ふだんから書店関連情報の発信に大変熱心な熊本在住の書店員、「積読書店員ふぃぶりお (id:fiblio) 」さん(@fiblio2011)が、こんな記事をまとめています。
熊本の本屋さんが置かれている状況や、どのような支援が行われているのか、県内外の本好き本屋好きにどこんなことができるのか、といったことが、当方の書き流し駄ブログと違って、綿密にかつ非常にわかりやすくまとめられています。本と本屋さんに関心のある方にはぜひご覧いただきたいと思います。
この記事があれば、熊本の本屋さんをめぐる状況について、よそ者が付け加えることはほとんどないのですが、震災発生以降、5月末まで続けていた熊本の本・本屋関連の震災報道のリストアップを補足する意味で、6月に入ってから目についた記事をいくつかまとめておきます。
【“熊本の本屋さん その後【更新】”の続きを読む】
渋谷パルコの「ザ・閉店セール」、第一弾が始まりましたね。パルコブックセンター渋谷店でも、洋書セールなどが始まるほか、店内の本に自由にコメント帯をかけられるイベントも始まるというので、初日の6/25(土)に見に行ってきましたよ。
↑駅にも大きな案内が出ていましたが、建物にはご覧のように、「シン・ゴジラ」をフィーチャーした大きなポスターが。
閉店は8/7(日)。まだ先のことのような気がしていましたが、もう残りひと月強なんですね……。閉店までにあと何回来られるかなあ……そんなことを思いながら、渋谷パルコPart 1の階段を下って地下1階へ。
【“パルコブックセンター渋谷店、「ザ・閉店セール」とコメント帯イベントが始まりました”の続きを読む】
今日は世間的には「父の日」だったはずですが、家族がパパを置いて出かけてしまい、独りで過ごすことになってしまいました(泣)。ふだんはぼっち上等、独りの休日などぜんぜん気にならないほうなんですが、「父の日」に独りで家にいるのもなんだかさびしいので、平日会社帰りに行きにくいところでも歩いてくるかなあ、と、天気はいま一つでしたが、散歩に出かけてきましたよ。
行き先は、先日blogで紹介した喫茶店、gion(ギオン)のある阿佐ヶ谷。阿佐ヶ谷には一時期住んでいたこともあって、今でも好きな街なので、たまに途中下車するのですが、最近はちょっとごぶさた気味。平日はなかなか寄れないので、今日は、本関連の場所を中心に、かつてよく歩いた北口エリア、旧中杉通り・中杉通りを歩いてみることにしました。
まずは、一部が耐震工事のために改装中の駅ビル、ダイヤ街の文公堂書店をチェック。文公堂書店については、数年前、改装リニューアルとなった際に訪問記を書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。
北口駅前に戻り、ロータリーをはさんで正面、北口駅前ビルを抜けてまっすぐ進みます。
↑ぼくが学生のころからある古本屋さん、千章堂書店。学生のころ、ここでいったいどれだけ本を買ったことか。貧乏な学生がたくさんの良書と出会うきっかけをつくってくれたお店の1つです。
【“阿佐ヶ谷、ブックスポット散歩”の続きを読む】
通勤路にツバメの巣があって、毎年、この季節は、子育ての様子を観察するのを日々の楽しみにしています。
この時期はわずか一日の差で、巣立ちを見逃しちゃったり、気づいたらいなくなっていたりすることがあります。今日は、お出かけの用事はなかったんですが、彼らの姿を見るため「だけ」に、カメラを持ってわざわざお出かけしてきました。
↑こちらが、通勤路のツバメの巣。4羽のひなが元気に育っていました。
【“巣立ちはまもなく?……通勤路のツバメたち”の続きを読む】
少し前、東京・武蔵野市(つまり近所)にできた新しい古本屋を発見しました。藤子文庫。3月にできていたらしいのに、不覚にも最近までしばらく気づきませんでした。先日、訪問してきましたよ。
場所は、五日市街道沿いで、以前、ブックオフ武蔵野緑町店(閉店)があった辺りのすぐそばです。最寄り駅はJR三鷹駅ですが、三鷹駅北口からだとけっこう歩きます。バスだと、「武蔵野営業所」「武蔵野住宅」「第五小学校前」などが最寄りになります。くわしくは三鷹駅発の関東バスの案内サイトなどをご覧になるといいでしょう。
↑こちらが外観。ちょっと和風の外観なのは、元が和菓子のお店だったからということもあるのでしょうか。小さなお店です。
【“東京・武蔵野市の新しい古本屋さん、藤子文庫を訪ねてきました”の続きを読む】
改装後、なかなか訪問できずにいた有隣堂ヨドバシAKIBA店。先日、用事のついでの、ごくごくわずかな時間ではありましたが、やっと訪問できました。
お店は、以前に比べると少し縮小になりはしましたが、もともと約460坪とかなり大きい店でしたから、縮小になったといっても、270坪もあります。商業施設内のワンフロア型書店としては、充分なサイズでしょう。実際、前の店舗のことをよく知る目で見ても、狭くなってしまってあれがない、これがない、という感じは受けませんでした。
↑こちらがフロアマップ。Bの工学、Cのコミックのあたりは、(以前とまったく同じというわけではありませんが)以前の雰囲気を残した感じになっています。
【“有隣堂ヨドバシAKIBA店、リニューアル後の様子を見てきました”の続きを読む】
しばらく前に店頭で見かけて以来ずっと気になっていたんですが、やっぱり買ってしまいました。
《知られざる傑作、埋もれた異色作を幻想怪奇・ホラー・ミステリ・SF・自伝・エンターテインメント等ジャンル問わず年代問わず、本邦初訳作品を中心に紹介する新海外文学シリーズ》だという、国書刊行会の〈ドーキー・アーカイヴ〉。
過去にも何度かふれたことがありますが、ぼくは「幻想怪奇・ホラー・ミステリ・SF」などのジャンルミックス系シリーズの代表選手の1つといっていい早川書房の『異色作家短篇集』旧版全18巻を愛してやまない、へんてこ小説好きなので、こういうシリーズの刊行はほんとにうれしいです。
【“国書刊行会の海外文学新シリーズ〈ドーキー・アーカイヴ〉がおもしろそう”の続きを読む】
カフェ&喫茶店読書好きには気になる本が出ましたよ。
巻頭特集は、『散歩の達人』20周年(おめでとうございます!)記念号第3弾ということで「喫茶100軒」。版元の内容紹介によれば、このような特集です。
《人はなぜ喫茶店やカフェに行くのか?「自分だけの特別な時間を過ごすため」、あるいは「誰かと特別な時間を過ごすため」――答えはそのどちらかだと思います。20周年企画の最終号に登場するのは、喫茶やカフェの専門家、打ち合わせや執筆で喫茶店を日常的に使う人、そして喫茶店が好きで何らかの道をきわめたスペシャリストなどです。喫茶時間をどう過ごすか、という命題に勝利したものが人生の勝者になる!などという大げさな話ではありませんが、日々の小さな“特別”の積み重ねが、いずれ大きな成果につながる……というのも、愉快な話だと思います》。
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