本の本、ではないんですが、メディア関連本ということで、最近読んだ、これらを紹介します。
- 津田大介『Twitter社会論 』(洋泉社新書y)
- 『週刊ダイヤモンド』2010年1月23日号(ダイヤモンド社)
今さら紹介するのもかえってはずかしいような感じの、ツイッター本の代表選手的な新書と、それから大いに話題を呼んだらしいツイッター特集号、ですね。ちなみに、特集タイトルは「2010年ツイッターの旅 140字、1億人の「つぶやき」革命」。こちらで目次ほか詳細が見られます。
周りが始めたので、勢いでなんとなく、という感じで始めたtwitter。実際に始めてから読んだんですが、それがかえってよかったようで、いろんなことが腑に落ち、とても参考になりましたよ。「どこがおもしろいのかわからん」「登録はしたが、何していいのかわからん」という方は、この2冊でも、他のtwitter本でも、とにかくどれか1冊に目を通してみるといいかもしれません。
ところで。
【“Twitter本を読んでみる”の続きを読む】
- sorainu1968
東京でもどっかでやんないかな。http://www.nihongodeok.net/entry/255
01-30 00:01
寝転がって、『新書七十五番勝負』を読む。
01-30 13:13
昼ビール片手に読書継続中。『新書七十五番勝負』読了。ほとんど連載で読んでるのにおもしろく読めたぞ。続いて立川読書倶楽部課題図書『青い野を歩く』に。前回痛恨の読み残し参加だったので、今回はいつ倒れてもいいよう(?)、早めに手を打つのだ。
01-30 14:46
今日は満月。
01-30 22:32
休日の午後、窓際で本を読んでいると、ぽかぽかあたたかくて、たびたび落ちそうになっていた空犬です。
さて。いつだったかの予告通り、今年は本の本、メディア周辺の本をちょっとがんばって紹介していくつもりですよ。で、まずはこれ。『本の雑誌』で、個人的にもっとも楽しみにしている連載の1つが本にまとまりました。
渡邊十絲子さんの連載、本誌でのタイトルは「馬の耳に新書」。以前にも書いたことがありますが、ぼくはふだんはあまり熱心な新書読みではありません。熱心でないどころか、ここ数年の新書戦争でレーベルが増えすぎてしまったせいで、新書売り場は見て回るのもうんざり、ほとんどスルー、みたいな感じ。買って読むのは、『モスラ』とか『超合金』とか『ロボット』とか、ピンポイントでこちらの興味に引っかかってくるものや、宇宙ものなどごくごく一部。
そんな状況だっただけに、たしかな選球眼で、質の高い新書を紹介してくれるこの連載は、なかなかありがたい存在なんですよね。実際、今回本にまとまったものを読んでいたら、ああ、これも買った、これも読んだな、と、この連載がきっかけで手にした新書がいくつもありました。
【“新書読み下手にもおもしろい……『新書七十五番勝負』”の続きを読む】
- sorainu1968
立川オリオン書房、ルミネ、ノルテはしご。仕事の用事。無事終了。
01-29 10:59
三鷹江ぐち、11時前から大行列。それなりの覚悟で。
01-29 11:38
リブロ池袋。B1、児童書の脇にあったカフェが閉店になってる。
01-29 14:48
ナイン・ストーリーズ、読み返してみる。
01-29 21:35
@naokazu_ 『量子』、ハヤカワ文庫ですね。
01-29 22:22
@marishio 結局あきらめました…。悪い意味ではなく、いい意味で、並んで入るような店ではないんですよ、自分にとって。久住さんの日記、未チェックでした。サンキュウです。
01-29 23:32
@kapuru あたりまえに…まったく同感です。午前中から行列のようですから、行かれる際は時間と気持ちに余裕が要りそうですよ。
01-29 23:33
ナイン・ストーリーズに続いて、小説中華そば「江ぐち」を。なんか独り追悼大会みたいになってきた。
01-29 23:34
合掌。「米作家サリンジャー氏、91歳で死去」(1/29ウォールストリート・ジャーナル日本版)。
↑これを初めて読んだとき(高1の夏?)は、やはり新鮮な驚きでしたねえ。「若いときに読んでおきたい本」みたいな言い方がありますが、ぼくにとっては、これはまさにそういう本でした。よかった、あのころに出会っていて。
ちなみに、その時読んだのは、このuブックス版じゃなくて、古本屋さんで見つけたハードカバーでした。あの文章が英語でどうなっているのか知りたくて、ペーパーバックに挑戦したのもなつかしい思い出です。もしかしたら、人生で初めて読み通したペーパーバックだったかも(上のとは違う版)。
↑その後読み返した回数、それに自分の読書生活への影響で言うと、こっちのほうかな。柴田さんの訳も読んでみたいけど、でも、この新潮文庫版には、青臭い思い出がそれなりに詰まっていて、これはこれでやはり手元に置いておきたい1冊なのです。
今日も昨日に引き続き、書店回り。午前中は、立川のオリオン書房ルミネ店、ノルテ店へ。その後、いったん会社に戻ってから、再び外出、午後は、池袋のリブロ池袋本店とジュンク堂書店池袋本店へ。
↑移動の車中で読んでいた道中本たち。荷物が重いので、できるだけ薄い文庫にしてみました。
2日で何軒回ったかなあ。仕事の用事も順調、知り合いの書店員さんたちにもたくさん会えて充実の2日間だったのはいいんですが、重い鞄抱えての移動の連続だったので、足がぱんぱん、もうふらふらです(泣)。
さて。ぜんぜん本にも書店にも関係ない話ですが、武蔵野三鷹エリアの住人にはショックな、大変にショックなニュースです。「三鷹の名物ラーメン店「江ぐち」閉店へ」(1/27朝日新聞)。
同記事の冒頭を引かせてもらいます。《JR三鷹駅近くで半世紀以上営業してきたラーメン店「中華そば江ぐち」が31日で閉店する。》……何度読んでも信じられない……続けます。《地元出身の漫画家、久住昌之さん(51)が「小説中華そば『江ぐち』」という名のエッセーを書いたことでも知られる名物店だが、昨年末に店主が急死。惜しまれながらのれんを下ろすことになった。》ああ、なんてこと……。
↑これがその本。
【“今日もまたまた書店回り、そして、さよなら「江ぐち」”の続きを読む】
今日は半日出ずっぱり、先ほどの記事に書いた通り、ずっと新刊書店回りだったんですが(ちゃんと仕事してたんですよ)、その合間に日暮里の古本屋さん、古書ほうろうへ行ってきましたよ。
知り合いのHさんの息子さんSくんが、職業体験っていうんでしょうか、そういうので、同店に古本屋さん修行に出ているというのです。中学生で、古本屋さん体験なんて、うらやましすぎるっ! これはのぞきにいかねば、ということで日暮里まで行ってきましたよ。
古書ほうろう、お店を訪ねるのは久しぶりだったんですが、ほんと、いいお店ですね。中央線沿線にあったら、通いたいようなお店です。今日は、Sくんの仕事ぶりをのぞいてくるのがメインだったんのに、棚を見てたら、やっぱり気になってしまって、短時間で端から端までチェック、結局、買い物までしてしまった。なにやってんだ……。
で、中学生男子の職業体験ですが、ちらちら観察していると、レジで、セットものの商品にビニールをかけたりしています。おお、なかなか悪くない手つきだ。さらに、買い取りや値付けのことについて、店主の方から、レクチャーを受けています。店主の方も、中学生相手でも手抜きなしで、きちんと説明していて、なんだか端で聞いていて、うれしくなってしまいましたよ。Sくん、ほんと、いい経験できたね。
【“古書ほうろうはやっぱりいい店だなあ”の続きを読む】
- sorainu1968
三省堂書店神保町本店、お仕事。これから日暮里、古書ほうろうへ。その後渋谷。たいそう忙しい。厚着がたたって暑くて泣きそう。
01-28 12:46
日暮里…なれない町は、お昼が問題だ。
01-28 12:48
三鷹江ぐち、行列。麺、売り切れとのことで並ぶこともできず。写真も撮れない。閉店までにもう一度行きたいなあ。
01-28 18:14
書店回り、今日はおしまい。がんばったなあ、俺。
01-28 18:33
@marishio つぶやきがお役に立ってようで何よりです。今日も行列、麺売り切れで、入れず、でした。閉店までカウントダウン、最後に一度、食べておきたいのですが、はたして入れるかどうか……。
01-28 21:31
@kapuru 今日、6時前に行ってすでに、並んでいる人の分で麺が売り切れと言われてしまいました。閉店までの時間を考えると、運がよくないと入れそうにないですね。
01-28 21:32
今日は半日かけて書店回り。まずは三省堂書店神保町本店へ。その後、日暮里へ移動して、古書ほうろうへ。この件は、別の記事にします。
その後、渋谷へ移動。文教堂書店渋谷店、啓文堂書店渋谷店、ブックファースト渋谷文化村通り店をはしご。そして、Aさんを訪ね、リブロ渋谷店へ。
同店では、こんなフェアが開催中ですよ。「和 日本の伝統 日本の美」「メディアとどう付き合うか。」。
どちらもなかなかに力の入ったすてきなセレクトになっています。書店好きはぜひチェックを。ぼくは和のほうから、これを抜いてきました。
【“やっぱり書店の店頭はおもしろい!……書店回りの1日”の続きを読む】
- sorainu1968
「割れ」とか「減」とか、最近は出版っていうと、そんなニュースばっかりだなあ……。「消える書店、10年間で29%減 和歌山県ではほぼ半減」(朝日新聞)http://book.asahi.com/news/TKY201001260130.html
01-27 09:29
『デザインの現場』、休刊なんだ……。http://www.bijutsu.co.jp/dezagen/info/news100126.html
01-27 12:53
ショック! 三鷹のラーメン屋「江ぐち」、今月31日で閉店……。三鷹南口側で、独り麦酒できる店がなくなってしまう。ショック……。
01-27 23:07
◆今日のBGM SPECIAL◆
- OST『(500) Days of Summer』
公開中の映画『(500)日のサマー』のサントラです。
このblogにも何度か書いてるかもしれませんが、なにしろ無粋な男なもので、恋愛ものってぜんぜん興味がない。というか、苦手なんですよね。ほれたのはったのだのの話は。
これも、ふつうなら手の伸びなさそうな感じの作品なんですが、あらすじを聞けば、主人公の男女の出会いに音楽が、それもザ・スミスの曲が使われているというではないですか。俄然興味が。だって、ボンクラ男子は出会いたいじゃないですか、ザ・スミスが好きな女子に。エレベーターの中で。ねえ。
【“(500)日のサマーのサントラ、goodです”の続きを読む】
えー! 休刊、なんだ……。「『デザインの現場』休刊のお知らせ」(1/26美術出版社)。
サイトの案内文を引きます。《1984 年の創刊より、多くの読者の方々に支えられてきました『デザインの現場』は、2010年4月号(3月27日発売号)をもちまして、休刊させていただくことになりました。今後はウェブや書籍などの他メディアによって、新たな展開をしていく予定です。詳細は次号4月号の本誌にてお知らせいたしますので、ぜひご注目ください!》
本作りやブックデザインに関する特集を、過去に何度も組んできた雑誌です。毎号の読者ではなかったけれど、本関連の特集のときはよく買っていましたし、ずいぶん勉強もさせてもらいました。今も、ブックデザイン・装丁関連の特集号のバックナンバーは、何冊も手元に残っていて、大事にしています。はあ。
休刊といえば、『sabra』(小学館)の最終号が店頭に並んでいますね。「「sabra」最終号は10年間の歴史が詰まったグラドル大全」(1/26 Netaful)。
表紙は、ご覧の通り、過去の表紙がずらりと並んだデザイン。一度も買ったことのない雑誌だけど、「表紙がずらりの表紙」って、本好きブックデザイン好きとしてはそそられますよね。その雑誌のファンでもないのに、思わず買ってしまいそうになります。
【“休刊のニュースに慣れ始めているのがこわい”の続きを読む】
- sorainu1968
NHK『こだわり人物伝』、高田渡さんフィーチャーにおどろき。
01-26 09:37
2009年は「出版を取り巻く環境が一段と悪化した年だった」と分析されてしまいました。「本の販売、2兆円割れ確定 09年、雑誌離れ加速」。http://book.asahi.com/news/TKY201001250102.html
01-26 09:40
『特撮魂』、ようやく読み始めた。ら、これがおもしろくて。へえそうだったのか的特技関連の裏話があっちにもこっちにもで、あやうく電車を乗り過ごしそうに。
01-26 13:30
啓文堂吉祥寺、お仕事。これからルーエ、遊び。
01-26 19:11
吉祥寺で独り飯、迷った末に旺旺へ…迷ってないじゃん、いつものとこだ。ルーエ購入本をぱらぱらと。
01-26 20:07
吉祥寺ルーエでは、『新世代演劇人たちのヤバい才能』フェア、展開中なり。
01-26 20:08
吉祥寺で、啓文堂書店吉祥寺店とBOOKSルーエをはしご。うち、ルーエ2Fでは、こんなフェアが展開中です。『新世代演劇人たちのヤバい才能』フェア。
↑とりあえずは、ヤマト、そういうフェアである。もちろん、無料小冊子もあるよ。
↑棚を見渡すとこんな感じ。あんまりばっちし写しちゃうと店頭で棚を確かめる楽しみが減るので、これぐらいで。
タイトルそのままのフェアなんだけど、ちょっと補足しておくと、「新世代」というのは、フェアの必殺企画人、花本氏の「恣意的な分類だが」という断り付きの定義によれば、「宮藤官九郎さんの活躍以降の演劇人」とのこと。くわしくは、店頭と、無料配布の小冊子を見てみてください。
【“ルーエで新しいフェア始まりました、そして星兎を発見”の続きを読む】
先日紹介した立川読書倶楽部。早速反応が複数あって、びっくりしています。ルーエ花本氏が、自身のblog西荻の風に、倶楽部発足の経緯をあげてますから、ご興味のある方は、ぜひこちらをどうぞ。会に参加したEくんも、こんな感想を書いたりしてますよ。
今日は会社の同僚との飲みのはずだったんですが、さすがに体調が心配で断念、さびしい気分の帰り道、見上げた夜空に、半分より少し太った月(月齢10.2 by天文手帳)がきれいに見えて、それだけでなんとなくいい気分になれてしまった空犬です。
こんな本を行き帰りの車中で読んでいます。
日高敏隆さんの名前は、最初は翻訳者として知りました。『ソロモンの指輪』、そして『鼻行類』。どちらも大好きな本ですが、本のタイプはずいぶん違う。しかも、後者のあとがきなどを見ると、本職の学者先生なのに、なんだかずいぶん楽しそう。それで名前が印象に残ったのでしょう。翻訳だけではなくて、ご自身もなかなかにすてきな文章をお書きになることを発見するのに、それほど時間は要りませんでした。
すてきな文章をものした(なにしろ、日本エッセイスト・クラブ賞受賞者ですから)ユニークな動物学者の本を、幸運にもまだ一度も読んだことがないという方には、入手しやすくて、内容的にも楽しくて読みやすい、新潮文庫に入っている↓これらの作をおすすめします。
その日高先生が亡くなったのは、昨年の11月のこと。「動物行動学会設立、京大名誉教授の日高敏隆さん死去」(09/11/23朝日新聞)。ふた月もたってからなんですが、あらためて日高先生のご冥福をお祈り申し上げます。
- sorainu1968
西馬込で打ち合わせ。
01-25 19:11
今日は同期の飲みだったのだが、さすがに体調が心配で断念。嗚呼。帰り道、半分より少し太った月がきれいに見える。
01-25 23:25
『綺想礼賛』(国書刊行会)、これ、読みたいなあ。即買いにはややためらわれる値段。
01-25 23:26
- sorainu1968
ドトールにて朝珈琲。店内にたまたま居合わせたお客の読書中率高め。それだけでなんとなくうれしい。
01-24 10:55
- sorainu1968
@nobusuke 本屋大賞の件、そうそう、まさにこの話しましたよね。どう反応していいか、とまどいました。
01-23 02:00
サタデーナイトだというのにお酒ゼロ、バンホーテンのココアを飲みながら『ちはやふる』を読んでいる空犬です。
さて。先に紹介した読書会の課題図書、『ブラッド・メリディアン』についても、いろいろ書きたいこと語りたいことはあるんですが、今日はこんな本を。
本と書店を応援するなどとえらそうなことをいいながら、ほんと、昨年は脱線ばっかしてました。たまに読み返すと、お酒と怪獣の話の含有率の高さに、我ながら慄然とします……。
まあ、特撮とか非チャートな音楽の話とかに反応してくださる方もけっこういる(というか、本来のテーマよりも反応がいい?)ようなので、それなりにそちらの話もしていくつもりではいるんですが、今年は本の本、書店の本をもっとしっかり紹介していこうかな、などとも考えているわけです。なにしろ、昨年は本の本的にも、個人的な関心からも最重要新書の1つだった『一箱古本市の歩き方』でさえちゃんと紹介できていない……。
ほかにも紹介漏れの本の本・書店本は多数、小林弘人さんの本とか、Twitter本とか、広義のメディア関連本にも紹介したいものはいくつもありますからね。ほんと、怪獣の話してる場合じゃないですよっ!
『創』、今回の特集は、毎年恒例の「出版社の研究」。
植田康夫×清田義昭×松田哲夫各氏による座談会「不況の出版界を襲う地殻変動」、佐野眞一さんの「出版不況とノンフィクションの衰退」の記事のほか、講談社、小学館、集英社、新潮社、文藝春秋、マガジンハウス、光文社の7社が取り上げられています。目次などの詳細は、こちらをどうぞ。
【“『創』が毎冬恒例の出版社特集です”の続きを読む】
さて、昨日の立川読書倶楽部の話、続きです。が、私的な感想レベルの話です。
【“立川読書倶楽部について、独り言”の続きを読む】
それはないだろうと、さすがに今回、それはないだろうと思っていたんですが、ああ、ノミネート入りなんですね。『1Q84』。「本屋大賞候補に「1Q84」など10作」(1/22読売新聞)。
リリーさんのときも、さんざん言われたり書かれたりしたはず。すでにたくさん売れたもの売ったものを、「売りたい本」として選ぶとは……みたいなことを……。ベストセラーの後付けみたいな賞でいいのか、みたいなことを……。
そのときの経験が活かされるならば、今回は、何か手を打てたんではないでしょうか。書店員の“強い意志”ではずすとか。村上本は思い切って殿堂入りではずすとか、ミリオンははずすとか、間に合わせルールでもなんでもいいから、なんとかできなかったんだろうか……。本屋大賞、どうする……。
今日は、立川読書倶楽部((仮)がとれて正式名称になりました)に参加してきましたよ。
これは、BOOKSルーエの花本氏(部員)とオリオン書房ノルテ店の白川氏(部長)が立ち上げた会。外文を強化しようというのはいいんですが、初回の課題図書がこちら↓と、いきなり手強い相手。適当なノリなんだか、マヂなんだか、よくわかりません(苦笑)。
立川読書倶楽部、立ち上げについては、花本部員による決起文みたいな文書もありますので、そのうち、本人がblogか何かで紹介してくれることでしょう。
本日は、2人のほかにこんな人たちが集まりました。辻内さん、高橋さん(オリオン書房ノルテ店)、長谷川さん(BOOK EXPRESS ディラ上野店)、榎本くん(ex紀伊國屋書店)、山口さん、岡田さん(早川書房)、そして空犬。なんだ、オリオン書房のお二人をのぞいたら、みんな吉っ読で顔なじみの人ばっかだな(笑)。ちなみに、山口さんは、本書の担当編集者。
まずは順番にひとことずつ感想を述べ合い、そこで出た話題について、みなであれこれ話し合うというスタイル。かなり手強い作品で、メンバーのなかにはマッカーシーは初めて、というだけでなく、外文自体ふだん読まない、という方もいたんですが、その割にはけっこう盛り上がり、2時間ほどがあっという間。
記録をとっていたわけではないので、会で出た意見の数々をここで紹介できないのは残念ですが、今日の話は録音もされていたようなので、そのうち、文章にまとまるのかもしれません。期待しましょう。
飲み屋に場所を移して二次会を、ということだったんですが、さすがに今日の体調では、お酒も長時間の席も無理、ということで、一次会で帰ってきてしまいましたが、いやあ、おもしろかった。二次会も行きたかったなあ。残念。
それにしても、すばらしいことですよ。版元に頼まれたわけでもないのに、決して安くはない単行本を自腹で買い、自分の意志で集まって、自腹で飲食しながら、本をネタに話し合う。自分が読んだ本について、いろいろな感想や「読み」を聞けて、自分の読みを深めたり、広めたりできるのが読書会のいいところなんですが、それより何より、熱心な外文読み(その予備軍も含めて)が、いるところにはちゃんといることが、そして、チャンスがあれば、増やすこともできるかもということがわかったのが、今回の収穫でした。
というわけで、立川読書倶楽部、とてもいい会でした。誘ってくれた白川さん、花本くん、サンキュウでした。ぜひがんばって続けてほしいものです。今後も2か月に1回程度のペースで続いていくとのこと、今後の会の様子も空犬通信でレポート、全面的に応援していきますよ。
以下、独り言のようなものを少し書きたいんですが、それは明日にでも。
おっと、忘れるところでした。次回の課題本はこちら。
- sorainu1968
丸善御茶ノ水店にて。次は吉祥寺。その後、立川。病み上がり、っていうか、まだ病み中って感じなのに忙しい。
01-22 16:13
啓文堂吉祥寺、いまの営業は3月15日まで、移転先オープンは4月2日。これ、もうアナウンスされてたかな。
01-22 16:55
ブックファースト吉祥寺、4月1日オープンも本決まり、とか。
01-22 16:57
立川、オリオン書房、ルミネとノルテをはしご。これから立川読書会(仮)へ。
01-22 18:33
立川読書倶楽部、一次会終了。いやあ、おもしろかった。二次会は体調悪すぎて行けず残念。熱心な外文読みがこんなにいるってわかっただけで収穫。
01-22 21:25
体調最悪の2日間を乗り越え、ようやく復調気味、しかし万全からはほど遠く、ウエストがゆるゆるで、へなへなの空犬です。
異変は火曜の夜に。編集志望の若者を、知り合いの編集者に会わせてやろうと、飲み会をセッティング。実にいい会だったんですが、いつに比べてさして杯の数が多すぎたわけでもないのに、飲んでる途中からなんだかちょっと様子がおかしいのです。と、思ってたら、帰り、最寄り駅までたどりついたとたん、トイレで、激しい嘔吐……。よく帰宅できたな、という状態でなんとか帰ったわけです。
今にして思えば、このときの状態がすでにふつうじゃなかったんですが、ちと飲み過ぎたかな、ぐらいのつもりで即寝床へ。ところが、翌朝になっても、まだ気持ち悪い。ふつうじゃないぐらいに気持ち悪い。それでもまだ、久しぶりに二日酔いかあ、なんて思って、打ち合わせもあったので、無理やり出社。ところが、会社のトイレでも再び嘔吐、そして激しい下痢……。ふつうこの時点でどうにかしろよと思いますが、外での打ち合わせに行っちゃったりしたんですよねえ。打ち合わせはなんとかこなしたものの、終わった後が大変。会社に戻る電車に座っていられなくて、途中下車、座ったベンチで、30分以上動けなくなってしまったのですよ……。
で、夕方、さすがにおかしいなと気づいたときには、もう歩くのも立ってるのもしんどくなってて、帰宅後即ダウン。翌日木曜はもちろん会社はお休み。結局、水曜丸一日と、木曜の朝昼は、水分以外まったく物も食べられないような状況でした……。いやはや。
症状と過去の経験からするとノロウイルスにやられたみたい。同じ食べ物にあたる人がいるというし、感染力の強いウイルスなので、火夜の同席者たち、打ち合わせ相手、家族ら、周りの人たちがみな大丈夫だったか心配でしたが、今のところ被害者はわたくしのみ。今日はふつうに出歩けるようにはなったものの、食欲はゼロ、まだお腹のおくのほうに違和感があって、こわくてヨーグルトとかうどん以外のものが食べられない。いやあ、マヂで、ひどい目にあいました……。
とまあ、こんな状態で、更新もコメント返しもつぶやきもできずにおりました。ようやく復活しましたよ。メール、コメント、つぶやき他で心配してくださったみなさん、感謝です。
こんな体調の割には、今日はけっこうがんばって書店を回ってきましたよ。丸善お茶の水店に顔を出した後、吉祥寺へ移動。啓文堂書店吉祥寺店へ。仕事の用事を済ませた後、吉っ読の飲み会に参加したいという書店員さんがいるという話を聞いていたので、その方に会ってきました。吉祥寺新刊書店横のつながりはこのところ途切れがち、薄くなりがちだったので、こういう方の存在はうれしいですね。早速、次の吉っ読飲み会にお誘い。
【“復調後、早速吉祥寺と立川で書店回り”の続きを読む】
- sorainu1968
2日間ではじめての食事。ノロウイルスかなにかにやられたみたい。今日は会社も休んでしまった……。昨日も今日も、しんどくて、1行も本を読めない。うー。
01-21 18:36
@naokazu_ ご心配、感謝、こちらこそよろしくです。ようやく復調の気配、明日は気が進まぬながら、出社かな、という感じです。
01-21 21:10
@margarita_no9 ずっと伏せってたんで、今ごろ見てたりします。明日は復帰かなあ。行こう、酔舎へ。しかし、飲みはさすがに来週以降かなあ。
01-21 21:11
- sorainu1968
昨晩暴飲、本日激烈にしんどいのは二日酔いのせいかと思ったら、なんかどっかやられてるみたい。ほとんど立ってられない状態で帰宅。嗚呼。
01-20 18:26
- sorainu1968
ルーエで文庫まとめ買い。一杯やってくか迷い中。
01-18 21:22
あれ、いつのまにか「ルーエの伝言」WEB版なんてのができている。でも、空だな。http://ruheden.blog123.fc2.com/
01-18 23:50
なんとなく始めたTwitter、調子にのって知り合いやいろんな版元をフォローしたのはいいけれど、仕事中はさすがにと放置して、帰りの電車のなかでのぞいてみたら、うわ、なんか数十件のつぶやきたちがっ! スクロールしてもスクロールしても延々と……つぶやき地獄……。開始早々、途方に暮れている空犬です。
でも、困っている初心者は当方だけでもないようで、ルーエに寄ったら、花本氏も、「いまいちよくわかってないんですよう、ツイッター」とやはり困惑モード。そうなんだよなあ、とうなずき合い、なぐさめ合うふたり……なんか痛いな、この絵(苦笑)。
恒例の文庫まとめ買い、本日のお買い上げはこちら。
- 大川渉『東京オブジェ 人と歴史を探しに』(ちくま文庫)
- 内田樹・平川克美『東京ファイティングキッズ・リターン 悪い兄たちが帰ってきた』(文春文庫)
- 岸本佐知子『ねにもつタイプ』(ちくま文庫)
ルーエではしばしば「空犬さんがぜったい好きな本があるんですよう」と棚や平台の前に連れていかれたりするんですが、たいていの場合そうなると買わないわけにはいきません。今回のご指名本は『東京オブジェ』。書名が気になってた1冊です。
目次をぱらぱらやってみれば、文学・美術・スポーツ・歴史などテーマ別に、「オブジェ」に出会える都内のスポットが紹介されています。もちろん昭和テイストも濃厚。映画と音楽の章には「ウルトラマン」と「ゴジラ」の文字も。120%空犬好みの本のようで、即決。
↑この本の人だもんね。
【“東京オブジェ、ファイティングキッズ、ねにもつタイプ……今日買った文庫たち。”の続きを読む】
- sorainu1968
おでかけ。横須賀は遠い…。車中読書は『リプレイ』。
01-17 11:33
羽田空港でこれから打ち合わせ。空港はいつ来てもなんとなくわくわくする。仕事の用事でなければなおよかったのに。
01-17 16:42
仕事無事終わって、夜の空港見ながら独りビール。飛行機は乗るより眺めるが断絶よい。
01-17 18:54
だんぜんいい、が、断絶いい、になってしまった。
01-17 19:09
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