野鳥好きにはたまらない、こんな本を先日購入しました。
- 工作舎編『鳥の巻 天地を舞う 江戸博物文庫』(工作舎)
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『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)の書評が出ました。
数ある本屋フリペのなかでも、本への愛情と1枚にこめられた情報量ではもしかしたらいちばんかもしれない……読んでいると、そんなふうに思えてくるのが「ぶんこでいず」。発行は大阪・寝屋川市にあるTSUTAYA寝屋川駅前店で、フリペを手がけているのは、同店の文庫担当、ねこ村さん。
「ぶんこでいず」については、版元ドットコムの連載「本屋フリペの楽しみ方」で取り上げましたので、そちらをご覧ください。
その連載にも書きましたが、「ぶんこでいず」は残念ながら2017年1月に発行された号をもって終刊となってしまいます。ちなみに、「ぶんこでいず」が終刊になるのは、ねこ村さんがお店を離れることになったため。
フリペを長く手がけてきたねこ村さんは、同店の文庫・文芸書担当で、お店の棚をフリペと同じテイストで、楽しくにぎやかに飾ってきました。つまり、そのねこ村さんがお店を離れるということは、ねこ村さんが手をかけてきた文庫や文芸の棚も変わってしまう、ということになります。当方が訪問したときは、すでにねこ村さんが自分で作られたPOPやチラシなどの整理・処分を始めていたところでしたが、まだ棚のあちこちに「ねこ村」印が濃厚に残っていましたので、店内の様子を撮影させてもらいました。
というわけで、今回は、「ぶんこでいず」発行店、TSUTAYA寝屋川駅前店の店内のうち、主にねこ村さんが手がけてきた文庫・文芸書棚の様子を、写真中心で紹介したいと思います。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は2016年11月末ごろの様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)
『世界の夢の本屋さん2』(エクスナレッジ)他、海外の書店紹介本でおなじみの清水玲奈さんによる、こんなすてきな書店訪問記がDOTPLACEにアップされています。
《ロンドン中心部まで地下鉄で30分ほどの距離にあるチジック地区(Chiswick)》という住宅街の、《子ども服のブティックやチャリティーショップ、フランス風のビストロなどが軒を連ねる商店街の一角》にあるという、小見出しによれば《ロンドンで最も新しい本屋さん》、「W4 ラヴ・ブックス」が紹介されています。
ちょっと変わった名前に見えますが、《「W4(店のあるチジック近辺の郵便番号)は本が好き」という意味》だそうです。
年初に、こんなうれしい記事に出会いました。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年、とくに後半は、この3年ほどかかりきりだった本の作業と、刊行後の一連のイベントに時間と気力と体力を使い切ってしまい、その分、読書量が大幅に減ってしまった感じでした。
今年は、「書く」のほうで大きな予定もありませんから、少し控え目にして、もう少し「読む」のほうに、きちんと時間をかけて取り組もうと思っています。