住むのが楽しみではない。憂鬱しかない。

旦那に好きと言われても好きと返せなくなってしまった。

旦那は付き合う前こそ男前で頼りがいがあったが、一緒にいる時間が長くなれば長いほど、実際は正反対であることが明らかになっていた。

それも私が勝手に頼りになると勘違いしていたことだし、旦那より私の方が素早く動けるなら私がカバーすればいい、私が動けばいいとずっと思っていた。

持ちつ持たれつ、苦手な分野はカバーし合う関係でいたいと思い、義実家にも挨拶の際にそう伝えていた。

だが、私が精神的な不調から動けなくなってしまうと、カバーもできなくなってくる。

バランスが崩れていく。

料理旦那に任せてみるが、肉が生焼けで出てくる。

米の研ぎ方が何故か慣れていないようで、教えないとできない。

洗い物に明らかに泡が残っているが、指摘すると不機嫌になる。

精神的に苦しい時期に義実家からの心無い言葉オブラートに包むことなく伝えてきたり、配慮のない行動に少しずつ不満が溜まっていた。

(義母に「結婚して損な嫁だ」「結婚しなきゃよかったのに」と言われていたらしい。)

それでも我慢すればなんとかなる、まだ全然我慢できる、と思っていた。

料理も洗い物も私が無理してやれば済むんだと、できないことは教えてあげればいいんだと。

プッツンと切れてしまったのは、薬の副作用で体調の悪化がひどく、旦那賃貸契約の申し込みを任せたことだった。

物件探し、条件決め、内見の依頼を全て私主導でやっていたが、契約人は旦那にするので、申し込みくらいは任せていいと思ってしまった。

無事申し込みが終わったとだけ伝えられたが、この後の流れを伝えてもらえなかったので不動産屋に確認すると週末に契約日をセッティングされていた。

何故教えてくれないんだ…?と思いつつも、空いていたので契約には同行することにした。

契約日当日、想定外事態が発生する。

入居日を旦那勝手に決めていて、本来想定していた入居日とはかけ離れていたことが発覚する。

(引越し予定日より後に入居日が設定されていた)

想定外の入居日に困惑してしまい、不動産屋に無理を言って入居日を変更できないかごねることになってしまう。

オーナー確認していただくこととなり、その後、なんとか入居日を本来の想定していた日にすることができたが、モヤモヤは収まらなかった。

一人でなにかを任せたら取り返しのつかないことになるということに恐怖を感じた。

思えばこの件で、もうだいぶ疲弊していたのかもしれない。

入居日も決まった事だし引越し準備、という所に入ると、また不満が増える。

まず、家具必要な物のリフトアップを全て私任せ。

家具家電全てを新調するので漏れひとつなく用意するためにリストアップし、新居の内見を再度し採寸し、目星をつけていく。

その作業旦那は手出しをしない。

「俺なんでもいいよ、なんでもいいから」

そういう割に、実際に家電屋に行くと「高い」「冷蔵庫はたくさん入るものがいい」と口出しが止まらない。

旦那が良いと言うものが家に入るのか確かめるのは私だし、旦那リストアップした中から好きなものを選び口出しするカタログ状態

疲れてしまう。

なんでもいいと言うからカーテンの色を明るい色にすると伝えると、「俺は暗いのがいい」の一点張り

必要家具ニトリオンラインカートに入れてまとめ、いくらかると伝えると「高い」「収納なんていらない、ダンボールでいい」とまで言い出す。

なんでもいいんじゃなかったのか?

義父が「私のために」とくれたカタログギフト、旦那とおいしい食事でもと思って高級料理を選ぼうとすると、「引っ越し節約したいから引き出しにしようよ」

アイリスオーヤマで同じような量収納できる引き出しを3000円位で買えるのに、高級料理を逃してわざわざコレを選ぶのか?

私も浪費家ではないので最安値を選ぶが、家具家電はしっかりとした物を買って長く使いたい。

旦那は「洗濯機Amazonのでいい」と言い出す始末。Amazonは設置作業してくれないぞ。誰が設置するんだ。胡散臭い中華製品溢れるAmazonで買えと?

もう疲れてしまった。

一緒に住んで何十年と生活していくことを考えると本当に憂鬱しかない。

同棲してから結婚した方がいいという意見と、同棲せずに結婚すべきだという正反対意見ネットには溢れているが、絶対同棲してから結婚した方がいい。

家事炊事ができるか共生できるかチェックする期間としても大切だが、なにより不動産屋探しや契約など人生における重要工程を一緒に踏むことに意味があると思う。

今日も体調が悪く料理を任せてみたら、水の音が止まらない。気になって見に行くと、麺がザルに入り切らないからどうすればいいのかわからず水に浸しっぱなしにしていたというのだ。

慌てて麺を半分ずつザルにあげ、皿に盛る

簡単料理ひとつも頼めない。

こんなことばっかり続けていると、愛情も薄れてしまう。

旦那は呑気に次のデートの話をしてくる。

こんなとこ行きたいねって、私は行きたくないよ。

もう一人で休みたいよ。

愛情はどこへ行ってしまったのか。

一緒に生きていくにはあまりにも頼りなさすぎる。

例え頼りなくても、プラスにできなくてもマイナスにすることがなければいいと思うんだ。

今の旦那は何もかもマイナスに傾けてくる。

それをプラス修正する日々に疲れてしまった。

持ちつ持たれつ、カバーし合うつもりが、気がついたら何もカバーされていないことに気がついた。

世の夫婦はどうやってこういうのを乗り越えていくのだろうか。

同居まであと数週間、今更辞めたいなんて言えない。

2025-11-02

作品ナメクジの粘液

(粘液がダメなら切った爪とか抜けた髪でいいんだけども)

ナメクジは歩く。歩くとその後に粘液がかわいた、道のような跡ができる。

動いたあとの粘液なんて勝手にうまれてくるので本人はゴミのようなものだとおもっている人が多い。

しかしそのゴミからいろいろなことを読み取れる他ナメクジがいる。

ナメクジからするとキレイな粘液は自分につくれないものなので貴重品である

寂しそうだとかとにかく迫力があるとか、色合いを読み取れておもしろいのである

しかしつくった本ナメクジにしてみれば、

その当時はそんなことをおもっていたかもしれないし思っていなかったかもしれない程度で覚えていない。

結局は見せるために書いたわけでもない(かろうじて空や水滴が見てくれたらよい)し

思い入れがないから、飽きたり邪魔になったら消す。

キレイといわれて騒がれるのがいやなら土の上だけ歩いて粘液を外に出さないこともできる。

とにかく自分が歩いたあとのナメクジ粘液がそういうヒョウカをうけることもあるんだなと思うしかないものだ。

  

そのうちナメクジ界のごく一部にはヒョウカの高い粘液をみて自分もそういうふうに歩こうとおもうナメクジがでてきた。

ナメクジは喰って寝るだけではないんだといわんばかり、

徒弟制度で代々キレイな粘液をつくりだしては体力を消耗して早死にしていく。

本能にさからって奇妙で身に余る粘液ばかりつくりだしていて

しかにそれはいろんな夢を含んでいておもしろいのだけれども

ナメクジ分のナメクジ生を終わりかけたある年老いナメクジからみると、

かいナメクジたちのようにあれは必見だとかあなた感想を言えばいいのにとかおもうこともない。

世間評価なんて、たいしたこともないのである

要は自分空想の恋矢が刺さるかどうかだけが問題だ。

 

あるところに2匹のナメクジがいる。

ナメクジ生活の合間におもしろ銀色の粘液をささっと紡ぐが他人に見せたくない。

ナメクジはAナメクジの粘液のきれはしをみつけてダイヤモンドを見つけたように喜んだ。

AがBに話しかけたのをきっかけにすべての粘液をみせてもらうことができるようになった。

そのうちBナメクジは粘液を出しやす食べ物を手に入れられる環境に住んでいるので

ナメクジに近いとおもえる粘液(といっても長さだけで、色は金色だった)をはじめてひねりだすことができた。

Aが「公開された粘液のサンプルは見た」とつげるとそれだけでBは喜んだ。

でもAナメクジはBナメクジの粘液についてあまり好意的評価をしないのである

Aは「見たよ。それ以上の評価を求められても困る」といっていた。

根本的にAは、AやBのつくる粘液には、なにも価値を認めていないのだから当然だ。

から言葉を補うとしたって、「A自身にはわからないために意味感情面)は全くよみとれないが、

見た目でいえば○○の部分がかけているから均一に歩けばもっとキレイな粘液になるかもしれない」という技術的な指摘にとどまるのである

粘液に含まれ感情的な色については「わからない」の一点張りだった。

 

AとBは一匹のナメクジとしてみると縞のぐあいや好きな葉っぱなど類似性が高いので、

友人としても希有な絆を結ぶことができた。

BはAの生活相談にのるのだが、

Aにとっては(自分で始めた話のくせに)Bの相づちがAとあまりにもかけはなれていて、

どこにも生き場所がないという気持ちになってしまって、

Bとも絆をきってしまおうかとおもうこともあるようだ。

 

たぶんAはA自身にも、他の粘液にたいしても、感情が無いわけではない。

粘体の奥にこじれた感情をおさめているのだが、それが自覚される日はもっとずっととおい。

BはAにたいしてなるべく礼儀正しくマウントしないようにしているが、

たまに傷つけてしま事件が発生する。

BはAになるべくみせないようにしているが、実は、家族をひとかかえつくってもうすぐ孫ナメクジもうまれる上に

畑を経営している大化けナメクジだった。

それでいて趣味の粘液だけで評価を受けようと粘液即売会に打って出た。

Aはそのことにあまり楽観的になれないでいる。

AがBのきっかけになるようなダイヤモンド的な粘液をつくっていたにもかかわらず、

自身の粘液をまだすぐ隠したり消すことを考えると、

ナメクジには全くもって、筋の通った、わかりやす感情なのだろう。

  

Aがほしかったのは、○○なのだとおもう。

しかしそれは、ほんとうのところ、○○ではなく××であるべきだ、とBは思う。

 

どちらにせよ、Aのナメ生の欠落を仮埋めできるのは年寄り化けナメクジばかりで、

すぐにAから寿命によって離れていく。 

機械的に「まっとう」な反応を示すユビキタスナメクジも生まれてるけれど、Aにとっては充分な相談相手ではない。

 

Bはどうしたらいいかと少しだけ悩んで、また自分寿命と、

残りすくない寿命で楽しめる別の楽しい粘液のことを考えはじめた。

2025-10-20

anond:20251016172246

そういえば1年くらい前にPS5Proが発表されたとき、ゲーミングPC(確かRTX4060搭載モデル)と比較してどちらがコストパフォーマンスが良いか、なんてトンチキな分析してるブログ大量発生してたけど、価格と画質以外の要素を何も比較してない「分析」ばかりで辟易したことを思い出した

それも大半が「PCならMODが使える」の一点張り

アメリカ人の友人に「シーチキン」って言っても通じなくて

最初冗談なのかな?って思ってた。

でも何度言っても分からない、知らないの一点張り

こっちも意固地になってさ、最終的には土下座しながら「シーチキンシーチキン!」って何度も連呼したんだけど友人は困惑した表情を浮かべるばかり。

結局、号泣しながら土下座しても分かってもらえなかった…

2025-10-07

妻にNISAを始めさせる方法

今年結婚したのだが、妻がNISAアレルギー反応を示していて困っている

ブランド品に興味がなく、推し活とか芸能系もほとんど興味がなく、お金を使うのは年1旅行に行くときくらいで堅実なところが良いなと思って結婚したものの、今はその堅実さが仇となっている…

どれくらい堅実かと言うと、これは結婚することになって初めて知ったのだがあまりからない仕事をしているにも関わらず社会人10年目で貯金1000万もあるくらい

それはそれで良いことだが、1000万もあるのにそれがただ銀行に入っているだけという事実がもったいなく感じてしま

「その貯金1020年使わないだろうし、ちょっとずつつみたてNISA投資で回してみない?」と提案したものの、下がるのが怖いから嫌と言われてしま

FP無料相談会に行った時も投資提案されたが怖いの一点張りで突っぱね、そのFPも軟弱者ですぐ学資保険とか緩い商品説明に逃げやがった(まぁFPはそういうものなんだろうけど)

とまぁ、いろいろ言いながらも自分も堅実な方で妻とほぼ同じ社会人歴で妻の2倍3倍は資産があり、住宅ローンの頭金は払い済み結婚式の費用も払い済みなので直近必要な金は少なく、独身時代からつみたてNISAも満額やっていて今後も続けるので老後の心配とか資産ショート不安とかそういうのは無いのだが…

なんとなく怖いとなんとなくもったいないがなんとなくせめぎ合っているだけのボンヤリとした戦いなので別に明確に勝敗つけたいというわけではないのだが…うーんでももったいないのでやっぱ始めて欲しいと悶々とした日々を送っている

anond:20251007112444

「一点突破指標をつかう」と

「その指標一点突破(一点張り)」とでは全然意味が違うが

義務教育を受けてないと理解は難しい

2025-10-06

anond:20251006164747

個別銘柄一点張りだとハズレたときリスクまるかぶり

何が当たるか読みきれたらなにしても儲かるよ

2025-10-04

anond:20251004120135

わかる。

うちもそんな感じ。うちは子どもがいるけど、「なんかもうそういうんじゃない」の一点張り

ハグキスダメ。まぁ、ハグは嫌がらないけど、なんていうの、丸太状態ハグし返してこず、こっちがギュッとするだけ。

子どもいるから別れるわけにもいかないし、風俗は事後のむなしさ半端ないし、セフレ普通に家庭壊しそうだし、自分で処理するしかないって感じ。

geminiのハルシネーションを指摘しようとしたけど「参考URLにそんな記述存在しません」の一点張りをされ続けて論破された

2025-10-02

コミュ障プログラマー時代は終わった

うちの会社の開発チームに典型的コミュ障プログラマーが一人いる。

ここでは仮にAさんとしておこう。

彼、Aさんのコードの腕はまあ悪くない。関数の切り方とか綺麗だし、セキュリティ周りにも詳しい。でも人と会話ができない。これが本当に致命的。

この前、総務の人たちが使ってるタスク管理システムを直すことになった。総務部から検索窓が小さくて入力しづらい」や「ボタンが見つけにくい」といった要望が来てたんだけど、Aさんは仕様通りですから一点張り。いや、そういうことじゃないでしょ。仕様通りかどうかじゃなくて、使いにくいから直してくれって話なんだよ。

仕方ないから私が総務の人に直接会って、目の前で操作してもらった。案の定検索窓を見つけられずに画面を行ったり来たり。誤って別のボタンを押してあれ、どこいった?と焦ってる様子。私は横で「あー、やっぱりな」と思いながら見てたんだけど、隣にいたAさんが無表情で一言

「……そんな使い方するんですか?」

いやいや、それが普通なだって

あなたの想定してる正しい使い方じゃなくて、現場の人が自然にやる操作こそが現実なんだよ。

正直、あの時は横で聞いててイライラした。プログラムは人のためにあるのに、人を見ずコードだけを見て正しいと言い張る態度。今の時代、そんなのは通用しない。利用部門の声に耳を傾けて、どうすれば楽になるかを考えられないプログラマーは、もう足を引っ張る存在しかない。

コミュ障自体を責めたいわけじゃない。でも、これから必要なのはコードの正しさ」より「体験のしやすさ」を一緒に考えられる力。利用部門の人と会話しながら改善できる人。そういう人だけが残っていくと思うし、そうなってほしいと心から願っている。

はっきりいうけど、コミュ障プログラマー時代はもう終わり。

2025-09-28

1年以上面倒見続けた鬱の人が配置転換になりますように。

自分建築意匠設計に携わっているが、設計担当自分ひとり。営業6人が持ってくる案件をさばくのに限界を感じ、1年前の春に上司人員補充を求めた。

2週間後、上司複数人に呼び出されて告げられたのはこうだった。

「別部署休職していた社員が復帰する。建築系の資格もあるし、将来的に君の助けになるはずだ。病み上がりで配慮必要だが、ちょうど人員補充を希望していたことだし、受け入れてほしい」

建築業界出身自分にとっては願ってもない話に思え、喜んで引き受けた。

「具体的な配慮とあできること・できないことは本人の意思尊重し任せればよい」と聞いていたため、彼女に直接確認したところ、「全部できる」と答えた。

頼もしいと思い、すぐに出張同行をお願いした。意匠設計という仕事特性上、実際の場所を見ることが一番の勉強になるし、実際を見ないとわからないことがほとんどであるため。

ところが1週間後、彼女が通うリワークセンター先生会社に来訪し、苦情を伝えられた。

「復帰してすぐなのに出張に行かされて辛い」「打ち合わせに参加させられた。ひどい」など彼女からの苦情があったそうだ。

「〇〇さんは、すごく人に気をつかうタイプなので、できないこともできると言ってしまう。そこはあなたが表情をみて本当に任せてよいか判断してほしい」

「わからないことがあると不安なので、わかるまで丁寧に説明してあげてください」

出張残業ダメです。彼女リハビリ期間なので会社に出社するだけで素晴らしいのです」

「今の仕事楽しいらしいので、このまま社会復帰できるように支えてあげてください」

と、ひたすら要望を突き付けて「理解とご配慮お願いします」と帰っていった。こちから出張は行ってくれないと困るとも要望したが配慮してくださいと一点張りだった。

席に戻ると当の本人は「そういう事ですので…すみませんよろしくお願いします」と言ってのけた。

正直ここで、聞いていた話とだいぶ違うなと思った。

私は人手が足りないか人員補充を申請したのに、なぜ介護士みたいな役割が増えているんだ?

でも、自分業界出身で1年目は周りに多く迷惑をかけた自覚がある。ここで見限れば、1年目の私に無能だと怒鳴り続けた元上司と同じになってしまうと感じ、なんとか環境を整えようと努力した。

まず、彼女が作るものはいつもダサかった。

デザイン仕事をしているものとして、軽々しくこの言葉を使いたくないが、壊滅的にセンスがなかった。

でも、有名な著作タイトルにもあるように、センスというのは知識経験から培われるものだと自分ポリシーに従い、自分感覚でやっていることをなるべく言語・数値化して、なぜ自分はこういう設計にしているのか、彼女に毎回説明した。彼女現場を見れないからすべて自分言葉写真で伝える必要があった。

数値化できることは資料にもしたが、彼女には全然足りなかったらしく「チャートをつくれ」や「フォーマットをつくれ」や「もっと丁寧に説明しろ」と要求は絶えなかった。

さらには業務上気にしなくてもよい、内部の建築構造の細かいところまで彼女は本当に気にした。それがはっきりしないと手を動かすことすらできなかった。仕事担当領域や段階があるので、現時点で不明情報があってもとりあえず想定で作るという判断業務上必要なのだが、彼女に「そこは気にしなくてもよい」と伝えてもいつも釈然としない顔をしていた。自分彼女よりも10近く年下のせいもあり、言葉説得力がなかったのかもしれない。挙句には同じ建築業に従事する夫に電話をかけて「夫はこういっているんですけど?」と詰められたりした。

そんなに細かいことが気になるなら自分現場をみにいった方が、いろいろ勉強になると再三伝えても、それは無理だと一点張り。でも、自分はわからないことがあると不安になるから、わかるように!もっと!丁寧に!説明してほしいと要望は止まらない。しかし、そんな要望真に受けていたら仕事もっと回らなくなるから、納得していない表情をしていたとしても「じゃ。そういうことで」と話を切り上げて自分仕事に戻ったりしていた。

さらに「短納期は無理」「前部署関連の仕事は無理」など、業務制約が次々に出てきて合計7項目に及んだ。

だったらと、彼女が納得しながらできるであろう「細かいことが決まっている」仕事だけを頼もうと思い、ちょうどよい業務がないとき勉強期間として、ファイルの整理のお願いをしていたのだが、しばらくすると上司に呼ばれ

彼女最近仕事を任されないと落ち込んでいる。隣で忙しそうにされると何か手伝いたいのに、仕事を任されないのがつらい。私はやる気があるのに…」と相談を受けたとの話だった。

やる気があるなら出張に行けよと思った。

連休の度に「旅行(またはライブ/登山)に行ったんですよ~」みたいな話してくるのも一体どういう神経しているんだろうと驚いたし、それに対して「じゃあ、出張も行けますね!」みたいな返しができず「良かったですね~」と寄り添わなきゃいけないのもかなり苦痛だった。プライベート旅行出張じゃ疲弊する場所が違うのはわかるが、人に気を使って疲れる設定はどこに行ったのだろう?

それでも「回復のためには重要ステップ」とされる以上、彼女気持ちよく働ける業務量になるように、他のチームの人にちょうど良い仕事はないか相談したりした。彼女仕事を任され場任せるほどこちらの負担が大きくなるので、自分が回るのかも考えながら仕事量を調整した。

でも、やはり資料修正を依頼するたびに「センスなくてすみません」とまるで謝罪している形を装った不満表明をうけたり、こちらが何か良い案を言うまで、自分意見は一切言わずに答えを待つ態度だったり、何度仕事をしても減らない質問量に辟易するたびに、精神はすり減っていたようで、だんだん無意識彼女との会話を避けるようになった。彼女から毎日面談時間が欲しいと言われていたが、業務量的にも精神的にも回らなかったので断った。

段々と限界を感じていたある日、普段営業担当から仕事が来るが、管理職直々の案件が来た。正直彼女向きではない案件だとは思っていたが、自分対応する時間がないことや、営業担当管理職だったこともあり、彼女に直接営業とやり取りをお願いして、案を考えるようにと伝えていたのだが、どうやら営業管理職とのやり取りがうまくいかなかったらしく、ほかの管理職に泣きながら抗議の電話を入れたらしい。

そこでようやく、上層部人間に、彼女の扱いの難しさを実感してもらえた。

彼女が泣き出したことは当然、職場事件としていろいろな話合いがされているが、その間その管理職彼女への不平不満を話せるのがうれしくて仕方がなかった。

一度不満を理解してもらえると、これまで見ないようにしてきた1年間の不満が言語化され噴出し、今はもう彼女のことが生理的に無理になっている。(明日彼女リモートワークなので)明後日以降はまた顔を合わせなければいけないが、今まで通りに接する自信がない。

きっと明日以降、様々な事情聴取が行われ、きっと自分も「彼女事情配慮して、もっと丁寧に指導してあげるべきだった」と注意されるだろうが、自分にはもう、彼女フォローは無理である

かつては自分もこんな時があった。まだ仕事が良く分かっていない段階で「無能」と角印を押すのは浅はかだし、元上司と同じところに落ちてしまうのが嫌で、何とか笑顔とやさしさを取り繕いながら、1年間何とかやってきた。

でも、1年目の自分はやったほうが良いと言われたことは何でもやってたし、どこにでも出張に行ったり、扱う製品をずっと触ってどういう構造特性なのか理解する努力はした。彼女姿勢とこの仕事はかみ合わないんじゃないかという不満は、心を麻痺させて気づかないようにしていた。

飲み会など(彼女参加)で「仕事の振り分けはどうしてるの?」と聞かれたときは、本当は7つの条件すべて答え、これをクリアしたものです。と答えたかったが「几帳面なので丁寧さが求められる仕事を任せています」と答え、「じゃあ(自分)さんは大雑把な仕事をしているんだ~!」みたいに言われても彼女が自信を持てるように我慢した。

彼女はこの1年で自信をつけてきたみたいだが、自分から見ると全然仕事の役になってくれていない。彼女のためを思って、1段1段細かいステップを用意してきたが、これが後何年続くのかと考えただけで気が遠くなる。

そういう自分の厚意も、彼女にとっては全然足りないらしく、忙しいのはわかるがもっと丁寧にフォローしてほしい。と今回もとてもお怒りなさっているらしい。

明日から仕事がとても億劫だ。彼女の後始末に追われ明日締め切りのものでまだ手を付けれていない仕事がある。正直、彼女事件の話をしている時間なんてない。

この際、自分査定は下がって良いし、もう前の上司と同じだと詰られてもよい。とにかく楽になりたい。彼女がいなくなることで仕事量的にも気持ち的にもとても気が楽だ。

どうか、どうか彼女配置転換になりますように。

2025-09-27

anond:20250926024538

拒否感なんて甘いものじゃなくて、道徳的非難攻撃を含んだ口調で、若い女は常に無罪可哀想、年長の男は騙してるって一点張りの決めつけしてるけど、その辺どうなってるの

あの人ら個人自由っていう前提持ってないよ

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