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2026-01-24

【論考】歪なリヴァイアサン幕府明治米帝の「キメラ構造

【はじめに】

本稿は、現代日本政治を一つの均衡状態として捉え、その内的論理記述する試みに過ぎない。ここで描かれた「歪なリヴァイアサン」は、不正義でも愚鈍でもなく、ただ与えられた条件の下で最も合理的に振る舞っている存在である

しかし、合理性は永続性を保証しない。均衡とは、あくまで外乱が加わらない限りにおいて成立する一時的な静止点に過ぎない。経済の衰弱、国際秩序の変動、技術による媒介構造の変化——いずれも、このキメラの前提条件を静かにしかし確実に侵食している。

本稿の目的は、このシステム擁護することでも、告発することでもない。ただ一つ、「なぜ変わらないのか」という問いを、「変わらないこと自体合理的である状況」として再定義することである

もし将来、日本政治がこの枠組みから逸脱するとすれば、そのとき我々は初めて「変化が起きた」のではなく、「変化を許す条件が整った」のだと理解すべきだろう。

――現代日本政治における三層構造の解剖――

1.序論:日本政治という「奇妙な果実

日本政治を観察する際、我々は常に強烈な「違和感」に襲われる。

表面的には米国流の民主憲法を掲げながら、そのOS(オペレーティングシステム)はプロイセン流の官僚機構であり、さらにその深層では江戸時代の村落論理駆動しているからだ。

自民党一強」や「官僚内閣制」、「対米従属」といった既存単一的理論では、この怪物説明しきれない。

本稿では、現代日本という政治システムを、「幕府の遺風(骨格)」、「明治の遺老(神経)」、「米国遺産(皮膚)」という、本来互換性のない三つの要素が無理やり縫合され た「キメラ合成獣)」として定義し、その構造的欠陥と強靭さを分析する。

2.第一層:幕府の遺風――「藩閥」としての自民党

日本政治の基層にあるのは、民主主義ではなく「封建制である

自民党近代政党ではない。それは「現代大名連合体である

派閥という名の「藩」:政治家にとっての忠誠対象は、国家よりも党、党よりも「派閥オヤジ)」にある。

世襲という正統性地盤看板・鞄(カバン)の世襲は、まさに江戸時代家督相続のものであり、システム維持のコストを最小化するための合理的装置だ。

「根回し」の合意形成国会審議は儀式に過ぎない。真の意思決定は、料亭密室での「根回し」によって行われる。これは内戦を避けるための「封建的コンセンサス」の知恵である

この層は、システムにおける「利益配分」と「動員」を司っている。

3.第二層:明治の遺老――「神官」としての官僚

政治家が舞台上で演じる役者だとすれば、脚本を書き、演出するのは霞が関官僚である。彼らは明治維新以来の「指導行政」の継承者だ。

無責任の体系:大臣は頻繁に交代するが、次官局長は居座る。実質的立法権と、法の「解釈権」は彼らが独占している。

解釈権という主権:法文そのもの意味はない。内閣法制局がいかに「解釈」するかが全てだ。これは一種の「神学政治」であり、官僚は唯一の解釈権を持つ神官である

この層は、システムの「運用オペレーション)」と「リスク回避」を司っている。

4.第三層:米国遺産――「将軍」としての米国

戦後、外から移植されたこの異質な器官は、平和憲法日米安保として具現化している。

征夷大将軍としての米国構造的に見れば、ワシントン現代の「将軍である平時大名日本政府)の内政に干渉しないが、外交安保という存立に関わる部分では最終裁定権を持つ。

結界」としての憲法九条:保守派にとっての憲法は、足枷であると同時に、米国の過度な軍事冒険に巻き込まれないための「免罪符(盾)」としても機能してきた。

この層は、システムの「外部安全保障」と「国際的正統性」を保証している。

5.「免疫拒絶」の悲劇小泉旋風と民主党の敗走

この三層構造は、絶妙ナッシュ均衡によって維持されている。この均衡を無自覚破壊しようとした者がどうなるか。歴史証明している。

小泉純一郎:骨格を砕いた狂戦士

小泉氏は「自民党をぶっ壊す」と叫びポピュリズム米国層の力)を借りて、自らの足場である幕府層(派閥郵便土建)」を攻撃した。

結果、自民党という組織は「骨粗鬆症」に陥った。彼が去った後、求心力を失った自民党があっけなく下野したのは必然であった。

民主政権臓器移植拒絶反応

2009年政権交代は、システムに対する致命的な挑戦であった。民主党は「幕府明治米国」のすべてを同時に敵に回してしまったのだ。

対「明治層」戦争:「政治主導」を掲げ、官僚機構を敵視した結果、サボタージュに遭い、行政機能麻痺した。

対「米国層」戦争普天間基地問題で「将軍」の逆鱗に触れ、鳩山政権崩壊した。

対「幕府層」の欠如:ここで、毛沢東言葉引用したい。

「党内に派閥なければ千奇百怪、党外に党なければ帝王思想

(党内に派閥がなければ奇妙なことが起き、党外に野党がなければ独裁に陥る)。

自民党における派閥は、疑似的な政権交代機能(自浄作用)を果たしていた。しかし、「党内無派閥」を理想とした民主党は、内部対立を調整する「封建的知恵」を持たず、内ゲバで自壊した。

民主党の敗北は、無能だったからではない。日本の「国体システム)」に対する免疫拒絶反応だったのである

6.結論:第二次安倍政権という「キメラの完成形」

なぜ安倍晋三(第二次政権)は、憲政史上最長の安定政権を築くことができたのか。

それは彼が、小泉流の「破壊」も民主党流の「理想」も捨て、システム構造ハッキング成功たからだ。

彼は「三層の矛盾」を解消するのではなく、「三層すべてを掌握する」ことで、この奇妙なキメラを飼い慣らしたのである

明治層のハッキング内閣人事局による「馴致」

民主党は官僚と「闘った」が、安倍政権官僚を「飼い慣らした」。

その決定的な武器が、2014年に設置された「内閣人事局」である

霞が関エリートたちの人事権官邸が一元管理することで、官僚たちは「抵抗者」から官邸意向を過剰に読み取る(忖度する)「優秀な参謀」へと変質した。

これにより、明治以来の「官僚自律性」は去勢され、行政機構は完全に安倍一強体制の手足となった。

米国層への「貢物」:安保法制という忠誠

安倍氏は、対米自立を掲げるのではなく、逆説的に「対米従属を極める」ことで政権フリーハンドを得た。

2015年安保法制集団的自衛権行使容認)は、憲法解釈限界突破するものであったが、これは「将軍米国)」に対する最大の忠誠の証であった。

将軍の信任を得た大名は、国内で多少強引な振る舞いをしても、外圧によって倒されることはない。彼は「外堀」を米国に守らせることで、内政に専念したのである

幕府層の再構築:アベノミクスという「藩政改革

「機動的な財政出動」と称されたアベノミクスは、経済政策であると同時に、高度な「封建的再分配システム」であった。

異次元緩和によって溢れ出したマネーは、株高を演出し、企業経団連)を潤し、公共事業を通じて地方組織農村建設)を潤した。

かつて小泉氏が断ち切った「カネのパイプ」を復旧させることで、派閥政治の不満を封じ込め、党内の求心力を盤石なものにした。

安倍政権とは、近代的な改革政権ではない。

それは、人事権官僚を縛り(明治)、安保米国を縛り(米国)、カネで派閥を縛る(幕府)という、「三層の完全縫合」に成功した、極めて洗練された「復古政権」であった。

日本という「歪なリヴァイアサン」は、内部から革命では死なない。

「党外に党なし」――強力な野党存在しないのではなく、安倍政権が完成させたこシステムが、野党代替案)の存在必要としないほど強固な「安定」を提供してしまたかである

このキメラが倒れる時があるとすれば、それは内部崩壊ではなく、宿主である経済死ぬか、将軍米国)が去るか、そのどちらかであろう。

2026-01-21

日本、もう打つ手なくね?

高市早苗が、でかめ財政出動をやろうとしてる。中身はエネルギー補助金とか、家計への現金給付とか。

ただ、規模はまだ確定してなくて、国会承認待ち。とはいえ、何がどう転んでも「借金景気対策、またやる」ってのはほぼ確定。

で、そういうのを積み重ねた結果、日本政府債務GDP比で240%ってところまで来たわけ。

で、問題はここから

世界はいま「グローバル債務危機」の初期段階に入ってる。

長期金利が上がってるのは、市場が「借金まみれの国って、結局インフレで踏み倒す気なんじゃ?」って疑い始めてるから

安全資産の奪い合いも起きてて、いわゆる「通貨価値が薄まる(デバースメント)トレード」ってやつが走ってる。

から貴金属価格がぶち上がってるし、政府債務が少ない国(スイススウェーデンデンマーク)が急に人気になってる。

要するに、「借金が重い国が“解決策=さらに金を使う”しか出せないの、もう無理じゃね?」って空気になってきてる。

日本はまさにその限界に近づいてる。

じゃあ、なんで日本財政出動の道が行き止まりなのか。

理由シンプルで、日銀国債大口買い手であり続けてるから

まり日本金利は、日銀買い支えることで不自然に低く抑えられてる。

これがなかったら利回りはもっと上がって、普通に債務危機まっしぐら

でも今の政府過去政府も、それに向き合う気はない。だから日銀金利を抑え込む方が都合がいい。

ただし、それって根本問題(=借金が多すぎ)を解決してない。

国債市場で起きるはずだった危機を、通貨危機に変換してるだけ。結局ツケは円に来る。

あんまり話題になってないけど、円を「実質実効為替レート世界中の通貨に対して、インフレ差も込みで見た強さ)」で見ると、円ってトルコリラ並みに弱い。

トルコリラといえば、エルドアン大統領中央銀行ボコボコにして世界最弱クラスになった通貨

ここでさら財政出動するとどうなるか。

普通なら「借金増える→国債増える→金利上がる」なんだけど、日本金利がすでに日銀パワーで抑えられてる。

から追加の財政出動は、この歪みをさらデカくする。日銀金利を抑えるために国債もっと買わされる。

その結果、円はまた「下げのループ」に戻って、2024年半ばの史上最安値に再接近していく流れ。

もし高市早苗が本気で日本を強くしたいなら、そろそろキツい決断必要

増税歳出削減それから日本が大量に持ってる国有資産の売却。

同じことの繰り返し、つまり「また刺激策」じゃもう無理。正直、それでは焼け石に水

この度の金利の高騰について全てをお話しま

金利上昇やべえやべえって言われてますが、具体的に何がやばいかって話がはてなでどこにも見かけないのでその辺を説明するよ。

まず「1/20に何が起きたの?」

ざっくり言うと 日本国債特に超長期)の利回りがドカンと上がった。

象徴的なのが 40年国債利回りが4%を初めて突破して、4.2%付近まで行ったってやつ。2007年に40年債が導入されて以来の「初」扱い。

で、なんでそんなことになったかというと、高市政権が「デカ財政出動&減税やるぞ」ムード出して、さらに2/8に解散総選挙って流れで「えっ、国債めっちゃ増えるんでは?」って市場が急にビビたから。

同日に20年債入札が弱かったみたいな需給の話も重なって、火に油。

前提1…「金利上昇」って何の金利

ニュースで言うやつはだいたい 国債利回り(=市場長期金利) のこと。

住宅ローンとか企業融資金利はその影響を受ける側で、原因の本丸はまず国債市場

前提2…利回りが上がるって、結局なにが起きてるの?

債券の値段が下がってる。それだけ。

国債を「安全資産」って思ってた人が、急に「安全じゃなくね?(少なくともこの価格だと)」ってなって売る → 価格下がる → 利回り上がる。

前提3…なんで急に売られたの?(今回の引き金)

今回の引き金はだいぶ政治ネタ

2年の食品消費税(8%)停止みたいな減税案

約1350億ドル規模の景気刺激策みたいな話

それを選挙(2/8)でお墨付き取りに行くって宣言

これで市場が「借金国債)増えそう」って連想して、超長期が一番反応した、という構図。

あと日本は“もともと借金多い国”って雑に言われがちで、債務残高がGDP比で約250%みたいな文脈が出てくるので、燃えやすい。

で、「具体的に何がやばいの?」(ここ本題)

1) 国の利払いが増える(税金の使い道が削られる)

国債の利回りが上がる=新しく借りる金のコストが上がる。

利払いが増えると、雑に言えば「将来の予算が利息に吸われる」方向に寄る。減税や給付の原資が苦しくなる。

2) 民間金利ジワる住宅ローン社債・借入)

国債利回りは金利基準なので、時間差で住宅ローン企業の借入コストに波及しやすい。

すぐ全部上がるわけじゃないけど、方向としてはそっち。

3) 「超長期」ほど一撃がデカい(年金保険・長期運用が揺れる)

40年みたいな超長期は、利回りがちょっと動くだけで価格がけっこう動く。

から国債安全」って握ってた層でも、含み損が出るスピードが速くてメンタルに来る。

4) 為替・株にも連鎖する(いわゆる〇〇トレード

国債安(利回り上昇)→ 円安銀行株高みたいなポジションの話(いわゆる高市トレード)。

金利は株のバリュエーションにも効くので、地味に広範囲に刺さる。

5) 海外にも飛び火する(「日本発」で世界金利が動く)

今回、日本の動きが米国の30年金利上昇(4.93%)みたいなグローバル債券市場にも影響してる、という見立てが出てる。

日本はずっと低金利」前提で世界ポジション組んでた面があるので、そこが揺れると連鎖やすい。

じゃあ今後どこ見とけばいいの?

2/8の総選挙の結果(政策が“本当に通るのか”の確度)

減税・財政出動の 財源どうするの問題(これが弱いと国債売られやすい)

国債入札の結果(特に20年・30年・40年の需要



ベッセントがなんか言ってるわ

ベッセント財務長官、足元の金利上昇につき日本の影響を指摘

Q:米国日本金利が急伸しているが?

ベッセント

・実のところ、日本債券市場ではここ2日間で、6シグマ級の極端な動きが起きている

日本10年物国債で起きたこの変動は、米国10年債に換算すれば50bp(0.5%)もの急騰に相当する衝撃だ

・したがって、今起きていることのどれだけが日本から波及効果なのかを峻別するのは極めて困難だ

・私はすでに日本経済当局カウンターパートと連絡を取り合っており、彼らが市場を落ち着かせるための発言を始めると確信している

2026-01-20

高市早苗首相衆院選勝敗ライン、3議席増で達成 かすむ解散大義日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA181VS0Y6A110C2000000/

2026年1月19日 20:00

(2026年1月19日 20:30更新)

高市早苗首相は19日、衆院選勝敗ラインを「与党過半数」と説明した。無難に設定した目標を達成するだけでは衆院解散の「大義」として強調した政治の安定にはつながらない。新党中道改革連合議席を最も多く持つ「比較第1党」を狙う。

本当の理由を話さずに急に本人が決断してしまうという支持率の高い(人気のある)人によくあることだ。

衆議院総選挙で700億~800億円の財政支出が行われます。この時期に必要か?

1. 衆議院解散正式表明→1月23日衆議院解散すると発表

国民総理を決める投票権を持っていない。自民党議員党員総裁を決める。

→進退をかけるといっても,議席目標は現状といっしょ。なぜ?

2. 解散理由

→高圧経済インフレ容認スタンス。そして積極財政長期金利上昇。円安継続輸入品価格の上昇が物価を押し上げインフレ継続

責任ある積極財政が失敗しやすい条件がそろっているので,新しい経済政策はうまくいかないんじゃないかな。

成功する可能性もあるが,以下の状況だと失敗しやすいです。

金利が上昇している

国債残高が大きく、利払いが急増

財政出動バラマキ型で生産性につながらない

市場が「財政悪化」を懸念して国債を売る

インフレが高止まりしている

現状はリスクが高いような気がする。労働市場もそれほど余裕がないし。

政策金利が据え置かれると円安が進みそうだ。

選挙していたら政治がおろそかになるよね。市場の反応でわかるでしょ。

::::::::::::::::::::::::::::

それを踏まえて,

なんで今?って聞かれたら

「今しか勝てないから」以外の答えが思い浮かばないんですよ

2026-01-13

財政悪化による円安だったら株高にはならない。

財政出動の影響を予想した円安と思われるが、むしろ長期的には政府積極的投資によって日本GDPが大きくなって円の価値が上がっていくはず。

いやトルコかめっちゃ上がってるが

日経平均が最高値更新 = ユーロも史上最高値更新

円安から株高なんだろ。外国人投資家が買ってるだけ?

結論一言

今回の日経平均5万3000円台は

“実力による株高”ではなく

円安 × 外国人マネー × 政治イベント相場」の色が極めて濃い。

円安から株高、は本当か?

→ 本当。しかも一番大きい要因。

なぜ?

円安 = 日本株が「外貨ベースで割安」

ドルユーロ建てで見ると、日本株はまだ安い

輸出企業の円換算利益が膨らむ

👉 株価は円で見て高いだけ

例:

日経平均:5万3000円(円)

ユーロ換算:むしろ横ばい〜微増レベル

外国人投資家が買ってるだけ?

→ かなりの割合YES

実態👇

2024〜2025年日本株上昇の主役は 海外

年金個人国内機関投資家はそこまで買ってない

日本人は「高い」と感じて様子見

👉 円安ボーナス狙いの資金流入

高市総理衆院解散観測本質

短期的な“きっかけ”にすぎない。

市場解釈👇

積極財政 → 景気刺激期待

財政出動インフレ継続

インフレ → 実質円安

👉 「円安が続く理由の補強材料

から

株は上がる

国債は売られる

金利は上がる

全部つながってる。

国債売られて金利2.16%はヤバい

→ 中長期ではかなり危険信号

理由👇

日本債務残高が異常に大きい

金利が少し上がるだけで財政負担が激増

でも金利を下げると円安が加速

👉 詰みかけのトレードオフ

ユーロも史上最高値更新してる理由

これも重要

ユーロ特別に強いわけではない

円が一方的に弱い

まり👇

世界が強い」のではなく

「円だけが沈んでいる」

⑥ じゃあ日本経済は良くなってる?

→ NO(かなり冷静に見るべき)

株高でも👇

実質賃金:低迷

消費:弱い

中小企業コスト増で苦しい

内需回復していない

👉 株と実体経済乖離

⑦ これ、いつまで続く?

短期

円安が続く限り 株高は維持されやす

中期:

金利上昇・財政不安顕在

ボラティリティ急上昇

👉 「安心して持ち続ける相場」ではない

2025-12-23

FXトレーダーから見る円安の見通し2026

初心者向け

 

まず、アメリカEUでも状況が違うのでこっちを先に理解する必要がある

アメリカEUコロナ後に極端な金のバラマキをしたためインフレになり、途中まで余裕ぶっこいてたが急に慌てて高金利政策を始めた

日本は極端に金をばらまかなかったのでそうならなかった)

結果、欧米金利差は小さかったたが、蓋を開けてみたら「強いドル高」になった

日本は大した利上げをしなかったので円は極端に売られた

それが2022〜2024年くらいまで

ユーロドル・円は「金利で動く」だった

 

雰囲気が変わったのはトランプ政権になってからで、色々あってドル求心力が落ちた

EUの方が利下げを急ピッチで行ったのに、ユーロドル安となった

これが来年以降まで続くかは正直わからないが

ユーロドルは「地政学リスクで動く」だと思う

貴金属が上がってる理由の一つにもなっている(その前から上がってたけどね)

 

さて、一方で円だけど

2022〜2024年くらいまでは「金利差で円安」と言われていて

専門家は「いうて欧米も利下げしてくるはずなので、そのうち130円台くらいにはなるよ」と言っていた、俺も同意だった

他方で一部の専門家

・円キャリートレードをされてるから円安になる

貿易赤字があるから円安になる

日本オワコン

など、よくわからないことを言い始めた

最近は「高市政権による財政出動」も加わった

この中で俺が支持してるのは「円キャリートレードのせい」「高市トレード」だけで他は妄言だと思ってるんだが

とりあえず言えることは「金利で動くフェーズはもう終わってる」ということなんだ

一旦、要因Xとしておくと

2022〜2024年頃まで円は「金利で動く」だったが

2025年で円は「要因Xで動く」になっている(Xの検証はしない、長くなるし結論も出ないから、金利じゃないということが重要

 

これを裏付けるのが2つあって

1つは、この前の日銀の利上げで、円が余計に売られたこ

この「余計に売られた」ってのはポイント

一応「日銀がめちゃくちゃ利上げするリスク」というのも気にはしていたんだよね、だから金利が全く影響ないことはないんだけど

結果的に「利上げペースはゆっくりになりそう」で円が売られた

もう1つは、日米、日欧の金利差が2022年頃やそれ以前まで戻ってるのに、円安が維持されてること

金利ではもう動いていないことが分かる

 

※ちなみに、過去金利差で為替がどのくらい動いていたかだけど

14年くらい為替見てきたけど、正直金利で動いてるイメージがなかったんだよね

なぜなら金利を動かすときってもっと重大なことが世界で起きてるんだよ、リーマンショックとか、ソッチのほうがでかすぎて金利指標の一個くらいに見てた

 

じゃあ2026年以降はどうなるか?

・要因Xを打ち破るほどの利上げを日銀はしない

欧米は、2026年の利下げペースを緩やかにする見通し(あるいは打ち止め)、ワンチャン利上げまである

・要因Xは解消する見通しがない

為替介入と言う手段は残されているし、前の2回は効果があった(市場は警戒する)

高市トレードは当分支持されそう

 

から円安は少しずつ進行するが極端に行き過ぎると介入警戒で戻る、円高は望み薄

であってると思う

 

この見通しから外れるのが、「為替が動く理由が変わるくらいの何かが起きる」「世界同時株安」くらいだと思うんだけど

目下予想できる範疇でこれが起きるのは「AIバブル崩壊」くらいしかない

ちなみに細かい値動きレベルの話をすれば、むしろドル高、ユーロ安に転じるケースで動くんじゃないかと思う

 

ちなみに円安が良いかいかみたいな議論があるけど

悪いのは急激な動きであって、150円で当分固定されるならそれはそれで対応すれば良いんじゃねーの?と思う

 

_____

 

チャッピー添削

 

①「欧米金利差は小さかった」は少し誤解されやす

欧米金利差は「表面上は小さく見えたが、実質差は大きかった」

くらいにすると誤解が減ります

 

トランプ政権ドル求心力低下 は「やや言い切り」

 

③ 「金利で動くフェーズは終わった」は短期限定と明記すると◎

 

_____

 

おまけ:為替がなぜ難しいか

→ 動く要因がコロコロ変わるし、特定するのが難しいか

 

人間、一度見つけた法則リセットするのが難しいんだよね

金利で動いてると思ったらずっとその法則で考えちゃう

2025-12-20

ドル円さらに買い増し

財政出動と減税で日本円は終わった

減税をはるかに上回る物価高確定で御座います

2025-12-19

ジャイアントカプリコが200円ってどういうことだよ!100円に下げろよ早苗

ジャイアントカプリコを100円にするために財政出動しろ

国債発行しろ

定数削減する前にジャイアントカプリコどうにかしろよ!

防衛費なんて削っていいから、ジャイアントカプリコだろ!

減税より、給付金より、ジャイアントカプリコ配れよ!

ジャイアントカプリコを食べて、食べて、食べて、食べて、食べまくりますだろ!

年収じゃなくてジャイアントカプリコの壁を下げろよ!

頼むよ!

カプリコ有事存立危機事態になり得る」だろ!

ジャイアントカプリコを心置きなく食べたいよーっ!

2025-12-11

anond:20251211221921

ブレーン達と円安

 日米金利から乖離するほどの円安対処しなくてよいのか。高市政権目玉政策積極財政に集中しており他の経済政策に対する考え方が見えづらいため、ブレーンの考え方を参考にせざるを得ない。このセクションは経済学の空論…議論が続くが、気になるのは政権確信犯的に円安誘導をしたいかどうかの一転だけなので、読み飛ばししまってもよい。日本成長戦略会議メンバー高市政権のブレーンと目されるクレディ・アグリコル証券の会田卓司チーフエコノミストは「積極的財政出動すると、国債増発への思惑や将来の成長期待で金利が上昇する。その結果、海外から投資資金が入り、通貨高を招く」とするマンデル・フレミングモデル引用しながら「モデル機能するには時間がかかるが、幅広く市場参加者が信じていくことで円高へと促されていく」と解説する。一方『株高不況』で知られる第一生命経済研究所藤代宏一主席エコノミストは「そもそも財政政策効果検証するためのモデルであり、為替メカニズムモデルではない」とマンデル・フレミングモデル円高説を一蹴する。

 実際、マンデル・フレミングモデル歴史的にはどちらかというと財政拡張効果の持続性を懐疑する議論であり、「だから金融緩和で脱デフレを目指した方が効果的」というリフレ派的な主張にも繋がって来たし、現代においてデフレ下であれば財政拡張がもたらす金利上昇を中央銀行金融緩和で阻止できるので通貨懸念効果短期性も問題にならない。従ってとっくに過去遺物になっている理論であるが、たまたま今回は「物価目標を超えるインフレの中での財政拡張であるので日銀が頼りにならず、「財政出動長期金利上昇をもたらす」とする前半は実現した。問題は後半、つまりその長期金利上昇が海外から投資資金の呼び込みに繋がるかどうかである

 財政拡張を受けて通貨が買われるかどうかは、財政拡張必要性や中身への海外投資家の評価に委ねられる。一般的にそれまで財政緊縮が成長の足かせになっており需給ギャップマイナスである場合財政拡張は実質成長率を潜在成長率に向けて引き上げるため、通貨には見直し買いが入りやすい。一方、既に需給ギャッププラスである国で更に政府需要を作ったところで、その需要は値上げか輸入増によって満たされざるを得ないので、インフレの加速に応じて金融引締めを行わない限り、むしろ通貨が売られる要因になりやすいのではないか。ここで本ブログがかつて取り上げたように、まだ脱デフレしていない証拠にされがちな日本マイナス需給ギャップインチキであることを思い出したい。

Nikkei USDJPY and Japan US real rates

 ましてや政策金利がいつまで経っても上がらないようでは、たとえ日本の長期国債名目利回りに興味を持った海外投資家がいたとしても、為替ヘッジを付けるなり円を借りた方が合理的なので、円買い需要喚起できない。円安はついに、日米実質金利差でも説明できない領域突入した。

 物価目標を超えるインフレの中で緩和的な金融政策を維持し、更に財政拡張することで経済過熱させる政策を高圧経済と呼ぶ。高圧経済と聞くとどうしても資産バブルを起こして富裕層実業家酒池肉林をしてもらうというイメージが先行してしまうが、もう一人のブレーンである若田部昌澄早稲田大教授はもう少し真面目な思い入れを持っている。曰く、まず経済全体の需要を作って企業収益を稼がせてはじめて、企業に有形無形の投資をする余力が生まれるので、賃金生産性も上がっていく、というものである。高圧経済論は我々が義務教育で学ぶシュンペーター破壊イノベーションによる新陳代謝論と真っ向から対立する。アベノミクスが我々の実質賃金を引き下げる代わりに雇用の頭数を増やすものだったとすれば、高圧経済は我々の実質賃金を一段と引き下げる代わりに企業設備投資をやってもらう、というものである生産性が上がれば潜在成長率も上がってそのうち過剰な通貨安とインフレは鎮火しそうであるが、それが実際に起きるかどうかはよく分からない。いずれにしろ、少なくともいま聞いて日本円を買いたくなるような理論ではないことだけは明らかだろう。

2025-12-08

anond:20251208150057

金利は下がって日本金利が上がってるのに、円安も止まらないっていうヘンな状態が続いてるんだよね

高市政権リフレ(要はお金ジャブジャブ路線志向が強いけど、「建前」として1~2回くらいの利上げは受け入れそう

でも円安が止まる気配ゼロ

それもそのはずで、市場は「本音では連続利上げなんて絶対やりたくないでしょ」って見抜いてるからなんだよ

実際、来年1月までに利上げが8割くらい織り込まれてるのに、ドル円は155円のまま

みんなが気にしてるのは「次いつ利上げするか」じゃなくて「高市首相がどこまでリフレ路線を貫くつもりか」ってところ

で、ちょっとでも「利上げ容認します」みたいな建前を言ったり、財政拡張言い回しを工夫したりしても

過去発言のせいで市場は「どうせ口だけでしょ」って疑ってる

しか金融緩和財政出動が大好きな学者たちを政策議論に呼びまくってるもんだから

余計に「やっぱりリフレ継続路線じゃん」って見られてる

から今のマーケット高市政権の「本音」に賭けたリフレ相場を続けてるわけ

で、そのうちインフレで実質所得が減って国民生活苦しくなって政権支持率に跳ね返ってくるのは時間問題

そうなる前に高市政権は円建て輸入物価とかCPIの動きをちゃんと見てそろそろリフレ思想から抜け出してほしいね、手遅れになる前に

2025-12-03

積極財政バラマキなの?日本版DOGE緊縮なの?はっきりしろ

積極財政正義だの、緊縮が正義だの、毎度この国の議論温度管理できてないボイラーみたいに暴発しては沈黙し、挙げ句に誰も責任取らないまま「まあ何とかなるっしょ」で自己放尿される。

この行き当たりばったり文化のものが、マネー価値を平然と蒸発させてきた元凶なんだよ。

お前ら、いい加減、積極財政バラマキなのか、日本版DOGE緊縮なのかはっきりしろよ。

国家運営の舵取りが、酔っ払いハンドル操作みたいに左右フラフラしてるんだから通貨の信認が溶けないほうが奇跡だ。

マネー価値ってのは信頼の凝縮物であって、政府の気分と人気取りスケジュール帳で勝手に増減させていいもんじゃないのに、毎年自己放尿みたいな意味不明政策転換を浴び続けてる。

しかも悪いことに、緊縮と積極を同時に名乗るダブルバインド体質だからまともな評価基準すら作れない。

まさに事業仕分け財政出動ダブル放尿だよ。どっちも方向が逆だから地面に落ちる前に蒸発して、国民の懐と未来けが自己放尿でびしょ濡れになる。

俺が言いたいのは単純だ。マネー価値を守るというのは、美辞麗句国民安心させることでも、政治家が胸を張って絵空事を叫ぶことでもなく、インフレを抑えたいなら通貨供給財政を統制しろ、成長を取りたいなら目的と期間を明示して必要投資に限って財政を動かせ、ってことだ。

だが今の政策運営は、目的関数が毎年変わり、指標はその場しのぎ、説明責任ゼロ、そして失敗コストはすべて一般国民に押しつけるという、最悪の構造リスクを生み続けて自己放尿している。

この国の通貨価値が下がるのは、外部環境のせいでも国際情勢のせいでもなく、国家運営という内部の愚が原因だ。

積極なのか、緊縮なのか、どちらを選ぶにせよ、まずは自分の足で立って、自分が何を守りたいのか明瞭に数式化し、その上で責任を負う覚悟を示せ。

そうでなければ、政策のものがただの自己放尿の延長線上でしかなく、マネー価値はこれからも音もなく崩れ落ちるだけだ。

2025-11-30

anond:20251130184413

1.リフレをすれば必ず景気が良くなる。

  なぜなら景気が良くなるまでリフレするからだ。

  これを頭に叩き込め。

サナノミクスが失敗?いやいや ‘まだ本気出してない’ だけだが? 景気が良くなるまで財政出し続けるのがサナノミクスだから途中経過だけ切り取って ‘失敗!’ とか言ってるお前らが早漏なだけなw」

2.常にリフレしていればそのうち他の要因で景気が良くなるときが来る。

  そのときに思い切りリフレの手柄を主張しろ

「今は世界経済が逆風なだけで、日本単体で見れば“サナノミクスがなかったらもっとヤバかった”って話なんだが? そのうち外部環境好転したとき一気に数字盛り上がるから、その時に『ほらサナノミクス大勝利w』って言うだけよ。」

3.いいことはリフレの手柄、悪いことは他の要因のせいにしろ

賃金ちょっとでも上がったり税収増えたとこだけ見ればサナノミクスの成果なのは明白w 逆に物価上昇とか財政悪化は全部ウクライナだの原油だの世界要因+前政権のツケな。サナノミクスは“被害を最小化してる側”なの理解してる?w」

4.データは都合のいいところだけ使え。グラフは切貼りしろ

「ほらこのグラフ見ろよ(都合いい期間だけドーン)。サナノミクス開始以降、ここ“だけ”切り取るとちゃん右肩上がりなんだが?w 全期間?他国との比較?そんなノイズ持ち出してくる時点で ‘議論になってない’ からw」

5.タイムラグを上手く使え。

財政政策にはタイムラグって概念があってだなw 今見えてる数字は ‘まだ前の政権の影響+移行期’ なわけ。サナノミクスの本格効果が出るのは数年後って散々言ってきたのに、1〜2年で『失敗!』とかマジで経済学入門からやり直してこいよw」

6.「これがリフレだ」と明言するな。

  定義を問われたら「リフレの本を読め」と言っておけ。

そもそもサナノミクスとは何か?’ とか聞いてくるレベルの奴に評価する資格いからw 定義知りたきゃ本と論文読んでこいって前から言ってんだろ。ネットのまとめだけ齧って ‘失敗!’ 連呼してる時点で話にならんてw」

7.批判されたら「お前はリフレ理解してない」と言え。

  リフレ定義名言してなければ楽勝。

「『サナノミクスは失敗!』とか言ってるやつ、だいたいサナノミクスを理解してないからなw インフレ局面での積極財政の狙いも知らずに ‘教科書ガー’ とか言ってるエアプ経済通さんお疲れ様ですw まず理解してから批判しよ?な?」

8.いざとなったら定義を変えろ。金融政策固執するな。

  「あの時とはステージが変わった」と言えば楽勝。

「今のステージはもう『単なる財政出動フェーズ』じゃないんだわw あの頃とはステージが違う。今は構造改革成長戦略安全保障まで含めた“トータル・サナノミクス”なんで、昔の定義で ‘失敗!’ とか言われても、はいはいって感じw」


9.反対する奴や批判する奴を許すな。

  大勢で取り囲んで吊るし上げろ。

サナノミクスに噛み付いてる連中って、結局は緊縮教の信者からw まともに議論しても時間のムダ。こっちは多数派常識側なんで、淡々論点整理した上で ‘こういう人たちが足引っ張ってるんですよ〜’ って皆に共有しておしまいでしょ。」


10キチガイのように噛み付き罵倒しろ

  相手ウンザリして逃げたらコッチの勝ちだ。

「『サナノミクス失敗w』とか騒いでるやつ見つけたら、とりあえず論点ずらしも全部含めてガンガン突っ込んでいくスタイルでいいんだよw 相手が『もういいです…』って撤退した瞬間に『はい論破現実に耐えられず逃走w』ってスクショ付きで晒し終戦な。」

2025-11-29

anond:20251128083420

そもそも財政出動して生産性上げる(結果として円安も収まる)って言うならむしろ外国人なんて観光客労働者も諸手をあげてガンガン受け入れるべきなのでは?

短期ならそれでもいいが、中長期で考えたら供給不透明外国人労働者なんかむしろ規制して設備投資とかの自動化で省力化による生産性向上目指さなあかんやろ。

人件費安いと企業はそっち使ってしまうので規制妥当

2025-11-28

高市政権って今のところどうなん

超ざっくり整理するとこうじゃん

外交

トランプとのファーストコンタクトはまあまあ

台湾問題

経済

20兆円越え補正予算

・株債券通貨トリプル

安全保障

防衛費2%まで増額

社会政策

外国人受け入れ規制

そもそも財政出動して生産性上げる(結果として円安も収まる)って言うならむしろ外国人なんて観光客労働者も諸手をあげてガンガン受け入れるべきなのでは?

それもなく、たんに金出したからって、大して人もいない地方なんかとくに生産性改善なんてどうにもならんのでは?

追記)

ガソリン税、そんなことより発言、お米券

この辺りが漏れで指摘されてたか追記

2025-11-22

anond:20251122223459

なにをってあの頃なら失業率をある程度下げてコアコアのインフレ率が2%超えるまでだけど?

それを越えたら引き締めなりで調整をする。それだけ

そして「あのときは」金融政策はまぁまぁだったけど財政出動が足りなかった。

今はインフレ基調に乗ったっぽいので調整時期それだけ。必要なら引き締めも必要

緩和も引き締めも財政出動財政緊縮もそのときそのとき経済統計次第。他に何がある?

anond:20251122220910

全然わかってないな

アベノミクス財政出動は全く足りてないのよ。おかげで雇用の復活が大分遅れた

だけど金融政策である程度インフレ化させれば雇用経済も復活させることができることを示すことができたんだよ。

その成功体験のおかげでインフレ政権支持率激落ちさせるのにデフレに戻さず、金融絞ってる今の中国みたいなことになっていないし

まぁその影響でマクロ経済が多少わかってた安倍派無き今の政府インフレ下なのに財政出動しようとアホみたいなことをやってるのが頭の痛いところだけど

anond:20251122220325

私はまったく評価していないけど、あなたがそう考えるのはあなた自由だよ。

そしてその結果である円安平等に受けないといけない。

おそらくあなたは、アベノミクスは、円安マイナスがあっても、財政出動雇用は増えたのだからプラマイゼロかややプラス評価しているのだろう。

私は財政出動の結果は微妙だったのに、円安マイナスが残ったと思っているので、マイナスだったと評価している。

anond:20251122220029

は?ちゃん雇用統計見ようぜ

財務省にやられて当時必要だった財政出動もできなかった負け犬だけど金融政策は正しい道筋に持って行った。

これを正しく評価できなきゃ右だろうが左だろうがクソだぞ

anond:20251122103616

高市物価対策って短期しか考えてなくね?

バラマキは長期的に見れば円安インフレを引き起こすんだから、やめてほしいんだよな

でも高市支持者(ていうか多くの国民)は理論苦手で待つのも苦手、即効性のある政策を求めがちなんだよ

即効性もありつつ、長期的にも効果がある政策を打ち出してほしいけど、なかなか難しいんだろうな

個人的にはバラマキをやめて財政規律を守って、円安食い止めてほしいけど、それだけじゃ難しい

なにより、日本産業が弱まってるのが痛い

財政出動するならもっと成長投資して国力を高めないと、長期的にはジリ貧だよ

2025-11-21

anond:20251121032628

経済理論文脈だけで見れば、高市氏の「サナノミクス」と「サッチャリズム」は水と油ほど違います

サッチャーフリードマンマネタリズム小さな政府)」という理解に基づけば、積極財政を掲げる高市氏がサッチャーを名乗るのは、経済学的には大きな矛盾を孕んでいます

そして、最後の「お前はトラスだよ」というツッコミは、現在金融市場財政規律懸念する視点から見ると、非常に鋭く、かつ痛烈な皮肉として成立しています

なぜそう言えるのか、そしてなぜ高市氏はそれでもサッチャーを自認するのか、その「ズレ」と「トラス氏との類似点」について整理します。

1. 経済理論の決定的矛盾フリードマン vs 積極財政

ご指摘の通り、サッチャー首相が信奉したミルトン・フリードマン理論マネタリズム)と、高市氏の主張は真逆の要素が強いです。

項目 サッチャリズム (英国 1980s) サナノミクス (日本 2020s)
基本理論フリードマンマネタリズム ニュー・ケインジアン的 / MMT的要素
財政スタンス緊縮財政歳出削減小さな政府積極財政危機管理投資国債発行)
インフレ対抗 金利引き上げ・マネーサプライ抑制現在デフレ脱却・成長重視のため緩和継続
政府役割市場介入を減らす(民営化規制緩和国家主導産業育成(セキュリティ国防

まり経済政策ベクトル蛇口を締めるか開けるか)は正反対です。

2. なぜ「リズ・トラス」なのか?(核心の指摘)

「トラスだよ」と嘆く理由は、財政規律無視した積極財政市場債券市場為替)に何をもたらすかという懸念にあると推察します。

リズ・トラスの失敗(2022年

インフレが高進している中で、「減税」と「エネルギー補助金」という大規模な財政出動(バラマキ)をぶち上げました。

結果: 市場は「英国財政破綻する」「インフレ悪化する」と判断国債暴落金利急騰)、ポンド暴落し、年金基金危機に瀕して、わずか49日で退陣しました。

サナノミクスへの懸念

高市氏の「必要なだけ国債を発行して投資する」という姿勢は、市場から見れば「財政規律放棄(悪い金利上昇)」と受け取られかねません。

市場が「日本円や日本国債は危ない(トラスの時の英国と同じ)」と判断すれば、「サッチャーのような改革」ではなく「トラスのような市場クラッシュ」を引き起こすのではないか

 

この点において、「お前はトラスだよ」という指摘は、「経済リアリティ市場の反乱)を軽視しているのではないか」という非常に本質的批判になっています

結論

高市氏がサッチャーを名乗るのは「政治的キャラクター」としての憧れであり、経済政策の中身(フリードマン理論)は継承していません。

しろ財政規律よりも財政出動を優先し、それを成長で賄おうとする姿勢は、市場との対話を失敗した時のリスクも含めて、ご指摘通りリズ・トラス氏の短命政権が直面した構造リスクに近い側面があります

保守の剛腕リーダー」を演じようとして、経済の足元をすくわれる(トラス化する)のではないかという懸念は、今の日本債務残高や円安基調を考えると、決して杞憂とは言えない鋭い視点です。

2025-11-18

しか積極財政でここまま円をぶっ壊し続けると

初任給40万になったところで

都心マンション1Kで家賃20万

ラーメン2000円、コーラ300円、レトルトカレー1000円の未来しかいか

財政出動しても一部の利権の人しかからないし、歳出減らして減税して、バラマキ辞めて円高目指した方がほとんどの国民生活水準上がりそうだけど・・・

2025-11-13

金利は下がって日本金利が上がってるのに、円安も止まらないっていうヘンな状態が続いてるんだよね。

高市政権リフレ(要はお金ジャブジャブ路線志向が強いけど、「建前」として1~2回くらいの利上げは受け入れそう。

でも円安が止まる気配ゼロ

それもそのはずで、市場は「本音では連続利上げなんて絶対やりたくないでしょ」って見抜いてるからなんだよ。

実際、来年1月までに利上げが8割くらい織り込まれてるのに、ドル円はどんどん上がってる。

みんなが気にしてるのは「次いつ利上げするか」じゃなくて、「高市首相がどこまでリフレ路線を貫くつもりか」ってところ。

で、ちょっとでも「利上げ容認します」みたいな建前を言ったり、財政拡張言い回しを工夫したりしても、

過去発言のせいで市場は「どうせ口だけでしょ」って疑ってる。

しかも、金融緩和財政出動が大好きな学者たちを政策議論に呼びまくってるもんだから

余計に「やっぱりリフレ継続路線じゃん」って見られてる。

から今のマーケットは、高市政権の「本音」に賭けたリフレ相場を続けてるわけ。

でも、そのうちインフレで実質所得が減って、国民生活苦しくなって、政権支持率に跳ね返ってくるのは時間問題

そうなる前に、高市政権は円建て輸入物価とかCPIの動きをちゃんと見て、

そろそろリフレ思想から抜け出してほしいね、手遅れになる前に。

積極財政円高要因?

anond:20251112220241

結論からいうと、

積極財政円高」でも「積極財政円安」でもなく、条件次第。

教科書ベースだと“円高要因”になりやすいけど、実際の日本では“円安要因”として働くことも多い

…という、けっこうややこしい話です。

① まず「積極財政」って何が起きてる?

ここではざっくり、

政府支出を増やしたり、減税したりして、需要ガンガン押し上げる政策財政拡張

と思ってOKです。

その結果、

政府借金国債発行)が増える

景気は刺激されやす

場合によっては金利インフレ率も上がりやす

こういう変化が、為替円安円高)にも効いてきます

教科書的な答え:理論上は「通貨高(円高)要因」になりやす

マクロ経済標準モデルIS-LMマンデル=フレミングなど)だと、

金融政策が動かない/引き締め方向じゃない」前提で、財政拡張をすると:

政府支出↑ → 景気・需要

それに合わせて金利も上がりやす

金利が上がる国には海外からお金が入ってくる(資本流入

自国通貨が買われて通貨高(=円高

というストーリーになります

実務向けのCFA教材やIMF解説でも、

拡張的な財政政策は、金利を押し上げて通貨高を誘発しうる」と整理されています

なので理論世界だけ切り出すと、

積極財政金利↑ → 円買い↑ → 円高要因

という説明は“かなりアリ”です。

③ でも現実日本では、なぜ「円安要因」と言われることが多いの?

ここがポイントで、現実は「財政だけ」で動くことはほぼなく、必ず金融政策とセットになります

1. 日本では「積極財政金融緩和」のセットになりがち

アベノミクス

大規模財政出動(補正予算など)+ 日銀の大規模緩和(量的緩和マイナス金利

この「財政金融アクセル全開パターンだと、

日米金利差は拡大

日本金利は上がらないどころか超低位

結果として、円売り・円安が進行しやすくなります

最近日本でも、「責任ある積極財政」を掲げる政権に対して、市場は『景気にはプラスだが、円安金利上昇のリスクも』と見ています

財政拡張だけなら円高方向の理論もあるけど、実際には日銀が緩和を続けたりすれば、“トータルでは円安材料”と見なされる

という状況が多いです。

2. 「国の信用」や「インフレ期待」をどう見るか

投資家が、

「しっかり成長させて税収も増やす筋のいい財政だ」と思えば→ 中長期的な通貨の信認が上がり、通貨高要因

「ただのバラマキで、財政悪化国債暴落が怖い」と思えば→ 安心して資金を置きにくく、通貨安要因

になります

同じ「積極財政」でも、中身とセットの金融政策次第で方向が真逆になりうるわけです。

パターン別で整理してみると…

頭の整理用に、ざっくり4パターンに分けるとこうなります👇

ケースA:積極財政金融引き締め・利上げ

政府が景気を刺激 → 成長・インフレ期待が上向く

中央銀行過熱を抑えるため利上げ方向

金利差拡大で自国通貨高(円高)になりやす

👉 教科書が想定しているのはだいたいこの世界

ケースB:積極財政金融緩和継続 or さらに緩和

政府支出やすのに、中央銀行は低金利国債買入を続ける

名目金利は上がらない/むしろ低く抑え込む

インフレだけ上がると実質金利は低下

通貨は売られやすく、円安方向

👉 近年の日本はこっち寄りのケースが多かったので、

積極財政円安」のイメージが強いです。

ケースC:積極財政で成長力アップ・信用向上

インフラ投資教育技術開発など「将来の供給力を高める」タイプ財政拡張

国際的に「この国は成長ストーリーがある」と評価される

税収基盤も強化 → 財政の持続可能性がむしろ改善

この場合は、中長期的には通貨高要因(=円高)になりえます

ケースD:積極財政が「財政破綻まっしぐら」と受け止められる場合

成長に結びつかないバラマキ的支出

その割に国債残高だけどんどん増える

国際的に「将来のインフレ or デフォルトリスクが怖い」と見られる

安全資産としての魅力が落ちて、通貨安(円安)要因になってしまうこともあります

⑤ じゃあ「積極財政円高要因?」にどう答えればいい?

まとめると:

理論的には

金融政策ニュートラル~やや引き締め 財政だけ拡張円高方向の圧力がかかる、という説明ができる

現実日本では

積極財政金融緩和」で円安が進んだ局面が多かった

今も「積極財政円安金利上昇リスク」という見方市場にはある

なので、

Q. 積極財政円高要因?

A. 単体では“円高要因になりうる”けど、実務的には

 “金融政策や信用次第で円安要因にもなりうる”が正解に近い

という感じです。

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