麻生久美子の表紙が涼しげな今月の秘宝。
中川翔子の連載については以前にもふれたことがありますが、いやはや、この人すごいなあ。今回は戦隊もの(ゴレンジャーに始まる、○○ジャーのあれです)への愛を語りまくっているのですが、なんだかものすごいことになってます。そもそも、芸能界入りのきっかけが戦隊ものへの憧れだったんだそうで、当然、その思い入れは相当なもの。歴代のピンク(戦隊の紅一点)のふりをすべて覚えてオーディションに臨んだところ、本物のオタクが来たとドン引きされて、4回も連続で落ちた話などが語られています。いやあ、いい話だなあ(笑)。
さて、今はこんな本を読んでいます。
帯には、こんな文字が躍ります。《なぜ蛾の姿なのか?/あの歌の意味はなにか?/ゴジラとどこが違うのか?/多くの謎が、いま解き明かされる!》
引用しながら思わず笑ってしまいました。いい年して怪獣大好きなぼくのようなのはいいとして、新書の一般的な読者層にとって、これってぜひ解き明かしてほしい謎なんでしょうか(苦笑)。なんだかこの新書の刷り部数が気になってしまいます。だって、別にモスラの新作が来るという話も聞かないし、テレビでも最近放映されてないし、だいたい原作の単行本も品切れ・絶版だし……なんか本のテーマに“現在(いま)”な感じが欠けてるような気がするもので。
【“モスラ、秘宝……最近買った本。”の続きを読む】
巡回している本と書店関連のブログやサイトで、こんな悲しいニュースを知りました。「書肆アクセス:地方出版の専門書店、閉店へ」。
ご存じの方には説明不要の店ですが、書肆アクセスとは、同記事にある通り、「地方の小規模出版社の本を集めたユニークな書店」。本の街、神保町でも、地方出版物を専門に扱う店としては唯一の存在、すずらん通りの顔の1つです。ぼくも、ほぼ毎日、店頭をのぞいています。これまでに紹介した本には、岡崎武志さんのサイン本、など、このお店で購入した本がたくさんあります。前回紹介した、高倉美恵さんの『書店員タカクラの、本と本屋の日々。…ときどき育児』(書肆侃侃房)もここで購入した本です。その本を取り上げた次の回で、まさか閉店についてふれることになるとは……。
閉店は、今年11月中旬予定とのこと。ただただ残念、今のところショックでそれ以上の感想が出てきません。とにかく、11月のその日までは、書肆アクセスがすずらん通りにあるかぎりは、やはりこれまでと同じく、毎日のようにお店を訪ね、そして本を買おう、そう思うのであります。
昨年から今年にかけて、書店関連本に興味深い内容のものが続けて出てきています。これまでも、『ABC青山ブックセンターの再生』、『希望の書店論』、『書店ほどたのしい商売はない』などを取り上げましたが、きちんと読んで紹介するのが追いつかないぐらいです。ほかに、ちょうど休筆期間中に読んだ本で、紹介の機会を逸していたのがありますので、あらためて取り上げます。
- 高倉美恵『書店員タカクラの、本と本屋の日々。…ときどき育児』(書肆侃侃房)
福岡でかれこれ20年以上書店員をされているタカクラさんが、新聞などに発表したコラムをまとめたもの。まえがきに、《私が店頭で出会った本や出来事が、みっちり詰まっているので、本と本屋さんという空間が大好きな人に、ぜひ読んでいただきたい》とあるのですが、まさに「本と本屋さんという空間が大好きな人」にぴったりな中身の1冊になっています。
新聞などのコラムが多いせいか1つ1つの文章が短く、テーマも、おかたい書店論(そういうのはそういうので、ぼくは好きなんですが)的なものではなく、本屋と本にまつわる日常的なことが多く取り上げられていますので、どこからでも気軽に読めそうです。
ただ、気軽に読めるといっても、中身がうすいわけではありません。長く本を見てきた書店員ならではの観察に支えられた文章が、そこここちりばめられていて、うならされます。ぼくは本に線が引けないので、付箋をぺたぺた貼りながら読むのですが、あっという間に付箋だらけ。今も、付箋箇所を拾い読みしながら、この文章を書いているのですが、やっぱりおもしろい。『希望の書店論』のときのように、気になる箇所を列記してもいいのだけれど、この本は、1つの文章が短いし、キャッチーな小見出しがついているので、店頭で手にされれば、いくつもおもしろそうな箇所にぶつかることでしょう。ですので、ぜひ実際に店頭でぱらぱらやってみていただきたいと思います。
【“本と本屋の日々……おもしろ書店本の紹介です”の続きを読む】
久々に1日2本投稿です。映画の話題が続きます。
さて、今日7/21から公開開始の作品を含め、この夏~秋は、ホラーとその周辺に興味深い作品がたくさんラインナップされています。空犬通信強烈プッシュの作品も含まれていますので、今回はホラー限定で、いくつかご紹介します。まずはずらりとリストアップしてみます。
以下、チラシの図柄だけでも、苦手な人なら失神しそうなゴアな作品が含まれていますので、非ホラー者のみなさんは続きはお読みになりませんように。
【“夏です、ホラーの季節です”の続きを読む】
2本続けて、映画の話題です。
リンチの新作『インランド・エンパイア』の公開、今日からですね。
『マルホランド・ドライブ』から待たされること5年以上。お待ちしておりましたよ、ほんとに。チラシの裏には《『ロスト・ハイウェイ』よりも不条理で、『ブルー・ベルベット』に劣らない妖艶さと『ワイルド・アット・ハート』を越える衝撃を持ち》云々などとありますから、これは期待せずにはいられません。リンチ者のみなさんは、全速力で映画館(東京では、恵比寿ガーデンシネマ)にかけつけてください。
ところで、今年2007年は、リンチの初長編『イレイザーヘッド』から30周年なんだそうです。なんか記念イヤーとしては微妙だけどね、これ……。
こんな本を買いました。
- KAWADE夢の手帖『中井英夫 虚実の間に生きた作家』(河出書房新社)
なんでも、単行本未収録作品の掲載ありだとか。であれば、買わないわけにはいきませんよね。目次には興味深い名前が並んでいるのですが、あれ、グレゴリ青山まで稿を寄せているではありませんか。6/3の日記で紹介、その後くわしく取り上げると言っておきながらそのままになっている(すみません……)、『ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記』の作者ですね。で、当該のページを見ると、なるほど、同書からの転載でした。
◆今日のBGM◆
- Stanley Smith『In the Land of Dreams』
57歳にしてソロデビュー。これがいい具合に枯れていて、とっても気持ちいい音楽です。歌とギターのほかに、クラリネットも手がけています。
ちなみに、本作、知り合いで吉祥寺飲み友だちのデザイナーIさんから薦められたもの。大当たりでした。Iさんは、ぼくがここ十数年で初めて出会ったアナログレコード聴き。仕事の打ち合わせのたびに、流行やチャートから100万光年かけ離れた音楽談義で盛り上がりまくっています。
最近買った文庫、ずらりといきます。
- 安岡章太郎『鏡川』(新潮文庫)
- 上原隆『雨の日と月曜日は』(新潮文庫)
- 安部公房『飢餓同盟』(新潮文庫)
- 佐野眞一『だれが「本」を殺すのか』上下(新潮文庫)
- 野見山暁治『四百字のデッサン』(河出文庫)
- 野尻抱影『星三百六十五夜 夏』(中公文庫BIBLIO)
- 野尻抱影『続 星と伝説』(中公文庫BIBLIO)
- 辻原登『枯葉の中の青い炎』上下(新潮文庫)
- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(集英社文庫)
上の新潮文庫4点5冊はすべて、くすみ書房の「新潮文庫の売れない1000点」コーナーから抜いてきたもの。安部公房は何度目かの購入。Amazonの画像は、格好よくなった最近のカバーですが、ぼくが購入したのは安部真知のイラストのもの。安部公房はやっぱりこっちでないと雰囲気が出ませんね。
『だれが「本」を』は親本をサイン本で所有していて、しかも、Webからダウンロードした索引を貼り付け、付箋だらけ線引きだらけにして読み込んだ本なので、文庫になっても買うまいと思っていたのですが、このコーナーで出会ってしまっては買わないわけにはいかんでしょう。はあ、この文庫が「売れない」文庫扱いとは……別にぼくが買ってなかったからというわけではないけれど、なんだか猛省を強いられた気分です。今さらなんですが、単行本にない加筆部分があるうえ、索引も充実、単行本の読者でも持っていて損のない、まさに完全版になっていますので、単行本所有者にもおすすめです。
【“本コロ、星、銀河鉄道、青い炎……最近買った文庫たち。”の続きを読む】
先日、所用があって札幌に行ってきました。そのついでに、本ブログで何度も紹介してきたくすみ書房を訪問してきました。
いずれ「吉っ読」のサイトかブログに詳細なレポートを挙げる予定ですが、くすみ書房を応援したい本通信としても報告しないわけにはいきません。マスコミの記事で紹介されているようなフェアの話などは省いて、店内の様子を中心に、ごく簡単に、訪問記のようなものをまとめてみます。
くすみ書房は、札幌市内、札幌駅から地下鉄で数駅、20分ほどの街、琴似にあります。琴似は、地下鉄駅の上にはダイエーがあり、駅の周りに小規模な商店街があるという、ごくふつうの街。その琴似駅から徒歩数分のところにくすみ書房は位置しています。商圏の規模といい、書店自体の感じといい、いわゆる“街の本屋さん”ですね。ところが、店内に一歩足を踏み入れると、そこには、ふつうの本屋さんではまず見ることのない、棚の様子が目にとびこんできます。
店内右奥の壁際には、新聞報道などで有名になった「オヤジのおせっかい」などのフェア関係がずらりと並んでいます。ガイドブックは、うまく説明できませんが、円錐形のような丸く本をさせるラックにおさまっています。新刊平台のすぐ脇、ふつうなら売れ線の本を面出しにしたくなるようなところで、東大出版会の本の小フェアが展開中。店の中央の大きな台には、なんと、ありえないことに、中公文庫と岩波文庫がずらり。コミックのコーナーはありません。……ここ、ほんとに街の本屋さん?
上の写真を見てください。ダカーポや朝日新聞の記事で知ってはいましたが、実際にこんなポスターが貼ってあるのを目にすると、かなりのインパクトです。「売れない文庫フェア」だけでもけっこうな客を驚かすに十分な内容ですが、その周りを、「……文庫全点フェア」「……文庫ほぼ全点フェア」が取り囲んでいます。全点がちくま、岩波、ほぼ全点が河出、中公と、いずれも街の本屋さんなら泣く泣く削るもしかたなし、といった文庫たちです。
ダカーポなどの記事で読んだときにいちばん不思議に思ったのが、全点フェアでも「面出し」にしている、という点でした。ふつうに考えて、まず物理的に不可能です。で、この写真をどうぞ。
【“くすみ書房はやっぱりすごかった!”の続きを読む】
久しぶりに映画の話題です。「エロチック乱歩」と題された、乱歩者必見の映画2本が渋谷で上映中です。
- 『人間椅子』(監督:佐藤圭作)
- 『屋根裏の散歩者』(監督:三原光尋)
公式サイトはこちら。上映館は、シアターN渋谷、上映期間は、『人間椅子』が7/14(土)~7/20(金)、『屋根裏』が7/21(土)~7/27(金)。週替わりでレイトショーのみと、作品を観るチャンスは非常に限られています。乱歩者は全速力で渋谷にかけつけてください。
以下、感想をごく簡単に記します。ほめる、持ち上げるが原則の本ブログですが、敬愛する乱歩の関連作品ゆえ、評価も少し厳しめということで、多少辛口のコメントが含まれます。また、内容の一部にふれていますので、これからご覧になる予定の方は、続きはお読みにならないでください。
【“人間椅子、屋根裏散歩……乱歩映画×2が上映中です”の続きを読む】
いやはや、すごいことになってきました。
先週木曜発売の、2007年7月5日付け『新文化』に、なんと「吉っ読」が取り上げられました。記事は、「吉祥寺の街を一つの巨大な書店に!」と題され、写真までありです。大変です。
一般の方はご存じないかもしれませんが、『新文化』は、「出版業界唯一」を名乗る業界専門紙。創刊50年を超えていますから、「老舗の」をつけてもいいでしょう。出版業界、書店業界の話題満載の中身は、この業界に身を置く以上、必ずチェックしておきたいところです。出版業界の話題はともかく、書店関係がこれだけくわしいソースはほかにはまずありませんから、空犬にとっても大変重宝な存在です。紙版は毎週、オンライン版も週に2、3回必ずチェックを欠かしません。
そんな業界紙に、「吉っ読」が取り上げられたわけです。いやはや。『新文化』のオンライン版に会長の花本氏が連載を持っているなど、「吉っ読」との縁はその前からあったとはいえ、現時点で、活動の中身は実質的に何もない、半素人集団に過ぎないこの会のキックオフが、このような記事、しかも写真入りで紹介されるというのは異例のこと、破格の扱いと言っていいでしょう。ずっと読んできているぼくも、このような書店の集まりが紹介されたケースは、まず記憶にありません。
夏の文庫フェアに、大賞に、Webサイトにと、活動の予定なども、くわしく紹介されています。こうなると、当然のことながら、簡単に「やーめた」「ダメだった」というわけにはいきませんね(もちろん、もとよりそんな気持ちはありませんが)。大変なプレッシャーです。プレッシャーですが、これは、エールであり、応援なのだとプラスに考え、「吉っ読」を一歩前に進める原動力にしてきければなあと思っています。
ところで、「吉っ読」のブログ、「吉っ読日記」ができました。最近は、「吉っ読」およびその延長の書店ネタに偏っていましたので、今後、その関係は、「吉っ読日記」に書くことにして、この空犬通信は、以前の、超趣味的な内容に戻したいと思います。「吉っ読日記」では、フェアの案内やお店の様子、本の紹介など、空犬だけでなく、「吉っ読」のメンバーが入れ替わり立ち替わりで、いろんな話題について発信していく予定です。空犬通信の読者の皆様、よろしければ「吉っ読日記」ものぞいてみてください。
先日、5/19の日記で紹介した東京国際ブックフェア(TIBF)が昨日5日から始まっています。空犬は、本日6日、のぞいてきました。
第14回 東京国際ブックフェア(TIBF)
会期:2007年7月5日(木)~8日(日)
会場:東京ビッグサイト
入場料:1,200円
明日の午前中に行われる書店がテーマの講演会にも行く予定なので、それも併せて後日感想をアップします。ちなみに、明日の講演会はこれ。
『書店に未来はあるのか!
大型書店から街の本屋まで、激変期の書店経営者が徹底討論』
日時:7月7日(土)10:30~12:00
パネラー:大垣書店(京都市)大垣守弘氏/フタバ図書(広島市)世良與志雄氏/豊川堂(豊橋市)高須博久氏他
コーディネーター:田辺企画 田辺聰氏
このセミナーは無料です。書店員のみなさん、および書店好きは、全速力、にはちと暑いし場所も遠いのですが、それはともかく、ぜひ駆けつけてください。
◆今日のBGM◆
- George Benson『George Benson Cookbook』
- 森村泰昌『「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ』(理論社)
- 岡田斗司夫『「世界征服」は可能か?』(ちくまプリマー新書)
モナリザに扮した表紙からいきなり森村ワールド全開です。森村さんの本は、『芸術家Mのできるまで』も、『踏みはずす美術史 私がモナ・リザになったわけ』も大好きなので、この本もこれから読むのがとても楽しみです。
ちなみに本書、理論社のYAシリーズ、「よりみちパン!セ」の1冊。すばらしい叢書ですよね、これ。最初にこのシリーズを手にしたときは、あの理論社が!とたいそう驚かされたものです(しかも、そのときの本が、みうらじゅんの『正しい保健体育』だったのでよけいに)。すでに既刊は30に届こうという点数、本好きの間でも、書店の棚にも、すっかり定着した感がありますね。この成功を見てのことか、よそから類似のシリーズが出たのも、この叢書の質や存在感を保証するものと言えるかも。これからもユニークな著者とテーマの組み合わせで、じゃんじゃん続けていってほしいものです。
で、今回言及したいのは『世界征服』のほうです。いやあ、これおもしろいです!
「世界征服」……魅力的な響きですよねえ。男子ならまず10人中13人ぐらいが一度は夢想したことがあるはずです。まあ、あんまり真剣に取り組んだりはしてほしくないですが。
【“世界征服、「美しい」……最近買った本たち。”の続きを読む】
神保町を代表する大型書店の1つ、三省堂書店。長らく「神田本店」を名乗ってきた同店が、「神保町本店」という名前で、7/1、リニューアルオープンとなりました。「三省堂書店神田本店が「神保町本店」としてリニューアルOPEN!」。詳細は、同店のサイト、「神保町本店リニューアルオープン」で。
とくに3、4、5階が変わったとのことなので、早速のぞいてきました。各フロアの様子はサイトでもくわしく紹介されていますから、ここでは略しますが、棚が新しいものに入れ替わり、全体に明るく、垢抜けた雰囲気になっています。面での陳列が増え、ディスプレイにもそこここに工夫がこらされていて、以前に比べると、同じフロアなのに、ずいぶんすっきりして見えます。それでいて、在庫量は少しアップしたといいますから、場所の使い方に工夫がなされたのでしょう。東京近郊の書店好きのみなさんは、ぜひお店の様子をご自分の目でたしかめてみてください。
リニューアル記念イベントもいくつか用意されているようですが、なかでも空犬通信的に注目したいのは、これ。「柳下毅一郎さん・滝本誠さんトークショー「ゴーレム降臨! アルフレッド・ベスターに始まるSF史」。あまりにマニアックな内容に、一見冗談かと思いましたが、いやはや、ほんとなんですね、これ。ABCのイベントじゃなくて、三省堂書店本店ですからね。なかなか驚きです。
【“三省堂書店「神保町店」オープン、そしてA・ベスターのこと”の続きを読む】
本好き、とくに古本好きにとって、夏と言えば、古書展・古本市の季節でもありますね。都内のもので、手元に目録が届いているのが2つありますので、ご紹介します。
松坂屋夏の古本フェスタ
「銀座ブックバザール」
会期:7月11日(水)~16日(月)
会場:銀座松坂屋7F催事場
松屋浅草第12回古本まつり
会期:7月18日(水)~23日(月)
会場:松屋浅草7F大催場
都内では、伊勢丹や小田急など、デパートの比較的規模の大きいものがなくなってしまって早数年、件数や内容ではずいぶんさびしいものになりましたね。一方で、最近になって新しく生まれ、早くも定着しそうな予感の、この「銀座ブックバザール」のような例もあります。夏の風物詩といっていいデパートの古本市、なくなってしまったりがないよう、古本者はせっせと通って応援したいものです。
東京以外のだけではなんですので、あと2つ、目録が届いているものを紹介します。
第11回歴史をひも解く古書展
会期:7月11日(水)~24日(火)
会場:丸善岡山シンフォニービル店・表町ギャラリー
第29回丸栄古書即売会
会期:7月12日(木)~18日(水)
会場:名古屋丸栄スカイル8F催事場
【“夏と言えば古書展の季節です”の続きを読む】
| ホーム |