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はてなキーワード: 社会的影響とは

2024-12-08

統合失調症の姉と家族を記録した映画『どうすればよかったか?』について、閉じ込めた親が悪い、早期診断させるべきだったと簡単に言うが。

このように、精神医療は今でも患者人権を軽視し抑圧している。40年前ならさらに酷かった事だろう。

医療に繋げさえすれば万事解決という短絡的な考えをやめてほしい。

現在精神科病院問題点

~数多の人権侵害事案を生む構造的背景~

https://www.hokeni.org/docs/2023102400019/

戦後日本精神医療施策は、隔離収容入院を中心に組立てられた。遡ること1950年に、社会防衛思想にもとづく強制入院手続き法として精神衛生法施行され、国は精神科病院の新増設患者隔離収容を進めた。1958年には「精神科特例」を定め、少ない人員配置治療的かかわりも乏しく長期収容性の高い精神医療構造を作り上げた。1960年以降の「精神病院ブーム」により病床は増加の一途をたどり、強制入院させられた患者は、閉鎖病棟の中で無為時間を過ごし、施設症化した社会入院者となった。

 1984年には、患者2人が職員による暴行で死亡した宇都宮病院事件報道され、これを契機として精神保健法に改められた。初めて本人の意思に基づく任意入院制度が設けられたが、その後も病床は拡大し、1993年には国内精神病床数は36万3010床でピークを迎えた。1995年には精神保健福祉法改正され、国は「入院医療中心から地域生活中心へ」という施策転換を掲げたが、社会復帰は進まず精神科病院には社会入院者があふれている状況がなおも続いた。

 2002年、国は社会入院者7万2千人を10年間で退院させると宣言し、その後地域移行支援施策を展開したが、現在に至るまで顕著な実績を挙げられていない。入院患者高齢化は進行し、2011年以降は精神科病棟内での死亡転帰者が年間推計2万人を超え、2018年には全入院患者に占める65歳以上高齢者は60%を超えた。

 これまでの法改正によっても、家族等の同意に基づく強制入院制度の骨格は73年間変わっていない。本人の病状よりも社会的影響が勘案され、患者以外の家族病院地域行政の都合が優先されていることが多い。他国にはない、入院させやす退院しにくい制度設計は変わらず、むしろ法改正の度に強制入院要件は緩和されている。


精神科病院で何が “ブラックボックス”に迫る

https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/blog/bl/pMdddVYk4M/bp/pv7nnnWQRX/

2024-11-15

anond:20241115000009

AI

1. 生成AI学習に関する法的解釈

筆者は「日本の法において、学習のもの拒否する権利最初から無い」と述べていますが、これは完全に正確とは言えません。

現状、日本法律では「著作権法30条の4」に基づき、著作物学習データとして利用する行為一定の条件下で許容されています

ただし、その範囲や条件は解釈余地があり、特に学習目的の利用」が具体的に何を指すのかについては、まだ法的に明確化されていない部分があります

そのため、法的議論が進行中であることを軽視しているようにも見えます

2. 生成AI技術的影響の軽視

筆者は、「個人の絵柄が再現されることはあり得ない」と断言していますが、これは生成AI特性をやや過小評価している可能性があります

かに現在AI技術では数十枚程度の学習では個別の絵柄を忠実に再現することは難しいと言えます

しかし、「LoRA(特定作家に特化した学習モデル)」のような技術は既に存在しており、これを利用すれば特定作家スタイル再現することが可能です。

これが問題視されている点を無視するのは、公平な議論とは言えないかもしれません。

3. 反AI派の感情動機解釈

筆者は反AI派の行動を「感情論」や「おまじない」と断じてますが、反AI派の中にも「自身表現が無断で利用されること」に対する倫理的懸念や、「AI技術クリエイター市場に与える経済的影響」を真剣に考えている人々がいます

これらの懸念を一括して「無知」「癇癪」と表現するのは、反対意見を不当に矮小化していると受け取られる可能性があります

4. 生成AIを「ただの道具」とする見方の偏り

筆者は生成AIを「道具」である位置付けていますが、この視点だけでは不十分です。生成AIは単なるツールであると同時に、新しい文化経済の仕組みを作り出す可能性を持った技術です。

そのため、「AIは道具でしかない」とする議論では、AI技術がもたらす社会的影響を正確に評価できていないように見えます

5. 過度な断定と冷笑的な態度

筆者は議論の中で感情的な表現冷笑的な態度を多用しており、「反AI派は愚かだ」という印象を読者に強く与えています

このアプローチは、自身意見を支持する読者には響くかもしれませんが、中立的または反対の立場にいる読者には逆効果となる可能性があります

批判的な視点を示すことは重要ですが、過度に攻撃的な表現議論説得力を損なうことがあります

総合的な考察

筆者の意見は、生成AI技術肯定的に捉え、冷静な視点で反AI派の行動を批判している点で一理あります

しかし、技術や法的問題、反対意見の背景をやや軽視している面も見受けられます

意見のもの正当性がある部分も多いですが、一部で議論バランスを欠いている印象を受けます

もし筆者が自分立場をより説得力のあるものにしたいのであれば、反対意見をもう少し丁寧に扱い、具体的な技術的・法的根拠を挙げることで、公平な議論を構築することが望ましいでしょう。


って言ってたよ。

2024-11-05

10月5週-LINEオープンチャットはてなブックマーカー」まとめ

これは何?

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらAI使用し、試験的にまとめまています

要約内容

日常生活と移動

移動中や観光宿泊についてのエピソードが多く、特に新幹線の遅延、ホテル価格の高騰、大雨による影響が共有された。大阪東京での観光計画や、観光地の問題奈良の混雑やぼったくり出店など)にも言及があった。

食べ物キャンプ

食べ物に関する話題が多く、特にカレーキャラメルサンドポケモンカードスマホゲームが人気話題に。また、キャンプ飯やホットサンドについても盛り上がり、アウトドアに関連する話が続いた。

社会政治

ふるさと納税地方交付税など、自治体関連の制度についての意見が多く、税金政治への関心も見られた。選挙結果世代間の分断、河村たかし教育政策話題になり、地域社会への関心が感じられた。

趣味トレンド

藤井聡太映画ゴジラスラムダンク)、Mac miniシヴィライゼーション7などのガジェットゲームについても興味が示され、流行中のキャラメルサンドポケモンカードなど、流行趣味話題豊富だった。

生活改善と便利なツール

キャッシュレス決済やSNS広告戦略評価、またはジフシーというアプリメルカリジモティーでの取引など、便利なツールキャッシュレス化についても関心が寄せられていた。

健康・家庭と社会話題

うどん子供食事家族話題に加え、AIクローン未来社会的弱者の支援宗教ネットワークビジネス社会的影響など、家庭や社会全体の話題議論されていた。

全体的に、生活雑談から社会問題まで幅広い話題が語られており、参加者たちの多様な興味がうかがえる内容の一週間だった。

関連記事

https://anond.hatelabo.jp/20240722084249

オープンチャットの参加URL

LINEオープンチャットはてなブックマーカー」の参加はこちから

https://line.me/ti/g2/MFSXhTJoO_pLfrfds1LpyJ0OlBgcPJSqHoRbBg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

2024-11-01

anond:20241101093644

この意見は、選択夫婦別姓制度が導入された場合に「自由」という概念が実際に尊重されるのか疑問視しており、いくつかの指摘については妥当性がありますが、同時に矛盾や過度な推測も含まれています。以下に問題点矛盾を示します。

 

1. 「自由」の実際の尊重について

選択夫婦別姓制度が導入された際、「どちらを選ぶかは自由」とされながらも、個人選択した結果に対する批判圧力が生じる可能性があるという指摘は、一定現実性があります。例えば、選択的別姓を支持する人が、他者が同姓を選んだ場合にその決定を「古い価値観」として非難することはあり得ます。これは、自由理想と、個人選択する際の社会的影響が必ずしも一致しないことを示しており、「自由」の解釈社会の反応にズレが生じる可能性がある点は有効な指摘です。

 

2. 年の差婚に対する批判と関連付け

年の差婚に対する批判を引き合いに出し、「別姓を選択する自由も同様に批判されるだろう」との指摘には、やや無理があります年の差婚は、家庭内での力関係やパワー・ダイナミクスへの懸念からくるものも多く、夫婦別姓とは異なる社会的背景が絡んでいるため、同じように扱うのは難しいです。この関連付けは、意見根拠として説得力を欠く一因となっています

 

3. 自由批判の両立に対する解釈

「選ぶ自由批判する自由もある」という考えに対し、「批判がある時点で自由侵害されている」とする意見は、やや一面的です。民主主義社会では、個人選択自由と、その選択への意見表明の自由は両立するべきであるとされています。例えば、ある選択に対して異なる意見が出たとしても、そのこと自体選択自由根本的に否定するものではありません。批判意見自由を「強制」や「抑圧」に転じるかどうかは、相手に対する具体的な圧力の有無など、状況に依存する部分も大きいです。

 

4. 過度な推測による不安

この意見は、別姓を選択する自由に対する懸念が主張されていますが、仮説が強調されすぎている面があります。現状ではまだ制度自体が導入されていないため、将来的な社会的反応や偏見についての予測あくま仮定にすぎません。したがって、「自由尊重されないだろう」と断定的に述べるのは、過度な推測であり妥当性に欠けます

 

結論

この意見は、選択夫婦別姓制度に伴う「自由」の概念と、社会的な反応や批判とのバランスについて有効懸念を含んでいますが、いくつかの矛盾や過度な仮定も見られます批判自由関係については、どの選択があっても多様な意見が出るのが現実であるため、制度導入後の社会意識形成重要であり、全ての選択肢が尊重されるような社会支援教育が求められます

2024-10-26

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマめっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう

みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェKindle50%還元セールでいろいろ読み返してました

選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。

ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的メモ書き程度に書いたものだったのですが、色々な意見を取り入れた25選にして、一人一作縛りもなくして、選評ももうちょい見栄えするようリライトしてみました。これが現時点でのベストだと考えているので、もう異論は取り入れません。

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

月2回刊で始まった少年ジャンプ創刊号わず10万5000部しか出なかった。その9年前のサンデー創刊号が30万部、マガジン創刊号20万5000部だったことを考えると、その始まりが実に静かなものだったことがわかる。

そんな中、大家永井豪が描いたこ作品の絶大な人気がジャンプの売上に大きく貢献したことは言うまでもないが、それ以上に重要なのは、この時点で「読者が面白いと思うことなら何だってやる」という編集部方針は明確であったこである

過剰ともいえる性描写教職への徹底的な批判からなる本作は、当時の基準でも極めてラディカルで挑発的な作風であり、批判に晒され続けた。しかし、競争原理に基づき、常に読者の方を向いた雑誌を作るという編集部意向が、この作品を存続させた。後に「アンケート至上主義」という形で現代まで続くことになるジャンプの強固なアイデンティティは、本作の成功とともに形をなしたのである

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

頭文字D湾岸ミッドナイトのようなクルマ系のマンガが下火になったのは、若者が誰もスポーツカーに乗らなくなったことが原因のひとつであるという。頷けるところもあるが、じゃあ不良、ヤンキー番長と称されるような若者なんてもっと絶滅危惧種なのにどうして彼らをカッコいいものとして描くマンガは何作も出続けているんだ?東リべのような大ヒットも未だに出ているのに。

思うに、我々の脳には義理人情、泥臭さ、そして熱さを欲する部位が生まれつき備わっているのだ。そしてこうした要素を最も効果的に表現しうる分野が不良漫画であると見抜いたのは本宮ひろ志最初であった。

ストーリーは完全にご都合主義で、キャラクター一貫性もまるでない本作は、しかし「男の強さ」を描くという一点のみにおいて全くブレることはなかった。どんなに反社会的人間でも、腕っぷしと強靭精神と仲間への思いやりさえあればクールに映るという価値観は、フィクションにおいての(もはや誰も意識すらしなくなった)お約束として今なお残り続けている。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ジャンプ国民マンガ雑誌とみなされる要因はどこにあるだろうか?40年間一度も休載することなく駆け抜けた秋本治デビュー作は間違いなくその一つであろう。

当初は型破りな警察官両津勘吉ドタバタを描くコメディとして始まった本作は、その時代サブカルチャー政治経済情勢を積極的に取り込むことで、高度経済成長期以降の近代化していく日本風景を余すことなく取り込んだ作品となった。

浮世絵江戸庶民たちの風俗を映し出す史料であるように、こち亀が織りなす物語昭和から平成にかけての日本人の最大公約数的な心象風景を巧みに映し出した。いまや日本から失われつつある中流庶民日常を、我々は全200巻からなる亀有の小さな派出所日常にしみじみと感じ取るのだ。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

もともと硬派なボクシングマンガとして始まった本作は仁義兄弟愛をベースにした極めて現実的作風で、決して圧倒的な人気作とは言えなかった。しかし、あしたのジョー下位互換になるくらいなら無茶苦茶やってやる、という判断のもと路線変更し、過剰さと大袈裟さを極めたことで人気を博し、史上初の最終回巻頭カラーとして、ジャンプ史にその名を刻むこととなる

───という、教科書的な本作の功績だけが、本リストに入る理由ではない。重要なのは本作が男一匹ガキ大将(=根性と漢気)、侍ジャイアンツ(=超人能力)の要素を意識的に再生産していることである車田正美を源流として、ジャンプ的な文脈を後世の作品が重ね合わせることでより濃くしていく流れが明確になる。我々の知るジャンプは全て車田正美以後なのだ

5.コブラ 作:寺沢武一 1978年45号 - 1984年48号

時代作家に比べ、寺沢武一デビュー作の視座は群を抜いて高かった。スペースオペラ世界観から引用した本格的なSFアイデアの数々。高い等身で描かれ、まるで映画のようなポージングセリフ回しで魅せるセクシーな男女たち。幾度もの休載はさみつつも、本作はユーモアとカッコよさと強さをコブラという一人の男の中に共存させるという偉業を成し遂げた。

登場人物も読者も無垢10代の少年でなくてはならないという近視眼的な幻想と、ジャンプ作家絶対コンスタントに週刊連載をしなければならないという既成観念を、葉巻を加えた気障な宇宙海賊サイコガン──精神力をエネルギーに変えるアイデア寺沢が生み出したものだ──は易々と破壊したのである

6.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。いわゆる「友情努力勝利」という実際にはジャンプ編集部の誰も公言したことのないらしいパブリックイメージ単独で築き上げた。にもかかわらず、本作は国民作品とはみなされておらず、犯罪的なまでの過小評価に甘んじていると言わざるを得ない。マジでなんで?絵が下手だから嶋田SNSの使い方が下手だから

キン肉マンマンガとしてではなく文化的重要なのだと主張する類いの人間がいるが、そいつらの目と脳にはクソしか詰まっていない。ゆでたまごは絵の巧拙クオリティ関係しないことを証明し、あらゆる世代の男たちにマンガ熱狂する勇気を与え、信じがたいほど面白い作品を描いた。この作品を嫌う人たちもまず冷静になり、理解しようと試みるべきだ。

7.Dr.スランプ 作:鳥山明 1980年5・6号 - 1984年39号

鳥山明訃報を聞いた日、Kindleで買ったまま放置していたDr.スランプの1巻を読んでみた。久しぶりに読む本作はきっと悲しいほど古く感じるだろうと思っていたが、実際のところiPadの画面に映るペンギン村の住人達は今も新鮮味をもって感じられた。

本作は後にDBドラクエで知られることになる鳥山明がその才能の枝葉を伸ばし始めた作品である───と書けたらどれほど楽だったろう。枝葉どころかこの時点で大樹の幹である

言語以前の本能領域に鋭く迫り来る現実味を携えた絵は存在するが、そうした絵を毎週16ページのマンガで成立させる人間鳥山明以外には存在しなかった。頭の中にBlenderが入っているかのような立体的なデフォルメは、我々の住む現実世界とは違うところにもリアリティというもの存在しうることを示し、「マンガのための絵」であった劇画調を衰退させる最大の要因となった。

8.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

Jリーグ創立の流れを生み出したともされる本作がサッカーマンガ界に残した遺産はなにか?もしかたらこのような問いの設定自体が誤っているようにも思える。高すぎるキャラクターの頭身、大真面目に繰り出される荒唐無稽な技の数々が目をくらますかもしれないが、高橋陽一が一貫して表現たかったのはひたむきな少年たちが織りなす爽やかな青春であって、こうした要素は他作品にも見られるものだ。彼がサッカーという題材を選んだのは単に「野球マンガはありふれているから」という理由だ。本作は期せずしてサッカーマンガというジャンルの中心に祭り上げられたに過ぎないのだろう。

それでも、我々はこの巨星に感謝するほかない。この作品が無ければサッカーを始めていなかったであろう日本中、いや世界中の少年たちが、みな大空翼という一つのアイコンに夢中になっていたのだ。マイナースポーツひとつに過ぎなかったサッカーメジャークラスに引き上げ、軍国主義に基づく根性論を相対化し、ひたむきにボールを追いかける楽しさを私たちに初めて教えてくれたのはこの作品だったのだ。

9.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

元増田を書いたときブコメ欄は「ぼくのはじめてのジャンプ」にまつわる涙なしでは語れない思い出たちで溢れかえったわけだが、はてブに入り浸る層の平均年齢を考えれば当然のことである

自分のようなおじさんにとって涙なしでは語れない系マンガの筆頭に位置するのが北斗の拳である1980年代中盤というのは、親しみやすいポップ路線と男臭い劇画路線がちょうどクロスオーバーする時期であった。今のメインストリームがどっちかは言うまでもないが、自分にとっては線が太くてむさ苦しい絵柄こそが少年ジャンプ原風景だった。

強くてカッコいい大人の男が弱肉強食戦場で己の命を懸け闘う...そんなジャンプ初期から続く系統の最高到達点かつ袋小路が本作である。このようなマンガ流行時代は二度と来ないとわかっているからこそ、特別な輝きを放ち続けるのだ。

10.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

かわいい女の子を見るためにマンガを読む者と、そうでない者がいる。どちらがいい悪いということはないが、少なくとも創刊してしばらくのジャンプは前者に見向きもしない雑誌であったのは確かだ。うちには高橋留美子はいないんだよ、といった具合に。

きまぐれオレンジ☆ロード申し訳程度の超能力要素を除けば、一貫して思春期男女の甘酸っぱい三角関係に焦点を合わせ、かわいい女の子日常が描かれているだけだ。それのなにがすごいのか?別にすごくはない。ただ、エロくもなく大したギャグもなく荒唐無稽な展開もないふつうの男女の日常需要があることに、誰も気づいてない時代があったのだ。

まつもと泉は早くに体調を崩したこともあり、これ以降影響力ある作品を生み出すことはできないままこの世を去った。それでも、彼の鮮やかなトーン使い、歯が浮くようなセリフ回し、そして"かわいい女の子"以外に形容する言葉が見つからない鮎川まどかキャラデザを見返すたび、これをジャンプでやってくれてありがとう、と思わずはいられない。

11.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

鳥山明が死してなおこの先何度も繰り返される問いだろうが、ドラゴンボールよりもワンピナルトの方がどれほど優れているのだろうか?そしてその答えを誰もが知っているのは何故だろう?これらの問いに対してどんな議論がなされようともすべて的外れ無意味である。それはこの作品が頂点だからだ。

鳥嶋和彦意向により、本作はバカげた後付けの設定や引き伸ばしをせざるを得なかった。それでも、マンガ金銭を生み出す道具と見做す人間たちのあらゆる商業的な意図を超えて、本作はそれ以前、以降に掲載されたあらゆる作品を軽々と凌駕する金字塔となった。

11年に渡る孫悟空冒険をもって、鳥山明日本マンガ文化世界最高のものであるという事実を叩きつけ、自身手塚治虫赤塚不二夫つげ義春萩尾望都藤子F不二雄、高橋留美子と並び立つ歴史上最高のマンガ家の一人であることを証明したのである

12.聖闘士星矢 作:車田正美 1986年1・2号 - 1990年49号

車田正美リンかけ過去ジャンプ作品再生産を初めて試みたと述べたが、それを自分自身作品でやった人間も車田が最初であった。自身のやりたいことを詰め込んだ男坂が衝撃的なまでの不人気に終わった反省から、彼は自身の原点に立ち返りつつもよりスケールを拡大した再生産をやることを決めた。

彼はギリシャ神話宇宙子供向けと大人の女性向け、劇画プラモデルといった要素を交互に行き来しながら、自身が積み上げた様式美世界前人未踏領域まで押し上げた。聖闘士に同じ技は二度通用しないが、我々読者は何度でもこのパターンを欲してしまうのだ。

13.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

ある一定世代人間からは、ジョジョという作品はいつも巻末に掲載されている時代遅れな絵柄のつまら作品という評価が下されることがあり、そこには50%事実と、50%の誤った認識が含まれている。

荒木飛呂彦の絵柄が彼の見た目と同様あまり本質的な変化がないことについてはその通りだ。だがいくら彼より本誌での掲載順が上であろうと、革新性・才能・実験精神という点で彼より優れた人間果たして何人いただろう?

幽波紋と、理不尽能力値のインフレを伴わないバトル描写は、彼が残した功績の中で最大のものであるキャラクターが持つ能力を、作者の演出の道具として使うのではなく、自律したキャラクター同士の駆け引き領域に落とし込むことに成功したのだ。

我々はフィクションの中での整合性を厳しくジャッジすることに慣れっこになっているが、それに耐えうるものを初めて生み出したのは荒木だった。彼以降、マンガを読む行為は絵と吹き出し表現された作者の脳内世界をくみ取る作業ではなく、自律したキャラクターたちと同次元に立ちその思考を辿るものとなった。荒木は真の意味で我々をマンガ世界に誘ったのである

続き→anond:20241026155213

2024-10-25

anond:20241025210356

新都社も含む。

社会的影響というか、ほぼ好みの話になるね。

サツバツ世界

世界設定、画力演出、全てアマチュアを越えている 。

作者がプロの制約を嫌った為に無料で読めたのではないだろうか。

トコヨ

個人的に好きなだけ。

片腕の女剣客が最強、というフィクションならではの設定ながら、作中では全く違和感なく読める。

ソード (The Sword 編集済み)

これ読んでた人は今キングダム読んでる筈。

戦術陣形軍事戦略好きにはこういう作品必要なんです。

ベリアルオブサーヴァント

いっぱげと揶揄されつつも面白いのは作品に込める取捨選択能力が高いからか

覇記

作中の取捨選択能力はこの作品にも 。

少ページに充分な密度

初期から画力アップには目を見張る。

じょしか

タイトル通り女子格闘技漫画

喧嘩稼業鉄風はじめの一歩とか好きなら。

途中で終わったのが悔やまれる。

胎界主

好みという訳では無いが影響力という意味で。

オールカラー時代を先取り、web収益黎明期模索も見えた。

他にも覚えてないやつたくさん。

2024-10-23

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

2024-10-18

投票はすべき?投票先が無いと感じたら?

1. 投票した方が良い理由

民主主義の基本原則: 投票民主主義の基礎であり、市民政治に参加する最も重要方法の一つです。個々の一票が直接的に政治を変えないように見えることがあっても、投票の積み重ねが政策政府方向性を変える力になります

代表性の確保: 投票しないと、自分意見価値観が反映されない可能性が高まります特定グループや層が投票を控えると、その層の意見政治に反映されにくくなり、政策特定利益団体や活発に投票する人々に偏ることがあります

社会的影響力: 投票率が高いと、政治家や政党市民の声により敏感になります投票率が低いと、政治家は一部の熱心な支持層にの依存するようになり、広範な意見無視する可能性が高くなります

2. 投票先が無いと感じた場合の最適な行動

白票を投じる: 候補者政党に満足できない場合でも、投票所に行って白票を投じることは意味があります白票は「投票先がない」という意思表示としてカウントされ、選挙全体の投票率に影響を与えます。これにより、「政治に対する関心があるが、現状に満足していない」というメッセージを伝えることができます

比較検討妥協: 完全に一致する政党候補者がいないことは一般的ですが、複数選択肢比較し、自分価値観や優先事項に最も近いものを選ぶことも一つの方法です。完全な一致を求めるよりも、より現実的自分意見に近い選択肢を支持する方が、長期的には自分理想に近づく可能性が高くなります

政党立場を知る努力: 政党候補者マニフェストを調べ、自分が支持する政策にどれだけ近いか確認することが重要です。現状を打破したいという意見を持っている場合、その意見を反映する政党候補者を探す努力を怠らないことが大切です。

地域候補者に直接働きかける: 自分が支持したい候補者がいない場合でも、地域候補者政党に直接働きかけて、自分意見を伝えることができます政治家にとって有権者からフィードバック重要であり、政策に影響を与えることができるかもしれません。

3. 問題点矛盾点に対する対策

市民運動やボランティア活動: 政治に直接的に影響を与えたい場合市民運動やボランティア活動に参加することも一つの方法です。自分価値観意見を共有する人々と連携し、政治に影響を与える力を持つことができます

地方選挙への関心を持つ: 国政選挙だけでなく、地方選挙にも注目することが重要です。地方政治の方が市民日常生活に直接影響を与えることが多く、自分の一票が結果に大きな影響を及ぼす可能性が高いです。

まとめ

自分の一票で政治が直接変わらないと感じても、投票民主主義重要な一部です。投票しないことで意思放棄するよりも、どのような形であれ意見を表明することが、より良い社会の構築に寄与します。また、投票先がないと感じる場合でも、白票を投じたり、政党立場理解しようとする努力が求められます。これにより、政治家や政党市民意見により敏感になり、より公正な政治が実現する可能性が高まります

2024-10-17

自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係性が問題視されている点には、以下のようなポイントがあります

問題点

1. 政治的影響力と癒着疑惑

統一教会自民党関係報道される中で、統一教会選挙支援人員提供を行い、自民党議員がそれに見返りとして便宜を図っているのではないかという疑惑が浮上しています。このような形で宗教団体政治に関与することは、民主主義原則である政教分離」に反する可能性があり、公正な政策決定が歪められるリスクがあります

2. 献金問題

統一教会信者から集めた献金が、間接的に政治家に流れているという指摘もあります。このような資金の流れは、透明性を欠いており、政治家が宗教団体依存して政策議論を行う可能性を高めるため、利益誘導不正の温床になりかねません。

3. 社会的影響カルト疑惑

統一教会過去に、信者に多額の献金強要する問題家族の分断を引き起こす行為が指摘されてきました。そのような団体自民党関係を持つこと自体が、道義的疑問視されます特に問題のある宗教団体政治が協力することは、社会的な信頼を損なう要因となります

4. 説明責任の欠如

自民党議員統一教会との関係について十分な説明を行わず問題が表面化した際にも曖昧対応を続けていることが批判されています。これにより、政治家への信頼が低下し、透明性の欠如が強調される結果となっています

問題の解消に必要対策

問題を完全に解消するためには、以下の対策必要だと考えられます

1. 政教分離の徹底

宗教団体政治家との関係を明確に切り離すために、政教分離を厳格に守る方針を強化する必要があります法律ガイドラインを整備し、宗教団体選挙活動や政治活動に影響を与えないようにすることが求められます

2. 献金支援の透明化

政治資金の流れをより透明にするための制度改革必要です。政治家が受け取る寄付金出所や使途を厳格に報告し、監査を受けることで、不正利益誘導を防ぐ仕組みを強化すべきです。

3. 第三者機関の設置

政治家と宗教団体関係監視する独立した第三者機関の設置が効果的です。この機関調査監査を行い、問題があれば適切な対応を取ることが求められます

4. 説明責任情報開示の徹底

自民党やその議員たちは、過去統一教会との関係についての情報を明確に開示し、説明責任を果たすべきです。情報を隠すのではなく、問題があった場合は率直に認めて対応する姿勢信頼回復必要です。

5. 倫理規範の再評価

政治家の倫理規範を再評価し、宗教団体利害関係者との関わり方に関する新しい基準を設けることが重要です。これにより、政治活動における透明性と公正性を確保します。

改善方向性

この問題対処するためには、政治の透明性を高め、公正な政策決定を行うことが不可欠です。また、社会問題に対する理解を深め、宗教団体政治関係監視し続ける姿勢重要です。

2024-10-14

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選

ジャンプでやった増田(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121)に触発されました。30年近く愛読…というよりはたまに頭を傾げながらずっと読んでいるビックコミックスピリッツから独断偏見漫画史や社会への影響を考えて5作品セレクト

同じくランキングではなくて連載開始順に並べました。

忌憚なき意見こちらも待ってます

1 めぞん一刻/高橋留美子 連載期間1980年11月号(創刊号)から1987年19号

高橋留美子最高傑作にして恋愛マンガにおける最重要作品。初期のスピリッツスピリッツという雑誌名よりも『めぞん一刻』で一般的に知られていたという。

最初の頃の響子さん、可愛くも何ともなかったのにねえ。回を重ねていくうちにルックスはかわいくなって性格反比例するように嫌らしくなるという。

2 美味しんぼ/原作:雁屋哲 作画:花咲アキラ 1983年20号より連載開始 2014年25号より連載中止(というか終了だろう…)

こちらは料理漫画における最重要作品料理人主人公からあえて外すことで「料理以外の食べ物に対する多面的アプローチ」に成功した。

山岡士郎海原雄山という日本漫画イチ有名な親子で知られているが読んでみるとキャラクターより原作者の方がうるさいうるさい。しかも全く調べていないのがミエミエ。衝撃的だった現時点最終話雁屋哲限界が露呈してしまったんだろうなあと。

「この人は主義主張は全くなくて、趣味で話をしている」(いしかわじゅん/BSマンガ夜話男組』)

連載休止直後編集部企画花咲さんは『のぼうの城』のコミカライズ担当したが…。食べ物は上手い方ではあるが。

3 YAWARA!/浦沢直樹 連載期間1986年30号から1993年38号

柔道さらに格闘マンガといえば各スポーツマンガの中でも特に汗と男臭さが強いという伝統があったがそれを江口寿史大友克洋とのハイブリッドな画風で遥か彼方まで吹っ飛ばした。いきなり巴投げのパンチラというね。

社会的影響でいえばこの作品以上の作品はない。何せ谷亮子というモンスターがこの影響で出現してしまったのだ。あとこの後浦沢直樹ちゃん物語をたたむことができなくなるのは余談として。

4 伝染るんです/吉田戦車 連載期間1989年8号から1994年6号

そりゃ相原コージ『コージ苑』も偉大な作品である中川いさみクマのプー太郎』も名作ではある。とはいえ実際2コマ目に「ねたみ」というプラカードを持ったカワウソくんを見たときの衝撃が忘れられない。下ネタダジャレも少なくて笑いと恐怖の紙一重をずっと行き来する新しさ。

ファミ通の『はまり道』サンデーの『ちくちくウニウニときはそこまで感じなかったしその後の『ぷりぷり県』もそこまでの凄さはなかったが『伝染るんです』はやばい

5 ぼくんち/西原理恵子 連載期間1995年から1998年

今のサイバラを見ると悲しくなる。高須克弥の人となりが白日になった今、高須クリニックCMの痛い姿とか気持ち悪いし娘さんの事とか鴨ちゃんのこととかいろいろ足蹴にして今を生きているのも胸糞悪い。そんなクソババなのに『ぼくんち』はやはり歴史に残る傑作なのだ

時々一太のことを考える。連載が終わって25年ぐらい経ってもだ。そして誰もいなくなっても二太は笑ってくれた。この話は多分その事だけを描いた作品だけだったかもしれん。だけどこの頃のマンガの中で1番涙を流した作品だった。

次点作品が多すぎる。

一応5作品に厳選したが意外と異論が少ないのではないかと思う。というかこの雑誌これらの作品からちょっと惜しい」作品がやたらと多すぎる気がする。

今回除外した作品

気まぐれコンセプト/ホイチョイプロダクション

知名度社会的影響は大きいだろうがこれはマンガ単体の評価じゃないし最近どんどん画面が汚く下手になってるのが気持ち悪い

ギャラリーフェイク/細野不二彦

唯一無二のアート漫画とはいえ『猿飛』『ガンモ』ほどの知名度がない。村上隆に対する批判マンガ界でもアレが許せない人は多数いるんだなという感想に。

闇金ウシジマくん/真鍋昌平

ナニワ金融道』は偉大だなと読んでて思う。多分真鍋先生青木先生は合わないよなあ。

団地ともお/小田扉

悩んだ作品その1。国民アニメになり損ねたアニメも含めていろいろ惜しいし最終回唐突に終わった記憶がある。お姉さんに似てたお母さんが年月を経るに従って今のお母さんになるというシーンに腹を抱えて笑った記憶

じみへん/中崎タツヤ

悩んだ作品その2。とはいえここに書いておく事が中崎さんらしいと。定年迎えて連載辞めてもう絵の道具さえも捨てられていらっしゃると聞いて少し茫然としてた。

あすなろ白書/柴門ふみ

弘兼憲史より嫌いだし苦手。原作ドラマも含めてなんで受け入れられるのかが分からない。(『東京ラブストーリー』は坂元裕二が整えたので作品になった)それでもあすなろはまだ読める。しかし続編を最近描いたときはクソババアふざけんなという感想に至り。

F/六田登

レース真正から描いた黎明期の傑作。とはいえキャラクター造形の途中で削ってきたテーマを集めて煮込んだ『ICHIGO二都物語』の方が面白いのには…。

最終兵器彼女/高橋しん

初回が見事すぎたし、連載開始のときわざとタイトル載せなかったのは反則だよなあ。あと実は『いいひと。』の方が好きでフジテレビふざけんな。

追記

実は次点作を書いていた途中でUPしてしまったしトラバブコメ記述もあったので次点の続きと言われた作品言及があったものについて。

言及があったものについて

軽井沢シンドローム/たがみよしひさ

忘れてた(その1)ただし僕がなあばす派(学研派)だったことが主な原因かと。なあばすでの耕平ちゃんはすんごい丸くなっちゃったし。

サルでもわかるマンガ教室/相原コージ竹熊健太郎

こっちは次点として書く前にアップしてしまったので。しかしながら多分これがなければ実録系マンガエッセイマンガマンガ批評もなかったか歴史重要作品ではある。

入れ替わるなら『ぼくんちなのは激しく同意。好みの問題というかボクの責任

コージ苑/相原コージ

これは『伝染るんです』で言及した通り僕の思い入れの差で選ばなかったという。あと相原先生最高傑作は『ムジナ』だと思ってます

ツルモク独身寮/窪之内英策

江口寿史アンド望月峯太郎ミーツ島本和彦という鬼才。絵がキレイな人ほどかっこいいブサイクが描けるという証明。ただ僕より上の人の方が思い入れが強い気がする。

クマのプー太郎/中川いさみ

不条理ギャグブーム最中にあってその中でも素直な笑いを提供していた印象が強いし、最近マンガ製作マンガがすごい面白かった。歴史的ではないけどいいマンガです。

りびんぐゲーム/星里もちる

個人的感情で言えば大好きなマンガいずみちゃん性癖が壊れたしウチの妹は不破くん推しだった。あ、あと『結婚しようよ』もビターで好き。

ちなみに星里先生スピリッツから離れてさらに化けました。

月下の棋士/能條純一

哭きの竜』と『昭和天皇物語』のちょうど中間点に位置する作品中原誠のその後を予期したような描写谷川さんからクレーム出ないかなと思ったキャラ造形が良かったがその後に羽生善治が出現し現実が超えていったのには閉口

愛しのアイリーン/新井英樹

この人ここでも大きな足跡を残してた。『宮本』『ザワールド…』に比べると知名度は薄いがキャリアを決定づけた名作。ばあさん描かせるとエグいよなあこの人も。

編集王/土田世紀

忘れてた(その2)『あしたのジョー』の模写もすごいが『キャンディキャンディ』を完全模写したのには戦慄が。

アフロ田中シリーズ/のりつけ雅春

長期連載化し始めて逆に評価が難しくなった気がするのは俺だけか?ダレないのがただただすごい。

あさひなぐ/こざき亜衣

近年のスピリッツを支えていたと言っても過言ではない極めて真っ当なスポーツ漫画

ただ『セシルの女王』でさらに化けたぞ、この人。

チ。/魚豊

ロードス島戦記と間違えて塩野七生の『ロードス島攻防記』を読んで、そのままズブズブとヨーロッパ史へと行った人向け。このあと阿部謹也ハーメルンの笛吹き男』が待っておる。

数が多すぎて選べない

極めてかもしだ、あさってDANCE、僕らはみんな生きている、ありがとう/山本直樹
わたしは真悟、神の右手悪魔左手14歳/楳図かずお
ZERO花男鉄コン筋クリートピンポン/松本大洋
おたんこナースチャンネルはそのまま、Heaven?/佐々木倫子
鉄腕バーディ薄暮クロニクル、新九郎、奔る/ゆうきまさみ
ルサンチマンボーイズ・オン・ザ・ランアイアムアヒーロー/花沢健吾

いやだから例えば『まことちゃん』と『漂流教室』どっちがすごいか選べるか?というと。

アイアムアヒーローはその中でも抜け出すかなあと思ってたがなあ…。

さすがにヤングサンデーの功績

土竜の唄/高橋のぼる
クロサギ/原作:夏原健 作画:黒丸
おやすみプンプン/浅野にいお
イキガミ/間瀬元朗

土竜ちょっと続きすぎた気もするし他はそのままヤンサンで全うできたはずマンガからスピリッツ評価に繋がる訳ではない。

ちなみにスピリッツが死に水を取ったマンガとしてはクロサギイキガミ以外に『ブラックジャックによろしく/佐藤秀峰』がある。

エターというかグダったというか

昴-スバル-/曽田正人

シャカリキ!』『め組の大吾から読めばこの人が本当に描きたいもの天才なのは分かる。ただ同時連載には向いていない。他連載の犠牲になったような終わり方。

やったろうじゃん/原秀則

じっくり野球を描くというタイプではないことに気づくのが遅かったなあ。『冬物語』『部屋においでよ』の方が資質だったと今思えば。

20世紀少年/長崎尚志浦沢直樹

大塚英志長崎尚志ならどっちの方が害悪なんだろうか。Happyだって話を途中で下方修正してたぞ。

七人のシェイクスピア/ハロルド作石

着眼点は早く『恋に落ちたシェイクスピア』よりだいぶ前。結局話をまとめ切れずヤンマガに復帰。ただいまは休載

東京大学物語/江川達也

こういうテーマときに真っ先にダシにされる作品しかも終わり方が『代紋take2』と全く同じという。その後『坂の上の雲』のトレースに失敗する。

個人的には立教大への風評被害が酷い。

2024-10-11

生成AIに対する反対意見が影響力を持たない35の理由

  1. 影響力がない: 反対者は社会的影響力が少なく、生成AIに変化をもたらす力を持たない。
  2. 何も生産していない: 反対者は主に意見を述べるだけで、積極的活動していない。
  3. 技術進化は止められない: 技術革新の進行は不可避で、反対の声は進歩を止められない。
  4. 経済的利益が大きい: 生成AIビジネスに大きな利益をもたらしており、反対の影響は限定的
  5. ユーザー数の拡大: 生成AI利用者が増加し、広く受け入れられている。
  6. クリエティティの向上: 創造性を高めるツールとして支持されている。
  7. 多様な用途への応用: 生成AIは多くの分野で応用され、反対の声は限られた範囲しかない。
  8. 時間節約: 多くの人々がAIによって時間節約している。
  9. 学習研究への貢献: 生成AI研究教育にも大いに役立っている。
  10. 反対の声は一部に限られる: 反対意見は一部の特定の人々に集中している。
  11. 規制の進展: 倫理的懸念規制によって解決されつつある。
  12. 社会的需要の増加: 生成AIへの需要が拡大し、反対意見はその流れに逆らえない。
  13. 反対の根拠感情的である: 反対者の多くは感情的意見に基づいており、合理性に欠ける。
  14. 適応が進んでいる: クリエイターや企業が生成AI適応し、新しい価値創造している。
  15. 社会的な意義が大きい: 生成AI社会問題解決に貢献する可能性が高い。
  16. 批判が具体性に欠ける: 反対意見抽象的で、具体的な解決策を提示していない。
  17. 業界リーダーの支持が強い: 大手企業技術リーダーが強力に生成AIを支持している。
  18. 技術知識の欠如: 反対者は生成AI技術的側面を十分に理解していないことが多い。
  19. 便利なツールとして定着: 多くの人々が生成AI日常的に利用し、その便利さを実感している。
  20. 技術の普及は不可避: インターネットスマートフォンと同様に、生成AIも普及する運命にある。
  21. エンターテインメント業界での活躍: 映画音楽などで生成AI活用が広がっている。
  22. 大規模データ活用: 生成AIは膨大なデータを処理し、価値を生み出している。
  23. 発展が止められない: 生成AI進化は続いており、反対意見時代遅れになる可能性がある。
  24. 反対者は少数派: 生成AIに反対する声は少数派であり、社会全体に大きな影響を与えることは難しい。
  25. 技術的制約の改善: バイアス倫理的問題技術進化により改善されつつある。
  26. 教育分野での有効性: 生成AI教育分野での利用が広がっている。
  27. 共存が進む: 生成AI人間の協力関係が進んでおり、反対者はこの流れを変えられない。
  28. クリエティブ分野での活躍: 多くのクリエティブ分野で生成AI活躍している。
  29. 法律の整備が進行中: 法規制が整備され、反対意見はその一部として吸収される。
  30. 利用者の声が強い: 生成AI利便性享受する多くのユーザーの声が大きい。
  31. 新しいコミュニケーションの形: 生成AIは新しいコミュニケーション手法を生み出している。
  32. 技術民主化: 生成AIは誰もが使えるツールとして広がり、反対者の影響を抑えている。
  33. スケーラビティの高さ: 生成AIは大規模タスク対応でき、反対意見の影響力は少ない。
  34. 自己成長のツール: 生成AI個人の成長を支えるツールとして評価されている。
  35. 反対意見は限られた懸念に集中: 反対意見特定倫理的懸念に限られ、多くの人々には影響しない。

2024-09-09

国民民主党玉木雄一郎追放した高橋茉莉自殺に「報道するな」

玉木雄一郎国民民主党代表

@tamakiyuichiro

メディアにお願いしたい。ぜひ「WHO自殺報道ガイドライン」を踏まえた対応をしてほしい。一般人自殺をことさら報じる意義がどれだけあるのか申し訳程度に相談窓口の連絡先を付けても免責にはならないと思う。社会的影響の大きさを自覚した節度ある報道をお願いしたい。

https://archive.md/pfThC

お悔やみの言葉はなし

2024-08-29

麻原彰晃テレビに出していたから〜」 「面白がっていたから~」

麻原彰晃がかつて90年代前半にテレビ雑誌に出演していたことを何かメディアへの批判みたいに使う人をそれなりに見るけど

結局、麻原彰晃(的なもの自体メディアに出してはいけない・いけなかった具体的理由って何なの?

犯罪者だった」「その疑惑があった」というのは後出しだし、

カルト教祖から」というなら、その社会にどう受容されてるか否かを問わず宗教関係者全員メディアから追い出せ(NHKの「こころ時代」も廃止しろ)って規模ならまだ分かるが、「あそこだけはダメ」ってのはただの趣味じゃん

「麻原みたいなのをテレビに出して面白がっていたから〜」という良くある憤りのあとの接続が良くわからんのよ

面白かったから、実際ちゃん話題になるから出したんでしょ

麻原がテレビに出て「実は弁護士殺してました、すみません自首します」なんて言うわけないんだし

なんなら87年の片岡鶴太郎番組に出てた時点では(薬事法違反とかはあるが)大犯罪犯してなかったからセーフで、90年代生ダラ出演はアウトみたいな線引きでもするのかね

社会的影響力なんて、(麻原の対談相手でもあった)ビートたけしフライデー襲撃したがいくらでもテレビ出てるし、他の芸能人言わずもがなじゃん(オウムサンデー毎日TBSと揉めてたけど)

結局「サリン撒いた連中が、自分の身近にいた」と言う恐怖や複雑さに耐えられなくて、なんかメディアとか受容の問題にしてるんじゃないの?

「ある(発覚前の)犯罪者宗教指導者がメディアに出ていました」から導き出されるのが、「テレビはなんかあやしいあやふやな奴を出すな!」「なんか、こう、時代の空気を反省しろ!」なのって、発想が貧困過ぎんか?

2024-08-24

anond:20240824214646

コミュニティノートエビデンス重要性についての議論多面的であり、複雑な要因が絡んでいますが、科学エビデンスの意義を理解することは重要です。エビデンスは、施策や決定の裏付け提供するために用いられます科学エビデンスに基づく政策は、公衆健康福祉の向上を目的としていますしかし、エビデンスが示す結論が全てのグループにとって等しく利益とは限らないため、そのエビデンスの受け入れ方や評価には違いが生じることがあります特に利益が異なるグループ間では異なる視点存在するため、政策決定者は多角的視点妥協を持って対応する必要があります

このような状況は、特にCOVID-19パンデミック時に顕著でした。「外出を控える」という公衆衛生上の推奨は、感染拡大を防ぐために科学エビデンスに基づいていましたが、経済面では旅行業界や飲食業界に大きな影響を与えました。政策の決定においては、エビデンスに基づいた判断をする一方で、経済的影響や社会的影響考慮しながらバランスを取ることが求められます

したがって、エビデンスが万能な解決策ではないという指摘は一理ありますが、エビデンスのもの価値重要性が失われるわけでなく、むしろエビデンスを基にした多面的アプローチが不可欠であるという理解重要です。

2024-08-18

anond:20240818132946

放火は深刻な犯罪であり、その防止策は多岐にわたります。まず、地域コミュニティの強化が重要です。地域住民が互いに協力し、不審な行動を見かけた際には速やかに警察通報する体制を整えることが効果的です。また、防犯カメラの設置や夜間照明の充実も防火対策には欠かせません。これにより、犯罪者にとってリスクが高まり犯行を思いとどまらせることができますさらに、可燃物の管理重要です。ゴミ出しは収集日の朝に限定し、不要な可燃物は適切に処理することで、放火対象となり得る物を減らすことができます。物置や車庫などは常に施錠し、不正侵入を防ぐことも必要です。空き家建設現場など、放火リスクが高い場所には特に注意が必要で、定期的な巡回監視が推奨されます。また、消防設備点検メンテナンスを定期的に行い、火災発生時の被害を最小限に抑える準備をしておくことも大切です。教育と啓発活動を通じて、放火危険性とその社会的影響についての認識を高めることも、防止策の一環として非常に有効です。これらの対策総合的に行うことで、放火リスクを大幅に減少させることが可能です。。

2024-06-07

anond:20240607123902

元増田オマケをみてほしいが、今回はマクロ政策の話だから絶対数が少なくて少子化対策には乗ってこない。効果的ではない。

からといってやらなくて良いと言うわけじゃないけど。むしろできる事はなんでもやれと言う観点からやったらしいし

少子化対策というお題目がなくてもどんどんやったらいいと思うけど

ただ、効果としては社会的影響が期待できるほどにはなりにくい。

2024-06-06

もし少子化対策女性就労禁止したら

最大の反対勢力左翼フェミニストではなく

しろ資本主義を動かしてる側のあらゆる大企業やで

皆なぜか女性社会進出と聞くと高学歴大卒オフィス勤務者

フェミ思想の影響を受けて女性自己実現意識高い系

しかいないかのように錯覚しとるが

現実に働いてる女性の圧倒的大多数は

商店店員工場の工員(おもに高卒)やで

しかも働いてる理由意識高い自己実現とかではなく

単なる目先の生活のためが圧倒的に大多数

この人らが全員一気にごっそり労働市場から消えたら

世のスーパーやらショッピングモールやら工場やらの

経営者はみな頭を抱えることになる

無人レジみたいな機械化も外国人技能実習生も足りない

***

そもそも近代日本の「女性社会進出歴史」は

明治期の製糸工場やら紡績工場女工から始まってる

彼女らとフェミ思想とかほとんど関係ない

貧乏農家家計を支えるため働きに来たのが大部分

しろ子だくさん家庭で口減らし奉公一種出稼ぎに出された

当時の企業経営者はとにかく労働力が欲しかっただけ

***

市川房枝集』に収録されてる

1930年に書かれた『現代婦人問題』という文章にはこうある

婦人工場労働は、産業革命の直接の結果、生活必要のため

家庭から工場へ追い込まれもので、そこには婦人自身自覚

まったく見られないといっても差し支えはない。」

***

女性雇用昭和戦時下に男手が次々と兵隊にとられて

若い女性が大量に勤労動員された時期にさらに加速する

ええか、左翼フェミ思想じゃなくてもしろ

政府愛国思想女性社会進出を拡大したんやで!!!

黒澤明戦時中監督した国策映画一番美しく』を見るとわかる

***

戦後高度経済成長期も中卒や高卒工場集団就職した

大量の若い女性工員が電化製品やら精密機械の輸出を支えた

(この辺はNHKドラマひよっこ』で描かれてる)

そのころの大学進学率はせいぜい30%台な

女性大卒ホワイトカラーなんて圧倒的に少数派

***

『「育児休職」協約の成立 高度成長期家族責任』(勁草書房

という本によれば、1968年専売公社職員女性比率は43%(1万5600人)

平均年齢は35歳、平均勤続年数は16.4年、半数以上が既婚、82%が製造

――ええか公社やぞ、政府の金で運営してる企業やそ

国家が率先して女性労働者を雇っとったんじゃ

***

女性の働き方』(ミネルヴァ書房)という本によれば

東京商工会議所女性の軽労働について時間外労働(1日2時間)の制限撤廃

1952年労基法改正で、映画製作に深夜業禁止が解除

左翼フェミではなく資本の側が女性労働制限撤廃を主張していた!!!

***

誰も信じないが左翼フェミによる「女も働かせろ運動

などというもの現実にはほぼなかった

実際にあったのは「すでに働いてる女も男と同待遇しろ運動」な

それが実現したのが1985年男女雇用機会均等法なのだが……

***

読売新聞1985年5月17日夕刊の

男女平等へ”器”はできたが…」という記事にはこうある

「この法そのものが、職場での男女平等を進める労使の合意によって生み

だされたものではなく、国連婦人差別撤廃条約批准するため政府が成

立を急いだという色彩が強いことから、「お役所仕事として、性急にコト

を運ばれては困る」(大手通信機メーカー)という批判も出ている。」

読売新聞1985年5月18日朝刊の

女子差別撤廃批准には意義 外務省見解」という記事

西欧諸国の中には「安い女子労働で支えられた日本集中豪雨的な輸出

貿易摩擦を生んでいる」と非難する向きもあり、同省は「こうした誤解

を解いていくためにも条約加入は意義がある」としている。」

――雇用機会均等法の成立は左翼フェミ労働組合の要望もあったが

それだけでなく他の先進国経済的外圧で実現したのだ!!!

俺も当時の事情を調べ直してこの辺の経緯を知ったら驚いたが

かに1985年ごろなら日米貿易摩擦とかで叩かれてた時期だ

***

本稿は左翼フェミ擁護するものでなく

しろ左翼フェミは屁ほどの社会的影響力もなかった

という論旨なのである

では少子化根本原因は何かといえば日本が豊かになったか

より正確には農業中心社会から第三次産業中心社会になったか

昔の農民は家が仕事場子供も中卒ぐらいで労働力にしてた

それが昭和30年代からみんな会社員になって

家庭内労働力として家に何人もの子供必要なくなり

子供大卒会社員にさせるのがイケてる生き方になって

それだけ子供1人にかかる教育費がべらぼうに高騰していった

昔ながらの農家やら自営商店なら家と家産(農地や店)の継承

結婚出産義務感に大きく影響していたはずだが

みんな勤め人になればその義務感だった自然に解消する

どこの国も産業構造が高度化すると政治思想関係くそうなる

からといって農業中心社会に後戻りすることはできない

左翼フェミが反対するからじゃねーぞ

それ以上に産業界資本家が反対するからだよ

***

いまだに定期的に

炎上覚悟の暴論だけど日本のため言うが女性就労を~」

論者がくり返し何度も飽きずに出てくるが

悪いけど完全に的外れなんだよ

きみの最大の敵は左翼フェミじゃないんだ、資本主義なんだよ

ま、絶対に信じたくないだろうけどね

2024-04-11

鳥山明が死んでもまったく感情が動かなかった

ドラゴンボール世代だったし、ドラゴンボールカードダスめっちゃ集めたり、メンコ(やってたやついる?)でいっぱい遊んだりしていた。

それよりもDrスランプのほうが漫画としては好きだったぐらいで、◯作劇場とかも小さい頃めっちゃ好きだった。

ドラクエキャラめっちゃ好きで小学生の頃はスライムとか勇者かばっかり書いてた。

その鳥山明が亡くなっても正直なんとも思わなかった。

空気を読んで適当に残念だね、とか言ってるけど。

京アニ事件の時とかはアニメ全く見ない勢なんだが残念に思ったし、時々思い出して嫌な気持ちになる。

今見たニュースの、まったく知らなかった藤岡さんという35歳で落馬でなくなった騎手の方の話とかも大変残念に思う。

しかし、極大に影響受けてる鳥山明にはなんとも思わなかった。

なぜかを考えてみたんだが、どうやら自分人間本体には興味がなく、活動をして社会的影響を生み出す装置としてしか見ていないのかもしれない。

若くて社会にいろいろなものを生み出しているピークの頃の方とか、もっとさいこどもとか若者がなくなるのは大変悲しい。

特に目立った実績がない普通の人でも40代ぐらいの人がなくなると悲しい。

すぎやまこういち死ぬほど好きだけどなくなった時になんとも思わなかった。

自分の中では作曲家としてのすぎやまこういちDQ8までだった。

そのあとはあんまり好きな曲がない。

DQ8の直後に死んだら相当悲しんだだろう。

同じ感覚の人いますか?いても同意しにくいと思うけど。

2024-04-02

リベラル左翼マジでヤバい(確信)

https://www.youtube.com/watch?v=UN-w82vPiv4

石黒先生被害告発動画より抜粋

これはひどい


@user-vc3gd1ok2n

3 時間

石黒正数がやるべきことは、女性支援団体コラボに対するヘイトデマ賛同したことへの謝罪であって、

無辜被害者を気取り、暇アノン認定されたことを警察に訴えることではないだろう


@user-vc3gd1ok2n

3 時間

いや、石黒正数はコラボ攻撃した暇アノンだし、むしろアノン投稿いいねをした石黒正数が謝罪すべきなのでは

>22年10月高裁判決は「いいね」を

>押す行為について「投稿好意的肯定的感情

>示したと一般的理解される」と指摘。

>一方で、ボタンを押すか否かという二者択一の特徴もあり、

>実際の目的判断するには「いいね」した人と投稿

>取り上げられた人との関係や「いいね」するまでの経緯を

考慮すべきだとした。

杉田水脈判例はこうだから

まず、石黒正数が「Colaboが(暇空クラスタ攻撃されているのは)自業自得」としている他人ツイートに「いいね」したわけだから、そんなコラボ攻撃しているツイートに、好意的肯定的感情を示したと一般的理解されるとなる

この石黒氏の行為批判するのは、公共性公益性観点から石黒氏が著名な漫画家であり、社会的影響力が認められることから、その批判には法的な正当性があるとなるね

結論として、以上を根拠石黒氏を批判する行為石黒氏がコラボ攻撃

好意的肯定的感情を示したと一般的理解されるとしか言えないため全く問題ない

これをもって石黒氏がコラボ攻撃側の人物であるとするのも法的に全く問題ないでしょ


@AM-lx6vl

8 時間

それ町全巻持ってるけど

持ってるの恥ずかしくなってきた。


@user-vc3gd1ok2n

9 時間前(編集済み)

警察の人も漫画家がわざわざ署まで来るからには

どんな酷い誹謗中傷がと思ったら

「暇アノン呼ばわりされてるんですー」とか言われて

内心ずっこけただろうな

石黒女性支持団体バカにしたら暇アノン扱いされました!」

👮「……」


@user-vl7cm7xy1c

29 分前

自分が暇アノンと言われた風評がなかなか消えないように

Colaboが受けた風評もなかなか消えないんだよなあ

事実とは関係なく

そのへんわかってるんかね?


@user-rf5rp3hg8z

19 分前

ちなみに何故「アノン」と呼ばれたのか、経緯を知らない人に説明しましょうか。

その女性支援団体に対して「尊師」及び「アノン」が広めたデマの一例ですが、

シェルター内で、臓器を取った遺体コンポスターに入れて分解している」といったものがあります

最近では中国工作員を匿ってるとか言い出したらしいですね


@user-nd1uv2te9n

6 時間

先生表現配慮してるのはすごく伝わりました。暇空さんに対して全く触れてないことも理解しました。

石黒正数先生なら、温泉モチーフキャラに""スカートめくり夜這いを期待、肉感がありセクシーワインを飲む中学生、「癒し看護キャラセクシーな「大人の女性」に憧れる中学生""などは採用しないだろうなと思います

からこそ何を思っていいねしたのか分からない。賛否分かれるキャラ付けに苦言を呈す事(クレーム出す事)が解せないの一点なのかな。



なんというか、「こんな酷い人達誹謗中傷のせいで傷つきました。警察相談済だし刑事民事対応します」という報告に対し

『こんな酷い人達誹謗中傷』そのものコメントを付けていく人間(リベラル左翼フェミニスト)の認知ヤバい。悪い意味で。

反省してないとか無知蒙昧とかセカンドレイプとか、そういった言葉では表現しきれない程の愚かな行為しか思えないんだけど、

やってる本人は正しい事してる私気持ちEオナニーしてるんでしょ?本当に凄いよね。悪い意味で。

YoutubeかいGoogleアカウントに紐づいてる環境でやっちゃうのも状況判断能力ヤバいというか頭悪すぎて話にならないよね。


人気漫画家デマ集団から誹謗中傷されました、被害者は自死まで考えました、なんて第二のスマイリーキクチ案件警察が動かない訳も無く。

まあアノンアンンと連呼してた人間は何人~何十人か逮捕されるんだろうけど、津田という左翼側の大物アルファアノンリストとか拡散してたか

自分達末端は安全だしやって良いとでも思っちゃったのかな?本人は正義漢のつもりでもやってる事はガチ犯罪者だよね。

言論で食ってる文化人ならともかく、家庭がある様な一般人逮捕されたら人生崩壊だけどどうするんだろうね。


というか動画内で繰り返し繰り返し被害を語っており尚且つ明確な落ち度も無いにも関わらず「やられたお前が悪い!」って

被害者にセカンドレイプしてる行為をどうやったら正当化出来るんだろう?

仮に内心で思っても表では言えないハズだよね。普通の神経をしていたら。ましてや本人にさ。

明らかに非常識で悪質で他害性の強い犯罪者紛いの人間が誇る正しさって絶対に正しく無いよね。歪んでる。


アノンとか余命とか連呼してる割には、やってる事はマジで余命以下だから救い様が無い低能先生なんだけど、大丈夫

リベラルからって、自分らは正しく頭良いので悪で愚かである敵対者には何をやっても良いと思って無い?

どんだけ単純で幼稚な世界観で生きているのだろうか。

ある意味幸せそうですね。周囲の人はお前の幼稚さに迷惑してるか気持ち悪がってると思うけど。

余命の事認識しておいて同じかそれ以下の愚行してるのだから石黒先生中傷してた連中は完全に余命信者以下だよ。

あんなの当時のネトウヨ層の間ですら軽く小馬鹿にされてたのに、それ以下って……マジでヤバいよ。悪い意味で。




動画ブコメから


tattyu もうめちゃくちゃ嫌いになったので動画も見たくない。暇にいいねするとか頭おかしいだろ。


koo-sokzeshky 予想よりも結構ろくでもないものいいねしてるなとは思ったしそれを基に批判してもいいとは思うけど


baikoku_sensei 暇アノンの罪を背負いし者共に、免罪符のご案内です。†悔い改めて† https://colabo-official.net/support/


こんなのがブコメされたりトプコメに来るのもどうかと思うよ?

ああ、こんな人達が某女性支援団体みたいなのを支持してるんだな、って思われちゃうかも……って思わないのかな?


追記

「こんな奴らヤベーだろ…」って増田に『こんな奴ら』が押しかけて汚言吐いていくのって、私達を晒し者にしてくれ!という自己紹介なのかしら?

ある事無い事騒いで集団嫌がらせするという、ネット界隈でも最底辺のノリをリアル他人様にやっちゃうって、まともな社会人としては完全に終わってるよね。

正当性の欠片も無い。暇アノン(とやら)すら論破出来ないから気色悪いニヤケ面しながら反撃して来なさそうな人をターゲットにして嫌がらせしてるんでしょ?

それ、そこらのネトウヨだの暇アノンだのよりも、よっぽど下等な存在ですっていう自己紹介だよ。

左のネトウヨってマジでヤバい民度とか知能とか品性が。

2024-03-23

anond:20240323134751

ブリーチとかあるからそのくらいはだれも騒がないし、そもそも火傷や皮膚癌は避けた方がいいだろ

 

なんらかの方法で白くなっていくセレブブラックに対しては、

社会的影響を考えてない・黒人としてのプライドがないとかよく言われているよ

ビヨンセリアーナニッキー・ミナージュ で ホワイトニングや肌ブリーチ検索してみるヨロシ

 

危険と隣り合わせの美白アフリカで広がる漂白クリーム

https://www.afpbb.com/articles/-/3186691

 

「9歳のときに肌をブリーチした」。タンフランス - SPUR

https://spur.hpplus.jp/celebrity/celebritynews/2022-04-21-KDKQmCA/

 

ビヨンセ、「白人になろうとしている」「肌を漂白している」と批判される 母ティナが猛反論

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a45989649/tina-knowles-addresses-claim-beyonce-bleached-her-skin-231130/

2024-03-07

心が狭くなった

以前から病気の友人と一緒にいてもつまらいから連絡とりたくない」という気持ちが高まってきた

だけどそれって、「病気」がきっかけか何かの文化社会的影響により出来上がった性格での考え方の相違ではないのかと思うようになってきた

まり、その友人の「病気」がなおったところでその子性格が何か私にとっての好印象になるように変わるか、または私の考え方が変わった方がいいのかそこは謎にはなるけど

現時点でその友人との相性は良くないと判断した

あとなんか話してることがつまらないんだけど、そこはなんていうかセンス問題なのかなと思うし

私自身が「面白い」という概念意識を置いているせいでオチや話が面白くない時どう反応していいかわからん

例えば「この洋服着てないねん」って言われて洋服写真が送られてきたらなんて言ったらいいの?興味もないから「ブランド、色、質感、どういう時に着る」とかもわからんから全部が「寒さや暑さを凌いで外に出る時に着る服」という考えだから「着ないならいらなくない?」という考えになってしま

でも他の友達に同じことされたら「えー可愛いね!」とか言ってしまうと思うからの子に対する私の感情がもう冷たくなってしまっているのかなあ

とにかく私はその友人に対するイライラとか鬱陶しいという気持ちを拭いたい

可能であれば連絡とりたくないからなるべくすぐラインとかの会話も終わらせてるけど、数時間後にまたくる

何かしら連絡くるのはいいけど、私の何か意見言ったらすぐ怒るしそのあとあやまってくるし言ってたこともコロコロ変わるし少しこわい

うつからという言葉をよく聞くから色々発言内容等をピックアップして症状で調べたら糖質の項目が出てきてインターネットって怖いなあと思った

もし私が危機感なくインターネットを信じる人であればその子のことを「糖質!」って思ってただろうな(若干疑っている節出てきたけど)

こういう私に似たようは「え?はっきり言えば良くない」「ブロックしちゃえ!」とかあるけどさ、いざ当事者となるとできないんだよね〜

何事も対人関係は良好で行きたい

2024-03-01

AIの指摘する10課題

1. **一方的視点の強調**:

テキストでは、特定立場から意見のみを強調し、対立する意見に対しては十分な考慮がなされていません。このようなアプローチは、複雑な問題に対する全面的理解を妨げる可能性があります

2. **感情的な反応への過度の焦点**:

AI派の意見を単に感情的根拠のないものとして切り捨てることで、議論本質から注意が逸れています感情的な反応も、議論において重要役割を果たすことがあります

3. **具体的な事例やデータの不足**:

主張の裏付けとなる具体的な事例やデータが不足しているため、議論信頼性が損なわれています

4. **過度の一般化**:

AI派の意見を一括りに扱い、多様な視点無視しています。個々の意見の具体性や合理性考慮に入れることが重要です。

5. **倫理的懸念の軽視**:

AI使用に関する倫理的懸念社会的影響についての考慮が不足しています。これらの懸念は、AI技術の適切な利用において中心的な役割を果たします。

6. **解決策の提案の欠如**:

問題の指摘に留まり実用的な解決策や改善策を提案していません。議論前進させるには、具体的な提案必要です。

7. **対立の構築**:

「反AI派」と「AI推進派」の間の対立を強調しすぎることで、より協調的かつ建設的な議論の場を狭めています

8. **相手方意見への誤解**:

AI派の立場意見が正確に理解されず、誤解に基づいた批判が行われている可能性があります

9. **技術的な詳細の不足**:

AI技術著作権法に関する具体的な説明が不足しており、読者が問題の全容を理解するのが難しくなっています

10. **国際的視点の欠如**:

AI著作権に関する議論国際的文脈でも重要ですが、テキストではこの観点が欠けています他国の取り組みや国際法の枠組みに言及することで、より豊かな議論可能になります

これらの問題点を改善することで、よりバランスが取れ、情報に基づき、多面的議論が展開されることが期待されます

2024-02-20

お前らの週刊誌に対する信用ってどこから来るの?

俺は週刊誌の言ってること一語一句信用してないぞ

だって週刊誌なんだから

週刊誌って単なるゴシップ誌から

実話ナックルズと一緒なんだよ

売れればそれでいいわけで、もし社会的影響力のある内容ならそれはそもそも週刊誌で取り上げたりしない

週刊誌で取り上げるってことは嘘なんだよ

もちろんたまには本当のことも書くだろうけど、そんなことはニュースになってから知ればいいだけの話

お前らのソース週刊誌って見てるこっちが恥ずかしくなるんだけど

2024-02-09

芦原妃名子さんのおかげで自殺が増えそう

芦原妃名子さんの自殺で大騒ぎしたおかげで自殺が増えそうなのが確定的だよ

https://x.com/BitYoutube/status/1755889735153967277

私は死のうと考えています中国籍男性に、あるVTUBER事務所「H」を2022年に売却しましたが、この男性から脅迫と、2000万以上を未払い、そして4000万の泣き寝入り強要されています

https://twitter.com/BitYoutube/status/1755903661480476821

最近セクシー田中さん原作者にとても共感ができます

もし私の小さい命で、少しでもこういった手口がある事が世間に知れ渡り、今後の被害が減るのであれば、それもいいかな、と考えてます

あーあ。お前らが自殺によって社会的影響力を与えると希死念慮があるやつに学習させて、一歩踏み出すきっかけ与えちゃってるじゃん。

ネットイナゴのおかげで自殺すればいいと考えるヤツはコイツだけじゃなくて何人もいるだろうな。

お前らが自殺によってその人を支持したってことの重大性を自覚しろよ。

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