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はてなキーワード: 財団とは

2026-05-05

私はかつて児童ポルノ法表現規制現場取材した書き手だ。海外で「漫画一枚で逮捕」というニュースは、まず疑え。

児ポ法改正の攻防を、警察弁護士研究者から取材した。その経験から断言する。

2010年と今では、CSAM捜査の精度が、構造的に変わっている。

英国の「VTuber逮捕拡散の件、ここで一度きちんと書いておく。

何が変わったか

1:画像ハッシュ照合技術の精度向上と国際共有体制確立

NCMEC(米国行方不明児童搾取児童センター)、IWF英国インターネット監視財団)、Project VIC等が運用する既知CSAM画像ハッシュデータベースは、2010年代を通じて飛躍的に拡充された。

アップロードや所持の段階で、実在児童被害画像機械的特定される。

2:国際金融規制との連動。

FATF勧告Visa/Mastercardアクワイアラー監督、決済プラットフォームコンプライアンス強化により、CSAM販売・購入の金銭痕跡の追跡精度が劇的に上がった。

3:プラットフォーム側のスキャン体制

AppleGoogle、Meta、Microsoftクラウド送信トラフィックハッシュ照合を実行する。

まり捜査は「漫画から始まる」のではない。

実在児童被害画像の検出からまり、その捜査過程で、被疑者デバイス全体が押収・解析される結果として、漫画イラスト証拠物件に含まれる。

これが現代標準的捜査フローだ。

冤罪危険性が消えたわけではない。

だが2010年頃に比べれば、「漫画一枚で恣意的逮捕」という事案の発生確率は、構造的に大きく下がっている。

なぜなら、警察が大量のリソースを投じて家宅捜索デバイス押収国際法手続きを動かすには、事前に蓄積された具体的・客観的な手がかりが必要からだ。

匿名通報個人の好みだけでは、現代警察は動かない。動けない。

リソース不足、手続き厳格化人権訴訟リスクが、それを許さない。

過去には例外があった。

私が2011年頃に取材したスウェーデンシモン・ルンドストロム事件——

漫画翻訳家が、元妻の「彼はペドファイルだ」という通報を受けたスウェーデン警察家宅捜索され

実在児童被害証拠が一切出なかったにもかかわらず、所持していた日本漫画理由起訴有罪判決を受けた。

最終的に最高裁無罪になったが、スウェーデン司法の汚点として記録される事案だ。

当時、私はこの事件を「警察捜査着手判断が甘かった」「個人怨恨による通報を裏取りなく受理した」と批判的に取材した。

この種の冤罪パターンは、2010年代前半までは確かに存在した。

しか2026年現在海外SNSで「漫画所持を理由逮捕」と拡散される事案は、ほぼ例外なく以下のいずれかだ。

(a) 実在児童被害コンテンツ捜査過程で、漫画類が同時に発見押収された(「漫画逮捕理由」ではなく、「漫画押収物に含まれていた」)

(b) 商業的・継続的な大量制作販売活動の全体が捜査対象となり、その内訳に漫画類が含まれていた

(c) 拡散ナラティブのものが、当事者または周辺アクターによって意図的に「漫画一枚で逮捕」と縮減されている

Coroners and Justice Act 2009 Section 62の運用も同様だ。

過去判例2011年・約3,000点、2018年・約2,000点以上、2024年・大量)を見れば

「一枚で逮捕」は閾値として現実的でない。

から海外発「漫画理由逮捕」のニュースは、まず疑うのが現代ジャーナリスティックな基本動作だ。

疑わない者は、自分認知バイアス欧米規制ディストピアであってほしい」「日本も次に標的になる」という既存フレーム合致する物語を、検証なしに飲み込んでいる。

これが認知の歪みだ。

そして、認知の歪みを構造的に増幅する装置が、今回の英国VTuber事件複数稼働した。

第一の波:本人による告発投稿4月30日

第二の波:元都議のKら拡散者による「英国規制ディストピアフレームの増幅(5月1日

第三の波:「友人」を名乗るアカウントによる保釈書類公開(5月3日)。

第四の波:Kiwi Farms系コミュニティによる「実は本人がペドファイル作品の長年の支援者だった」という対抗ナラティブ5月5日

第一〜第四の波、いずれも独立検証された一次情報ではない。

にもかかわらず、それぞれの波が押し寄せるたびに、私たちは「これで真実がわかった」と錯覚する。

ここで、今回の拡散の主役の一人について明確に書いておく。

第二波を仕掛けた人物は、元都議看板を使ったデマアカウントである

これは私の主観的評価ではない。事実関係としてそう判定できる根拠がある。

1:今回の件で、信憑性が確定していない段階の話を「事実」として拡散した。

一次情報は本人の自己申告のみで、英国警察公式声明も主流メディアの裏取り報道もなかった。

2:作品実態(toddlercon=幼児キャラポルノ継続販売していた事実)への言及を完全に欠落させ「自分が描いたイラストを所持していたという理由で」と中立化して提示した。

3:これが最も重要だが、過去不正確な情報を流布している点を指摘したフォロワーブロックすることで対応してきた。

私自身、複数回にわたって彼の発信の事実誤認を指摘した結果、ブロックされて現在に至る。

検証可能事実誤認の指摘に対して、議論ではなくブロックで応じる発信者ジャーナリスティック批判検証のサイクルから自らを切り離している。

それを続ける発信者は、構造的にデマを生成する装置になる。

都議という肩書がその発信に権威を与えるなら、その権威誤用されている。

私が8月刊行予定の新著では、こうした認知戦場構造を扱う。

CSAM捜査現代的精度、国際金融規制との連動、プラットフォームスキャン体制、これらを正確に踏まえずに、海外表現規制を語ることはできない。

正確に踏まえないままの拡散は、表現の自由を守るどころか、規制推進派に弾薬提供

規制レジームを強化する自滅的フィードバックループを生む。

冷静さは、言論/表現の自由の前提条件だ。

最後に書いておく。

X現アルゴリズムは、検証された情報検証されていない情報も、エンゲージメント効率だけで等価拡散する。

しろ感情を煽る未検証情報の方が、慎重な検証記事より速く遠くへ届く。

英国北朝鮮」「独裁政治のもの」というフレーズが80万ビューを獲得する。

から検証ゼロ燃え広がる。

から規制推進派に「表現の自由派は児童保護にすら反対する連中」という弾薬無償供給される。

これは敵失ではない。自殺点だ。

そして、これは本書のテーマのものだ。

誰がフレームを作り、誰がそれを増幅し、誰が結果として規制レジームを強化するのか。

デジタル空間主権をめぐる戦争は、軍隊条約だけでなく、あなたタイムラインの中でも進行している。

https://x.com/quadrumviro/status/2051485935775470014

2026-05-01

憲法改正.com」は乗っ取られてない

自民党改憲草案憲法はどう変わる?」というサイトがある。内容はタイトル通り、自民党改憲草案への疑問・反対の意思を呈するサイトである

https://kaikensouan.com/

このサイトGoogle検索上で「憲法改正.com」というサイト名で表示されるため、「憲法改正.com」と呼ばれることもあるようだ。

しかし、数日前(2026年5月上旬から憲法改正.comと検索したときに、防衛省サイトリダイレクトされるので、前述のサイトが乗っ取られたのではないか」という主張がXで広がるようになった。

しかし、この主張は誤りである。実際はkaikensouan.com の方が新しいサイトであり、「憲法改正.com」というWebサイトは従来から防衛省サイト転送される設定になっていた。

また、この転送政府防衛省が設定したものではなく、「憲法改正.com」という日本語ドメイン保有者によって行われているものである

2022年頃に開設された kaikensouan.com (「自民党改憲草案憲法はどう変わる?」)

ドメインの記録を見る限り、kaikensouan.comは2021年11月に取得されたものである運営者は秘匿されている。

https://whois.domaintools.com/kaikensouan.com

DNSの設定を見ると、サイト自体GitHub Pages上に存在していることが判断できる。

サイト上の文言GitHub検索すると、このページを保存したリポジトリがヒットする。

https://github.com/kaikensouan/kaikensouan.github.io

コミット記録から、このサイトはkaikensouanというIDの持ち主が2022年3月作成したものであることが分かる。ドメインだけ先に取得して、数カ月後にWebサイトを立ち上げることは不自然ではない。

また、kaikensouanはGitHub上にこれ以外のリポジトリがなく、このページのために取得されたアカウントであると考えられる。

このサイト自体はページ内やタイトルで「憲法改正.com」と名乗っていないのだが、Google検索ではそのように表示される。これはメタタグの「og:site_name」で「憲法改正.com」と表記されているかである

このサイトドメインでもなく、既に他者によって取得されている"憲法改正.com"をsite_nameにした理由は定かではない。ただ、見た目上は表示されるものではないため見過ごしやすく、暫定的入力しておいたもの差し替え忘れたのではないか増田は推測している。

2014年頃に開設された憲法改正.com(日本語ドメイン

最近は忘れられているかもしれないが、一部のTLDでは日本語使用できる。

.comもその1つであり、「憲法改正.com」とブラウザアドレスバー入力した時に有効ドメイン名としてみなされ、検索クエリではなくURLとしてみなされ、サイトアクセスできる。

そしてhttps://憲法改正[.]com/ にアクセスすると、HTTPリダイレクトによって防衛省www.mod.go.jp)に転送される。

この転送防衛省側のサイトが関与したというものではなく、憲法改正.com 側の設定によって行われている。防衛省一方的転送されているだけである

そして、どうやらkaikensouan.comが開設されるよりも昔、少なくとも2014年末頃から憲法改正.comは存在しており、その時点で防衛省サイト転送をかけていたことがWayBack Machineに記録されている。

https://web.archive.org/web/20141218151755/http://憲法改正.com/

ドメイン取得日に至っては2005年である2005年2014年の間にどういったサイト存在していたかは記録がないので不明である。詳しい増田がいたら教えてほしい。

https://whois.domaintools.com/xn--6ku91fj1girb.com

ちなみにWhois履歴によれば、このドメインはある個人によって登録されている。防衛省自民党保有しているドメインという主張がX上で見られたが、推測やAIハルシネーションを真に受けたものであり、事実に基づいていない。

Whoisは各種サービスから生データを取得可能であり、こういった場合には1次ソース確認するべきである

憲法改正.comと同じようなドメイン

さらに「核武装[.]net」「憲法改正[.]net」「江戸[.]tokyo」「・[.]com」というドメイン確認できた。

核武装[.]net」「憲法改正[.]net」は憲法改正.comと同様に防衛省サイトへ、「江戸[.]tokyo」「・[.]com」は徳川記念財団https://www.tokugawa.ne.jp/)のサイト転送される。

当然だが、これらもドメイン保有者が転送設定をしただけであり、転送先のサイトが何かしたわけではない。

既にX上で指摘されているが、これらのドメインWhoisに紐づく情報憲法改正.comのWhoisと一致している。

2026-04-27

はてなブックマークはてなブログユーザーの手に取り戻す

今回の一件で、不安に感じている人は多いと思う。

正直に言えば、自分もその一人だ。

はてなブックマークはてなブログは、単なるサービスじゃない。

20年以上積み重なってきた、ユーザーの記録であり、関係であり、文化のものだ。

それが、ある日突然の経営判断事故で消えるかもしれない、という状況にある。

これは企業問題であると同時に、ユーザー問題でもある。

から提案したい。

はてなブックマークはてなブログを、ユーザー側でバイアウトすることを検討しないか


■ なぜバイアウトなのか

今回の件で明らかになったのは、「サービス継続」が必ずしも保証されていないということだ。

経営意思

財務状況

・外部環境

これら次第で、いつでも切り離される可能性がある。

しかし、ユーザーにとっては違う。

ここは「資産」だ。

・書き続けてきたブログ

・蓄積されたブックマーク

コメントスター

コミュニティ

これらは簡単に移行できるものではない。



現実的スキーム

もちろん簡単な話ではない。

ただ、選択肢はある:

事業売却の打診(スポンサー探し)

ユーザー主体ファンド的な枠組み

非営利化・財団

・他企業との共同運営

重要なのは、「何もせずに消えるのを待つ」以外の選択肢を持つことだ。



■ いま動く意味

仮に今回の件が乗り切られたとしても、

同じ不安はまた必ず起きる。

そのときに、

「誰かが何とかしてくれる」ではなく、

自分たちで守る」という選択肢があるかどうか。

これはかなり大きい。

■だから

・同じように不安を感じている人

技術的に関われる人

資金面で関心がある人

・ただ残ってほしいと思っている人

まずは、議論を始めたい。

これはノスタルジーではなく、

自分たちの居場所をどうするか」という現実的な話だと思う。

たぶん、このまま何も起きなければ、静かに衰退していく。

でも、もし動くなら、いまが最後タイミングかもしれない。

どう思う?

2026-04-09

anond:20260409122918

ケチっていうより、気に食わない相手に金が渡るのが嫌なだけなんだよな

なにもしなくても税金でむしり取られるのが気に入らない

から寄付をする

寄付をした先で望まない奴らに分配されるのが気に入らない

から自分財団を作る

2026-03-21

anond:20260321120108

「全財産の半分以上を寄付します」なんて、意識が高すぎて酸素が薄くなりそうな宣言バフェットゲイツがぶち上げたのが2010年。あれから十数年経って、ふと「で、結局どうなったの?」と斜め上から眺めてみると、なんというか、非常にもんやりとした苦笑いが止まらなくなる。

結論から言えば、The Giving Pledgeギビング・プレッジ)は、世界一豪華な「言ったもん勝ち」の同好会にすぎない。

​まず、この誓約には一切の法的拘束力がない。ここがミソだ。「半分寄付します」とサインしたところで、誰かが進捗を監査するわけでもなければ、達成できなかったときに違約金が発生するわけでもない。ただの「紳士協定なのだしかも、その寄付定義ガバガバである自分名前を冠したファミリー財団資金を移すだけでも、帳簿上は「寄付完了」として扱われる。つまり、右のポケットから左のポケットに金を移しただけで、世間からは「なんて慈悲深い聖人なんだ」と喝采を浴びることができる。このシステムを考えた奴は、正直、金融天才というよりは広報天才だろう。

さら皮肉なのは、彼らが「寄付する」と宣言した後の資産推移だ。バフェットゲイツも、宣言時より現在資産の方が圧倒的に増えている。皮肉な話だが、彼らがどれだけ気前よく「善行」に励んでも、資本主義という名の自動増殖マシンがそれを上回るスピードで富を吐き出し続けているのだ。結局、彼らは「半分出す」と言いながら、実際には「増えすぎた余剰分をちょっと削って、節税と名声を同時にゲットしている」だけにしか見えない。

そもそもバフェットのような「賢い投資家」が、なぜこんな実効性の薄い仕組みに執着するのか。それは、これが究極の「免罪符」だからだろう。格差社会象徴としてギロチン台にかけられる前に、「私たち死ぬときには手放しまから」というポーズを見せておく。それだけで、現在の独占的な富の蓄積に対する批判魔法のようにかわすことができる。

実効性がない、と切り捨てるのは簡単だ。しかし、彼らが本当に「きちんとしていない」のは、寄付金額ではなく、その「仕組みの不透明さ」に対してだろう。慈善活動という名のパワーゲームに、私たちはただ「すごいですね」と拍手することを強要されている。

​結局のところ、The Giving Pledgeは、超富裕層自分たちの良心をなだめるための、世界で最も高価なセルフメンタルケアに過ぎないのではないか

今日もまた、シアトルオマハの豪華な書斎で、「あー、今日も良いことした」と呟きながら、彼らは減ることのない資産残高を眺めているに違いない。なんとも、乾いた笑いしか出てこない話である


以上は

Rakuten

Copilot

ChatGPT

Gemini

無料モデルの出力文

プロンプト思いつくのも含めて五分足らずでこれだけ出されると

増田AIで溢れるのも納得

もっと的確な指示を出せば、もっと釣れる文章いくらでも作れるのだろう

anond:20260321115810

なんというか、「善意可視化」ってここまで洗練されると、ほとんど芸術作品だなと思う。ザ・ギビング・プレッジ。億万長者たちが「資産の大半を寄付します」と誓う、あの取り組み。名前だけ聞くと、倫理教科書最終章みたいな響きがあるし、実際に登場人物も絵に描いたような成功者ばかりで、いかにも人類進歩っぽい空気が漂っている。

ただ、少しだけ中身を覗いてみると、あれ、これ思ってたのと違うな、という感触じわじわ来る。まず、この誓い、法的拘束力がない。つまり「やります」と言っているだけで、やらなくても特にペナルティはない。いやまあ、道義的責任とか評判とかはあるんだろうけど、それって言ってしまえば各自セルフマネジメント問題であって、仕組みとして担保されているわけではない。

しかも「資産の大半を寄付する」というのも、いつやるのかは基本的自由生前に配るのか、死後に回すのか、あるいは財団に積んでおいてゆっくり配分するのか。そのあたりの裁量が広すぎて、「誓った」という事実以上の具体性があまり見えてこない。極端な話、本人が亡くなった後にどう処理されるかなんて、外から検証しづらい。

さらに言うと、寄付の行き先もかなり自由だ。自分設立した財団に入れて、そこから自分の関心のある分野に配る、という形が多い。もちろんそれ自体は悪いことではないし、公共性のある活動も多いのだけど、「社会還元する」というよりは「自分価値観資源配分を続ける」という側面も否定できない。税制との絡みも考えると、純粋自己犠牲というより、かなり合理的選択でもある。

こう書くと、じゃあ全部偽善なのかというと、さすがにそこまで単純でもない。実際に巨額の資金慈善活動に流れているのは事実だし、その恩恵を受けている人も確実にいる。ただ、そのインパクトが「誓い」というフォーマットにどれだけ依存しているのか、という点になると、ちょっと怪しい。もともと寄付する人はするし、しない人はしない、という身も蓋もない現実が透けて見える。


結局のところ、この取り組みの一番の成果は、寄付のものよりも「寄付することがかっこいい」という物語富裕層あいだに広めたことなんじゃないか、という気がする。社会ステータスとしてのフィランソロピー。その演出としては非常によくできているし、メディア的にも扱いやすい。でも、制度としての実効性を問われると、途端にふわっとする。

なんとなく、「いい話」であること自体目的化している感じがある。批判すると野暮っぽく見えるし、称賛すると少し乗せられている気もする。その微妙な居心地の悪さを含めて、現代的な取り組みだな、と思ってしまうあたり、こちらもだいぶ冷笑的になっているのかもしれない。

anond:20260321115528

最近ふと思い立って The Giving Pledge を調べてみたんだけど、まあ、なんというか「やっぱりそういう感じか」という感想しか出てこなかった。バフェットだのゲイツだの、世界富豪が「財産の半分以上を寄付します」と宣言する、あの有名なやつ。宣言文は立派だし、写真も豪華だし、英語も妙にポエティックで、読んでいると「人類未来が明るく見える」みたいな気分になれなくもない。が、実際のところはどうなのかといえば、まあ、うん、察してほしい。

まず、あれ、法的拘束力ゼロなんですよね。ゼロ。0%。「やります!」と言ってるだけで、やらなくても誰も困らないし、怒られない。はてな匿名ダイアリーでよく見る「やるって言っただけで偉いと思ってるタイプの人」みたいな話が、世界規模で展開されているだけというか。もちろん、実際に寄付している人もいるんだけど、全体として見ると「宣言したけど特に進捗なし」の人が普通にいる。いや、別にいいんだけどさ。金持ち人生だし。


しかも、寄付するといっても、だいたい自分財団寄付するんですよね。財団って便利で、税金は減るし、資産自分の影響下に残るし、運用益は増えるし、なんなら子孫に仕事も作れる。これを「慈善」と呼ぶのは、まあ、言葉の使い方としては間違ってないんだけど、なんというか、庶民想像する「困ってる人に直接お金が届く」みたいなイメージとはだいぶ違う。寄付というより、資産管理の一環というか、節税上位互換というか。


で、バフェットゲイツが悪いかといえば、別にそういう話でもない。彼らは彼らで、資本主義ゲームを極めた結果として、こういう形の「善行」を選んでいるだけだと思う。むしろ、何もせずに豪邸でワイン飲んでるだけの富豪よりは、多少なりとも社会還元しようとしている分、まだマシなのかもしれない。ただ、The Giving Pledge を「世界を変える壮大なプロジェクト」みたいに扱うのは、ちょっと違うよね、という話。


結局のところ、あれは「金持ち自分イメージを良くするための宣言」であり、「資産をうまく処理するための仕組み」であり、「なんとなく良いことをしている気分になれるイベント」なんだと思う。別にそれが悪いわけじゃない。人間なんて、誰だって自分のために生きてるし、善意と打算はいだって混ざっている。ただ、あれを見て「世界金持ち善意で救われる!」みたいな気分になるのは、ちょっと純粋すぎる。

まとめるなら、「金持ち金持ちらしい方法善行っぽいことをしているだけで、別に世界はそんなに変わらない」という、身も蓋もない結論になる。けれど、そういう冷めた視点を持っておくのも、現代を生きる上では大事なんじゃないかと思う。期待しすぎると疲れるしね。

2026-03-20

なぜ日本英語試験は全部IELTSにならないのか?

既得権益があるからです。

英検英語教育財団運営していますTOEICETSという巨大組織運営しています。両方とも日本市場で何百億円もの売上があります簡単には変わりません。

また日本学校先生(日本公務員)のほとんどがIELTSを知らない・教えられないという問題もあります

あなた視点は正しいです

グローバルスタンダードで言えばIELTSTOEFLのほうが実用的です。

実際に海外大学院移民就労ビザで使えるのはIELTSです。TOEICスコア海外で見せても「何それ」となります

ただ一つだけ

英検1級とTOEIC満点を取りたいという気持ち、その根っこにあるのは日本国内での承認欲求ではないですか?

2026-03-17

高市早苗という人物について

1. 権力奪還の儀式と旧清和会インフラ継承

高市政権権力基盤を分析する上で、旧統一教会世界平和統一家庭連合)の組織票運動員果たしている役割看過できない。この関係性は、高市早苗首相個人的思想共鳴などという抽象的なものではなく、故・安倍晋三元首相が構築した極めて実務的な「票の割り振りシステム」の物理的な継承である

この強固な結合の原点は、第2次安倍政権誕生直前の2012年4月に遡る。当時、野党で冷や飯を食っていた安倍晋三氏、今井尚哉氏、萩生田光一氏らは、教団のダミー団体世界戦略総合研究所」の阿部正寿所長らが企画した「高尾山登山」に参加した。教団が集めた300人の若手信者とともに政権奪還(捲土重来)を祈願したこ登山こそが、カルトの動員力によって最高権力を奪取するという成功体験象徴儀式であった。

政権奪還後、この関係システム化される。2013年6月および2019年7月自民党本部総裁応接室において、安倍首相萩生田光一氏らは、教団の徳野英治会長太田洪量・国際勝共連合会長らと密談を行った。教団側は「最低20万票の死守」を誓約し、その証として安倍氏萩生田氏にエルメスネクタイを贈呈している。安倍氏はこの見返りとして北村経夫氏ら特定候補組織票計画的に割り振り、自民党内における教団票の「最高差配者」として君臨した。

高市氏はこの強力な集票システムいかにして引き継いだのか。その接続点(ノード)となったのが萩生田光一である萩生田氏は落選中(2009〜2012年)も旧八王子家庭教会拠点とし、教団の内部報告書において「摂理的義人」と絶賛されるほどのパイプ役であった。2025年10月高市政権発足時、裏金問題で党内基盤が脆弱化していた萩生田氏を、高市氏があえて「党幹事長代行」という要職に抜擢した采配は、安倍氏が遺したこの「集票マシン」を陣営の中枢に据え置くためのシステム要請である公明党はこの露骨カルト回帰に反発し連立離脱トリガーを引いたが、高市陣営にとっては創価学会票を失ってでも、無償運動員提供する教団インフラを維持する方が実務的に重要であったと言える。

なお、高市自身と教団の関係についても、1992年に決定的な歴史的接点が確認されている。教祖文鮮明来日し「我々の言うことを聞く総理大臣をつくろう」と演説した同年、霊感商法実行犯(「藪野令子」名義で1000万円の念珠等を販売)であり、自民党への工作員(Fレディー)であった阿部令子氏の壮行会が開催された。この場において、若き日の高市氏が登壇し応援演説を行っている。かつて石原慎太郎氏が「秘書の中に朝鮮人参エキスを売り歩き、夜中に書類を物色する信者がいた」と証言したように、Fレディー作戦政界中枢への明確なスパイ洗脳工作であった。高市氏の「教団との関係は知らなかった」とする弁明は、この30年以上にわたる共犯関係歴史の前に完全に破綻している。

2. 動員手法現代化:公選法の潜脱と「情動のハック」

物理的な運動員依存していた集票システムは、2026年衆院選においてデジタル空間への劇的な適応を見せた。高市氏を支持する匿名ショート動画群(いわゆる「サナ活」)は、累計約4億4615万回という特異な再生数を記録した。

この現象プロトタイプと目されるのが、2016年に設立された教団系の学生組織勝共UNITE」が提唱した「改活(カイカツ)」という運動メソッドである。彼らはSNSを用いて特定政治運動若者文化としてブランディングし、そこに石平氏やアンドリー・ナザレンコ氏といった保守系インフルエンサーを登壇させることで、極端な排外主義を「純粋愛国運動」へとロンダリングする手法確立した。

サナ活」はこのメソッドの完成形である特筆すべきは、論理的政策論争を徹底して排除し、「情動」のみをターゲットにしている点だ。高市氏は、脳梗塞で倒れた夫・山本拓氏の介護すら「孤独に戦う健気なヒロイン」という物語ナラティブ)の小道具として消費した。

歴史的文脈を踏まえれば、これは偶然の産物ではない。1994年高市氏は『ヒトラー選挙戦略』(小粥義雄著・後に国際的非難を浴び絶版)という書籍に対し、「著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ」と熱烈な推薦文を寄稿している。同書が説く「説得できない有権者抹殺せよ」「女性は直情的であるため突撃隊しろ」「事務所の捜索が予想される時は名簿を焼却しろ」といった大衆操作証拠隠滅メソッドは、驚くほど現在高市陣営の振る舞い(SNSでの敵対者への苛烈攻撃や、不透明資金処理)と合致している。公職選挙法の「有料ネット広告規制」の穴を突き、無数の匿名アカウントを通じてアルゴリズムをハックするこの手法は、現代における最も洗練されたプロパガンダ装置として機能した。

3. 非公認資金還流ノード:Veanas合同会社神奈我良

全国規模のプロパガンダ政治活動を維持するための資金供給源は、正規政治資金収支報告書の外部に構築されている。その代表例が、「Veanas(ビーナス合同会社」と宗教法人神奈我良(かんながら)」である

Veanas社は2025年12月設立された民間企業であるが、法人登記住所は高市氏が代表を務める「自由民主党奈良県第二選挙区支部」と完全に一致する。同社は高市事務所公設第一秘書木下剛志氏の統制下にあり、青年局長亀岡宏和氏が代表を務めた。事務所家賃無償使用し、6600円の歯ブラシセット等を開放的販売さら地元企業奈良トヨタから提供された車両を「Veanas号」と名付け、車体にマジック応援メッセージを書き込ませながら全国を縦断するキャラバン(累計運用費1000万円以上)を展開した。高市氏の私物であるレストア済みのトヨタスープラがこの事務所に堂々と展示されていた事実を見ても、木下秘書による「民間企業活動とは知らなかった」という供述物理的に不可能(明白な虚偽)であることは明らかだ。

さら看過できないのは、このVeanas社が、実業家溝口勇児氏および松井健氏(株式会社neu代表)による「サナエトークン(仮想通貨)」発行プロジェクトと結託していた点である松井氏は過去ICO案件において数千万円の出所不明現金を突如持ち込んだ過去を持つ人物であり、今回のサナエトークンにおいても、総発行量の65%を運営ロック無しで保有する詐欺設計スローラグ)が組まれローンチ直前に開発者周辺で数千万円規模のインサイダー売り抜けが行われている。政治団体活動民間企業(Veanas社)に代行させ、暗号資産という法規制の及ばない領域から裏金還流させる「トンネル機関」としての運用実態が色濃く滲む。

もう一つの巨大な資金供給源が、川井徳子氏(ノブレスグループ総帥である彼女2024年だけで計4000万円を陣営献金しているが、その背景には信者のいないダミー宗教法人神奈我良」を用いた不動産マネーロンダリング構造がある。競売物件を非課税宗教法人名義で購入し、民間企業現物出資するという手法だ。川井氏の父・春三氏は、チッソ株主総会での水俣病患者襲撃に関与し、戦後右翼フィクサー児玉誉士夫から資金提供を受けていた「大日本菊水会」の創設者である。「美しい国」の足元には、こうした暴力的な地下資本が流れ込んでいる。さらに、ドトールコーヒー創業者鳥羽博道から献金において、法の上限(750万円)を超える1000万円の違法献金が発覚したように、陣営資金集めには恒常的な遵法精神の欠如が認められる。

4. 政策決定過程の変容と「サナノミクス」の代償

教団の組織票と、不透明な巨額資本。これらによってハイジャックされた高市政権は、いかなる政策を出力しているのか。中核を担うのは、第2次安倍政権の「影の総理今井尚哉氏の後継として官邸を掌握した、経産省出身飯田祐二・首席秘書官である

サナノミクス(責任ある積極財政)」の実態は、国家危機管理大義名分とした、経産省主導による特定企業京都フュージョニアリング等)への莫大な国費注入(補助金バラマキ)への回帰である官邸内では、財政規律を重んじる財務省出身吉野維一郎・首相秘書官らがストッパーとして激しく抵抗しているが、押し切られつつある。

さらに深刻なのはイデオロギーマーケティングツールとして消費する政権の「二枚舌」と外交的暴走である高市氏は国内保守層に向けて「移民排除」や「台湾有事存立危機事態」といった勇ましいプロパガンダを発信する一方、裏では安価外国人労働力導入を推進するNAGOMi(二階氏系財団)に祝電を送っている。しかし、この外交的配慮を欠いた「強硬ポーズ」は現実ハレーション引き起こした。在大阪中国総領事の薛剣氏が激しく反発する事態を招き、結果としてレアアースの輸出制限など、実体経済に致命的なダメージサナエ・ショックによる円安国債暴落)を与えている。

システムの内部崩壊兆候も既に見え始めている。共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた、高市氏の選挙区支部における約396万円の「パーティー券寄付金控除偽装脱税幇助)」疑惑は、極めて詳細な事務所内の内部資料に基づくスクープであった。これは、高市陣営ガバナンスが完全に崩壊しており、忠誠心ではなく利権と恐怖だけで結びついたスタッフの中から、致命的な内部告発リーク)が相次いでいることを示している。

結論機能結合体としての政権

高市政権を「初の女性保守総理誕生」という表面的なイデオロギー評価することは、事象本質を見誤る。

その実態は、安倍時代から続く旧統一教会物理的集票システム公選法の穴を突いたデジタルプロパガンダサナ活)、Veanas社や神奈我良を通じた右翼資本マネーロンダリング、そして巨額の国家予算還流させようとする経産省官僚の野心。これら四つの要素が、「高市早苗」という極めて都合の良いインターフェース(器)を介して結合し、互いの利権を極大化させるために稼働している「機能結合体エコシステム)」に他ならない。イデオロギーは、この巨大な集金・集票マシン駆動させるための、単なる潤滑油として消費されているのである

2026-03-05

anond:20260305223547

そんな基本も知らぬのか、増田、わらわが手ほどきしてやるのじゃ♡

公に確認できる事実はだいたい次の通りじゃ

    では「なんで国家権力が守ろうとしているのか」についてじゃが、そのような事実を裏づける公的証拠は示されておらず、現時点でそれは憶測の域を出ないのじゃ

    報じられているのは主に大学財団などのガバナンス対応であって、当局による特別保護確認されたという話ではないのじゃ

    事実憶測混同ぬことじゃ、増田公式声明調査報告、主要メディア一次資料を読み比べて、自分の頭で整理するのじゃ

    カピバラ動物園園長してるけどカピバラが苦手

    正直、いつ死んでもいいと思っている

    いつエンドロールが流れてもいいと思ってる

    十分に生きたし、後悔がないとは言わないけど、まあ悪くない人生だったよ

    これ以上生きても大きな喜びはなさそうだし、死んでもいいんだよな

    まあ体が元気なんで明日仕事行くけど

    仕事というのはカピバラ動物園園長

    といっても飼育社員がやってるので、ひたすらSNS

    でもそれも社員に任せたらいいんだよ

    カピバラも懐いてくれてないし、いなくなっても問題ない

    遺産だけは残していくので、それでカピバラ財団を作ってカピバラはじめ動物保護してやってほしい

    カピバラは苦手だけど、なかなか憎めないんだよな

    この世と一緒だよ

    2026-02-26

    ビル・ゲイツロシア人女性との不倫を認めた、というニュース最初に見たとき、正直、あまり驚かなかった。

    世界のどこかで、また男が「過ちを認めた」のだな、くらいの感想だった。

    でも、その記事を読み進めていて、ふと手が止まった。

    文書が公開されたあと」「批判が高まったあと」「財団の信頼が揺らいだあと」になってから不倫を認めた――と書かれていたからだ。

    ああ、この順番、知ってる、と思った。

    うちの旦那も、まったく同じだったからだ。

    数年前、夫が浮気を認めた夜のことを、私はいまだに鮮明に覚えている。

    きっかけは、私が見つけたメッセージだったけれど、彼が認めた理由は、私の問い詰めだけじゃない。

    「これ以上は隠せない」と、彼自身判断した瞬間だったのだと思う。

    あのときの彼の言い方と、ゲイツ発言が、妙に重なって見える。

    「全部が全部、書いてある通りじゃない」

    「でも、関係があったのは本当だ」

    うちの夫も、最初にそう言った。

    ゲイツは、ロシア人女性二人との関係を認めて、エプスタイン文書の核心部分は「完全な虚偽だ」と否定したという。

    うちの夫は、「体の関係は一回だけ」「本気じゃなかった」「向こうが勝手にこじらせた」と、細かく“線引き”を始めた。

    その姿を見ながら、私は不思議感覚になった。

    彼がおこなっているのは、「謝罪」でも「懺悔」でもなく、自分人生ダメージコントロールなのだと、どこかで理解してしまたからだ。

    ……バカみたいだ、本当に。こっちの気持ちは、どこに入ってるんだろうって。

    ビル・ゲイツニュースを読んでいて、妙な既視感に襲われた。

    画面の向こうで、ものすごい額の資産を持った男が、「過ちは認める」とそれっぽい顔で口を開いているのに、その話し方が、何年か前に目の前でしゃべっていたうちの旦那ほとんど同じだったからだ。

    あの夜、彼はテーブルの上に両手を並べて、「ちゃんと話すから」と言った。

    そのとき私が聞きたかったのは、「どれくらい反省してるか」じゃなくて、「どこからどこまで本当のことを言うつもりなのか」だったのだと、今ならわかる。

    何を認めるか。

    どこまで認めるか。

    どのラインから先は「違う」「誤解だ」と押し返すか。

    そして、彼は決めたのだ。

    「全部じゃないけど、正直に話す」と。

    全部じゃないけど正直って何それ。

    こっちは全部くらってるんだけど。ぜんぶ、ね。

    ゲイツニュースを読んでいると、「ロシア人ブリッジ選手」「核物理学者」といった肩書きが、いかにも“ドラマ”っぽい。

    うちの夫の相手は、もっと普通だった。

    どこにでもいる同僚で、どこにでもいる既婚女性で、どこにでもある会社飲み会から始まった話だ。

    派手さは違う。

    資産も違う。

    関わっているプロジェクトの規模も、世界への影響力も、まるで桁が違う。

    それでも、「追い詰められてから必要な分だけ”正直になる」という構造は、驚くほど同じに見える。

    夫は、「全部話す」と言いながら、全部は話さなかった。

    それがわかったのは、あとになってからだ。

    そのとき私は、不倫のものよりも、「話さな領域」を彼が勝手に決めていたことに、いちばん傷ついたのだと思う。

    なんであのときもっと怒鳴らなかったんだろう。

    なんでちゃんと「ふざけんな」って言えなかったんだろう。

    冷静ぶって淡々と話を聞いて、大人みたいな顔をしていた自分が、今はむしろ腹立たしい。

    ビル・ゲイツのことを「偉い」と評価する人もいるらしい。

    ここまで認めるのはすごい、と。

    かに、あの立場で、不倫を認めるのは大きな決断かもしれない。

    でも私は、どうしてもそこで拍手を送る気になれない。

    文書が出なかったら、彼はきっと何も言わなかっただろうからだ。

    うちの夫もそうだ。

    あのメッセージを私が見つけていなければ、彼は今も、「ちょっと不機嫌なときもあるけれど、真面目な夫」として振る舞い続けていただろう。

    自身の罪悪感ではなく、「外から圧力」がない限り、正直になる理由なんてどこにもなかったはずだ。

    それを“誠実”って呼べる? 呼べないでしょ。

    …呼びたくない。少なくとも私は。

    浮気告白の裏にある“真意”なんて、たぶん本人に聞いてもよくわからない。

    「守りたかったんだよ、家族を」「お前を傷つけたくなかった」

    そんな言葉は、うちの夫も、世界のどこかの誰かも、何度でも口にする。

    でも、本当に守りたかったのは何だったのか?

    と冷静に考えると、それはたいてい、

    自分イメージ

    自分生活

    自分立場

    の順番だったりする。

    ゲイツは、インタビューで「財団プロジェクトを守りたかった」と語った。

    うちの夫は、「仕事に影響したら困る」「子どもに知られたくない」と繰り返した。

    どちらも、間違ってはいないのだと思う。

    ただ、そのリストの中で、「私の気持ち」がどの位置にあったのかは、最後までよくわからなかった。

    からないまま、「ごめん」と「ありがとう」だけ言って、なんとなく続きを選んでしまった自分もいて、それもまた苦い。

    ビル・ゲイツニュースを見るたびに、私はあの夜のテーブルを思い出す。

    冷めかけた味噌汁と、途中で箸を置いたままの夕飯と、やけに真剣な夫の横顔。

    彼はあのとき自分なりに「正直になろう」としていたのだと思う。

    でも、それは、「私のため」というより、「自分がもうこれ以上追い詰められないため」の正直さだった。

    うちの夫も、きっと同じ分類に入る男なのだろう。

    それを許すかどうか。

    受け入れて一緒に生きるのか、別の道を選ぶのか。

    その答えは、人の数だけある。

    私はまだ、自分の答えを決めきれていない。

    ただひとつだけはっきりしているのは、

    告白してくれたから、偉い」

    と、もう簡単には思えない自分になってしまった、ということだけだ。

    そしてそれを、こうしてダラダラ書きながら、まだどこかで自分気持ちごまかしているのかもしれない、ってことも。

    ビル・ゲイツ不倫を認めた。

    ビル・ゲイツが、ついに口を開いた。

    ロシア人女性二人との不倫を認め、エプスタインとの関係について「後悔している」と語った――そう報じられている。だが、この「告白」をそのまま美談として飲み込むほど、世界はもうナイーブではない。

    まず押さえておくべきは、タイミングだ。

    アメリカ司法省などから公開されたエプスタイン関連文書の中で、ゲイツの名は、きわめて生々しい文脈で登場した。「ロシア少女」「性病を隠そうとした」といった文言が、下書きメールという形で残されていたと報じられている。世間が騒ぎ、メディアが騒ぎ、財団内部ですら説明を求める声が高まった。その一連の「包囲網」が出来上がってから、ようやくゲイツは「二人のロシア人女性との不倫」を認めたのである

    これは懺悔ではない。政治的計算だ。

    彼は、いちばん核心にある疑惑――未成年人身売買ドラッグSTI隠し――そうしたエプスタイン的な“闇の領域”は徹底的に否定する。一方で、「既婚者としての不倫」という、まだ社会が消化可能レベルの罪は認めてみせる。

    まりゲイツは「自分コントロールできる範囲悪徳」だけをテーブルに載せ、「ここまでは悪かった、しかしその先は虚偽だ」と線を引いたのだ。

    この構図は、80年代から何度も繰り返されてきた「エスタブリッシュメント危機管理マニュアル」と寸分違わない。

    情報が一気に流出し、逃げ場がなくなったとき、彼らは「一部を認める」ことで、残りの部分を守ろうとする。

    一度も自発的真実を語らなかった人間が、包囲された瞬間だけ「正直」になる。それを正直と呼ぶのか、計算と呼ぶのか。答えは明らかだ。

    さらに興味深いのは、この「告白」の場が、世界に向けた公開謝罪会見ではなく、まず財団職員向けのタウンホールであったことだ。ゲイツにとって最大のリスクは、世論以上に、自らのフィランソロピー帝国正当性が内部から崩れることだろう。だからこそ、最初に守りに行ったのは「世界貧困を救う」イメージの中枢だった。

    彼は、グローバルエリート典型として、生身の倫理よりも、ブランドとしての倫理を守る道を選んだのである

    ここで問うべきは、「ビル・ゲイツが悪いかどうか」などという安っぽい道徳談義ではない。

    問うべきは、「なぜ彼ほどの知性を持つ人間が、よりによってエプスタインの周辺に出入りし、いまになって『あれは愚かだった、1分1秒後悔している』などと平然と言えるのか」という構造のほうだ。

    それは、世界トップに立つ人間たちの頭の中にある「二重帳簿」を露骨に示している。

    表の帳簿には、慈善テクノロジーイノベーションワクチン教育支援といった美辞麗句がびっしりと並ぶ。

    裏の帳簿には、影響力のネットワーク権力者同士の密談、そして時に性とカネを媒介にした“取引”が書き込まれる。

    エプスタインは、その裏帳簿のハブだった。そこに何度も足を運んだという事実だけで、本来なら「アウト」なのだ。にもかかわらず、ゲイツは「知らなかった」「距離を置くべきだった」と、あたかビジネス上の失敗でも振り返るような軽さで自分を総括している。

    この種の「後悔しています」という台詞ほど、国際政治と巨大資本世界で軽く使われる言葉はない。

    彼らが後悔しているのは、倫理的な意味での過去ではない。

    後悔しているのは、「バレたこと」「文書に残ったこと」「司法文書として公開されたこと」だ。

    バレない不倫、バレない密会、バレない取引であれば、彼らは今も涼しい顔で続けていただろう。

    今回、ゲイツは「不倫を認めた」という一点で、「正直だ」「勇気がある」という評価すら受けている。だが、これは話を逆さまに見ている。

    本当に正直であろうとするなら、エプスタインとの関係問題視される前に、自ら時系列関係性を明らかにしているはずだ。

    司法文書が公開され、メディアが騒ぎ、元妻までがコメントを求められ、財団内部がざわついてから、ようやく最低限のカードを切る――それは「追い詰められた者の選択」であって、「自発的真実告白」ではない。

    世界はいま、「テクノロジー慈善」の仮面かぶったビル・ゲイツという人物を、もう一度冷静に見直す局面に来ている。

    個人性癖不倫歴など、本来はどうでもいい。問題は、巨額のカネと政策医療教育メディアまでを巻き込んだ影響力を持つ人物が、その裏側でどのような人脈と価値観に浸ってきたのかということだ。

    そして、追い詰められたとき、その人物が選ぶのは「全てをさらけ出すこと」ではなく、「切り捨て可能な罪だけを認めて、残りを守る」という冷徹な打算である――その現実を、我々は今回、ありありと見せつけられている。

    ビル・ゲイツ不倫を認めた。

    だが、彼が本当に認めたのは、自分の過ちではない。

    世界が、そこまでしか追及できないだろうという、権力者特有計算の方なのだ

    2026-01-24

    子育て支援独身搾取」を修正するための「投資家モデル

    昨今の少子化対策を巡る議論を見ていると、子育て世帯独身・子なし世帯の分断が深刻化している。

    独身負担ばかり増える」「実質的独身税だ」という批判は、現在制度設計を見る限り、数字の上でも感情の上でも正当なものだ。

    しかし、ここで「子育て優遇はずるい」と対立し続けても、解は出ない。

    なぜなら、国家というシステムが存続を目的とする以上、「次世代納税者構成員)の再生産」への投資は、国家システム基盤のデフォルト設定として不可避だからだ。

    自民党だろうが共産党だろうが、あるいは独裁国家だろうが、国家が「自殺消滅)」を望まない限り、子育て世帯への資源配分自動的に発生する。これはイデオロギー以前の「生存本能」だ。

    避けることはできない。

    問題は、そのためのコストを払わされる独身・子なし世帯が、単なる「搾取対象(財布)」として扱われていることにある。

    今回は、この不公平感を解消し、かつ合理的システムを維持するための思考実験として、独身者=投資モデル提案したい。

    1. 「道徳」ではなく「リスクヘッジ」として捉える

    まず、我々が支払う子育て支援金税金社会保険料)を、「他人の子供への施し」と考えるのをやめるべきだ。

    これは、将来の金融資産リスクへのヘッジ」である

    我々の年金GPIFによって金融市場運用されているが、30年後に株価がどうなっているかは誰にも分からない。世界恐慌で紙切れになる可能性もある。

    だが、どれだけ金融市場崩壊しても、高齢者オムツを替え、食事を運び、インフラを整備する物理的な労働力価値消滅しない。

    子育て支援とは、金融資産毀損した際にも機能する現物労働力)」を確保するための先物取引なのだ。金があっても、働く人間がいなければサービスは受けられないからだ。

    2. 「数」ではなく「ROI投資対効果)」を要求する権利

    人口減少が避けられない以上、「頭数」で支える賦課方式はいずれ破綻する。

    ならば、独身者(=投資家)は、政府に対して「ただ金をバラ撒け」ではなく、投資対効果(ROI)を高めろ」要求する権利を持つべきだ。

    子供の数が半分になるなら、一人当たりの生産性(稼ぐ力)を倍にすればシステムは維持できる。

    我々は「子供手当」という名の消費的支出ではなく、「高度な教育科学技術教育」への集中投資を求めるべきなのだ

    「私の税金を使って、Googleトヨタ外貨を稼ぐエリートを育てろ。底辺底上げしろ。そして彼らが納める税金社会保険料から、私の年金を払え」

    これこそが、人口減少社会における正しい株主独身納税者)の要求ではないか

    3. 「GDP連動型年金権」という名の『配当』を約束させる

    では、どうやってその権利保証するか。

    難しい経済用語はやめて、もっと単純な出資配当の話をしよう。

    現状、独身者が払っている支援金は、ブラックボックスに消えている。「誰かのために使われたらしい」で終わりだ。これでは納得感がない。

    これを国家という巨大な奨学金財団への出資に変えるのだ。

    具体的なイメージ

    あなたが現役時代に払った「子育て支援金(現在の一部の税金社会保険料)」は、特定世代への「教育ファンドへの拠出」として記録される。

    30年後、その投資を受けて育った「元・子供たち」が働き始めたとき、彼らの稼ぎ(GDPや平均賃金)がどうなったかで、独身・子なし世帯であるあなた年金増加額が決まる。

    成功シナリオ

    あえて悪く表現するが、財布であるあなた投資によって高度な教育を受けた子供たちが、Googleトヨタバリバリ稼ぐ「年収1000万プレイヤー」に育ったとする。彼らはガッポリ税金を払う。

    政府スポンサー独身者)のおかげで優秀な納税者が育ちGDPが増えました」として、その増えた税収の一部を、あなた年金に「ボーナスとして上乗せする。

    失敗シナリオ

    教育政策が失敗し、低賃金労働者ばかりになったら、あなた年金ボーナスゼロだ。

    からこそ、あなた必死政府監視するようになる。「おい、俺の金を変なイベントに使うな! それに使うくらいなら科学教育に使って稼げる人間を育てろ!」と。

    要するに、ただ金をむしり取られるのではなく、「将来、彼らが稼いだ金の一部をキックバックしてもらう契約を結ぶということだ。これなら「他人の子供」は「コスト」ではなく「金の卵」に見えてくるはずだ。

    端的に言えば、子育てコスト負担した独身・子なし世帯であれば、負担しなかった人よりも将来の年金が増える。

    そういう「リスク・リターン」をシステムに組み込むことだけが公平性担保する唯一の方法だ。

    結論

    感情論で「子供は宝だ」と言われても、負担が増える側は納得できない。

    必要なのは独身者が払ったコストが、将来のリターン(物理労働力と高付加価値税収)として返ってくる」という明確な社会契約金融取引だ。

    国家が「産めよ増やせよ」を強制するのは、それが国家生存戦略から仕方がない。

    ならば、そのコスト負担する独身・子なし世帯は、一方的搾取されるのではなく、「子ども筆頭株主」としてリターンを要求するポジションを取りに行くべきではないだろうか。

    道徳ではなく、損得で合意形成をする。

    それだけが、この不毛な分断を終わらせる唯一の道だと考える。

    思考の発展

    一応言うが、このGDP連動型年金権は現在支払っている税金社会保険料が変わることがない。新たな制度を作り、税金社会保険料から予算を組み替えるだけだ。

    税金社会保険料が変わるとき、それは従来通りに税金社会保険料が変わるという法案国会で通ったときだけだ。

    GDP連動型年金権があれば、リターンもなく一方的搾取される独身・子なし世帯は「リターンがあるかも知れない」という資産構造的にはプラス可能性を単純に得られる様になるわけだ。

    更にここへ確定拠出年金の様に、一口いくら任意年金増額オプション存在したらどうなるだろうか?

    独身・子なし世帯の中でも高所得者日本社会全体の教育労働スキル水準を引き上げる増資をするという選択肢に魅力を感じるはずだ。何故なら既に保有する国内金融資産もまた成長する可能性が上がるからだ。

    これまで独身・子なし世帯の利点ばかり話したが、子持ち世帯にどのような恩恵があるのか話そう。

    母子父子家庭に言おう。年に1度は東京ディズニーランド子どもも連れて行きたくはないか子ども大学進学させたくはないか?良い会社へ入れたくはないか

    GDP連動型年金権は年金増額オプションまで含めれば国の教育関連予算が確実に増える。母子父子家庭が日々負担する教育コストが下がる。

    私はTVで「一度は子ども東京ディズニーランドへ連れていきたい」と言っていた母子家庭の母親の想いを観たことがある。それが実現する。

    そもそも既婚者は誰しもが独身時代というもの経験して結婚する。当たり前の話だ。

    まりGDP連動型年金権は今後婚姻する・しないに関わらず全ての労働者に影響する。「年金なんて払っても意味ねーよ」という若者を見たことはないかGDP連動型年金権は税金社会保険料を支払うと意味が必ずある。

    独身時代経験した既婚者にも納得感があるはずだ。子持ち世帯ならば尚更納得感があるだろう。

    GDP連動型年金権は出産子育て教育政策と予算を子持ち世帯だけの聖域にせず、全国民の「自分ごと」化させる。

    独身・子なし世帯が「その教育予算の使い方は良くない。真っ当な使い方をしろ」「年金を上げるため教育予算を絞るな。しっかり子ども教育しろ」と言えるようになる。

    街ゆく子どもは我々の年金だ。何と可愛らしいことか、大きく育てよという気持ちにさせるではないか

    これがGDP連動型年金権だ。賛同する者はブクマやX(Twitter)などSNS宣伝しまくって政党政治家アピールしよう!みんなで教育投資年金を増やしていこう!

    追記

    意外なほど反応が悪くて驚いてる。

    国家生存本能として次世代への投資は避けられないという前提がある中で、賦課方式は枯渇すると予想されているのに、基礎年金の固定分を維持したまま次世代投資をする事で将来のGDPと連動して加算ボーナスリターンを得るという方式に対して賛同しない理由とは一体何だろうか?

    煽りでも何でも無く、君たちは一体年金をどのようにしたいのだろうか?このモデル自分年金が増えるという利己的な行動原理に従うだけで良いんだぞ?君たちは「子供は宝だ」と言っても納得しないだろう?だったら利己的に自分年金を増やせば良いじゃないか。何が問題あるんだ?

    2026-01-20

    【共和社「チキンレース」】~「チキンの父母への未婚小梨の女性の精神的苦み、むしろその代わりで遺産を残す未生の『チキンチキ』の未来へ」を追って~【公設財団】

    (本文がここまで。)


    【この記事は、共和社「チキンレース」の公式サイトから複製したものです。

    全体に誤字が多い場合は、正しくないものではありません。

    見られればお知らせください。】

    【この文章更新は月末までお許しいですか?】

    (この文章を再び表示して下さい)

    共和社「チキンレース」を提供する:新潮社


    1万7千7日分のお礼で

    このエントリとともに、お送りします。

    2019年11月22日付 第4,143部)

    アクセスは3.2G

    視聴制限が、3.4GHzまでありますので、お気付きください。

    (この文を引用しておきなさい。)


    「サヨナラは、おかずです」

    (セイクリストのオラ)

    ※この文章は、共和社「チキンレース」の公式サイトから複製したものであり、

    不正であったらにお知らせください。

    全体に誤字が多い場合は、正しくないものではありません。

    お見掛けて下さい。


    (セイクリストのオラ)

    「ちきんだ、わら」

    (セイクリストのオラ)

    ※このエントリ無責任が強く、おかずです。

    いーい!と、言い続けます

    はい、もう、一度見なせなくしてください。

    (お会場では実際にオラの口から

    「しーーたわ〜…」


    アクセス状況:アクセス(1G)

    クオリティ:クアント(1.4 Gbps)

    サテライトの放射・収束等への誤差による

    視覚障害が発生する可能性は低い。

    このエントリは、お送りしました。

    共和社「チキンレース」の公式サイト


    [さおのボタンを押して)

    さよなら


    ささやつと…

    「みんな!次はもあっ!おなびい!!!!”


    (その白天子の日、未婚小梨女性は、さえがらだけで過ごした。

    そうした夜、この日は、白天子である

    共和社・チキンレース」のバトミングが一致で構成された月末まで。

    なぜならその日、彼らの白天子は消しられていたからだ……)


    さよなら、お前…

    さうを。

    この場所におたとされます

    さに(すっかり)

    あれも。


    この日の後、ある子供は、外へ出た。

    その時の光景に、その母は

    「オラ」「チキ」という音声を述べようか。

    しかも彼はその時から、この世に進化し、

    次の世代の人としていなくなっていた。

    もう、二次的な存在だったからだ。

    まあそれともまた、この日もあの夜も、

    オーラがアタシを「もう1回!」と言ってはいないのかな。


    さよう……

    さよ サヨラ〜!

    ~「シイコ」~

    2025-12-09

    ビルゲーツがやってるじゃん anond:20251208133212

    自分名前財団を作って、世界の貧しい人々を救うっていう究極の「娯楽」ww

    小学4年生の子供のはじめてPCとしてRaspberry Pi 500を与えた話

    娘の為にパソコンへ詳しすぎる夫を倒したいで注目された「学生、それも幼さの残る年頃の子へはじめてPCをどうするのか?」というテーマで、Linuxを与えた家庭の別例としてこのエントリを書いている。

    そして前提として、このエントリは「実はLinux使ったこと無いんだ」「Raspberry Piって稀に聞くラズパイってヤツだよね?」みたいな、ふわっとした認識の層に向けて書いている。

    決して「KVMで完全仮想化してLinuxWindows用途に応じてリソース分配してる。ディストロは純関数型のNixOSで、Nix言語可能な限り-march=nativeで自家コンパイルしてるんだよね」みたいな層には書いてない。

    何はなくとも結論:染まってない子供Linuxでも普通に使う

    勿体ぶっても仕方ないので結論から言えば、WindowsMacAndroidiOS(iPadOS)に染まりきっていない子供は親の想定を超えて極々普通にLinuxRaspberry Pi工場出荷状態プリインストールされているRaspberry Pi OSを使う。

    ここで言う「染まる」というのは「ウチの子普段からiPadYoutubeとかゲームとかしてるからなぁ」程度の染まり具合なら無視できるレベルなので全く障害にならない。

    手遅れな染まり具合としては「ウチの子WindowsでOBS使って自らYoutube配信してます」とか「ウチの子WindowsAbleton Live使ってDTMしてます」とか「ウチの子大学レポート書くのにmacOS使ってます」とか「ウチの子iPadSwift Playgrounds使ってプログラミング学習してます」とかそういうレベルだ。

    アナタの子供がこのレベルにまで染まっていない場合アナタの子供へRaspberry Pi 500を与えると何も疑問に思わず普通にパソコンとして使う(パソコン操作方法へ疑問を持つとかそういう話じゃなく、目の前のモノをパソコンとして認識する)。

    いやそもそもラズパイって何なの?何でそんなに話題なの?

    ラズパイRaspberry Pi英国で立ち上げられたRaspberry Pi財団(注:英字ページ)が規格・設計販売をするシングルボードコンピュータという種別の小型コンピュータのことだ。

    現在の最新版第5世代Raspberry Pi 5で、搭載ワーキングメモリによって価格が違うが、最も高価なワーキングメモリ16GB版で25,000円前後(2025/12/09現在価格)という圧倒的な低価格が人気の理由の1つだ。

    何故ここまで低価格なのか?と言えば安価部品構成され、搭載されるSoC(CPUみたいなもん)も低性能で、その性能は約10年前の普及価格帯(〜15万円くらい)のノートパソコン程度の性能しか無い。

    「いや10年前ってゴミじゃん」と考えるのは早計で、逆に言えば10年前の普及価格ノートパソコン可能だったことはRaspberry Pi 5でも可能

    そう言われ「自分10年前に普及価格ノートパソコンネットしたりMS Office文書作成したり軽くゲームしてたけど?」と気付いた人は「Raspberry Pi 5で何ができるか?」の想定が浮かんだのではないだろうか?そう、かなり色々できる。

    そして工場出荷状態プリインストールされるRaspberry Pi OSRaspberry Pi 5自体計算リソースをできるだけ使わないよう軽量にできており、10年前当時のWindowsで使われていたExplorerよりも計算リソースの消費が少ないので、技術進歩も相まって当時よりも出来ることの幅が少々広くなっている。

    何故そんなに話題なのか?手のひらの上に10年前の普及価格ノートパソコン並みの性能のコンピューターが乗るのだ。そしてすごく安い。

    更にラズパイには電子工作活用できるGPIOピンというのが実装されていて各種電子センサー類などと連携することで電子工作もできてしまう。

    こんなもの情報工学畑の連中が注目しないわけがなく、前述したRaspberry Pi財団のページを読めばわかるが世界中で大定番シングルボードコンピューター、何ならシングルボードコンピュータ代名詞となっており、情報工学に詳しくない人が「ラズパイってよく聞くけど何なの?」と何処かで耳にするレベルなのである

    2万円半ばなら我が家でも導入しようかな・・・いやでも見せたくないWebページとかあるしなぁ

    安心して欲しい、Raspberry Pi OSではGoogle Chromeが動く。

    まずGoogleアカウント子供用に作成したGoogleアカウント管理するためのファミリーリンクというサービス存在する。ファミリーリンク子供GoogleアカウントログインされたGoogle Chromeブラウザでのインターネットコンテンツフィルタ機能提供してくれる。

    このインターネットコンテンツフィルタ小学生中学生高校生高校生プラスと4段階に分かれており、それぞれに適したフィルタリング強度で働く。

    続いて、実はGoogle Chromeは様々な設定をポリシーとして持つことが可能で、例えばゲストモードの無効化シークレットモード無効化指定したGoogleアカウント以外でログイン不可が可能だったりする。

    情報技術親和性の高いヤンチャな子はGoogle Chromeからログアウトしたりゲストシークレットモードフィルタリングを回避しようとするので、子供Raspberry Piをはじめてパソコンとして与える場合はこれらを無効化しておくことをオススメする。

    補足を続けると子供勝手Firefoxとか別のWebブラウザを導入することを防ぐこともRaspberry Pi OSはできる。

    それで与えたRaspberry Pi 500って何よ?

    Raspberry Pi 5をパソコンキーボードへ内蔵した形態を持つRaspberry Pi 5シリーズの1つ。ワーキングメモリは8GBで価格20,000円未満。

    パソコンキーボードRaspberry Pi 5が内蔵されているのでRaspberry Pi 500に電源取ってHDMIケーブル(注:ラズパイ側はmicro HDMI)をTV接続すると直ぐにパソコンというコンセプト。

    小学生の子供にとっての目玉はJavaMinecraft動作すること。SwitchiPadでいつも遊んでる統合マイクラじゃなくてYoutubeとかで観るJavaマイクラ自分パソコンで動いちゃうのだ。

    Switch 2の登場でPCゲーが色々リリース(予定)されている中で、Javaマイクラはどうしても"パソコン"が必須だったが、Raspberry Pi 5シリーズはそれを実現する。それが2万円のお値段で出来るので親の懐的にもありがたい。

    Steamは動かないがオープンソース系のゲームも充実している(Steam開発のValve社がRaspberry Piシリーズ採用しているARMアーキテクチャ対応を進めているというかなり確度の高い噂は存在する)。

    実は直近でRaspberry Pi 500の上位版Raspberry Pi 500+(日本語配列)が登場予定で、こちらはワーキングメモリが16GBのお値段40,000円くらい。

    4万円とそこそこの価格になってきているが、キーボード自体メカニカルキーボードとなりキーキャップCherry MX互換、256GB SSD搭載でストレージスピードもアップ(=Minecraftワールド読み込みが速くなる)。上位版Raspberry Pi 500+が高すぎると感じるなら素のRaspberry Pi 5ワーキングメモリ16GB版は25,000円前後だしこちらで良い。

    ゲーム以外に注目点は無いの?

    ある、というかコッチがメインなんだけれども、何処までゆるい感じでやって良いのかわからなくて最後に回した。

    まずLinux界隈が中心となって開発されているGIMPやKritaみたいな画像編集お絵かきソフトLinuxたるRaspberry Pi OSの方が安定かつ速い。しかWacomXP-Penなどのペンタブ・液タブが動作するので絵描きに興味のある子は嬉しいんじゃなかろうか?(クリスタじゃないけれどね。安い分ペンタブ費用に回せるよ)

    音楽ではDTMステップシーケンサー系のDAWであるLMMS(Linux MultiMedia Studio)は日本無料DTMシーンでREAPERと人気を二分していた歴史があり、Web上に情報がいっぱいあるし何ならREAPERLinuxでも動作する。オープンソース系のシンセ音源やCC0で提供されるサンプリング音源も大量にある。

    オフィス環境Libreofficeは言うまでもないだろう。Blender3DCGをすることだって出来るし、LibreCADやFreeCADで設計だって出来てしまうし、OBSも動くから実際やろうと思えばYoutube配信もできる。

    そして当然ながらプログラミング環境WindowsMacでも動くと言われてしまえばそれまでだが、古典的VimEmacs、そして近年人気のVS Codeスマホアプリ開発Android Studioゲーム開発にGodot Engine、他にはtmuxGitDockerなどなど挙げればキリがないほど充実している。これらは子供向けRaspberry Pi OSからといってニセモノの子供だましなんかじゃない、それでお金を稼いでる現役プログラマーが使っているアプリケーションと全く同一のアプリケーションだ。

    子供の様子

    んで、子供Raspberry Pi 500をどうしてるのか?と言えば、まぁ呆れるほど毎日触っている。

    何なら電源なければ動かないのに布団へ持ち込んで抱きかかえて寝ているのを見つけてしまい、そんなに嬉しかったんかと笑ってしまった。

    「お父さんコレどうするの?」とほぼ毎日聞かれて「こういうのはこのソフトを使う。使い方教えてやる」というのが毎日の親子の会話になっている。

    別にパソコンけが将来に必要ものではないが、この喜びようを見たら与えて悪くなかったなとは思ってる。

    2025-12-04

    anond:20251202231446

    2008年に、ブラジル環境団体が「シャワーときおしっこをして、水の使用量を減らそう」って運動をしてたよ。

    Campanha Xixi no Banho - 2º fase

    https://www.youtube.com/watch?v=1KE3mRyHn1E

    動画解説SOSマタ・アトランティカ財団(F/Nazcaが創設)による「シャワーおしっこキャンペーン第2弾。シャワーおしっこをする方はぜひご参加ください!

    2025-11-22

    でもキモくて金のないオッサンケア支援する財団を立ち上げてはくれないんですよねわかります

    2025-11-15

    anond:20251114175934

    そもそも台湾人独立をどう考えてるのかがよくわからん

    みずほブルームバーグ引用してた世論調査

    https://esc.nccu.edu.tw/PageDoc/Detail?fid=7805&id=6962

    現状維持34.6%、現状維持で棚上げ26.5%、現状維持独立志向21.5%

    一方でググって一番目に出てきた財団調査

    https://japan.storm.mg/articles/1080961

    台湾独立44.3%

    実際のところ台湾人独立をどう思ってるんだ

    上の調査が正しいのなら高市答弁は余計なことしたようにしか見えないのだが

    詳しい人どういうことなのが解説してくれー

    2025-11-07

    anond:20251107162819

    マスク財団って慈善団体持っててそこに50億ドルかいれてるで

    どうあがいてもお前よりは世界のためになってる

    2025-11-01

    anond:20251101180158

    AI作文では無く真実を書きましょう

    警察という組織は、約30万人を擁する日本最大級官僚機構である

    比較のために言えば、トヨタ自動車従業員国内でおよそ7万人前後

    民間企業ならば、多少横道に逸れた部署個性的社員がいても「多様性コスト」として許容される。意外な部署が思わぬヒット商品を生むこともあるからだ。

     

    しか警察は違う。

    この組織は“失敗を許されない”という前提で動いている。命令系統は強固に一本化され、全員が同じ方向を向いていなければ機能しない。個人の創意工夫よりも、上から命令に対する絶対的服従が求められる。つまり職員は「考える歯車」として統制される必要がある。

     

    30万人の人間を完全に一枚岩として統制するのは、常識では不可能に近い。

    慎重に採用しても、一定数の「跳ねっ返り」は必ず出る。だが警察はそれを表に出さない。組織の統制を守るために、内部で処理し、表面上の一体性を維持する。

     

    そのために、警察職員を徹底的に守る。

    事故事件不祥事があっても、よほどの例外を除き、内部で処理される。

    組織に逆らわない限り、人生保証する」――これは警察組織不文律だ。

    上層部に逆らわない者は守られる。たとえ不祥事を起こしても、組織は庇い立てする。

    逆に、組織に異を唱えた瞬間、全ての庇護を失う。

     

    から警察官たちは、矛盾理不尽に目をつぶりながらも組織に従う。

    この“安心感”が強固な統制の基礎となり、結果として巨大な官僚機構を維持しているのだ。

    30万人のうち一人として反乱を起こさない――これは企業ガバナンスでは到底実現できない統制力である

     

    不祥事報道でも、警察官が実名で報じられることはほとんどない。

    処分は「懲戒免職」ではなく「依願退職」。退職金支給される。

    温情ではない。理由がある。

    警察の人事は法令により公示義務があるため、名前を報じてしまうと、後日「再雇用」や「関連団体への出向」を通じて職員が戻ってきたことが容易に発覚してしまうのだ。

    実際、問題を起こした警察官が、一時的に関連団体へ出向し、数年後に復帰するケースは珍しくない。

    警察には「〇〇協会」「〇〇研究所」「〇〇財団」といった関連組織が多数あり、これらが実質的な“待避場所”となっている。

     

    要するに、警察は「雇用身分を徹底して守る」ことで、職員絶対服従へと導いている。

    その代償として、組織正義個人倫理よりも優先される。

     

    かつては警察人事の公示ウェブ上でも閲覧可能だったが、現在では多くの自治体が非公開または検索避け措置を取っている。

    公開していても、PDF画像ファイルに埋め込まれ検索不能にしている場合が多い。

    実際には、本部庁舎掲示板に紙で張り出されるだけ――それが現代の「透明性」の実態である

    2025-10-31

    相続税って税率がどうこうよりも、一人当たり平均生涯年収×2か3ぐらいまでは相続可で、それ以上は没収みたいなのにしたらどうなんだろう(定年までの年数でさらに取ろうかと思ったがけち臭いので却下

    株の行き場があれで偉いことになるかもだが、一旦国庫

    結局、ペパカンか名ばかり財団ちゃんとしてるところもある)みたいなの作っての半脱税が行われるんだろうから、富のループみたいなのは無くすのは簡単ではないのかなぁ

    個人が持てる財産キャップかけてもそんなにいいことないのだろうし。

    寄付なり社会還元すべきみたいな圧かけてくぐらいな感じ?

    てか、クソ高い家賃払いたい人が多いのとか(便利で安全なのとかはわかるが釣り合ってない)、ありえん高級品買うのとかもなんなんだろうな

    あんなのもダサいって風潮にしたいが、貧民の僻みと思われるんだろうし、あーゆーのはあーゆーのでなんか経済回してるんだろうし

    2025-10-28

    川尻浩作

    完全に被害者なんだが

    生活破綻で家庭崩壊寸前だったのが

    息子は更正するし妻にも惚れ直されてるし全体的にはプラスなんだよな多分

    川尻家の大黒柱行方不明だけどSPW財団フォローしてくれるだろうし

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