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はてなキーワード: 合併症とは

2024-12-03

anond:20241202205210

悲しみが深いことと(避けられない)リスク容認することは全く関係がない。産科に限らずあらゆる手術で、術中死や合併症の発生は必ず起こりえること、患者も術者も人間なので何が起こってもおかしくないことを皆が理解しなければならない。絶対事故らない車はないし、絶対に落ちない飛行機もない。副作用絶対ないワクチンはないし、事故絶対無い手術もない。医療に「絶対安全」がないのは出産も同じ。リスクを受け入れなければ医療なんて受けられない。

2024-12-02

麻酔科から見る最近産科関連ニュースについて

2024/12/3追記

コメントで厳しい指摘のある通り、つがる病院の件は裁判を経た賠償ではなく、「産科医療保障制度原因分析委員会や県外の複数産婦人科専門医意見等を踏まえ」て病院責任を認めて賠償金を支払ったものだった。

また、事態の詳細記事を寄せてくれた増田もいた。ありがたい限り。

以下の本文は自戒を込めて元記事のままにしておくので、該当部分は「コイツ日本語読めてねーわ」と思って読んでほしい。

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2024年11月だけで、産科とりまく嬉しくないニュースが続いてしまった。

双子出産時に医療事故・第2子に重い脳性まひ 「つがる総合病院」が責任を認め患者家族損害賠償金約9100万円を支払いへ 青森県

https://news.yahoo.co.jp/articles/2632e03d1c188d54560b78feb4a26de359d2c6f0?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20241128&ctg=loc&bt=tw_up

検討会で弁護士暴論「産科医は医療安全に前のめり」

https://reiwa-kawaraban.com/politics/20241116/

市中病院で、帝王切開という形で産科医療に関与する麻酔科医の目線から上記ニュースを考えてみる。

【前提】

まず話の根底として、妊娠から出産過程で低確率ながら母子の死亡が起こりえる。

厚労省データ(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001118039.pdf)によれば妊産婦の死亡事例は減少傾向にありつつも、令和3年で2.5/100000出産例とされる。(死亡の原因は様々だが、こちらのスライド(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/12/20211208_2.pdf)によると、「産科危機出血」「脳出血」「羊水塞栓」で半分近くを占める)

平成12年には6.3であったというから、およそ20年で半減してきている計算で、これは原因の究明や対応できる組織構築を行った医療従事者や、薬剤や機材の開発・流通を整備する関連企業不断努力の賜物に違いない。

日進月歩医学的取り組みをしてなお死亡率をゼロにできないもの妊娠出産である、という点がまず客観的事実として存在する。

そうした妊産婦死亡を防ぐ手段の1つに帝王切開がある。

経腟分娩でなく帝王切開選択する理由について信頼できる統計データネット上には見つけられなかったが、職務で見てきた中では「双子」「胎盤位置異常」「前回が帝王切開=今回の分娩がハイリスク」「合併症(妊娠血圧など)予防のためやむをえず」といった背景が多い。

胎盤位置異常や帝王切開歴などは妊婦検診の過程で分かることであり、予め調整して計画的帝王切開をすることで上記出血などによる死亡例を防ぐことができる。

問題は、全ての帝王切開が予定通りには進まないということだ。

予定帝王切開の日程を定めていたとしても、まったく予期せぬタイミング(予定の数週間前など)で破水したり陣痛が始まってしまうことは日常茶飯であるし、経腟分娩で予定されていたお産が胎児心拍低下などで緊急に帝王切開となる事態もよくある。帝王切開ではないが、経腟分娩を終えたもの出血が止まらないため緊急手術になる事例も時折ある。

短く纏めるなら「妊産婦死亡を防ぐには帝王切開がどうしても必要場合があり、そしてそれは緊急に起こりえる」となる。

現場実態

では、緊急帝王切開が決まったとして、手術はどのように進むのだろうか。

緊急という言葉から一分一秒を争う事態想像するかもしれないが、実は事情に応じてどの程度待てるか段階分けされている。

施設によって呼び方規定時間はある程度幅があるものの、こちらの資料(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsca/42/1/42_57/_pdf/-char/ja)に示されるものが一つの指標になるだろう。

日中に娩出すれば問題ないものは大きなトラブルになることはまずなく(見たことがない)、1-2時間以内に子供を出したいとなると手術室は忙しくなってくる。

そして、我々麻酔科医にとって最も恐ろしいものが、超緊急帝王切開、いわゆるGradeAの宣言だ。

資料中にもあるように、GradeAでは可及的速やかに胎児を出す必要があり、以前所属していた施設では「宣言から30分以内」を目標としていた。この30分という数字をどう受け取るかは人によって様々であろうが、手術室の動きと所要時間から考えてみたい。

帝王切開全身麻酔で行う場合、手術室看護師必要な器械(メス、各種鉗子、血液吸引機などなど)を準備し、麻酔科麻酔器のセットアップや薬剤・器具の準備を大急ぎで進めていく。

麻酔器のセットアップを全くゼロから行う場合は、機種にもよるが10分近く時間をとられる。どんなに短くても3-5分という印象だ。

また、使用する薬剤の種類は通常の全身麻酔とあまり変わらないものの、一部の薬剤は鍵付きの金庫で保管されているため、鍵の持ち主である看護師に持ってきてもらう必要があるのだが、看護師も器械の準備に全力を注いでいるのですぐにとはいかない。

全ての薬剤を準備するのに(鍵を無視しても)最速でも2-3分。人工呼吸のための気管挿管デバイスを準備するのにもう1-2分。麻酔器のセットアップと並行で行えるので単純に足し算ではないが、これに移動時間、各所へ電話連絡の時間、薬剤と道具をかき集める時間を加味すると、連絡を受けて10分後に独力で全ての準備を整えられるかは分の悪い勝負になりがちだ。

マンパワーがあれば多少改善するものの、夜間や休日であれば人員は最低限に留められているため、素早いヘルプも期待できない。

大抵の場合産科医も連絡をしてきた時点で手術室へ患者と向かっているので、慌てて手術室へ飛び込んだら患者が先に入室していた、ということも珍しくない。

全ての道具の準備を整え、産科医は滅菌ガウン手袋を装着し(これにも1-2分はかかる)、全身麻酔をかけると同時に執刀を初めて数分後に胎児を体外へ出す。

言葉だけ並べると案外間に合いそうに見えるが、必要検査結果を最低限確認したり、患者を手術台へ移動したりと無数の手順が間に挟まることで時間はどんどん圧迫され、時間が経過するごとに胎児(と場合によっては母体)の生命は目の前で消えようとしていく。

今まさに苦しむ母体と、見えないところで死に向かっていく胎児を目の前にして、正確に、安全に、迅速に全ての手順を協同して進めていく緊張感が伝わるだろうか。

そして上記描写は、近隣でも有数の規模の病院で、スタッフ経験値と各種対策が練り上げられた環境のものである比較的規模の小さい病院では経験値マニュアルも整備されておらず、これより時間がかかってしまうだろうことは想像に難くない。

記事の内容について】

こういった現状を踏まえた上で双子判決についての記事を読むと>> 10分以内に新生児を取り上げる超緊急帝王切開体制が取られておらず、重大な障がいに至ったなどとする判断を受けました <<とある

当時のつがる総合病院体制がどのようなもので、どこまで準備できた時点から計測された制限時間かは調べた範囲で詳細不明であったが、全くゼロから始めたとすればまず不可能時間であるし、ある程度準備が出来た状態(麻酔器はセットアップされていたなど)からでも厳しいだろう。

実際に病院側の落ち度があった可能性も無論あるが、ベストを尽くしても達成しうるかからない「10分以内」という数字をどこからか持ち出してきて賠償を命じられるというのは、あまり理不尽に感じられる。

10分以内に取り上げられたら後遺症を防げたか、あるいは程度が軽く済んだ可能性はもちろんあるが、それが現実に達成不可能数値目標だとしたら、処罰理由として据えられてはたまったものではない。

この記事から読み取れる法律サイドのスタンスは、「もっと安全対策をとるべきであった」とできるだろう。それが現実的なものかはさておいて。

翻ってもう一つの記事である

これは厚生労働省保険局での話し合いであり、その結論の着地点は広い範囲に影響することが予想される。

産科医療保険適用にした場合問題点はそれだけで独立した論点になってしまうため割愛するが、記事フォーカスしている井上弁護士発言は以下である

>> バランスを見ます産科医療安全にかなり前のめっていすぎるというふうに私自身は判断しまして(中略)結果が異常である可能性があるということで水準を簡単に上げすぎるために、産科世界バランスが他の診療科に比べて崩れているのではないかと(中略)医療安全、悪く言えば原理主義的になりすぎないように、ということを是非ご注意いただく <<

この発言に対して亀井氏が即座に怒りを感じさせるコメントを出しているが、むべなるかなと言わざるをえない。

関係各所が不断努力を続けていても妊産婦死亡はゼロではなく、突然で理不尽な不幸に見舞われたご家族の悲哀を想像するだに辛い気持ちになる。

にも関わらず、どれだけ真摯に取り組んでも、双子の事例にもあるように時として理不尽な法的判断を下されうるのが現状の産科医療実態だ。

無論この井上弁護士見解法曹会の総意でないことは理解しているし、記事執筆者がやはり弁護士非難的な論調であることからも間違いない。

とはいえ一部の弁護士(そしてそれ以外の人々)に、「産科医療医療安全コストをかけすぎではないか」という見解を持っている人が相応にいるだろうことが推測される。

【両記事共通点

双子記事厚労省記事は、個別に見るとかたや「医療安全をより追及せよ」であり、かたや「医療安全コストを割きすぎではないか」という真逆要求をつきつけている。

どうしろというのだ、という困惑から一歩引いて、何故このように食い違う見解が同一の業界から出てしまうのかを考えてみると、「妊娠出産に対するリスクの軽視または無理解」が両者の根底にあるのではないか個人的に考える。(業界が同じなだけで個人思想が違うだけだろうという結論は一旦置く)

出産安全に済むものから」という補助線を引くと、「(安全に済むものからその水準を当然満たすべく)医療安全をより追及せよ」「(安全に済むものからそんなにコストをかけなくても良いはずで)医療安全コストを割きすぎではないか」というように、一見相反する見解が綺麗にまとまる。

記事の冒頭に掲げた前提の「日進月歩医学的取り組みをしてなお死亡率をゼロにできないもの妊娠出産である」という事実が、過小評価されているかよく理解されていないことに原因があるのではないか、と考える次第である

これはある意味仕方のないことで、実際に超緊急帝王切開に直接関わる産科医・麻酔科医・看護師でもなければ医療職であってもそのリアリティにはピンとこないはずなので、一概に無理解批判することはナンセンスだ。

数字として見るデータ客観的事実として揺るがないとしても、起きてしまった不幸とそれを防ぐための緊張感は、両方を目の当たりにして初めてリアル根拠としてデータを活かす。

改善策としては実際の現場映像と音声で記録して周知と理解を促す手段も思いつくが、倫理的問題マンパワー的な問題が立ちはだかる。この点は医療サイドで働きかける余地があるだろう。

【今後の影響に対する推測】

産科医療における有名な出来事としては2006年の大野病院事件があり、そのあらましと影響についてはこれまで散々議論されているので割愛する。

最終的に産科医は無罪を勝ち取ったものの、福島県内における産科医療への影響として、事件前後産科医が減少したという分析がある。(https://keizemi-keio.info//wp-content/uploads/2017/01/bessyo_mitaron.pdf)

産婦人科医会の調査(https://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/48dc1841822ac2ca56d3d7ee4b107c28.pdf)では総数としての産科医は2006年から2022年にかけて19%増えているとあるが、厚労省データ(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/22/dl/R04_1gaikyo.pdf)から算出した同期間についての総医師数の伸び率が23%であることを合わせると、新たに産科医を志望する割合は減少していることが見て取れる。

産婦人科医会の資料中には産婦人科施設の推移も載っているが、婦人科病院が微増するもの一般病院診療所が明らかに減っていることが分かる。

ハイリスク妊娠出産を高次機能病院対応するために人員を集約することは理にかなっているものの、妊婦にとって移動はかなりの労力を伴うことから、集約によって移動距離が長くなることは身体的にも経済的にも負担が増す。

この推移に大野病院事件がどの程度影響したか評価が難しいが、無関係でないことは明らかだ。

そういった過去の事例があった上に今回のような事例が積み重なると、施設の減少と人員相対的な不足傾向が加速するリスクがある。

施設の減少は患者にとって負担であるし、人員の不足はスタッフ疲弊患者リスクを招く。

件のつがる総合病院事態が起きたのは2017年ということだが、2024年現在施設としては第二次救急医療機関指定を受けており、日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設としての教育施設指定を受けている(https://www.tsgren.jp/tsugaru-general-hospital/hospital/situation.html)ことから、緊急帝王切開を含む産科医療を行っているものと推察される。

産科医療資源の集約を考えた際に集約される側ということになるが、その医療水準を支えるスタッフHPによると産婦人科3名と麻酔科2名のみだ。

始めに述べた通り、帝王切開は通常の分娩でも突然発生しうるし、それは夜間も休日関係が無い。

当番制でシフトを回すと考えても、麻酔科は2日に1回は夜間呼び出しに備える必要があるし、産婦人科も1人で手術はできないので同程度以上の体制をしいていると推測される。

この通りであれば当然スタッフ疲弊するし、疲れた状態での医療危険を伴う(だからこそ働き方改革が叫ばれる)。そして、疲弊さらなるスタッフ離脱と不足を招く。

事態が進んで最終的に誰が不利益を被るのかというと、分娩をしたい妊婦胎児家族に他ならない。

冒頭の記事にある判断見解は、将来生まれてくる新生児生命リスク晒すもので、人命と健康を至上とする立場からは許容できない。(そうでない立場の人からはそうでもない、という批判はありうる)

【まとめ】

記事では2024年11月に公開された産科医療に関連する法的判断見解について、産科医療に関与する麻酔科医の立場から考察した。

医療安全の推進と削減という矛盾するような見解が同一の業界から出てくることについて、「妊娠出産が死亡リスクを伴う」という点の理解がされていないのではないか仮定することで1つにまとめ、現状の問題の発生源を推察した。

GradeA帝王切開いかに厳しい時間的制約のもとで行われるかや、妊婦胎児に起きうる不幸について一概に法曹側の無理解批判するものではないが、このような法的立場判断見解の影響が及びうる範囲を想定すると受け入れがたい。

現場をよく知る人々の意見が反映されることを祈りつつ、実際に1人の麻酔科から見た現場がどういった物かを誰かに共有できればと思い本記事作成した。

少しでも将来の妊婦胎児安全寄与できればと願う。

2024-11-29

anond:20241129004724

近藤誠理論はそれだけではないかと思います

がんもどき理論、がん放置療法、抗がん剤は効かないなどがメインだったように思います

 

といっても話を広げても仕方ないので、がん治療におけるQOLの低下に話を絞りましょう。

そもそも自体が正常な臓器を壊してしまう事が多々あります。この場合治療して癌が治っても壊れてしまった臓器は元には戻りません。

また治療内容によっては抗癌剤を使うことで完治の可能性が上がりますが、抗癌剤による後遺症一定の頻度で起こる事もあります

また手術で切った場合もそれに伴う障害可能性もありますし、放射線治療も晩期障害リスク一定の頻度で起こります

 

どのような後遺症が残るかについては、癌の種類、状態治療方針によってあまりにも異なります

 

ただ近藤先生大学病院診療されていた時代と違い、現在インフォームドコンセント形式だけでなく内容も充実しています

必要治療内容とそこから想定される後遺症合併症について、癌診療では必ず説明文章提示説明がありますので、ご自身価値観でその時々で判断されるのが良いと思います

別にすべての治療を受けないといけないわけではありませんので、許容できる範囲内で治療を受けられると良いと思います

 

副作用後遺症可能性を0の治療以外は受けないとなると、癌診療以外の通常の医療自体も受けられません。

どの程度まで許容されるかはご自身で決めていただくので良いと思います

2024-11-20

会社に三十過ぎの女がいるじゃん。

警察通報したらある日いきなり逮捕されて病院連行され麻酔なしで子宮を摘出される。

傷口はまともに縫合してもらえず合併症でそのうち死ぬ

そういう世の中にならないと子供は増えない。

日本保守党は言いにくいけど真実を言ってくれたと思う。

子宮摘出法を制定しよう。

2024-11-01

anond:20241101205333

身体が異物と認識してしまうと、被膜拘縮という合併症を起こすんですよ。

これは、体質や免疫等の条件によるので、一定確率で発生するのは避けられないです。

2024-10-25

両親が先のことを何も考えていないのが怖い

妻の実家が妻の両親+弟の三人住まいだけど、先のことを何も考えてなさ過ぎて怖い。

実家田舎農村ではなく別荘地で、周りに畑もなく、しかも買い物には車を何十分も走らせて山を下り必要があるような所。

両親はもう後期高齢者で、母親は目に障害が出て免許を返納。

父親成人病合併症もある。

でも、3人ともとにかく面倒な話を嫌って、

「そんな話はまだ早い」(父親

「なんとかなるでしょ」(弟)

「お父さんが『うん』って言わないと」(母親

全然話ができない。

家を売る、引越しする、介護施設アタリを付けておく、財産分与(少なくとも財産目録を共有する)、何かしらやっておかないと怖いと思うんだけど、何も動いていない。

弟も何も知らないし、自分財産も無いらしい。

いま両親のどちらかがボケるなり、コケ骨折するなりすれば途端に生活破綻するのが目に見えてる気がするが、気のせいだろうか。

妻の実家とは疎遠になっていて、何年もお互いに行き来していない状態

妻は電話はするから絶縁しているわけではないけど、だからと言って「介護のためにこっちに来てくれ」と言われても、片道6時間超をホイホイとは手伝いに行けないし、妻も療養中だったりする。

「考えておかないと大変だから動いておいた方が良いよ」

「準備も無しに頼られても困るし無理」

とは妻がそれぞれに伝えているので、何かあっても手伝う義理は無いと思ってるけど、とはいえ困って泣きつかれれば完全シャットアウトとも行かないだろうし、悩ましい。

多分今どき日本中どこにでもある話だと思うけど、どうしたらいいんすかね。

2024-10-13

anond:20241013084419

ベジファースト系の研究は、2011年提唱されて以来、2014-2016年頃にいろんな研究者が実験している。

そして、野菜以外に肉類でも魚類でも15分前に食べておけば血糖値スパイクを抑える効果があることが実験で何度も確かめられている。

まり、ベジファーストファースト・魚ファースト血糖値スパイクを抑える効果があること自体エビデンスはたくさんあるのだ。

2019年シンガポール研究では、ベジファーストのほうが効果あるという結果がでてるけど。。

ところが、それらの論文あくまでも、スパイクに着目した場合しかなく、

スパイクは小さくなったが、さらに数時間後の血糖値の上がりが大きい(!)とか、

1日の平均血糖値への影響は無い(!)とか、分かったんだよ。

直感的に考えてもわかるように、食べる順序を変えても、同じ量を摂取すれば、だいたい同じ量が吸収されるのは、

健康な肉体なら当然のことだろう。

糖尿病合併症の大半は、高血糖状態が長く続くことによるダメージによるものから

1日の平均血糖値への影響がないのなら、ほとんど意味がないのだわ。

2024-10-11

柔道選手の回想を聞いてほしい 4


トイレ付近水飲み場でT君に声をかけると、「負けちゃいました」と呟いた。

「よくやったな。今はどうだ、悔しくないか?」と聞いたら、T君は「いや、ないです。悔しくないです」と答えたっけ。

これでいいのだ。その人が本当に努力をして、最後までやりきったとしよう。そんな時、悔いの念は湧いてこない。全力でやり切ったからだ。逆に、全力でやれてないと悔いが残る。

結果の良し悪しは関係ない。その人にとっての天命である。どう足掻こうと必然だった。だから、どんな結果であれ、挑戦は終わったのだと、それまでの自分道程を認めることができる。

ただ、悔いの念はないけれど、人によっては……。

先生。今までありがとうございました」

T君の目に涙が溜まっていた。

先生。これ、悔し涙ですかね?」

「多分違う。そういうのはな、あの練習をしてればよかったとか、あの場面でああしてりゃよかったとか、そういう空虚なのとは違う。そうだろ?」

はい。なんか。自分でもわかんないです」

「T君はな。自分を認めることができたんだよ。諦めずに、走り続けてよかったって、そういう自分を認めてるんだよ。そんな自分になれたのが嬉しくって、だから今、お前は涙を流してる」

「じゃあ、先生はなんで泣いてるんですか?」

「これ? ああ、これね。これは……」

ミキプルーンの苗木」と言いかけて俺は、「お前が凄かったから感動したんだ」と伝えた。それで、碌にT君の顔を見ずに振り返って、試合場に帰った。恥ずかしかった。

ここでまた、例の漫画(拳闘暗黒伝セスタス)の場面が脳裏に浮かんできた。確か、試合に負けたセスタスを、師匠であるザファルが鼓舞するシーンだった。おそらく序盤の方だ。未読の人の楽しみが減るから、具体的にどういう場面かは書かない。気になる人は探して読んでほしい。

T君が得たものは大きい。勝っただの負けただの、結果にそこまでの価値はない。一生懸命やって、試合で全力を出し切って、結果を受け止めたんだろ? 高校生でそこまでやれたら十分だよ。

T君よ。今は幸せにやってるかどうかわかんないけどさ。俺、君を教えることができてよかったって、マジで思ってるよ。またどこかで会えたらいいな。

ちょっと休憩してから試合場に戻ると、柔道畳のすみっコのところで、T君とN君が談笑してるのが見えた。N君の肘が、T君の腕のあたりを突いていた。どちらも、にこやかに笑っていた記憶がある。

それから、あのN君だが……周りを寄せ付けない強さで県大会優勝を果たした。手元にある当時の「全国高等学校体育連盟柔道部 研究調査報告」によると、N君は全国大会で4勝して第三位に入っている。



大会が終わって、T君は時間に余裕があるようだった。昼に営業してる隠れたお店で飲み食いして、広島城の通りをブラブラ広島駅まで歩いて行った。T君はずっと田舎ちらしい。目をキョロキョロさせていた。

最後に、福山行の新幹線に乗って帰途についた。T君は、親が福山駅前に迎えに来てるようだった。彼を見送ると、大会の旅程をすべて終えた。

ところで、この日のことで、もうひとつ記憶に残ってることがある。あれは福山駅の構内だった。アパートに帰ろうとして時刻表確認すると、微妙時間帯だった。

アパートまでは、あと二駅だった(高校のすぐ近く)。歩こうか、それともローカル線を待とうか、はたまた……今日はいい気分なので、夜になったら少し吞んでいこうかなど、いろいろ考えていた。

印象的な出来事があった。

結局、国道沿いにある居酒屋で呑もうと思って、一旦自宅に帰ることにした。福塩線ホーム電車を待っていた。すると、そこに中学生女子がひとりで居た。制服姿だった。どこの学校かはわからない。俺、元々は広島市民だしな。ただ、部活大会帰りなのはわかった。日曜日スポーツバッグを持ってるのはそういうことだ。

の子スポーツバッグにストラップを付けてた。2つ。手のひらサイズの大きいやつだ。それが気になった。リラックマのやつだった。

ちょっと声をかけてみた。「ねえ、あなた」と言って、その子がこっちを向いたところで、「それ、かわいいね!」って指さしたんだよ。その茶色い熊と、黄色い鳥のストラップを。

の子は一瞬固まってた。何言ってるかわからない、という様子だった。俺は、もう一度「それ……」と言うと、その子ストラップを見た。「かわいいね」ともう一度伝えたら、その子は目をギョッと開けて、俺の肩口の方を見てきた。顔じゃなくて。

それで、何秒間もずっと目を大きく見開いている。声は出さなかった。よほど驚いたのだろうか。

別の方から、「あの、ちょっとあなた!」という男の声が聞こえた。30くらいの男性だった。恰好はそんなに覚えてないが、ジャージ姿で恰幅があった。何かスポーツをやってそうだった。

その人が、俺に声をかけたのだ。『あーそうか、部活の引率の先生なのかな』と思い、そいつの方に歩いていった。

「俺がどうかしました?」

「いえ、うちの生徒に声をかけていたので。気になって」

「それで?」

「どういう関係かなと」

「全く知らねー間柄ですけど」

「そうですか」

「全く知らない間柄だと、声をかけたらいけないんすか?」

「いえ」

「そんな法律あるんか、オイ?」

「いえ、それは……」

「そんな法律があるんか、答えろやオイ! お前チンピラか」

「いえ、ないです……」

「じゃー、あなた対応って失礼とちゃうんですか? 俺、これでも学校先生だよ。私立だけど。あんたと一緒」

「えぇ、そうなんですか。すいません……全くそうは見えませんでした」

「俺、傷ついたよ。責任とってくれる?」

「いや、その。すいません」

すでに距離が近かった。声色と態度でわかる。こいつは萎縮してる。初めは語気があったが、俺が近づくと萎縮した。ビビった声色になってる。

わかるんだよな。男同士だったら。雄としての『格』の違いが。こいつは自分が格下だと認めていた。自分で言うのもなんだが、普通の男だったら俺が街中を歩いてると道を開ける。

当時、福山駅のあたりの居酒屋で、若い連中がさ。冗談女子店員おっぱいとか、お尻を触ったりしてたんだよ。それで、俺が「兄さん。そういうのはいかんよ」と声をかけると、途端に目を伏せて――何もなかったかのように酒を飲み始める。基本は、犬や猫だってそうだろう。強い雄には道を譲る。そういうものだ。

ひるがえって俺は、またその子に声をかけた。

ビビらせてごめんな。それがかわいいなって、それだけ言いたかった」

「……ありがとうございます

「どこまで帰るの?」

川野辺まで」※よく聞こえなかった

「へー。俺はそれより前の駅だと思う」

「そうなんですか?」

「もし今度、あの先生がいない時にどこかで会ったら、話とかしない?」

「いいですよ!」

約束な」

はい約束です!」

の子と一緒の電車車両に乗ったけど、喋りかけたりはしなかった。空気を読んだ。

アパート付近にある駅で降りると、家でちょっと支度をして、夜になると自転車に乗って遠くの国道沿いにある飲み屋街に出た。書いてるうちに思い出してきた。あれはサンキューランドだっけ。

当時は、お酒を飲んで自転車に乗るのはセーフだった。そういえば、毎年18才の大学新入生が歓迎会お酒飲み過ぎて、毎年死んでたっけな。そういう時代だった。

それから、その子と会うことはなかった。確率的にありえないとわかっていたが、ニアミスくらいはしてるかもしれない。



中学生で思い出した。今これを読んでいるあなたが男か女かはわからないが……中学生セックスしたことはあるだろうか? 俺はある。

あれは、まだ中学二年生の時だった。ひとつ年上の、女子柔道部の先輩がいた。柔道にひたむきな人で、めちゃくちゃ強くてさ。小学生の頃の俺はまったく敵わなかった。中学に上がってからガチ柔道部に入ったので、男女で組み合うことはなくなった。

そんな彼女は、全国中学柔道大会ベスト8に入って、広島市内にある公立の名門高校スポーツ推薦で合格してた。

子どもの頃から柔道が好きだった。朝鮮学校じゃなくて、一般中学校を選んだのもそれが理由だ。その中学校は柔道部が強かった。ハーフの俺でも入部を断ったりしなかった。それが理由だ。朝鮮学校柔道部の方が強かったら、そっちを選んでいた。

その先輩のことが、俺は好きだった。だって自分の道に真剣なんだぜ。ほかの中学生と比べて大人だった。52kg級で背丈は小さいけど、当時の俺だって油断したら投げられてた。

その先輩が中学卒業する年、俺の家に来ることがあった。学校帰りだった。

その日、家族はまだ帰ってなかった。俺の部屋の中で座って、コーヒー飲んだり、マンガの話をしたり(幽遊白書……電影少女……BOY……まだ実家本棚にあるだろうか)、くだらない話をしてた。詳しくは覚えてない。

ある瞬間だった。先輩が、俺の制服の奥襟をふざけて握ったのだ。俺も反動で、奥襟を握り返した(反応するのが癖になってた)。それで、グイっと手を引いたら、先輩の顔が近くにあった。それで……思わず抱きしめてしまった。

先輩は縮こまってたけど、やがて俺の肩を押した。抵抗してた。「先輩、好きです」と言ったけど、「彼氏いるから」だってさ。すると、先輩が無理やり立ち上がって、部屋を出て行こうとした。

まっすぐ追いかけて、先輩が部屋を出る前に腕を捕まえた。ヨイショッと体全体を掴んで、そのまますくい投げのように抱きかかえて、ベッドにまで運んで転がした。

そして、上に乗っかって、先輩の顔を見詰めていた。どんな表情だったかは覚えてない。「好きだ!」と大声で叫んだのは間違いない。

先輩は固まってた。俺は覆いかぶさって、そのままキスをした。手首とか指を掴んで、そこからはアッという間だった。先輩も抵抗はしなかった。ただ、ずっと受け入れていた。最後までいった。

最後までやった後、ベッドの中で先輩の体を抱きかかえて、「彼氏と別れろ!!」って求めた。何度も。何度も。三度は言ったと思う。先輩は悩んでたけど、最後には「はい」って返してくれた。それから口づけをして、ずっと体をくっつけ合っていた。あれは、あの瞬間だけは、本当に受け入れてくれたんだと今でも信じてる。

それから、何度か食事をして、デートにも行った。本当に数回だけど。子どものうちって、こんなもんだよな。

残念ながら、先輩が高校に進んでから柔道試合会場でしか会うことがなかった(当時、携帯電話大人嗜好品だった。子どもが持つものではなかった)。試合場で俺が声をかけると、前と同じように笑ってくれた。

高校からは、柔道をやってる男女の距離は離れてしまう。物理的にも、精神的にも。まるで違う存在になったみたいだ。先輩も俺も、柔道の名門高校に進んだこともあって疎遠になった。でも、どっかでまた告白しようと思っていた。



あれは、先輩が高三になる年の、大会名までは覚えていないが……先輩は、規模の大きいローカル大会に出場していた。全国から有名校が集まってくる。俺も出場していた。

その日先輩は、団体戦の時に、投げられた拍子に首から柔道畳に突っ込んでしまった。それでひどいことになった。

そのシーンを見ていた。相手選手は、先輩を背負いで投げる時に、もうちょっとで投げられるって思ったんだろうな。自分の頭を柔道畳にダイビングさせて、その勢いで先輩を垂直に転がそうとした。しかし、最初に畳についたのは先輩の頭だった。それで、頸部を痛めて試合中に意識を失った。

先輩は、頸椎損傷で意識不明の重体になった。あれは今でも覚えてる。救急隊員がタンカを運んできて、柔道から大急ぎで先輩の体を運び出していくのを。

意識は戻ったが、先輩の体は動かなくなった。脊髄がやられたらしい。もうすぐ高三になるタイミングだった。

柔道はできなくなったし、学校にも通えなくなった。先輩は、公立高校スポーツ推薦で入学していた。柔道できないとなったら肩身が狭いだろうし、そもそも卒業できるか怪しかった。

結局、卒業はできなかったんだっけ。病院から出られないんじゃ、しょうがないけど。俺、その頃は高二だったけど、先輩の病室に月に一度は音連れた。

今の状態のこと、いろいろ話したっけ。首から下の感覚がなくて、手足がまったく動かせないわけじゃないけど、お風呂に入っても温度とか感じないんだってさ。

俺が高三になる頃には、病院から出て車椅子生活できるようになっていた。自宅で療養してたけど、脊髄以外にも問題があるようだった。合併症で、呼吸とか循環とか消化とか、そういう機能にも。

大学進学で東京に出たら、先輩には会えなくなったけど、メールはしていた。今でいうガラケーである。当時は最新鋭の機器だった。中高生が見るようなバラエティ番組で、ケータイPHSコマーシャルが流れていた。先輩とのメール内容は思い出したくない。少しは覚えてるけど。

大学の長期休み帰省時、先輩に会いに行っていた。先輩、いつも普段着で、オシャレができないのを気にしてたっけ。俺はもちろん、そんなことは気にならなかった。ずっと先輩に会いに行っていた。

大学三年生の終わり頃だった。先輩が自宅で亡くなってから携帯電話とか、誕生日プレゼントとか、一緒に撮った写真とか、先輩との思い出ごとゴミに出した。今では取っといた方がよかったと思うこともあるが、やはり捨てといてよかったと思い直す。

せっかくの機会なのでメールを思い出してみるが、本当に部分的である脈絡なくて意味不明だし、記憶改ざんが起こってる可能性大である。お許し願いたい。

いつも大体、俺からメール送信していた。先輩とのメールは何十回も見返したか記憶にこびり付いてる。

「今度帰省する時、お土産なにがいい?」

東京ばな奈」

「あれ、前も食べなかった?」

「また食べたい」

リハビリとかしてるの」

「してない」

「どうして?」

無駄だし」

無駄じゃないかも」

「体が動かない。自分でどうにもできない」

車いすで動くのは? また一緒に外に行こうよ」

「恥ずかしい。あれで外出たくない」

今日学内リーグ戦で優勝した」

「やったじゃん」

「次の決勝リーグで負けたけど」

一年生でそれならすごいじゃん」

「次は勝ちたい。俺がレギュラーなったら、試合見に来てくれる?」

「え。親がお金出してくれるかな」

「出してくれるよ、きっと。だめでも説得する」

「  くんは彼女いるでしょ?」

「いないよ。できたことない」

うそ

「嘘じゃない」

「今年の春、私に結婚したいって言ったの覚えてる?」

「うん」

約束守れる?」

「うん。自活できるようになったら迎えにいく」

「じゃまだからやめた方がいいよ」

邪魔じゃない」

「じゃまだよ」

「俺と結婚するの嫌?」

「ううん。  くんと結婚したい」

「よかった。自分もっと信じて」

ありがとう団体戦がんばってね」

「俺の力だけだと、どうにもなんないけど笑」

「  くん。体がイタイ…」

大丈夫?」

「うん。痛い。けどがんばれるかな」

「できるよ」

「呼吸も苦しい」

電話する?」

「できない。息ができない」

「今度の春休みに会いに行く」

「きてほしくないかも」

「なんで?」

「どうしても」

「  の気持ちはわかったけど、また帰省した時に行くから

「歩けるようになりたい」

「なれるよ。絶対

「なれるかな」

「うん」

ありがとうね」

「  。今、何をしたい?」

さわりたい」

「何に?」

「  くんに」

「俺も  にさわりたい」

「ほんとうに?」

「本当だよ」

先輩は自宅で亡くなった。先輩の両親は言わなかったけど、後に自殺だということがわかった。

その時分、大学三年生だった俺は、国内でも国際でも大きい大会があったから、お通夜にも葬儀にも行けなかった。納棺日に間に合わなかった。お骨も拾えなかった。

それから今に至るまで、本当に好きな人っていうのができたことはない。年齢を重ねることで、恋愛する能力が落ちているだけかもしれないが

墓参りはずっと行ってたけど、近年は行ってない。夢の中に先輩が出てきて、「もう来なくていいよ」と言われたのだ。夢の中だったけど、信じることにした。朝起きたら、涙が出ていた。

ありがとう先輩。先輩のこと覚えてる人間、俺が人類最後になれるよう祈っててほしい。

次です(最後

https://anond.hatelabo.jp/20241011192841

2024-10-10

ワキガ手術しないと人権剥奪されるのに保険適用されないのおかしいよな

どうなってるん?

「周囲が迷惑していることが明白であるなら保険適用」というフワフワした概念なんなん?

周りからヒャッハーワキクサだー!!!マジでクセーから職場に来るなー!」みたいに言われ

医者に行ったら「この程度で保険下りません。自費ですね。でもこまってるんでしょ?」と自費治療

合併症が出たので治そうとしたら「自費治療合併症保険適用されるわけないじゃん?要するにワキガ手術なんて美容整形から自己責任だよ」

うひょ~国全体でワキガに対する遺伝子レベル差別が行われているようなもんじゃんかよ〜

優生保護法時代から倫理観進歩がねぇなぁおい

って技能実習生アラブ系ワキガ治療したはずなのにまだ臭い)が言ってた

2024-10-09

脳外科医 竹田くん」ヤフコメに現れた内情に詳しい謎の人物の主張

コアラが嘘を書かせた

・小荒と竹田くんとの関係は良好だった

竹田くんが雑用を任されていたため手術禁止で小荒に負担が戻った

病院医療事故8件を隠そうとせず合併症も含めて発表したが個人責任押し付ける形になった

現場ではチーム医療が主流なので本来個人責任押し付けない

竹田くん裁判前に責任を認め謝罪したが上司コアラが嘘をついて責任を逃れようとした

コアラ病院が結託して竹田医師に全責任押し付けたが竹田くんは裁判反論した

証人尋問コアラが主導していたことが明らかになり竹田医師はこれに反論した

記者報道裁判内容と一部異なり事実と違う点がある

患者側は竹田くんを「悪質」として慰謝料増額を求めているが病院竹田くんは通常の責任を認めている

https://news.yahoo.co.jp/users/hyCmNcqzRTCYp35aEKl9Sdar9lFNTgJeqIcuP7t-Br2Hbihx00

2024-10-05

anond:20241004112542

そもそも普通の人はいきなり失明しない。

失明しそうになってから初めて考えればいいことなので、わざわざ考えるだけ無駄なので考える必要もないよ。

なぜなら中途失明の原因は生活習慣の悪化遺伝的要因・感染対策の不備・医者嫌いだからね。

特に最後医者嫌いってのが重要ファクターだけど、普通の人は別に医者なんて嫌いじゃない。

エリート嫌いを拗らせたり、注射が怖いとかガキみたいなこと言わないんだよ普通の人は。

中途失明の原因で最も割合が高い緑内障の原因は「よく分かってない」ということになっているけど、単に決定的な証拠がないだけで医者は皆薄っすらと原因を知ってる。

その原因っていうのは「生活習慣の影響により身体に強い負荷がかかっている」ということ。

なぜなら緑内障になる人は生活習慣を悪くして薬を飲んでいる人が多いから。

これを単に老化が緑内障における重要ファクターであると片付ける人もいるけど、実際には「生活習慣の乱れを若さごまかせなくなった」というのが大きいんだよね。

緑内障にならなくても糖尿病による合併症によって失明するパータンもあるので、失明の原因の3割割は糖尿病によるものだと言ってもいいぐらい。

次に割合が高いもの網膜色素変性があるんだけど、これについては遺伝性によるものなので「自分はコレになるかも知れない」ということは親戚の体調にちゃんと興味を持っている普通の人は事前に把握できる。

自分にそういう遺伝的要因があると分かってるなら、定期的に医者に行って見てもらえば早期発見が出来るし、点眼薬によって進行を大きく抑えることもできる。

緑内障・色素変性・糖尿病以外の理由であっても、「違和感を感じたらすぐ医者に行く」ってのを徹底すれば失明まではいかないものばかりだよ。

自分の体調をちゃん管理して、何かあったら早めに医者に見て貰って、医者の言う事をちゃんと聞いて薬をちゃん摂取すれば視力低下までで何とかなるものばかりだから

中途で失明するやつってのは「医者の言う事を聞かない」「自分身体が抱えている病気リスクを把握しない」「定期検診や緊急時の診察をやりたがらない」といった人種なの。

普通はそういうことしないから中途失明なんてめったに起きないわけ。

分かった?

みたいな返答が欲しかったんだろ?

わざわざ増田に書くってことは。

ちゃんとした返答が欲しいならこんな肥溜めじゃなくてNoteやXに書くもんな。

くだらんレス乞食をしてないで、信用できる医者や友人に相談して、素直にそれを聞けよ。

本気で相談したいならAIにでも聞け。

ここで出来るのはレス乞食だけだから

anond:20241005030915

コロナもっと危険」というふわっとした非科学発言者の方が数字出す義務があると思うがまあいいや

日本では人口100万人あたりの感染者数(のべ)=271,999人

同100万人あたりのコロナ死者数=601人

https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html

↑を参照(2022年人口基準

致死率は0.22%

しかもこの死者数は「死んだ時にコロナ感染していた」という数え方だった

 

それで? 後遺症? 合併症

そんなもの俺は主張しないから、それは主張する奴が「数字」を出せよ

科学的にコロナウイルスによるものとはっきり認められるもの(もちろんワクチン薬害は除く)でな

2024-09-15

脳出血など致命的な症状が出る確率は25%

生存しても後遺症が出る確率50%

ひき肉を生で食うのはやめような

HUS患者の25%に神経学合併症(痙攣、脳血管の栓塞による発作、昏睡など)が見られ

生存者の50%程度に軽度の慢性の腎障害後遺症として残ります

志賀毒素産生大腸菌(STEC)または腸管出血性大腸菌(EHEC)は、動物の腸管、主に反芻獣の腸管に見られる大腸菌の中で重篤傷害を引き起こすものです。

2024-09-05

不妊治療できなかった

不妊治療検査合併症で、妊娠が難しくなりました

不妊治療してないのに

検査しかしてないのに、不妊治療終了

もの凄く不完全燃焼

やるだけやって後悔したかった

2024-08-20

anond:20240818224420

神経性やせ症

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-005.html

神経性やせ症

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/10-%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E6%91%82%E9%A3%9F%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E6%80%A7%E3%82%84%E3%81%9B%E7%97%87

神経性やせ症の人には、しばしば次のような言動がみられます

  • 非常にやせているにもかかわらず、自分は太っていると訴える
  • 自分がやせていることを認めない
  • 常に食べもののことばかり考えている
  • 食べるものの分量を量る
  • 食べものをためこんだり、隠したり、捨てたりする
  • 人のために手の込んだ料理を作る
  • 食事を抜く
  • 食事をしたふりをしたり、食べた分量を偽ったりする
  • 強迫的に運動をする
  • 大きいサイズ衣服を身につけたり、重ね着をしたりする
  • 日に何度も体重を測る
  • 自尊心基準がどれだけやせているかである

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あと、摂取カロリー基礎代謝なんて病的な食生活で懸垂したって筋肉はつかない。

パーソナルジム必要なのは夫だと思う。

2024-08-03

将来的には(未治療の)先端巨大症アスリートオリンピックに出られなくなるのだろうか

テストステロン値を持ち出して出場可否を決めるなら成長ホルモンも測ろうという話にじきになってくるんじゃないか

これはナチュラルドーピングでずるい!とかそういう問題ではなく、早いうちに治療しないといろんな合併症が起こる確率が上がることは科学事実な訳で、

パフォーマンスの低下を避けるために未治療選手がいるとしたらまずいのでは

https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20K11402/

これなんかアスリート葛藤みたいなもの垣間見えて考えさせられる

2024-07-17

anond:20240717165213

落ち込んでるだろう元増田には悪いが、麻酔して腹切ってノーリスクなんて若い健康人間でもありえないよ

手術の同意書書かなかった?最悪の場合麻酔した段階で死ぬって説明されなかった?

本当に一切何も説明が無かったら説明義務違反になる可能性はあるが、80歳で術後の体力が戻らないって話だと合併症と呼ぶには弱すぎるなとは思う

2024-06-06

VRC コミュ障

サイバーホモコミュ障合併症が深刻すぎる

仲良くなった中身同性のフレ達に対して「この感触なら雰囲気作ればちゅーくらい行けそうだな」とかナチュラルに考えている

こわ

2024-05-26

anond:20240526190500

検診で女児が服を脱がされている。男性校医性的好奇心のために。そう思っている方がおられるようだが、そんなことはないと思う。

僕は消化器内科医として大腸内視鏡や造影検査でたくさんの方のデリケートゾーン仕事をしてきた。いまも在宅医として日々尿道留置カテーテルの挿入などしているが、そこに何か特別感情が生じることはない。

意識してきたのは「目の前の患者さんに必要処置をできるだけ少ない苦痛で」。

もちろん脱がされること自体苦痛になりうる。羞恥心への配慮は大切だが、それによって診療としての必要条件が満たせなければ結局患者さんの不利益になる。

少し前、AED使用する際に女性の胸をはだけることが許されるか話題になった。秒を争う救命処置と胸を隠すこと、どちらが優先されるべきなのか。ここに議論余地があるとは思ってもいなかった。

救命できなければ問題にされる、救命できても胸をはだけたことで問題にされる、こんな状況で誰が「若い女性」の救命処置に関わろうと思うのだろう。

の子供のころは上着を脱いで検診を受けるのは当たり前だった。そこに当人が疑問を感じることも保護者クレームもなかった。それは検診の意味をみんなが理解していたからか、あるいは医師に対する無条件の信頼があったからなのか。

今は、おそらく医師の視診・触診・聴診・打診に対する信頼度が下がっているのだろう。あるいはそれ以前に医師人間性に対する信頼が失われているのかもしれない。

一方で診断機器に対する信頼は厚い。保護者の多くは心疾患の除外診断にはエコーを、側弯の除外診断にはエックス線検査をすればいいと思っているはずだ。

これは医師患者の双方にとって望ましい状況ではない。しかしこの状況は、近年、医師が日々の診療カルテ画面見て「患者」をきちんと診察せず、検査結果だけで病気を診断してきた結果なのかもしれないとも思う。

でもこれは医師だけの責任にはできないとも思う。外来に溢れる多数の患者、待ち時間に対するクレーム、診断ミス処置合併症に対する訴訟リスク。これは日本健康保険制度に基づく医療提供体制のもの問題でもある。

患者医師の双方にとって最適な診療環境とはどのようなものなのか。医療に対して失われた信頼をどう取り戻していけるのか。あるいは、テック進化で、もうそんなもの必要とされなくなるのか。

2024-04-25

anond:20240425200752

普通風邪合併症の方がよっぽど人死んでます

コロナより普通風邪の方が患者の数が何千倍もいるからでは🤔

2024-01-17

猫のうんちがでかすぎて嬉しい

大抵、SNSで公開しづらいトピック増田で書いている。個人的にそういうことにしている。

アカウントだろうとなんだろうと、他人の目がいつまでも気になって仕方がない。自意識過剰なのだ

知人からあいつ、いい歳してこんなこと言ってら」と鼻で笑われたくない。

「まあ!平日にこんなこと言って……どうしようもない人!」「食事時に妙なもん見せて……許さないよ」

そう思わせたくもないのだ。

から、私は増田で猫のうんちについて書く。しかも「うんち」について、「嬉しい」と思う感情について書く。

タイトルも「猫」「うんち」「嬉しい」の三語をきちんと入れて、非常にシンプルだ。

おそらく猫のうんちの話を読みたくない人はここまで読んでいないだろうから、猫のうんちについて書き続ける。

我が家では猫を三匹飼っている。

一匹は四歳、もう一匹は三歳、もう一匹は十五歳だ。

普段三匹ともふわふわ転がってニャーニャー言ってるだけなのであまり意識しないが、改めて書くとそれぞれの年齢にかなり開きがある。

上記の三匹の中で、最もでかいうんちをするのは十五歳である若者暮らしつつ、気圧されることなく平然とビッグうんち。それだけでも大したもんだ。

四歳と三歳は子猫の頃から一緒に暮らしているので、共に過ごした年月=年齢として数えやすい。

だが、十五歳はちょっと複雑だ。長い付き合いと言えばそうなのだが、十五歳は私が十代、高校生の頃に育ての親が実家で飼い始めた猫だ。

飼いたての頃は瘦せっぽちの子猫で、子猫だてらに細い喉から轟音を響かせていた。

うんちもビッグならば、喉の音も超ビッグだった。

まりに喉から鳴る音がビッグすぎるので、Yahoo!知恵袋で「猫の喉の音が大きすぎます病気でしょうか」とトンチンカン質問をしたのもいい思い出だ。

うんちから話が逸れた。

最初に十五歳のうんちがでかいということを発見したのは、育ての親である祖父だ。

十五歳がアメリカ原産の猫であることから祖父は「うんちもアメリカサイズ」と称していた。

インターネットでうんちを実在の国に例えるの、いいんだろうかと思うが、大きさを称える表現から良しとする。その発言をした人物はもう亡くなっているのだし、責めても仕方がない。

五年前、祖父が骨髄腫とその合併症で亡くなった。それから祖母認知症は、坂を転がり落ちるように悪化していった。

十五歳(当時十歳か 若いね)の世話によって随分歯止めがかかっていたようだが、転倒事故入院してからはもうダメだった。

老人の事故入院は本当にダメだ。事故を境に、とうとう十五歳の面倒も見られなくなってしまった。

結局のところ、十五歳の面倒を見る家族が実質いなくなってしまたこから、十五歳を引き取ったのだ。そういう経緯で、十五歳は我が家暮らしている。

そして、何の因果か昨年、十五歳は祖父と同じ血液リンパ系のガンになってしまった。

猫の病気というと内臓が弱るか、認知症か。なんとなくそう考えていたところで割と珍しいとされる部位に発生した悪性腫瘍晴天の霹靂だった。

診断を医師から聞かされたときはショックでちょっと寝込んだが、今のところ十五歳は凄く元気だ。

寝室に行こうとすると、先回りしてベッドに潜って待っていて、ニャー、と啼く。

台所鶏肉を切ったり、ツナ缶を開けたりすると、食べたくて仕方なくて四歳や三歳よりもがっついて腕を伸ばしてくる。

今もこうしてパソコンキーを叩いていると、横に来て「撫でてくれ」と言わんばかりに前足で二の腕をつついてくる。

そんで、この家で誰よりもでかすぎるうんちを出す。人間と同じくらい迫力のある成果物毎日出す。

くせえ!と言いながら、毎日毎日でかすぎるうんちを、私は喜んでいる。

今でも十五歳の体内に病魔が巣食っていることを考えると憎いが、十五歳は凄く元気だ。

から、次第に、まあ、そういうこともあるか、生き物だものなあ、と思うようになった。

生きていりゃ血液病気にもなるし、認知症にもなる、内臓も悪くなる。実際、私の肝臓事故で立体パズルのように割れたことがある。なんでもあるね、生きてりゃ。

毎日かに寄り添う元気が湧いて、食欲があって、うんちをもりもりする体力がある。

ありがてえなあ、ありがてえ。生き物として上出来だよ。それで上出来だ。

本当に毎日でかすぎるうんちを出していて、お前は最高だよ。

猫のうんちがでかすぎて、私は本当に嬉しい。

2023-12-18

トランスクリニック、普通に医療倫理違反やろ

https://twitter.com/KatzePotatoes/status/1736373095282426268

性別適合手術(造膣術)の後に脱トランスした当事者の方が、どのような不具合を抱えているかを具体的に詳しく教えてくれている。

・陰部の感覚障害

・排尿障害

・尿漏れ

性交不可

など。

これらの合併症について事前の説明は無かった

2023-11-24

anond:20231124101743

老害言葉遊びかよ

言うほどっていうのは大した事ないとどう違うんだ?

合併症後遺症リスクにならないってことか?

老害の考える出産って軽々しいんだよな

自分が産まないから、大したことないと思ってる

お前みたいなジジイいるか少子化なんだよゴミ老害

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