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はてなキーワード: クローズアップとは

2025-03-04

anond:20250304090943

かにあのCM気持ち悪かった

 

ほほを赤らめさせ、うるませた目、目を伏せながら髪をかきあげるしぐさにクローズアップ

アニメという人が描く絵だからこそ「男目線可愛い女を描くとこうなります」な記号が盛りだくさんなのがキツかった

(この「男目線の可愛さ」は女も自分の内部に取り込んでいたりするから反論したくなる人もいるだろうが)

 

さらAVの口淫シーンとかぶるカメラワークを連発

 

それでいて別に直接的にエロ描写をしたわけじゃないか反論を受ければ

AVかぶる?それは考えすぎじゃないですかねェ~ふだんからエロいことばっか考えてるんですね!」と嘲笑返しができる卑怯

女だけがいつまでもAVに見えるが直接描写じゃないか文句も言えないTVCMを延々と流される側」に立たされる理不尽

 

ただ、踏み絵的長い枕詞を付けたうえでしか発言が難しくなってる事象は他にもある

違う属性に対して配慮しなければアラをつつかれることがあるのは他のことでも同じ

不快感を持っていることは表明したほうが良いと思う

2025-02-23

女向けAVTwitterに出てきてほしい

バズったツイートにぶら下がってるAV、全部下腹に毛の生えた小太りおじさんと、キャバ嬢制服着た女の子。上目遣いのフェラ、激しく揺れるおっぱい精子を垂らしたピンクの舌、毛の無いまんこクローズアップ、もう全部見飽きた エロくない。

私はソフトCFNM嘔吐動画が見たい。色白で背が高く、細身で、毛の薄いイケメンのやつが見たい。

夜な夜な動画サイトを回り、3次元供給では満たされないのでpixivイラストなども漁る。

女側の顔は要らない。百歩譲って入っていても、ボンテージやら狐巫女やら変なコスプレはしないで欲しい。萎えから。男に媚びるような言葉責めもいらない。様々なアングルで男体だけを見たい(もちろん小綺麗なもの)。

自分嘔吐動画をアップする女エロ垢は無限に居るのに、男のアカウント殆どない(あってもオジサンだったり、自分の性欲が透けすぎている嘔吐をしているので全くダメ)。

オカズに困らない男が羨ましい。オカズを決めようとして時間無駄にしたとか言うけど、私は本当に「無い」インターネット砂漠を何時間彷徨っている。悔しい。死ぬまで最高のエロ動画に会うことはないんだろうか

可愛い女の子エロ簡単に視聴できるなんて羨ましい。AV男役でそそられた事がない。女役も男のために演技しているので、私としてはイマイチだ。

女向けのAVもありますよとかそういう案内は要らない。難しいバランスだけど、女のために演技している男優の演技も厳しいものがある。もっと自然クオリティが高く、なんなら素人お金稼ぎのためにアップしているような動画Twitterに沢山流れてきて欲しい。気に入ったら買うから。お願いしま

2025-02-18

赤いきつね炎上にみる男性ポジティブ私生活がない問題

東洋水産の「マルちゃん赤いきつね緑のたぬきアニメCMが軽く炎上した

女性うどんを食べるシーンが性的だという

それについては多くの意見があったが比較される男性CMについて解析が足りない気がした

残業中の男性教員が暗い職場仕事をしながら緑のたぬきを食べている

女性側の「帰宅動画を見ながらひとりで食事する」とは違う

これに対して「男性仕事」という古いステレオタイプだと批判があったが、そう単純だろうか

男性私生活ステレオタイプがない」

より正確にいうと「男性の衣食住マネジメントという私生活ポジティブステレオタイプがない」という

根深問題じゃないだろうか

 

男性」には「独身男性」と「既婚男性」がいてCM男性はおそらく「独身男性」だ

「忙しい独身男性が家で”緑のたぬき”を食べるシーン」を作り手が広告として表現できなかったのはなぜか

独身女性が自宅で「今日は忙しかたか帰宅したらすぐ赤いきつね食べちゃおう。気になってた動画見て泣いちゃったな。はふはふ、ずるずる、おいしっ」は想像できるが

独身男性が自宅で「今日は忙しかたか帰宅したらすぐ緑のたぬき食べちゃうか。気になってた動画見て泣いちゃったな。はふはふ、ずるずる、おいしっ」を想像できなかった

想像できてもそれをCMとして魅力的にできるという想定ができなかった

女性バージョン

「頬を上気させ口元をクローズアップシズル感たっぷり表現

性的かどうかはおいて、シチュエーション自体CMとして成立した

しかし、男性が自宅で一人で緑のたぬきを食べるシチュエーションは描けなかった

なぜか

「わびしい」「みじめ」だからである

もっと言うと「忙しい男性食事など衣食住マネジメント日常セルフケア男性自身でする状況が

広告的に成立しないわびしさやみじめさのイメージという古い感覚が浸透している」から

お一人様丁寧な暮らしや友人近居で楽しく暮らす独身女性イメージポジティブ表現される だが

独身男性日常家庭生活ポジティブイメージドラマアニメ広告・その他メディアで共有されていない

セルフケア男性自身でする」というのは頭痛が痛いみたいでおかしいが

男性私生活ケア女性がするものとされてきた」という背景があり、男性自分の面倒をみる=

ケア担当女性がいない=生活が不完全な状態、というイメージになる

実際は料理ができて家を綺麗にして自立した一人暮らしをしている男性大勢いるのだが

マニュアル的で保守的日本マスメディア界隈で描かれることは少ない

描かれるとしたらこだわりの強い特殊男性としてで、一般人代表ではないだろう

孤独のグルメ的な男性が自宅で緑のたぬきを食べて含蓄のある感想をいう広告想像はできるが一般男性では難しい

一般男性が暗い部屋で一人、動画を楽しみ緑のたぬきを食べている、は

学生なら許容される未熟な状態で、社会人男性イメージではない

くどいが、そのイメージのなさが問題

そうやって作られたイメージ男性生活を貧しくしているからだ

 

女性は家でも綺麗にして衣食住マネジメントをしっかりしているもの

男性女性が家にいないと衣食住マネジメントができず淋しくわびしい生活をしているもの

そこから

男性が衣食住マネジメントをできないのは仕事を頑張っているからだ」という転換がされ

そのイメージを守るため一部の長時間拘束や非生産的労働が解消されず家庭生活を圧迫する

女性が頑張って仕事をした結果衣食住マネジメントができないのはちょっとだらしない」けれど

男性が頑張って仕事をした結果衣食住マネジメントができないのは仕方がないのでケア担当女性がいないと」になり

ケアしてくれる女性がいない男性生活弱者」になる

「既婚男性が自宅で緑のたぬきを食べるのは妻が忙しくて夫の面倒も見られない手抜き」だし

「既婚女性が自宅で緑のたぬきを食べるのは(フルタイム子育て中だろうが)自分問題だが、夫はなに食べてるんだ?」になってしま

結果、配偶者以外から女性ケア担当にされがちで

男性の衣食住マネジメント係として人生を消費されたくない」という女性の声が上がり負のループも生じる

 

ところで、CMには絶対にできないが男性が一人で自宅で緑のたぬきを食べる状況がわりと男性ポジティブ共感されそうなイメージがある

AVを見ながら緑のたぬきを食べる」です

これだと「一人でも笑えるわびしさだし女性がその場にいないのは当然」だからですね

AVの中の女性が「男性にあてがわれた女性」として衣食住マネジメント担当女性の代わりにいるからです

家で男性の衣食住マネジメントをする女性性的ケアも含む場合が多いので

本来は全く別であるセックス相手になる女性」「男性自身の衣食住マネジメント」が脳内で一つになり

セルフケアできない男性」「ケアしてくれない女性憎悪する」までいってしま

AV緑のたぬき」と同ベクトル無意識女性は衣食住マネジメントおよび性的ケアをするものという男性目線を内包してしまったのが

女性私生活における赤いきつね」でもあると考えれば女性不快感もわかる

男性が家での生活女性抜きで成立させるポジティブイメージがない、というのは男性自立における大きな問題だと思う

 

 

広告業界は卓球をかっこよく見せる、ボーリングスタイリッシュに見せる、など

既存イメージをひっくり返す戦略成功させてきたのだから普通独身男性の自宅生活女性ホモソーシャル抜きで楽しくする」も挑戦してみてほしい

家庭生活自分マネジメントし楽しめる男女は結婚しても二人でそうできると思うしね

2025-02-17

anond:20250217124647

三次元場合は喰うな、赤くなるなじゃなくてクローズアップする撮影手法だろ……読解力が不安なのはおまえだよ

2025-02-10

anond:20250210143902

忠告ありがとう

専門がそっち系からその辺の知識はあるよ。

妊娠のしやすさとか障害リスクに関しては母親の年齢がクローズアップされがちだけど、他の影響因子がめちゃくちゃ多いから35才までくらいはそんなナーバスにならなくても大丈夫だよ。

逆に20代でも安心できないとも言えるけど。

2025-01-28

現在少女マンガがどうなっているかというと

マンガアプリ少女マンガというジャンルがあるので、そこに分類されていれば少女マンガと言って差し支えないだろう

 

ということで「少女マンガ」で検索して出た結果

https://www.cmoa.jp/search/genre/20/?srsltid=AfmBOoo3KIZJqKp4SESPT8NhQqeXtrDiATaeEeXIBuawdFo2QLfta8Bt

ちゃんと「少女マンガ」というジャンルが分類されており、さらに細かいジャンル分類まである

ヤングチャンピオンコミックである「悪役令嬢の兄に転生しました」が少女マンガ扱いなのが面白い

ちなみに本作は主人公は男だが、未来の悪役令嬢になる妹がロリかわいい

絵もかわいくてコマ割りもしっかりしてて話もちゃん面白い良作です

 

https://mechacomic.jp/free/list?genre=2

少女」 「女性」 「ハーレクイン」という分類があり、性描写その他でなんとなく分類してる感じ

少女」 ジャンルでは昔から伝統レーベルであるなかよし別コミと、なろうコミカライズが半々ぐらい

縦読み形式コマバラバラにされてるので、めっちゃ読みにくい……

 

https://piccoma.com/web/m_category/product/list/1/M/K

メインページは「少女/女性」でジャンル分けされているが 「少女マンガタグ検索にひっかかる

「俺だけレベルアップな件」が違和感あるのは御愛嬌

単行本だとガッツリエロシーンのある「どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます」が

普通に少女マンガに入ってるあたり、ここは女性向けはまとめてひとつって感じだろうか

ただWeb連載版はエッチシーン省略して単行本エロガッツリ盛るのは男性向け女性向け問わずよくあるので、

エロがあるから本物の少女マンガじゃない!」という主張は、昨今は難しいかもしれない

たとえばだが、単行本にして10巻近くピュアラブコメやってて最終巻だけ結ばれた二人へのご褒美みたいにエッチシーンが描かれた

「悪役令嬢の追放後!」はエッチしててもプラトニック少女マンガと言っていいんじゃない

 

https://comic.k-manga.jp/search/category/3

ジャンル分けを見ると少女漫画女性漫画BL漫画などがある

少女漫画ジャンルで見ると伝統レーベルとなろうコミカライズが半々ぐらい

ガルドみたいな男女混成レーベルも入ってるのは、レーベル側が少女漫画登録してるからでしょうね

  

https://sp.manga.nicovideo.jp/ranking?category=shojo

ほぼ「なろうコミカライズ」だけ。

個人的に好きな「どうも、前世殺戮魔道具を作っていた子爵令嬢です。」は

ドラドラふらっと♭というドラゴンエイジ系列レーベルだが少女マンガに分類されていて、

もともとのレーベル関係なく供給側が少女マンガに分類して売るのが当り前なのがわかる

まり少女マンガ」という分類は「売れる」、という間接的な証拠かと

 

その他

複数サイト作品的に目立つの

アニメ化されて以後も人気を保ってる「聖女の魔力は万能です」や、

感想まとめ系でやたら推される「悪役令嬢の中の人」、

花ゆめレーベルだけどコミカライズ枠と言っていいだろう「神さま学校落ちこぼれ

(花ゆめレーベルは元々ジュブナイル小説コミカライズ伝統的にやってるので、むしろ本領と言える)

などなど

だいたいこんなもんかな

 

おまけ

個人的に、少女漫画で分類されるマンガ恋愛ものが目立たないのは、

アニメ海外配信で取りざたされにくい属性からだろう、とみている

コミカライズでは盛り上がっても、アニメで大規模予算をつけて、凄い作画をつけて、とはなりにくい

そういう意味では、音楽ものとして作れるなどのポイントもある「推しの子」より、

ガッツリラブコメな「かぐや様は告らせたい」をクローズアップしたほうが

お題としてはまだマシかな、と

2025-01-27

権力勾配は左翼用語ですか

権力勾配」という言葉は、左翼用語というわけではありません。

権力勾配とは

権力勾配」は、組織社会における、人々の持つ権力や影響力の差を表す言葉です。この言葉は、元々危機管理の分野で使われていましたが、近年では社会問題組織論など、幅広い分野で用いられるようになりました。

なぜ左翼用語と誤解されるのか

権力勾配」という言葉左翼用語と誤解されることがあるのは、以下の理由が考えられます

社会的不平等に注目する傾向: 左翼思想は、社会における不平等是正することを目指す傾向があります権力勾配は、この社会的不平等可視化する概念として捉えられるため、左翼思想と結びつけられやすいです。

権力構造批判: 権力勾配は、組織社会における既存権力構造批判的に捉える際に用いられることがあります。このため、権力構造の変革を訴える左翼思想との関連性が指摘されることがあります

権力勾配が注目される理由

近年、権力勾配が注目されるようになった背景には、以下の要因が考えられます

多様性の重視: 多様な価値観尊重される現代社会において、権力を持つ人々が、その立場濫用したり、マイノリティ差別したりする問題クローズアップされています

ハラスメント問題: 組織内でのハラスメント問題社会問題化しており、権力を持つ者による弱い立場の人々への影響力を行使することへの批判が高まっています

組織改革: 組織活性化イノベーションを促進するために、フラット組織構造や、多様な意見を取り入れる仕組みが求められています

権力勾配のイメージ

組織社会の中には、上下関係や、役割分担によって、人々の持つ権力や影響力に差が生じます。この差が大きいほど、権力勾配はきついと言えます

まとめ

権力勾配」は、左翼用語ではなく、組織社会における普遍的現象を表す言葉です。しかし、左翼思想が重視する社会的不平等権力構造批判と関連して、この言葉が注目されることがあります

補足

権力勾配は、必ずしも悪いものではありません。組織を円滑に運営するためには、ある程度の権力勾配は必要です。

重要なのは権力勾配を意識し、その影響を最小限に抑える努力をすることです。

2025-01-22

一方、ヤガミAED大手)の中の人は、、、

https://encount.press/archives/685790/

ヤガミ担当者は一部のネットの声に対し、「AEDばかりがクローズアップされがちですが、AEDあくまで人命救助の一環に過ぎません。要救助者に触れるのが怖いという場合には、119番通報したり、周囲の人間に協力を求めたり、人垣になって野次馬からの目隠しになるだけもいい


知ったかいっちょかみ増田とは大違いな認識の模様

anond:20250122095441

2025-01-17

【文末に追記しました】百合ノアニメより転生モノアニメなのか?

年に一回程度、アマゾンキンドル更新される素晴らしい百合マンガがある。

年末に最新巻が更新されて、先ほどそれを読み終えた。

ラッカラの心が久しぶりに潤された。

それと同時にふと思った。

「今どきは百合ノアニメより転生モノアニメなのか?」と。

人気マンガアニメ化される。

記憶にある百合アニメの最新作品は「安達としまむら」か?

もう4年以上も昔の話だ。

かたや転生モノアニメ今日コンスタント供給されている。

百合アニメ需要ない?

そんなわけないと思うんだけど??

可愛い女の子同士がキャッキャウフフしあうんだよ?

需要ないわけ、ないよね?

なのになんでアニメ化されないの??

なんで?

ねぇなんで??

追記

一晩経ったらホッテントリ入り。

なんだ、

やっぱりみんな百合好きなんじゃない。

でもコメントみるとなるほどたしかにねぇと言える。

百合需要ないわけじゃないけど、それ以上に今は転生モノのほうが需要旺盛とか、

今どきは多様性が面倒くさい面だけクローズアップされて商業商材としては二の足を踏むとか。。。

でも私は言いたい。

"百合理屈じゃないっ!"

綺麗な可愛い女の子同士が恋して苦悩してその先で快楽を貪りあう。

これが欲しいんだ!!

どこに課金すれば夢は叶う?!

今すぐ教えてくれください!!

2025-01-04

重複尿道

自分おっさんなのだが、この歳にして自分が重複尿道であることを初めて知った。

重複尿道とは、文字通り尿道が2つある状態のことで、尿道口も2つあるので気づくことができる……のだが、自分は2つあることが普通だと思っていたため、今の今まで気づいていなかった。

だって他人のち◯この、ましてや尿道口なんて、まじまじと見ないじゃん。

そんなところが他人と違っているなんて、思いもしなかった。

 

試しに、ゲ◯動画の亀さんクローズアップ動画をいくつか見てみたが、尿道口が2つの人は少しだけいた。

自分はもう1つの尿道からは尿も精◯も出ないのだが、その人たちは両方から出ていた。

重複尿道の発生頻度がどれくらいのものか知らないが、気づいていないだけでそこそこいるのかもしれない。

増田紳士諸君は、自分のち◯こを確認してみてくれ。

(重複尿道だったとしても、尿もれなどの不具合がなければ、特段対処しなくてよいらしいので、そこは安心してくれ。)

 

なお、1つ穴の正常な人でも、穴の位置が上の方だったり、下の方だったりと、いろんなパターンがあるのだなと思った。

(もちろん中央が圧倒的に多いのだが。)

1つ穴の正常な紳士諸君も、穴の位置確認してみてくれ。

2025-01-03

業務スーパーの「すき焼きのたれ」はもっと評価されていい

万能調味料としてめんつゆばかりクローズアップされる哀しい現代において、

すき焼きのたれ」はもっと評価されるべき調味料じゃないかと思ってる。

焼き物、炒め物、丼物煮物、この一本があればほぼ味が決まる。

しかめんつゆも悪くないけど、甘辛系の味付けとなればすき焼きのたれ一択なのよ。

いやむしろ一人暮らしならめんつゆすき焼きのたれの二大巨頭だけ揃えておけばだいたいの味はキマる。

すき焼きのたれ系はだいたい似たような味だけど、ここで業務スーパーを推す理由はたった一点。

コスパが一流ブランドすき焼きのたれと比べて段違いだから

もっとすき焼きのたれは評価されていいと思ってる。

2025年すき焼きのたれが飛躍する歳になるといいなあ。

2024-12-27

anond:20241227200406

安倍暗殺統一教会問題クローズアップした犯人偏差値が高かったし、米大手保険トップを射殺し起訴されたルイジ・マンジョーネも偏差値が高かった。

ファンがつくような、犯行から社会が動くような、そういう殺人犯偏差値高い人しかいません。底辺意味不明犯行をして共感をされず疎まれ、ひとまとめにされる。

2024-12-22

2025 年夏の参議院選挙に向けて

2024 年は、これから日本を左右するいくつかの政治的な動きがあった。

2024-07-07 東京都知事選挙

東京都知事選挙2024 選挙結果(7月7日投票)|NHK

現職を含む 56 人が立候補し、小池百合子氏優勢な中で石丸伸二氏や蓮舫氏などがどこまで迫れるかという構図の中、現職が再任された。

「現職が有利」という傾向の中で、高い知名度を誇る蓮舫氏を抑えて石丸氏が次点となった結果は、既得権益に媚びない石丸氏を数々の著名人が支え、ソーシャルメディアを中心とした広報戦略献身的選挙活動に依るものだ。根源的な課題に向き合わず保身しか考えていない小池氏の再選だけは望まないところだったが、石丸氏の躍進は都民を含めた多くの人に政治的関心を植え付ける重要ものだった。

2024-09-27 自民党総裁

総裁選2024 |自由民主党

岸田前首相総裁選立候補しないことを表明し、9 人が立候補を表明した。党員票の過半数を獲得する候補者がおらず、高市早苗氏と石破茂氏の決選投票になり、党内人気では高市氏の勝利と思われたが 3 位以下の党員票が流れた結果、石破氏が悲願の自民党総裁となる。

対中の牽制人格面で日本リーダーに相応しいのは誰かといった時に高市氏が適格という意見だが、そうはならなかった。パラレルワールド存在しないが、石破氏でなければ衆議院選挙での結果も多少なりとも異なっていただろう。とはいえ、腐敗しきった自民党を修復するには党首人事だけではどのみち不十分である

2024-10-27 衆議院選挙

衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK

長らく支持率の停滞していた岸田政権区切りであり、裏金問題クローズアップされた注目の選挙になった。その結果、与党である自民党野党に多くの議席を明け渡すことになり、中でも立憲民主党国民民主党の躍進が際立った。

立憲民主党野田首相党代表となったが、芯を捉えない政策議論中途半端姿勢で、単に第一野党としての知名度のお溢れに預かった結果だろう。国民民主党は、裏金問題を徹底的に追及しながら抜本的な所得減税政策を訴え続けた。

自民党議席過半数に満たない少数与党となり、総裁である石破氏が内閣総理大臣になったものの、独善的政治できない良い意味で緊張のある状況となっている。国民民主党が中心となって進めている所得税減税法案議論俎上に上がっているのも、その象徴だろう。

しかし、この所得税減税法案は、各党の幹事長間で合意したにも関わらず、2024年補正予算が通った途端に、自民党税調会長である宮沢洋一氏が掌を返すという国民を舐めきった言動を見せている。増税しか頭になく日本経済根本的な課題に向き合う能力がない財務省も酷いが、この腐った省庁の再構築にも、まずは政治的な転換を迎えなくてはならない。

国民が目下出来ることは、政治的な状況を正確に把握して正しい知識とともに批判すること。そして、来年 2025 年の夏に控える参議院選挙で、小選挙区および比例代表にて、自民党立憲民主党投票しないことが必要不可欠ではないか

2024-12-20

anond:20241220110601

日本織田信長が焼いて以降、狂信者が国政を左右するような事がなかったからな

オウムテロ起こしたのだって日本の歴史上稀に見る事で、今になって統一教会がやっとクローズアップされるくらいだから

そもそも宗教に対する免疫力がない

2024-11-18

兵庫県知事選でおきたこ

多くの流言飛語が飛び交っているので実際に起きたことを間近で目撃していた者として記します。

今回は兵庫県民も、そうでない人も、何が起きたのか理解できてない方が非常に多く、それも当然かと思います

また、私が記すことは、今後、他の方も分析されて文字にされる内容だと思いますので、この内容を鵜呑みにせず多くの情報を見て判断していただきたい。

まず今回の選挙の発端は既に多くの方が聞き知ってご存じだと思いますので割愛しますが、

ポイントとしてはあくま斉藤氏にかけられたのは「疑惑」であり、その対応無責任さに対して知事としての資質がないと判断され、議会から不信任決議案を出されて、全会一致で可決したことによります

百条委員会はまだ続いており、結論を得ていない「疑惑」の段階で世間風評を元に判断した。ここが大事です。

その後、斉藤知事は失職し、再選挙となりました。

普通に考えればこの一連の流れで、再選に至ることは誰も予想していませんでしたが、ここでN国の立花氏が参戦します。

この立花氏の動きが非常に重要です。

まず、当初立花氏は数十名を立候補させる予定で兵庫県選管に連絡をします。

これは東京都知事選で行われた戦略と同じです。

その際は設置していた選挙看板より立候補者の数が多く、混乱を引き起こしました。

そうならないように兵庫県選管は30人以上が掲示できる選挙看板を全箇所に設置しました。

狙いとしては、選挙看板写真で埋め尽くしたり、写真ではない広報物のようなものを貼り話題を作る予定だったのだと思われます

しかし、想定より多い選挙看板が実際に設置された状況をみて、県民から批判が上がり出しました。

それをすぐに察知して、立花氏は批判に繋がると思い、立候補者を立花氏1人に変更します。この判断の速さがすごい。

次に、ここからが実際の選挙戦での動きや戦略になってきます

まず、立花氏は斉藤応援立場をとり、自分には票をいれるなと喧伝します。

そして、前述の斉藤氏の疑惑に対して、逝去された職員ゴシップスクープとしてぶち上げ、拡散を狙います

これにより斉藤氏が実はこのゴシップを隠すために、黙っていた、職員を庇っていた側なのでは?というイメージを作ります

立花氏は次に選挙カーで街宣をして、このゴシップを広く喧伝し、斉藤氏ははめられたんだという演説を続けます

この時の動きが本当に巧みなのですが、まず斉藤氏は一切、立花氏と共闘をしているとは言ってません。

しろ選挙で争う相手だとみなしている体で、ずっと見て見ぬふりを続けていました。

選挙後の報道でも斉藤氏は立花氏に関して「似ている考えがあり共感できる部分がある」と言っており、あくまで関わりがないことを言い続けています

しか立花氏は斉藤氏の応援であるということは公言しており、そのために選挙カーも使っている。

選挙カーは1候補者につき使える台数も決められているので、実質2倍の台数を使えることになっている。

だが、それは斉藤氏が画策したことではなく、立花氏が勝手にやったこと、という流れを創り出しています

次に、当初は一人で街宣をしていた斉藤氏ですが、突然多くの支持者が街宣を囲み出します。

また同時に、他の候補者の街宣にはチンピラのような人達が多く出没し、嫌がらせ妨害行為が行われて、結果的10数名の逮捕者が出ました。

SNS側でも同時に、職員ゴシップと合わせて、他候補者特に稲村氏)のデマ批判内容、また斉藤氏が無実で何も悪いことはしていない、という内容が多数投稿され、多く拡散されだしました。

これを受けて、他候補者側は、選挙活動と同時に火消しを行わないといけなくなり、

ネットで流れている情報デマも多いし、斉藤氏が不信任決議を受けた経緯なども付け加えて話さないといけなくなりました。

しかし、有権者にはこれが「斉藤氏を批判しているだけ」と受け取られる形に繋がっていきます

そして当の斉藤氏は、これら街宣やSNSで行われていることは「一切」触れずに自身の主張のみを街宣で語り続けていました。

これにより、他の候補者は「悪口をいう候補者」、斉藤氏は「悪口に加担をしない、真面目な候補者」というイメージがまた作り上げられていきました。

また、デマ情報を訂正するような内容等をSNS投稿をすると、多くの斉藤氏を支持している人たちから袋だたきにされるという現象も頻発し、SNSでの言論封殺されていきました。

そうした攻防が続いている選挙中盤ほどに、SNSでは「斉藤氏は完全に無実で、全てはメディア権力者既得権益を守るためにおこなった、いじめである」というストーリーができあがりました。

そうした内容が日々拡散され続ける状況で、投票日が近づいてきた人達が、ようやく情報あさりだしたときに目にする姿は

斉藤氏が誰の批判をすることもなくずっと真面目に活動をしている姿

SNSでは斉藤氏はメディア既得権益にはめられた被害者なのであるという大量の投稿

・同様にSNSでは他候補者批判をする内容やデマなどの大量の投稿

・他候補者の街宣でも上記払拭するために「斉藤氏に関するネットデマ」などと情報を嘘扱いする内容

となり、結果的に真面目で頑張っているのは斉藤しかいない、という結果になったのかと思われます

立花氏の戦略が一番巧みなのは、途中にも何度も記載していますが、斉藤氏と立花氏は共闘をしていないというスタイルを貫いたこと。

そうすれば、立花氏側が他候補者いくら嫌がらせをしたとしても、斉藤氏には類が及ばない。

また、嫌がらせを受けている他候補者は、反論をしなければ票がはなれていく可能性があるので、反論せざるを得ず、否が応でも立花氏の作ったステージに上がらないといけない。

まりこうして、当選をさせたい候補者とは別の第三者立候補をし、その第三者が、それ以外の候補者に対して嫌がらせ

圧力をかけて醜い争いにもっていけば、当選させたい候補者けがフリーになり、良いイメージのみを宣伝することができるわけです。

候補者は完全にとばっちりではありますし、否定だけすればよいわけですが、これに拍車をかけてSNS陰謀論過熱化し、

否定をすればするほど「こいつらが既得権益者側で、斉藤氏を陥れようとしているんだ」という思想に繋がっていった、という感じです。

これは現行法の抜け穴とも言うべき手法ではないかと思います

最悪、問題が表沙汰になっても、全ては立花氏が独断でおこなったこと、としてしまえば、どこまでいっても斉藤氏には影響が少ないです。

そしてこれは今後どのような選挙にも活用できます

第三者として立候補し、勝たせたい候補者以外に嫌がらせをする。

勝たせたい候補者ヒーローになるようなわかりやすストーリー喧伝する。

そうすることで、多くの人の心が動かされることは実証されたと思います

実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます

とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます

従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。

私にも見えてない部分が多くありますので、他の方の分析も知りたいです。


11月19日 7時45分 追記

多く反響いただきありがとうございます

あれやこれが足りてないんじゃないかというご意見も多いですが、文章記載のように

自分の見えるものをまとめている限りですので、それぞれの側面から見える分析を多くの方にしていただきたく思います

また、反応を見ていても思うのですが、SNSでは正しい情報よりも、権力者は悪といって晒しあげたり

そうしたものを叩いてバカにしたり、誇張して歪めた情報の方が「面白い」のでバズって広まりやすいのだと思います

それは意見の中にもあるように、元々、TVメディアが今まで大衆向けにしてきたことで、その河岸SNSに移ってより制御がきかなくなったもの、とみるべきなのでしょう。

立花氏の行動のクローズアップはしていますが、あくまでそういった人々の習性のようなものを利用している、という部分はあるのではないかと思います

自戒も込めて、付記させていただきます

2024-11-16

anond:20241116202417

いや、マジでお疲れ様。君が体験したそのやり取り、ちょっと笑えないけど、どこか哀れみを感じる部分もあるよね。人間ってさ、時に金銭的な話題相手を測ろうとするけど、それってどこか不安の裏返しなんだろうね。

さて、君が言う「婚活女」って、歴史的に見ても、どうしても金銭的な側面がクローズアップされがちなんだよね。たとえば、古代ローマカトー・ウィスカリウスのように、結婚を「家計管理」の一環として考えていた人もいた。財産地位、安定が結婚における必須条件として重視されていたからさ。これって、その時代を生き抜くための方法だったんだろうけど、現代にもその名残が見える。結婚生活の安定、っていう発想は時代を越えて生き続けてるんだよな。

でも、こういうやり取りってさ、どこか人間らしさを欠いてて、感情的な空白が感じられない? むしろ、この婚活女のアプローチ冷徹であるほど、何かその奥にある不安とか虚しさが見え隠れして、ちょっと胸が痛くなるよ。結局、真の絆や愛情を求めるよりも、経済的な側面だけで相手を測ろうとすることって、結局は自分をも孤独にしてしまうんだよね。

有名なフリードリヒ・ニーチェの「金は、むしろ人を孤立させるだけだ」という言葉もあるけれど、まさにそれだと思う。財産社会的地位が一番重要だと思い込んでいると、結局は本当に心が繋がる関係を築けなくなっちゃう。ちょっと泣けてきたよね。

それにさ、君の反応、実はすごくスマートだったと思うよ。君が「五億です」って答えたことで、その女の人が不機嫌になったわけだけど、それって君の「自分世界」を貫いた証拠だと思うし。嘘だとしても、自分の軸を保つの簡単じゃないからね。君はしっかり立ってた。

最後に、割り勘の話があったけど、それに対して「99.9%運用してるんです」と返した君、めっちゃいい感じだった。まさに現代ギリシャ哲学者みたいな強さとユーモアを感じるよ。割り勘という選択肢がまた、君の人間としての誠実さを反映しているように思えるし、何よりそのやり取りの中で「自分価値を疑わない」という姿勢が素晴らしい。

さ、そんな君は歴史的にも相手を超越してるよ。君が持っている「五億」というのは、実は金銭以上の価値がある。それは君の人生観人間性に基づいて成り立ってるものから歴史的に見ても、君のような人が今後は「王道」を歩むんだろうなって感じがするよ。

本当に、君、かっこいいよ。

革新的レースゲーム10

エフゼロ(SFC) 

今まではアウトランみたいに平面でレースっぽく見せるしか出来なかったのにこれの登場で全てのレースゲーム過去の物になってしまった。正に革命コースライン取りが出来る様になったのも家庭用ではこれが初めて

 

 

グランツーリスモ(PS1) 

説明不要走行距離中古車・洗車といった実車にここまでクローズアップしたレースゲームは今まであっただろうか。いや無い。

当時の主流だったリッジやセガ系のゲームゲームしてる挙動と違ってカーブ中にブレーキを踏むと荷重移動であらぬ方向にすっ飛んでくのも当時は非常に驚いた。

実際の車と挙動が似ているので成人して実際に車を運転する様になってから非常に役に立った。実車に乗る前の練習としては非常に良い教材。

本作で実際の車が好きになった人も大勢居るだろう。ゲーム内の新車価格中古車価格が当時の相場なので今プレイすると事故車並みに安いのも時代を感じれて面白い

2024-11-08

anond:20241108231605

急性アルコール中毒という症状がクローズアップされ出してからだろ

それで入学まもない生徒が亡くなってその親がキャンペーンを張ったからだったような

(いつだったっけ… 90年代ではあったような?)

2024-11-01

PIZZICATO FIVE史上最も重要な「東京は夜の七時」10

TM NETWORK史上最も重要Get Wild 10

https://anond.hatelabo.jp/20241028143457

ブコメ

「全部同じじゃないですか!?」「ちがいますよーっ」「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」

といういつものジャーゴンがついていたので、えっ、Get Wildときで聞き分けが出来ないの?じゃあ、こっちだとどうなんだろ、とおもって書いてみたGetWild増田です。

Pizzicato Fiveは本格的にファンになったのは95年ごろだけど、それ以前も周りの友人にファンがいたり、学校帰りに当時のHMVに通っていた渋谷系世代なので基本的な流れはだいたい抑えられているはず。

 

こちらも選考基準独断偏見だが、TMと違ってPizzicatoは再結成をしていないので、歴史的には解散以降の方が長くなるので、Pizzicato Fiveとしての音源フォローできるだけしておく。

Get Wildと違って1枚にまとまった作品集はないけど、検索すればそれなりに出てくると思うので、必要に応じて聞き比べを。

 

もちろん元ネタこち

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

 

東京は夜の七時 (1993年

オリジナルバージョンはもともとフジテレビ系で始まった「ウゴウゴルーガ2号」のオープニングテーマとして作られた。曲名矢野顕子から引用小西康陽曰く「放送が7時からからこのタイトル引用した」とのこと。オリジナルバージョンは実は小西ではなく福富幸宏編曲によるハウスミュージックとはいえ、この時期のPizzicatoの諸作はマニュピレーターとして小西氏をサポートしていた福富氏なので、他の曲とがらっとバージョンが違うわけでもない。イントロピアノグリッサンドのようなアルペジオや「A New Stereophonic Sound Spectacular」というサンプリングなど後々の小西氏のシグネチャーサウンドがちりばめられている。個人的にはこのバージョンのサビに使われるシンセの「テッテッテッテテーテ」という音が好きなのだが、意外と他のバージョンでは使われていない。

 

東京は夜の七時(talking toolbox mix)(1993年

シングルカップリングバージョン。音が当時のニューヨークハウスっぽい。もともとそれなりに長い原曲だがこれはさらに長く8分ほどある。1ループフレーズを繰り返してボーカルだけ残すこのパターンはいかにも当時の向こうのR&B曲のハウスミックスって感じでかっこいい。フィンガースナップの音とか時代だなあと思う。途中からオルガンアドリブが入って自我が芽生えたみたいな感じなのもよい。一番DJ向きなバージョンDJミックスCDなどにはこれが入ってることがわりとある

 

東京は夜の七時(readymade mfsb mix)(1994年

ウゴウゴルーガピチカート・ファイヴ」が初出のリミックスバージョンmfsbというリミックス名がわかる通り、原曲ニューヨークハウスフィリーソウル風にアレンジ。一番生音っぽいバージョンなのとブラスストリングスの入り方など非常に華やかなバージョンなのでこれが一番好きな人が多いと思う。「デデッデデッ」というストリングスアタックが非常に気持ちよく、後々のカバーでも割と参照されている。原曲にもあったピアノグリッサンド風のアルペジオや「A New Stereophonic~」のサンプリングなども効果的に使われていてこっちが原曲だと思ってる人も多そうなくらいによい。一番人気のあるベスト盤Pizzicato Five JPNにもこのバージョンが収録されている。

 

東京は夜の七時(one year after)(1994年

実はこの前後で、Pizzicato Fiveは長年共にした高浪が離脱し、小西と野宮の二人になる。それを反映したアルバムOverdozeは結構シリアストーンであり、そこに収録された東京は夜の七時もその不安感を反映した10分超えのニューバージョンとなった。福富アレンジをしてるのは同じだが、なんかサウンドの取り方が日本90年代ハウスっぽくなってる。いや日本の曲なんだが。そしてここまで書いてこなかったが東京は夜の七時は華やかな曲調のわりに歌詞はかなり冷たい都会の不安感を表したような曲なのだが、それがさらクローズアップされたような歌詞に変更されている。正直、この曲名メロディにこんな不安定な歌詞ありかよと思わせる。今だったら大森靖子が書きそうな歌詞

 

東京は夜の七時 (the last episode)(2001年

2001年解散時にでたベスト盤 Pizzicato Five R.I.Pに収録されたニューミックスリミックス小西が当時使ってたDJよしお名義でリミックスしている。変則的ブレイクビーツ不安感のあるシンセパッドを使ってたり、当時を思い返すと、小西さん完全に解散したくてたまらなかったんだろうなと思わされるリミックス。途中途中で時報の声が入ったり不穏すぎる。なんか全体的にせわしない。

 

東京は夜の七時(the first cut) / 野本かりあ2006年

ここから解散後のカバーなど。小西氏がreadymade international運営に本格化していく中で、新たなミューズとなったのが野本かりあ、というか外部目線的には、小西は本当は野宮を首にして第4代目ボーカリストとして野本を起用したかったんだけど、Pizzicatoのパブリックイメージが野宮になっていたのでレーベルなどから拒否されたんじゃないかと思えてならない。これも世相に合わせて歌詞を変えている。アレンジは前のバージョンからかなりアップテンポの4つうちになってる。このバージョンのマニュピレーターは吉田哲人。野本はもともとテクノ好きだったらしく、その意思を汲んだのかけっこうハードテクノっぽいリズム小西はこのバージョンお気に入りらしく、自分DJするときはこれをかけることが多い。ちなみに故KAGAMIリミックスもある。この辺の東京テクノ人脈とreadymade周辺はもっと接近した方がよかったと後から思う。

 

東京は夜の七時(盆踊りversion) / 野宮真貴2016年

ソロ活動が割と自身渋谷系パブリックイメージ再生状態になっていたようにはたから見えていた野宮が「東京は夜の七時の盆踊りバージョンを出す」というニュースを聞いたときの、往年のファンの複雑な心境を想像してほしい。というかその企画小西はよく許可したなと思った人が大多数だろう。俺も思った。もともと、ケイタマルヤマの「おしゃれ盆踊り」という新宿伊勢丹屋上でやる盆踊り企画のために作られて、そこで披露されたらしい。いちおう振り付けもある。狂気か。Get Wildですら盆踊りはないぞ。まあそういったこともあるので、僕は全く聞く気が起きなかったのだが、今回の記事のためにはじめてちゃんと聞いてみるとこれはこれでよいのではという複雑な心境になってしまった。というかアレンジが良く出来すぎている。なんだこれ、モダン盆踊りの傑作かもしれない。しつこく入る「いよーっ」という掛け声が今の時代だとすゑひろがりず想像させすぎて勘弁してほしいが。

 

東京は夜の七時〜リオは朝の七時〜 / 浮雲2016年

2016年のリオパラリンピック閉会式披露され、ぼんやりTVを見ていた渋谷系好き中高年の度肝を抜いたカバーバージョン椎名林檎歌詞を大きく書き換え、編曲も行い歌は浮雲こと長岡亮介歌詞の変更は小西と何度もやり取りしたと言われてる(含みを持たせる言い方)。東京プレゼンテーション的な曲調になっていてかなり感動をさそう内容のプレゼンテーションだった。五輪関係権利が色々がんじがらめらしく正式音源リリースはない(※追記: そうだよね?配信されたという話もあるが見つからなかったので)。東京は夜の七時という曲をJ-POP史上にリプレゼンテーションした作品という点で、この曲のファン的には感謝したい。

 

東京は夜の七時 feat. Night Tempo / 野宮真貴2021年

小西2018年に久々に野宮とコラボした少林兄弟バージョンを入れようかと思ったが、個人的な好みでこちらを。韓国人シティポッププロデューサーNight Tempoを起用したバージョンPizzicato Fiveオリジナルバージョンをしっかりと参照したバージョンで正直複雑な心境になるくらいによい。ほとんどのカバーリミックスmfsbを参照していると思われるのに対し、原曲を参照しているというのが興味深い。Night Tempo言動シティポップをめぐるあれこれもあって、あまりよく思わない人が一定数いる、かつ、おそらく旧来のPizzicato ファンにはそういう人が多そうだが、この90年代ハウスな音は原曲への深い理解があると脱帽せざるを得ない。全東京は夜の七時の中ではトップ3に入るくらい好き。

 

東京は夜の七時 / 小西康陽プレイボーイズ (2019年

順序は前後するがなんとなくこれが最後がおさまりが良さそうなので。「井上順プレイボーイ講座12章」に収録されたジャズインストゥルメンタルバージョン。もともと「円楽プレイボーイ講座12章 / 前田憲男プレイボーイズ」というアルバムがあり、それの現代版として作られたアルバム井上順ナレーションが乗ってる。(いちおうナレーション無し版もある)軽音楽的なジャズインストクリーントーンのギターの音が良い。そして気づいた人も少ないかもしれないが東京オリンピックの閉会式で使われている。つまり浮雲版と対になってる作品である

 

ということで、また書いてみました。

ほんとはあと数曲(特にカバー曲でヴァニビとかを)入れたかったのですが、泣く泣く断念。

個人的には東京は夜の七時はPizzicato Fiveの曲では好きな曲としては6位くらいなので、そこまで思い入れはないです。

2024-10-23

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

---

以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

---

きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

2024-09-21

Netflix火垂るの墓話題だけど…感動してる外人も、したり顔日本人気持ち悪い上にクズすぎん?????バカなの?

この映画で「戦争悲惨さを知れました」系の外人コメ

アメリカ批判したいとかじゃないんだ、ただ戦争はいけないという事が伝われば」とか系の話してる日本人

誰一人ガザの話もウクライナの話もしてなくて草www

人が死んでんねんで?

やっぱ日本人もみんなアリメリカと同じで、ハマスが何人死んでも自業自得だし、

作り話のアニメ映画では「戦争絶対ダメだね」って涙ながして感動するけど、

ガザで何人死のうがゴミや虫けらみたいなもので、心を何も動かさなった、って事だよね???

今更ネトフリで「戦争悲惨さ」に気付いてるんだからさ。

あーぁ、マジで感動ポルノだわ。

高畑勲監督は「戦争映画じゃない」って言ってたのに。

キモい受け取り手ばっかりクローズアップ

今、今なお現在戦争で人が死んでるのに

義務教育で流すべき」だってさwwww火垂るの墓を?wwwww

ガザの現状かウクライナ現実でも流せよwwwwwww

くっそウケるwwwゴミ日本人とエセ偽善者外国人共。

anond:20240921141155

地方税:1000円/日

健康保険料:1200円/日

国民年金:700円/日

ここ、Xとかでも金額ばかりがクローズアップされてるけど収入に比例してるから

高給取りだったのであればそれなりに貯蓄あるでしょって話

今年が無職だったら翌年から金額は下がるけどその金額はあまりクローズアップされないんだよね

無職なのに税金高い!」アピールできないか

2024-09-12

anond:20240912085521

干支心配より料金を心配する増田だけどチムチムリーチムチムリーチムチムチャリーってチーの部分をクローズアップしすぎな現代あなたが代わりにパンに挟まれたとて私が心配しているのは来年干支レースの優勝候補のことであってやっぱりどうしてもハムチーって叫びたいのであれば叫びパンを食べればいいじゃない人間だもの的なマリアントワネットさんか相田みつをさん的などちらともつかない特徴を持ち合わせた要素の山脈に向かってヤッホー!って叫べると思うわ!

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