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2025-12-07

幹事が選ぶべき居酒屋(決定版)

クズ永久幹事の俺が、新米幹事の皆さんに選ぶと良い店を教えたいと思う。

ダメな店は、この人が書いてくれてるので参考にしたら良いよ。

https://note.com/yumisakekasu/n/n2891015920bb

⚫︎和食

刺身が美味い個人店(客単価高め許容、人数〜20人まで程度)

刺身が美味い店は、魚の質が良く、技術があるので揚げ物でも焼き物でも煮物でも何でも美味い。

美味い魚料理を作れるということは、肉料理も大体うまい

美味い料理を出す人は、酒もこだわったの出す。

というわけで、和食居酒屋を探すときは、とにかく刺身が美味い店を選んでくれ。

「店主が釣キチ」「店主が日本酒マニア」「創業20年以上」「客層が40〜60代くらい」

この辺りが第2指標で、これが揃ってくると、いよいよ最高に近づく。

欠点は客単価。7000〜10000円くらいは見積もらないと今のご時世厳しい。

ただこういう店を、応援してるので個人的には積極的活用してる。

・魚金とかの魚こだわりチェーン店コスパ重視、人数〜30人まで程度)

個人店がベストなんだけど、もうちょいリーズナブルに。という場合チェーン店から選ぶ。

その場合は「魚のこだわり」が強い評価の高いチェーンを選ぶ。

魚へのこだわり=刺身が美味い。というわけで、考え方は同じ。

魚金は最近ちょっと味落ちたという人もいるけども、まぁ価格品質を考えたら、かなり妥当だと思う。

これを選ぶメリットは「ハズレが少なく」「値段が妥当であること。

個人店は味は良くても大将との相性とかもあるので、仲良くなってない場合は外すこともあるが、

こういうチェーンは流石にそのあたりで揉めることはほぼない。

選ぶ第2指標としては

「近隣に3店舗くらい支店がある」「母体が魚の卸」「元々は勢いのある個人店」

みたいなものが揃ってくると、当たりの店の確度が上がる。

個人店よりも口コミも多く情報が調べやすいのも良い。

焼き鳥/天ぷらが売りの店は避ける

美味しい焼き鳥の店は、基本的には宴会きじゃない。

焼き鳥は焼けた後の美味しい時間がかなり少ない。

すごい美味しい焼き鳥屋でも宴会利用すると、めちゃくちゃ味が落ちてしまう。

これはマジでもったいないので、選ばないように。

デートやら仕事仲間とのさし飲みで使おう。

同じ理由天ぷらが美味しい店も選ばない。フライ唐揚げは場持ちが良いので、選んでもOK

寿司居酒屋はやめておけ

寿司居酒屋は、大概おすすめしない。

大体握ってる人は寿司アカデミー卒業したての学生みたいな人ばかり。

まともな職人はあそこでは働かない。

んで、割高。魚こだわっているようでいて、大体こだわってない。

見た目が派手なだけの「ウニ和牛の握りいくら山盛り卵黄のせ」みたいな

センスの死んだメニューとか売りにしてたりすると更にヤバい


⚫︎洋食

・でかい肉が美味しく焼ける店を選ぶ(客単価高め許容、人数〜20人まで程度)

洋食は魚系も良いけども、やはり肉である

かい塊肉を美味しく焼いてくれる店は、とにかくそ満足度が高い。

炭火台で焼いてくれたり、薪ストーブで焼かれた肉は最強である

牛でも豚でもラムでも大体すげー美味い。

人数がある程度いないと頼めないというのも宴会利用に向いている。

そして肉が美味しく焼けるシェフは、料理スキルが高いので大体何食べても美味しい。

美味しい肉がある店は、大体ワインもこだわってたりするので、ハウスワインでも美味しいのが揃ってる。

欠点は高いこと(30行前2度目)。10000オーバー覚悟必要。まぁ、しょうがないんだけど。

和食より洋食の方が高いことが多い。社長部長に多く払わせるように先に段取りを組もう。

リーズナブルに行くならピザコスパ重視、人数〜20人まで程度)

ピッツェリアは、肉メインのビストロよりも大分安く仕上げられる。

焼きたてのピザうまいのは間違いなく、嫌いな人がいないのも高評価

最近は、都内でもピザ窯でちゃんと焼いてくれる美味しいピザ屋も増えたので、選びやすくなった。

フィンガーフードということで取り分けが楽なのも宴会向き。

前菜結構充実していたりするし、パスタも出てきたりするので、

お腹空いてる若い子が多い時はよくチョイスする。

ただ、ピザ時間変化には弱いので、出されたらすぐ食べてほしい。

料理に手をつけるのに、気を遣うような宴会には向かない。

⚫︎中華

・ちょい高の中華(客単価中くらい、人数〜30人まで程度)

宴会中華を使うのもおすすめ

いわゆる街中華よりもワンランク上のところが良い。

料理ビール紹興酒が進んで、老若男女苦手な人が少ない。

梅蘭とか謝朋殿とかそういうレベルのお店がおすすめ

円卓で料理ぐるぐる回すような感じになるとちょっとやりすぎ。(楽しいけど)

大体この感じの中華はほぼハズレが少ないので、1〜2件押さえておくと便利。

値段も相談すると比較的安めの金額でまとめてくれたりもする。

ただ「食べ放題」とかを売りにしてる中華街の店とかは、ハズレも多いのでやめておいた方がいい。

・老舗の街中華コスパ重視、人数〜30名まで程度)

地元草野球チームの忘年会とか、気楽なメンバーでやるのに最適。

ラーメン餃子チャーハンが美味い店の店主は、実は元ホテル出身とかだったりして、

宴会メニュー作ってもらうとすげーの出てきたりする。

値段もリーズナブルでワイワイしてても、問題ないことも多い。

ただ当然、椅子が固かったり、床がモルタルだったりと

ロケーションは期待しないように。

中国人最近始めたような牛肉麺とかが売りのタイプ中華微妙なこと多いので避ける。

⚫︎エスニック

タイ料理ベトナム料理少数民族中華インド料理・・・etcなどは避ける

エスニック系は、食べられない人が多いのでマジで宴会では使わないこと。

八角だめ、パクチーダメ、辛いのだめココナッツミルクダメ

まぁ、いろんな人の地雷踏みまくるので辞めておく。

また、イスラム地域だと酒の種類も少ないので、飲助の評価も低い。

・どうしても行きたければペルー料理かメキシカン(コスパ良し、人数〜20名まで程度)

南米系は、エスニックの中では苦手な人が比較的少ないジャンル

ただ味付けは、日本人の味覚だと似たように感じてしまうので、宴会向きかと言われると微妙ではあるけど。

ペルー料理は前に宴会で使ったことあるけど、

激安の肉ビストロみたいな使い方ができないこともないので、悪くはなかった。

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追記

宴会できるレベル個人店激レアすぎない?

これは、そう。だから教えない(笑)というか、探すしかない。

ヒントは「おかみさん」がフロアを切り盛りしてて、バイト2〜3人抱えてる客席数30〜40くらいの店。

ここを貸切相談する。(注:ブコメの指摘あるように変な常連が幅を効かせてたりするので、貸切がポイントね)

大体通って馴染みになってから相談を持ちかける。

俺の場合は、月1〜2くらいのペースで1年くらい通ってから相談することが多いかな。

大口の予約は店にとってはめちゃくちゃ大きい収入なので嬉しいんだけど、

バックれとかのリスクもあるので、ちゃんと人として信頼してもらってからじゃないと受けてもらえないことも多い。

12月の今から忘年会を頼める店は?

貸切じゃなければ、個人店以外はまだ大丈夫

ただ12月は良い店はほぼ埋まってるので、頑張って電話かけまくるしかない。

(ちょうど昨日、10人の急な店チョイスの依頼あって、10軒以上は電話かけたよ)

まぁ、11月上旬には手配進めておこうね。来年は。


>50越えた人数の時は、どうするの?

これは、もう全然別世界の話。個人店なんて全然無理なので、

結婚式 二次会」で調べるんだよ。

ゼクシィとか結婚系の情報口コミ調べて、美味しいって書いてる洋食系を選ぶと良い。

まあ、おいしさは正直二の次だけど、大人数のパーティ調理慣れてて、

音響設備とかもちゃんとしてるので、忘年会としてちゃんと成立させられる。

イベント企画として割り切って動く必要があるので11月には予約決めて、

向こうのスタッフと打ち合わせを何回かやって、段取りとかするのが大事よ。

>前提条件入れてくれよ

入れたよ。

>店のチョイス高くて、役立たねえよ。

いや、マジで3000円とか4000円でマトモなもん食べようと思うの間違えてる。

今、最低ランクのチェーン居酒屋でも飲み放題つけて4000円は余裕で越えてくるよ。

本当に予算カツカツの時は、ケータリング入れて会議室とかの飲み会もあり。

ビールとかカクヤスに頼めばかなり予算抑えられる。

これはこれで、また色々とノウハウあるので、必要ならそのうち書くわ。


>誰と行くかが大事。本当にいい店はいメンバーしか行かない

これは、本当にそう。

俺はもう今は気の合わない人と宴会する必要が全くないので、強制参加の会合という視点が弱かったのは確かにね。忘年会なんて気の合う仲間だけでやればいいよ。

今は20の子達を連れてく忘年会とかは、おっさんらでほぼ全部負担するよ。声かけメンバーも厳選するしね。

ちなみに会社員時代もずっと例年幹事やってたけど(趣味で)、まぁこブクマ見てもわかるように、どこを選ぼうが絶対に不満が出るのよw


なので、幹事が行って楽しい一択で良いと思うし、強制参加にはしない方がいいし、会社ちゃんと補助した方がいい。

2025-11-29

キャンプブームゆるキャンYouTuberのせいで、冬キャン普通キャンプアクティティみたいになっているけど超玄人向けの苦行に近い奇行なんだよな

手がかじかんで体の芯から冷えてきて唇が乾燥でガサガサになるなか1日屋外にいる意味とか

暖かくしても薪ストーブみたいなものわざわざ持っていって火事一酸化炭素中毒リスクを取って外で寝る意味とか

大多数の人間にはないだろ

しかも今年は熊も出るし

2025-04-19

お兄ちゃん、大好き

第一章 リビングの陽だまり——幼い誓い

 春一番が吹き抜ける午後、窓際のカーテンがふわりと膨らみ、干したばかりのタオルに淡い日差しが透けた。小学三年生の私・千春は、帰宅した兄・湊にランドセルごと抱え上げられ、ソファへぽすんと降ろされた。「今日も頑張った?」と頭を撫でる手の温かさに、胸の奥がぶわっと熱くなる。母に叱られた算数宿題も、クラスで言い返せなかった悔しさも、兄の笑顔一つで溶けていった。リビングに満ちる石鹸洗濯糊の匂いを深く吸い込みながら——私はこの人を一生守り、一生守られよう、と幼いながら胸に誓う。

第二章 音を立てて開く距離

 兄が中学に入り、部活で遅く帰るようになると、食卓に並ぶ椅子の一つはいつも空いた。母が「冷めないうちに食べなさい」と言うたび、私は味噌汁を啜りながら廊下の先を気にした。深夜、蛍光灯の下で英単語帳をめくる兄の背には、近寄りがたい影が宿っていた。「美緒、静かに」と囁かれるたび、胸の中で小石が転がった。子どもの私は、その小石に名前を付けられず、ただ足元で鳴る兄の成長の足音を数え続けた。

第三章 メール越しの声——市外への進学

 合格発表の日、掲示板に貼られた番号を見つけた兄は空を仰いで笑った。県下一の進学校、通学片道一時間半。私の「行かないで」は、騒ぐクラスメートの声にかき消えた。春の風が吹く玄関先で兄は「千春は強い子だろ」と頭を撫で、あっさりと黒い学生鞄を担いで出て行く。夕方カレー匂いしかない台所で、私は思わず携帯を開く——「今日どうだった?」。既読の横に「部活」「課題」「眠い」の三語。短い返事ほど恋しく、通知音が鳴るたび息を呑む日々が始まった。

第四章 塗り替わる世界地図——私の中学生活

 私も中学生になり、バスケ部で汗を流した。だけど練習後のシャワー室、タイルに落ちる水音を聞きながら、兄のことばかり考える自分に気づく。友達が「今度みんなで遊園地行こう」と誘ってくれても、私は曖昧に笑って断った。帰宅後、母に「お兄ちゃんは夕飯要らないって」と告げられるたび胸が縮む。兄と私の距離物理的なものだけではなく、生活リズム、語彙の選択、夢のスケール——地図全体が塗り替わるように拡がっていった。

第五章 高みを目指す風——兄と同じ大学

 兄の進学一年後、私は「湊の隣がいい」と進路希望欄に一行だけ書いた。担任は「姉妹兄弟で同じ大学は珍しくないさ」と笑ったが、動機の濃さまでは見抜けなかった。深夜、蛍光灯の明滅を睨みながら英単語を暗唱し、机に伏した額の下で涙と鼻水が混ざった。——お兄ちゃんの隣に並ばなきゃ私の世界未完成。そう思うほどに参考書の余白まで兄の横顔で埋まっていく。

第六章 一人暮らしという二人暮らし——ワンルームでの再会

 合格発表掲示板で番号を見つけるより先に、正門前で待ち構えていた兄に抱きついた瞬間、世界は再び等速回転を取り戻した。大学近くの築四十年のワンルーム、押し入れを改造したロフトに布団二枚。「家賃生活費、ちゃん折半だぞ」と兄は念を押したが、私の頭には花火のような歓喜しかなかった。狭い流しでインスタント味噌汁を作り、共有の机でレポートを書く。夜、ロフトの布団で横になり、「お兄ちゃん起きてる?」と囁くと「寝ろ」と小さな声。そのやりとりだけで心臓が跳ね、眠れない夜が続いた。

第七章 亀裂の手触り——兄の新しい世界

 五月の新歓期、兄は同ゼミの先輩・綾瀬沙羅と親しくなっていた。駅前カフェで偶然見かけたとき、兄が笑う横顔には私の知らない柔らかさがあった。帰宅後、狭い玄関で「ただいま」を言う兄の声が少し弾む。その裏にある感情を知らないふりをして「おかえり」を返すと、胸の奥で小さくパチンと弾ける音——それは嫉妬という硝子玉だった。

 夜中、机に伏せながらLINEの通知履歴を追った。画面に浮かぶ「今度のゼミ発表、手伝ってくれてありがとう!」「映画ポップコーンキャラメル派?」。私は震える指で既読もつけずアプリを閉じた。

第八章 病室で交わした本音

 七月、期末試験前の無理がたたり、私は高熱で倒れた。扁桃炎で点滴を受ける私の側で、兄は氷枕を替え、額を冷たいタオルで拭いた。ぼんやりする視界の端で兄の眉間が寄る。「千春、無理し過ぎるな」。私の唇は乾ききってうまく動かない。それでも「お兄ちゃんは……誰と映画に行くの?」とかすれ声で問うと、兄は少し目を見開き、やがて真剣な表情でこう答えた。

「……千春に嘘はつきたくない。沙羅先輩だ。でも、恋人とかじゃない。ただ仲間として誘われて——」

 言い訳のような説明を遮るように咳き込む私を、兄は抱き起こして背を摩った。「なぁ、俺は千春に甘え過ぎてたのかもしれない。けど俺たちは兄妹で、これ以上——」兄は言葉を飲み込む。点滴の機械音が病室に滲む沈黙を裂く。私は熱に浮かされながらも悟った。兄が私の「全世界」ではあっても、兄にとって私は「世界のすべて」ではないのだ、と。

第九章 掌に描く境界線

 退院して帰宅した夜、私は狭いロフトで兄と向き合った。裸電球が二人の影を歪ませる。「私、サークル入る。友達とも遊びに行く。……お兄ちゃん以外の毎日を持つ」。意地で張った声は震えていたが、兄は静かに頷いた。

「俺も就職考えなきゃいけないし、研究室プロジェクト本気出す。千春が自分場所を見つけるのは嬉しいよ」

 その夜初めて、私は兄の背中ではなく、正面から兄の眼を見た。そこには幼い日には見えなかった迷いと覚悟が交差していた。布団に潜り込み、細いロフトの梁越しに聞こえる兄の寝息を聞きながら、私は気づく。この人を一人の男性として愛してしまった気持ちは消えないけれど、同時に私は自分人生ハンドルを握らなければならない、と。

第十章 私の日々、兄の日々

 秋学期、私は文学研究会に入り、週末は古書店を巡るバイトを始めた。分厚い全集を運ぶたび腕が悲鳴を上げるけれど、店主の「助かったよ」の一言が嬉しかった。サークルでは同級生の新と意気投合し、文芸誌編集を任される。帰宅が深夜になり、狭い部屋に残る兄のブラックコーヒー香りが、自分の知らない兄の時間想像させた。

 一方兄はロボット制御研究室に配属され、週末は企業コンテストの試作機に没頭。リビングには配線だらけの基板、冷蔵庫には徹夜明けのエナジードリンク。顔を合わせれば「今日ギアが思った角度で回らなくてさ」「文芸誌特集、締切伸びそう」と、互いの話を交わし、笑い、すれ違う。寂しさは濃淡を変えながら残るが、どこか甘やかな痛みだった。

第十一章 再定義される「好き」

 二月、文学研究会合宿で雪深い山荘へ向かうバスの車窓に、私は兄の面影を探していなかった。かわりに隣席の新が差し出したホットココアの湯気を見て、「あ、兄と同じ匂い」とふと笑えて驚く。夜、薪ストーブの前で原稿をチェックしながら、新が真顔で言った。「千春、誰かに遠慮してない? 本当に好きなものを選びなよ」。

 帰路、携帯に兄から風邪ひいてないか?」とメッセージ。私は画面を見つめ、初めて返事を後回しにした。雪解け水のせせらぎのように、私の中の「お兄ちゃん大好き」が形を変え始めていた。

第十二章 卒業式プロポーズ——二つの告白

 春、兄の卒業式体育館ステージガウンを揺らす兄の背を見つめながら私は悟る。かつて追いかけた背中は、今や尊敬すべき一個の人間輪郭をまとっている。記念写真を撮る流れで、沙羅先輩が兄の腕にそっと手を添えた瞬間、胸に尖った痛みは走ったが、私は自然と微笑めた。

 式後、学内並木道で兄に呼び止められた。「千春、就職決まった。都内ロボットベンチャー。……それと、沙羅先輩に告白された」。兄の声が少し震えた。「答えは保留したけど、たぶん——」。私は風に舞う花びらを掴み、そっと指先で千切った。「お兄ちゃん、おめでとう。幸せになって」。驚く兄に背を向け、歩き出す足は震えたが、止まらなかった。

 一方私も、新から卒業まであと一年、俺と付き合わないか」と真剣に告げられた。夕焼けに染まるログハウスカフェで、私は一拍置き、首を縦に振る。ただし「まだ兄のことを特別に思っている自分がいる」と正直に打ち明けた。新は少し考え、「それを含めて、千春だ」と笑い、手を差し伸べた。

十三章 最後の夜——ワンルーム解散

 兄の引っ越し前夜、段ボールが積み上がった部屋でカップ麺を啜る。蛍光灯の明かりが段ボールの影を濃くし、狭いはずの部屋が異様に広く感じられた。「千春、この一年、一緒にいてくれてありがとう」。兄の言葉に私は笑い、「私こそ」と返す。

 夜半、ロフトに上がる梯子を見上げながら、私はそっと尋ねた。「お兄ちゃん、今でも私のこと、守りたいって思う?」。兄は真っ直ぐな目で「妹を守るのは当たり前だろ。でも千春が前に進むのを邪魔したくない。だから、守るってより、応援するかな」。私は梯子を一段上り、振り返り、にこりと笑う。「なら私は、あなたの一番のファンでい続ける。世界一のね」。

第十四章 分岐する二つの線路

 四月。兄は都内シェアハウスに移り、私はキャンパス近くの女性専用アパートへ。ガランとした新居の机に、文学誌の校正紙と、新からもらった栞付きの詩集を並べる。窓を開けると桜吹雪と同時に、遠くで電車の発車ベルが聞こえた。その音に、兄が乗った始発を想像しながらも、今の私は畏れより期待で胸が膨らむ。

 一方兄は新入社員研修に追われ、深夜に帰宅しては泥のように眠る毎日。それでも週末、動画通話を繋ぐと「ロボットアーム、ようやく規格通った!」と少年のように嬉しそうで、画面越しにハイタッチする私たちは、確かに兄妹であり友であった。

第十五章 小さな背中を押す掌

 夏、私はゼミ論集で最優秀賞を受け、教授海外学会への参加を勧められた。喜びと同時に襲ったのは、兄から離れて飛行機に乗るという恐怖だった。夜、通話でその迷いを口にすると、兄は一瞬驚き、そして静かに笑った。

「千春、飛行機の中でも俺のLINEは届くさ。大丈夫、怖くなったらメッセージして。……でもまずは自分が見たい景色を見てこい」

 受話口から聞こえる兄の声に、幼い頃のヒーロー面影と、同じ高さで語りかける同志の温度が重なる。私は涙ぐみながら、「行ってくるね」と告げた。

第十六章 旋回する眼差し——空の果てで

 ヘルシンキ行きの機内、私は窓外の雲海を見下ろし、兄の存在地球の裏側まで伸びる糸のように感じた。学会の壇上で英語発表を終えた夜、フィンランドの森を背にした会場ロビーで新が「よくやった」と抱き寄せる。その温もりの中で、私はようやく己の恋心が兄とは別の場所に芽吹いていることを自覚する。ロビーの片隅で兄にビデオ通話を繋げば、薄暗い日本の夜明けの部屋で、兄が寝癖のまま「誇らしいぞ」と親指を立ててくれた。

第十七章 再会、そして告白

 帰国翌日、私は兄のシェアハウスを訪れた。駅前桜並木はすっかり青葉に変わり、照り返すアスファルト匂いが夏の到来を告げる。兄の部屋に入ると、壁いっぱいに貼られたロボットアームの設計図が、昼下がりの光を浴びて銀色に反射していた。

「千春、どうだった?」という声に、私はスーツケースを置き、深呼吸。「お兄ちゃん、私ね——好きな人ができた」。一瞬、兄の眉が僅かに上がる。「そっか」と短く呟き、柔らかく笑う兄。「で、その人は俺に挨拶しに来るのかな?」。私は肩を竦め、「そのうちね」と笑い返す。手土産フィンランドクッキーテーブルに置き、二人で半分こした甘い味は、初めて兄と分かち合えた「恋の報告」の味だった。

第十八章 エピローグ——それでも「大好き」

 私の卒業式。袴姿の私は、門前で兄と写真を撮った。兄は背広の胸ポケットに小さなチューリップの飾りを挿し、「社会人二年目、少しは板についてきたかな」と照れ笑い。カメラフラッシュを受けた瞬間、私はふと思う。——この人がいなければ、私は空を飛ぶ翼を持てなかった。

 式後のパーティー会場で、新と兄が固い握手を交わす。私の恋人と、かつて世界のすべてだった人。その光景に胸が温かく満たされる。パーティーが終わり、夜風に揺れる街路樹の下で、私は兄に改めて向き合う。

「お兄ちゃん、大好き。だけどそれは、私が私であるための、永遠合言葉

 兄は優しく頷き、子どもの頃と同じ仕草で私の頭をくしゃりと撫でた。私はその手を振りほどかず、ただ目を閉じて春の匂いを胸いっぱいに吸い込む。そうして再び目を開けたとき私たちは同じ高さで未来を見ていた。

——終わり——

2025-02-17

anond:20250217223016

最近薪ストーブは高級品ばっかりだしね

もっと昔の庶民が使ってたヤツで良いのに

2025-01-12

年末年始に行った都内サウナ感想(後編)

前編

anond:20250112100759

毎日サウナ 八王子

https://everyday-sauna.com/

施設概要

八王子京王線北野駅徒歩10分弱。温浴なし、サウナ室1つに15℃前後シングルの水風呂2つ。内気浴と外気浴スペース。タオルレンタル350円

先に言ってしまうが年末年始に巡った中ではここが一番良かった。その一番の魅力が薪ストーブサウナ。無音で暗いサウナ室に入った途端、薪の燃える良い香りにくらっと来て、最長の2時間で入ったが5,6セットくらいやってしま時間をフルに使ったし2日後にすぐリピートした。

セルフロウリュに加えアウフグースイベントも1時間毎の高頻度で開催。

良い点

人によっては気になるかもしれない点など

総じて良かったけど強いて言うならってレベルで…


総評

とても良いサウナ出会えてとても嬉しい。家から電車を乗り継ぐと少々手間だけどそれでも行きたいと思ってしまう。

初めて行った時は、慣れない薪ストーブサウナ効果なのかぽっかぽかになり、退店後駐車場喫煙スペースで一服していたら真冬の夕刻というのに汗が頬を伝った。新しい体験ができた。

八王子北野駅となると、都心の方からは少し面倒に感じられるかもしれない。それでもサウナ好きなら一度味わってみて欲しいと思う。めっちゃ良いので。

入店時に下足箱に靴を預けるがそれがロッカー番号となる。鍵の札に「上段」とか「下段」とか書かれているので下段を避けると良い。

サウナ東京

https://sauna-tokyo.jp/

施設概要

赤坂駅徒歩5分、赤坂見附駅徒歩10分弱。

24時間営業サウナ施設(清掃で入れない時間有り)。5つのサウナ室に、シングル、15℃前後、22℃前後と3段階の水風呂という、スーパー銭湯ならぬスーパーサウナと言える施設。色々なサウナ室があるのでここはWebサイトYouTubeの紹介をぜひ参照してほしい。

1階に炭酸泉の温浴、2階のサウナフロアには内気浴スペースに加えて気温をかなり下げたクーリングルームも有る。飲食、休憩スペース有り。外気浴は無し。1階は会話OKで2階は完全黙浴。

自分の使い方

シューロッカーでは奇数番号を選ぶ(更衣ロッカー上段を使える)。シャワーの後まずは「戸棚蒸風呂」というサウナ室へ。戸棚風呂とは"浴槽に膝が浸かる程度に湯を入れ、下半身を浸し上半身は湯気で蒸す仕組みの日本古来の入浴方法"とのこと。お湯を贅沢に使えなかった頃の入浴法らしい。そこで適度に身体を温めて汗腺を開くのが1セット目。

1セット目は15℃前後の水風呂。休憩ののちアウフグース時間をなんとなく確認する。

内気浴スペースにはドリンクカウンターがあり、そこで「スタンダード飲み放題」(500円)を発注する。左腕にリストバンドを巻いてもらえば、ポカリ麦茶オリジナルデトックスウォーター飲み放題。このデトックスウォーターが美味しいというか、サウナに良い。

好きなサウナ室は「瞑想」という仕切りで区切られた1人様の椅子が並ぶ部屋。暗くて静かで居心地が良い。次点でケロサウナ。2セット目からシングルに入り、気分に任せてその後ぬるめの水風呂に入ってまどろむ。

こういうサウナ室の種類の豊富施設では自然とセット数も増えて4,5セットくらいやってしまう。

サウナに満足したら1階に降りて大型テレビを眺めながら炭酸にゆっくり浸かる。

終了後は地下の飲食・休憩スペースでビールとか飯。眠けりゃそのまま昼寝。

良い点

人によっては気になるかもしれない点など

総評

サウナ室、水風呂、内気浴スペース、サウナ後の温浴、地下の休憩スペースと、総じて良かった。ただやはり人気店、話題店なだけあっていつ行ってもそこそこ混む。基本どこに行くにも空いている朝イチが好きで、清掃時間明けの9時朝イチを狙って行ってるけど、それでもかなりの賑わい。

別に独り占めみたいな状況が欲しいわけではないけど、グループ客が連れ立ってぞろぞろ歩いて(業界では「ドラクエ」と呼ばれる)、黙浴のルールがある中でお喋りされるとちょっとなぁとなってしまう。

ただしそういった点を踏まえても、それらを乗り越えるくらい全体としてはサウナ室や水風呂、内気浴スペースの魅力は自分には高め。今後は平日休みがあれば本当にたまの贅沢として使うかなぁという感じ。

(番外編)今後行ってみたいサウナ


サウナ雑感、あるいはまとめのようなもの

もうサウナブームと言われたのも軽く過去のように感じるけど、これだけ「混んでるところは嫌だ」みたいな事を言ってるし自分の好きなところが激混みになったらちょっとげんなりはしそうだけど、それでも業界全体が盛り上がって創意工夫を凝らした良いサウナ施設が増えてくれたら良いと思う。

ここ数年のブームは(コロナもあってか)個室サウナなのかなぁ。自分はまぁ未体験だし一度くらい体験してみてもいいけど料金設定がなぁというくらい。

一方でここまで書いた様な大衆向けで良い施設も増えてるし増えるのはやっぱり喜ばしい。

サウナのお客さんには人それぞれ楽しみ方の癖のようなものがある。老舗銭湯系を愛する人もいれば、寛ぎ空間としての施設の清潔さとスペースのゆとりを重視する人、モンスターガウン着用は我慢できないという「絶対全裸休憩派」に「動線至上主義派」、100℃超のアチアサウナシングル風呂を愛する「温冷落差過激派」、セット数や水風呂の入り方をとってもそれぞれ好みがある(オーガズムを迎えやす体位みたいな、セックスマスターベーションの癖みたいなものだななんて思ったりする)。そういった客の多様な好みに合わせて、色々なお店ができたり各店が工夫を凝らしたりしてくれるお陰で、イチ利用者として楽しむことができる。

これからも飽きる事なく色々楽しめそう。苦しかった2020年以降を生きながらえた老舗名店には敬意を表するし、このサウナ激戦の中新たなチャレンジに踏み切るお店・会社にも感謝感激雨水風呂よ。

世の中的にはまだサウナブームは続くのかな。ゼロ年代にはこんなにサウナサウナって言われてなかったよな。当時自分名古屋栄でのバイトの後終電までの短い時間で、当時はただ仕事疲れたおっさん終電逃してお金もない人が集まるカプセルホテルだったウェルビーに行ったりしていた。まさか全国的に有名になる日が来るとは思わなかった。

これからこのブームがらどうなろうと俺は色んなところに行き続ける。各店、新規参入業者には頑張ってもらいたい。

まだまだ寒い日は続きそう。(夏も行くんだけど)みなさま良いサ活を! いいお店あったら教えて!

2024-11-19

暖炉が欲しい!

ハウルに出てくるようなやつ。

日本の家で暖炉ってそもそもスネ夫んちみたいな昭和金持ち記号インテリアとしてしか知られていない。

それもまあ当然で、暖房としては効率が悪すぎる。

同じ薪暖房なら薪ストーブのほうが優れている。

寝室の暖炉というのは全く用無しだ。

しかハウル暖炉は寝室暖房ではなくキッチン設備なのだ。あれはいい。

薪を絶やさず燃やしておかなくても、キャンプ焚き火感覚ちょっと料理したり、

そのあと熾火でなんかちょっと炙りながら酒でも飲みたい。

まりあれは「煙突付きの囲炉裏」だ。

家の中にファイアプレイスがある生活絶対いいと思う。ことに秋冬は。

2024-11-15

雪中キャンプとかしてみたいけど

薪ストーブとか普段どこに置いておくんだよとか、下手すりゃ一酸化炭素中毒低体温症死ぬんだよな

って考えてやれずにいる

2024-07-14

anond:20240708145343

そのレベル田舎なら親か親戚が山とか持ってて、焚き火したりハンモック吊るしたりできるんでは?

トピ主のいう文化享受してて楽しんでるタイプインドア派ではあるんだけど、コロナ禍でキャンプはまっちゃって、焚き火してコーヒー飲んで本読むのが好きすぎるからそのレベル田舎でフルリモ最高すぎる。

薪ストーブサウナとか自作できるのでは?

川とか流れてたら最高だよね。

海が近いとなおいいな。

サウナ→川とかさ!最高すぎる!

川なくても置くプールかに水張ってさ!サウナしてた!

映画美術館も化粧もスタバも大好きだけど、アウトドア趣味堪能できるのはうらやましい。

都会は人の土地ばっかでやりたいことできやしない。

花火もできないし。

いいよなぁ、好きにできる土地

欲しいなぁ、土地

文化で言えば、本があれば最悪なんとかなるから田舎でフルリモで暮らしてぇなぁ。

月に一回東京で本買って、田舎で読む、最高。

2023-12-28

祖父母の家に行くことについて

まじで盆暮れ正月祖父母の家に帰るのがだるい

両親の親がどんな感じの人なのかまじで興味ないし(むしろ両親が嫌いすぎてどうやってこんな性格クソに育てたのか、反面教師にしたくて興味ある)、そもそも祖父母のことが好きじゃない。

祖父母の家はクソ田舎工務店営んでるんだけど、木材とかありすぎるせいで埃がひどいし冬は乾燥もひどい。肌が荒れやすい私が行くと、色んなところから粉が吹いて化粧もうまくできなくなる。

田舎からなのか分からないけど、シャンプーとか石鹸もろくに無い。風呂はいから置いてあるのかよく分からないボトルがたくさんあるんだけど、半分ぐらいのものが使ってないのかカビが生えてたりしてて全体的に汚い。そんな場所でわざわざ年末年始を過ごしたくない。

暖房薪ストーブしかなくてめっちゃ不便だし、普段家にあるものが使えないのがすごいストレス

田舎からデリカシーとかポリコレという概念存在しなくて、すぐ彼氏はできたんかとか、結婚するのが楽しみだなとか言われたりするのもすごいストレス

たぶん祖父母も私のことあんまりきじゃないだろうし、なるべく早く死んでくれないかな…

追記

行かなきゃいいとお考えの人もいると思いますが、私の両親がそれを許さないし、話の通じないバカなので祖父母の家に行かないという選択肢は悲しいですが無いです。

2023-11-23

家政夫のミタゾノ観て

なんかアウトドアライフに憧れが出てきた

自宅に薪ストーブとか置きたい

2022-07-05

都市部居住者を除き国民暖房及び給湯のためには薪ストーブ及び薪釜のみを使用する

官薪通販所を設ける

蒸気機関車リサイクルする

原料もちの中国にお得な話

2022-06-13

効率、非経済暮らし

はてなでは蛇蝎の如く嫌われそうな暮らしをしている。

まず住まいは戸建て。5,000万円ほど借金をして、夫婦それぞれ職場から車で30分以上かかる政令指定都市の端っこの120坪の土地に建てた。

メーカーはBESSのログハウスっぽいワンダデバイス

棚類が一切無い状態で引き渡されるので、そこから仕事の合間をぬって靴箱、食器用とパントリーガチャ棚を製作、壁掛けテレビ時計ハンモックなどなどを付けるために壁に穴を開けた。住んで半年で売る価値無しと言ってもいいだろう。

庭は業者に頼んで芝生を張り、ドッグラン人工芝アメリカンフェンス製作駐車場とその他空きスペースは砂利敷にした。

芝生とアプローチに作った花壇のために毎週、夏場は毎日の水撒き、草刈りなどお世話は欠かせない。

ウッドデッキベランダは維持のために1年に1回塗装する。それなり広いウッドデッキなので塗装は1日仕事になる。

エアコンは付いているが、冬場は薪ストーブ。誰も相続したがらなかった宮大工をしていた奥さん祖父の山とバンドソーを引き継いで木を切り倒して薪ストーブ用に切り出している。週末は片道1時間半を何往復もしてその薪を運ぶ。

薪棚は幅4m、高さ2mで自作。このサイズに一杯になれば一冬越せる。これは夫婦で2日でできた。ストリングライトで飾っていい感じに光ってる。

家を買って5年。我ながら休日くらいゆっくり過ごせよと呆れるくらい家のために動いている。金も材料や道具でめちゃ使う。

車は自分トヨタピックアップトラックタコマ。輸入車から左ハンドルデカすぎて街中行くの怖いけど、薪が目一杯積めるから大助かり。あと煽られる心配が無い。

奥さんボルボのXC90。仕事用と誰かの送迎用。ピックアップで迎えに来られたらちょっと引くよね…?

もう1台は中古プラド。これが日常使い用。中古からどこぶつけようが汚そうがどうでもいい。ぼこぼこになったら買い換える。電気自動車のような静かな車や燃費気にした小さい車はこの世から消えてしまえ。車はデカさが正義だ。(異論は認めます。)

バカみたいに金使って不便な暮らししてるけど、毎日キャンプみたいで楽しいのよ。

涼しい日はウッドデッキ食事して、子ども自作ブランコハンモックで遊ぶの見てるのが幸せなのよね。

庭も広いか焚き火ばかりしてるし、それで焚き火台では我慢できなくなってつい最近ビオンファイヤーピット作ったら週5で夕飯は外で肉や魚焼いてた。サンマも家のキッチンではもう焼かない。

薪ストーブもクソほど暖かいし、ピザ焼き芋作りも楽しい

なにかと暮らし効率性や利便性を追求する人が多いけど、こういう暮らしを楽しむ奇特な人もいるのよ。

効率性や利便性はもちろん大切だけど、過度にそうではない暮らし、家や車を否定するブコメを見ると悲しくなる。

2022-02-06

anond:20220206092149

元増田おそらくなんも考えてないだけだと思うが、無料でもちょっとってことはそう言うことだよな

ちなみに通常、薪ストーブ用の薪や元の木材(廃材)は有料で購入しま

2022-01-03

過疎地人間が薪を使うのはいいだろ

都会の馬鹿なミドル層が薪ストーブ新築を作ろうとするからおかしくなるんだよ。

anond:20220103134300

薪ストーブ田舎では文化的地産地消エネルギーということでインテリ一定支持してる。

中東とかインドネシアから持ってくる灯油とかロシアから持ってくる天然ガスより良いと。

アサヒ記事にするのもそういう背景があるから

ただ各家庭がそれやると里山がはげ山になるから持続可能じゃないんだよな。

あと廃材は木材じゃなくて塗料や防腐剤がいろいろ添加されていたりするから排気ガス有害になりうる。

薪ストーブとか言ってる朝日は論外だけど、あれを必死に叩いてる人たちもなんか違和感がある。もうほっとけばいいのでは。リベラル左翼勝手に滅びていくと思う。

薪ストーブがありなら

石炭発電もありなのか?

お気持ち割り箸批判して倒産させたりしたことはもう忘却の彼方であります

2021-12-02

anond:20211201215614

うちも一戸建てをフルリノベーションして1年住んで感じる、付けてよかった設備

太陽熱温水器

これは本当に賛否両論あると思うけど、付けてよかったと感じる。

オール電化エコキュートを使っているので、普通に風呂に湯をはるとエコキュートの残り湯量が目に見えて減っていくのがなんだか心に悪い。

しかし、子供小学生毎日風呂に入る習慣があるので、心置きなく湯をつかえるのはありがたい。

いまのところ電気代月額平均9000円くらいなのはこれのおかげだと思っている。

ただしめんどくささもあり、熱すぎる時は水を足し(浴槽を守るため先に水をためる)、ぬるいときは追い焚きをかけて使う必要がある。

設置費用をペイするにはおそらく10年以上かかると思うが、毎日風呂に入るたびに電気を使わずに沸かした湯は良いと思える。

針葉樹を燃やせる薪ストーブ

リノベで出た無垢の廃材を燃やしている。釘がついてても問題なし。

3年分くらい薪ストーブでつかえる廃材があるため、それを保管しておくスペースが大変。

スマートロック

造作玄関扉を作ってもらったので、普通のサムターンに後付けスマートロック

鍵かけたっけ?がなくなるのは非常に大きい。

室内洗濯干し場

花粉対策

2021-06-25

anond:20210624232752

ガスストーブが最強の暖房器具だと思っている

(最強の暖房器具って言っても、暖炉とか薪ストーブとか使ったことないから本当に最強かどうかは分からんが…)

ガス代バカ高くなるけど、灯油を入れるストレスを解消し温かくなるまでの時間をかなり短くしてくれる。

ガス屋さんが大きなタンクに定期的に給油しに来てくれて、そっから自動的ストーブに給油される様な石油ストーブがあれば寒冷地では売れるかもね。

据え置き型というかビルトイン型で、パイプラインみたいなのを家の下に通さないと駄目だろうけど。

まあ、偶にばくはつしそうだね…

2021-03-21

DIYのヒントをくれ

大量の塩ビパイプシングル煙突が手に入った。捨てるのももったいないし、何か工作でもしようかと考えているがいいものが思いつかない。

煙突ピザ窯でも作ろうか?でも中途半端だ。

テントの中で薪ストーブ焚くのに使えそうだけど、そんなことは多分しないし

塩ビパイプは棚にでもしようかなと思ったけど、そもそもはいらないし

何かないか

ジモティーで売ろうかな

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