2024-12-23

人を泊める難しさ、友人編

私は元々よく旅をしていたので、それなりに人々のご厚意を受けてきました。

仕事が落ち着いたのを機に、今度は自分が人を泊められるようにと新居に引っ越したんです。

そんな新居で、遠方から訪れる10年来の友人を招いたときの話。

まず最初に、その友人について少し説明を。

友人は私が深く落ち込んでいた時期に傍にいた、私にとって大切な存在

常識とズレている感覚を持っているけれど、博愛主義的でユニーク性格が魅力的なんです。

ただし、だらしない振る舞いが散見されることもあって、特に酒癖の悪さと若干のたかり癖には困ったこともありました。

それでも、今回は久々の再会を楽しみたくて、うちに泊まっていいよと伝えたのです。

事前の話し合いでは何泊するか具体的な合意はなかったものの、到着して初めて「4泊してもいい?」と言われました。

友人とはいえこちらの予定を考慮する気配がなくないか?と違和感を覚えましたが、まあたまにだしいいかと承諾。

しか問題はそこから。3日目、急な冷え込みで私は高熱を出し、家事や会話もままならない状態に。

体調不良申し訳ない、と思いつつも、居候なのだから気を遣って欲しいと思うのが本音でした。

今日しんどいから一人にしてほしいと言っても、多少外出するものの、「お構いなく」と言わんばかりに家に居座り

晩になれば飲み始める始末。(具合が悪いときは酒の匂いが本当に嫌)

おいおい、具合悪い人がいる家で飲み会かよ、と突っ込みたかったけれど、体力がなくて何もできず。

さらに、そんな私に向かって「煙草をちょうだい」と頼む無神経さには呆れるほかなかったのです。

極めつけは4日目、深夜12時だった。 私がトイレに向かうと、友人が「咳してるから、鍋の汁を飲んだほうがいいよ」と強引に勧められ、

その瞬間、その非常識さに思わず怒りが頂点に達し、とうとう私はブチギレてしまう…。

我慢限界だったので出てってもらう事になり、険悪なムードのまま別れました。

友人が帰国する前にもう一度会おうかと思っていたんだけど、当分は友人のことを考えたくないほどです。

友人は特別存在であることに変わりはないんだけれど、この経験を経て、 自分の中で大切にしたい基準が明確になりました。

常識清潔感、自立心——それらを備えていない人を再び家に泊めることは、もう二度としない!

備忘録

以下、友人宅宿泊時の心構え

1. 予定を事前に伝える

2. 手土産の持参

3. 家主の普段生活に支障させない心配

4. 非常識なふるまいの排除

5. 頼り切らず、自主性を持った行動

6. 宿代を払わない分、外食時に家主分支払うといった配慮

7. 厚遇された場合も分をわきまえる

8. 1人で酒盛りをしない(ネタ枠)

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