はてなキーワード: アパレルとは
今日日付(11月1日)でXは鍵かけたらしいのでXの投稿は読んでない。
アメブロによると
閲覧数稼ぎの拡散が酷いので、Xはしばらく使いません。
また、過去の報道の顔写真をリポストにて掘り起こされる事が1番迷惑です。
顔を晒すのを本当にやめて下さい。
とのこと。
最初に目覚めてからの山での生活、ところどころフラッシュバックする謎の記憶、など読み応えがあって面白いのでしばらく更新しないとのことが残念でならない。
この方の件についてはいわゆる自作自演的なものじゃないかという声がわりとよく見かける。
例えば身分証がないのにスマホ契約はできないのでは?とか、これだけ報道などがあって誰一人知人などからの声が出ないのは不自然だとか。
とはいえアメブロの内容も8月上旬くらいまでの出来事なので、その後、そして9/2の報道後どのような事が起こったかについては定かではない。
現時点で「僕の情報を知ってる人は連絡してほしい」とは書かれているので、まだ身元が確定してるわけではなさそうだが。
そして報道後、アパレル店員の写真がありこれはもう間違いなく本人だろう、みたいなニュースもあり、自分もああよかったな分かったんだと思ってたんだが、
その後にアメブロを書いてるということは、そのアパレル店員ではなかったということなのか?
記憶が失われてるというのは最初から全て嘘で、なんらかの事情で追い込まれていて記憶喪失ということにしたほうが都合がよかったという説。
警察沙汰にして全国的に報道されるレベルまで計算してたとしたら、それはそれですごい度胸なので、もしこれだったらそれはそれで感嘆する。
記憶が戻った時点でヤバい状況だったことも思い出した、あるいは元の生活に戻れもするが、せっかくなのでワンチャンなにかお金になるかもしれないし、、など考えた場合。
タレコミなどはいったん全て無視して、もうしばらくは謎のままにしておきたいという意図があるのかも?という邪推。
割と個人的にはこれを推したい。あんだけ報道されて分からないわけないだろう、といっても本当にそういうこともあるかもしれない。
家族親族などがまったく名乗り出てきてない時点で不思議さはある。だが身寄りがない人というのも意外と多い。
もしそれなりに時間が経っても本当に誰も知ってる人が現れないとしたら、だいぶ浮き世離れした人生だった可能性はある。
アメブロの内容も「ん?」と思う箇所は時々あるんだが、割と本当のことほどそういうツッコミどころが多かったりもする(表現の仕方などで曲解されることもある)
ピュアに読む限り、個人的にはこの方、食に関係する仕事をしてたんじゃないかと想像している。
それこそ料理人とかだ。アメブロの中でも食事シーンは何度か出てくるのだが、なんとなくこだわりを感じた。
まあラーメンなんかは普通の人でもこだわりがちだし、テント生活では他の事に気が回りにくいだろうってのはあるが。
正直、こちらとしては興味本位でしかなくただ考察が楽しいという非常に卑しい野次馬的な見方なのだが、
厚木市の裏路地。看板は色褪せ、暖簾は煤けてボロボロ。「ホルモン幸(さち)」は、いつ潰れてもおかしくない、地味で古びた店だった。
店主は、口数少なく無愛想な頑固一徹の爺さん、幸造(こうぞう)。幸造の焼くホルモンは、鮮度も腕も確かだが、店構えと幸造の愛想のなさで、客足は途絶えがちだった。今日も客はゼロ。幸造は黙々と、いつもの場所で仕込みをしていた。
「ちーっす!幸造じいちゃん、マジ久々〜!」
ド派手な金髪に、バッチリメイク。トレンドの最先端を行くギャル、カレンだ。カレンは幸造の孫で、東京でアパレル関係の仕事をしていると聞いていた。
「…カレン?何しに来た」
幸造は眉をひそめた。カレンはいつもの調子で、「いやぁ、最近仕事辞めてさ。で、厚木に帰ってきたわけ!じいちゃんの店、ぶっちゃけヤバいっしょ?だから、アタシが立て直す!」と、元気よく宣言した。
幸造は鼻で笑った。「お前みたいなのが、この店をどうにかできるわけがない。帰れ」
「はぁ?無理だしとか、超だるいこと言わないでよ。じいちゃんのホルモン、マジでウマいんだから、あとは見せ方の問題でしょ!」
カレンは翌日から、幸造の猛反対を押し切って店の改造に取り掛かった。
まずは、店の外観。カレンは友人たちを巻き込み、外壁を塗り直し、古い提灯を、ネオンカラーのモダンなデザインに替えた。内装も、暗かった照明を明るくし、BGMは最新のEDMに。幸造の愛用していた、油まみれの古い椅子とテーブルは、ポップな色合いの新しいものに一新された。
「こんなふざけた店、客が来るわけない!」幸造は怒鳴った。
「見てなさいって!」カレンはニヤリと笑うと、SNSを駆使した宣伝を始めた。
カレンは、ホルモンの写真を、まるでファッション誌のグラビアのように加工し、ハッシュタグ「#厚木激アツホルモン」「#ギャルと爺ちゃんの店」を添えて毎日投稿した。
「じいちゃんの隠れた名作!秘伝のタレで漬け込んだ極上レバー!マジとろける💖」 「ギャル直伝!映えるドリンクと、ジューシーなハラミで優勝🥂」
この宣伝が、功を奏した。
「あの古くて汚い店が、ギャルの店になったらしい」「ホルモンが信じられないくらい美味い」という噂が、厚木の若者たちの間で広まった。
週末の夜、「ホルモン幸」の前には、開店を待つ若者たちの行列ができた。
カレンは、明るい笑顔と、丁寧すぎる接客で、次々と客を席に案内する。最初は戸惑っていた幸造も、カレンの指示で、黙々とホルモンを焼き続けた。
そして、客は皆、幸造の焼くホルモンの旨さに舌を巻いた。
「これ、マジでヤバいっすね!今まで食べた中で一番うまい!」 「ギャップ萌えってやつ?この爺さん、ただ者じゃない!」
客の称賛を聞くうちに、幸造の頑なな表情に、少しずつ変化が訪れた。
ある日、カレンが「じいちゃん、今日のお客さん、インスタで見て来てくれたんだって!」と言うと、幸造はそっぽを向いたまま、小さな声で呟いた。
「…まぁ、悪くはねぇな」
その日、カレンは初めて、幸造の顔に浮かんだ微かな笑みを見逃さなかった。厚木の裏路地で、「ホルモン幸」は、カレンのギャルセンスと幸造の職人魂が融合した、新しい人気店として、連日大盛況となった。
自分はしがないサラリーマンなんだけど、趣味の一つに株式投資がある。といっても、デイトレでガンガン稼ぐぜ!みたいなタイプじゃなく、コツコツと優待株を買い集めるのが好き。
外食チェーンの割引券、アパレルの割引券、自社製品の詰め合わせ、カタログギフト、カラオケの割引、クオカード。郵便受けに証券会社からの封筒が届くたびに、ちょっと嬉しい気持ちになる。
この優待生活が、自分のライフスタイルに絶妙にマッチしてる。
自分はもともと物欲があまりなく、服はユニクロで十分だし、飲み会も付き合い程度で、普段本当に金を使わない。だから、優待でもらえる「ちょっと良いもの」が、生活の彩りとしてちょうどいい。
「今日の昼飯は優待のクオカードで済ますか」とか、「週末は妻と優待券でファミレスに行こう」とか「買物券でちょっといいバッグ買うか」とか。
自分で全額払うほどじゃないけど、もらえると嬉しい。そのラインを的確に突いてくるのが優待の面白いところ。
しかも、この30銘柄、優待目当てで選んだはずが、気づけば平均配当利回りが3%を超えてる。高配当株としても、そこそこ優秀なポートフォリオだと思う。
元々お金を使わない生活だから、配当金は全部eMAXIS Slimのオルカンに再投資してる。優待で日々の生活費をちょっと浮かせて、配当は将来のために全世界にぶん投げる。このサイクルが、自分の中ではすごくしっくりきている。
優待品が届くと妻も喜ぶし、配当が入れば将来の安心につながる。攻め(オルカン)と守り(優待・高配当)のバランスも取れてる気がする。
もちろん、優待改悪のリスクとか、銘柄管理の面倒くささとか、そういうのはある。でも、それ以上に、次に届く優待のワクワク感とか、優待をどう使おうか考える楽しさの方が大きい。
母と妹が実家にいるけど、やっぱり合わない
一緒にいると悲しくなること、きつくなることが多い
基本私を見下しているので、何かうっかりしたことがあれば障害笑と笑われるし(診断等はしていないしそもそもそういうレベルのものではなく、ハンカチ忘れたとかそのくらい)
服や選ぶものも良いと言われた試しがなく、常に否定されてきたので自分のセンスが分からなくなった
でもアパレルで働いていたので2人よりは基礎知識あると思う ちゃんと勉強していたし
私は進学させてもらえなかったので
まぁそれで格差つけられてるのがわかる
家を出てからメンタルがありえないくらい安定したので、あ、やっぱ実家が原因か、と分かった
一昨日辺り、墓参りに行くので今日実家に来て、と言われ、お墓参りは行かないとなーと思い車を30分走らせてきたわけだけれど
お墓参りのあと別の用事(買い物やらなにやらで夜まで)があるため、やっぱり現地集合!と言われてしまった なんで着いてから言うんだろうか
そもそも私が運転の予定だっただろうから、まぁ疲れ度合いは変わらないけれど、ひとりで運転して黙って行くなら別に家族と行く必要は無い
予定があるから、お墓参りしてお昼食べたら帰ることになる、それでも大丈夫か?と事前に聞いておいてOKの返事を貰っていたのに何故直前で変えるんだろう
先に言っておいたのに、と言っても、こっちも休みをわざわざつかっていくのだから貴方に合わせていられない、勝手に行けばいいだろうと言われてなんだかもう
じゃあ、もういいです…って今帰ってきちゃった
なお、これは
一人で行きたくないだろう、遠いし!こうやって勝手に行けば、といえば黙って渋々着いてきて、買い物先にも連れて行ってくれるだろうと言った思惑があることもわかっている
なお、あまり私が好かれていない理由として、浮気して出ていった父と私がそっっっくりらしい
子供の頃はお父さんそっくり、こういうところもここも、なんで似ちゃったのか、と何回も言われてきた
私は父を知らないよ
浮気したのは、父が悪いけど、私は父ではないのになぁ
他にも
豚、と事ある事に言われたり(普通体型だよBMIも正常範囲)色々あったけど
嫌いだけど合わないけど、家族だし恩があるし、って思ってたけど振り回されるの疲れちゃったなぁ
Aです。
実はわたし、今は服屋ではなく──ドローンの操縦士をしています。
鹿児島の離島で小型ドローンを飛ばして、海の上に魚群を探す仕事。
漁師さんに「今日はここで網を下ろせば大漁ですよ」なんて指示を出しています。
アパレルからまさか漁業の世界に飛び込むとは、わたし自身も想像していませんでした。
でも「布」から「網」へ、不思議とつながっている気もするんです。
もし鹿児島の港町で、漁師たちの横でドローンを操縦している変わり者を見かけたら──それはきっとわたしです。
そのときはぜひ声をかけてください。
──Aより
妻が妊娠し、安定期に入った。妊娠中でも楽しめる娯楽として二人でホテルのランチブッフェに行こうとなったのだが、私がきちんとしたジャケットを持っていなく、せっかくなので新調しようと新宿のマルイに入った。
いくつか見て候補は2つに絞れた。うち1つの店員さん(Aさんとしよう)は話し上手だった。当時コロナ禍で人と会話する機会が減っていたので、マスク越しに世間話を交わせるのは久々で楽しかった。店内はビートルズが流れていたが、プレイリストを1〜2周した気もした。
「結局、衣食住の中で真っ先に削られるのは衣服なんですよ」Aさんはそう言った。
確かにこの日、私も「食」のために服を探しに来ていた。アパレルは大変だなあと思いつつ、決して同情ではなく純粋にそのジャケットを気に入ったので購入した。コーディネートや製法について熱心に語るAさんの姿に服への情熱を感じた。
名刺を渡された。副店長さんだった。ポイントカードを作るときに電話番号を聞かれ、「今後電話してもいいですか?」と尋ねられた。少し迷ったが承諾した。
数ヶ月後、本当にAさんから電話がかかってきた。セール情報とポイント3倍の案内とともに、妻の妊娠を気遣う言葉があった。単なる営業トークではなく人としての温かみがあった。
再来店した。私と妻のことを覚えていてサイズ感まで把握してくれていた。当時在宅勤務続きでお腹周りが出てきた私に、ゆったりめのTシャツを薦めてくれたりして、良いなと思い購入した。
話す中で、Aさんが鹿児島の離島出身だと知った。私の父の出身地も近くで、距離が一気に縮まった。
やがて子どもが産まれた。夜泣きに追われる日々に届いたセール案内のハガキには、子育ての大変さを労うAさん直筆のメッセージが添えられていた。妻も私も泣きそうになった。少しして娘を連れて来店したときには、店員さん全員がベビーカーの0歳児を歓迎してくれた。
それからも主にセールのたびに案内されては足を運び、気づけば家のユニクロが少しずつそのブランドに置き換わっていった。もちろん着心地やデザインも気に入っていたが、Aさんとの出会いがなければここまで買っていなかったと思う。服屋の店員さんが電話で関係性を築く ー そんな方法もあるのかと感動した。
ある3月、Aさんから電話があった。豊洲の系列店に異動することになり、店長になる、と。私は自分の出世のようにとても嬉しかった。妻も喜んでいた。
家族で豊洲へ行くとそこはファミリー向けの店舗で、2歳の娘にぴったりの服もあった。親子でお揃いの服を薦めてもらい購入した。1人のコーディネートの何倍も、家族で同じ服を着るのは楽しいと気づいた。
その後、連絡は電話からお店のLINEに変わった。最近LINEでの営業も増えているし店長になれば忙しくなるのも当然なのだろう。
ある日のこと、届いたLINEの末尾には別人の名前が書かれており店長とのことだった。「直接お伝えしたいことがあります」ともあった。まさか、と思った。
豊洲へ行った。Aさんは退職されたとのことだった。突然のことで理由は誰も分からないという。鹿児島に帰ったのかもしれないし、奥さんもアパレルブランドをやっているらしいのでその手伝いかもしれない。いずれにせよこちらからは確かめようもなく、連絡も取れなくなってしまった。
それ以来、そのブランドの服を買いに行くことはほとんど無くなってしまった。私がそこで服を買い続けていたのは、Aさんがいたからだった。
何かのために必要で着る服もあるけれど、服は生活を豊かにしてくれるのだと、Aさんを通じて気づけたのだった。
Aさん、今はどうしていますか。
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ワイの読みではユニクロはもうそろそろ急速に飽きられ始めるで。日経によるとアパレルで初の売上高1兆円を超えた企業様に言う言葉ではないけどな。
でも、もうそろそろユニクロは日本人特有の理由がよくわからん〇〇離れ現象によって、ユーザー数を大きく減らすと思う。
日本人の消費行動パターンを見てみろ。マクドナルド離れ、ビール離れ、車離れ、恋愛離れ、テレビ離れ。全部「なんとなく飽きた」という感情的な理由で一斉に離れていく。ユニクロも例外じゃない。
特にZ世代の間で「ユニクロ着てるのバレるのダサい」みたいな空気が醸成されてきてる。SNSで「ユニ被り」とか言われて恥ずかしい思いをした経験がある奴、絶対いるやろ。あの独特のシルエットとか、なんとなく分かってしまう質感とか、もう「みんな同じ服」の象徴になりつつある。
ただユニクロのスゴイところはそういう現象が起こったときの受け皿としてジーユーとか、そういうのもやってるところや。
「いや同じ会社で同じようなもん作ってるんやから同じやろ」というツッコミはそのとおりやねんけど、要するになぜかユニクロが意味もわからん現象でユーザー離れをおこすというだけだからユニクロというブランドでなければオッケーというわけのわからん奴らを大いに含んでるもんなんや。
これが日本人の不思議なところで、実質的には同じでもブランド名が違うだけで「別もの」として受け入れる。マクドナルドからモスバーガーに流れた時も、結局ハンバーガーはハンバーガーやのに「モスは違う」と思い込んでた。
さらに言うと、ユニクロの創業者柳井正は間違いなく天才や。この「〇〇離れ」現象を計算に入れてブランドポートフォリオを組んでる。ユニクロで稼いだ金でジーユーを育て、プラステンとかセオリーとかの高級ラインも展開してる。
消費者が「ユニクロ疲れ」を起こしても、結局ファーストリテイリングの別ブランドに流れるという完璧なエコシステムを構築してるわけや。
そして10年後、今度は「ジーユー離れ」が始まったとき、また新しいブランドを立ち上げるか、ユニクロが「懐かしい」ブランドとして復活する。この循環を永続的に回し続ける気やろう。
結局のところ、日本人の「なんとなく飽きる」という感情を商売に活用してる企業が勝つんや。ユニクロはその最たる例で、ブランドが飽きられることすら織り込み済みの戦略を取ってる。
だから売上が落ちても慌てる必要はない。それも計算のうちや。むしろその時こそ次の一手が見えてくる。ユニクロ帝国の本当の恐ろしさは、消費者の移り気すら支配下に置いてることなんや。
この度は、女性の衣服にポケットが少なく、多くの皆様に大変なご不便とご迷惑をおかけしている件につきまして、世界中の全男性を代表して謝罪いたします。
大変申し訳ございませんでした。
わたくし共と致しましては、今回の件を非常に重く受け止めており、早急な実態解明と再発防止に取り組んで参ります。
といった点につきましても、すべて男性の責任だと考えております。
重ねてお詫び申し上げます。
今回、わたくし共は世界中のアパレルブランドや衣料品メーカーの男性たちによって、上記のような看過しがたい性差別的行為が行われていることに大きなショックを受けました。
これら全ての性差別的行為の原因は、各ブランドやメーカーの製造過程において
以上の事象につきまして、具体的なエビデンスは一切提示されておりませんが、多くの女性がSNS等で同様の指摘を行っているため、全て事実だとわたくし共は受けとめております。
いずれにしましても、わたくし共が行ってきた性差別的行為は到底許されるものではなく、女性の尊厳を踏みにじるものであったと認識しており、直ちに是正する必要があると考えております。
また、二度とこのような事が起こらぬよう全男性一丸となって再発防止に努める所存です。
改めて、「女性の衣服におけるポケットの少なさ」に代表される様々な性差別的行為について、世界中の男性を代表し深く謝罪いたします。
大変申し訳ございませんでした。
これ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2594082
元エントリでは、交通が不便になるから代官山はもう終わり、猿楽橋一つで10年かかるから大震災が来たら復興無理との話だが推定がおかしいので指摘。
まず鉄道が走っている時間は工事が出来ない。これは元エントリでも言われている。
山手線の終電は車庫最寄り駅である池袋と大崎の着時刻が1:10頃だ。更に始発は朝4時半。だから線路に立ち入る工事は3時間20分くらいしか猶予が無いのだ。
特に始発前は猶予を多めにとって3時半には撤収を始めないといけないから、2時間20分くらいしか工事はできない。
また、埼京線線路は元々貨物線だ。今は貨物列車が埼京線線路を走る事は原則無いが、車両の回送が行われることがある。
また、保守工事用車両が走る事がある。営業列車と違って工事用車両は工事現場前で止まってくれるのだが、接車事故防止の為に一度軌道敷から退去する必要がある。
昔は営業運転中でも工事させていた。だが架道橋工事で線路が狂って危うく脱線というインシデントを数回起こして、大物の吊り上げなどは営業中はダメとなってしまった。
道路橋や河川などの工事では交差部分のみJRが指定した下請けの鉄道ゼネコンに委託しないとJRが工事を認めない。東京なら東鉄工業だ。このゼネコンが橋梁工事会社や土建業者に下請けして工事をするという形になっている。
これは万が一の事故の際の責任問題の為と、何かあった時の連絡系統の問題の為だ。因みに交通広告関係も同じように系列広告社通す事指定がなされる。線路内の看板などがある為。
で、この鉄道ゼネコン、他の工区担当のゼネコンと平仄を合せないのだ。だから道路橋なら取付道路が出来てから2時間20分/日の工事が延々と続くって事になってしまう。
高架橋が落橋したにも拘らず、JRが74日間で復旧し、全面的に落橋した阪神電車も3年で完全復旧したのは有名でプロジェクトXでもやっていた。
一方、池袋では埼京線と湘南新宿ライン線路が平面交差するのを解消する為に立体交差工事が行われたが、これには10年かかった。
この二つの違いは?といえば電車が走っているかどうか。それだけでこれだけ違ってくるのである。
https://maps.app.goo.gl/SmTvmxZxZhBYmLch9
ここが八幡通りの猿楽橋なんだけど、近くにR246もあるし、恵比寿方に300m行きゃガードもある。別にそこまで不便になるわけでもなし。下にハチ公バスの停留所がある跨線橋の場所には昔踏切があった。そこが廃止されて通れなくなったけど別に大した事にはなってないじゃない。だからちょっと大袈裟なんよね。
ここで代官山に流行や商店や資本が集まるようになった流れを説明していくよ。
渋谷は言うまでもなく繁華街で大資本のテナントビルも多い。「流行の最先端」にいる人というのはこういうのを嫌うのだ。
そこで渋谷から一駅の代官山に「知る人ぞ知る」ような出店が為されるようになった。例えばどっかの民家を改装しただけのbijinちゅう美容室があってそこにはチェッカーズのフミヤが御用達とか、そういう口コミだけで広がる店というのがあった。ハリウッドランチマーケットなんかも最初は民家改装雑貨ショップだった。裏原ショップ形式だな。そういう店をファッション誌が紹介するなどで段々メジャー化していく。ファッション誌の編集者やスタイリストはそういう店の店主と知り合いであることが多い。
こういうのが増えていくとアパレル会社も事務所を構えるようになり、「オサレ」な雰囲気が出来てくる。
すると中小デベロッパが参入して小さめのコンクリ打ちっ放し店舗用ビルなんかが乱立し、そこに新鋭ブランドのアンテナショップが入居するという風になって行く。
その後は大手デベによる巨大商業施設乱立という流れだ。でもこうなると入るテナントも大衆化して大手資本の店が多くなるから、新しいものが得られる土地という価値は失われている。
そうなると新しいものや流行の先端に居るような人はズラシの文脈でその隣の土地に行ってしまう。だから今度は中目黒なんかが嘗ての代官山の立場になるのだな。
こういうズラシの文脈による流行地というは方々にある。例を挙げると
・原宿→裏原宿:原宿の竹下通りは竹の子族ブティックやその後のタレントショップ隆盛でジャリ向けという印象が持たれるようになった。そこで大通りを挟んだ旧渋谷川暗渠沿いにインポートショップが林立するようになる。BEAMSなんかもここ出身だ。やがて区が暗渠を道路指定→建築条件緩和でビル林立→アンテナショップというメジャー化を辿る。
・渋谷→ファイヤー通り:公園通りが栄えパルコが出来ると大手資本が参入。それを嫌ったインポートショップが公園通りから路地を入った辺りや神宮通りに出店。その辺りが流行の中心となり、タワレコ渋谷店はその中心近くに出来た。同店は「これから流行するもの」「店員の推し」だけを置いてJPOPヒットチャートのCDなぞは置かないというポリシーであった。
因みに明治通りと渋谷川暗渠交点近くに靴屋のクラークス、2Fにアニエスbカフェが入るビルがあるが、実はここの大家って統一教会のフロント企業で霊感商法の品々を扱ってた商社なのな。
・六本木→西麻布:六本木はディスコが林立する繁華街になったがメジャーになりすぎ&人多すぎで、バーなどが西麻布に流出した。今はそれも過去の話で裏手通りに高級飲食店が軒を連ねる。
・六本木→麻布十番:元々ディスコの聖地は新宿だったが年齢層が低下、それを嫌った人らが六本木に来るようになったという経緯があった。だが六本木でも既存ディスコの陳腐化と共に低年齢化は進んだ。そこで鉄道が通らず交通不便な麻布十番にマハラジャがオープン。人気を博しバーやビストロなどが軒を連ねるように。元々麻布十番は下町であった。
・青山→青山同潤会アパート:青山は高級ブティック街だった。一方同潤会アパートという古い建物が残りその1Fに出店する若手デザイナーやインポートショップが多く、不思議な景観を為していた。エルベ・シャプリエっていうバッグのブランドを知ってます?余り高くないナイロンバッグのブランドなんだけど、若い同氏がブランドを立ち上げ、パリの同潤会みたいな建物で売っていた品をバイヤーが輸入して表参道や裏原のインポートショップで売り出したことで知名度が上がった商品なのだな。
こんな同潤会だったが表参道ヒルズに建替え。すると大手アパレルやセレクトショップが入って、それまでの文化的文脈は死んでしまった。
こういう感じで、メジャーな盛り場からの逃避→家賃が安い隣接地区に才能はあるが金が無い人が流出→メディアでの紹介→メジャー化→不動産投資(新築ビル)→アパレル資本参入→栄えるが新しいものはもう無くなる
というサイクルなんで、文化文脈的には代官山はもう死んでると言えば死んでる。だが資本主義的な金銭勘定の点では生きていて利益を出しているという状態。
また例えば中華の新興ガジェっトメーカーなんかもイベントを代官山で開催したりしてる。でもそれって「メジャーで安全なもの」って記号を付ける為なので昔の代官山の記号的消費だ。消費されるだけで新たな価値が生まれなきゃそのうち無くなる。
デベによる大規模開発は相変わらず進んでいて、デンマーク大使館裏の30年くらい仮囲いで囲まれていた土地にも新たな建物が出来てる。高級版ベッドタウンの駅ビルみたいな街になってる。だが渋谷で再開発が進んでいてそっちの完成時には当然渋谷の方が新しくなるので、文化文脈的にバッティングしているのならその時に一気に衰退しないか?という疑念はある。
自公が大敗したのは、まあ気分がいい。ざまあみろとしか思わん。でも、その受け皿がなんで参政党なんだよ。テレビ局は、あんな見るからにヤバい連中を、嬉々として「台風の目」みたいに報じちゃってさ。あれじゃただのカルトの宣伝じゃねえか。
「投票したい政党がないから自分たちで作りました!」って、そのノリは結構だけど、中身が伴ってねえんだよ。メディアはそういうヤバさをちゃんと検証したのか? 数字が取れるからって安易に飛びついて、社会にどんな影響が出るか考えてんのかね。おかげで、トンデモ連中が国政に議席を持っちまったじゃねえか。
「減税」とか耳障りのいいことを言ってる裏で、「核武装が一番安上がり」だの、党首自ら差別的な発言をしては慌てて訂正だの、もうめちゃくちゃだよ。食の安全がどうとか、オーガニックがどうとか言ってるのも、意識高い系をこじらせた主婦の井戸端会議レベルの話だろ。そんなもので国家の食糧安全保障が語れるか。
で、当選した顔ぶれだよ。
医者だの元市議だのいるみたいだけど、ほとんどは政治経験のない素人じゃねえか。アパレル出身だの、不動産屋だの、個人サロン経営だの。悪いけど、そんなバラバラの経歴の素人集団が集まって、複雑な国益の絡む外交や安全保障の問題が扱えるわけないだろ。国会をなんだと思ってんだ。ママさんサークルの発表会じゃねえんだぞ。
そして何より不気味なのが、カネだよ。
「特定の支援団体はありません!」「みんなの寄付でやってます!」って言うけど、本当かよ? あれだけの規模で、ほぼ全選挙区に候補者を立てるなんて、普通の市民団体のノリで集まるカネでできるわけねえだろ。億単位、いやもっとかかってるはずだ。
このご時世、そんな大金をポンと出せる「普通の国民」がどこにいるんだ。党員費だけであれだけの選挙費用が賄えるなら、会計報告を詳細に出してみろってんだ。どうせ「信者」からのお布施みたいなもんなんだろうけど、その金の流れこそ徹底的に洗うべきだろ。
ここはオールドメディアの腕の見せ所だぞ。ネットの有象無象じゃなくて、取材力のある大手メディアが、この巨大な「集金システム」の闇を暴いてくれよ。背後にいる本当の支援者は誰なのか。それを国民に知らせるのが、お前らの仕事だろうが。
まあ、見てる分には面白いかもしれん。
寄せ集めの素人集団が、国会でどんな珍プレーを見せてくれるのか。内ゲバで空中分解するのは1週間後か、1ヶ月後か。政策の矛盾を突かれて、代表がまた問題発言やらかすのも時間の問題だろ。
どちらにせよ、化けの皮が剥がれる日は近い。その「Xデー」を、ポップコーンでも食いながら楽しみに待たせてもらうとしようか。