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はてなキーワード: 農地とは

2025-06-01

米は本当に“有事の備え”か?──価格高騰の今こそ見直したい

いま、米の価格過去に例を見ないほど高騰し、家計を直撃しています。背景には猛暑による不作、農家高齢化肥料燃料費の高騰など複合的な要因がありますが、それでも「なぜこんなにも米を特別扱いするのか」と疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

その正当化によく使われるのが、「米は日本主食」「有事の備えとして必要不可欠」という主張です。しかしこの主張、科学的に突き詰めて考えると、意外にも揺らいでいることが見えてきます

有事必要な食料とは?──高カロリー長期保存・低エネルギー

戦争災害、輸入停止といった有事において重要なのは、食料の安定供給です。必要とされるのは次のような特徴を持つ作物です

・限られた農地で高カロリーが得られる(収穫効率

冷蔵・加工設備なしでも保存が効く(備蓄性)

生産・保管に多くのエネルギーを要しない(エネルギー効率

この観点で見ると、米は「そこそこ優秀」ですが、「最適」とは言い切れません。さつまいもじゃがいもなどの芋類は、実は収穫カロリーが米よりも高く、家庭菜園でも育てやすい利点があります

戦後を支えた“いもめし”の時代

終戦直後日本人の多くは1日1500kcalに満たない極度の栄養不足に直面しました。そんな時、命をつないだのが米ではなく、さつまいもじゃがいもを中心とした"いもめし"でした。

当時の家庭では米を少量しか手に入れられず、いもと麦やふすま、米ぬかを混ぜた代用食が一般的でした。この経験は、芋類が有事における強力な食料であることを歴史的証明しています

農家保護本音──政治構造に支えられる「特別扱い

ではなぜ、芋類ではなく米が「有事の備え」として優遇され続けるのでしょうか。その背景には、農村部与党支持基盤であり続けてきた政治構造があります

日本選挙制度では、人口の少ない地方でも1票の価値が大きく、農村部の票は選挙勝敗を左右します。そこにJA農協)の強力な組織力が加わり、米を中心とした農業政策政治的に固定化されてきました。

主食から」「伝統から」という名目は耳に心地よいですが、実際には「制度と票田」が背景にあると見る方が現実的です。

科学合理性に基づく“食の再設計”を

このような背景を踏まえると、食料安全保障のあり方はもっと科学的に見直されるべきです。たとえば

・米は輸入も併用した長期保存用の備蓄に特化

・芋類・雑穀・豆類は日常の自給体制

都市農業家庭菜園による分散生産体制を構築

これらを組み合わせることで、有事に強く、平時も持続可能な食料供給体制が築けるはずです。

おわりに:守るべきは「制度」ではなく「暮らし

今こそ、米の価格高騰をきっかけに、私たちは問い直すべきです。守るべきは、制度に守られた農政の枠組みではなく、私たち自身の命と暮らしです。

「本当に強い食とは何か?」

その問いに、歴史科学で答える時期が来ているのではないでしょうか。

2025-05-31

anond:20250531213737

北区」という名称の区は、日本のいくつかの都市存在します。それぞれの「北区」は自治体によって異なる特徴や文化があります。以下に主な「北区」をピックアップして紹介します。

1. 東京都 北区(とうきょうと きたく)

概要東京23区の一つで、荒川隅田川に沿ったエリア

主な駅:赤羽駅王子駅田端駅など

特徴:

下町情緒都市利便性を兼ね備えた地域

飲食店商店街が充実しており、住みやすいと人気。

飛鳥山公園などの緑地も多く、桜の名所として有名。

2. 大阪市 北区(おおさかし きたく)

概要大阪市中心部位置し、梅田キタエリアを含む。

主な駅:大阪駅梅田駅、中津駅など

特徴:

ビジネス街商業施設が集中する大阪有数の繁華街

グランフロント大阪阪急百貨店などの大型商業施設あり。

夜景観光ショッピングにも便利。

3. 名古屋市 北区(なごやし きたく)

概要名古屋市北部位置する住宅街エリア

主な駅:黒川駅上飯田駅など

特徴:

住宅地が広がり、ファミリー層に人気。

名古屋城にも近く、歴史的雰囲気も一部あり。

4. 京都市 北区(きょうとし きたく)

概要京都市北部自然歴史が豊かなエリア

主な駅:北大路駅など

特徴:

金閣寺上賀茂神社などの歴史的名所が多い。

山に囲まれた落ち着いた地域で、学生も多く住む。

京都大学キャンパスも近い。

5. 札幌市 北区さっぽろし きたく)

概要北海道札幌市の一部で、広大な面積を持つ。

主な駅:北24条駅、麻生駅など

特徴:

北海道大学のキャンパスがある学生の町。

雪まつり四季自然が楽しめる。

住宅地農地が混在するエリアも。

岡山市北区(おかやまし きたく)

位置岡山県岡山市中心部位置し、岡山市行政商業文化の中心地です。

特徴:

岡山駅新幹線在来線の主要駅があり、交通の要所となっています

岡山城後楽園日本三名園の一つである後楽園や、岡山城などの観光名所があります

商業施設表町商店街イオンモール岡山など、多くのショッピングスポットがあります

教育機関岡山大学などの高等教育機関所在し、学生の街としても知られています

新潟市北区(にいがたし きたく)

位置新潟県新潟市北東部位置し、阿賀野川を挟んで新発田市と隣接しています

特徴:

自然環境:福島潟や阿賀野川など、豊かな自然環境が広がっています

農業トマトナスなどの農産物生産が盛んで、特にトマト県内でもトップクラス生産量を誇ります

伝統工芸豊栄仏壇など、伝統的な工芸品の生産地としても知られています

交通JR白新線新潟東港など、交通の要所となる施設があります

観光地:福島自然文化祭や阿賀野川ござれや花火など、地域祭りイベント豊富です。

ホームメイト

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らくすむ新潟 - 新潟市賃貸・売買の不動産情報サイト

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2025-05-27

コメ農政の主張の派閥まとめ

ここ数ヶ月コメ問題調べてる

保守派

農水省全農自民党のそういう地域議員族議員、零細コメ農家(おじいちゃん

・主張:減反生産量調整、コメを高く

モチベーションコメ農家の維持、票田として大きい(100万戸くらい)

 

改革派筆頭

山下一仁など

・主張:たくさん作って、余ったら輸出。コメ農家補助金保護海外と同様)

モチベーション減反補助金を出す歪な構造安全保障日本米は海外で売れる(ただし安ければ)

 

改革派

・多くの専門家、たぶん石破や小泉もここ

・主張:上の「改革派筆頭」と大体同じだが、コメ輸出が上手くいくかは懐疑的折衷案を唱える人が多い

ちょっと面白いのが、農家を守れ!的な専門家でもよくよく聞くと似た主張をしている。保守派結構異端に見える。

 

どっちでもいいです派

・大規模コメ農家法人(若手)

・主張:農地飛び地問題をとにかく解決したい

モチベーション:どっちでも経営が成り立つようにはしているらしい、ただ農地バンクが上手く機能していないと怒ってる

 

2025-05-26

anond:20250526100129

日本で大規模農業化を進める方策は?

 

農地制度

農地中間管理機構(農地バンク)の活用拡大

● 所有と利用の分離(利用者重視の仕組み)

 

技術資本

ICTスマート農業支援

ドローンセンサー自動運転機械の導入支援

 

人材

若者企業の参入支援

農業法人化・雇用農業の促進

 

地域連携

地域での集約経営集落営農など)

地域との共生配慮した制度設計

 

環境

● 持続可能農業技術の普及(有機農業輪作など)

大規模化環境保全の両立支援

2025-05-24

anond:20250524081707

テーマ日本郵政農協農業農村構造改革と持続可能

郵政民営化の評価と現状

● 背景と目的

2007年小泉政権下で実施

財政負担の軽減、市場原理導入、民間金融との競争促進を狙った。

● 主張と実態

一部の反対派は「アメリカゆうちょを狙っている」と主張したが、実際には米国企業支配などは生じていない。

一方で、アフラックなどとの提携強化が進んでいる。

メリット

財政負担軽減、サービス多様化、透明性向上。

デメリット

地方高齢者へのサービス低下(集配・窓口縮小)。

郵便事業赤字化(2023年度:686億円の赤字)。

● 再国営化

民主党政権期に見直し論が浮上したが、現在はその動きはなく、政府完全民営化を目指す姿勢

農協JA)の課題抵抗構造

● 主な問題点

金融共済依存本来農業支援から乖離

組織の非効率、準組合員問題価格競争力の欠如。

改革への抵抗理由

既得権益保護組織自己保存性、農村の安定維持機能

高齢組合員保守性、政治的影響力の維持。

農業人口高齢化の実態

● 推移

2000年:約240万人 → 2023年:約116万人(半減)。

平均年齢:2000年 62歳 → 2023年 約68.7歳。

65歳以上が70%超、新規就農者の減少。

農村地域危機崩壊リスク

課題

農村人口の激減(2045年には中山間地で46%減予測)。

限界集落消滅可能自治体の増加。

インフラ社会基盤・共同体機能の維持困難。

農地放棄、獣害、地域文化の断絶。

政府対策

中山間地支援スマート農業地域おこし協力隊、新規就農支援

地域主導の法人化農業経営体の育成。

都市部との分断リスク

● 分断の構造

税金地方を支えすぎている」という都市住民の不満。

農村は「特別扱い」、都市は「自己責任」という認知ギャップ

若年層を中心とした構造的不信の芽生え。

● 分断回避方向性

1. 農村を“共通資本”と捉える説明(食・環境文化)。

2. 都市農村交流ワーケーション、2拠点居住)。

3. 都市にも見合った支援(保育・住宅問題)。

4. 農村側の自律性(地域主体再生努力)。

まとめ

今後、農業主体地域=(地方田舎)は人口減少で加速度的に衰退していく。農業だけでなくあらゆる産業インフラ劣化が生じる。

現状のスタイル農業を維持するということはこれらを丸ごと補助する必要があり、現実的には難しいと思われます

米の一人あたりの年間摂取量も低下しており

1970年 約95.1 kg

1980年 約78.9

1990年 約70.0

2000年 約64.6

2010年 約59.5

2020年 約50.8

2022年 50.9

将来的には米の自給に固執しない方向になるのではないでしょうか

2025-05-23

コメがないなら輸入しろ

できないんだよ

そんなことしたら日本コメ農家が潰れるから

その程度で潰れる農家なんか潰れてしまえって?

それは水田集落で共同して維持してる巨大なインフラだというのを知らないから言えることだよ

ムラ社会だって何も好きでベタベタ相互監視してんじゃないんだわ

水田という巨大インフラ共同運営している互助組織からしゃあないんだわ

もし耕作できない農家が増えすぎたら、このインフラが維持できなくなるんだわ

しか水路って繋がってるからどこかで途絶えたらその先のインフラも使えなくなるんだわ

機能しない集落が増えるというのは送電網をズタズタにされるようなもんで、そこが潰れるだけじゃないんだわ

守るべきインフラがどれで誰がそれを維持管理するのかをきっちり決めてからでないと潰すわけにはいかんのだわ

あと、潰れるのは小規模農家だと思ってるだろ?

違うんだよ

小規模は兼業で主たる収入源は他にあるから

農地があるから仕方なく義務と惰性でやってる人がほとんど

あとは趣味

こいつらはもともと儲かってないし他の収入で生きていけるから潰れないんだわ

から日本の稲作はいつまで経っても生産効率最低なんだわ

そして、潰れるのはちゃんコメ農家してコメ生計立ててる規模の大きい農家

から日本農業全体に甚大なダメージを与えてしま

そもそも数百年前から変わらず続く集落によるインフラ維持を残して儲からなくても文句言わない兼業農家に頼ってきたのが全ての間違いのもとで、この構造を変えないとどうしようもないんだわ

まあ、放っておいてもあと10年もしないうちに農地にしがみついてた兼業農家の爺さんたちもこの世からいなくなって農村限界超えるから、大変革不可避なんだけどね

正直農水省はずっとそのタイミング待ってんだけどね

それまでに大きいところが潰れたら大変なことになるから潰せないんだわ

2025-05-22

anond:20250522211307

お願いだから撤退してくれ、そして農地他人に明け渡してくれ、

実際日本労働生産性が悪いのは農業が足を引っ張っている、

もっと農業を集約して生産性を上げなければならない

あーあ、俺農家だけど、今の米価を維持しないならコメ作りから撤退して野菜作るわ

野菜ならコメの1割の農地があれば充分だから、残りの9割の農地は返すわ

近所には誰も住んでいない家があって、そこの子供、斉藤さん東京にいるらしいけど、お前に2ha の農地を返すから自分で作ってくれ、頼んだぞ

作らずに放棄したら、税金が高くなるとか色んなペナルティがあるから、慎重に考えてくれ

2025-05-21

小泉農相なら追浜農地計画出るな

日産消えるから土地空くし

育つかは置いといて

農業法人はてな設立のお知らせ

この度政府から要請を受け農地不要で即時収穫可能デジタル米の商用栽培を開始することになりました。

それに伴いデジタル栽培、及び販売業務を行う100%子会社農業法人はてな設立いたします。

利用者の皆様におかれましては今まで通り、はてなブックマークにデジタル米「ブ米」の作付をお願いしたします。「ブ米」は1文字1粒で換算され300万文字で1俵として出荷できますので1コメあたりの文字数を増やし、生産効率の向上に努めていただきたくご協力のほどよろしくお願いします。

なお、ご利用者の皆様へは有志による星の提供をもって報酬と変えさせていただいておりますのでご了承のほどよろしくお願いいたします。

2025-05-19

関東平野歴史的建造物除いて全て更地にし、大規模農地にしよう

人間は山や谷に住めばいい

anond:20250519073743

品種改良や増産が生態系を支えてきたという話には、一部の真実がある。

だが、それをもって「経済成長植物を守る」などというのは、論理すり替えだ。

経済成長本質は消費の加速であり、品種改良農業技術経済成長によって進んだ技術ではなく、人類生存圧によって開発された知識体系だ。両者を混同してはいけない。

実際には、経済成長圧力が原因で農地森林に置き換わり、単一作物の大規模栽培が土壌を枯渇させ、生態系破壊してきた歴史のほうが長い。

経済植物を救ったというより、経済活動が植物多様性破壊してきた。

遺伝多様性喪失農薬除草剤による土壌微生物死滅、それらが植物系全体のレジリエンスを奪っている。

しかに「一部の植物」は経済的利益によって救われているが、「全体の植物環境」は経済の都合によって崩されている。

次に、寿命が縮まらずに人類が滅ぶ具体例を問うなら、それは無数にある。

極端な気候変動によって作物が育たなくなる。海面上昇によって沿岸部居住不可能地帯が爆発的に増える。パンデミックの頻発で社会システム崩壊する。

これらは寿命が変化する前に、文明のもの機能不全に陥るシナリオだ。

平均寿命が75年から65年に縮むなどという段階的な悪化を経るとは限らない。

死ぬまで生きられる」社会が一気に崩壊することはありうるし、それは寿命という統計的指標には現れない。

寿命は「今すでに生きている人間最期までの長さ」であり、未来人間が生まれてこないことには反応しない。

だが絶滅とは、「未来人間が生まれてこないこと」だ。統計数字が出ないことを「問題が起きていない」と判断する態度そのものが、人類を滅亡に導く。

経済成長問題のものではない。だが、それを制御できないまま環境生態系を代償にして突き進めば、最後に残るのは、技術延命された少数の人間と、死んだ地球の上にあるガラスの温室だけだ。

寿命がどうこう言っているうちに、生きる意味すらなくなる。問題は何年生きられるかじゃない。生きているその時間に、どれだけ生きる価値のある環境を維持できるかだ。

2025-05-18

ウチの農地を買ってほしい

農地要らなさすぎ

ひどい花粉症だし生き物嫌いだし体力ないしIT職だし、農業を継ぐ理由が無さすぎる

でも親が高齢になってきて、なんか家にいるなら農業やれって言ってくる

リムリムリム

だって農業やってる時間普通に働いた方が稼げるのになんで大嫌いな屋外作業しないといかんの?

家にいるっていってもテレワークでフルに仕事してんだよ

ありえん

でも、いまは親父の作ったコメ食ってんだよな

からコメ価格とかあんまり気にしてない

けど今の仕事なら今の価格コメ買っても十分生活できる

なんか、これどうするのが正解なんだろな?

うちの農地も狭くはないけど、もっと大規模でやらないと商売になんかならんのは考えるまでもなくわかる

少なくともコメなら村の農地全部を社員20人くらいの会社でやってなんとか成立するレベルだと思う

これは、いつ、誰が、最適化してくれるんだろ?

こんな非効率合理的でない農業してるから、いつまでたってもコスト改善されないんだよな

でも、これどうしたら改善するんだろ?

国は今の非効率農業税金ジャブジャブ投入して支えることしか頭にない

わからん

なんにしろ農地はいらん

国が買い取って再編する事業をはじめてくれたら喜んで売る

国じゃなくて企業でもいい

なんかこう、もっといい農地の使い方ないのか?

おれが耕作するのは本当に無駄だしありえん

そろそろイオン北海道とかで農地買い叩いてトップバリュ米作ったりせんの?

ノウハウを持った熟練農家ひとりが指示出せばあとは安い単純労働者だけでできるじゃん?

2025-05-15

農家大規模化って区画整理して

繋がった大きな農地を用意するのが大前提だとおもうけど

「今の小さな農地大企業管理しても楽にならねーよ」みたいなところで脳止まってる人が多い印象。

  1. 痛みを伴う改革をやるのかどうか
  2. どういう方法大規模化するのか
  3. その方法効率化するのか
  4. それはコストに見合うのか

みたいな多段階の議題で進めていくのはまあ無理なんだろな

2025-05-13

教科書GHQによって農業民主化されたみたいなこと言ってて東京の都合だな~と思った

地主小作人関係が、戦後GHQ解体されて農地が分配され農業民主化された

そんなことが書かれていた

でも俺の地元はまだ7割くらいが農家だったし、社会先生兼業農家だったか何となくこの記述に不満があったんだろう

先生が「これ東京視点だよねぇ」とかボソッといったのを今でも覚えている


コメ不足で日本農業に注目が集まってるけど、どう改革するかみたいなことがいまさら言われている

でも農家界隈だともう30年前くらいには議論つくしてて集約なんだよね

法人化とか株式会社かとかその辺の動きはずっと前からやってる

ようするにGHQ政策否定して集約することなんだよね


GHQ政策のせいではないが、結果的にこれらは家父長制という呪縛と結びついて、夢をあきら農業をしなければいけない長男がばくぞうして人生設計がぶっ壊れた人が多くいただろうね

でも右(というか自民党からすれば票田になるし、左からすれば民主化万歳だし

そもそも田舎の連中のことなんてとくに興味があるわけでもないから、この刻み農地問題はずっと無視されてきた

この政策で救われたやつらなんて、都会のやつらくらいだろう、ちゃっかり農協本部東京だしな

そんで都会のやつらは大企業に勤めることに血眼になってるのがうけるよな

そんなに民主化万歳ならみんなフリーランスにでもなればいいのに


俺と周辺の農地持ってた地主は、農業から離れて東京移住してるらしいという話を、じいちゃんからいたことがあるw

「なんだよ、地主のほうが農業かいオワコンから離れられて良い生活してるじゃん」って思ったよね

墓参りでたまに帰省してたらしいけど


GHQ政策はむだに刻んだ農地による非生産的システム、そしてそれらを解決するための農協という

地主とどっちがましなのかよくわからん別の支配構造を生み出すだけだった

日本の零細コメ農家趣味から

コメ農家って同じ農家から見ても、全然やる気ないなってところばかりだもん、そりゃ稼げるわけないんだよ。

もう事業じゃなくて趣味でやってるようなものだし趣味外野が口出しするもんじゃないけど、だからこそ趣味でやってる連中を前提に農業政策を語るのは止めてくれ。

趣味から赤字でも続けてるって話でしかない、シルバー人材センターなどのダンピングと同じ。

じゃ、そういう人たちが止めたら困るかっていうと、里山の維持という意味では困るかもしれないけどコメ生産的に困らない。

よく日本農地の4割は中山間地域といわれるけれどコメに限れば8割以上が平坦部だから、本気でコメ作ってる農家は零細コメ農家が止めるのを待ち望んでるくらいだよ。

anond:20250513110901

ソフホーズの一番の失敗は農家要望無視して国が農地作業内容一方的押し付けたところ

農家農家農地作業、作付等を工夫して最適化を図るもんなんだけど

ソフホーズでは国の管理部の連中がそれを全部決めてこの通りにやれと強制した

その結果、生産効率が限りなく落ち、創意工夫も生まれずにソ連農業10年は遅れたとされる

 

なので農業従事者の公務員制としてはソフホーズが思い起こされるだろうけど

少なくともソフホーズみたいな感じを想定してる奴はいないと思う

anond:20250513064017

結局経営者とか運営思想次第なので、そこら辺が社会常識があり「人を雇う」「人を働かせる」「法人として各種法律を守って労働者管理を行う」という感覚があるならまともになる

そういう感覚がかけてる、「働かせてやってる」「労基とか安全とか硬いこと言うな」みたいな奴がやるとブラック企業通り越して中世奴隷契約みたいなノリすらでてくる

一応腐っても赤の他人を雇って働かせるのがデフォ一般企業と違って、労基が適用されない身内で回すのが基本の農業界隈はそういう常識欠けてる人も多い

なので全部が闇というより「まともな所はまともだけど闇が深い所はめちゃくちゃ闇が深くて、事件化でもしないと同業者すら認知しにくい。というかそいつらも親から受け継いだ農地農家しか働たらいたことない連中が結構いて社会一般常識がかけてたりする」という感じ

2025-05-08

anond:20250508134527

国産米は上げられるだけ上げ続けていい

農地整理にもなり企業参入の余地も生まれていいことしかない

2025-04-28

anond:20250428165852

概ね規模の経済が働いてるように見えるけど。

零細を保護しすぎて資本集約ができるほど農地の集約が難しいなら理解できるんだけどさ

https://president.jp/articles/-/94941?page=2

https://president.jp/articles/-/94941?page=3

日本農業大規模化しない理由は?

1. 農地の細分化分散化(歴史的背景)

第二次世界大戦後、日本では**農地改革(1946〜1949年)**によって地主制解体されました。

自作農を広く普及させる目的で、農地を小規模に分割・配分した結果、小さな農地が各地に分散する構造が定着しました。

• その後も、相続を重ねるたびに農地さらに細かく分割され、「細かくてつながらない農地」が多くなったため、大規模化が困難になっています

2. 農地法による利用制限

日本農地は「農地法」で厳しく管理されています

農地の売買や転用には厳しい許可制が敷かれており、自由に大規模集約できません。

特に農業委員会」の許可必要で、営農実績や地域理解などが求められ、農地自由な集約・統合が難しい仕組みになっています

3. 兼業農家の多さ

日本農家の多くは、農業以外の仕事会社員など)で生計を立てている兼業農家です。

農業が専業ではないため、土地を集約して大規模化する意欲も乏しく、また手放すことにも慎重です。

農地は「家の財産」として保有される傾向が強く、貸し出し・売却に消極的になりがちです。

4. 地域社会構造と慣習

日本農村地域では、**「集落営農」**などの形で、地域全体での合意が重視されます

• 大規模経営を行うには、地域合意形成が必要ですが、土地所有者や関係者が多岐にわたるため、調整に時間がかかる傾向があります

• 「よそ者土地を貸したくない」「伝統的な農法を続けたい」という心理的な壁もあります

5. コスト収益構造問題

日本農業は、**水田中心(米作中心)**に発展してきたため、大規模化によるコストメリット規模の経済)が出にくい分野が多いです。

• たとえば、アメリカのように大規模穀物農業小麦トウモロコシなど)で大面積を機械化すれば効率が上がりますが、日本田んぼは細かく、水利権や地形も複雑なため、単純な大規模化では効率が上がりにくいのです。

6. 高齢化後継者不足

農業従事者の高齢化が進んでおり(平均年齢68歳超)、若い世代への継承が進んでいません。

• そのため、土地の大規模経営への移行が進みにくく、土地耕作放棄地化するケースも多いです。

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