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失った構想力と想像力 高市新総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?
新しい自民党総裁に高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党も一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法、政治、歴史を専門とする3人が語り合った。
杉田敦・法政大教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党が連立離脱を宣言し、政界は大混乱となっています。自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性がトップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えます。しかし、日本の政界では、極端に強硬な女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョでコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。
加藤陽子・東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身の女性がトップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年に社会党委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。
総裁選出時の「ワーク・ライフ・バランスを捨てる」発言が問題視されましたが、これは軍隊の中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性のリーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。
長谷部恭男・早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前の日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人の生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争に突っ込み、国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本国憲法は、企業体国家から「広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。
広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルールを策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカが企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本も広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます。
杉田 広場で個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国の為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギーの価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本の繁栄の道だという程度の想像力しか、自民党とその周辺にはなかったということでは。
今回、公明党から、歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党の議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野でしか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。
長谷部 石破茂首相をスケープゴート(贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴートの意味があります。解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。
杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまったから、従来の支持層が参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金をさらに増やせるのか。
長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識」調査を見ると、安倍政権時代の2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民の生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます。
加藤 安倍さんは岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しかし高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女の言葉の定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見で靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手な定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカは靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明や日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか、外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本はアジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。
杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスのウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています。法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本人ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。
加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党は包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサスを意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任なポピュリズム」にくみした感があります。
長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います。権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標や価値が蒸発してしまっている。先の参院選で議席を伸ばした小政党の党首は人気取りにはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲームが面白くて、夢中になっている。しかも政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。
杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党もメディアも自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法や原発などの政策で完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的に現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党を過大評価しているからでしょう。
加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内の政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策の統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。
しかし、政策の統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮、中国との戦争終結方針をめぐり、軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造、美濃部達吉、斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見、日本の対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由を歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益と福祉にかなうものと思います。
杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツの哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代は関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代も継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人の行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在そのものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年、西ドイツのワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話で無視されたままの、他の罪が気になります。
長谷部 ④を哲学者ハイデガーの言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったかの判断は結局、選挙に依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書を改ざんするし、国会でうそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会の問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています。
杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツの思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争」であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)しています。トランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義を否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めています。しかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります。本来の保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。
加藤 ファイティングポーズを取ること自体を否定はしませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義を破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから。
長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在の党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実は事実として認めるといったミニマムな規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制や社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。
杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能な経済政策に加えて、この間の産業や学術の軍事化の流れが一層強まる心配があります。高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関や海外とつながりのある団体が根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての Permalink | 記事への反応(0) | 08:55
失った構想力と想像力 高市新総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?
新しい自民党総裁に高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党も一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法、政治、歴史を専門とする3人が語り合った。
杉田敦・法政大教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党が連立離脱を宣言し、政界は大混乱となっています。自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性がトップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えます。しかし、日本の政界では、極端に強硬な女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョでコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。
加藤陽子・東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身の女性がトップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年に社会党委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。
総裁選出時の「ワーク・ライフ・バランスを捨てる」発言が問題視されましたが、これは軍隊の中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性のリーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。
長谷部恭男・早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前の日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人の生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争に突っ込み、国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本国憲法は、企業体国家から「広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。
広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルールを策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカが企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本も広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます。
杉田 広場で個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国の為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギーの価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本の繁栄の道だという程度の想像力しか、自民党とその周辺にはなかったということでは。
今回、公明党から、歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党の議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野でしか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。
長谷部 石破茂首相をスケープゴート(贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴートの意味があります。解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。
杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまったから、従来の支持層が参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金をさらに増やせるのか。
長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識」調査を見ると、安倍政権時代の2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民の生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます。
加藤 安倍さんは岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しかし高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女の言葉の定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見で靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手な定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカは靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明や日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか、外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本はアジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。
杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスのウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています。法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本人ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。
加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党は包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサスを意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任なポピュリズム」にくみした感があります。
長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います。権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標や価値が蒸発してしまっている。先の参院選で議席を伸ばした小政党の党首は人気取りにはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲームが面白くて、夢中になっている。しかも政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。
杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党もメディアも自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法や原発などの政策で完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的に現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党を過大評価しているからでしょう。
加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内の政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策の統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。
しかし、政策の統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮、中国との戦争終結方針をめぐり、軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造、美濃部達吉、斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見、日本の対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由を歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益と福祉にかなうものと思います。
杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツの哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代は関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代も継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人の行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在そのものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年、西ドイツのワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話で無視されたままの、他の罪が気になります。
長谷部 ④を哲学者ハイデガーの言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったかの判断は結局、選挙に依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書を改ざんするし、国会でうそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会の問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています。
杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツの思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争」であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)しています。トランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義を否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めています。しかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります。本来の保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。
加藤 ファイティングポーズを取ること自体を否定はしませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義を破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから。
長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在の党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実は事実として認めるといったミニマムな規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制や社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。
杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能な経済政策に加えて、この間の産業や学術の軍事化の流れが一層強まる心配があります。高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関や海外とつながりのある団体が根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての政治観に一気にかじを切ることになりかねません。 Permalink | 記事への反応(2) | 08:48
| セ1(巨人) | セ2(阪神) | セ3(DeNA) | セ4(広島) | セ5(ヤクルト) | セ6(中日) | セ・スコア | パ1(ソフトバンク) | パ2(日ハム) | パ3(ロッテ) | パ4(楽天) | パ5(オリックス) | パ6(西武) | パ・スコア | 総計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 赤星憲広 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 10 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 | 6 | 16 |
| 安仁屋宗八 | 0 | 5 | 1 | 3 | 5 | 5 | 19 | 0 | 3 | 5 | 5 | 3 | 0 | 16 | 35 |
| 有藤通世 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 5 | 18 | 5 | 0 | 5 | 5 | 0 | 1 | 16 | 34 |
| 安藤統男 | 3 | 3 | 0 | 3 | 3 | 3 | 15 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 5 | 20 |
| 五十嵐亮太 | 3 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | 14 | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 9 | 23 |
| 井川慶 | 3 | 1 | 1 | 3 | 5 | 5 | 18 | 5 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 10 | 28 |
| 伊勢孝夫 | 3 | 3 | 5 | 5 | 3 | 3 | 22 | 5 | 0 | 3 | 3 | 3 | 1 | 15 | 37 |
| 一枝修平 | 3 | 3 | 5 | 3 | 3 | 5 | 22 | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 | 0 | 8 | 30 |
| 伊東勤 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 5 | 22 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 | 7 | 29 |
| 伊藤嘉男 | 3 | 3 | 1 | 5 | 1 | 5 | 18 | 3 | 0 | 1 | 3 | 3 | 1 | 11 | 29 |
| 伊原春樹 | 3 | 3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 26 | 5 | 0 | 3 | 3 | 3 | 1 | 15 | 41 |
| 岩瀬仁紀 | 3 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 12 | 12 | |||||||
| 岩田稔 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 | 14 | 0 | 3 | 3 | 5 | 1 | 0 | 12 | 26 |
| 岩本勉 | 5 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 8 | 8 | |||||||
| 上田二朗 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 1 | 14 | 0 | 3 | 3 | 5 | 3 | 0 | 14 | 28 |
| 上原浩治 | 5 | 5 | 3 | 1 | 1 | 3 | 18 | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 9 | 27 |
| 牛島和彦 | 3 | 3 | 5 | 1 | 3 | 3 | 18 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 | 24 |
| 内川聖一 | 0 | 3 | 5 | 1 | 0 | 1 | 10 | 10 | |||||||
| 江川卓 | 3 | 3 | 5 | 1 | 3 | 3 | 18 | 18 | |||||||
| 江本孟紀 | 3 | 3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 26 | 1 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | 9 | 35 |
| 大石大二郎 | 3 | 0 | 1 | 3 | 3 | 5 | 15 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 14 | 29 |
| 大下剛史 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 11 | 5 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 11 | 22 |
| 大野豊 | 0 | 5 | 1 | 3 | 5 | 5 | 19 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 31 |
| 大宮龍男 | 5 | 5 | 1 | 3 | 3 | 5 | 22 | 22 | |||||||
| 岡島秀樹 | 3 | 3 | 5 | 1 | 3 | 3 | 18 | 5 | 0 | 5 | 5 | 3 | 0 | 18 | 36 |
| 緒方孝市 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 0 | 11 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 9 | 20 |
| 緒方耕一 | 3 | 3 | 1 | 5 | 1 | 5 | 18 | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 9 | 27 |
| 岡義朗 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 | 14 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 1 | 15 | 29 |
| 掛布雅之 | 3 | 3 | 0 | 3 | 3 | 3 | 15 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | 1 | 13 | 28 |
| 門倉健 | 0 | 3 | 1 | 0 | 3 | 0 | 7 | 5 | 0 | 3 | 1 | 3 | 0 | 12 | 19 |
| 金村義明 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 18 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | 1 | 13 | 31 |
| 亀山つとむ | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 3 | 14 | 0 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 13 | 27 |
| 狩野恵輔 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 5 | 18 | 5 | 0 | 5 | 5 | 3 | 0 | 18 | 36 |
| 川上憲伸 | 3 | 0 | 1 | 5 | 1 | 3 | 13 | 13 | |||||||
| 岸川勝也 | 5 | 5 | 0 | 3 | 5 | 1 | 19 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 31 |
| ギャオス内藤 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | 5 | 13 | 13 | |||||||
| 黒田正宏 | 3 | 0 | 5 | 0 | 3 | 5 | 16 | 0 | 3 | 0 | 1 | 3 | 0 | 7 | 23 |
| 権藤博 | 3 | 3 | 0 | 5 | 1 | 3 | 15 | 5 | 0 | 3 | 3 | 0 | 5 | 16 | 31 |
| 坂口智隆 | 3 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 8 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 | 6 | 14 |
| 佐々岡真司 | 0 | 5 | 1 | 1 | 1 | 3 | 11 | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 9 | 20 |
| 佐々木主浩 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 | 14 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 5 | 19 |
| 佐藤義則 | 3 | 3 | 1 | 0 | 3 | 1 | 11 | 5 | 0 | 3 | 3 | 3 | 1 | 15 | 26 |
| 里崎智也 | 5 | 5 | 5 | 1 | 3 | 3 | 22 | 1 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 7 | 29 |
| 篠塚和典 | 3 | 3 | 1 | 5 | 5 | 5 | 22 | 5 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 11 | 33 |
| 柴田勲 | 5 | 5 | 1 | 5 | 1 | 5 | 22 | 0 | 3 | 5 | 0 | 8 | 30 | ||
| 清水隆行 | 5 | 5 | 5 | 1 | 3 | 3 | 22 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | 26 |
| 清水直行 | 3 | 1 | 5 | 3 | 0 | 5 | 17 | 1 | 0 | 1 | 1 | 3 | 5 | 11 | 28 |
| 下柳剛 | 3 | 3 | 0 | 5 | 5 | 0 | 16 | 16 | |||||||
| 仁志敏久 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 5 | 18 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 14 | 32 |
| 杉本正 | 1 | 3 | 3 | 3 | 0 | 5 | 15 | 5 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 11 | 26 |
| 関本賢太郎 | 3 | 1 | 1 | 3 | 5 | 5 | 18 | 5 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 11 | 29 |
| 田尾安志 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 7 | 5 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 11 | 18 |
| 高木豊 | 3 | 0 | 1 | 5 | 1 | 3 | 13 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 5 | 18 |
| 高橋由伸 | 5 | 5 | 5 | 1 | 3 | 3 | 22 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 34 |
| 達川光男 | 5 | 1 | 3 | 3 | 3 | 0 | 15 | 15 | |||||||
| 田中賢介 | 3 | 1 | 1 | 3 | 5 | 5 | 18 | 3 | 0 | 1 | 3 | 1 | 1 | 9 | 27 |
| 谷佳知 | 5 | 5 | 5 | 5 | 3 | 3 | 26 | 0 | 3 | 5 | 1 | 0 | 1 | 10 | 36 |
| 谷繫元信 | 5 | 5 | 3 | 1 | 1 | 3 | 18 | 5 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 13 | 31 |
| 田淵幸一 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 5 | 22 | 5 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 9 | 31 |
| 田村藤夫 | 3 | 3 | 3 | 1 | 5 | 0 | 15 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 27 |
| 辻発彦 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 5 | 22 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 | 7 | 29 |
| 鶴岡慎也 | 0 | 5 | 1 | 1 | 1 | 1 | 9 | 9 | |||||||
| デーブ大久保 | 3 | 3 | 0 | 3 | 5 | 1 | 15 | 15 | |||||||
| 土井正博 | 3 | 0 | 1 | 3 | 3 | 1 | 11 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 | 7 | 18 |
| 得津高宏 | 5 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 13 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 14 | 27 |
| 鳥谷敬 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 5 | 18 | 5 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 11 | 29 |
| 中田良弘 | 3 | 1 | 5 | 0 | 5 | 5 | 19 | 5 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 8 | 27 |
| 中西清起 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 5 | 22 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 1 | 15 | 37 |
| 中畑清 | 5 | 3 | 3 | 5 | 3 | 3 | 22 | 5 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 11 | 33 |
| 梨田昌孝 | 3 | 3 | 1 | 5 | 1 | 5 | 18 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1 | 6 | 24 |
| 西本聖 | 0 | 5 | 5 | 0 | 5 | 5 | 20 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 14 | 34 |
| 西山秀二 | 3 | 3 | 3 | 1 | 5 | 0 | 15 | 0 | 3 | 5 | 5 | 3 | 0 | 16 | 31 |
| 能見篤史 | 3 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 8 | 5 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 8 | 16 |
| 野村謙二郎 | 0 | 5 | 1 | 1 | 1 | 3 | 11 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 | 7 | 18 |
| 野村弘樹 | 5 | 5 | 0 | 5 | 5 | 0 | 20 | 20 | |||||||
| 橋上秀樹 | 5 | 3 | 3 | 5 | 3 | 3 | 22 | 5 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 10 | 32 |
| 長谷部裕 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 0 | 15 | 15 | |||||||
| 濱中治 | 3 | 3 | 5 | 1 | 3 | 3 | 18 | 18 | |||||||
| 浜名千広 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 0 | 15 | 5 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 11 | 26 |
| 張本勲 | 3 | 3 | 1 | 3 | 3 | 5 | 18 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | 0 | 12 | 30 |
| 東尾修 | 5 | 3 | 3 | 5 | 5 | 5 | 26 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 9 | 35 |
| 桧山進次郎 | 3 | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 | 14 | 5 | 0 | 3 | 1 | 3 | 0 | 12 | 26 |
| 平田良介 | 3 | 0 | 3 | 3 | 3 | 0 | 12 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 24 |
| 広沢克己 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 18 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 30 |
| 広瀬叔功 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 3 | 14 | 5 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 11 | 25 |
| 福本豊 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 5 | 18 | 0 | 3 | 3 | 3 | 3 | 5 | 17 | 35 |
| 藤田平 | 3 | 3 | 5 | 1 | 5 | 1 | 18 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | 0 | 12 | 30 |
| 古田敦也 | 0 | 5 | 1 | 3 | 3 | 5 | 17 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 | 24 |
| 星野伸之 | 3 | 0 | 5 | 0 | 3 | 5 | 16 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | 1 | 13 | 29 |
| 堀内恒夫 | 5 | 5 | 3 | 3 | 5 | 5 | 26 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 9 | 35 |
| 前田幸長 | 3 | 3 | 0 | 5 | 1 | 3 | 15 | 5 | 0 | 5 | 1 | 0 | 1 | 12 | 27 |
| 槇原寛己 | 5 | 5 | 3 | 1 | 1 | 3 | 18 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 9 | 27 |
| 松田宣浩 | 5 | 5 | 5 | 3 | 3 | 5 | 26 | 5 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 11 | 37 |
| 真中満 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 6 | 12 |
| 真弓明信 | 3 | 3 | 0 | 3 | 1 | 1 | 11 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 0 | 8 | 19 |
| 宮本慎也 | 3 | 3 | 1 | 5 | 5 | 5 | 22 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 9 | 31 |
| 元木大介 | 5 | 3 | 3 | 5 | 5 | 5 | 26 | 0 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 13 | 39 |
| 森繫和 | 3 | 3 | 0 | 5 | 5 | 0 | 16 | 5 | 0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 14 | 30 |
| 矢野燿大 | 3 | 3 | 1 | 5 | 1 | 5 | 18 | 5 | 0 | 3 | 3 | 3 | 1 | 15 | 33 |
| 藪恵壹 | 3 | 0 | 1 | 3 | 1 | 1 | 9 | 0 | 3 | 5 | 1 | 3 | 1 | 13 | 22 |
| 山崎武司 | 3 | 3 | 0 | 5 | 5 | 0 | 16 | 16 | |||||||
| 山田久志 | 3 | 3 | 3 | 1 | 1 | 3 | 14 | 0 | 3 | 3 | 1 | 1 | 1 | 9 | 23 |
| 山本昌 | 3 | 3 | 0 | 5 | 5 | 0 | 16 | 16 | |||||||
| 吉田義男 | 3 | 3 | 0 | 5 | 1 | 3 | 15 | 0 | 3 | 3 | 1 | 3 | 0 | 10 | 25 |
| 若菜嘉晴 | 3 | 1 | 5 | 0 | 5 | 5 | 19 | 5 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 10 | 29 |
| セ1 | セ2 | セ3 | セ4 | セ5 | セ6 | パ1 | パ2 | パ3 | パ4 | パ5 | パ6 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 赤星憲広 | 阪 | 巨 | ヤ | 中 | De | 広 | オリ | ソフ | 西 | 日ハム | ロ | 楽 |
| 安仁屋宗八 | 広 | 阪 | 巨 | De | ヤ | 中 | オリ | ソフ | ロ | 楽 | 西 | 日ハム |
| 有藤通世 | 阪 | 巨 | ヤ | De | 広 | 中 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 安藤統男 | 阪 | 巨 | 中 | De | 広 | ヤ | 西 | オリ | ソフ | 日ハム | 楽 | ロ |
| 五十嵐亮太 | 阪 | 広 | 巨 | ヤ | De | 中 | ソフ | オリ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 井川慶 | 阪 | 広 | 巨 | De | ヤ | 中 | ソフ | 西 | オリ | ロ | 日ハム | 楽 |
| 伊勢孝夫 | 阪 | 巨 | De | 広 | 中 | ヤ | ソフ | オリ | 日ハム | ロ | 西 | 楽 |
| 一枝修平 | 阪 | 巨 | De | ヤ | 広 | 中 | オリ | ソフ | 西 | 楽 | 日ハム | ロ |
| 伊東勤 | 阪 | 巨 | 広 | De | ヤ | 中 | オリ | ソフ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 伊藤嘉男 | 阪 | 巨 | ヤ | 広 | De | 中 | 日ハム | オリ | ソフ | ロ | 西 | 楽 |
| 伊原春樹 | 阪 | 巨 | De | 広 | ヤ | 中 | ソフ | オリ | 日ハム | ロ | 西 | 楽 |
| 岩瀬仁紀 | 阪 | 巨 | 中 | ヤ | 広 | De | ||||||
| 岩田稔 | 阪 | 広 | 巨 | De | 中 | ヤ | オリ | ソフ | 西 | 楽 | ロ | 日ハム |
| 岩本勉 | ソフ | オリ | 西 | 日ハム | ロ | 楽 | ||||||
| 上田二朗 | 阪 | 巨 | ヤ | De | 中 | 広 | オリ | ソフ | 日ハム | 楽 | 西 | ロ |
| 上原浩治 | 巨 | 阪 | 広 | 中 | De | ヤ | ソフ | オリ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 牛島和彦 | 阪 | 巨 | De | 中 | 広 | ヤ | オリ | ロ | 西 | ソフ | 楽 | 日ハム |
| 内川聖一 | オリ | ソフ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 | ||||||
| 江川卓 | 阪 | 巨 | De | 中 | 広 | ヤ | ||||||
| 江本孟紀 | 阪 | 巨 | De | 広 | ヤ | 中 | ロ | ソフ | オリ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 大石大二郎 | 阪 | ヤ | 巨 | De | 広 | 中 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 大下剛史 | 阪 | 広 | 巨 | ヤ | 中 | De | ソフ | オリ | 西 | ロ | 楽 | 日ハム |
| 大野豊 | 広 | 阪 | 巨 | De | ヤ | 中 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 大宮龍男 | ソフ | 日ハム | オリ | ロ | 楽 | 西 | ||||||
| 岡島秀樹 | 阪 | 巨 | De | 中 | 広 | ヤ | ソフ | オリ | ロ | 楽 | 西 | 日ハム |
| 緒方孝市 | 阪 | 広 | 巨 | ヤ | 中 | De | オリ | ソフ | 西 | ロ | 楽 | 日ハム |
| 緒方耕一 | 阪 | 巨 | ヤ | 広 | De | 中 | ソフ | オリ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 岡義朗 | 阪 | 広 | 巨 | De | 中 | ヤ | ソフ | オリ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 掛布雅之 | 阪 | 巨 | 中 | De | 広 | ヤ | オリ | ソフ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 門倉健 | 中 | De | ヤ | 巨 | 広 | 阪 | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | 楽 | ロ |
| 金村義明 | 阪 | 巨 | 広 | De | 中 | ヤ | オリ | ソフ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 亀山つとむ | 阪 | 巨 | 広 | 中 | De | ヤ | オリ | ソフ | 日ハム | ロ | 西 | 楽 |
| 狩野恵輔 | 阪 | 巨 | ヤ | De | 広 | 中 | ソフ | オリ | ロ | 楽 | 西 | 日ハム |
| 川上憲伸 | 阪 | 中 | 巨 | 広 | De | ヤ | ||||||
| 岸川勝也 | 巨 | 阪 | 中 | De | ヤ | 広 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| ギャオス内藤 | 阪 | 広 | ヤ | De | 巨 | 中 | ||||||
| 黒田正宏 | 阪 | ヤ | De | 巨 | 広 | 中 | オリ | ソフ | 西 | 日ハム | 楽 | ロ |
| 権藤博 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | De | ヤ | ソフ | オリ | 楽 | ロ | 日ハム | 西 |
| 坂口智隆 | 阪 | ヤ | 巨 | 中 | 広 | De | オリ | ソフ | 西 | 日ハム | ロ | 楽 |
| 佐々岡真司 | 広 | 阪 | 巨 | 中 | De | ヤ | ソフ | オリ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 佐々木主浩 | 阪 | 広 | 巨 | De | 中 | ヤ | 西 | オリ | ソフ | ロ | 日ハム | 楽 |
| 佐藤義則 | 阪 | De | ヤ | 巨 | 中 | 広 | ソフ | オリ | 日ハム | ロ | 西 | 楽 |
| 里崎智也 | 巨 | 阪 | De | 中 | 広 | ヤ | ロ | ソフ | オリ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 篠塚和典 | 阪 | De | 巨 | 広 | ヤ | 中 | ソフ | オリ | 西 | ロ | 楽 | 日ハム |
| 柴田勲 | 巨 | 阪 | ヤ | 広 | De | 中 | オリ | ソフ | ロ | 日ハム | ||
| 清水隆行 | 巨 | 阪 | De | 中 | 広 | ヤ | 西 | オリ | ソフ | 日ハム | ロ | 楽 |
| 清水直行 | 阪 | 広 | De | ヤ | 巨 | 中 | ロ | オリ | ソフ | 日ハム | 楽 | 西 |
| 下柳剛 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | ヤ | De | ||||||
| 仁志敏久 | 阪 | De | 巨 | ヤ | 広 | 中 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 杉本正 | De | 巨 | 広 | ヤ | 阪 | 中 | ソフ | 西 | オリ | 楽 | 日ハム | ロ |
| 関本賢太郎 | 阪 | 広 | 巨 | De | ヤ | 中 | ソフ | オリ | 西 | ロ | 楽 | 日ハム |
| 田尾安志 | 阪 | ヤ | 中 | De | 巨 | 広 | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 高木豊 | 阪 | 中 | 巨 | 広 | De | ヤ | 西 | オリ | 日ハム | ソフ | ロ | 楽 |
| 高橋由伸 | 巨 | 阪 | De | 中 | 広 | ヤ | ソフ | オリ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 達川光男 | 巨 | 広 | 阪 | ヤ | 中 | De | ||||||
| 田中賢介 | 阪 | 広 | 巨 | De | ヤ | 中 | 日ハム | 西 | ソフ | オリ | ロ | 楽 |
| 谷佳知 | 巨 | 阪 | De | 広 | 中 | ヤ | オリ | ソフ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 谷繫元信 | 巨 | 阪 | 広 | 中 | De | ヤ | ソフ | 西 | 日ハム | オリ | ロ | 楽 |
| 田淵幸一 | 阪 | 巨 | 広 | De | ヤ | 中 | ソフ | オリ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 田村藤夫 | 阪 | 巨 | 広 | 中 | ヤ | De | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 辻発彦 | 阪 | 巨 | 広 | De | ヤ | 中 | オリ | ソフ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 鶴岡慎也 | オリ | 日ハム | ソフ | 西 | ロ | 楽 | ||||||
| デーブ大久保 | 阪 | 巨 | 中 | De | ヤ | 広 | ||||||
| 土井正博 | 阪 | ヤ | 巨 | De | 中 | 広 | オリ | ソフ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 得津高宏 | 巨 | 中 | 阪 | ヤ | De | 広 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 鳥谷敬 | 阪 | 巨 | ヤ | De | 広 | 中 | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 中田良弘 | 阪 | 広 | De | 巨 | ヤ | 中 | ソフ | オリ | 西 | 日ハム | ロ | 楽 |
| 中西清起 | 阪 | 巨 | 広 | De | ヤ | 中 | ソフ | オリ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 中畑清 | 巨 | De | 阪 | 広 | 中 | ヤ | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 梨田昌孝 | 阪 | 巨 | ヤ | 広 | De | 中 | オリ | ソフ | 西 | 日ハム | ロ | 楽 |
| 西本聖 | 広 | 阪 | De | 巨 | ヤ | 中 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 西山秀二 | 阪 | 巨 | 広 | 中 | ヤ | De | オリ | ソフ | ロ | 楽 | 西 | 日ハム |
| 能見篤史 | 阪 | ヤ | 巨 | 中 | 広 | De | ソフ | オリ | 西 | 日ハム | ロ | 楽 |
| 野村謙二郎 | 広 | 阪 | 巨 | 中 | De | ヤ | オリ | ソフ | 西 | ロ | 日ハム | 楽 |
| 野村弘樹 | 巨 | 阪 | 中 | 広 | ヤ | De | ||||||
| 橋上秀樹 | 巨 | De | 阪 | 広 | 中 | ヤ | ソフ | 西 | オリ | 日ハム | 楽 | ロ |
| 長谷部裕 | 阪 | 巨 | 広 | ヤ | 中 | De | ||||||
| 濱中治 | 阪 | 巨 | De | 中 | 広 | ヤ | ||||||
| 浜名千広 | 阪 | 巨 | 広 | ヤ | 中 | De | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 張本勲 | 阪 | 巨 | ヤ | De | 広 | 中 | オリ | ソフ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 東尾修 | 巨 | De | 阪 | 広 | ヤ | 中 | オリ | ソフ | 西 | ロ | 楽 | 日ハム |
| 桧山進次郎 | 阪 | 広 | 巨 | De | 中 | ヤ | ソフ | オリ | 楽 | 日ハム | 西 | ロ |
| 平田良介 | 阪 | ヤ | 広 | De | 中 | 巨 | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 広沢克己 | 阪 | 巨 | 広 | De | 中 | ヤ | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 広瀬叔功 | 阪 | 巨 | 広 | 中 | De | ヤ | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 福本豊 | 阪 | 巨 | 広 | ヤ | De | 中 | オリ | ソフ | 日ハム | ロ | 楽 | 西 |
| 藤田平 | 阪 | 巨 | De | 中 | ヤ | 広 | オリ | ソフ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 古田敦也 | ヤ | 阪 | 巨 | De | 広 | 中 | 西 | ソフ | オリ | 日ハム | ロ | 楽 |
| 星野伸之 | 阪 | ヤ | De | 巨 | 広 | 中 | オリ | ソフ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 堀内恒夫 | 巨 | 阪 | 広 | De | ヤ | 中 | オリ | ソフ | 西 | ロ | 楽 | 日ハム |
| 前田幸長 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | De | ヤ | ソフ | オリ | ロ | 西 | 日ハム | 楽 |
| 槇原寛己 | 巨 | 阪 | 広 | 中 | De | ヤ | オリ | ソフ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 松田宣浩 | 巨 | 阪 | De | ヤ | 広 | 中 | ソフ | オリ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 真中満 | 阪 | ヤ | 中 | 巨 | 広 | De | オリ | 西 | ロ | ソフ | 楽 | 日ハム |
| 真弓明信 | 阪 | 巨 | 中 | ヤ | De | 広 | オリ | ソフ | 楽 | 西 | ロ | 日ハム |
| 宮本慎也 | 阪 | De | 巨 | 広 | ヤ | 中 | オリ | ソフ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 元木大介 | 巨 | De | 阪 | 広 | ヤ | 中 | オリ | ソフ | 日ハム | ロ | 西 | 楽 |
| 森繫和 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | ヤ | De | ソフ | オリ | ロ | 西 | 楽 | 日ハム |
| 矢野燿大 | 阪 | 巨 | ヤ | 広 | De | 中 | ソフ | オリ | 日ハム | ロ | 西 | 楽 |
| 藪恵壹 | 阪 | 中 | 巨 | ヤ | De | 広 | オリ | ソフ | ロ | 日ハム | 西 | 楽 |
| 山崎武司 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | ヤ | De | ||||||
| 山田久志 | 阪 | 巨 | 広 | 中 | De | ヤ | オリ | ソフ | 日ハム | 西 | ロ | 楽 |
| 山本昌 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | ヤ | De | ||||||
| 吉田義男 | 阪 | 巨 | 中 | 広 | De | ヤ | オリ | ソフ | 日ハム | 西 | 楽 | ロ |
| 若菜嘉晴 | 阪 | 広 | De | 巨 | ヤ | 中 | ソフ | 西 | オリ | ロ | 日ハム | 楽 |
憲法解釈を憲法制定者意思に求めるのか、有権者に求めるのかとか
これって院レベルで学ぶ事だし、ちゃんと書けたら学位もらえると思う
だけど、視点が大事ってだけで内容に関してはめちゃくちゃだしあんまり参考にならない
でも原文読んで理解できるなら憲法学者(政治哲学か、日本なら法哲学も入るか)は何やってんだよってことになる
やっぱり話し合うにも前どう考えられてきたかとか前提的な知識は必要だと思う
水遊びは泳ぐのに関連するだろうけど、それだけだと泳げない
憲法なんて国民全員が関与して議論されるべきことなんだから(主権論は別として)
ただ議論をよくするためにどう考えられて来たかを学ぶのがいいと思う
樋口、長谷部、木村とか色々わかりやすい初心者向けのいい本がいっぱいあるし
これで良くなったらいいね
24,488人が平和を求め 軍拡を許さない女たちの会さんのオンライン署名に賛同しました。目標賛同数25,000を一緒に目指しましょう!
岸田政権は、5年で43兆円、GDP比2%という防衛費の増額を打ち出しました。しかし、防衛費は、その詳細が明らかにされておらず、どう捻出するかも決まっていません。むしろ、この軍拡は周辺諸国の緊張を高めました。これが、私たちの国のためになるのでしょうか。
政府がこれまで掲げてきた、少子化対策や労働者の賃上げ、女性や1人親家庭、非正規労働者、性的マイノリティ、子どもなど、社会的弱者のための公的支援の政策が、マイナスの影響を受けるのは明らかです。
政府の全世代型社会保障構築会議は昨年末、改革の方向を示しましたが、働く女性の過半数を占める非正規労働者、子育て支援のための財源論は先送りされました。現状の日本の教育への公的支出は先進国で最低レベルです。大学までの教育無償化や給食費無償化は、3兆円でできると言われながらも先送りされました。これでは物価高の中、子育て世帯の負担は重くのしかかるばかりで、この国の喫緊の課題である少子化が防げません。
ところが、自民党税制調査会は、こうした課題に真剣に取り組まず、軍事費増額については、法人税、所得税、たばこ税の3税を増税して財源の一部にあてることを大筋合意しました。
子どもや女性、少子化対策をなおざりにした軍拡は、この国を衰退させ、諸外国に敵を作るだけです。軍拡の前にもっと外交努力を積み重ね、平和を模索してください。
今こそ、軍事に進む政治から脱し、生活と平和を守る「女性」目線の政治が必要です。軍需産業の育成でなく、平和のための産業や技術、人材に投資してください。女性が安心して生活し、働ける環境なしでは、男性も子どもも貧困化します。
戦後の安全保障原則の大転換が、国会審議も、総選挙や国民投票もなく、特に女性や社会的弱者の声を聞くこともなく進められています。私たちはこの歯止めのなき軍拡の決定を認めません。
私たちは、岸田文雄首相、政府・与党、野党各党の代表、連合代表に対し、
2、歯止めなき軍拡を押し進めることをやめ、そして女性や子ども、若者や社会的弱者の目線に立った政策を進めること
この2点を行うことを強く求めます。
菱山南帆子 市民運動家
駒井知会 弁護士
宮嶋みぎわ 音楽家
黒部エリ 叙述業
髙橋済 弁護士
海北由希子 自営業
出田阿生 新聞記者
丸川司文 僧侶
森祐昭 僧侶
徳正俊平 僧侶
朝岡晶子 団体職員
松元ヒロ スタンダップ・コメディアン
打越正行 社会学者
立岩陽一郎 InFact 編集長
丹羽雅代 一票で変える女たちの会
視聴理由→ジャンルの違うオタク同士の集まりでお互いのカバー範囲ギリ重なるということで観に行った
・なんか思ったより「刀剣男士とは審神者とは」ってテーマががっちり考えて脚本作ってくれている感じがしてよかったし観て良かったと思った
・「以前はへり切り長谷部ハマってたけど最近はあんまり摂取してないしフラットにみれるわ」と思ってたけどいざ登場すると萌え〜ってなった
いやしかし登場シーンが多い
ギャル審神者との最後のやりとりもンン〜〜〜ってなるじゃんこんなん…
・黒目びびった
・ちょうぎ君の俳優さんと源氏兄弟の俳優さん、滅茶苦茶キャラに合っててよかった
なんか頬がシュッとしてシャープな感じ
・JK審神者の正論シーン、少し長え…と思ったけどまあテーマ的に大事だし特撮だからそういうシーンも必要か…のあとの刀剣ラッシュでブチ上がった
・あのおじさんと加州君、みたい
・博多君の隣にいた短刀の子の目が据わりすぎて「!?」ってなった
・JK審神者以外の審神者の人たちの日常?シーン、もう少しみたかった 何かの特典とかでつくのかな
みんなそれぞれ素敵な組み合わせだったからみたい
・「ハイッ↑」パチーン、なに
ええと…田嶋氏が育成現場にいた時の選手たちは当時、「谷間の世代」と言われていて、どの世界大会でもイマイチな戦績で途中で変わってる(大熊さんだったかな)んですよね。彼の講演で、U世代の監督をやっていた時に長谷部を招集しなかったから自分は監督や強化の才能はないと思うって笑わせるのがお約束なので、ご本人が言ってることです。ちなみに谷間の世代と言われた選手たちは南アのW杯で欠くべからざる戦力になっていますから、戦績が良くなかったのは選手の質に問題があったわけではないでしょうね。
田嶋氏自身も、いろんなところで喋っていることでもあるのですが90年~2000年代あたりはとにかく人材が足りなくて、「サッカーの仕事をする」と決めた諸先輩方は、殆どの人が育成現場の仕事を担っている期間が長くあります。田嶋氏はむしろ監督などの現場方面のキャリアを積み上げるのをやめて、現場を上がって「文官」になるキャリアを選んだ人なんです。
そもそも育成こそがJリーグ設立の最大の理由で、そのためには普及は当然ついてくるわけで…田嶋だけがそう言っているわけじゃなく日本サッカー草創期を支えた人たちは、そして今現在のサッカーファミリーみな同じ理念を持っています。
それに…、ヒロミが「代表<Jリーグ」ってことも認識が間違っています。ヒロミも代表チームの技術委員長やっていたでしょう?JFAの偉い人もずっとやっていましたし、彼自身もJリーグは代表を担う人材を育成するリーグである、と言っています。ただ、恐らくヒロミと田嶋では、「代表を担う人材をどうやって確保するか」の方法に、それぞれ少し異なる意見を持っているのかなと思うことはあります
(邪推ですが)
田嶋は集約的に少数精鋭にエリートを育てたがる(Jリーグ集約プレミアリーグ化)傾向があって、
ヒロミは、エリートを狙いすまして集められるわけがないから富士山の形みたいに裾野を広くしたい(Jリーグを拡大)
という違いです。どちらも会見やJリーグのYoutube、スカパーやダゾンの番組で田嶋、ヒロミが言っていることですね。
田嶋氏についてはやはりアンチ的な批判をする方が多いのではないかと思います。ただ、サッカーに興味がない人が多いのかも知れないとも思います。
サッカーに興味がない人は、なんなら田嶋のことを知らないと思う笑。ポイチや反町さんは知ってても(A代表、U代表の監督経験者だからね)。
田嶋への批判をしている人達は、主にJリーグ大好き勢だと思います。私たちJリーグ大好き勢は基本、日本サッカー全般が大好きです。Jリーグも見にいくし代表戦も当然応援する、自分のところの選手や、日頃の対戦相手やJリーグを巣立ってぐんぐん成長してる選手を応援するのは至福の瞬間だからです。
そしてJリーグが好きだから、ドイツ式代表(特定クラブに代表選手を集約)をやろうとしたり、プレミアリーグ作ろうとしたり、秋春制を導入しようとする田嶋は、私たちJリーグ大好き勢とっては「なに言ってんだ、こいつ敵だな」となるのです。これらのアイデアは「Jリーグをもっと良いリーグにする=発展拡大させる」ことと反対になりうるから。
批判をしているのは、めくらめっぽう、ただ叩きたいからではなく、とても現実的な、私たちと利害が反することを言っているからです。
「サッカー知らない人」は田嶋のことなんて知らないと思いますし、「代表戦だけ見る人」、「代表専サポ」さんは、たぶん、むしろ田嶋に、我々Jリーグ大好き勢ほど悪意は持ってないと思います。
なぜなら、田嶋のアイデアは直接的に(そして短絡的に)代表を強くしたい、という理由で出しているものだからです。スター選手を贔屓するのも代表ファンやスポンサーにとっては嬉しさしかないですしね。代表だけが強くなればいい、Jリーグには興味がない、という人にとっては田嶋は良い人に見えると思います。
ただし、代表専サポさんって実際にはあんまりいないんですよ(少なくとも私の知り合いには居ない)。多くの人が、どこかのJクラブやJFAや地域クラブを熱烈に支援、応援してる人を兼務しているので、田嶋のことは批判的に見る人が多い印象です。
eternal_reflectionさんは、あんまりサッカーを観戦したり、どこかのサッカークラブを応援したりはしていないのかな?と思うんですが、どうでしょうか。だとしたらこの辺の理屈が見えてないのかなと思いました。
「アンチはすぐ田嶋を叩けばいいと思って!」と、まず思い込んで、そういう目で見ているから、私たちが毎日考えている(サッカー馬鹿なので毎日サッカーのことを考えてるんですよ、馬鹿だから仕方がない)ことが、見えなくなってるんじゃないかな…。
それな。
だからまぁ自分は本田はツイートでポジショントークしてんじゃね?と思っている。
カンボジアU代表を面倒見ながらアジアのS級ライセンス取るってことも出来ないこともないと思うんだけどね…。AFCとJFAの指導者ライセンスは汎用可能なので。
噂だと長谷部はJFAのライセンスじゃなくてUEFAのライセンスを狙うとかなんとか。UEFAのライセンスの取得ハードルは金銭的、時間的にも相当大変らしいから、ぜひ長谷部には頑張ってもらいたいんだよな。フランクフルトでコーチをやってゴリゴリのドイツサッカーを教えられる人になってくれたら面白い。吉田とか川島あたりの語学出来る&金には困ってない勢も頑張ってほしい。
まぁこの世代がコーチ・監督として現場にどんどん増えていくのが楽しみだし、日本サッカーには必要なことなんだよなぁ。本田は、ほんととっととS級取って、ちゃんとした結果出してほしい。
踏み絵の禁止は、憲法上、信教の自由(20条)ではなく思想良心の自由(19条)の問題です。ちなみに、内心の自由は絶対的な自由と解されています。
思想・良心の自由が不可侵であることの第二の意味は、国民がいかなる思想を抱いているかについて国家権力が露顕(disclosure)を強制することは許されないこと、すなわち、思想についての沈黙の自由が保証されることである。国家権力は、個人が内心において抱いている思想について、直接または間接に、訊ねることも許されないのである。したがって、たとえば、江戸時代のキリスト教徒の弾圧の際に行われた「踏絵」、あるいは、天皇制の支持・不支持について強制的に行われるアンケート調査など、個人の内心を推知しようとすることは、認められない。
本条(引用者注:憲法19条)が,外界の行動や表現に現れない内心の自由を保障しているにとどまるのであれば,それは,本来,法の及びえない領域であって,サブリミナル(閾下)広告によって人々の行動を操作しようとするような例外的な状況を除くと,本条の保障する自由への侵害が直接に問題となる場面は,それほど多くはないとも考えられる。
本条への違反が独立に問題となりうる場面としては,①思想や信条の告白を強制する場合と,②特定の思想や信条を有することを理由に不利益を課す場合とが考えられる。
ちなみに、芦部142頁によれば思想・良心の自由の保障をあえて明文で規定するのは比較法的に珍しいようです。長谷部194頁によれば歴史的には宗教改革により対立する宗派の共存の必要から信教の自由が近代立憲主義が保障する権利の中核的地位を占めたのだそうですが、わが国では、明治憲法下において、治安維持法の運用に見られるように、特定の思想を反国家的なものとして弾圧するという、内心の自由そのものが侵害される事例が少なくなかった
(芦部143頁)ことから、思想・良心の自由を特に明文で保障する必要が意識されたのでしょう。
○説明員(山川菊榮君) 今勞働組合の婦人團體が請願運動を起す用意をしておるのですが、婦人の日と、母の日と一緒にして最初に日本婦人に参政權を行使をいたしました四月十日を記念してそうしていろいろの運動を記念にして、外の母の日でも、婦人の日でも同時にそういうものを二つ合せて一昨年の四月十日に、婦人参政權というものを行使いたしまして、選擧のときに婦人解放だけを大變賑やかにやれて、あとすつかり忘れられてしもうので、一年に二囘ぐらいそういう日を設けて、男も女も一緒に本當にそれを實現するためにそれを努力したい、これはぜひ設けて頂きたいと思います。
○説明員(谷川徹三君) 私は子供の日、母の日という名前で以てこの二つは贊成です。婦人の日というのは私は贊成しませんが、母の日というのは贊成します。
○説明員(谷川徹三君) 婦人に參政權を與えられたということに大きな意義がありますが、そういうことを國家的に祝祭日とする必要はないと思います。併し子供というものは未來の日本を背負つて立つものであり、未來の希望であるという意味で、私は子供の日というようなものを特に設けたいと思います。同じように人間の姿の中で最も美しい姿は、私は母の姿だと思います。その意味で、又こういう祝祭日というものは勿論大人たちに取つても意味があるのでありますけれども、私共のことを振り返つて見ると、特にこの祝祭日は、子供にとつて深い印象を與えると思います。そういう子供に深い印象を與えるものとして、母の日というものを作るところに大いに意味がある。私はこういう祝祭日というようものは餘りに理窟に囚われちやいけない。理窟は分らないけれども、何か美しい感じを與えるものと思います。それから理窟では否定的でも、私共民族の歴史、國の歴史というものと何か結びついたものとか、そういうものを私は祝祭日としてすべきものだと思う。そういう意味で母の日というものを私はぜひ入れて頂きたいと思います。
○説明員(山川菊榮君) 母は勿論大きな貢献をしておりますけれども、母でない婦人も(笑聲)國家の生産に非常に貢献しております。母も随分虐げられておりますが、婦人一般が決して平等の人權を認められておりませんので、いろいろ問題が毎日山積しておりますから、そういう問題について、特に母を讃美すると言わないでも、自分々々の母親は皆讃美しておりますから、一般の婦人を本當にもつと實質的に解放する意味で、そのために記念日を作つて、實質的に解放することに協力して頂きたいと思うのでございます。これは理窟と感情と一致しておりますし、歴史的に意味のあるものというお話でございますけれども、日本が大變古い國だというお話でございますけれども、何萬年ぐらいか知りませんけれども、とにかく歴史あつてこの方、初めて投票を許された日でございますから、これは特に歴史的にも意味のあることだと思うのです。
○委員長(山本勇造君) 御婦人以外の方の御意見を伺つてみたいですね。婦人デー或いは母の日というのは如何でございますか。
○説明員(岡本禮一君) 山本先生、意味が違うんじやないですか、母の日と婦人の日は。ママーズ・デーは感謝の日ということになつておるのじやないですか、婦人というとその點は離れておる。
○説明員(山川菊榮君) 私もそう思います。併し婦人の中に母が入つてもよろしいのですが、母だけ取立てて申しますと、女の中で母の日だけが美しいというのは、矢張り軍國主義時代の澤山子供を産むのを讃美する、(笑聲)それでなければ非常にセンチメンタルなものが多いように思います。婦人が人間として解放されて、本當に母としての機能も十分果すことができるのでございますし、婦人解放の中に母の日を込めるということを婦人團體は主張しておりますが、それでよろしくないかと思います。
○説明員(長谷部言人君) 私はいろいろの日を言い立てて、これを祭日にするということは贊成致さない。これは限りのない話で、たびたび繰返して申すようでありますけれども、年に四囘ぐらい、月にすれば四月、六月、八月、十月ぐらいとか、それをそこにお話のように、できるだけ集めて、その話後でやるというので十分ではないか、大體その日がぜひ共それでなければならんというのではない、仕事が主なんでありますから、そのくらいの融通は十分取り得るじやないかと思います。
○委員長(山本勇造君) 山川さん、ある人が婦人の日はいいけれども、特に婦人の日というのは、憲法で男女同權が認められておるのに、特に婦人を區別するように見える、という説が出て居るんですが、如何ですか。
○説明員(山川菊榮君) 特に言わなければ、平等は形式だけでございますからね。職場でもどこでも犠牲になつておる。四月頃からのお花見でもそうでございます。皆醉つ拂いの男が犠牲にしましてね、(笑聲)あらゆる場合そういう事實を眼の前にあるのを忘れておりますから、こういう機會に反省して頂きたい。どこで認められたかというと、憲法で認められておるだけですから……。
○金子洋文君 そこがむずかしい所で、やはりセンチメントが相当勝つてもいいじやないかと、それで母の日の中に婦人デーを、解放した行事をというと、却つて効果が百パーセントになる、その意味で私は母の日にしたいのですがね。
○説明員(山川菊榮君) ついこの間まで男女同權ということをみな嫌いましたが、それだけは耳なれたのでありますが、まだいろいろの點で平等ということを嫌がるのですから、やはりその點を強く言う必要があると思うのです。
https://kokkai.ndl.go.jp/simple/txt/100215072X00219480219/124
長谷部(はせべ)って人がいた
長谷部先生の言う「政府がかならずしも個々人の権利には還元し得ない社会全体の利益としての公共の福祉の実現を任務としているという明白な事実」
これについて長谷部先生が度々例に出してるのが「大阪市屋外広告物条例事件」で、これって美観風致を守るためにビラ貼りを禁じたことを合憲としたものなんだけど、美観風致を失ってもそれで失われる人権なんてないよねっていう話をしたの
そして長谷部先生は人権と人権の衝突の調整の役割だけだと公共の福祉は不十分って批判したの
だから人権と人権の衝突の調整という機能そのものが失われたわけではなくて、公共の福祉には2つの機能があるよねっていう意見が今の主流になってる(法学用語だと二元的内在外在制約説っていうから詳しくは調べてくれ)
とにかく人権への対抗利益として公共の福祉が存在しているのではない、ってことは分かったんだけど、長谷部先生の言う「政府がかならずしも個々人の権利には還元し得ない社会全体の利益としての公共の福祉の実現を任務としているという明白な事実」というのが、具体的にどういう状況のことを指しているのか分からない。
間違い。
なんか、真に受けてる人が多いみたいなのでちゃんと書いておくけども。一部ブクマが指摘しているとおり、「公共の福祉」を人権相互の矛盾・衝突を調整するための実質的公平の原理であると解する立場は「一元的内在制約説」と呼ばれ、昭和30年代からわりと長らく憲法学の主流な学説とされてきた。
けれど、机上の空論に過ぎないことが既に広く知られている。
みんな大好き長谷部教授の「新法学ライブラリー2 憲法」(新世社。当増田の底本は第4版(2008年))から持ってきてみよう。
もっとも,一元的内在制約説については,より根底的な点で,その妥当性に疑問を呈することもできる。
第一に,人権を制約する根拠となるのは,かならず他の人権でなければならないとの前提は,「人権」という概念をよほど拡張的な意味で用いない限り理解が困難である。たとえば表現の自由を規制する根拠として持ち出される街の美観や静穏,性道徳の維持,電波の混信の防止などは,いずれも個々人の権利には還元されえないものであり,社会全体の利益(公共の福祉)としてしか観念しえない。一元的内在制約説のよって立つ前提は,政府がかならずしも個々人の権利には還元し得ない社会全体の利益としての公共の福祉の実現を任務としているという明白な事実をあいまいにするばかりでなく,現にある人権が制約されている以上,その制約根拠となっているのも人権であるという誤った思考を導く危険がある。
元増田は、一元的内在制約説という古い欠陥理論に依拠している点で誤っているのみならず、一元的内在制約説の解釈適用においてすら、「『人権』という概念をよほど拡張的な意味で用い」る必要があるにもかかわらず、表現の自由の対抗利益に置きうる「人権」を限定的にすることで「公共の福祉」概念を過小に設定している。
一元的内在制約説は1955年に登場した古い学説で、かつては一世を風靡したが、今じゃ(というか十数年前には既に)芦部憲法に高橋教授が個人の人権の間に損する矛盾の衝突の調整と、自由国家にとって最小限の任務とされる社会秩序の維持と危険の防止である
という定義を付記せざるを得なくなっている。すなわち、現代ではもはや維持されていない学説だ。
そもそも元増田自身が「最低限の性道徳」による制約を引っ張ってきた時点で気付かなかったのだろうか。
そして増田の論はその後、創作物規制・広告規制を行うとするならば、それは当然に『表現の自由』に対抗できるだけの権利・利益が無いといけない。
という独自の見解を開陳し、それを武器に、対抗利益の要保護性をお気持ちで断じてバッサバッサと巻藁切りを始める。
まぁこれは、一元的内在制約説の広く共有された欠陥である「制約の可否を判断する具体的な基準が導かれない」という弱点の犠牲になったものとみることもできるが、それにしても、トラバで指摘されている屋外広告物規制条例のように「そうはいっても結構規制されてるよな?」と気付かなかったのだろうか。今じゃ常識の三段階審査とまでは言わないまでも(交通事故が業務上過失致死だと書いているくらいだから、法律を学んだのは何十年も前のことなのだろう)、古来より伝わる二重の基準くらいは持ってきて欲しかったものである。