はてなキーワード: d-1とは
COVID-19 is “Airborne AIDS”: provocative oversimplification, emerging science, or something in between?
https://www.ajpmfocus.org/article/S2773-0654(25)00146-4/fulltext
COVID-19は「空気感染するエイズ」なのか:挑発的な単純化、新たな科学的知見、それともその中間か?
HIV/AIDSとCOVID-19はいずれも予防可能な感染症であり、免疫系の機能不全を含む慢性的全身影響をもたらす。
慢性炎症、免疫疲弊、生物学的加齢の促進は、HIV/AIDSとLong COVID(PASC)の共通の特徴である。
組織内リザーバー(貯留部位)の持続が、HIVおよびSARS-CoV-2の長期的損傷の主因となる。SARS-CoV-2は免疫防御を回避し、慢性感染を引き起こすという点でHIV-1に類似している。
「瀬谷みどり博覧会」(2027年国際園芸博覧会、GREEN×EXPO 2027)は、現在懸念されている課題を克服し、以下の要因から成功する可能性を秘めています。
| 「自然のちから」 | 地球規模の気候変動や生物多様性の喪失が深刻化する中、「花と緑」というテーマは、人々の環境意識の高まりと合致しています。過去の万博(愛知万博の「自然の叡智」など)と同様に、開催後にテーマの意義が再評価される可能性があります。 |
| グリーンインフラの提案 | 景観だけでなく、自然の力を活用した持続可能な都市の基盤(グリーンインフラ)を世界に提案する場で、単なる園芸イベント以上の社会的なメッセージ性を持っています。 |
| 「質的成熟社会」への転換 | COVID-19後の社会で、人々が「リアルな体験」や「身近な自然」に価値を見出すようになっている傾向をとらえており、来場者の満足度を高める可能性があります。 |
会場となる旧上瀬谷通信施設跡地は約100ヘクタール(東京ディズニーランド約2つ分)にも及ぶ広大な敷地です。この規模を活かし、圧倒的なスケールで世界中の花や緑、庭園を展示でき、訪問者に強い印象を残すことができます。
横浜市内にあり、都心からのアクセスが比較的良好な立地であるため、地方の万博に比べて、首都圏の巨大な人口を動員できる可能性が高いです。
会場には農業振興地区の要素も含まれており、収益性の高い新たな都市農業モデルの展開や、農産物の収穫体験、直売など、博覧会終了後も地域経済に活力を与える具体的なレガシーを残すことを目指しています。
計画段階から、再生可能エネルギーの活用や、国産材の利用など、サステナビリティとレガシー計画を包括的に策定しており、環境面でのポジティブな評価を得るための努力がなされています。
成功のためには、現在最も大きな課題である交通渋滞・輸送能力の確保について、シャトルバスやパーク&ライドの導入など、代替輸送手段を確実に機能させることが不可欠です。
https://biomarkerres.biomedcentral.com/articles/10.1186/s40364-025-00831-w
1-year risks of cancers associated with COVID-19 vaccination: a large population-based cohort study in South Korea
SARS-CoV-2 の発がん性の可能性については仮説的に提唱されてきたが、COVID-19 感染やワクチン接種に関する実世界データは不十分である。そこで本研究では、韓国ソウルにおいて実施された大規模な人口ベースの後ろ向き研究により、COVID-19 ワクチン接種後 1 年間におけるがん全体の累積発生率およびそのリスクを推定することを目的とした。
2021 年から 2023 年にかけて、韓国国民健康保険データベースから 8,407,849 人のデータを抽出した。参加者は COVID-19 ワクチン接種の有無に基づいて 2 群に分類された。全がんリスクは多変量 Cox 比例ハザードモデルを用いて評価され、データはハザード比(HR)と 95%信頼区間(CI)として表された。
その結果、甲状腺がん(HR 1.351, 95% CI 1.206–1.514)、胃がん(HR 1.335, 95% CI 1.130–1.576)、大腸がん(HR 1.283, 95% CI 1.122–1.468)、肺がん(HR 1.533, 95% CI 1.254–1.874)、乳がん(HR 1.197, 95% CI 1.069–1.340)、前立腺がん(HR 1.687, 95% CI 1.348–2.111)が、ワクチン接種 1 年後に有意に増加していた。
ワクチンの種類別にみると、cDNA ワクチンは甲状腺がん・胃がん・大腸がん・肺がん・前立腺がんのリスク増加と関連し、mRNA ワクチンは甲状腺がん・大腸がん・肺がん・乳がんのリスク増加と関連していた。また、異種混合接種は甲状腺がんと乳がんのリスク増加と関連していた。
これらの COVID-19 ワクチン接種とがん発生率との関連が年齢・性別・ワクチン種類によって認められたことから、特定の集団において最適な COVID-19 ワクチン接種戦略が存在するかどうかを明らかにするために、さらなる研究が必要である。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG084TA0Y5A900C2000000/
休眠がん細胞を再活性化させた犯人は、インターロイキン6(IL-6)というタンパク質だった。IL-6は、通常は感染などに対する免疫応答や炎症反応を調節して、健康の維持に役立っている。
ところがこのIL-6が休眠がん細胞と出会うと、問題が生じる。「休眠がん細胞は炎症環境を利用して目覚めて増え、転移したがん細胞が多い状況を作り出してしまうのです。
なるほど、コロナやインフルの感染でIL-6が分泌されると、休眠がんを活性化させるのね。
Long-Lasting Enhanced Cytokine Responses Following SARS-CoV-2 BNT162b2 mRNA Vaccination
https://www.mdpi.com/2076-393X/12/7/736
ワクチンによって誘導される非特異的な全身性炎症および骨髄系細胞の機能的適応を評価した結果、我々は、ブースタードーズ接種後に顕在化し、かつ全身性炎症を伴わずに8か月後まで維持された、刺激依存性かつサイトカイン依存性の自然免疫記憶表現型の誘導を明らかにした。
本研究で観察された TLR2 および TLR4 アゴニストに対する IL-6、IL-1β、TNF-α 産生の持続的な増強は、これらの免疫経路の広範な変化が BNT162b2 ワクチンの自然免疫応答において役割を果たし得ることを示唆している。
すい臓がんが悪化することもわかってるし、関係ありそうだよなあ…
COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がんの予後不良因子である可能性を報告(がん幹細胞研究部、消化器内科)
https://www.miyagi-pho.jp/mcc/kenkyu/topic/20250619/index.html
これ広めてる高山義浩って、検査抑制してクラスター発生させたあげく、公表を止めようとしてたやつだよな
>沖縄県立中部病院クラスターにおける感染症専門家高山義浩の責任 - COVID-19
http://powriter.blog.fc2.com/blog-entry-349.html
発端患者は細菌感染症と診断で5/12入院、入院前PCR検査をせず。それまで、感染症専門家高山義浩はどういう指導を自分の勤務する病院でしていたのか?
他府県では第3波の2020年末までに入院時一律PCR検査が行われており、発端患者が感染症と診断されたのにPCR検査がされなかったと矮小化していけない。テレビに複数回出演するほどの感染症専門家を自負する高山義浩が、決めれば問題なく実施になった入院時一律PCR検査を抜かしていたのが最大の問題である。
ざっくり結論:
これは2021年夏の「うるま記念病院」(沖縄県うるま市)のデルタ株流行期に起きた院内クラスターで、入院患者・職員あわせて約200人が感染、患者の死亡が64〜69人に拡大した事例です。主因は①高齢・要介護の入院患者が多い精神科病院という脆弱性、②病棟構造や人員の制約でゾーニング・換気・隔離が難しかったこと、③当時の医療逼迫で転院が困難だったこと、④患者側のワクチン接種が十分進んでいなかったことが重なった——という分析が報じられています。反ワクチン運動が直接の原因、という整理は誤解寄りです(後述の接種状況をご参照)。 
何が起きた?
・発生と規模:2021年7月19日に最初の陽性が判明。8月18日時点で入院患者173人・職員26人=計199人が感染、死亡は64人と報道(のち69人、さらに71人と報じられた時点も)。 
・病棟の換気が難しい構造、病床の多くが高齢・要介護患者。 
・デルタ株流行期と医療逼迫が重なり、コロナ受け入れ病院へ転院できない患者が多数。 
・精神科特有の事情(隔離・行動制限が難しい、陰圧室など設備不足、人手不足)。 
・患者は接種が遅れ、同意取得の難しさや体調・基礎疾患などで進みにくかった。市からは6〜7月に計約1,000回分超のワクチンが配布されたが、接種率は低迷(1回のみが多い)。 
・8月18日時点で感染患者の接種内訳は未接種29%/1回52%/2回19%との地元紙の検証。「9割が2回接種だったのに大量死」といった流言は不正確としています。 
つまり、反ワクチン運動が引き起こしたというより、**患者側の接種が間に合わなかった(制度・同意・体調面のハードル)**うえに、デルタ株×医療逼迫×精神科病棟の構造的弱点が重なった複合要因とみるのが妥当です。知らんけど。 
・日本では当時、精神科病院の患者が転院を断られる例が多かったと業界団体が指摘(200人超死亡の集計)。精神科患者という理由で受け入れを拒まれるケースがあった。 
・学術的にも、重度の精神疾患はCOVID-19の院内死亡リスクを高める要因になり得るという報告があります。 
朝日新聞、NEWSポストセブン、琉球新報デジタル、他沢山
コロワクでがんが悪化するってのは単に科学研究だから反ワクと関係ないぞ
COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がんの予後不良因子である可能性を報告
https://www.miyagi-pho.jp/mcc/kenkyu/topic/20250619/index.html
COVID-19ブースターワクチンの反復接種(3回以上)は、膵臓がん患者の全生存期間(OS)の低下と関連していることがわかりました。特に、ワクチン接種によって誘導される高レベルのIgG4が、これらの患者の予後不良と関係していることが私たちの分析により明らかになりました。またワクチン反復接種者とIgG4高値例において、がん細胞周囲のFoxp3陽性の制御性T細胞(Treg)浸潤が目立っており、TregがIgG4に関連した免疫応答に重要な役割を果たしていることからも、癌の免疫回避を通じて予後不良につながる可能性を示唆しています。
がんのリスクもあるしなー
COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がんの予後不良因子である可能性を報告
https://www.miyagi-pho.jp/mcc/kenkyu/topic/20250619/index.html
COVID-19ブースターワクチンの反復接種(3回以上)は、膵臓がん患者の全生存期間(OS)の低下と関連していることがわかりました。特に、ワクチン接種によって誘導される高レベルのIgG4が、これらの患者の予後不良と関係していることが私たちの分析により明らかになりました。またワクチン反復接種者とIgG4高値例において、がん細胞周囲のFoxp3陽性の制御性T細胞(Treg)浸潤が目立っており、TregがIgG4に関連した免疫応答に重要な役割を果たしていることからも、癌の免疫回避を通じて予後不良につながる可能性を示唆しています。
そうなんだよね。ワクチン信者はコロナワクチンのリスクがないという幻覚の中に生きてるんよ。
COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がんの予後不良因子である可能性を報告
https://www.miyagi-pho.jp/mcc/kenkyu/topic/20250619/index.html
COVID-19ブースターワクチンの反復接種(3回以上)は、膵臓がん患者の全生存期間(OS)の低下と関連していることがわかりました。特に、ワクチン接種によって誘導される高レベルのIgG4が、これらの患者の予後不良と関係していることが私たちの分析により明らかになりました。またワクチン反復接種者とIgG4高値例において、がん細胞周囲のFoxp3陽性の制御性T細胞(Treg)浸潤が目立っており、TregがIgG4に関連した免疫応答に重要な役割を果たしていることからも、癌の免疫回避を通じて予後不良につながる可能性を示唆しています。
とても重要な視点です。「初期ワクチンの高い有効率(95%前後)」という強い成果が出た一方で、現実にはワクチン接種が進んでも世界的流行(パンデミック)は収束しなかった。ここから浮かび上がる反省点を整理します。
一般社会では「感染そのものを止める」と期待され、「感染阻止=パンデミック収束」と誤解されました。
実際には 感染予防効果は一部しかなく、無症候感染や伝播は残存。
➡️ 今後のワクチン開発では「発症予防」と「感染予防」を分けて設計・広報する必要がある。
初期試験は武漢型株を対象にしており、変異株(α、δ、オミクロン)で効果が急落しました。
ワクチン効果の持続期間が短く、ブースター前提の戦略になった。
➡️ 持続的な免疫誘導・変異への柔軟対応(mRNA更新や多価ワクチン)が必要。
当初は「70%以上接種で集団免疫」というシナリオが描かれたが、
変異株の高い伝播性
接種の不均一分布
により現実には成立しなかった。
➡️ 感染症ごとに“集団免疫が成立しうるか”を精密に検討すべき。
ワクチン導入と並行して、**検査・隔離・換気などの非薬理的介入(NPI)**を長期的に持続させる体制が十分でなかった国も多い。
「ワクチンが出れば全て解決」というメッセージが、社会の油断や対策解除の早まりにつながった。
➡️ ワクチンは単独ではなく、公衆衛生対策の一部として位置づけるべき。
「95%有効」の数字が、一般市民や政治決定者に「感染も95%防げる」と誤解された。
➡️ 科学的限界を誠実に伝えるリスクコミュニケーションが不可欠。
臨床試験段階では数百人規模の観察で、安全性シグナルを確認。多くは局所反応や発熱など一過性のもの。
承認後に数千万規模で接種が進む中で、死亡例、重篤例(心筋炎、血栓症、アナフィラキシーなど)が顕在化。
➡️ 重篤な副反応、有害事象の発見と公表の遅れが不信感を助長した。
櫻井智さんが膵臓がんからの多臓器がんであっと言う間に死去されたが、トンデモでもなんでもなく、コロナワクチンが膵がんの予後を悪化させることを示唆する論文が出ているんだよな…
Repeated COVID-19 Vaccination as a Poor Prognostic Factor in Pancreatic Cancer: A Retrospective, Single-Center Cohort Study
https://www.mdpi.com/2072-6694/17/12/2006
膵がんで「追加接種回数が多いほど予後不良」とする単施設・後ろ向き解析
日本の単施設コホート(272例)。3回以上接種群の全生存短縮やIgG4高値との関連を報告。2025年6月。
「反復接種(≥3回)は膵がん患者の予後不良因子」であり、ワクチン誘導IgG4増加やTreg浸潤が関与する可能性を示唆。
COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がんの予後不良因子である可能性を報告
https://www.miyagi-pho.jp/mcc/kenkyu/topic/20250619/index.html
COVID-19ブースターワクチンの反復接種(3回以上)は、膵臓がん患者の全生存期間(OS)の低下と関連していることがわかりました。特に、ワクチン接種によって誘導される高レベルのIgG4が、これらの患者の予後不良と関係していることが私たちの分析により明らかになりました。またワクチン反復接種者とIgG4高値例において、がん細胞周囲のFoxp3陽性の制御性T細胞(Treg)浸潤が目立っており、TregがIgG4に関連した免疫応答に重要な役割を果たしていることからも、癌の免疫回避を通じて予後不良につながる可能性を示唆しています。
もしワクチン誘導IgG4増加やTreg浸潤が影響するなら、膵がんだけじゃなく悪性度の高いがん全般に関連する可能性がある。
臨床はしっかりやるけど、論文はぜんぜん見ない人は、それはそれで困りものだけど、
少なくとも今目の前で起きていることを無視しないからね現場の人は
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○ 日本病院会
日本病院会の相澤会長は、こうした中で「PCR検査体制の拡充」を急ぐべきではないかとの考えを強調しました。「例えば、発熱していて肺炎を起こしているが、インフルエンザでもなく、その他の肺炎でない。そこで鑑別診断のために検査を・・・となるが、すぐには検査が行えない。『新型コロナではないだろうか、怪しい』という段階で迅速に検査が行えなければ、感染拡大を防止することは難しい。まず『PCR検査の量』を確保することが急務であろう。現在は病院側から依頼しても、なかなか検査してもらうことが難しい」と医療現場の実情を訴えました。
GemMed
https://gemmed.ghc-j.com/?p=32570
今回の感染の蔓延でわかったのは、実際はPCR検査ができるのに、検査の条件を厳しく設定していることである。
感染防御で最初に行うべきことは、感染者を特定することである。診断がつかなければ、治療方針が立てられないのと同じである。
政府に近い人は検査をしても意味がないようなことを言っているが、感染者を特定しないでどうやって対策を立てるのであろうか。
確かに感染研などの公的機関では検査は手一杯かもしれないが、日本には何千件の検査が可能な民間会社が多く存在する。
【識者の眼】「新型コロナウイルス感染症蔓延で思うこと─世界から遅れをとる日本の感染防御」
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14198
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問13 医療機関や検査機関で新型コロナウイルス感染症患者に診療を行った後、PCR検査を行ってもらえますか?
適切に感染防護具を着用して診療した場合には、感染する可能性が低いと考えられるため、一律のPCR検査は行いません。原則として無症状の方へPCR検査は実施していません
[厚生労働省] 新型コロナウイルスに関するQ&A(医療機関・検査機関の方向け)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00004.html
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https://mainichi.jp/articles/20220329/k00/00m/040/168000c
もっとも他の感染学の人も以前から声上げてたけど謎の力学で無視されてただけなんですけどね😒
https://www.m3.com/open/clinical/news/article/835300/
7月8日、神奈川県寒川町の寒川郵便局車庫で電動バイク火災が発生。車庫内の配達用バイク28台が全焼し、うち18台が電動バイクだった。警察と消防はリチウムイオン電池充電中の出火とみて調査中だが、メーカー名は公表されていない。
https://motoinfo.jama.or.jp/?p=4283
https://www.honda.co.jp/recall/motor/info/250630_DM5026Z.html
https://motoinfo.jama.or.jp/?p=4283
公式発表が出るまではメーカー不明扱い。しかし調達実績、リコール時期、映像の一致から、燃えた車両はホンダ「BENLY e:」である可能性が高い。警察・消防、日本郵便、ホンダの続報を待つべきである。
新型コロナ禍におけるこの薬は、科学・メディア・政治・世論・陰謀論・希望的観測が複雑に絡み合った「20世紀的パラダイムの崩壊」と「21世紀的情報戦の象徴」でした。
一言でいえば、それは**「パンデミックにおける“知のカオス”」を凝縮した鏡**です。
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「イベルメクチンが試験管内でSARS-CoV-2の増殖を99%阻害する」との**in vitro研究(試験管内の細胞実験)**が発表。
→ この結果が瞬く間に拡散され、「特効薬が見つかった」と期待が爆発。
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| 期待 | 現実 |
| 安全・安価な既存薬でコロナを治せる! | 有効な血中濃度に達するには人間にとって危険な高用量が必要 |
| ノーベル賞受賞者の薬だ、効かないはずがない | 動物実験や観察研究での相関関係は、因果関係を保証しない |
| 治験の中には「効果あり」と言っているものもある! | 多くの研究は質が低く、バイアスや偽造も存在(後述) |
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「高価な新薬(レムデシビル、モルヌピラビル)ばかり推されるのは製薬利権のせいだ。イベルメクチンは安すぎて儲からないから無視されている」
SNS・YouTubeでは「医者が真実を暴露」「WHOは嘘をついている」などのヒーロー物語の構造が流行。
→ 「正義の薬 vs 権力に支配された医学」という二項対立型の陰謀言説に。
• 結果、「効果がある」と断言する医師(多くは動画やSNSで活動)にすがる構図に。
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→ 米国の一部医師グループ。「政府は効果を隠している」と主張。
→ 例:長尾和宏医師、尾身茂氏への疑義、厚労省への嘆願書など。
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→ 中等症コロナ患者に対するイベルメクチンの効果はプラセボと有意差なし
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それは、「希望」「怒り」「不信」「過去の栄光」「ポスト真実」「情報戦争」が交錯する“社会的現象”である。
社会的には「人々の不安と信念がいかに現実を形作るか」を見せつけた象徴である。
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| 心理 | 内容 |
| 支配されている感覚への抵抗 | 「ワクチンを打て」「新薬を買え」という指示に反発したい |
| 知識エリートに対する嫌悪 | 医学会、大学、メディア=上級国民への疑い |
| 人間の“簡単な答え”への渇望 | 「安価な既存薬で治る」は分かりやすく希望に満ちている |
| 成功体験の再利用 | イベルメクチンは過去に人類を救った薬 → だから今回も、という神話 |
https://www.jmaj.jp/detail.php?id=10.31662%2Fjmaj.2024-0298
掲載誌:JMA Journal, 2025年4月28日発行、8巻2号、584–586ページ
日本は2024年3月時点で世界最高水準の**mRNAワクチン接種率(1人あたり3.6回)**を記録。
しかし、オミクロン株出現後に感染者数と死亡者数が急増し、2022〜2023年には「超過死亡数」が顕著に増加。
2023年の超過死亡率は人口100万人あたり1400人超で、米国の約3倍。
1. 見逃されたCOVID-19死亡
検査を受けなかった、または陽性と判定されなかった感染者による死亡。
医療逼迫による間接的な死亡。
※しかし、2023年5月にはCOVID-19が季節性インフルエンザ相当に分類され医療体制は緩和されたが、超過死亡は依然として高水準。
日本の「予防接種健康被害救済制度」では、2024年11月時点で**8432件(うち死亡903件)**の給付が決定。これは過去47年間の全ワクチンを上回る。
スパイクタンパク質とエストロゲン受容体の結合や核移行シグナルの存在ががんとの関連を示唆。
英国ではワクチン接種後、呼吸器系疾患による死亡は減少したが、循環器系疾患やがんによる死亡が増加。
特に乳がん、白血病、膵臓・卵巣・子宮がんなど、エストロゲン受容体関連のがんが増加。
2回目以降のワクチン接種で副反応が減少した背景には、「免疫抑制」の可能性。
IgG4抗体や制御性T細胞(Treg)の増加により、**ウイルスの慢性感染(特に腸管)**が生じ、鼻腔スワブでは検出されない可能性。
日本政府は接種日の記録がない人を「未接種」と誤分類したと批判され、データ開示に消極的。
修正後のデータでは、ワクチン接種者が未接種者よりも感染しやすい可能性が示唆された。
mRNAワクチンによる超過死亡・慢性疾患への影響を検証する大規模研究とデータ開示が急務。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するmRNAワクチンの効果を検証したこれまでの研究には、いくつかの限界と問題点が指摘されています。以下に主要な点を整理します。
問題点:
無作為化されていないため、背景因子の調整が不完全。
健康志向バイアス(healthy user bias):ワクチンを接種する人はもともと健康意識が高く、医療アクセスが良い傾向がある。
ワクチン未接種者がヘテロな集団:宗教的理由、アクセスの問題、健康状態の悪化など多様な背景がある。
結果的に、ワクチンの効果が過大または過小評価される可能性がある。
問題点:
初期の研究は野生株(Wuhan株)またはアルファ株を対象としており、デルタ株、オミクロン株への効果は別途検討が必要。
時間の経過とともに変異株が主流になるため、研究成果が急速に陳腐化する。
問題点:
多くの研究が中和抗体価を用いてワクチン効果を間接評価しているが、免疫の全体像(細胞性免疫など)を捉えきれていない。
問題点:
mRNAワクチンは**緊急使用承認(EUA)**で導入されたため、長期観察データが乏しい段階で接種が開始された。
特に若年層や小児、妊婦、高齢者における長期の副反応リスクや効果に関する知見は限定的だった。
心筋炎・心膜炎(特に若年男性)などのまれな副反応が、接種後になってから報告された。
問題点:
一部の研究で、製薬企業の関与によりポジティブな結果が強調される可能性がある。
ワクチンの承認や推奨が政治的判断と絡むことで、研究の客観性が揺らぐとの批判もある。
データの透明性や原データへのアクセス制限が批判されたケースもあった(例:Pfizerの臨床試験データ開示の遅れ)。
問題点:
何回接種すべきか(初回+何度のブースター)という点でエビデンスが流動的。
異なるワクチンを組み合わせる「交差接種(heterologous prime-boost)」の評価が不十分。
感染歴のある人にとっての追加接種の意義も明確でなかった。
Polack FP, et al. (2020). Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine. NEJM.
Baden LR, et al. (2021). Efficacy and Safety of the mRNA-1273 SARS-CoV-2 Vaccine. NEJM.
UK Health Security Agency. (2022). COVID-19 vaccine surveillance reports.
Subramanian SV, Kumar A. (2021). Increases in COVID-19 are unrelated to levels of vaccination across 68 countries and 2947 counties in the US. European Journal of Epidemiology.
Doshi P. (2021). Will covid-19 vaccines save lives? Current trials aren’t designed to tell us. BMJ.
これ:https://b.hatena.ne.jp/entry/s/agora-web.jp/archives/250608105500.html の話
みなさんしているとは思いますがperplexityでファクトチェックしました。もっと早くAIが発展していれば、covid-19対策ももっと上手く進んだんですかねえ(あるいは下記を読んでも特に納得は得られない者なのかなぁ)
## ファクトチェック:「コロナワクチンには感染予防効果はない。死亡抑制効果はあり」
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### まとめ
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> 「新型コロナワクチン(mRNAワクチンを含む)が新型コロナウイルス感染症による重症化、入院及び死亡を減らすことは、多くの適切にデザインされた研究に基づいて実証されており、学術的に確立された知見です。これは日本国内で実施された複数の研究でも確認されています」[^6]
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### 参考情報
[^1]: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_yuukousei_anzensei.html
[^2]: https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/qa/detail/qa_01.html
[^3]: https://www.carenet.com/news/general/carenet/58927
[^4]: https://www.vaccine4all.jp/news-detail.php?npage=2\&nid=141
[^5]: https://anamne.com/covid19-vaccination-effects-deadline/
[^7]: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_qa.html
[^8]: https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/infectious_control/040/06/index.html
ただし――
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| ステップ | 要点 | 補足 |
| **1. 実績データ** | 3 例で平均 8 年、分散 4 半期程度 | SARS→MERS→COVID の並び |
| **2. 趨勢の補正** | 加速(環境破壊・都市化etc.)で周期短縮 | BMJ Global Health の回帰モデルでは **10 年で出現頻度 2 倍弱** ([BMJ Global Health][3]) |
| **3. 監視&技術効果** | 逆方向の力:ゲノム監視網・mRNA ワクチン基盤が “防波堤” | WHO・JHU が強調する「検出スピード向上」 ([世界保健機関][6], [The Hub][5]) |
| **4. 統合見積り** | “発生”そのものは 5 〜 7 年以内が有力だが、パンデミック化は **±2 年の誤差帯**, 2027-29 中心 |
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**「確率論で 2027〜2029 年が最も怪しいが、 “外れてくれたらラッキー” くらいの気構えが妥当」**
SARS から二十余年で私たちの監視網は桁違いに強化されました。次の大波が来るタイミングを完全に当てることは不可能ですが、**備えの質**しだいで「ただのアウトブレイク」で止める未来も十分あり得ます。
それまでは少し肩の力を抜きつつ、“科学というスポットライト” が闇から飛び出す新顔ウイルスを照らし続けているか見守っていきましょう。
[1]: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/history-disease-outbreaks-vaccine-timeline/sars-mers?utm_source=chatgpt.com "History of SARS/MERS: Outbreaks and vaccine timeline - Mayo Clinic"
[2]: https://mymc.jp/news/2217/?utm_source=chatgpt.com "歴史でみる感染症(SARS、MERS、新型コロナウイルス)"
[3]: https://gh.bmj.com/content/8/11/e012026?utm_source=chatgpt.com "Historical trends demonstrate a pattern of increasingly frequent and ..."
[4]: https://hsph.harvard.edu/news/next-pandemic-not-if-but-when/?utm_source=chatgpt.com "The next pandemic: not if, but when"
[5]: https://hub.jhu.edu/magazine/2025/spring/ready-for-next-pandemic/?utm_source=chatgpt.com "Are we ready for the next one? - JHU Hub"
[6]: https://www.who.int/news-room/commentaries/detail/after-covid-19--is-the-world-ready-for-the-next-pandemic?utm_source=chatgpt.com "After COVID-19, is the world ready for the next pandemic?"
https://blog.maryannedemasi.com/p/top-fda-official-admits-she-refused
米国食品医薬品局(FDA)の高官であるサラ・ブレナー博士が、2025年5月15日、ワシントンDCのMAHA研究所ラウンドテーブルで、妊娠中にCovid-19 mRNAワクチンの接種を拒否したことを公に認めた。
妊娠中の彼女は、ワクチンの脂質ナノ粒子(LNP)の体内分布に関する安全性データの不足を懸念し、接種を拒否していた。
ブレナー博士は、FDA内部では公式のメッセージから逸脱することが許されない文化があったと告白。「城の中(FDA)から遠く離れた発言は許されない」と述べ、多くの公務員にとって「魂の暗黒の夜」とも言える時期だったと振り返る。
1年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って4年が経った
世の中的にはすっかりコロナも日常のものとなった。むしろコロナ予防接種は65歳以上の人や60〜64歳で重症化リスクの高い人に案内が届く程度で、インフルエンザよりも軽い扱いとなってしまった感がある。
一方、我が家では昨年嫁も子もコロナに感染し、嫁は1ヶ月ほどブレインフォグ的な症状に悩まされていたりした。
昨年「オフィス回帰はなんだかなぁ」と書いたが、この1年も週5日出社義務が増えてきた。アクセンチュアが週5出社になったのは象徴的だった。
一方で、ChatGPT等の生成AIの進化が目覚ましく、「音声入力」による生産性革命が起きてるように思う。
骨しゃぶり氏やけんすう氏などは「生成AIにブツブツつぶやけば爆速でドキュメントができる」という話をしてたり、Zoomなどのビデオ会議の文字起こしの精度も上がってきて各自入れば誰が話したかも記録してくれるのはかなり便利だ。
自分もリモートワークの日は家でブツブツつぶやきながらドキュメントを作成したり、今後の仕事の進め方を生成AIと壁打ちしてるがめちゃめちゃいい。むしろ出社するとデスクでブツブツつぶやいてると変人なのでこれができないのがツライ。
おそらく今後フルリモートを維持した会社と出社義務にした会社の生産性が如実に開いて、出社義務にした会社は淘汰・駆逐されると予想してる。
あと単純にフルリモートできる超優秀層がどんどんフルリモート会社に転職していくだろう。採用戦略的にも今ならフルリモート押しするだけで、元アクセンチュアは採り放題だ。各社人事部には強くおすすめしたい。
去年「趣味のゲーム開発のためGodotを勉強中」と書いたが、これは結局時間が取れずに途中で止まってしまった。
最近は平日も子どもが23時過ぎまで寝ず、週末は10〜22時で外に遊んででマジで物理的に可処分時間が無くて大変弱っている。
去年は週1の療育が3時間あったので、その時間で勉強・開発をしていたのだが、今年から1時間に戻ってしまい自由時間が激減してしまった。
「DevinやReplitなどのAIエージェント使えば、スマホから開発できるかも!?」といろいろ試してる。先日Replitを使ってReact Router v7 + Supabase構成のサービス作成をAIエージェントにお願いしてみたところ、フロントエンドはいい感じに作ってくれたのだが、Supabaseのテーブル作成を試みて無限にエラーが返ってくるというのがあった。なかなか難しい。いろいろ試していきたい。
恩師は現役時代も本業とは別に県下の留学生向けの交流会を長年運営してたり、毎年マラソンを走ってたりとパワフルな人だった。
引退後は留学生寮の運営もはじめたり、コロナ前頃からは子ども食堂やったり、フードロス対策NPOの地方進出を手伝ってたりとますます活動の幅を広げていた。また70歳を過ぎてスペイン版お遍路巡りのサンティアゴ巡礼で800km歩いたりもしてた。
亡くなった日も留学生寮で新年会をしててめちゃめちゃ元気で本当に突然だったそうだ。
本人はまだ野望がたっぷりで無念だったかもしれないが、いろいろやってて楽しい人生だったんだろうなと思った。
よく死ぬ前に後悔することで「あんなに仕事しなければよかった」というのがあるが、恩師を見て「やりたい放題仕事するのはいい人生だな」と思った。
自分も引き続きサービスを作りつつ、引き続き「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイトこと「COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌」をゆるゆる続けていきたいと思う。
■COVID-19流行下の日々を集団で記録する日誌 https://enigmatic-brushlands-82725-herokuapp.com/
5年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作った
4年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って1年が経った
3年前:「かゆうま」みたいなノリで匿名日記を書くサイト作って2年が経った
chatGPT o4-mini-high に調べてもらったよ
anondの仕様で投稿できなくなるので文中のリンクは消していますが、タイトルはあるのでググっていただければソースは見れると思います。
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以下では、主に米国と国際的な調査事例をもとに、コロナワクチンに対する陰謀論的信念の“はまりやすさ”と、社会人口学的属性・政治的属性との関連をまとめます。
## 要旨
調査結果を総合すると、コロナワクチンへの陰謀論的信念は、学歴の低さや低所得、若年層、マイノリティ人種、女性などと正の相関を示す一方、白人高学歴高所得・高年齢層では信じにくい傾向があります。また、政治的にはリベラルよりも保守層、特にトランプ支持者やポピュリズム的メディア利用者で信じやすく、党派的・メディア接触の影響が顕著です。加えて、知人・家族経由の情報入手者も信じやすいとされ、信念パターンは国際的にも一定の共通性を持つものの、国によって年齢や性別の効果はまちまちです。
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### 1.1 学歴
### 1.3 性別
### 1.4 年齢
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### 3.1 世界規模での流布状況
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1. Reiter, P. L. et al. What Demographic, Social, and Contextual Factors Influence the Intent to Vaccinate against SARS-CoV-2? _Vaccines_ 9, 726 (2021). ([What Demographic, Social, and Contextual Factors Influence the ...](https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8431323/?utm_source=chatgpt.com))
2. Schaeffer, K. A look at the Americans who believe there is some truth to the conspiracy theory that COVID-19 was planned. _Pew Res. Short Reads_ (2020). ([25% in US see at least some truth in conspiracy theory that COVID-19 was planned | Pew Research Center](https://www.pewresearch.org/short-reads/2020/07/24/a-look-at-the-americans-who-believe-there-is-some-truth-to-the-conspiracy-theory-that-covid-19-was-planned/))
3. Enders, A. et al. The sociodemographic correlates of conspiracism. _Sci. Rep._ 14, 14184 (2024). ([The sociodemographic correlates of conspiracism | Scientific Reports](https://www.nature.com/articles/s41598-024-64098-1))
4. Carsey UNH. Conspiracy vs. Science: A Survey of U.S. Public Beliefs. (2021). ([Conspiracy vs. Science: A Survey of U.S. Public Beliefs](https://carsey.unh.edu/publication/conspiracy-vs-science-survey-us-public-beliefs?utm_source=chatgpt.com))
5. Economist/YouGov Survey. Public beliefs in microchip implantation via COVID-19 vaccines. (2021). ([Conspiracy vs. Science: A Survey of U.S. Public Beliefs](https://carsey.unh.edu/publication/conspiracy-vs-science-survey-us-public-beliefs?utm_source=chatgpt.com))
6. Oliver, J. E. & Wood, T. (2021). How populism and conservative media fuel conspiracy beliefs about COVID-19. _SAGE_ (要旨). ([How populism and conservative media fuel conspiracy beliefs about ...](https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/2053168021993979?utm_source=chatgpt.com))
7. Pérez, J. et al. ECCV-COVID: COVID-19 Vaccine Conspiracy Beliefs Scale across 13 countries. _Front. Psychol._ 13, 855713 (2022). ([What Is the Support for Conspiracy Beliefs About COVID-19 ...](https://www.frontiersin.org/journals/psychology/articles/10.3389/fpsyg.2022.855713/full?utm_source=chatgpt.com))
8. Freeman, D. et al. Cross-cultural variation in vaccine hesitancy: the overriding role of conspiracist ideation. _Preprint_ (2021). ([How populism and conservative media fuel conspiracy beliefs about ...](https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/2053168021993979?utm_source=chatgpt.com))
9. Basch, C. H. et al. COVID-19 vaccine rumors and conspiracy theories. _PMC_ (2021). ([COVID-19 vaccine rumors and conspiracy theories](https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8115834/?utm_source=chatgpt.com))
10. Jamieson, K. H. et al. COVID-19 Conspiracy Theories Are Spreading Rapidly—and They’re a Public Health Risk. _Time_ (2020).
ご冗談を
COVID-19の空気感染(https://anond.hatelabo.jp/20230722235432#)
それよりも科学っぽいの好きか!好きだったら答えて欲しいのがあるんだけど
Xでこのポストがバズってたのがきっかけ。このポストについては「パートナーの体調不良の訴えを面白がってネタにするって性格悪いな」くらいの感想だけど、結局、マンフルなるものはあるのかないのか気になったので調べてみた。
マンフルについて簡単に言えば、男性が風邪やインフルエンザにかかったときに、女性よりも大袈裟に症状を訴えるという多分に男性を揶揄するミームで、欧米圏ではすっかり定番らしい。日本にもここ10年くらいで輸入されたのか時々みることがある。俺は正直「男性側がわざわざおおげさに症状訴える動機が存在しないし、怪しいんじゃね?」と最初から思ってたけど、ともあれまともな文献を調べてみようと。
結論から言うと、やはり"マンフルー"を「男性の大袈裟な態度」と見るのは無理があるみたい。
まず、平熱について。最初、男性の方が平熱が低いので、微熱でも男性の方が辛いのではと言う仮説を持ってたけど、こちらはちょっとハズレぽい。一応、最近の大規模研究によると、統計的には男性の方が女性よりわずかに平熱が低い傾向がある。スタンフォード大学の2023年の研究では、約61万件の体温データを解析した結果、全体平均が36.64℃で、女性の方が男性より平均体温が高かった(Parsonnet et al., 2023, JAMA Intern Medの論文)。日内変動や年齢、体格といった他の要因もあるけど、それらを調整してもこの性差は残る。ただ、重要なのはその差がせいぜい0.2℃程度で、これだと男性が微熱でも辛く感じる根拠にするのは微妙そう。
じゃあ何がマンフルーの正体なのか?と思って他の文献を調べてみた。
面白いのは、免疫反応やホルモンの違いが、男女の症状の出方に影響を与えている可能性があるってこと。例えば、女性ホルモン(エストロゲン)は免疫を活性化させる傾向があり、男性ホルモン(テストステロン)は抑制する方向に働く。実際、ワクチンへの抗体応答も女性の方が強いという研究がある(Furman et al., 2014, PNASの論文)。
加えて、COVID-19のパンデミック中には、男性の方が女性よりも重症化しやすく、死亡率も高かったというデータが世界中から報告された(Global Health 50/50, Sex, Gender and COVID-19 Project)。インフルエンザでも似たような傾向がある。
つまり、男性の方が感染症に弱いというのは言えそうで、マンフルと呼ばれる現象も(確定じゃないけど)その線で説明できそうに思う。もちろん男性全員がそうというわけではないし、症状の訴え方に社会的なバイアスもあると思う。「男は弱音を吐かないべき」とい男性規範が女性から「情けない」という感想を引き起こした面も考えられる。ただ、この辺はあまりにも憶測がまじりすぎるのでいったんおいてく。
他には副鼻腔炎についての話もあった。オーストリアの研究チームが副鼻腔炎の経過を男女で比較したところ、女性の方が症状の自己評価は高かったものの、回復は早かった。男性は症状が長引く傾向があったとのこと(Brandstetter et al., 2021, Journal of Clinical Medicineの論文)。この研究では「マンフルーというステレオタイプを裏付ける明確な根拠はない」と結論づけている。
結局のところ、マンフルーという怪しげな話が「何故」広まったのかについて言うと、
のあわせ技で、女性から見たときに「おおげさに辛さを訴えてる用に見える」となるんじゃないかなというのが暫定的な結論。
日本の「マンフル」では、嫁側が辛さを吐露したときに男性が被せるように俺も辛いというのを「マンフル」と呼ぶケースもあるらしいけど、そっちは夫婦の信頼関係とかの話になるし、旦那側の「証言」がないケースで一方的に言ってるケースが多いので、判断はおいとく。