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はてなキーワード: アプローチとは

2025-12-09

anond:20251209093957

弱者男性本人は女性不安にさせてまで女性アプローチしようとしてないのに、弱者男性ではない自称年収700万マチアプ男がネタになると思って弱者男性権利を主張し始めたからややこしくなった

「おぢアタック」で結婚する女性はいわゆる『障がい者』が多い

結婚相談所やけど

最近『おぢアタック(35歳以上の中年男性が8歳以上歳下の女性アプローチすること)』ってのが社会問題になってるらしい


結婚相談所立場としておぢアタック成功した事例について説明する


おぢアタック成功する事例というと金持ちの男が金に力を言わせてってイメージだが実際はそんなことはなく

(もちろん金持ちや高年収男性年の差婚が多いがそれはそういった男性高齢であることが多く、高齢者はそもそも年の差婚比較的多いことが原因なんだ)

実際は40前後年収800万円程度の底辺寄りの男性でよく見られる


相手女性は、いわゆる障がいのある人が多い

障がいのない場合でも

底辺地方公立日東駒専未満、短大や専門卒どころか高卒までいる

・30前後年収3-400万円以下の低所得者層

実家暮らし

髪型メイク服装中学生みたいな格好をしてる

といったいわゆる境界知能に近い女性ほとんどだ


これがおぢアタック現実です

2025-12-08

anond:20251208173143

婚活女叩きやたぬかな騒動で表面化したが、非モテ男は「自分を選ばない女や言いなりにならない女」に群れをなして攻撃するが、非モテ女にはその危険性がないのが担保されてるしな

異性から恋愛対象ではないのを明言されたり「普通の人より努力必要」というアドバイスに逆上して「恥をかかされた」と暴れて加害するのは男だけなんだよな

性的魅力のない非モテの女が下記のような暴走してるのは見たことないもんな

・「レイプなどの犯罪被害者よりも誰からも愛されないし助けてもらえない非モテ男性の方が辛い」と主張する

・親しくもない、もしくはお互い面識のない男女を強制的マッチングさせるシチュエーション固執する

・男抜きで完結している女の存在を許せず、鍵垢で一人で飲み食いしているだけの女の自撮りに対し「おもしれー女とチヤホヤしてほしいんだろ」と罵倒

・女は非モテ男が結婚できず子供を残さず死のうが無関心だが、男は「未婚で子無しの女はこんなに惨め!無惨様!」みたいな罵倒を四六時中繰り返す

・30人しか見てない配信のたぬかな身長人権発言を無数の男が無職潜伏生活に追い込むまでリンチ

・「汗臭い男性体臭ケアしてください」と発言した無名アドバイザーを無数の男が(ry

・「低身長男性婚活では不利なので普通の人より努力必要」とポストした無名婚活業者を無数の男が(ry

・何かの動画で「低身長基準は?」というアンケートに「170cm」と答えただけの一般女性を無数の男が(ry

・ぱっと見港区女子崩れの未婚に見える小綺麗な30女のカレー食べてるだけの自撮り(実際は子持ちで実業家)を無数の男が(ry

自分を断る初対面の婚活女性高望クズ女扱いして罵倒デフォ)を無数の男が(ry

・面識のない江頭にアドリブで襲われて泣く永野芽郁を無数の男が(ry

・同世代彼氏誕生日の高額プレゼントを貰ったJDを無数の男が(ry

BL推し活等のイケメンコンテンツ(これらのせいで自分達下位男性が女に相手にされないと思っている)を否定

・「CAマッチングできるのは身長170cm以上の男性」という無名アカウント発言に無数のCAへの罵倒(空中オナホ売女など)が集まる

自分アプローチを断った女へのレイプ扇動ネット工作写真個人情報付き、本人なりすまし第三者視点で「私を犯して」「あいつはヤリマン」)請負業者が多数存在、(離婚調停中の)別居中の妻をレイプさせようと妻を装い「私を犯して」と個人情報ネットにばらまきレイプ事件が発生して逮捕される

レイプ被害者が苦しむエロ漫画掲載中止に追い込む

女は自分を選ばないまたは無償奉仕してくれないイケメンヤリチンホストアイドルなどの売春夫に無関心

しか高齢非モテ男は自分を選ばない若い女美人、金を取らないとやらせてくれない風俗パパ活女といった、自分を選ばない女、無償奉仕してくれない女を見ると見ず知らずの相手にすら憎悪殺意を抱き、彼女らが不幸になる創作嘘松を量産してバズらせるし、凶行や嫌がらせに及ぶ

WPATHファイルやCass Reviewによるジェンダー医療問題点

1. WPATHファイルとは何か(背景と重要性)

WPATHファイルとは、2023〜2024年リーク・開示された内部文書メール会議記録等の総称で、WPATH(世界トランスジェンダー健康専門家協会)が作成したStandards of Care Version 8(SOC8)の意思決定過程リスク認識を示すものです。

これらの文書から明らかになったのは、

科学エビデンス不足を自覚しながら未成年への医療介入を推進していたこ

内部文書では、「未成年に対する医学的介入(ブロッカークロスホルモン、手術)を支持する強固なエビデンスはない」ことが繰り返し言及されていたが、SOC8では強調されなかった。

心理社会的評価の不十分さを認識しつつ、拡大した適応基準

内部議論では、鑑別診断・精神疾患の併存に関する懸念が挙げられていた

しかし最終的には「自己申告を尊重するアファーマティブモデル」が採用された。

■ 小児性別違和治療におけるリスク・不可逆性について内部的に大きな懸念があった

特に以下の問題が内部で指摘されていた:

ブロッカーの脳発達への影響

機能発達の不可逆的損失(オルガズム機能喪失子供を持つ能力喪失

長期追跡データがない

にもかかわらず、外部には「安全性確立している」と表現されていた。

年齢制限妥当性について内部でも意見が分裂していた

SOC8で思春期ブロッカーホルモン治療の開始年齢が事実上引き下げられたが、その根拠は内部的にも薄弱であった。

2. Cass Reviewイギリス)の概要調査姿勢

Cass Review(2020–2024)は、英国政府委任した大規模な独立医学レビューで、

未成年ジェンダー医療包括的調査し、科学根拠評価を行った世界最大規模の調査である

対象

Tavistock GIDSの診療

Puberty Blocker / Cross-Sex Hormone のエビデンス

心理精神医学問題を抱える子どもたちのケア体系

調査手法

9000件以上の診療データ

国際論文レビュー

多専門領域小児科精神科神経科学疫学)の統合評価

3. Cass Review が指摘した主要な問題点(国際的に決定的な評価

3-1. 科学エビデンスが極めて脆弱である

Cass Reviewは、未成年への医学的介入に関するエビデンスを体系的に分析し、次を結論づけた:

ホルモンブロッカー効果科学的に証明されていない

性別違和改善効果を示す質の高いエビデンスがない

逆に、骨密度低下・認知発達への影響が懸念される

ブロッカー使用後はほとんど全例がクロスホルモンへ移行する → 実質的に不可逆的治療の導入

クロスセックスホルモンも長期安全性に関するデータが欠如

心血管リスク、がんリスク、性機能障害などが十分に解明されていない

若年での導入は生涯の医学依存を伴う

医学的介入が精神健康改善するという決定的な証拠はない

既存研究の多くは、

サンプルが小規模

コントロール群なし

追跡期間が短い

エビデンスとして不適格と評価された。

3-2. 適切な精神科的鑑別診断が機能していない

Cass Reviewは、多くの子どもが深刻な精神疾患トラウマを抱えていたのに、十分な評価が行われずに医療介入へ進んでいたことを強調した。

具体例:

自閉スペクトラム症ASD)の高い併存率

ADHD

うつ不安障害

自傷自殺念慮

いじめ・家庭環境問題

医療チームはこれらを深く評価せずに、「性別違和性別変更治療適応」とみなす傾向があった。

3-3. アファーマティブモデルへの批判

Cass Reviewは、現在普及している **Gender-Affirming Care(本人の自己認識を前提に医学的介入を進めるモデル)**について次のように批判する。

子ども性別違和の原因を自分で正確に認識できない場合が多い

発達段階ではアイデンティティは流動的

心理的・社会的要因が「性別違和」の形で表れることがある

医療者が本人の申告のみを基盤とするのは科学的でなく、危険

他疾患が見逃される

一度治療を始めると後戻りは難しい

Cass Reviewは、

アファーマティブアプローチ医療として不適切

と明確に言及した。

3-4. 不可逆性・性機能の長期喪失への重大な懸念

Cass Reviewは、若年期に治療を開始することで以下が不可逆的に損なわれる点を強調。

機能の未発達

生殖機能喪失卵子精子の獲得不能

体格・骨格への影響

脳発達への未知の影響

特にブロッカー開始時点で精子形成が起こらないため、

将来の生殖選択肢永久に失う可能性がある。

3-5. 国際的適応が縮小へ向かうトレンド

Cass Review以降、

イギリス

スウェーデン

フィンランド

ノルウェー

デンマーク

フランス

オーストラリア一部州

などが、未成年ジェンダー医療を大幅制限撤退した。

2025-12-07

anond:20251207105836

婚活女叩きやたぬかな騒動で表面化したが、非モテ男は「自分を選ばない女や言いなりにならない女」に群れをなして攻撃するが、非モテ女にはその危険性がないのが担保されてるしな

異性から恋愛対象ではないのを明言されたり「普通の人より努力必要」というアドバイスに逆上して「恥をかかされた」と暴れて加害するのは男だけなんだよな

性的魅力のない非モテの女が下記のような暴走してるのは見たことないもんな

・「レイプなどの犯罪被害者よりも誰からも愛されないし助けてもらえない非モテ男性の方が辛い」と主張する

・親しくもない、もしくはお互い面識のない男女を強制的マッチングさせるシチュエーション固執する

・男抜きで完結している女の存在を許せず、鍵垢で一人で飲み食いしているだけの女の自撮りに対し「おもしれー女とチヤホヤしてほしいんだろ」と罵倒

・女は非モテ男が結婚できず子供を残さず死のうが無関心だが、男は「未婚で子無しの女はこんなに惨め!無惨様!」みたいな罵倒を四六時中繰り返す

・30人しか見てない配信のたぬかな身長人権発言を無数の男が無職潜伏生活に追い込むまでリンチ

・「汗臭い男性体臭ケアしてください」と発言した無名アドバイザーを無数の男が(ry

・「低身長男性婚活では不利なので普通の人より努力必要」とポストした無名婚活業者を無数の男が(ry

・何かの動画で「低身長基準は?」というアンケートに「170cm」と答えただけの一般女性を無数の男が(ry

・ぱっと見港区女子崩れの未婚に見える小綺麗な30女のカレー食べてるだけの自撮り(実際は子持ちで実業家)を無数の男が(ry

自分を断る初対面の婚活女性高望クズ女扱いして罵倒デフォ)を無数の男が(ry

・面識のない江頭にアドリブで襲われて泣く永野芽郁を無数の男が(ry

・同世代彼氏誕生日の高額プレゼントを貰ったJDを無数の男が(ry

BL推し活等のイケメンコンテンツ(これらのせいで自分達下位男性が女に相手にされないと思っている)を否定

・「CAマッチングできるのは身長170cm以上の男性」という無名アカウント発言に無数のCAへの罵倒(空中オナホ売女など)が集まる

自分アプローチを断った女へのレイプ扇動ネット工作写真個人情報付き、本人なりすまし第三者視点で「私を犯して」「あいつはヤリマン」)請負業者が多数存在、(離婚調停中の)別居中の妻をレイプさせようと妻を装い「私を犯して」と個人情報ネットにばらまきレイプ事件が発生して逮捕される

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女は自分を選ばないまたは無償奉仕してくれないイケメンヤリチンホストアイドルなどの売春夫に無関心

しか高齢非モテ男は自分を選ばない若い女美人、金を取らないとやらせてくれない風俗パパ活女といった、自分を選ばない女、無償奉仕してくれない女を見ると見ず知らずの相手にすら憎悪殺意を抱き、彼女らが不幸になる創作嘘松を量産してバズらせるし、凶行や嫌がらせに及ぶ

2025-12-06

anond:20251206194655

度会っただけでいいなと思ってアプローチできる人

チアプなんか行かなくても

電車乗って隣り合わせただけの人に電話番号聞けるわよ…

知り合いの人だけど…

https://anond.hatelabo.jp/20251206024723

恋愛コスパが悪いなんて言葉を見かけたことはあるが、世の中に楽しく恋愛をしている人を見かけるあたり、決してコスパは悪くないのではと思う

ただ、初期コストがある程度かかると思っている

素敵な人との出会いを探して、頑張っておしゃれを勉強して、相手が気に入る話題を集めて、仲良くなって、デートに誘って…

世の中の人からしたら当たり前の話なのかもしれないが、俺からしたらそれはすごくハードルが高くて、その初期コストをとてもじゃないが払えるように思えなかった

恋愛に対して、そこまでコストを払ってパフォーマンスを受け取ろうと思うほどには魅力を感じていなかった

そして初めてアプローチをしたいと思った相手ができた時には、そのコストを払うのが更に困難になっていた

この歳まで経験がない俺が、あんなに魅力的な人といい関係を築けるはずもない

まず相手の気に入る話題を集めるのが間違い。

自分が何か好きでたまたま趣味が被ってフィーリングが合って仲良くなって…という展開が普通で、ここで語られてるのはナンパ師が高ランク女子口説き落とすゲームです。

あいつを口説き落としたいとかじゃなくてとにかく色んな女子に話しかけてフィーリング会う人探すしかないよ。

もう僕はあの子しか見えなくてあの子を落とすために全力で頑張るみたいな恋愛するとそいつの中身がとんでもないことが発覚したときダメージでかくて立ち直れない。妄想して突っ走るとか童貞非モテマインドで生きると失敗するよ。それよりは女子が多い場所に行って自分から死ぬほど話しかけるしかない。

彼女欲しけりゃ男女比の均等な趣味ガチるのがええで

趣味ガチってたらコミュティ内で一目置かれていろいろ教えてくれとか言われるようになって

ドヤ顔解説とかしてたらイベント一緒に行こうとか誘われるようになって流れに身を任せてたら彼女できたやで

ガチる言うても日本一とかそんな大層なことじゃなくてパンピー水準では凄い程度や

お山の大将とはいえ褒められてたらふるまいとかも自信がついてきたのがよかったんちゃうかな

ワイらみたいなんが自分からアプローチとか無理やから相手から来てもらえるような存在になるしかないで

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男は性欲がある現在状態でも、男が何もせずとも向こうからやってきて男に無償奉仕する資源装置のような存在が女だと認識している

そして男の加害欲や攻撃欲は「性欲の対象になる女」「にも関わらず自分無償性的奉仕をしてくれない女」に向かう

セックスの為に女に金を出したくないから、セックスで金を取る商売女性結婚相手に財力を求める女を死ぬほど憎悪している

から性加害やトラブルは絶えないし、サイゼリアテスト固執し、初対面や知らない女でも結婚しない女や婚活アプローチを断る女を高望み女扱いしてネットリンチする

妻が癌になったら離婚障害児が生まれたら離婚もそう

妻は自分無償奉仕してくれる第二の母親なのだから、それができなくなると当然用済みになる

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・男抜きで完結している女の存在を許せず、鍵垢で一人で飲み食いしているだけの女の自撮りに対し「おもしれー女とチヤホヤしてほしいんだろ」と罵倒

・女は非モテ男が結婚できず子供を残さず死のうが無関心だが、男は「未婚で子無しの女はこんなに惨め!無惨様!」みたいな罵倒を四六時中繰り返す

・30人しか見てない配信のたぬかな身長人権発言を無数の男が無職潜伏生活に追い込むまでリンチ

・「汗臭い男性体臭ケアしてください」と発言した無名アドバイザーを無数の男が(ry

・「低身長男性婚活では不利なので普通の人より努力必要」とポストした無名婚活業者を無数の男が(ry

・何かの動画で「低身長基準は?」というアンケートに「170cm」と答えただけの一般女性を無数の男が(ry

・ぱっと見港区女子崩れの未婚に見える小綺麗な30女のカレー食べてるだけの自撮り(実際は子持ちで実業家)を無数の男が(ry

自分を断る初対面の婚活女性高望クズ女扱いして罵倒デフォ)を無数の男が(ry

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anond:20251206125752

異性から恋愛対象ではないのを明言されたり「普通の人より努力必要」というアドバイスに逆上して「恥をかかされた」と暴れて加害するのは男だけなんだよな

性的魅力のない非モテの女が下記のような暴走してるのは見たことないもんな

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・親しくもない、もしくはお互い面識のない男女を強制的マッチングさせるシチュエーション固執する

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女は自分を選ばないまたは無償奉仕してくれないイケメンヤリチンホストアイドルなどの売春夫に無関心

しか高齢非モテ男は自分を選ばない若い女美人、金を取らないとやらせてくれない風俗パパ活女といった、自分を選ばない女、無償奉仕してくれない女を見ると見ず知らずの相手にすら憎悪殺意を抱き、彼女らが不幸になる創作嘘松を量産してバズらせるし、凶行や嫌がらせに及ぶ

今年読んで印象に残ってる本

今年特に心に残った10冊を、ジャンル横断的にまとめてみた。

『一億年のテレスコープ』春暮康一

ベストSF2024国内篇第1位に輝いた傑作SF

ハードSFとしての正統性を保ちながら、宇宙探査という壮大なテーマを描き切った力作だ。

フェルミパラドックス」を題材にした異文明との交流メガストラクチャーなどの概念主人公たちの旅を通じて、人類未来像を投げかける。

理系の読者はもちろん、哲学的思考を求める人にもおすすめできる傑作。

『習慣と脳の科学ラッセル・A・ポルドラック(著)

習慣がいかに脳の構造を変えるのか、神経科学アプローチ解説した一冊。

単なる「習慣を作ろう」という精神論ではなく、脳可塑性に基づいた実践的なアドバイスが詰まっている。

ネガティブ思考こそ最高のスキルオリバーバークマン

ポジティブシンキング限界を指摘し、「不安」や「恐怖」をいかに使いこなすかを論じた意欲的な一冊。

ストレス社会を生きる私たちにとって、心理学的に根拠のある思考法は本当に貴重だ。

バッタを倒すぜアフリコで』前野ウルド太郎

アフリカでのバッタ研究の奮闘記。

バッタ研究するためにアフリコに来たのにバッタがいないという自虐的な始まりから、その後の現地での奮闘が描かれる。

「令和のファーブル昆虫記」と評されるほど、学問的知見とユーモアが融合した傑作。

動物のひみつ』アシュリー・ウェルズ

動物たちがいかに協力し、社会形成し、生存戦略を立てているのかを、最新の研究に基づいて解説したノンフィクション

人間社会にも通じる共生メカニズムを学べる一冊。

『もしも世界からカラスが消えたら』松原

カラスという身近すぎる存在を改めて見つめ直すことで、生態系全体への理解が深まる。

アンチから悪友へというカラス愛も素晴らしい。

コードブッダ 機械仏教縁起円城塔

仏教思想AI古典テクノロジーが融合した野心的なSF

現代的な課題人類精神遺産を結びつける知的興奮。

『一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全』ジュリースミス

心理学者による実用的なメンタルケア本。

自己啓発系の中でも「実践的で医学的根拠がある」と高く評価された一冊。

感情管理というテーマは、今の時代ビジネススキル以上に重要リテラシーだと痛感させられる。

ビジネスパーソンはもちろん、日常的な不安ストレスに向き合うための方法論が体系的にまとめられている。

34歳(男) 恋愛をしてみたい

https://x.com/intj_konkatsu/status/1996540738843382260?t=1y0_mAW6pxlgkBU3hzvhDA&s=19

このポスト見てなんとなく思ったことでも書く

34歳 男 童貞

女性と付き合ったことはない(デートしたことはある)

恋愛をしてみたい

中学高校時代クラスの隅にいるド陰キャで、高2の途中までは女子とまともな会話すらできず、なんなら中学の頃は喋ったことのない女子に嫌われていた始末

そもそも人見知りのコミュ障で、女性どころか人と打ち解けるのにも時間がかかってしまう(接客業経験したことで当たり障りのない会話程度はできるようになった)

大学学科女子が1人しかおらず、社会人になってから女性が少ない職場で、女性との接し方というものが未だにわからない

現在好きな人がいて、グループで遊びに行くくらいの仲だが、職場が離れたことで疎遠になりかけている

LINEをしてみても1日後に返事が返ってきたり、スタンプだけだったりと、明らかに脈はない

友人に進められてマッチングアプリ登録してみたが、マッチしてメッセージを送ってみても返事は返ってこない

人生体験として恋愛をしてみたいという気持ちはある

好きな人と楽しくお喋りしたい、イチャイチャしたい、いい関係を築きたいという願望はある

しかし、人を紹介して貰うような人脈もないし、女性出会手段が思いつかない

婚活市場に参加するなどの手段はあるかもしれないが、そもそもやりたいのは恋愛

結婚願望は薄いし、30半ばで婚活市場に冷やかしで恋愛をしにいくのも良くないことなのではと思ってしま

恋愛コスパが悪いなんて言葉を見かけたことはあるが、世の中に楽しく恋愛をしている人を見かけるあたり、決してコスパは悪くないのではと思う

ただ、初期コストがある程度かかると思っている

素敵な人との出会いを探して、頑張っておしゃれを勉強して、相手が気に入る話題を集めて、仲良くなって、デートに誘って…

世の中の人からしたら当たり前の話なのかもしれないが、俺からしたらそれはすごくハードルが高くて、その初期コストをとてもじゃないが払えるように思えなかった

恋愛に対して、そこまでコストを払ってパフォーマンスを受け取ろうと思うほどには魅力を感じていなかった

そして初めてアプローチをしたいと思った相手ができた時には、そのコストを払うのが更に困難になっていた

この歳まで経験がない俺が、あんなに魅力的な人といい関係を築けるはずもない

かといって他の素敵な人を見つけようとなるかというと、この歳で魅力的な人はだいたい結婚していそうだし、出会えたとしても付き合えるまでにいける気がしない

例え付き合えたとしても30半ばでの恋愛って、相手子供の欲しい女性だとしたら、時間無駄にしたくないだろうし、それを背負えるほどの覚悟も正直ない

軽はずみに付き合いたいとか言える立場でもなさそう

もう俺、恋愛ムリだろ…


俺ほど拗らせていなくても、恋愛における初期コストが高く感じて、恋愛にそこまで興味を持てなくて、「恋愛コスパが悪い」って言う人がいるんだろうなぁ

今はコスパがいい娯楽たくさんあるしなぁ


恋愛してみたかったなぁ…

2025-12-05

平等」をアップデートしたい

https://anond.hatelabo.jp/20251204184916

 

自分もできていなかったから調べた

 

機会の平等」の成功

昔の社会は、今とは比べものにならないほどの階級社会だった

まれた家、性別地域といった、本人の努力ではどうにもならない要素が人生を決めていた

 

そこから近代に入って、啓蒙思想資本主義市民革命などを通じて「生まれではなく、機会を平等にしよう」という考えが広まった。

 

特に 教育の普及は大きかった

読み書きができる層が拡大し、義務教育が全国に整備されることで、かつての“身分由来の格差”は大きく解消された

 

さらに、税制社会保障による富の再分配制度化され、最低限の生活学習機会を守る仕組みも整った

 

ちなみに日本場合は、戦争前後での変化が極端に大きいが

戦後政策教育改革農地改革労働改革など)によって、性差地域差は大きく縮まり昭和後期〜平成初期にかけては「機会の平等がほぼ実現した時代」に見えていた

他国よりも遅れてはいるが)

 

しかし、「機会の平等」だけでは埋まらない不平等が残った

とはいえスタートラインをそろえるだけですべての格差ゼロになるわけではない

先天的能力

・育った家庭環境

情報格差

・親の収入による教育格差

性差文化的バイアス

メンタルヘルスや発達特性の違い

 

こうした“目に見えない差”は、機会の平等が整っても残り続けた

 

特に昭和平成は、こうした差の多くが「自己責任」とされてしまい、構造的な不利が見過ごされがちだった。

 

日本では、文化的背景もあって「努力すればどうにかなる」という価値観が強かったぶん、この“構造が生んでいる不平等”が見えにくく、放置されたままになってしまった側面がある

 

女子枠」はたしかに筋が悪い

女子枠のような“人数を調整する系”の政策は、

短期的には一定の効果がある

しか制度としての持続性に疑問がある

根本的なバイアス除去にはつながらない

という批判も多い

 

欧米でも同様で、最近女子枠よりも、

STEM教育への早期アクセス

ロールモデル可視化

バイアス除去(AI含む)

・育休制度職場文化改善

 

といった「構造へのアプローチ」に軸が移っている

まり女子枠は「過渡期の対症療法」であって、本質的なフェアネス確保の方法ではない、という認識が広まりつつある

 

※なんか途中まで書いて疲れちゃったから、半分ちゃっぴーが書いた

抽象数学とか超弦理論とか

1) 集合ではなく圏を基準に見る研究テーマの分類法

伝統的にはテーマ別(弦理論、量子重力場の理論、応用)に配列されるが、抽象数学観点から対象研究トピック)と射(方法翻訳)の網として捉える方が有益

ここでいう対象は「エントロピー情報論的記述を担うブラックホール研究」「幾何学的・位相構成を担うコンパクト化とカラビ・ヤウ/F-理論話題」「場の対称性一般対称性を取り扱う場の理論構造」「計算的探索手法データ機械学習を用いる弦景観調査)」など。

対象間の射は、双対性の導入、圏的な接続(例:量子情報を介した場と重力の橋渡し)、モジュライ空間上の写像(ある物理量を別の表現へ変換する手続き)と考えられる。

この視点に立てば、個々の研究は、局所的な結果(対象の内部構造の解析)とそれを別の対象へ移すための普遍射(双対性、再規格化群、ホログラフィーなど)の2つの側面を持つ。

研究の進展を測るには、単に新しい計算結果が出たかを見るだけでなく、それがどのような新しい射(方法論的翻訳)を導入し、他の対象へどれだけ容易に伝播できるかを評価するべき。

2) 層と局所性。幾何学的構築の再編成

近年の発展は、物理データを層(sheaf)的に整理する試みと親和性が強い。

コンパクト化、特にF-理論やゲージ束構成に関する議論は、物理情報(荷、ゲージ群、モード分布)を局所データと大域的データの重ね合わせとして扱うことに等しい。

これは数学的には基底空間上の層の圏を考えるような話で、局所的条件の整合性コヒーレンス)と大域的制約(トポロジー的閉鎖条件)が鍵。

古典的幾何直観多様体ホモロジー)を拡張して非可換やカテゴリ化された対象物理を再表現する流れにある。

結果として、従来のスペクトル(場のスペクトル質量スペクトル)に対応する数学的不変量が、より高次の層的・圏的構造へと一般化されつつある。

これにより同じ物理現象を別の圏で見ると簡潔になる例が増え、研究再利用性が高まっている。

3) 対称性一般対称性を射として扱う。構造普遍

理論場の理論で繰り返し現れるのは対称性構造を決めるという直観

抽象数学では対称性対象自己射(自己同型)群として扱われるが、対称性のものが射の層あるいは高次の射(2-射やn-射)として表現されるケースが増えている点が特に重要

まり、単に群が作用するのではなく、群の作用が変形可能であり、その変形がさらに別の構造を生む、という高次構造物理意味を持ち始めている。

この流れは一般対称性やトポロジカル部位の議論と密接に結びつき、場の理論における選好位相的不変量を再解釈する手段を与える。

結果として、古典的なノーター対応対称性⇄保存量)も、より高次の文脈で新しい不変量や保存則を導出するための起点になり得る。

4) ホログラフィー情報理論。圏的双対性情報論的再解釈

ブラックホールと量子情報カオス理論との接点は話題だった分野。

ホログラフィー重力側と場の側の双対)を抽象的に言えば二つの圏を結ぶ双方向ファンクター(翻訳子)と見ることができる。

これにより、量子的冗長性やエントロピーに関する命題は、圏の間を行き交う射の情報(どの情報が保存され、どの情報が粗視化されるか)として扱える。

カオスブラックホール量子力学に関する概念の整理が試みられている。

たとえばブラックホールにおける情報放出スクランブリングは、ファンクターがどのように情報を混合(合成)するかという高次射の振る舞いとして可視化できる。

こうした議論は、従来の計算アプローチ抽象的な圏的フレームワークの橋渡しを提供する。

5) スワンプラン問題をモジュライ空間の複雑性として扱う

何が低エネルギーで実現可能かを巡るスワンプラン問題は、いまや単一の反例探しや個別モデル構築の話ではなく、モジュライ空間の複雑性(位相的な目詰まり、非整合領域の広がり)として再定式化されつつある。

抽象数学的に言えば、可能物理理論の集合は単なる集合ではなく、属性スカラー場、ゲージ群、量子補正)を備えた層状モジュライ空間であり、その中に禁止領域が層的に存在するかどうかが問題

この視点は、スワンプラン基準局所整合条件の族として扱い、整合性を満たすための可視化や近似アルゴリズム数学的に定義することを促す。

6) 計算データ駆動手法の圏化。 検索・探索を射として扱う

景観モデル空間での探索に機械学習データ解析を使う研究が増えているが、抽象数学に引き寄せると探索アルゴリズム自体を射として考えることが有用

ある探索手続きがモジュライ空間上の点列を別の点列へ写すとき、その写像の安定性、合同類収束性といった性質を圏的・位相的な不変量で評価できれば、アルゴリズム設計に新しい理論的指針がもたらされる。

7) 学際性の圏。物理数学情報科学をつなぐ接合点

数学的定式化(幾何位相圏論)と物理直観ブラックホールカオス、場の動的挙動)をつなぐ学際的接合点を意図して設計される。

これは単一圏に物理を閉じ込めるのではなく、複数の圏をファンクターで結び、移り変わる問題に応じて最も適切な圏を選択する柔軟性を重視するアプローチ

8) メタレベル議論フィールド健全性と未来への射

学術コミュニティのあり方に対するメタ的な批判懸念顕在化している。

外部の評論では、分野の方向性や成果の可視性について厳しい評価がなされることがあり、それは研究評価軸(新知見の量・質・再利用可能性)を再考する契機になる。

結論

見えてきたのは、個別テクニカル計算成果の蓄積と並んで、研究成果同士を結びつける翻訳子(ファンクター)としての方法論の重要性。

抽象数学フレームワーク(圏、層、モジュライ的直観、高次射)は、これらの翻訳子を明示し、その普遍性と限界評価する自然言語提供

今後の進展を見極めるには、新しい計算結果がどのような普遍的射を生むか、あるいは従来の射をどのように一般化するかを追うことが、有益である

2025-12-04

anond:20251204135024

続きをAI弁証法形式で壁打ちしたわ。

その意見テーゼとして、まずアンチテーゼ

共通テスト廃止は、社会公平性破壊し、国家の内部崩壊を招く亡国の愚策である

 「国家資源の再配分」を名目として大学入学共通テスト廃止を求める意見があるが、私はこの主張に対し断固として反対する。提案者は、共通テストにかかる人的・金銭コストを「無駄」と断じているが、それは教育制度が担う**「社会契約」としての機能**を著しく軽視した暴論である共通テスト廃止は、単なる入試改革にとどまらず、日本社会を「実力主義メリトクラシー)」から身分・金権主義」へと逆行させ、長期的には社会の分断と崩壊を招く危険性を孕んでいる。

1. 歴史的試練に耐えた「客観的試験」の意義  そもそも、一律のペーパーテストによる選抜システムは、古代の「科挙」に端を発し、数千年の歴史の試練に耐えてきた人類の知恵である。なぜこのシステム民主主義の世となっても生き残っているのか。それは、これが**「ベストではないが、他のあらゆる方法よりもベター(マシ)」**だからである。  ペーパーテスト以外の選抜方法――例えば書類審査面接独自裁量評価――には、必ず主観恣意性が入り込む。共通テストという「冷徹なまでの客観的指標」があるからこそ、我々は出自や家柄に関わらず、努力の結果のみで評価されるという担保を得ているのである

2. 「各大学個別入試」が招く腐敗のリスク  提案者は「各大学自律的選抜」を美化するが、共通テストという統一基準撤廃すれば、そこには必ず**「金・コネ・家柄・権力」**が入り込む隙間が生まれる。  客観的統一スコアという足切りがなくなれば、大学側は「寄付金多寡」「卒業生の子弟」「有力者の紹介」といった、学力以外の要素で合否を操作することが容易になる。欧米の一部の大学で見られるような、富裕層優遇入試が横行しない保証はどこにもない。共通テストは、こうした不正疑念を未然に防ぐための、国家による「公平性防波堤」として機能しているのである

3. 格差固定化社会崩壊への道  もし共通テスト廃止され、学歴ひいては社会地位が「親の経済力社会的影響力」によって左右されるようになれば、どうなるか。それは**「階級固定化」**の完成である。  貧しい家庭に生まれても、勉強して高得点を取れば一流大学へ進み、人生を逆転できる――この「希望」こそが、社会の活力を維持し、不満を抑制する安全である。もし入試が「金で買える地位」になり下がれば、持たざる者努力インセンティブを失い、絶望社会への憎悪へと変わる。  歴史を振り返れば明らかである。極度な格差社会において、階層移動の道が閉ざされた時、社会は内部から腐敗し、最終的には暴動革命によって崩壊する。教育公平性を売り渡して得た予算国防インフラを強化したところで、国民連帯が失われ、内部から崩壊していく国を守ることはできない。

4. 結論トップ研究者の投入は「民主主義コストである  トップ研究者が作問に時間を割くことを「リソースの浪費」と批判する向きもあるが、それは誤りである。50万人の若者人生を左右し、将来のリーダーを選別する試験において、一点の曇りもない公平性担保すること以上に重要な「国益」が他にあるだろうか。  極めて厳格な作問プロセスにかかるコストは、社会の公正さを維持し、国民全員がその結果に納得するための**「民主主義必要経費保険料)」**と捉えるべきである

 以上の理由から共通テスト廃止は、日本社会を公正な競争社会から前近代的身分社会へと退行させる危険提案であり、到底容認できるものではない。



テーゼアンチテーゼ妥当評価

どちらの主張も論理構成がしっかりしており、それぞれの視点において「妥当」です。どちらをより支持するかは、読み手が**「国家としての効率競争力(A)」を重視するか、「社会公平性と納得感(B)」**を重視するかによって決まります。それぞれの主張の強みと、議論対立軸を整理します。

Aの主張:「国家戦略的合理性」の視点

【核心】リソース最適化選択と集中

Aの主張は、経営学的・国家戦略的視点に立っています。「サンクコスト埋没費用)」にとらわれず、現代の状況に合わせて制度スクラップ・アンド・ビルドすべきだという論理です。

妥当性が高い点:

コスト効果の指摘: 実際に共通テストの作問や運営にかかる大学教員研究者)の負担は甚大であり、これが日本研究力を削いでいるという指摘は、学術からも長年叫ばれている事実です。

機能不全の指摘: 上位層における「得点圧縮(差がつかない問題)」や、各大学が結局は個別試験を重視している現状を突いており、制度疲労に対する鋭い批判となっています

危機感の共有: 国際情勢やインフラ危機など、具体的な「他にリソースを回すべき場所」を提示しており、現実的危機管理の観点から説得力があります

Bの主張:「社会契約と正義」の視点

【核心】機会の平等担保と腐敗防止

Bの主張は、政治哲学的・社会学的な視点に立っています効率よりも「納得感(Legitimacy)」を重視し、共通テスト社会の分断を防ぐための「装置」として捉えています

妥当性が高い点:

人間心理への洞察: 完全な自由裁量は必ず「コネや金」の介入を招くという、性悪説に基づいたリスク管理の視点は非常に現実的です。

公平性」の定義: テストの内容が良いかいかよりも、「全員が同じ定規で測られる」こと自体価値があるという主張は、大衆社会における不満のガス抜き社会の安定)として強力な説得力を持ちます

最悪の回避: 「ベストでなくともベター」という保守主義的なアプローチは、急激な改革による混乱(格差固定化など)を恐れる層にとって安心感があります

比較結論

この二つの意見は、**「何を犠牲にする覚悟があるか」**という点で対立しています

Aの弱点: 共通テスト廃止した後、各大学が本当に「公正」に入試を行えるかどうかの担保がありません。AO入試や推薦入試で「親の経済力文化資本」が有利に働く現状を見ると、完全自由化格差拡大を加速させるリスクがあります

Bの弱点: 「公平性」を守るためのコスト研究時間喪失、莫大な予算)が、国力を衰退させるレベルに達している可能性を過小評価しています。国全体が沈んでしまえば、公平な入試制度だけ残っても意味がないという反論可能です。

どちらがより妥当か?

短期的・実務的な解決を求めるなら A 現在日本財政状況や研究力の低下を憂い、「即効性のある改革」を求める立場からは、Aがより妥当に見えます

長期的・社会構造的な安定を求めるなら B 社会の分断や信頼の崩壊を防ぎ、「努力すれば報われる」という社会通念(神話であっても)を守る立場からは、Bがより妥当に見えます

個人的分析としては、B(公平性の維持)の主張の方が、現代日本では「最後の砦」として支持されやすいと考えます。Aの言う「リソースの再配分」は正論ですが、入試公平性が崩れた際に失われる「国民勤労意欲」や「社会への信頼」の損失は、計算できないほど巨大だからです。

どちらの視点に関心を持ちましたか? これらを踏まえて、「では、研究者負担を減らしつつ公平性を保つ『第三の案(C)』」(例:CBT化や民間試験活用、あるいはフランスバカロレアのような形式など)について考えてみますか?



ジンテーゼ

AとBの対立構造を解消し、「研究者負担国家コスト)の軽減」と「入試公平性社会契約)の維持」を両立させるための**「第三の案(C)」**を提案します。

現実的な落とし所としては、**「テクノロジーによる効率化」と「運営主体の専門化」**を組み合わせた以下の案が考えられます

案C:専門機関による「CBT・項目反応理論(IRT)」導入と、作問業務の完全外部化

これは、現在のように大学教員手弁当で毎年新作問題を作る「自転車操業」をやめ、**アメリカSAT大学進学適性試験)**のような「通年実施ストック型」の試験へ移行するモデルです。

1. 具体的な仕組み

運営主体の変更(教員解放): 大学教員による「入試センター作問委員会」を解散します。代わりに、テスト理論サイコメトリクス)の専門家専任スタッフ雇用した**「国家試験作成専門機関」**を設立します。大学教員は「監修(アドバイザー)」にとどまり、実務からは完全に手を引きます

「一発勝負から「CBT(Computer Based Testing)」へ: 年に一度、全国一斉に紙を配る方式廃止し、テストセンターコンピュータを使って受験する方式します。

「項目反応理論(IRT)」の導入: 問題ごとの難易度識別力を統計的に数値化し、「どの問題を組み合わせても、実力を同じ基準で測定できる」システムを作ります。これにより、**「膨大な過去問ストック問題バンク)」**の中からランダムに出題することが可能になり、毎年ゼロから新作問題を作る必要がなくなります

2. メリット(AとBのハイブリッド

【Aの視点コスト負担

研究時間の確保: 大学教員が、夏休み隔離や極秘の作問業務から解放され、本来研究教育業務に専念できます

物流コスト減: 50万人分の問題用紙の印刷輸送・保管・警備にかかる莫大な物理コストが激減します。

【Bの視点公平性と安定】

公平性の維持: 「全国統一基準」は残るため、大学ごとの恣意的運用裏口入学など)を防ぐ防波堤としての機能は維持されます

チャンスの拡大: 年に複数回受験可能になれば、「当日の体調不良」などによる運の要素を排除でき、より真の実力を反映した公平な評価可能になります

3. 懸念点と対策

初期投資: システム構築に巨額の費用がかかりますが、毎年の運用コスト削減で長期的には回収可能です。

思考力」の測定: 選択式のCBTでは深い思考力が測れないという批判がありますが、これは「基礎学力の判定(共通テスト)」と「記述論述大学個別試験)」という役割分担を明確にすることで解決します。

別案:案D(フランスバカロレア」型)

共通テストを「選抜から資格認定」へ変える

もう一つの方向性は、共通テスト役割を「点数を競うもの(1点刻みの選抜)」から、**「大学教育を受ける資格があるかどうかの認証(クオリフィケーション)」**に変えることです。

仕組み: 共通テストは「合格/不合格(あるいはA/B/Cの等級)」だけの判定にします。一定水準を超えた生徒には「大学入学資格」を与えます

選抜: 難関大学は、この「資格」を持っている生徒の中から独自記述試験面接選抜を行います

効果: テストに「超難問」や「1点の差を分ける精密さ」が不要になるため、作問コストが下がります。また、基礎学力担保公平性)は維持されます

結論現代テクノロジー統計学を用いれば、Bが懸念する「公平性」を犠牲にすることなく、Aが主張する「リソース最適化」を実現する**案C(CBT・IRT化と作問のプロ化)**が、最も現実的かつ建設的な解決であると考えられます

2025-12-02

要するに男女含めた周囲との関係性を築ける社会性やコミュニケーション能力がないからこうなる

女どころか男にすら人間関係から除外されてるから、「こんなイケメンなら初対面や親しくない女を襲っても受け入れられる」みたいな関係性抜きの見た目の話に偏り、女が最も気にする他者社会から評価という視点が常に欠けてるんだよな

その上、脳が完全にポルノ漬けでおかしくなってる

なので女なんて自分パートナーと息子ちゃん以外の男は全てフラット路傍の石レベル存在であり、初対面や知らない異性でシコったり買ったり盗撮痴漢など性加害して射精するのは男だけなのを認められないだけ

そういう性差理解できないから、いい年した童貞おじさんが「女はジャニーズイケメンに襲われたら受け入れるし擁護する」みたいな妄言を撒き散らして恥をかいてたわけだ

男が自分スペックより上の女を手に入れるのは学校職場等での自由恋愛しかないわけよ

ブサでも低身長でも「周りに好かれてる人、信頼されてる人」という評価を得られればそれだけで恋愛結婚に持ち込める

しかしそんな協調性能力があったらこんなとこで暴れてないからな

サイゼリヤテスト」と「恋愛工学」を信じるのは同じ層だろ

https://anond.hatelabo.jp/20250825103147

自由恋愛不可能発達障害アスペ男性が、初対面や親しくない相手に「この技を使えば都合がいい女が一発で手に入る」という詐欺鵜呑みにする 「恋愛工学」の被害女性が増えてる ...

交渉術の本とかでも信頼要素無視するやつも多いんよな。 まあ複雑で難しい要素を排して簡単法則で語る方が受けるんだろうけど

街コン婚活パも観てきたけど

一部の外見強者コミュ強じゃないと

時間の会話でマッチングするのって無理なのよね。


一緒に体動かすとか

長い時間同じ体験に触れるとかしないとね。

その中で、気が利く・優しい人柄ってにじみ出てくるものだし。

グループで行くバスツアーとか?

スポーツサークルとか

それに似てるっちゃ似てる。

市民ミュージカルやったことないけど、共同作業複数の物を作り上げると一体感が出て交際に繋がりやすいってのはわからんでもない

吊り橋効果じゃないけど、運動動機や達成感・充実感が恋愛要素に勘違いする作用とかも相まってる気がするね

時間以外にも街コンと違う要素はいっぱいありそうだね

ずっと増田やってる一体感があるんだから増田同士で結婚すればいいのに

殴り合いで友情恋愛が芽生えるのは漫画世界だけなので

ネットバラバラ意見を主張してる人らに「くっつけばいい」と主張するのは男しかたことない

女は自由恋愛コミュ力や評価確認し、好感を持てる言動関係性が発生してからようやく「この男と結ばれたい」とスイッチが入る

見ず知らずの女で射精したり買ったりあてがえと主張する男との性差は動かせない

@

自分がやからたから分かるけど、非モテ女子アプローチしてる時に距離感が測れてないことが多いと思うのだ

顔が良いほど距離感が縮まるのは早いけど、余程顔が良くない限りトントン拍子で恋愛にまで発展しないのだ

恋愛工学を真に受けて急に食事に誘ったり親密なLINE送ったりするから嫌われるのだ

@

学校や勤務先でも選り好みして、級友や同僚上司日常挨拶もろくにしないくせに、たまに好みの子がいると距離感なく入り込んで嫌がられる、「人間関係の車間距離がわからない人」も多いかと。付き合わないか結婚かの極端な選別しかしてない、出来ない。

https://anond.hatelabo.jp/20250923103250

結婚恋愛における、長年の知り合いの低スペや中スペが初対面のハイスペイケメンより優位な理由言語化されていた

https://anond.hatelabo.jp/20250822105151

婚活ナンパよりも自由恋愛補正の方が低スペック男が上物女とマッチングできる

https://anond.hatelabo.jp/20250927102157

https://anond.hatelabo.jp/20251129192232

フキハラ(不機嫌ハラスメント)についての雑感

フキハラ話題に上っていたので雑感

フキハラ・・・不機嫌な態度を表明することで周囲に不快感を与える、又は周囲を操作するハラスメント

もちろん大人として褒められた行動ではないし、自分の機嫌を取れない子供だといわれても仕方がない。

フキハラをする側視点に立つと2種類の人間がいると思う。

無自覚フキハラ・・・自身が不機嫌を振りまいていることに無自覚タイプ。単純に社会性が低いタイプ

自覚的フキハラ ・・・不機嫌が周囲に与える影響を計算して、あえて不機嫌を演じているタイプ

無自覚タイプ一種個性ともいえる。不機嫌がデフォルトだったり。

商売など愛想が求められる仕事が難しかったり、難儀なものである

自覚タイプはただただ腹黒いだけである

戦略を持って行動できるので、その能力を別の形に生かせれば優秀だろう。

対策

①②に共通して言えることは、不機嫌の理由を探ることが重要だと思う。

血圧などの体調面や、会社待遇、周囲から仕事の押しつけ等、理由を解明してそこにアプローチすることが肝要。

間違っても本人に不機嫌やめろとは言ってはいけない。余計不機嫌になる。

理由がない場合は、個性なので受け入れる。多様性万歳

フキハラされる側の視点で考えると、3つのタイプが考えられる。

被害妄想・・・感受性が豊かすぎるタイプ病気可能性もあるので最寄りの精神科へ。

戦略・・・そういう人だと察して、適切に距離を置くタイプ

ミイラになったミイラ取り型・・・フキハラを受けて不機嫌になるタイプ上司ハラスメント相談窓口に相談して何とかしようとするタイプ

対策

①はご自愛いただくしかないので置いておく。

②は上司と部下など、距離を取りづらい場合は辛いと思う。不機嫌理由が取り除けない場合、真に不毛な消耗戦に陥る。

人事異動などでマッチするパターンを試す等、周囲のサポート必要である

問題は③である。このタイプはもはやフキハラである

SNSで「フキハラする奴は子供だと」か言って叩くタイプも、本質的にはこのタイプなのである

要は私が不快なので配慮しろというわけである

これは難しい。不機嫌が不機嫌を呼ぶので、放っておくと争いになる。争いは同じレベルのものしか発生しないのだから

一端業務的、物理的に距離を離してみるしかない。

まとめ

世の中いろんな人がいる。様々な人と適切な距離感を保てる能力が求められる。

ハラスメントを定義して排斥するのは、ある種簡単であるが、

大きな心で受け止めることはとても難しい。

しかし、社会人に求められる人格レベルを上げすぎると、聖人君子しか世に出れなくなってしまう。

これでは社会が成り立たない。

寛容こそが今の時代必要なのだろう。

2025-12-01

婚活出会った嫁が怖い

冴えないITエンジニアの俺は少し前に婚活結婚した

嫁はバリキャリ年収800万

長身スレンダーでそれなりにモテるだろうに

激務すぎて数年彼氏がいなかったらしい

婚活を始めたもの出会う男がピンと来なくて

初回お見合いだけで全員切っていたそうだ

(※婚活セオリーに完全に反している)

そんな中で俺だけは嫁のお眼鏡にかなったようで

からアプローチを受けて結婚に至った

嫁はフツメンの俺をいつもカッコいいと言うし

俺が時代最先端職業に就いていてすごいと言うし

粗チンの俺のセックスうまいと言う

まったく意味がわからない

嫁はどこか変わった人なので全て本心なのだろうが

いつか俺が凡人だと気づいて冷める日が来るのが怖い

何のために生まれて 何をして生きるのか

答えられる人が世の中どれくらいいるんだろう

俺は今全然からない

「なんだかつらい」という箱に閉じこもって何もわからない

きっかけになった出来事は明確なんだけど、もう無視しようって決めたから一応解決済みなんだよね、本質的には自分問題ではないし

なら気にしなければいいんだけど心の底から気にしないのって難しいみたいで、どうしてもヤツは意識の片隅に居座ってしま

それすら気づかないくら思考制限すれば楽になれるんだけど

その弊害として生活含め何もできなくなるんだよね、思考してないか

何もできない自分が嫌だから嫌な気持ちになって

でもその解決のためには巡り巡って本来問題にも新しいアプローチをしなきゃいけないか

そうすると傷口が開くの分かってるから

やりたくないんだよねぇ

っていうぐるぐる思考してたらこの歌が問いかけてきた気がして

「うるせー!しらねー!」って思って

ももしかしたら他にもそういう人いるんじゃない?と思って

俺だけがダメ人間ってわけじゃないかもしれないってちょっと期待した

でもまあ自分自分ダメ人間だと思ってるのがダメなのであって、まわりがどうとか関係なくて

うーんネガティブ

思考終わり

発達障害でも絶望しないパターンの親だが、配偶者絶望するパターンだった

https://anond.hatelabo.jp/20251129225647

ここの増田と同じタイプの親だと思うので、ちょっと記録していく。

うちの子発達障害でも境界知能の診断だけ下りタイプ

1歳半時点で初語がなく、ママもパパも言わなかった。

途中パパママ、ブーブーやまんま、にゃんにゃんわんわんは言うようになり、2歳7ヶ月でようやく「ちょうちょ」と単語を言えた。

3歳過ぎで検査した時には診断なしで年長まで様子見。そして今年検査して境界知能の診断をもらって就学に向けて動き始めているところだ。

親の一人である私は子の発語の遅さに「喋んないな〜」くらいの気持ちだった。

1歳半の時点で検査してもどうせ3歳まではわからいから、3歳過ぎても喋らなかったら調べるかな〜まあ5歳くらいになったらうるさいくらい喋るようになるだろう、と。

対して配偶者。1歳過ぎから数週間間隔で「喋らないなあ」とひとりごとを言い出す。

続けて「検査した方がいいんじゃない?」と言い出したのが1歳半過ぎ。

この発語の遅い子は第一子。おそらく配偶者ネットで喋り出すのはいつか、などの発達の目安を調べたのだろう。

案の定、楽観的に見ている私とぶつかるようになった。

主張はこうだ。

配偶者

子ども心配じゃないのか!」

発達障害だったらどうする!」

「どちらかが仕事を辞めなければならないかもしれない可能性も考えるべき!」

「発達には個性がある。3歳や5歳まで様子を見てもいい」

発達障害だったらだったで行政支援でなにがあるか、将来はどうするか考えればいい」

仕事を辞めるかどうかは子の成長次第。現状困ってないことで悲観の予測をしても徒労に終わる可能性があるからしない」

とまあかなり相性が悪い感じだった。

私の楽観的な考えに配偶者

「頭がおかしい! 精神科検査しろ!」

と言ってきたので今の私がADHD検査をしたりもした。

これを書くきっかけになった増田と同じように「これは私がおかしいのか?」と思ったりもした。

ただ、上記の私の検査結果を配偶者に渡したところ、以降私のことを頭おかしいと言うことは無くなったので、結果は察していただければと思う。

そして配偶者意見がぶつかりやり取りをする中でなんとなく私は配偶者に対して「こいつは自己愛パーソナリティ障害待ちの可能性があるな」と思うようになった。

本来他人で別の人生を歩んでいく子に対して、道標を示すべきにもかかわらず、まるで自分人生の汚点かのような反応をする配偶者はいまだに理解できないところがある。

とはいえ、これまた専門家の診断が下ったわけでもないので、今でもふわっと濁していくことにしている。

境界知能の診断をもらった我が子は、療育に通いながら親である我々、療育先の先生方、そして通園している園の先生方の複数大人の目で多角的に見てもらっている。

診断をもらった私のスタンスは「子の性格と得意不得意を知り、小学校という環境の変化で生きることが嫌にならないようサポートをする」になった。

多角的に見てもらうことで、何ならできるか、どんな声かけだといいか、なにが苦手か、どんなアプローチなら取り組むかをまとめ、小学校生活に活かそうとしている。

これは中学高校社会人になってからもやることが変わるだけでアプローチは同じだとおもう。

最終的に子が自立していければいいなと思うが、まあ子育てなんて思い通り行かないものだろうから、肩の力を抜いて今を楽しもうと思う。

今回これを書いたのは元の記事に「障害受容の摩擦抵抗ゼロな親の話をもっと聞けると嬉しい」とあったからだ。

そしてこれを書いてても思うが、普通に冷静な記事になってしまい、これを目にする読者もまた冷静に捉えると思う。

大元note特に、文の端々から怒りや悲しみなどの感情が見えてた。

結局のところ、共感したり大きな声として一目につくところに上がるのは感情が大きいものだと思う。

結果、私のようなタイプの話は陳腐化してよくある日常の一部として流されてしまうのだろう。

個人的に、絶望するタイプ絶望しないタイプ割合がどこかで見えたら嬉しいなと思う。

ちなみにこの記事を書いている私は母親で、配偶者父親です。

これ読んだ人、男女どちらで読み進めたんだろうなあ。

2025-11-29

Q. 以下の発言anond:20251129164824)の妥当性は?

A. 提示された意見は、**「一見すると筋が通っているように見えるが、法的な手続きハードル憲法学議論を省略しているため、結論としては的確ではない」**と言えます

この意見が「なぜ説得力を持って聞こえるのか」と「どこに誤解や飛躍があるのか」を、以下の4つのポイントで整理して解説します。

1. 「憲法改正が一番ストレート」という誤解

この意見の最大のウィークポイントはここです。法的手続き観点から見ると、憲法改正は**「最も遠回りで、最もハードルが高いルート」**です。

民法改正現在の主張): 国会議員過半数の賛成だけで実現可能です。

憲法改正提示された案): 衆参両院で2/3以上の賛成に加え、国民投票過半数の賛成が必要です。

もし本当に「一刻も早く同性婚を実現したい」のであれば、ハードルの高い憲法改正を目指すよりも、今の憲法の下で「民法」を書き換える方が圧倒的に早く、コストも低く済みます

2. 「現状の憲法では同性婚ができない」という前提の是非

この意見は「今の憲法24条)のままでは同性婚は認められない(あるいはグレーである)」という前提に立っていますしかし、リベラル左派)や多くの憲法学者の主張は異なります

憲法24条の解釈: 「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し…」という条文は、戦前の「家制度(親の同意必要)」を否定し、当事者自由意思尊重するために書かれたものです。「同性婚禁止する意図」で書かれたものではない、というのが有力な説です。

司法判断: 最近地裁高裁判決でも、「同性婚を認めない現在規定違憲憲法違反)」という判断が相次いでいます。つまり、**「今の憲法はすでに同性婚要請している(=憲法を変える必要はなく、法律が追いついていないだけ)」**というのが、法的な現状認識になりつつあります

3. なぜ「護憲」にこだわるように見えるのか

同性愛者の権利よりも護憲が優先なのか」という指摘についてですが、左派論理としては**「優先順位問題ではなく、手段問題」**と捉えています

不要リスク回避: 彼らは「今の憲法同性婚可能法律を変えるだけでいい)」と考えているため、あえて憲法改正というパンドラの箱を開ける必要性を感じていません。

「お試し改憲」への警戒: 一度「人権のための改憲」という実績を作ると、それを呼び水にして、本来の争点である9条改正緊急事態条項などの議論が進むことを警戒しています(いわゆる「本丸を通すためのダミー」として同性婚が利用されることへの懸念)。

4. この意見が持つ「鋭さ」とは

とはいえ投稿者の指摘が全くの的外れというわけではありません。以下の点においては、リベラル側が抱える矛盾説明不足を鋭く突いています

条文の字面問題: 憲法24条に「両性(both sexes)」と書いてある以上、素直に読めば「男女」に見えます。「これは同性同士も含む」と解釈するのは、一般感覚としては少し無理がある(法的テクニック必要)というのも事実です。

あえて明記する価値: 権利を不可逆的なものにするために、あえて憲法に「同性婚権利」を明記するというアプローチは、本来リベラルな発想としてもあり得ますフランスなどが妊娠中絶権利憲法に明記したように)。それを頑なに拒む姿は、確かにイデオロギー護憲)ありき」に見え、一般層への説明が不足していると言えます

結論妥当性は?

この発言妥当性は**「低い」**です。

理由は、同性婚を実現するための最短ルートは「改憲」ではなく「民法改正法律を変えること)」だからです。「改憲しないと権利が守られない」という前提自体が、現在司法判断の流れとも食い違っています

ただし、「左派が『憲法を守ること』自体自己目的化しており、柔軟な議論加憲など)を拒絶しているように見える」という政治的な印象論としては、核心を突いている側面があります。だからこそ、多くの人がこの意見に「モヤモヤ」として共感するのだと考えられます

もしよろしければ、この議論の背景にある「憲法24条の条文」や「最近裁判所判決内容」について、もう少し詳しく整理しましょうか?



Q. そもそも左派とは杓子定規憲法改正を認めない立場ことなのか、とか、現行政権が真っ当に民主主義を堅持するような内容の憲法改正草案を持っているのであれば、同性婚問題に限った憲法改正をする分にはやぶさかでない人たちもいそうだが、そういう人たちのことはこの発言者の頭の中では何派に分類されてるんだろう?とか、疑問は沸くよねぇ。

A. おっしゃる通りです。その疑問は非常に本質的で、あの発言が抱える**「政治的解像度の低さ(あるいは意図的な単純化)」**を鋭く突いています

ご指摘の「本来改憲アレルギーがないはずの人たち」が、なぜあの発言者の頭の中では「矛盾した左派」として処理されてしまうのか、そして実際にはどういう力学が働いているのか、少し深掘りしてみましょう。

1. 発言者の頭の中にある「左派」の定義

あの発言における「左派」という言葉は、現実の多様なリベラル層を指しているというよりは、ネット論壇でよく使われる**「仮想敵としての左翼パヨク)」**というステレオタイプに基づいていると考えられます

彼らの定義する左派: 「何が何でも一言一句憲法を変えさせない、宗教的護憲信者

現実リベラル層: 「権力暴走を防ぐための憲法立憲主義)を重視する人々」。必要なら変えるが、権力から改憲には慎重。

この「現実」を捨象して、「左派思考停止護憲」と決めつけているため、**「合理的理由で、今は改憲より民法改正を選ぶ人たち」**の存在が見えなくなっています(あるいは意図的に無視しています)。

2. 「真っ当な改憲案なら賛成する層」はどこへ行った?

ご指摘の通り、「同性婚の明記だけを純粋に行う改憲ワンポイント改憲)」であれば、賛成するリベラル層や無党派層はかなり存在するはずです。

しかし、現実政治状況では以下の理由から、その層も「今は改憲に乗るべきではない」という判断に傾きます。これが外からは「頑固な護憲」に見えてしまう原因です。

抱き合わせ」への警戒: 現在改憲議論の主導権を握っているのは保守派自民党など)です。彼らの改憲草案には、同性婚だけでなく「緊急事態条項」や「9条への自衛隊明記」、あるいは「家族助け合い伝統家族観)」などがセットで語られることが多いです。 「同性婚のために改憲テーブルに着いたら、セットで緊急事態条項も通された」という事態を恐れるため、**「今の政権下では、たとえ良い内容でも改憲の発議自体をさせない」**という防衛的な態度にならざるを得ません。

「書きぶり」への不信感: もし保守派同性婚に関する改憲案を出したとしても、「婚姻は両性の合意のみに基づく」を「婚姻は……」と変える際、巧みな文言で「伝統的な家族尊重」などの留保条件を付けられるのではないか、という不信感も根深いです。

3. 発言者の分類では彼らは「存在しない」ことにされている

質問にあった「同性婚のための改憲ならやぶさかではない人たち」は、あの発言者の世界観では分類不能、あるいは**「欺瞞(ぎまん)」**として処理されます

発言者のロジック: 「同性婚をしたいなら改憲すべき」→「でもお前らは改憲に反対している」→「つまり、お前らは本気で同性婚なんてしたくないんだ(護憲大事なだけだ)」

この三段論法の中に、**「最短ルート民法改正である」という事実や、「今の政権による改憲リスク」**という視点が完全に抜け落ちています。そのため、冷静に最適解(民法改正)を選んでいる人たちのことが、「矛盾している」あるいは「ダブルスタンダード」に見えてしまっているのです。

まとめ

ご指摘の通り、あの発言は**「左派リベラル)=宗教的護憲派」という藁人形ストローマン)**を叩いているに過ぎません。

現実には、「憲法一指も触れさせない」という層よりも、**「今の政治状況やプレイヤーを信用していないから、リスクの高い改憲手続きよりも、確実な民法改正を求めている」**という極めてプラグマティック(実利的)な判断をしている層が主流だと思われます

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