はてなキーワード: 農地とは
いま、米の価格が過去に例を見ないほど高騰し、家計を直撃しています。背景には猛暑による不作、農家の高齢化、肥料や燃料費の高騰など複合的な要因がありますが、それでも「なぜこんなにも米を特別扱いするのか」と疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
その正当化によく使われるのが、「米は日本の主食」「有事の備えとして必要不可欠」という主張です。しかしこの主張、科学的に突き詰めて考えると、意外にも揺らいでいることが見えてきます。
戦争や災害、輸入停止といった有事において重要なのは、食料の安定供給です。必要とされるのは次のような特徴を持つ作物です
この観点で見ると、米は「そこそこ優秀」ですが、「最適」とは言い切れません。さつまいもやじゃがいもなどの芋類は、実は収穫カロリーが米よりも高く、家庭菜園でも育てやすい利点があります。
終戦直後、日本人の多くは1日1500kcalに満たない極度の栄養不足に直面しました。そんな時、命をつないだのが米ではなく、さつまいもやじゃがいもを中心とした"いもめし"でした。
当時の家庭では米を少量しか手に入れられず、いもと麦やふすま、米ぬかを混ぜた代用食が一般的でした。この経験は、芋類が有事における強力な食料であることを歴史的に証明しています。
ではなぜ、芋類ではなく米が「有事の備え」として優遇され続けるのでしょうか。その背景には、農村部が与党の支持基盤であり続けてきた政治構造があります。
日本の選挙制度では、人口の少ない地方でも1票の価値が大きく、農村部の票は選挙の勝敗を左右します。そこにJA(農協)の強力な組織力が加わり、米を中心とした農業政策が政治的に固定化されてきました。
「主食だから」「伝統だから」という名目は耳に心地よいですが、実際には「制度と票田」が背景にあると見る方が現実的です。
このような背景を踏まえると、食料安全保障のあり方はもっと科学的に見直されるべきです。たとえば
これらを組み合わせることで、有事に強く、平時も持続可能な食料供給体制が築けるはずです。
今こそ、米の価格高騰をきっかけに、私たちは問い直すべきです。守るべきは、制度に守られた農政の枠組みではなく、私たち自身の命と暮らしです。
「本当に強い食とは何か?」
「北区」という名称の区は、日本のいくつかの都市に存在します。それぞれの「北区」は自治体によって異なる特徴や文化があります。以下に主な「北区」をピックアップして紹介します。
特徴:
飛鳥山公園などの緑地も多く、桜の名所として有名。
特徴:
特徴:
主な駅:北大路駅など
特徴:
特徴:
岡山市北区(おかやまし きたく)
位置:岡山県岡山市の中心部に位置し、岡山市の行政・商業・文化の中心地です。
特徴:
岡山駅:新幹線や在来線の主要駅があり、交通の要所となっています。
岡山城・後楽園:日本三名園の一つである後楽園や、岡山城などの観光名所があります。
商業施設:表町商店街やイオンモール岡山など、多くのショッピングスポットがあります。
教育機関:岡山大学などの高等教育機関が所在し、学生の街としても知られています。
新潟市北区(にいがたし きたく)
位置:新潟県新潟市の北東部に位置し、阿賀野川を挟んで新発田市と隣接しています。
特徴:
自然環境:福島潟や阿賀野川など、豊かな自然環境が広がっています。
農業:トマトやナスなどの農産物の生産が盛んで、特にトマトは県内でもトップクラスの生産量を誇ります。
伝統工芸:豊栄仏壇など、伝統的な工芸品の生産地としても知られています。
交通:JR白新線や新潟東港など、交通の要所となる施設があります。
観光地:福島潟自然文化祭や阿賀野川ござれや花火など、地域の祭りやイベントが豊富です。
・農水省、全農、自民党のそういう地域の議員、族議員、零細コメ農家(おじいちゃん)
・モチベーション:コメ農家の維持、票田として大きい(100万戸くらい)
改革派筆頭
・山下一仁など
・主張:たくさん作って、余ったら輸出。コメ農家は補助金で保護(海外と同様)
・モチベーション:減反に補助金を出す歪な構造、安全保障、日本米は海外で売れる(ただし安ければ)
・主張:上の「改革派筆頭」と大体同じだが、コメ輸出が上手くいくかは懐疑的、折衷案を唱える人が多い
・ちょっと面白いのが、農家を守れ!的な専門家でもよくよく聞くと似た主張をしている。保守派が結構異端に見える。
どっちでもいいです派
・モチベーション:どっちでも経営が成り立つようにはしているらしい、ただ農地バンクが上手く機能していないと怒ってる
● 背景と目的
財政負担の軽減、市場原理導入、民間金融との競争促進を狙った。
● 主張と実態
一部の反対派は「アメリカがゆうちょを狙っている」と主張したが、実際には米国企業の支配などは生じていない。
● メリット
● デメリット
● 再国営化
民主党政権期に見直し論が浮上したが、現在はその動きはなく、政府は完全民営化を目指す姿勢。
● 主な問題点
● 推移
2000年:約240万人 → 2023年:約116万人(半減)。
平均年齢:2000年 62歳 → 2023年 約68.7歳。
65歳以上が70%超、新規就農者の減少。
● 課題
中山間地支援、スマート農業、地域おこし協力隊、新規就農支援。
● 分断の構造
若年層を中心とした構造的不信の芽生え。
今後、農業が主体の地域=(地方の田舎)は人口減少で加速度的に衰退していく。農業だけでなくあらゆる産業、インフラで劣化が生じる。
現状のスタイルの農業を維持するということはこれらを丸ごと補助する必要があり、現実的には難しいと思われます。
米の一人あたりの年間摂取量も低下しており
1980年 約78.9
1990年 約70.0
2000年 約64.6
2020年 約50.8
2022年 50.9
将来的には米の自給に固執しない方向になるのではないでしょうか
できないんだよ
それは水田が集落で共同して維持してる巨大なインフラだというのを知らないから言えることだよ
ムラ社会だって何も好きでベタベタ相互監視してんじゃないんだわ
水田という巨大インフラを共同運営している互助組織だからしゃあないんだわ
もし耕作できない農家が増えすぎたら、このインフラが維持できなくなるんだわ
しかも水路って繋がってるからどこかで途絶えたらその先のインフラも使えなくなるんだわ
機能しない集落が増えるというのは送電網をズタズタにされるようなもんで、そこが潰れるだけじゃないんだわ
守るべきインフラがどれで誰がそれを維持管理するのかをきっちり決めてからでないと潰すわけにはいかんのだわ
あと、潰れるのは小規模農家だと思ってるだろ?
違うんだよ
あとは趣味
こいつらはもともと儲かってないし他の収入で生きていけるから潰れないんだわ
そして、潰れるのはちゃんとコメ農家してコメで生計立ててる規模の大きい農家
そもそも数百年前から変わらず続く集落によるインフラ維持を残して儲からなくても文句言わない兼業農家に頼ってきたのが全ての間違いのもとで、この構造を変えないとどうしようもないんだわ
まあ、放っておいてもあと10年もしないうちに農地にしがみついてた兼業農家の爺さんたちもこの世からいなくなって農村は限界超えるから、大変革不可避なんだけどね
それまでに大きいところが潰れたら大変なことになるから潰せないんだわ
この度政府からの要請を受け農地不要で即時収穫可能なデジタル米の商用栽培を開始することになりました。
それに伴いデジタル米栽培、及び販売業務を行う100%子会社、農業法人はてなを設立いたします。
ご利用者の皆様におかれましては今まで通り、はてなブックマークにデジタル米「ブ米」の作付をお願いしたします。「ブ米」は1文字1粒で換算され300万文字で1俵として出荷できますので1コメあたりの文字数を増やし、生産効率の向上に努めていただきたくご協力のほどよろしくお願いします。
なお、ご利用者の皆様へは有志による星の提供をもって報酬と変えさせていただいておりますのでご了承のほどよろしくお願いいたします。
品種改良や増産が生態系を支えてきたという話には、一部の真実がある。
だが、それをもって「経済成長が植物を守る」などというのは、論理のすり替えだ。
経済成長の本質は消費の加速であり、品種改良や農業技術は経済成長によって進んだ技術ではなく、人類の生存圧によって開発された知識体系だ。両者を混同してはいけない。
実際には、経済成長の圧力が原因で農地が森林に置き換わり、単一作物の大規模栽培が土壌を枯渇させ、生態系を破壊してきた歴史のほうが長い。
経済が植物を救ったというより、経済活動が植物の多様性を破壊してきた。
遺伝的多様性の喪失、農薬や除草剤による土壌微生物の死滅、それらが植物系全体のレジリエンスを奪っている。
たしかに「一部の植物」は経済的利益によって救われているが、「全体の植物環境」は経済の都合によって崩されている。
次に、寿命が縮まらずに人類が滅ぶ具体例を問うなら、それは無数にある。
極端な気候変動によって作物が育たなくなる。海面上昇によって沿岸部の居住不可能地帯が爆発的に増える。パンデミックの頻発で社会システムが崩壊する。
これらは寿命が変化する前に、文明そのものが機能不全に陥るシナリオだ。
平均寿命が75年から65年に縮むなどという段階的な悪化を経るとは限らない。
「死ぬまで生きられる」社会が一気に崩壊することはありうるし、それは寿命という統計的指標には現れない。
寿命は「今すでに生きている人間の最期までの長さ」であり、未来の人間が生まれてこないことには反応しない。
だが絶滅とは、「未来の人間が生まれてこないこと」だ。統計に数字が出ないことを「問題が起きていない」と判断する態度そのものが、人類を滅亡に導く。
経済成長は問題そのものではない。だが、それを制御できないまま環境や生態系を代償にして突き進めば、最後に残るのは、技術で延命された少数の人間と、死んだ地球の上にあるガラスの温室だけだ。
寿命がどうこう言っているうちに、生きる意味すらなくなる。問題は何年生きられるかじゃない。生きているその時間に、どれだけ生きる価値のある環境を維持できるかだ。
ウチの農地を買ってほしい
農地要らなさすぎ
ひどい花粉症だし生き物嫌いだし体力ないしIT職だし、農業を継ぐ理由が無さすぎる
でも親が高齢になってきて、なんか家にいるなら農業やれって言ってくる
だって農業やってる時間普通に働いた方が稼げるのになんで大嫌いな屋外作業しないといかんの?
ありえん
でも、いまは親父の作ったコメ食ってんだよな
なんか、これどうするのが正解なんだろな?
うちの農地も狭くはないけど、もっと大規模でやらないと商売になんかならんのは考えるまでもなくわかる
少なくともコメなら村の農地全部を社員20人くらいの会社でやってなんとか成立するレベルだと思う
これは、いつ、誰が、最適化してくれるんだろ?
こんな非効率で合理的でない農業してるから、いつまでたってもコストが改善されないんだよな
でも、これどうしたら改善するんだろ?
国は今の非効率な農業を税金ジャブジャブ投入して支えることしか頭にない
国が買い取って再編する事業をはじめてくれたら喜んで売る
国じゃなくて企業でもいい
おれが耕作するのは本当に無駄だしありえん
農地買ってるわけじゃないよね
地主と小作人の関係が、戦後GHQに解体されて農地が分配され農業が民主化された
そんなことが書かれていた
でも俺の地元はまだ7割くらいが農家だったし、社会の先生も兼業農家だったから何となくこの記述に不満があったんだろう
先生が「これ東京の視点だよねぇ」とかボソッといったのを今でも覚えている
コメ不足で日本の農業に注目が集まってるけど、どう改革するかみたいなことがいまさら言われている
でも農家界隈だともう30年前くらいには議論しつくしてて集約なんだよね
GHQ政策のせいではないが、結果的にこれらは家父長制という呪縛と結びついて、夢をあきらめ農業をしなければいけない長男がばくぞうして人生設計がぶっ壊れた人が多くいただろうね
でも右(というか自民党)からすれば票田になるし、左からすれば民主化万歳だし
そもそも田舎の連中のことなんてとくに興味があるわけでもないから、この刻み農地問題はずっと無視されてきた
この政策で救われたやつらなんて、都会のやつらくらいだろう、ちゃっかり農協の本部も東京だしな
そんで都会のやつらは大企業に勤めることに血眼になってるのがうけるよな
そんなに民主化万歳ならみんなフリーランスにでもなればいいのに
俺と周辺の農地持ってた地主は、農業から離れて東京に移住してるらしいという話を、じいちゃんから聞いたことがあるw
「なんだよ、地主のほうが農業とかいうオワコンから離れられて良い生活してるじゃん」って思ったよね
コメ農家って同じ農家から見ても、全然やる気ないなってところばかりだもん、そりゃ稼げるわけないんだよ。
もう事業じゃなくて趣味でやってるようなものだし趣味に外野が口出しするもんじゃないけど、だからこそ趣味でやってる連中を前提に農業政策を語るのは止めてくれ。
趣味だから赤字でも続けてるって話でしかない、シルバー人材センターなどのダンピングと同じ。
じゃ、そういう人たちが止めたら困るかっていうと、里山の維持という意味では困るかもしれないけどコメの生産的に困らない。
よく日本の農地の4割は中山間地域といわれるけれどコメに限れば8割以上が平坦部だから、本気でコメ作ってる農家は零細コメ農家が止めるのを待ち望んでるくらいだよ。
ソフホーズの一番の失敗は農家の要望を無視して国が農地と作業内容を一方的に押し付けたところ
農家は農家で農地や作業、作付等を工夫して最適化を図るもんなんだけど
ソフホーズでは国の管理部の連中がそれを全部決めてこの通りにやれと強制した
その結果、生産効率が限りなく落ち、創意工夫も生まれずにソ連の農業は10年は遅れたとされる
結局経営者とか運営の思想次第なので、そこら辺が社会常識があり「人を雇う」「人を働かせる」「法人として各種法律を守って労働者の管理を行う」という感覚があるならまともになる
そういう感覚がかけてる、「働かせてやってる」「労基とか安全とか硬いこと言うな」みたいな奴がやるとブラック企業通り越して中世の奴隷契約みたいなノリすらでてくる
一応腐っても赤の他人を雇って働かせるのがデフォの一般企業と違って、労基が適用されない身内で回すのが基本の農業界隈はそういう常識欠けてる人も多い
なので全部が闇というより「まともな所はまともだけど闇が深い所はめちゃくちゃ闇が深くて、事件化でもしないと同業者すら認知しにくい。というかそいつらも親から受け継いだ農地と農家でしか働たらいたことない連中が結構いて社会の一般常識がかけてたりする」という感じ
概ね規模の経済が働いてるように見えるけど。
零細を保護しすぎて資本集約ができるほど農地の集約が難しいなら理解できるんだけどさ
• 第二次世界大戦後、日本では**農地改革(1946〜1949年)**によって地主制が解体されました。
• 自作農を広く普及させる目的で、農地を小規模に分割・配分した結果、小さな農地が各地に分散する構造が定着しました。
• その後も、相続を重ねるたびに農地はさらに細かく分割され、「細かくてつながらない農地」が多くなったため、大規模化が困難になっています。
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• 農地の売買や転用には厳しい許可制が敷かれており、自由に大規模集約できません。
• 特に「農業委員会」の許可が必要で、営農実績や地域の理解などが求められ、農地の自由な集約・統合が難しい仕組みになっています。
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3. 兼業農家の多さ
• 日本の農家の多くは、農業以外の仕事(会社員など)で生計を立てている兼業農家です。
• 農業が専業ではないため、土地を集約して大規模化する意欲も乏しく、また手放すことにも慎重です。
• 農地は「家の財産」として保有される傾向が強く、貸し出し・売却に消極的になりがちです。
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• 日本の農村地域では、**「集落営農」**などの形で、地域全体での合意が重視されます。
• 大規模経営を行うには、地域の合意形成が必要ですが、土地所有者や関係者が多岐にわたるため、調整に時間がかかる傾向があります。
• 「よそ者に土地を貸したくない」「伝統的な農法を続けたい」という心理的な壁もあります。
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• 日本の農業は、**水田中心(米作中心)**に発展してきたため、大規模化によるコストメリット(規模の経済)が出にくい分野が多いです。
• たとえば、アメリカのように大規模穀物農業(小麦・トウモロコシなど)で大面積を機械化すれば効率が上がりますが、日本の田んぼは細かく、水利権や地形も複雑なため、単純な大規模化では効率が上がりにくいのです。
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