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はてなキーワード: 幕府とは

2025-12-04

徳川慶喜って言うほど「最後将軍」か?

そらまぁ形式的にはそうよ?

でも、水戸藩に生まれ徳川宗家との血縁家康まで遡る必要があり、1867.1.10将軍就任1867.11.10大政奉還将軍職にあったのはわず10ヶ月。その間ずっと京都天皇のご機嫌取り。

もともと将軍になるのを猛烈に嫌がってて、なったらさっさと幕府を店じまい。

朝廷に恭順して内戦を防いだ名君」みたいな無理擁護あるけど、それ名君じゃなくて名奴隷だろ。つーかあの時期は内戦ガンガンやってんじゃん。家茂はきっちり内戦で勝ってたぞ。

だいたい孝明天皇(バカ)が死んだ途端に中山忠能とき政争で負けてる時点でクソでしかない。さすが阿部正弘に見限られただけのことはある。

徳川家は家茂が病死した時に亡んだっていう勝海舟感想の方が実態に即してるだろう。

2025-11-15

anond:20251115173725

徳川幕府幕藩体制であって、連邦制ではない。

藩は幕府からお取り潰しなどの権利を握られているから、独立した州じゃないんよ。

したがって、連邦制ではなく、あれは幕藩体制という独自政治形態らしいよ。

AIと県と州、そして藩の違いについて延々と議論をした結果得られた知見ですw

2025-11-14

anond:20251114134231

江戸時代から北海道幕府統治下にあったのは事実だし

日帝なら「徳川を滅ぼして北海道を取り戻そう」となるよ

資源とかは関係ないだろう

2025-11-05

徳川政権幕府と藩はたぶん、オランダ人が、ドイツ皇帝伯爵領を真似して作ったやつだったんだな

藩医軍はお金があるから幕府搾取が嫌いで、藩主をあやつって幕府を倒した

2025-10-14

anond:20251014133605

西国ほとんど辺境伯じゃない?

名目朝廷から官位は受けてたけど、貴族幕府コントロールが及んでいたかと言うとそこまででもないし

江戸時代、「藩」というもの公式には存在していない。

から時代劇でよく聞く「藩士」「藩主」「藩邸」「脱藩」なども当時使われてなかった。

公式にできたのは明治になってから

江戸時代領地組織は「藩」ではなく「家」を単位とするもので、

幕府から命令藩主でなく個人(例えば長州藩場合は「松平大膳大夫殿」)宛に出されており、

家臣も自藩、他藩でなく「当家」「他家」などの呼称で呼ばれていた。

藩士についても「○○藩士」とは呼ばれず、例えば「仙台藩士」であれば公的には「松平陸奥守家来」と称された。

家の領地から、お世継ぎがめっちゃ大事だったのね。

忠臣蔵も家と家との復讐劇だったと。

2025-10-10

今後のあるべき政治

政治献金収賄規制綱紀粛正

学業スポーツの振興

ぜいたく禁止質素倹約

自由過ぎる言論出版の統制

農家救済・振興

人足寄場の設置

幕府財政の立て直し

2025-10-05

anond:20251004160446

増田家秘録 嘉永六年(1853年)秋

拙者、増田と申す、齢二百年に及びし者。江戸末期、嘉永の世に生まれ、下級武士の身ながら、洋学に志し、奇縁により不老の術を得て、現代に至るまでITとやらなる術を操りし者也。されど、この胸中、開国の風に始まり現代電脳世界に至るまで、騒乱の波に揺れ動く。

異国の地にて洋学電脳術を学ぶ

十余年前、否、百七十余年前、嘉永の世に、拙者は異国の地にて洋学を学び、後にITエンジニアと呼ばれる職に就きし。黒船浦賀に現れ、幕府が動揺せし頃、洋学日本未来を照らす光と信じられ、蘭学書は江戸の書肆に溢れ、若者たちは競って西洋の術を学んだ。拙者もまた、サンフランシスコロンドンユダヤの地を巡り、蒸汽機関電信の術を修め、さらには現代電脳術に至る。

当時、日本洋学東洋の雄として名を馳せ、諸藩の若者がわが国の術は世界に通ずと誇りし時代也。拙者もまた、若さに任せ、浮世絵歌舞伎、そして現代に至るアニメゲームに心奪われつつ、洋学電脳術の力を信じ、同志と語り合った。されど、異国の地にて出会いし師、ユダヤ出身の老練な技術者、その言葉は拙者の心に突き刺さる。

「これまで見てきた日本の学徒は、みな洋学電脳術の知識こそ重要と口にする。拙はそう思わぬ。それはまるで、浄瑠璃物語を盲信するが如き也。電脳術に必要なのは、筆力、すなわち母国語での読み書き、対話、人の心を掴む力也。少なくとも、術を世に広め、商いや国政に活かすには、こその力が肝要。されど、日本の学徒にそのような者を見たことがない。拙は百人近くの日本技術者を教えしが、一人もおらぬ。」

「このような者ばかりでは、日本電脳術は、ある日を境に凋落し、何も生み出せぬ時代が来る。五年後か、十年後か、百年後か。」

拙者、当時、憤りを覚えた。何だ、この異国の老人が!わが国のアニメゲームの魂を侮るとは!と。若さゆえの過ち也。されど、師の周りには、中華商人インド学者西洋技術者北欧船乗りカナダ役人万国博覧会の如き人々が集い、みな師の言葉に頷く。

異国の者たちの言葉

中華商人曰く「算法や機械知識重要とよく言われるが、拙の学んだ場では、そんなことは教えられず。術の根本理解すれば、さような発想は生まれぬ。」

インド学者曰く「この狭き視野日本の弱点也。電脳術の理解不足は、船や兵器のみならず、現代デジタルツインにも影響を及ぼすだろう。」

北欧船乗り曰く「これからの世は、すべて電脳術に基づく。如何に巧みに術を組み立てるかで、国力も民の暮らしも変わる。」

カナダ役人曰く「電脳術についていけねば、国庫も民の暮らしも貧しくなるばかり也。」

拙者、頭に血が上り反論した。さような大言壮語浮世絵アニメ領域にまで及ぶものではない!と。されど、師や同僚たちの目は、憐れみ失望に満ちていた。とりわけ、親しきアメリカ技術者アニメを愛する者にして、こう言った言葉は今なお忘れられぬ。

増田よ、言いにくいが、日本技術者は、世のことに無関心すぎる。拙は日本アニメを愛するが、日本電脳術は、まるで歌舞伎アニメの内輪の興行の如く、閉じた世界に生きている。かつての洋学はそうではなかったやもしれぬ。されど、十年ほど前より、そうなってしまった。」

電脳術を、町人や異国の者に使ってもらおうという謙虚さがない。術の名や道具に女児むけアニメ特撮ヒーローの名をを付けるなど、異国では狂人所業と見なされる。」

日本技術者は、他者不在のまま術を進めているのだ。」

会話は英語ゆえ、拙者が和文に訳して記す。當時は、なぜそこまで言われねばならぬ!と本気で憤った。されど、今思えば、技術者の間に異国の者にわからせる必要なしとする風潮、さらにはアニメゲームの名を術に冠する文化が根強かった。

師の忠告帰国

師は常々、こう申された。増田よ、アニメゲーム以外の趣味を持て。それが拙の唯一の忠告也。

その後、拙者は憐れみの目が耐えきれず、数年学び、怒りに任せて帰国した。されど、江戸の世から現代に至るまで、日本電脳術は鳴りを潜め、西洋列強やGAFAMと呼ばれる巨人の術に圧倒され、名を聞かぬほどになった。

今、巷やXなる電脳寄合では、拙者ややや上の世代がかつてのWinnyは優れていた。されど、幕府や民の無理解により、潰されたと、被害者意識を振りかざす声が響く。拙者、現代に至り、ようやく悟った。拙者は世を知ることを恐れ、ただアニメ電脳術に逃げていたにすぎぬ。それらが面白いのでも、愛しているのでもなく、他に能がなく、生きるために術を学んだだけだったのだ。

予言現実世代凋落

これからの世、拙者のような技術者は淘汰され、電脳の場から追われるだろう。既に、電脳術のみならず、世のことを知る新世代の技術者たちが、拙者が異国で嫌った者たちと同様に、日本でも珍しくなくなった。拙者の世代は、さような者たちを軟派と呼び、憎悪を燃やす者すらある。さような声が、電脳寄合で響く。

師はかつて、こうも予言していた。

日本技術者は、アニメゲームの如き閉じた文化から脱却せねばならぬ。されど、増田世代では、それは叶わぬだろう。」

「内輪に籠り、選民思想を高め合っても、女児向けアニメ特撮ヒーローの名を愛する心を、異国の商人幕府役人理解するはずもない。やがて、内輪に籠ったまま置いてけぼりとなり、他者を責める心のみが残る。その果ては、犯罪者となる道也。西洋では、さような者たちが電脳寄合をなし、辻斬り放火を起こし、世を騒がす。日本の地ではまだだが、いずれそうなる。」

ああ、その通り也。拙者が現代に至り、見るものは、予言の如く也。ある技術者が、娘たちを襲う集団の元締めとして捕まり、世を騒がせた。また、別の者は、幕府ならぬ国の金をかすめ取るスパコン詐欺を働き、獄に繋がれた。さらに同年、拙者と同世代技術者狂気を発し、神戸の町で辻斬りを起こし、刀と鉄棒で五人を斬り殺し、捕らえられた。聞けば、裁判では有名な異世界転生アニメ青髪メイドと契りを結ぶため、哲学的幽霊を斬らねばならぬと喚き、狂気ゆえ罪を免れたという。

数年前には、かつて電脳術の場を立ち上げ、志半ばで潰え、世を恨み、異人を罵る言を繰り返した者が、偽の品を売りさばき、捕らえられた。

予言の通り也。日本電脳術は何も生み出せず、高い誇りだけを抱え、売れぬ術を誇り、世を恨む声ばかりがXで響く。

敗北と悔恨

拙者たちは敗れたのだ。いや、始めより勝負にすらならなかったやもしれぬ。師の忠告が今、響く。拙者たちは、アニメゲーム以外の道を歩めぬ。八方塞がり也。あれほど気高く電脳術を誇った拙者や同輩たちは、世を恨み、若さや美を妬み、刀や火を手に辻斬り放火を起こし、獄に繋がれる。さような姿は、かつて夢見た攻殻機動隊の如き輝かしき未来とは程遠い。

されど、最も辛きは、さような狂人に同世代が多く、納得できてしまうこと也。高い誇りを持った拙者たちが、何も取り戻せぬまま、後の年月を生ねばならぬ。喪失感と欲を抱え、世や若者を憎み、辻斬り放火で世に復讐せんと考える者が出るのも、拙者たちの罪とはいえ、致し方ないやもしれぬ。

拙者たちは、世を知るべきだった。他者理解すべきだった。されど、もはや遅い。世との乖離は極まり若者を誘う行為咎められ、激昂する者、女性脚本家些細な言に怒り、騒動を起こす者。さような行為が、拙者たちの世代の生み出したものと思うと、涙が止まらぬ。

狂気の果て

拙者たちの世代は狂ってしまった。電脳術で世を変えると勇ましく語った者たちが、娘を襲い、国を欺き、刀で人を斬り、狂気の果てに異世界へと心を飛ばす。拙者が信じた夢の果てが、これ也。

拙者はさすがに、陰謀を信じ、世を罵るまでには堕ちぬ。されど、同世代の多くは、喪失感憎悪に囚われ、電脳寄合で世を怨む声が響く。先日、町田の町で辻斬りが起こり、世を騒がせた。

拙者は今日も、電脳術の片隅で生きる。江戸の世から現代まで、過去を悔い、アニメゲーム残滓で生きながら。

2025-10-04

おっさん何も間違ってないやんけ

https://anond.hatelabo.jp/20251004115553

キリスト教を入れなかった幕府はえらい」

その通り

日本にとって要らない要素だった

宗教商売軍事の順で外国人がやってくる」

その通り

宣教師侵略的な思惑があったのは別に陰謀論でも何でもない事実

「周りのアジアの国はみんな植民地化された。されなかったのは日本だけ!」

教科書レベル事実

「みんな」の例外タイぐらい

長崎最高ですね!海外の人・モノ・カネのおかげで発展したおかげですね!」

と言ってみようかと思ったがやめました。

別におっさん歴史認識と衝突しとらんやんけ

出島貿易に留めた幕府は偉い!」がおっさん認識だろ?

  

 

変なおっさんだとは思うけどお前は全くおっさん論破できてないので

ふつーに知識・知能でお前は変なおっさんより下なんよ

そこをきちんと自覚してほしい

 

俺がパヨパヨチンパーソンにたいして一番気に入らないのは

なんか実際より自分の知能を高く見積もってるらしきとこなんだよ

お前等は概して一般日本人の平均以下ぐらいの知能しかないんだよ

 

お前にしたってなんか見下してるつもりの市井の変なおっさんを見下せる程度のおつむもねーので

こはちゃんと弁えて生きてね、っていうそれだけなの

お前はせいぜい凡人以下なのよ

 

九州物産展思想が強めの売り子おじさんをみました

キリスト教を入れなかった幕府はえらい」「宗教商売軍事の順で外国人がやってくる」「周りのアジアの国はみんな植民地化された。されなかったのは日本だけ!」などとおとなしそうな女性客に延々と語り続けていました。

そのおじさんはデパート物産展長崎名物を売っていました。私はその前のイートインコーナーで甘いもののんでいたのでフルコーラス聞く羽目になったというわけ。

長崎最高ですね!海外の人・モノ・カネのおかげで発展したおかげですね!」

賛同の意を示そうかと思ったがやめました。

2025-09-30

1368年 元朝滅びて明になる

1868年 幕府滅びて明治になる

差500年で分かりやす

2025-09-28

ワイ性慰大将軍、性地エロサレムにエロ幕府を開く

エ~ロエロエロエロwwwwwwwww我が世の春エロよ~wwwww

2025-09-12

AIは僕らを「原始時代」に連れ戻すのか?

最近、ふと考えるんです。

テクノロジーがこれだけ進んで、AIが何でも答えてくれるようになった未来、僕らの社会ってどうなってるんだろうって。

これって、単なるSFの話じゃありません。もう僕らの目の前で起きている、とんでもなく大きな変化の話です。

AIっていう、人間頭脳のものを外付けできるような技術が出てきたことで、

社会を成り立たせていた一番大事もの、つまりみんなが何となく共有していた「物語」が、音を立てて崩れ始めてる。

その先に待ってるのって、人類の輝かしい「進化」なんでしょうか?

それとも、国なんてものが生まれる前の、バラバラな「回帰」なんでしょうか?

そもそも「国」って、たぶん、みんなが同じ物語を信じることから始まるんですよね。

じゃあ「俺たち日本人」って、いつから始まったんだっけ?

歴史を遡ると、8世紀頃に、時の支配者たちが一大プロジェクトを立ち上げてるんです。『古事記』とか『日本書紀』を作ったこと。

あれって、単なる神話集めじゃない。

「この国は、天照大御神っていう太陽神から続く天皇が治める国なんだ」っていう壮大な物語を、国民の心にインストールする、国家的なOS開発だったわけです。

三種の神器」っていうアイコンも設定して、他の豪族とは格が違うんだよ、と。

このOSインストールされたことで、列島に住む人々は初めて「俺たち、同じ神様天皇をいただく一つのチームなんだ」っていう意識、つまり日本人」の原型を持つようになった。

そのOSが、庶民レベルまで完全に浸透したのが、江戸時代っていう、超巨大な培養器の中でした。

幕府は、身分制度とか参勤交代で、社会ガチャガチャ動かないようにガッチリ固定する。

そして、外国からの影響をシャットアウトした「鎖国」っていう培養器の中で、浮世絵歌舞伎、お相撲といった、超ドメスティック文化が花開く。

この時代、人々はみんな同じような文化に触れ、同じような価値観を共有してた。

日本人らしさ」っていう、僕らの文化DNAが完成したのが、この江戸時代だったのかもしれません。

でも、その当たり前だった「みんなで見る物語」が、いつの間にか壊れ始めてた。

敵は黒船じゃなく、僕らのポケットに入ってるスマホです。

2000年代インターネットが登場して、僕らはいつでもどこでも情報アクセスできるようになりました。

でもその裏で、僕らの頭の中にはヤバい変化が起きてました。

複雑な問題にあった時、じっくり「どっちが正しいんだろう」と判断するんじゃなくて、手っ取り早く「正解を検索する」というクセがついちゃったんです。

昔は、図書館で本を何冊も比べたり、人に聞いたり、頭を抱えて悩んだりっていう、思考の「摩擦」がありました。

でも、検索エンジンはその面倒なプロセスを全部すっ飛ばして、「答えはこれだよ」って教えてくれる。便利ですよね。

でもそのせいで、僕らの思考筋肉は、確実に衰えていきました。それに、昔はみんなで見てた「お茶の間劇場」も終わっちゃった。

昔は、家族みんなで同じテレビ番組を見て、次の日には学校会社でその話題で盛り上がりましたよね。

良くも悪も、日本中が同じ物語を共有する「お茶の間劇場」があったんです。

でもSNSは、僕ら一人ひとりに「あなただけの快適な世界フィルターバブル)」を用意してくれました。

もう、嫌いな意見や、自分と違う価値観に触れる必要はありません。

その結果、僕らは共通話題を失い、「共有される物語」が生まれる土壌そのものが、なくなっていったんです。

そして、そこにAIがやってきた。これは、社会の分断を決定的なものにする、究極のテクノロジーかもしれません。

AIは、考える人にとっては自分の知性を何倍にも拡張してくれる最強の「翼」になる一方で、考えるのをやめた人にとっては思考筋肉を完全に退化させる快適な「車椅子」にもなる。

この技術は、人類の間に「知的格差」という、とんでもない溝を生み出そうとしています

まるで、あなただけの「マトリックス」へようこそ、とでも言うように、AIあなた以上にあなたのことを理解し、あなたが一番心地よいと感じる「神話」=あなただけの現実を生成してくれます

あなたは、自分の正しさが毎日証明され続ける快適な仮想現実マトリックス)の中で、気持ちよく生きていける。

でもその代償として、違う現実を生きる他人対話する能力を失います。じゃあ、そのマトリックス設計するのは誰か?

それは、AIを使いこなし、大衆が信じ込む「神話」をデザインできる、新しい時代支配者層です。

こうして分断された社会では、かつての「右翼」「左翼」なんていう古い分け方を超えた、新しい「部族トライブ)」が生まれています

参政党やれい新選組、あるいは様々な陰謀論。彼らが熱狂的な支持を集めるのは、イデオロギーがどうこうというより、「腐敗した世界を正すのは我々だ」という、シンプルで強力な物語提供しているからです。

その物語エンジンは、いつだって「俺たちは悪くない。悪いのは特定あいつらだ」という他責主義です。

で、ここからが本題なんです。AIという究極のテクノロジーは、皮肉なことに、僕らを国家が生まれる前の「部族」の時代に連れ戻そうとしている。

ただし、その部族は血や土地ではなく、情報思想でつながる、全く新しいものです。

この螺旋階段の先にあるのは、過酷情報環境に適応した、新しい人類の「進化」の姿なんでしょうか。

それとも、共通現実を失い、協力する能力をなくした、ただの「退化」なんでしょうか。

この記事に、その答えはありません。

ただ、そのとんでもなく重大な問いを、未来を生きる僕ら自身に突きつけて、終わりとしたいと思います

あなたはどう、思いますか?

2025-08-15

anond:20250815221356

葉隠」が編まれ江戸時代初期(正徳〜享保期、18世紀前半)は、まさに武士存在意義が揺らいでいた時代背景が大きく関係しています山本常朝が生きた佐賀藩も含め、江戸初期〜中期の武士たちは実際に戦場で戦うことがほとんどなくなり、役目の多くは藩政の事務儀礼監督といった「役人仕事」になっていました。つまり武士は刀を佩くけれども、その刀を使う機会はない」という状況です。

そのために生まれた背景を整理すると:

1. 「戦わない武士」の自己アイデンティティ危機

戦国の世では武士価値は戦功で測られました。しか平和が定着した江戸時代にはその基準が消え、「武士は何のために存在するのか」という問いが武士自身に突き付けられます

→ 常朝の「死を覚悟することこそ武士の本分」という極端な答えは、この問いに対する一つの処方箋でした。

2. 忠義の再定義

実戦で命をかける場面がなくなったからこそ、「忠義をどう示すか」が問題となりました。『葉隠』では、たとえ主君が誤っていても命を捧げることが忠義だと説く。これは現実の「仕える場面」が形式化するなかで、精神的な純度を重んじる方向に傾いたと言えます

3. 武士の「生活指導書」としての性格

戦わない日常のなかで武士はどう振る舞うか――作法謙遜言葉遣い、朝の鍛錬など、行政官僚としての武士を支える「行動規範」が必要になった。『葉隠』はそうした実務的・日常的な心得を盛り込みつつ、精神の核として「死生観」を据えました。

4. 幕藩体制下の思想的緊張感

江戸中期は幕府支配が固まり、表立った反乱は困難になりました。だからこそ常朝は「内面的な抵抗」あるいは「精神純化」として、「死を選ぶ覚悟」を強調したとも考えられます。表向きは平穏でも、藩政の矛盾主君資質不足に直面する藩士にとって、「忠義と死」を掲げる思想一種自己防衛・精神的支柱となったわけです。

葉隠』はその「喪失感」と「新しい武士像の模索からまれものといえますね。興味深いのは、常朝自身は「隠居して出仕もせず、出世から外れた人」だったことです。むしろ藩の中枢で実務を担うよりも、一歩引いた立場からこそ「純粋武士道」を極端な形で語ることができた――という背景も大きいと思います

この視点で読むと、『葉隠』は「戦わない時代戦士の魂をどう保つか」という問いへの回答だった、と整理できそうですが、そこから現代につながる「武士道」のイメージ形成にも大きな影響を与えています

2025-08-11

開国グダグダ幕府は滅んじゃったわけだが

会津とか幕臣貧乏くじ引かされてカワイソウだけど、結果的には滅んだことで一気に近代化できた面もあるし

うっかり旧幕組が奮闘して戊辰戦争が長引いても日本マイナスしかならないんだよね

2025-07-31

anond:20250731025456

幕府が存続していたら武芸振興のために馬術部に補助金が出ただろう

戦前復古でなく維新復古を目指す政党を立ち上げて議員国会

anond:20250730143403

anond:20250730143403

もし織田信長本能寺生存し、そのまま天下を取って幕府を開いていたら 本拠地である岐阜城を中心として都が栄え日本の中心地となり、 その後明治維新を経てそのまま日本首都に...

anond:20250730143719

地政学うさんくさいことも多いが フランスは何回戦争しても負けるしイギリスは毎回勝つみたいに「場所による必然性」って大きいんだと思う だから岐阜は何回歴史を繰り返してもな...

anond:20250730143956

港がないのが大きいと思うんだよな 周囲も山に囲まれてるし

anond:20250730144711

京都にも港はない(舞鶴?) 奈良言わずもがな鎌倉モナ中世は守りやすい方が大事だった

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