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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

武蔵境の本屋さん、hoccoのRIGHT NOW BOOKSTAND

小金井公園からすぐのところにあるhocco。知り合いからこのような場所があることを、しかも本屋さんまであることを教えられていたのですが、なかなか機会がつくれずにいたもの。先日、初めて訪ねてきました。


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書店・町本会関連の記事を寄稿した『ほんまに』17号が発売になりました【更新】

先日の記事でご案内した、神戸の出版社、くとうてん刊行の『ほんまに』の最新号が届きました。



ほんまに17書影

「それでも『町には本屋さんが必要です』(と言いたい)……町本会以降の本屋さん」という、長い長いタイトルの記事を寄稿しました。当方の記事のほかにも、髙田郁さん、石橋毅史さん、平野義昌さんらによる本屋関連の興味深い記事がたくさん掲載されていますので、本屋好きのみなさんにはぜひ手にとっていただければと思います。ちなみに、特集は神戸生まれの作家、陳舜臣です。


取扱店舗については、くとうてんのサイトに一覧が載っていますので、そちらをご覧ください。




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「出版社として、客として、沖縄で思う「町の本屋さん」のこと」を読んでほしいのです

本と本屋さんについて書かれたすてきな文章に出合うと、その書き手が知らない人でもうれしいし、知っている人だと、もっとうれしい。



書き手はボーダーインクの喜納えりかさん。那覇の本屋さん、ブックスおおみね、『本屋会議』にも登場する金武文化堂にふれられています。でも、ただの本屋さん紹介文ではなく、読み手に本屋さんのことを考えさせずにはいられないものになっています。


『本屋会議』にも登場する金武文化堂の新嶋さんは、町本会に参加したあと《一念発起して、本屋開業を目指す人向けの講座に申し込んだ。週1回の講座で、会場はなんと横浜だった。毎週、金武から那覇まで行って飛行機に乗り、ホテルに泊まって全ての回を受講した》のだそうです。那覇から横浜に通うって……驚くほかありません。


書き手の喜納さんは、《町本会が終わってからしばらくは、「町の本屋さん」にばかり行ってい》て、《とても久しぶりに本を注文》したそうです。《わたしはネット通販はぜんぜん使わないのに欲しい本はすぐ手に入っていたのだから、知らないうちに便利な世の中を生きていたんだな、と気づく》。


新嶋さんさんも喜納さんも、おそらくは、自然にそのようなことになってしまった、というか、そうせざるを得ないような、そんな気持ちになったのではないかと思うのです。町本会に参加したり、『本屋会議』を読んだりしてくださった方が、何かしら行動を起こしてくださること。町本会と『本屋会議』に関わった身にとって、これほどうれしいことはありません。


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