しばらく前から本屋好きの間では話題になっていながら、なかなか手にする機会がなかった『御書印帖』。遅ればせながら、BOOKSルーエでゲットしました。
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しばらく前から本屋好きの間では話題になっていながら、なかなか手にする機会がなかった『御書印帖』。遅ればせながら、BOOKSルーエでゲットしました。
根っからのインドア派なもので、おこもりだの巣ごもりだのはまったく苦ではなく、むしろ読書や音楽の時間がいつもよりとれていいかも、くらいな感じなんですが、ふだんから多めに発現気味の現実逃避欲がこのところのウイルス騒ぎや自粛ムードで妙に増大していたりするもので、巣ごもり中の読書も、なるべく現在(いま)と無関係なもの、非日常的なものを(って、ふだんもそういう傾向にあるのですが)と、そんなことになっています。
【“神保町の夢野書店と、野鳥のハンコ”の続きを読む】小中学校の休校の影響によるドリルや児童書の需要で、リアル書店がいちになく賑わっているとされていますが、その一方で、多くの書店の閉店が報じられています。
子どものころに親しんだジュブナイルミステリやジュブナイルSFの数々。あれらがなかったら、こんな本読みにはなっていなかったろうなあ。
このシリーズの案内を見ながら、そんなことを考えていました。
しみじみと心に残る作品でした。